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文部スレ

1とはずがたり:2005/05/22(日) 12:54:46
教育一般。

文部科学省
http://www.mext.go.jp/

899とはずがたり:2008/04/11(金) 00:57:59
保護者の苦情対応で焼身自殺は公務災害 埼玉・狭山
2008.1.9 18:28
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080109/crm0801091828025-n1.htm

 地方公務員災害補償基金埼玉県支部は9日までに、平成14年に焼身自殺した同県狭山市の市立保育所女性所長について、保護者の苦情対応によるストレスで発症した鬱(うつ)病が自殺の原因として公務災害と認定した。

 遺族代理人によると、所長は園児同士のけんかで軽いけがをした男児の両親から約4カ月間、繰り返し苦情を受けた。さらに市役所に所長を批判する手紙が送られ、約1週間後に保育所敷地内で焼身自殺した。

 遺族は15年に公務災害の認定を請求したが、同支部は17年、遺書の内容などから「精神疾患が原因ではなく、保護者への抗議から焼身自殺をした」として退けた。しかし同支部審査会が昨年末「エスカレートする苦情への対応で過重な職務状況にあり、正常な判断ができず焼身自殺した」と同支部の処分取り消しを裁決していた。

900とはずがたり:2008/04/11(金) 00:58:47

>>899とかね。

「モンスターペアレント」対応マニュアル作成 大阪市教委
2008.4.10 22:05
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080410/edc0804102208006-n1.htm

保護者からの苦情などに対処するための教職員向けマニュアルを示す大阪市の平松邦夫市長=10日午後、大阪市役所 大阪市教育委員会は10日、学校現場に児童・生徒の保護者から寄せられる苦情や要望に対応する教員用マニュアル「要望・苦情等対応の手引き−保護者とのいい関係を築くために」を作成したと発表した。

 実際にあった事例を12例あげ、対応のポイントを解説している。市教委は市立小、中学校の全教員に配布する。

 マニュアルは学校への無理難題の要求に関する研究で知られ、『悲鳴をあげる学校』などの著作がある小野田正利・大阪大学大学院教授(教育制度論)らが協力。基本的に保護者や地域からの要望や苦情を「無理難題」と受け止めず、前向きな提案と考える手法について解説している。

 事例解説では、「子供が『先生が嫌いだから学校にいきたくない』と言っている」と電話が入ったり、「子供が授業中に落書きをするのは教師の授業が面白くないからだ」などの苦情が続いたケースを紹介。この場合は、該当する教員にアドバイスすると同時に、児童・生徒に対しても組織的にサポートをするなどの対応で解決したとしている。

 また、学校で子供同士のトラブルがあり、けがをした子供の保護者が、「後遺症が出たら学校が一生補償してほしい」と要求してきた事例もあげ、この場合は、再発防止に向けた取り組みを説明したものの、保護者に理解を得られず、弁護士の助言を受けたとしている。このケースについてマニュアルでは、「訴訟に発展しそうな場合は専門家の助言を受けて対応する」ことを勧めている。

901とはずがたり:2008/04/12(土) 02:01:45
体調不良が多すぎやしないかね。ひ弱な先生希望者が増えたのか親や子のの質が手に負えない程低下したのか。。

都教育庁:新任教員44人が退職、過去5年で最多−−昨年度 /東京
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080411ddlk13010250000c.html

 都教育庁は10日、07年度に新規採用した公立学校の教員1952人のうち、1年間の試用期間後に正式採用したのは1898人だったことを公表した。年度内の退職者は44人で、過去5年間で最も多かった。

 退職者の内訳は▽病気治療、体調不良22人▽一身上の都合、家庭の事情12人▽他県での採用、転職9人▽その他1人−−だった。採用教員全体に占める割合は2・25%。過去5年間の退職者数で07年度に次いだのは03年度の39人で、採用数が少なかったため退職率は2・4%と07年度を上回っており、年度によってデータにばらつきが見られる。

 このほか、試用期間中の校長や教委の評価を経て正式採用を認められなかった教員が10人いた。【木村健二】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

902とはずがたり:2008/04/12(土) 13:55:02

170 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/12/27(木) 22:31:16 ID:MiCKmpQp

経済の分野だかで専任になっている年代をグラフ化したら、
50以上の人口が極端に多い。

JR西日本
http://www.realcom.co.jp/kmsquare/vision/vol6/yoshida1.gif
大阪府の教員構成
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/photo/20060727us41-8-Z20060727093415416L.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20060727us41.htm
学校教員統計調査
http://www.ne.jp/asahi/hamamatsu/seiji/seikatu/kyoiku/eduorg/tcag/tcag.html
慶応大学専任教員年齢構成表
http://www.tenken.keio.ac.jp/pdf/senninkyoin_nenrei.pdf
九州産業大学教職員の年齢構成
http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/info/hyouka/h18/c/04_03.pdf
大学教員の年齢構成の推移 構成比
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/008/03112101/004/004.pdf

903とはずがたり:2008/04/12(土) 19:28:19

ちょいと怖いねぇ。どうやって安全など確認するんだ??

遺伝子実験、全学で停止 神大大学院の違法廃棄疑惑
2008年4月12日(土)10:53
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/region/T20080412MS02086A.html

 神戸大大学院医学研究科(神戸市中央区)の久野高義教授の研究室(分子薬理・薬理ゲノム学)が、遺伝子組み換え実験に使った大腸菌などを違法に廃棄していたとされる問題を受け、神戸大は十一日、全学に同実験の停止を命じた。

 同日付の停止命令は、学長と遺伝子組換え実験安全委員長名で、農学研究科、理学研究科など理系の十二部局長に通知。安全が確認されるまでの措置だが、再開については「別途通知する」とした。

 併せて、研究者を対象とした遺伝子組み換え実験に関するアンケートも実施。「(遺伝子組み換え生物の)封じ込めレベルに従った実験室で行っていたか」などを尋ねている。回答期限は十六日。

 一方、今回の問題について内部調査を進める「遺伝子組換え実験安全委員会」は、十一日午後七時ごろから約一時間、実験が行われていた久野教授の研究室などを立ち入り調査した。研究棟近くのマンホールから下水を採取し、排水口にそのまま廃棄したとされる遺伝子組み換え大腸菌の影響などを調べた。神戸大は「調査結果がまとまり次第伝える」としている。

904とはずがたり:2008/04/13(日) 23:57:14
ひでぇ…,こりゃ学校畳むしかないなぁ>現在定員数600人に対し在籍生徒数は175人
其れにしても勿体ないけど>フェイス学院高は1887年開設の県内最古の私学

開新高とフェイス学院高 学校法人合併へ フェイスは3年後に閉校
2008年4月12日 04:24 カテゴリー:九州・山口 > 熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/15821

 熊本市大江の開新高校を運営する学校法人開新学園(江藤正行理事長)と、同市南高江の熊本フェイス学院高校を運営する学校法人順心学園(森崎晃理事長)は11日、両法人の合併に合意したと発表した。学校法人の合併は県内で初めて。

 存続法人は開新学園。フェイス学院高は2009年度から新規募集を停止。フェイス学院高は1887年開設の県内最古の私学で、今年4月に入学した生徒が卒業する11年3月に閉校する。

 フェイス学院高によると、少子化で年々入学者数が減少。現在定員数600人に対し在籍生徒数は175人。08年の入学者数も定員200人に対し、50人だった。昨年秋、開新側に合併を打診、協議を続けてきた。合意事項は(1)フェイス学院高は10年度末まで存続(2)同校の正職員20人は雇用を継続(3)フェイス学院高の資産活用は開新側に一任‐など。

 フェイス学院高の飛松政明校長は「苦渋を通り越した決断。歴史を継承できず本当に申し訳ない」と話した。16日に保護者会で説明する。

=2008/04/12付 西日本新聞朝刊=

905杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/04/15(火) 21:23:14
優秀なエリートを伸ばしても、結果としてはタメにならない訳で。早期教育とかエリート教育を喧伝する連中に聞かせてやりたい希ガス。

高級売春婦になった英天才少女の“波乱人生”
13歳でオ大入学、19歳で結婚・離婚
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041536_all.html

 英国の名門オックスフォード大学に13歳の史上最年少で入学した天才少女が、10年後、1時間130ポンド(2万6000円)の高級売春婦に身を落としていた−。英日刊紙がこのショッキングなニュースを報じるや、全英では大騒ぎとなっている。「とてもかわいいです。サイズは8、バスト32(85〜88センチ)D、身長165センチ。予約受付・毎日午前11時〜午後8時」とセクシーポーズを決めて自身のウェブサイトで客を引いていた。そこには父の超スパルタ教育に疲れ果てた、天才少女の転落した姿があった。

 パキスタン人の父、ファールクさん(50)とマレーシア人の母、ハリマートンさんの三女として英マンチェスターで生まれたスフィア・ユーソフさん(23)。彼女がオックスフォード大数学専攻に史上最年少で入学したのは1997年、13歳の時だった。

 神童と騒がれ、父は早期天才教育のカリスマとして一躍有名人となったが、その虚像が壊れたのは、3年後、15歳で大学3年の期末試験にパスした後だった。 スフィアさんは大学寮から突然逃亡。大捜索の末、2週間後、イングランド南部の学生街ボーンマスのネットカフェでウェイトレスとしてアルバイトしているところを保護された。

 父は「彼女の知性の秘密を探ろうとする組織に誘拐されたに違いない」と訴えていたが、スフィアさんは両親の元へ帰ることを拒絶した。「この15年間、精神的にも肉体的にも虐待されてきた。もうたくさん」と家族にあてたメールが公開され、里親への保護を求めた。

 父のスパルタ教育の呪縛から逃れ、2年後、スフィアさんは復学するが結局、中退の道を選ぶ。2004年に19歳で5歳年上の大学の先輩と結婚し、設計会社でアシスタントとして働くが13カ月で離婚するなど波乱の10代を過ごした。

 そして、先月、英日刊紙「news of the world」に売春婦となったスフィアさんの近況が報じられた。マンチェスターの自宅に客として潜入した同紙記者のルポによると、ピッタリしたTシャツにミニスカート、皮のブーツ姿で現れたスフィアさんが、自室のベッドで安物デッキの音楽に合わせて赤いレースのブラとパンティーを剥ぎ取りながら、「セックスはコンドームをつけて、オーラルならなしでOK」とささやいたという。 記者が身分を明かすと驚きながらも、現在はロンドン大学で経済学を学んでいるという近況を明るく語り、父の犯罪に対しては何の同情も見せなかったという。父のファールクさんは、教え子の13歳の少女に対するわいせつ罪で18カ月の懲役を言い渡されたばかりだった。

 スフィアさんに同情的なマレーシアのコミュニティは、リハビリの機会を与えようと基金を立ち上げたが、過度な英才教育に疲れ果てた天才少女が選んだ“リハビリ”は売春だったのだろうか。

906とはずがたり:2008/04/15(火) 22:14:46
>>905
>現在はロンドン大学で経済学を学んでいる
LSEの学生なんか!?(;´Д`)

Danny Quahと云う偉い先生(LSEの教授)も確かマレーシア出身だったかな。

俺なんかは個人的には英才教育なぞ糞喰らえ公立教育マンセーじゃと思ってますけど,(能力があるのが前提で)英才教育で転落する人とそのまま大成する人とどっちが多いか考えるとこの一例で全否定は出来ないと思いますけどねぇ。
特に数学ってのは厳しいでしょうし。

其れは兎も角このケースだと親爺さんから性的虐待とか受けてた可能性もあるんじゃないでしょうかねぇ?

907とはずがたり:2008/04/19(土) 21:31:11
持ち株会社方式で運営独法の下に二大学がぶら下がる方式になるのかね?

2008年4月1日(火)
京都府公立大学法人が発足
府立医科大と府立大を運営
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008040100087&genre=F1&area=K00

 京都府立医科大(京都市上京区)と府立大(左京区)を運営する府公立大学法人が1日発足し、法人本部が置かれた府立医大広小路キャンパスで発足式が行われた。

 発足式には山田啓二府知事のほか、荒巻禎一理事長、山岸久一府立医大学長、竹葉剛府立大学長ら法人理事と大学教職員が出席した。山田知事は「学術研究、人材育成の拠点として、時代のニーズに応え、発展していただきたい」と法人の門出に期待を寄せ、荒巻理事長は「歴史ある両大学にとって大きな節目。迅速、効率的、透明性のある運営をしたい」と抱負を述べた。
 法人化により、大学運営の効率化と教育研究の柔軟な展開が期待される一方、経営責任も問われることになる。

908とはずがたり:2008/04/19(土) 22:32:19
>>849

一人三役 関西大で大阪医科大そして大阪薬科大の学生誕生!?
2008.1.9 21:11
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080109/edc0801092111005-n1.htm

 関西大学、大阪医科大学、大阪薬科大学は9日、3大学共同で平成22年4月にも、医、薬、工学分野を横断的に学べる生命科学系学部を開設すると発表した。これまで大学間の単位互換や連合大学院はあるが、複数大学による共同学部の設置予定が明らかになるのは初めて。新学部の学生は3大学に在籍する形となり、“関西・大阪医科・大阪薬科大生”になる。少子化に伴う大学の生き残りが激化する中、他大学でも共同学部設置の動きがみられ、大学の統合・再編を加速させる可能性がある。

 複数大学による共同学部の設置は、政府が「骨太の方針2007」で大学院研究科などを共同設置できる仕組みづくりを目指すとしたことで可能となった。

 これを受け、文部科学省は20年度中に大学の設置基準に関する省令を改正し、21年度中にも設置認可を行う。早ければ22年度から学生の受け入れができる。国公私立大の垣根を越えた連携も可能という。

 文科省は、複数大学で先端分野の高度な研究を行うことにより、国際競争力の強化につながることを期待する。大学側も人材や施設の共用によるコスト削減などのメリットがある。

 3大学による新学部の名称は未定だが、生命科学部、生命医科学部などになる予定。学科やコースは看護学科や医療経営学科、医工学科などが想定されている。定員は1学年200人規模という。

 学部は大医大キャンパス(大阪府高槻市)に開設し、新校舎の建設を検討。入試も3大学合同で学部独自の試験を行い、学費や教職員の異動などについては、今後、設置協議会を立ち上げて詳細をつめる。共同大学院、連合大学院設置も早急に検討するという。

 3大学は昨年までに、それぞれ学術交流協定を結び、共同研究などを行ってきたが、新学部新設でさらに高度な研究や人材育成が可能になるとしている。

 森本靖一郎・関大理事長は「大医大、大薬大と新学部をつくることで、関大も医学、薬学領域をもつ本物の総合大学になれる。新学部は大きな成果が得られると確信している」と話した。

909とはずがたり:2008/04/22(火) 12:33:30

>毎年、同分校の卒業式で、涙を浮かべて教職員に頭を深々と下げる保護者がいる。家庭の事情で希望の高校に入れなかったり、いじめなどで全日制を離れたりした子どもも受け入れてきた。分校の家庭的な雰囲気で、勉強する喜びを感じるようになったという。
此も良い試みなんですけど如何せん高校を維持するだけの数には成らないんですかねぇ。。
白良浜と周参見が高校存続で共闘する姿は他は美しいが市町村合併は停滞してるね。

確かにこの辺の寂れた地域に高校迄なくなったらと云う気持ちも強いであろうが道路も寄越せ高校も欲しいではねぇ。二階や大江を飼ってるような地域に余り同情も出来ん。

すさみ町議ら“数合わせ”受験 統廃合踏み込んだ議論を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080419-OYT8T00856.htm

 廃校を免れるため、町議ら4人が“数合わせ”で南紀高周参見分校(すさみ町周参見)を受験し、入学式前に辞退していた問題。その背景には、「学校がなくなったら、生徒が路頭に迷う」という町議らの古里への熱い思いがあった。

 同分校OB会などでつくる「存続させる会」の福山征児会長は、昨秋から受験者の人選を進めてきたことを明かす。何度も会議を重ね、「成人特別枠」で人数を確保するという結論に達した。仕事を持つ人への説得は難航し、断られるたびに焦りが募ったという。

 それでも、熱意に動かされて、町議らは「子どもたちのためにひと肌脱ごう」とした。「本当に学びたい生徒が路頭に迷う。それだけは避けたかった。子どもは地元の宝。何一つ、恥じることはない」と悪びれた様子はない。南紀高には白浜分校と富田分校があったが、いずれも廃校になり、白浜、すさみ両町では、周参見分校が「最後の砦(とりで)」。田辺市の本校までは約30キロも離れている。

 取材の過程で、こんな話も聞いた。毎年、同分校の卒業式で、涙を浮かべて教職員に頭を深々と下げる保護者がいる。家庭の事情で希望の高校に入れなかったり、いじめなどで全日制を離れたりした子どもも受け入れてきた。分校の家庭的な雰囲気で、勉強する喜びを感じるようになったという。

 県教委の高校再編整備計画は着実に進み、今春には大成高(紀美野町)、古座高(串本町)が統合された。いずれの地元にも不満はくすぶっているが、少子化が進むなか、多大な予算を投入して学校数を維持していくのが正解とも思わない。統廃合の基準の抜け道のような今回のやり方は、決して褒められたものではない。

 ただ、「分校がなくなったら、子どもたちはどうすればいいんですか」(福山会長)という問いかけに、県教委は納得のいく回答を示す必要があるだろう。地元の訴えを真摯(しんし)に受け止め、統廃合について踏み込んだ議論をしてほしい。
(上村真也)
(2008年4月20日 読売新聞)

910小説吉田学校読者:2008/04/22(火) 21:44:54
本日は全国一斉学テでありました。学テ連続1位を目指す秋田ですが、嫌味でもなんでもなく、自殺者1位の汚名返上を目指したほうが先ではないだろうか。些事にかまけて大事を抜かしてどうする。

全国学力テストに232万人、秋田「連続1位」に自信
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080422-OYT1T00362.htm

 全国の小学6年生と中学3年生約232万人を対象にした「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が22日朝、一斉に始まった。
 43年ぶりに復活した昨年に引き続き2回目で、国は9月ごろには結果を公表したい考え。国公立は2年連続不参加の愛知県犬山市を除く3万2067校すべてで実施したほか、私立は53・5%(昨年は61・2%)にあたる475校が参加した。昨年のテストでは地域間の学力格差が浮き彫りになっており、各教育委員会や学校による学力向上策の成果が注目される。
 「2年連続1位は難しいかも知れませんが、それなりの自信はあります」
 昨年10月に公表された前回のテスト結果で、小学6年の国語と算数がトップになるなど好成績をあげた秋田県。県教委の佐々木孝雄副主幹は胸を張った。
 県教委の分析では、秋田の強さの秘訣(ひけつ)は生活習慣。前回、テストと同時に実施されたアンケートでは、自宅で復習をしている子の割合が全国平均を20ポイント以上も上回った。東京は小6で2人に1人、中3で3人に2人が塾などを利用しているのに、秋田は小6で5人に1人、中3でも3人に1人。塾がない分、学校や家庭でしっかり学んでいるとの分析だ。
 2001年度からは1学級30人規模の少人数制を全国に先駆けて実施。放課後の補習なども行っている。
 今月には首都圏のJRの電車内に「秋田に学べ」というポスターも登場した。作製した大手進学塾「栄光ゼミナール」は「少人数教育や家庭学習の習慣、規則正しい生活の結果が全国1位だと分析した」と語る。
 これに対し、すべての分野で平均正答率が41〜45位と低迷した大阪府。毎日、朝食を食べる子の割合なども全国平均より低かった。
 府教委は授業改善を目的に教員研修などを実施するとしていたが、橋下徹知事が財政再建のため新規事業を凍結し、白紙に戻った。ある中学校長は「現場だけでは限界がある。テストの結果を大きく改善するのは難しいのでは」と語る。
 前回、小中ともに全国のほぼ平均だった東京都は「都独自の学力テストなど従前から学力向上策を進めているので特別な対応は取らない」。滋賀県教委は、前回のテストの類似問題を作成して各市町教委に呼びかけ、「露骨な事前対策」と批判を浴びた。
 全国の自治体で唯一、2年連続不参加となった愛知県犬山市ではこの日、14の小中学校で通常通りの授業を実施した。ただ、田中志典市長は、前任の市長とは異なり、「参加」の立場を取っており、来年は参加する可能性が強まっている。

911とはずがたり:2008/04/29(火) 21:56:24
35人学級はゆとりなんかよりもよっぽど効果が大きい施策であるように思う。
橋下の子供が笑うは一体なんだったんだ?子供の為にとこの阿呆に投票した奴らを嗤うしかねーな。

橋下PTが府教委と1日激突 35人制学級廃止、時間教師の減給など激論必至
2008.4.29 20:26
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080429/edc0804292025002-n1.htm

 大阪府の橋下徹知事が直轄する改革プロジェクトチーム(PT)がまとめた「財政再建プログラム試案(PT案)」に関するPTと担当部署の議論は最終日の1日、知事自身が「改革のメーンテーマ」と位置づける教育施策をめぐり、府教委との協議が行われる。35人学級制や定年後再雇用の廃止、講師の給料削減−。案に対し府教委や教育現場からは「到底飲める内容ではない」との声があがっており、激しい庁内バトルとなるのは必至だ。

 ●35人学級制

 来年4月に廃止する方針が示された35人学級制。義務教育へのスムーズな移行を目的とし、平成16年度から全公立小学校の1、2年生クラスで段階的に導入されているが、廃止となると1クラスあたりの上限は国が定める40人に戻る。公表直後から市町村教育長らから存続の要望が出され、現場の反発が特に強い項目だが、約550人の教員の給料が浮く計算になる。

 綛山(かせやま)哲男教育長は「『子供に落ち着きがみられるようになった』と教員、保護者の両方から評価されている制度。廃止すれば、せっかく出た成果が元に戻ってしまいかねない」。大阪教職員組合の辻保夫中央執行委員長も「小人数学級を増やそうというのが教育界の流れ。これに逆行するような動きは全国でも例がない」と案の内容を厳しく批判する。

 府教委の小中学校課は、導入後の学習面、生活面の変化に関する教員アンケート結果を示すなどして、理解を求める方針だ。

 ●定年後再雇用

 PT案は、教員OBらを対象とする再雇用制度廃止にも切り込んだ。元教員は「教育専門員」や「特別嘱託員」と称され、不登校児への個別指導などを担当する。

 「団塊世代の大量退職で現場では若手を指導する人が不足している。経験豊富な元教員が配置される効果は大きい」と制度の意義を指摘するのは現場教師の相談に応じる「教師駆け込み寺・大阪」を主宰する下橋邦彦さん(68)。

 「4クラスの学年の場合、担任は2人がベテラン、2人は新人というのが本来のパターン。しかし最近は、新人3人にベテラン1人という学校もある」。

 学校によっては、教育専門員が帰国子女や障害児らへの指導で効果を発揮しているケースも。

 府教委の担当者は「授業を受け持っている教員では目が届かない部分をフォローする制度。廃止案は受け入れがたい」とする。

 ●時間講師

 PT案には、教員志望の大卒者らに時間単位で授業を受け持たせる「時間講師」の制度改革も盛り込まれている。

 給料値下げなどで事業費20%減を目指す方針。しかし「給料を下げれば、優秀な人材が他府県に流れてしまいかねない」(教職員人事課)との懸念は根強い。

 時間講師の配置は、円滑な学校運営を目指し教頭と教諭の中間ポストとして新設された「首席」の受け持ち授業数を軽減させることが大きな目的。府教委幹部は「改革案では首席も授業を持たざるをえなくなり、ポスト新設の意味がなくなる」と漏らす。

 PTとの議論について、教師駆け込み寺の下橋さんも「ただでさえ現場の教員は多忙で、子供に向き合う時間が減っている。府教委が現場の実情について説得力ある説明をしてくれることを期待したい」と話している。

912荷主研究者:2008/05/02(金) 13:42:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080316t13040.htm
2008年03月16日日曜日 河北新報
半導体研 東北大に寄贈 新たな研究拠点に

東北大に寄贈される半導体研究所=仙台市青葉区荒巻

 米国シリコンバレーをモデルに、産学連携の先駆けとして、半導体産業の発展に貢献してきた仙台市青葉区の半導体研究所が、東北大に寄贈されることが決まった。東北大100周年の記念の意味もあるという。研究所を運営する財団法人半導体研究振興会(緒方研二理事長)は31日で解散する。

