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国際政治・世界事情

3451チバQ:2011/11/26(土) 11:51:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111125-00000099-san-int

イエメン、サレハ大統領退陣合意 残る影響力、やまぬ衝突
産経新聞 11月25日(金)7時55分配信

 ■反体制派はデモ継続、5人死亡

 【カイロ=大内清】反体制派と政権側との対立が続くイエメンの首都サヌアで24日、政権支持派とみられる男らが反体制派デモ隊を襲撃し、少なくとも5人が死亡、多数が負傷した。ロイター通信などが伝えた。同国のサレハ大統領は23日、隣国サウジアラビアなどで作る湾岸協力会議(GCC)の仲介案に署名、辞任に同意したが、反体制派はあくまでも即時退陣を求めてデモを継続しており、不安定な情勢が長期化する懸念が強まっている。

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 同氏が実際に失脚すれば、中東・北アフリカに民衆デモが広がった「アラブの春」での政権崩壊はチュニジア、エジプト、リビアに続き4カ国目。

 ただ、サレハ氏は政府や軍の中枢に息子ら親族を多数配置することで影響力を残しており、それらを通じて権力維持を画策する可能性も否定はできない。

 サウジの首都リヤドで23日、同国のアブドラ国王と並び署名式に臨んだサレハ氏は「野党と協力関係を築き、ともに国の再建を進めていく」などと述べ、ときには笑顔さえ浮かべた。今後も政局に積極的に関与する意向のようだ。

 仲介案によると、サレハ氏は、自身や家族への訴追免除と引き換えにハディ副大統領に権限を移譲、ハディ氏は野党の参加する挙国一致内閣を樹立し、3カ月以内に事実上の信任投票を経て暫定大統領に就く。同案ではその間、サレハ氏が「名誉大統領」にとどまるとしており、同氏のメンツに最大限、配慮した内容だといえる。

 これに対し、今年1月以来、サヌアなどで座り込みを続けるデモ隊は、デモ弾圧の最高責任者であるサレハ氏を厳罰に処すべきだと主張。同氏の影響力を完全に排除するまでは一歩も引かない構えをみせており、すでに仲介案に同意している野党勢力との溝も深まっている。

 さらに、部族社会である同国では、部族間の利害調整役だったサレハ氏が失脚すれば、部族同士による今後の政局での主導権争いが激化するおそれがある。混乱拡大により、同国を拠点とするイスラム武装組織「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」が勢力を伸ばす懸念も拭えない。

 一方、国連の潘基文事務総長は23日、サレハ氏が署名後、けがの治療のために米ニューヨークを訪問する予定だと明かした。サレハ氏は6月、反体制派によるものとみられる攻撃で重度のやけどを負い、サウジで手術を受けていた。


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