したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

文部スレ

1とはずがたり:2005/05/22(日) 12:54:46
教育一般。

文部科学省
http://www.mext.go.jp/

1304とはずがたり:2009/03/23(月) 15:25:26
金沢大学は人間社会学域・理工学域・医薬保健学域の3学域16学類に改組されてた。
筑波大学や福島大学で云うところの学群が此処では学域と云う訳か。

10年程前に山中に移転して未だ新しく,北陸の雄の名にふさわしい立派な大学であった。

1305とはずがたり:2009/03/24(火) 16:06:28
秋大医学部、東北大へ多くの合格者 本県の受験生、東大に13人
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090324d

 2009年度の大学入試結果について、県教育庁高校教育課は、23日正午現在の結果をまとめた。本県の受験生は、秋田大医学部医学科へ37人、東北大へ130人が合格。秋田大医学部医学科へは1984年以降、東北大には72年以降最多の合格者数となった。東大理科Ⅲ類には現役、過卒者それぞれ1人が秋田高から合格した。

 同課が把握している限りでは、秋田大医学部医学科の合格者の内訳は現役24人、過卒者13人。全体で前年度より16人増えた。東北大には現役105人、過卒者25人の計130人が合格し、前年度の87人を大きく上回った。

 東大合格者は13人(前年度12人)で、京大合格者が7人(同5人)。

 同課は「合格者の中には2年生から(県教育庁の)理数系科目を強化する事業に参加した生徒が多い。学校、教員、生徒の意識が変わったことも好結果に結び付いたのではないか」とみている。
(2009/03/24 09:42 更新)

1306とはずがたり:2009/03/24(火) 16:45:01
東北大合格「足りぬ入学金」 貸付制度の条件緩和を検討
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090324t13032.htm

 東北大歯学部に合格した名取市の男性(24)が入学金を用意できずにいる事態を受け、低所得世帯に修学資金などを貸与する「生活福祉資金貸付制度」について、宮城県社会福祉協議会が運用の見直しを検討している。県社協側は「貸し付け実績が他県に比べて少ないのは事実。就学の機会を奪うわけにはいかない」と理由を説明している。

 男性の父親(52)が修学資金の貸し付け申請に訪れた名取市社協には23日までに、10件近い抗議の電話があったという。県社協にも数件、同様の電話が寄せられた。

 市社協によると、電話の多くは「門前払い」に批判的な内容。市社協は「申請の受け取りを拒否したつもりはない。県社協の指導通り、丁寧に説明した」としている。

 申請の審査、貸し付けに当たる県社協は、修学資金の貸し付け条件として「保証人が必要」と市町村社協に指導していた。県社協によると、国は「保証人は付けなくてもよい」との見解で、条件緩和の検討を進める。

 県社協は「結果的ではあるが、(焦げ付きを恐れ)債権管理を優先してしまった。今後、学校にPRすることなども含め検討していく」と話している。

 男性は今月中に、東北大に入学金の延納を申請する。9月までに支払いをすれば、入学資格はなくならないという。今週中にも再度、名取市社協を通じて修学資金の借り入れを申請する。

 生活福祉資金貸付制度に基づく修学資金の貸し出し実績は2007年度、宮城県社協が29件、約1350万円と、東北の他県に比べて著しく少ない。
 入学金の確保に苦慮する男性の状況を取り上げた河北新報社には、「入学できるように支援したい」という電話などが100件以上寄せられた。
2009年03月24日火曜日

1307とはずがたり:2009/03/25(水) 12:24:24

残念な気がするが。。

市岐商存続派、過半数へ 公明が党議拘束外す
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009032502000140.html
2009年3月25日 朝刊

 岐阜市が市立岐阜商高を廃止して立命館(京都市)の中高一貫校を誘致する計画で、市議会の第2会派、公明党(6人)は、27日に本会議で議決が予定される一般会計予算修正案の賛否について党議拘束をかけない方針を固めた。修正案には誘致費の削除が盛り込まれている。多数派工作が続き流動的な面があるものの、公明が1人でも修正案に賛成すれば、自民党の一部や共産党など超党派でつくる存続派が過半数に達する公算が大きく、誘致計画の実現は難しい情勢になった。

 市議会(定数44)は議長と公明を除くと、現段階では、市岐商の存続を求める市議が21人、誘致を進める市議は16人とされる。公明は2人が存続に賛成する方向とみられ、存続派は23人で過半数を確保するとの見方が強い。

 公明は昨年12月議会で、6人全員が市岐商の存続を求める請願に賛成したが、細江茂光市長が3選された今年1月の出直し市長選などを経て、4人が誘致に方針転換した。

 常任委員会での採決などが予定されている25日が迫っても派内がまとまらず、異例の対応となった。

 立命館は3月末までに市議会が計画に賛成しなければ、交渉を打ち切る。

1308とはずがたり:2009/03/28(土) 16:56:52
国公立大入学金 免除延納申請641人 東北
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090328t73018.htm

 今春の東北の国公立大合格者のうち、600人以上が入学金の免除や延納を申請していることが27日、河北新報社の調査で分かった。進学や修学の資金確保に悩んでいる新入生や学生を支援する動きも、各大学で広がっている。

 16校の国公立大対象にアンケートを実施、東北大、青森公立大など13校から回答を得た。

 入学金免除、延納の申請者(26日現在、大学院含む)は計641人に上った。東北大が374人と最も多く、弘前大84人、福島大80人など。本年度、授業料を滞納している学生は250人だった。

 支援策では、東北大が1月に「学生に対する緊急支援策検討タスク・フォース(特別作業班)」を設置。全学生を対象に授業料の減免や分割などを検討している。円高に苦しむ私費留学生には今月、一律5万円を支給した。

 岩手県立大は昨年12月、授業料の納入が困難な学生や進学希望者に対応する「緊急相談窓口」を設けた。新年度、授業料減免のための予算は本年度を約2500万円上回る約8500万円を確保する。

 秋田大は、これまで半額だった授業料の減免を3分の1に縮小し、恩恵を受けることができる学生を増やす考えだ。

 入学金の免除、延納申請は本年度、13校で729人。新年度の人数に後期日程入試の合格者は含まれず、今後さらに増える可能性がある。

 東北大は「現段階でも学部新入生の申請は本年度に比べて多い。不況や雇用情勢の悪化が影響しているのではないか」とみている。
2009年03月28日土曜日

1309とはずがたり:2009/03/30(月) 13:08:24
こんな制度があったとは。。
中2の時,1年弱枚方に居た女房から教えて貰ったがちゃんとwikiにも載ってる。

地元集中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

地元集中(じもとしゅうちゅう)とは、日本の一部の公立中学校において、中学生が公立高校を受験する際に、地元にある特定の高校1校のみを選択するように進路指導する教育運動をいう。地元集中受験運動、あるいは実施されていた地域の名称をとって高槻方式などとも呼ばれる[1]。また地元集中から地元育成と呼称が変更される例もみられる[2]。

地元集中は、大阪府の高槻市、枚方市、守口市、門真市、寝屋川市、交野市、茨木市、松原市、大阪狭山市、和歌山県などの一部の地域で1970年代前半から1990年代中頃にかけて実施されていた。日本教職員組合のみならず教育委員会も推進していた。地元集中ではないが、それを意識した進路指導は組合員の多かった神奈川県や埼玉県などを中心に複数の地域で行われており、特に第二次ベビーブーム世代が中学校3年生となった1980年代中頃までは顕著であったが、その画一性及び生徒個人の個性を無視した進路指導が保護者を中心として批判され、かかる運動が激しい自治体からの転居、私立中学への進学等、公立中学忌避という動きが顕著となり、1990年代には終息に向かったと見られる。目次 [非表示]

地元集中と学区

地元集中は、「地域の子どもを地域で育て、高校間の学力格差を解消する」ことを目的とした一種の運動であり、正式な制度ではない。大阪府や和歌山県の公立高校の普通科では、中規模な学区制を採用しているため、制度上は誰でも学区内の学力に応じた高校に進学することができる。しかし、地元集中が展開されていた地域では、地元公立高校を目指す進路指導が徹底して行われていたため、学区内にある他の高校への進学、および学区内の他の地域から地元集中高校への進学は困難になっていた。

その背景のひとつとして、高校間格差が激しくなった1960年代末からの日教組や一部教職員の指導、すなわち「15の春を泣かすな」とのスローガンの下、学校間格差是正を目的として、高校全入運動と表裏一体の運動として進められた。当時は、受験戦争と呼ばれる競争が激しく日教組に限らずメディアや国民にもこの考え方は、ある程度は理解されていた。それだけではなく、全国の教委内部においても支配的な考え方であった。その結果、東京都における学校群制度や、京都府における小学区制、他には綜合選抜制など、趣旨としては同様な制度が全国で正式な制度として導入されてきた。このような制度を導入した都道府県においては非正規な手段を用いずとも個性を無視した悪平等が達成できるため、地元集中なる非正規手段は用いられなかった。

一方で、大阪府は中学区制を維持した。かかる中学区制は一学区の中に高校が10〜20校含まれ、その中で制度としては自由に受験することができた。つまり大阪府の中学区制は学区の中での伝統校をトップ校とする、学校間ヒエラルキーを維持することができたのであり、学校選択によるエリート選抜システムが機能することとなった。かかる制度に不満を抱いた一部教職員は、東京都のような学校群制度、京都府のような小学区制等を実質的に実現するために非公式なかたちで、生徒の意向を無視して、地元の公立高校を受験させるような取り組みをはじめた。つまり「地元集中」は競争排除をめざした当時の教職員運動において、競争を維持しようとした大阪府教委の判断を実質的に骨抜きにするための運動であり、中学区制の中での実質的に小学区制をとるものであった。つまり「地元集中」と学校群制、小学区制、綜合選抜制は制度として公式か非公式かの違いにすぎず、学校現場から一切の競争を排除する、かかる運動は1960年代後半以降、1990年代まで多くの地域で吹き荒れたと考えられる。

進路指導は「共に地元の学校へ」という理念に基づいて行われた。全校生徒集会やホームルームなどで取り組まれたが、一方で学習塾に通う生徒も増加し、学校外で実施される模擬試験を受験する生徒も多くなった。また高槻市や枚方市では、強い取り組み、つまりは学校教師による事実上の強制(一部には恫喝、脅迫行為すらもあったとされる)がなされ、クラス全員を地元高校へ進学させることもあった。その後、枚方市は市長の交代もあって地元集中をやめていき、高槻市が最後まで実施していたと見られる。

1310とはずがたり:2009/03/30(月) 13:08:57

地元集中自体は、受験生が「地元の高校に行く」という行動を追求したものであるが、受験生の「行きたい高校に行く」という個人の自由が尊重されていないとの問題も指摘され、議論を呼んだ。中学3年次に学級委員、生徒会に選ばれたものは地元高校に行けない成績の場合を除き強制的に地元高校を受験させられ、地元高校に行ける成績にもかかわらずそれ以外の高校への進学意向を明らかにするとホームルームや学年集会の場で、糾弾にも近い形で槍玉にされることが日常茶飯事であった。 高槻市においては生徒会主催名目で体育館に3年生全員を集合させて開催された生徒集会で、事実上の地元高校以外への受験志願者の「つるし上げ」も行われた。しかし、生徒会では生徒集会の開催の決議もなく、実際には進路指導教員が主導で開催されていることが自明な学校意向での統制が行われた。そもそも「地元の(公立)高校へ行く」という理想理念の一方で、公立高校への入学志望者が定員を上回っており全員が地元の公立高校へ進学することが不可能であり、その矛盾を現場の教員が何らの解決策を持たないままに教育委員会の体制に迎合した強制指導が横行した時期であった。

また、学校によっては生徒やその両親との懇談時に内申書を開示しないなど不正な進路指導も行われ、これらの個人の尊厳を無視した指導により心的外傷になった生徒も多数いた。地元集中を推し進める学校の意向、生徒を(私学との関係強化の為に)地元校に行かせたくない進学塾の意向、親の意向、本人の意向が絡み合い対立が毎年起こっていた。

結果として、部分的に公立高校の学力格差が緩和したように見られる地域もある一方、生徒の個性を無視した画一的な進路指導の結果、かかる指導を憂慮して地元中学を忌避し我が子に私立中学進学を選択させる保護者が急増することになった。また、不本意な進学を強いられた若者が非行に走るケースも目立った。総括すれば各公立高校の地盤沈下にしかつながらず、難関私立高校や国立高校及び国私立中学の受験競争がかえって激しくなり受験産業が繁栄しただけという結果に終わった。

地元集中における地元高校の選定

地元集中運動を展開していた公立中学校で、進学先として勧める公立高校は、原則として特定の地元公立高校一校のみである。

通常は、公立中学校最寄りの公立高校の全日制普通科を勧めていた。ただし、中学校によっては、生徒の居住地区により進学先として勧める高校を2校ないし3校に振り分ける場合もあった。これは、公立高校の入学定員を勘案し不合格者を少なく抑えるために、市内の中学校間で生徒の進学先を調整するためである。1970年代には、公立高校が増設期にあったため、高校増設や定員増に応じて、進学先として勧める地元高校がその都度変更になった。このため、地元校が一貫していないのではないかとする疑問も保護者などから出された。

なお、地元集中運動が激しかった地域のひとつと言われる松原市には、府立高校として松原高校、大塚高校のほかに、生野高校もある。しかし、地元集中運動を推進する教職員には、「生野高校はかつて大阪市内にあった学校が移転してきたもので、地元校ではない」「学区(当時第七学区)最難関校で、学力格差の頂点に立つ学校で、地元集中の理念に相容れない」として批判的に捉える者もいたためか、生野高校を地元高校として位置づけなかったと言われる。このため、松原市内に立地するにもかかわらず、地元集中運動が活発だった頃、松原市内の市立中学校から生野高校への進学は難しくなる事態となった。

1311とはずがたり:2009/03/30(月) 13:09:22

地元集中に対する公立高校側の反応

地元集中の進路指導により進学先とされた地元公立高校側では、あくまでも公立中学校の教職員が独自に展開している運動であり、高校側は関与および賛同はしないとする立場が主流であった。

ただし、地元公立高校のなかには、高槻市内の高校などを中心として、地元集中運動に賛同・連携するところもあった。松原市にある松原高校はその一例で、例えば、1978年から、入学試験では合格が困難な、知的障害を持つ地元公立中学校卒業生を、「準高生」(交流生)として、ホームルーム活動などで受け入れる実践に取り組んできた。これは、「地域の子どもを地域で育て、高校間の学力格差を解消する」という地元集中運動の理念を高校側が応じた最たるものとして挙げられる。なお、「準高生」は、教育委員会で決定された正式な制度ではなく、高校側の独自活動であり、正式な学歴としても扱われないが、長年の実践の中で、授業の受講(体育などの一部を除く)にまで受け入れを拡大した。そして、大阪府教育委員会の正式な制度、学歴取得として、2001年から、松原高校を含む複数の高校で「知的障害のある生徒の高等学校受け入れに係る調査研究」、さらには、2006年から「知的障害生徒自立支援コース」として知的障害者を受け入れるようになり、「準高生」活動は発展解消した。

また、公立高校の教員には個人的に運動に賛同する者もいた。

地元集中への批判
教員の服務規程違反の疑い

地元集中は、教育委員会の審議を経て正式に制度化されたものではない。あくまでも個々の教員による進路指導にすぎない。にもかかわらず現実は強制に限りなく近い運用がなされていたとされる。教員は内心の自由や表現の自由は保障されるものの、職場である学校において生徒にそれを押し付けたり、生徒の意思を無視して進学先を押し付けることは教師として認められない。あくまでどの高校を受験するか、また入学するかは生徒自身で選ぶべきであり、教師が助言をすることは認められるものの、助言の限界を超えて強制することは絶対に認められないと批判された。

学校が有する生徒本人の情報の非開示

地元集中とは直接の関係はないが、学校における「競争排除」という同じ目的のために学校内で実施された模擬試験や定期試験などの点数・偏差値・順位などを生徒・保護者に知らせず、生徒が自分の学力を数値的に把握できない状態が発生した。この結果学習塾等に通っていない大多数の生徒とその保護者が客観的なデータを元に進路を検討することが出来なくなり、教師の指示に従い地元の高校を受験せざるを得ない立場に追い込まれた生徒もいた。

内申書に関する問題

高校入試においてはしばしば内申書の内容が入試での評価に使われるが、中学校教員が生徒の内申書を書くに際し、地元集中に批判的な生徒の評価を低くすることは当該教員の裁量範囲内でありえる。もちろん、教員の意向に従わないことのみをもって内申書を低く書くことは公立学校教員としては違法であり、実際には露骨な形では行われるとは考え難いが、内申書という入試上重視される書面の記載を教員が握っている以上、生徒や保護者が教員に対して弱い立場におかれ萎縮する効果がある。かつては内申書の本人に対する不開示も運用としてなされていたが、本人情報開示請求訴訟で請求認容判決があって以来、内申書は本人からの請求があれば開示されるようになってきている(もちろん第三者の内申書は個人情報保護により当然不開示である)。

学校間格差是正、地元高校育成を働き掛ける対象について

もし、公立高校の学校間格差を是正するのであれば、入試制度そのものを改編しなければならず、それは府県の教育行政・教育委員会の役割である。また、地元高校育成は、高校自らが取り組む課題である。地元集中運動を推進する公立中学校教職員は、本来であれば、府県の教育行政・教育委員会に学校間格差是正を、地元高校に、育成のための取り組みを働き掛けるべきであり、それが実現できないからといって、立場の弱い生徒と保護者に学校間格差是正と地元高校育成の責任を負担させたとする批判である。

1312とはずがたり:2009/03/30(月) 13:10:03
>>1309-1313

地元集中でも学校間格差がなくならないとの指摘

高校間の学力格差を解消するはずの地元集中運動であるが、全市域で地元集中運動を展開していた高槻市や枚方市においても、複数ある地元公立高校間で学力格差が存在していた。これは、進学元となる公立中学校の学力格差、つきつめると市内各地域の経済力格差に行き着く。地元集中により、地域の経済力格差をかえって際立たせてしまうとする批判もある。

地元集中の終焉

地元集中は、1990年代中頃以降低調になり、2000年代前半頃にはほぼ終息したとされている。その理由は以下のような点にある。
上に記されている、地元集中への批判が高まって来たこと。また、生徒や保護者の求めがあれば内申書を開示させられる可能性があることから、地元集中の進路指導が難しくなってきたこと。

教育制度の変化

地元集中運動がとくに激しかった地域の一つとされる松原市では、地元公立高校2校の一つである松原高校が1996年に普通科から総合学科へと改編された。大阪府の総合学科は学区制が無く、入試も普通科よりも前の日程で行うため、同高校には広範囲から受験生が応募するようになった。また、もうひとつの地元公立高校である大塚高校も1992年の体育科併設により普通科の定員が削減された。これらの結果、松原市内の市立中学校から地元公立高校への進学が減少することとなった(生野高校が松原市の地元公立高校扱いではない理由は、上記の地元集中における地元高校の選定項目参照)。

高校の統廃合

同じく地元集中運動が激しかった高槻市や門真市、守口市、枚方市で、2000年代前半以降に府立高校の統廃合が行われたため、地元集中運動を行おうにもその受け皿となる地元公立高校が減少し、運動推進を困難にした。

もっとも、現在でも地元集中の理念を持ち続ける一部教職員が、ホームルームや個人面談などで、生徒や保護者に地元高校の進学を薦めることもあるとされる。但しその場合でも、以前のような強要的な性格は薄らいでいるとされる。

参考文献
阿部靖子著『進路の壁をのりこえて―みんなで地元の高校へ』現代書館、1986年1月、ISBN 4768433278

高槻市立第八中学校において、1983年に3年5組の担任として隣接の大阪府立高槻北高等学校への地元集中受験運動を推進した立場からの一年間が綴られている。

脚注
^ 『1期生の思い出』 大阪府立高槻南高等学校
^ 門真市教育部次長答弁 門真市文教常任委員会議事録 1999年6月16日

1313とはずがたり:2009/03/31(火) 16:25:28
セクハラで戒告処分 熊本大の准教授
2009年03月31日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090331004.shtml

 熊本大は三十日、女子学生に「ドライブに行きませんか」などの個人的な内容のメールを頻繁に送るセクハラ行為をしたとして、同大の四十歳代の男性准教授を二十七日付で戒告の懲戒処分にしたと発表した。同大にセクハラ防止委員会が発足した二〇〇〇年十一月以降、セクハラ行為で懲戒処分を受けた教職員は五人目。

 同大によると、准教授は、卒業研究指導を希望していた二十歳代の女子学生に、〇七年末から〇八年三月にかけ「今週末、空いていたら付き合ってもらいたい」「今度家に来てください」などのメールを、携帯電話で約十回送ったという。

 〇八年三月、女子学生が大学側に相談。同大は当事者から事情を聴くなど調査し、セクハラに当たると判断した。准教授は「指導の中で、気が付いたら個人的な感情を出し過ぎていた」とセクハラ行為を認めているという。

1314小説吉田学校読者:2009/04/02(木) 07:08:07
「総合学習は必要だが、初等教育にある程度の詰め込みは必要」というゆとり教育に対して中庸の立場の私でありますが、新社会人は、食物連鎖もオームの法則も三平方の定理もあやふやなのでありまして、これは大問題であります。
産経は理数を言っておりますが、今、社会科教育界では「大幅な史実の見直し」「現代史の範囲の拡張」(自虐とか自賛とかじゃなく)とかが問題でして、「鎌倉幕府の成立」「鎖国」「冷戦の崩壊」「四大工業地帯」「9条とPKO法」とかどう教えるかをいろいろ議論しているんだけれども、肝心な教員がその基盤となる事実を知らないおそれがあるのが大問題なのだ。
観念的にも「そんなこと知らなくても、社会的に何とかなる」という風潮が蔓延るのだけは勘弁願いたいものだ。

新学習指導要領スタート ゆとり世代教員「理数」関門
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090401/edc0904011854005-n1.htm