 振興会は1961年に大学関係者と産業界が協力して設立し、研究所施設は2年後に完成した。産学協同による独創的な研究への助成、卓越した研究者の養成を進め、半世紀近くにわたり半導体分野の先端研究をリードしてきた。

 特に、名誉所長で元東北大総長の西澤潤一首都大学東京学長が長年にわたり研究を指導。半導体表面の一部を絶縁層にするpinダイオードの開発をはじめ、SIT(静電誘導トランジスタ)、テラ(1兆)ヘルツ波などに関する数々の発明は国際的に高い評価を受けた。

 近年は東北大の未来科学技術共同研究センターなど、学内に産学連携拠点を開設する大学が増える一方、バブル崩壊後は企業からの資金提供が減少。施設を維持する財政的な問題もあり、2004年に研究棟1号館を東北大に寄贈した。

 振興会の解散は「産学の共同研究支援という所期の目的は達成された」(須藤建・半導体研究所所長)として決定、一括して東北大に寄付することにした。

 施設は約18万4000平方メートルの土地、研究棟や工場、備品などで、91件の特許権を含めた財産評価額は総額約24億円と見込まれる。所属している11人の研究員は、大学や民間の研究機関に転出する。

 東北大は4月以降、学内の共同研究施設として活用する方針。研究所の先端研究をけん引してきた名誉所長の西澤氏の功績に敬意を表し、「西澤潤一記念研究センター」などの名称も検討されている。

 井上明久総長は「貴重な研究施設の寄付を受け、光栄に思う。大学としてさらに設備を整え、有効に利用していきたい」と話している。

[半導体研究所] 西澤潤一元東北大総長と、その恩師の故渡辺寧氏がpinダイオードなどの特許を寄贈して設立された。大学と企業の橋渡し的な役割を担う米シリコンバレーのスタンフォード研究所をモデルとした。1961年の開設時は、事務所を東北大電気通信研究所内(仙台市青葉区片平)に置き、63年に東北大川内キャンパス(青葉区川内)近くに研究棟が整備された。現在の研究棟(青葉区荒巻)は88年に2号館として建設された。

913荷主研究者:2008/05/03(土) 18:35:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080326t15041.htm
2008年03月25日火曜日 河北新報
片平に学都記念公園 東北大、新研究棟も整備

 東北大は、新年度に着工する青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)への一部施設移転に合わせ、片平キャンパスの整備に乗り出す。同市中心部に立地する特性を生かした都市型学術空間の創出を目指し、マスタープラン(基本計画)を策定した。市民に開かれたキャンパスとして「学都記念公園」を設け、シンボルとなるエクステンション教育研究棟を新設する。

 基本計画は、青葉山に移る電気通信研究所の敷地(5.4ヘクタール)を除く18.3ヘクタールを対象に作成した。

 桜の古木が並ぶ中央広場は、「学都仙台」のブランドや大学創立から100年の歴史を発信する記念公園に模様替えする。

 中国の文豪・魯迅が学んだ階段教室、史料館といった歴史的建造物や記念碑の案内標識、ベンチなどを配置。市民らが気軽に訪れたり、交流したりできるオープンスペースとする。

 エクステンション教育研究棟は本部別館を取り壊し、跡地に5―7階程度で新築する。構内のほぼ中央になることから、「キャンパスのどこからでも目にすることができるランドマーク」(杉山丞キャンパス計画室長)と位置付ける。

 現在は分散している法科大学院などの専門職大学院が入り、幅広い研究成果を公開する展示スペースも開設する。2010年4月の利用開始を見込む。

 人の流れが多い北門は大学の「玄関口」として装いを一新。車両の出入り口は別に設け、歩行者と車の動線を分ける。南門付近には300台規模の立体駐車場を新設。福利厚生施設を充実させるため、北門近くの食堂はPFI(民間資金活用による社会資本整備)の導入による建て替えを検討している。

 整備事業は12年度に完了の予定。折原守理事(人事労務・施設担当)は「片平は大学発祥の地。歴史や伝統を生かし、仙台の街にふさわしいキャンパスにしたい」と話している。

914とはずがたり:2008/05/04(日) 12:05:59

慶応は京都に分校が(僅かな期間だけど)あったのだから関西に慶応大を復活させるべき〜♪

慶応大、大阪・福島でキャンパス開き 諭吉生誕の地
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805030070.html
2008年05月03日

 慶応義塾大の大阪リバーサイドキャンパスが3日、大阪市福島区の大阪大付属病院跡地の再開発地区「ほたるまち」にオープンし、卒業生ら約80人が記念式典に参加した。同区は慶応創立者の福沢諭吉の生誕の地で、創立150周年の節目に関西での存在感アップを図る。

 キャンパスは14階建て複合ビルの3階にあり、広さ約460平方メートル。今年度は諭吉の著作を読み込む社会人向けの連続講座や高校生対象の模擬講義を予定している。通信教育で学ぶ人たちへの講義にも使う計画だ。式典で安西祐一郎塾長は「諭吉先生の志でもあった開かれた学塾を生誕の地で出発させるのは意義深い」と話した。

 同じフロアには今夏、大阪芸術大(大阪府河南町)もギャラリースペースのある「ほたるまちキャンパス」(約720平方メートル)を開く。

京都慶應義塾跡碑
http://www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/ka011.html

915とはずがたり:2008/05/04(日) 12:08:40

関大と早大、単位互換へ 近く連携協定
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200805030069.html
2008年05月03日

 関西大(大阪府吹田市)と早稲田大(東京都新宿区)が近く教育研究に関する連携協定を結び、単位互換や共同研究、産学連携での交流の検討に入る。今月半ばに両大学トップが東京で調印する。連携により、関大は首都圏で、早大は関西でそれぞれ知名度のアップを図り、互いに地盤の弱い地域からの入学者の増加をねらう。

 関大は東京での知名度向上に努めてきた。昨春には東京駅前の複合ビルに東京センターを移転。従来のセンターに比べて広さは3倍近くになり、約200人収容の教室を設けて定期セミナーを始めた。

 早大は昨年6月に関西経済連合会に加盟するなど、関西企業との共同研究に前向きだ。早大入学者に占める近畿2府4県の高校出身者は5%(昨年度)で、関係者は「関大と交流することで西日本でも早大の魅力を浸透させたい」と話す。早大は同志社大とも1年間の交換留学を続けている。

916AICJ中学校高校宣伝詐欺問題:2008/05/06(火) 15:28:36
広島県にある学校法人「鴎州AICJ学園」(理事長竹村健一)経営の
AICJ中学校(広島市)AICJ高校(広島市)AIC高校(ニュージーランド)では
学校創設に際し大規模な詐欺宣伝で生徒・学生を募集しています。

5年間も野放しにした広島県の教育委員会、文部科学省の責任問題でもあるでしょう?
早急に処分して、この虚偽、捏造問題を止めさせてください。
 
毎年、多くの生徒・学生が騙されているのです。

917小説吉田学校読者:2008/05/06(火) 18:31:36
絶対評価だと1とかCとかつけたがらないんだよ、そりゃさあ、教師は。悪く書きたくないんだって話になりますよ、そりゃあ。

「1」がつかない!? 公立中で通信簿の“インフレ”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080506-00000901-san-soci

 公立中学校の通信簿の5段階評価で、学校や地域の差が依然としてある。「相対評価」から「絶対評価」に変わり7年目を迎えるが、成績のインフレ傾向が目立ち、生徒の9割に「5」をつけるケースも。高校入試での不公平感を解消しようと千葉県や熊本県は独自の内申補正制度を導入。新しい学習指導要領実施を控え、文部科学省は絶対評価制度の簡素化を念頭に、中央教育審議会で見直しを検討する。(小田博士)
■9割が「5」
 首都圏1都3県で教育委員会が公表している最近のデータなどを調べたところ、公立中学3年の9教科平均で「5」の割合は相対評価(上位7%)時代と比べ、千葉が3倍、東京と埼玉が2倍だった。
 千葉を例にすると、相対評価では3だったはずの平均値が、18年度に3・59に上昇した。
 特に保健体育や美術などの技能系4教科で上昇が目立っている。学校間格差も大きく、「最も甘い」学校は平均4・11だが、「最も厳しい」学校は3・11と、1段階の差がある。
 千葉県浦安市のある市立中では、「5」がついた生徒の割合は保健体育が89%、美術が74%、社会が69%、理科が59%。平均的な生徒でも計9教科のうち4教科で「5」がもらえる計算だ。生徒180人のなかで「1」がついた生徒は1人もおらず、「2」も各教科数人しかいない。
 成績の格差に保護者は敏感だ。和歌山県の市立小では昨年、2年生の1学期の通知表を配布後、「別のクラスより評価が厳しい」と保護者からの苦情を受けて、成績を書き換えたことが発覚した。
■成績補正
 成績評価の見直しも始まっている。
 熊本県では「絶対評価の公平性を高めたい」として18年度以降、一般入試(後期選抜)の制度を変更。調査書(内申書)の評定を学力試験の得点に基づいて補正する新方式を導入した。
 英語の3年間合計の評定が15の生徒の場合、同教科の学力試験で満点なら補正後の評定を18に加算し、0点なら10に減じる。
 千葉県は今春の入試から、独自の補正算式を用いて格差を是正し始めた。生徒の通う中学校の評定平均値が、県が設定する評定標準値より高ければ、その分を減じ、逆に低ければ加算する。「各校の絶対評価は尊重しつつ、相対評価には戻さずに公平にした。保護者からは理解されている」(県教委指導課)という。
 一方、大阪府は高校入試に使う調査書で相対評価を続けている。「一定の基準に達すれば合格する検定試験とは違い、定員が限られる高校入試は制度自体が相対評価だ。(絶対評価は)成績が全般的に上昇するので上位層は調査書で差がつかない」(府教委高等学校課)という。
■学力より態度?
 絶対評価について、文科省の調査(平成15年)によると、7割以上の中学教員が「入試にそぐわなくなった」「教員の評価活動が複雑になり余裕がなくなった」と感じている。
 文科省では、小学校で23年度、中学で24年度から完全実施される新学習指導要領に合わせる形で見直しをはかる考えだが、議論百出が予想される。
 愛知県内で学習塾を経営する教育コンサルタントの伊藤敏雄氏は、絶対評価について「テストが軽視され、仮に0点でも授業態度が良ければ『2』がつき、事実上『1』がない4段階評価に変わった。評価基準があいまいで教員の主観が入り、成績と学力が比例しなくなった。生徒の頑張り度合いと成績は分けて評価すべきだ」と話す。
 全日本中学校長会長を務める草野一紀・東京都新宿区立牛込第二中学校長は「絶対評価は子供が努力した過程を記録できるので存続すべきだ」としつつも、「成績を甘くつければ高校入試が有利になる制度はおかしい。均一的で客観的な評価基準を徹底すべきだ」と指摘する。
 森上教育研究所の森上展安所長は「学校の評定が『5』でも、塾のテストの偏差値は30台から60台まで割れる。通知表が信頼できない以上、各自治体は到達度テストを導入すべきではないか」と提案する。

918とはずがたり:2008/05/09(金) 12:48:05
入学前に基礎学力養成
沖縄大学2008年5月9日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-131919-storytopic-7.html

 沖縄大学は2008年度のAO・推薦入試の合格者を対象に携帯電話を活用した入学前教育を導入した。業者のサービスを利用し、漢字と英単語の選択形式の問題を毎日決まった時間に各自にメール配信した。携帯電話の代わりにパソコンでも利用できる。沖大は入学者の基礎学力向上に役立てたい考え。毎日少しずつ、無理なく継続して学習ができ、学生からは「どこでもできるのがいい」「手軽にできた」と好評だ。

 これまでは全学科の合格者には新聞記事の要約などの課題を出していた。法経学科、こども文化学科は引き続き同様の課題だったが、国際コミュニケーション学科と福祉文化学科がこの新しい手法を導入し、今後も続けていく予定という。沖大が利用しているのはアルク教育社と日本統計事務センターが共同で運営管理する携帯配信型学習サービス「モバイルアカデミー」で、沖大が入学までにこなすべき問題数にノルマを設けた。
 漢字検定の模擬問題では漢字の部首名や熟語の類義語、四字熟語の空欄に入る文字などを選択し採点する。英単語の問題では単語の意味を答え、採点画面では例文が表示される。ともに各自で問題の難易度を設定できる。
 徳永菜さん(18)=福祉文化学科1年=と中川恵美里さん(18)=同=はバスや電車での移動中やアルバイトの休憩時間など、空き時間を見つけて携帯電話で問題に取り組んだ。徳永さんは「どこでもできるのがいい。どんどん進めた」と説明。比嘉正栄さん(18)=国際コミュニケーション学科1年=は「紙の課題より手軽に取り組めて、間違った問題は復習できたのでよかった」と感想を話した。

919とはずがたり:2008/05/12(月) 14:09:52
拡大路線をひた走る関西学院。積極策では関西では立命と双璧ですな〜。
wikiに拠ると千里国際学園は阪急電鉄が箕面市に設置した学校法人だそうな。なかなか特色のある学園のようであるけど。

関学が大阪の中高を統合へ 平成22年めどに
2008.5.9 21:13
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080509/edc0805092114002-n1.htm

 学校法人関西学院(兵庫県西宮市)は9日、学校法人千里国際学園(大阪府箕面市)と平成22年4月をめどに合併を検討していることを明らかにした。昨年5月から協議を始め、すでに基本合意しており、今後は具体的な協議を進めるという。

 千里国際学園が運営する中等部・高等部と大阪インターナショナルスクールは、関西学院が設置者となり存続する方針。

 関西学院は来年4月、聖和大(同県西宮市)と合併することが決まっている。

関学と千里国際学園、2010年合併へ協議
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080510kk01.htm

 関西学院(兵庫県西宮市)と、千里国際学園(大阪府箕面市)の両学校法人は9日、2010年春の合併を目指して協議を始めると発表した。

 関西学院は1889年創立で、初等・中学・高等各部と、大学、大学院があり、計約2万2000人。1991年創立の千里国際学園は、中・高等部と「大阪インターナショナルスクール」を設置し、計約700人。

 両学校法人は05年8月、連携協定を締結。昨年5月に千里国際学園側が経営の安定化などを理由に合併を打診していた。今後、運営形態などの具体的な協議を進めるが、関西学院が千里国際学園の学校経営を引き継ぎ、各校とも現在地で存続させる予定だ。

 関西学院は来春に聖和大(西宮市)と合併するなど、少子化の中、経営基盤の強化を進めており、新たに千里国際学園との合併と10年春に予定する国際系学部の新設で国際教育にも力を入れたい考えだ。
(2008年5月10日 読売新聞)

920とはずがたり:2008/05/16(金) 18:08:01
「友達には安く売った」関大生供述 若年層に広がる大麻汚染 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080516/crm0805161444022-n1.htm
2008.5.16 14:38

大学千里山キャンパスで大麻が密売されていた事件で、大麻取締法違反の疑いで逮捕された関大工学部4年、市川聖容疑者(24)が府警薬物対策課の調べに対し、「友達には割安価格で販売した」と供述していることが16日、わかった。大麻をめぐっては昨年、別の関大生が摘発されたのをはじめ、関東学院大(横浜市)ラグビー部による事件などが相次いだ。インターネットなどを通じて大麻の種子が売買されるなど、学生ら若者の間で“大麻汚染”が確実に広がっている。

 同課によると、市川容疑者は関大の正門が24時間開放されていることを悪用し、夜間も構内の芝生広場で大麻を密売。同級生や後輩、趣味のスケートボードで知り合った仲間には仕入れ値の1グラム当たり約4000円より500〜1000円だけを上乗せした割安価格で販売したという。

 大麻を安価で売る市川容疑者の携帯電話番号は口コミで広がり、購入者は関大OB、現役を含む約40人にのぼっていた。

 学生の間で蔓延(まんえん)する大麻汚染は昨年11月、関東学院大ラグビー部でも発覚。ラグビー部寮の一室で元部員が大麻を栽培したとして逮捕、さらに部員12人が吸引を認めた。昨年初めには関大生が大麻取締法と覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。大手予備校の河合塾福岡校でも大麻密売で当時18〜19歳の予備校生ら少年5人が逮捕される事件もあった。


 こうした学生らによる大麻取引の実態を府警幹部は、「若者の間で大麻使用の罪悪感が薄くなっているのでは」と危惧(きぐ)する。

 警察庁によると、大麻の所持、栽培、売買などで検挙される人数は増加傾向にあり、平成18年には過去最高の2288人に上った。19年は2271人と横ばいだったが、20代が約7割を占めた。30代以上が約7割を絞める覚醒剤に比べ、大麻は若年層が目立つのが特徴だ。

 税関当局の密輸動向でも、19年の不正薬物全体の摘発件数(359件)のうち重量で約6割を大麻草・大麻樹脂が占めた。「大麻汚染の広がりを反映している」という。プロの密売人だけでなく学生など一般人が安易に密輸にかかわるケースが増えているとされる。

 背景には輸入雑貨店やインターネットで比較的簡単に大麻の種子が手に入る事情がある。大麻取締法は栽培や葉の所持を禁じているが種子の販売については規定がない。暴力団が絡む覚醒剤に比べ、トレンドやファッションで使用する若者も多いという。

 府警幹部は「ネットで気軽に買えたり、育て方も調べられる手軽さが、若者の間で大麻汚染が拡大している原因になっている」と指摘している。

921とはずがたり:2008/05/18(日) 19:41:58

関関同立入試に異変 「水増し」解消で私立高低迷
2008.3.15 21:33
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080315/edc0803152131002-n1.htm

 「関関同立」と称される関西有名4私立大学の今年の入試戦線で、合格者出身校の“地殻変動”が起きている。有名私立高が軒並み合格者数を減らす一方で、大阪などの公立進学校の躍進ぶりが目立つという。合格者が激減した私立の中には、センター試験の結果だけで合否が決まる受験方式を利用して合格者数を“水増し”していた学校が数多く含まれており、その改善が「公立の躍進」を招いた形だ。

 教育情報通信社「大学通信」の14日現在のまとめによると、関関同立(関西学院、関西、同志社、立命館)の合格者数が前年同期に比べ減少した高校上位10校のうち、8校が大阪の私立高校で占められている。この中の4校は、過去に生徒の受験料を肩代わりしていたことが府私学課の調査で明らかになっている。

 大学通信の安田賢治常務は「問題が発覚して水増しをやめた結果、私立の合格者が減って公立が伸びた。その証拠に、センター試験の結果だけで合否を判定せずに、2次試験も課す方式が多く、水増しをしにくい同志社では、相変わらず私立高が強い」と指摘する。

 昨春、受験料負担を受けた16人の生徒が延べ88の学部・学科に合格していた大阪桐蔭高(大阪府大東市)は、今年度の関関同立合格者が14日現在で147人減った。「水増しが問題になって受験料負担の制度をなくしたところ、生徒が併願する大学数を減らした。従来なら5つくらい受験していた生徒も、3つくらいしか受けなくなった」と平岡伸一郎副校長。

 しかし、合格者減少幅の大きい上位10校の中には、清風高(大阪市)など受験料の肩代わりを行っていなかった学校も含まれている。159人減となった清教学園高(同府河内長野市)の二木重行教諭は、「昨春に比べ卒業生が約90人少なかったことに加え、国立志望の生徒に初志貫徹させるため、あえて私学受験を勧めないようにしたことも影響したようだ」と分析、大学全入時代を見据えた学校としての受験指導戦略の変更も背景にあるとみられる。

 一方、合格者数が増えた高校の上位10校では、私立はわずか2校にとどまり、公立校の躍進が目立った。

 130人増となった大阪府立豊中高校(豊中市)の寺下公章・首席教諭は「上位層だけを伸ばそうというのではなく、補習などを通して中位、下位の生徒の学力アップを目指してきた結果だろう」と分析。しかし、「本校の生徒の多くは国立志望なので、関関同立の合格者増は目標ではない」と付け加えることを忘れず、ここからも受験生の国立志向の高まりがうかがえ、これも受験勢力図の“地殻変動”につながっているとみられる。

 安田常務は「少子化によって統合や再編が取りざたされるようになった地方の公立高校が、受験指導に力を入れ始めたことも(合格者動向の変化の)背景として見逃せない」としている。

922とはずがたり:2008/05/20(火) 00:54:12

筑波スレか農業スレか行革スレか迷うが取り敢えず此処に投下。
廃止相当だと思うのにつくば移転・5億4千万かけての校舎新設と焼け太りの感もあるけど知名度不足も否めないかもね。
筑波大学農林学類は現在生物資源学類となってるけどこの辺に統合してしまった方が良かったのかも。若しくは社会人枠を豊富に備えた併設短大みたいなのにしてもよい。そもそもあんまみんな知らないんじゃないかなぁ。

農業者大学校一新、つくばで再出発
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000805180008
2008年05月18日

 国の諮問機関から廃止を勧告された農業者大学校が、4月に東京都多摩市からつくば市に移転した。講義を高度化し、農業未経験者にも門戸を開くなど、大幅に改編。同市内の研究機関との連携も深め、出直しを図っている。
 同校は68年、各地の中心となる農家を育成するため、国立機関として多摩市に設立された。これまで約1200人の卒業生を送り出している。しかし、農業の低迷に加え、70年代後半から多くの県に類似の農業大学校が設けられたことから50人の定員割れが続き、ここ10年の年間入学者は40人にも満たなかった。04年には総務相の諮問機関「独立行政法人に関する有識者会議」から廃止を勧告された。
 同校は06年に農業や食品関連の研究機関を抱える3独立行政法人と統合され、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の内部組織になった。これを機に機構内に検討委員会ができ、大幅な改編が図られた。
 新たな学校は、これまでの3年制から2年制に短縮。「30歳未満で高卒後に1年以上の農業経験が必要」と事実上、農家の子弟などに限られていた入学条件を、「40歳未満で大卒程度の理解力。農業経験は問わない」とした。同校の斎藤京子事務局長は「大卒者が増え、より専門的な知識を望む人が多い。農業外から就農したいという人も増えていて、現実に見合った改編」と説明する。同市観音台に約5億4千万円かけて約2千平方メートルの2階建ての新校舎を建設し、再出発を切った。
 講義内容も高卒向けから大卒向けに変更した。一般教養をなくし、先端技術や経営、食の安全や消費者コミュニケーションなどの実務に力を置く。講師には農研機構の研究員のほか、筑波大の教授らも招き生物学や経営戦略、情報システムを教える。「学問の街つくばに移転してきたメリットを最大限に生かしたい」という。
 移転初年度の入学生は31人で、改められた40人の定員には達しなかった。しかし、家業以外からの入学者が7割を占めるなど、新たな学校像は見えてきた。佐々木義之校長は「農業界のリーダーを多く送り出すという建学理念に合う、魅力ある学校にしたい」と意気込む。

923とはずがたり:2008/05/23(金) 02:19:07
小学校の頃から忘れ物が酷い俺はADHAである自信あり。障碍扱いはゆるせんど〜支援等不要じゃヽ(`Д´)ノ←可成りの無理解の可能性有り

広汎性発達障害の高校生、支援策を強化 全校に委員会設置へ
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080514d

 県教育庁は本年度、学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症など「広汎性発達障害」の高校生に対する支援策を強化する。

 小中学校に比べて対策が立ち遅れている現状を受け、実態を把握するとともに、各校レベルで支援策を検討する校内委員会の設置を計画。委員会で医療・福祉関係者らとの連絡調整に当たる「特別支援教育コーディネーター」を務める教員の養成も進める。同庁特別支援教育課は「来年3月までに全県立高校への委員会設置を目指す」としている。

 委員会は教員ら数人で組織。生徒に応じた授業の方法などの支援策を具体化して、学校全体の態勢整備を推進する。コーディネーターは委員会の中心的役割を担う。同庁によると、県内公立小中学校で委員会の設置率は100%。コーディネーターを務める教員を指名している割合は99・6%に達している。しかし県内公立高校のうち委員会を置いているのは34%。コーディネーターがいるのは14%に過ぎない。

 同課が県内3教育事務所に設置した広汎性発達障害支援チームが活動するうちに、高校でも同障害を持つ生徒が多いことが判明。同課が支援態勢強化の方針を決め、委員会で中心的役割を果たすコーディネーターを養成するため、研修会への参加を県内高校に求めている。
(2008/05/14 10:03 更新)

