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文部スレ

1とはずがたり:2005/05/22(日) 12:54:46
教育一般。

文部科学省
http://www.mext.go.jp/

960とはずがたり:2008/07/08(火) 23:09:49

徹底的にやれよな。

審議監に謝礼で便宜 教頭夫婦「よく聞いた」 大分汚職
http://www.asahi.com/national/update/0707/SEB200807060014.html?ref=goo
2008年7月7日3時2分

 大分県の小学校の教員採用をめぐる汚職事件で、いずれも贈賄容疑で再逮捕された県教委義務教育課参事の矢野哲郎(52)、妻で小学校教頭のかおる(50)の両容疑者が、県警の調べに、「教育審議監に謝礼を支払えば採用で便宜を図ってもらえると、よく聞いていた」と供述していることが6日、分かった。

 矢野参事らは、収賄容疑で逮捕された元教育審議監、二宮政人容疑者(61)とは面識がなかったため、「県教委関係者に紹介してもらったうえで、長女の採用を依頼した」とも供述しているという。県警は、二宮元審議監を頂点に組織的な不正が繰り返されていた疑いもあるとみている。

 調べでは、矢野参事らは07年度の採用試験で長女の採用に便宜を図ってもらおうと06年9〜10月、二宮、同課参事の江藤勝由(52)=収賄容疑で再逮捕=の両容疑者に、それぞれ100万円相当の金券を渡した疑い。

 試験は06年7月に筆記などの1次試験、9月に面接などの2次試験があった。1次は489人が受験してうち119人が2次に進み、長女を含め41人が合格した。

 江藤参事の供述によると、1次試験の採点終了後、受験者全員の得点を記した一覧表を二宮元審議監に見せると、矢野参事夫婦の長女を含む10人前後の受験者の名前を示され、「合格ラインに入れろ」と指示されたという。江藤参事はまず1次試験の点数を水増しし、その後2次試験分も水増しして、長女を合格ラインに届かせたという。

 受験者の得点は、同課職員が2人1組でパソコンに入力し、同課人事班が採用予定者の原案を作り、義務教育課長に報告。課長から教育審議監を経て、最終的に教育長が決裁する仕組みだった。

 県警は、教員人事の責任者だった二宮元審議監が不正採用で中心的な役割を果たし、人事班での勤務が長く、採用試験の実務に通じた江藤容疑者が実際の改ざん役だったとみて、全容の解明を進めている。

 一方県警は6日、二宮元審議監と江藤参事を収賄容疑で、矢野参事夫婦を贈賄容疑で大分地検に送検した。

961とはずがたり:2008/07/08(火) 23:13:44
大分県の教育界総浚えの必要有りだなぁ。医学界と額のオーダーこそ違えどもやってることは大差ないねぇ

収賄容疑の参事に商品券 女性校長ら50万−10万円分
2008年7月8日(火)19:54
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008070801000596.html?C=S

 大分県の教員採用などをめぐる汚職事件にからみ「不正があったことを告白したい」と県警佐伯署に相談に出向いた佐伯市の小学校の女性校長ら3人が、収賄容疑で再逮捕された県教委義務教育課参事江藤勝由容疑者にそれぞれ50万−10万円分の商品券を贈っていたことが8日分かった。市教委によると、50代の男性と40代の女性教頭は各50万円分、50代の女性校長は10万円分の商品券を贈ったと説明している。

「昇任試験で県教委幹部に金品」校長・教頭ら3人が出頭
http://www.asahi.com/national/update/0708/SEB200807080008.html?ref=goo
2008年7月8日14時29分

 大分県の小学校教員の採用を巡る汚職事件で8日、同県佐伯市立小学校の校長1人と教頭2人の計3人が管理職への昇任試験で便宜を図ってもらおうとしたなどとして、「県教委の幹部に金券を渡した」などと、県警佐伯署に出頭した。県警は「3人に出頭を要請したことはなく、自ら出頭してきた。話を聞いた上で、今後事件の被疑者になりうるかどうかについて検討する」と話している。

 県教委や佐伯市教委によると、3人は7日夜、昨年行われた校長や教頭などの管理職昇任試験で便宜を図ってもらおうと、県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=5日に収賄容疑で再逮捕=に金券を渡したと、佐伯市教委に相談してきた。3人はいずれも、この春の人事異動で校長や教頭に昇任している。

 このうち教頭2人は40代の女性と50代の男性。江藤参事にそれぞれ「50万円分の金券を渡した」と話している。校長は50代の女性だが、江藤参事に依頼した内容や金券提供の有無については不明。しかし、江藤参事ら県教委幹部や学校長や教頭ら5人が逮捕された事件の報道を見て、「耐えられなくなった」などと話しているという。

 相談を受けて、佐伯市の武田隆博教育長が8日午前、3人を伴い同署に出頭。3人はそれぞれ、江藤参事に金券を渡したり、昇任試験で便宜をはかってもらうよう要請したりした経緯などについて、説明しているとみられる。

962ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/09(水) 07:34:01
 教員採用試験に端を発した大分県の汚職事件。現役の校長や
教頭が警察に出頭し、自らの昇任をめぐり、県の教育委員会幹部
に金品を渡していたことを告白したことで事件は新たな展開を
見せ始めています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    末端の教員に至るまで、昇給昇格を目当てに
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    教委のいいなりになる実態がある。国はただ
  |ヽ   | | ミ#・д・ミ/_/旦~~  教委に国の息のかかった連中を配せば良いという事だ。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l これではいつでも戦時教育体制に突入ですね。(・A・#)

08.7.8 TBS「大分教員試験汚職、校長ら3人出頭」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3895548.html
08.7.9 NHK「教員採用汚職 減点の操作も」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015772951000.html

963とはずがたり:2008/07/10(木) 11:44:58
くさっとるねぇ。。
免許更新制なんかよりももっと大事な事あったんちゃうやろか。
また点数がこんなに早く廃棄されるってのは残しておけない事情があったからとしか思えない。公文書の保存規定はどうなってんだ??

大分県教委汚職、得点かさ上げの現職教員は合格取り消しへ
2008年7月10日(木)04:24
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080709-567-OYT1T00929.html
(読売新聞)

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、わいろの見返りに採用試験で得点をかさ上げされて合格した現職教員について、同県教委は不正が確認でき次第、合格を取り消す方針を固めた。

 ただ、採用試験の解答用紙は廃棄され、パソコンや資料も警察に押収されているため、贈賄側の子女以外の対象者を独自に突き止めることができないのが現状。合格圏内に入りながら不合格となった受験者も特定不能で、いつどのような救済措置を打ち出すのか、同県教委は難しい判断を迫られている。

 事件の舞台になったのは、収賄側の同県教委の義務教育課参事・江藤勝由被告(52)が統括していた2007年度と08年度の小学校教員採用試験。

 同県警の発表では、江藤被告は08年度の試験で、贈賄側の佐伯市立小校長の浅利幾美被告(52)の長男と長女が合格するよう便宜を図った疑いで逮捕・起訴され、07年度でも、贈賄側の県教委参事の矢野哲郎被告(52)と妻で同市立小教頭のかおる容疑者(50)の長女の合格に便宜を図った疑いが持たれている。

 両年度とも470人を超える受験者のうち合格者は41人だったが、江藤被告の関係者によると、同被告はそれぞれ合格ラインに達していなかった15人前後の得点をかさ上げして合格するよう操作しており、その分、合格圏内にいた受験生が不合格になっていた。

 同県教委は、地方公務員法15条の「職員の任用は成績や能力に基づいて行う」との規定に基づき、得点をかさ上げされて合格した教師は採用時点にさかのぼって、採用を取り消すことができると判断している。

 ただ、贈賄側の子女3人も含め、現在も教壇に立っているのは計82人。ただ得点のかさ上げの詳細については、現段階では特定はほぼ不可能。不当に不合格とされた受験生への救済策も含め、同県教委の 小矢 ( こや ) 文則教育長は9日の県議会で、「法的解釈も含め検討しているが、事実関係の把握が難しく、現時点では困難」と述べ、相当の時間がかかるとみられる。

 1990年に贈収賄事件が起きた山口県では、不正に合格した受験者が特定できなかったため、合格無効や不合格者の救済などは行われなかった例もある。

964とはずがたり:2008/07/10(木) 11:49:39
いやぁ楽しそうですねぇ,教授生活。ばれたりしないんやろか。

隣人の教授(狂授?)成長記録?
http://professor-i-room.sblo.jp/
そのもとブログか?↓
http://plaza.rakuten.co.jp/kamiki20071014/

965とはずがたり:2008/07/10(木) 11:53:51
へぇ,こんな感じだったんですねぇ。
教育会と労組の闘争から和解への急展開がやや唐突な感じもするけど・・。

ペンの旅・わが半生
http://katomi.cocolog-nifty.com/07525/2007/06/post_371b_1.html
「教育県・長野」はどこへゆく

966とはずがたり:2008/07/11(金) 11:19:16

教職腐敗 悪習 合格を握る「請負人」
2008年7月11日(金)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20080711_news_001-nnp.html

 2006年9月、大分市のハモの会席料理も味わえる創作料理店の個室。大分県佐伯市の小学校教頭だった矢野哲郎容疑者(52)=贈賄容疑で再逮捕=は当時、県教委ナンバー2の教育審議監だった二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=と初めて向かい合っていた。長女が受験した小学校教員採用試験の合格発表が1カ月後に迫っていた。

 2人を仲介した中学校教頭も同席する中、矢野容疑者は50万円の商品券を差し出した。「娘のことをよろしくお願いします」。頭を下げる矢野容疑者の前で、商品券を納める二宮容疑者。うわさで聞いていた「闇の合格請負人」にたどり着いた瞬間だった。

 長女は試験に合格。二宮容疑者に、謝礼としてさらに商品券50万円分を渡した。「口利きの常態化は知っており、自分もそうしないと長女が受からないと思った」「娘を思う親心でやってしまった」。矢野容疑者は逮捕後、接見した弁護士にうなだれたという。
   ■   ■
 おびえていた。自宅で電話が鳴っただけで体をびくつかせた。「誰かが話さなくてはいけない」。今月9日夜、大分県内の公立高校に勤める40代の男性教諭は思い詰めた表情で口を開いた。

 約20年前に大分県教委に採用された。教諭になって3年目。「実は、おまえに投資をしたもんな。採用試験に合格させるためにある人に300万円を払った」

 自宅で家族と鍋を囲んでいると、小学校校長だった父親が突然、言った。ある人とは当時の県教育界の有力者だった。

 男性は衝撃を受けて腰を抜かし、救急車を呼ぶ騒ぎになったという。1度目の受験で採用されず、非常勤講師の傍ら睡眠時間を削って猛勉強し、実力で合格したと思っていたのに…。

 「なぜ父親がそんな話をしたのか」。父親は今も健在だが、その後、互いに問うことも、語ることもない。

 汚職事件の発覚後、毎朝5時に起きては新聞各紙を買いに行き、事件の記事を読む。動揺し、食欲がなくなり、1カ月間で体重は5キロ落ちた。

 学校では生徒の「うちの先生もわいろを払ったんじゃないの」とのささやきも聞く。「そんなことはないと言いたいけれど、その通り。辞めようかと本当に悩んでいる」
   ■   ■
 収賄容疑で再逮捕された県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)は「2003年度から教員の採用担当になり、成績操作を始めたが、以前から不正のうわさは聞いていた」と関係者に話しているという。

 07‐08年度の採用試験だけでも合格者82人のうち、4分の1以上が江藤容疑者による点数水増しなどによる不正な合格とみられている。

 大分県の公立小中学校の教諭は約4800人。高校は約1850人。不正はいつから、どんな規模で続いてきたのか‐。教員採用をめぐる前代未聞の汚職事件は底無しの様相を呈してきた。
   ◇   ◇
 大分県教委汚職事件。子どもを教える立場の教育者が、教職や昇任を“売買”する不正に手を染めた背景や関係者の怒りを伝える。

=2008/07/11付 西日本新聞朝刊=

967とはずがたり:2008/07/11(金) 11:26:49
やれやれ。差し引き1万円の犬も喰わない夫婦喧嘩の裁定ですかね。愛人連れて公費海外出張とは良いご身分だ。
事実でも名誉毀損で訴えられるとは良く聞くが身から出た錆の場合はだいぶ減額されるんですねぇ。

教授の暴行を高裁認定 東北大DV訴訟
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080711t13014.htm

 東北大大学院の米国人男性教授(50)からドメスティックバイオレンス(DV)を受けたとして、京都市の50代女性が教授に慰謝料など約300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は10日、一審仙台地裁に続き教授の暴行を認定し、一審の認容額(約11万円)より多い約21万円を女性に支払うよう命じた。

 一方、女性が教授の女性問題を告発する手紙を大学関係者に送ったのは名誉棄損だとして、教授が女性に1000万円の損害賠償を求めた反訴の控訴審判決では、女性に20万円の賠償を命じた。

 判決によると、教授は2006年6月20日、公費出張先のドイツ東部の遊技店で、教授の求めで出張に同行した女性と口論となり、女性を突き飛ばしてけがをさせ、腕をつかむなどして騒ぎを起こした。教授は既婚者だが、04年から女性と交際していた。

 大橋弘裁判長は「女性の手紙により教授は仕事を続ける上で痛手を被ったが、身から出たさびと言わざるを得ず、名誉棄損の損害は大きく評価できない」と指摘した。

 東北大は「判決の詳細を確認しておらず、コメントは控えたい」としている。
2008年07月11日金曜日

968小説吉田学校読者:2008/07/12(土) 09:30:35
県議に国会議員秘書の登場に、やっぱりなという感じ。

大分教員汚職 国会議員秘書も依頼 口利き10年以上前から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080712-00000064-san-soci

 大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件で、県教委幹部への依頼は県議からだけでなく国会議員の秘書からもあったことが、関係者の話で分かった。こうした“口利き”は、少なくても10年以上前から半ば公然と行われていたという。
 また、県教委が平成18〜19年の小学校教員採用試験の答案用紙や面接結果をいずれも半年後に破棄し、保存期限を10年間と定めた文書管理規定に反していたことも判明。一連の不正で不合格となった受験者への救済に影響が出そうだ。
 関係者によると、県議や国会議員秘書らからの依頼は、約10年前にはすでに行われていた。県議らは「知人が受験するので配慮してくれないか」などと依頼。県教委幹部を直接訪ねたり、ほかの職員のいる前で頼む人もいるなど口利きは公然化していたという。
 金品授受に関しても「受け取る人もいたようだ」と話している。

969荷主研究者:2008/07/13(日) 22:39:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080620t55026.htm
2008年06月20日金曜日 河北新報
立命館大と包括的協力協定 山形大

協定書に署名し、握手を交わす山形大の結城学長(左)と立命館大の川口学長

 山形大は19日、立命館大(京都市)と包括的協力協定を結んだ。山形大が山形県外の大学と連携するのは初めて。

 東京都内での締結式で、山形大の結城章夫学長が「国立と私立、山形と京都という異色の組み合わせだが、その異質性が新たな可能性を生み出す」とあいさつ。立命館大の川口清史学長は「連携によって教育の質向上につなげたい」と語った。

 本年度は結城学長が7月3日に京都市の立命館大朱雀キャンパスで、川口学長が10月17日に山形大でそれぞれ講演。秋からは学生が双方の大学を短期訪問し、授業を受ける。職員は共同の作業グループを編成し、大学が抱える問題を検討、改善案を提言する。

 将来は単位互換や国内留学も視野に入れる。結城学長は「学内には官の文化が残っており、職員の意識改革を進めるためにも私学経営のノウハウを学びたい」と話した。

970ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/14(月) 06:51:19
大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件で、贈賄の疑いで
逮捕された県教育委員会の義務教育課の参事は、警察の調べ
に「人事権を持つ2人の幹部に商品券を贈れば、より確実に
長女が合格できると思った」と供述していることがわかりま
した。警察は、複数の幹部にわいろを贈った経緯を調べて
います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    まず気になるのは全国レベルで教員採用の
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    実態はどうなのか、大学でも普通に起こって
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ いるんじゃないのかという事なんだ。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l やっぱり何かチラチラありますね。(・A・ )

08.7.14 NHK「“2人の幹部に贈れば確実”」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015875791000.html

Google 検索「教授 採用 賄賂」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%95%99%E6%8E%88%E3%80%80%E6%8E%A1%E7%94%A8%E3%80%80%E8%B3%84%E8%B3%82&lr=

971とはずがたり:2008/07/14(月) 10:33:35
長女には罪はない可能性はあるから可哀想な被害者なのかも知れないけど。。

浅利被告の長女 責任ないが… 担任復帰 揺れる学校 大分県教委汚職 ふさぎ込む児童も
2008年7月13日(日)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20080713_news_004-nnp.html

 涙を流し、ふさぎ込む子どもたち。大分県の教員採用をめぐる汚職事件で贈賄罪で起訴された同県佐伯市立小学校の校長浅利幾美被告(52)=懲戒免職処分=の長女が勤務する同市内の小学校では事件以降、混乱が続いている。長女は一時休暇を取った後、「子どもと一緒に頑張りたい」と職場に復帰した。しかし、「教師たちが信じられない」と割り切れぬ保護者もいる。信頼再構築の道のりは険しい。

 関係者によると、2008年度の採用試験での長女の成績は優秀で、県教委幹部が成績を操作することなく、上位で合格したとされる。

 4月に採用され、子どもの心をうまくとらえる能力があるとして、高学年の担任になった。3月まで浅利被告が同校の教頭を務めていただけに「熱心な教頭先生の子ども」として、児童だけでなく、保護者からも好感を持たれていた。

 ところが、6月中旬の浅利被告の逮捕後、長女が担任を務めるクラスの児童に「先生を続けるから大丈夫」と語りかけると、児童数人が涙を流したという。ある保護者は「事件をまったく教えない家庭もあるが、子どもが疑念を抱いたままにならないよう教えた。ただ、ふさぎ込む子どもがいる」と打ち明けた。

 長女は採用をめぐる金品の受け渡しを知らなかったとされる。長女と保護者が参加した懇談会では、長女を守るため県教委への嘆願書提出を求める保護者と、「まずは子どもの心のケアを話し合うべきだ」という保護者との意見がぶつかりあう場面もあった。

 長女は6月下旬から2週間休んだものの、現在は学校に戻っている。

 「長女が先生として戻ることで子どもたちは混乱する」「長女に責任はない」「教師全体が信じられない」。収まらない保護者の賛否の声。長女ばかりでなく、児童や保護者も巻き込んだ事件は、それぞれに生々しい傷跡を残しつつある。

 同校の校長は「あったことは事実として受け止め、再生へ歩むしかない」と話している。

=2008/07/13付 西日本新聞朝刊=

972とはずがたり:2008/07/14(月) 11:00:06
>>970
日本は色々独逸から制度を学んだが大学に関しては違ったんですねぇ。

私の所属する経済学の一部のグループ(まともに研究しているグループ,と自分らでは思っているんだけどw)は,英文国際雑誌(ジャーナル)への投稿を通じた研究が業績になると云う基準が定まっていて縁故とかではなく競争的に採用が決まる風通しの良い分野なんですけど,他の分野は必ずしもそうでない所も多いみたいで,理系なんかも風通しが良いかと思っていたらそうでもないようで驚いています。ジャーナルへのアクセプトが経済は難しいから銓衡基準になりうるけど理系はそれだけでは差が着かないのかも知れない。実験系の理工系はチームワークだから人格が破綻してないってのが重要なのかも知れませんけど。

また俺は嘗て何の縁故もなく京都市役所に入ったがそうあからさまに縁故な感じの人はいなかったですねぇ。まぁ全く居ないと云う事はないのかも知れませんけど,政令市クラスになるとそれ程コネとか無くても大丈夫かと思ってたら,この大分県のていたらく。教育委員会事務局で働いてましたけど教職員課とかならもっと面白い事が見れたのかも知れません。。まぁ半年強で辞めたペーペーがそんなディープな事象垣間見れたとは思わないけど。。。

ドイツの教授選考方式改革 大学の自治権拡大の意義
http://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/arcadia/0307.html
私学高等教育研究所客員研究員 潮木守一(桜美林大学大学院招聘教授)

