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Tohazugatali Tourist Bureau

1とはずがたり:2005/04/29(金) 21:06:28
観光・旅行・リゾート・レジャー・ホテル業界等

温泉スレはこちらhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1075222919/l10

4766チバQ:2020/11/24(火) 19:24:15
■菅首相からコロナ収束への取り組みと決意を国民に伝えてほしい

 産経社説は指摘する。

 「菅首相は対策本部の会合後、記者団に対して政府の方針を説明したが、いつから、どの地域を対象に『GoTo』事業を一時停止するのかという肝心な点を説明しなかった」
「運用見直しは、都道府県知事と連携して行うというが、対象地域の決定は五月雨式で構わない。早急に具体策をまとめ、公表してもらいたい」

 見出しも「『GoTo』見直し具体策を一日も早く示せ」である。いまが正念場である。菅首相には自らのGoToキャンペーンに自信をもって対応してもらいたい。

 産経社説は最後にこうも主張する。

 「菅首相が取り組むべきことはまだある。臨時国会の会期末(12月5日)を待たずに記者会見に臨み、自らの言葉でコロナ収束への取り組みと決意を国民に伝えることだ」

 その通りだと思う。「自らの言葉」こそが、国民の心を捉えるのだ。

■不安を煽るほど、「GoToもやめるべきだ」といった声が多くなる

 次に11月22日付の毎日新聞の社説を読んでみよう。

 「GoToの運用見直し 危機感強め十分な対策を」との見出しを掲げ、前半部分でこう訴えている。

 「政府は方針転換を強いられた形だ。社会・経済活動と感染対策を両立させるとはいえ、危機意識が薄かったと言わざるを得ない」
「感染者の急増は大都市だけでなく地方にも広がっている。重症化リスクが高い高齢者の感染も増えている」
「クラスター(感染者集団)の発生場所は接待を伴う飲食店にとどまらず多様化し、感染経路が追えないケースも多くなっている」
「実態を十分に把握できず、感染拡大の防止が困難になってきているのが実情だ」

 「方針転換」「危機意識」「重症化リスク」「感染経路が追えない」「感染拡大の防止が困難」という言葉を使って、読者の不安をやたらと煽っている。季節性のインフルエンザや風邪が冬場に流行するのと同じで、冬に一定の感染拡大が起きるのは予想されていた。不安を煽る必要はない。不安を煽るほど、「GoToもやめるべきだ」といった声が多くなる。それは科学的で冷静な判断ではない。

4767チバQ:2020/11/24(火) 19:24:48
■感染対策と社会経済活動を両立するための方策を示すべき

 さらに毎日社説は指摘する。

 「医療体制の面では重症者が増え、病床の逼迫を懸念する声が現場から強まっている。急増が続けば、コロナ以外の病気の患者も手術や入院に支障が生じかねない」
「個人や事業者による感染予防策も引き続き重要だ。高齢者や持病のある人は、改めて感染リスクが高い場所を避けるようにしてほしい。若年者も、自らが感染を広げることがないよう予防を徹底する必要がある」
「経済との両立は重要だが、今は感染防止に軸足を移す時だ。社会全体で『第3波』を乗り切るためにも、政治は危機意識を強く持って取り組むべきだ」

 「医療体制の整備」「個人の予防」「強い危機意識」はいずれも重要なことだが、社説が社会に不安や恐怖を与えるようでは本末転倒である。「危機感を強めろ」とストレートに訴えるだけではなく、感染対策と社会経済活動を両立するための方策を示すべきだろう。正しく怖がることが重要だ。

ジャーナリスト 沙鴎 一歩

4768チバQ:2020/11/24(火) 19:26:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1ced09ab2eff7abae40bcf1c33c3f08cb82a5d4
「医療従事者はGoTo使う機会ない。不公平」 悲痛な訴え続々「感染したら袋叩き」声も
11/24(火) 16:30配信

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京都新聞
観光客で埋め尽くされた清水寺の参道(2020年9月、京都市東山区)

 「医療従事者です。利用する機会もない。不公平さを感じます」。京都新聞社が双方向型報道「読者に応える」で「Go To キャンペーン」に関しアンケートしたところ、自由記述欄には医療・福祉関係者やその家族から患者急増に対する懸念や、キャンペーンを利用したくても利用できない境遇を訴える悲痛な声が相次いだ。

 京都市伏見区の60代女性は観光業支援の「トラベル」、飲食業支援の「イート」ともに中止すべきとした上で「医療関係で働く者として、まだ自粛を続けています」と記した。

 中京区の50代男性も「家族が医療機関で働いています。もし医療従事者がコロナ感染すれば袋だたきになる」とキャンペーンに懸念を示した。

 上京区の40代女性は「医療事務で働いていてコロナがはやってからどこにも行けない。買い物だけ。外食も出来ない。人とも会えない。それなのにGoToで得をされてる方がいると思うと複雑な気持ちになるし、落ち込む」と心境を吐露する。

 介護職員の50代女性(山科区)は、キャンペーンを継続すべきかどうかについての回答に、トラベル、イートとも「分からない」を選んだ上で胸の内をこう明かした。「行きたい気持ちはあります。誰だって行きたいと思ってるはずです。医療従事者の方は懸命に戦っておられるのに、国はそういう方たちの事を考えて言ってるんでしょうか」

京都新聞

4769チバQ:2020/11/24(火) 19:29:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/79756185e2e794c39b7fa4e3f1d2c6a0045a3901
3連休の京都・嵐山、昨秋より人出6割増 「我慢」呼び掛けも国内観光客多数
11/24(火) 18:15配信

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京都新聞
大勢の観光客が訪れた嵐山の渡月橋周辺(2020年11月21日、京都市右京区)

 京都市の観光名所・嵐山の21〜23日の3連休の人出が、新型コロナウイルスの影響が出てくる前の前年同月の休日平均と比べ、最大で6割超増えていたことが、ソフトバンク子会社のアグープ(東京)の調査で24日分かった。感染が急拡大する中、日本医師会は「我慢」を呼び掛けたが、見頃を迎えた紅葉目当てに多くの人が繰り出した様子がうかがえる。

【データ表】大阪も神戸も減ったのに京都・嵐山だけ…

 同社がスマートフォンの位置情報を基に人の流れを解析した。嵐山の午後3時台の人出は前年同月の休日平均比で、21日は11%、22日は65%増え、23日は1%減だった。

 人出が前年の1・6倍に膨らんだ22日午後3時の嵐山は、アグープの調査地点全国103カ所の中でも1番の伸び率だった。

 感染拡大前(1月18日〜2月14日)の休日平均と比べても、嵐山の人出は3・4〜5・6倍多かった。嵐山の小売店関係者は「外国旅行者が激減した分、日本人観光客が増えた」と話す。

 一方、前年同月と比べて京都駅は各日とも15%、11%、11%減り、河原町駅は14%、1%、26%と減った。

 感染「第3波」が押し寄せる中、日本医師会の中川俊男会長は「秋の我慢の3連休を」と不要不急の外出を控えるよう呼び掛けていた。

4770チバQ:2020/11/25(水) 11:47:31
さすが北海道新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/257c96b91e90e6623a307dd39b1dc68497e2adc9
首相は説明行わず、政府の対応場当たり的 GoTo札幌停止 感染最多東京は継続
11/25(水) 10:27配信

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北海道新聞
GoToトラベルを巡る政府の対応と経緯

 観光支援事業「Go To トラベル」の運用見直しを巡り、政府の場当たり的な対応があらわになってきた。札幌、大阪両市を目的地とした旅行を一時停止することは決めたが、感染者数最多の東京は継続する方針。札幌、大阪を出発地とした旅行は、停止の対象としない方針にも疑問の声が上がる。混乱の背景には、政府が制度設計を怠っていた問題があるが、菅義偉首相が説明する気配はない。

 24日午後、首相と官邸で意見交換した小池百合子東京都知事は終了後、記者団に「国の情報が十分伝わっていない部分があり、確認させてもらった」とだけ述べた。政府高官によると、都内のどの地域を停止するかなどの突っ込んだ議論は「全くなかった」という。

 都内の重症者数は24日時点で前日比10人増の51人となり、緊急事態宣言の解除後最多となった。しかし小池氏は一時停止地域の選定について「国の責任で判断すべきだ」との主張を譲らず、都側の出方を待つ国との間で平行線が続く。会談は15分で終了し、首相と小池氏の感情的な対立が再燃したとの見方も出ている。

 感染拡大地域を目的地とする旅行に限って停止することにも不信感が高まる。政府高官は「札幌などの医療負荷を抑えるため」と説明。道外からの旅行者を通じて感染が広がり、札幌の医療提供体制が逼迫(ひっぱく)するのを防ぐ―との理屈だが、札幌を出発した人たちが道外の旅先で感染を拡大させる恐れも否定できない。

 そもそも、政府は「Go To」の運用見直しを想定した検討を怠ってきた。新型コロナ対策分科会は9月に都道府県が国基準の「ステージ3」相当と判断された場合、除外などの事業の見直しを提言していた。しかし、予約済み旅行のキャンセル料の負担方法や一時停止の期間などの制度設計は、首相の見直し方針の発表後に始まった。地方の側には情報がない中で事業を続けるかの判断を「丸投げされた」(知事会関係者)と不満がくすぶる。

 首相は停止地域を細かく指定して見直しの影響を最小限にしたい構えだが、外遊中を除き、就任後2カ月余り記者会見を開いていない。立憲民主党の蓮舫代表代行は「首相のやり方は乱暴で稚拙。国民から逃げる、説明しない姿勢を問いたい」と訴えた。

4771チバQ:2020/11/25(水) 11:48:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d179cc380678f1cc6406f55fe5d8ece50a17cf95
需要回復に逆風 GoTo除外の拡大懸念 旅行業界
11/25(水) 7:09配信

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時事通信
札幌市の名所、時計台の前を歩く観光客=24日午後、同市中央区

 新型コロナウイルスの感染拡大で、旅行業界への逆風が再び強まり始めた。札幌市と大阪市が政府の観光支援策「Go To トラベル」の割引対象からの一時除外が決まった。東京都など感染状況が予断を許さない地域は他にもあり、対象が広がる恐れもある。旅行業界は回復途上にあった国内観光需要の腰折れに懸念を強めている。

【グラフ】新型コロナウイルス 都道府県別感染者数・死者数

 日本人旅行者の延べ宿泊者数は、緊急事態宣言下の5月は前年同月比81.6%減まで落ち込んだが、その後は緩やかに回復。9月は37.4%減、都発着の旅行が「GoTo」の対象に追加された10月以降はさらに持ち直し、前年を上回る予約を獲得した宿泊事業者が出てきた。それだけに感染再拡大への不安は強い。

 今回、予約済みを含め割引から一時除外されるのは札幌、大阪の2市だが、影響は小さくない。もともと旅行客が多い都市であることに加え、「札幌や大阪を拠点に旅行する人も多く、周辺の観光地にも影響が及ぶ」(大手旅行会社)とみられているためだ。

 別の業界関係者は「(一時除外で)旅行意欲が冷え込み、他地域でも旅行を控える動きが出かねない」と警戒している。

 当面の焦点は除外地域が拡大するかどうかだ。都内のホテル事業者は「10月からの東京追加でようやく予約が回復してきたのに、また以前の厳しい状況に戻ってしまうのか」と不安を口にした。

4772チバQ:2020/11/25(水) 11:49:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3902f63259e7a8e4af84c3348046ff031748a4f1
キャンセルは割引率と同じ35%を国負担 GoTo大阪・札幌行き3週間除外 東京は未定
11/24(火) 21:41配信

