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国際政治・世界事情

1469チバQ:2010/06/14(月) 22:44:30
>>1454
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100613/mds1006132354006-n1.htm
イラン大統領選から1年 体制不満を力で封殺 改革派の失速鮮明 (1/2ページ)
2010.6.13 23:52
 【カイロ=村上大介】強硬保守派のアフマディネジャド大統領再選が大規模な反政府デモにつながったイラン大統領選挙から12日で1年が過ぎた。硬直したイスラム体制への市民の不満を引きつけた抗議行動は1979年のイラン革命後最大の規模となったが、体制側は容赦ない弾圧で封じ込めに成功、先頭に立った「改革派」の失速が顕著になっている。ただ、市民の不満はくすぶり続けており、現体制指導部は革命防衛隊など“暴力装置”への依存をさらに強めている。

 大統領再選に不正があったとするムサビ元首相、カルビ元国会議長ら改革派は今回、当局との衝突を懸念し、事前に集会中止を呼びかけた。しかし、英BBC放送などによると、テヘラン各所では12日、厳戒態勢を取る治安部隊と市民の小競り合いが発生。イラン学生通信は、91人を逮捕したとの警察発表を報じた。

 昨年の大統領選直後には数十万人規模の市民が街頭に繰り出し、当初は「選挙不正」への抗議で始まったデモは、硬直したイスラム革命体制や最高指導者ハメネイ師への批判の色を鮮明にしていった。このため、体制側はなりふり構わぬ弾圧を加え、抗議行動は市民に死者を出した昨年12月以降、ほぼ抑え込まれた。

 アフマディネジャド政権下では、大統領の出身母体、革命防衛隊が政治・経済への浸透の度を深め、80年代の対イラク戦争で体制防衛の中核を担った当時と、その性格は大きく変わった。強硬保守派の後ろ盾になるとともに、多数の関連企業を通じて体制内の経済権益も押さえつつある。

 ジャファリ革命防衛隊司令官は10日、昨年の大統領選で顕在化した「反政府扇動」が「(イランに戦争を仕掛けた)サダム・フセイン(元イラク大統領)よりもイスラム体制に大きな脅威となっている」と発言、現体制指導部の認識を強く示唆した。

 こうした認識は社会統制強化にも反映し始めているようで、これまではおおむね見逃されてきた、前髪をスカーフで隠さない女性の服装の“乱れ”への取り締まりが5月から拡大。大幅にイスラムの要素を強調する教育課程の改革も進められようとしている。

 ハメネイ師は4日に開かれた革命指導者ホメイニ師の追悼集会で「ホメイニ師に従っていたという者も、現在の行動で判断される」と演説し、自らを頂点とする現体制への忠誠を要求。そればかりか、改革派に近いとされる故ホメイニ師の孫、ハサン師が壇上に立つと、聴衆の一部から罵声が浴びせられ、演説中止に追い込まれたうえ、その光景が国営テレビで放送されるという異例の事態も起きた。


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