 2006年2月、日独学長会議が開催され、筆者は私立大学の学長代理として出席した。正式会議の翌日、ごく少数のメンバーによる集中討議が行われたが、その席上、ドイツ側の学長が興味深い議論を提起した。ドイツの大学は、ごく少数の私立大学を除くとすべて国立大学で、16の州に置かれた文部省が管轄する国立機関である。大学の教授はすべて国家公務員で、なかでも正教授は終身職である。これまでドイツの大学の教授選考は大学と国家との両者が共同して行う方式がとられてきた。つまり日本の国立大学のように、教授選考は教授会の専決事項ではなかった。
 具体的にいうならば、新規の教授を採用する場合には、大学は3名の教授候補者を順位をつけて文部大臣のもとに提出する。その3名のなかから誰を選ぶかは文部大臣の権限とされてきた。文部大臣は大学側が提出するこの推薦順位に拘束されず、2位で推薦された者、あるいは3位で推薦された者を教授に選ぶことができた。さらにその上、文部大臣は大学からの推薦リストに記載されていない人物を教授に任命することもできた。あるいは推薦リストそのものを大学側に差し戻すこともできた。こうした規定は、ごく最近まで各州の高等教育法のなかに明記されていて、例えばバイエルン州の「高等教育人事法」(2006年5月23日施行)の4章18条6項には「教授の招聘は文部大臣が行う。文部大臣は推薦順位には拘束されない。文部大臣は推薦リストを差し戻すことができる」と規定されている。(http://www.stmwfk.bayern.de/downloads/hs_hochschulgesetz_hschpg_gvbl102006.pdf

973とはずがたり:2008/07/14(月) 11:00:24

 つまり日本とは対照的に、国の代表者としての文部大臣に大きな権限が与えられ、大学側にはごく限られた権限しか与えられてこなかった。おそらく教授会をもって教授選考の最終決定機関とする慣行に慣れてきた日本の国立大学教員からすれば、どうしてこういう方式が成立したのか疑問を抱くことであろう。かいつまんで説明するとこうなる。十九世紀に入るまでは教授選考は各大学の教授会が自分達だけで行っていた。それは大学の自治、学部の自治にゆだねられていた。ところがその結果何が生じたかというと、縁故人事、情実人事、賄賂人事であった。これがドイツの大学と学問を危機に陥れた。こうした危機感は大学の管理者である国家だけでなく、大学人の間でも登場し、それが教授選考方式の改革に結びついた。
 こうした苦い歴史的な体験のなかから、国家だけに任せるのではなく、また教授会だけに任せるのでもなく、両者が共同しながら教授選考を行う方式が成立した。これは両者の共同作業であるとともに、緊張関係に充ちた作業だった。
 大学の権限を制限し、国家の権限を強化することを、明確な形で主張したのは、1810年のベルリン大学創設に係わったヴィルヘルム・フォン・フンボルト(1767〜1835)であった。彼はアカデミーの会員は会員相互の選考に任せるとしても、教授の選考を大学側に任せるべきではないと主張した。彼は教授の選考権を教授会から、国家(具体的には貴族高級官僚)のもとに吸い上げた。彼の眼前では縁故人事、情実人事、賄賂人事が横行していた。彼は教授会の選考権を認めることはできなかった。
 その結果、教授選考に国側と大学側とがともに関与する方式が成立した。しかし容易に想像できるように、この方式はまかり間違えば双方の意見対立を顕在化させる危険性を多く抱えていた。事実これまで国家と大学とは教授人事をめぐって、しばしば鋭く対立した。その事例はすでに「ドイツの大学」(講談社学術文庫)、「ドイツ近代科学を支えた官僚」(中公新書E―Book)に書いたので、ここでは省略する。
 ところが最近のドイツではこの教授選考方式に新たな動きが現れだした。つまりいくつかの州で教授選考の最終決定権を文部大臣ではなく、個々の大学に置く方式に改正されるようになった。2005年5月ドイツの高等教育政策、学術科学政策面で大きな影響力をもつ学術審議会(Wissenschaftsrat)は「教授招聘方式の策定に関する提言」を行った。次第に熾烈化する国際競争のなかで、優れた教授の獲得競争に勝ち抜くには、今まで以上に、個々の大学(具体的には学長を中心とする大学管理機関)の先見性と自主性と責任が必要だと説いた。つまり大学はもはや文部省直轄の機関ではなく、独立した経営体として責任をもって教授人事を行い、大学の威信と活性化を目指して教授陣の充実に大学の運命をかけるべきだと主張した。つまりそれだけ大学の自治を強化し、大学の責任を重くする必要があるというのが、この審議会の提言の骨子である。

974とはずがたり:2008/07/14(月) 11:00:50
>>972-974
 こうした動向を受けて、バーデン・ヴュルテンブルク州(2005年1月1日の大学法)、ハンブルク州(2003年5月27日の大学法)、ノルトライン・ヴェストファーレン州(2006年10月31日の大学自由法)、ザールラント州(2004年六6月23日の大学法)では、教授招聘の最終責任者を文部大臣としてきたものを、個々の大学の学長に変更した。これまでは文部大臣が最終選考を行ってきたが、文部大臣に代わって個々の大学の学長が最終選考を行うこととなった。その結果、学長とそれを支える大学管理機関には大きな権限が与えられるとともに、重い責任が課せられることとなった。これまでの経緯から考えれば、大学は200年前の自治権を回復したということにもなる。言いかえればフンボルト以前の状態に戻ったことになる。
 冒頭に紹介した日独学長会議での席上、ドイツ側の学長は、こうした近年の改革動向を踏まえながら、なぜフンボルトは教授会に教授選考権を認めようとしなかったのか、その意味を考える必要があるとの問題提起を行った。この発言を聞いて筆者は驚いた。フンボルトなどいう名前は、この日本では過去の人物として、忘れ去られたと思っていた。ところがドイツでは依然として、フンボルトは意味を持った人物として生きている。日本では「フンボルト理念」など、過去の遺物で時代遅れの最たるものとして、一顧さえされないのに、ドイツの大学人の間では依然として、考えるべき課題を突きつけている人物として語られている。
 この学長の問題提起の背後には、以上のような最近の教授選考方式の基本的な変化があった。この変化はいわばドイツの大学がふたたびフンボルト以前の仕組みに戻ることである。まかり間違えば再び大学がギルド化して、縁故人事、情実人事、賄賂人事に堕落する危険性を抱え込むことである。こうした危険性を回避しながら、いまやドイツの大学は自らの権限と責任のもとに教授人事を行わなければならなくなった。この権限と責任がいかに重いかは、かつてのドイツの大学が陥った閉鎖性という苦い歴史的な経験を見据えない限り、見極めることはできない。いまやフンボルトが200年前に提起した課題が、この現代の大学に課せられたのである。大学は、今まで以上の重さをもって大学自らの力で、この課題に立ち向かわなければならなくなった。
 こうした制度のもとでまず問われるのは、3名の候補者を選び出す学部教授会の見識である。それとともに問われるのは、この3名のうち、どの候補者を選ぶかを決定する学長を中心とする大学管理機関の見識である。つまり大学それ自身が持っている見識が、今まで以上にその大学の運命を決することとなった。
 それではこうした見識はいかにして作られるのであろうか。それは真空のなかでは育たない。過去のさまざまな経験から大学人自身が学ぶしかない。かつて教授達だけで教授を選んでいた時、いかなる堕落が生じたのか、その具体的な生々しい歴史的事実を思い起こし、その経験から学ぶことである。それは決して過去のことではなく、現在でも将来でも十分起こりうることを認識しない限り、大学と学問の転落を免れることはできない。過去から学ばない者は、未来によって復讐される。(詳細は近刊予定の拙著「歴史としての大学(仮題)」(東信堂)を参考にしていただきたい)

975杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/07/14(月) 14:34:03
政治経済とかビジネス書だったら、自分とこに贈って欲しい希ガス。щ(゚Д゚щ)カモーン!

財政難図書館、不要本に埋まる 寄贈募るが多くは廃棄
http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY200807120078.html
2008年7月14日6時31分

 公立図書館がジレンマに陥っている。財政難のため最近は、貸し出し希望が多いベストセラー本も多数は購入できない。そこで市民から寄贈を募っているが、持ち込まれるのは引っ越しなどで不要になった本が多く、そのまま廃棄されるケースが多いのだ。関係者からは「図書館が本の処分場になっている」との嘆きも聞かれる。
 「引き取りは遠慮させてもらうかもしれません」
 甲府市の市立図書館の男性職員は、80代の女性宅を訪ねてそう説明した。本棚には、亡き夫の「形見」の本が200冊以上。「もったいなくて捨てられない」と寄贈の申し出を受けたが、引き取ったのは50冊だけだった。「専門的な教育本などが多く、図書館向きでなかった」という。
 同図書館が本の寄贈を広く市民に呼びかけ始めたのは、昨年7月。この1年間に数千冊の寄贈の申し出があったが、蔵書になったのは約千冊にとどまった。
 千葉県の市川市中央図書館には昨年度、約3万冊が持ち込まれた。そのうち蔵書になったのは約6千冊。その他の2万4千冊の大半はリサイクル市に提供し、一部は廃棄した。「寄贈のピークは3〜5月。引っ越しシーズンなんです」と担当者は話す。
 処分されるのは、汚れや傷みが目立つ本。専門書や事典、マンガも多いという。
 公立図書館が本の寄贈を募る背景には、自治体の財政難がある。日本図書館協会によると、公立図書館1館あたりの本などの購入費は、ピークだった93年度の1617万円から07年度は1020万円に。「予算が減って、5、6年前から寄贈を募る図書館が増えた」(事務局)という。
 特に集めたいのが、貸し出し希望の多いベストセラー本。経営の効率化が進む図書館では購入図書も厳しく精査され、同じ本は何十冊も買えないからだ。
 神奈川県秦野市の市立図書館は「貸し出し予約が集中している本を寄贈いただけると助かります」と昨年12月からホームページで呼びかけている。07年度の本・CDなどの購入予算は2162万円で、03年度の3463万円から4割近く減少。ここ数年は、「どんなに人気がある本でも、同じ本の購入は10冊程度まで」と徹底されている。
 同図書館の「予約ベスト10」(11日現在)をみると、「ホームレス中学生」(田村裕著)は、所蔵11冊に対し予約137人。「流星の絆(きずな)」(東野圭吾著)は、所蔵10冊に予約130人。借りるまでに半年かかる本もあるという。だが、こうした人気がある本の寄贈は「残念ながら少ない」と担当者はいう。
 なぜなのか。ある図書館の職員は「本を寄贈する人は本が好き。捨てることに罪悪感があるから、読まない本を図書館に持ってくる」とみる。別の図書館職員も「図書館が本を捨てるのを代行しているようなもの」と嘆く。
 ただ、寄贈された本を蔵書にするには、分類や表紙のカバー加工が1冊ずつ必要になる。公立図書館は職員減も進んで「これ以上、業務は増やせない」(ある図書館職員)ため、蔵書にする作業が追いつかず、倉庫に山積みにしたままの本も多いという。(高野裕介)

976ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/15(火) 07:14:26
大分県の教員採用をめぐる汚職事件で、また新たな疑惑です。
大分県教育委員会の江藤勝由容疑者がOBだけでなく、県教育
委員会の現職の幹部からも合否の操作を指示されたと、供述して
いることがわかりました。
 江藤容疑者は2007年度と2008年度の採用試験で、
合格ラインの受験者の点数を減らしたり、不合格者の点数を
増やしたりする操作を行い、合格のはずの約10人が不合格
になったとされています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    * まあ、大方の見方も同じだと思うが、オンブズマンも
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /   手を出せない巨大組織が背景にあると見て良い。
  |ヽ   | | ミ#・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 教員採用汚職の背景には戦後日本の統治活動と関連がありそう
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l です。となれば汚職は大分県だけという筈はありません。(・A・#)

08.7.15 TBS「教員汚職、現職幹部からも不正指示か」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3899768.html
08.7.15 NHK「“不正な情報 昔からあった”」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015893161000.html

*  司法も公正に動かない世界があるとすれば、これは
 日米による統治活動に関わる問題だと考えられます。
 戦後日本社会において、正しい者が不正であり、不正な
 者が正しいという『すり替え』が教育界を初め、あらゆる
 分野で意図的かつ大規模に既成事実化され、支配体制が固
 められて行った歴史的背景があると推察されます。

977とはずがたり:2008/07/15(火) 14:17:50
富山県にはこんな制度があるんですねぇ。
>児童生徒思考大会

11月に算数・数学の思考力テスト 対象は小中学生、県教委
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080715d

 県教育委員会は11月8日、小中学生を対象に算数と数学の思考力を試す「わか杉思考コンテスト」を初めて行う。富山県で50年も続く「児童生徒思考大会」と同時に実施し、同じ問題を使用する。

 昨年の全国学力テストで本県同様に上位の成績を収め、中学生数学の応用力を試す問題の正答率で本県を上回った富山県の取り組みに習い、難問に挑戦して思考力を養成する狙い。

 児童生徒思考大会は、思考力などを伸ばす目的で1957年に始まり、近年は800?900人が参加。教員とOBで組織する富山県教育会が主催し、教育会内の委員会が問題を作成する。基礎を踏まえた上で思考を試す問題は、難度の高さが特徴。試験時間は2時間だが、問題は6問程度に絞られる。

 本県には同教育会のような組織がないため、わか杉思考コンテストでは同教育会から問題を提供してもらう。県内10会場で実施。小中学生なら誰でも参加できるが、小学生の問題は5、6年程度のレベルを想定している。

 昨年の全国学力テストの算数と数学の応用力を問う問題で、本県は小学6年(全国1位)に比べて中学3年の順位(全国3位)が低かったのに対し、富山は小学6年が4位で中学3年は2位。本県とは逆に、中学生の順位の方が高かった。
(2008/07/15 09:45 更新)

978やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/17(木) 07:43:48
大分県教委汚職:「金で先生、子どもたちに何教えるのか」/口利き断り、教員の夢断念した女性
http://mainichi.jp/seibu/news/20080715sog00m040005000c.html

 大分県の教員採用事件を巡っては、十数年前から口利きによる合否調整が行われていたことが明らかになっている。約10年前、ろう学校の教諭を目指し3回受験して不合格になった女性(33)は、金による口利きの誘いを断り、夢を断念した。「お金を使って先生になって、何を子どもに教えるのか。後悔はしていないけど、悔しい」。ニュースに接するたび、やりきれない思いにとらわれるという。

 女性は高校まで大分市内で過ごし、教員養成に定評のある県外の国立大学に進学した。ろう学校を目指したのは高校時代、手話同好会でろう学校の生徒たちと交流し「子供たちの目がきれいだったから」。

 自営業の父親が体調を崩し、アルバイトと奨学金で通う学生生活。小中高、ろう学校、養護学校の教員免許を取るため、大学の授業は毎日6コマすべて埋まっていた。他の職種の就職活動をする時間もなく、教職一筋に猛勉強してすべての免許を取り、ろう学校教諭の採用試験を3回受けた。

 2回目の受験で一次試験に合格した後、母親が知人から「200万円で県会議員に頼めば採用される」と持ちかけられた。母親から「一生を左右することだから、親せき中からお金を集めれば」と打ち明けられた。が、「それで先生になって子供たちに何を教えるのか」と断った。今回の事件を耳にして「やっぱりな」と思った。

 女性の母親も悩んだ。事件発覚後、ニュースをあえて娘に知らせなかった。母親は「たくさんの善良な人が悲しい思いをした。金を持っている人が先生になるのではなく、子供たちのことを本当に考える人が先生になってほしい」と話す。

 女性は東京の大企業に契約社員で入社し、登用試験を受け正社員となったが、今も先生になりたい気持ちはあるという。ただ、結婚し仕事にも責任がある今、遠い夢となった。それでも「あの時の成績を知りたい。自分はなぜ落ちたのか、真相を知りたい」と願う。

 事件を受け、県教委は過去の試験についても調査を検討している。

979やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/17(木) 07:47:13
社会主義・人治主義的なやり方では、汚職が多発するのは当然ですね。

980とはずがたり:2008/07/20(日) 22:03:32

【疑惑の濁流】「出世もコネ、カネ次第」教育現場に飛び交う札束…大阪でも、医学部でも、政治介入
2008.7.20 16:55
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080720/crm0807201653008-n1.htm

 教育現場で不透明なカネが飛び交っているのは大分だけの話ではない―。大分県の教員採用汚職事件で、富松哲博教育審議監の自宅へ家宅捜査に入る捜査員=17日午後1時18分、大分市 「コネや金がなければ昇進は無理」。“先生”たちが買ったのは、子供の採用枠だけでなかった。自らの出世にも多額の金が動いていたことが明らかになった大分県教育界。県議や国会議員秘書らの“口利き”も横行していた。これは大分県だけの特異な事件なのか。平成18年には大阪府教委で講師採用をめぐる汚職事件があったほか、横浜市立大では博士号取得で「謝礼金」の授受も。教育界には不透明なカネが飛び交っている。

現職校長らが“自首”…昇進でも動いたカネ

 「昇進試験に何度も落ちたが、カネを使えばすぐに通った」

 収賄容疑で逮捕された県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)に商品券50万円分を贈ったことを、県警と市教委に告白した50代の男性教頭は、周囲にこう話しているという。

 「自分の昇格に関して、不正があったことを告白したい」

 7月8日、大分県佐伯市の市立小学校に勤務する50代の女性校長とこの男性教頭、50代の女性教頭の計3人が意を決して佐伯署に相談に出向いた。

 同市教委などによると、3人のうち2人の教頭は「昇進での便宜を図ってもらった謝礼」としてそれぞれ50万円分、女性校長は「江藤参事の昇進祝い」で10万円分の商品券を贈ったと説明。3人とも今年、校長と教頭に昇進していた。3月に別府市のホテルで江藤容疑者を囲んで開かれた食事会に参加し、商品券を渡した。3人は市教委に「(事実を隠すことが)とても耐えきれなかった」と話したという。
 県警に“自首”した小学校校長と教頭2人はそれ以後、勤務する学校に姿を見せていない。
 一方、江藤容疑者らへの贈賄容疑で逮捕された県教委義務教育課参事、矢野哲郎容疑者(52)も県教委の現職ナンバー2、富松哲博教育審議監(60)に、自身の昇進に関して20万円の商品券を渡した疑いが浮上している。

 商品券の受領について、富松審議監は「否定はできない。自分が逮捕されるかどうかの瀬戸際だから、簡単には話せない」と苦しいコメントに終始している。

 矢野容疑者は今春、佐伯市の離島にある学校の校長から県教委に異動。採用汚職発覚後の6月の県議会では「わずか1年で県教委の重職に栄転した。この裏には不正があるのではないか」と地元県議から疑問の声が上がっていた。

師弟間のカネのやりとり…教育界の旧弊か

 教育界の金をめぐる事件や問題は後を絶たない。平成18年には大阪府教育委員会ナンバー2の元教育監が、知り合いの元学校法人理事長から親族の女性を府立高の非常勤講師に採用してもらうことを依頼され、採用決定後に仕立券付き紳士服地(35万円相当)を受け取ったとして、大阪府警に収賄容疑で逮捕された。

 府教委が調査したところ、この元学校法人理事長から飲食接待や贈答品を受け取った職員が37人もいたことが判明した。
 「慣例、慣習と思った」

981とはずがたり:2008/07/20(日) 22:03:56
>>980-981
 今年3月には横浜市立大医学部の元学部長が医学博士号の学位を取得した大学院生から謝礼として総額約300万円を受け取っていたことが明るみに出た。元学部長のケースを含め、教授ら計16人が計約570万円を受け取っていた。大学の調査に「感謝の気持ちとして受け取った」などと答える教授もおり、罪悪感は極めて薄い。

 医学博士号をめぐる現金授受では昨年、名古屋市立大の元大学院教授が、便宜を図った見返りに学位申請者から現金を受け取っていたとして収賄容疑で逮捕されている。学問と離れ、師弟間の不透明な金品の授受は連綿と続いているようだ。

県教委幹部も、県議も、議員秘書も…口利き公然

 「よろしく頼むよ」
 大分県の現職県議は県教委ナンバー2の元教育審議監、二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=に、こう言って採用の口利きを繰り返していたという。

 選挙の後援者らからの口利きの依頼は絶えず、「頼まれたら、そういうこと(口利き)もするわな」。
 当然のような口ぶりだったという。
 県議だけではなかった。県教委の元幹部は「国会議員の秘書からも口利きを受けた」と明かし、さらに疑惑が拡大している。

 こうした口利きは、少なくとも10年以上前から半ば公然と行われていたという。

 「知人が受験するので配慮してくれないか」

 県議らは県教委幹部を直接訪ねたり、ほかの職員のいる前で頼むこともあるなど、口利きに罪悪感はみじんも感じられない。

 こうした中、今月15日には県教委トップの小矢文則教育長(60)が昨年の試験の際、口利きのあった受験者の合否を、正式発表の前に依頼のあった複数の県議に伝えていたことが明らかになった。

 小矢教育長は「不正とまでは思わないが、誤解を与えるようなことをした」と苦しい弁明。口利きやその応答が、県教委トップまで巻き込んだ“日常”となっていた実態を裏付けた。

先生の子は先生に…背景に教員人気

 大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件の一因は、地方の採用試験の高倍率があるようだ。10倍を超す競争率の県も少なくない。地方では、いわゆる教育一家で、子供も教員を目指してもらいたいとの“信仰”も根強い。