924とはずがたり:2008/05/23(金) 17:49:53

一体何が出来るか,楽しみではあります。

議会改革支援へ 山梨学院大と昭和町議会が提携
2008.5.23 03:09
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/080523/ymn0805230309000-n1.htm

 山梨学院大ローカル・ガバナンス研究センター(江藤俊昭センター長)と昭和町議会(浅川武男議長)は22日、議会改革の支援に向けて提携しようと、協定調印式を行った。大学が自治体や議会の一会派と提携するケースはあるが、議会全体との提携は全国初という。

 自治体側の提案内容をそのまま通す“追随型”議会は多く、議員の存在意義が問われているが、昭和町議会はこのあり方を変えようと大学に話を持ちかけたという。事業として今年度、議員が課題を持ち寄って教授らと話し合う「議員研修会」を8回行うほか、議会と学生の交流会(6月)や学生が議場で質問する学生議会(11月)も予定する。

 浅川議長は「町議会が町側に追随していたのは否めず、住民に信頼される議会にしたい」、江藤センター長は「大学は机上の空論を話すといわれがちだが、町行政をさまざま調査して課題を探し、実践型の勉強に取り組みたい」と話した。

925とはずがたり:2008/05/24(土) 01:00:26
<立命館大>生命科学部の定員が基準超過 新入生に転部募る
4月14日15時1分配信 毎日新聞
ttp://mainichi.jp/kansai/news/20080414ddf041100033000c.html?inb=yt

 立命館大(京都市中京区)で今春開設された生命科学部(滋賀県草津市)の入学定員超過率が1.48倍にも達し、大学が同学部の新入生から、他学部への転籍希望者を募る騒ぎになっていることが14日、分かった。補助金受給や新学部設置への影響を懸念した措置とみられる。難易度も受験科目も違う学部への転籍が可能で、内部では「学生側への十分な説明もなく、不公正ではないか」との声が上がっている。 

 関係者によると、生命科学部の今年度の入学定員は280人だったが、予測を大きく上回る414人が入学手続きをした。

 文部科学省の私立大学等経常費補助金は、定員超過率が1.43倍を超えると交付されない上、補助金不交付の理由を付さずに公開されたり、新学部の設置を制限されたりするなど、大学運営に支障をきたす可能性がある。

 このため、同大学は定員超過率を1.4倍未満に抑えようと考え、1.39倍となる学生数389人に目標を設定。今月初め、25人の転籍希望者を募集した。選考は無料で、転籍志望理由書の審査や面接の総合評価で行われた。国内私学文系では最難関クラスの国際関係学部や生命科学部よりも難易度が高いとされる法学部への転籍も可能だった。

 転籍者からは転籍先学部の学費との差額を徴収または返還し、生命科学部の教科書を購入していれば費用も返還。学生証番号も新学部のものに変更となり、事実上は転籍先学部の新入生と同じ扱いとなる。

 立命館大は「このままでは教育条件の少人数教育が出来なくなるし、補助金をもらえなければ他学部にも迷惑がかかる」としている。【朝日弘行、谷田朋美】

926とはずがたり:2008/05/24(土) 17:19:57
>出張費が支給されない外国で開かれる学会の参加費
ってのはちょいとどうかと思うけど,
>不正の目的だった外国での学会は参加せず
ってのもだいぶどうかと思うねぇ。。

前工大教授を懲戒戒告 出張旅費を不正受給
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080524/CK2008052402000156.html
2008年5月24日

 前橋市立前橋工科大学は二十三日、工学部の男性教授(55)が、出張費が支給されない外国で開かれる学会の参加費に充てるため、国内出張に絡んで旅費約八万八千円を不正に受給したとして、戒告の懲戒処分にした。

 大学側によると、この教授は二〇〇六年九−十一月に計三回、学会参加のため出張。日帰りだったのに一泊したように偽り、同行した学生の分も含め、宿泊費と二日目の日当を受給していた。

 出張先は神奈川、岡山、広島の三県。行きは新幹線、帰りは夜行列車を使うなどしていた。不正の目的だった外国での学会は参加せず、今年二月、全額を市に返還した。

 昨年五−九月にかけて市に寄せられた匿名の投書をもとに大学が調査した。会見した江守克彦学長は「大変残念で深刻に受け止めている」と謝罪。再発防止策を検討するとともに、同様の不正がないか過去五年に宿泊を伴う出張をした全教員に聞き取り調査をするという。 (加藤益丈)

927とはずがたり:2008/05/25(日) 00:58:51
一律に日帰りとかもうちと柔軟に出来なかったもんかねぇ。。

尾瀬学校 予算措置半数以下 事業に疑問の声も(群馬)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/05/20080418-OYT1T00855.htm?from=nwlb

大沢知事の肝いりで県内の小中学生を対象に県が今年度から始める「尾瀬学校」で、参加希望校の児童・生徒が、今年度は県が予算措置をしていた2万人の半数以下の8128人にとどまっていることが18日、県がまとめた集計でわかった。参加を希望しない学校や教育委員会の中には新年度直前になって計画の概要が発表されたため、学校行事への編入ができなかったとの理由から来年度からの導入を検討したいとする声も多いが、一部からは「日帰りには遠すぎる」「地元にも良い自然がある」など、事業そのものへの疑問の声も上がっている。

県は当初、全市町村の学校が参加し、小中学校のうちいずれか1学年が訪れた場合の2万人分の経費として約1億円を今年度予算案に計上。新年度に入り、17日を回答期限として、事業主体となる各市町村教委を通して、公立・私立の全小中学校に対し、参加希望の意向調査を実施した。

 県の集計によると、515校中、希望したのは109校の8128人にとどまり、邑楽郡や吾妻郡などの14町村で参加希望の小中学校がゼロになった。ほかにも、高崎市が74校中2校にとどまるなど、市部を中心に参加は低調だった。

 知事の地元・太田市は、最多の2106人で、中学校は16校全校が参加する。同市教委は取材に対し、「知事の意向を受け、(各学校に)実施をお願いした」とした上で、「バス代やガイド代の補助金がもらえ、学校側も良い機会ととらえているようだ」と説明する。

一方、同じ東毛地区の邑楽郡5町は、取材に対し、不参加理由を「距離的に遠い」「他の行事が決まっており、日程調整できなかった」などと説明。「臨海学校の代わりとして検討していく」(板倉町)など、来年度以降について、前向きな姿勢を示している町もある。

 ただ、尾瀬と同様、自然豊かな山岳地帯を抱える自治体は、“ライバル意識”ものぞかせる。川場村は、片品村と同じ利根郡で遠くはないが不参加で、同村教委は「地元の武尊山を尊重したい。尾瀬は混雑して、満足な環境学習が行えない可能性も考慮した」と話している。長野原町教委も、「(上信越高原国立公園の)浅間山が近くにあり、地元でも環境学習は可能だ」としている。いわば尾瀬学校そのものに疑義を呈しており、今後も参加する可能性は低いとみられる。

 参加生徒の数が11人という上野村は、村教委が費用を負担して1泊の訪問を計画している。初日の夜は県立ぐんま天文台(高山村)で天体観測をした後、宿泊し、翌日早朝から尾瀬に入り、尾瀬ヶ原などを回る。同村教委は「遠過ぎて、日帰りは無理。尾瀬の美しい自然を時間をかけて理解してもらうため、宿泊にした」としている。

 しかし、多くの児童・生徒を抱える市部などでは、「宿泊すれば自己負担になってしまう」(桐生市)のが普通で、参加校を増やすには宿泊費の補助も検討する必要がありそうだ。

 また、入山口について、各市町村教委に取材したところ、ほとんどが鳩待峠を予定しており、「オーバーユース(過剰利用)」対策として入山口の分散化を呼びかける環境省や尾瀬保護財団(理事長は大沢知事)などの方針と外れている。

今回の集計結果について、大沢知事は、「今年度は初めての事業であり、学校の年間行事が決まっているなどの事情もあり、現状ではやむを得ない。今後も子どもの環境学習の場を与えていただけるよう、市町村と協議していきたい」とコメントしている。
(2008年4月21日 読売新聞)

928とはずがたり:2008/05/27(火) 01:13:07
なにやら身勝手な裁判にも思えますが何か学校に対して腹建ててたんでしょうか・・。

水戸簡裁「不登校でも授業料は必要」 滞納保護者に支払い命令
2008.5.26 20:43
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080526/trl0805262044010-n1.htm

 学校に行かなかったとして県立高校の授業料を払わなかった元生徒の保護者に対し、茨城県が未納分の支払いを求めた訴訟の判決で、水戸簡裁の西村恭一裁判官は26日、「登校しなくても授業料が免除になることはない」として保護者に約5万7000円の支払いを命じた。

 県によると、授業料の滞納をめぐる裁判の判決は全国で初めて。

 元生徒は平成16年4月に同県茨城町の県立高校に入学。同年7月から不登校になり、12月に退学した。

 県が今年3月に申し立てた水戸簡裁からの支払い督促に対し、保護者は「不登校だった6カ月間の授業料を支払う必要はない」と主張していた。

929とはずがたり:2008/06/02(月) 00:00:20
首都圏の大学生247人に聞いた 3割「やめたいと思ったことも」
http://mainichi.jp/life/edu/campal/news/20080509dde012070009000c.html?inb=yt
 ◇入学動機…学歴・就職の糧・自分探し・モラトリアム
 ◇授業料、割に合うか…理系・国立YES、文系NO

 新学期が始まって1カ月。大学生は、何を考え、どんな暮らしをしているのか。同じ大学生ながら気になった。そこで、首都圏を中心とした大学生(2年生以上)に実情を聞いてみた。247人の回答から浮かび上がる現代学生事情は……。

 ◆何を求めて大学に入りましたか。

 「4大卒の資格」「学歴」「就職の糧」「薬剤師免許」といった堅実な回答が多かった。ただし、それと同じくらい多かったのが、「自分らしさを見つける」「将来の自分」「モラトリアム」「人間力の総合的成長」「熱い青春の日々」「彼女」といった生き方探しや、青春を満喫したいという回答だった。また、美術史、植物、建築など具体名を挙げて「学ぶため」という人たちもいた。

 ◆それは得ることができましたか。

 回答のあった人の3分の2が「はい」。まだ途中という人も含め3分の1が「いいえ」だった。

 ◆大学に入って想像していたものとのギャップはありましたか。

 ギャップがあったと答えた学生は、7割近くいた。具体的には、授業について「もっと楽だと思っていた」「もっと勉強するのだと思っていた」と、両意見に分かれた。

 一方、「オレンジデイズ(青春群像ドラマ)のような輝きがない」「もっと華やかだと思った」「人間関係が薄い」「コミュニティーが閉塞(へいそく)的」といった人間関係に関連する不満も多かった。

 ◆授業料は割に合う金額だと思いますか。

 この質問は答えにかなりの差が出た。まず、国立大学の学生は8割5分が「割に合う」と答えた。また、理系の実験が多い学生も「実験の試薬にお金がかかるから、むしろ、学費以上に使っているのではないか」という答え。

 それに対し、ほとんどの文系の学生は「高い」と回答した。理由としては、「授業数に見合わない」「専門性の低い授業ばかり」などの声があげられた。「素晴らしい研究者が多いが、研究と教えることは別」という指摘も。

 ◆大学をやめたいと思ったことはありますか。

 「はい」70人に対し「いいえ」177人……約3割の学生が、一度でも大学をやめたいと考えたことがあるとの結果が出た。特に、男女差や学年に差は無く、大学に入って早い段階でやめたいと考えるようだ。

 ◆生活の中心は。

 大学2、3年は大学、サークルや部活、バイトの三つが大部分、4年生になると、就職活動と答える学生も。
 ◇勉強、週5時間

930とはずがたり:2008/06/02(月) 00:00:55
>>929-930

 ◆大学の授業のため週に何時間勉強しますか。

 平均では約5時間ながら0時間と答えた学生も1割5分ほどいた。週に48時間勉強していると答えた学生(理系4年)もいる。試験期間などでのリポート課題作成のための時間は入れていない。
 ◇バイトで5万円、小遣い4万円
 ◇一人で学食に行けぬ女子、半数

 ◆バイトで月平均いくら稼ぎますか。

 平均すると約5万円。男子学生のほうが、少し多く稼いでいる。バイトをしていない学生も2割ほどおり、特に就職活動中の4年生に多く見られた。最高額は20万円で、バイト中心の生活を送っている学生も。

 ◆洋服・交際・娯楽に月にいくら使いますか。

 平均すると約4万円。女子学生は、月平均約4万3000円を使う。バイト代を1万円近く残して使う学生が多く、ためたお金で長期休みに旅行したり、資格のために通うダブルスクールの費用に充てる者もいる。

 ◆学生食堂に一人で食べに行けますか。

 行けないと答えた学生が3割近くいた。2、3年の女子に至ってはおよそ半数が、行けないと答えた。主な理由としては「周りが友だちと来ているのに、自分だけ一人なのは嫌」「友だちがいないと思われたくない」といった理由や、「一人ならコンビニで買う」「一人でご飯を食べるなら、食べない」という意見も飛び出した。

 ◆合コンは何回行きましたか。

 8割5分の人がゼロ。行った人も1、2回が多いが中には20回という女性も。調査対象に女子大が少なかったため、数字が低いのかもしれないが意外と少ない。合コン好きの人と行かない人と二極化しているのかも。
 ◇要望、強い割には…勉強時間少ない

 ★調査を終えて★

 大学に強い要望を言う割には勉強時間が少ないと感じた。大学の学費を私大の学生が国立と比較していることに驚いた。大学に行き、バイトをして、サークルや部活をする。残りの時間で遊び、少しだけ勉強するという生活は、多くの学生がこなしているまさに平均的な生活だ。私自身の生活もこれである。もっと、4年間しかない大学生活を一つのことに集中して過ごすことができればいいと思う。【成城大・政井萌】<イラスト 早稲田・保谷穂>

==============

 ★調査方法★

 実施時期は4月下旬。匿名で回答用紙に記入してもらった。対象は大学2年から大学院2年まで。青山学院、お茶の水女子、北里、慶応、芝浦工業、淑徳、成城、東洋、日本、日本社会事業、横浜国立、早稲田など首都圏を中心に国私立約30大学の247人が回答。女約6割、男約4割。

毎日新聞 2008年5月9日 東京夕刊

931とはずがたり:2008/06/02(月) 11:06:25
結局その後はなんもなし?

「光市事件の死者は1.5人」 問題発言准教授を青学が処分へ
2008/4/28
http://www.j-cast.com/2008/04/28019573.html

「光市事件の死者は1.5人」「元少年が殺されれば遺族は幸せ」などと青山学院大学国際政治経済学部の瀬尾佳美准教授がブログで発言していた問題で、同大が特別委員会を急きょ設置し、瀬尾准教授を処分する方針であることがわかった。瀬尾准教授の発言をめぐっては、インターネット上で大きな批判を浴びており、同大に抗議が殺到。学長や准教授が謝罪する事態にまで発展していた。
「特別委員会」を設置、連休明けにも何らかの措置

青山学院大は准教授の問題発言を受け特別委員会を設置した

瀬尾准教授のブログでの発言に抗議が殺到している問題を受けて、青山学院大学が2008年4月28日に「特別委員会」を設置したことが分かった。同大によれば、瀬尾准教授への処分も含め、この問題についての協議を行う。

同大広報課はJ-CASTニュースに対し、同委員会の設置理由について「あらゆる場面を想定して話を進めている」と話しており、「(准教授への)処分についても話し合われると受け取っていただいて結構です」としている。瀬尾准教授には、連休中ということもあり自宅待機命令などは出されていないが、連休明けにも何らかの措置が取られる可能性が高い。

騒動の発端は、瀬尾准教授のブログでの発言。瀬尾准教授は、2008年4月22日に被告の元少年を死刑とする差し戻し控訴審判決が出た光市事件について、
「差し戻した最高裁の判事の妻は、おそらく専業主婦で、TVばっかり見ていたため洗脳され、夫の仕事にも影響したのだろう」
「元少年が殺されれば、報復が果せた遺族はさっぱり幸せな思いに浸るに違いない。自分の血を吸った蚊をパチンとたたき殺したときみたいにね」

と述べた。さらに、光市事件で殺された母子のうち幼児を1人と数えず、「永山事件の死者は4人。対してこの事件は1.5人だ」と書き込んでいたため、ネット上で「被害者に対して失礼だ」といった批判が相次いだ。また、過去に書いたブログで大阪府知事や拉致被害者家族についても、
「大阪府知事なんかエロノックだって務まったくらいですから誰でもかまいません。ま、人間の廃物利用ってところでちょうどいいじゃないですか」
「(拉致被害者は)私の目から見ると信じられないくらい幸福です。なのにその幸福に感謝もしないで、いつまでもいつまでも『めぐみっちゃん』とか不幸面してられるアンタが心底うらやましいよ、とTVを見るたびに思います」

と綴っていたことから、インターネット上で騒動にまで発展。ブログでの発言などをまとめた「まとめサイト」も登場した。
「釈明」も逆効果、騒動がさらに拡大

青山学院大によれば、同大学長の意向を受けて、同大の副学長、学部長が2008年4月25日に瀬尾准教授を口頭で注意。同大ホームページに、伊藤定良学長名で、ブログでの発言が同大の理念や教育方針に照らして適切ではないとして、謝罪するコメントを同日に掲載した。

一方、瀬尾准教授は翌4月26日に「確かに多くの方たちの心を傷つけるような記述があり、深く反省しております」とする「お詫び」をブログに掲載したが、その後、学長に口頭で注意されたとする報道に対し、「注意をうけた事実もない」と反論。
「書き方は悪かったと反省しておりますが、私は幼児を0.5と数えたわけではありません」

とも釈明した。「証拠」としてブログの「コピー」を示したが、その部分が書き換えられていたため、「反省してない」としてネットユーザーのあいだで騒動がさらに拡大した。

こうしたこともあってか、青山学院大学広報課によれば2008年4月28日現在でも「電話がひっきりなしで、かなりの数の抗議が来ている」という。

932とはずがたり:2008/06/04(水) 00:53:21
せつないねぇ。。高学歴マニアの成れの果て。

講師も務める仏像マニア 寺院で盗み繰り返す 自宅に40〜50体、押収 
2008.2.12 14:58
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080212/crm0802121459014-n1.htm

 寺院から仏像を盗み、自宅にコレクションしていたとして、埼玉県警飯能署は12日、窃盗などの疑いで、飯能市山手町、無職、鈴木善鳳(ぜんぽう)被告(46)を追送検した。

 調べでは、鈴木容疑者は昨年12月20日と今年1月20日、飯能市内の「萬福寺」に侵入。本殿に安置されていた高さ約30センチの阿弥陀如来像(40万円相当)と、高さ約40センチの大黒天像(約20万円相当)を盗んだ疑い。

 1月20日午後4時ごろ、大黒天像をリュックサックに入れ、持ち去ろうとしたところを男性住職(59)に発見され、同署に引き渡された。鈴木容疑者は1月5日にも同市内の「無量寺」から高さ約65センチの弁財天像(400万円相当)を盗んだと供述。同署が窃盗容疑などで逮捕、起訴していた。

 鈴木容疑者は仏教系4大学の博士課程を修了。これまで専門学校などで講師として教えていた。自宅には仏教に関する書籍が数千冊あり、気に入った仏像を見つけると、寺に盗みに入っていた。

 鈴木容疑者は「部屋で仏像をお守りしたかった」などと供述。自宅からは40〜50体の仏像が押収されており、平成17年春ごろから、東京都と神奈川、千葉、埼玉県内の寺で盗みを繰り返し、被害総額は1000万円以上に上るとみられる。

933とはずがたり:2008/06/04(水) 15:52:03
不朽の名著『解析概論』(私の持っているのは1983年に初版発行の軽装版であるが改訂第3版が発行されたのは1961年である。更に云うと第一版は昭和13年の様だ。21世紀の今でも現役の教科書である。凄いねぇ〜)の著者高木貞治先生の伝記サイト
頭も良かったが努力家でもあったようである。
また当時からアメリカはアメリカ式だったんですねぇ。

高木貞治博士の生涯
http://www.ha.shotoku.ac.jp/~ishihara/hideaki/takagi/shougai.html

>26歳で、東大助教授として講座を受け持った。
>4月には、谷國之助の娘としと結婚した。
>新しい生活に入ったが、かねての研究はむしろ順調に進み、明治36年、「ガウス数体の虚数乗法論に関する論文」を発表。これによって「博士」の学位を得た。さらに翌年には教授に昇進した。
>学位論文を書いたのち、約10年間、1つの論文も発表せず、内に力を養うことに専念して、一見あたかも研究を怠っているように見えた。
>博士はこのころのことを、晩年のある文章で「アメリカの大学のように、目立った研究業績を上げないと、すぐ退職させる制度であったら、自分は到底、類体論の研究を成し遂げることは出来なかっただろう」と述懐している。

934とはずがたり:2008/06/08(日) 00:31:02
少子化対策本格化ですねぇ。佐賀は九州全土から人集める気か?

