したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

1650チバQ:2010/10/03(日) 19:34:02
>>1647
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101003/fnc1010031906003-n1.htm
横浜APEC、日本の調整力に不安 米中利害対立で面目丸つぶれも (1/2ページ)
2010.10.3 19:05

APEC中小企業担当相会合終了後、記念撮影に臨む中国工業情報省の朱宏任氏(前列右)と大畠経産相(前列左)ら=3日午後、岐阜市の長良川国際会議場 15年ぶりに日本が議長国を務めるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が、11月に横浜市で開かれる。沖縄・尖閣諸島近海での中国船衝突事件で対立が深まった中国の首脳も主席するため、「関係正常化に向けた格好の舞台」との期待は大きい。ただ、主要議題である域内経済連携をめぐる米中の主導権争いが予想される中、調整役を果たせず、議長国としての面目が丸つぶれとなる懸念もぬぐえない。

 首脳会議に向け、岐阜市で3日まで開かれたAPEC中小企業担当相会合。議長の大畠章宏経済産業相は、中国代表の朱宏任・工業信息化部総工程師(次官級)に積極的に話しかけ、笑顔で握手するなど、関係改善をアピールするのに余念がなかった。会合と並行し首脳会議に向けた事務的な調整も行われたという。

 9月下旬の観光相会合では、中国代表が歓迎レセプションや会見を欠席したが、経産省関係者は「終始、友好的だった」と胸をなで下ろす。

 首脳会議にはオバマ米大統領のほか、通常なら中国からは胡錦濤国家主席が出席し、議長の菅直人首相との会談も行われる。政府関係者は「政治的な問題と切り離し、互いの経済利益という観点から関係を前進させたい」と意気込む。

 ただ、横浜会議の成否は予断を許さない。今回の会議は、日本が提唱し2020年の実現を目指す「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」に向けた道筋を付けられるかが最大の焦点となる。

 しかし、中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)に日中韓を加えた「ASEANプラス3」を重視。一方、米国は自らが主導するアジア・オセアニアと南米諸国の計8国で協議している「環太平洋パートナーシップ(TPP)」をベースにすることを主張し、利害が対立している。

 米中間には、人民元の切り上げ問題という懸案事項もある。

 日本は、域内連携ではより広い米国のTPPを支持し、人民元でも共闘してきた。「尖閣事件での日本支持で米国に借りができたことも交渉に影響する」(関係筋)との見方もある。

 これに対し、中国は尖閣事件の事実上の報復措置としてレアアース(希土類)の輸出規制を利用したように、「日本の弱腰を見透かし、経済大国としての存在感を前面に打ち出してくる」(同)のは必至だ。

 米中が激しい主導権争いを繰り広げる中、政治的にも外交力が低下した日本が議長国の責務を果たすのは極めて厳しい状況だ。(滝川麻衣子)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板