 大分県の場合、平成19年度の小学校教員採用試験の受験者は476人で採用者40人。実質倍率は11・9倍だ。
 理由について大分県教委は、(1)少子化の進行(2)市町村合併などによる学校の統廃合−を挙げる。一般に地方の教員志望者は地元志向も強い。

 教員の管理職試験の厳しさも同様だ。東京都のように管理職希望者が不足して主幹教諭(管理職の一つ)を配置できないのは全国的に見ると例外となっている。
 こうした事情は各県でみられ、今回の汚職事件が大分県だけの問題なのか、疑念を抱く教職受験者も多い。
 新潟県など複数の県でも県議らに合否の事前連絡していたことが明らかになるなど、教員採用や昇進をめぐる汚職事件が各地で発覚してもおかしくない土壌にある。

982やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/20(日) 23:27:18
こういう調査、北海道は必ず入りますね。

教員採用試験、県議らへ合否連絡35教委で…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080710-3292582/news/20080718-OYT1T00014.htm

 教員採用試験を巡り、全国の教育委員会の職員が県議らに受験生の合否を伝えていた問題で、合否連絡していたのは、64都道府県・政令市教委のうち、35教委に上ることが17日、読売新聞の調査でわかった。

 うち17教委は、受験生が合否を知る前に伝えていた。中には、県議らへの連絡を20年ほど前から行っていたと回答した教委もあり、地元議員への便宜が慣習化していた実態が浮かび上がった。

 合否を合格発表前に伝えていたのは、北海道、大分、島根、熊本県の4教委と大阪市教委。北海道教委では、教育長の決裁が終了した段階で、事前に合否を照会していた道議らに個別に連絡。受験生本人が郵送で結果を知る1日前には、結果が伝わっていた。

 ほかの4教委も、合格発表の半日前から10分前までに合否結果を電話などで連絡していたという。

 この5教委以外にも、受験生に結果が郵送で届く前に、照会相手に結果を伝えていた教委が12に上っていた。

 歴代の教育長が、長年県議らに電話で合否を連絡していたという福井県教委は、便宜を図った理由について「議員に求められると断れなかった」と回答した。

 新潟県教委は、年間で50〜60人の受験生について合否照会があったと説明。照会の主は、県議だけでなく、国会議員本人や秘書、市町村長なども含まれていたという。武藤克己県教育長は「一般からの問い合わせには答えておらず、不公平だった」と話した。

(2008年7月18日03時06分 読売新聞)

983やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/20(日) 23:30:58
教員人事口利き横行?
広がる疑念「県議へお礼の集票も」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080719-OYT8T00093.htm

 県職員、教員、警察官の採用試験で合否結果を県議らに事前通告していたことが発覚したが、県民の間で特に教員の採用・人事の不透明さを指摘する声が高まっている。事前通告は罰則のある県の個人情報保護条例に抵触する可能性があり、今後、各当局の対応が注目されそうだ。(新美舞、越村格、矢牧久明)

 小、中学校の教諭だった男性(63)によると、小中学校教諭の間では採用や昇進には山梨県教職員組合(山教組)の幹部に県議への口利きを頼むという。結果が出ると、今度は幹部から口利きをした県議の票の取りまとめを依頼されるといい、「それが山教組の『集票マシーン』の仕組みだ」と証言した。

 県立高校の元教諭の男性(62)は約15年前、教頭に昇任した同僚が祝いの席で酔いに任せて漏らした本音が忘れられない。「県議と県教委上層部への付け届けに300万円は使った」――。別の元高校教諭によると、約10年前、高校の教頭が校長昇任の内示を受けたが、発令日には別の人物が校長に。教員の間では「200万、300万円で人事がひっくり返った」とささやかれ、教頭は神経症を病んだという。

 7、8年前、甲府市内のある会合で、当時、山梨大学の学生だった男性が「教員採用試験に落ちた」と話すと、県教委の男性職員が「1次試験を通れば俺が何とかしてやったのに」と話したという。別の男性は「口利きは県議らだけではなく県教委の内部でも当たり前のように行われていた様子だった」と思い返す。

 採用試験に「口利き」を挟む余地はあるのか。県教委によると、筆記試験は、氏名・受験番号と回答欄を切り離して採点し、面接は複数の面接官で実施。採用担当者の血縁が受験生にいる場合は分担業務から外す措置をとっている。

 面接官を務めたこともある県教委OBは「筆記や面接段階で、誰かが手心を加えるのは(複数人がかかわるので)システム的にできない」と断言。県議の口利きや事前通告に「実力で受かっても少しでも早く結果を教えれば『私のおかげ』と言って票につなぐことができる」と県議側のメリットを強調する。

 合否結果の事前通告に法的問題はないのか。県の個人情報保護条例では、保有している個人情報を利用目的以外の目的で第三者などに提供することを禁じており、違反すれば、2年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられる。

 情報犯罪に詳しい園田寿・甲南大法科大学院教授は、「合否結果は個人情報そのもの。発表前に伝えることは、個人情報保護条例違反や地方公務員法の守秘義務違反になる可能性もある。なぜ県議という特定の人物に教えるのか、根拠は何もない」と指摘する。県私学文書課は「今回のケースが条例に抵触するかどうかは、何とも言えない」としている。

     ◇

 市民で作る「平和・民主・革新の日本をめざす山梨の会」は18日、横内知事と広瀬孝嘉教育長あてに合否事前連絡や口利きなどの実態調査を求める申し入れ書を提出した。

(2008年7月19日 読売新聞)

985とはずがたり:2008/07/21(月) 11:55:24
改竄位漢字で行って欲しい所。

大分教委汚職、富松審議監を聴取…昇任試験でも改ざん指示か
教員汚職
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080721-OYT1T00004.htm

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、県警が、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)から任意で事情聴取をしていたことが20日、分かった。

 富松審議監には、小学校の校長・教頭昇任試験でも元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)に点数の改ざんを指示していた疑いが新たに浮上。県警は、昇任人事に伴う商品券の授受など、これまでの捜査で明らかになった疑惑と合わせ、収賄容疑での立件を視野に調べを進めている。

 県警は、元同課参事・矢野哲郎被告(52)と妻の同県佐伯市立小教頭・かおる容疑者(50)が2007年度の小学校教員採用試験で長女を合格させるため、元教育審議監の二宮政人容疑者(61)(現・由布市教育長)に100万円分の商品券を贈ったとされる贈収賄事件の関連先として、17日に富松審議監の自宅を捜索した。

 事情聴取で県警は、二宮容疑者に渡った100万円分の商品券について、富松審議監がかかわった可能性もあるとみて、説明を求めたとみられる。

 一方、江藤被告の関係者の話から、江藤被告が08年度の校長・教頭昇任試験に絡み、「富松審議監から特定の人物の点数をかさ上げするよう指示され、その通りにした」と話していることが新たにわかった。
(2008年7月21日03時02分 読売新聞)

元教育次長、江藤被告に3人採用依頼…大分教員試験
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080710-3292582/news/20080721-OYT1T00140.htm

 大分県の2007、08年度小学校教員採用試験に絡み、元県教委幹部で同県内の市教育長を務めた男性が、読売新聞の取材に対し、元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で起訴)に手紙を送り、3人の採用を依頼していたことを明らかにした。

 両年度とも競争率が11倍を超える難関だったが、うち2人が合格したという。また、元市教育長は県教委にいた当時、県議から口利きがあった受験者を不正に合格させていたことも明かし、「事前に頼めば何とかなると思った」と話した。

 元市教育長は1990年代に県教委ナンバー2の教育次長(現・教育審議監)になり、退職後、今春まで市教育長を務めた。

 証言によると、両年度の試験で、別の自治体の元教育長と知人の小学校教諭2人から「子どもが1次試験をパスしたので、(採用するよう)県教委にお願いしてほしい」などと頼まれた。両年度とも9月の2次試験前、3人の名前と受験番号に加え、「ある程度成績が良ければよろしく」などと書いた手紙を江藤被告の自宅に郵送した。

 江藤被告からは、合格発表の直前に「合格です」などと電話が入り、礼を述べた。謝礼の金品は贈っていないという。一方、合格した受験者側からは歳暮などが届いた。数千円の品で、返礼の品を贈ったという。

 江藤被告とは市教育長時代に会議で知り合った。義務教育課人事班で主幹や課長補佐を務めていた江藤被告に実務が集中することは、自分の経験を踏まえ認識していたという。

 一方、県教委にいたころは、多くの県議から「よろしく頼む」と言われ、名前や受験番号を渡されたという。「私も他の幹部も『合格依頼』と受け取っていた」と話した。
(2008年7月21日03時02分 読売新聞)

986とはずがたり:2008/07/21(月) 11:58:38

<教員採用汚職>歴代2副知事も合否を事前通知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080720-00000007-mai-soci
7月20日2時30分配信 毎日新聞
 大分県の教員採用汚職事件に絡み、県教育長を務めた歴代副知事2人がいずれも副知事在任中、県議らから教員採用試験での便宜を求める依頼があった受験者の合否を正式発表前に伝えていたことが分かった。元副知事2人は取材に対し、口利きは否定した。

 2人は、94〜95年に県教育長を務めた帯刀(たてわき)将人氏(73)=副知事在任期間95〜03年=と、01〜03年に教育長だった石川公一氏(65)=同03〜07年。

 帯刀氏によると、「支持者の子どもが受ける」と連絡してきた県議らに対し「合否は成績次第」と断った上で教委に連絡。発表前日に県教委から合否情報を得て、県議らに通知していた。帯刀氏は「教育長経験があったからお願いされたと思うが、年々減っていた」と証言する。

 石川氏も年に数件、県議らから合否の事前通知の依頼を受け、県教委幹部に伝えていた。2人は得点操作や金品授受は否定し「口利きをしたとは思っていない」と述べた。

 ◇小学校など捜索へ

 一方、佐伯市内の小学校校長と教頭の計3人が当時の県教委参事に金券計110万円を贈っていた問題で、大分県警は週内にも3人が勤務する小学校など関係先を贈賄容疑で家宅捜索する方針を固めた。3人が昇任に便宜を図ってもらった見返りにわいろとして金券を渡した疑いが強いと判断した。県警は捜索で同容疑を固めた上で書類送検する見通し。

987とはずがたり:2008/07/21(月) 12:05:43

山形でも合否事前通知 教員採用で県議数人に
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080717t53037.htm

 山形県教委の幹部が、教員採用試験の受験生の合否が正式に発表される前に、県議の問い合わせに応じて合否結果を教えていたことが16日、分かった。この幹部は「発表当日で問題はないと思った」との認識を示しており、長年慣例化していた可能性がある。受験生の一部を特別扱いしたことに、批判が高まりそうだ。

 正式発表前に合否を通知していた事実を認めたのは、真木吉雄県教育次長。
 真木次長によると、今春採用の教員採用試験の合格発表(最終)は昨年10月5日に行われ、同日午前11時ごろ、受験生全員に合否通知を郵便で発送した後、午後3時に県庁正面玄関近くの掲示板に合格者の受験番号が掲示された。

 通知発送後から合格番号掲示の間、県議数人から受験生の合否に関する問い合わせを電話で受け、合否を伝えたという。

 真木次長は2006年4月、義務教育課長から現職に就き、同年も「発表前通知」を行っていた。同様の行為をほかの県教委幹部が行っていた可能性を指摘する証言もあり、長年慣例化していた疑いが浮上している。

 河北新報の取材に対し、真木次長は「合否が確定し、受験生本人に通知を出した後なので事務手続き上は問題ないと判断した。しかし、県民が公平性に疑念を抱く恐れがあるのであれば、県教委として早急に対応し、改善を検討したい」と語り、本年度採用試験から事前通知をやめる方向で検討する考えを示した。

 山形県教委は大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件を受け、過去5年間の採用試験について、受験生約9000人すべての試験結果、合否判定資料などを対象に一斉調査を始めたばかり。真木次長は「口利きなどの不正は一切ない」と明言しているが、調査の信頼性に対し疑問の声が出そうだ。
2008年07月17日木曜日

988とはずがたり:2008/07/21(月) 12:05:54

採用試験合否事前通知:県職員、警察官も 本人発送当日、国会議員らに /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080719ddlk11040196000c.html

 教員採用試験の合否を、県教育局が受験者より先に第三者に教えていた問題で、県職員採用でも、県が合否通知の発送当日、国会議員らの照会に応じて合否を教えていたことが18日分かった。

 県人事課によると、合否の公表は、県人事委員会が本人あての通知を発表日の前日に発送し、当日午前10時にホームページに掲載している。ところが、10年以上前から毎年数件、国会議員や県議らから同課や同委に合否の照会があり、発送日の投函(とうかん)後に口頭で合否を教えていたという。

 県は「事前通知は慣習としてあったが、教えた議員名や件数は記録がなく分からない。問題があると思っており、今後は一切対応しない」と釈明している。

 また県警も警察官採用試験で、県議らに受験者の合否を前倒しして伝えていたことが、同日分かった。

 県警によると、事前照会があった場合、合否通知を発送した後に結果を教えることが「以前から慣例となっていた」という。

 斎藤文彦・警務課総括調査官兼次席は「合否に影響を与えたことはないが、適切だったとは言えない」と釈明。今後については、正規の方法で発表することを徹底したいとしている。【和田憲二、小泉大士】

毎日新聞 2008年7月19日 地方版

989とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:08

新潟でも事前通知 採用合否 県教委『口利きない』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008071602000277.html
2008年7月16日 夕刊

 新潟県の教員採用試験をめぐり、県教育委員会が合否結果を同県選出の国会議員関係者や県議らに、正式発表の前に連絡していたことが十六日、分かった。県教委は「サービスとして合否の照会をした。口利きはない」としている。

 県教委によると、事前連絡は二十年以上前から慣習として行われていた。国会議員関係者らから問い合わせがあった受験生の試験結果を、受験者全員に合否通知を発送した日の夕方、県教委幹部の指示を受けた県教委職員が電話で連絡していたという。

 武藤克己教育長は「合否通知を発送した後に連絡しており、口利きはない。地方公務員法の守秘義務違反にあたる可能性についての認識はなかったが、公平性を欠く行為だった」と話している。今年から事前連絡をしない方針という。

長野でも合否事前通知=教育長ら幹部、口利きに
http://jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008071600969

 長野県の小中高校の教員採用試験をめぐって県議などから口利きがあり、山口利幸県教育長や県教育委員会幹部らが合否結果を事前に電話で伝えていたことが16日、分かった。山口教育長が明らかにした。教育長は「慣例だった」と説明している。
 教育長によると、小中高の教員採用試験をめぐり、県議や知人、現職教員や教え子などから「よろしく頼む」などの口利き要請があった。教育長は、合否結果を郵送した当夜、自宅から電話で結果を伝えていたという。(2008/07/16-20:40)

990とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:26

和歌山でも合否を事前通知
2008.7.18 13:49
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080718/crm0807181351038-n1.htm
 和歌山県教育委員会は18日、教員採用試験の合否結果を、発表前に県議や国会議員秘書、公立学校の元校長に通知していたと発表した。

 県教委によると、事前に問い合わせがあり、結果通知書の発送作業後、担当局長が電話で連絡していた。長年にわたって行われていたという。

 記者会見した山口裕市教育長は「一部の人だけが先に知るのは公平を欠く。今後は行わない」と話した。

2008年07月18日
教員採用試験 和歌山でも合否を事前通知
http://wbs-news.net/article/17105796.html

和歌山県でも教員採用試験の合否結果を、発表前に県議会議員や国会議員秘書、それに公立学校の元校長らに通知していたことがわかりました。
これは和歌山県教育委員会が、きょう(18日)発表して分かったものです。
和歌山県教育委員会によりますと、事前に問い合わせがあり、結果通知書の発送作業後、担当の局長が電話で連絡していたということで、長年にわたって行われていたということです。
記者会見した山口裕市(やまぐち・ひろいち)教育長は「一部の人だけが先に知るのは公平を欠く。今後は行わない」と話しました。

高知でも合否を事前通知 教員採用試験
2008.7.18 20:08
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080718/edc0807182011003-n1.htm

 高知県教育委員会は18日、教員採用試験の合否を、教育次長が複数の県議に事前に通知していたと明らかにした。

 県教委によると、毎年数件の問い合わせがあり、通知書の発送後に電話で対応していた。長年の慣行だったといい、県教委は「今後は控えたい」としている。

991とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:42

熊本県教委も合否事前通知 昨年の試験、約100人分
07/17 19:04
http://www.shizushin.com/news/social/national/2008071701000721.htm

 熊本県教育委員会は17日、昨年実施した公立学校の教員採用1次試験で、国会議員秘書ら約30人の求めに応じ、受験者約100人の合否を発表前日の夜に電話で伝えていたことを明らかにした。県教委は「ほかの受験者に不公平だ。今年からはすべて断る」とし、不正な合否決定や金品の授受はなかったとしている。
 県教委によると、昨年の試験は2860人が受験。事前通知の依頼をしてきたのは県議や国会議員秘書、県教委OBらで、受験者に合否通知が到着する前日の夜、県教委幹部2人が手分けして電話で連絡した。1次試験合格者が進み、最終的な採否が決まる2次試験の結果も同様の扱いをしていたという。
 幹部の1人は「昨年より前のことは分からないが、前任者から『そういう依頼の電話もあり、対応している』と聞いていた。不適切な行為という認識はあったが、前日であれば合否の結果は変わらず構わないと思った」と話している。

KAB NEWS
◇教員採用試験の合否を事前通知
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail_i.asp?hizuke=&y=2008&m=7&d=18&group=4&id=3

(熊本)県が2007年実施した教職員の採用試験で、県教育委員会の幹部が受験者の合否を事前に知らせていたことがわかりました。教職員の異動も内示前に通知。中には、移動先を指定する要望もありました。
県教育委員会によりますと、去年7月から8月にかけて行われた教職員の採用試験で、県議や国会議員の秘書らおよそ30人から受験者の合否を事前に教えてほしいと依頼され、合格発表の前日に電話で通知したということです。2724人の受験者のうち、不合格者を含めおよそ100人分の合否を事前に通知していました。受験者が願書を提出する5月下旬から6月にかけて、教育長や次長、学校人事課長に直接電話で依頼があったということです。また、今年度の教職員の人事異動についても、県議らおよそ10人からの依頼を受け、内示の前日に異動先を知らせていたということです。依頼の中には、部活動の指導などにからみ、赴任先を指定する要望もあったということです。県教委では、採用試験の合否判定や異動先の決定は、公正に行っていて問題ないとしていますが今後は一切、依頼を受けないよう徹底したいとしています。

(鹿児島)県議に合否を事前通知/県内でも
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000807190003
2008年07月20日

 教員採用試験の事前通知問題で、県教委は、県議から特定の受験者に関する合否の問い合わせがあり、受験者に通知書を発送した後に県議に知らせていたことを明らかにした。少なくとも06年度から2年間に毎年数件の問い合わせに対応したという。
 中野正弘小中学校人事管理監は「当時は発送時点で公になったとの認識だった。受験者本人が知る前の告知は不適切だった」と話している。今後は対応しない方針。
 県教委教職員課によると、受験者への合否通知は郵送のみで行っている。昨年は11月30日に通知書を発送後、同日中に県議から「小学校を受験した○番は合格しているか」などの問い合わせがあり、教職員課長と小中学校人事管理監、県立学校人事管理監の3人が対応したという。
 中野人事管理監は「06年度以前にも事前告示をしていたと聞いた。急に始まったことではないと思う」と話し、数年前から慣例化していたとの認識を示した。

992とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:56

[教員採用汚職]新潟など5県でも合否事前連絡 県教委
2008年07月17日00時44分
http://news.livedoor.com/article/detail/3732903/

 新潟、長野、山梨、茨城、千葉県の教員採用試験で、各県教委が、受験者本人に郵送の通知が届く前に、国会議員や県議らの照会に応じて合否を伝えていたことが分かった。各県教委は今年行う試験から取りやめる。

 新潟県教委は、議員らから事前に照会のあった受験生については、郵送後に電話で結果を連絡していた。20年以上前から行われていたという。

 長野県教委の山口利幸教育長は、昨年の試験後、県議や教員、教員OBらに電話で直接結果を伝えたことを明らかにした。自身が高校教育課長に就任した99年当時には事前連絡の慣行があったとし、他の県教委幹部についても山口教育長は「同様のことがあったと思う」と述べた。

 茨城県教委には、毎年、1次試験後に県議らから「(合否が)分かったら教えてほしい」などと依頼があり、通知を郵送した直後に回答している。一方、2次試験の合否結果は受験者への郵送の直前に県庁内で掲示しており、掲示後に県議らに伝えていた。