早稲田大:大阪、佐賀に系列校
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080607ddm012100150000c.html

 早稲田大(東京都新宿区)は6日、大阪府茨木市の摂陵中学・高校を09年度から系列校とし、10年度に佐賀県唐津市に開校する早稲田佐賀中学・高校(仮称)を系列校とすることを発表した。早大は「多様な人材を集めたい」としており、地方で早期の人材囲い込みを図る。系列化後の入学者は早大に推薦入学でき、入学枠は当面、摂陵40人、早稲田佐賀60人。学校法人は早大と異なる。摂陵中学の1学年定員は約90人、高校は約335人で、「早稲田」を含む名称に変更する。早稲田佐賀は中高ともに1学年120人で、九州全域から生徒を集める。早大は近年、首都圏の学生が6割を超え、地方出身者が減っていることに危機感を感じており、「優秀な人材を掘り起こして早くから確保したい」(広報室)と期待を寄せている。

毎日新聞 2008年6月7日 東京朝刊

早稲田大学、大阪に系列校…09年
東京以外で初
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20080607kk01.htm

 早稲田大は6日、大阪府茨木市の私立摂陵中学・高校と、佐賀県唐津市の早稲田佐賀中学・高校(仮称)に新たに中高一貫の系列校を設けると発表した。早稲田実業、早稲田に続く国内系列校となるが、東京以外では初。

 摂陵は2009年に系列化し、校名に「早稲田」が入る。1学年の定員335人中約40人が早稲田大に進学できる見込み。早稲田佐賀は10年に新設し、将来的には240人の約半数を同大に受け入れるという。

 早稲田大は地方出身者の割合が低下傾向にあり、昨年度は在校生の6割以上が東京、神奈川、千葉、埼玉の高校出身者。関西、九州の出身者はそれぞれ5%にとどまっていた。同大は「地方の優秀な人材を早い段階から確保し、大学の活性化につなげたい」としている。
(2008年6月7日 読売新聞)

935とはずがたり:2008/06/08(日) 00:33:24
>>934-935
付属校と系属校の違いなんてあるんですねぇ。。

早稲田大、大阪と佐賀にグループ中高校
http://www.asahi.com/national/update/0607/TKY200806060311.html
2008年06月07日00時47分

 早稲田大は6日、大阪府茨木市の私立摂陵(せつりょう)中学・高校と佐賀県唐津市に開校予定の早稲田佐賀中学・高校(仮称)を系属校=グループ校の一種=にすると発表した。それぞれ約1割と約半数の生徒が早大に進学できる。早大が、関西や九州にグループ校を持つのは初めて。

 摂陵中・高は男子校で、定員は中学が1学年約90人、高校が約335人(内部進学者含む)。09年度から学校名に「早稲田」を入れる。それ以降に入学した生徒から毎年40人程度を早大に受け入れる。

 早稲田佐賀中・高は男女共学で、定員は中学が1学年約120人、高校が約240人(内部進学者含む)。10年度の開校時に系属校化し、定員の半分程度を早大に受け入れる。

 早稲田のグループ校には系属校と付属校がある。系属校は早大と別の学校法人が経営するのに対し、付属校は早大と同じ学校法人が経営し、原則として全員が早大に進学できる。

早稲田西に展開 大阪、佐賀にも系属校設置
2008.6.6 20:41
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080606/edc0806062043004-n1.htm

 早稲田大(東京都新宿区)は6日、大阪府茨木市の私立摂陵中学・高校を来春から、佐賀県唐津市に開校予定の早稲田佐賀中学・高校(仮称)も平成22年4月に系属校にすると発表した。早大は「多様な学生を集める一環として、関西圏からの入学者を増やすのがねらい」としている。

 系属校とは、学校法人は異なるが教育理念を共有し、推薦入学枠を多くするなどの関係を結んだ学校。早稲田実業学校(東京都国分寺市)が代表で、原則的に卒業生全員が早大に入学できる付属校とは異なる。

 摂陵中・高は、学校法人大阪繊維学園が運営する男子校。来春の高校入学者が大学に入学する平成24年度から推薦入学枠を40人程度とし、校名に「早稲田」の名を入れる。

 早大では「近年、首都圏出身者が3分の2程度を占めているが、全国から多様な学生を集めたい。近畿2府5県からの学生は6%程度と少なく、関西からの志願者を掘り起こしたい」と期待している。

 早稲田佐賀中・高校は新たに設立する学校法人が運営し、男女共学とする。早稲田大創設者の大隈重信は佐賀出身。

936とはずがたり:2008/06/17(火) 03:10:03
それぞれ後輩の嘗てのボスだそうな。

外務省大使と京大副学長不倫疑惑の背後に、キヤノン・御手洗冨士夫会長の裏金疑惑との接点
2008年03月04日16時14分
http://news.livedoor.com/article/detail/3538690/

  本紙は2月29日、連載中の「宝田陽平の兜町アンダーワールド」において、「キヤノン・御手洗冨士夫会長・鹿島疑惑が京都大学に飛び火か?」なるタイトル記事を報じている。
 東証1部「キヤノン」と、わが国を代表する大学の一つである「京都大学」が医療の分野で共同研究を行っているが、その教授陣側に、昨年末から一部報道が始まっているキヤノン会長であると共に、日本経団連会長でもある御手洗冨士夫氏を直撃しかねない疑惑の裏金の一部が渡っている可能性も出て来ているという内容だ。
 今週発売の写真週刊誌『フラッシュ』(3月18日号)は、そのキャノンとの京大側の中心人物である西本清一京大副学長兼工学部長と、外務省の大使・参与にして同大学客員教授でもある竹内佐和子氏との不倫疑惑を報じている(4頁)。
 確かに、今年9月に総長選を控えたなかで、西本部長は最有力候補と言われるだけに、その芽を潰したい学内の反西本派が、不倫疑惑だけでなく、疑惑が噴出し出しているキヤノン疑惑と強引に結び付けようとしている側面もあるかも知れない。
 だが、現状ではその疑惑も十分あるのに、不倫疑惑だけを報じるのはいかがなものか。面白ければ、それでいいというものではないだろう。
 そこで、本紙は以下に、京都大学もキヤノンだけでなく、鹿島とも繋がっているとするチャート図を転載しておく。

次期京都大総長に決まった松本紘さん(65)「学問とは真実をめぐる人間関係」
2008.5.23 22:56
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080523/trd0805232257021-n1.htm

京都大学の総長に内定した松本紘副学長=京都市左京区の京都大学 「勝負をしたら負けない」という強気の性格。こわもての風貌(ふうぼう)から大学教授とみられないこともあったらしい。最近では、iPS細胞(万能細胞)の研究体制の整備を強力に進めるなど辣腕(らつわん)ぶりを発揮。そのリーダーシップが学内の大きな支持を集めたようだ。

 「マネジメントは楽しみ。細かいことは言わないが、八方美人的にやっていては何もできない。譲れない戦略はある」。学内の意見を聞きながらも強い指導力を発揮する姿勢を示した。

 大学法人化を受け、3年前に経営陣である研究・財務担当の理事・副学長に就任。機動的に仕事に対応することを学んだ。

 「学問とは真実をめぐる人間関係」というように人材育成を大学経営の柱のひとつに置き、学部教育を充実させる考えだ。

 専門は宇宙プラズマ物理学などでNASAの留学経験もある。宇宙空間で発電し、その電力を地球に供給するという壮大な宇宙太陽光発電装置の開発研究をライフワークにする。総長就任後も、こうした研究の情報発信を続けるといい、学生には「大志を貫け」と呼びかける。(野崎貴宮)



 まつもと・ひろし 中国河北省生まれ。京都大工学部卒。米スタンフォード大客員研究員、京大超高層電波研究センター教授、京大生存圏研究所長などを歴任し、平成17年10月から理事・副学長。趣味はゴルフ。65歳。

937荷主研究者:2008/06/19(木) 23:34:59

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805090091.html
'08/5/9 中国新聞
東亜経済研究所を新築 山口
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 東アジア研究と資料収集機関として90年以上の歴史を誇る山口大の東亜経済研究所の建物が、山口市の吉田キャンパスに完成した。中国、韓国を中心に約13万冊の書籍を経済学部棟から移し、14日に記念式と講演会を開く。

 建物は鉄骨3階建て延べ977平方メートルで、約21万冊を収蔵できる。戦前に収集された中国経済誌、明、清朝時代や旧満州鉄道に関する書籍のほか、新聞・雑誌、東アジア研究機関の蔵書目録などを納める。今では入手困難な資料も少なくない。

【写真説明】35年ぶりに独立した建物となる山口大の東亜経済研究所

938とはずがたり:2008/06/20(金) 04:06:17
予備校には全共闘世代が居てしかも人間的に魅力あるのが多かった様に思う。
俺が通った時期はちょうどベビーブームで受験生の人数も最も多かった時期で予備校文化も花盛りだったかも。

【さらば革命的世代】(7)カリスマ講師の“闘争”
2008.6.19 17:56
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080619/trd0806191805006-n1.htm

田宮の予兆

 「勉強とは考える力をつけること。頭の中を組織することです。組織という点では学生運動と同じです」

 生徒らのノートを取る手が止まり、教室のあちこちから笑い声がもれた。「学生運動」「全共闘」というキーワードは、ひとときの“雑談タイム”の始まりを意味していた。

 大阪府豊中市の駿台予備学校大阪校。人気講座「スーパー英文読解法」はこの日も満員だった。教壇に立つのは名物講師の表(おもて)三郎さん(67)。かつて大阪市立大全共闘のリーダーだった。

 「私が学生運動の活動家だったことは生徒たちに何度も話している。もちろん話し方は考えているが、当時のことは『歴史』として知っておいたほうがよいと思っている」

 昭和43年ごろの学生運動高揚期にはすでに大学院生。現在60歳前後の全共闘世代より少し上にあたり、市大では運動の理論的指導者として「闘争宣言」も執筆した。市大メンバーの3年下には、45年に「よど号ハイジャック事件」を起こす田宮高麿・赤軍派最高幹部(故人)もいた。

 事件の数カ月前、キャンパスで「表さん、全共闘はどうなる?」と聞かれた。自分なりの展望を話したつもりだったが、相手は「俺はもっと大きいことをするよ」と答えた。

 「あれが予兆だったのかと後で思った。『デモでは何も変わらない』と言って活動を先鋭化させた彼のやり方は間違っていた。それでも、人間的にはすばらしい男だった。なぜ赤軍に行かせてしまったのか悔やまれる」

 当時、奈良女子大の活動家だった妻と学生結婚していた表さんはツテを頼って予備校講師の口をすでに見つけていた。命じられた英作文担当に自信はなかったが「得意分野です」とハッタリをかました。以来40年近く。「食うために始めた」仕事はいつの間にか“天職”になっていた。

 
大学解体との矛盾

 学生運動の衰退後、活動家から予備校講師に転身した人は多い。同じ駿台では、全国全共闘議長で東大全共闘議長の山本義隆さん(66)が物理を担当。河合塾で現代文を教える牧野剛さん(62)も名古屋大のリーダーだった。

 逮捕歴などにより就職が難しかったという見方もあるが、あえて就職しなかったり、研究室に残らなかったというケースも少なくない。彼らの中には学生運動がなければ、超一級の学者になっていた人もいるという。予備校は、既存の道程を拒否した学生たちの受け皿でもあった。

 表さんは「予備校の講師はどんなレベルの生徒にも教えられる能力が必要だ」と訴えた上で、こう指摘する。「もともと予備校は大学教授たちがアルバイトで教えることが多かったが、彼らは専門バカだ。『それは専門じゃないので』などと言ってすぐに逃げる。だからこそ、私たちは全共闘運動で彼らにノーを突きつけた。既存のアカデミズムの中に逃げ込む連中と徹底的に討論したかった」

939とはずがたり:2008/06/20(金) 04:06:45
>>398-399
 だが、「大学解体」をスローガンに掲げた活動家たちが、若者をより偏差値の高い大学へと送り込む予備校講師をすることに矛盾はないのだろうか。表さんの答えは明快だった。

 「私が予備校で一生懸命教えるのは、大学をこれ以上ダメな場所にしたくないからだ。少しでも質の高い生徒を送り込むことで、大学を変えたいとずっと思っているんです」

予備校とは

 表さんの授業は、学生運動だけでなく、1960年代のロックや文化に話題が飛んだり、人生論に及ぶこともある。これまでの教え子は20万〜30万人。兵庫県西宮市の男性会社員(42)は20年以上前の予備校時代の表さんの授業を今も鮮明に覚えている。高校時代までには決していないタイプの“恩師”だった。

 「当時、すでに学生運動は過去の話だったが、ものすごく身近に感じた。ただ、僕らを扇動していたわけではなく、物の考え方や教養の大切さを教えてもらっていたような気がする。『早く大学に行って本当の知識を身につけなくては』と思った記憶がある」

 一方で一部の生徒の親からは「授業以外の話はしないでほしい」「左翼みたいな講師を雇うな」などの抗議を受けたこともあるが、多くはすぐに納得した。子供の成績が見事に上がっていたからだ。何よりも実績が問われる職場だからこそ“結果”に対しては誰も文句が言えなかった。

 表さんは「私は学生運動の話を通して、子供たちをオルグしたいわけでも、思い出を語りたいわけでもない。『間違った世の中は変えなくてはならないよ』と言いたいのです」と話し、さらにこう付け加えた。

 「子供たちの反応は時代によっても違う。バブル経済の浮かれていたころに比べると、今のほうが反応がいい。ニートやフリーター、格差社会など彼らの周りにも問題が山積しているからだと思う。何かが間違っていると敏感に感じ取っているからだと思う」

 現在は、授業前にも個別質問を受ける時間を設けている。少子化などの影響で以前に比べてたくましさに欠ける子供も多く、個々のコミュニケーションを増やさねばならないからだ。それでも一人ひとりを見れば、この40年で若者たちの性質が大きく変わったわけではないという。

 「予備校時代というのは人生で一番悩む時期。自分自身と最も真剣に向き合い、時には自分自身を変えていかねばならない時期でもある。だからこそ、僕の話にすっと入ってきてくれるのだと思う」

 “革命家”にとって、やはりこの仕事は天職なのかもしれない。


●皆さんの体験や意見をお聞かせください。

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940とはずがたり:2008/06/24(火) 13:31:32
>>801>>796>>795>>237

【NOVA元社長取り調べ】雲隠れ8カ月 出頭する計画も (1/2ページ)
2008.6.24 11:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080624/crm0806241145012-n1.htm

平成19年6月、経済産業省から一部業務停止命令を受け、記者会見するNOVAの猿橋望元社長 昨年10月の電撃的なクーデター劇による失脚から、約8カ月も雲隠れしていた元「カリスマ社長」。破綻(はたん)した英会話学校大手「NOVA」の猿橋(さはし)望(のぞむ)元社長(56)は24日午前、取り調べを受けるため、大阪府警本部に入った。破綻で30万人もの受講生が被害を受け、従業員は職を失った。それでも公の場で謝罪することは1度もなかった。東京周辺を拠点に残務整理していたとも伝えられたが、その動向はほとんど謎に包まれていた。

 猿橋元社長は、昨年6月に経済産業省から業務停止命令を受けて記者会見に臨んで以来、マスコミを避けるようになった。NOVA統括本部のある大阪にはほとんど寄りつかず、東京近辺で資金調達に奔走。東京本部には時折姿を見せ、「いま(資金調達を)頑張ってるから。大丈夫だから」と社員らを督励した。

 昨年10月25日夜、取締役3人によるクーデターで代表取締役を解任されると、「潜伏」の度合いをいっそう深めた。東京周辺を拠点に、オーナー会社の事後処理などを淡々と進めていたという。

 NOVAの事業譲渡先となったジー・コミュニケーショングループ(名古屋市)では、外国人講師の雇用問題などさまざまなトラブルが浮上。これを聞いた猿橋元社長は「(ジー社に)できるはずがない。受講生はすぐに戻ってこないだろう」と、ジー社の経営手腕をあげつらった。

 テレビ電話を使った「お茶の間留学」の拠点が、もともとあった大阪のミナミから、キタに移転されたこともかんに障った。「機械はただつなげばいいもんじゃない。バグ(不具合)が多くて仕方ないんじゃないか」。批判の言葉の裏で、自ら苦心して作り上げたシステムが、ジー社の手に渡ったことを惜しんだ。

 昨年11月には東京都内のホテルで一部雑誌のインタビューに答えたが、さまざまな疑惑に対する言い訳に時間を割き、カメラ撮影は拒否。元受講生や元従業員らへの謝罪の言葉はわずかだった。記者会見を開いて潔く頭を下げることは1度もなかった。

 代理人の弁護士に対しても言い訳を漏らした。「生徒に対する問題、社員に対する問題、いろいろあるけれども、自分から連絡すると相手に迷惑をかけてしまう」

 府警は今春以降、猿橋元社長の側近への事情聴取を本格化。今回の業務上横領容疑が具体的に浮上すると、自身への事情聴取も「時間の問題では」と危機感を募らせた。

 「それが業務上横領といわれれば仕方ない。自首しましょう」。猿橋元社長は一時期、府警に出頭する計画を持っていたという。しかし、捜査が目前に迫るまで実行されることはなかった。

941とはずがたり:2008/06/27(金) 12:11:08
>>860 >>862 >>869 >>870

女性5人にわいせつ 元大学総長に実刑判決
2008.6.27 10:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080627/trl0806271055000-n1.htm

 大学の総長室で女性職員にわいせつ行為をするなど、5人の女性に対する強制わいせつ罪に問われた元東京福祉大学総長、中島恒雄被告(61)の判決公判が27日、東京地裁で開かれた。福崎伸一郎裁判長は「総長という圧倒的に優位な立場を誇示した上での犯行で、被害者の尊厳を軽視した」として懲役2年10月(求刑懲役5年)の実刑を言い渡した。

 福崎裁判長は「被害者は被告との地位の差から泣き寝入りを余儀なくされ、被害直後に退職した者や立ち直れずにいる者もいる」などと、被害者の精神的苦痛が大きいことを指摘。加えて、犯行後の中島被告の行動を「直ちに謝罪するどころか、被害者の上司を使って口封じをするなど組織を利用して犯行の隠蔽(いんぺい)を図った」と非難した。

 判決によると、中島被告は平成17年5月〜19年5月、東京都豊島区の同大の総長室で女性職員の胸を触るなど、5人の女性に計6件のわいせつ行為をした。

942とはずがたり:2008/06/27(金) 12:15:14

まぁ我々にとってテニュアこそが90%位の価値があるからなぁ・・。
このニュースはっつけておいた心算だったが見当たらないねぇ。

高経大、免職一転停職に 准教授側『90%の勝利』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080626/CK2008062602000141.html?ref=rank
2008年6月26日

 高崎市立高崎経済大でゼミの女子学生を自殺に追い込んだなどとして、昨年四月に懲戒免職となった准教授が市に不服を申し立てた問題。二十五日に同市等公平委員会から「停職六カ月の懲戒処分に修正する」との裁決書を受けた准教授側は「90%の勝訴」、大学側は「真摯(しんし)に受け止める」と明暗が分かれた。 (菅原洋)

 裁決を受け復職した准教授は、二十六日から同大に出勤する。会見した准教授は「講義やゼミの場に戻りたい気持ちもある」とホッとした表情。同席した高橋伸二弁護士は「画期的な裁決。ただ、アカデミック・ハラスメントを認定するなど必ずしも満足したわけではない」と述べ、今後は行政訴訟の提訴も検討する意向を示した。

 一方、大学側も会見し、吉田俊幸学長は「反省すべきところがある。現時点で准教授に謝罪するつもりはないが、裁決書を読んで必要があればしたい」と険しい表情で語った。

 自殺調査の議事録を公平委に提出していなかった問題には「隠すつもりはなかったが、管理上のミス。大きな問題だった」と謝罪。准教授の復帰について「ゼミをすぐに始めるのは難しいが、後期からの講義は不可能ではなく、教授会で協議する」と述べた。同大は准教授へ払う必要になった昨年十月からの月給を支給する見通し。

 自殺した女子学生の父親は「(六カ月の処分は)過去の類似事例などから判断すると、想像通りの裁決。准教授に研究者としての道は閉ざすべきではないが、教育者としては戻してほしくない」と苦渋の表情を浮かべた。

943とはずがたり:2008/06/27(金) 13:10:55
セクハラ・アカハラ・パワハラもう一件。
損害賠償請求期限が意外に短いね。

女生徒に「3回まわってワンと言え」 セクハラ教諭が100万円支払う
2008.6.27 00:02
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080627/edc0806270002000-n1.htm

 大阪市立中学の剣道部顧問の男性教諭(44)が、女子生徒に「3回まわってワンといえ」などと命じてセクハラや体罰を繰り返したとして、元生徒3人が教諭と市に損害賠償を求め、大阪地裁が慰謝料の支払いを命じた訴訟で、市が控訴を断念、3人に慰謝料計約100万円を支払っていたことが26日、分かった。

 市はこれまで教諭を擁護していたが、主張を一転。

「セクハラや体罰があったと判断せざるを得ない」として、今月末に教諭を懲戒処分する。

 市教委が元生徒の被害状況を把握してからすでに約4年が経過しており、聞き取り調査の甘さが露呈した格好だ。

 判決によると、剣道部に所属していた20代の元生徒3人は平成8年ごろ、練習中に教諭から日常的に竹刀や太鼓のバチで殴られたほか、下着姿にさせられ、抱きしめられるなどの被害を受けた。

 また、個別指導として個室に部員を呼び、「3回まわってワンといえ」などと命じられた。

 市教委は十数回に渡る教諭からの事情聴取などをもとに元生徒の主張を否定。しかし大阪地裁は複数の部員らの証言から「教諭の供述は不自然で不合理」と判断、計500万円の損害賠償請求に対して、市に100万円の支払いを命じた。

 産経新聞の取材に対し、男性教諭は「弁護士と相談中のためコメントできない」と話した。

指なめさせ、下着姿に 教諭のセクハラ「儀式」に賠償命令
2008.5.20 20:47
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080520/trl0805202052010-n1.htm

 大阪市立の中学校に通っていた3人の女性らが、在学中に運動部の顧問だった男性教諭から下着姿にさせられるなどのセクハラや体罰を受けたとして、教諭と市に約500万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(村岡寛裁判長)は20日、市に100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 判決によると、教諭は平成9〜10年、鍵をかけた室内で3人を個別指導。「プライドを捨てて先生についてこれるか」「心を裸にできていない」などと説教し、自分の指や床をなめさせたり、下着姿にさせたりした。こうした行為は生徒の間で「儀式」と呼ばれ、抱きしめられた女性もいた。

 村岡裁判長は「指導から端を発したものとしても、性的羞恥(しゅうち)心を害する行為で社会通念上およそ許されない」と違法行為を認定。しかし、原告の損害賠償請求期限(3年)が過ぎているとして、市の教育環境配慮義務違反のみを認めて慰謝料支払いを命じた。

 大阪市教委の話「判決をよく読んだ上で対応を検討したい」

944小説吉田学校読者:2008/06/28(土) 11:51:29
陸奥宗光と小村寿太郎の区別は、大人でも難しいでしょうなあ。

「大隈重信は何した人?」明治の偉人も小6の正答率3割以下
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080627-OYT1T00559.htm

 小学校の学習指導要領で例示した歴史上の人物42人について名前と業績が一致するかどうか、文部科学省・国立教育政策研究所が全国の小学6年生に調査した結果、卑弥呼、ザビエル、ペリーなどは正答率が90%を超えたものの、幕末から明治の偉人のほとんどが50%以下だったことがわかった。
 中でも大久保利通、木戸孝允、大隈重信の正答率は30%を下回り、「木戸孝允と大久保利通」、「陸奥宗光と小村寿太郎」をそれぞれ混同している児童が15%以上いた。
 この調査は社会科が対象で、昨年2月、小学6年生6665人に実施。42人の業績が書かれた年表上に、顔と名前が書かれた人物シールを張らせた。平均正答率は68%。
 正答率1位の卑弥呼は99%で、ザビエル、ペリー、野口英世、雪舟の順。50%以下は西郷隆盛(50%)、板垣退助(47・3%)、伊藤博文(40・1%)などで、幕末から明治にかけて活躍した人物のうち、平均を上回ったのは福沢諭吉(88・8%)だけだった。
 教師に「指導に時間をかけた人物」を尋ねた結果、織田信長、徳川家康、豊臣秀吉がトップ3。時間をかけなかったのは東郷平八郎、木戸孝允、勝海舟の順だった。

945とはずがたり:2008/06/28(土) 12:50:03
>>944
只でさえ近現代はみんな苦手ですからねぇ。。。
かく言う俺も近現代の方が面白いとはいうもののやっぱり細かい部分は忘れてたり・・。

946とはずがたり:2008/06/30(月) 05:29:00
>たいていの場合非行や犯罪には「悪いことだと分かっているからこそ、あえて行う」という挑戦的態度が見られる。
>若い犯罪者に欠けているのは、たいていの場合、規範意識ではなくて、自尊心である。
なるほど,そうかもしれぬ。親に余り構って貰えないと感じるとぐれるのは注目して欲しい構って欲しいと云う現れのようであるが,親との関係性を捨象すると自尊心の問題となるのかもしれぬ。
併しここから受験教育批判に向くのかが解らんけど。

>たとえば歴史の教科書でカントという人物名を見たら、カントについての3行程度の記述を完全に記憶しなくてはならない。カントの著作を読んでみるというような無駄は許されない。
そういう無駄は十分許されるだろうに。

あとベルコンから絶対に落ちてはいけないんじゃなくて,落ちた方が楽しそうだから飛び降りてみるんだよな。別に普通にやってりゃそんなに落ちるものではないのではないか。少子化で競争などそんなに激しくないと思われる。
飛び込む迄それがどんなに無謀かあんま判ってないってのはあるけど判ってたら止めてて成功はなかっただろうしな…難しい。

【正論】京都大学名誉教授・加藤尚武 秋葉原事件と高校教育の陥穽
2008.6.30 02:55
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080630/crm0806300255001-n1.htm

 ≪「自尊心」を欠く犯罪≫

 6月8日の通り魔殺人事件は7人の命を奪い、10人の負傷者を出すという悲惨な結果を生み出した。「誰でもいいから殺す」という無差別殺人の場合、動機の解明や犯行時の精神状態を明らかにして刑事事件としての立証をしても、そもそも刑事罰の有効性が成り立たないので、犯罪の一般予防という観点から見ると刑罰以外の対処をも視野に入れなくてはならない。

 犯人(25歳)の生い立ちや性格についても十分な調査をする必要があるが、実際には、生い立ちを調べることは両親や兄弟のプライバシー保護と抵触するし、そのような調査をする権限をもつ公的な機関が存在しない。

 非行をする少年や若い犯罪者について、規範やルールの認識が欠けているという判断を下す人が多いが、たいていの場合非行や犯罪には「悪いことだと分かっているからこそ、あえて行う」という挑戦的態度が見られる。

 秋葉原の通り魔殺人の犯人に関しても、世間から激しい非難を浴びるような行為をわざと選んだように思われる。彼の動機に、親に対する復讐(ふくしゅう)という要素があったと指摘する人が多い。ほとんど自殺に限りなく近い形で、自分を破滅させるという行為には、何よりもまず「自分を大切に思う気持ち」(自己評価、自尊心)が欠けている。若い犯罪者に欠けているのは、たいていの場合、規範意識ではなくて、自尊心である。