脱「ゆとり教育」を打ち出した新しい学習指導要領が新学期から先行実施されるが、教える側の若手教員はゆとり教育で学んだ世代。理数では復活する学習内容が多いが、先生自身が小学校時代に習わなかった実験もある。どう分かりやすく教えるか、工夫のしどころだ。
「苦手」6割超す
 3月下旬、東京都新宿区の工学院大学で教員らを対象にした講演や理科実験講習が開かれた。講師は昆虫ロボットなどの研究で知られる同大の三浦宏文学長や「ガリレオ工房」理事長で東京大学特任教授の瀧川洋二氏ら。
 理科の実験や観察は新指導要領で重視され、大学や教育委員会などが主催する講習会が各地で目立っている。こうした講習会に参加するのは理科好きの先生たちが多いが、小学校では文系で理科が苦手という教員も少なくない。
 参加者の教員は「理科で復活する項目では、風で動くおもちゃやニクロム線に電気を通すと発熱する実験など、若い先生たちが小学生時代にやったことがない実験もある」という。
 大学入試で受験科目を減らす弊害から理科が苦手という教員も増えている。科学技術振興機構のアンケートでは教職経験10年未満の教員で理科指導が「苦手」「やや苦手」という割合が6割を超えた。中学教員でも物理が苦手などという理科教員が少なくない。
「3次元」「3けた」鍵
 数学教育に詳しい桜美林大の芳沢光雄教授は、板書で「答え」だけ書き、数式をきちんと書かない教員がいると指摘。マークシート方式の入試の弊害で、穴埋めの答えだけ当たればいいという風潮が広がったことを懸念する。
 また子供たちは、積み木や知恵の輪といった3次元の立体感覚を養う遊びをしなくなり、2次元のパソコン画面やテレビゲームなどに熱中しがちだ。展開図と立体の関係など空間図形の問題は教えるのも学ぶのも苦手になっている。
 芳沢教授は「先生も数学が面白いと思わなければ分かりやすい授業はできない。実際に距離を測るなど体験型の指導を交える工夫がいる」という。
 また「3けたの計算を重視してほしい」と指摘。小学生の学力テストで2けた同士の計算の正答率が8割台に対し、3けたの数が入ると5割台に落ちる例をあげ、「ドミノ倒しでも3つあって連続して倒れる動きが理解できる。3けた同士の計算をおろそかにしては論理的思考ができない」と話している。
身近な材料を活用
 瀧川氏はこの日の実験講習で、100円ショップで買える材料を工夫して実演。「先生自身も基礎をよく勉強してほしい」とし、「身近な材料を使った楽しい実験方法はこの20年ぐらいの間に開発が進み、日本は世界でもトップクラスのノウハウがある。実験は予想が立つものでもやっぱり不思議で、『どうして』『学びたい』という動機付けになる。ぜひ授業に生かしてほしい」と話す。
 また八王子市立長池小学校教務主幹の坪池淳教諭は「例えば夏と冬で水溶液の濃度を変えるなど実験には準備段階からコツがいる。団塊の世代の退職でこうした指導法が伝わりにくくなっており、若い世代の先生にどう伝えるか工夫が必要」と話す。

1315千葉9区:2009/04/05(日) 18:00:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000548-san-soci
返事がない!部員の顔けり前歯折る 千葉市立中のバレー部顧問
4月3日12時34分配信 産経新聞


 千葉市若葉区の市立みつわ台中学校で3月、男子バレー部顧問の男性教諭(35)が3年の男子部員(14)の顔をけり、前歯2本を折るけがを負わせていたことが3日、分かった。男子部員の保護者が2日、千葉東署に被害届を提出した。千葉市教育委員会は「必要な調査を行い、懲戒処分も検討する」としている。

 市教委によると、教諭は3月8日午前11時ごろ、同校体育館で、練習中の態度を指導しようと部員2人を呼び止めたが、うち1人の返事が聞こえなかったことに立腹。顔を殴ったうえ、両肩をつかんで床に倒し、立ち上がろうとした部員の顔を足でけって上の前歯2本を折ったとされる。

 教諭はすぐに部員を病院に運び、その日のうちに校長と一緒に部員と保護者に謝罪した。部員は翌日以降も部活動を続けているという。

 教諭は顧問を外れ、3月30日から自宅謹慎となった。学校は3月11日に部員の保護者に事実経過を説明し、今月2日には3年生の保護者を集めて改めて説明した。

 同校の伊原俊二校長は「教員という立場でありながら子供に危害を加え、大変申し訳ない。今後このようなことがないよう厳重に注意する」と陳謝。教諭は昨年も「部員の生徒をけってしまった」と申告し、当時の校長から厳重注意を受けたことがあったという。

 教諭は平成19年に講師として同校に赴任後、バレー部顧問になり、昨年4月に教員として正式採用された。

1316千葉9区:2009/04/05(日) 18:08:51
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090405/crm0904051301004-n1.htm
【衝撃事件の核心】いたずらでは済まない…「先生を流産させる会」の中学生が実行した「おぞましきアイデア」 (1/5ページ)
2009.4.5 13:00
問題発覚後、ネット上には男子生徒たちの行動を厳しく批判する書き込みが相次ぎ、“犯人”捜しも加熱した 「先生を困らせてやろう」。そんな些細(ささい)ないたずら心から、愛知県半田市立中学に通う1年生の男子生徒11人が、数カ月後に出産を控えた30代の担任女性教諭を標的に結成したグループは「先生を流産させる会」という名前だった。えげつないネーミングと、教諭の給食に異物を混ぜるといった陰湿な手口は一躍、全国ニュースとして報じられた。市教委は「あくまで稚拙ないたずら」との立場だが、ネット上では無関係な生徒の名前が“犯人”としてさらされるなど別の被害も出ており、「悪乗り」の代償は大きい。



《抹殺すべし》…ネットは“祭り”に

 

 《殺人未遂です 告訴すべき》

 《イタズラじゃ済まないレベルだよな》

 《流産させる会って……人間としてありえん 発想がゾっとする》

 「先生を流産させる会」の問題が報じられた3月28日以降、インターネット上の掲示板には、生徒らの行為を厳しく指弾する書き込みであふれかえった。

 それだけではない。

 《一味の名前を公表しろ》

 《実名はまだか こいつらの社会的生命も抹殺すべし》

 そんな書き込みも相次ぎ、ついには〈愛知県半田市立△△中学校 先生を流産させる会2009 容疑者一覧〉と題して、会とは関係のない生徒の名前がネット上でさらされる騒ぎにまでなった。

 半田市教育委員会はこうした掲示板の管理者に、書き込みを削除するよう依頼。また、“容疑者一覧”の参考にされたとみられる市内の中学校のHPもトップページ以外は閲覧できなくなっており、〈新年度に向けての更新中につき一時的に閉鎖しております〉というおことわりの一文が添えられていた。

 ネット上で、“祭り”状態となった今回の問題。その発端は2月25日にさかのぼる。
 ある2年生の女子生徒が、校内を駆けめぐっていたうわさについて、自分の学年を受け持つ教諭にこう耳打ちした。

 「○○先生の給食に、男子が実験で使った粉を入れたらしいよ」

 驚いた学校側が男子生徒数人を呼び出して事情を聴いたところ、1年生の男子生徒らが1月に結成した「先生を流産させる会」の存在と、数々の悪事が明らかになったというのだ。



ネジをゆるめ、ミートソースに異物


 市教委や関係者によると、これまでに確認できた会のいたずらはこうだ。

 1月下旬、生徒らが教室にあった担任用いすの背もたれ部分を固定していたネジを手でゆるめた。妊娠中の女性が転倒することがどんなに危険なことか、生徒たちは理解していなかった。

 しかし、背もたれは多少グラついていたものの、何日たってもはずれる様子はなかった。他の教科を受け持つ教諭もこのいすを使用していたというが、結局、幸いにも転倒事故には至らなかった。

 時期を同じくして、今度は所有物への嫌がらせも始まった。

 マイカー通勤をしていた教諭は、いつも敷地内の屋外スペースに車を止めていたが、偶然にも担任するクラスの真下に位置していた。生徒らはそこに目をつけた。

 両手のひらに固形のりを塗りつけ、こすって作り出した粘着質の物体にチョークの粉、歯磨き粉をまぜて作り出した“特製物質”。それを教室の窓から教諭の車めがけて振りかけた。

 生徒たちは「2回やった」と話しており、教諭も当時から異常に気づいていたようだが、まさか自分を標的にした会を結成しているとまでは思わなかったという。

 そして、2月4日。生徒たちの悪乗りはエスカレートし、ついに給食への“異物混入騒ぎ”が起きる。

 この日午前、生徒らは理科の授業でミョウバンと食塩を使い、結晶作りの実験を行っていた。

 「先生の給食に入れてみよう」

 ちょうど給食当番だった会のメンバーがこんな提案をした。他のメンバーも加わってミョウバンと食塩をつまみ出してティッシュペーパーに包み、こっそり持ち出した。

 給食のメニューは蒸したサツマイモにソフト麺(めん)、パック牛乳など。ソフト麺はビニール包装された麺を、おわんに入ったミートソースにつけて食べるというものだ。

1317千葉9区:2009/04/05(日) 18:09:41
 女性教諭はこの日、不登校の生徒に付き添い、別室で給食をとることになっていた。そのため、給食を運んでくるよう当番に指示していたが、生徒4人が周囲の目を忍びながら、ティッシュに包んだものをひとつまみ、ミートソースの上にかけた。

 見張り役まで用意した周到な行動だったが、同じクラスの女子生徒が混入する瞬間を目撃。ここからうわさが広がり、学校側も知るところとなった。

 ミョウバンは食品添加物や殺菌、消臭に使われるもの。発覚後に病院で検診を受けたところ、幸い教諭の体調に異常はなかったという。

きっかけは席替え? 市教委は「いたずら」の見解崩さず

 なぜ、生徒らは教諭への嫌がらせを始めたのか。市教委によると、きっかけは昨年12月と今年1月に行われた席替えだったという。

 教諭は席替えに際して、不登校の生徒の近くに比較的仲の良い生徒を配置するなどの「教育的配慮」を行ったところ、一部男子生徒が「先生が(席の並びを)操作しとる」と反発。また、このころ生徒の1人が部活動での態度をめぐって教諭から注意を受け、不満を募らせたらしい。

 「先生を困らせてやろう」

 そうして、かねてから教諭に反発していた数人の生徒が、他のクラスメートにも声をかけて「流産させる会」を結成した。

 ただ、会といっても11人のメンバー全員がまとまって行動していたわけではなく、一部の生徒は誘われるがままに入会を承諾。「会の名前すら知らない生徒もいた」(市教委)という。

 会に参加したのは、どんな生徒だったのか。

 市教委によれば、「ごく普通の生徒という感じ。授業中に席を離れたり、妨害するといったトラブルは報告されていない」。一方、被害にあった教諭についても、「ある程度のキャリアも積んでおり、保護者や生徒とのトラブルは聞いていない。他の生徒とは良好な関係を結んでいたようだが…」と困惑気味に話す。

 事実を把握した学校は生徒と保護者を呼び出して注意し、生徒らは教諭に謝罪した。

 それが一連の顛末(てんまつ)だが、今回の問題について市教委は「会のネーミングは非常に由々しきもので許されることではない」としながらも、「状況を見ると、殺意があるとか、本当に流産を狙ったものではなく、あくまで稚拙ないたずら」との見解を崩していない。

 関係者によると、ある生徒はミョウバンと食塩を自分の給食の蒸しイモにもかけ、実際にそれを食べていたという。そういった状況からも市教委は、「生徒らに殺意や計画性はなかった」と判断したようだ。

 だが、世論との“温度差”も垣間見えるだけに批判も出始めている。

 市教委に多数寄せられた電話やメールの中には、「流産という言葉を使ったのは許せない」「いたずらというレベルではない」「そんな指導でいいのか」といった厳しい意見も複数あったという。

被害の教諭は「これを教訓に」


 実際、これらの意見が指摘するように、過去には未成年のいたずら感覚の行為が重大な結果を招いたケースも少なくない。

 愛知県豊田市では昨年7月、少年2人が投げ込んだ花火が原因で民家が全焼し、住人の男性が一酸化炭素中毒で死亡。放火容疑で逮捕された2人は「いたずらのつもりだった。火や音で驚かせてやろうと思った」と供述したという。

 早稲田大学教育・総合学術院の河村茂雄教授(カウンセリング心理学)は、今回の騒動について「仮に遊び半分で流産という言葉を使ったのだとしても、子供たちはそれが社会的にどんな影響を与えるかが分かっていない」と指摘。「学級が崩れ始めると、初めは小さないたずらであってもそれが他の子供に波及し、エスカレートしていく可能性もある」と警告する。

 また、埼玉学園大学人間学部の古沢照幸教授(社会心理学)も「受験や通塾のストレスがこうしたいたずらの背景の一つとなっている」とした上で、「いたずらといわれるものは、処罰されることがないので必ずエスカレートしていく。校長など組織のトップが、いじめやいたずらが人に与える痛みを知らしめないといけない」と、学校側の対応の重要性を説く。

 被害を受けた女性教諭は一連の嫌がらせや会の存在を知った上で、11人に対して「これを教訓にして、いい形で成長してほしい」と話しており、警察に届ける予定はないという。現在は産休に入り、5〜6月ごろとみられる出産を控え、静かな日々を送っているようだ。

 しかし、ネット上の喧噪(けんそう)はしばらくやみそうになく、悪乗りの代償としてはあまりにも大きいツメ痕を残した。

1318とはずがたり:2009/04/06(月) 13:16:01
難関試験合格相次ぐ 黒川高電子機械科
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090406t15015.htm

 宮城県大和町の黒川高電子機械科の生徒が、国家資格の機械保全技能士二級や電気機器組立技能士三級など、社会人レベルの難しい試験に相次いで合格した。いずれも県内の高校生では初の資格取得。指導に力を入れてきた同高は「地元進出が相次ぐものづくり産業への人材輩出に弾みがつく」と喜んでいる。

 工場の機械メンテナンスを担う機械保全技能士には、今春卒業した細川準也さん(18)と、新三年生の柴田大樹さん(17)、浅野友視さん(17)、佐藤正隆さん(17)が合格した。二級の合格には「10年の現場経験が必要」とされるが、授業のほかに自習で実力を付けて難関を突破した。

 電気機器組立技能士は、工場の自動生産ラインのプログラムや配線など「シーケンス制御作業」の分野で、今春卒業した渡辺敬太さん(18)ら受験者4人全員が合格した。社会人受験者も多い中、これも県内の高校生初の合格となった。

 大卒レベルの難易度とされる甲種危険物取扱者では、新3年生の近藤国現さん(17)が合格。昨年、白石工高3年生が達成した県内の最年少合格記録を更新し、2年生で資格を手にした。

 黒川郡内には近年、企業進出が相次ぎ、同高はものづくり産業の即戦力となる資格取得の対策を強化している。受験勉強に欠かせない機器をそろえた上、第一線の技術者を講師として招くなどしてきた。

 電子機械科長の高橋清幸教諭(47)は「とにかく生徒がよく頑張った。景気後退で企業進出は足踏み状態が続いているが、一層指導に努めて求められる人材を育てていきたい」と話している。
2009年04月06日月曜日

1319とはずがたり:2009/04/10(金) 03:18:19
>>1297
やっと辞任か。

漢検理事長、辞任の意向 10日にも正式表明
04/10 01:17
http://www.shizushin.com/news/social/national/2009040901000616.htm

 公益法人に認められない多額の利益を得ていた財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)の大久保昇理事長が、辞任の意向を周囲に伝えていたことが9日、協会関係者の話で分かった。10日の理事・評議員会で正式に表明するとみられる。
 協会が外部監査を導入し、理事・評議員会の運営を透明化するなど文部科学省に出す改善報告書案の全容も分かった。
 関係者によると、3月末、理事長が協会関係者と会い相談。理事・評議員会で辞任を求められる可能性を指摘されると、大久保理事長は「厳しい状況になる。退任せざるを得ないかもしれない」と辞任の意向を示した。
 文部科学省から責任の所在を明らかにするよう求められたことに話が及ぶと「協会を育て上げてきたので大事にしたいという思いはある。今後も何らかの形でかかわっていきたい」と話した。
 報告書案によると、監査法人に委託して外部監査を導入し、透明化を図る。協会の運営を決める理事会は、出席率が低く形骸化が批判されたため、理事全員の出席を就任の条件にする。運営をチェックする評議員会は弁護士や公認会計士ら専門家も加えることにした。

1320とはずがたり:2009/04/13(月) 18:14:57
東大、論文引用で世界11位 過去最高、米社ランキング
04/13 15:46
http://www.shizushin.com/news/environment/science/2009041301000297.htm

 学術情報を扱う米国のトムソン・ロイターは13日、1998−2008年に論文が引用された回数が多い日本の研究機関のランキングを発表。トップは東京大で、世界の約4100機関の中では、昨年より1つ順位を上げて11位だった。同社が発表を始めた02年以降、最高の世界順位。
 国内2位は京都大(世界30位)、3位は大阪大(34位)、4位は東北大(64位)。
 同社によると、この数年、科学技術振興機構、理化学研究所、産業技術総合研究所(産総研)などの政府系研究機関と東北大、慶応大、岡山大の上昇が目立つという。
 分野別で世界5位以内に入ったのは、材料科学で東北大(3位)と産総研(4位)、物理学で東大(2位)、化学で京大(4位)と東大(5位)、生物学・生化学で東大(3位)。

1321とはずがたり:2009/04/14(火) 23:00:24
>>1297 >>1319

ゴタゴタ「漢検」受検者は半減…理事長辞任も不信感 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_official_approval__20090414_1/story/14fuji320090414204/

 日本漢字能力検定協会(京都市)が、公益法人には認められていない多額の利益を得ていた問題で、同協会の大久保昇理事長は理事長辞任を表明したが、騒ぎが収まる気配はない。文部科学省は、協会が説明責任を果たすため15日に記者会見を開くよう求めたが、会見の有無や内容によっては、さらに批判が高まりそうだ。そんななか、同協会が6、7月に実施する漢検の受検者数が例年の半分に減少するという衝撃の試算まで出てきた。


 同協会がまとめた内部資料によると、昨年度の受検者約286万人のうち86%は学校単位などの団体受検者だが、今年度も継続して受検することを決めたのは10%にとどまり、80%は態度を保留したという。毎日新聞が14日の朝刊で報じた。


 協会は当初、今年度の受検者を297万人と見込んでいた。しかし、団体受検者の激減などを受け、6、7月に行われる今年度の第1回検定では、受検者数は例年の50%と試算している。


 財団法人化した1992年度以降、受検者数は右肩上がりで、06年度には250万人を突破。その後、協会は「250万人の漢検」とうたってきた。だが今後、かりに受検者数が回復しても年間193万−223万人にとどまると協会はみている。


 こうした世間の逆風を受け、文科省の銭谷真美次官は13日の記者会見で、「協会には公益法人としての社会的責任がある。(改善措置の)報告期限である15日には記者会見を行うことを強く期待している。国民への説明責任を果たしておらず、誠に遺憾」と、会見も開かずに逃げ一辺倒の協会を厳しく批判した。


 また銭谷次官は、大久保氏が理事長を辞任しながらも理事にはとどまることを決めた10日の臨時理事会についても批判。理事会に出席したのは7人の理事のうち5人(1人は委任状出席)で、うち2人は大久保氏と長男の浩副理事長の親子だった。その場にいた4人のうち2人が親子という異常な理事会に、銭谷次官は「理事会のあり方として、これでよかったのか」と苦言を呈した。


 10日の臨時理事会・評議員会で協会は、今年度から級ごとに検定料を100−500円引き下げることを決め、すでに申し込んでいる受検者には差額相当分を返金するとホームページで呼びかけている。


 理事長の降格と検定料引き下げで幕引きを図りたい協会側の思惑が見え隠れするが、文科省幹部は「これで一件落着とは思っていない」と語る。15日に予定されている会見内容によっては、さらに怒りの声が高まる可能性も大だ。



[ 2009年4月14日17時00分 ]

1322とはずがたり:2009/04/16(木) 00:57:36

Kyoto Shimbun 2009年4月14日(火)
京産大付属中高、下京に移転へ
2012年 跡地に小学校検討
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009041400173&genre=F1&area=K00

 学校法人・京都産業大(京都市北区)は14日、下京区中堂寺命婦町の土地約2万3800平方メートルを購入し、京産大付属中高(上京区)を2012年4月移転し、大学のサテライトキャンパスとしても活用する計画を発表した。移転完了後の付属中高の跡地は、系列小学校の新設も含めて活用法を検討する。

 法人によると、京都成安中高を譲渡されて07年4月に開校した京産大付属中高は、現在の敷地が約1万2000平方メートルと狭く、校舎の老朽化による建て替えも課題となっていた。

 新用地は、JR丹波口駅や阪急大宮駅から徒歩圏内で交通の便がよいという。中高の校舎、グラウンドのほか、京産大のサテライトキャンパスとしての建物も設け、市民対象の公開講座の会場や研究活動の情報発信の拠点として活用する予定。

 同法人は「幼稚園から大学までの総合学園を目指している」(廣岡正久理事長)としており、2012年に中高の移転が完了した後、上京区の跡地には、大学の一部施設を移転するほか、小学校の新設も検討する。
 新用地は日本たばこ産業(JT)の社宅などの跡地で、現在はほぼ更地となっている。JTと3月30日付で売買契約を結んでおり、9月に土地の引き渡しを受ける予定。

1323とはずがたり:2009/04/18(土) 15:44:43

家計苦しい学生に奨学金 県立大が来春から制度
2009年04月18日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090418003.shtml

 (熊本)県立大は、家計が苦しい学生に入学金免除や授業料相当額の奨学金を給付する独自の制度を二〇一〇年度の入学者選抜から創設する。併せて学内の業務補助に当たる学生アルバイトの雇用も拡大し、経済的な支援を強化する。

 蓑茂壽太郎理事長と米澤和彦学長が十七日、定例会見で発表した年度計画「もっこすプラン2009」に盛り込んだ。

 計画では、来年度入試から経済的困窮世帯の学生を対象に特別選抜枠(二人程度)を新設。合格者は入学金(県内在住者二十万七千円、県外四十一万四千円)免除のほか、授業料(年額五十三万五千八百円)=金額はいずれも〇九年度=の相当額を四年間、奨学金として給付する。

 資格や給付方法などは、一〇年度の入試概要を公表する六月までに詰める。奨学金の原資は、卒業生や企業などから寄付を募って創設予定の「県立大未来基金(仮称)」の活用を検討している。

 学生アルバイトは雇用可能な業種の選定を進めており、秋以降に募集を始める。同大教務入試課は「経済的な理由で進学や進級をあきらめる学生が出ないよう、可能な支援を早急に実施したい」としている。(森紀子)

1324とはずがたり:2009/04/18(土) 16:07:58
育英会と云うか現学生支援機構は何してんだ?
「経済的に断念」と「カネ借りて迄進学したくない」の間の温度差はないのかね?