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毎日新聞
菅義偉首相との会談を終え、記者団の質問に答える西村康稔経済再生担当相(中央)と赤羽一嘉国土交通相(同右)=首相官邸で2020年11月24日午後7時26分、竹内幹撮影

 政府は24日、大阪市と札幌市を目的地とする旅行予約に関し、旅行需要喚起策「GoToトラベル」に基づいて旅行代金を35%割り引く制度の適用を、24日から12月15日までの3週間は一時停止すると決めた。両市で新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため。両市から出発し旅行する住民の割引利用は認める。両市への予約済みの旅行は12月1日出発分までは割引を適用し、同2日以降は停止する。既存予約のキャンセルに関する負担は利用者には求めない。同3日までのキャンセルの際、GoToの割引率と同じ代金の35%を国が事業者に支払う。

【唇が紫、胸に痛み…緊急性の高い13症状】

 大阪府の吉村洋文、北海道の鈴木直道の両知事がそれぞれ政府に一時停止を求めていた。24日夜に首相官邸に菅義偉首相、赤羽一嘉国土交通相、田村憲久厚生労働相、西村康稔経済再生担当相らが集まって協議して決めた。

 協議の後、赤羽氏が官邸ロビーで記者団に内容を説明。「苦渋の選択ではあるが、両市における医療逼迫(ひっぱく)の状況を悪化させないための予防的措置として決断した」と述べた。両市からの出発への割引を停止しない理由については、他の地域での医療体制が両市に比べて逼迫していないことを挙げた。

 また、東京都の小池百合子知事は24日、菅首相、西村氏と個別に相次いで会談した。小池知事は東京への旅行への適用停止について、国が主体的に判断するよう求めている。だが、会談後の取材では東京への適用停止について言及せず、「東京の状況などを情報共有した。国のさまざまな情報の詳細が伝わっていない部分もあったので確認した」と述べるにとどめた。

 一方、野上浩太郎農相は24日の記者会見で、外食需要喚起策「GoToイート」のプレミアム付き食事券について、感染状況に応じて新規発行の一時停止を検討するよう都道府県に要請した。食事券やポイントの利用を消費者に控えてもらうよう呼びかける検討も求めた。都道府県の検討状況を農水省が27日にまとめて公表する。野上氏はキャンセル料の補償は「(トラベルのように)キャンセル料が発生することは少ない」と述べて慎重な考えを示した。イートは、プレミアム付き食事券▽予約サイトを通じたポイント付与――の2事業があり、食事券とポイントの利用期限は最長で2021年3月末。

 政府は21日、「GoToキャンペーン」の運用の一部見直しを決定。トラベル事業では感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止する措置を導入した。政府は都道府県知事の判断を受けて最終決定する方針を示していた。【小坂剛志、竹地広憲、藤渕志保】

4773チバQ:2020/11/25(水) 11:50:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c88fdd57f310677cf3998f3e7575b2861828732
東京都、飲食店などに時短要請へ 25日午後5時からの記者会見で公表
11/25(水) 11:49配信

 東京都が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、都内の飲食店などに営業時間の短縮要請をする方向で最終調整に入ったことが、都関係者への取材で明らかになった。専門家から意見を聞くなどした上で、25日午後5時からの記者会見で最終的な都の対応を公表する。

 都は新型コロナの重症者数を基準に要請を出すことを検討しており、感染拡大を抑えて都内の医療提供体制を守るために要請を出す方針とみられる。小池百合子知事は同日午前、記者団に「(都の対応について)すべて総合的にこの後、記者会見でお話しする」と述べた。

 都は感染の「第2波」が来ていた今夏にも、酒類を提供する飲食店などに午後10時までの営業時間短縮要請を出した。今回の「第3波」が来た当初は、都は感染経路が広がっていることなどから要請に慎重だったが、感染が急拡大して歯止めが掛からないことから、時短要請を出さざるを得ないとの方向で議論しているという。

 経済の打撃を最小限にするためクリスマスや年末年始よりも早い時期の実施を検討しており、都は慎重に判断する方針。【内田幸一、斎川瞳】

4774チバQ:2020/11/25(水) 13:14:45
https://www.asahi.com/articles/ASNCS6R8KNCSULUC028.html?oai=ASNCT3S0QNCTUTIL00B&ref=yahoo
忘年会、予約入らず… クラスター、岩手の飲食店打撃
新型コロナウイルス

大西英正

2020年11月25日 11時00分

 岩手県内の新型コロナウイルスの感染者数は11月だけで128人増え、累計は24日午後8時時点で155人となった。22日には医療機関に入院中の高齢者が死亡し、県内初の死者が出た。感染急増の影響が出始めており、冬の到来でさらなる感染拡大も懸念されている。

     ◇

 新型コロナの患者1人が死亡したと県が発表した23日。「いっそう客足が遠のくのでは」。盛岡市中心部で居酒屋を経営する50代の男性は下を向いた。

 岩手では7月28日まで全国で唯一「感染ゼロ」が続き、10月末まで27人と全国で最も感染者が少なかった。男性の店にも客が戻り始め、8、9月の売り上げは前年比7割程度まで盛り返していたが、「客足はパタッと減った」。

 状況を変えたのは、盛岡市内の飲食店で発生したクラスター(感染者集団)だった。従業員や利用客の感染が次々と確認され、ウイルスが検出された客が訪れた宮古市内の飲食店にも飛び火したほか、濃厚接触者でもある家族にも感染が広がっていった。

 3連休を控えた20日夜。金曜日にもかかわらず、盛岡市の繁華街は人通りがまばら。仕事帰りの30代女性は「普段なら友人と飲んでいるけれど、感染者がたくさん出たし、今は飲みに行けない」と家路を急いだ。

 男性の店もこの日の客は1人だった。収入は減る一方だが、毎月経営する2店舗の家賃計40万円がのし掛かる。家賃の減額には応じてもらえず、このままだと支払いも難しくなる。

 忘年会・新年会頼みだったがそれも期待できない。東京商工リサーチの調査では、県内140社のうち8割以上が忘年会と新年会を開催しないとした。「忘年会シーズンで、何とか1年間のやりくりができると思っていたのに……」。例年はこの時期に予約が入り始めるが今年は1件もない。

 クラスターが発生した盛岡市内の飲食店「おおいし」では、従業員がマスクをしていなかったことが感染拡大の一因とみられている。もう一つの飲食店「ヌッフ・デュ・パプ」では、従業員がマスクをし、こまめに消毒をするなど対策を講じていたが、それでも感染は防げなかった。オーナーの伊東拓郎さん(56)は「ここまでやっているのにという思いはあるが、クラスターとなったことを重く受け止めている」と話す。

 新型コロナ対策の消費喚起策として政府は「Go To キャンペーン」を展開。観光業界や飲食店も恩恵を受けてきたが、「感染を拡大させる」(医療従事者)との懸念が根強い。

 政府も運用を見直し始めた。菅義偉首相は感染者が増えている地域の都道府県知事に、5人以上の会食を「イート」の対象外とするよう検討を求めた。盛岡市の大手飲食チェーンの30代の店舗責任者は「大口の客のキャンセルが相次ぎ、それでは意味ない。でも、集団での来客は感染のリスクも高まる可能性があり、私たちも怖い」と困惑する。

 東京商工リサーチによると、1〜10月の飲食店の倒産件数(負債額1千万円以上)は全国で730件。比較可能な1989年以降、最多だった2011年の800件を上回る勢いだ。

 飲食店に対して県は7月から、加湿器やアクリル板の設置費用など感染対策として10万円を上限に補助しているが、このまま感染拡大が続けば客が戻らず、閉店する店が増えかねない。県内の感染者が100人を超えた20日、県医療政策室の工藤啓一郎室長は「ここから大きくなるか小さくなるか。感染の連鎖を食い止める作業に尽力している」と危機感を強めた。(大西英正)

クラスターからの「教訓」
【飲食店】

・飲食は少人数・短時間とする

・店内は定時に換気する

・店員の健康管理簿を整備し、トイレ利用後の手指衛生を徹底する

・店員は勤務中にマスクを着用し、定時にマスクを交換する

・店内で大声を出さない

【職場】

・職場内での感染防止、勤務交代のあり方などを再検討する

【共通】

・健康状態が悪いときはいち早く休むことができ、早期受診できる勤務環境を整備する

(出典:盛岡市保健所)

4775チバQ:2020/11/25(水) 13:51:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd2ac333ead15a0aea0ff47b09497d4073d13cb7
GoTo札幌・大阪除外→福島空港「狙い撃ちみたい…」
11/25(水) 9:44配信

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朝日新聞デジタル
福島空港を発着する飛行機=2019年6月3日午後0時21分、福島県玉川村、田中基之撮影

 政府は「Go To トラベル」で、新型コロナウイルスの感染が拡大する札幌市と大阪市を目的地とする旅行を除外する。その影響を心配するのが遠く離れた福島空港(福島県須賀川市、玉川村)だ。定期便は両都市の近郊を結ぶ2本のみで、最近は利用者が回復していただけに今後の行方に気をもむ。

「どんぴしゃで大阪と札幌。狙い撃ちみたいだ……」。県空港交流課の斎藤誠主幹は政府の方針を知り驚いた。福島空港の定期便は現在、新千歳空港(北海道)と大阪(伊丹)空港とを結ぶ便のみだからだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、福島空港の今年度の利用客はのべ約3万7千人(10月末)と、前年同期比で77・9%減少した。5月中旬以降約2カ月間は大阪便1往復のみとなり、5月の利用客数は1993年の開港以来最低の1389人だった。

 しかし、7月に始まった「Go To トラベル」の効果や感染拡大の落ち着きもあって利用者数は徐々に回復し、10月は8カ月ぶりに1万人を超えた。斎藤主幹は「客が戻りかけたタイミングだったのに。感染が収まるまで我慢するしかない」と話す。

 県は17日に苦境が続く航空会社支援のため、来年2〜3月に大阪・札幌便の利用者1人あたり片道5千円を割り引くなど計約1億7千万円の補正予算案を発表したばかり。「先の話なので、今すぐの計画変更は考えていない」(斎藤主幹)という。(小手川太朗)

朝日新聞社

4776チバQ:2020/11/25(水) 14:23:40
https://www.asahi.com/articles/ASNCS6DYWNCSPTIL005.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
3連休、必要外出は最低限? 年末年始も漂う自粛ムード
会員記事 ニュース4U

山根久美子、辻健治

2020年11月24日 20時30分

 新型コロナウイルスの感染が各地で急拡大する中で迎えた3連休、あなたはどう過ごしましたか? 悩みや疑問を募って取材する「#ニュース4U」がアンケートしたところ、「外出は必要最低限にした」と答えた人が56%にのぼり、再び自粛ムードが広がっている様子がうかがえた。

 アンケートは#ニュース4Uが22〜24日、LINE公式アカウントに登録している「友だち」を対象に実施。1080人から有効回答が寄せられた(回答者の年齢や肩書、居住地は自己申告に基づく)。

 「外出は必要最低限にした」という人は610人(56%)、「公園や外食など日帰りで外出した」という人は250人(23%)、「仕事や学校だった」という人は172人(16%)、「旅行など宿泊を伴う外出をした」という人は48人(4%)だった。

 必要最低限の外出として、具体的には「七五三」「会食」「散歩」といった回答が寄せられた。

 旅行をキャンセルしたという千葉県柏市の50代の女性は「細心の注意を払っていたらきっと感染しないと思うけど、楽しめない」。東京都の大学生の女性(21)は「感染状況が良くないので外出する気にはならなかった」とし、自宅で大学の課題をしたりオンラインのゼミ活動に参加したりして過ごしたという。

