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国際政治・世界事情

3125チバQ:2011/09/29(木) 23:25:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110928-00000110-mai-int
<パレスチナ>米、拒否権回避へ攻勢 国連加盟問題
毎日新聞 9月28日(水)22時23分配信

 【ニューヨーク山科武司】国連安全保障理事会は28日、パレスチナの国連加盟申請を、担当の委員会である承認委員会に付託した。パレスチナは安保理で必要な9カ国以上の賛成獲得に自信をみせるが、拒否権の行使を回避したい米国は態度未定の理事国に反対を働きかけ、激しい国連外交が展開されている。

 「我々を承認する理事国が9カ国はある」。加盟申請前の21日、パレスチナ自治政府のシャース議長顧問は胸を張った。9カ国とは中露印、レバノン、南アフリカ、ブラジル、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ガボン、ナイジェリア。顧問は「一般討論演説を聴くと英仏も支持してくれている」と述べた。

 加盟承認は安保理(15カ国)からの勧告に基づき、総会(加盟193カ国)の3分の2以上の賛成で行われる。勧告には9理事国以上が賛成し、かつ5常任理事国が反対(拒否権行使)しないことが条件。パレスチナの一方的な加盟が中東和平に悪影響を及ぼすと考える米国は拒否権行使を明言しているが、可能な限り行使しないため賛成が9カ国に達しないよう望んでいる。

 こうした中、理事国の姿勢はパレスチナの楽観的な見方とはやや違うようだ。各種メディアによると、反対は米独。メルケル独首相は8月、公開書簡で一方的なパレスチナ加盟に反対を示した。米軍基地を多数抱える安全保障上の問題に加え、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の過去からイスラエルに配慮したとみられる。

 一方、賛成とみられるのは中露など6カ国。中国は今月上旬、支持を表明。インドはパレスチナが「独立」を宣言した88年に、非アラブ諸国では最も早く「国家」として承認している。いずれもパレスチナ支持を手がかりに中東との関係を強める思惑がある。

 微妙なのが英仏だ。リビアでの北大西洋条約機構(NATO)の空爆を主導して中東民主化を支援するが、中東和平では米国と同様「イスラエルとパレスチナの直接交渉」を支持する。安保理協議とは別に米露、国連、欧州連合(EU)の4者の仲介による和平交渉が進展し、パレスチナ加盟を強行せずに済む環境を期待している。

 パレスチナのマンスール国連大使は26日、「多くの国が圧力を受けている」と語り、態度未定とみられるガボン、ナイジェリア、ボスニアに使節団を送る考えを示した。


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