母子家庭の高3支援で募金/生活苦で40%が進学断念
http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20090418000139
2009/04/18 10:51

 父親を亡くした高校3年生の就職希望者の40%が経済的な事情で進学を断念していたことが、あしなが育英会(東京)のアンケートで分かった。不況の深刻化で今後も増える恐れがあるとして、遺児の大学生らでつくる「あしなが学生募金事務局」は18日、教育費支援の募金活動を全国約250カ所で始めた。

 調査は同会の奨学金を受ける高校3年の遺児を対象に昨年12月から実施。約580人が答えた。

 それによると、昨年12月時点で就職希望者は27%の162人だった。このうち21%が「経済的に進学できない」と回答。「家計を助けるため」とした人も19%に上り、合わせて40%が「生活苦」を理由に進学をあきらめていた。

 この日は東京・新宿の小田急百貨店前で募金開始のセレモニーがあり、遺児やボランティアの学生約20人のほか、女優の竹下景子さんと紺野美沙子さんも応援で参加。

 街頭募金は19、25、26日にも全国で実施し、あしなが育英会を通じ遺児に届けられる。クレジットカードでの募金もできる。ホームページはhttp://www.ashinaga.org/

1326千葉9区:2009/04/20(月) 21:43:27
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090420-OYT1T00407.htm
慶応義塾の安西塾長、次期塾長選挙の予備選挙で落選
 慶応義塾(東京都港区)の安西祐一郎塾長が、塾長選挙の予備選挙で最終選挙の候補者3人に選ばれず、落選していたことが20日、わかった。


 安西塾長は、政府の教育再生懇談会座長や中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)大学分科会会長などの要職にあり、今後、教育行政への影響も予想される。

 塾関係者などによると、予備選挙は19日に行われ、大学の10学部などから推薦された候補者16人に対し、学部長ら約450人が投票。安西塾長は2回の投票で4位に終わった。最終選挙は21日に上位3人で争われ、24日の臨時評議員会で新塾長が正式決定する。

(2009年4月20日11時18分 読売新聞)

http://www.asahi.com/national/update/0419/TKY200904190148.html
慶応・安西塾長が塾長予備選で落選
2009年4月20日3時0分

 慶応義塾の塾長で、政府の教育再生懇談会座長などを務める安西祐一郎氏(62)が、19日あった塾長選挙の「予備選挙」で落選したことが分かった。得票数が少なく、最終選挙の候補者となる3人に選ばれなかった。

 学内関係者によると、19日に開かれたのは候補者の推薦委員会。10学部などから推薦された候補者16人に、部門の代表者約450人が投票した。1回目の投票で5人を選び、2回目(1人3票まで)を行ったが、3位までの候補者がいずれも200票を超えたのに対し、安西氏は大きく下回り、4位にとどまった。

 安西氏は理工学部長などをへて01年、塾長に就任した。将来の大学間の競争激化を見据え、08年4月に共立薬科大と合併するなど、積極的な大学経営を進め、今回の選挙で3選を目指していた。

 また、教育再生懇座長のほか、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)大学分科会会長、環太平洋大学協会会長など、内外の要職を務めていることから、教育行政への影響もあるとみられる。

 新塾長は21日にある最終の選挙で候補者が1人に絞られ、24日の臨時評議員会で正式に決定される。

1327とはずがたり:2009/04/26(日) 21:04:39
学費払えぬ私立中高生のため街頭募金 熊本市
2009年04月25日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090425005.shtml

学費が払えない中高生を支援するため募金を呼び掛ける高校生=熊本市下通1丁目

 経済情勢の悪化を受けて、家計が苦しい私立中高生を支援する独自の奨学金制度を創設しようと、私学の教職員らでつくる熊本私学教育支援事業団(鳥飼香代子理事長)は二十五日、熊本市の下通アーケードで事業資金を集めるための募金を行った。

 教職員や生徒、保護者ら約三十人が参加。チラシを配るなどして協力を呼び掛けた。九州学院高三年の上野裕也さんは「経済苦で高校中退者が増えていると知り、同じ高校生として何とかしたいと思って参加した」と話していた。

 同事業団は今後も定期的に募金活動を続け、来年一月から、私立中高生への奨学金貸与を始める予定という。問い合わせは熊本私学教育会館TEL096(372)2608。(宮崎達也)

1328とはずがたり:2009/04/27(月) 23:48:18

教諭が一斉に退職願 佐賀市の川副西幼稚園
運営方針で園に反発―県を交え25日協議 週明け休園恐れも
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=1244255&newsMode=article

 佐賀市川副町の川副西幼稚園で、今月就任した園長の運営方針などをめぐり教諭側が反発し、4人全員が一斉に退職願を提出していたことが分かった。園側は緊急に、別施設から教諭の派遣を受けて対応してきたが、継続は困難と判断。4人に24日、経営からの撤退意向を伝える一方、復帰を要請した。実現しなければ、27日から休園となる恐れもある。

 川副西幼稚園は学校法人「香草学園」が運営。前園長が病気療養などを理由に、知人を介して、県中部で保育園を経営する現園長に後任を依頼し、4月1日に交代した。理事の一部も代わった。

 園幹部によると、経営実態が「前園長の説明より、実際は深刻だった」といい、「60人の見込み」としていた園児数も39人だったため、経営見直しに着手。園長給与をゼロにした上で、教諭側に給与の15%カットなど人件費抑制の試算を示したという。

 関係者によると、教諭側は、そうした対応や教育指導をめぐる改革案に反発。園長交代そのものが当日まで伝わっていなかったこともあり、意見がかみ合わず、20日に全員が退職願を提出。園側が預かる状態になっている。

 経営陣は21日から、幼稚園教諭免許を持つ3人を保育園から派遣してもらいながら、休園を回避。代わりの教諭の募集を続けてきた。しかし、「引き継ぎなどに協力が得られず、このままでは正常化は難しい」として、経営撤退に方針転換し、教諭側に週明けからの復帰を求めている。

 24日までに緊急保護者会は2日間開かれ、紛糾。1人が退園したという。

 今後の対応については25日に協議。県こども未来課職員も同席し、園幹部と教諭を仲介する予定という。結果は同日夜にも保護者に報告される見通し。

1329とはずがたり:2009/04/27(月) 23:48:58
>>1328-1329

川副西幼稚園問題 現理事長ら経営継続、休園回避
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1246414.article.html

 4月に交代したばかりの経営陣が撤退の意向をみせるなど川副西幼稚園(佐賀市川副町)の運営が混乱している問題で、園長兼務の理事長は26日夜、引き続き経営に当たる方針を保護者に説明した。保護者側も了承し、休園は回避された。

 理事長は、経営撤退を前提に元教諭4人に復職を求めたが、物別れに終わった前日までの経過を報告。後任の理事長探しも困難なため「このまま辞めれば多大な迷惑をかける」として、混乱を陳謝したうえで経営にとどまる考えを示した。保護者も了承した。

 当面は、関係する保育園から教諭派遣を受ける形で運営を継続。派遣者の正式異動の検討や新規採用で、正常化を目指す。
 ある保護者は「子どもたちのためにも、このまま落ち着いてほしい」と話した。
2009年04月27日更新

1330とはずがたり:2009/04/28(火) 00:40:51
廃止じゃなくて中京大への吸収とか出来ないのかね?
またこういう大事な決定は何年も前から準備がスジだ。

「突然過ぎ、ショック」 三重中京大・短大廃止で説明会
http://www.isenp.co.jp/news/20090426/news01.htm

【松阪】在校生の卒業と同時に廃止の方針を固めた、三重中京大学と同大学短期大学部(松阪市久保町)は二十五日、同校内で学生と保護者への説明会を非公開で開き、学校を運営する学校法人梅村学園(名古屋市)の梅村光久理事長補佐らが経緯などを説明した。四百人余が出席したが、会場を後にする学生や保護者らは、怒りの言葉を口にした。出席者らに話を聞いた。

 「謝罪の言葉ばかりで、学校の努力が感じられなかった」。長男が大学二年生の母親(48)=津市=はこう話す。母親によると、学校側は廃止の理由を「少子化」とし「謝るばかりで、今後についての詳細な説明はなかった」という。以前に経営の危機がささやかれた時期があり、学校側に確認したところ「大丈夫」と返答があったといい、「突然過ぎて、ショックです」と、怒りをあらわにした。

 今春大学に入学したばかりの一年生の男子(18)=松阪市=は「廃止を知っていたら、入学しなかった」。自宅から通えるという理由で同校を選んだといい、「説明会では、謝ってばかりだった。親は入学金を返してもらいたいぐらいだと言っている」と、話した。

 出席者らの話では、保護者からは「なぜこのタイミングなのか」という質問や、同学園が運営する中京大学(名古屋市)への編入を求める声もあったらしいが、大学側からは明確な回答は得られず、会場からは不満の声が上がっていたという。

 説明会は大学院、大学、短大の順でおよそ二時間ずつ開催。出身地が県外などで出席できなかった保護者もおり、今後は各地で説明会を開く。大学側はこれまで「保護者や生徒への説明を優先させたい」と、廃止についての公式発表はしておらず、二十六日午後に会見を開き、詳細を説明する見込みだ。

1331杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/04/28(火) 16:22:33
この調子で聖マリアンナ医大まで統合するのかね?

上智大が聖母大と合併協議へ 2011年めざし
http://www.asahi.com/national/update/0428/TKY200904280153.html
2009年4月28日14時23分

 上智大学(東京都千代田区 http://www.sophia.ac.jp/ )を運営する学校法人上智学院は28日、聖母大学(新宿区 http://www.seibo-c.ac.jp/college/ )を運営する学校法人聖母学園と11年4月の合併を目指し協議を始めると発表した。
 上智大は1913年に日本初のカトリック大として開校。現在8学部10研究科に約1万1千人が学ぶ。看護学部の単科大学の聖母大は2004年の開学で、隣接して聖母病院がある。ともに前身がローマ・カトリックの教会によって設立されており、「共通するところの多い教育理念に基づき、今後のさらなる教育と研究の充実を図る」と説明している。聖母学園が解散し、上智学院が継承する形で合併する。合併後の大学の名称は上智の予定。

1332名無しさん:2009/04/28(火) 21:48:20
上智大学はイエズス会による開設、聖母大学は女子修道会のフランシスコ修道会による開設ですね。

カトリック全体でも2番目に大きい世界規模修道会であるイエズス会は高等教育に力を入れる組織であり、表向きはシナジー効果という主張で一応通ります。

俗世的な話で行くと、学校法人聖母学園が経営的、資金的にちょっと、なのかな?

1333とはずがたり:2009/04/29(水) 08:24:21

2009年4月 7日
橋下知事が辛口祝辞 大阪府立大入学式
http://www.sankei-kansai.com/2009/04/07/20090407-008349.php

 大阪府の橋下徹知事は6日、大阪府立大の入学式に出席し、「ありとあらゆる予算や府民サービスを削っているなか、100億円超の税金が入っていることを認識し、日本一、世界一の大学になってほしい」と“橋下流”の祝辞を述べた。新入生に費用対効果を求める辛口の祝辞に大学関係者は困惑気味だった。

 橋下知事は、学生は税金を府民に還元することが必要とし、「しっかり勉強し、社会で活躍できる人材になってもらいたい」と大学、大学院に入学した2179人を激励した。

 また、「府民の代表として、税を投入するのにふさわしいかどうか、毎年、厳しくチェックする」と宣言。さらに、「大学は都市の格に影響する」と持論を展開し、自らには府立大を大阪の顔にする責務があるとして、「発展を目指さなければ、存続はありえない」と迫った。

 祝辞について「これまで、税金を意識したことはなかった」と驚く新入生もいた。また、橋下知事がかつて大阪市立大学との統合にも言及していることから、「今後、大学がどうなるか不安」と話す学生もいた。

(2009年4月 7日 08:16)

入学式で橋下イズム説法 大阪府大、戸惑いの声も
2009年4月6日 20:11
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/090406/20090406153.html

 府民の税金で勉強することを認識して−。大阪府の橋下徹知事が6日、年間約100億円の運営費交付金を出す大阪府立大の入学式でのあいさつで、約2000人の新入生らに対し「費用対効果」を徹底する橋下イズムを訴えた。祝いの場での異例の厳しい言葉に、大学関係者からは「学生に真意が届いたのかどうか…」と戸惑いの声も上がった。

 府立大の在り方について、存廃を含めた抜本的な改革に乗り出す方針を示している橋下知事。府職員の人件費や行政サービスのカットに取り組んでいることを強調した上で「府民は住民サービスを削られても、みなさんの学ぶ機会を保証するために税を納めている。だからこそ皆さんは府民に還元しなくてはいけない」と、勉強や研究を通じて具体的な“成果”を挙げるよう求めた。

 「大阪の技術力を支えているのは府立大」と、これまでの実績を認める一方「学問の領域でも常に変革、挑戦、発展を目指さないと組織自体の存続もあり得ない」と、大学の解体をちらつかせる場面もあった。

 府の担当者は「しっかり勉強してほしいという知事の叱咤激励」とみる。だが大学関係者は「入学式の場で言われた学生が、知事の真意を理解できるか心配だ」と困惑を隠さなかった。

1334とはずがたり:2009/04/29(水) 08:48:13
>>1332
お詳しそうですねー。
宗教各派と経営大学纏めてみたりしたいですけどなかなかとっかかりがなくて。。

1335荷主研究者:2009/05/04(月) 02:11:09

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20090401102.htm
石川のニュース 2009年4月1日03時26分 北國新聞
医学の石川、東大の富山 両県の進路傾向、鮮明に 09年度大学入試分析

 二〇〇九年度の大学入試の合格者が出そろった。石川県では常連の金大附属や泉丘以外からも国公立医学科進学者が誕生し、進路分散傾向が顕著となった。富山県は富山中部、富山の躍進で東大合格者数では石川に二倍の差をつけ、存在感を示した。国公立、有力私大の各校別一覧表をもとに、両県の大学入試を振り返る。

 石川県内では、東大合格者が前年比十一減の二十四人、京大が昨年と同数の三十六人にとどまったのに対し、国公立医学科合格者数が昨年の三十四人から六十人と約二倍に急増。成績上位層の進路に東大、京大のほか「医学部」という第三の選択肢がはっきりと示された年となった。

 理由としては、金大医学類が後期入試(定員十五人)を廃止し、代わりに推薦枠(同二十五人)を設けたことが挙げられる。定員が十人増え、受験生にとっては、狭き門がやや開いた格好となった。

 その結果、以前から医学部志向の強かった金大附属、泉丘はもちろん、昨年度は国公立医学科合格者がゼロだった星稜から四人、三人だった小松も八人と躍進した。二水、七尾、羽咋からも合格者が出た。

 星稜の荒野充進路課長は「これまではセンター試験で九割以上をとらないと入れなかった金大医学類に、今年は八割台の子でも合格できた」と明かす。小松の進路指導課も「医学部は推薦枠が増えたことで、昨年より入りやすい傾向があった」と分析している。景気に影響されにくい医師を志す生徒は一層増えており、来年度以降も医学部志向は続くとみられる。

 一方、富山県内では東大合格者が前後期合わせて六人増の四十八人となり、「東大志向」が鮮明に表れた。「御三家」とされる富山中部、高岡、富山の中で近年、水をあけられていた富山が〇七年二人、〇八年三人から大躍進し、〇二年以来の二けた合格となる十一人で高岡と並んだ。

 医学部医学科合格者は昨年より三人減の四十九人となったが、高岡、富山はいずれも三人増。昨年は実績のなかった富山東、大門からも各一人が難関を突破した。

1336荷主研究者:2009/05/04(月) 02:15:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090404t15035.htm
2009年04月04日土曜日 河北新報
科学五輪出場で入試免除 東北大11年度導入検討

 東北大は3日、2011年度の入学者から「国際科学オリンピック」出場者の入試免除を検討すると明らかにした。井上明久総長が記者会見し「世界的な才能のある学生を確保するため、柔軟な制度づくりに取り組みたい」と述べた。

 国際科学オリンピックは世界中の高校生が数学、化学、物理、地学、生物、情報の6分野で才能を競う。国内予選も100―500倍の超難関で、日本代表は毎年上位入賞を果たしている。

 東北大は、日本代表に選ばれた時点で入試免除の対象にするという。国立大では大阪大が既に、国際科学オリンピックの出場者を対象にした無試験入学制度を導入している。

 研究者についても優秀な人材を確保するため、一定の外部資金を獲得している教員は63歳の定年退職後も「リサーチ・プロフェッサー」として大学に在籍し、研究に専念できる制度を10年度に取り入れる。

 いずれも「井上プラン2007(東北大アクションプラン)」の09年度改訂版に盛り込んだ。

 アクションプランは大学の総合評価で10年後の世界30位以内入りを目標に、07年3月に作成。教育、研究、社会貢献、キャンパス環境、組織・経営の5分野で国際競争力を高める戦略を打ち出している。

1337とはずがたり:2009/05/04(月) 13:36:15
国際教養大は海外留学がウリだし行ったり来たりも多そうですな〜。

秋田大、帰国者に出席自粛要請 新型インフルエンザ対策
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090503c

 新型インフルエンザの感染防止対策として、県内の一部大学に、感染が確認されたり疑い例が報告された国から帰国した学生や教職員に対し、一定期間の出席・出勤の自粛を求める動きが出ている。

 秋田大は先月28日から海外への渡航者と帰国者の調査を開始。渡航先や期間、国内発着地、緊急連絡先などを届けてもらった上で、メキシコ、米国、カナダ、スペイン、豪州の5カ国へ渡航した学生らに、帰国後10日間、出席・出勤を控えてもらうことにした。感染の拡大状況を見ながら、対象国を増やすことも検討する。

 ノースアジア大では、学生や教職員の感染地域への渡航を当面の間、原則禁止する旨を、学内の掲示板などで周知した。やむを得ず渡航する場合は帰国後10日間、出席や出勤を自粛するよう促している。また、渡航先が感染地域かどうかにかかわらず、海外へ行く際には大学への届け出を求めている。

 国際教養大は出席・出勤の自粛要請はしていないが、海外留学中の学生に健康状態の報告を求めている。県立大は「状況の変化を見ながら対応考えていきたい」としている。
(2009/05/03 09:52 更新)

1338杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/05/05(火) 12:51:51
うはwww前原アホスwwwww

漢検関連企業が政党支部に献金…3議員は返還を発表
http://www.zakzak.co.jp/top/200905/t2009050227_all.html

 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)の大久保昇前理事長の親族企業などが、2007年までの13年間で、京都府選出の国会議員5人が代表を務める政党支部などに、計約1000万円の政治献金をしていたことが2日、分かった。
 政治資金収支報告書によると、献金を受け取っていたのは自民党の伊吹文明、谷垣禎一の両元財務相と、民主党の前原誠司副代表、福山哲郎、松井孝治の両参院議員の計5人。
 このうち、民主党の3議員は、受け取った献金を、近く返還すると文書で発表した。
 返金額は明らかにしていないが、共同通信の調べでは、大久保氏の長男、浩前副理事長が代表を務める情報処理会社「日本統計事務センター」などから計842万円の献金を受けていた。

1339とはずがたり:2009/05/06(水) 13:16:20
最高学府はバカだらけ この現実どうするのか
(連載「大学崩壊」第1回/大学ジャーナリスト・石渡嶺司さんに聞く)
2009/5/ 2
http://www.j-cast.com/2009/05/02040479.html

学生の質が低下している。財政基盤が危ない。数そのものが多すぎるのでは…。少子化が進むなか、大学を巡る環境はかつてないほど厳しい。大学はいったいどこに向かおうとしているのか、連続インタビューで考える。

第1回は、「最高学府はバカだらけ―全入時代の大学『崖っぷち』事情」(光文社新書) などの著書がある大学ジャーナリストの石渡嶺司さんに、大学生の質の低下と「再生」の動きについて聞いた。
「マンガ雑誌」と「ファッション誌」しか読まない

「大学生再生」の方策について語る石渡嶺司さん

――320以上の大学に出向いて取材したと聞きました。そもそも、どういうきっかけで大学に興味を持ったのですか。
石渡: 知人に、すごく大学に詳しい人がいて、いくつかの大学の学園祭に連れて行かれたんです。そのひとつが、(01年当時)設立されたばかりの西武文理大学(埼玉県狭山市)。ひところ、校則があったり「バーベキュー入試」をしていたりで、脚光を浴びた大学です。新設校ですし、大学教職員はやる気にあふれていることが見学者である私からも分かりました。教職員の頑張りに、学生の半分は応えていました。問題なのが残り半分で、とことんいじけている。ある2年生に話を聞いてみると「日大と駒澤に落ちて仕方なく…」。とにかく、ものすごく暗い。入試直後ならともかく、2年生後半にもなって引きずっているのはおかしい。「半分はやる気があって、半分がいじけている」という「落差」を目の当たりにしたときに、大学に対する興味を持ちました。

――学生の質の低下が問題化していますが、具体的には、どんなケースがあるのでしょうか。
石渡: 大学の側も、「出席しないと単位を出さない」ことにしているので、出席率自体は上がっています。ただ、IT化が進んだ大学では、各自のノートPCから無線LANに接続できる。本来は、「関連した情報をすぐに調べられるように」ということで設置された無線LANなのですが、実際は関係ないページを見たりして遊んでいる学生も多い。「心ここにあらず」といったところです。
書いてはいけない内容をブログやミクシィに書いて「炎上」するなど、ITリテラシーの欠如も、目に余る。これは、高校での「情報」などの教育が機能していないことが背景にあります。
あと、「何でもネットですませよう」という傾向も強い。図書館の使い方を知らない学生が増えています。先日、ある関西の中堅大学で就職についての講演をしたのですが、「雑誌は何を読んでいますか?」というアンケートをとってみたところ、半分が「読まない」。残り半分も、内訳はというと、「ジャンプ」「サンデー」「JJ」「non-no」「Number」「鉄道ファン」。彼らにしてみれば、雑誌というのは「マンガ雑誌」「ファッション誌」「趣味の雑誌」。「『週刊朝日』『AERA』って知ってる?」と聞いてみても、「え、それ、食べられるものなんですか?」といった感じなんです。知らないし、読まない。本についても同様です。学生が文字を読む量は変わらないのですが、ネット・ケータイで読む文字数が増えている分、新聞・雑誌・書籍で読む文字の量が減っている。
それに、少子化の影響で、社会人との接触が非常に減っています。年を追うごとに、この傾向が加速しています。幼くなっています。社会人との接点がないまま就職活動を迎えて、初めて面接で社会人に接してビックリしてしまう。普通の面接であっても、「圧迫面接」だと感じて、「壊れてしまう」人も多いです。

1340とはずがたり:2009/05/06(水) 13:16:32

「英・国・社のうち、どれか1教科だけでOK」という入試制度

――劣化が始まったのは、いつごろでしょうか。
石渡: ひとつの目安は、高校のカリキュラムのもとになる、文科省の学習指導要領の改訂だと思います。数年前に「ゆとり教育」の第1世代目が社会人になって問題化していますが、その1世代前の改訂でも、すでに内容はスカスカと言ってもいいようなものでした。
例えば、「スカスカ」になる前の学習指導要領では、社会であれば、地理・世界史・日本史の3教科が必修でした。今の高校生で、この3教科を履修している人は、必ずしも多くはないでしょう。
必修科目が減ったことで、基礎的な素養を身につける機会が失われた面があります。必修科目が減った分、増えたのは「家庭科」「情報」といったもの。それぞれの科目自体には意義はあるのでしょうが、どうしても「その場しのぎ」の感がぬぐえません。例えば、「情報」では、情報リテラシーを身につけさせることがミッションだとされていますが、必ずしも上手くいっている訳ではありません。むしろ、「情報機器の扱いには長けているが、リテラシーは身についていない」という状況なのです。「総合的学習の時間」にしても、学校側が枠を持て余しているというケースが多い。

――その他に、質を低下させている理由は?
石渡: 入試制度ですね。以前と比べると、明らかに易しくなっています。これが、学生の質を劣化させています。少子化が進行し、大学間競争も激化していることが背景にあります。多少、大学進学率が上がっているとはいえ、大学の数は1955年には228校だったものが1990年には507校、09年4月時点では775校。明らかに増えすぎ。その結果、大学としては「何としても受験生・学生を確保したい」となる。それで、推薦入試だけでなく、一般入試も易しくなっていく。具体的には、私立文系であれば、受験科目が「英語・国語・社会」だったのが、社会がなくなって「英語・国語」になる、といった具合です。国語であれば「漢文や古文を抜く」ということになります。極端な話だと、「英・国・社のうち、どれか1教科だけでOK」というケースさえあります。

AO入試は、推薦入試の「隠れ蓑」

――AO(アドミッションズ・オフィス)入試の問題点が指摘されることも多いですね。
石渡: 日本で最初にAO入試を導入した慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のような、一定レベル以上にある大学であれば、「ユニークな学生を取る」という意味で、それなりの意味はあると思うんです。ただ、いわゆる「準難関」と呼ばれるレベル以下の大学では、AO入試は、推薦入試の「隠れ蓑」になってしまっています。文科省は、入学者に対する推薦入試合格者の割合を50%以下にするように制限しています。ただ、大学側が「AO入試は推薦入試ではない」と言い張れば、「50%制限」にひっかからないんです。
いわゆるペーパーテストを課さないので、試験としては簡単です。しかも、入試を行う時期に制限がない。青田刈りも可能なんです。