 外出したと答えた人も感染防止策を講じていた。

 名古屋市の公務員男性(56)は、成人式を迎える娘の着物姿の記念撮影をした。美容院と写真館を夏から予約していたこともあって外出したが、「体温に加え、血中酸素濃度を家族全員が1週間前から測定。実家でも食事は菜箸で小皿に取り分ける」という徹底ぶり。

 「Go To トラベル」を活用して東京都から四国に旅行したという医療技術職の女性(57)は「旅行先での移動はレンタカーで。大自然の中で人も少なくてのびのび過ごせた」。マスク着用と手指の消毒を小まめにし、外食も個室がある店を選んだという。

 美容院に行くのをやめたという大阪市の会社員女性(29)は「週明けに髪形を見た同僚から『連休に美容院に行ったの?』と聞かれたら、と心配した。職場の目も厳しくなっている気がして息が詰まる」。

4777チバQ:2020/11/25(水) 14:24:44
Go To見直し「判断遅い」
 3連休中に「Go To キャンペーン」を利用したと回答した人は計83人(8%)にとどまった。

ここから続き
 施策を主導した菅義偉首相は連休初日の21日にキャンペーンの見直しを表明したが、感染拡大が続く北海道のパート社員女性(60)は「判断が遅い。都道府県や国民に判断を任せるやり方はずるい」。京都府精華町の女性(71)も「中途半端で、あくまでも個人や自治体の『自助』の問題として片付けようとしているように感じる」と指摘した。

 年末年始の予定も尋ねたところ、「旅行も帰省も予定していない」と回答した人は758人(70%)に上った。

 この3連休も仕事だったという島根県海士町の介護福祉士の男性(54)は、年末年始の休暇もなしだという。「休めたとしても、高齢者福祉施設の介護福祉士はステイホームです」

 年末年始、旅行も帰省も予定していないという名古屋市の看護師女性(46)は「旅行なんて行けるはずもない。私たちが支払った税金で、誰かの旅行代金やキャンセル料を賄っているのかと思うとむなしさを感じる。まず医療現場で人や物が不足しないようにすることに税金を使ってほしい」と訴えた。(山根久美子、辻健治)

各地の知事 判断分かれる
 年末年始の帰省について今回の3連休の前後、各地の知事たちが記者会見で考えを示した。

 福岡県の小川洋知事は24日、「混雑する時期や場所をできるだけ避けて」と話した。同県で感染が確認されたのは今月20〜22日に30人を超えたが、23日は9人に。小川知事は「自分がうつっているかもしれないという意識を持ち、帰省をどうするか、どういう対応をするかということを一人一人がしっかりしてほしい」と述べた。

 10月下旬以降に感染が拡大した北海道の鈴木直道知事は17日、「感染リスクを避けられない場合は、通常通りの年末年始を送ることはなかなか難しいのではないか」と話した。今月に初めて死者が確認された岩手県の達増拓也知事は16日、休暇の分散を求めた。夏には帰省の自粛を要請しなかったが、「春の流行の時には人の動きを80%減らさなければいけないとか、専門的な知見があり判断しやすかった。今こそそういう科学的な知見が必要な局面だ」と話した。

 大阪府の吉村洋文知事は18日、「12月に入ってから呼びかけも含めて検討していきたい。今の段階では『できるだけ分散の休暇をお願いします』と企業に呼びかけている」と話した。

 一方、三重県の鈴木英敬知事は19日、「移動や外出の自粛はお願いしない」と話した。県外に感染経路がある事例が、第2波の頃と比べて少なくなっている点を理由に挙げた。帰省先では食器の共用を避けるなどの行動を取るよう呼びかけた。

     ◇

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4778チバQ:2020/11/25(水) 14:25:48
https://digital.asahi.com/articles/ASNCP45ZQNCPUTIL00K.html?pn=5
コロナ禍の3連休は大混雑「キャンセル料もったいない」
会員記事 新型コロナウイルス

伊藤和行、池上桃子

2020年11月21日 13時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか迎えた3連休初日の21日、各地の高速道路や新幹線のホームは、行楽地などへ向かう人たちで午前中から混雑した。

日本道路交通情報センターによると、午前10時半現在、名神高速道路上り線の蟬丸トンネル(滋賀県)付近で約26キロの渋滞に。首都圏では、東名高速道路下り線の都夫良野トンネル(神奈川県)を先頭に約19キロ、中央自動車道下り線の日野バス停(東京都)付近で約18キロ、東北自動車道下り線の蓮田サービスエリア(埼玉県)付近で約16キロの渋滞となっている。

 JR東京駅の新幹線ホームでは午前9時ごろ、旅行かばんやスーツケースを持った人々が列をつくり、次々と新幹線に乗り込んでいった。団体旅行客や家族連れの姿もあった。

東京都の40代女性は夫と母、子ども2人を連れて函館に旅行に向かうという。新型コロナウイルスの感染者が急増する北海道に向かうのは心配もあったが、「キャンセル料がもったいないので、家族で話し合って今回は予定通り行くことにした。マスクをつけて小まめに消毒して、気をつけながら楽しみたい」と話す。

ここから続き
 新型コロナウイルスの国内の新規感染者は20日に2400人を超え、3日連続で過去最多を更新。政府は21日午後に対策本部を開き、「Go To キャンペーン」事業の運用見直しなどを検討する。

 「Go To」が見直される可能性があることについて、女性の40代の夫は「判断が遅いのでは。3連休が始まってから今更自粛と言われても……」と戸惑いを見せた。

 仙台に一人旅に行く千葉市の会社員の女性(25)は「大阪や北海道だったらキャンセルしたと思うけど、宮城は今のところ大丈夫だと思った。手洗いを心がけ、人が少ない飲食店を選んで感染に気をつけようと思う」と話した。

 仕事のためやむを得ず移動する人もいた。名古屋市でIT企業を経営する男性(51)は、東京駅で乗り換え、新潟に向かうという。「感染が怖いので本当は行きたくないが……。(感染拡大が)落ち着いていたころに予定を立てた出張なので、今更キャンセルできなかった。でも今回の仕事が終わったら、しばらく出張はやめるつもり」(伊藤和行、池上桃子)

4779チバQ:2020/11/25(水) 14:27:27
https://digital.asahi.com/articles/ASNCP6T87NCPUTIL01T.html?pn=8
「職場に秘密」にぎわう観光地 GoTo見直しには賛否
会員記事 新型コロナウイルス

2020年11月21日 21時26分
 コロナ禍のなかで迎えた3連休初日。感染に不安を抱えながらも、国内各地は観光客でにぎわいをみせた。そのさなかに、政府が「Go To」の運用見直しを表明。関係者からは戸惑いの声が上がった。

「貴重な機会」「じっとしているのもったいない」
 大阪(伊丹)空港では21日午前、航空会社のカウンターや保安検査場で出発を待つ人が行列をつくった。

 大阪市西区の女性会社員(31)は、大津市に住む60代の母親と「Go To トラベル」を利用して東京観光するという。東京都の感染者が急増し、ちゅうちょはあるがキャンセル料を負担するのもつらかった。「親子旅行の貴重な機会でもあるし。人混みは避けて観光します」

 ふるさとで病気療養中の親に我が子を連れて会いに行く人や、単身赴任中で久しぶりに帰宅する人も。一方、札幌市の男性銀行員(25)は、職場には秘密で関西観光に訪れた。「感染者が増えているのは分かっている。でも家でじっとしているのはもったいない」と話した。

 各地の観光地は多くの人でにぎわった。

 金沢市中心部にある近江町市場は朝から観光客らで混雑した。妻と2泊旅行で訪れた横浜市の会社役員の男性(61)は「不安がないわけではないが、1カ月前から予定した旅行なのでキャンセルしたくなかった」。夫婦で持参した体温計で毎朝検温するという。

3連休初日に発表されたGoToの見直しには、街の人たちから様々な反応が。またイートの見直しに外食業界は? 利用者の増えている「くら寿司」やレストランの担当者に聞きました。詳しくは記事の後半に。

 神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮付近の小町通りも、若者や家族連れらでにぎわった。地元の商店会の今雅史会長(72)は「経済的に落ち込む店も多いのでうれしい半面、ここ数日の動向は不安」と話した。

 NHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で注目を集める稲葉山城(現・岐阜城)のロープウェーは、感染症対策でゴンドラに乗る人数を定員の約半数にしており、最大約40分待ちとなった。

 全国各地の高速道路も混雑した。日本道路交通情報センターによると、午前10時半時点で、名神高速道路上り線の蟬丸トンネル(滋賀県)付近で約26キロの渋滞となった。首都圏では、東名高速道路下り線の都夫良野トンネル(神奈川県)を先頭に約19キロ、中央自動車道下り線の日野バス停(東京都)付近で約18キロ、東北自動車道下り線の蓮田サービスエリア(埼玉県)付近で約16キロの渋滞が起きた。

4780チバQ:2020/11/25(水) 14:27:38
GoTo見直し「なんとか続けて」「仕方ない」
 一方、連休初日が終わろうとしている夕方になり、「Go To トラベル」事業の見直しが発表された。売り上げの激減から立ち直りつつあった観光業や飲食業の関係者からは「何とか続けられないか」「やむを得ない」との声が交錯した。

 「長いトンネルを抜ける光が見えてきたが、感染リスクも増えている……」。紅葉が見ごろを迎えた京都・嵐山商店街の石川恵介副会長(51)は複雑な気持ちを明かした。

 石川さんによると、「Go To トラベル」などで観光客が徐々に戻り、商店街の売り上げは例年の5〜7割に回復。桜の季節や大型連休に集客できなかった分、紅葉シーズンが最大のかき入れ時だった。「店側は感染対策を徹底している。観光を続けられるようにできないものか」。

 旅行会社「摂陽観光」(大阪市東住吉区)では政府による見直し発表後、すぐに予約のキャンセルが入った。藤原雅彦社長(69)は「この調子で年末年始までいければと思っていたのでつらい。お客の旅行マインドが下がって、キャンセルが増えないか心配だ」。

 関西南部の旅行業者も「年末年始はすでにGo Toの予約でいっぱい。すでに入った予約も取り消すようなことになれば業者の負担は甚大だ」と嘆く。「政府は経済と感染防止は両輪でと言っていただけに残念。また廃業する業者が増えるのではないか」

 「影響は計り知れない」。札幌市南区の観光地、定山渓にあるホテルの担当者は悲痛な声を上げる。11月に入って道内で感染者が200人を超える日が続き、予約のキャンセルが相次いだ。追い打ちをかけるような状況に、「お客さまからGo Toの問い合わせがあっても、私たちでは何も答えられない。政府や道には早く対応を決めてもらいたい」と話した。

 反対に、見直しに理解を示す声も多い。

 金沢市中心部にある近江町市場で店を構える大口水産の荒木優専務(60)は「経済対策はありがたいが、感染予防も大事で仕方ない」。山梨県の民宿で働く原田倫妙さん(64)も「仕事への不安はあるが、感染が落ち着かないと元も子もない」と話した。

 航空業界への影響も懸念される。全日空の広報によると、国内線の予約数は21日が10・1万人、23日が10・4万人。今年9月の4連休では、1日当たりの利用客のピークが9万人で回復基調にあった。担当者は「動向を注視していく。安心安全に利用していただけるよう、感染対策に取り組んでいきたい」と語った。

 日本航空の関係者は「Go Toの恩恵などで、旅客数は9月以降に回復しつつあったが、最近は感染者が増えた影響で伸び悩んでいる。予約停止の地域が出てくれば、回復にさらにブレーキがかかりかねない」と気をもむ。