947とはずがたり:2008/06/30(月) 05:29:17
>>946-947
 ≪共同選果場化した現場≫

 日本の県立高校は、工業・農業・商業という実業高校は統廃合によって、普通制高校に変わっていく、男女別学が男女共学に変わっていくという過程を通じて、特色のはっきり分からない普通制高等学校が並立しているという状況になっている。

 学校の違いは、入試の点数によって、明確に分かれる。AクラスからEクラスぐらいまでに分かれる。エリートから外れた高校に通う者が3年間に身につけるものは、まずEクラスとか、Dクラスとかのレッテルを張られているという屈辱感に耐えることである。

 Eクラスとか、Dクラスの高校では、雨の日の朝は生徒の表情が少し明るいといわれる。社会的なレッテルをあらわす制服をレインコートで包むことが許されるからだ。

 高等学校の共同選果場体制化は、少子化による学校統廃合と受験の圧力という教育に固有の事情から生まれていったのだが、それが現在では、若者の就職先が、正規雇用型と派遣型に分かれるという社会的な変化にぴったりはめ込まれたようになっている。

 エリート校の受験体制に乗り込むよりほかに、自分の努力によって自分の未来を切り開く余地が実際にほとんど存在しないことに多くの若者は気づいている。

 エリート校に進めば、そこは大学受験のためのもっとも効率のよい修練場である。たとえば歴史の教科書でカントという人物名を見たら、カントについての3行程度の記述を完全に記憶しなくてはならない。カントの著作を読んでみるというような無駄は許されない。彼らが大学に入ってきたとき、「受験に必要な知識」という型にはまった知識以外には、脳の中には何もない状態になっている。

 ≪落ちてはならぬコンベヤー≫

 エリート校の出身者が、大学院に進むまでに受験後遺症を払拭(ふっしょく)して、のびのびとした独創的な発想力を身につけるのは難しい。秀才ではあるが、研究者としては二流以下の若者が大学院にあふれかえっている。

 秋葉原の殺人犯は、絶対に落ちてはならないコンベヤーベルトから落ちたのだ。そして彼の攻撃的な精神にはたえられないDクラス、Eクラスの屈辱を背負って生きる以外に自分の可能性がないことに直面していた。彼の犯行は、共同選果場体制から、たまたま落ちこぼれたいびつな林檎(りんご)の悲劇だったのではないだろうか。

 高等学校の共同選果場体制は、日本の若者から気力と創造力を奪っている。高等学校は、自分を大事にするという気持ちを他人と共有し合うこと、人間としての深さ、他人に対処する姿勢を芸術や文化の深さに触れることで養うなど、人間としての成長の期間でなければならないのに、選別のためのたんなるコンベヤーベルトと化している。

 その責任の一端は、大学の側が生み出してきた入試体制そのものにある。現行の入試では1点でも多くの点数をとれば有利になる。一定以上の点数をとれば合格の必要条件を満たすという方式も検討すべきだ。

 将来の日本が、人材の豊かさを誇ることができるようにするためには、高等学校の共同選果場体制を解消するという課題に取り組まなくてはならない。(かとう ひさたけ)

948とはずがたり:2008/07/01(火) 12:46:30

東大が不正経理で消費税隠し 7500万円追徴課税
2008.7.1 10:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080701/crm0807011037008-n1.htm

 東京大学が東京国税局の税務調査を受け、平成16年の1年間の消費税約6000万円について、意図的に納税を免れたと指摘されていたことが分かった。消耗品を購入するために支出した約30億円について、経費計上する時期を前倒しするなど不適切な経理処理が原因で、消費税分を不正に控除されるよう申告していたという。追徴税額は重加算税などを含め約7500万円で、東大はすでに修正申告している。

 東大や関係者によると、問題となったのは、国などから受けた研究費や交付金の扱いについて。余った研究費を使い切ったことにするため、試料など消耗品や備品を購入したことにし、取引業者側に日付などを偽った請求書を作成させていたという。実際の納品は、請求書に記載のある日付の翌年度だった。同国税局はこうした約30億円分の経理処理について、意図的に計上時期をずらしたと認定したもようだ。

 国立大学法人が受け取った研究費などの収入には消費税がかかるが、こうした収入で消耗品などを購入したときに支払った消費税分は控除される。東大は、消費税法で保管が義務づけられている領収書も紛失していたという。

949とはずがたり:2008/07/02(水) 19:02:40
星槎大…聞いたこと無い大学だが俺のお勧めの一冊『北槎聞略』の槎か!?
http://www.seisa.ac.jp/

いずれにせよ安倍の無能無策が実現した結果殆ど無意味な研修が発生してる可能性大。
1年2年外部で働いて社会実習つませたりの方が良いような気がするが今更お勉強してどうなるんだろうかね。

教員免許更新の講習 開発に7大学を追加 文科省
2008.7.2 08:37
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080702/edc0807020836005-n1.htm

 文部科学省は、来年4月からの教員免許更新制に向け、教員が受講する講習プログラムの開発委託事業に、宮崎大など7大学を追加で採択した。追加分では宮崎大と近大姫路大は今年8月に更新講習を試行的に開設する予定。星槎大、宮城教育大、東京学芸大、女子美術大、広島大は特別支援学校の教諭向け講習プログラムの開発などをする。

 文科省は4月に101大学・法人の試行講習やプログラム開発を事業採択している。教員は免許更新の際、大学などで講習を受け、修了認定を得るのが必要。採択された試行講習を受ければ更新制実施後の講習が免除されるものもある。

950とはずがたり:2008/07/02(水) 19:14:18
>>949
一応ユニークな内容で先生方の刺戟になるように工夫されてるみたいですけど。

教員免許更新、大学講習に目立つユニークな内容
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080410ur01.htm

 来年度から始まる教員免許更新制で今年度、全国の大学が試験的に実施する講習の内容が9日、文部科学省から一斉に発表された。

 更新制では計30時間の講習受講が対象教員に義務付けられるが、プログラムの中には、指導の向上にどう役立つのかはっきりしないものもある。本番ではないとはいえ、かねて疑問視されてきた新制度の実効性が改めて問われそうだ。

 2009年4月から実施される免許更新制は、無期限だった教員免許の有効期間を10年と定めるもので、幼稚園から高校までの35歳、45歳、55歳の現職教員が対象。更新時には必修(12時間)と選択(18時間)の計30時間の講習を大学などで受講する。どの講習を選ぶかは教員の自由だ。

 来年度の対象教員のうち、希望者を募って実施される試行講習に参加するのは、91大学と文科省所管の10の教育・文化機関。選択では「成績評価のための統計学講座」や「社会科授業論と身近な地域学習」といったプログラムのほか、ユニークな内容も目立つ。

 著名な指揮者の秋山和慶教授が小学生のオーケストラを指導する様子を見せるという講習を用意した洗足学園音楽大は、「教師自身があこがれるような指導を間近で見れば、刺激にもなり、良い授業につながるはず」と意図を説明する。

 昭和女子大では、「国立那須甲子青少年自然の家」(福島県)での合宿講習「ボランティア講習」(18時間)を企画。子育て中の教員らのため、家族同伴の宿泊を認める。また、桜美林大では、すべての講義、試験をインターネットで受けられるようにした。同大は「繰り返し学べるなどメリットも多く、実際に講義を受けるのと成果は変わらない」と強調している。

 ユニークな講習を開設する背景の一つに、少子化に伴う学生数減少もある。関東地方の中堅私立大は、「多くの先生に参加してもらえれば、大学のPRになる」と語る。

 本番では受講料が必要だが、今年度は試行のため原則無料。ほとんどの講習は、土日や夏休みなどの長期休暇中に行われる。

 [解説]「自動更新」招く恐れも

 文科省は免許更新制について、日常業務に追われる教員に最新の教育事情を知ってもらい、教員の質の維持につなげるのが狙いだと強調している。今回明らかになったプログラムを見ると、確かに興味深い内容も多い。だが、受講者がよほどの目的意識を持って参加しない限り、息抜きにしかならないような講習があるのも事実だ。

 修了認定の基準も大学任せになるだけに、大学の対応次第では、講習を受けさえすれば自動的に更新されるという甘い認識を教員に植え付けることにもなりかねない。

 今年度の受講者に対し、各大学では、講習が実際の授業で役立つかどうかをアンケートで尋ね、その結果も参考に本番用のプログラムを練り直すことになっている。実効性に対する事後検証を厳格に行い、実践的で指導の向上につながる講習を用意すべきだ。

(村井正美)
(2008年4月10日 読売新聞)

951とはずがたり:2008/07/02(水) 22:44:18
なんかおもろいけどコンセプトが首都大とやや似てるかもね。いっそのこと強盗慶太を前面に押し出して東京急行大学とかw

2009(平成21)年4月,大学,高校,中学校,小学校,幼稚園を同時に名称変更し,
「都市大」グループが誕生します。
http://toshidai-group.jp/contents/01_school/

学校法人五島育英会(東京都渋谷区:理事長 山口裕啓)の各学校は、平成21年4月より、以下のように名称を変 更いたします。従来の 武蔵工業大学と東横学園の二つの名称の学校群を東京都市大学の下「都市大」グループとして、高大連携をはじ めとする教育研究体制 の連携と強化を目指すとともに、時代と社会の要請に応える安心と信頼感のある学校創りを進めてまいります。

概要
武蔵工業大学は、79年の伝統を持つ「工学部」と、2007(平成19)年度に工学部から独立した「知識工学部」、 1997(平成9)年度の開 設以来、地球環境や情報社会の様々な課題にアプローチしてきた「環境情報学部」を擁し、これまでに約54,000名の卒業生を輩出してまいりました。東横学園女子短期大学は、1956(昭和31)年度の創立より51年間にわたり、知性と感性豊かな自立した人材の育成に努め、約27,000名の卒業生を輩出してまいりました。2009(平成21)年4月より、同短期大学を男女共学の4年制学部に改組し、武蔵工業大学の新たな文系学部(都市生活学部と人間科学部)として開設するとともに、同大学の名称を「東京都市大学(略称:都市大)」へと変更するための準備を現在進めています。

952杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/07/02(水) 23:06:05
川崎医科大と言えば、以前にMedicalスレで出ていた学費ランキングで高い方に位置してましたね。
  ,,,,,,,,,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/392-393

思うんだけど、先端科学とか産業界のための人材育成とかは私立の方に任せて、国公立は医者とか社会福祉とか社会的なニーズを満たすことや基礎研究を中心にした方が良かね?"学位屋"追及で名高い(?)小島教授も指摘していたけど、アメリカもそのようになってるし。
  ,,,,,,,,,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://degreemill.exblog.jp/8198299/

裏口入学あっせんに4500万円 医科大副学長と面会
http://www.asahi.com/national/update/0702/OSK200807020078.html
2008年7月2日22時40分

 大阪市北区の医学系専門予備校「メディカルゲイト」の幹部(55)が、06年秋の私立川崎医科大(岡山県倉敷市)の推薦入試の前に、受験予定の男子浪人生の母親を川崎誠治副学長に引き合わせ、母親から4500万円を受け取っていた。幹部本人らが取材に認めた。面会には元衆院議員(旧鹿児島1区)の長野祐也(すけなり)氏(69)も立ち会ったという。大学は「入試は厳正に行った」としており、浪人生は不合格だった。
 川崎副学長らによると、母親との面会は関連大学で客員教授を務めていた長野氏から頼まれ、06年11月の推薦入試の出願前の同9月に大学で会った。母親に「息子をぜひ医者にしたいのでよろしく」と言われ、「入試は試験オンリーで決まります」と答えた。副学長は入試担当ではなく、合否判定に関与していないという。浪人生は面接前の筆記試験で不合格になった。
 川崎副学長は「誤解を招く行為だったと反省している。ブローカーが介在して金が動いているとは知らなかった」と話している。
 一方、予備校幹部によると、母親から「医学部ならどこでもいい。合格できる方法はないか」と相談を受け、長野氏らを紹介する手はずを整え、2回にわたり計4500万円を受け取った。1千万円を手数料として受け取り、500万円を「川崎医科大につながる人物」の口座へ、3千万円を「仲介業者」の口座に振り込んだ。両人が誰かは明らかにできないという。
 しかし浪人生が不合格となり、「道義的責任を感じ」、1千万円を返金。残る3500万円については「仲介業者らに母親に返済するよう求めている」という。
 長野氏によると、元秘書から「母親の相談に乗ってほしい」と頼まれ、元秘書から副学長との面会前に200万円を受け取った。しかし、受験生が不合格となったあと返したという。「不正入学させる意図は断じてなかった。200万円は人脈のない大学の情報収集のため預かったが、浪人生が筆記試験をクリアするのは難しいと考え返金した」と話している。

953とはずがたり:2008/07/04(金) 22:48:07
俺も女子学生と海外旅行してぇ(;´Д`)
其れはさておき10日旅行しただけで10齣も休講に成る程働かされてる非常勤講師も大変である。流石絶命館と影で揶揄される程働かされるだけのことはあるのか!?まぁ俺も非常勤講師時代は週6齣とか働いてたから10日も休んだらそれ位にはなるか・・。
立命は休んだ分はちゃんと補講させられるから補講したからって無問題とはならいのでは?寧ろ堂々と正規の授業期間中に出かけてゆく姿勢が問われたのであろう。自主ゼミ開いたり熱心な指導をしてるとも思えるんだけど。
女子大生といちゃいちゃ海外旅行って所があかんのかね。実際にいちゃいちゃしてたんなら兎も角。

[社会] 2008年7月 3日
立命大講師が授業休み女子学生と海外旅行
http://www.sankei-kansai.com/2008/07/03/20080703-000733.html

 立命館大学(京都市)の仏語非常勤講師の男性が昨年10月、授業を休講にして教え子の女子学生3人とチュニジアに旅行し、大学側が「不適切な行為」として契約を打ち切ったことが3日、わかった。男性は「厳しすぎる」として地位確認を求めて京都地裁に提訴した。

 訴状によると、男性は平成17年4月に採用。フランス語を専攻した4回生を中心に自主ゼミを作り、昨年10月12日から22日にメンバーの女子学生3人とチュニジアに旅行。その際、現地に語学留学中の別の女子学生宅に1泊した。この間、授業10コマが休講になった。

 男性側は「学生はいずれも成人で親も了承しており問題ない。その後、補講も行った。解雇権の乱用だ」と主張。立命大は「教育者としてふさわしくない行為。男性には最後まで誠実な反省がみられなかった」としている。

(2008年7月 3日 13:56)

954名無しさん:2008/07/05(土) 06:51:30
学者の世界は、私用優先で仕事に大穴を開けることが許される環境なんでしょうかね?
仮にそうであれば、業界全体な社会性がフリーターやニート未満ですよね。

これが特異な例で、業界全体がこういうものではないと思いますが。

955とはずがたり:2008/07/05(土) 11:08:49
社会性はフリーターニートなんかよりも足りない業界かもしれませんけど,開講期間に10日も海外旅行へ行って受講学生に迷惑をかけるってのはやっては行けない基本事項でしょう。
本人は自主ゼミと云う教育活動の延長と考えて居たかもしれないけど,実態は私用の遊びと取られても仕方がない面もありましょうし。
裁判所がどんな判断を下すのか注目です。

956名無しさん:2008/07/06(日) 00:26:44
大部分の講師は真面目に取り組んでいる、常識人だと思います。
おそらく、大学の講師の間でも通用しない話なのでしょう。
しかしながら、この大学講師を支援する団体もあるようで・・・

957とはずがたり:2008/07/06(日) 01:37:27
非常勤講師はワーキングプアの一種の弱者ですのでこれを期にたやすく首切り出来るんだみたいな風潮には成って欲しくはない所です。(大体契約時に一年限りであるとの文言付きの契約を結ばされる訳ですが。。)
大学の講師はそれなりに自主性を持って教育にあたって欲しいと思いますし,講師が枠に嵌められて萎縮してしまっては学生らが損する訳ですし。
古き良きええ加減な大学の授業というのが減って真面目な優等生的な授業のみになるってのもつまらん話しだと思います。それが現代化と云うものなんかもしれませんけど。

958とはずがたり:2008/07/08(火) 01:17:16
長女教員採用で200万円=教頭夫婦を再逮捕−大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000056-jij-soci
7月5日13時15分配信 時事通信

 大分県教員採用試験をめぐる汚職事件で、長女の採用で計200万円分のわいろを渡したなどとして、県警捜査2課などは5日、贈賄容疑で県教育委員会義務教育課参事矢野哲郎容疑者(52)と妻の佐伯市立小学校教頭かおる容疑者(50)、収賄容疑で同課参事江藤勝由容疑者(52)をそれぞれ再逮捕した。
 調べでは、矢野容疑者夫婦は2006年10月ごろ、別府市内で、長女が採用試験に合格するなど便宜を受けた謝礼として、江藤容疑者に100万円分の金券を渡した疑い。
 また、夫婦は同年9月から10月にかけ、県教育庁参事(現由布市教育長)の二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=に同様の趣旨で金券100万円分を渡した疑い。

959とはずがたり:2008/07/08(火) 01:19:55
ここ10年ぐらいの採試やりなおさなあかんのちゃうか。
>08年度の採用試験で口利きを受けたうち約15人の受験者について最大100点以上を加点し合格させていたことが、関係者の話で分かった。結果的に、本来は合格していた口利き以外の10人が不合格となった。
>答案原本は試験の実施年度末まで保管され、その後に破棄されている。08年度採用試験の答案も残っておらず、再検証は困難なのが実情だという。

<教員採用汚職>大分県教委参事が最大100点以上加点 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000138-mai-soci
7月7日23時2分配信 毎日新聞

 大分県の教員採用試験を巡る汚職事件で、当時採用業務を担当していた県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で逮捕=が、08年度の採用試験で口利きを受けたうち約15人の受験者について最大100点以上を加点し合格させていたことが、関係者の話で分かった。結果的に、本来は合格していた口利き以外の10人が不合格となった。

 採用試験は1次、2次各500点で合計1000点満点。08年度の最低合格点は約620点で、口利きを受けた約20人のうち約15人を加点したという。このうち最大のケースでは、400点台後半の受験者に100点以上加点し、口利きを受けていない一部受験生の点数を下げた。この操作でボーダーライン前後を入れ替えた。ただ口利きを受けたうち4、5人は加点なしに合格し、この中には浅利幾美被告(52)=贈賄罪で起訴=の長女が含まれていたという。

 県教委によると08年度採用試験は07年7〜9月にあり、472人が受験し41人を採用。最終倍率は11.5倍だった。【深津誠】
    ◇
 合格者の試験成績は、県教委義務教育課長らの決裁で確定させたものが公式なデータ。答案原本は試験の実施年度末まで保管され、その後に破棄されている。08年度採用試験の答案も残っておらず、再検証は困難なのが実情だという。

教員採用汚職 大分県教委が不正防止策を発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000016-maip-soci
7月7日21時17分配信 毎日新聞

 大分県の教員採用試験を巡る贈収賄事件を受け県教委は7日、採用試験の不正防止策を発表した。成績の入力・集計を県人事委員会が担当するなど、事務作業を外部機関に委託することで不透明さが指摘された試験の改革を図る。19日から1次試験が始まるため、捜査終結を待たずにまとめた。

 事件では県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で逮捕=が人事班の担当者の立場を悪用して小学校教員採用試験のデータを改ざんし07年度試験で同課参事、矢野哲郎容疑者(52)=贈賄容疑で逮捕=の子ども、08年度試験で小学校校長、浅利幾美被告(52)=贈賄罪で起訴=の子どもを合格させた疑いがある。集計から合格者決定まで、全業務が人事班で完結していたことが、チェック機能が働かない原因と指摘されていた。

 見直し策ではこれまで義務教育、高校教育両課の人事班が行っていた試験成績の入力・集計作業を、すべて県人事委に移す。人事委は受験者を特定できないよう、独自の整理番号で成績一覧表を作り、最終選考は県教育委員で構成する選考委員会が担当する。この間のデータ処理は、指紋認証で使用者を限定した専用のパソコンで行う。これまで試験の年度末で破棄していた答案用紙の保管期間は1年延長する。

 このほか試験問題は人事委が保管し、作文の採点者や面接官にも知事部局や人事委などの第三者が入る。【小畑英介】

960とはずがたり:2008/07/08(火) 23:09:49

徹底的にやれよな。

審議監に謝礼で便宜 教頭夫婦「よく聞いた」 大分汚職
http://www.asahi.com/national/update/0707/SEB200807060014.html?ref=goo
2008年7月7日3時2分

 大分県の小学校の教員採用をめぐる汚職事件で、いずれも贈賄容疑で再逮捕された県教委義務教育課参事の矢野哲郎(52)、妻で小学校教頭のかおる(50)の両容疑者が、県警の調べに、「教育審議監に謝礼を支払えば採用で便宜を図ってもらえると、よく聞いていた」と供述していることが6日、分かった。

 矢野参事らは、収賄容疑で逮捕された元教育審議監、二宮政人容疑者(61)とは面識がなかったため、「県教委関係者に紹介してもらったうえで、長女の採用を依頼した」とも供述しているという。県警は、二宮元審議監を頂点に組織的な不正が繰り返されていた疑いもあるとみている。

 調べでは、矢野参事らは07年度の採用試験で長女の採用に便宜を図ってもらおうと06年9〜10月、二宮、同課参事の江藤勝由(52)=収賄容疑で再逮捕=の両容疑者に、それぞれ100万円相当の金券を渡した疑い。

 試験は06年7月に筆記などの1次試験、9月に面接などの2次試験があった。1次は489人が受験してうち119人が2次に進み、長女を含め41人が合格した。

 江藤参事の供述によると、1次試験の採点終了後、受験者全員の得点を記した一覧表を二宮元審議監に見せると、矢野参事夫婦の長女を含む10人前後の受験者の名前を示され、「合格ラインに入れろ」と指示されたという。江藤参事はまず1次試験の点数を水増しし、その後2次試験分も水増しして、長女を合格ラインに届かせたという。

 受験者の得点は、同課職員が2人1組でパソコンに入力し、同課人事班が採用予定者の原案を作り、義務教育課長に報告。課長から教育審議監を経て、最終的に教育長が決裁する仕組みだった。

 県警は、教員人事の責任者だった二宮元審議監が不正採用で中心的な役割を果たし、人事班での勤務が長く、採用試験の実務に通じた江藤容疑者が実際の改ざん役だったとみて、全容の解明を進めている。

 一方県警は6日、二宮元審議監と江藤参事を収賄容疑で、矢野参事夫婦を贈賄容疑で大分地検に送検した。

961とはずがたり:2008/07/08(火) 23:13:44
大分県の教育界総浚えの必要有りだなぁ。医学界と額のオーダーこそ違えどもやってることは大差ないねぇ

収賄容疑の参事に商品券 女性校長ら50万−10万円分
2008年7月8日(火)19:54
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008070801000596.html?C=S

 大分県の教員採用などをめぐる汚職事件にからみ「不正があったことを告白したい」と県警佐伯署に相談に出向いた佐伯市の小学校の女性校長ら3人が、収賄容疑で再逮捕された県教委義務教育課参事江藤勝由容疑者にそれぞれ50万−10万円分の商品券を贈っていたことが8日分かった。市教委によると、50代の男性と40代の女性教頭は各50万円分、50代の女性校長は10万円分の商品券を贈ったと説明している。

「昇任試験で県教委幹部に金品」校長・教頭ら3人が出頭
http://www.asahi.com/national/update/0708/SEB200807080008.html?ref=goo
2008年7月8日14時29分

 大分県の小学校教員の採用を巡る汚職事件で8日、同県佐伯市立小学校の校長1人と教頭2人の計3人が管理職への昇任試験で便宜を図ってもらおうとしたなどとして、「県教委の幹部に金券を渡した」などと、県警佐伯署に出頭した。県警は「3人に出頭を要請したことはなく、自ら出頭してきた。話を聞いた上で、今後事件の被疑者になりうるかどうかについて検討する」と話している。

 県教委や佐伯市教委によると、3人は7日夜、昨年行われた校長や教頭などの管理職昇任試験で便宜を図ってもらおうと、県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=5日に収賄容疑で再逮捕=に金券を渡したと、佐伯市教委に相談してきた。3人はいずれも、この春の人事異動で校長や教頭に昇任している。

 このうち教頭2人は40代の女性と50代の男性。江藤参事にそれぞれ「50万円分の金券を渡した」と話している。校長は50代の女性だが、江藤参事に依頼した内容や金券提供の有無については不明。しかし、江藤参事ら県教委幹部や学校長や教頭ら5人が逮捕された事件の報道を見て、「耐えられなくなった」などと話しているという。

 相談を受けて、佐伯市の武田隆博教育長が8日午前、3人を伴い同署に出頭。3人はそれぞれ、江藤参事に金券を渡したり、昇任試験で便宜をはかってもらうよう要請したりした経緯などについて、説明しているとみられる。

962ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/09(水) 07:34:01
 教員採用試験に端を発した大分県の汚職事件。現役の校長や
教頭が警察に出頭し、自らの昇任をめぐり、県の教育委員会幹部
に金品を渡していたことを告白したことで事件は新たな展開を
見せ始めています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    末端の教員に至るまで、昇給昇格を目当てに
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    教委のいいなりになる実態がある。国はただ
  |ヽ   | | ミ#・д・ミ/_/旦~~  教委に国の息のかかった連中を配せば良いという事だ。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l これではいつでも戦時教育体制に突入ですね。(・A・#)

08.7.8 TBS「大分教員試験汚職、校長ら3人出頭」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3895548.html
08.7.9 NHK「教員採用汚職 減点の操作も」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015772951000.html

963とはずがたり:2008/07/10(木) 11:44:58
くさっとるねぇ。。
免許更新制なんかよりももっと大事な事あったんちゃうやろか。
また点数がこんなに早く廃棄されるってのは残しておけない事情があったからとしか思えない。公文書の保存規定はどうなってんだ??

