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文部スレ

4244チバQ:2022/05/12(木) 10:38:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/343899e05d8de3ee67dfba83f3952c88ecd4489c

校長除く全教職員が授業取りやめストライキ…和歌山の私立高校、4月分給与未払いで
5/12(木) 7:10配信

読売新聞オンライン
教職員がストライキを起こした和歌山南陵高(和歌山県日高川町で)

 学校法人南陵学園(静岡県)が運営する私立和歌山南陵高校(和歌山県日高川町)で、校長を除く全教職員23人が、4月分の給与が支払われていないことなどを理由に11日の授業を取りやめた。教職員によるストライキは異例。教職員側は法人側に説明会の開催を求めているが、時期は固まっておらず、対立解消の見通しは立っていない。

 関係者によると、学校法人は23人の4月分給与を所定の4月28日に支払わず、5月9日付で御坊労働基準監督署から20日までに支払うよう是正勧告を受けたという。

 この高校では4月、各家庭が高校に支払う授業料を国が補助する「就学支援金」を法人側が受け取ったにもかかわらず、本来保護者に返すべき授業料計2000万円を支払っていないことが明らかになり、和歌山県が早急に還付するよう指導。法人側は4月末までに一部を還付し、残りは5月分の授業料などから差し引くと保護者側に伝えていた。

 教職員側は、保護者への還付遅れや給与の未払いについて、保護者や教職員向けの説明会を開くよう法人側に繰り返し要求し、10日には校長を兼務する小野和利理事長に文書で求めた。小野理事長は同日に電話で教職員向けの説明会を13日に実施すると伝えてきたが、保護者向けは明確な日程が決まらず、教職員側はストに踏み切ったという。

 学校では11日午前に全校集会が開かれ、教職員側が生徒に事情を説明し、謝罪した。生徒からは「テストが近いのに」との声も上がったという。教職員が見守る中、生徒は昼過ぎまで教室で自習し、午後からは部活動に取り組んだ。

 ある男子生徒の父親は「息子はこれまで学校生活を楽しんできたのに、卒業できるのか不安になる」と困惑し、「子どもたちが普通の学校生活を送れるようにしてほしい」と話した。

 対立の背景には、学校の経営難があるとみられる。普通科の各学年の定員は120人、3学年で計360人だが、167人しかいない。9日にはガス料金の未払いで、学校へのガス供給が停止された。その後支払われ、翌10日に供給が再開されたという。

 県は11日、学校側からの連絡で事態を把握。担当者は「生徒の学びに支障が出ることはあってはならない」とし、教職員側に授業を行うよう求めた。教職員側は、12日は授業を行う方向で検討している。

 小野理事長は読売新聞の取材に対し「後日、報道各社に一律の回答をさせていただきますので、現時点では回答を差し控えます」とのコメントを出した。

 県などによると、学校は休校となっていた別の私立学校を南陵学園が引き継ぐ形で2016年4月に開校した。普通科のほか、通信制もある。

文科省担当者「何が起きているのか」
 「これほど大規模な教職員のストライキは聞いたことがない」。関西で勤務する教職員が所属する「大阪教育合同労働組合」の関係者は、今回の事態に驚く。

 私立学校の教職員は公務員とは異なり、ストライキを行う権利が制約されていない。ただ、実際にストに至るまでには、団体交渉の要求などの手続きを踏むのが一般的だ。この関係者は「詳しい経緯はわからないが、生徒の学びへの配慮がどこまであったのか」と疑問を呈する。

 一方、北海道大の佐々木隆生・名誉教授(教育制度)は「教員はいくら聖職だといっても無給で働くわけにはいかず、ストライキはやむを得ない手段だったのだろう」と教職員側の対応に理解を示しつつ、「法人側は4月に給与を払えないことは前年度のうちに予想がついていたはずで、その時点で生徒募集を停止したり、保護者や教職員と話し合ったりするべきだった」と批判する。

 私立高校の教職員の給与は、生徒の授業料と生徒数に応じて各都道府県が出す私学助成金から支給される。文部科学省の担当者は「学校は収入に見合う人員配置をしているはず。何が起きているのか」と注視する。

4245とはずがたり:2022/05/19(木) 14:52:10
若手女性研究者の後押しを “マリー・キュリー賞” 初の授賞式
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220518/k10013630981000.html
2022年5月18日 6時20分

若手の女性研究者を後押ししようと、女性として初めてノーベル賞を受賞したマリー・キュリーにちなんだ新しい賞が設けられ、活躍が期待される日本の女性研究者を集めて初めての授賞式が行われました。

日本の科学技術政策を実行する科学技術振興機構は若手の女性研究者を応援する新しい賞を設け、女性として初めてノーベル賞を受賞したポーランド出身のマリー・キュリーにちなんで通称「マリー・キュリー賞」として、ポーランド大使館とともに授賞式を開きました。

最優秀賞には、数学を研究している京都大学助教の山下真由子さん(26)が選ばれ、賞状などが手渡されました。山下さんは東京大学で数学を専攻して23歳で京都大学の助教になり、素粒子物理学に応用できる数学の研究ですでに高い業績を挙げているということです。

このほか奨励賞や特別賞として宇宙物理学が専門で理化学研究所の木邑真理子さん、感染症疫学が専門でアメリカにあるエモリー大学の塩田佳代子さん、生命科学が専門でノルウェー生命科学大学の齊藤真理恵さんが選ばれました。

山下真由子さんは「大変光栄です。数学は女性が少ない分野なので多くの人に数学の魅力を伝えるとともに、女性研究者のロールモデルになりたい」と話していました。

4246チバQ:2022/05/19(木) 21:26:42
https://news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20220518123603.html
保育士15人一斉退職 人員確保も運営巡り混乱 民間保育園で経営悪化 【ちば特 千葉日報特報部】
2022/05/18 19:00千葉日報

保育士15人一斉退職 人員確保も運営巡り混乱 民間保育園で経営悪化 【ちば特 千葉日報特報部】

千葉日報

(千葉日報)

 千葉市内の保育園で、不適切運営が行われているとして常勤保育士など約15人が一斉退職したとの情報が双方向型調査企画「ちば特(千葉日報特報部)」に寄せられた。共働き世代の増加に伴って需要が高まる一方、職員確保の難しさも指摘される保育現場で何が起こっているのか。(「ちば特」取材班 池田和弘)

 同保育園では、0〜5歳児を受け入れるほか、人工呼吸やたん吸引など常時医療的な介護が必要な「医療的ケア児」にも対応している。寄せられた情報によると、「施設では職員の賃上げに充てるべき『処遇改善金』が赤字補てんに流用され、3月末までに職員約15人が一斉退職した」という。

◆待遇へ不満噴出

 同園では昨秋、コロナ禍で園児の受け入れ数が減少し赤字経営に陥っているとして、園側から現場に対して処遇改善金の取り扱いを変更すると通知があった。

 元職員の1人は取材に「残業代が満足に支払われてこなかった。処遇改善金が適切に支給されるならと現場は我慢してきたが、使途変更で期末手当等が大幅に減少したことで耐えきれなくなった」と明かす。

 こうした不満を受け園側は昨年11月ごろ、経営改善に向け園長を交代する方針を提示し保護者会を開いたが、会に出席した職員が労働環境の過酷さを訴えるなどしたため紛糾、「園に不安を感じてその場で転園を決めた人もいた」という。

◆認識に食い違い

 保育士が大量退職するとの見通しを受け、事態は千葉市の担当部署である幼保運営課が園に対し聞き取りを行うまでに発展。3月末までにはベテランなど約15人が退職した。園側は急きょ人員を確保し、4月以降も運営を継続している。