 山梨県教委では、慣例的に合否通知の発送当日以降、県議や市町村長らに県教委幹部が電話連絡していた。今後は、郵送と同時に県教委のホームページ上でも発表する。

 千葉県教委も、問い合わせをしてきた県教委OBや県議などに対し、受験生に合否を伝える通知を郵送した後結果を教えていた。

長野、新潟、広島でも/教員採用合否の事前連絡
2008/07/16 23:45
http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20080716000537

 教員採用試験の合否結果について長野、新潟、山梨、広島の各県教育委員会の幹部や職員らが、県議らからの問い合わせに対し、特定の受験者の合否を事前に知らせていたことが16日、分かった。いずれの県教委も口利きや金品授受などは否定している。

 長野県教委の山口利幸教育長は「1999年ごろから県議や知り合いの教職員らに、受験者に合否通知が届く前に電話で結果を伝えていた」と述べた。特定の受験者に関し「何とかなるか」などとの接触があったことを明らかにしたが「金品授受などは断じてない」と強調した。

 新潟県教委でも事前連絡は20年以上前から慣習として行われ、国会議員関係者や県議らからの照会に対し、受験者に合否通知を発送した日の夕方に、幹部の指示で職員が電話連絡したという。

 山梨県教委も正式通知前に合否結果を県議に電話で連絡。市町村長にも教えていた可能性がある。少なくとも2、3年前からで、複数の県議から教育長ら県教委幹部に合否結果を教えるよう依頼があり、受験者に結果通知を発送した日以降に電話で教えていた。

 広島県教委は合格者の受験番号を県のホームページ(HP)に掲載するのとほぼ並行して、照会した県議らに合否を伝えていた。数年前から行われ、HP掲載前の連絡もあったとみられる。

教員採用汚職:文科省が採用や昇任の一斉点検を通知へ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080711k0000m040142000c.html?inb=yt

 大分県の教員採用試験を巡る汚職事件を受け、文部科学省は10日、都道府県と政令市の教育委員会に対し、採用や昇任などの人事行政の在り方の一斉点検と、服務規律維持の徹底などを求める通知を出すことを決めた。17日に大分県日出町で行われる全国都道府県教委連合会の総会でも、各教育長らに徹底を求める方針。

 通知は「金銭授受などの不正行為が行われることのないように十分点検してほしい」とし、市町村教委への周知も求めた。銭谷真美事務次官は事件について「児童生徒や保護者、住民の公教育への信頼を裏切るもので極めて遺憾。試験の透明度を高めることが大事だ」と述べた。【加藤隆寛】

993とはずがたり:2008/07/21(月) 12:16:13

宮城県教員採用試験 前教育長ら事前通知
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080719t13037.htm

 教員採用試験の合否通知をめぐる問題で宮城県教委は18日、佐々木義昭・前教育長と白石晃・元教育長が正式発表前に合否結果を県議や国会議員秘書に通知していたと発表した。過去5カ年にさかのぼった聞き取り調査で判明した。記者会見した小林伸一教育長は「選考時の不正行為につながったとは認識していない」と話した。

 県教委によると、合否通知は午前9時に速達で受験者に送り、同10時に県のホームページ(HP)に掲載している。佐々木、白石両氏は毎年、HP掲載の20―30分前に受験者1―3人の合否を電話で伝えたという。

 合否結果の連絡要請は毎年十数件あり、こうした依頼には教育長や教育次長が手分けして答えていた。

 特定の受験者の合否について県議が「何とかしてほしい」と求めるケースもあった。対応した元次長は「そんなことはできるわけがないので結果だけを連絡した」と説明しているという。

 調査は、現行の合否発表が始まった2003―07年度に行われた採用試験にかかわった教育長、教育次長、教職員課長、人事専門監の計15人に実施した。

 小林教育長は「引き継ぎということではないだろうが慣行、慣例があったのかなと思う。情報提供の公平性という面で不適切な行為だった。今後は一切取りやめ、公平性、透明性の確保に留意したい」と語った。

◎県議問い合わせ、警官の採用でも/宮城

 宮城県警の2007年度警察官採用試験で、複数の県議が県警側に合否の問い合わせをしていたことが18日、分かった。県警はホームページ(HP)などでの公表に合わせて結果を通知していたが、「県民の誤解を招かぬよう、今後は問い合わせに応じない」(警務部)と言っている。

 県警によると、試験後から合格者発表日までの間、複数の県議から計5、6件の問い合わせがあった。県人事委員会が決定した合格者は、受験番号で公表時間の5―10分前に県警に伝えられる。議会担当職員が番号と受験者名を照合確認し、公表後に電話で教えた。

 県警は便宜を図ったと受け取られないよう、問い合わせがあった場合にはすべて、合格者番号を張り出す県庁や県警本部の掲示板、HPであらためて確認するよう求めているという。

 一方、岩手県教委も18日、07年度に実施した教員採用試験で、県議らによる合否の問い合わせが7、8件あったと明らかにした。合否結果はいずれも発表後に知らせたと説明している。

 菅野洋樹教育企画室長が、県議4、5人、県職員と大学関係者の各1人から問い合わせを電話で受けた。うち県議1人は合格発表前の問い合わせだったという。
2008年07月19日土曜日

994とはずがたり:2008/07/21(月) 12:19:10
30分前合否通知、人事委と合意=02年から、県職員試験も?−大分県教委
http://jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008071501022

 大分県教員採用試験をめぐる汚職事件で、県教育委員会と人事委員会が2002年、県教員や県職員採用試験の結果について、国会議員秘書や県議らの問い合わせには、正式発表の30分前に教える申し合わせをしていたことが15日、関係者の話で分かった。
 合否の30分前通知は、小矢文則県教育長が依頼を受けた県議に知らせた事実を認めている。事前通知が県教委だけでなく、県職員採用試験でも行われていた可能性がでてきた。
 県教委元幹部によると、県教委は従来、国会議員秘書や県議らから事前に合否の結果を知らせるよう要請を受けると、発表前日に教えていた。
 「実質的な意味を形骸(けいがい)化するため」(元幹部)として、合格発表の掲示30分前に教えることになり、県教委と人事委双方の担当者で申し合わせしたという。
 元幹部には、県議や国会議員秘書らから特定の受験者名と受験番号を告げ、「要請」してくることがあったという。
 自身が不正な点数操作や事前通知をしたことはないと説明。担当者レベルで(事前に)教えていたとしている。(2008/07/16-02:59)

995とはずがたり:2008/07/21(月) 12:19:29

23道県市で合否を個別連絡−12教委は「事前」認める(7/18 00:54更新)
http://www.hokkoku.co.jp/newspack/shuyo2008071701000774.html

 全国の少なくとも19道県と4政令市の教育委員会が、特定の教員採用受験者の合否を県議や国会議員秘書らに個別に知らせていたことが17日、共同通信の調査で分かった。このうち北海道、島根、熊本など10道県と大阪、名古屋両市の教委は、正式発表や受験者に合否通知が届く前の「事前連絡」だったことを認めた。

 一部の教委は「通知発送後の連絡なので問題ない」としているが、特定の議員関係者らへの便宜供与が公平な教員採用試験の信頼を揺るがしかねないことから、多くの教委が「今後は個別問い合わせには応じない」と方針を改めた。

 文部科学省は、事前連絡自体は必ずしも不正行為には当たらないとしつつも「疑念を招く行為は慎んでほしい」(幹部)としている。

 北海道教委では「長年の慣習」として、教育長や教職員課の幹部が合格通知発送前に、毎年100件以上の合否を事前に依頼を受けていた地元有力者らに連絡していた。熊本県教委でも、受験者に通知が到着する前日の夜、県教委幹部2人が手分けして電話をかけていたという。

 個別連絡を依頼した人物は地元県議が多く、ほかに国会議員秘書や市議ら政治関係者、市町村長、教委OBとの回答も。「事前連絡」とはしていない教委でも、通知発送直後や翌日などに主に電話で個別連絡していたケースが多く、受験者全員に通知が届く前に結果が漏らされていた可能性が大きいとみられる。

996とはずがたり:2008/07/21(月) 12:19:45

教員採用以外にも職員採用であるが採用の事前通知問題は此処でやろう。

中部各地でも合否事前連絡 名古屋市職員試験など
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008071990082453.html
2008年7月19日 09時30分

 教員採用試験の合否を正式発表や受験者に通知が届く前に、県議や国会議員秘書らに個別の合否を「事前連絡」していたことが全国で表面化する中、中部地方でも、名古屋市職員や三重県職員をはじめ、県警警察官の採用で同様の「事前連絡」が行われていたことが分かった。「不適切」「好ましくない」として、今後改めるとしている。

 名古屋市では、市職員の採用試験で、照会のあった市議や国会議員の秘書に、合格発表の前日に合否を伝えていたことを明らかにした。夕方に受験者に通知文を発送した後、市人事委員会事務局の幹部が電話で連絡していた。

 合否を左右するような口利きはなかったとしているが、市は18日が合格発表だった来春採用の大卒者の一次試験から事前連絡をやめた。

 市人事委員会によると、慣例として行われ、少なくとも過去2年間に各十数件の問い合わせがあったが、いつから始まったか分からないという。

 合格発表は、本人への郵送のほか、市庁舎内での掲示、ホームページ(HP)への掲載の3通り。発表に備えて前日の閉庁間際から、庁舎内の事務局前に受験番号を張り出していた経緯があり、市人事委事務局の金沢正幸任用課長は「前日に全く見られない状態ではなかったため、問い合わせに答えるのもやむを得ないと考えていた」としている。

 三重県では、昨年の県職員採用試験で、県人事委員会事務局が合格発表の直前に、少なくとも4人の県議に一部の受験者の合否結果を伝えていた。溝畑一雄事務局長が、昨年8月23日の合格発表当日、県庁での掲示やHPに掲載をする10分前に、要請のあった県議に電話で連絡したという。

 このほか長野県や福井県でも、県職員と警察官採用試験の合格発表直前に、問い合わせのあった県議らに受験者の合否結果を知らせていた。

 愛知県の場合は、県人事委員会事務局が「正式発表前に県議や国会議員の秘書らに合否の事前連絡はしていない」と説明している。

 ただ、同県教委では、教職員採用試験で要請に応じ、HPで合格者の受験番号を発表後に個別に合否を連絡していた。来春採用の試験からは取りやめる。HPによる公表がなかった2001年までは、合格通知を投函(とうかん)した翌朝から合否を伝えていたという。各学校で結果を掲示する公立高校入試の合否に関しても、県議らから事前照会があった場合、掲示後に電話で伝えていた。

(中日新聞)

997とはずがたり:2008/07/21(月) 12:21:27
わかやま新報
2008年7月20日の紙面より
県議らに合否を事前通知
県の教員・一般職採用試験
http://www13.ocn.ne.jp/~shimpo/0807/080720/kiji.html

会見する山口県教育長

 大分県の教員不正採用問題を受け、 県教委と県人事委員会は18日、 教職員や一般行政職の採用担当者らに聞き取り調査し県議や国会議員秘書らの照会を受け、 特定の受験者の合否について合格発表前に事前通知していたことを明らかにした。 点数改ざんなどの不正行為はなかったが、 公平・公正性を確保するため 「今後は事前通知はしない」 とした。

 県教委の山口裕市教育長はこの日、 現職の学校教育局長や採用担当課長らに対して行った聞き取り調査の結果を報告。 県内では 「採用に関する不正行為はなかった」 とした。 しかし、 毎年の慣習として、 県議や国会議員秘書、 元校長ら教育関係OBから依頼のあった受験者約30人について、 合否発表の前に学校教育局長が電話で本人に事前連絡していた。 山口教育長は 「合否を左右するものではなく不正ではないが、 公平性を欠いたもので、 あってはならいこと」 とした。
 県教委の説明によると、 教員採用試験は問題を公開しているうえ、 採点は受験番号が分からないようにし、 複数人で行う。 面接試験は面接官に当日まで誰を面接するか知らせず、 平成10年からは面接官3人のうち1人は弁護士など民間人を採用している。 最終的には学校教育局長ら10人で構成する県教員採用候補者選考委員会が合格者を決定するため、 山口教育長は 「不正の介在する余地はない」 と話した。 今後、 解答や配点、 選考基準も公開していくとしている。
 山口教育長は 「大分のような贈収賄があれば我々の手に負えないことで、 確認もできない。 今回の調査からもないと確信している」 と不正がなかったことを強調。 今後、 教育長経験者などの退職者に対する独自調査は行わないが、 「引き続き調査すべきものは調査する」 と話した。

「悪いと思わなかった」
県人事委員会事務局

 県人事委員会事務局の増井良造事務局長もこの日会見し、 県職員、 県警察官など県人事委所管の採用試験について、 県議や県幹部からの要請を受け、 特定の受験者の合否の事前連絡を半ば慣習的に行っていたことを明らかにした。 同局長は不適正行為だったことを認め 「ことしから公正、 公平性を保つため事前通知はしない」 とした。  同局長のよると、 過去の人事委事務局長OBら数人に聞き取り調査。 いつからかは不明だが、 少なくとも5年前まで、 県議会や県幹部から照会を受けて、 年間十数人の合否について合格発表(通常3時発表)の1時間前に電話で知らせていた。  増井事務局長は 「正直、 悪い行為とは思っていなかったが、 結果的に慣習的になっていた。 試験点数の改ざんなどを行う余地は全くない。 今後は事前通告をなくし、 チェック体制を強化する。 採用基準の公表については今後、 検討することになるかもしれない」 と話した。

998とはずがたり:2008/07/21(月) 12:27:47
教員採用合否、岡山・島根も '08/7/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807180014.html

 全国の少なくとも19道県と4政令市の教育委員会が、特定の教員採用受験者の合否を県議や国会議員秘書らに個別に知らせていたことが17日、共同通信の調査で分かった。このうち広島、岡山、島根など10道県と大阪、名古屋両市の教委は、正式発表や受験者に合否通知が届く前の「事前連絡だった」と認めた。

 広島県教委が職員から聞き取った結果、少なくとも1989年度以降、個別連絡は10件以上あったという。合否結果は受験者に郵送するとともに、2006年度からは当日中にHPで公表している。ただ、発送段階で県議らに連絡していたため「受験者本人に結果が伝わる前になった可能性は否定できない」とし、今後はやめる方針でいる。

 岡山県教委によると、少なくとも04年度以降、本人に通知が届く前に結果を回答していた。毎年10―20人の県議や国会議員秘書、県教委OBに対し、合否通知の発送直後に教育長、教育次長らが電話していたという。本年度の採用試験からは発送と同時にホームページ(HP)に結果を掲載することにし、連絡は禁止したという。

 島根県教委では、少なくとも1990年代前半から05年度まで、事前に合否を県議に知らせていた。幹部が担当職員から結果を聞き、発表前日の夕方から当日朝に電話していたという。06年度から公表前の連絡をやめ、本年度からは連絡の依頼そのものを断る方針でいる。

 1990年に教員採用をめぐる贈収賄事件が発覚した山口県教委は、個人名や受験番号を伏せて選考を実施するなど制度改革に取り組んでおり、事前に知らせることは「一切ない」と強調。鳥取県教委もないとしている。

999とはずがたり:2008/07/21(月) 12:31:26
秋田のニュース:政治・行政
「就任後、慣例化」と前県教育長認める 教員試験合否の事前連絡
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20080720b

 県教育委員会が、教員採用試験の発表前に特定の受験者の合否を一部県議に知らせていた問題について、小野寺清・前教育長は18日夜、取材に対して「自分の就任後から、教育次長が県議数人に知らせていたようだ」と答え、「事前連絡」が10年ほど前から慣例化していたことを認めた。小野寺氏は「事前に一部の人に結果を知らせたことは申し訳なかったが、組織を守るためには仕方がない部分もあった」と話した。

 小野寺氏は1997年から2006年までの9年間、県教育長を務めた。この間、特定の受験生を合格させるよう県議らから直接依頼を受けたり、県教育庁職員を介して相談されたことはなかったという。

 ただ、県議らが試験結果を事前に教えてほしいと求める動きは、「自分の就任前からあったと思う。しかし(就任前は)担当したことがなく、直接かかわることはなかった」と語った。

 小野寺氏が就任してから、合否の通知を受験生に郵送した後、教育次長が県議に個別に連絡する形式が慣例化していたという。「教育次長からは『議員への対応は任せてください』と聞いており、私の就任後に慣例化していたことは暗黙の了解として知っていた」と話した。
(2008/07/20 09:45 更新

1000とはずがたり:2008/07/21(月) 12:31:49
>>991

鹿県教員・職員採用合否連絡 県議14人「依頼した」
本紙調査
(2008 07/19 07:56)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=11770

 鹿児島県の教員や一般職員採用試験に関して、少なくとも14人の県議会議員が特定の受験者の合否結果を連絡するよう事前に県教育委員会や人事委員会に依頼、個別に回答を受けていたことが18日、南日本新聞の調べで分かった。いずれの議員も「口利きはしていない」としている。
 県議54人中、同日取材できたのは50人だった。
 合否連絡を依頼した14人のうち11人が当選3回以上。依頼回数は9人が「複数回」と答えた。大半が「合格通知の郵送直後に連絡を受けた」と語った。ある議員は「教員、一般職員とも10年以上前から依頼していた」と話した。別の議員は「県職員の合格発表直前に教えてもらうのは長年の慣例」と証言した。
 支援者から求められたケースが大半。複数の県議が、採用の口利きを頼まれたという。「口利きを断った上で、ぎりぎり許される範囲との判断で、支援者に合否を早く伝えた」と話す議員もいた。
 依頼方法は「県教委を訪ね教職員課長か課長補佐に頼んだ」「面識のある関係者によろしくと言った」など。ある議員は「結果的に当局にプレッシャーをかけた。反省している」としている。
 県議への合否連絡について、県教委は17日の南日本新聞の取材に対し、「複数の県議に対し少なくとも数年来行っていた」と説明していた。中野健作教職員課長は18日、「調べたのは2006年以降」としており、現時点でそれ以前を調べる予定はないという。

■鹿県人事委「今後は応じない」
 鹿児島県職員採用試験の結果について、県人事委員会事務局が県議会議員や国会議員秘書の問い合わせに対し、受験者本人への通知前に合否を知らせていたことが18日分かった。同事務局は「今後は誤解や不公平感が生じないよう、(事前連絡依頼には)一切応じないことにした。採用に影響を与えたケースはない」としている。
 県議らからの合否連絡依頼について同事務局は、「いつから続いているかは分からないが、年間数件程度ある」と説明。連絡は採用に影響がないよう合格通知発送の翌日、伝えられた受験番号や個人名をもとに同事務局職員が調べて行っていたとした上で、本人が結果を知る前に連絡されたケースもあると認めた。
 2008年度は県職員と警察官あわせて224人を採用予定で、警察官A(大卒程度が対象)は1、2次試験を終了。1次試験実施後の6月上旬、結果について数件問い合わせがあり、合格通知発送翌日に連絡した。上級職員は1次試験が終わったが、問い合わせはなかったという。
 同事務局によると、県人事委員会では県職員(上・中・初級、民間経験者枠)と、警察官(A・B)について、1次、2次試験に分け毎年採用試験を実施。各試験ごとに合格者には、合格通知書を郵送している。
 獣医師や臨床検査技師など、特定職種の採用試験を実施している県人事課では、「これまで事前連絡や口利きなどは一切ない」としている。
 ◇
 職員採用試験について鹿児島市は18日、市議会議員に特定受験者への便宜を依頼されたことや、合否の事前連絡をしたことはないとした。鞍掛貞之人事課長は「問い合わせには発表日を伝えるようにしている」と話した。

1001とはずがたり:2008/07/21(月) 12:32:45
長野市職員採用の合否 市議に事前回答 本人の郵送前日
http://www.shinmai.co.jp/news/20080719/KT080718FTI090025000022.htm
7月19日(土)

 長野市が6月29日に実施した職員採用1次試験で、合否結果を受験者に郵送する前日に担当職員が同市議2人の求めに応じ電話で伝えていたことが18日、分かった。特別扱いといえる措置で、同市は「慣例的に行っていたが、公平性を保つため今後は応じない」としている。

 長野市職員課によると、7月上旬に市議2人から特定の受験者について「1次試験の結果が出たら教えてほしい」と問い合わせがあり、合格者に結果を郵送する前日の9日に職員が結果を伝えた。1次試験の受験者は計225人で合格者は71人。問い合わせの対象になった3人は合格していた。

 鈴木栄一総務部長は「試験は外部の業者に委託して採点しており、得点を操作することはできない」と説明。「合否の事前通知は公平性を考えれば市民にとって釈然としない面がある。今後は一切問い合わせに応じないよう指示した」と話している。

 また、県人事委員会事務局は、6月29日に実施した県職員採用上級試験の合否について、7月10日の発表前に、国会議員の秘書と県職員OBを名乗る人物から、それぞれ「事前に教えてもらえないか」という電話があったことを明らかにした。

