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文部スレ

2258名無しさん:2014/02/11(火) 15:24:34
◆他地域との活発な交流
小竹貝塚では、出土品の量の多さと多彩さも目を引きます。
土を袋に入れて持ち帰り、洗いながら細かな遺物まで調べた結果、
▽土器13トン、▽石器1万点、▽動物の骨などを使った道具や装身具2300点、
▽丸木舟などの木製品100点、などが確認されたということです。

出土品から見えてきたのは、他地域との活発な交流です。
土器は、関東や近畿の様式のものに加えて、東北の土器の特徴を持つものもありました。
さらに、九州など温暖な地域でしか採れない「オオツタノハ」という貝で作った
アクセサリーも、日本海側の縄文遺跡で初めて見つかりました。
鮮やかな緑色をした「ひすい」は新潟産で、国内でも最古級の加工品だということです。

町田さんは「1つの遺跡に人骨も土器も木製品も残っている。そして貝塚、墓域、住居と、
3つを合わせた議論ができる。分からないことの多い縄文前期を理解するうえで、
1つの大きな材料になる」と、調査成果の意義を話していました。

小竹貝塚の発掘調査報告書は、来月中に刊行される予定です。
また国立科学博物館は、さらに1年かけて骨の形態などの分析を進め、
ルーツの解明に当たることにしています。
今回得られたデータを踏まえ、日本人のルーツや縄文時代を巡る研究がさらに進展する、
そんな期待が高まります。


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