 ただ、新たな問題も浮上。別の情報提供者は「職員を急いで採用したものの保育士の配置基準等が遵守されていない。園児にとって非常に危険な運営が続いている」と指摘する。

 これに対し、園側の担当者は千葉日報社の取材に職員の相当数が入れ替わったことを認めたが、「配置基準は満たしており、運営は適切。千葉市にも確認してもらっている」と強調。また、保育士の多くが退職したものの「医療的ケア児の対応に当たる看護師は残っている」と訴えた。

 千葉市は取材に「一斉退職の可能性を把握した後は園と協議を続けてきた。現在の運営も適切と認識しており、今後は現場確認等を行っていく」と説明した。

◆構造的な課題も

 保育需要が高まる中、県内も迅速な施設整備のほか、保育士の待遇改善が進む。県担当者は、待機児童数の減少など保育を巡る状況は改善しつつあるとした一方、「それでも保育士の待遇は他の職種に比べ厳しい面がある」とし、構造的な課題もあると指摘した。

4247チバQ:2022/05/20(金) 08:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c9f452d059d8ec58e14b91e63b77cf70c8bb822
自民参院山形、一転して擁立検討 国民推薦案に批判、迷走続く
5/20(金) 7:14配信

時事通信
自民党山形県連のパーティーにオンライン参加した岸田文雄首相=4月、山形市内

 夏の参院選山形選挙区(改選数1)をめぐり、国民民主党現職への推薦案まで出ていた自民党は19日、一転して独自候補を擁立する方向となった。

 「不戦敗」に対する党内の批判が強く、国民も参院選は野党の立場で自民党と対決する姿勢のためだ。予想される公示が約1カ月後に迫る中、迷走が続いている。

 自民党の茂木敏充幹事長は19日夜、安倍晋三元首相、麻生太郎副総裁と東京都内で会談し、山形選挙区について「(候補者を)出す方向だ」と説明した。同党幹部は、国民現職の舟山康江氏について「ルビコン川を渡らなかった。党として何もしないわけにはいかない」と強調。別の党幹部は「党山形県連会長の遠藤利明選対委員長は戦う気になっている」との見方を示した。

 自民党執行部は野党共闘の分断を狙い、国民の取り込みを画策。山形では過去2回の参院選で野党候補に連敗したこともあり、候補擁立を見送って3選を目指す舟山氏を推薦する案も検討していた。

 ところが、4月と5月に山形で情勢調査を実施してみると、自民党が独自候補を立てた場合、舟山氏とほぼ互角の勝負になるとの結果が出た。自民党内では当初から「候補を立てて戦うべきだ」との声は多く、ここに来て党内の主戦論が盛り返してきた形だ。

 世耕弘成参院幹事長は17日の記者会見で「野党だと明言している方を推薦できるのか。万一、そういう案件が上がってきたらしっかり議論する」と主張。ある重鎮は19日、「山形の衆院議員は全て自民党だから、普段通りに戦えば勝てるはずだ」と語った。

 擁立見送りが揺らいでいる背景には、山形では野党の地方組織の結束が固く、国民内で自民党の支援に拒否反応が出ていたこともある。自民党側は連携を打診してきたが、舟山氏からは色よい返事を得られなかった。

 自民党は32ある1人区で山形以外は全て擁立済み。結論をこれ以上先送りすれば全体の選挙戦略に影響しかねない。執行部は早ければ今週末にも対応を決定する方向で調整を急ぐ。

4248とはずがたり:2022/05/20(金) 10:50:05
世界の科学論文数、中国が米国抜いて首位に:日本は4位に後退
科学 2020.09.03
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00809/

文部科学省科学技術・学術政策研究所が世界各国の科学技術活動の実態を調べた「科学技術指標2020」によると、国の研究開発力を示す指標の一つである自然科学分野の論文数で、中国が米国を抜いて初の首位となった。日本は前回調査(2010年)から1つ順位を下げ、3位のドイツに次ぐ4位となった。

4249とはずがたり:2022/05/24(火) 16:33:46
【兵庫】おにぎり、唐揚げ…学校給食、調理師ら持ち帰り 「常習、看過できない」部下が相次ぎ退職、休職
https://tweetsoku.com/2022/03/18/%e3%80%90%e5%85%b5%e5%ba%ab%e3%80%91%e3%81%8a%e3%81%ab%e3%81%8e%e3%82%8a%e3%80%81%e5%94%90%e6%8f%9a%e3%81%92%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e7%b5%a6%e9%a3%9f%e3%80%81%e8%aa%bf%e7%90%86%e5%b8%ab%e3%82%89/
2022.03.18
1: 夜のけいちゃん ★ 2022/03/18(金) 21:23:40.86 ID:GCvso31Z9
3/18(金) 21:12

兵庫県川西市の市立小学校で、一部の給食調理師らが給食を常習的に持ち帰っている疑いがあるとして、部下の3人が「看過できない」などと相次いで退職、休職して市教育委員会に相談していたことが分かった。市教委は「事実は確認できなかった」としたが調査の詳細は明らかにしておらず、労働組合が再調査を求める事態になっている。

関係者によると、この市立小では昨秋以降、2人が退職、1人が休職しており、給食職員の半分ほどが不在となって応援職員が入っている。

3人の目撃情報を元にしたとされる市教委への提出文書などによると、一部職員らの給食持ち帰り行為は2021年春ごろから常態化したと記す。市教委は持ち帰りを禁じており、食べ残しは廃棄処分するルールになっている。

文書によると、一部の職員らはチャック付きのポリ袋に詰めて持ち帰っていたといい、昨年5〜11月に少なくとも25日分を確認したとしている。食材は「おにぎり」「唐揚げ」「牛肉とごぼうの煮物」「五目炒め煮」などと多岐にわたる。

退職した職員らは組合に対し「(職員が)子どもたちの給食を、自分の夕食のために勝手に持ち出すのを見たくなかった」「上司に当たるので何も言えず、毎日のように目にして、うんざりだった」などと訴えたという。

市教委は神戸新聞の取材に「関係職員に対してヒアリング調査を実施しましたが、現時点において当該ヒアリングにおける事実は確認できておりません」と回答。「事実が確認されました場合には、速やかに公表を行い、厳正に対処します」とした。

4250チバQ:2022/05/25(水) 17:27:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/13c447214a55ace1353289cd697179597e21653e
給与未払いで授業スト、教職員「生活苦しい」「生徒第一で」…高校運営法人に立ち入り調査
5/25(水) 13:25配信
読売新聞オンライン
静岡、和歌山両県が立ち入り調査を行った学校法人南陵学園(24日、静岡県菊川市で)

 給与の未払いなどを理由に教職員が授業のストライキを起こした私立和歌山南陵高校(和歌山県日高川町)を巡り、静岡、和歌山両県は24日、高校を運営する学校法人南陵学園(静岡県菊川市)に立ち入り調査を行った。ストの経緯や他の未払い金の有無などについて法人関係者から聞き取り、必要に応じて法人を指導する。高校の生徒の保護者や教職員からは、安定した学校運営を願う声が上がった。


 静岡、和歌山両県の職員らは24日午前、学校法人を訪れた。調査には両県から計7人が参加。ストの経緯などについて法人関係者に聞き取った。静岡県の担当者は「正確に実態を把握するため、調査を尽くしたい」と話した。