 大手旅行会社の広報担当者は「きょう、もっと強い措置が出るかと心配していたが、即座に具体的な地域の除外までは決まらず、方向性がまだ見えない。今後の動向を注視していくしかない」と困惑気味に話した。

 「Go To イート」の見直しについても新型コロナウイルスの感染拡大で苦戦が続いた外食業界からは困惑の声が出ている。この制度に参加する回転ずしチェーン「くら寿司」では、10月の既存店売上高が前年より3割近く増えた。イートで付与されるポイントの利用を控えるよう求められることに、広報担当者は「感染予防対策をしながら、国や自治体の要請に従っていく」と話す。

 また、ファミリーレストラン大手の担当者は「イートは集客につながっていた。ポイント付与がなくなり、利用もなくなると売り上げの伸びは期待できず、年末は厳しくなる。こうしたことが続くと、外食を控える人が増え、さらに悪影響が出てこないか心配だ」と不安を隠さない。

 営業への制約がさらに強まることを懸念する声も出ている。外食大手の広報担当者は「ポイント利用による集客への期待があったので残念だ。さらに営業自粛の要請まで出たら、影響は相当大きくなる」と話す。

4781チバQ:2020/11/25(水) 20:37:43
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif2011250025.html
感染対策は「短期集中」小池都知事 酒類提供店の午後10時までの時短営業要請
2020/11/25 17:19産経新聞

感染対策は「短期集中」小池都知事 酒類提供店の午後10時までの時短営業要請

【第41回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議】会議に出席した小池百合子東京都知事=25日午後、東京都新宿区(三尾郁恵撮影)

(産経新聞)

 東京都の小池百合子知事は25日、新型コロナウイルスの感染者増加を受けた新たな対策に関する臨時の記者会見を開き、酒類を提供する飲食店などを対象に、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請することなどを正式に表明した。

 小池知事は25日時点で都内の重症者が54人になったことなどを挙げ、「医療崩壊をなんとしても防がなければならない」と強調。「感染対策短期集中」として、都民に対し「できるだけ外出を控え、外出する際は感染予防の対策を万全にしてほしい」と求めた。。

 都によると、営業時間短縮要請の期間は28日から来月17日までで、対象は23区内と多摩地域の各市町村の酒類を提供する飲食店とカラオケ店で、営業時間を午前5時〜午後10時にするよう求める。

 全面的に要請に応じ、都の感染防止徹底宣言ステッカーを掲示する中小事業者などには40万円の協力金を支給する。都民に対し「できれば、できるだけ外出を控える」ことも求めるとした。営業時間短縮要請の協力金支給に向けて200億円の補正予算を編成し、26日に専決処分を行う。

 「Go To イート」については今月27日から来月17日まで、食事券の新規発行の一時停止を国に申し入れる方針で、既に発行された食事券や付与されているポイントなどの利用を控えるよう呼びかける。

 「Go To トラベル」に上乗せし、都民の都内旅行を補助する都の「もっとTokyo」は、営業時間短縮要請の期間である28日〜来月17日の間、新たな販売を停止する。ただ、この期間内にすでに予約済みのものは、そのまま旅行できるという。

4782チバQ:2020/11/26(木) 10:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a013d74c124482c95a7666625cdf66ae27df5fa
忘年会キャンセルに悲鳴 都時短要請、客足に影響必至 外食産業
11/26(木) 7:12配信

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時事通信
 新型コロナウイルスの流行が「第3波」の様相を呈する中、東京都が酒類を提供する飲食店などに営業時間の短縮を再び要請することを決めた。年末の忘年会シーズンに重なるため客足への影響は必至。外食各社からは「感染の再拡大で既に予約のキャンセルが出ているところに、時短要請は痛い」と悲鳴が上がる。

 首都圏などで居酒屋を展開する外食チェーンでは、忘年会予約の相当数がキャンセルとなった。同社は「例年なら書き入れ時だが、時短要請が追い打ちとなり、今後忘年会の客が増えるとは思えない」と肩を落とす。企業の大規模な宴会の需要は消失。少人数客に望みをつなぐ飲食店が多く、時短要請にどの程度応じるかは不透明だ。

 東京都が8月に酒類を提供する飲食店などに時短を求めた際は、すき家、吉野家、松屋フーズの牛丼チェーン3社などは酒類の販売を休止し、営業時間の短縮は見送った。すき家は「従業員の雇用維持」(広報担当者)のため、今回も都内約250店について、営業時間は変えず、酒類販売を一時休止することを決定。売り上げへの影響と感染予防をにらみながら、各社は対応を急ぐ。

 業界団体の日本フードサービス協会(東京)が25日発表した10月の外食産業売上高(新店含む全店ベース)は、前年同月比5.7%減だった。政府の飲食店支援策「Go To イート」の効果などで9月(14.0%減)に比べ減少幅は縮小した。ただ、広報担当者は「感染の再拡大が消費者心理に影を落としている」と先行きを不安視している。

4783チバQ:2020/11/26(木) 10:22:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/d928d8b28c7a786049f33580828f2204addcca1a
大阪のホテル、キャンセル相次ぐ GoTo一時除外で
11/25(水) 19:11配信

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産経新聞
「Go To トラベル」から除外された大阪市内の商店街。人通りはまばらだった=25日午後、大阪市中央区(安元雄太撮影)

 国の観光支援事業「Go To トラベル」の対象地域から一時除外された大阪市の宿泊施設では、予約のキャンセルや問い合わせが相次いでいる。新型コロナウイルスの感染急拡大を受けた対応とあって、業界関係者の多くは理解を示すが、「回復傾向にブレーキがかかる」との懸念も。不透明な先行きに不安が広がっている。

【イラスト】感染リスクが高まる「5つの場面」

 「予約のお客さまを中心に50件近くの問い合わせがあり、すでにキャンセルも出始めている」。ホテル日航大阪(大阪市中央区)の担当者は肩を落とす。

 Go To開始以降は客足が回復傾向にあり、11月の3連休は例年並みのにぎわいとなった。ただ、平日の稼働率はコロナ禍以前の半分以下にとどまる。「感染が広がる中では除外はやむを得ない決定だと思う。ホテルとしてはこれまで通り万全の対策を取っていきたい」と担当者。一方、「回復傾向にブレーキがかかるのは残念。大阪への風評被害につながらなければいいが」と複雑な心境ものぞかせた。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)のオフィシャルホテル「ホテル ユニバーサル ポート」でも24日以降、キャンセルが相次いでいるという。担当者は「除外は痛手だが仕方ない。厳しい局面が続くが、安心安全を第一にお客さまをお迎えしたい」と話した。

 同じく対象から除外された札幌市周辺の宿泊業者も複雑な反応を見せる。

 札幌市から電車で約30分の小樽市。大型ホテルの担当者は「宿泊地に小樽を選ぶ観光客が増えるのではと期待している。ただ感染状況次第では小樽も除外される可能性があり、慎重に対応したい」。札幌市幹部は「そもそも札幌に連泊する人は少ない。『札幌がダメなら小樽に泊まるか』となるだけ」と指摘した。

 例年であれば、クリスマスや年末年始は業界の繁忙期。イベント開催などを慎重に模索する動きもある。

 ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)の担当者は「今年は密を避けながら、何ができるかを考えている段階。新型コロナの先行きは不透明で、予約への影響は懸念しているが、様子を見ながらやっていくしかない」。道頓堀ホテル(中央区)の運営会社の橋本明元(みんげん)専務は「出張や企業の宴会需要は厳しい状況が続く。忘年会の予約もほぼキャンセルになるのではないか」と話した。

 旅行予約サイトの運営会社、アドベンチャー(東京都渋谷区)にも利用者からの問い合わせが増えている。旅行先が大阪、札幌両市ではない人からもキャンセルの申し出があるという。

 同社ではサイト内に掲載していた対象リストから、大阪、札幌両市のホテルなどを外す作業を開始。担当者は「Go Toでは旅行業界が大きな恩恵を受けていた。継続への期待がある一方、コロナの感染拡大もあり、政府の判断も理解できる」と述べた。

4784チバQ:2020/11/27(金) 22:19:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f605268f82d08f0b405d4ac1dec39425b56928d
「GoToイート」食事券、10都道府県で発行一時停止
11/27(金) 21:58配信

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読売新聞オンライン
 飲食店支援事業「Go To イート」を巡り、農林水産省は27日、新型コロナウイルスの感染再拡大で、北海道や東京、大阪など10都道府県でプレミアム付き食事券の新規発行を一時停止すると発表した。

 このほか発行を停止するのは、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、兵庫の7県。停止期間はおおむね今月下旬〜12月中旬だが、期限を未定とする県もある。沖縄県は検討中としている。12月1日に利用を開始する青森県を含め残る36府県は食事券発行を継続するが、感染状況を踏まえ、今後停止する可能性もある。

 食事券発行の期限は来年1月で、利用はオンライン予約によって付与されたポイントと合わせ3月が期限だが、農水省は期限の延長も検討している。

4785チバQ:2020/11/27(金) 22:28:23
https://www.tokyo-np.co.jp/article/70538
「4000万人中180人」 コロナ流行とGoToの因果関係、野党の指摘を首相否定
2020年11月26日 06時00分
衆院予算委で答弁する菅首相
衆院予算委で答弁する菅首相

 25日に開かれた衆参両院の予算委員会では、観光や飲食を支援する政府の「GoTo」事業と新型コロナウイルス流行との関連性を指摘し、事業の抜本的な見直しを求める意見が野党から相次いだ。政府は因果関係を否定し、菅義偉首相は経済対策としての必要性を重ねて強調した。(井上峻輔、市川千晴)
◆枝野氏「あぶ蜂取らずだ」
 「Go To トラベルが感染拡大を助長したのではないか。この春先、人の接触を7、8割減らすよう求めたのは間違いだったのか」
 立憲民主党の枝野幸男代表は衆院予算委で、政府による観光支援が再流行を招いたとの見方を示した。
 飲食業を支える「Go To イート」も含め「移動が活発になれば感染が広がる。政府がキャンペーンを始めたから、安心して旅行や会食していいというメッセージになった」と指摘。経済と感染対策の二兎を追う政策を「あぶ蜂取らずだ」と批判した。対案として予備費を活用した事業者への財政支援と、コロナ感染の徹底した検査を提案した。

 政府はこれまで一貫してGoTo事業の見直しに消極的だったが、感染拡大に危機感を募らせた専門家からの求めに応じ、先週末の3連休が始まった直後に再検討を開始。24日にはトラベル事業の対象から札幌、大阪の2市を一時除外する決定に踏み切った。
 これに対し、共産党の宮本徹氏は「中途半端なやり方では感染拡大は一層加速する」と反発。参院予算委でも立民の福山哲郎幹事長が観光支援に対する「アクセルかブレーキか分からない」と対応を疑問視した。
◆譲らない首相「経済の支えに」
 それでも、首相は事業継続にこだわった。トラベルについて「今日まで4000万人が利用しているが、コロナ陽性になったのは180人だ」と繰り返し「地域経済を支える中で極めて有力」と譲らなかった。
 質問を終えた枝野氏は記者団に対し、首相の姿勢について「危機意識が全く感じられない。GoToに対する異常なこだわりを感じた」と語った。

4786チバQ:2020/11/27(金) 22:32:50
https://www.sankei.com/politics/news/201127/plt2011270037-n1.html
「稼ぎ時なのに…」 「Go To」見直しに飲食業界悲鳴 埼玉
2020.11.27 19:53
 新型コロナウイルス感染の「第3波」に飲食業界が戦々恐々としている。飲食業界の支援策「Go To イート」事業を見直す動きが加速し、回復しつつあった客足が再び遠のくことが避けられないからだ。関係者からは「もうもたない」という悲鳴が上がる。

