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国際政治・世界事情

3017チバQ:2011/09/13(火) 22:39:40
>>3002
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110913/mds11091322000007-n1.htm
「アラブの春」の3カ国歴訪 トルコ首相 新体制との関係構築 イスラエルは注視
2011.9.13 21:58 (1/2ページ)
 【カイロ=佐藤貴生】トルコのエルドアン首相は12日からエジプト、チュニジア、リビアの3カ国歴訪を始めた。いずれも「アラブの春」と呼ばれる民主化運動で長期にわたる強権支配が崩壊した国々で、新体制との関係強化を図る一方、中東・北アフリカにおける存在感を示す狙いがある。エジプトとトルコはともにイスラエルとの関係が悪化しており、エルドアン首相のエジプト訪問はイスラエルや米国も注視しているもようだ。

 エルドアン首相は12日夜、エジプトの首都カイロに到着し、空港で若者ら数千人の出迎えを受けた。カイロでの報道によると、トルコ首相のエジプト訪問は15年ぶり。暫定統治を担う軍最高評議会のタンタウィ議長やシャラフ首相と会談し、「戦略的協力」を掲げた政治宣言のほか貿易促進などの合意文書に署名する見通しだ。

 イスラエルにとって、エジプトはヨルダンと並び、アラブ諸国で平和条約を締結している数少ない友好国。だが、ここにきて民衆の反イスラエル感情が高まっている。8月には両国国境付近で、過激派を追跡していたイスラエル軍の攻撃でエジプト国境警備要員5人が死亡。今月9日には、カイロのイスラエル大使館が入居するビルを民衆が襲撃する騒ぎが起きた。

 一方のトルコは、パレスチナ自治区向け物資を積んだ船団をイスラエル軍が拿捕(だほ)したさいの銃撃戦で、トルコ人9人が死亡した昨年5月以降、イスラエルとの関係が悪化。

 今月2日には、謝罪を拒否したイスラエルの駐トルコ大使を国外退去に処し、エルドアン首相も「(イスラエル軍の)攻撃は公海上で行われ、事実上、戦争の原因(になる行為)だ」と批判している。

 こうした情勢下でのエジプト訪問について、「トルコはアラブ地域で高まる反イスラエル感情を、自国の宣伝に使っている」との専門家の見方も出ている。

 ロイター通信によると、エルドアン首相はエジプトに続き14日にチュニジア、15日にはリビアを訪問する見通しだ。外国の首相級によるリビア訪問は、カダフィ政権崩壊以来初めて。

 首相が訪問する3カ国は、かつてオスマン帝国の支配を受けていたことでも共通している。イスラム色の濃いトルコの現政権には、新体制下の3カ国といち早く政治、経済的な関係を築き、地域での影響力浸透を目指す狙いがあるとみられる。


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