――実際のところ、「AO生は一般入試組よりも質が低い」ということでしょうか。各大学の状況はいかがでしょうか。
石渡: 東北大や九州大(21世紀プログラム)などの一応成功している大学では、成果をオープンにしていることが多いのですが、失敗しているところでは、情報公開しないですね。AO入試と言っても、大学によって全然違います。ですから、芝浦工業大や東京理科大、マーチ(明治、青学、立教、中央、法政)・関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)クラスの「準難関校」であれば、一応、入試として機能はしていると思います。日東駒専(日大、東洋大、駒沢大、専修大)あたりだと、機能しているのか「ザル」なのか微妙なところ。それ以下は、面接をするだけの「ザル入試」です。
また、推薦入試について触れるとすれば、これまでは、あくまでも指定校推薦、つまり、大学側が高校を信頼して「枠」を与えるというものが中心でした。ところが、大学側と高校側の力関係が逆転しているケースが続出しています。大学の担当者が高校に営業に行くと、「で、おたくはいくつ枠をくれるの?」となってしまうんです。もっとも、枠をあげたところで、実際にどれくらいの学生さんが入学するかは分からないのが厳しいところですが…。
それ以外にも「公募推薦」と呼ばれる入試をする大学も多いですし、「全高校を指定校推薦の指定校にしてしまう」という荒技に走る大学もあります。推薦入試を出張でやる大学もあります。何でもアリになってしまったんです。

1341とはずがたり:2009/05/06(水) 13:16:46
>>1339-1341

「駄目な学生」を決して見捨てない金沢工業大学

――この二つの学力低下要因(学習指導要領、入試)の背景にあるのが、「大学が多すぎる」ということですね。
石渡: 大学が増えた一番の原因は、短大が急速に4年制大学に移行したこと。05年に596校あった短大が、08年には417校。ですから、約200校が移行した形です。しかも短大は約8割が定員割れ。4大以上に状況は厳しい。山脇学園のように、つぶれる短大も出てくるのですが、「つぶれるくらいなら、収入が2倍になる4年制に移行しよう」となる短大がほとんど。確かに2年制から4年制になる分、収入は増えるでしょう。ですが、当たり前の話ですが、経費も増えます。従って、「短大昇格組」は、非常に厳しい。次が、「自治体や専門学校が見栄を張って作った」ケースですね。専門学校であれば若干のPR能力はありますが、自治体は厳しい。例えば地元自治体が肝いりで作った鳥取環境大学は、定員割れが続いています。

――最後に、このような「ダメ学生」が多いという状況は、どうすれば改善できるのでしょう。著書では、「大学生活で『化学反応を起こして、見違えるようになる』学生もいる」というくだりがあります。どうすれば、この「化学反応」は進むのでしょうか。
石渡: 未成熟なまま入学してくる学生が圧倒的に多い。さらに、就職活動が事実上3年の夏には始まってしまう。そう考えると、大学で過ごせる時間は、明らかに短すぎるんです。ですから、せめてその短い間に、大学側は「サークル活動を充実させる」などの支援をすべきです。
あるいは、入学前に「国が身分を保証するから、1年間アルバイトでもボランティアでもやりなさい」と、新たな活動を促すのはどうでしょうか。英国では、このような試みが行われているそうです。

――金沢工業大学は、手厚いサポート体制で有名ですね。
石渡: ここは「駄目な学生」を決して見捨てないのが特徴です。学生は、中学・高校で教えられていないことも多くて、「知識の不良債権」みたいなもんです。普通の大学では、この不良債権を処理しないまま卒業させてしまったり、授業についていけずにドロップアウトしたり、という「ハードランディング」になってしまいがちです。ところが、この大学は、「ソフトランディング」を徹底的に目指す、数少ない例です。手を変え品を変え、補習・バックアップシステムを二重三重に構築したんです。この動きは他の大学にも広がっていて、望ましいことだと思います。

石渡嶺司さん プロフィール
いしわたり・れいじ 大学ジャーナリスト。1975年札幌市生まれ。私立北嶺中・高等学校、代々木ゼミナールを経て東洋大学社会学部社会学科に入学。卒業後、派遣社員、無職、編集プロダクション勤務ののち、2003年にライターとして独立。以後、大学・教育問題や学生の就職活動などを中心に評論・執筆活動を行う。近著に「進路図鑑2010」(光文社)など。

1342杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/05/11(月) 21:36:44
【ためされる学校 トイレ】
そういや、学校のトイレって臭くて汚いって印象しか残っていないんですよね・・・・・それと比べると隔世の感。

学校でするのは"大"問題!男子用“個室”トイレ増殖中 誰にもバレず、心穏やかに…
http://www.zakzak.co.jp/top/200905/t2009051132_all.html

 香川県の中学校で完全個室のトイレができたという。「誰にもバレず、心穏やかにウンコしたい」という男子中学生の願いを思っての試みだそう。たしかに思春期の少年にとって、学校での排便は今も昔も切実な問題。調べてみると、すでに同様の試みをしている小中学校がいくつかあるという。
 完全個室のトイレを付設したのは、先月開校した香川県の高松市立第一中学校(生徒数341人)。2つの中学が統合したのを機に校舎を新築。その際、通常の生徒用トイレとは別に、1階の保健室隣に個室1室だけのトイレを設置した。
 導入の経緯について、同市教育委員会は「級友にからかわれるのを気にし、ウンコを我慢する生徒もいる。そうした生徒に配慮するために設置を決めた」と説明する。もともとは、市議の提案から始まったが、当初は男子用トイレからすべての小便器を排除する「完全個室化」も検討したという。だが、しつけの問題や掃除など管理面も考慮。保健室の隣にだけ設置するという「折衷案」に落ち着いた。
 小学校と校舎を共有する同校では、校舎新築前にアンケートを実施。小学校4年生以上の高学年が「洋式より和式がいい」と回答したのを受けて和式を増やす配慮もしたという。
 男なら誰しも学校でウンコしたくなったとき、悩んだ経験があるはず。「学校でウンコするのはタブーだった」という都内の会社員(31)は「もよおしたら、自宅に帰るまでひたすら我慢するか、他の学年のトイレで済ませていた。大便所に入ったのがバレて上から水をかけられた級友もいました」と振り返る。40代の会社員も「わざわざ校舎の外のトイレで済ませる同級生もいた」というから、世代を超えた悩みといえる。
 そういう意味で、今回の「個室トイレ」は画期的だが、実は同様の事例はこれまでにもあった。
 TOTO(北九州市)などトイレ関連企業7社が運営する「学校のトイレ研究会」は「これまでに小学校で2件。中学校で1件が個室トイレを導入している」と明かす。
 神奈川県の茅ケ崎市立松林小は、2003年の改装時に一部の校舎で導入。06年に開校した山口県の下関市立豊北中も7カ所あるトイレのうち2カ所で完全個室化を実現したという。

【“成果大”のアンケート結果】
 茅ケ崎市教委によると「導入後に行ったアンケートでは、『トイレが新しくなってからウンチを我慢したか』という問いに85.6%の生徒が『ない』と答えた」というから、成果はあったようだ。ただ、こうした措置を取らざるを得ない学校側の心境は複雑だ。
 個室トイレを導入したある学校の教頭は「多感な時期だというのは理解できるが、そもそも『排便が悪い』という意識を持つことこそが悪い」と苦笑いする。
 教育評論家の尾木直樹氏は「思春期には自意識が肥大化する傾向はあるが、学校での排便行為に嫌悪感を示すのは、不浄な物を忌避する日本人的感覚も多分に影響している。排便行為は恥ずべきではないという意識を持たせることこそ、教育的課題だ」と訴えている。とはいえ…というのが大方の男性の感想だろう。

1343とはずがたり:2009/05/14(木) 13:17:53
学校の閉鎖的で責任逃れ的な体質はもっと改善していかなあかんねぇ。

<中2飛び降り>長崎市教委、ひそかに「自殺」と修正  (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_tobiori2__20090514_4/story/14mainichiF0514m158/

 長崎市立小島中で起きた中2男子生徒の飛び降り自殺を巡り、長崎市教委が当初は「事故死」として処理しながら、遺族に知らせないまま「自殺」と修正していたことが分かった。生徒の両親は自殺への修正を要望していたが、市教委は一時、修正を拒否。情報公開制度で、関係文書の公開を求めた両親が文書で修正を確認できたのは、市教委が修正した2年3カ月後だった。

 死亡したのは安達雄大(ゆうだい)君(当時14歳)。04年3月10日に校内でたばこを持っているのを見つかり、生徒指導を受けた直後に校舎4階から飛び降りた。県警は自殺と判断したが、市教委は指導と飛び降りとの因果関係を認めず「転落事故死」と県教委に報告した。

 父敏昭さん(47)と母和美さん(47)は05年9月、事故死から自殺への修正などを求める要望書を市教委に提出。市教委は同年11月に「判断する権能がないため修正できない」と文書で回答した。

 敏昭さんらは06年8月に「行き過ぎた生徒指導が自殺の原因」として、市に損害賠償を求めて提訴。08年9月には文部科学省に統計の修正を要望した。一方、市教委は07年1月10日に「事故死」を「自殺」とする統計修正を県教委に報告したが、両親には伝えていなかった。

 両親は08年10月、雄大君が死んだ03年度の長崎県の公立中学生自殺者数が「0」から「1」に修正されたことを知り、市教委に問い合わせた。市教委は口頭で修正を認めたが、文書の公開は拒否。両親は今年4月23日になって、情報公開請求でようやく修正を文書で確認できた。

 両親の訴えについて、長崎地裁は08年6月、請求を退けたが、雄大君の死を自殺と認め、生徒指導と自殺との因果関係も認定。両親は控訴せず確定した。

 市教委健康教育課の鳥巣勝秀課長は、修正について「06年末に文科省発表の自殺者数と警察庁発表の自殺者数の違いが問題になったため」と説明。遺族への説明については「修正時は裁判中で遺族に報告できなかった。その後判決が確定し、説明しなくてはと思っていたが、時機を逸した」と釈明した。【蒲原明佳】

[毎日新聞5月14日]
[ 2009年5月14日2時30分 ]

1344とはずがたり:2009/05/14(木) 15:02:19
ひでえ教師だなぁ

小6児童に体罰、「デブ」発言も=男性教諭を停職6カ月−宮崎 (時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_taibatsu__20090514_3/story/090513jijiX246/

 宮崎県教育委員会は13日、児童十数人に頭をたたくなどの体罰を繰り返し加えていたとして、同県南部の小学校の男性教諭(54)を停職6カ月とした。教諭は「デブ」や「KY」などと、児童をやゆする発言もしていたという。

 同教委は、同校の校長(57)についても監督責任を問い、戒告処分とした。

 同教委によると、男性教諭は昨年度、6年生のクラス(児童数37人)を担任。平手で頭をたたいたり、ほおをビンタしたりするなどの体罰を男子児童17人に1年間繰り返した。体型などに関する不適切な発言のほか、女子児童の体重を大勢の前でばらすなどしたこともあった。

 保護者らが2月、同教諭による体罰の実態を学校に訴え、同教委にも懲戒解雇を求める署名を提出していた。 

[時事通信社]

[ 2009年5月13日21時29分 ]

1345小説吉田学校読者:2009/05/16(土) 06:59:03
市民記者の記事なので、多少割り引く必要はありますし、校長・教員と個人がナアナアの関係、以心伝心で教育を協働していくことは否定されるべきものではないとは思いますが、言葉は悪いが、学校が私企業の草刈場になることだけは避けて欲しいところ。

JANJAN 杉並・和田中「夜スペ裁判」で反論求められた区教委
http://www.news.janjan.jp/culture/0905/0905062821/1.php

1346千葉9区:2009/05/17(日) 11:23:18
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000905170003
就職戦線なお視界不良
2009年05月17日

 昨秋から続く経済不況の影響から新卒採用数の抑制が進み「買い手市場」といわれている今年の就職戦線。大都市部に本社がある主要企業が新卒採用を大幅に減らしたため、学生たちの目はまだ余裕がある故郷など地方の企業へ向き始めている。県内企業も若い人材の流入を歓迎するが、こちらも業績悪化で募集枠の維持が難しいジレンマを抱える。学生たちにとって苦しい年であることに変わりはなさそうだ。


 リクルート社が全国の民間企業4333社や10年春卒業予定の大学・大学院生約1万人から回収したアンケートを元に計算したところ、従業員1000人以上の大手企業の求人数は昨年比23・5%減の16万人。求人倍率は0・55倍と厳しい数字が出た。朝日新聞社が2、3月に全国主要100社に調査した結果でも、44社が新卒採用数を減らす予定だと回答し、大手企業への就職は激戦となっている様子がうかがえる。


 一方、リクルート社によると、地方に多い中小企業の求人を加えると全体の求人倍率は1・62倍を維持している。担当者は「学生の多くが大企業だけを見るので厳しい印象ばかり広がるが、福井など地方には採用したい企業が十分あるはずだ」と分析する。


 今月2日に越前市のサンドーム福井であった、県内最大規模の就職合同セミナー。来場した学生は約1150人と昨年より約200人以上増えた。石川県野々市町の男子学生(22)は坂井市出身で、地元就職を考えて参加したという。「3年生の秋までは何とかなるだろうと思ったのに、いまだに内定はなく、だんだん焦ってきたから」


 金沢市の女子学生(23)も福井市出身。製薬業界が第一志望で有名大手企業を中心に回っているが、地元企業も見ておこうと来場した。「志望していた10社ほどが突然採用を中止するなど、厳しさを感じる。親が希望しているのでこのままだと地元就職になっちゃうかも」という。


 こうした状況を県内企業は好機ととらえる。例えば医療や介護などの福祉業界は慢性的な人手不足。越前市の社会福祉法人の採用担当者は「専門性は働きながらでも学べる。何より意欲のある人を見つけたい」。中小企業も同じで、鯖江市の眼鏡フレームメーカーの担当者は「うちのブースにも東京や大阪の学生が多く来ている。今まであまりなかったことだ」と喜ぶ。


 ただ県内も受注減少などで景気は良くない。このセミナーもここ3年間は250社近い県内企業が参加していたが、今回は185社。特に参加企業の大半を占める製造業や小売業などが前年度比で約4割減っていた。参加企業の新卒採用予定数は著しく低下し、参加企業数が違うものの昨年度が6176人だったのに対し、今年度は3788人と4割近い減少となった。


 福井商工会議所が県内178社から回答を得たアンケートでも、10年春の新卒採用予定の企業は54%にとどまり、前年比で20ポイント減少していた。越前市のメーカーの担当者は「チャンスを逃したくないから、前年と同程度の人数を維持した。出来ることなら採用したくないよ」と漏らす。


 福井大就職情報室によると、昨年の同大の学生では県内企業の内々定が最速で正月明けに出て、5月末で就職希望の学生の約8割が内々定を得ていた。今年は企業が採用数を決めかねていることなどが影響し、4月中旬になってようやく出始めたという。


 苦境の中で学生はどうすればよいのか――。青山傳治・同室長は「想像以上に厳しい状況だが、企業の出足が遅い分、まだチャンスは残っている」と励ます。「学生はあきらめずにねばり強く就活を続けてほしい。自分に合った企業を地道に発掘していくことが大事だ」と話している。

1347とはずがたり:2009/05/19(火) 00:17:45
昔の記事だが。

「公共政策学部」で人材育成 京都府立大の新学部
2008年1月12日10時19分配信 京都新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080112-00000011-kyt-l26

 京都府立大(京都市左京区)は11日、4月に開設する公共政策学部・研究科の概要を発表した。「公共政策」を掲げる学部は全国初で、自治体や民間団体、企業などで社会や地域のための公共政策の企画・立案・運営を担う人材育成を新たに進める。28日に同大学で学部・研究科開設記念シンポジウムを開く。
 福祉社会学部・研究科を改組し、地域福祉を担う人材を育てる福祉社会学科に加えて、公共政策学科を新設する。経済学、法律学、政治学などの基礎を重視するとともに、学部1年生から公共政策の立案や評価について実務者から学ぶ演習を開講、2年生から地域の自治体や団体での実習も行う計画。福祉社会学部長の小沢修司教授は「公務員だけではなく、民間団体や地域で公共政策を作ったり、企業で社会貢献を進める人材を育てたい。大学院へは自治体や企業からも来てもらいたい」と話している。
 開設記念シンポジウムは、28日午後1時半から大学会館で。山田啓二京都府知事が「地域力再生と大学の役割」と題して講演した後、学部教員と井上正嗣宮津市長、深尾昌峰きょうとNPOセンター事務局長がパネル討論する。当日受け付けで無料。

1348小説吉田学校読者:2009/05/20(水) 06:48:04
私は教育実習の経験があるのですが、実習前に大学の図書館で読んだのは、教育学でも教育心理学の本でもなく、ただの心理学の本。心理学から言いますと、教壇の上から教授する方法は圧迫感を生徒に与えるからダメなのだ。テキストを教卓において教卓に両腕を付き立てて(官房長官の記者会見みたいな感じ)やるのもダメ。
ということで、生徒間の喧騒から離れる意味もあるから職員室廃止は賛否あると思うが、教壇はなくても全然構わないはず。

JANJAN 教育改革は、職員室と教壇をなくすことから
http://www.news.janjan.jp/column/0905/0905113104/1.php

1349とはずがたり:2009/05/20(水) 08:28:59
漢検背任、97年から受託偽装か 前理事長の親族企業
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052001000073.html

 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)の背任事件で、逮捕された前理事長の大久保昇容疑者(73)らが役員を務める広告会社「メディアボックス」が協会と取引を始めた1997年ごろから、業務受託を装っていたとみられることが20日、協会関係者への取材で分かった。

 京都地検は大久保容疑者らが当初からメディア社を「トンネル会社」として利用し、協会との架空取引で利益を上げていたとみて、裏付けを進めている。

 地検は同日午前、背任容疑で協会本部や大久保容疑者と前副理事長で長男の浩容疑者(45)の自宅を家宅捜索する。

 関係者によると、協会は97年ごろから、広告業務などの一部をメディア社とは別の広告代理店に発注。その上で、協会職員が「メディア社と契約を結び直した形にするように」と代理店側に指示し、メディア社が受託したように偽装していた。

 協会の調査報告書によると、メディア社は売り上げのほぼすべてを協会との取引に依存。97年以降の取引総額は36億円を超える。

 地検は2005年9月−09年1月、大久保容疑者らが協会に約2億6000万円の損害を与えたとして逮捕した。
2009/05/20 07:45 【共同通信】

Kyoto Shimbun 2009年5月20日(水)
漢検協前理事長ら逮捕
京都地検 2億6000万円背任疑い
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2009052000001&genre=C1&area=K00

 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)の不透明取引問題で、架空の業務委託で約2億6000万円を自らが役員になっている会社に移して協会に損害を与えたとして、京都地検特別刑事部は19日、背任の疑いで、前理事長の大久保昇容疑者(73)=右京区西院東淳和院町=と長男で前副理事長の浩容疑者(45)=右京区嵯峨観空寺明水町=を逮捕した。漢検協をめぐる一連の問題は刑事事件に発展した。

 捜査関係者によると、大久保容疑者は容疑を否認し、浩容疑者は容疑を認めている、という。

 2人の逮捕容疑は、共謀して、協会が広告代理店などに業務委託する際、営業実体のない広告会社「メディアボックス」を仲介させたように偽装。大久保容疑者が理事長、浩容疑者が副理事長だった2005年9月から09年1月にかけて計33回、「進行管理費」「年間プロモーション企画費」の名目で、協会から同社に計約2億6000万円を代理店などへの委託費に上乗せして支払わせ、協会に損害を与えた疑い。

 地検によると、この間、2人は親族2人とともに、同社から役員報酬や株式配当などとして約1億8000万円を受け取っていた。地検は、このような仕組みを浩容疑者が発案し、大久保容疑者が承認したとみている。

 地検の西浦久子次席検事は記者会見で2人の認否について「捜査の内容にかかわるので差し控えさる」と述べ、明らかにしなかった。
 協会によると、1992年以降、理事会の承認を得ずに関連4社と総額250億円の取引を続けてきた。地検は、漢検収益が流出した経緯についても捜査している。容疑を裏付けるため、20日に協会や自宅などを家宅捜索する方針。

1350とはずがたり:2009/05/23(土) 20:06:22
>>1210 >>1216
おいおい世襲かよ。。
>高窪さんはテレビや携帯電話に使われる電子回路の専門家で、祖父、父も中大教授を務めたことがあり、妻も現役の大学准教授という学者一家だった。

2009年05月22日(金曜日)
中央大教授刺殺事件で逮捕 教え子の素顔
http://npn.co.jp/article/detail/29072387/

 東京都文京区の中央大理工学部キャンパスで今年1月、同大教授の高窪統(たかくぼ・はじめ)さん=当時(45)=が刺殺された事件で、警視庁富坂署捜査本部は21日、殺人の疑いで神奈川県平塚市に住む中央大理工学部卒業生でアルバイト店員の山本竜太容疑者(28)を逮捕。迷宮入りが囁かれた事件は、教え子の逮捕というショッキングな結末を迎えた。山本容疑者が大学卒業後、高窪さんに何らかの形で接触していたとみられることもあらたに判明。“狂気”を醸成した素顔が浮かび上がってきた。

 山本容疑者は高窪教授の教え子で、卒論の指導も受けていた。具体的な師弟関係のトラブルは見つかっていないが、2004年3月に中央大学を卒業した後も、高窪さんと接触していたようだ。
 捜査本部によると、高窪さんは昨年5月、研究室の教え子に「(山本容疑者が)自分を訪ねて来たら教えてほしい」と話していた。山本容疑者について当時の研究室仲間は「思い込みの激しいタイプだった」と話しているとされ、捜査本部は高窪さんが事前に接触してきた山本容疑者の動向に注意を払っていた可能性もあるとみている。
 調べに対し山本容疑者は「高窪先生を刃物で何回も刺し、殺したことは間違いありません」と容疑を認める一方、「動機は話したくない」と供述。一方的に恨みを募らせ、殺害するに至った可能性が高まっている。

 警視庁によると、山本容疑者は幼少期から大学まで東京都府中市で育った。大学卒業後は神奈川県平塚市でひとり暮らしを始め、食品製造会社の管理部門に勤務。その後、職を転々とし、いずれの会社も「職場になじめない」などの理由で最長4カ月以内に退職している。自己都合退職のほか解雇されたこともあり、転職を4回繰り返した。逮捕時には、近くのホームセンターで商品の搬入を担当していた。
 逮捕容疑は1月14日午前、文京区春日1丁目の中央大理工学部1号館4階の男子トイレ内で、高窪さんの胸や背中などを刃物で多数回突き刺すなどして殺害した疑い。
 捜査本部は、胸や背中などに60カ所を超える傷があったことなどから、恨みなどで強い殺意を持った犯行とみて、高窪さんにトラブルがなかったか捜査を進めていた。
 高窪さんはテレビや携帯電話に使われる電子回路の専門家で、祖父、父も中大教授を務めたことがあり、妻も現役の大学准教授という学者一家だった。
 中央大理工学部の田口東部長は「どうしてこうなったかよく調べて反省すべきは反省したい。(容疑者は)報道で初めて知った。彼がどういう人物か分からないのでコメントできない」としている。
 捜査本部は22日、山本容疑者宅など関係先を家宅捜索。凶器の刃物の発見を急ぐとともに、犯行の詳しい状況や動機を調べる。
 いったい二人のあいだに何があったのか。捜査の進展が待たれる。

