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Tohazugatali Tourist Bureau
5350
:
チバQ
:2021/11/04(木) 08:34:01
朝食込みでお得感を演出
先ほどから“無料朝食”と表現しているが、無料朝食について記事を書くと「無料とはいえ宿泊料金に含まれているだけで厳密には無料ではない」というツッコミをいただく。その通りであるが、有料朝食との対比表現としての無料朝食というワードはホテル側でも打ち出している表現である。一方、有料朝食も、これは有料といえるのか? と感じる時がある。有料朝食は宿泊とセットで朝食付きプランとして売られているケースが多い。
本来ならば、素泊まりの宿泊料金に朝食の定価を上乗せするからこそ“有料朝食”と表現するものだ。しかし、朝食付きプランを見ると、本来の朝食の定価は厳密に上乗せされておらず、かなり割り引かれているパターンが当たり前だ(時に有料なのにプランとして無料で付いてくることも)。“朝食を付けるとお得ですよ”というアナウンスにも見える。また、チェックイン時に「前日なら朝食券を安く買える」といった案内もよく見かける。
宿泊客ではなく、朝食だけを食べに来るゲストは当然定価を支払うわけであるから、定価は朝食の価値を表明するある種“記号”的側面もあるのだろう。また、宿泊客へのサービスという面では、選ばれるホテルとなるための一つのアイテムとして力を入れる朝食をセットにしたプランでお得感も打ち出し、予約客数の増加につなげたいというホテル側の強い思いを感じる。
ところで、ホテル朝食といえば「ブッフェスタイル」が定番で、事実人気がある。ブッフェスタイルを採用した場合、しない場合によるホテル側のコスト負担についてはここで触れないが、ホテルが朝食にどれくらいの原価をかけているのかは気になるところだ。
ホテル朝食の今について前置きが長くなったが、今回は宿泊特化タイプのホテル朝食(ブッフェスタイル)について深掘りしたい。
ビジネスホテルの無料朝食の原価は?
よくこうしたテーマに際して「原価率」という指標が用いられる。売り上げに対しての原価(食材費)ということになり、原価率30%が一般的な指標だとよく言われる。一方、ホテル朝食ブッフェにおいては、基本的に宿泊プランとして合わせ技で販売されていることから、原価率ではなくゲスト1人あたりの原価へブレークダウンして算出する必要がある。
例えば、定価では1500円で販売しているものの、朝食付き宿泊プランの料金8000円のうち、1人あたりの朝食の原価は実際どのくらいを占めるのか? といった具合だ。ホテルが設定する客室単価とも関わってくる部分である。
以前、本連載で「ホテル1室のアメニティー、清掃費用は一体いくら? ホテルの気になる“原価”あれこれ」というタイトル(厳密には原価ではないが)で、ホテル1室のアメニティー費用といったコストを取材し執筆した。ホテル利用者にとって興味深いテーマということで反響をいただいた。
朝食についてはホテルごとにかなり差異があり、事実、ホテルも注力する部分にしてその原価はアメニティーよりも興味深い部分かもしれない。もちろんアメニティー同様、ホテルとしては一般には開示したくない情報であるが故、取材は難航した。一方で複数の会社から回答を得ることができた。
さて、ローコストタイプのビジネスホテルでよくある無料朝食からみていこう。
関係者によると、無料朝食の原価は300円〜だという。これも朝食の内容同様にホテルによりけりで、かなりシンプルな朝食ホテルではさらに安価な設定もあれば、無料とはいえ内容を充実させているケースなどバラエティーに富み、「300円〜」という金額は一つの指標的数字といえよう。
他方、ハイクラスタイプのホテルで、定価1000〜2000円で提供している有料朝食の場合の原価は、600〜800円辺りが多くみられた。少し充実させたホテルだと900円というところもあった。
前述した一般的な原価率指標である30%と単純に比べてみると、かなり高いことが分かる。「朝食でもうけようとしてはいけない、泊まっていだたくためのアイテムなのだ」というホテルのスタンスが見えてくるようだ。
そんなホテルの朝食原価あれこれであるが、エリアによって特色があるケースも。“ホテル朝食戦争”などという表現でセンセーショナルに報じられているのが、北海道のホテル。特徴的なのが、コストのかかる「海鮮食材」を出している点。ビジネスホテルから高級リゾートホテルまで、豪華な“海鮮勝負”といった様相を呈している。連載後編では北海道のホテルで見た驚きの朝食原価について述べていきたい。
瀧澤信秋(たきざわ のぶあき/ホテル評論家 旅行作家)
ITmedia ビジネスオンライン
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