 高校のある教職員は、立ち入り調査について「徹底的に調べて全てを明らかにしてほしい」と話す。

 未払いだった4月分の給与は今月20日に支払われたが、立て替えた出張費が数か月分、未払いといい「生活は苦しい」とこぼす。一方で生徒を指導する責任を感じており、「問題は山積しているが、生徒第一の精神で取り組んでいきたい」と前を向いた。

 法人の小野和利理事長は立ち入り調査の場には姿を見せなかったという。別の教職員は「学校の先行きが不透明な状況の中で、多くの保護者は法人に不信感を持っている。小野理事長は逃げずに、保護者や教職員への説明の場を早急に設けるべきだ」と語った。

 高校に通うある生徒の40歳代の母親は「子どもは普段とあまり違った様子を見せていないが、内心は不安だと思う。今回の立ち入り調査をきっかけに、子どもたちが安心して通えるような学校に変わってほしい」と訴えた。

4251チバQ:2022/05/30(月) 10:55:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e9afbb67462a21439ca044b52a93dedda1fb318
「PTAやめたいのに認められない」教員の加入は当然?学校現場からの叫び
5/30(月) 10:31配信

京都新聞
PTAからの退会を求めても認められなかった体験を語る男性教員(京都市内)

 滋賀県内の小学校に勤務する男性教員から、PTAの退会が認められないことを疑問視する意見が京都新聞社に寄せられた。


 この教員によると、昨年11月、勤務時間外にPTAの会合や活動への参加を強いられることに疑問を感じ、「退会するので手続きを進めてください」と校長に伝えた。しかし、校長は「先生の将来」や保護者からの反発、他の教員とのバランスを挙げるなどして応じなかった。教員は今年3月末に改めて退会の意思を示すPTA会長宛ての書面を提出したが、4月に入ると、教員はPTAの一つの委員会の担当を割り振られていた、という。

 校長に取材すると「他の先生は頑張ってPTAを手伝っており、均等に仕事をしてもらいたいと思った」と説明。他の教員との関係悪化や、退会者が続くことも懸念したと語った。

 ただ、この地域の教育委員会によると、校長はPTAにとっては顧問の立場で、退会承認に関する権限はなく、校長への再取材でこの点を指摘すると「教員に『助言』したつもりだった」と釈明した。

 教員の話では、最近になって校長から「もう会費は徴収しないようにする」と言われたという。一方で、この小学校のPTA規約にはそもそも退会方法を記した項目がないと説明する。教員は「学校現場は残業が多く、多様な意見が認められる働きやすい職場にしたいのに、管理職は意見を真剣に受け取ってくれず壁を感じた」と訴える。

 PTAを巡っては2014年に熊本市立小の保護者が強制加入させられたとして提訴し、入退会自由の任意団体であると確認された。以降、保護者には加入届で意思確認をするなど見直しの動きもあるが、教員に関しては遅れている。

 実際、入会は「教員には意思確認していない」(京都府内の小学校長)とほぼ自動的なのが実情で、退会も「実例を聞いたことがない」(滋賀県内の自治体の教育委員会)。そもそも学校では教員がPTAに加入するのは当然との見方が強い。京都市内の学校関係者は「教員は子どものために保護者と接することが業務だと考えているためPTA加入が慣例となっている」、同市内の小学校長も「教員の場合は退会しようとしても他の教員や保護者の理解が得にくい」と明かす。

 退会が認められないことについて、立命館大法学部の木村和成教授(民法)は「自由に退会できる権利を侵害し、民法の不法行為に当たる可能性がある」と指摘する。「そもそも入会、退会の規定が規約にないのは任意団体として不適切な状態。だから、やめたい時にどこに言えば分からない。特に教員は上下関係が厳しく退会意思を言い出しにくいが、入退会ルールがあれば守ってあげられる」とし、入退会規定がない場合は自分たちで作っていくことも大事だとした。

4252とはずがたり:2022/06/08(水) 20:21:36
京都・洛星中高の法人事務局長、5200万円着服…昼休みに無断で通帳持ち出し
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220603-OYT1T50225/
2022/06/03 23:04

 洛星中学・高校を運営する学校法人「ヴィアトール学園」(京都市北区)は3日、事務局長を務めていた男性(61)が計5200万円を着服したとして、業務上横領容疑で京都府警に告訴したと発表した。学園は男性を5月20日付で懲戒解雇している。

 学園によると、男性は事務局長などとして会計担当だった2017年8月〜22年5月、約50回にわたり昼休みに学園の通帳を無断で持ち出し、生徒の学費や補助金が入る口座から毎月100万円ずつ自身の口座に移すなどしたという。男性が銀行印を管理していた。

 今年5月、不正な支出があると公認会計士から指摘を受けて調査。男性が「妻の治療費や生活費に使った」と認めたため、懲戒解雇した。

 荻野一茂理事長は記者会見し、「信頼を回復するため、検証して再発防止に努める」と話した。

4253とはずがたり:2022/08/11(木) 17:29:04
東工大の名は変えられないし持ち株会社の下にぶら下がる形かな〜。理工系を大事にして医学部の専横も避けて欲しい。

東工大と東京医科歯科大、統合に向けた協議開始へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0828A0Y2A800C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1659928951
2022年8月8日 12:13 [有料会員限定]

4254とはずがたり:2022/08/23(火) 21:26:13
SCIENCE2017.06.16
その物理論文の著者は、猫である。名前はF.D.C.ウィラード
https://wired.jp/2017/06/16/f-d-c-willard/
学会に彗星のごとく現れた「F.D.C.ウィラード」という名の謎の物理学者。その正体は、ネコだった。ワープロソフトがまだ世になく、論文がタイプライターで書かれていた40年前のお話。

4255とはずがたり:2022/09/12(月) 11:44:00
英ネーチャーまで憤激「理研大量雇い止め」
名門・理研など計4500人雇い止めを世界が白眼視。「選択と集中」による残酷物語、そのダメージは計り知れない。
https://facta.co.jp/article/202209023.html
2022年9月号 BUSINESS
by 榎木英介(一般社団法人科学・政策と社会研究室代表理事)

4256とはずがたり:2022/09/16(金) 17:02:02
トレーラー運転手として街を駆ける佐藤さん
全国初の17歳大学生となった「物理の天才」現在は大型トレーラー運転手に
https://news.livedoor.com/article/detail/22858567/
2022年9月15日 18時15分
by ライブドアニュース編集部

1998年、千葉大学は全国初となる「飛び入学」を実施した。合格した3人は「17歳の大学生」となり、研究者としての将来を嘱望されていた。その後、どんな人生を歩んだのか。読売新聞の人物企画「あれから」をまとめた書籍『人生はそれでも続く』(新潮新書)より、佐藤和俊さんのケースを紹介する――。

■千葉大学が全国で初めて導入した「飛び入学制度」
1998年1月、佐藤和俊さんの人生は、一変した。

「飛び入学 3人合格」

当時、高校2年生だった佐藤さんには、新聞の見出しが面はゆかった。

「科学技術の最先端を切り開く人材を育てたい」と、千葉大学が全国で初めて導入した飛び入学制度。「高校に2年以上在籍した特に優れた資質を持つ17歳以上の生徒」に大学の入学資格を認めるもので、中央教育審議会がこの前年6月に制度化を答申していた。

合格者3人のうちの1人に選ばれた佐藤さんは、17歳の春、「大好きな物理の勉強に没頭できる」と意気揚々と大学の門をくぐった。

あれから22年。佐藤さんは今、大型トレーラーの運転手となって、夜明けの街を疾走している。

■普通の入試では、千葉大に合格できそうにない
あれは高校2年の、夏の朝のこと。私立成田高校(千葉県)の担任教師が、「千葉大学が『飛び入学』を始めるそうだ。誰か挑戦してみないか」と教室で呼びかけた。