 埼玉県は「Go To イート」食事券について、12月1日から開始する予定だった第2期分の販売の停止を決めるとともに、発券済みのものについても利用を控えるよう求めている。

 「『イート』は売り上げ回復に直結していた。事業中断で外食自粛の雰囲気が広がり、4月に戻った感じ。これから大変だ…」

 こう肩を落とすのは、さいたま市浦和区の料亭「玉家」4代目の西川和良さん(45)だ。

 同市内で肉バルを経営する女性も「客足がかなり戻っていただけに、失望が大きい」と話す。

 飲食業界を直撃しているのは「イート」の見直しだけではない。

 県は、感染対策が不十分な施設への休業要請をめぐり、キャバクラ店などの「接待を伴う飲食店」に限っていた措置を、業態を問わず飲食店全体に広げた。

 大野元裕知事は「会食や『夜の街』での感染者は、割合はそんなに増えていない」と説明しつつ、対象拡大に関しては「感染拡大防止措置の徹底を促すための対応だ。強い危機感を持ったメッセージなので協力をお願いする」と強調する。

 ただ、県内のある飲食業界関係者は「すでに感染対策は徹底している。『会食は大きな感染源ではない』と言っているのに、なぜ飲食店が狙い撃ちにされるのか」と憤りを隠さない。

 現時点で県は、東京都のような時短営業要請は行わない構えだが、感染状況悪化が加速すれば、飲食店に対する時短営業や営業自粛の要請も現実味を帯びる。


 さいたま市内の複数の飲食店と取引している鮮魚問屋の社長は「忘年会シーズンで稼ぎ時なのに、最も悪いタイミングだ。年明けには倒産ドミノが始まるのではないか」と不安げに語った。

(竹之内秀介、中村智隆)

4787チバQ:2020/11/30(月) 15:14:49
あー、やっぱし・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/323a10bd12e3ee1583779eedb826a429142ef4e0
GoToイート、店が客装い不正 架空実績でポイント狙う
11/30(月) 10:00配信
 新型コロナ感染拡大で打撃を受けた飲食店の支援策「Go To イート」で、店側が客を装って自店をネット予約し、架空の実績を基にポイントを不正に得ようとしたケースがあることが30日までに、農林水産省への取材で分かった。同省は「悪質な件は警察に相談している」としている。

 「イート」のポイント付与事業は、予約サイトを通じて登録された飲食店を予約し、実際に利用した客に、飲食代に使えるポイントを付与する。店側が客の来店を確認してサイト側に報告するが、店の関係者がこの立場を悪用し、客として自店を複数人分予約した後、利用したと偽って報告したと疑われるケースがあった。

4788チバQ:2020/11/30(月) 20:39:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/32ef28e5656e98b5a43e2d1db27778ad9fc137dd
札幌、大阪の人出3〜5割減 GoTo除外、時短営業で 民間調査
11/30(月) 16:22配信

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時事通信
 観光支援事業「Go To トラベル」の見直しや飲食店への営業時間短縮要請が決定して初めての週末、札幌、大阪両市の主要駅や東京都心部の人出が軒並み3〜5割程度減少したことが30日、民間調査で分かった。

 
 ソフトバンク子会社のアグープ(東京)が携帯電話の位置情報に基づき調べた結果、29日午後3時台の大阪駅と心斎橋駅の人出は、新型コロナウイルス感染拡大前の1月18日〜2月14日の休日平均と比べ、それぞれ37.8%、28.4%減った。大阪市は午後9時までの時短営業を要請中で、29日午後9時台の人出もそれぞれ47.1%、49.2%減少した。

 札幌市も感染拡大前と比べ、札幌駅と大通駅の同日午後3時台の人出がそれぞれ、38.7%、52.1%のマイナスに。新千歳空港駅の減少率は、71.4%に上った。

 28日に時短営業要請が始まった東京都は、29日午後9時台に渋谷センター街が52.4%減、新宿・歌舞伎町で 44.3%減となった。

4789チバQ:2020/11/30(月) 22:11:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c7f41fd018027839e4ff77c0d775eaba4cad100
GoToスキー場、「3密」対策は…ゴンドラ相乗り禁止・マスク着用
11/29(日) 20:32配信

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読売新聞オンライン

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ゴンドラ内を換気するための扇風機(グランデコスノーリゾートで)

 全国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、福島県内の各スキー場は対策に万全を期してシーズン本番に備えている。ゴンドラやレストランなどは混雑時に「3密」になりやすいため、換気やソーシャルディスタンスの確保を図る。昨季は暖冬で苦しんだスキー場も多く、誘客に力が入っている。(石沢達洋)

 12月1日のオープンをめざす「グランデコスノーリゾート」(北塩原村)は今季、ゴンドラの脇に扇風機を設置し、客の乗車前に換気することにした。定員6人だが、別グループとの相乗りは禁止。マスクなどの着用を呼びかける。

 自動券売機は1台増の3台とした。事前に予約してクレジットカードで決済できる仕組みで、スマートフォン画面に表示されたQRコードをかざせば数秒で発券が完了する。リフト券購入時の「密」を防ぎ、対面販売による感染リスクも減らせる。

 レストランも席数は約500から350に減らし、テーブル上にアクリル板を設置。レンタルウェアは1回の利用ごとに消毒する。

 昨季はほぼ例年通り4月上旬まで営業したが、2月下旬以降はコロナの拡大で売り上げが激減した。今季は高速バス料金とリフト券をセットにした「Go To トラベル」対象のプランも検討している。同スキー場オペレーショングループの佐藤弘紀さん(30)は「対策を徹底しているので、安心して多くの人に遊びに来てほしい」と語る。

 ほかのスキー場も、感染対策を徹底したうえで誘客に工夫を凝らす。

 箕輪スキー場(猪苗代町)では、10メートル四方のドッグランを雪上に設ける計画だ。隣接のホテルにもペット同伴が可能な客室を最大4部屋用意する予定で、スキーやスノーボード以外の客も狙う。

 昨季は雪不足で営業開始が例年より1か月近く遅れた猪苗代スキー場(同)は今季、登録無料のファンクラブを創設した。会員になればリフト1日券が平日は無料、土日・祝日は半額になる。土曜や祝日前日のナイター営業日には花火イベントを新たに企画しており、担当者は「地域の活性化にもつなげたい」と話す。

        ◇

 福島地方気象台によると、29日〜12月1日の会津地方は寒気などの影響で曇り一時雨か雪の予報。山間部では積雪の可能性があり、初滑りも期待できそうだ。

4790チバQ:2020/11/30(月) 22:13:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/f35882b59c20c8bd1d83c9e0d8beb5830ec45d8d
「何重苦?」鍋料理店悲鳴 客離れ、時短やGoTo除外も 忘年会もキャンセル続き
11/28(土) 13:04配信

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時事通信
ふぐを調理する料理人=27日午後、大阪市北区の「あじ平曽根崎」

 苦境続きの飲食業界に再び新型コロナウイルスの大波が直撃した。

 相次ぐ「Go Toキャンペーン」の適用見直しや営業時間の短縮要請。特に鍋など大勢で料理を囲むスタイルの店の打撃は大きく、かき入れ時を前に「厳しい」「何重苦なのか」と悲鳴が漏れる。

【グラフ】新型コロナウイルス 都道府県別感染者数・死者数

 27日から飲食店が時短営業する大阪市。繁華街・キタのふぐ料理店「あじ平曽根崎」は例年、12月の売り上げが年間の3割を占める。「てっちり」を囲む忘年会客で埋まるはずが、今年の予約は半分以下。ここ数日の感染拡大でさらに急減したという。切り盛りする大宮雅展さん(45)は、猫の目のように変わる政策に疑問を呈し、「要請には従うが、長期的な共存を考え、店を閉めずに済むようしてほしい」と注文した。

 「集中対策期間」が続く札幌市で、出来たての生ビールとジンギスカンを楽しめる「サッポロビール園」も11月のキャンセルが1000件を超えた。年末は帰省客や観光客が多いが、予約は前年の1割程度。運営会社の田沢宏之札幌支社長(49)は「Go To除外が長引けば、さらに減るだろう。効果を感じていただけに痛い」とこぼした。

 東京都も、止まらぬ感染拡大で飲食店に時短営業を要請した。中央区月島のもんじゃ焼き店「こぼれや」も客離れを痛感。店舗営業部長の佐藤博之さん(33)は「Go To イートも思った以上に早く終わり、午後10時閉店は正直厳しい」と話す。個室を増やした新店舗の開業を来月に控えるといい、「鉄板は高温だし、換気は強力だ」と安全性を強調。「コロナ前の契約で撤退できなかった。苦しいがやるしかない」と不安を押し殺した。

 墨田区の両国国技館近くのちゃんこ鍋店も団体予約はほぼゼロに。予約担当の女性は「少人数の会食も取りやめが増えている。鍋シーズンだが敬遠されているのでは」と嘆く。1人用の小鍋での提供や持ち帰りもしているが、効果は乏しいといい、「何重も苦が重なる。そろそろ限界」と訴えた。

4791チバQ:2020/11/30(月) 22:14:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/38e98449d070720441f84917a973045b235a0498
Go Toに振り回されるホテル現場 チェックインの行列で明暗も
11/28(土) 7:05配信


ホテルロビーでの検温も当たり前の光景に(時事通信フォト)

 新型コロナウイルス第3波の襲来によって、一時中止や見直しを余儀なくされているGoToトラベル。自粛営業から一転、フル稼働に沸いていた各地のホテルは再び苦しい経営を強いられることになりそうだが、そもそも付け焼刃的なGo To事業の推進で、ホテルは大混乱に陥っていた。ホテル評論家の瀧澤信秋氏が現場レポートする。

【写真】Go Toで混乱するホテル

 * * *
 7月下旬にスタートしたGoToトラベル。改変やルール追加も続き、ここにきても相も変わらず物議を醸し出している。最近ではコロナ第3波によって中止を決定する自治体も出ているが、一方でGoTトラベルと感染者の増加に因果関係はないとする主張もあり、“Go To推進”と“Go To中止”の世論が拮抗しているような状況になっている。

 一方で、コロナ禍で閑古鳥が鳴いていたホテルにも多くの人が訪れるようになり、賑わいを取り戻した施設が増えたことはGoTo効果であることに間違いない。ホテルのサービス向上にはスタッフのモチベーションアップは一番の特効薬。宿泊客の増加でスタッフの意欲も再び高まっていた。

 来訪する宿泊客は、常連よりもGoToの性格上初めて訪れる人が多い、という話をあちこちのホテル関係者から聞く。そんなホテルの様子を確認すべく実際に取材に出向くと、ゲスト全員に快適なステイをしてほしいという思いがホテル側に溢れていたが、同時にGoToならではの涙ぐましい努力も現場にはあった。

チェックイン待ちの行列に苦慮する人気ホテル
 都心の人気観光スポットに立地する「ヒルトン東京お台場」(東京都港区)。全室にバルコニーが設けられ、風が吹き抜けるような客室で気軽にリゾート感が味わえることもあり、Go To下でも人気ホテルのひとつだ。

 ところが、チェックイン時刻の15時頃訪れてみると、まず目に入ったのはチェックイン待ちの長い行列だった。

 規模の大きなホテルはチェックインひとつとってみても大変だ。客室数の多い高級ホテルともなれば、ビジネスホテルで見かける自動チェックイン機とはいかず、館内の説明にも相応の時間を要す。とりわけ繁忙日にはこうしたホテルでのチェックインの行列はある種見慣れた光景でもあるが、特にGoTo下ではキャンペーンの説明も必須で、通常の倍以上の時間がかかってしまうとスタッフは平身低頭だ。