大分県教委汚職、得点かさ上げの現職教員は合格取り消しへ
2008年7月10日(木)04:24
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20080709-567-OYT1T00929.html
(読売新聞)

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、わいろの見返りに採用試験で得点をかさ上げされて合格した現職教員について、同県教委は不正が確認でき次第、合格を取り消す方針を固めた。

 ただ、採用試験の解答用紙は廃棄され、パソコンや資料も警察に押収されているため、贈賄側の子女以外の対象者を独自に突き止めることができないのが現状。合格圏内に入りながら不合格となった受験者も特定不能で、いつどのような救済措置を打ち出すのか、同県教委は難しい判断を迫られている。

 事件の舞台になったのは、収賄側の同県教委の義務教育課参事・江藤勝由被告(52)が統括していた2007年度と08年度の小学校教員採用試験。

 同県警の発表では、江藤被告は08年度の試験で、贈賄側の佐伯市立小校長の浅利幾美被告(52)の長男と長女が合格するよう便宜を図った疑いで逮捕・起訴され、07年度でも、贈賄側の県教委参事の矢野哲郎被告(52)と妻で同市立小教頭のかおる容疑者(50)の長女の合格に便宜を図った疑いが持たれている。

 両年度とも470人を超える受験者のうち合格者は41人だったが、江藤被告の関係者によると、同被告はそれぞれ合格ラインに達していなかった15人前後の得点をかさ上げして合格するよう操作しており、その分、合格圏内にいた受験生が不合格になっていた。

 同県教委は、地方公務員法15条の「職員の任用は成績や能力に基づいて行う」との規定に基づき、得点をかさ上げされて合格した教師は採用時点にさかのぼって、採用を取り消すことができると判断している。

 ただ、贈賄側の子女3人も含め、現在も教壇に立っているのは計82人。ただ得点のかさ上げの詳細については、現段階では特定はほぼ不可能。不当に不合格とされた受験生への救済策も含め、同県教委の 小矢 ( こや ) 文則教育長は9日の県議会で、「法的解釈も含め検討しているが、事実関係の把握が難しく、現時点では困難」と述べ、相当の時間がかかるとみられる。

 1990年に贈収賄事件が起きた山口県では、不正に合格した受験者が特定できなかったため、合格無効や不合格者の救済などは行われなかった例もある。

964とはずがたり:2008/07/10(木) 11:49:39
いやぁ楽しそうですねぇ,教授生活。ばれたりしないんやろか。

隣人の教授(狂授?)成長記録?
http://professor-i-room.sblo.jp/
そのもとブログか?↓
http://plaza.rakuten.co.jp/kamiki20071014/

965とはずがたり:2008/07/10(木) 11:53:51
へぇ,こんな感じだったんですねぇ。
教育会と労組の闘争から和解への急展開がやや唐突な感じもするけど・・。

ペンの旅・わが半生
http://katomi.cocolog-nifty.com/07525/2007/06/post_371b_1.html
「教育県・長野」はどこへゆく

966とはずがたり:2008/07/11(金) 11:19:16

教職腐敗 悪習 合格を握る「請負人」
2008年7月11日(金)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20080711_news_001-nnp.html

 2006年9月、大分市のハモの会席料理も味わえる創作料理店の個室。大分県佐伯市の小学校教頭だった矢野哲郎容疑者(52)=贈賄容疑で再逮捕=は当時、県教委ナンバー2の教育審議監だった二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=と初めて向かい合っていた。長女が受験した小学校教員採用試験の合格発表が1カ月後に迫っていた。

 2人を仲介した中学校教頭も同席する中、矢野容疑者は50万円の商品券を差し出した。「娘のことをよろしくお願いします」。頭を下げる矢野容疑者の前で、商品券を納める二宮容疑者。うわさで聞いていた「闇の合格請負人」にたどり着いた瞬間だった。

 長女は試験に合格。二宮容疑者に、謝礼としてさらに商品券50万円分を渡した。「口利きの常態化は知っており、自分もそうしないと長女が受からないと思った」「娘を思う親心でやってしまった」。矢野容疑者は逮捕後、接見した弁護士にうなだれたという。
   ■   ■
 おびえていた。自宅で電話が鳴っただけで体をびくつかせた。「誰かが話さなくてはいけない」。今月9日夜、大分県内の公立高校に勤める40代の男性教諭は思い詰めた表情で口を開いた。

 約20年前に大分県教委に採用された。教諭になって3年目。「実は、おまえに投資をしたもんな。採用試験に合格させるためにある人に300万円を払った」

 自宅で家族と鍋を囲んでいると、小学校校長だった父親が突然、言った。ある人とは当時の県教育界の有力者だった。

 男性は衝撃を受けて腰を抜かし、救急車を呼ぶ騒ぎになったという。1度目の受験で採用されず、非常勤講師の傍ら睡眠時間を削って猛勉強し、実力で合格したと思っていたのに…。

 「なぜ父親がそんな話をしたのか」。父親は今も健在だが、その後、互いに問うことも、語ることもない。

 汚職事件の発覚後、毎朝5時に起きては新聞各紙を買いに行き、事件の記事を読む。動揺し、食欲がなくなり、1カ月間で体重は5キロ落ちた。

 学校では生徒の「うちの先生もわいろを払ったんじゃないの」とのささやきも聞く。「そんなことはないと言いたいけれど、その通り。辞めようかと本当に悩んでいる」
   ■   ■
 収賄容疑で再逮捕された県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)は「2003年度から教員の採用担当になり、成績操作を始めたが、以前から不正のうわさは聞いていた」と関係者に話しているという。

 07‐08年度の採用試験だけでも合格者82人のうち、4分の1以上が江藤容疑者による点数水増しなどによる不正な合格とみられている。

 大分県の公立小中学校の教諭は約4800人。高校は約1850人。不正はいつから、どんな規模で続いてきたのか‐。教員採用をめぐる前代未聞の汚職事件は底無しの様相を呈してきた。
   ◇   ◇
 大分県教委汚職事件。子どもを教える立場の教育者が、教職や昇任を“売買”する不正に手を染めた背景や関係者の怒りを伝える。

=2008/07/11付 西日本新聞朝刊=

967とはずがたり:2008/07/11(金) 11:26:49
やれやれ。差し引き1万円の犬も喰わない夫婦喧嘩の裁定ですかね。愛人連れて公費海外出張とは良いご身分だ。
事実でも名誉毀損で訴えられるとは良く聞くが身から出た錆の場合はだいぶ減額されるんですねぇ。

教授の暴行を高裁認定 東北大DV訴訟
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080711t13014.htm

 東北大大学院の米国人男性教授(50)からドメスティックバイオレンス(DV)を受けたとして、京都市の50代女性が教授に慰謝料など約300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は10日、一審仙台地裁に続き教授の暴行を認定し、一審の認容額(約11万円)より多い約21万円を女性に支払うよう命じた。

 一方、女性が教授の女性問題を告発する手紙を大学関係者に送ったのは名誉棄損だとして、教授が女性に1000万円の損害賠償を求めた反訴の控訴審判決では、女性に20万円の賠償を命じた。

 判決によると、教授は2006年6月20日、公費出張先のドイツ東部の遊技店で、教授の求めで出張に同行した女性と口論となり、女性を突き飛ばしてけがをさせ、腕をつかむなどして騒ぎを起こした。教授は既婚者だが、04年から女性と交際していた。

 大橋弘裁判長は「女性の手紙により教授は仕事を続ける上で痛手を被ったが、身から出たさびと言わざるを得ず、名誉棄損の損害は大きく評価できない」と指摘した。

 東北大は「判決の詳細を確認しておらず、コメントは控えたい」としている。
2008年07月11日金曜日

968小説吉田学校読者:2008/07/12(土) 09:30:35
県議に国会議員秘書の登場に、やっぱりなという感じ。

大分教員汚職 国会議員秘書も依頼 口利き10年以上前から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080712-00000064-san-soci

 大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件で、県教委幹部への依頼は県議からだけでなく国会議員の秘書からもあったことが、関係者の話で分かった。こうした“口利き”は、少なくても10年以上前から半ば公然と行われていたという。
 また、県教委が平成18〜19年の小学校教員採用試験の答案用紙や面接結果をいずれも半年後に破棄し、保存期限を10年間と定めた文書管理規定に反していたことも判明。一連の不正で不合格となった受験者への救済に影響が出そうだ。
 関係者によると、県議や国会議員秘書らからの依頼は、約10年前にはすでに行われていた。県議らは「知人が受験するので配慮してくれないか」などと依頼。県教委幹部を直接訪ねたり、ほかの職員のいる前で頼む人もいるなど口利きは公然化していたという。
 金品授受に関しても「受け取る人もいたようだ」と話している。

969荷主研究者:2008/07/13(日) 22:39:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080620t55026.htm
2008年06月20日金曜日 河北新報
立命館大と包括的協力協定 山形大

協定書に署名し、握手を交わす山形大の結城学長(左)と立命館大の川口学長

 山形大は19日、立命館大(京都市)と包括的協力協定を結んだ。山形大が山形県外の大学と連携するのは初めて。

 東京都内での締結式で、山形大の結城章夫学長が「国立と私立、山形と京都という異色の組み合わせだが、その異質性が新たな可能性を生み出す」とあいさつ。立命館大の川口清史学長は「連携によって教育の質向上につなげたい」と語った。

 本年度は結城学長が7月3日に京都市の立命館大朱雀キャンパスで、川口学長が10月17日に山形大でそれぞれ講演。秋からは学生が双方の大学を短期訪問し、授業を受ける。職員は共同の作業グループを編成し、大学が抱える問題を検討、改善案を提言する。

 将来は単位互換や国内留学も視野に入れる。結城学長は「学内には官の文化が残っており、職員の意識改革を進めるためにも私学経営のノウハウを学びたい」と話した。

970ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/14(月) 06:51:19
大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件で、贈賄の疑いで
逮捕された県教育委員会の義務教育課の参事は、警察の調べ
に「人事権を持つ2人の幹部に商品券を贈れば、より確実に
長女が合格できると思った」と供述していることがわかりま
した。警察は、複数の幹部にわいろを贈った経緯を調べて
います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    まず気になるのは全国レベルで教員採用の
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    実態はどうなのか、大学でも普通に起こって
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ いるんじゃないのかという事なんだ。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l やっぱり何かチラチラありますね。(・A・ )

08.7.14 NHK「“2人の幹部に贈れば確実”」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015875791000.html

Google 検索「教授 採用 賄賂」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%95%99%E6%8E%88%E3%80%80%E6%8E%A1%E7%94%A8%E3%80%80%E8%B3%84%E8%B3%82&lr=

971とはずがたり:2008/07/14(月) 10:33:35
長女には罪はない可能性はあるから可哀想な被害者なのかも知れないけど。。

浅利被告の長女 責任ないが… 担任復帰 揺れる学校 大分県教委汚職 ふさぎ込む児童も
2008年7月13日(日)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20080713_news_004-nnp.html

 涙を流し、ふさぎ込む子どもたち。大分県の教員採用をめぐる汚職事件で贈賄罪で起訴された同県佐伯市立小学校の校長浅利幾美被告(52)=懲戒免職処分=の長女が勤務する同市内の小学校では事件以降、混乱が続いている。長女は一時休暇を取った後、「子どもと一緒に頑張りたい」と職場に復帰した。しかし、「教師たちが信じられない」と割り切れぬ保護者もいる。信頼再構築の道のりは険しい。

 関係者によると、2008年度の採用試験での長女の成績は優秀で、県教委幹部が成績を操作することなく、上位で合格したとされる。

 4月に採用され、子どもの心をうまくとらえる能力があるとして、高学年の担任になった。3月まで浅利被告が同校の教頭を務めていただけに「熱心な教頭先生の子ども」として、児童だけでなく、保護者からも好感を持たれていた。

 ところが、6月中旬の浅利被告の逮捕後、長女が担任を務めるクラスの児童に「先生を続けるから大丈夫」と語りかけると、児童数人が涙を流したという。ある保護者は「事件をまったく教えない家庭もあるが、子どもが疑念を抱いたままにならないよう教えた。ただ、ふさぎ込む子どもがいる」と打ち明けた。

 長女は採用をめぐる金品の受け渡しを知らなかったとされる。長女と保護者が参加した懇談会では、長女を守るため県教委への嘆願書提出を求める保護者と、「まずは子どもの心のケアを話し合うべきだ」という保護者との意見がぶつかりあう場面もあった。

 長女は6月下旬から2週間休んだものの、現在は学校に戻っている。

 「長女が先生として戻ることで子どもたちは混乱する」「長女に責任はない」「教師全体が信じられない」。収まらない保護者の賛否の声。長女ばかりでなく、児童や保護者も巻き込んだ事件は、それぞれに生々しい傷跡を残しつつある。

 同校の校長は「あったことは事実として受け止め、再生へ歩むしかない」と話している。

=2008/07/13付 西日本新聞朝刊=

972とはずがたり:2008/07/14(月) 11:00:06
>>970
日本は色々独逸から制度を学んだが大学に関しては違ったんですねぇ。

私の所属する経済学の一部のグループ(まともに研究しているグループ,と自分らでは思っているんだけどw)は,英文国際雑誌(ジャーナル)への投稿を通じた研究が業績になると云う基準が定まっていて縁故とかではなく競争的に採用が決まる風通しの良い分野なんですけど,他の分野は必ずしもそうでない所も多いみたいで,理系なんかも風通しが良いかと思っていたらそうでもないようで驚いています。ジャーナルへのアクセプトが経済は難しいから銓衡基準になりうるけど理系はそれだけでは差が着かないのかも知れない。実験系の理工系はチームワークだから人格が破綻してないってのが重要なのかも知れませんけど。

また俺は嘗て何の縁故もなく京都市役所に入ったがそうあからさまに縁故な感じの人はいなかったですねぇ。まぁ全く居ないと云う事はないのかも知れませんけど,政令市クラスになるとそれ程コネとか無くても大丈夫かと思ってたら,この大分県のていたらく。教育委員会事務局で働いてましたけど教職員課とかならもっと面白い事が見れたのかも知れません。。まぁ半年強で辞めたペーペーがそんなディープな事象垣間見れたとは思わないけど。。。

ドイツの教授選考方式改革 大学の自治権拡大の意義
http://www.shidaikyo.or.jp/riihe/research/arcadia/0307.html
私学高等教育研究所客員研究員 潮木守一(桜美林大学大学院招聘教授)

 2006年2月、日独学長会議が開催され、筆者は私立大学の学長代理として出席した。正式会議の翌日、ごく少数のメンバーによる集中討議が行われたが、その席上、ドイツ側の学長が興味深い議論を提起した。ドイツの大学は、ごく少数の私立大学を除くとすべて国立大学で、16の州に置かれた文部省が管轄する国立機関である。大学の教授はすべて国家公務員で、なかでも正教授は終身職である。これまでドイツの大学の教授選考は大学と国家との両者が共同して行う方式がとられてきた。つまり日本の国立大学のように、教授選考は教授会の専決事項ではなかった。
 具体的にいうならば、新規の教授を採用する場合には、大学は3名の教授候補者を順位をつけて文部大臣のもとに提出する。その3名のなかから誰を選ぶかは文部大臣の権限とされてきた。文部大臣は大学側が提出するこの推薦順位に拘束されず、2位で推薦された者、あるいは3位で推薦された者を教授に選ぶことができた。さらにその上、文部大臣は大学からの推薦リストに記載されていない人物を教授に任命することもできた。あるいは推薦リストそのものを大学側に差し戻すこともできた。こうした規定は、ごく最近まで各州の高等教育法のなかに明記されていて、例えばバイエルン州の「高等教育人事法」(2006年5月23日施行)の4章18条6項には「教授の招聘は文部大臣が行う。文部大臣は推薦順位には拘束されない。文部大臣は推薦リストを差し戻すことができる」と規定されている。(http://www.stmwfk.bayern.de/downloads/hs_hochschulgesetz_hschpg_gvbl102006.pdf

973とはずがたり:2008/07/14(月) 11:00:24

 つまり日本とは対照的に、国の代表者としての文部大臣に大きな権限が与えられ、大学側にはごく限られた権限しか与えられてこなかった。おそらく教授会をもって教授選考の最終決定機関とする慣行に慣れてきた日本の国立大学教員からすれば、どうしてこういう方式が成立したのか疑問を抱くことであろう。かいつまんで説明するとこうなる。十九世紀に入るまでは教授選考は各大学の教授会が自分達だけで行っていた。それは大学の自治、学部の自治にゆだねられていた。ところがその結果何が生じたかというと、縁故人事、情実人事、賄賂人事であった。これがドイツの大学と学問を危機に陥れた。こうした危機感は大学の管理者である国家だけでなく、大学人の間でも登場し、それが教授選考方式の改革に結びついた。
 こうした苦い歴史的な体験のなかから、国家だけに任せるのではなく、また教授会だけに任せるのでもなく、両者が共同しながら教授選考を行う方式が成立した。これは両者の共同作業であるとともに、緊張関係に充ちた作業だった。
 大学の権限を制限し、国家の権限を強化することを、明確な形で主張したのは、1810年のベルリン大学創設に係わったヴィルヘルム・フォン・フンボルト(1767〜1835)であった。彼はアカデミーの会員は会員相互の選考に任せるとしても、教授の選考を大学側に任せるべきではないと主張した。彼は教授の選考権を教授会から、国家(具体的には貴族高級官僚)のもとに吸い上げた。彼の眼前では縁故人事、情実人事、賄賂人事が横行していた。彼は教授会の選考権を認めることはできなかった。
 その結果、教授選考に国側と大学側とがともに関与する方式が成立した。しかし容易に想像できるように、この方式はまかり間違えば双方の意見対立を顕在化させる危険性を多く抱えていた。事実これまで国家と大学とは教授人事をめぐって、しばしば鋭く対立した。その事例はすでに「ドイツの大学」(講談社学術文庫)、「ドイツ近代科学を支えた官僚」(中公新書E―Book)に書いたので、ここでは省略する。
 ところが最近のドイツではこの教授選考方式に新たな動きが現れだした。つまりいくつかの州で教授選考の最終決定権を文部大臣ではなく、個々の大学に置く方式に改正されるようになった。2005年5月ドイツの高等教育政策、学術科学政策面で大きな影響力をもつ学術審議会(Wissenschaftsrat)は「教授招聘方式の策定に関する提言」を行った。次第に熾烈化する国際競争のなかで、優れた教授の獲得競争に勝ち抜くには、今まで以上に、個々の大学(具体的には学長を中心とする大学管理機関)の先見性と自主性と責任が必要だと説いた。つまり大学はもはや文部省直轄の機関ではなく、独立した経営体として責任をもって教授人事を行い、大学の威信と活性化を目指して教授陣の充実に大学の運命をかけるべきだと主張した。つまりそれだけ大学の自治を強化し、大学の責任を重くする必要があるというのが、この審議会の提言の骨子である。

974とはずがたり:2008/07/14(月) 11:00:50
>>972-974
 こうした動向を受けて、バーデン・ヴュルテンブルク州(2005年1月1日の大学法)、ハンブルク州(2003年5月27日の大学法)、ノルトライン・ヴェストファーレン州(2006年10月31日の大学自由法)、ザールラント州(2004年六6月23日の大学法)では、教授招聘の最終責任者を文部大臣としてきたものを、個々の大学の学長に変更した。これまでは文部大臣が最終選考を行ってきたが、文部大臣に代わって個々の大学の学長が最終選考を行うこととなった。その結果、学長とそれを支える大学管理機関には大きな権限が与えられるとともに、重い責任が課せられることとなった。これまでの経緯から考えれば、大学は200年前の自治権を回復したということにもなる。言いかえればフンボルト以前の状態に戻ったことになる。
 冒頭に紹介した日独学長会議での席上、ドイツ側の学長は、こうした近年の改革動向を踏まえながら、なぜフンボルトは教授会に教授選考権を認めようとしなかったのか、その意味を考える必要があるとの問題提起を行った。この発言を聞いて筆者は驚いた。フンボルトなどいう名前は、この日本では過去の人物として、忘れ去られたと思っていた。ところがドイツでは依然として、フンボルトは意味を持った人物として生きている。日本では「フンボルト理念」など、過去の遺物で時代遅れの最たるものとして、一顧さえされないのに、ドイツの大学人の間では依然として、考えるべき課題を突きつけている人物として語られている。
 この学長の問題提起の背後には、以上のような最近の教授選考方式の基本的な変化があった。この変化はいわばドイツの大学がふたたびフンボルト以前の仕組みに戻ることである。まかり間違えば再び大学がギルド化して、縁故人事、情実人事、賄賂人事に堕落する危険性を抱え込むことである。こうした危険性を回避しながら、いまやドイツの大学は自らの権限と責任のもとに教授人事を行わなければならなくなった。この権限と責任がいかに重いかは、かつてのドイツの大学が陥った閉鎖性という苦い歴史的な経験を見据えない限り、見極めることはできない。いまやフンボルトが200年前に提起した課題が、この現代の大学に課せられたのである。大学は、今まで以上の重さをもって大学自らの力で、この課題に立ち向かわなければならなくなった。
 こうした制度のもとでまず問われるのは、3名の候補者を選び出す学部教授会の見識である。それとともに問われるのは、この3名のうち、どの候補者を選ぶかを決定する学長を中心とする大学管理機関の見識である。つまり大学それ自身が持っている見識が、今まで以上にその大学の運命を決することとなった。
 それではこうした見識はいかにして作られるのであろうか。それは真空のなかでは育たない。過去のさまざまな経験から大学人自身が学ぶしかない。かつて教授達だけで教授を選んでいた時、いかなる堕落が生じたのか、その具体的な生々しい歴史的事実を思い起こし、その経験から学ぶことである。それは決して過去のことではなく、現在でも将来でも十分起こりうることを認識しない限り、大学と学問の転落を免れることはできない。過去から学ばない者は、未来によって復讐される。(詳細は近刊予定の拙著「歴史としての大学(仮題)」(東信堂)を参考にしていただきたい)

975杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/07/14(月) 14:34:03
政治経済とかビジネス書だったら、自分とこに贈って欲しい希ガス。щ(゚Д゚щ)カモーン!