「これは、やるしかないな」。佐藤さんはすぐに思った。… 物理と数学には自信があったが、国語や社会では赤点を取ることもしばしば。両親からは「進学するなら地元国立大の千葉大に」と言われていたが、すべての科目で高得点が求められる普通の入試は、自分は突破できそうにない。

高卒で就職かも……。そんな考えも頭をよぎっていた頃、〈物理のスペシャリスト〉を求める飛び入学のチャンスが、飛び込んできた。

■3人には「専用の自習室」が用意された
「われわれには、飛び入学で日本の受験制度に風穴を開けたい、という気持ちがあった。従来の発想にとらわれない『とんがった学生』がほしくて、佐藤君はまさにそういうところがあった」。大学で指導した山本和貫准教授は、そう振り返る。

全国初の飛び入学試験。第1問は、〈火星の水が失われた原因を論理的に述べよ〉。火星に水がない原因には諸説あり、いわゆる正解がない問題だった。

「手応えは分からなかった」という佐藤さんだが、見事に最初の合格者3人のうちの1人に選ばれた。

飛び入学で入った3人は、いわば「特別待遇」だった。

専用の自習室が用意され、担当の大学院生がついて、個別に学業や生活の相談に乗ってくれた。夏には米国の大学で1カ月間の研修も。世間の関心は高く、海外研修ではメディアの同行取材も受けた。

それでも、浮かれた気持ちは起きなかった。「存分に勉強できて、ただうれしかった」と佐藤さんは言う。

■宮城県にある財団法人の研究機関に職を得たが…

大学院にも進み、光の伝わり方を制御できる「フォトニック結晶」を研究テーマに論文を書いて、修士号を得た。

「佐藤君は好奇心旺盛で、疑問を持つと、しつこく突き詰めていくタイプ。特に光へのこだわりはすごくて、研究者に向いていると思った」

飛び入学への扉を開いた高校時代の担任教師、関川雅英さん(現・成田高付属中学教頭)はそう語る。

大学院を出ると、宮城県にある財団法人の研究機関に職を得た。働きながら論文を書いて、博士号も取りたいな。科学者への道は前途洋々――かと思われた。

4257とはずがたり:2022/09/16(金) 17:02:33
>>4256
■研究者としては「食べていけない」現実
しかし、初任給を受け取った佐藤さんは目を疑う。

「え、手取りが15万円?」

就職した前の年、中学の同級生だった妻・裕子さんとの間に長女が生まれていた。

学生時代の奨学金の返済に加え、郊外に借りたアパートの家賃や通勤のための車の維持費もかかる。

ご飯と、おかずは1品にして食費を切り詰めた。月に1回、千葉の実家から米やレトルト食品を送ってもらうだけでは足りず、知人に野菜を分けてもらったり、カップラーメンで済ませたり。ギリギリの生活だった。

仕事はやりがいがあった。専門知識を生かしてベンチャー企業と偏光カメラも開発した。だが、「食べていけない」現実はつらかった。

この時、佐藤さん25歳。企業の研究職で良さそうな求人を見つけても、面接に行くための新幹線代すら工面できない。家族で実家に戻り、古巣の千葉大に非常勤講師などのポストを分けてもらいながら、予備校の講師もかけもちした。

1年、また1年と契約更新を続ける日々。「来年も契約してもらえるだろうか」という不安は年ごとに募った。もっと安定した研究職はないか、社会保険を心配せずに暮らせないか――。

■「世の中には、プロを目指してもなれない人はいる」
30歳を超えて2年が過ぎた時、千葉大の仕事が切れた。ここで佐藤さんは、周囲が驚く決断をする。

「世の中には、プロを目指してもなれない人はいる」

学生時代、車好きが高じてアルバイトとしてトレーラーの運転手をやっていた。大型免許とけん引免許は持っている。現実を受け入れよう。

2013年の春、研究者の道に見切りをつけ、運送会社に就職した。

「もう少し踏ん張れば、道が開けたかもしれないのに」。大学の指導教員だった山本さんは、惜しくてならない。しかしその一方で、こんな思いも抱えている。

「今の日本では、1年2年という、先の見える小さな実験で結果を出さなければ研究職に就けない。佐藤君はもっと大きなところ、『海のものとも山のものとも分からない』という世界に興味を持っていた」

大きな視点ゆえに科学者になれないとしたら、何という皮肉だろう。



佐藤さんと同じく初代合格者となった梶田晴司さんは豊田中央研究所に入った。トヨタとともに自動車部品の材料開発に向けた研究などを進めている。

梶田さんは、学生時代に佐藤さんが「物理屋になれなかったら、トラックの運ちゃんになる」と話していたのを今も覚えている。

「ポストや生活が安定せず、研究を諦める人は多い。自分も大学では厳しいと感じ、民間の研究機関に入った。このままだと日本の科学技術はどうなるのかという思いはある」と梶田さんは語った。

もう1人の初代合格者、松尾圭さんは大学で宇宙物理学を専攻していたが、大学院時代に千葉県の政策提案に関わったことで社会科学分野に転向。現在は、千葉市の生活自立・仕事相談センターで相談支援員として働いている。

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読売新聞社会部「あれから」取材班過去のニュースの当事者に改めて話を聞き、その人生をたどる人物企画「あれから」を担当。メンバーは社会部の若手記者が多い。人選にこだわり、取材期間は短くても3カ月。1年近くかけることもある。2020年2月にスタート。ネット配信でも大きな反響を呼び、連載継続中。サイトはhttps://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89/
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(読売新聞社会部「あれから」取材班)

4258チバQ:2022/10/14(金) 00:07:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/997c334682b5f588ef91ec0db535af72f8dc57ac
東工大と東京医科歯科大、単一の新大学に…「医工連携」へ24年度中に統合
10/13(木) 14:40配信
 世界レベルの研究大学を目指して統合を協議中の、いずれも国立の東京工業大(益(ます)一哉学長)と東京医科歯科大(田中雄二郎学長)が、2024年度中をめどに統合し、単一の新大学に移行する方針を固めたことがわかった。医療や工学など互いの得意分野を掛け合わせた先端研究を展開し、政府が年数百億円を支援する「国際卓越研究大学」の認定も目指す。

 両大学は統合に向けた基本合意書を交わし、14日に公表する。統合後の新たな大学名は決まっておらず、両大学は新大学の組織なども含めて、協議を速やかに進める。

東京医科歯科大学のキャンパスや病院=読売ヘリから

 両大学は、世界水準の教育研究活動を目指す「指定国立大学法人」に選ばれている。指定国立大同士の統合は例がなく、実現すれば東京大や京都大など研究力の高い旧帝国大に匹敵する「理系の総合大学」が誕生する。

 東工大と医歯大は昨年から、水面下で統合に向けた検討を本格化させた。今年8月には統合協議開始を両大学のホームページで発表していた。

(写真:読売新聞)

 統合方式を巡っては、運営法人を統合して傘下に両大学が併存する「1法人2大学」と、大学も統合する「1法人1大学」の2案を軸に検討が行われた。関係者によると、単一の新大学移行の方が、双方の強みを合わせた「医工連携」で、より大きな相乗効果が期待できると判断したという。

 政府は、10兆円規模の「大学ファンド」で年3000億円の運用益を得て、卓越大に認定した数校に、1校あたり年数百億円を支援する計画だ。年内から来春にかけて公募し、23年度中に認定、24年度中に支援を開始する予定。東工大と医歯大は将来の大学統合を前提に、認定を申請する方針だ。