 同事務局が16日に任用係の職員6人に聞き取り調査し分かった。松尾仁雄局長は「便宜は図っていないと答えると納得してもらえた」としている。

 職員採用試験の合否結果をめぐっては、県教委や県、県警が問い合わせのあった県議らに事前に伝えていたことを相次いで明らかにした。一方、信濃毎日新聞が県内19市の職員採用責任者を対象に行った調査では、松本、上田、岡谷、諏訪の4市が、市議から特定の受験者について「よろしく」などと言われたことがあると回答。ただ、4市とも合否には反映されていないとしている。

 松本市では「知り合いが試験を受けているが状況はどうか」といった問い合わせが昨年、今年と数件あったという。上田市は「『知り合いが受けるからよろしく』程度のことを言われたことはまれにある」と回答。岡谷市は「『知人が受験するのでよろしく』などあいさつ程度の話はある」、諏訪市は「年に1、2件、『親せきが受験するからよろしく』というようなことを言われる」とした。

1002とはずがたり:2008/07/21(月) 12:34:17
教員採用試験の合否、石川県教委でも議員に事前連絡
教員汚職
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080719-OYT1T00580.htm

 教員採用試験を巡る合否連絡問題で、石川県教委は19日、中西吉明教育長ら、少なくとも1993年以降の幹部計18人が、受験者本人に合否通知が届く前に、照会のあった国会議員事務所や県議に結果を伝えていたと発表した。


 県教委によると、県議らに連絡していたのは、歴代の教育長、教育参事、教育次長、教職員課長の計18人で、2007年については、15人程度から照会があり、30人近くの受験生の結果を知らせていた。

 現役では、中西教育長と金田清教育参事がかかわり、中西教育長は約10人の結果を5、6人の県議らに連絡したという。

 採用に関する口利きなどについては否定している。
(2008年7月19日20時53分 読売新聞)

1003とはずがたり:2008/07/21(月) 12:35:07
福井県警も合否を事前回答 警察官採用試験
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2008/07/18/20080718010009921.html

 全国的に教員や自治体職員の採用試験結果が県議らに事前に知らされていた問題で、福井県警でも警察官採用試験の合否結果を少なくとも数年間にわたり、発表前に県議に伝えていたことが18日、分かった。

 県警警務課によると、合格者には書面で通知するが、書面を発送した後なら、慣例的に県議からの問い合わせに結果を答えていたという。

 同課は「合否に影響してはいないが、公平性が疑われるため、今後は事前の問い合わせには一切答えない」としている。
(7月18日22時37分)

1004とはずがたり:2008/07/21(月) 12:37:14
>>999

秋田のニュース:最新
本県でも事前連絡 教員採用試験の合否
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080719a

 根岸均県教育長は18日、2006年度と07年度の教員採用試験で、県議の求めに応じて、特定の受験者の合否を正式発表前に個別に知らせていたことを明らかにした。いずれの年度も、教育長の判断に基づいて2人の教育次長が、県議5、6人に受験者十数人の合否を伝えていた。根岸教育長が分かっている範囲で、教育次長による事前連絡は約10年前から慣例化していたという。ただ、過去に県議らからの問い合わせなどが合否に影響を与えるようなことはなかった、としている。

 根岸教育長によると、06年度と07年度は、合格発表当日の午前10時ごろに受験者への通知を発送した後、県庁や県内地域振興局の掲示板に結果を張り出す午後1時までの間、特定の受験者の合否を教育次長が電話で県議に伝えた。

 県議から合否を知らせてほしいと依頼のあった受験者はいずれの年度も十数人。根岸教育長は「はっきり記憶していないが、(05年度以前は)県議以外からの依頼もあったかもしれない」と話した。

 10年ほど前から、複数の県教育庁幹部への依頼に対し、教育次長がまとめて対応することが慣例化していたという。複数の元教育次長が、取材に対して事前連絡したことを認め、「不公平な行為だった」などと話した。
(2008/07/19 09:30 更新)

1005とはずがたり:2008/07/21(月) 12:39:31
どんだけはびこっとんねん。。
此処迄で個別ニュース等で確認できたのは24道県市教委(市は政令指定都市に限る)
こんなこと長年やってきたとなると公務員優遇批判が説得力を持つね。文句を言う奴らの事をそんなに羨ましいならちゃんと試験受けて通れや負け犬どもめと思ってたけどその銓衡過程が此処迄滅茶苦茶であるとすると公務員をやっかみ批判する連中の(一部の真面目に勉強したのに弾かれて不合格と成った連中の)方が正しい事になる。

また不正が無かったと言い張る県の県議に事前通知をして貰って口利きして貰ったと喜んで県議を応援する有権者が居たとしたら単なる莫迦だしカネ積んだり圧力掛けて貰ったりというなら不正をした犯罪者である。

>教員採用試験、県議らへ合否連絡35教委で
やった…(括弧)は事前連絡では無いと云うもの
北海道,秋田,(岩手),宮城,山形,埼玉,茨城,千葉,長野、山梨,新潟、石川,福井,(愛知),和歌山,島根,岡山,広島,高知,熊本,鹿児島,仙台市,名古屋市,大阪市

やってない
鳥取,山口

>県職員・警察など
(岩手),宮城,埼玉,三重,福井,和歌山,大分,名古屋市

1006名無しさん:2008/07/21(月) 13:22:00
地方公務員が2世3世コネだらけというのは昔からの常識です
地方公務員をまともに受験したければ相対的にコネ枠の少ない大都市を狙うというのが予備校でも教える知識です
地方議員の仕事の大部分は人事か事業への口利きですよ
これだけ政治の関心が高い方がそんなことも知らないとは意外です
よほど恵まれた地域にお住まいなのでしょうか

1007とはずがたり:2008/07/21(月) 15:22:01
>>1106
いやぁ昔からの常識が今でも都道府県レベルで21世紀の現在もかなり大がかりに存続しており状況が生々しく報道されるとなるとなかなか吃驚と云うか感慨深いものがありませんか?
また>>1006さんは現実に誰それは誰それのコネで入ったとか聞いたことありましたん??私が知ってるの京都市と掛川市ぐらいですが聞いたこと有りませんでした。まあ当事者は余りおおっぴらには云わないんでしょうけど。。掛川に関してはもうちとリサーチしてみます。
大学の時のサークルの同期の子で親爺さんが長崎県の校長先生ってのが居ましたけど無事採用されてました。まぁコネかどうかは知りません。
高校の先生だった親父は生前,労組も管理職も嫌ってたのでそういう事には関わって無かったとは思いますけど,採用されるのが身内(近親者という意味ではなく例えば母校等で既に講師として働いてる等の見知った人間)と云うのは成績だけ良い人格破綻者ではないのが解るのは大きいのではないかと一定の理解を示してました。

>江藤容疑者は、点数の改ざんを繰り返す“合否調整役”をしていたが、本来合格すべき受験者が不合格となるケースをあまり増やしたくないと考えていた。このため「試験の順位が250番以下の受験生は不正合格させない」という“独自ルール”を作っており、4人について「試験の成績が悪すぎるので、合格させるのはどうか」と富松審議監に進言したという。
実行犯にあった一縷の良心か。最下位グループをも受からせようとしていた富松審議監の悪質さが目立つねぇ。

[大分教員採用汚職]富松審議監、執拗に水増し指示
2008年07月21日11時33分
http://news.livedoor.com/article/detail/3738324/

 大分県の小学校教員採用汚職事件で、県教委の富松哲博・教育審議監(60)が、08年度の試験で最下位グループにいた受験者4人を合格させるよう、採点の集計担当だった元県教委参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で再逮捕=に執拗(しつよう)に指示していたことが分かった。江藤容疑者はうち2人を、100点以上水増しして合格させていた。県警は富松審議監が教員の不正採用にも深くかかわっていたなどとみて、20日までに任意で事情聴取した。


 富松審議監は、部下の元県教委義務教育課参事、矢野哲郎容疑者(52)が大分県佐伯市の離島の校長から抜てきされた際、矢野容疑者から20万円分の商品券を受け取った収賄容疑が浮上している。県警は4人を合格させようとした経緯についても詳しく聴いたとみられる。


 これまでの調べでは、富松審議監は08年度の試験で、江藤容疑者に対し、約20人を合格させるよう指示。うち5人は合格圏にいたが、残る約15人は不合格ゾーンにおり、富松審議監が合格させるよう強く求めた4人は最下位グループだった。


 江藤容疑者は、点数の改ざんを繰り返す“合否調整役”をしていたが、本来合格すべき受験者が不合格となるケースをあまり増やしたくないと考えていた。このため「試験の順位が250番以下の受験生は不正合格させない」という“独自ルール”を作っており、4人について「試験の成績が悪すぎるので、合格させるのはどうか」と富松審議監に進言したという。


 しかし、富松審議監は「何とかならないか」などと語り、不合格にすることを認めなかった。江藤容疑者との折衝で、最終的に1次と2次で1000点満点の試験で計100点以上水増しして2人を合格させ、残る2人は不合格にした。この合否調整のために、ボーダーライン上にいた受験生2人が不合格になったという。


 08年度の小学校教員試験は472人が受験し、1次合格者は117人だった。2次で、元小学校長の浅利幾美被告(52)=贈賄罪で起訴、懲戒免職=の長男、長女を含む41人が合格し、採用された。倍率は11.5倍だった。不正合格したとみられる2人は長男、長女とは別人という。

1008とはずがたり:2008/07/21(月) 16:57:59
>>1005の県職員・警察に島根県追加。

採用試験合否事前通知:県職員・警官で、県人事委も /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080719ddlk32040534000c.html

 県職員の採用試験で、県人事委員会が県議らの要請を受けて受験者の合否を事前に連絡していたことが分かった。県教委と同様に慣例化しており、約30年前から行われていたという。今年度の警察官採用試験でも行われており、今後は取りやめる方針。

 県人事委によると、県職員や警察官など人事委が行う採用試験で、発表前日の夕方などに事務局長らが問い合わせをしていた県議らに連絡していた。毎年、数人が事前連絡を要請していたという。9日に発表された警察官採用試験でも、問い合わせのあった県議ら数人に前日8日夕に受験者の合否を連絡していた。

 県人事委の高橋研事務局長は「公平性に欠き、適切でなかった。点数操作などの不正は絶対にない」と釈明している。【小坂剛志】

毎日新聞 2008年7月19日 地方版

1009小説吉田学校読者:2008/07/21(月) 17:00:38
>>1007
事前に合否の連絡を受けると、そこから、圧力が始まるんでしょうか、それとも「頑張ってみたけど、ダメでした」と頑張っていない(実はコネなんかない)県議などの大物の言い訳用なんでしょうか。なんか、噂や都市伝説の類が白日の下に晒されると、ただただ驚愕するばかり。
>>1006さんが言っておりますが、地方公務員採用はコネがはびこっているから、公務員になりたければ国家か大都市を受けなさいというのは、私も聞いたことありますよ。ていうか、民間でも専務クラス以上に枠があるそうです。

さて、「仄聞するところ」とか「県議の名前」とかそういうのではなく、各記者よ、情報開示制度をフル活用せよ。

「合否事前通知やめよう」教委連で一致 一部に異論も
http://www.asahi.com/special/08008/SEB200807180016.html

 教員採用試験の合否を政治家らに事前通知するのはルール違反――。全国都道府県教育委員会連合会は18日、大分県日出(ひじ)町で開いた総会2日目の議論で、こんな結論に達した。「事前通知で合格者が変わるわけではない」という声も出たが、合否を発表前に伝えることはやめるべきだとの意見で一致したという。
 都道府県の教育委員長、教育長ら約90人が6グループに分かれ、教員採用などについて議論した。採用業務については「一部の担当者が暴走できない仕組みを」「受験者の名前が選考担当者に特定できないようにすべきだ」など、改善の必要性を指摘する意見が出た。
 県議らに事前通知を求められた場合、そのことを情報開示するルールを設けた事例も紹介された。連合会長の木村孟・東京都教育委員長は会合後の記者会見で「情報開示制度は一つの方法だ。日本的ななれ合いの構図にくさびを打ち込むこともできるのでは」と語った。
 大分県の西太一郎・教育委員は不正防止策について「透明性を高めることに尽きる」と語った。「それがわかったことが収穫。これまでは不勉強だった」

1010とはずがたり:2008/07/21(月) 18:14:55
>地方公務員採用はコネがはびこっているから、公務員になりたければ国家か大都市を受けなさいというのは、私も聞いたことありますよ
俺もそんな感じで聞いてましたが少なくとも都道府県レベルでも普通にあったと云う事ですよね。
徹底的に暴いて,口利きした県議が何もせずに恰も口聞いてやったかのように偽装してたのか何か斡旋収賄的な事があったのか徹底的に調べて欲しい所です。

1011とはずがたり:2008/07/21(月) 18:26:06
教員採用試験:求む!優秀な人材 仙台であす、県外で初の実施−−09年度 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080705ddlk09040002000c.html
 ◇競争倍率の低迷、大量退職に備え…

 県教育委員会は、7〜8月に実施する09年度県教職員採用試験の学力試験の会場に、初めて県外の仙台市を加える。競争倍率の低迷や今後本格化する教職員の大量退職に備え、県の枠を超えて優秀な人材の確保を図るのが狙いだ。

 教職員試験には1次と2次があり、仙台市内で行うのは1次の学力試験。宇都宮市内の3会場とともに6日に実施する。県教委によると、教職員試験の県外実施は、埼玉や兵庫、山口県に次いで4番目。今年度は千葉県も実施するという。

 初の県外会場に仙台を選んだのは、東北地方各県は教員の採用人数が相対的に少なく、競争倍率が高いため。東北在住の教員志望者の多くは首都圏など他県に職を求めざるを得ない状態で、県教委が、その受け皿として名乗りを上げた形だ。

 志望者探しの範囲を広げる背景の一端には、県内試験での競争倍率の低下がある。データの残っている99年度採用試験以降、01年度の20・5倍をピークに昨年度は7・7倍に低下。小中高と併願できない時期もあり、単純に比較はできないが「確実に倍率は低くなっている」(教職員課)という。

 さらに、70年代に大量採用された職員が今後、退職の時期を迎えることもあり、関係者は人材確保に危機感を募らせている。教職員課は「教員になりたい人が増えてくれれば」と話している。

 来年度の採用人数は、小中高校教諭と特別支援学校を含む養護教諭で計300人ほどという。【松谷譲二】

毎日新聞 2008年7月5日 地方版

1012名無しさん:2008/07/22(火) 19:38:25
地元マスコミにまで口利きの関与が。


大分市教委部長の口利き 本社社員が関与
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_121670529339.html

 大分県教委汚職事件に絡み、二〇〇八年度の小学校教員採用試験で、大分市教委部長の口利きに、大分合同新聞社事業局の幹部社員がかかわっていたことが二十二日、大分合同新聞社の調査で分かりました。報道に携わる新聞社として、幹部社員が口利きにかかわった事実を重く受け止め、さらに詳しい調査を進めています。
 本社の調査によると、社員は二〇〇八年度の採用試験が行われる前年の二〇〇六年、パーティーで隣り合わせた市教委部長と雑談。社員の子が教員採用試験を受験していると話したところ、「ぜひ頑張ってください。一次を通ったら声を掛けてくださいよ」と言われた。翌年の試験で、一次試験に合格したあと、市教委部長を訪ね、「よろしくお願いします」と頼みました。社員の子は合格しています。
 これまでの関係者の話では、市教委幹部が県教委幹部に口利きをしたことが明らかになっています。県警が押収した採用試験の資料では、社員の子の得点が加点されたとされています。社員は合格発表後の年末に、約五千円相当のお歳暮を市教委部長に贈っています。
 大分合同新聞社は詳しい社内調査を行っています。関係社員の処分を含め、調査の結果は二十三日朝刊で伝えます。

1013とはずがたり:2008/07/24(木) 13:56:42
>>1012
1面トップでお詫び記事掲載したみたいですけどウェブサイトもお詫びに成ってますね。
実は後輩が一人います。まぁあんま真面目なやりといしあう仲でもないんでちゃんとは聞いてないですけど。

弊社社員による教員採用試験口利き関与でお詫び
http://www.oita-press.co.jp/

 大分合同新聞社・元事業部長が、大分県教委汚職事件で明らかになった小学校教員採用試験の口利きに、かかわっていました。大分合同新聞社は社内調査の結果、幹部社員の行為は、報道機関の社員としてのモラルに欠けるものと判断しました。この事態を深刻に受け止め、県民ならびに読者のみなさまに深くおわびするとともに、22日付けで関係社員の懲戒処分をしました。
 新聞で報道しましてから、電話、メール等で多くの方から苦情や抗議が寄せられております。「処分が軽い。身内にはより厳しく臨むべきだ」「もっと早く調査すべきだった」「新聞社として今後、公正な報道ができるのか」などの指摘や、徹底的な内部調査を進め、検証を求める意見が続いています。
 新聞は読者のみなさまからの信頼がなければ成り立ちません。寄せられましたご意見を社員一人ひとりが真摯に受け止め、報道・言論機関として、再発防止に向けて倫理教育の徹底を図ります。あらためて、県民のみなさま、読者のみなさまの信頼を得るため、厳正な報道を進めてまいります。
大分合同新聞社

1014とはずがたり:2008/07/24(木) 13:58:10
大分大教授が学生14人のリスト郵送
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_121687480739.html
[2008年07月24日 13:45]

 二〇〇八年度の大分県小学校教員採用をめぐる汚職事件で、大分大学の現職教授(64)が元佐伯市立蒲江小学校長、浅利幾美被告(52)=贈賄罪で起訴、懲戒免職=の長女が合格するよう口利きに関与したとされる問題で、教授は同年度の一次試験合格発表前に、浅利被告の長女を含む教え子の受験者名を記した手紙を県教委に郵送し、現職の教育審議監に電話していたことが二十四日、分かった。
 教授は当初、「(試験に関して)県教委関係者に会ったことも、連絡を取ったこともない」と大分合同新聞の取材に答えていた。
 教授は〇五年三月まで県教委ナンバー2の教育審議監を務めていた。大学によると、教授が郵送したのは、同大学で開いている「教員採用対策講座」の受講生のうち、希望者を対象に行う自主勉強会の参加者十四人の名前や受験番号を書いた手紙。さらに現職の審議監に電話で、合否の照会を依頼したという。〇八年度は十四人のうち、十一人が合格した。
 教授は勉強会をボランティアで指導。教育原理や生徒指導のほか、採用試験時の面接指導などをしているという。
 教授は「一次試験後の二次対策を急ぐために合格者を発表後に教えてほしいとお願いした。合格依頼はしていない。(元幹部からの)圧力とは取られないと思う」としている。
 一連の事件の捜査で、県警は元県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で再逮捕=らの関係先から、口利きを受けた受験者や依頼者などが記された資料を押収している。依頼者の中に教授の名前もあり、過去の試験でも依頼した形跡があるという。〇八年度の試験では、教え子十四人の中に加点された受験者もいたという。

矢野容疑者夫婦の長女が退職届
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_121679059405.html
[2008年07月23日 14:22]

 教員採用汚職事件で贈賄容疑で再逮捕された元県教委義務教育課参事、矢野哲郎容疑者(52)と佐伯市重岡小学校教頭、矢野かおる容疑者(50)夫婦の長女で、佐伯市内の小学校に勤務する教諭(23)が退職届を出していたことが二十三日、分かった。県教委は同日午後、退職を認める。
 同教諭は、採用試験の際に便宜を受けたとされる。不正採用の疑いが持たれている教諭が退職するのは初めて。退職届は十七日付で、勤務先の小学校長に出された。理由は「一身上の都合」。長女には給与の半月分程度の退職金が出るという。
 長女は二〇〇七年度の採用試験に合格し、昨年四月から同市内の小学校に勤務。低学年のクラス担任だが、事件発覚後は休みがちだった。後任のクラス担任は現在、担任代行をしている教諭となる見通し。
 県教委は点数の改ざんなどにより、不正に合格したことが明確になった教員については採用を取り消す方針を出している。長女の退職を認める理由について、「学校現場が混乱する中、捜査や(県教委が行う)独自調査にどれだけ時間がかかるか分からないため」(義務教育課)としている。

1015とはずがたり:2008/07/24(木) 13:59:47
>>1004-1005

>教員採用試験、県議らへ合否連絡35教委で
やった…(括弧)は事前連絡では無いと云うもの
北海道,秋田,(岩手),宮城,山形,埼玉,茨城,千葉,長野、山梨,新潟、石川,福井,(愛知),和歌山,島根,岡山,広島,高知,熊本,鹿児島,仙台市,名古屋市,大阪市

