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国際政治・世界事情

1578チバQ:2010/09/05(日) 01:19:15
>>1571
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100905k0000m030029000c.html
内閣不在:オランダ、ベルギーで長期化か 連立交渉決裂で
 【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)の中核国であるベルギーとオランダで3日、主要政党による連立交渉が決裂、6月の両国総選挙以来、3カ月近くに及ぶ「内閣不在状態」がさらに長期化する見通しとなった。両国の政治が一層混迷するのは必至で、ユーロ危機に対処するための財政再建策の実施に支障が出る可能性もある。

 ベルギーの混迷の原因は北部オランダ語圏と南部フランス語圏の対立。7月以来、首相候補として連立交渉を主導してきたフランス語圏社会党のディ・ルポ党首が3日、交渉決裂を受け、国王アルベール2世に辞表を提出した。辞表は「国王預かり」となったが、交渉の仕切り直しは避けられない情勢だ。

 最大の障害は首都ブリュッセルの扱い。地理的には北部に属するが、フランス語系住民が大半のため、フランス語圏政党は手厚い国庫補助金の交付を求めている。一方、豊かなオランダ語圏の分離独立を掲げる民族主義派政党の新フラームス同盟は、首都の行政機構改革が先決と主張している。

 新フラームス同盟は各地域が経済力に応じて暮らすべきだとの論理を展開しており、フランス語圏政党には格差拡大への警戒心が強い。今後、(1)難局打開を目指す賢人会議の設置(2)連立交渉に参加する政党の組み替え−−などが想定されるが、政治混乱が長引けば、ベルギー経済・金融の足かせとなる可能性が強まる。

 オランダではイスラム移民の排斥を主張する極右政党・自由党が3日、自由民主党、キリスト教民主勢力の中道右派2党との連立協議から離脱した。中道右派2党の少数内閣を自由党が閣外協力で支える構想だったが、キリスト教民主勢力内で自由党の参加に反対論が浮上、話し合いがまとまらなくなった。

 これにより、現在の暫定内閣による来年度予算案の国会提出が予定されている21日までに新政権が発足する可能性はほぼ消えた。6月の総選挙では歳出削減策が最大の争点だったが、新政権の発足が大幅に遅れたり、再選挙の実施となれば、重要な政策決定がずれ込み、財政再建にも影響が出るとみられる。


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