 国立大学の統合には、国立大学法人法の改正が必要となる。政府は、両大学の統合構想がまとまる来年以降、国会に改正案を提出する。

 東工大は東京都目黒区に本部を置き、理、工など6学院(学部・大学院に相当)で約1万人が学ぶ。医歯大は文京区に本部があり、医、歯の2学部で学生数は約3000人。

4259チバQ:2022/10/15(土) 16:40:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d043c765b9e69abc9393b613fe17ee18c3cc538
カギは組織再編 新名称にも注目 東工大・医科歯科大統合
10/14(金) 19:16配信


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産経新聞
記念撮影に臨む東京工業大学の益一哉学長(左)と東京医科歯科大学の田中雄二郎学長=14日午後、東京都中央区(川口良介撮影)

「国際的に学生、研究者、教員を引き付けられる大学にしたい」。14日の東京工業大と東京医科歯科大の記者会見で、東工大の益一哉学長は、両大学の統合後の姿をこう語った。そこには世界に大きく後れを取る国内の研究開発環境への危機感がにじむ。新大学の成功のカギは有機的な組織再編と新名称にありそうだ。

国際卓越研究大学の認定を目指すスピード感から、運営法人のみを統合する1法人2大学方式が有力視されてきた。あえてハードルが高いとされる1法人1大学に踏み込んだのは、これまでの縦割りの手法が通用しなくなっているという認識を両大学が共有できたからだ。

世界的な新たな研究成果や技術革新は、分野を超えた共同作業の結果がほとんどだが、国内では研究機関や大学・学部の縦割り体質が根強く残る。両大学には組織再編の過程で双方の強みを有機的に融合させ、縦割りの閉塞感を打破することが期待される。

大学の新名称も重要だ。東京都立4大学統合で誕生した首都大学東京は、かつての東京都立大に名称を変更した。統合後も「都立大」ブランドの存在感が際立ち、首都大学東京の名称が学内外で根付かなかったからだ。

過去の実績から東工大、医科歯科大双方の国内でのブランドは確立されているが、国際的な存在感は希薄。全く新たな名称で世界を見据えた勝負に出るのか、両大学をルーツに持つことをうかがわせるものにするのかが注目される。

4260OS5:2023/01/26(木) 14:30:14
適切ではないと思うけど、どうすれば適切になるのか。
その対処をしなければ意味がないのでは?
https://news.yahoo.co.jp/articles/30e4bdcfc198e2cdd14ea04fb5461a059e97f75d
担任不在の学級を「統廃合」 那覇市内の小学校、業務過多で校長決断 市教委「適切といえない」指導 沖縄
1/26(木) 6:50配信
琉球新報
イメージ

 沖縄県那覇市内の小学校で、臨時的任用職員(臨任)を確保できず担任不在が続いていた学級の児童を、他の学級に振り分けて学級を統廃合していたことが25日、分かった。統廃合したのは23日。那覇市教育委員会は那覇市議から問い合わせを受けて状況を知った。学校に聞き取りをして、「子どもにとって適切な対応とはいえない」と学校を指導、26日から元の学級編成に戻る。臨任は見つかっていないため、再び担任不在のまま、他の教職員で授業などをカバーする。


 那覇市教委によると、学級の統廃合があったのは1年生。担任が病休を取り、担任不在が続いていた。他の学級担任や管理職らが授業などを代行してきたが、低学年の児童は目が離せず見守りが必要なこともあり、業務負担に苦しむ教職員の姿などを見て校長が統廃合を決断した。

 学校では、不足している教職員の業務代行だけでなく、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの影響で休まざるを得ない教職員もいて、業務過多が深刻になっている。

 保護者には便りを出して理解を求めた。市教委によると、学校や市教委に保護者から苦情などは入っていないという。

 年度途中の学級の統廃合について、市教委は「当たり前にあることではない」と戸惑う。校長だけで判断可能なのか、根拠もはっきりしない。市教委は「もし同様の判断に迫られている学校があれば、まず市教委に相談してほしい」と話す。

 市教委は他の学校でも同様の事例がないか、調査することを決めた。県教委でも同様の事例がないかを調査している。
(嘉数陽)

4261OS5:2023/03/28(火) 12:46:55
> 教頭は取材に「伝統的髪形を否定しているわけではなく、髪質に応じた指導をしてきた。別の場所で出席させるということで、生徒が卒業式に出席できなかったわけではない」と話した。
これは無理があるなあ

https://news.yahoo.co.jp/articles/90818fd64f005646554fc070d403874398c10817
黒人ルーツの髪形「校則違反」 卒業式で席隔離 兵庫の県立高
3/28(火) 8:00配信

毎日新聞
卒業式に臨んだ際の生徒の髪形=保護者提供(※ピアスの穴を開けたのは卒業後)

 兵庫県姫路市の県立高校が2月の卒業式で、髪形を理由に3年の男子生徒(18)=当時=が卒業生用の席に着席することを認めず、他の生徒がいない2階席に隔離していたことが判明した。生徒は日本人の母親と米国籍の父親を持ち、父親のルーツである黒人文化では伝統的な、髪を編み込む形にしていた。海外にルーツを持つ子どもが増える中、校則や頭髪指導のあり方が問われそうだ。

【編み込みをほどいた普段の髪形】

 生徒は取材に対し「さまざまな背景や髪質の人がいるのに一律に校則違反と決めつけるのはおかしい。ルーツを尊重してほしい」と話している。

 生徒や両親によると、生徒は巻き毛で横に広がりやすい髪質。卒業式を前にした頭髪検査で「髪が耳にかからないように」と教師の指導を受けた。校則では髪形について「高校生らしい清潔なもの」と規定。男子は「目や耳、襟にかからない」との基準がある。

 生徒は式の前日、自らのルーツや髪質を踏まえて美容室で髪を編み込んでもらい、耳周りも短くした。派手にならないよう美容師に相談し、染色や付け毛などはしていないという。

 しかし、当日の朝、複数の教師から「これは何や」と髪形について詰問された。生徒は「耳にかからないようにした」と説明したが、「校則に合っていない。高校生の髪形ではない」と言われ、生徒指導室で約1時間待機させられた。その後、式が始まっていた体育館に連れて行かれ、他の生徒のいない2階席へ行くよう求められた。名前を呼ばれても返事しないように念押しされたという。生徒は「式にいる意味がない」と考え、両親とともに式の途中で帰宅した。

 生徒は中国生まれで日本と米国の二重国籍。黒人である父親は「編み込みは黒人が髪を整える方法で、日本人が分け目を作って髪を整えるのと同じ。ルーツとする髪形を理由なく違反と決めつけることは差別ではないか」と批判する。編み込みは「コーンロー」と呼ばれ、アフリカ発祥とされる伝統的な髪形。父親によると、自分たちの髪質のままで清潔感のある髪形として、米国では黒人の子どもや女性にも浸透している。

 教頭は取材に「伝統的髪形を否定しているわけではなく、髪質に応じた指導をしてきた。別の場所で出席させるということで、生徒が卒業式に出席できなかったわけではない」と話した。【幸長由子】

4262とはずがたり:2023/04/17(月) 23:03:27

日本学術会議 会員の選び方見直す法改正に反対する意見相次ぐ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230417/k10014041561000.html
2023年4月17日 22時58分

日本学術会議の会員の選び方などを見直す法改正について、政府の担当者は、会員の選考に意見を述べる委員を、学術会議の会長のほか、総理大臣が議長を務める政府の「重要政策に関する会議」に所属する有識者など、3人による協議で選ぶと説明しました。学術会議の会員からは「政府の意向が影響することが危惧される」などと、改正に反対する意見が相次ぎました。