1351千葉9区:2009/05/24(日) 14:08:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090523-00000063-yom-soci
「自由過ぎて」私服不人気…千葉県立小金高、制服再導入へ
5月23日7時58分配信 読売新聞


拡大写真
下校する千葉県立小金高の生徒たち。私服だが制服のような服装の女子生徒も
 千葉県松戸市の県立小金高校(堀誠校長)が、志願者離れに歯止めをかけようと、これまで認めていた私服通学を廃止し、制服着用に切り替える。

 2011年度の新入生から導入する。近年、特に女子生徒の間で「制服人気」が高まっていることを踏まえたもので、学校改革の一環として方針を打ち出した。

 この方針は昨年末、周辺中学などに通知され、今春の入試では定員が今の280人になった05年度以降、最も多い計600人が受験。一定の手応えを得たという。

 同校はもともと制服だったが、生徒らの希望などを受けて1993年度から服装を自由化し、これが大きな特色の一つになっていた。県教委によると、県立全日制で私服通学の高校は現在、同校のほかには東葛飾高(柏市)1校しかない。

 ところが近年、小金高は受験倍率が低下傾向をたどり、04年度には学力検査入試で1・15倍と「定員割れを心配するレベル」(本城学教頭)まで低下。危機感を募らせ、05年度から教職員が毎年100校以上、県外も含めた周辺の中学校や学習塾を訪れて、どうすれば人気回復が図れるか、意見を求めた。

 その中で、同校が着目したのは「今の中学生は私服より制服を好む。制服がない学校は敬遠される」との指摘だった。

 学園紛争があった1960〜70年代を中心に、「自由」を求める気風から、全国的に私服を認める高校が増えたが、近年は「制服回帰」が進んでいるとされる。中学・高校の事情に詳しい出版社「声の教育社」によると、「私立などで制服をモデルチェンジすると受験者が増える傾向があり、制服が学校選びに影響を与えている。首都圏では高校の90%以上が制服で、増加傾向にある」という。

 学習塾「スクールマインズ初石校」(流山市)の田代徳昭校長は「女子を中心に、最近は制服で高校を選ぶ子も珍しくないし、制服を歓迎する親も多い」と話す。

 小金高では、「制服再導入」の先例として、埼玉県立越ヶ谷高校を視察。人気低下に悩む伝統校という「同じ悩み」を抱えていたが、03年度に制服を導入してからは状況が好転し、今春の入試では、受験倍率が埼玉県東部で1位。「“自由過ぎる”としてあまり来てくれなかった地元の中学からも、生徒が来るようになった」(中山長年・越ヶ谷高教頭)という。

 こうした状況を踏まえ、小金高では江川豊・前校長を中心に制服導入の方針を打ち出し、昨年10月、生徒や保護者に説明。生徒からは「私服だからこその小金高。個性がなくなる」という反対意見も多かったが、保護者側からは「経済的な理由で制服がいい」「制服化でエネルギーを勉強に向けてほしい」などと大方が理解を示したという。現在、教員、生徒双方が参加する制服検討委員会で、基本的なデザインなどを考案中だ。 最終更新:5月23日7時58分

1352とはずがたり:2009/05/24(日) 14:17:39
>>1351
むぅ,此も時代の流れですかねぇ。。
確か後輩に小金高校出身が居たけどなんと思うのだろうか。。

1353とはずがたり:2009/05/26(火) 18:46:22
黒木登志夫氏の『落下傘学長奮闘記 大学法人化の現場から』を読んだがなかなか興味深かった。
構造改革スレやmedical review向けの記事もあったしそもそもbook reviewネタとも云えるけど此処へ。

黒木と云う苗字でピンと来る人は相当(選挙)マニアだけど,本人とそのご先祖は250年以上に亘り箱根の山を越えてないそうだが元々日向国延岡の牧野氏に仕える家で,牧野家が常陸国笠間に転封になって関東へ移ってきたそうな。

国大協…東京一ツ橋の学士会館で行われる。全国の大名を江戸に集める大名会議みたいなものとのこと

遠山プラン…文科省側が大学側に相談なく(旧7帝大と一橋には密かに事前報告)一方的に発表した物であるが,文科省側の小泉改革に対する攻撃的防衛の側面もあったとのこと。A41枚の紙切れなのはそれ以上だと小泉が読んでくれないから

遠山プランとは
http://plus.yomiuri.co.jp/article/words/遠山プラン
 ▽再編・統合を大胆に進める▽民間的発想の経営手法を導入▽第三者評価による競争原理を導入し、国公私立の「トップ30」大学を世界最高水準に育成――の三点が柱。教員養成系大・学部は規模の縮小・再編を進め、地方自治体への移管も検討。医科大などの単科大についても他大学との統合や地方移管の検討を盛り込んだ。県域を超えた大学・学部間の再編・統合なども進め、大学の大幅な削減を目指すとしている。
2001年8月19日(日) 全国 朝刊 01頁(一面) 01段 190文字

因みに筑波大はこの時図書館情報大と合併。その他地元国立大と単科医科大の合併が目立ったが大阪大と大阪外大などの組み合わせもあった。

岐阜大…遠山プランのスクラップビルドには乗らないことを決定。愛教大からの打診は断る。但し,市立岐阜薬科大とは統合に関し相思相愛。設立母体が違って正式な統合には至らず。(とは感想:独法化されたんだから積極的に実現させればいいのに。(大阪)府大も首都大みたいにアホ首長にめちゃめちゃにされる前に市大と合併とか出来ないのかな?)因みに中京圏では名大に何故か薬学部と獣医学科が無いので黒木氏はそこを岐阜大の強みとして強化したがったそうな。見識である。

単科医科大…残ってる単科医科大は旭川医大・東京医科歯科大・浜松医大・滋賀医大の4校とのこと。浜医は静大工学部が浜松にあるくらいなので静大を文系の静大と理系の浜大に訳でも面白かったんじゃないか(これは単なるとは私見)

単科教育大…北海道教育大・宮城教育大・上越教育大・東京学芸大(学芸大)・愛知教育大(愛教大)・奈良教育大(奈教)・京都教育大(京教)・大阪教育大(大教大)・兵庫教育大(兵教)・鳴門教育大・福岡教育大
遠山プランの統合の目玉とされたものの統合された大学は一つもない。運営費も減らされて苦労しているとのこと。旧帝大教育学部は研究重視で教員養成系と劃然と分かれているけど臨床医学と基礎医学を別々にやるような物だと黒木氏は批判している。
とはコメ:関西は教育大おおいねぇ。。何故だ?。

独法化・非公務員化…人員の柔軟化等が最大のメリットだったようだ。厳密に割り当てられた定員を護る必要が無くなる。とはコメ:公務員の人材配備の非効率性は僅かな役所時代に痛感した。。あと大学(学長)の裁量で使えるような経費が増えた

松尾レポート…文部省や政治家よりも先に大学側があり得べき法人化案を持っているべきとして作成されたもの
http://www.jca.apc.org/toudai-shokuren/dekigoto/matuoreport.html

旧帝大とその他の大学の格差…情報格差等が大きい。研究費の配分など上位大学の配分が必ずしも手厚いものであるとは云えないが下位への低減率が激しい様である。

学長銓衡…法律として民主主義ははっきりと否定されている(←此は俺の表現。黒木氏は肯定的に評価している) 確かに学部毎の直接民主主義だと人数の多い工学部や医学部のからのみ選出される傾向に成ってしまうが,選考委員会が責任を持って選ぶと云うが明確で説得的な方針で決めることが出来るのかねぇ??

評価…可成り煩雑な評価システムが入れられたようである。酷いコストだ。一応大括りなものに変えられるようである。

運営費交付金…効率化係数と称し毎年1%カット。更に病院効率化係数は2%でこれが大きく大学病院経営を直撃。岐阜大は病院を新築したばかりで巨額の負債を独法化に辺り押しつけられることになったが,病院経営を頑張ったようである。

授業料…世界一高い授業料。なお英仏には私立大学は殆ど無いそうな。授業料も安い。まあ黒木氏も指摘しているように只同然というのは問題であろうけど。

事務局…移動官職:文科省から派遣されてくるノンキャリの部長・局長。若いときは大学で採用されたが本省へ出向したりして出世コースに乗ると全国を転々とする移動官職となるそうな。

1354とはずがたり:2009/05/28(木) 00:27:52

アメリカの分権的な初等・中等教育ってそんなに良いもんでしたっけ?

「教育委員、地域ごとに選挙で」 名古屋・河村市長
http://www.asahi.com/politics/update/0527/NGY200905260020.html
2009年5月27日1時7分

 名古屋市の河村たかし市長は26日、来年から市教育委員会の改革に取り組む考えを示した。選挙で地域ごとに教育委員を選んでいる米国の例を参考に、「名古屋モデル」を作る。河村市長は「来年の最重要テーマの一つになる」と話している。

 河村市長は同日、市立小中学校PTA協議会のあいさつで、米国の教育委員会について「中学校区ぐらいの単位で委員を選挙で決め、学校をどう作るか、学期をいつ始めるかを話し合って決めている」と紹介し、「来年から自主的に自分たちで決めるような取り組みを作りたい」との考えを示した。

 河村市長は、市長選のマニフェストでも教育委員会の他に地域住民による運営協議会の設置を掲げていた。市教委の権限を中学校や小学校の校長に移譲し、地域の代表で組織する運営協議会と共に学校を運営するという。現在、市は予算の一部を地域ごとに選挙で選ばれた委員が決める「地域委員会の創設」を進めているが、教育分野でも同様の制度をつくる方針。河村市長は、報道陣に対し「教育について住民みんなが決める制度を作り、一番大事な教育をもっと盛り上げたい」と話した。(塩原賢)

1355とはずがたり:2009/05/28(木) 12:03:25
筑波,京阪奈に次ぐ第三の研究学園都市を造る気概や有りや?

2009年05月28日 政治
大学院大「慎重に審議」 衆院沖縄北方委視察で前原委員長
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-05-28-M_1-002-1_003.html

 衆議院沖縄北方特別委員会10人は27日、沖縄科学技術大学院大学学園法案の審議入りに向けて、恩納村の同大学院大学キャンパスの建設現場などを視察した。前原誠司委員長(民主)は個人的見解として「学校運営という面では今のメンバーで十分なのか。透明度を上げていかないといろんな問題が出てくる」とし、運営のあり方を疑問視した。同委員会は28日に趣旨説明を行い、審議に入る予定。

 視察に先立ちシーサイドハウスで行われた沖縄科学技術研究基盤整備機構らとの懇談では、委員からの「大学院大学に県民枠を設けてはどうか」との提案に、同機構のシドニー・ブレナー理事長は「教育上よくない。ベストな学生を主とすることが最も重要」とし、否定的な見方を示した。

 沖縄科学技術研究・交流センター(うるま市)では、神経生物学研究ユニットのジェフ・ウィッケンス代表研究者とマリンゲノミックスユニットの佐藤矩行代表研究者から研究内容の説明を受けた。

 同委員は同日午前、那覇空港で仲井真弘多知事と懇談。仲井真知事は「計画を遅らせないでほしいというのが県民の願いだ」と法案の早期成立を求めた。前原委員長は「慎重に審議し、要望に応えられるような議論をしたい」と述べた。

1356千葉9区:2009/05/31(日) 17:51:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20090530dde001040011000c.html
<ポスドク>加速する頭脳流出 若手研究者、職なく41%が海外へ
2009年5月30日(土)18:00
 ◇倍増ポスドク 98〜08年度調査

 10年間にポスドクが就職するまでの期間が平均6・4年と倍近くに増え、職が見つからない若手研究者の海外流出が加速していることが、大阪府立大の浅野雅子准教授(素粒子論)の調査で分かった。国が常勤職を確保しないままポスドクを増やした計画が背景にある。素粒子論分野のみの調査だが、海外在住の研究者を含めてほぼ全数を調査した例は珍しく、他分野でも同様の傾向があるとみられる。日本の将来の科学技術発展への影響が懸念されそうだ。【石塚孝志】

 ◇就職まで6.4年

 素粒子論研究者で作る学術団体(素粒子論サブグループ)の98〜08年度までの名簿を基に調べた。

 それによると、全体の人数は700人前後で推移しているが、ポスドクの人数は107人から193人と1・8倍に増え、逆に博士課程に進学する人は85人から47人に減った。

 博士号取得後にポスドクを続けている期間は98年度の平均3・4年から08年度の平均6・4年と増加。海外流出したポスドクは98年度の3%弱から04年度28%、08年度41%と急増した。

 ◇基礎科学先細り

 03年以前の同団体の会員制度は現在と異なるために単純な比較はできないが、ポスドクが海外に職を求め、昨年秋のノーベル物理学賞受賞者の南部陽一郎さんが米国籍だったことで話題になった頭脳流出が年々増えている傾向を示唆した。特に、台湾や韓国など東アジアへの流出が目立つという。

 浅野准教授は「若者が就職難を心配し、博士課程に進んで研究を続けなくなっている。このままでは日本の基礎科学は先細りしかねない」と危機感を募らせている。

………………………………………………………………………………………………………

 ■ことば

 ◇ポスドク

 ポストドクターの略。博士号取得後、常勤の職についていない研究者を指し、多くは3〜5年の任期付き研究員として働く。政府は第1期科学技術基本計画(96〜00年度)の中で「ポストドクター等1万人支援計画」を実施した。現在1万6000人を超すが、大学や研究所などの常勤の研究職は増えていない。

1357とはずがたり:2009/05/31(日) 19:46:49
>>1356
>特に、台湾や韓国など東アジアへの流出が目立つという。
へぇ。この背景を知りたいですね。
東アジア諸国が科学技術立国の為に国際的に優秀な科学者を集めているなら寧ろ頭脳の流失というより輸出であり喜ぶべきかも。

経済学で東アジアを含む外国で常勤職を得られるのはほぼ北米の博士とった連中ですね。香港科技大とか国内で就職見つけるよりよっぽど難しい印象。

1358とはずがたり:2009/05/31(日) 21:49:24
横峯さくらのおじかなんかだそうで,なかなかの教育家みたいです。何かとお騒がせのさくらパパよりもこっちを参院議員にすりゃー良かったんだ,民主党は。

天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く! (単行本)
横峯 吉文 (著)
http://www.amazon.co.jp/天才は10歳までにつくられる―読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く-横峯-吉文/dp/477284077X

1359とはずがたり:2009/06/01(月) 14:01:28

所管が文科省ではなく経産省みたいだけど此処へ。

漢検だけじゃないゾ「TOEIC」にも財団私物化疑惑浮上 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_official_approval__20090601_7/story/01gendainet02041375/

 経営が不透明な検定ビジネスは、漢検だけじゃなかった!?

 国際コミュニケーション英語能力テスト「TOEIC」を実施する「財団法人・国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)」にも重大疑惑があると、29日発売の「FRIDAY」が報じている。

 記事によれば、IIBCの渡辺弥栄司会長(92)が、親密な関係にあるMさんという女性を顧問に登用。その上、M女史の息子が昨年まで取締役を務めていた「株式会社 国際コミュニケーションズ・スクール」が、TOEICの普及業務を独占的に請け負っている。

 さらに、M女史の息子は昨年、IIBCの理事長に就任。理事を経ず、いきなりの理事長就任だった。会長は妻と別居して、M女史と同じマンションの隣の部屋に住んでいる。周囲が邪推するのもムリからぬことだろう。

 この件について、IIBCの事務局に事実関係を問い合わせてみたが、「会長のプライベートな部分なので、コメントできません」と語るのみ。理事長人事が会長のプライベートということ自体、問題だと思うが……。

「渡辺会長は官僚出身。東大法から商工省(現・経済産業省)に進み、大臣官房長や商工局長を歴任した実力者でした。当時の全日空社長に請われて、日中国交正常化にも尽力したとか。49歳で退官後、元タイム社アジア総支配人の北岡靖男氏とともに、IIBCを立ち上げたと語っています。漢詩などの朗読を教えていたM女史とは、30年ほど前に知り合ったようです」(IIBC関係者)

 渡辺会長は「美しい人生」というブログを発信しているが、そこにはM女史や漢詩への思い入れがつづられている。通産官僚時代の自慢話も書かれていて、こうした押しの強さが功を奏したのか、TOEICの管轄官庁は、なぜか文部科学省ではなく、経済産業省だ。

「IIBCは、国際的なビジネスコミュニケーション能力の向上を目的に設立されたため、旧通産省の企業の国際展開を支援する部署の管轄となったのです。決して、IIBCの会長が通産省出身だからという理由ではありません。IIBCの不透明な経営についてですか? 現時点では、漢検のような違法行為があるとは認識しておりません」(経産省貿易振興課)

 TOEICは、高得点を取ると就職や転職に有利だといわれ、今や文科省の「英検」を駆逐する勢い。問題集や関連書籍も数多く出版される一大ビジネスだ。受検者数はうなぎ上りで、08年度は171万8000人。IIBCのテスト受検料収入は、60億円以上に上る。私物化が事実だとすれば、許される話ではない。

(日刊ゲンダイ2009年5月29日掲載)
[ 2009年6月1日10時00分 ]

1360千葉9区:2009/06/01(月) 22:50:42
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/090529/akt0905290252000-n1.htm
【特報 追う】深刻 若手教員足りない! 首都圏に人材流出…年代もアンバランス
2009.5.29 02:50
 秋田県教委は今月、来年度の教員採用試験実施要項を発表した。小中高に特別支援学校などを加えた採用予定数は72人。今年度から全体で3人増え、小学校は6人増の15人と「現状では頑張った数となった」(県教委)。しかし、県内の教職員8869人(平成20年度)のうち20代はわずか 1.8%に満たず、深刻な若手不足解消には焼け石に水。人材の流出やいびつな年齢構成が教育に及ぼす影響も指摘されている。(宮原啓彰)

                   ◇

 秋田県の平成21年度の教員採用試験の倍率は平均14.1倍と狭き門となった。20年度の中学校の倍率は40倍にも達した。

 県教委は「秋田は急激な少子化と学校の統廃合が進み、中途退職者も少なく採用数を絞らざるを得ない」と肩を落とす。毎年度の採用数は国の法律(通称・標準法)によって、都道府県ごとにクラス数などに応じて上限が設けられるため、県の裁量に限界がある。若手教員不足は地方に共通した問題だが、とりわけ、秋田は少子化が全国でもっとも進んだ結果、教員試験は全国でも最難関の一つとなってしまった。

 一方、首都圏では団塊世代教員の大量退職のため穴埋めに乗り出している。首都圏の倍率は2〜3倍程度に止まり、東京都教委は優秀な人材を東北など地方に求めていく方針だ。このため、県内の教員志望の若者が地元採用を断念し、売り手市場となっている首都圏へ人材が流出していくケースが続いている。

                   ◇

 加えて、秋田の教員で大多数を占めるのは団塊世代ではなく40代=図参照。40代の教員数は4120人と全体の約46.5%を占め、しばらくは穴埋め採用が見込めない状況だ。

 この現状に、秋田大の佐藤修司教授(教育行政学)は「いまの秋田の教育現場はフレッシュさと経験の調和が取れていない状態だ」と警鐘を鳴らす。「若い教員の不在は学校から活気をなくし、ベテラン教員の持つ経験が若い教員に伝わらず、断絶が生じるなどの問題が心配される。また若手教員は世代的に子供たちに近く、年配の教員よりも交流が図られやすいという側面もある」

 県教委によると、現在の40代が定年退職を迎えるころには教員の採用数が増える見通しだ。だが、佐藤教授は根本的な解決にはならないと指摘する。「採用数を極端に増やせば、今度は人材の質の問題が浮上し、結局、いびつな年齢構成が繰り返されることになる。年齢構成を平準化する施策を打つべきだが、県単独で対応するのは困難だろう」

                   ◇

 さらに別の問題もある。県教委は来年度から、小学校教員の受験資格の年齢制限を35歳から32歳へ引き下げた。県教委は「若返りに向け、できれば30歳以下にしたかった」と話す。

 今年度の受験者1274人のうち“講師”経験者は 990人。また合格者93人のうち講師経験者は77人と大半を占めた。「例外はあるが講師を続けながら、採用試験を再受験を重ねている者も多い」と県教委。

 教壇に立つには、採用試験に合格して“正”教員になる以外に講師として採用される道がある。正教員と講師の違いは民間企業でいえば正社員と契約社員のようなもので、講師は単年度契約の臨時講師と授業の時限数に応じて採用される非常勤講師に分かれている。

 臨時講師の場合、部活動の顧問なども務め、正教員と業務内容はほとんど変わらない。講師なしには学校運営が回らないのが実情だが、正教員との給与格差は決して小さくない。

 佐藤教授は「年齢引き下げは『いつか採用してもらおう』と受験し続けている講師の切り捨てに繋がる」との懸念も示す。

 授業1時限当たり2000円強の給与という秋田の県立高校の女性非常勤講師(30)は「近年、同僚講師の間で県内での正教員採用をあきらめ、募集の多い首都圏で受験する人が後を絶たない。首都圏で正教員に採用された同僚の女性のケースでは、夫が県内の勤めを辞め専業主夫になった」と話した。

1361千葉9区:2009/06/03(水) 21:18:14
>教育上の配慮からもコメントは控えたい
意味わからん・・・
http://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009060348_all.html
暴力教諭!中2男子を11時間詰問&鼓膜も破る

 長崎県時津町の私立青雲中学で2年生の男子生徒(13)が教諭から暴行を受けてけがをしたとして、生徒の父親(45)が3日までに、傷害などの疑いで教諭2人を時津署に告訴した。

 告訴状によると、5月に寮内で起きた携帯音楽プレーヤーの盗難について、教諭2人がほかの教諭数人とともに生徒を約11時間詰問し、肩をけるなどしたため生徒は首を負傷。昨年7月にも教諭に校内で殴打されて左耳の鼓膜が破れたとしている。

 同校によると、生徒は福岡県内の実家に帰り、先月25日から登校していない。教頭(58)「今は親と話し合っている段階であり、教育上の配慮からもコメントは控えたい」としている。

ZAKZAK 2009/06/03

1362とはずがたり:2009/06/05(金) 01:16:10
これは・・・酷いんちゃうの??