財政難図書館、不要本に埋まる 寄贈募るが多くは廃棄
http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY200807120078.html
2008年7月14日6時31分

 公立図書館がジレンマに陥っている。財政難のため最近は、貸し出し希望が多いベストセラー本も多数は購入できない。そこで市民から寄贈を募っているが、持ち込まれるのは引っ越しなどで不要になった本が多く、そのまま廃棄されるケースが多いのだ。関係者からは「図書館が本の処分場になっている」との嘆きも聞かれる。
 「引き取りは遠慮させてもらうかもしれません」
 甲府市の市立図書館の男性職員は、80代の女性宅を訪ねてそう説明した。本棚には、亡き夫の「形見」の本が200冊以上。「もったいなくて捨てられない」と寄贈の申し出を受けたが、引き取ったのは50冊だけだった。「専門的な教育本などが多く、図書館向きでなかった」という。
 同図書館が本の寄贈を広く市民に呼びかけ始めたのは、昨年7月。この1年間に数千冊の寄贈の申し出があったが、蔵書になったのは約千冊にとどまった。
 千葉県の市川市中央図書館には昨年度、約3万冊が持ち込まれた。そのうち蔵書になったのは約6千冊。その他の2万4千冊の大半はリサイクル市に提供し、一部は廃棄した。「寄贈のピークは3〜5月。引っ越しシーズンなんです」と担当者は話す。
 処分されるのは、汚れや傷みが目立つ本。専門書や事典、マンガも多いという。
 公立図書館が本の寄贈を募る背景には、自治体の財政難がある。日本図書館協会によると、公立図書館1館あたりの本などの購入費は、ピークだった93年度の1617万円から07年度は1020万円に。「予算が減って、5、6年前から寄贈を募る図書館が増えた」(事務局)という。
 特に集めたいのが、貸し出し希望の多いベストセラー本。経営の効率化が進む図書館では購入図書も厳しく精査され、同じ本は何十冊も買えないからだ。
 神奈川県秦野市の市立図書館は「貸し出し予約が集中している本を寄贈いただけると助かります」と昨年12月からホームページで呼びかけている。07年度の本・CDなどの購入予算は2162万円で、03年度の3463万円から4割近く減少。ここ数年は、「どんなに人気がある本でも、同じ本の購入は10冊程度まで」と徹底されている。
 同図書館の「予約ベスト10」(11日現在)をみると、「ホームレス中学生」(田村裕著)は、所蔵11冊に対し予約137人。「流星の絆(きずな)」(東野圭吾著)は、所蔵10冊に予約130人。借りるまでに半年かかる本もあるという。だが、こうした人気がある本の寄贈は「残念ながら少ない」と担当者はいう。
 なぜなのか。ある図書館の職員は「本を寄贈する人は本が好き。捨てることに罪悪感があるから、読まない本を図書館に持ってくる」とみる。別の図書館職員も「図書館が本を捨てるのを代行しているようなもの」と嘆く。
 ただ、寄贈された本を蔵書にするには、分類や表紙のカバー加工が1冊ずつ必要になる。公立図書館は職員減も進んで「これ以上、業務は増やせない」(ある図書館職員)ため、蔵書にする作業が追いつかず、倉庫に山積みにしたままの本も多いという。(高野裕介)

976ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/15(火) 07:14:26
大分県の教員採用をめぐる汚職事件で、また新たな疑惑です。
大分県教育委員会の江藤勝由容疑者がOBだけでなく、県教育
委員会の現職の幹部からも合否の操作を指示されたと、供述して
いることがわかりました。
 江藤容疑者は2007年度と2008年度の採用試験で、
合格ラインの受験者の点数を減らしたり、不合格者の点数を
増やしたりする操作を行い、合格のはずの約10人が不合格
になったとされています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    * まあ、大方の見方も同じだと思うが、オンブズマンも
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /   手を出せない巨大組織が背景にあると見て良い。
  |ヽ   | | ミ#・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 教員採用汚職の背景には戦後日本の統治活動と関連がありそう
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l です。となれば汚職は大分県だけという筈はありません。(・A・#)

08.7.15 TBS「教員汚職、現職幹部からも不正指示か」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3899768.html
08.7.15 NHK「“不正な情報 昔からあった”」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015893161000.html

*  司法も公正に動かない世界があるとすれば、これは
 日米による統治活動に関わる問題だと考えられます。
 戦後日本社会において、正しい者が不正であり、不正な
 者が正しいという『すり替え』が教育界を初め、あらゆる
 分野で意図的かつ大規模に既成事実化され、支配体制が固
 められて行った歴史的背景があると推察されます。

977とはずがたり:2008/07/15(火) 14:17:50
富山県にはこんな制度があるんですねぇ。
>児童生徒思考大会

11月に算数・数学の思考力テスト 対象は小中学生、県教委
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080715d

 県教育委員会は11月8日、小中学生を対象に算数と数学の思考力を試す「わか杉思考コンテスト」を初めて行う。富山県で50年も続く「児童生徒思考大会」と同時に実施し、同じ問題を使用する。

 昨年の全国学力テストで本県同様に上位の成績を収め、中学生数学の応用力を試す問題の正答率で本県を上回った富山県の取り組みに習い、難問に挑戦して思考力を養成する狙い。

 児童生徒思考大会は、思考力などを伸ばす目的で1957年に始まり、近年は800?900人が参加。教員とOBで組織する富山県教育会が主催し、教育会内の委員会が問題を作成する。基礎を踏まえた上で思考を試す問題は、難度の高さが特徴。試験時間は2時間だが、問題は6問程度に絞られる。

 本県には同教育会のような組織がないため、わか杉思考コンテストでは同教育会から問題を提供してもらう。県内10会場で実施。小中学生なら誰でも参加できるが、小学生の問題は5、6年程度のレベルを想定している。

 昨年の全国学力テストの算数と数学の応用力を問う問題で、本県は小学6年(全国1位)に比べて中学3年の順位(全国3位)が低かったのに対し、富山は小学6年が4位で中学3年は2位。本県とは逆に、中学生の順位の方が高かった。
(2008/07/15 09:45 更新)

978やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/17(木) 07:43:48
大分県教委汚職:「金で先生、子どもたちに何教えるのか」/口利き断り、教員の夢断念した女性
http://mainichi.jp/seibu/news/20080715sog00m040005000c.html

 大分県の教員採用事件を巡っては、十数年前から口利きによる合否調整が行われていたことが明らかになっている。約10年前、ろう学校の教諭を目指し3回受験して不合格になった女性(33)は、金による口利きの誘いを断り、夢を断念した。「お金を使って先生になって、何を子どもに教えるのか。後悔はしていないけど、悔しい」。ニュースに接するたび、やりきれない思いにとらわれるという。

 女性は高校まで大分市内で過ごし、教員養成に定評のある県外の国立大学に進学した。ろう学校を目指したのは高校時代、手話同好会でろう学校の生徒たちと交流し「子供たちの目がきれいだったから」。

 自営業の父親が体調を崩し、アルバイトと奨学金で通う学生生活。小中高、ろう学校、養護学校の教員免許を取るため、大学の授業は毎日6コマすべて埋まっていた。他の職種の就職活動をする時間もなく、教職一筋に猛勉強してすべての免許を取り、ろう学校教諭の採用試験を3回受けた。

 2回目の受験で一次試験に合格した後、母親が知人から「200万円で県会議員に頼めば採用される」と持ちかけられた。母親から「一生を左右することだから、親せき中からお金を集めれば」と打ち明けられた。が、「それで先生になって子供たちに何を教えるのか」と断った。今回の事件を耳にして「やっぱりな」と思った。

 女性の母親も悩んだ。事件発覚後、ニュースをあえて娘に知らせなかった。母親は「たくさんの善良な人が悲しい思いをした。金を持っている人が先生になるのではなく、子供たちのことを本当に考える人が先生になってほしい」と話す。

 女性は東京の大企業に契約社員で入社し、登用試験を受け正社員となったが、今も先生になりたい気持ちはあるという。ただ、結婚し仕事にも責任がある今、遠い夢となった。それでも「あの時の成績を知りたい。自分はなぜ落ちたのか、真相を知りたい」と願う。

 事件を受け、県教委は過去の試験についても調査を検討している。

979やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/17(木) 07:47:13
社会主義・人治主義的なやり方では、汚職が多発するのは当然ですね。

980とはずがたり:2008/07/20(日) 22:03:32

【疑惑の濁流】「出世もコネ、カネ次第」教育現場に飛び交う札束…大阪でも、医学部でも、政治介入
2008.7.20 16:55
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080720/crm0807201653008-n1.htm

 教育現場で不透明なカネが飛び交っているのは大分だけの話ではない―。大分県の教員採用汚職事件で、富松哲博教育審議監の自宅へ家宅捜査に入る捜査員=17日午後1時18分、大分市 「コネや金がなければ昇進は無理」。“先生”たちが買ったのは、子供の採用枠だけでなかった。自らの出世にも多額の金が動いていたことが明らかになった大分県教育界。県議や国会議員秘書らの“口利き”も横行していた。これは大分県だけの特異な事件なのか。平成18年には大阪府教委で講師採用をめぐる汚職事件があったほか、横浜市立大では博士号取得で「謝礼金」の授受も。教育界には不透明なカネが飛び交っている。

現職校長らが“自首”…昇進でも動いたカネ

 「昇進試験に何度も落ちたが、カネを使えばすぐに通った」

 収賄容疑で逮捕された県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)に商品券50万円分を贈ったことを、県警と市教委に告白した50代の男性教頭は、周囲にこう話しているという。

 「自分の昇格に関して、不正があったことを告白したい」

 7月8日、大分県佐伯市の市立小学校に勤務する50代の女性校長とこの男性教頭、50代の女性教頭の計3人が意を決して佐伯署に相談に出向いた。

 同市教委などによると、3人のうち2人の教頭は「昇進での便宜を図ってもらった謝礼」としてそれぞれ50万円分、女性校長は「江藤参事の昇進祝い」で10万円分の商品券を贈ったと説明。3人とも今年、校長と教頭に昇進していた。3月に別府市のホテルで江藤容疑者を囲んで開かれた食事会に参加し、商品券を渡した。3人は市教委に「(事実を隠すことが)とても耐えきれなかった」と話したという。
 県警に“自首”した小学校校長と教頭2人はそれ以後、勤務する学校に姿を見せていない。
 一方、江藤容疑者らへの贈賄容疑で逮捕された県教委義務教育課参事、矢野哲郎容疑者(52)も県教委の現職ナンバー2、富松哲博教育審議監(60)に、自身の昇進に関して20万円の商品券を渡した疑いが浮上している。

 商品券の受領について、富松審議監は「否定はできない。自分が逮捕されるかどうかの瀬戸際だから、簡単には話せない」と苦しいコメントに終始している。

 矢野容疑者は今春、佐伯市の離島にある学校の校長から県教委に異動。採用汚職発覚後の6月の県議会では「わずか1年で県教委の重職に栄転した。この裏には不正があるのではないか」と地元県議から疑問の声が上がっていた。

師弟間のカネのやりとり…教育界の旧弊か

 教育界の金をめぐる事件や問題は後を絶たない。平成18年には大阪府教育委員会ナンバー2の元教育監が、知り合いの元学校法人理事長から親族の女性を府立高の非常勤講師に採用してもらうことを依頼され、採用決定後に仕立券付き紳士服地(35万円相当)を受け取ったとして、大阪府警に収賄容疑で逮捕された。

 府教委が調査したところ、この元学校法人理事長から飲食接待や贈答品を受け取った職員が37人もいたことが判明した。
 「慣例、慣習と思った」

981とはずがたり:2008/07/20(日) 22:03:56
>>980-981
 今年3月には横浜市立大医学部の元学部長が医学博士号の学位を取得した大学院生から謝礼として総額約300万円を受け取っていたことが明るみに出た。元学部長のケースを含め、教授ら計16人が計約570万円を受け取っていた。大学の調査に「感謝の気持ちとして受け取った」などと答える教授もおり、罪悪感は極めて薄い。

 医学博士号をめぐる現金授受では昨年、名古屋市立大の元大学院教授が、便宜を図った見返りに学位申請者から現金を受け取っていたとして収賄容疑で逮捕されている。学問と離れ、師弟間の不透明な金品の授受は連綿と続いているようだ。

県教委幹部も、県議も、議員秘書も…口利き公然

 「よろしく頼むよ」
 大分県の現職県議は県教委ナンバー2の元教育審議監、二宮政人容疑者(61)=収賄容疑で逮捕=に、こう言って採用の口利きを繰り返していたという。

 選挙の後援者らからの口利きの依頼は絶えず、「頼まれたら、そういうこと(口利き)もするわな」。
 当然のような口ぶりだったという。
 県議だけではなかった。県教委の元幹部は「国会議員の秘書からも口利きを受けた」と明かし、さらに疑惑が拡大している。

 こうした口利きは、少なくとも10年以上前から半ば公然と行われていたという。

 「知人が受験するので配慮してくれないか」

 県議らは県教委幹部を直接訪ねたり、ほかの職員のいる前で頼むこともあるなど、口利きに罪悪感はみじんも感じられない。

 こうした中、今月15日には県教委トップの小矢文則教育長(60)が昨年の試験の際、口利きのあった受験者の合否を、正式発表の前に依頼のあった複数の県議に伝えていたことが明らかになった。

 小矢教育長は「不正とまでは思わないが、誤解を与えるようなことをした」と苦しい弁明。口利きやその応答が、県教委トップまで巻き込んだ“日常”となっていた実態を裏付けた。

先生の子は先生に…背景に教員人気

 大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件の一因は、地方の採用試験の高倍率があるようだ。10倍を超す競争率の県も少なくない。地方では、いわゆる教育一家で、子供も教員を目指してもらいたいとの“信仰”も根強い。

 大分県の場合、平成19年度の小学校教員採用試験の受験者は476人で採用者40人。実質倍率は11・9倍だ。
 理由について大分県教委は、(1)少子化の進行(2)市町村合併などによる学校の統廃合−を挙げる。一般に地方の教員志望者は地元志向も強い。

 教員の管理職試験の厳しさも同様だ。東京都のように管理職希望者が不足して主幹教諭(管理職の一つ)を配置できないのは全国的に見ると例外となっている。
 こうした事情は各県でみられ、今回の汚職事件が大分県だけの問題なのか、疑念を抱く教職受験者も多い。
 新潟県など複数の県でも県議らに合否の事前連絡していたことが明らかになるなど、教員採用や昇進をめぐる汚職事件が各地で発覚してもおかしくない土壌にある。

982やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/20(日) 23:27:18
こういう調査、北海道は必ず入りますね。

教員採用試験、県議らへ合否連絡35教委で…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080710-3292582/news/20080718-OYT1T00014.htm

 教員採用試験を巡り、全国の教育委員会の職員が県議らに受験生の合否を伝えていた問題で、合否連絡していたのは、64都道府県・政令市教委のうち、35教委に上ることが17日、読売新聞の調査でわかった。

 うち17教委は、受験生が合否を知る前に伝えていた。中には、県議らへの連絡を20年ほど前から行っていたと回答した教委もあり、地元議員への便宜が慣習化していた実態が浮かび上がった。

 合否を合格発表前に伝えていたのは、北海道、大分、島根、熊本県の4教委と大阪市教委。北海道教委では、教育長の決裁が終了した段階で、事前に合否を照会していた道議らに個別に連絡。受験生本人が郵送で結果を知る1日前には、結果が伝わっていた。

 ほかの4教委も、合格発表の半日前から10分前までに合否結果を電話などで連絡していたという。

 この5教委以外にも、受験生に結果が郵送で届く前に、照会相手に結果を伝えていた教委が12に上っていた。

 歴代の教育長が、長年県議らに電話で合否を連絡していたという福井県教委は、便宜を図った理由について「議員に求められると断れなかった」と回答した。

 新潟県教委は、年間で50〜60人の受験生について合否照会があったと説明。照会の主は、県議だけでなく、国会議員本人や秘書、市町村長なども含まれていたという。武藤克己県教育長は「一般からの問い合わせには答えておらず、不公平だった」と話した。

(2008年7月18日03時06分 読売新聞)

983やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/20(日) 23:30:58
教員人事口利き横行?
広がる疑念「県議へお礼の集票も」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080719-OYT8T00093.htm

 県職員、教員、警察官の採用試験で合否結果を県議らに事前通告していたことが発覚したが、県民の間で特に教員の採用・人事の不透明さを指摘する声が高まっている。事前通告は罰則のある県の個人情報保護条例に抵触する可能性があり、今後、各当局の対応が注目されそうだ。(新美舞、越村格、矢牧久明)

 小、中学校の教諭だった男性(63)によると、小中学校教諭の間では採用や昇進には山梨県教職員組合(山教組)の幹部に県議への口利きを頼むという。結果が出ると、今度は幹部から口利きをした県議の票の取りまとめを依頼されるといい、「それが山教組の『集票マシーン』の仕組みだ」と証言した。

 県立高校の元教諭の男性(62)は約15年前、教頭に昇任した同僚が祝いの席で酔いに任せて漏らした本音が忘れられない。「県議と県教委上層部への付け届けに300万円は使った」――。別の元高校教諭によると、約10年前、高校の教頭が校長昇任の内示を受けたが、発令日には別の人物が校長に。教員の間では「200万、300万円で人事がひっくり返った」とささやかれ、教頭は神経症を病んだという。

 7、8年前、甲府市内のある会合で、当時、山梨大学の学生だった男性が「教員採用試験に落ちた」と話すと、県教委の男性職員が「1次試験を通れば俺が何とかしてやったのに」と話したという。別の男性は「口利きは県議らだけではなく県教委の内部でも当たり前のように行われていた様子だった」と思い返す。

 採用試験に「口利き」を挟む余地はあるのか。県教委によると、筆記試験は、氏名・受験番号と回答欄を切り離して採点し、面接は複数の面接官で実施。採用担当者の血縁が受験生にいる場合は分担業務から外す措置をとっている。

 面接官を務めたこともある県教委OBは「筆記や面接段階で、誰かが手心を加えるのは(複数人がかかわるので)システム的にできない」と断言。県議の口利きや事前通告に「実力で受かっても少しでも早く結果を教えれば『私のおかげ』と言って票につなぐことができる」と県議側のメリットを強調する。

 合否結果の事前通告に法的問題はないのか。県の個人情報保護条例では、保有している個人情報を利用目的以外の目的で第三者などに提供することを禁じており、違反すれば、2年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられる。

 情報犯罪に詳しい園田寿・甲南大法科大学院教授は、「合否結果は個人情報そのもの。発表前に伝えることは、個人情報保護条例違反や地方公務員法の守秘義務違反になる可能性もある。なぜ県議という特定の人物に教えるのか、根拠は何もない」と指摘する。県私学文書課は「今回のケースが条例に抵触するかどうかは、何とも言えない」としている。

     ◇

 市民で作る「平和・民主・革新の日本をめざす山梨の会」は18日、横内知事と広瀬孝嘉教育長あてに合否事前連絡や口利きなどの実態調査を求める申し入れ書を提出した。

(2008年7月19日 読売新聞)

985とはずがたり:2008/07/21(月) 11:55:24
改竄位漢字で行って欲しい所。

大分教委汚職、富松審議監を聴取…昇任試験でも改ざん指示か
教員汚職
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080721-OYT1T00004.htm

 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、県警が、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)から任意で事情聴取をしていたことが20日、分かった。

 富松審議監には、小学校の校長・教頭昇任試験でも元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)に点数の改ざんを指示していた疑いが新たに浮上。県警は、昇任人事に伴う商品券の授受など、これまでの捜査で明らかになった疑惑と合わせ、収賄容疑での立件を視野に調べを進めている。

 県警は、元同課参事・矢野哲郎被告(52)と妻の同県佐伯市立小教頭・かおる容疑者(50)が2007年度の小学校教員採用試験で長女を合格させるため、元教育審議監の二宮政人容疑者(61)(現・由布市教育長)に100万円分の商品券を贈ったとされる贈収賄事件の関連先として、17日に富松審議監の自宅を捜索した。

 事情聴取で県警は、二宮容疑者に渡った100万円分の商品券について、富松審議監がかかわった可能性もあるとみて、説明を求めたとみられる。

 一方、江藤被告の関係者の話から、江藤被告が08年度の校長・教頭昇任試験に絡み、「富松審議監から特定の人物の点数をかさ上げするよう指示され、その通りにした」と話していることが新たにわかった。
(2008年7月21日03時02分 読売新聞)

元教育次長、江藤被告に3人採用依頼…大分教員試験
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080710-3292582/news/20080721-OYT1T00140.htm

 大分県の2007、08年度小学校教員採用試験に絡み、元県教委幹部で同県内の市教育長を務めた男性が、読売新聞の取材に対し、元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で起訴)に手紙を送り、3人の採用を依頼していたことを明らかにした。

 両年度とも競争率が11倍を超える難関だったが、うち2人が合格したという。また、元市教育長は県教委にいた当時、県議から口利きがあった受験者を不正に合格させていたことも明かし、「事前に頼めば何とかなると思った」と話した。

 元市教育長は1990年代に県教委ナンバー2の教育次長(現・教育審議監)になり、退職後、今春まで市教育長を務めた。

 証言によると、両年度の試験で、別の自治体の元教育長と知人の小学校教諭2人から「子どもが1次試験をパスしたので、(採用するよう)県教委にお願いしてほしい」などと頼まれた。両年度とも9月の2次試験前、3人の名前と受験番号に加え、「ある程度成績が良ければよろしく」などと書いた手紙を江藤被告の自宅に郵送した。

 江藤被告からは、合格発表の直前に「合格です」などと電話が入り、礼を述べた。謝礼の金品は贈っていないという。一方、合格した受験者側からは歳暮などが届いた。数千円の品で、返礼の品を贈ったという。

 江藤被告とは市教育長時代に会議で知り合った。義務教育課人事班で主幹や課長補佐を務めていた江藤被告に実務が集中することは、自分の経験を踏まえ認識していたという。

 一方、県教委にいたころは、多くの県議から「よろしく頼む」と言われ、名前や受験番号を渡されたという。「私も他の幹部も『合格依頼』と受け取っていた」と話した。
(2008年7月21日03時02分 読売新聞)

986とはずがたり:2008/07/21(月) 11:58:38

<教員採用汚職>歴代2副知事も合否を事前通知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080720-00000007-mai-soci
7月20日2時30分配信 毎日新聞
 大分県の教員採用汚職事件に絡み、県教育長を務めた歴代副知事2人がいずれも副知事在任中、県議らから教員採用試験での便宜を求める依頼があった受験者の合否を正式発表前に伝えていたことが分かった。元副知事2人は取材に対し、口利きは否定した。

 2人は、94〜95年に県教育長を務めた帯刀(たてわき)将人氏(73)=副知事在任期間95〜03年=と、01〜03年に教育長だった石川公一氏(65)=同03〜07年。

 帯刀氏によると、「支持者の子どもが受ける」と連絡してきた県議らに対し「合否は成績次第」と断った上で教委に連絡。発表前日に県教委から合否情報を得て、県議らに通知していた。帯刀氏は「教育長経験があったからお願いされたと思うが、年々減っていた」と証言する。

 石川氏も年に数件、県議らから合否の事前通知の依頼を受け、県教委幹部に伝えていた。2人は得点操作や金品授受は否定し「口利きをしたとは思っていない」と述べた。

 ◇小学校など捜索へ

 一方、佐伯市内の小学校校長と教頭の計3人が当時の県教委参事に金券計110万円を贈っていた問題で、大分県警は週内にも3人が勤務する小学校など関係先を贈賄容疑で家宅捜索する方針を固めた。3人が昇任に便宜を図ってもらった見返りにわいろとして金券を渡した疑いが強いと判断した。県警は捜索で同容疑を固めた上で書類送検する見通し。

987とはずがたり:2008/07/21(月) 12:05:43

山形でも合否事前通知 教員採用で県議数人に
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080717t53037.htm

 山形県教委の幹部が、教員採用試験の受験生の合否が正式に発表される前に、県議の問い合わせに応じて合否結果を教えていたことが16日、分かった。この幹部は「発表当日で問題はないと思った」との認識を示しており、長年慣例化していた可能性がある。受験生の一部を特別扱いしたことに、批判が高まりそうだ。

 正式発表前に合否を通知していた事実を認めたのは、真木吉雄県教育次長。
 真木次長によると、今春採用の教員採用試験の合格発表(最終)は昨年10月5日に行われ、同日午前11時ごろ、受験生全員に合否通知を郵便で発送した後、午後3時に県庁正面玄関近くの掲示板に合格者の受験番号が掲示された。

 通知発送後から合格番号掲示の間、県議数人から受験生の合否に関する問い合わせを電話で受け、合否を伝えたという。

 真木次長は2006年4月、義務教育課長から現職に就き、同年も「発表前通知」を行っていた。同様の行為をほかの県教委幹部が行っていた可能性を指摘する証言もあり、長年慣例化していた疑いが浮上している。