日本学術会議をめぐっては、当時の菅総理大臣が6人の会員候補を任命しなかったことをきっかけに、組織の在り方を見直す議論が行われていて、政府は今の国会で法律の改正案の提出を目指しています。

学術会議は17日に総会を開き、出席した政府の担当者が、会員の選考に意見を述べる「選考諮問委員会」について説明しました。

委員は5人で、
▽学術会議の会長
▽総理大臣が議長を務める政府の「総合科学技術・イノベーション会議」の有識者1人
▽学術分野で優れた業績をあげた科学者を顕彰する「日本学士院」の院長の、
合わせて3人で協議して選ぶと説明しました。

そのうえで、最終的な任命は学術会議の会長が行うため、政府の介入はないと改めて強調しましたが、学術会議の会員からは「政府の意向が影響することが危惧される」などと、改正に反対する意見が相次ぎました。

また、総会では、海外のノーベル賞受賞者61人による声明を発表。

「日本政府による法律の改正は、『学問の独立』の根本的かつ重大な問題になりかねない」と指摘したうえで、政府に再考を求めた日本のノーベル賞受賞者ら8人の声明を全面的に支持するとしています。

学術会議は18日も総会を開き、今後の対応を議論する予定です。

4263OS5:2023/05/07(日) 12:36:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ff7f30b32cbeb804711446a1abb353d03794db9
教員1年目「覚悟していた以上」の激務に退職…「隠れ残業」当たり前、休みは月2日
5/5(金) 11:39配信


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読売新聞オンライン
[疲弊する教員]<上>
 教員の長時間労働の是正が課題となっている。文部科学省が先月末に公表した2022年度の教員勤務実態調査からも、依然として深刻な現実が浮かび上がった。業務が多様化する一方で、教員不足に直面する現場の今を報告し、改善策を考える。

【図表】日本の教員は世界一忙しい…各国の教員の業務を比較

土日は部活
(写真:読売新聞)

 首都圏在住の女性(23)は、今年3月末で公立中学校の教員を辞めた。大学卒業と同時に教職に就いて、わずか1年。「想像以上の忙しさ」が理由だった。

 専門の教科を四つのクラスで教え、副担任と運動部の顧問も受け持った。朝練で毎朝午前5時半に起き、放課後も部活を指導。練習が終わると学年ごとに開かれる会議が毎日のようにあった。「生徒同士がケンカした」「保護者から相談の電話があった」。そんな報告を聞き、対応を話し合った。

 翌日の授業準備に手がつけられるのは午後8時過ぎ。行事が近付くと、その用意で帰宅は日付をまたいだ。「覚悟していた以上に勤務時間が長かった。学校にいる間は、一息つく間もなかった」と女性は振り返る。

 「隠れ残業」も当たり前だった。金曜日、同僚の教員たちは紙袋に書類を詰めて家に持ち帰った。パソコン上で管理する出勤記録には、誰も実態通りに登録していなかった。「正確に登録しにくい雰囲気だった。管理職の教員からも、『早く帰って家で仕事しなよ』と言われていた」。土日もほぼ部活で、休みが2日だけだった月も。手帳のカレンダーのその日を蛍光ペンで囲み、踏ん張った。

 それでも、やりがいを感じる時はあった。生徒の疑問に時間をかけて向き合い、「わかった!」と目を輝かせるのを見ると、疲れを忘れた。「先生の授業を毎日受けたい」と言ってくれる女子生徒もいた。

 「私の教え方でいいのかな」。新任で仕事に押しつぶされそうになる中でも、授業の準備だけはおろそかにしないようにした。学校を離れる時、一人の女子生徒が手紙をくれた。「先生と一緒に受験を乗り越えたかったよ」。ほっとしたのと申し訳なさとで、胸が締め付けられた。

 「働きやすい環境であれば、続けたかった」。女性はそう言って、唇をかむ。

学習用端末の対応
 学校現場で教員が対応する業務は増え、多様化している。2016年度の前回調査に比べ、平日1日あたりの勤務時間は中学校の教員で31分、小学校では30分減ってわずかに改善されたが、月に換算すると小中教員の6〜7割が、国が指針で示す「月45時間」の残業上限を超えていた。

 近年、増えた業務の一つに、政府のGIGAスクール構想で小中学生への1人1台配備が実現した学習用端末に関わるものがある。

 東京都内の公立中学校でICT(情報通信技術)を担当する男性教員は端末の管理や操作の指導、不具合などの対応に追われる。今年4月の新学期前には、端末の管理番号とメールアドレスを割り当てる全校生徒数百人分のリストを2日かけて作った。

 増え続ける不登校や発達障害、外国人の子どもらへの対応にも多くの時間が割かれる。学校経営に詳しい国士舘大の喜名朝博教授は「課題は多様化しているうえに複雑で、教員の負担感は増す一方だ」と指摘する。

海外は分業
 日本では学校現場の業務の多くを教員が負う一方、海外では授業を中心に限定されている。

 文科省は21年度、外部の調査会社に委託して日本を含む10か国の小中学校教員の業務について調べた。日本の教員は最多の35業務に関わり、ドイツと韓国が29業務で続いた。米国とオーストラリアは19業務、英国は16業務と少なかった。「家庭訪問」「学校徴収金の管理」「校内巡視・安全点検」「登下校の指導・見守り」は、多くの国で受け持っていなかった。

 国立教育政策研究所の藤原文雄・初等中等教育研究部長は「海外では業務スタッフとの分業体制を進め、ICT化で業務効率を高めるなど授業に集中できる環境を整備してきた。日本でも、教員の業務を選んでいくべきだ」と指摘している。

 ◆教員勤務実態調査=文部科学省が公立学校教員を対象に不定期で実施。2006年度の前々回調査での時間外勤務(残業)は月42時間だったが、前回16年度で小学校59時間、中学校81時間と急増し、改善が課題となっていた。22年度調査では小学校41時間(前回比18時間減)、中学校58時間(同23時間減)に減少した。

4264OS5:2023/05/07(日) 12:37:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b75c688576911cceb46c383a0e87ef7fae3863c4
激しさ増す教員奪い合い、副校長が土日返上で400人以上に電話…担任4人交代のクラスも
5/6(土) 17:20配信


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読売新聞オンライン
[疲弊する教員]<中>
 新学期が始まってまもない4月中旬、東京都内の公立小学校に勤める男性副校長(47)は、職員室でパソコン画面上のリストを見ながら、電話をかけていた。

【イラスト】中学教員はこんなにブラック

 「うちに来てくれませんか」。相手は、採用試験で不合格となった「待機組」と呼ばれる教員免許を持つ人や結婚、出産で退職した元教員たち。1週間ほど前にあった始業式の直後、体調不良で休職したクラス担任の代わりを探していた。

副校長が兼務
 全校児童約800人、約35人の教員が配置されているこの学校では、もともと4月から女性教員2人が育休を取得することが決まっていた。副校長は昨年11月以降、待機組を中心に電話をかけ続けた。多くは他に仕事を持っており、つながるのは夜がもっぱらだった。遅くまで残り、土日にも出勤して400人以上に連絡したが、今年3月までに面接までこぎ着けたのは4人だけ。だが、「自宅に近い学校から誘いがあった」「受け持ちたい学年と違う」などの理由で最終的に断られた。副校長は「どこの学校も似たような状況。教員の奪い合いが激しさを増している」と話す。