逮捕の京教大生採用の茨木市教委 保護者会で批判相次ぐ
2009.6.4 23:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090604/crm0906042352037-n1.htm

 京都教育大の学生6人が女子学生(20)に性的暴行を加えたとして逮捕された事件で、集団準強姦容疑で逮捕された原田淳平容疑者(21)を市立小の臨時の学童保育指導員として採用していた茨木市教委が4日夜、同小の保護者会で事情説明を行った。保護者からは市の対応に非難の声が相次いだ。

 説明には約30人の保護者が集まった。市教委で原田容疑者の採用選考を行った父の原田茂樹青少年課長は出席せず、上司の竹林巧生涯学習部長が説明を担当。「課長は息子が無期停学処分を受けたことは知っていたが、理由を調べずに採用してしまった」などと経緯を述べた。

 これに対し、保護者からは「理由を聞かないのはありえない」「不利な情報に目をつぶる縁故採用だ」といった声が上がったほか、市教委が原田容疑者の逮捕を把握していたにもかかわらず、公表していなかったことにも批判の声があがったという。

 竹林部長は「批判を真摯(しんし)に受け止め、採用方法の改善を進めたい」としている。

集団準強姦容疑で逮捕の京教大生、停学中に学童指導員で勤務 父親が臨職採用 大阪・茨木市教委
2009.6.4 11:52
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090604/crm0906041153012-n1.htm

 京都教育大学の男子学生6人が、女子大学生(20)に性的暴行を加えたとして集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕された事件で、大阪府茨木市教委は、逮捕された原田淳平容疑者(21)を市立小学校の学童保育指導員として採用していた、と発表した。採用を最終決定したのは、同容疑者の父で同市の原田茂樹・青少年課長だった。会見した原田課長は「判断が甘かった。被害者の方に申し訳ない」と謝罪した。

 同市教委では「担当課長として、ことの重大性を十分に判断できていなかった」として、処分を検討している。

 市教委によると、原田容疑者は5月1日に臨時職員に採用され、市立小学校の学童保育指導員として勤務。逮捕直前の5月末に「やりたいことがあるので5月いっぱいでやめたい」と原田課長に説明し、退職した。指導員は市教委の判断で採用が可能で、最終決定の権限は原田課長にあったという。

 原田課長によると、市内の学童保育に欠員が続き、広報誌のみで公募したが応募がなかったため、停学中の原田容疑者に声をかけたという。書類を原田課長が審査し、同課長代理とともに面接をして採用を決定した。停学処分中という点は、市教委上層部に報告していなかった。

 会見した原田課長は「息子の停学については知っていた。理由については、大学でのトラブルということだけ聞いていた。認識が甘く、被害者の方に申し訳ない」と謝罪した。

 市教委では「停学中の学生は、事情を調べた上で判断するが、過去に採用された例は聞いたことがない」としている。

1363とはずがたり:2009/06/05(金) 01:17:02

「教育的配慮」…集団準強姦の重大性とズレ、京都教育大学長が会見 
2009.6.1 22:28
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090601/crm0906012231040-n1.htm

 男子学生6人の逮捕を受け、京都教育大学の寺田光世学長(67)らが1日、学内で記者会見。寺田学長は「教育が至らなかった」として謝罪する一方、事件について「学内の調査では公然わいせつと認識していた」と述べたほか、処分後も公表しなかったことについて「教育的配慮を優先し、正確な情報を得てから公表すべきと判断した。間違った対応はしていない」と正当性を主張するなど、事件の重大性とのズレを露呈した。

 同大学によると、被害を受けた女子学生は、今年3月3日に教員に相談。大学側は同6日に「ハラスメント防止委員会」を設立し、教員らが、被害学生や逮捕された6人などに対して聞き取り調査を行った。

 ところが、大学側は24日、被害学生の保護者に対し「公共の場所で性的なことをした公然わいせつは6人とも認めたが、同意があったのか、無理矢理だったのか、細かいところは判断できない」とし、「警察に告訴するかどうかを考えてください」と話したという。その後、31日付で6人を無期限停学処分とした。

 会見で寺田学長は「大学は捜査機関ではないので、細かい事実を追及するのには限界があった。(大学として)警察に早期に相談しなかったのは、内密に事実確認を行うことを優先したため」と釈明した。

 学内ではこの事件についてすでにうわさになっていたという。体育会クラブ所属4年の男子学生(21)は「事件のことは聞いていたし、公表しなかったのはおかしい。新学期になって顧問から、コンパでは飲酒を控えろと言われた」と話した。

1364とはずがたり:2009/06/07(日) 09:36:35
もう「エッチ大」とは呼ばせない 英知大学が校名変更へ
2007年01月13日08時48分
>>608

強制わいせつ容疑の司祭逮捕 信徒にキスや抱擁70回
2009年2月5日11時49分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1226053946/15

聖トマス大、来年度から学生募集停止 兵庫
http://www.asahi.com/edu/news/OSK200906060048.html
2009年6月7日

 入学者の大幅な定員割れが続いていた聖トマス大学(兵庫県尼崎市)を運営する学校法人英知学院(同)は、来年度からの学生募集停止を決めた。現在の1年生が卒業する2013年3月末まで運営するが、統合・譲渡先が見つからなければ閉校する可能性もあるという。文部科学省によると、他大学との統合などを除いて4年制大学の閉校は過去1例しかなく、募集停止は近畿で初めて。

 聖トマス大学は6日午後1時から保護者説明会を開き、小田武彦学長らが募集停止について説明した。

 1963年に英知大学として開学し、07年度に現名称に変更した。近畿で唯一の男女共学のカトリック系大学。人間文化共生学部のみで、英語や宗教文化の教育で知られる。大学院には宗教文化、英語学英米文学の両専攻がある。現在は大学と大学院で計約600人が学ぶ。

 大学によると、募集定員250人に対し、入学者は08年度が78人、09年度が110人。08年度に幼稚園と小学校の教員免許を取得できる人間発達科学科を新設したが受験生離れは止まらず、09年度の入学者のうち日本人は65人で、海外からの留学生が4割を超えた。

 大学関係者によると、累積赤字は今年3月時点で約20億円。「時代のニーズを考えて学科の改組も進めたが、思った以上に受験生が集まらなかった」と話す。

 日本私立学校振興・共済事業団によると、入学金や授業料などは私大の総収入の4分の3を占める。大幅な定員割れは経営の圧迫要因だ。

 背景には「大学全入時代」の到来がある。少子化が進み、えり好みしなければ誰でも大学に入れる状況になりつつあり、08年度は大学の定員総数約57万人に対し、志願者総数は約67万人だった。

 08年度入試で入学者が定員を下回った私大は過去最多の266大学(47.1%)で、定員の半数に満たない私大も過去最多の29大学(5.1%)だった。有力な大手私大に人気が集まる一方、それ以外の私大は苦戦。河合塾の調査によると、09年度の私大一般入試志願者の49.5%が「早慶」や「関関同立」などの有力21私大に集中していた。

 文科省によると、戦後の混乱期や他大学と統合したケースなどを除けば、4年制で廃止されたのは04年1月の立志舘大学(広島県坂町)のみ。募集停止の例は東和大(福岡市、07年度から)、三重中京大(三重県松阪市、10年度から)があるという。(市原研吾)

1365千葉9区:2009/06/10(水) 22:42:36
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000906100004
小〜大学院“ウルトラ”教育一貫ビル高槻に
2009年06月10日

 関西大初等部が来春、JR高槻駅前に開校し、「関関同立」の小学校が出そろう。新キャンパスには、中学校、高校、大学、大学院もあり、13階建ての同じ校舎にそのすべてが入る珍しい形だ。「一貫教育ビル」にする狙いは何か。私立の教育機関としてどのような特徴を出していくのか。初等部開設の責任者、田中明文総括(59)に話を聞いた。


 ◆田中明文総括に聞く


 ――どんなキャンパスになるのですか。


 13階建ての校舎は初等部、中等部、高等部が入る側、大学と大学院が入る側に分かれ、渡り廊下でつながっているつくりになる。片側は1〜5階が初等部、6〜8階が中等部、間に職員室を挟んで、11〜13階に高等部が入る。


 ――なぜ同じ校舎に小・中・高・大・院を。


 小中高の12年一貫教育。しかも同じ校舎で学んでいける。未来の自分の姿を日々見ていくわけだから小学生には安心。特に小6は先行きに不安を感じがちだから、目の前にモデルがいるのは大きい。


 一歩上のレベルに挑戦するなら、中等部(中学校)の実験室を訪ねて行けばいいし、中等部の図書館を利用したらいい。初等部と中等部の教員の行き来もある。そんな「一体感」が売りものになる。


 ――初等部での教育面での工夫や特徴は。


 学習や読書の習慣をきっちりつくる。教科の授業とは別に、全学年で毎日15分の「読書タイム」を設ける。低学年は読み聞かせから始める。高学年は自ら読書計画を立て取り組めるようにしたい。そして一貫教育の利点を生かし、高校まで読書の連続性をつくる。無理に読ませるのでなく、自分で読む本を選んで、自主的に読み進めるような仕掛けでいく。


 初等部の図書館は二つのゾーンに分ける。一つは読み聞かせのゾーン。床暖房も入っていて寝ころぶこともできる。もう一つは調べ学習のゾーンだ。


 教科外ではもう一つ、毎日15分の英語学習をする。言語は週1回程度の「切れ切れ」では限界がある。それを補うのがこの時間ということ。


 ――一人ひとりの顔が見える教育というが、具体的には。


 映像と音声によるネット上の「学園アルバム」をつくる。一人ひとりのファイルに分けて、その子が手がけた作品や研究発表を随時残していく。子どもたちは在学中からそれを見て振り返ることができる。そして次第に自らファイルを積み重ねていけるようにしたい。もちろん両親にも、子どもの成長ぶりが見られるようにしていきたい。

1366とはずがたり:2009/06/11(木) 21:36:55
大学淘汰じわり 関西私大3校が募集停止
2009.6.10 22:45
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090610/edc0906102247006-n1.htm

 入学志願者の減少で、平成22年度から学生募集を停止する私立の4年制大学が相次いでいる。三重中京大学(三重県松阪市)、聖トマス大学(兵庫県尼崎市)神戸ファッション造形大学(同県明石市)の3校が募集停止を明らかにし、在校生の卒業後に廃校を検討。「大学全入時代」を迎え、大学間の学生の獲得争いが激しさを増す中、地方小規模校を中心に大学淘汰の動きが広がりそうだ。

 文部科学省によると、4年制大学で、他大学との合併以外で募集を停止するケースは、16年1月に廃校になった立志舘大学(広島県坂町)と、19年度から募集を停止している東和大学(福岡市)以外では例がないという。

 今回、募集停止を決めた3校はいずれも学部が一つの単科大で、学生数も800人以下の小規模校。

 三重中京大は昭和57年、地元に大学がほしいという県と市の要望で開校。しかし、年々志望者は減少し、今年度の入学者は定員200人に対し155人と8割を切っていた。

 また、昭和38年に英知大学として開学したカトリック系の4年制大学の聖トマス大は、少子化などの影響で平成12年度以降、ほぼ毎年のように定員割れ。20年度から文学部を人間文化共生学部に改組したが、21年度は110人と定員250人の半分以下にまで落ち込んでいた。

 神戸ファッション造形大も同様で、21年度は定員100人に対し、入学者がわずか35人だった。

1367とはずがたり:2009/06/12(金) 11:23:42
今は県の施策になっているのかね?
>育英貸与は05年度に日本学生支援機構(旧日本育英会)から県に移管された分

成績問わず奨学金 困窮家庭の高校生に(熊本)県教委
2009年06月11日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090611007.shtml

 県教委は2010年度から、高校生に奨学金を無利子で貸与する県育英資金の選考基準から成績要件を撤廃、保護者の失職などで家計が苦しい生徒の修学支援に重点を置く制度に変える。6月定例県議会に条例改正を提案している。

 高校生に対する現行の奨学金制度は、世帯年収が767万円以下で成績要件が伴う「育英貸与」と、年収534万円以下の世帯が対象で成績要件がない「修学貸与」に分かれる。貸与額は共に月額1万8000円〜3万5000円。

 育英貸与は05年度に日本学生支援機構(旧日本育英会)から県に移管された分で、08年度の新規採用者は1136人と、県が独自に実施する修学貸与(345人)の3倍以上。しかし、雇用情勢の悪化で修学貸与の希望者が急増していることなどから、経済的支援の意味合いが強い修学貸与に一本化する。

 収入要件も706万円以下に統一。さらに、保護者以外の保証人を不要にして借りやすくすることも検討している。高校教育課は「採用枠を一本化することで、経済的な理由で修学が困難な生徒に貸与しやすくなる」と話している。

 10年度採用分の予約は、9月から受け付けを始める。(森紀子)

1368杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/06/12(金) 19:42:54
>>1366
ここ、元を正すと同朋大学と淵源や経営母体が同じ(真宗大谷派)なんですよね。もっと早く統合できなかったのか・・・・・

愛知新城大谷大と短大部、来年度から学生募集停止
http://www.asahi.com/edu/news/NGY200906120008.html
2009年6月12日

 愛知新城大谷大学と短期大学部(愛知県新城市)が10年度から学生募集をしないことが12日、分かった。学生が集まらず経営が成り立たなくなっているのが原因。在学生は卒業まで学んでもらうという。別の法人への譲渡など大学の存続を図るという。
 同大学によると、社会福祉学部の単科大学で1学年の定員は100人だが、09年度の入学者は13人にとどまった。在学生全体でも128人。短大部も1学年の定員50人に対して今春の入学者は13人で全体でも38人と定員割れの状態になっている。
 同大学は99年に短大が設立され、04年に大学も設置。しかし短大は01年度入学者、大学は設置当初から定員割れが続いた。経営する学校法人尾張学園が08年2月に学生募集停止を決めたが、新城市との協議で09年度の募集は実施していた。

1369とはずがたり:2009/06/12(金) 19:45:38
>>1368
きびしいなあ・・・
> 同大学によると、社会福祉学部の単科大学で1学年の定員は100人だが、09年度の入学者は13人にとどまった。在学生全体でも128人。短大部も1学年の定員50人に対して今春の入学者は13人で全体でも38人と定員割れの状態になっている。

大学多すぎなのにこんな最近に出来てんのか。文部行政も何審査してんだろうねぇ。。
> 同大学は99年に短大が設立され、04年に大学も設置。しかし短大は01年度入学者、大学は設置当初から定員割れが続いた。

1370千葉9区:2009/06/12(金) 20:22:13
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/osaka_h/20090612kf02.htm?from=tokusyu
大阪府立大と市立大統合の知事提案を拒否…平松市長
 大阪市の平松邦夫市長は11日の定例記者会見で、大阪府の橋下徹知事から府立大(堺市中区)と市立大(大阪市住吉区)の統合を打診されたが、断ったことを明らかにした。

 平松市長によると、橋下知事と最近会った際、知事から「大学も(府市で)一緒になりましょうよ。大阪は一つでいいじゃないですか」と持ち掛けられたが、市長は「今は(統合するのではなく)府立大、市立大がそれぞれの力を表に出していい時期だと思う」と受け入れなかったという。

(2009年6月12日 読売新聞)

1371とはずがたり:2009/06/12(金) 20:33:53
>>1370
大阪府市立大論者としては残念。
格としては府大<市大なんで市大が吸収する形でも良かったんじゃないかと思うけど,橋下はあんまり信用成らないから合併後,府がカネださねぇとか言い出しかねないしな。。

1373とはずがたり:2009/06/17(水) 16:10:03
なーんだかねぇ。

慶応進出「お受験」過熱
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000906170006
2009年06月17日

授業を始める前には必ず「こんにちは」とあいさつする=横浜市青葉区の小学校受験塾

画用紙に絵の具で自由に色を塗る子ども=横浜市青葉区の小学校受験塾

  慶応義塾の小中一貫校(1学年120人)が11年春、横浜市青葉区に開校する。校舎の建設も始まっていないが、初入試は来年秋に迫った。「お受験界」のトップブランド校の進出に、小学校の受験塾は早くも熱を帯びている。
(曽田幹東)

  同市青葉区のアリスこどもスクール。「大きなフープ。よく出来ました。じゃあ次は、小さなフープ」。ピアノの伴奏に合わせて、3歳児がフラフープを目指して動き回る。指示通り機敏に動く授業の一こまだ。上手にできると、見守る母親が拍手し、子どもはうれしそうに笑った。

  この教室では、2年間かけて受験に臨むカリキュラムを組んでいたが、慶応を目指す父母の要望を受け、半年早く始める特別コースを新設した。

  「じっくり時間をかけ、感性と思考力を育む」と野笹玲子代表(54)。「8、9割の生徒が慶応を受験する」と予想している。7月には、慶応の創立者・福沢諭吉の考えを学ぶ勉強会も開く。

  ほかの受験塾も、東急田園都市線沿線に新教室を開校したり、既存教室に慶応向けコースを設けたり、様々な対策を打ち出してきた。ただ、入試の内容が明らかになっていないため、「授業は手探り状態」(講師の1人)という。

  不況でも慶応人気に陰りはみえない。幼稚舎(東京都渋谷区、定員144人)の09年度の倍率は男子14倍、女子22倍だった。

  入学金や学費で初年度だけで150万円以上かかるが、子どもを受験塾に通わせる母親たちからは「家や土地より、教育を子どもに残したい」「人生には環境が大事。学内の人脈が魅力」といった言葉が次々と飛び出す。

  青葉区に新しい学校ができれば、幼稚舎とあわせ、慶応を2回受験できるチャンスが生まれる。長男が今秋、幼稚舎を受験する東京都世田谷区の30代女性は「開校があと1年早かったら、長男も受験できた」と残念がった。

  一方、周囲の私学は戦々恐々だ。私立捜真小学校長で県私立小学校協会の佐藤勇理事長(65)は「内心、心配している校長は多い」と話す。

  県内の私学受験者は約4400人。試験日程次第で、その受験者が慶応に流れる懸念がある。都内では幼稚舎の合格発表が遅いため、合格者が他校の入学を辞退する玉突き現象が生じ、県内でも同じことが起きる可能性がある。

  これに対し、大手受験塾ジャック幼児教育研究所の大岡史直理事(46)は、慶応進出は他の私学も歓迎すべきだと言う。「最初は慶応だけ考えて勉強を始めても、いざ受験になった時、それまでの努力を考えて、ほかの私学も受ける。だから間違いなく受験者数は増える」と分析した。

1374とはずがたり:2009/06/18(木) 17:13:35

益川敏英さん率いる新組織設置へ 名古屋大、来春にも
06/18 12:29
http://www.shizushin.com/news/environment/science/2009061801000526.htm

 名古屋大大学院理学研究科が新組織「素粒子宇宙起源研究機構」(仮称)を来春にも設置、同大出身で昨年ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都大名誉教授をトップに据える計画を進めていることが18日分かった。
 益川氏は、2003年に理学部教授となった京都産業大での通常の授業がなくなる来年から「名古屋大での研究活動も行っていく」としている。今年3月から名古屋大特別教授を務めている。
 名古屋大関係者によると、研究者約20人を集め、ノーベル賞を受賞した「小林・益川理論」を超える素粒子理論研究を目指す。計画は今後、役員会などに諮る。
 益川氏は来年4月から京都産業大の「益川塾」塾頭としても活動予定。

田中耕一さんが東大客員教授に タンパク質解析で共同研究
06/18 12:34
http://www.shizushin.com/news/environment/science/2009061801000402.htm
 東京大医科学研究所は18日、2002年にノーベル化学賞を受賞した島津製作所フェローの田中耕一さん(49)が、4月1日付で客員教授に就任したと発表した。同研究所と島津製作所は今後「タンパク質の翻訳後修飾」と呼ばれる現象の解析手法開発などで共同研究を行う。
 共同研究は2年間の予定。記者会見した田中さんは「これまで自分のこなせる力以上の仕事が多かったが、ここ数年で自信を持って主体的に行動できるようになった。病気の早期発見や新薬開発につながるような基礎の知見を得たい」と抱負を語った。
 翻訳後修飾は、生体内でつくられたタンパク質が、さまざまな化学反応によって多様な機能を発揮するようになる現象。その異常は、病気の発症原因になることがある。

1375千葉9区:2009/06/18(木) 23:00:54
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090618-OYT1T00826.htm?from=y10
株式会社立のLEC大、来年度の学部生の募集停止へ
 株式会社が設立した「LEC東京リーガルマインド大学」(東京都千代田区)は18日、来年度の学部生の募集を停止すると発表した。


 株式会社立の学校の募集停止は2例目。募集停止後も在校生がいる間は授業を続け、大学院は募集を継続する。

 LEC大は2004年、構造改革特区制度で開校した初の株式会社立大学。資格試験対策の予備校を経営する東京リーガルマインド(反町勝夫社長)が運営し、学部生459人、大学院生34人が在籍している。

 当初、全国14か所にキャンパスがあったが、多くの専任教員が大学で教育も研究も行っていないとして、文部科学省から07年に学校教育法に基づく改善勧告を受けた。その後、定員割れが続き、各地でキャンパスを閉鎖。今年度は千代田キャンパスだけで学生を募集したが、160人の定員に対し入学者は19人にとどまっていた。大学事業の累積赤字は約30億円にのぼる。

 文科省によると、株式会社立大は全国に6校あり、06年開校のLCA大学院大学(大阪市)が今年度から学生の募集を停止していた。少子化などの影響により来年度から募集停止する4年制大学も相次いでおり、LEC大で5校目となる。

(2009年6月18日21時19分 読売新聞)

1376とはずがたり:2009/06/19(金) 01:09:37

私大の半数が定員割れ 「在学中に廃校になったら…」不安の声
2009.6.10 23:35
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090610/edc0906102337008-n1.htm

 少子化で18歳人口が減少し、定員割れの私立大が半数近くに上るなど、厳しい運営を迫られる大学が少なくない。「大学全入時代」の到来で希望すればだれでも大学生になれる一方、学生の獲得競争に敗れて淘汰(とうた)され、廃校が決まった大学の学生からは、「留年や休学して在学途中で大学がなくなったら、どうすればいいのか」と不安の声が上がっている。

 文部科学省によると、4年制の私立大は平成20年度で591校あり、2年度の372校から約1・6倍も増加した。しかし、日本私立学校振興・共済事業団の20年度調査では、定員割れした私立大は約半数の266校に上った。このうち、29校は定員の半数にも満たなかった。

 定員割れの大学は、地域別では北関東や北陸、中国、四国地方で多く、学生数では800人未満が目立つという。都心の大規模校に学生が集中し、地方の小規模校ほど厳しい運営を迫られるという「二極化」の実態も浮かんでいる。

 今回、募集を停止した三重中京大の担当者は「今、募集停止しないと在学生の教育も十分にできなくなってしまう危機感があった」と明かす。聖トマス大でも12年度以降、定員割れが続き、累積赤字は20億円に上っているという。

 一方、学生の側も廃校を念頭に置いた募集停止に、不安を隠せない。「学生や保護者向けの説明会を何度も開いてきたが、学生からは『留学や休学したときどうなるのか』『他大学への転学などはできるのか』といった声が多い」と三重中京大広報課。

 「消える大学 残る大学」の著者、諸星裕・桜美林大学教授は「1万人規模の大学は60校ほどしかないが、それが学生の半分ぐらいを取ってしまい、残り半分を500校近くで取り合うのが実態で、淘汰は仕方がない」と説明。

 今後について「地方大、女子大、小規模大、単科大の順に危なくなるだろう。運営の厳しい大学は、18〜22歳層ではなく、地域や社会人に活路を求めていくしかないのでは」と指摘している。

1377とはずがたり:2009/06/19(金) 01:44:33

元部員たちはどうすんだ?拳闘部でも新たにつくって一からやり直すとか。

近大のボクシング部廃部 部員の強盗容疑事件受け
06/18 13:41
http://www.shizushin.com/sports_news/national/2009061801000570.htm

 部員2人が強盗容疑で17日に逮捕されたことを受け、近畿大は18日、ボクシング部の同日付での廃部を決定したと発表した。またこの日の懲罰委員会で、2人を同日付で無期停学処分とすることも決めた。
 近畿大広報部によると、今回の事件の重大性を重く受け止めての廃部。「事件の被害者の方々はもとより、関係者に対し、多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを重ねておわびいたします」とのコメントも出した。
 近畿大ボクシング部は大学日本一を決める全日本大学王座決定戦で11度の優勝を誇る強豪。1968年メキシコ五輪バンタム級銅メダリストの故森岡栄治(もりおか・えいじ)氏を輩出し、世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の名城信男(六島)も所属した。現在の部員は20人で、大半が東大阪市内のボクシング部合宿所で生活している。