 とはいえ、何とかチェックイン待ちの時間を減らそうと、ヒルトン東京では専任スタッフ数名が列に並ぶゲストの元へ。お詫びも兼ねてGoToの説明などを事前に行い、チェックインがスムーズにできるようテキパキこなしている。

 他方で外資系ホテルならではの難しさもある。会員か非会員かで手続きが異なることや、会員の中にも上級会員など種別があり、対応が異なるからだ。

 印象的だったのは、ロビーにずらりと並ぶ大振りのソファにチェックイン待ちの人が大勢座っている光景だ。見渡せる範囲で数えてみても16台+オットマン(足乗せ用のソファ)2台。その他にも各所にソファが置かれている。チェックインの列に並ぶのはお父さんなど代表者1名で、その他同行者はソファでくつろいだり館内の見学などをしている。

 ホテル関係者は、「すぐにウェイティングの時間を短縮させることは難しいかもしれないが、待ち時間を短く感じられよう、また少しでもストレス軽減できるよう何かできないか試行錯誤している」と話す。だが、時間短縮を目指すあまり、お客様と話せる時間が短くなってしまい、おもてなしの心やサービスとの間で忸怩たる思いもあるという。

4792チバQ:2020/11/30(月) 22:14:59
ニューノーマル時代にフィットした宿泊特化型ホテル
 一方、宿泊特化タイプのホテルはどうであろうか。10月8日に開業した「プリンス スマート イン恵比寿」(東京都渋谷区)は、ICTやAI技術を導入しニューノーマル社会の新たなホテルを目指している。

 ホテル名の通りスマートフォンのアプリなどを活用、予約にはじまりスマホキーに至るまでシームレスなサービスが特徴的であり、手続きには多少の慣れは必要だろうがチェックイン時もスタッフと対面せずチェックイン機で行える。

 もちろんコロナ以前からのプロジェクトにより誕生したホテルであるが、結果としてコロナ禍とニューノーマルという時世にフィットしたホテルとなった。プリンス スマート インは2020年冬には熱海に、2021年夏頃には京都、2022年には沖縄へと全国へ展開していくという。

 また、同ホテルは客室には用意されていないアメニティの提供方法があるのも特徴的だ。宿泊特化型ホテルなどでは、通常フロント横あたりのワゴンにどさっと入ったアメニティバーをよく見かけるが、プリンス スマート イン恵比寿では、1人分ずつのアメニティが入ったオシャレな紙袋がディスプレイされ、一見すると有料にも思える特別感を見事に演出している。

 袋には丸いカラフルなシールが貼られており、色で男女それぞれ見分けられるので分かりやすい。袋単位の提供なので多く持って行かれないだろうし、余分なアメニティに触れないから感染予防という点でも効果があるだろう。ITなど最新技術を駆使して省人力化を図るホテルだけに、かえって温もりが伝わってきた。

待ち時間にビリヤードもできるリゾートホテル
 思いがけずコロナ禍でフィットしたサービスは、リゾートホテルでも見られる。「アンダリゾート伊豆高原」(静岡県伊東市)は、従前から宿泊料金に館内の飲食やアクティビティなどすべて含まれた“オールインクルーシブスタイル”が特色で人気を博してきた。そんなホテルだけにGoTo下では満室という日が珍しくないという。

 チェックイン体制でいえば、他のホテルと同様にGoToの説明に加えて各種やりとりなど通常よりも時間を要することになるが、こちらのロビーには充実したフリードリンクをはじめ、ビリヤードなどゲーム類も揃っており、チェックイン待ちの時間もゲストを飽きさせない。これらサービスもオールインクルーシブである。

 館内施設は宿泊料金だけで基本的に使え、個別の説明や追加精算もない。そのため、チェックインもアウトも通常のリゾートホテルに比べて「時短」を実現しているという。とはいえ、馴染みのスタッフと話すことを楽しみに来るゲストも多く、「Go Toによって接客時間が少なくなってしまっているのが悩み」とホテルスタッフは話す。

Go Toに振り回されたホテル業界の苦悩
 宿泊キャンペーンの成果や現場の混乱など、Go Toトラベルの評価を総括するのはコロナが終息してからになるだろう。“経済活動との両立”という名の下に大々的にキャンペーンは進められてきたが、次々と改変したり、新たに設けられるルールに振り回されたりしているのは、キャンペーン利用者だけでなく宿泊施設も同じである。特に現場の苦労は計り知れない。

 いまホテル業界は過去にない変革を迫られている過渡期だけに、日々強いプレッシャーと闘っている。時にゲストとホテルの意思疎通がうまくいかないこともあるだろうが、それもニューノーマル時代の経験値として、新たなサービス向上策につなげていくしかなさそうだ。

4793チバQ:2020/12/01(火) 17:31:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/db8d47df19bc99e3c06fac19cc0969fecc5c2a53
「Go To イート」に振り回された飲食店の悲痛
12/1(火) 5:01配信
792




4月の緊急事態宣言発令で多くの飲食店が営業自粛を余儀なくされた。写真はイメージ(撮影:大澤誠)
 「12月は飲食店にとって最大の繁忙期。少しでも挽回できたらと思っていたが、今回のコロナ感染者の拡大でその期待はなくなった。12月の売り上げが厳しければ、廃業に踏み切る店も多いだろう」

 11月下旬、東京都内で複数の飲食店を経営するあるオーナーは力なくそう答えた。このオーナーが運営する店では、東京のコロナ感染者が500人を超えるようになった11月中旬以降、予約のキャンセルが続出。来店客数も直前の約半数程度に落ち込んだ。
 少しでも売り上げを補おうと活用した「Go To Eat(イート)」のポイント事業はトラブル続きだったという。「急にオンライン予約が増えたので従業員を手配したり、会計も複雑になり対応に追われたりした。利益にならずとも事態が少しでもよくなるならと頑張ってきた。だが、オンライン予約のポイント事業は予定期間がまだあるのに(予算が上限に達したことで)突然終了。もちろん予約はパタッと止まった。コロナ感染者の拡大で客数が激減し、手配した人手は急に不要になり、仕方なく前日にシフトを減らす連絡に追われた」(前出の経営者)。
■「必死の準備」も報われず

 購入金額の25%分を上乗せした「プレミアム付食事券」を販売する「Go To Eat キャンペーン Tokyo」は11月20日から始まったばかりだが、コロナ感染者の拡大を受けてわずか一週間で食事券販売が停止となった(停止期間は11月27日〜12月17日まで)。

 コロナ感染者の拡大を受けて、東京都以外でも食事券の販売停止を決めているところが複数出てきている。神奈川県や埼玉県、茨城県など、販売停止の期限が「未定」という地域も複数ある。年末の書き入れ時に向けて行った準備が報われなかった飲食店は少なくないだろう。
 「Go To イート Tokyoのために必死に準備した。それも結局、利用されない。なぜ、飲食店ばかりこんなに振り回されなければならないのか。そして、この現状を世間の人はほぼ知らない。それが一番悔しい。いまだ多くの人が『Go Toイートで飲食店が救われている』と思っているのだから」(前出の経営者)。

 ポイントを活用した短期的な需要喚起ではなく、家賃支援など中長期的な支援を望む飲食店からは「(ポイント事業は)税金のむだ遣い」という批判も上がる。Go Toイートが事実上の”足止め”を食らった今、国はより適切な支援策の在り方を考える必要があるのではないだろうか。
佃 陸生 :東洋経済記者

4794チバQ:2020/12/01(火) 20:02:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe6d3deb534803e4565f212df870011ea906347
都知事、「GoToトラベル」高齢者と基礎疾患ある人に自粛呼びかけ…17日まで
12/1(火) 19:16配信

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読売新聞オンライン
菅首相との会談のため、首相官邸に入る小池都知事(中央)(1日午後6時26分)=源幸正倫撮影

 菅首相は1日夜、東京都の小池百合子知事と首相官邸で会談した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、小池氏が国の観光支援策「Go To トラベル」事業の東京発着分について高齢者らに利用自粛を呼びかける考えを示したのに対し、首相は理解を示した。

【写真】古都の祈り〜コロナに向き合う〜

 会談後に首相が記者団に明らかにした。都が事業の利用自粛などを呼びかけるのは、65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ人で、いずれも感染した場合に重症化するリスクが高いとされる。自粛を呼びかける期間は12月17日までを予定している。

 東京都内で感染者が増えていることを踏まえた措置で、両氏は国と東京都で感染拡大を阻止していく方針で一致した。

 都は、自粛に伴って生じたキャンセル料などを負担しなくてもいいよう、国に対応を要請している。西村経済再生相は1日夜の記者会見で、都の対応について「しっかりと受け止めたい。事業を所管する観光庁で、要請の細かい内容も含めて検討を進める」と述べた。

4795とはずがたり:2020/12/01(火) 21:52:48
そらまあそうなるw

「GoToトラベル」札幌除外で?異変”が…小樽に予約続々! 多くの観光客が目的地を変更?
12/1(火) 17:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c21cfb33dbf6bc7fb3e77b7a83f7439502d39b62
北海道放送(株)

 「GoToトラベル」の札幌除外で、札幌のホテルやツアーはキャンセルが相次いでいますが、近くの観光地、小樽に思わぬ影響が出ています。

 「札幌市内におけるGoToトラベル事業の一時停止は、やむを得ないものと」(鈴木直道知事)

 鈴木知事が「GoToトラベル」の札幌除外を、国に求める方針を示した先月24日の夜、札幌の中島公園近くのホテルは、キャンセルが殺到しました。

 「キャンセル数は1日平均だいたい15件くらい入っている感じなんですが、24日に(札幌除外が)発表されて以降は、30件を超え、35件とか、そういった数のキャンセルが入って来ている」(アンワインドホテル&バー札幌 大場伸二マネージャー)

 ロッジ風の客室とこだわりのリキュールを取り揃えたバーが、観光客に人気のこちらのホテル。3日間で寄せられたキャンセルは100件近くで1日に50件程度はあった予約も数件に減っています。ところが、小樽の系列のホテルでは、対照的な動きがあるといいます。

 「(札幌除外を受けて)64件の新しい予約が入ってきてたので。24日から25日にかけて。札幌から旅行先を小樽に変えたという方が相当数いると考えられます」(アンワインドホテル&バー札幌 大場伸二マネージャー)

 札幌の激しい落ち込みの一方で、小樽の系列のホテルは予約が倍増しているというのです。フロントには問い合わせが相次いでいます。

 「もともと札幌の予約だったんですけれども、今回は小樽を検討していて、『部屋は開いていますか?』とか、小樽は今どういう状況なのかを確認しに来ているお客さんが何件かございまして」(アンワインドホテル&バー小樽 張さん)

 ホテルは札幌除外で、となりの「小樽」に旅先を変更するケースが増えているのではないかと分析しています。ただ、小樽の飲食店は「札幌の除外で小樽も除外されるのではないか」と心配しています。

 「どうしても小樽と札幌はセット。札幌に泊まって小樽を観光とか、小樽を見てから札幌に泊まるとか、そういう方が多いので、札幌切られちゃうと、札幌に外から入って来なくなるので、食堂としては打撃が大きいですね」(青塚食堂 岡田浩幸さん)

 有名な観光スポットを抱えながらも、観光客は札幌に宿泊するため「通過型」の観光地と言われてきた小樽。「GoToトラベル」の札幌除外で、道内の観光事情に変化が見え始めています。