やってない
鳥取,山口

>県職員・警察など
(岩手),秋田,宮城,埼玉,三重,福井,和歌山,島根,大分,名古屋市

■ 秋田のニュース:最新
合否事前連絡、県職員採用試験でも 県議や県幹部に
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080723b

 寺田典城知事は22日、県職員の採用試験で、県人事委員会が特定の受験者の合否を、正式発表前に県議や県幹部に個別に連絡していたことを明らかにした。少なくとも2004年度から07年度までの4年間で、8、9件の問い合わせに応じていた。寺田知事は同日の会見で「公平性から外れている。よくないこと」としながらも、合否の判断に影響を与えるような不正の有無については、「正確な採用をしている」として、調査する必要はないとの考えを示した。

 県人事委員会によると、「事前連絡」を行っていたのは、各年度の事務局長、次長(05年度で廃止)、参事、職員課長。07年度は県議から5、6件の問い合わせがあったのに対し、合格発表日前日の午後4時半ごろ、電話で合否を伝えていた。

 04?06年度は、いずれの年度も少なくとも1件は事前連絡があったといい、発表日前日の夕方や、発表日の午前8時半から同9時までの間に、県議や県幹部の問い合わせに応じていた。発表日は、午前9時に県庁前の掲示板に結果が張り出された。

 同委員会は22日午前、過去5年間の同委員会事務局長ら幹部のうち、連絡のついた6人から聞き取り調査を行った。対象としたのは、県警を含む採用試験。どの種類の試験で事前連絡したかは、明確に分からなかったという。今後、県議や県幹部から依頼された時期などについて、詳細な調査を進める方針。
(2008/07/23 08:27 更新)

1016とはずがたり:2008/07/24(木) 14:01:26

“合格”の10人不合格に 教員採用汚職
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_121539373005.html
[2008年07月07日 10:19]

 コネ、カネなしなら減点も―。教員採用試験をめぐる汚職事件の捜査が進むにつれ、試験制度が完全に形骸(けいがい)化し、口利きとわいろにむしばまれていた実態が明らかになってきた。

 関係者によると、直近の二〇〇八年度の小学校教員採用試験における不正の手口はこうだ。
 当時、県教委義務教育課の人事班の総括だった江藤勝由容疑者(52)は一次試験の終了後、採点結果を集計した成績一覧表を作成。これを上層部に提出すると、口利きなどによって、不正工作を依頼されている受験生に「印」が付き、江藤容疑者の手元に一覧表が戻ってくる。
 同年度、不正工作を依頼されていたのは二十人前後。江藤容疑者は「印」が付いた人物の得点を加点し、合格できるよう便宜を図っていたという。
 一次、二次の両試験でそれぞれ十五人ほどが加点を受けたとみられる。特に、試験の出来が悪かった数人は一次、二次の両試験で加点を受けた。江藤容疑者は「加点によって、実際には合格していたはずの十人ほどを不合格にした」と話しているらしい。
 改ざんはこれだけにとどまらない。「加点ばかりすると、不自然に平均点が上がり、怪しまれる」として、依頼を受けていない受験者の得点を減点したケースもある。このような巧妙な手法がいつごろから行われていたのか、捜査機関は強い関心を寄せている。
 前年度の試験でも同じような構図で不正が行われた可能性が高く、この試験をめぐり収賄容疑で逮捕された当時の県教委参事兼教育審議監で由布市教育長の二宮政人容疑者(61)は、江藤容疑者に十数人の具体的な名前を挙げ、合格させるよう指示したという。試験は一次、二次合わせて千点満点で、五十点以上の水増しを受けた受験生もおり、江藤容疑者は「(指示があれば)零点(の項目)でも加点した」と話しているという。
 関係者は「何でもあり。めちゃくちゃだ。試験制度が全く機能していない」と憤る。江藤容疑者が作成した〇八年度試験の成績一覧表をチェックする立場にあった三人の上司は「全く聞いたことのない話だ」と、いずれも関与を否定している。

 由布市の教育長室など捜索

 県警捜査二課と大分中央、佐伯両署の合同捜査本部は六日、捜査員約二十五人を動員し、県教委の教育審議監室や由布市の教育長室などを家宅捜索した。
 午前十時ごろ捜査員が到着。机やパソコンのデータなどを調べ、関係資料を押収した。

1017やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/24(木) 23:57:56
小沢案の骨子

①教育の財政的基盤は国が保障
②教育の管理責任・権限は首長(教育委員会は廃止)
③国家公務員教育職の設置と政治的中立化

1018ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/25(金) 10:25:51
大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件で、不正な点数の
改ざんで2年間に合格したとされる小学校の教員およそ
40人の内訳は、おととしが25人程度、去年が15人
程度に上ることが警察の調べで新たにわかりました。改ざん
には新旧2人の審議監の指示があったとみられ、警察は裏付け
捜査を進めています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    前にも触れたが、教員や大学教授職を巡る
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    袖の下の話は良く聞く。したがって大分に
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 限らず全国で常態化しているという事が疑われる。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 他の社会的に重要な分野も調査する方がいいですね。(・A・#)

08.7.25 NHK「大分 不正合格者の内訳判明」
http://www.nhk.or.jp/news/k10013109171000.html

1019ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/26(土) 07:55:09
 大分県の教員採用汚職事件をめぐり、県教育委員会の
最高幹部だった元教育長も、口利きの依頼があった受験者を
不正に合格させるよう、部下に指示をしていた疑いがあること
がわかりました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    公私を問わず、各学校を統率下に置く全国の教育委員会という
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    組織の人事は、そもそもどのように選任されるのか。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| * 戦後日本の統治活動に関わる教育分野における統率問題。当然
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l  教育委員の人事・選任にも官僚統制の例外ではあり得ません。(・A・#)

08.7.26 TBS「大分教員汚職、元教育長も不正指示か」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3908399.html

* 案外、この汚職問題は教育庁の『改革』と称して、より戦時体制に
 対応し得る体制作りに結びついて行くのかも知れません。今後の
 事件展開に注視する必要がありそうです。

Google 検索「教育委員会 官僚統制」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E3%80%80%E5%AE%98%E5%83%9A%E7%B5%B1%E5%88%B6&lr=
Google 検索「教育庁」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%95%99%E8%82%B2%E5%BA%81&lr=

1020名無しさん:2008/07/27(日) 19:22:48
なんだその「相場」って…給料1か月分以内なら賄賂を贈り放題なのか?

審議監逮捕見送り 収賄相場に「額少ない」 捜査当局 事例踏まえ判断
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/37408

 大分県教委の一連の汚職事件で、県警が元県教委義務教育課参事矢野哲郎被告(52)の「抜てき人事」に絡んで富松哲博教育審議監(60)の収賄容疑での逮捕を見送る方針を固めた背景には、2人の間で授受された商品券20万円分では「金額が少ない」とみる捜査側の事情があった。

 検察関係者によると、一般的に捜査側が贈収賄事件の強制捜査に踏み切る“相場”は授受された金銭が「捜査対象者の給料の1カ月分以上」とされる。

 今回、県警と大分地検との協議では「20万円でも強制捜査の対象になり得る」との議論もあったが、「額が少ない」との意見があったという。加えて県警の調べに対し、矢野被告も富松審議監も商品券の趣旨について「謝礼」といったわいろ性を認めない中で仮に逮捕、起訴しても裁判で有罪にすることは難しいと判断したとみられる。

 県警はほかにも、教員人事に絡んで富松審議監をめぐる便宜供与と金銭授受について、その趣旨などを調べたが、事件につながるものはなかったという。

 富松審議監は商品券の授受問題が発覚した後の今月8日夕から休みを取って以降、公の場には姿を見せていない。

1021とはずがたり:2008/07/27(日) 23:11:09
ひでぇなぁ。。
日本の司法に正義はないのか。
収賄は駄目で謝礼は良いのか。
滅茶苦茶だ。。

1023小説吉田学校読者:2008/07/28(月) 00:05:51
>>1020-1021
これ、要するに、収賄が固まるような便宜供与が立証できないということなんだろうか。。。だとしたら、大分の教育界は年賀状とかと同じ感覚で商品券を渡す風習でもあるんでしょうか。
やお氏言うところの、人治主義極まれりといいますか・・・

1024小説吉田学校読者:2008/07/28(月) 07:16:35
また、テキトーなことを・・・副読本もドリルもあるぞ、普通の学校は。

教科書ページ、倍増提案へ 教育再生懇「自習にも対応」
http://www.asahi.com/politics/update/0728/TKY200807270204.html

 政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)が、小中学校と高校の教科書を充実させるためにまとめた教科書改革の素案が明らかになった。「ゆとり教育」の転換を目指し、国語、理科、英語の教科書のページ数の倍増などを掲げている。28日の懇談会から具体論に入り、今秋にも福田首相に提出する第2次報告の目玉にする方針だ。
 小中学校の教科書は、授業を受けながら使うことが前提の「主たる教材」とされているが、素案では「自学自習に適した教科書」への転換を目指す。1人で読んでも理解できるよう丁寧な記述にし、算数・数学では練習問題、国語や英語では古典や文豪の名文、英字紙の引用などを増やすことを提言している。
 また、学習指導要領の範囲を超えた「発展学習・補充学習」も充実させる。現在は文部科学省の指針で、小中学校で教科書全体の1割、高校で2割が上限だが、最先端の科学など各分野の最新の内容を盛り込むため、上限撤廃を掲げた。外国の教科書との比較分析など、研究体制を充実させる方針も盛り込んだ。
 教科書のページ数をめぐっては、同懇談会が5月の合宿審議で各国の英語の教科書を比較した際、福田首相が「日本はずいぶん中身が薄い」と指摘していた。(山下剛)

1025とはずがたり:2008/07/29(火) 13:07:51

【大分教員採用汚職】幹部14人が働き掛け受ける 長野県教委
2008.7.24 13:29
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080724/crm0807241328022-n1.htm

 大分の教員汚職事件に絡み、採用や昇任に関する不正の有無を調査している長野県教育委員会は24日、過去10年間で県教委幹部14人が県議などから採用について事実上の働き掛けを受けた経験があると発表した。県教委は「働き掛けに応じたり、金品を受け取った事実は確認されていない」として合否への影響は否定している。

 また、受験者への合否通知を発送した後、議員や元教職員などの依頼で、特定の受験者の試験結果を事前に伝えた幹部が29人いた。県教委は、こうした個別連絡を取りやめる方針。

 調査は22日から2日間、電話などで聞き取りして実施。採用に携わる教育長や教育次長、担当課長などを務めた計191人のうち、168人から回答を得た。残りの23人についても継続調査する。

1026とはずがたり:2008/07/29(火) 13:08:07
テレビ山梨社長が「合否」事前連絡 教員採用試験
2008.7.23 23:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080723/crm0807232343060-n1.htm

 山梨県の教員採用試験をめぐり、県教育委員会委員長でテレビ山梨(甲府市)の金丸康信社長が、合否結果を知人に事前連絡していたことが23日、分かった。

 金丸社長は故金丸信・元自民党副総裁の長男で、平成12年12月から教育委員。

 県教委によると、13〜18年に知人から計7、8件の要請を受け、県教委幹部に合否結果を確認。受験者に結果が郵送で通知される前に連絡した。口利きは否定したという。

 金丸社長は16年に続き、今年6月から2度目の県教委委員長を務めている。

1027とはずがたり:2008/07/29(火) 13:08:17

【大分教員採用汚職】東京でも合否事前連絡63件 国会議員らに
2008.7.24 12:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080724/crm0807241248021-n1.htm

 大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件をうけて、採用選考の実態を調査していた東京都教育委員会は24日、特定受験者の合否を事前に連絡していたケースが、平成18年度以降63件程度あったことを明らかにした。部課長級職員計8人が合否発表の約1時間前に電話で連絡していた。

 口利きなど選考に介入する不正な働きかけはなかった。同日開かれた教育委員会で、実態調査の結果が報告された。

 都教委が汚職事件発覚後、すべての管理職と関係職員計130人を対象にアンケートやヒアリング調査を実施。平成18年度以降実施した採用・昇任選考をめぐる不正な働きかけの有無などを聞いたところ、採用選考では部課長級職員6人が、55人程度の受験者の合否を都議、国会議員、国会議員秘書に事前に連絡していた。また、昇任選考でも部課長級職員2人が、8人程度の受験者の合否を都議に事前に知らせていた。

 事前通知は、平成18年以前から“慣例”として行われていたという。都教委は「軽率とのそしりはまぬがれない。今後は一切行わない」としている。

 また、選考については、受験番号や受験者氏名を伏せた採点▽選考データの集計を外部委託▽面接官の割り当ては当日まで分からない仕組み−などを導入しており、特定の受験者へ配慮した評定や不正は見つからなかった。

1028杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/07/29(火) 21:17:19
>>942で女子学生を自殺に追い込んだ准教授も、以前茨大に籍置いていて同様のトラブル起こしていたんですよね。
こうなると組織体質的に問題があるんじゃないのか???

「アカデミック・ハラスメント受けた」 茨大の教授2人が損害賠償請求
http://www.joyo-net.com/honbun.html#kijid

茨城大学人文学部の教授2人が28日、アカデミック・ハラスメントを受け名誉毀損や精神的苦痛があったとして、田中重博学部長を相手取り、慰謝料など総額880万円の損害賠償を求める訴訟を水戸地裁に起こした。田中学部長は「何ら根拠がないもの」とコメントしている。
訴えたのは、村中知子教授(60)と館山豊教授(60)。2人と代理人の会見によると、村中教授は2004年7月〜昨年1月に14項目、館山教授は04年9月〜昨年3月に12項目のハラスメントを学部長から受けたと主張している。
このうち、村中教授は教育担当副学長だった05年2月、留学生センターの人事をめぐり、「人文学部の人事に介入した」などと謝罪を求められるなどした。館山教授は人文学部評議員だった同年に問題処理の場で異論を唱えたところ、「執行部としての自覚があるのか」などと威圧や侮辱を受けたという。
2人は昨年2月と7月、学内のハラスメント対策委員会に苦情申し立てをしたが結論が出ず「学内での自浄作用には期待しがたい」と提訴に踏み切った。村中教授は「提訴を契機に大学が自浄能力を持つことを願う。大学の中で問題が解決できなかったことを残念に思う」と話した。
田中学部長は「訴状が届いていないので確かなことはいえない。しかし、経緯や両教授の主張から、訴えは事実をわい曲して捏造(ねつぞう)したもので何ら根拠がない」、「身に覚えのないことで裁判の中で詳しく明らかにしたい。不当な提訴に対して法的に訴えるなどの対応を検討したい」などとコメントした。

1029とはずがたり:2008/07/31(木) 21:58:29
南山じゃなくて中京ってとこに勢いを感じますねぇ。
それにしても名門金沢大を私立と勘違いしてた奴もいたし大学ってのは皆結構しらんものなのかねぇ。

東は早大、西は関西大/高3に大学の知名度調査
2008/07/31 18:15
http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/article.aspx?id=20080731000352

 「知名度1位、関東は早大、東海は中京大、関西は関西大」。高校生に進学情報を提供しているリクルート(東京)が高校3年生を対象に大学の知名度やイメージを調査し31日、ランキングを発表した。

 同社が発行する進学情報誌の会員登録者で関東、東海、関西の3エリアの高3を対象に調査。約8000人から回答があり、地域別に分析した。

 関東エリアで知名度96・6%と1位だった早大は東海で2位の89・6%、関西でも8位の85・9%。3エリアすべてで10位以内にランクインした唯一の大学となった。中京大は東海で知名度91・4%、関西大は関西で95・6%だった。

 イメージランキングでは、「就職に有利」1位は東大(関東、東海)と京大(関西)。「おしゃれ」は青山学院大(関東、東海)と関西学院大(関西)だった。

 リクルートは「大学全入時代を迎え、大学は『選ぶ側から選ばれる側』へと変わりつつある。受験生に伝えたいことをきちんと伝え、ほかの大学との差別化を図ってほしい」と話している。

1030名無しさん:2008/08/01(金) 17:12:39
よくわからないが、教育担当副学長が、目下の人文学部長から、「謝罪を求められるなどした」り、人文学部評議員が、学部長から、「執行部としての自覚があるのか」などと威圧や侮辱を受けたら、アカデミック・ハラスメントということになるのか?
それぞれ14項目と12項目もあるというが、ほかにはどんな事例があるんだろうね。

1031とはずがたり:2008/08/03(日) 20:02:38
ためされる学校現場 やまぐち
無免許運転は依願退職程度の悪事なんですね〜。
アホすぎるけどそんな悪質さは無いような気もするが恥ずかしくて続けにくい?

「えっ?免許証って期限あるの」女性教諭が約11年間無免許運転
2008.2.1 18:15
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080201/crm0802011815038-n1.htm

 山口県教委は1日、10年10カ月間にわたって通勤などに無免許運転をしていた同県防府市立華浦小学校の女性教諭(45)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。女性教諭は同日、依願退職した。

 同県教委によると、教諭は平成9年2月に運転免許証の期限が切れていたにもかかわらず、乗用車で通勤や買い物をしていた。昨年12月2日午前、防府市内の交差点でシートベルトをしていなかったため、山口県警防府署員が免許証の提示を求めて無免許運転が分かった。

 この教諭は平成10年に免許証の期限切れに気づいたが、教員免許状と同様に一度取得した資格は失効しないと思い込んでいたという。

 また防府署は同日、この教諭を道交法違反(無免許運転)容疑で書類送検した。

1032とはずがたり:2008/08/04(月) 11:59:10
俺は図書館はかさかさ・こそこそが五月蠅くて気が狂いそうになって全く勉強に集中できないから基本的に使わんけど(ファミレスや喫茶店派である。ざわざわと五月蠅くて落ち着いて勉強に励める♪),図書館で鬼気迫る感じで勉強してる連中が多いとこみるといい試みかもね。

京大図書館 眠らない
来年1月、自習室24時間OK
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008072300045&genre=G1&area=K00

 京都大付属図書館(京都市左京区)は24時間利用できる自習室を新設し、来年1月から運用を開始する。「勉強時間は昼間だけとは限らない。図書館は夜中も開けてほしい」との学生の要望に応えた。全国の主要総合大学で図書館を24時間開館するのは初めてという。

 24時間の自習室は、図書館の1階部分を改修して書庫や他のスペースと仕切り、約90席を設ける。持ち込んだパソコンを使えるよう無線LANを配備するほか、夜食を取ることのできる飲食コーナーも設置する。利用は学生に限り、夜間は警備員を配置する予定。

 閲覧や自習のため約1000席ある京大付属図書館は平日午前9時から午後10時までの開館時間に平均約3100人が利用する人気ぶり。24時間利用も以前から要望が高かったが、学生の健康面を考慮して実現していなかった。今回、社会の変化や、多様な要望に図書館としても応えるべきだとの判断から、24時間開館に踏み切る。
 自習室は、年末年始などの休館日を除いて開く予定。「仮眠室」となるのを防ぐため、ソファは置かない。京都大付属図書館は「毎晩のように徹夜で利用するなど無理をしないよう、健康管理をきちんとした上で使ってほしい」としている。

1033とはずがたり:2008/08/08(金) 13:19:07

「大学全入」遠のく、進学率予想以上の伸び 08年調査
2008年8月8日1時35分
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200808070390.html?ref=goo

 08年4月の大学・短大の志願者数が74万4千人に対し、入学者が68万4千人だったことが文部科学省の学校基本調査で分かった。志願者数と入学者数が同じになる「全入時代」が07年春にも到来すると試算されていたが、文科省は「近い将来に、志願者数と入学者数が同じになる見込みではない」としている。

 旧文部省は「09年に全入となる」と97年に試算。その後、進学率が横ばいで推移していたこともあり、中央教育審議会(文科相の諮問機関)は05年の答申で、実現の予想を07年春に前倒しした。しかし、景気回復の傾向が続いていたことや、就職で有利になるとの判断などが影響し、高校卒業後に大学進学を希望する割合はこの数年で上昇。今年は高校卒業生の60.1%が大学・短大への入学を志願。浪人と合わせた志願者は中教審答申の試算より10万人以上多く、入学者は志願者数の約92%にとどまった。

 一方、入学者が定員を割った私大はこの春、全体の47%になり、人気が集まる大学とそうでない大学の二極化は進んでいる。

1034とはずがたり:2008/08/08(金) 13:54:04

毎朝起きて定時に会社行って機械の如く働く近代型労働者がここ10年極限まで進展し,この「近代型労働者不適格者」(この不適格者に非難のニュアンスを入れる事が学歴偏重社会の温床になるから望ましくないばかりか危険である)の収容先であった職人や商店等は消滅,日雇いなども公共事業減で厳しくなり,不登校の後フリーターやニートとして働く他無くなってきてるんじゃないだろうか。
この"労働者化の極限迄の進展"を俺は自民支持の商店街衰退なんかをもたらすと歓迎してたけど多様な生き方をするのが難しくなった面もありそうだ。

