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Tohazugatali Tourist Bureau
703
:
神奈川一区民
:2010/10/16(土) 08:58:38
【神奈川】 24億円の赤字になった「開国博Y150」は何だったのか
24億円の赤字になった「開国博Y150」は何だったのか――。そんなやりとりが12日の横浜市議会であった。
「これだけお金をかけないとダメだったのか」との問いに、市幹部は「観光の集客も経済波及の効果も大きかった」と
「成功だった点」を次々に並べたが、反省点は「有料入場者が124万人にとどまった」の一つだけだった。
開国博は当初100億円以下の事業規模だったが、最終的に157億円まで膨れあがり、市も補助金として
82億円を投入した。だが有料入場者は目標の500万人の4分の1にも届かず、収支は24億円の赤字。
入場チケット代や市の支出をめぐり、複数の訴訟も進行中だ。
この日、伊藤大貴市議が「費用対効果はあったのか。今の総括でいいのか。一過性のイベントに終わってしまった」と市の
姿勢をただした。
高橋和也APEC・創造都市事業本部長は「500万人の目標は当時としては妥当。市民の自主的活動や商店街イベントなどは
今も継続中」と成果を強調。小松崎隆副市長は「大きな集客効果はあったが、結果は真摯(しんし)に受け止めたい」と語ったが、
踏み込んだ「反省」の弁は何も出なかった。
開国博後、失敗の責任を巡って市議会でも激しい議論が続いたが、今回の決算特別委員会で取り上げた市議は
わずかしかいなかった。
(佐藤善一)
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001010130003
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