 結局、代わりの教員は見つからず、任期を終えて学校を離れることになっていた非正規の2人に1年の延長を頼み込んだ。1人は送別会まで終わっていたが、始業式直前にようやく受け入れてもらった。

 安堵(あんど)した直後にクラス担任が休職し、再び教員探しに追われることになった副校長。しばらくは業務を複数の教員に肩代わりしてもらい、自身が担任を兼務することにした。「代わりが見つからなければ、他の教員の負担は増える一方だ。学校全体がどんどん疲弊していく」と訴える。

「ブラック職場」
(写真:読売新聞)

 文部科学省によると、教育委員会が各学校に設けている定員を満たしていない「教員不足」の公立小中学校は、2021年5月時点で1350校、1701人。小学校の4・2%、中学校の6%にあたる。今年度についても、文科省は「同じような状況だ」とする。

 一方で、待機組の数は減少している。1970年代の第2次ベビーブームで生まれた世代が小学生となった70年代後半から80年代にかけ、大量に採用された教員たちが一斉に退職時期を迎え、補充のために新規の採用数が増えたためだ。

 不足に拍車をかけているのが、教職人気の低迷だ。

 文科省が先月公表した公立学校教員の勤務実態調査では、小中学校教員の6〜7割が、国が示す「月45時間」の残業上限を超えて働き、SNS上には「ブラック職場」との書き込みが後を絶たない。実態に見合った残業代も支給されておらず、「定額働かせ放題」との文言も目立つ。文科省によると、2000年度に12・5倍だった公立小学校の教員採用試験の倍率は、受験者数の減少もあって昨年度は2・5倍にまで落ち込み、過去最低となった。

 早稲田大の吉田文教授(教育社会学)は「学校現場が過酷な労働環境にあるというイメージが定着し、学生が就職先として敬遠する傾向が広がっている。採用倍率が3倍を切ると、教員の質が低下すると言われ、深刻な事態だ」と懸念する。

4人交代
 教員不足のしわ寄せは、子どもにも及びかねない。

 都内のある小学校では昨年度、担任が4人代わったクラスがあった。最初の教員が体調不良で休職し、特定の教科だけを専門に教える「専科教員」、副校長、休職から復帰後の別の教員へと移った。学校は保護者会で「代わりの教員を探しているが見つからない」と説明。日本大の末冨芳教授(教育行政学)は「特に小学校低学年では、学校生活をスムーズに送るのに担任との信頼関係は大切だ。頻繁な交代は望ましくない。労働環境を改善して志望者を増やさなければ、教員不足の根本的な解消にはつながらない」と指摘する。

 「担任が常に兼務状態で、子どもの様子をきちんと把握してくれているのか不安だった。授業の進行も遅れがちだった」。保護者の一人は、そう明かした。

4265OS5:2023/05/14(日) 12:34:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/17e18d4e83f21d22ac3ec2ced28d08e08f574d58
「教員の『定額働かせ放題』は続く」 自民が処遇改善提言、それでも残る懸念
5/14(日) 10:10配信

西日本新聞
教員の処遇改善に関する提言をまとめた自民党の特命委員会=10日、東京都千代田区


 自民党は教員の処遇改善に向け、公立学校の教員の給与に残業代の代わりに上乗せする「教職調整額」を給与月額の現行4%から10%以上に増額することを柱とした提言をまとめた。残業時間は、将来的に上限の半分以下の20時間程度に減らすことを目指す。ただ、学校現場では上限を上回る残業をする教員が多数を占める現状もあり、関係者からは「労働時間に対価が生じる仕組みをつくらなければ、『定額働かせ放題』の状態は続く」と懸念の声が上がる。 

【図解】教員不足の状況の例

 1972年施行の教職員給与特別措置法(給特法)は、残業代の代わりに月給4%相当の教職調整額を上乗せして支給すると規定する。4%は当時の平均残業時間の月8時間分に相当。ただ、文部科学省の2022年度調査によると、月45時間の上限を超える残業をしていた小学校教諭は64・5%、中学校教諭は77・1%に上り、実態を踏まえていないとの批判が根強い。

 萩生田光一政調会長は「質の高い公教育をつくっていくことが、最大の少子化対策だ」と強調した。提言は岸田文雄首相(自民党総裁)に提出し、政府が来月にもまとめる経済財政運営指針「骨太方針」への反映を目指す。

 24年度中に給特法改正案を国会に提出し、24〜26年度の3年間を抜本改革期間と位置付ける。手当の創設や充実も盛り込み、萩生田氏は国費ベースで毎年度5千億円規模の拡充が必要になるとした。残業時間は全教員でまずは上限の月45時間以内とし、将来的には月20時間程度を目指すとしている。

 給特法を巡っては、廃止し、一般の労働者と同じく労働基準法に基づく残業代の支給を求める声が上がる。提言は管理コストの増大や自治体格差の誘発を理由に「取るべき選択肢とは言えない」と否定。萩生田氏は「教員の仕事は時間で計りきれない複雑な内容がある」と職務の特殊性を挙げた。10%の根拠は、「教員の健康などを考えた一つの目安」とした。

 福岡県内の公立高の40代男性教員は教材研究などに追われ、月100時間超の残業が恒常化。近年は管理職の目を気にして、労働時間を短く申告することもあるといい「給料を上げるよりも教員の数を増やすのが先だ」と訴える。コロナ禍で休止となった行事が再開し「負担はますます増えるが、働き方改革の具体策が見えない」と案じた。

 名古屋大大学院の内田良教授(教育社会学)は「提言は調整額や手当を増やして、批判に『手を打った』とも言える内容。期待される財源との関係で決まったようにも見える。他の企業では当たり前に行われている時間管理を公立学校でできないのは、非常に不可解だ。きちんと残業の対価を支払うことで、労務管理を徹底し、残業時間を減らす形にしなければ根本的な解決にはならない」と指摘する。

 (金沢皓介)

西日本新聞社

4266とはずがたり:2023/07/04(火) 11:27:50
大阪府の高校授業料「完全無償化」案 近畿の私学の連合会が「反対」で一致 吉村知事は「制度から離脱する私学があるかも」「学校によって意見が違うので丁寧に対応したい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fcaa3b07716f09fdb02fe358817d3e505df71ba
6/19(月) 14:12配信

4267とはずがたり:2023/07/04(火) 11:57:07
まあどう見ても新学部の方が人を集めそうで既存学部の先生方が既得権益を死守したかった形。

松山大新学部案を全学教授会が否決 学長「理事会で判断」
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202306160030?sns=2
2023年6月16日(金)(愛媛新聞)

 松山大(松山市文京町)にデジタル人材育成のための新学部「情報学部」を2025年度に開設する案を、同……

4268とはずがたり:2023/07/04(火) 12:27:59
大阪府の「高校授業料無償化」私学通う保護者ら「今のままでは納得できない!」府に意見書「必要な経費を十分に確保して」
https://news.yahoo.co.jp/articles/02be945322127b169472b13427b8a9b8c33532c3?source=sns&dv=pc&mid=art08t1&date=20230623&ctg=loc&bt=tw_up
6/23(金) 10:02配信
MBSニュース

MBSニュース

大阪府の高校授業料完全無償化について、私学に通う生徒の保護者らから府に意見書が提出されました。

現在、大阪府が進めている所得制限のない高校授業料の完全無償化について、6月23日に大阪府の私学に通う生徒の保護者などでつくる「大阪私立中学校高等学校保護者会連合会」が学校に必要な経費を十分に確保できる制度になるよう求めることなどが記された意見書が府に提出されました。