1378とはずがたり:2009/06/22(月) 19:36:28
なんだか急転直下だ。。

京都教育大生の集団暴行で「供述に食い違い」 弁護人は閉廷後「無罪の事件だ」 拘置理由開示
2009.6.19 14:26
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090619/trl0906191427014-n1.htm

 京都教育大(京都市伏見区)の集団暴行事件で、京都府警に集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕された男子学生6人の拘置理由開示の手続きが19日、京都簡裁であった。

 松林秀樹裁判官は「大人数による犯行で(被害者が)酩酊(めいてい)状態だったかなど供述に食い違いがあり、釈放すれば証拠隠滅の恐れがある」と説明。「有罪になれば相当の刑罰が予想され逃亡の恐れもある」と述べた。

 容疑者6人は「女子大生は酩酊状態ではなかった」「同意の上だった」などと主張。弁護人は閉廷後「無罪の事件だ」と話した。

 6人は2月25日夜、京都市中京区の居酒屋で、酔って抵抗できない状態の当時19歳の女子大生を店内の空き部屋に連れ込み乱暴したとして、6月1日に逮捕された。京都府警によると全員否認している。


京都教育大の準強姦事件で6学生全員を釈放 週内にも不起訴処分に
2009.6.22 18:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090622/trl0906221849007-n1.htm

 酒に酔って抵抗できない女子大生を集団で暴行したとして、集団準強姦(ごうかん)容疑で京都府警に逮捕された京都教育大の男子学生6人について、京都地検は22日、処分保留で全員を釈放した。

 今週中にも不起訴処分にする方針。

 地検によると、同日付で、6人と女子大生との示談が成立。女子大生が被害届を取り下げた。集団準強姦は親告罪ではないため立件は可能だが、地検は起訴する必要がなくなったと判断した。

 地検の西浦久子次席検事は記者会見し「強制捜査に問題はなかった。学内での解決はあり得ず、捜査により(示談という)きちんとした決着をみた」と話した。府警捜査1課は処分について「ノーコメント」としている。

1379とはずがたり:2009/06/22(月) 19:47:32

10年度県教員採用志願倍率ダウン 平均は16・6倍
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090620f

 (秋田)県教育委員会は19日、2010年度県公立学校教諭等採用候補者選考試験の出願状況を発表した。平均志願倍率は16・6倍で2年連続で前年度を下回った。県教委は小学校の採用予定者数を増やしたり受験年齢制限を据え置いたりすることで、教員志望者の首都圏への流出に歯止めをかけるとともに若手教員の確保を狙った。しかし、小学校の志願者は約70人減り、倍率も前年度の26・2倍から11・3倍と大きく下がった。

 全体の志願者は前年度比149人減の1193人(採用予定者数72人程度)。倍率も、8年ぶりに20倍台を割った前年度の19・4倍から16・6倍まで下がった。

 小学校の志願者は169人で高校が418人。それぞれ67人、70人減った。倍率は小学校が11・3倍と前年度の26・2倍から大幅に下がり、高校は16・7倍と前年度の16・3倍を上回った。

 県教育庁義務教育課と高校教育課は、志願者数減の背景を▽首都圏への流出▽高い倍率を想定して受験を敬遠した?などと推測。義務教育課は「昨年並みの受験者数を想定したが意外な結果。採用予定者数を増やしたのだが、首都圏に比べると、まだ高倍率だから減ったのだろうか」とみる。
(2009/06/20 10:42 更新)

1380千葉9区:2009/06/22(月) 21:00:52
政治かごときが、なにを決める
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090620ddlk17010644000c.html
携帯電話:子ども携帯規制条例案、県議同士が応酬−−県議会 /石川
 保護者が小中学生に携帯電話を持たせないよう努力する規定を盛り込んだ「いしかわ子ども総合条例」の改正案について、19日の県議会一般質問で県議同士の応酬があった。県議の質問には議案を提出する県が答えるのが一般的なスタイルだが、今回は提出者が県議のためで、議会事務局によると県議会では初のケースという。

 反対する尾西洋子県議(共産)が「持たせないという努力規定であれば決議や声明でいいのでは」と質問。提出者を代表して下沢佳充県議(自民)が「子どもたちに関する大事なこと。条例化で県民に幅広く知ってもらい、子どもたちにプラスになるようにしたい」と答えた。尾西県議は審議時間が十分でないとして「慎重になるべきだ」と再質問。下沢県議は「ルール、日程の中で最善を尽くした」と反論した。【栗原伸夫】

1381とはずがたり:2009/06/23(火) 22:27:54
「私学はぜいたくしすぎ」大阪府が修学旅行補てん見送り
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090623112.html

 大阪府は23日、一般会計で908億円の2009年度第4次補正予算案を発表した。新型インフルエンザ関連で検討するとしていた修学旅行の延期・中止校にキャンセル料などを補てんする事業費については、計上を見送った。

 キャンセル料などが確定していない上、橋下徹知事が私立高校の修学旅行の行き先にオーストラリアなど外国が多いことを問題視したため。知事は記者団に「私学はぜいたくしすぎ。高校生にはふさわしい修学旅行の質やレベルがある」と批判した。

 府私学課は、私立の小中高11校のキャンセル料として6600万円余りを要求していた。

 補正予算案は、国の経済危機対策に基づく雇用創出や、学校教育の環境整備などが柱。雇用対策では基金を120億円積み増し、3年間で1万2千人の雇用創出を目指す。介護職員の処遇を改善するため、264億円規模の基金も創設する。

 また、府立高校で手書き入力のパソコンなどを活用した授業ができるICT(情報通信技術)環境の整備を進めるほか、市町村が公立の小中学校で同様の整備をする際に経費を補助する事業費37億円も計上した。

[ 2009年06月23日 18:27 ]

1382とはずがたり:2009/06/24(水) 15:40:42
仕事直結の授業中心、「新大学」創設へ 中教審の報告案
http://www.asahi.com/national/update/0623/TKY200906220340.html
2009年6月23日3時0分

 中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は22日、会議を開き、職業教育に絞った「新しい大学」を創設する方針を打ち出した。教養や研究を重視する今の大学・短大とは別の高等教育機関(新学校種)。実務の知識や経験、資格を持つ教員が職業に直結する教育を担う。実現すれば、高校卒業後の学校制度が大幅に変わることになる。

 これまでの議論では、新大学の名称は「専門大学」「職業大学」などが考えられている。報告案によると、新たな教育課程は、実験や実習など仕事に直結する授業に重点を置き、割合として4〜5割を例示している。このほか関連する企業での一定期間のインターンシップを義務づけ、教育課程の編成でも企業などと連携する。修業年限を2〜3年または4年以上を考えている。

 中教審での議論は、就職しても早期に仕事をやめる若者が増えていることや、かつてと仕事内容や雇用構造が大きく変わったことから始まった。この過程で、一般(教養)教育や研究に多くの時間を割く、これまでの大学と目的が異なる新たな高等教育機関の設立が具体化してきた。

 今後の議論を踏まえて方針が了承されると、文科省が制度設計の作業に入る。設置基準などの仕組みができれば、新大学への移行を希望する専修学校(専門課程)などが集まるとみられる。

 ただ、現状の専修学校の制度は、私学助成対象とならない代わりに設置基準が緩く、自由な運営や教育ができる。また新大学が、地域の大学や短大などと競合する場合もあり、反発が出る可能性もある。22日の会議でも「現行の大学にも多様性があり、議論は尽くされていない」との反対意見が出た。中教審は今夏をめどに報告をまとめる方針だ。(編集委員・山上浩二郎)

1383とはずがたり:2009/06/25(木) 10:40:37

優秀な日本の若者が海外へ出て挑戦することそのものは悪くない。
日本も海外の優秀な人材を採るべく努力すべし。
しっかしこんなに大学増やしてきたのにポスドクの受け皿が増えないのはねぇ。

ポスドク:加速する頭脳流出 若手研究者、職なく41%が海外へ
http://mainichi.jp/select/science/news/20090530dde001040011000c.html
 ◇倍増ポスドク 98〜08年度調査

 10年間にポスドクが就職するまでの期間が平均6・4年と倍近くに増え、職が見つからない若手研究者の海外流出が加速していることが、大阪府立大の浅野雅子准教授(素粒子論)の調査で分かった。国が常勤職を確保しないままポスドクを増やした計画が背景にある。素粒子論分野のみの調査だが、海外在住の研究者を含めてほぼ全数を調査した例は珍しく、他分野でも同様の傾向があるとみられる。日本の将来の科学技術発展への影響が懸念されそうだ。【石塚孝志】
 ◇就職まで6.4年

 素粒子論研究者で作る学術団体(素粒子論サブグループ)の98〜08年度までの名簿を基に調べた。

 それによると、全体の人数は700人前後で推移しているが、ポスドクの人数は107人から193人と1・8倍に増え、逆に博士課程に進学する人は85人から47人に減った。

 博士号取得後にポスドクを続けている期間は98年度の平均3・4年から08年度の平均6・4年と増加。海外流出したポスドクは98年度の3%弱から04年度28%、08年度41%と急増した。

 ◇基礎科学先細り

 03年以前の同団体の会員制度は現在と異なるために単純な比較はできないが、ポスドクが海外に職を求め、昨年秋のノーベル物理学賞受賞者の南部陽一郎さんが米国籍だったことで話題になった頭脳流出が年々増えている傾向を示唆した。特に、台湾や韓国など東アジアへの流出が目立つという。

 浅野准教授は「若者が就職難を心配し、博士課程に進んで研究を続けなくなっている。このままでは日本の基礎科学は先細りしかねない」と危機感を募らせている。
=============
 ■ことば
 ◇ポスドク
 ポストドクターの略。博士号取得後、常勤の職についていない研究者を指し、多くは3〜5年の任期付き研究員として働く。政府は第1期科学技術基本計画(96〜00年度)の中で「ポストドクター等1万人支援計画」を実施した。現在1万6000人を超すが、大学や研究所などの常勤の研究職は増えていない。

毎日新聞 2009年5月30日 東京夕刊

1384とはずがたり:2009/06/30(火) 19:07:19

ポスドク採用で480万円支給 文科省、企業の募集開始
http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY200906290253.html
2009年6月30日5時41分

 大学や研究機関の「ポスドク」と呼ばれる任期付き博士研究者(ポストドクター)を採用した企業に、1人あたり480万円支給――。科学技術振興機構が29日、対象企業の募集を始めた。不安定な立場のポスドクの就職を促すための緊急措置だ。

 文部科学省の事業で、研究職で最低1年間雇うことが応募の条件。ポスドク経験があって職に就いていない人も含め、全体で100人程度分の支給を見込んでいる。

 企業側が出したポスドクの研究計画をもとに審査を行い、採用時点で480万円を支給。1年間だけの「使い捨て」にならないように、成果や雇用が継続されているかの確認もする。

 文科省によると、ポスドクは06年度で1万6千人。大学や研究機関のポストは限られ、安定した職に就けない博士が増えている。35歳以上が約3割を占め、社会保険の未加入者も全体の4割に上る。

 7割以上が企業への就職を希望するが、日本企業の新規採用は修士までが多く、採用状況は厳しい。企業で働くのは博士全体の2割以下で、米国の半分に満たない。

 文科省は「採用はまだ少ないが、採用した企業の評価は高い。『食わず嫌い』解消の呼び水にしたい」としている。(行方史郎)

1385とはずがたり:2009/07/01(水) 13:28:12
給食費未納3100万円、熊本県「半数は支払い能力ある」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20090127-OYS1T00286.htm?from=nwlb

 県内の公立小中学校の給食費未納総額が2007年度で約3100万円に上ったことが県教育委員会の調査でわかった。前年度より約340万円増え、文科省による全国調査が行われた05年度以降、増加傾向が続いている。県教委は2月に市町村の担当者らによる会議を開き、対策を協議する。

 未納があったのは、小学校が約4割にあたる175校、中学校が約半数の91校の計266校で、06年度に比べ8校増えた。未納者は小中学校合わせ1451人(同146人増)で、1人当たりの平均未納額は約2万1500円(同165円増)だった。給食費は07年度平均で、小学校が月額約3600円、中学校は約4200円という。

 未納の理由は、「支払い能力があるのに支払わない」など規範意識の問題が半数を占めた。県教委は「学校給食の意義を保護者に啓発するとともに、効果的な徴収方法の検討や、経済的な援助制度の周知を図りたい」としている。
(2009年1月27日 読売新聞)

1386とはずがたり:2009/07/01(水) 13:28:44
給食費 収納率アップへ 保護者に申込書

多治見市が制度導入 支払いに責任感を
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo090306_7.htm?from=nwlb

 多治見市は、市立の幼稚園6園、小中学校21校に通う児童生徒の保護者に、学校給食申込書を提出してもらうことを決めた。県内では瑞穂市に次いで2番目。支払いに責任感を持ってもらい、給食費の未納を減らすのが狙い。すでに入学している児童生徒を持つ保護者には今年度中、新入生には入学時に提出を求める。

 申込書は「『私は学校給食の提供に関する約款』を了承し、学校給食の提供を申し込みます」などと記され、保護者名と児童生徒名を記入するようになっている。給食費の保護者負担は学校給食法で定められ、1食当たり園児220円、児童240円、生徒280円。

 市教育委員会によると、最近10年間の給食費の未納額は計557万円。2006年度は約100万円、07年度は約200万円と倍増した。市では「滞納が続けば、法的措置も視野に入れていく」としている。

 瑞穂市は1999年5月、申込書を導入。07年度の収納率は98・37%で、未納額は約400万円だった。市教委は「収納率はここ数年落ちている。導入から10年が経過するため、収納率を向上させる思い切った施策を実施したい」としている。

(2009年3月6日 読売新聞)

1387とはずがたり:2009/07/01(水) 13:28:55


滞納給食費8410万円回収、法的措置導入で効果
教育・子育て
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20090620-OYS1T00348.htm

 福岡市教委は19日の市議会第2委員会で、学校給食費を長期間支払わない世帯に法的措置を導入した結果、2007、08年度の2年間で計809世帯から約8410万円分の納付を取りつける効果があったことを明らかにした。

 市教委は07年12月、経済的な理由など特段の事情がないのに給食費を滞納している世帯に対し、簡易裁判所に支払い督促を申し立てる方針を決めた。

 07、08年度は再三の支払い要請に応じなかった計1564世帯に対し、申し立てを前提に最終催告を行った。その結果、ほぼ半数の797世帯(計約8180万円)が納付に応じたり、納付を誓約したりした。滞納額が多額なケースなど83世帯に対しては、実際に福岡簡裁に申し立て、うち12世帯が計約230万円分を納付することが決まった。

 このほか、簡裁による督促に応じないため、財産の差し押さえを予定している世帯もあるという。
(2009年6月20日 読売新聞)

1388杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/07/01(水) 21:04:04
自分がお世話になった予備校なんですよね。ここ。
後で佐野眞一の著作で、高宮のことを取り上げたルポを読んだ時に思いましたよ。「なるほど、これが『学校屋』なんだな」って。

  ,,,,,,,,,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつhttp://xurl.jp/d6s

代々木ゼミナール創設者の高宮行男さん死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/0701/TKY200907010324.html
2009年7月1日20時42分

 高宮 行男さん(たかみや・ゆきお=代々木ゼミナール創設者・理事長)が6月30日、心不全で死去、92歳。葬儀は近親者で行った。喪主は妻清子(きよこ)さん。お別れの会は6日午後1時から東京都港区元赤坂2の2の23の明治記念館で。連絡先は代々木ゼミナール総務部(03・3379・5221)。
 陸軍砲兵大佐から戦後親類を頼って事業家に転進、経営不振の予備校を引き受ける形で1959年に代々木ゼミナールを開校した。受験が激しくなった時代に多くの有名講師を擁し全国に事業展開したことで、河合塾・駿台予備学校と並ぶ大手予備校に育て上げた。

1389とはずがたり:2009/07/02(木) 00:53:44
おお,杉山さんは代ゼミ出身でしたか。
私は河合塾出身です。母校愛の強い俺は河合塾に未だ出身校のアイデンティティを持ってますね〜。

1390とはずがたり:2009/07/02(木) 19:46:47
新しい大学院大学作るよりは名門琉球大学を旧帝大並の位置づけに再編した方がええんちゃうけ。
因みに日本の多くの大学は○○ UniversityなんだけどUniversity of ○○なのが東大と筑波大と琉球大である。

大学院大学法、政府全額補助で成立へ2009年7月2日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-146580-storytopic-3.html

沖縄科学技術大学院大学学園法案を全会一致で可決した参院沖縄北方特別委員会=1日午後、国会委員会室

 【東京】参院沖縄北方特別委員会(市川一朗委員長)は1日、学園の運営経費を政府が全額補助する仕組みを盛り込んだ沖縄科学技術大学院大学学園法案を全会一致で可決した。早ければ3日にも参院本会議で可決、成立する見通し。成立すれば、沖縄科学技術大学院大学の2012年度開学に向けた準備作業が本格化する。
 成立後、政府は8月までに、学長の人選や寄付行為の基準などを作る「設立委員」を選任する。「設立委員」は沖縄科学技術研究基盤整備機構の運営委員会(ボード・オブ・ガバナーズ)のメンバーを基本に構成する見通し。
 沖北委での可決後、佐藤勉沖縄担当相は「成立すれば沖縄の自立型経済の構築に向けた大きなスタートになる。感慨深い」と述べた。
 採決を前に質疑があり、大学院大学の学長と理事長の関係について、内閣府の清水治沖縄振興局長は「大学院大学のみを設置する簡素な経営になるので、同じ方が就任することが想定される」と述べ、学長と理事長は同一人物になるとの認識を示した。今野東氏(民主)に答えた。

1391とはずがたり:2009/07/03(金) 19:59:39
’09迫る:知事選 現場を歩く/3 定時制3高校・募集停止方針 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/archive/news/2009/07/01/20090701ddlk28010370000c.html
 ◇障害者・少数の声守れ

 「川西高校、同宝塚良元校、伊丹市立高校を統合再編し、多部制単位制高校の設立を考えている」。1月28日、川西市のみつなかホールでの説明会。県教委は初めて、阪神北部の県立2校と伊丹市立1校の定時制高校の具体名を挙げ、12年度からの募集停止方針を明らかにした。

 説明会には、阪神地域の中学・高校の校長や教員ら約300人が参加。だが、「席が足りない」などの理由で、卒業生やマスコミは締め出し非公開にした。定時制高校は多くの障害者や中学時代に不登校を経験した生徒が学ぶ場として重要な役割を果たしている。寒空の下、障害者団体メンバーが「定時制をつぶすな」と訴えた。

 県教委が「県立高校教育改革第二次実施計画」に基づき、旧県立武庫荘高校跡地(尼崎市西昆陽3)に多部制単位制高校の新設を発表したのは08年10月。県立川西高と同宝塚良元校の卒業生らが「存続を求める会」を結成。統廃合反対の署名集めなど、両校存続の必要性を訴える運動を進める。

 これまでにも、定時制4校を統廃合し01年多部制単位制高校の西宮香風高(西宮市)▽3校を募集停止にして03年に飾磨工業(姫路市)▽西脇北高(西脇市)を定時制から多部制単位制に変え、北条高(加西市)の定時制を募集停止−−が断行され、「次は神戸や但馬地区で統合再編が進むのでは」と保護者や生徒の不安が募る。

 県教委は再編の理由を、充足率の低さや勤労学生の減少と説明。「多部制単位制の方が受験生の多様なニーズに応えられる。定員についても再編する定時制と同程度を確保する」。だが、多部制移行で「夜間」の定員は半数に減る。今春の入試では西宮香風の受験者(転編入を除く)が定員(224人)を186人も上回り、夜間だけで24人が不合格に。

 また、武庫荘高跡地は交通の利便性が悪く、宝塚や川西、猪名川市町域から通う生徒は、通学時間が大幅に長くなる。障害者や仕事を持つ生徒らが学ぶ権利を奪われかねない。

    ◇

 「力を合わせて阻止しよう」。4月末、「求める会」のメンバーが宝塚市内で開いた集会には障害者や教師ら150人以上が参加し、定時制高校の必要性を訴えた。「障害者問題を考える兵庫県連絡会議」の石橋宏昭・事務局長は「障害者は全日制に入れず、多くが定時制に通っている。県教委はその問題にきちんと答えるべきだ」と厳しく批判。宝塚、川西、猪名川市町議会では意見書も採択された。県教委は再編高校名を3月末に発表予定だったが、6万人以上の反対署名を前に再検討を強いられている。

 また、今春の県立高校入試では大量採点ミスが判明。「合否判定に影響はない」と県教委は説明するが、県民の不信は高まるばかり。「協働と参画」を掲げる県と県教委に求められるのは、徹底した情報公開と、少数であろうと県民の意見に真摯(しんし)に耳を傾け、共に考える姿勢に他ならない。【近藤諭】=つづく

〔神戸版〕
毎日新聞 2009年7月1日 地方版

1392とはずがたり:2009/07/04(土) 22:15:02
>国立の▽東北▽筑波▽東京▽名古屋▽京都▽大阪▽九州、私立の▽慶応▽上智▽明治▽早稲田▽同志社▽立命館。
北大・東工大・一橋・神大辺りが入ってないな。

国際化拠点事業:東北大など国私立13大学選定 文科省
http://mainichi.jp/life/edu/news/20090704k0000m040101000c.html

 文部科学省は3日、留学生受け入れ促進策として今年度からスタートする「国際化拠点整備事業」の対象に、国私立13大学を選定したと発表した。

 国が掲げる「留学生30万人計画」に基づく事業。公募に22大学が英語での授業で学位を取得したり、専門相談員による生活支援を充実するなどの留学生受け入れプランを申請していた。選ばれた大学は、国立の▽東北▽筑波▽東京▽名古屋▽京都▽大阪▽九州、私立の▽慶応▽上智▽明治▽早稲田▽同志社▽立命館。

 文科省は今年度から5年間、選ばれた大学に毎年2億〜4億円を交付し、10年度以降も公募して拠点大学を計30カ所に増やす方針。

 また、日本の全大学が情報発信や面接試験などに使えるよう、東京大のハイデラバードオフィス(インド)などアジアや欧州にある8大学の海外拠点を「共同利用事務所」に指定した。

毎日新聞 2009年7月3日 22時45分

13大学を国際化拠点に=留学受け入れ促進で−文科省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009070300712
 文部科学省は3日、海外からの留学生受け入れを促進する国際化拠点整備事業の対象として、国私立13大学の取り組みを選定したと発表した。英語での授業、日本語教育、専門スタッフによる生活支援などの計画を評価した。各大学に2009年度から5年間、毎年2〜4億円を交付する。
 このうち、東北大のロシア代表事務所、早稲田大のヨーロッパセンター(ドイツ)など8大学の海外拠点を「共同利用事務所」に指定。他大学も現地説明会、面接試験に利用できる施設として整備する。(2009/07/03-16:54)

東北大など13校 国際化拠点選定 文科省
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090704t73024.htm
 文部科学省は3日、政府の「留学生30万人計画」の一環として留学生を積極的に受け入れる国際化拠点大学に、京都大や東北大など13校を選んだと発表した。

 多様な人が集まるキャンパスで学び、国際的に活躍する人材を養成するのが狙いで、本年度から始まった「国際化拠点整備事業」(グローバル30)により、年間2億〜4億円の補助金が5年間交付される。今後、30校程度に増やす方針。