 河北新報の取材に対し、真木次長は「合否が確定し、受験生本人に通知を出した後なので事務手続き上は問題ないと判断した。しかし、県民が公平性に疑念を抱く恐れがあるのであれば、県教委として早急に対応し、改善を検討したい」と語り、本年度採用試験から事前通知をやめる方向で検討する考えを示した。

 山形県教委は大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件を受け、過去5年間の採用試験について、受験生約9000人すべての試験結果、合否判定資料などを対象に一斉調査を始めたばかり。真木次長は「口利きなどの不正は一切ない」と明言しているが、調査の信頼性に対し疑問の声が出そうだ。
2008年07月17日木曜日

988とはずがたり:2008/07/21(月) 12:05:54

採用試験合否事前通知:県職員、警察官も 本人発送当日、国会議員らに /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080719ddlk11040196000c.html

 教員採用試験の合否を、県教育局が受験者より先に第三者に教えていた問題で、県職員採用でも、県が合否通知の発送当日、国会議員らの照会に応じて合否を教えていたことが18日分かった。

 県人事課によると、合否の公表は、県人事委員会が本人あての通知を発表日の前日に発送し、当日午前10時にホームページに掲載している。ところが、10年以上前から毎年数件、国会議員や県議らから同課や同委に合否の照会があり、発送日の投函(とうかん)後に口頭で合否を教えていたという。

 県は「事前通知は慣習としてあったが、教えた議員名や件数は記録がなく分からない。問題があると思っており、今後は一切対応しない」と釈明している。

 また県警も警察官採用試験で、県議らに受験者の合否を前倒しして伝えていたことが、同日分かった。

 県警によると、事前照会があった場合、合否通知を発送した後に結果を教えることが「以前から慣例となっていた」という。

 斎藤文彦・警務課総括調査官兼次席は「合否に影響を与えたことはないが、適切だったとは言えない」と釈明。今後については、正規の方法で発表することを徹底したいとしている。【和田憲二、小泉大士】

毎日新聞 2008年7月19日 地方版

989とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:08

新潟でも事前通知 採用合否 県教委『口利きない』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008071602000277.html
2008年7月16日 夕刊

 新潟県の教員採用試験をめぐり、県教育委員会が合否結果を同県選出の国会議員関係者や県議らに、正式発表の前に連絡していたことが十六日、分かった。県教委は「サービスとして合否の照会をした。口利きはない」としている。

 県教委によると、事前連絡は二十年以上前から慣習として行われていた。国会議員関係者らから問い合わせがあった受験生の試験結果を、受験者全員に合否通知を発送した日の夕方、県教委幹部の指示を受けた県教委職員が電話で連絡していたという。

 武藤克己教育長は「合否通知を発送した後に連絡しており、口利きはない。地方公務員法の守秘義務違反にあたる可能性についての認識はなかったが、公平性を欠く行為だった」と話している。今年から事前連絡をしない方針という。

長野でも合否事前通知=教育長ら幹部、口利きに
http://jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008071600969

 長野県の小中高校の教員採用試験をめぐって県議などから口利きがあり、山口利幸県教育長や県教育委員会幹部らが合否結果を事前に電話で伝えていたことが16日、分かった。山口教育長が明らかにした。教育長は「慣例だった」と説明している。
 教育長によると、小中高の教員採用試験をめぐり、県議や知人、現職教員や教え子などから「よろしく頼む」などの口利き要請があった。教育長は、合否結果を郵送した当夜、自宅から電話で結果を伝えていたという。(2008/07/16-20:40)

990とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:26

和歌山でも合否を事前通知
2008.7.18 13:49
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080718/crm0807181351038-n1.htm
 和歌山県教育委員会は18日、教員採用試験の合否結果を、発表前に県議や国会議員秘書、公立学校の元校長に通知していたと発表した。

 県教委によると、事前に問い合わせがあり、結果通知書の発送作業後、担当局長が電話で連絡していた。長年にわたって行われていたという。

 記者会見した山口裕市教育長は「一部の人だけが先に知るのは公平を欠く。今後は行わない」と話した。

2008年07月18日
教員採用試験 和歌山でも合否を事前通知
http://wbs-news.net/article/17105796.html

和歌山県でも教員採用試験の合否結果を、発表前に県議会議員や国会議員秘書、それに公立学校の元校長らに通知していたことがわかりました。
これは和歌山県教育委員会が、きょう(18日)発表して分かったものです。
和歌山県教育委員会によりますと、事前に問い合わせがあり、結果通知書の発送作業後、担当の局長が電話で連絡していたということで、長年にわたって行われていたということです。
記者会見した山口裕市(やまぐち・ひろいち)教育長は「一部の人だけが先に知るのは公平を欠く。今後は行わない」と話しました。

高知でも合否を事前通知 教員採用試験
2008.7.18 20:08
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080718/edc0807182011003-n1.htm

 高知県教育委員会は18日、教員採用試験の合否を、教育次長が複数の県議に事前に通知していたと明らかにした。

 県教委によると、毎年数件の問い合わせがあり、通知書の発送後に電話で対応していた。長年の慣行だったといい、県教委は「今後は控えたい」としている。

991とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:42

熊本県教委も合否事前通知 昨年の試験、約100人分
07/17 19:04
http://www.shizushin.com/news/social/national/2008071701000721.htm

 熊本県教育委員会は17日、昨年実施した公立学校の教員採用1次試験で、国会議員秘書ら約30人の求めに応じ、受験者約100人の合否を発表前日の夜に電話で伝えていたことを明らかにした。県教委は「ほかの受験者に不公平だ。今年からはすべて断る」とし、不正な合否決定や金品の授受はなかったとしている。
 県教委によると、昨年の試験は2860人が受験。事前通知の依頼をしてきたのは県議や国会議員秘書、県教委OBらで、受験者に合否通知が到着する前日の夜、県教委幹部2人が手分けして電話で連絡した。1次試験合格者が進み、最終的な採否が決まる2次試験の結果も同様の扱いをしていたという。
 幹部の1人は「昨年より前のことは分からないが、前任者から『そういう依頼の電話もあり、対応している』と聞いていた。不適切な行為という認識はあったが、前日であれば合否の結果は変わらず構わないと思った」と話している。

KAB NEWS
◇教員採用試験の合否を事前通知
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail_i.asp?hizuke=&y=2008&m=7&d=18&group=4&id=3

(熊本)県が2007年実施した教職員の採用試験で、県教育委員会の幹部が受験者の合否を事前に知らせていたことがわかりました。教職員の異動も内示前に通知。中には、移動先を指定する要望もありました。
県教育委員会によりますと、去年7月から8月にかけて行われた教職員の採用試験で、県議や国会議員の秘書らおよそ30人から受験者の合否を事前に教えてほしいと依頼され、合格発表の前日に電話で通知したということです。2724人の受験者のうち、不合格者を含めおよそ100人分の合否を事前に通知していました。受験者が願書を提出する5月下旬から6月にかけて、教育長や次長、学校人事課長に直接電話で依頼があったということです。また、今年度の教職員の人事異動についても、県議らおよそ10人からの依頼を受け、内示の前日に異動先を知らせていたということです。依頼の中には、部活動の指導などにからみ、赴任先を指定する要望もあったということです。県教委では、採用試験の合否判定や異動先の決定は、公正に行っていて問題ないとしていますが今後は一切、依頼を受けないよう徹底したいとしています。

(鹿児島)県議に合否を事前通知/県内でも
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000807190003
2008年07月20日

 教員採用試験の事前通知問題で、県教委は、県議から特定の受験者に関する合否の問い合わせがあり、受験者に通知書を発送した後に県議に知らせていたことを明らかにした。少なくとも06年度から2年間に毎年数件の問い合わせに対応したという。
 中野正弘小中学校人事管理監は「当時は発送時点で公になったとの認識だった。受験者本人が知る前の告知は不適切だった」と話している。今後は対応しない方針。
 県教委教職員課によると、受験者への合否通知は郵送のみで行っている。昨年は11月30日に通知書を発送後、同日中に県議から「小学校を受験した○番は合格しているか」などの問い合わせがあり、教職員課長と小中学校人事管理監、県立学校人事管理監の3人が対応したという。
 中野人事管理監は「06年度以前にも事前告示をしていたと聞いた。急に始まったことではないと思う」と話し、数年前から慣例化していたとの認識を示した。

992とはずがたり:2008/07/21(月) 12:06:56

[教員採用汚職]新潟など5県でも合否事前連絡 県教委
2008年07月17日00時44分
http://news.livedoor.com/article/detail/3732903/

 新潟、長野、山梨、茨城、千葉県の教員採用試験で、各県教委が、受験者本人に郵送の通知が届く前に、国会議員や県議らの照会に応じて合否を伝えていたことが分かった。各県教委は今年行う試験から取りやめる。

 新潟県教委は、議員らから事前に照会のあった受験生については、郵送後に電話で結果を連絡していた。20年以上前から行われていたという。

 長野県教委の山口利幸教育長は、昨年の試験後、県議や教員、教員OBらに電話で直接結果を伝えたことを明らかにした。自身が高校教育課長に就任した99年当時には事前連絡の慣行があったとし、他の県教委幹部についても山口教育長は「同様のことがあったと思う」と述べた。

 茨城県教委には、毎年、1次試験後に県議らから「(合否が)分かったら教えてほしい」などと依頼があり、通知を郵送した直後に回答している。一方、2次試験の合否結果は受験者への郵送の直前に県庁内で掲示しており、掲示後に県議らに伝えていた。

 山梨県教委では、慣例的に合否通知の発送当日以降、県議や市町村長らに県教委幹部が電話連絡していた。今後は、郵送と同時に県教委のホームページ上でも発表する。

 千葉県教委も、問い合わせをしてきた県教委OBや県議などに対し、受験生に合否を伝える通知を郵送した後結果を教えていた。

長野、新潟、広島でも/教員採用合否の事前連絡
2008/07/16 23:45
http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20080716000537

 教員採用試験の合否結果について長野、新潟、山梨、広島の各県教育委員会の幹部や職員らが、県議らからの問い合わせに対し、特定の受験者の合否を事前に知らせていたことが16日、分かった。いずれの県教委も口利きや金品授受などは否定している。

 長野県教委の山口利幸教育長は「1999年ごろから県議や知り合いの教職員らに、受験者に合否通知が届く前に電話で結果を伝えていた」と述べた。特定の受験者に関し「何とかなるか」などとの接触があったことを明らかにしたが「金品授受などは断じてない」と強調した。

 新潟県教委でも事前連絡は20年以上前から慣習として行われ、国会議員関係者や県議らからの照会に対し、受験者に合否通知を発送した日の夕方に、幹部の指示で職員が電話連絡したという。

 山梨県教委も正式通知前に合否結果を県議に電話で連絡。市町村長にも教えていた可能性がある。少なくとも2、3年前からで、複数の県議から教育長ら県教委幹部に合否結果を教えるよう依頼があり、受験者に結果通知を発送した日以降に電話で教えていた。

 広島県教委は合格者の受験番号を県のホームページ(HP)に掲載するのとほぼ並行して、照会した県議らに合否を伝えていた。数年前から行われ、HP掲載前の連絡もあったとみられる。

教員採用汚職:文科省が採用や昇任の一斉点検を通知へ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080711k0000m040142000c.html?inb=yt

 大分県の教員採用試験を巡る汚職事件を受け、文部科学省は10日、都道府県と政令市の教育委員会に対し、採用や昇任などの人事行政の在り方の一斉点検と、服務規律維持の徹底などを求める通知を出すことを決めた。17日に大分県日出町で行われる全国都道府県教委連合会の総会でも、各教育長らに徹底を求める方針。

 通知は「金銭授受などの不正行為が行われることのないように十分点検してほしい」とし、市町村教委への周知も求めた。銭谷真美事務次官は事件について「児童生徒や保護者、住民の公教育への信頼を裏切るもので極めて遺憾。試験の透明度を高めることが大事だ」と述べた。【加藤隆寛】

993とはずがたり:2008/07/21(月) 12:16:13

宮城県教員採用試験 前教育長ら事前通知
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080719t13037.htm

 教員採用試験の合否通知をめぐる問題で宮城県教委は18日、佐々木義昭・前教育長と白石晃・元教育長が正式発表前に合否結果を県議や国会議員秘書に通知していたと発表した。過去5カ年にさかのぼった聞き取り調査で判明した。記者会見した小林伸一教育長は「選考時の不正行為につながったとは認識していない」と話した。

 県教委によると、合否通知は午前9時に速達で受験者に送り、同10時に県のホームページ(HP)に掲載している。佐々木、白石両氏は毎年、HP掲載の20―30分前に受験者1―3人の合否を電話で伝えたという。

 合否結果の連絡要請は毎年十数件あり、こうした依頼には教育長や教育次長が手分けして答えていた。

 特定の受験者の合否について県議が「何とかしてほしい」と求めるケースもあった。対応した元次長は「そんなことはできるわけがないので結果だけを連絡した」と説明しているという。

 調査は、現行の合否発表が始まった2003―07年度に行われた採用試験にかかわった教育長、教育次長、教職員課長、人事専門監の計15人に実施した。

 小林教育長は「引き継ぎということではないだろうが慣行、慣例があったのかなと思う。情報提供の公平性という面で不適切な行為だった。今後は一切取りやめ、公平性、透明性の確保に留意したい」と語った。

◎県議問い合わせ、警官の採用でも/宮城

 宮城県警の2007年度警察官採用試験で、複数の県議が県警側に合否の問い合わせをしていたことが18日、分かった。県警はホームページ(HP)などでの公表に合わせて結果を通知していたが、「県民の誤解を招かぬよう、今後は問い合わせに応じない」(警務部)と言っている。

 県警によると、試験後から合格者発表日までの間、複数の県議から計5、6件の問い合わせがあった。県人事委員会が決定した合格者は、受験番号で公表時間の5―10分前に県警に伝えられる。議会担当職員が番号と受験者名を照合確認し、公表後に電話で教えた。

 県警は便宜を図ったと受け取られないよう、問い合わせがあった場合にはすべて、合格者番号を張り出す県庁や県警本部の掲示板、HPであらためて確認するよう求めているという。

 一方、岩手県教委も18日、07年度に実施した教員採用試験で、県議らによる合否の問い合わせが7、8件あったと明らかにした。合否結果はいずれも発表後に知らせたと説明している。

 菅野洋樹教育企画室長が、県議4、5人、県職員と大学関係者の各1人から問い合わせを電話で受けた。うち県議1人は合格発表前の問い合わせだったという。
2008年07月19日土曜日

994とはずがたり:2008/07/21(月) 12:19:10
30分前合否通知、人事委と合意=02年から、県職員試験も?−大分県教委
http://jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008071501022

 大分県教員採用試験をめぐる汚職事件で、県教育委員会と人事委員会が2002年、県教員や県職員採用試験の結果について、国会議員秘書や県議らの問い合わせには、正式発表の30分前に教える申し合わせをしていたことが15日、関係者の話で分かった。
 合否の30分前通知は、小矢文則県教育長が依頼を受けた県議に知らせた事実を認めている。事前通知が県教委だけでなく、県職員採用試験でも行われていた可能性がでてきた。
 県教委元幹部によると、県教委は従来、国会議員秘書や県議らから事前に合否の結果を知らせるよう要請を受けると、発表前日に教えていた。
 「実質的な意味を形骸(けいがい)化するため」(元幹部)として、合格発表の掲示30分前に教えることになり、県教委と人事委双方の担当者で申し合わせしたという。
 元幹部には、県議や国会議員秘書らから特定の受験者名と受験番号を告げ、「要請」してくることがあったという。
 自身が不正な点数操作や事前通知をしたことはないと説明。担当者レベルで(事前に)教えていたとしている。(2008/07/16-02:59)

995とはずがたり:2008/07/21(月) 12:19:29

23道県市で合否を個別連絡−12教委は「事前」認める(7/18 00:54更新)
http://www.hokkoku.co.jp/newspack/shuyo2008071701000774.html

 全国の少なくとも19道県と4政令市の教育委員会が、特定の教員採用受験者の合否を県議や国会議員秘書らに個別に知らせていたことが17日、共同通信の調査で分かった。このうち北海道、島根、熊本など10道県と大阪、名古屋両市の教委は、正式発表や受験者に合否通知が届く前の「事前連絡」だったことを認めた。

 一部の教委は「通知発送後の連絡なので問題ない」としているが、特定の議員関係者らへの便宜供与が公平な教員採用試験の信頼を揺るがしかねないことから、多くの教委が「今後は個別問い合わせには応じない」と方針を改めた。

 文部科学省は、事前連絡自体は必ずしも不正行為には当たらないとしつつも「疑念を招く行為は慎んでほしい」(幹部)としている。

 北海道教委では「長年の慣習」として、教育長や教職員課の幹部が合格通知発送前に、毎年100件以上の合否を事前に依頼を受けていた地元有力者らに連絡していた。熊本県教委でも、受験者に通知が到着する前日の夜、県教委幹部2人が手分けして電話をかけていたという。

 個別連絡を依頼した人物は地元県議が多く、ほかに国会議員秘書や市議ら政治関係者、市町村長、教委OBとの回答も。「事前連絡」とはしていない教委でも、通知発送直後や翌日などに主に電話で個別連絡していたケースが多く、受験者全員に通知が届く前に結果が漏らされていた可能性が大きいとみられる。

996とはずがたり:2008/07/21(月) 12:19:45

教員採用以外にも職員採用であるが採用の事前通知問題は此処でやろう。

中部各地でも合否事前連絡 名古屋市職員試験など
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008071990082453.html
2008年7月19日 09時30分

 教員採用試験の合否を正式発表や受験者に通知が届く前に、県議や国会議員秘書らに個別の合否を「事前連絡」していたことが全国で表面化する中、中部地方でも、名古屋市職員や三重県職員をはじめ、県警警察官の採用で同様の「事前連絡」が行われていたことが分かった。「不適切」「好ましくない」として、今後改めるとしている。

 名古屋市では、市職員の採用試験で、照会のあった市議や国会議員の秘書に、合格発表の前日に合否を伝えていたことを明らかにした。夕方に受験者に通知文を発送した後、市人事委員会事務局の幹部が電話で連絡していた。

 合否を左右するような口利きはなかったとしているが、市は18日が合格発表だった来春採用の大卒者の一次試験から事前連絡をやめた。

 市人事委員会によると、慣例として行われ、少なくとも過去2年間に各十数件の問い合わせがあったが、いつから始まったか分からないという。

 合格発表は、本人への郵送のほか、市庁舎内での掲示、ホームページ(HP)への掲載の3通り。発表に備えて前日の閉庁間際から、庁舎内の事務局前に受験番号を張り出していた経緯があり、市人事委事務局の金沢正幸任用課長は「前日に全く見られない状態ではなかったため、問い合わせに答えるのもやむを得ないと考えていた」としている。

 三重県では、昨年の県職員採用試験で、県人事委員会事務局が合格発表の直前に、少なくとも4人の県議に一部の受験者の合否結果を伝えていた。溝畑一雄事務局長が、昨年8月23日の合格発表当日、県庁での掲示やHPに掲載をする10分前に、要請のあった県議に電話で連絡したという。

 このほか長野県や福井県でも、県職員と警察官採用試験の合格発表直前に、問い合わせのあった県議らに受験者の合否結果を知らせていた。

 愛知県の場合は、県人事委員会事務局が「正式発表前に県議や国会議員の秘書らに合否の事前連絡はしていない」と説明している。

 ただ、同県教委では、教職員採用試験で要請に応じ、HPで合格者の受験番号を発表後に個別に合否を連絡していた。来春採用の試験からは取りやめる。HPによる公表がなかった2001年までは、合格通知を投函(とうかん)した翌朝から合否を伝えていたという。各学校で結果を掲示する公立高校入試の合否に関しても、県議らから事前照会があった場合、掲示後に電話で伝えていた。

(中日新聞)

997とはずがたり:2008/07/21(月) 12:21:27
わかやま新報
2008年7月20日の紙面より
県議らに合否を事前通知
県の教員・一般職採用試験
http://www13.ocn.ne.jp/~shimpo/0807/080720/kiji.html

会見する山口県教育長

 大分県の教員不正採用問題を受け、 県教委と県人事委員会は18日、 教職員や一般行政職の採用担当者らに聞き取り調査し県議や国会議員秘書らの照会を受け、 特定の受験者の合否について合格発表前に事前通知していたことを明らかにした。 点数改ざんなどの不正行為はなかったが、 公平・公正性を確保するため 「今後は事前通知はしない」 とした。

 県教委の山口裕市教育長はこの日、 現職の学校教育局長や採用担当課長らに対して行った聞き取り調査の結果を報告。 県内では 「採用に関する不正行為はなかった」 とした。 しかし、 毎年の慣習として、 県議や国会議員秘書、 元校長ら教育関係OBから依頼のあった受験者約30人について、 合否発表の前に学校教育局長が電話で本人に事前連絡していた。 山口教育長は 「合否を左右するものではなく不正ではないが、 公平性を欠いたもので、 あってはならいこと」 とした。
 県教委の説明によると、 教員採用試験は問題を公開しているうえ、 採点は受験番号が分からないようにし、 複数人で行う。 面接試験は面接官に当日まで誰を面接するか知らせず、 平成10年からは面接官3人のうち1人は弁護士など民間人を採用している。 最終的には学校教育局長ら10人で構成する県教員採用候補者選考委員会が合格者を決定するため、 山口教育長は 「不正の介在する余地はない」 と話した。 今後、 解答や配点、 選考基準も公開していくとしている。
 山口教育長は 「大分のような贈収賄があれば我々の手に負えないことで、 確認もできない。 今回の調査からもないと確信している」 と不正がなかったことを強調。 今後、 教育長経験者などの退職者に対する独自調査は行わないが、 「引き続き調査すべきものは調査する」 と話した。

「悪いと思わなかった」
県人事委員会事務局

 県人事委員会事務局の増井良造事務局長もこの日会見し、 県職員、 県警察官など県人事委所管の採用試験について、 県議や県幹部からの要請を受け、 特定の受験者の合否の事前連絡を半ば慣習的に行っていたことを明らかにした。 同局長は不適正行為だったことを認め 「ことしから公正、 公平性を保つため事前通知はしない」 とした。  同局長のよると、 過去の人事委事務局長OBら数人に聞き取り調査。 いつからかは不明だが、 少なくとも5年前まで、 県議会や県幹部から照会を受けて、 年間十数人の合否について合格発表(通常3時発表)の1時間前に電話で知らせていた。  増井事務局長は 「正直、 悪い行為とは思っていなかったが、 結果的に慣習的になっていた。 試験点数の改ざんなどを行う余地は全くない。 今後は事前通告をなくし、 チェック体制を強化する。 採用基準の公表については今後、 検討することになるかもしれない」 と話した。

998とはずがたり:2008/07/21(月) 12:27:47
教員採用合否、岡山・島根も '08/7/18
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807180014.html

 全国の少なくとも19道県と4政令市の教育委員会が、特定の教員採用受験者の合否を県議や国会議員秘書らに個別に知らせていたことが17日、共同通信の調査で分かった。このうち広島、岡山、島根など10道県と大阪、名古屋両市の教委は、正式発表や受験者に合否通知が届く前の「事前連絡だった」と認めた。

 広島県教委が職員から聞き取った結果、少なくとも1989年度以降、個別連絡は10件以上あったという。合否結果は受験者に郵送するとともに、2006年度からは当日中にHPで公表している。ただ、発送段階で県議らに連絡していたため「受験者本人に結果が伝わる前になった可能性は否定できない」とし、今後はやめる方針でいる。

 岡山県教委によると、少なくとも04年度以降、本人に通知が届く前に結果を回答していた。毎年10―20人の県議や国会議員秘書、県教委OBに対し、合否通知の発送直後に教育長、教育次長らが電話していたという。本年度の採用試験からは発送と同時にホームページ(HP)に結果を掲載することにし、連絡は禁止したという。

 島根県教委では、少なくとも1990年代前半から05年度まで、事前に合否を県議に知らせていた。幹部が担当職員から結果を聞き、発表前日の夕方から当日朝に電話していたという。06年度から公表前の連絡をやめ、本年度からは連絡の依頼そのものを断る方針でいる。

 1990年に教員採用をめぐる贈収賄事件が発覚した山口県教委は、個人名や受験番号を伏せて選考を実施するなど制度改革に取り組んでおり、事前に知らせることは「一切ない」と強調。鳥取県教委もないとしている。


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