北海道放送(株)

最終更新:12/1(火) 20:57

4796チバQ:2020/12/02(水) 10:47:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb4a01548d71e8a615be70c6b835cca154d12eea
政府・都の溝浮き彫り GoTo対応、見通せず 新型コロナ
12/2(水) 7:07配信

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時事通信
東京都の小池百合子知事との会談後、記者団の質問に答える菅義偉首相=1日午後、首相官邸

 東京都の小池百合子知事が国の観光支援策「Go To トラベル」の東京発着分について菅義偉首相に一部利用自粛を要請した。

【グラフ】新型コロナウイルス 都道府県別感染者数・死者数

 新型コロナウイルスの感染者急増を受け、除外するかどうかの判断を押し付け合っていた政府と都。この日は共に対応を検討する姿勢を示したが、逆に両者の連携不足が目立った。

 「国と都がしっかりと連携し、感染拡大を何としても阻止することで一致した」。首相は1日夜、首相官邸で小池知事と会談した後、こう強調した。

 政府関係者によると、会談は都側の呼び掛けで夕方になって急きょ決定。関係者は「朝の時点では決まってなかった。だからこんなにバタバタしている」と都の対応に強い不満をにじませた。会談後に首相が記者団の取材に応じたのはわずか1分余り。手元の文書を読み上げ、足早に官邸を去った。

 トラベル事業は、感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指す菅政権の象徴的な事業。旗振り役の首相は経済への影響を懸念し、除外地域拡大に慎重な立場だ。

 一方、既に一部除外を決めた自治体とは緊密に連携してきた経緯がある。札幌、大阪両市から出発する旅行でのトラベル事業の利用自粛要請を決めた際には、全閣僚が出席する政府対策本部を開催。事前に知事の同意を得ていたとみられ、政府はキャンセル料の扱いも含めて発表するなど迅速な対応をみせた。

 しかし、今回の首相と小池知事との会談では、知事が要請するにとどまった。首相は「都の対応として理解できる」と述べたものの、政府対応の「小出し」感は否めず、両氏の連携の悪さばかりが浮き彫りになった。

 トラベル事業から都を除外するかどうかをめぐっては、都と政府の意見が対立。小池氏は「全国的な視点が必要だからこそ国が判断すべきだ」と主張。政府は知事の判断が先決との立場を示しており、互いに判断の責任を押し付け合っていた。

4797チバQ:2020/12/02(水) 11:23:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120100995&g=pol
GoTo東京発着、一部自粛要請 小池知事、高齢者ら対象に17日まで
2020年12月01日20時37分

菅義偉首相と首相官邸で会談後、報道陣の取材に応じる小池百合子都知事=1日夜、都庁
菅義偉首相と首相官邸で会談後、報道陣の取材に応じる小池百合子都知事=1日夜、都庁


 菅義偉首相は1日夜、東京都の小池百合子知事と首相官邸で会談した。新型コロナウイルス感染の再拡大を踏まえ、小池氏は国の観光支援事業「Go To トラベル」の東京発着分について、65歳以上の高齢者と基礎疾患を持っている人は利用を控えることを呼び掛けるよう要請。首相は「都の対応として理解できる」と応じた。小池氏は自粛期間を17日までと説明した。

 小池氏は記者団に「都民、国民の命と暮らしを守る観点から、重症化リスクが高い65歳以上の方、糖尿病、心疾患など基礎疾患をお持ちの方に対し一定期間、利用の停止、自粛の呼び掛けを行っていただくように要請した」と語った。「いろいろ考え、自粛という結論に至った」とも述べた。
 小池氏は今後、都議会への報告や都の対策本部会議の開催などの手続きを進める。キャンセル料負担の扱いについては国の判断に委ねる考えを示した。一方、首相は記者団に対し、要請を受けた具体的な対応を明らかにしなかった。
 会談は約20分間。国と都で連携し、感染拡大を阻止することでは一致した。トラベル事業をめぐっては東京を対象から除外するかが焦点だが、首相と小池氏は、ともに利用の一時停止などの措置には踏み込まなかった。都内の感染者数が増加する中、引き続き厳しい対応を強いられる可能性もある。

4798チバQ:2020/12/02(水) 19:33:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffdcd09d9d0eb2bdb9c7fdcedb6598f6255a0f9e
「GoToイート」食事券、利用期間を延長へ…ポイント付与は追加予算要求せず
12/2(水) 18:58配信
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 飲食店支援事業「Go To イート」を巡り、農林水産省は2日の自民党の会合で、地域限定のプレミアム付き食事券の利用期間を延長する方針を示した。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける飲食店への支援を続ける。2020年度第3次補正予算案に関連費用を盛り込む方向だ。

 現在、購入額の25%が上乗せされたプレミアム付き食事券の発行期限は来年1月末、利用期限は来年3月末となっている。延長期間や予算規模については今後詰める。

 ただ、農水省は感染再拡大を受け、食事券の新規発行の一時停止などを都道府県に要請している。これまでに感染者数の多い北海道や東京、大阪など10都道府県が新規発行を一時停止している。

 「イート」事業のうち、グルメサイト経由で飲食店を予約・利用した客へのポイント付与については、予約分ですでに予算額の616億円に達したため11月29日に終了しており、追加の予算要求はしない見通しだ。

4799チバQ:2020/12/02(水) 19:53:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/111b3c4653da22034e2dac4236f97752a6ae5965
除外?自粛?Go Toめぐり旅行会社や利用者混乱 無料キャンセル期限にも注意
12/2(水) 17:54配信
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Go To トラベルをめぐる3都市への対応
 観光支援事業「Go To トラベル」をめぐる二つの方針に、旅行会社や利用者が対応を迫られている。政府は大阪、札幌両市を目的地とする旅行をGo Toの対象外とした一方、両市を出発地とする利用は自粛要請にとどめたためだ。利用者のキャンセル料は発生しないが、出発・到着によって申請期限が異なるなど微妙な違いも存在しており、「判断を利用者に任せるのは心苦しい」など困惑の声が相次いだ。

【イラスト】感染リスクが高まる「5つの場面」

 「キャンセルに関する制度が分かりにくく、現場は混乱している」。大阪市東住吉区の旅行会社「摂陽観光」の藤原雅彦社長が頭を抱える。

 念頭にあるのは大阪、札幌両市が関係する旅行だ。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は両市を目的地とする旅行をGo Toの割引対象から除外。その後、両市を出発する旅行については利用自粛を呼びかけるなど対応が分かれた。

 利用者へのキャンセル料は発生しないが、両市を目的地とする場合は12月3日まで、出発する場合は同7日までに、それぞれ手続きを取る必要がある。また旅行会社などの事業者に対しては、国が代金の35%相当額(上限あり)を補填(ほてん)する。

 除外と自粛という二つの基準に、摂陽観光の藤原社長は「制度として(大阪市からの)出発が除外されたわけではない。キャンセルの判断をお客さまに任せるしかなく、心苦しい」と話す。同社は予約済みの人にキャンセルの意向確認を進めており、すでに解約を申し入れた人もいる。藤原社長は「補填はありがたいが、需要がある年末年始に旅行機運が下がるのは心配だ」と危惧する。

 大阪市中央区の旅行会社「ジータック」にも、除外や自粛などに関する相談が相次ぐ。河村直樹社長は「目的地までマイカー移動する旅行など、3密を避けた新たなスタイルを提案してきた。今は『旅行をしたら悪者』という雰囲気になっている。Go Toの恩恵はありがたいが、ずっと振り回されている」と戸惑いを見せた。

 懸案となっていた東京発着分については、政府と東京都が、65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人に利用自粛を呼びかけることで合意。ただ、Go Toで予約した山形県の温泉旅館に向かうという女性(72)は「急に自粛といわれても困る。感染拡大は気になるけどもう行くしかない。騒がず部屋で静かに過ごしたい」と話した。

 赤羽一嘉国土交通相は1日の記者会見で、出発・到着による制限の違いを問われ、「現時点で一律に事業を停止する必要はないと判断した」と強調。現状の感染状況などを見極めた対応であるとも説明し、国が一部費用を負担するなどの措置で「利用抑制の効果が十分に確保できると見込んでいる」と述べた。

4800チバQ:2020/12/02(水) 23:53:00
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000199992.html
GoTo方針転換…寝耳に水の観光庁は徹夜作業
[2020/12/01 23:30]
『GoToトラベル』をめぐって、東京都の小池知事と菅総理が1日夜、会談しました。小池知事は、東京発着分について、65歳以上の高齢者と、基礎疾患を持つ人に対し、Goto利用の一時停止、または自粛の呼び掛けを要請したといいます。結果、両者が合意したのは“停止”ではなく“自粛”でした。

◆観光庁前にいるテレビ朝日・延増惇記者の報告です。
政府はキャンセル料を取らない方針を固めようです。今回の自粛要請に関しては、取材した限りでは、観光庁はまたも寝耳に水で、東京都との水面下での調整も全くなかったようなんです。観光庁は今夜も徹夜で制度設計に追われるようです。関係者を取材しますと“制度設計”と、一言で言っても、かなり大変なようでして、65歳以上の高齢者や、基礎疾患を持っている方がキャンセルをする場合、それをどうやって証明するのか。ある大手旅行代理店の幹部は、「お客さんに診断書を見せてもらうのか。お薬手帳を見せてもらうのか。デリケートなことを利用客に対して求めるのは、トラブルのもとにもなってしまうのではないか」と懸念しています。今まさに、何ができるのか。なるべく事業者への負担は軽減したいという思いは、観光庁としてもあります。ある観光庁の幹部は「中途半端な除外対応を繰り返していくことによって、事業者が一番、困ってしまう」と嘆いています。

4801チバQ:2020/12/02(水) 23:53:30
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4141357.html
【速報】GoToトラベルの期間延長へ
2日 22時55分
 政府の観光振興策「GoToトラベル」について、政府が期間を延長する方針を固めたことがわかりました。

 「GoToトラベル」は来年1月末までの旅行が対象ですが、政府関係者によりますと、来週とりまとめる追加経済対策に「期間の延長」を盛り込む方針を固めました。延長の幅については“来年のゴールデンウィーク明けまで”を想定していますが、段階的に延長するかなど、具体的な検討が進められています。

 また、延長した期間の「割引率」について、段階的な引き下げや、休日と平日に差をつけることなども検討しているということです。

4802チバQ:2020/12/03(木) 10:15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/aea0c75efb4440569283507c6a816c76ea02e1b9
「GoToトラベル」6月末まで延長へ…割引率は段階的に縮小
12/3(木) 1:19配信



 政府は来年1月末に期限を迎える観光支援策「Go To トラベル」について、来年6月末まで延長する方針を固めた。8日に決定する追加の経済対策に盛り込む予定だ。

 現行では1人1泊あたり旅行代金の最大35%(上限1万4000円)の割引などを行っているが、割引率を段階的に縮小する。支援策の終了後、観光需要が急激に落ち込むのを避ける狙いがある。

 Go To トラベルを巡っては、自民党は来春の大型連休直後まで延長することを求めていた。

 現在、新型コロナウイルスの感染が拡大している大阪、札幌両市を目的地とする旅行は補助対象から除外されている。東京都も重症化リスクの高い65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人を対象に都内を発着する旅行の利用自粛を求めている。政府としては、これらの地域でも感染拡大が収まれば、事業を再開させたい考えだ。

4803チバQ:2020/12/03(木) 13:36:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f4f03c10075049bc95cfff11665fd21e51a9e32
14府県でデザイン共通…GoToイート食事券、他県の食事券の誤使用に注意 県内外から店から問い合わせも 福井
12/3(木) 11:21配信