フリースクールへ通う高校生にも通学定期 文科省方針
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200808070392.html
2008年8月8日8時1分

 文部科学省は、不登校になってフリースクールなどに通う高校生の負担を軽減するため、一定の条件を満たせば、通学定期を購入できるようにする方針を固めた。09年度からの適用を目指し、JR東日本などと交渉を進めている。

 文科省が想定しているのは、通常の高校に籍を置きながら、フリースクールなどに通っている生徒。これまでは、大人並みの通勤定期しか購入できなかったが、在籍している高校の校長らが認めれば、通学定期の購入ができるようにする。

 義務教育の小中学校については、92年から校長の判断で「出席扱い」とできる制度を導入し、93年春からフリースクールなどへ通うための通学定期も認めてきた。ただ、高校は小中学校と異なり、卒業のために単位取得が必要。学校外での学習内容を単位取得につなげて欲しいという要望もあるが、フリースクールは法律上の位置づけがなく定義も難しいことや、義務教育と異なり、生徒が籍を置いている高校が必ずあるとは限らないなどの問題があり、「出席扱い」の問題は簡単に結論が出せない。

 このため、文科省はまず高校に籍がある生徒は通学定期を買えるようにする一方、単位取得などについては、中央教育審議会(文科相の諮問機関)などでの議論も踏まえ、検討する予定だ。

 文科省のまとめによると、06年度に不登校だった高校生は全体の1.65%にあたる5万7544人いた。このうち、約4割の2万1485人が中途退学、約1割の5703人が留年した。

1035とはずがたり:2008/08/12(火) 13:56:00

保護者を甘やかす教師・学校側があかんヽ(`Д´)ノ

校長立て替え、積立金流用…異常!給食費300万円滞納
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080812038.html

 大阪府池田市の8つの市立小学校で、給食費などの滞納額が2007年度末までに約300万円に上り、校長や教員、事務職員らが立て替えて穴埋めしていたことが12日、市教育委員会の調査で分かった。

 保護者らに会計報告する月末や年度末に校長らが私費で穴埋めしていたほか、一部では教員の親睦会費を無断で流用していたケースもあった。

 市教委は「本来は保護者が支払うべきもので、立て替えは好ましくない。流用は憂慮すべきことで、今後処分を含め検討したい」としている。

 市教委によると、立て替えていたのは全11校のうち8校で、給食費が約168万円、教材費が約69万円、修学旅行などの積立金が約53万円、学級費が約7万円。1つの小学校で最も多い滞納額は約130万円だった。

 各校は保護者に督促しているが、給食業者などへの支払期限が間に合わない場合、発覚を防ぐため穴埋めしていた。市教委には報告していなかったという。

[ 2008年08月12日 12:11 ]

1036とはずがたり:2008/08/14(木) 12:46:35
入院中の富松審議監、県教委の聞き取り調査に応じる
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080710-3292582/news/20080809-OYT1T00872.htm

 大分県教委を巡る汚職事件で、県教委の教育行政改革プロジェクトチーム(PT)は9日、富松哲博・教育審議監(60)から聞き取り調査を行った。

 元義務教育課参事・矢野哲郎被告(52)(贈賄罪で起訴)が今春、参事に昇任した際、矢野被告から商品券約20万円分を受け取った経緯などについて聞いたとみられる。富松審議監は「皆さんに迷惑をおかけしています」と謝罪したという。

 富松審議監は体調不良で大分市内の病院に入院中のため、調査は病院内で行われた。富松審議監は、点滴を受けながら約1時間応じたという。

 調査にあたった照山龍治・改革担当審議監は「やつれた感じがしたが、質問にははっきり答えてもらった。聞きたかったことは、だいたい聞くことができた」と述べた。
(2008年8月9日23時54分 読売新聞)

警察出向いた校長ら3人、大分県警が書類送検へ…教員汚職
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080710-3292582/news/20080801-OYT1T00914.htm

 大分県教委を舞台とした汚職事件で、大分県警は、県教委の2008年度管理職任用試験に絡んで元義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(教員採用に絡む収賄罪で起訴)に商品券計110万円分を渡した同県佐伯市内の小学校の校長と教頭の3人について、贈賄容疑で今月中に大分地検に書類送検する方針を固めた。

 3人は7月8日、佐伯署に自ら出向いて商品券提供の経緯を説明し、現在も任意で事情を聞かれている。県警は贈賄額の規模から逮捕も検討したが、3人が自主的に警察を訪ねた点などを考慮し、証拠隠滅や逃亡の恐れがないことから、在宅での捜査が適当と判断したという。江藤被告についても収賄容疑で書類送検する方針。

 県教委は2学期開始前までに3人を懲戒処分にする方針。
(2008年8月2日03時00分 読売新聞)

1037とはずがたり:2008/08/14(木) 13:35:25
こっちのネタと云っても良い面もあるので抜粋転載。後輩でパイロット落ちてキャリア官僚に成った奴が居たけど。。

パイロット:航空各社が争奪戦 「団塊」定年や空港拡張で
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2559-2560

■パイロット争奪戦

 国内の航空会社に所属するパイロットは現在、約6200人。今後、5年前後にわたって団塊世代が年間約200人ずつ退職する。経済成長に伴う航空需要増も考慮すると「今後5年間は400〜450人ずつ新規人材を確保する必要がある」(国土交通省航空局)という。首都圏空港の機能強化で航空需要がさらに膨らみ、必要なパイロット数が上積みされる可能性もある。
 海外に目を向けると…長期的には「経済発展著しい中国やインド、巨額のオイルマネーで潤う中東で航空需要が急増する」(ANA運航本部)との見方が大勢。国内だけでなく世界規模でパイロットの争奪戦が加速する条件がそろっているのだ。

 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、新たなパイロット確保策に乗り出した。東海大は06年、工学部に航空操縦学専攻を設置した。ANAは専任教授に機長OBを送り込み、自社のパイロット養成の際と同じ教材を使用するなど全面的な支援体制を敷く。

 同専攻には現在、女性3人を含む118人が在籍する。1年次は、航空無線の公用語である英語と、国家試験のうち座学分野の講義を受ける。2、3年次には米ノースダコタ大学に留学して飛行実技訓練を積む。膨大な専門知識を短期間に詰め込むためカリキュラムは非常に濃密で、大半の学生がアルバイトやサークル活動そっちのけで勉強に打ち込むことになる。

 卒業までに必要な学費は1600万〜1700万円で、約150万円で済む航空大学校と比べると高額だ。しかし航空会社に入社後、一から訓練を受ける自社養成組より「副操縦士になるまでの年数が短く、勤務年数が長くなる」(利根川豊・東海大教授)のは航空会社と学生の双方にとって魅力といえる。JALも今年度、桜美林大と提携してパイロット養成課程を発足させた。

 【ことば】パイロット資格

 民間航空会社のパイロットになるには、(1)事業用操縦士技能証明(2)計器飛行証明(3)陸上多発限定−−の国家資格を取得後、各社で副操縦士昇格訓練をパスするのが条件。ルートとしては(1)航空大学校に入学する(2)航空会社の自社養成訓練生になる(3)自衛隊パイロットから転身する−−などの道がある。

 航空会社に自社養成訓練生として入社した場合、副操縦士になるのに4、5年かかる。機長になるにはその後、15年程度かけて飛行経験を積んだ上で国家資格のATPL(定期運送用操縦士技能証明)を取得して、社内昇進試験に合格する必要がある。そのうえ、勤務を続けるには定期的に厳しい身体検査と技能検査をパスし続けなければならない。

毎日新聞 2008年8月13日 21時56分(最終更新 8月14日 1時13分)

1038とはずがたり:2008/08/14(木) 18:47:24
"し好"ってなんだよ。この元教諭もきしょいが漢字表記も相当にきしょい。

小学校侵入:元教諭が無罪主張 東京地裁
http://mainichi.jp/select/today/news/20080814k0000e040033000c.html

 運動会の児童の写真を撮影しようと東京都世田谷区の小学校に侵入したとして、建造物侵入罪に問われた元小学校教諭、渡辺敏郎被告(35)は14日、東京地裁(神田大助裁判官)の初公判で「立ち入りが悪いこととの認識はなかった」と述べ、弁護側は「建造物侵入の故意はなかった」と無罪主張した。

 起訴状によると、渡辺被告は6月1日午後1時40分ごろ、世田谷区代沢の区立小学校の敷地内に許可なく侵入した。検察側は冒頭陳述で、渡辺被告は児童の元気な姿を見ることで性的嗜好を満たす性癖があり、運動会の児童の写真を撮影しようと考えたと指摘した。また、保護観察中に無許可で、子供の写真を撮るためベトナムやインドネシアに旅行していたことを明らかにした。

 渡辺被告は起訴事実の認否で「子供たちの可愛い姿を見たかったが、性的嗜好を満たす目的はなかった。写真を撮ることには悪いことをしている後ろめたさがあった。申し訳ないことをした」と述べた。

 渡辺被告は交通事故死した子供の生前の写真を自分のホームページに無断転載したなどとして、著作権法違反などで昨年7月、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受け確定している。【北村和巳】

1039とはずがたり:2008/08/20(水) 15:33:47
滞納には割り増し料金徴集を科しごねると損と云う事をバカ親どもに教育すべし。

給食費滞納で3人提訴
高知県香美市
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008081900213&genre=A2&area=Z10

 高知県香美市の門脇槙夫市長は19日、給食費の長期滞納を続ける3人の保護者に計約17万8000円の支払いを求め、高知地裁に提訴したことを明らかにした。

 訴えによると、2004年6月から昨年3月の間、約3万8000−7万9000円を滞納したという。

 市によると、3人は06年に分納することで合意したが、その後も督促に応じなかった。市は今年6月、高知簡裁に督促を申し立てた。3人から再び分納を求める異議があり提訴に踏み切った。
 門脇市長は「支払いの公平性を保つための措置。給食費の未納は行政に課せられた課題の一つで、今後も粛々と対応する」としている。(共同通信)

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2004/01/28
給食費「払いたくない」 身勝手な親、滞納が急増 仙台
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/363

2004/07/13
給食費の滞納増え、差し押さえる自治体も
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036414933/3755

2005/01/09
大阪府教育委員会は2004年6月から使用するクーラー(空調機)の使用料を父母から一律に徴収
滞納した場合は退学処分
2005/01/10
給食費を前払いに、未納なら打ち切り…定時制都立高
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/828-830

2006/01/03
就学援助4年で4割増 給食費など東京・大阪4人に1人
>>139

2006/12/16
給食費未納で調停申し立て
阿賀野市教委 中学生保護者6人に対し 讀賣新潟
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1157
2006/12/19
給食費:未納507人 法的手段も検討−−高崎市教委調査公表
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1164

2007/01/27
給食費:滞納者9万人超、額は22億円 文科省調査
>>638

給食費に連帯保証を要求、宇都宮市 2007年04月12日
市長が「滞納払って」と夜回り作戦 奥州市 2007年04月11日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1258

2007/05/05
保育料滞納34億円、悪質例多く差し押さえも…読売調査
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1286

2007/07/27
東京・新宿の中学校長が給食費未納 3年以上19万円
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1156807981/415

1040とはずがたり:2008/08/20(水) 15:39:55
京都府立医大などの「共同大学院」選出
文科省支援事業
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008081900246&genre=G1&area=K00

 文部科学省は19日、人材育成や教育プログラムの開発で連携する大学、短大を支援する事業に、京都府立医科大など4校による生命科学系の共同大学院の設置など54件を選んだと発表した。

 期間は3年間で、1件につき年間5000万円または1億円を限度に補助する。

 京都、滋賀関係では5件が選ばれた。府立医、府立、京都工芸繊維、京都薬科の各大学は、生命科学系の共同大学院の設置を目指す。共同大学院は、各大学が連名で学位を与えることができ、既存の施設の活用を検討する。府立医科大は「専門分野が異なる各大学の特性を生かし、市民の健康に貢献する人材の育成や研究を行いたい」としている。
 他の4件は▽佛教大や京都工繊大、大谷大など18校による教員の教育能力を高めるための共通プログラムの開発▽龍谷大や府立大など5校による京都府内のNPO法人などの人材研修プログラム開発▽京都産業大や京都学園大など10校によるインターネットなどの教育システムを生かした教養教育の大学間連携▽滋賀医科大、長浜バイオ大の2校による医療大学間連携。

1041とはずがたり:2008/08/20(水) 20:37:01
4月の記事
学力試験てのは学力をつける一番手っ取り早い方法であると思うので推薦入試ってのは本人にも勿体ない気がする。
一般入試を二回受けれるとか二高併願できるとかの方がよくないかなぁ。

浪人減り進学に成果 公立高校入試改変から3年
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080417f

 (秋田)県教育委員会が2005年、受験機会を最大3回まで広げるなど公立高校入試の改変を行ってから3年が経過し、新制度で受験した「1期生」が今春卒業した。新制度では中学浪人が減ったほか、新設の後期選抜で入学した生徒が志望通りの大学に進学するなど成果が表れる一方で、多様な選抜基準にあいまいさを残すなど課題も抱えている。

 05年の改変では、志望校に挑戦しやすくするため、受験機会を推薦と一般の2回から前期、一般、後期の3回に増やした。選考方法も、前期を自己推薦方式にし、後期は重視する要件を高校ごとに設定させて多様化を図った。

 県教育庁高校教育課は、受験生が「進学できる」高校から「進学したい」高校に入学できるようになったと強調。受験生の選択の幅が広がり、高校も選ばれるために特色づくりに力を入れている、としている。

 中学卒業者の浪人割合も、改変前の02年から04年までは0・83%(02年108人、03年96人、04年80人)だったのに対し、改変後の05年は0・48%(56人)、06年0・37%(41人)、07年0・46%(51人)と減っている。
(2008/04/17 10:32 更新)

1042とはずがたり:2008/08/20(水) 22:36:23
>5大学で13学部あるが、同じ名前の学部は一つもない
いっその事,統合できると面白い。
岩手大学………人文社会科学部 教育学部 工学部 農学部
岩手県立大学…社会福祉学部、ソフトウェア情報学部、総合政策学部
岩手医科大学…医学部 歯学部 薬学部
盛岡大学………文学部 英語文化学科 日本文学科 社会文化学科 児童教育学科
富士大学………経済学部 経済学科 経営法学科 経営情報学科

岩手医科大は私立大学であった。
岩手大も県立大も独法化されているし全部纏めて私立大学に♪

岩手の5大学 共通キャンパス10年開始目指す
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080820t35013.htm

 連携拡大を検討してきた岩手大(盛岡市)など岩手県内5大学は19日、共通キャンパスの設置などに取り組む「いわて高等教育コンソーシアム」を10月までに設立すると発表した。「地域をリードする人材の育成」「大学進学率の向上」「地域社会への貢献」を柱に、岩手の知の拠点づくりを進める。

 ほかに岩手医大(盛岡市)、岩手県立大、盛岡大(ともに滝沢村)、富士大(花巻市)が参加する。

 共通キャンパスはJR盛岡駅西口の公共施設にある県立大アイーナキャンパスを使い、2010年度スタートを目指す。各大学に遠隔講義システムも設け、既に始めている単位互換の枠を広げる。

 共通キャンパスでは高校生らを対象にした公開授業の実施も検討し、大学進学率の向上につなげる。各大学の特色を生かした生涯学習講座も行い、地域や県民の活力アップも図る。

 将来的には連携をさらに発展させ、仮想の「イーハトーブ大学」をつくる構想もある。

 学生たちが岩手の文化や歴史など「岩手学」を学び、地域リーダーを育てるプログラムで、14年度からのスタートを見込む。

 コンソーシアム設立は19日、文部科学省の戦略的大学連携支援事業に採択されて決まった。岩手大の藤井克己学長は同大で開いた記者会見で「5大学で13学部あるが、同じ名前の学部は一つもない。教員と学生の学習の場が広がるとともに、研究面でもつながりができる」と期待した。
2008年08月20日水曜日

1043とはずがたり:2008/08/24(日) 00:03:23
大金使って迄導入すべきもんなんか?
闘争心涵養してお国の為に潔く死ねる莫迦を大量に育てて置こうというのかね?

<武道必修化>中学校に道場新設へ 来年度予算要求60億円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080823-00000060-mai-pol
8月23日15時1分配信 毎日新聞

 文部科学省は、中学校の新しい学習指導要領(12年度完全実施)で武道を必修化するのに伴い、09年度予算の概算要求に全国の中学の武道場整備費50億円を盛り込む方針を固めた。専用の武道場がある学校は半数程度しかなく、09年度は200校程度で施設整備を図り、その後も計画的に校数を増やす。関連で地域で指定校を定め、指導者を招くなどの事業に10億円を計上する方針だ。

 専用の武道場を備える中学校の割合は47%(07年5月現在)で、約5000校は未整備だ。来年度からの新指導要領への移行措置期間中に整備を進め、武道を取り入れる学校数を増やしていく。

 武道場整備費の内訳は、公立校が約48億円で私立校が約2億円。指定校は都道府県ごとに20校ほど設け、武道経験者や武道団体などの協力を得て、指導体制の充実を図る。「地域スポーツ人材の活用実践支援事業費」(08年度約5億円)も倍増を求め、一部を武道指導者の人件費などに充てる方針だ。

 武道場がない学校では、敷地が確保できずに武道の授業時だけ体育館に畳を敷く学校もある。文科省は「畳の出し入れに時間がかかる上、安全面も懸念される。専用の武道場を整備していくのが望ましい」としている。

 現行の指導要領(保健体育)は、中1は武道とダンスのいずれかを選択し、中2と中3は球技、武道、ダンスから二つを選択する。新指導要領では原則、中1と中2で武道とダンスが必修になる。武道は、柔道、剣道、相撲から選択するが、地域や学校の実情に応じ、なぎなたや弓道なども認められる。【加藤隆寛】

最終更新:8月23日20時52分

1044とはずがたり:2008/08/25(月) 17:02:06

やれやれだなぁ。退職金を全部失うぐらいが恰度良い懲罰ですかねぇ。

学芸大教授を懲戒解雇 ゼミの女子学生と不倫関係
2008.8.12 19:33
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080812/crm0808121935028-n1.htm

 東京学芸大(東京都小金井市)は12日、ゼミで指導していた女子学生と不倫関係になり、精神的に不安定にさせて退学に追い込んだとして、教育学部に所属する60代男性教授を同日付で懲戒解雇したと発表した。

 教授は「自由な付き合いだった」と主張しているが、大学は「教授と学生には教育上の支配従属関係があり、それを利用したと考えられても仕方がない」と処分理由を説明している。

 大学によると、教授は平成17年6月ごろから、新入生だった女子学生と交際。教授に妻子がいることなどを悩んだ女子学生は同年秋から自殺未遂などを図るようになり今年3月、退学した。女子学生が今年1月、「自分のような人が増えないようにしてほしい」と大学に訴え問題が発覚。調査の結果、教授はほかの女子学生2人に対しても、メールなどで食事やドライブに誘う行為があったという。

1045とはずがたり:2008/08/25(月) 23:02:11
なにやってるだかやぁ・・

「借金できた…」教師が生徒に30万円借りる 
2008.8.25 20:43
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080825/crm0808252045028-n1.htm

 静岡県教育委員会は25日、女子生徒から30万円を借りるなど教員として不適切な行為があったとして、県立高校の男性教諭(33)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、教諭は4月上旬、自らが顧問を務める委員会のメンバーの女子生徒に「借金が急にできた」と相談。この生徒から5月下旬までの3回にわたり計30万円借りた。生徒は「信頼している先生が困っている」と考え、お金は自分の貯金から下ろしたという。その後、生徒の両親が知り、教諭は謝罪した上で全額返済した。

 県教委は「セクハラ(性的嫌がらせ)より軽い事案。教諭はこれからも教壇に立ち、将来がある」と説明。借金の使途など詳細を明らかにしていない。

1046とはずがたり:2008/09/02(火) 19:16:34
今年の教員だけ馘ってのも可哀想な気がしますね。
管理職含めた全教員を対象に試験をして一律に合否判定したらどうか?
大混乱でしょうけどそれ位教員への信認は厳しいと思う。

◎ショック、涙する教員も=不正覚えなく採用取り消しで−大分県教委
2008年08月31日19時19分 / 提供:時事通信社
http://news.livedoor.com/article/detail/3800970/

 教員採用・昇任試験をめぐる汚職事件で大分県教育委員会は31日、臨時会議後の会見で、採用取り消しを決めた教員21人ほぼ全員に説明した結果、「ショックを受けた教員が多く、涙を流した人もいた」ことを明らかにした。県教委は「本人には全く(不正の)覚えや心当たりがなく、事実を受け入れることがなかなかできないという表情が共通していた」としている。