 国際化拠点大学では、英語だけで学位が取れるコースの設置や9月入学の採用、専門スタッフによる留学生の就職支援などを実施。各大学が留学生の受け入れ重点国を決めて海外拠点もつくる。
2009年07月04日土曜日

1393とはずがたり:2009/07/05(日) 00:52:47
早大が小田原進出!?県立高校に“ミニキャンパス”
http://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009062719_all.html
名物教授、著名人が講義

 小田原に早稲田大学が出現!? 神奈川屈指の進学校、県立小田原高校と早稲田大学、小田原市などの地域が連携したイベント「早稲田フェスタin小田原」が、28日午前10時から小田原高校(小田原市城山3の26の1)で開催される。単なる大学説明会ではなく、高校内に“ミニキャンパス”が出現するというので、他校の生徒や父母たちも注目している。

 同フェスタでは、「早稲田の英語」でおなじみの教育学部の石原剛准教授による市民講座や、広岡達朗氏による講演会「早稲田大学と私の野球人生」を開催。各教室では学部の説明会のほか、早大の講師や学生らによる小中学生への科学実験や物理教室、中高生向けの科学者養成講座なども行われる。入場は無料。

 昨年12月、理数科の授業で連携を組んでいる早大に、同校がイベントを提案。当初、早大は「なぜ小田原まで?」と消極的だったというが、早大のOB会、小田原稲門会も企画に賛同し、一気に風向きが変わった。

 「うちは神奈川で一番田舎で、生徒たちも純朴。教師が一生懸命授業をすると生徒は目をうるませて『先生ありがとう』と、学園ドラマみたいな世界が今でもある。そんな生徒たちに、(イベントの盛り上がりを通して)人生は面白いと知ってもらいたい。イベントが全国の高校に波及することを目指します」と同校の神戸秀巳副校長(51)は力強く話す。

 この意気込みに地元も全面協力。イベントのパンフレットには地元名産・小田原かまぼこの老舗「鈴廣」のかまぼこ10%割引券や同市内の銀座ライオンの10%割引クーポンなどが付いた。

 同校では6年前から年に1回、OBの大学生や社会人と現役生徒の交流会を開いている。先輩たちの生の話を聞いて感激する現役生たちの姿を見て、OBも「元気がもらえた」と好評。「こうした交流で元気な人が増えれば世の中もっと面白くなる」と神戸副校長は語る。すでに、横浜や藤沢の稲門会でも、同様のイベント開催の機運が高まっているという。

ZAKZAK 2009/06/27

1394AICJ中虚偽宣伝事件:2009/07/11(土) 04:47:39
AICJ中学校、高校の新理事長に就任された伊勢桃代先生へ

IB詐称、慶応中合格詐称、新校舎建設騙し宣伝などAICJの内情をわかった上で就任されたのでしたら
即刻調査の上、謝罪会見をしてください。
知らなかったのなら竹村健一前理事長の責任という事で
辞任なさったら先生に汚名はかかりません、
一度関係機関を全部調べてください。
AICJと鴎州塾の悪徳に伊勢桃代先生も驚愕なさるでしょう!
竹村健一先生もAICJ虚偽宣伝事件の被害者かもしれません、

1395荷主研究者:2009/07/12(日) 19:04:24

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/99593
九州パワーアカデミー設立式 電気工学の夢 発信 九州大
2009年6月2日 00:15 西日本新聞

九州大や九電関係者などがテープカットして、九州パワーアカデミーの設立を祝った=1日午前11時、福岡市西区の九州大

 九州の大学・高専と企業が連携して電気工学系の人材育成を目指す「九州パワーアカデミー」の設立式が1日、福岡市西区元岡の九州大学であり、九大教授や同大学生、九州電力関係者など約50人が出席した。

 式典では代表幹事に就いた九大大学院システム情報科学研究員の岡田龍雄教授(電気システム工学)が「若者の理系離れが進んでおり、産業界と一体になって電気工学の力や夢を分かりやすく発信していく必要がある」とあいさつ。その後、出席者代表がテープカットして設立を祝った。

 九州パワーアカデミーは九州全域の国立、私立大学14校と高専10校で発足。産業界からは九電が入っているが、岡田代表幹事は「地元中心に協賛企業を20‐30社に増やしたい」と意欲をみせた。

 当面は小、中学生を対象に太陽光発電で走る自動車を作る公開講座や火力発電や自動車工場の見学会などを計画している。

=2009/06/02付 西日本新聞朝刊=

1396荷主研究者:2009/07/12(日) 19:08:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090608t15012.htm
2009年06月08日月曜日 河北新報
米国人東北大院生が快挙 漢検研究奨励賞で優秀賞

「将来は日本の大学で、漢字の面白さを教えたい」と語るジスクさん

 2008年度漢検研究奨励賞(日本漢字能力検定協会主催)で、東北大大学院生の米国人マシュー・ジスクさん(25)の論文が優秀賞に選ばれた。日本固有の言葉と漢字の意味や読みの融合を、古典や漢籍、仏典を読み込んで検証し、応募6点の中で最高位となった。漢字と日本語の優れた研究を対象とする奨励賞は3回目で、外国人の入賞は初めて。

 ジスクさんのテーマは「和語に対する漢字の影響」。「うつす」という言葉を例に、原初の「移動する」「鏡に映す」の意味に、中国から移入して当てはめた漢字「写」の「書き写す」「描写する」という別の意が加わった経緯を説明。漢字が日本の言葉の意味を広げてきたと論じた。

 4万5000字の論文はもちろん日本語で書いた。分析した文献は万葉集、落窪物語、宇津保物語、源氏物語、今昔物語集、太平記などの古典から、漢籍の史記、漢書、仏典の大般涅槃(ねはん)経、大唐西域記などに及んだ。

 ジスクさんは「漢字の受容とは、まず仏典などを書き写し、大和言葉に当てはめ、訓を付けることが始まりだった。仏典の内容が平安時代の仏教説話集などを通して伝わる中で、漢字の持つ新しい意味も人々に広まっていったのではないか」と語る。

 日本人にも難解な原文を比較検討した論文は、2年間の修士課程での研究と努力の成果だった。指導教官の大木一夫東北大大学院准教授(国語学)の助言を受けた。

 ジスクさんは故郷のペンシルベニア州立大で日本語と比較文学を専攻。三島由紀夫らを通し日本語に親しみ、04年10月から東北大文学部に1年間留学した。「一字一字に意味があり、形も美術と思える」漢字の奥深さに魅せられ、大学院に再留学。国語学の学生と漢字読書会も開いてきた。4月から博士課程に進み、「将来は日本の大学で教えたい」と言う。

 日本漢字能力検定協会は「日本人研究者もなかなか書けない、レベルの高い論文に驚いた。審査員が一致しての最高位だった」と評価している。

1397とはずがたり:2009/07/15(水) 04:37:27
スイス留学:支配階級や王族の子弟、なぜ…
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/06/22/20090622k0000e040031000c.html

スイス留学時代に金正雲氏が住んでいた学校近くのマンション=澤田克己撮影

 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は4人の子どもをスイスに留学させていた。三男正雲(ジョンウン)氏と妹のイェジョンさんの留学先は首都ベルンの公立校だが、世界的に見ても、支配階級や王族が子弟をスイスの私立校に留学させるのは珍しいことではない。【ジュネーブ澤田克己】

 正雲氏の留学中の生活ぶりが明らかになってきた。スイスでは、昼食時に帰宅し、午後に再び登校する学校が多い。当時の級友によると、正雲氏の自宅は学校から近かったため、友人を招いて一緒に自宅で昼食をとることもあった。正雲氏の好物は、プルコギとキムパプ(のり巻き)。学校帰りにスーパーでスナック菓子を買い食いすることもあった。

 友人とは映画のビデオを貸し借りすることも。お気に入りは007シリーズとジャッキー・チェンの作品。自宅には日本製のテレビゲーム機があり、友人とレーシングゲームに興じたという。

 当時の教師は、正雲氏のドイツ語力について「授業についてくるには十分だが、完ぺきではなかった。でも一生懸命に努力していた」と話す。親友だったジョアオ・ミカエロさん(25)もポルトガル出身で、「僕とウン(正雲氏)は2人ともドイツ語で苦労した」と話す。外国語で苦労する者同士でひかれあったという面がありそうだ。

 一方、3段階の習熟度別クラスに分かれる英語で正雲氏は、入学した7年生の前期は一番下のクラスだったが、後期からは中級クラスに上がった。8年生も中級クラスで通し、成績は平均以上。フランス語の授業は取っていなかった。

 学校関係者は「スイスで学んだことが、彼の人生によい影響を与えたことを願う」と話す。北朝鮮情勢に詳しい日本政府筋は「公立中への留学は意外だったが、結果として、庶民生活を知るいい機会だったのでは」と語る。

 だが、正雲氏とイェジョンさんの留学先を公立校にした金総書記の狙いは謎だ。

 寮費込みの授業料が年間数百万円のスイスの寄宿制学校などで作る私立学校協会「スイス・ラーニング」のクリバーズ理事長は、「帝政ロシアの皇帝も子どもの教育はスイスだった」と胸を張りつつ、「外国指導者の子どもが公立校に通ったなんて聞いたことがない」と首をひねる。

 どの国とも敵対しない中立国スイスは、裏を返せば、どんな国の人間でも受け入れる。スイス外務省高官は「入国拒否されるのは国際テロ組織、アルカイダのメンバーくらいだ」という。こうした中立国としての特性に加え、多言語国家で、アルプス山ろくの静かな環境も、子どもの留学先として好まれる理由のようだ。

 何より重要なのは、安全の確保と秘密厳守の徹底。治安がいいスイスは誘拐の心配がない。また、クリバーズ理事長は「私立校に生徒のことを聞いたって何も教えてもらえないよ」と断言する。

 外交筋は「たとえ独裁者の子どもでも、本人が問題を起こさない限りは自由にさせるのがスイス流。この国の情報機関も、所在確認程度しかしないようだ」と話している。

毎日新聞 2009年6月22日 11時52分(最終更新 6月22日 12時43分)

1398荷主研究者:2009/07/20(月) 23:59:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090624t75030.htm
2009年06月24日水曜日 河北新報
大学発ベンチャー苦境 東北で事業見直しや資金難

 大学発ベンチャー企業が岐路に立っている。経済活性化の鍵と位置づける国の方針に沿って東北でも数は増えているものの、世界的不況を受けて多くは商品化を前に事業計画の見直しを迫られ、資金不足に陥っている。研究志向が強い教授らは経営に疎く、支援を期待される地元金融機関は冷ややかだ。日本経済の救世主とされるベンチャーの未来に不安が広がっている。
(編集委員・大和田雅人)

<東北企業130社>
 経済産業省が先月、公表した2008年度の大学発ベンチャーに関する調査結果は関係者に衝撃を与えた。バイオテクノロジーを中心に企業数は累計で1809社と過去最高を更新したが、廃業も280社に上った。

 東北の企業数は約130社。このうち60社を数える東北大は廃業ゼロで、IT関連に強い会津大も健闘している。順調のようだが、内実は生みの苦しみに直面している。

 一つは人材確保。東北大の場合、現役教授が自己資金を調達して会社を設立、妻ら親族を代表に据え、教授は役員として研究を続けるケースが多い。仙台市内にオフィスを借り、事務職員を雇うと「1千万円の運転資金などすぐになくなる」(農学研究科教授)。

 成果が製品として市場に出回るまで2、3年かかり、その間の資金調達、販路開拓は財務に詳しい民間人をスカウトする手はあるが、人件費がかさむとともに研究肌の教授とぶつかるケースもしばしば。

<実体経済疎く>
 医学系の教授と仙台市で会社を起こした50代の社長は一時、障害者向け福祉器具などで年商3000万円を挙げたが、途中から開発コストが増えて撤退。たもとを分かった。「最初は良好な関係でもつまずいた時に、研究者は簡単に投げ出してしまう傾向がある。実体経済に疎い」と話す。一方、教授側には研究の中身に口を差し挟まれたくないとの思いがある。

 もう一つの課題は資金。2004年、東北の官民が出資してベンチャーを支援するファンドをつくった。成長の見込める企業にファンドが数千万円規模で投資、企業は10年以内の株式市場上場を目指し、利益を出資元に返す仕組み。

 大学側は積極的な投資を期待したが、東北大でも10社ほどが認められた程度。「有望な案件を持っていっても首を縦に振ってくれない。技術の高さを評価してほしい」(産学連携課)と冷たい反応に戸惑い気味。商品化の初期段階こそ資金が必要と訴える。

<問われる覚悟>
 ファンドを運営する東北イノベーションキャピタル(仙台市)の阿部寛常務は「預かった資金を扱う以上、いいかげんな投資はできない。事業計画、教授の人柄、全体のチーム力を判断し、本気で荒波を乗り越える覚悟があるかがポイントとなる」と話す。

 市中の金融機関は当初から慎重。七十七銀行営業支援部は「技術力はあっても商品化まで年月がかかる。返済が滞る恐れがあり、融資先としてなじまない」とつれない。

 ベンチャーにリスクは付きもの。不況で苦境に立つ現状は、サポートの在り方を十分に議論しないままベンチャー支援を始めたつけともいえる。

[大学発ベンチャー]大学が持つ知的財産を産業、雇用創出に生かそうと経済産業省が推進している。東北経済産業局の調査では東北の企業の71%が「資金不足」と回答。金融機関の支援を受けているのは10%。多くは自治体の補助金でやりくりしている。

1399とはずがたり:2009/07/25(土) 00:29:00
<岩手県>

「一学級40人が妥当」/県立高
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000907240002
2009年07月24日

 県立高校の再編計画を話し合う第2次県立高校長期構想検討委員会(委員長=原久雄・富士大経済学部教授)が23日開かれ、「1学級40人」が妥当などとする学校再編の方向性をまとめた。

 再編計画については、同検討委が4月に中間まとめを提示。これを受けて、5〜6月、盛岡や胆江、二戸など県内9ブロックで懇談会が開かれ、保護者ら各地区の代表や校長、検討委員ら計457人が、望ましい学校規模や地域振興について意見を交わした。

 この日の検討委では、中間まとめを基本にした事務局案が示され、懇談会の意見も踏まえ、学級定員▽学校規模▽学校配置と学区▽通学支援▽地域振興の五つの観点から学校再編の方向性を検討した。

 学級定員については、懇談会で地域の実情に合わせ30人や35人学級を望む声もあったが、検討委では「切磋琢磨(せっさたくま)できる生活集団として一定の規模が必要」とする事務局案の「40人学級」に賛成した。

 他の4点についても、学校規模は1学年4学級以上などとする事務局案を承認した。次回は8月下旬に開かれ、県教育委員会に答申する報告書をまとめる。

1400とはずがたり:2009/07/26(日) 15:32:21
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
大賛成だ。こいつのせいで俺の仕事が増えかねなかってん。やれ!!安倍の下らん無意味な施策だ。
勿論問題教員の矯正の必要性はまた別の課題でありやるべきではある。

【09衆院選】教員免許更新制度廃止も 「民主政権」日教組に配慮
2009.7.26 01:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090726/elc0907260134001-n1.htm

 民主党が、8月30日投票の衆院選後に政権の座についた場合、今年4月に導入された教員免許更新制の廃止を含めて、現行教員制度を抜本的に見直す方針であることが25日分かった。免許更新制については、同党を支援する日本教職員組合(日教組)が廃止を強く求めていた背景がある。

 教員免許の更新制は、安倍晋三内閣時代の平成19年6月に成立した改正教育職員免許法に基づいて導入された。教員の質の維持・向上のため、教員免許の期限を10年とし、免許更新のための30時間の講習受講を義務付けた。

 だが、日教組は、「教員の時間的な負担が増す」などとして、廃止を求めてきた。日教組出身の民主党の輿石(こしいし)東(あずま)参院議員会長は5月16日、山梨市での山梨県教職員組合の定期大会に出席し、「(政府・与党は)教員免許更新制度などとふざけたことを言うな」と述べた。さらに、今月25日には、甲府市で演説し、「政府は先生の身分にまで口を出す必要はない」と述べた。

 民主党は今年3月、教員免許改革法案を議員立法で参院に提出、野党の賛成多数で可決され衆院に送付されたが、審議未了で廃案となった。民主党はこの法案を踏まえた制度改革も検討。教員免許を「一般」と「専門」に区分して、教員の養成課程を4年制から6年制に改革する方針だ。免許取得時のハードルを上げて、教員の待遇改善や社会的地位の向上を図る目的があるとみられる。

1401名無しさん:2009/07/29(水) 01:21:37
プリンスホテルの完全敗訴。
ここまで悪質な事件だから当然ではありますが、
巨額賠償事件で全額が認められるとは、珍しいように思います。

プリンスホテル:3億円賠償命令 日教組使用拒否問題
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090728k0000e040098000c.html

プリンスホテル:3億円賠償命令 日教組使用拒否問題

 グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)に全国集会の会場使用を拒否された日本教職員組合(日教組)が、ホテルを経営する「プリンスホテル」と同社の渡辺幸弘社長ら役員12人に総額約3億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、ホテル側に全額の支払いを命じた。河野清孝裁判長は「正当な法的根拠もなく一方的に使用を拒否し、裁判所の仮処分命令にも従わず使用拒否を続けた違法性は著しい」と述べ、謝罪広告の掲載も命じた。ホテル側は控訴する方針。

 日教組は07年3月以降、第57次教育研究全国集会(08年2月2〜4日予定)全体会の会場使用と190室分の宿泊について契約を交わしたが、07年11月、「右翼活動で利用客や周辺住民に多大な迷惑が及ぶ恐れがある」とホテル側から契約解除を通知された。日教組は解除無効を求め仮処分を申請し、東京地裁、同高裁で認められて仮処分命令が確定したが、ホテル側が使用を拒み続けたため、全体会は中止され宿泊もできなくなった。

 判決は「他の利用客に迷惑が生じると認められる証拠はない。予約は成立しており債務不履行は明らか」と指摘。さらに仮処分命令に従わなかった点を「司法制度を無視し著しく違法」と非難し、法人としての賠償責任を認めた。

 渡辺社長については「集会が法的に保護されることを知っていながら、悪意で(故意に)職務を怠った」と指摘し、他の取締役も社長への監視義務違反を認定した。

 さらに、ホテル側がホームページに「日教組が警察と済ませておくべきホテル周辺の方々、病院、学校などへの事前説明もされていませんでした」などと記載した点を「日教組は警察に警備を要請しており名誉棄損に当たる」と判断。そのうえで「(記載は)違法な妨害行為を助長する誤った内容で、日教組の活動に著しい支障となる危険がある」として毎日新聞など5紙への謝罪広告掲載を命じた。【伊藤一郎】

 ◇納得できない

 プリンスホテルの話 住民や利用者のご迷惑を防ぐためにやむなく使用をお断りしたとの主張に触れられておらず、ホームページ上で当社の考え方を述べたことが名誉棄損と認定された点でも納得ができない。控訴の方向で検討したい。

 ▽中村譲・日教組委員長の話 教職員による教育研究活動の重要性と集会の自由の保障を明確に認めた判決として高く評価している。

 ◇解説…仮処分無視を重視

 日本教職員組合(日教組)の会場拒否問題を巡る28日の東京地裁判決は、いったん成立した予約を一方的にキャンセルし、その後仮処分命令さえ無視した二重の過失を重視して、プリンスホテル側に約3億円の賠償を命じた。判決は社長ら12人の取締役の個人としての責任も明確に指摘しており、今後株主代表訴訟が起きれば、12人が再び賠償命令を受ける可能性もあり極めて厳しい内容と言える。

 ホテル側は一貫して「集会を開催すれば住民に多大な損害が生じる可能性があった」と主張した。しかし、日教組は当初から集会への使用を前提に契約を結んでおり、ホテル側は契約を締結しない選択肢もあった。にもかかわらず2000人規模の集会について契約を結び、開催3カ月前になって突如キャンセルしており、判決はこの債務不履行について違法性を指摘した。

 加えて判決は仮処分に従わなかった点を重視した。日教組の弁護団によると、集会開催拒否を巡り仮処分を申し立てたのは今回を含めて5件で、いずれも日教組側の申請が認められた。うち4件はこの段階で施設側が命令に従っており、会場使用できなかったのは今回だけという。

 異例の対応を巡っては、日教組の刑事告訴を受けた警視庁が3月、同社と渡辺幸弘社長ら4人を旅館業法(宿泊させる義務)違反容疑で書類送検しており、東京地検が捜査中だ。仮処分は司法制度の根幹を成す制度の一つであり、命令に応じなければ民事刑事両面で責任追及される可能性があることが示された。【伊藤一郎】

1402名無しさん:2009/07/29(水) 01:24:24
プリンスホテル賠償訴訟判決要旨 日教組集会拒否めぐり
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/2009072801000865.htm

 日教組の教研集会拒否をめぐり、プリンスホテル側に損害賠償などを命じた28日の東京地裁判決の要旨は次の通り。

 ▽施設使用拒否
 ホテルは日教組と施設の使用契約を締結したのに、正当な法的根拠なく一方的に施設使用と集会参加者の宿泊を拒否した。裁判所の仮処分命令の決定にも従わず施設の使用拒否を継続しており、債務不履行に該当することは明らかだ。
 使用拒否は、民事保全制度の基本構造を無視し、司法制度を無視する容認できない不当な行為であり、違法なことは明白だ。その違法性は著しく、ホテルには不法行為責任がある。
 使用拒否で、組合員らの全体集会などへの参加が妨げられた。集会は参加者がさまざまな意見や情報に接することで自己の思想や人格を形成、発展させ、相互に意見や情報を伝達、交流する場となる。参加者は集会への参加について固有の利益を持ち、その利益は法律上保護されるべきだ。
 ホテルは、渡辺幸弘社長らによる施設使用拒否について、傘下77単組や組合員らに対し、不法行為に基づく損害賠償責任を負う。

 ▽名誉棄損
 ホテルのホームページ(HP)上で約1年2カ月にわたり「日本教職員組合様との会場利用に関するトラブルについて」と題する記事を掲載し続け、記者会見などをした。こうした一連の行為は、日教組の名誉と信用を棄損するものとして不法行為を構成する。

 ▽取締役らの賠償責任
 仮処分命令の決定が出されたホテルは、法律上、日教組に宴会場を使用させる義務を負った。渡辺社長はその事実を知りながら使用拒否に及んだのであり、悪意で取締役としての職務を怠ったと言わざるを得ない。
 被告の取締役らには、仮処分命令の決定に従うよう求めるなどし、渡辺社長が使用拒否に及ぶことを防ぐ義務があった。会社法に基づき損害賠償の義務を負う。

 ▽謝罪広告の掲載
 日教組が全体集会などの開催を中止せざるを得なくなったことや、ホテルがHP上で日教組の名誉と信用を棄損する記事を掲載していることなどに照らすと、日教組の名誉を回復するのに適当な処分として、新聞朝刊の全国版に謝罪広告の掲載を命じるのが相当だ。
 約2億9千万円の賠償支払いを含め、ホテル側に対する請求のすべてを認める。

2009年07月28日火曜日

1403とはずがたり:2009/07/29(水) 01:24:35
>>1401
おお,良識有る判決では?
プリンスは裁判所の決定をコケにして日教組使用拒否を敢行しましたしね。裁判所の心証も可成り悪いのではないでしょうか?
そもそも裁判所が認める賠償ってなんでいつもあんなに削減率たかいんでしょうか?原告側がふっかけてるって事でしょうかねえ??


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板