▼意見書に記載された内容▼
1.特色ある教育を受けるためには、必要な経費をお支払いする必要があることを十分
理解しております。これからも、特色ある教育が損なわれることなく自由に選ぶこ
とが出来るよう、学校が必要な経費を十分に確保できる制度にしてください。

2.標準授業料は、各校の授業料平均と聞いていますが、平均額にする根拠が理解でき
ません。なぜ、60 万円なのでしょうか。公立の教育経費は生徒一人当たり兵庫県が
117 万円、大阪は 108 万円とお聞きしています。例えば、授業で必要な情報端末は、公立では1人1台が公費により整備され保護者負担はありません。私たち私学の保護者の多くは自ら購入したりリースしたりしています。このように必要な費用であっても授業料に含まれていないものもあり、単純に授業料の平均とすることは納得できません。

3.経常費助成というのは私たちの子ども達が通う学校を助成するものですが、なぜ、全国 46 位なのでしょうか。授業料支援補助金制度によって、保護者への補助は増えている一方、前述の通り学校への補助は全国最低レベルです。大阪府は授業料支援と経常費助成を足して全国 2 位とおっしゃいますが、これは全く違うものですので、合算することは理解できません。他府県の子供たちの教育環境と同じになるように、わたしたちの子供たちが通う学校にも、せめて同等の補助をお願いします。
私立高校の団体からは反対意見“他府県の生徒に不利”“子ども達への負担ないように”

 今年4月の大阪府知事選挙で吉村知事が公約に掲げた『所得制限の無い高校授業料の完全無償化』。府は来年度からまずは高校3年生の授業料を無償として、2026年度には全学年を対象にする素案をまとめています。

 しかし、大阪府の素案では、60万円未満の授業料については全て国と大阪府が負担しますが、60万円を超える授業料については私立高校が負担することになるのです。

 さらに大阪府在住で大阪府外の高校に通う生徒も無償化の対象としたい考えですが、近畿2府4県の私立高校などでつくる団体から反対意見が上がりました。団体は、大阪府の素案には賛成できないとして、府との協議を求める意見などが出されました。

 こうした意見を踏まえて、大阪府は8月中に制度案の詳細をまとめる方針を示しています。

4269OS5:2023/07/31(月) 17:57:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/26b4fe11549e5db261fc51517ff1ba8aa12422bb
みんなが休んだら回らない…深刻な教員不足、代替見つからず現場疲弊
7/31(月) 9:07配信
 「今日は掃除の時間はなしにしました。掃除中はふざけてケガをしたりするので危ないんだけど、監督できる先生がいないから……」。埼玉県内のある市立中学校の校長は、取材に訪れた記者に人員不足の苦渋を打ち明けた。

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 同校で一人だけの美術教員が4月、病気休暇に入った。すぐに復帰は難しい病状で、市教育委員会に代替教員の確保を頼んだが、見つからない。授業ができないまま5月になり、年間の授業時間数に達しなくなる懸念が出て、近隣校の美術教員が兼務で2、3年生の授業を担当してくれることになった。6月下旬に補充が決まった非常勤講師が1年生の受け持ちとなった。

 ただ、兼務の教員も非常勤講師も、担当するのは授業だけだ。学校行事や生徒指導などの校務は校内の教員で分担し、教員1人当たりの負担は増えた。

 同中では理科の教員1人も産休中で、同じ教科の教員が授業を分担している。取材した日は、さらに教員2人が体調不良で休んでいた。校長は「休みはもちろん取るべきだが、誰かに負担がかかると思うと休みにくい。本当にみんなが休んだら回らない。どうしろというのか」と憤る。

 ◇教員不足の小学校比率ワースト2位

 県教育委員会によると、4月の始業日現在、県内の公立の小学校で39人、中学校で20人の教員が不足(少人数授業などで加配予定の教員の不足は含まない)。県教職員組合の調査では、回答した40市町村のうち25市町村で5月1日現在、小学校の77人、中学校の52人が不足していた。文部科学省の21年度の全国調査(政令市を除く)によると、教員不足が生じた県内の小学校の比率は始業日現在18・3%(128校)で、47都道府県中ワースト2位だった。

 病休などで教員が不足する場合、本来、教員免許を持ち、1人分の業務をすべて担える臨時教員をあてる。ほかに、非常勤講師▽近隣校の教員による兼務▽校内の他教科の教員が免許外教科担任の申請をする--などが可能だ。ただ、免許外で美術や体育のような実技教科を教えるのはハードルが高い上、校内の教員数は減ったままになる。県教委などは、臨時教員志望者の登録制度の活用や、退職者の確保などで代替教員の補充を図る。だが、実際には1人の授業の持ち時間を増やすなどして校内で不足分を埋めるケースが多い。

 教員志望者を増やそうと、県教委は2022年度、大学生が教員を体験する「教師塾」を開始。免許を持っていて教職に就いていない「ペーパーティーチャー」を募るイベントも開いたが、即効性は望めない。また、採用試験の倍率は下がっているものの、23年度は小学校で1・9倍、中高は4倍前後。不足が深刻なのは年度途中の代替教員だ。

 県内の教員からは「現場の負担が増すばかりだ」「ペーパーの人がすぐ教壇に立てるのか」との不満や懸念の声が上がる。同僚教員の病休で対応に追われ体調を崩したという県西地域の小学校教員は「人が足りないと疲労が蓄積する」と訴える一方で、「アルバイト感覚の人も来る。教員の質が低下するのではないかと心配だ」。

 大学生向けの「教師塾」で県教委と連携する東京学芸大の佐々木幸寿教授(教育行政)は「長期的に教員の需給を推計して確保策を打っておくべきだった」と指摘する。即応策として▽校内や近隣の学校同士で、体育や音楽の合同授業をするなど、授業規模や担当の仕方を変える▽地域の専門家を把握しておき、教員免許を持たない人を登用できる臨時免許や特別非常勤講師、特別免許の制度を使う――などを挙げた。

 教員数は学級数などに応じて法律で定められている。1学級に教員1人を基本とする限り、学校が人員の余裕を持ちにくい状況は変わらない。佐々木教授は「人手が足りないことを前提に、柔軟な制度活用を考える時期ではないか。兼務発令も教員が足りないからではなく、計画的に合同授業にすれば子供にとって効果的な授業ができる」と述べた。【岡礼子】

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千葉科学大の公立化、実現ないなら「撤退考える」 運営の加計学園
4/16(火) 6:30配信
毎日新聞
千葉県銚子市

 学校法人加計学園(岡山市)が運営している千葉科学大が千葉県銚子市に公立化を求めている問題で、有識者らによる検討委員会の初会合が14日、同市であった。同学園側は、公立化が実現しない場合「撤退を考えなければならない」との見解を示し、2025年度以降、募集停止に踏み切る可能性を示した。

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 検討委で同学園は公立化の要望に至った背景を説明。少子化などの影響で08年度ごろから定員割れが続くようになり、21年度以降はコロナ禍でさらに入学者が減ったとした。23年度の入学者は3学部計228人で定員充足率は47%。大学の収支も7年連続で赤字が続いていると主張した。

 一方、検討委のメンバーからは、市税投入のリスクが残る▽公立化が志願者増につながるかがはっきりしない▽公立化の前に学部再編などスリム化が必要――など、公立化を疑問視する意見が目立った。

 検討委は学識経験者や教育関係者、地元団体代表など10人で構成。委員長には矢尾板俊平・淑徳大地域創生学部長が選ばれた。今後、月1回のペースで会合を続け、8月に意見をまとめる方針。【近藤卓資】


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