1047とはずがたり:2008/09/06(土) 20:15:52

大分教員汚職:起訴猶予の校長、教頭に降格処分 県教委
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080902k0000m040102000c.html

 大分県教委の管理職昇任試験にからむ汚職事件で、県教委は1日、商品券を元県教委参事、江藤勝由被告(52)=収賄罪で起訴、懲戒免職=に贈り、起訴猶予となった佐伯市立小学校の宮川聖子校長(53)を、停職4カ月の懲戒処分と、教頭へ降格させる分限処分にした。

 県教委によると、宮川元校長は3月23日ごろ、江藤被告の自宅を訪れ、昇任祝いの趣旨で商品券10万円分を渡した。宮川元校長は、江藤被告にそれぞれ50万円分の商品券を渡したとして在宅起訴された元小学校教頭2人=いずれも懲戒免職=とともに書類送検されたが、「金額が少なく、悪質性が少ない」と起訴猶予になった。

 宮川元校長は、同じ学校で教頭として勤めることになり、県教委は同日、後任の校長の人事(2日付)も決めた。

 始業式だった1日、宮川元校長は年休を取り、姿を見せなかった。【小畑英介】

毎日新聞 2008年9月1日 21時34分

1048とはずがたり:2008/09/06(土) 20:16:41
大分教員汚職:佐伯市の教頭が2度合格依頼 県教委聴取へ
http://mainichi.jp/select/today/news/20080907k0000m040016000c.html

 大分県の教員採用汚職事件で県教委は、元県教委教育審議監、二宮政人被告(61)=収賄罪で起訴=に過去2回の教員採用試験で知人らの合格依頼をしていた佐伯市立中の男性教頭(51)について、近く事情を聴く方針を決めた。この教頭は、県教委の不正調査に対し、この依頼の件を申告しておらず、4日あった事件の初公判で明らかになった。県教委は事実が確認されれば処分する。

 教頭は先月、元県教委参事、矢野哲郎被告(52)=収賄の罪で公判中=が07年度試験で、長女の合格を依頼すると知りながら、二宮被告に引き合わせたとして、減給3カ月(10分の1)の懲戒処分を受けていた。

 しかし、4日の矢野被告らの初公判で、教頭が、知人らの合格について01、04年の2回、二宮被告に依頼し、合格後に1万5000〜2万円のシャツ仕立券を贈ったと新たに分かった。口利きした2人は合格した。

【小畑英介】
毎日新聞 2008年9月6日 18時17分

1049とはずがたり:2008/09/06(土) 20:17:29

大分教員汚職:富松審議監が入院 逮捕は延期
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080901k0000m040074000c.html

 大分県警は現職の県教委ナンバー2、富松哲博・教育審議監(60)を昇任人事を巡る収賄容疑で逮捕する方針を固めたが、本人が31日に入院したため、いったん見送った。また県教委は同日、管理職昇任試験を巡る汚職事件で贈賄罪で起訴された小学校教頭2人を懲戒免職処分にした。

 富松審議監は、元県教委参事、矢野哲郎被告(52)=別の贈賄罪で起訴=から参事昇進に便宜を図った謝礼として、20万円分の商品券を受け取った疑いが持たれている。県警が逮捕予定だった31日、肺炎で高熱があるとして入院した。県警は富松審議監の病状が回復し次第、収賄容疑で取り調べる。

 懲戒免職になったのは元県教委参事、江藤勝由被告(52)=収賄罪で起訴、懲戒免職=に「金券を贈った」と出頭した3人のうち、50万円分を贈って在宅起訴された佐伯市立小学校教頭、渡辺洋一(50)▽同、広瀬忍(49)の両被告。10万円分を贈ったが起訴猶予になった佐伯市立小学校長の女性(53)の処分は結論が出なかった。

 県教委は、贈賄罪で起訴され既に懲戒免職にした元同市立小学校教頭、矢野かおる被告(51)を含め、教頭3人の後任人事も決めた。1日に着任させ、教頭不在の学校は解消する。ただ、採用を取り消す新任教員21人の後任人事などについては、講師として残るかの意向確認を終える3日まで着手できず、担任不在の学級が出る恐れがある。【小畑英介】

毎日新聞 2008年8月31日 21時40分

1050とはずがたり:2008/09/06(土) 20:18:43

大分教員汚職:教諭21人の採用取り消し 不合格者救済も
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080830k0000m040151000c.html

不正採用に関係した県教委職員の処分を説明する小矢教育長(右)=大分県教委で29日午後4時33分、深津誠撮影 大分県の教員採用汚職事件にからみ、県教委は29日、不正合格が確認されたとして、08年度教員採用試験(試験は07年)で合格した小中学校などの教諭21人の採用取り消しを決めた。一方、不正のあおりで不合格になった21人については本人が希望すれば採用する方針。また、不正行為の調査報告書も公表され、採用・昇任試験で長年、県議や県教委幹部などからの依頼に基づく合否操作があったとし、「身内意識やチェック機能の欠如が不正を引き起こした」と分析した。

 県教委によると、取り消しは小学14人(採用者41人)▽中学6人(同31人)▽養護教諭1人(同4人)。近く通知する。

 事件を受け、県教委の改革担当プロジェクトチーム(PT)が、収賄罪で起訴された元県教委参事、江藤勝由被告(52)らが改ざんしたとされる試験データを分析。08年度は、データ分析や、江藤被告と改ざんを手伝った部下の男性職員の証言から、不正合格者を特定。07年度は、試験データの復元が十分でないことから取り消しはしないが、不正のあおりを受けて落とされた可能性がある受験者には、特別試験を実施し合格した場合は採用する。

 一方、PTは過去10年間の人事担当者や、現役校長ら約1200人から採用・昇任試験などにおける不正行為などについて調査。その報告書によると、小中学校の教員採用試験は01年度まで点数順の競争試験でなかったため、県教委幹部や県議らからの働きかけがあり、ボーダーライン以下の受験者を合格させたこともあった。02年度以降は、実質的に競争試験になり、点数の改ざんが始まった。

 07、08年度試験は、江藤被告が点数の改ざんにあたった。県教委幹部からリストなどを渡され「あしき慣習を知っていたので、不正の指示と受け止めた」と調査に証言。富松哲博・現教育審議監も「メモをもらって江藤に『頼む』と言って渡した」と認めていることを明かした。

 報告書は、不正の背景として、選考の不適切な運用▽色濃い仲間意識・身内意識▽県教委のチェック機能の欠如−−の3点を挙げ、改善策として、人事部門を一元化する「教育人事課(仮称)」の設置などを提案した。また、不正採用に絡んだ計15人(監督責任も含む)を停職などの懲戒や訓告処分とした。【小畑英介】

 ▽小矢文則教育長の話 つらい判断だったが、不正はただしていかないといけない。(取り消し対象者には)十分説明したい。

 ◇「予想超す数に怒りを覚える」鈴木文科相
 鈴木恒夫文部科学相は29日、大分県教委が08年度の採用選考で21人が不正に合格していたと発表したことについて「予想以上の数。遺憾などという言葉を通り越し、怒りを覚える」と述べた。21人の採用取り消しについては「『不正をすればこうなる』と子どもたちに教育する必要もある。取り消された側はいろいろな思いを持つだろうが、仕方がないと思う」と述べ、適切な対応であるとの見解を示した。【加藤隆寛】

毎日新聞 2008年8月29日 22時39分(最終更新 8月30日 0時09分)

1051とはずがたり:2008/09/06(土) 23:41:46
大分県教委の教員採用汚職:長年にわたり合否操作 点検機能の欠如指摘−−PT報告
http://mainichi.jp/select/jiken/oitacorruption/news/20080829ddg001040002000c.html

 大分県の教員採用試験汚職事件を受けて、過去の不正行為などを調査していた県教委のプロジェクトチーム(PT)は、29日に開かれた県教委の臨時会に調査報告書を提出した。報告書は採用、管理職任用の両試験で長年、県議や県教委幹部などからの依頼に基づく合否操作があったことを認め「身内意識やチェック機能の欠如が不正を引き起こした」と分析した。

 PTは過去10年間の人事関係者や県教委幹部ら計101人からの聞き取り、計1067人の公立学校の校長、教頭への文書調査で、両試験の実態などを調べてきた。

 報告によると、大分県の小中学校の教員採用試験は01年度まで、試験の成績が非公開だったうえ、点数順の採用ではなかった。この時期は、県教委幹部や教職員組合役員らからの働きかけがあり、県議などからの口利きを受け、ボーダーライン以下の受験者を合格させたこともあった。02年度以降は、試験結果が受験者に開示されるようになって実質的に競争試験になり、点数の改ざんが始まった。

 07、08年度の試験は、元県教委参事の江藤勝由被告(52)=収賄罪で起訴=が点数の改ざんにあたった。江藤被告は「県教委幹部からリストなどを渡され、不正の指示と受け止めた」と調査に証言。富松哲博・現教育審議監も「メモをもらい江藤に『頼む』と言って渡した」と認めたという。

 一方、管理職任用試験では、今年度の小中学校教頭候補者選考で、筆記・論文の成績で9人に10〜20点の加点、3人に5〜10点の減点があった。しかし、05、06年度の義務教育課人事班の担当者と、江藤被告以外には、不正行為をした者は確認できなかったという。江藤被告は「富松審議監から『これという者の点数が低い時はあらかじめプラスアルファしよう』と指示された」と明かしたという。

 報告書は、選考の不適切な運用▽色濃い仲間意識・身内意識▽県教委のチェック機能の欠如−−の3点を不正の背景に挙げた。【小畑英介】

毎日新聞 2008年8月29日 西部夕刊

大分教員汚職:退職願1人増え15人に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080906k0000e040037000c.html

 大分県教委汚職事件に絡む08年度教員採用試験での不正合格者の採用取り消しで、県教委は5日、対象者20人のうち退職願を提出したのは前日から1人増えて15人になったことを明らかにした。態度を決めていない5人ついて県教委は「最後まで丁寧に説明する」と話している。7日の県教委の臨時会で、取り消し処分か退職かを決定する。

毎日新聞 2008年9月6日 11時33分

1052とはずがたり:2008/09/08(月) 22:52:38
5万なら事件に成らずに永続してたって事かね?

「お礼は5」を50万円と勘違い 教員採用汚職
http://www.asahi.com/national/update/0904/SEB200809040014.html
2008年9月5日3時8分

 「お礼は5くらいやねえかなあ」。そんなアドバイスを聞いて、元義務教育課参事、矢野哲郎被告(52)は「50万円」と思い込み、「現金では生々しい」と商品券を選んだ――。大分地裁で4日あった大分県教員汚職事件の初公判で、矢野元参事の弁護側は、一連の事件の発端となるわいろが「商品券50万円分」となった経緯を説明した。

 事件の発端は、矢野元参事が06年9月、県教委ナンバー2の教育審議監だった二宮政人被告(61)=10日に初公判予定=に長女の合格を依頼して渡した商品券50万円分の授受とされる。

 検察側の冒頭陳述によると、矢野元参事の長女が07年度採用1次試験に合格したことを知った大分県佐伯市立中学校教頭=県教委が減給処分=が矢野元参事に「二宮審議監を紹介しましょうか」と持ちかけて2人を仲介。教頭は「手みやげはシャツ仕立券でよい」と伝えたという。

 ところが、矢野元参事の弁護側の冒頭陳述によると、矢野元参事は「採用試験はコネや金がないと合格できない」と聞いていたことから、謝礼はどれくらいがいいのか悩み、別に長女の合格を依頼していた元同課参事、江藤勝由被告(52)に相談した。

 江藤元参事は1万円か2万円の意味で「1か2、多くても5くらいやねえかなあ」と助言したが、矢野元参事は「教員になれるかどうかは一生のことだから」と「5」を50万円と信じ込んだ。そして、現金だとわいろのイメージが強いことから商品券に決めたという。

 検察側によると、二宮元審議監への2回目の商品券の授受の場は06年10月、大分市内の料理店。中学教頭と一緒に出向き、「審議監様のおかげで娘が合格することができました」と礼を述べ、帰り際、50万円分の商品券が入った紙袋を渡したという。

 検察側が要旨を明らかにした中学教頭の供述調書によると、矢野元参事らの逮捕後、教頭は二宮元審議監に呼び出され「私が警察に呼ばれれば教育界に激震が走る。(商品券は教頭が)もらったことにしてくれないか」と言われた。「罪をかぶせるつもりか」と思い、黙っていると、それ以上は何も言われなかったという。

 この教頭は4日、朝日新聞の取材に対し、2人を仲介したことや仕立券を勧めたことなどについて「大変申し訳ない。軽率だった」と話した。

1053とはずがたり:2008/09/09(火) 21:41:43

大分教員不正採用、富松審議監「小矢教育長も合格依頼」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080908-OYT1T00866.htm

 大分県の教員採用試験を巡る汚職事件で、複数の受験者の点数改ざんを部下に指示し、不正に合格させた疑いが持たれている県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)が「小矢文則・県教育長からも合格依頼を受け、部下に伝えた」と関係者に話していることが8日、分かった。


 富松審議監は、不正の実態調査を行った県教委の教育行政改革プロジェクトチーム(調査班)にも同様の説明をしたという。

 小矢教育長は読売新聞の取材に対し、「(事実関係は)捜査の中で明らかになる。今の段階でコメントはしない」と話した。また7日の記者会見でも、「富松審議監に合格を依頼していないか」と質問され、「近いうちに捜査や司法の場で明らかになる。私は粛々と待った方がいい」などと述べていた。

 県教委の調査班は8月9日、体調不良で大分市内の病院に入院していた富松審議監を訪ね、聴取を実施した。この直後に事件の相談を受けた関係者によると、富松審議監は「2008年度の教員採用試験で、小矢教育長から特定の受験者について合格を依頼された。内容はそのまま部下に指示した」と話した。

 富松審議監から小矢教育長の「合格依頼」を聞いた部下は元義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で公判中)で、富松審議監は関係者に「調査班にも同じことを言った」と語ったという。

 小矢教育長は7月、08年度試験で複数の県議に依頼された受験者の合否を発表前に通知していたことが発覚。「事前通知であり、合格依頼の口利きには当たらない」と説明している。

 富松審議監を巡っては、部下を昇進させた謝礼に商品券20万円分を受け取ったとされる収賄容疑で県警が逮捕する方針を固めているほか、07、08両年度の教員採用試験の際に複数の受験者の点数をかさ上げするよう江藤被告に指示した疑いも持たれている。
(2008年9月9日03時14分 読売新聞)

1055とはずがたり:2008/09/15(月) 01:18:53
「京大工学生はゆとり世代から学力低下」
〜さらば工学部(7)
京都大学・大嶌幸一郎工学部長に聞く
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080825/168719/?P=1

1056とはずがたり:2008/09/15(月) 01:22:35
工学資源学部は名門鉱山学部の改組・改名した学部ですよね。

大学院入試で出題ミス 秋田大、合否に影響なし
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080913g

 秋田大工学資源学部(西田眞学部長)は12日、大学院工学資源学研究科博士前期課程土木環境工学専攻の入試で、専門科目の一部に出題ミスがあったと発表した。解答に影響のあった2問は全員正解とした。同学部は「合否判定には影響しないため、受験生に不利益は生じない」としている。

 同学部によると、入試は今月3日に外国語と専門科目、4日に面接を秋田市の同大手形キャンパスで行い、5人が受験。12日に全受験者5人の合格を発表した。

 出題ミスのあった専門科目は「コンクリート工学および鉄筋コンクリート工学」。鉄筋コンクリート部材を使った圧力に関する問題で、問題文の説明が不十分だったため、2問が解答できない可能性があったという。入試後に、構内の掲示板に張られた問題を見た同学部の教員が問題文の説明に疑問を持ち、選考担当者に伝えた。
(2008/09/13 11:18 更新)

1057とはずがたり:2008/09/17(水) 19:59:55

教員昇任に推薦名簿 道内 大学同窓会など提出 道教委など受け取り拒否へ(09/15 06:57)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/117814.html

 道内公立学校の校長と教頭の昇任試験をめぐり、道教育大など一部の大学同窓会や北教組が、組織の推薦する受験者の名簿を事前に道教委と札幌市教委に提出していることが分かった。両教委は「合否に影響はない」としているが、大分県教委の汚職事件で昇任試験も透明化が問われていることから、本年度から名簿の受け取りを拒否することを決めた。

 試験は例年、九月から十二月にかけて論文と面接を実施。教員経験者を含む職員らが合否判定を行う。昨年は両教委で約二千二百人が受験し、約七百人が合格した。

 道教委は昨年、論文試験が終わる十月以降、道教大の五校(札幌、旭川、函館、釧路、岩見沢)と北大の同窓会、北教組などから、本庁と上川、石狩の両教育局のいずれかで、名簿を受け取った。

 このうち、上川教育局には計九団体から名簿が寄せられた。一団体数人から七十人ほどで、名前のほか、経歴や教科ごとにつくる研究会での活動の様子を記したものも。道教委本庁に対しては昨年、名簿を提出した後、合否の発表前に結果を問い合わせてくる同窓会もあった。

 札幌市教委も昨年十月ごろから、道教大の同窓会と複数の教科研究会から名簿を受け取った。一部には「ぜひ、ご活用ください」と、選考での配慮を求めたとも受け取れる添え書きがあった。

 札幌での受験者数が最も多い道教大札幌校同窓会は「圧力ではなく情報提供。推薦する教員を調べてみてくださいというお願い」と説明する。

 しかし、市教委側で名簿を受け取る学校教育部長は道教大札幌校出身の教員経験者が多く務めており、道外の大学を卒業した札幌市内の学校長は「組織として名簿を作って推薦する行為は不可解に映る」と話す。

 名簿の授受は慣例化しているとされるが、道教委は「選考に全く影響を与えていない」、札幌市教委も「人事情報の一つとして受け取っていた。合否の参考にはしていない」という。

 ただ、大分県の汚職事件を機に、教員採用だけでなく昇任試験でも選考の透明化が全国で進んでいる。このため道教委は各教育局に名簿の受け取りを拒否するよう周知、札幌市教委も「昇任で特定の人物を推薦する名簿類は断る」と話している。

1058とはずがたり:2008/09/17(水) 20:00:56
おもろい。

「学生副学長」が大学改革 道医療大が4人任命 施設改善や先進地視察(09/17 11:23)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/118098.html

 北海道医療大(松田一郎学長)は、学生の代表者を「学生キャンパス副学長」として、一人三十万円の活動費を託し、大学運営に広く参画させる制度を始める。十六日、石狩管内当別町のキャンパスで任命式を行った。

 同大は大学改革を進めるにあたり、学生のアイデアを取り入れることが必要と判断。欧州の大学に置かれている「学生副学長」を参考に制度導入を決めた。他大学でブランド商品の開発など個別の企画に学生が加わる例はあるが、大学運営に広くかかわる試みは全国的にも珍しいという。

 「学生キャンパス副学長」は四つの学部に各一人で、任期は一年(本年度は来年三月まで)。立候補による選挙で選び、本年度は学内のネット投票により四人が信任を受けた。

 今後、大学側と連携しながらプロジェクトを考案、実施し、ブログで進ちょく状況を紹介する。当面は学内施設の改善やオープンキャンパス運営に取り組む。活動費は先進事例の視察などの交通費や会議費などに活用する。

 任命式では松田学長から四人に任命状と、副学長を示すエンブレム付きのブレザーが渡された。「副学長」の一人、上原尚紘さん(看護福祉学部二年)は「学生が積極的に自分をアピールできるように大学公式の名刺を作ることも提案したい」と、副学長への意気込みを話していた。

1059とはずがたり:2008/09/18(木) 10:23:40

点数の公開でなんでこんなに揉めるんかねぇ。。

橋下知事、全国学力調査・市町村別データ受領
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200809170074.html
2008年9月17日

 今年4月に実施された全国学力調査をめぐり、大阪府の橋下徹知事は17日、予算編成の参考資料として府教委から市町村ごとの各教科平均正答率データを受け取った。知事あてに情報公開請求があった場合は「(都道府県教委の公開を禁止する)文部科学省の実施要領にはとらわれずに判断させてもらう」と話し、公開する可能性をにじませた。

 綛山(かせ・やま)哲男・府教育長は取材に対し、「データは予算協議のために提出した。知事に『市町村教委がデータを公表するかどうか検討中なので時間を与えてほしい』とお願いした」と語り、知事側から公表しないよう求めたことを明らかにした。

 文科省の学力調査実施要領は、都道府県教委による市町村別平均正答率の公開を認めておらず、市町村教委の判断に委ねるとしている。これに対し、橋下知事は「情報公開請求があれば、その制度の枠組みの中で判断する」との立場だ。

 一方、大阪府教委は16日、今年度の市町村別平均正答率の開示を求めた府民の請求に対して初の判断を示し、「市町村教委との信頼関係を損なうおそれがある」として公開しなかった。(十河朋子)


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