GoToイートの初日、食事券を使ってランチを楽しむ女性客が見られた=10月23日、福井県福井市
 コンビニのファミリーマートで販売されている国の飲食業界支援策「Go To イート」の「福井県プレミアム食事券」と、他県の食事券とを間違えて使用するケースが福井県内外で発生している。食事券は発行都道府県でのみ有効で、県キャンペーン実行委員会は「誤って受け取っても精算はできない」と登録飲食店に注意を促している。

【比較写真】デザインがそっくりな「Go To イート」の食事券

 ファミリーマートによると同コンビニでは、福井を含む14府県の食事券を発券している。府県によって食事券のデザインに違いはなく、使用可能なエリアが券に印刷されている。

 共通したデザインのため、食事券が誤って使用されるケースが県内でも出ている。

 11月半ば、福井県勝山市のそば店の女性店主(51)が売り上げを確認していると、福井の食事券に紛れて「京都換金センター送付用」と書かれた食事券があった。どちらも小さな文字で説明や金額が記されており「デザインが似ていてびっくり。500円券と千円券を間違えたことがあるので、金額には注意していたけれど…」と困惑した様子だった。勝山は福井県立恐竜博物館があり県外客が多い土地柄。「誤って他県の食事券を使うケースはあると思う」。

 県実行委には「福井の券でないことに後で気づいた。どうすればよいか」といった問い合わせが県内登録店の一部からあるという。逆に、誤って福井の食事券を受け取ったという県外店からの問い合わせもあった。

 実行委の担当者は「飲食店も利用者も、互いに注意してほしい」と話している。
福井新聞社

4804チバQ:2020/12/03(木) 13:49:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/af29fbe1eeffa1967be5ef6bb0c8f07e61433c0d
GoTo延長、政府の思惑は 「オリパラまでなんとか」
12/3(木) 12:23配信
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成長戦略会議で発言する菅義偉首相(右端)=2020年12月1日午後5時43分、首相官邸、恵原弘太郎撮影
 政府の観光支援策「Go To トラベル」が、来年6月ごろまで延長される見通しになった。1月末をメドとされている終了時期を5カ月程度延ばすのは、東京五輪・パラリンピックの開幕や夏の観光シーズンで観光需要が持ち直すまで、下支えが必要と政府がみていることがある。

【写真】小池百合子東京都知事との会談を終え、記者の質問に答える菅義偉首相=2020年12月1日午後6時56分、首相官邸、恵原弘太郎撮影

 官邸幹部は3日、「1月や3月までにトラベルを終えられる環境にはない。オリパラまでに経済をなんとかしないといけない」と語った。トラベルの延長は、政府が8日に取りまとめる緊急経済対策の柱の一つとして盛り込まれる。11月10日に菅義偉首相が経済対策の策定などを閣僚に指示する前から、与党や経済界などから延長をめぐってさまざまな要望が出ていた。

 年度末の来年3月末まで、4、5月の春の大型連休明けまでなどの案もあったが、政府は延長幅は6月ごろまでとする方針だ。政府関係者の一人は「春の大型連休明けでトラベルがなくなると、駆け込み需要の後に『旅行控え』の反動が起きる恐れがある」と説明する。7月以降はオリパラなどで一定の旅行需要が見込めるため、大型連休後の「谷間」をなくすための「エンジン」にしたいとの考えだ。
朝日新聞社

4805とはずがたり:2020/12/03(木) 14:08:21
2014年の記事

JTBがグループ社員に送った「創価学会様に選挙協力」メール
https://news.livedoor.com/article/detail/9551008/
2014年12月8日 7時0分 NEWSポストセブン

〈特定団体への協力依頼について〉──こう題された社内メールを受け取った大手旅行代理店「JTB」グループの中堅男性社員が明かす。

「任意の協力とはいえ特定の候補者の応援署名を集めろというのは入社してから初めて。しかも、それが創価学会からの要請で公明党を応援するというんだから驚きました」

 文書は11月27日付で、JTB取締役旅行事業本部長の名前で社員向けに送られた。文書にはこうある。

〈国内研修会をはじめとした各種需要を頂戴している創価学会様より、支援政党である公明党への支援要請がJTBグループにあり、営業政策上の観点から各事業会社においても可能な範囲での協力を求められております〉(以下、〈 〉内は文書から抜粋)

 まず東京・神奈川・千葉に住む社員には比例代表向けに〈公明党の政治活動を支援します〉と題した用紙への署名集めを、太田昭宏国交相と前職の上田勇氏がそれぞれ出馬した東京12区と神奈川6区の居住者には各候補の支援者名簿を作るための署名集めを要請している。

 JTB社員向けメールでは、あくまで〈社員個人としての任意協力〉と強調しているが、〈出来る限りの協力をお願い致します〉と念押ししているのだから、控え目にいっても「支援要請」である。

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 世界有数の旅行代理店であるJTBは修学旅行などの教育旅行や官公庁のイベントなど、公共性の高い業務を多く抱えている。大口顧客とはいえ、特定政党の支援を社員に一斉メールで堂々と要請するのは他の大企業では考えにくい。

 JTB広報室は「グループ2社で協力依頼した。あくまで任意の協力依頼であり、会社として特定の政党を支援することはない」と説明したが、取締役名で社内メールシステムを使っているのだから、「会社として支援」していないという説明はいかにも苦しい。

 民主党も共産党も、JTBの顧客なら頼めば協力してくれるのか。あまりにも国政選挙を軽く考えているのではないか。

※週刊ポスト2014年12月19日号

4806チバQ:2020/12/03(木) 18:51:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a5e20a086585aeda19b30b97ccbf74013157ca8
大阪府、赤信号点灯で15日まで外出自粛を要請へ
12/3(木) 17:02配信
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 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、大阪府が、自粛要請の基準「大阪モデル」で非常事態を示す赤信号を点灯した場合の措置として、15日まで不要不急の外出自粛を府民に求める方向で調整していることが3日、分かった。3日夕に開く対策本部会議で決定する。

 府関係者によると、今月11日を期限としている大阪市北区と中央区の一部飲食店に対する営業時間短縮と休業の要請も15日まで延長する方向という。

 府が今回検討している外出自粛の要請は、新型コロナ対応の対策特別措置法の24条9項に基づく「協力の要請」にあたる。4月の緊急事態宣言の発令に伴い、同法45条に基づいて出した自粛要請とは異なる。罰則や強制力はないが、府担当者は「緊急事態宣言時並みの強い要請になる」とした。

4807チバQ:2020/12/04(金) 13:50:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dccd23b8f213665edcac60740953ef2acb87713
「イート」食事券、追加分は来年6月末まで利用可能 政府検討 
12/4(金) 13:43配信
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 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食業の支援策「Go To イート」の地域限定のプレミアム付き食事券の事業について、政府が令和2年度第3次補正予算案で財源を手当てする追加発行分の利用期限を来年6月末とする方向で検討していることが4日、分かった。一方、現行の食事券で購入額に25%を上乗せしているプレミアムについては、追加発行分では引き下げるとしている。

 現行の食事券は今のところ、販売期限は来年1月末まで、利用期限は3月末まで。ただ、追加発行分は、財源とする3次補正が国会で成立するのが来年2月ごろと見込まれており、利用期限を6月末までとすることで、食事券事業の実施期間を延長する考えだ。追加発行分の販売期限については今後、調整を急ぐ。

 現行の食事券は、消費者の購入額に国の負担で25%を上乗せしており、1万円を出せば1万2500円分の食事券を買える。ただ、追加発行分に関してはこのプレミアムを引き下げる。

 食事券事業は、10月5日の新潟県を皮切りに、既に全47都道府県で販売と利用が始まっている。だが、新型コロナの感染再拡大を受けて、11月27日時点で北海道や東京、大阪など10都道府県が食事券の販売の一時停止を判断。このうち4都道府県は、販売済みの食事券の利用を控えるよう消費者に呼びかけるとした。

 農林水産省は今月2日の自民党の会合で、食事券の追加発行と実施期間の延長を行う方針を示していた。

4808チバQ:2020/12/04(金) 14:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0fceb2ac312fb408336e9aca9842f0550771b5d
非常事態の大阪、師走の街に悲鳴「これ以上どうしたら」
12/4(金) 11:41配信
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新型コロナウイルスの感染状況が大阪府の独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す「赤信号」となり、赤色に点灯した太陽の塔=2020年12月3日午後8時44分、朝日新聞社ヘリから、大阪府吹田市、柴田悠貴撮影
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府内の警戒度は最高レベルになった。府は3日、独自基準「大阪モデル」の非常事態を示す「赤信号」をともし、飲食店への時短営業要請の延長や府民に不要不急の外出自粛などを求めた。師走の街への影響は。

 「赤信号」の点灯から一夜明けた4日朝、大阪・梅田の地下街では、通勤する人たちが行き交っていた。

 大阪市淀川区の男性会社員(51)は「これ以上外出を控えたら仕事が回らない」と話す。市内の職場では今春から隔日勤務に。今も在宅勤務は続く。「外回りが欠かせない仕事もある。外出自粛は厳しい」

 同市北区の食料品店で働くアルバイトの女性(29)は「外出自粛でお客さんが減るのが不安」。4月に緊急事態宣言が出た際、勤務先が一時休業し、給料は減った。「コロナは怖いが経済も大事。店では消毒とマスクを徹底している。これ以上どうしたらよいのか」と肩を落とした。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)では、午前10時の開場を待つ人たちが集まり、係員による検温を受けて入場した。

 神戸市から家族で訪れた男性会社員(39)は、知人にはUSJへ行くことを黙っているという。「大阪は感染者数が一気に増えて心配。春先から東京ディズニーランドへ行く予定を2回キャンセルしてきたので『今日こそは』という思いだった」

 友人と来た大阪市内の女性会社員(28)は「10月にはチケットを購入していた。昨日の今日では予定も変更できず、払い戻しも考えられなかった」という。

 埼玉県から夫婦で訪れた会社員の男性(25)は「怖いという思いはあったが、人混みはどこも変わらない」と旅行の予定は変えなかった。ただ、繁華街の道頓堀(大阪市)へ行くのはやめたという。「人が集まるし、食事のときはリスクが高いと思う」(松尾由紀、浅沼愛)
朝日新聞社

4809名無しさん:2020/12/04(金) 16:33:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/32546e6682faec4b607fc1b4a0338b8e72588605
栃木・山梨・広島を対象に追加「訪問時は慎重な行動を」 北海道・東京・大阪など6都道府県への「訪問は慎重に検討を」
12/4(金) 14:54配信
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長野県が「訪問」について注意を呼びかけている地域(12月4日現在)
長野県は、新型コロナウイルスの新規感染者が直近1週間で人口10万人当たり15人を上回った地域への訪問について、「慎重に検討し、感染リスクが高い状況を避けられない場合は控える」、5.0人を上回った地域について、「基本的な感染防止を徹底するほか、慎重な行動」をするよう県民に呼びかけています。

県は4日、栃木県と山梨県、広島県が5.0人を上回ったとして、対象地域に追加しました。このほか、「訪問時に慎重な行動」をするよう呼びかけている地域は、岩手県、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、岐阜県、静岡県、三重県、京都府、奈良県、和歌山県、岡山県、愛媛県、福岡県、大分県、宮崎県の20府県となっています。

また、15.0人を上回り、「訪問は慎重に検討し、感染リスクが高い状況を避けられない場合は控える」よう呼び掛けている地域は、北海道、東京都、愛知県、大阪府、兵庫県、沖縄県の6都道府県です。

なお、長野県の新規感染者数は、4日現在、人口10万人当たり5.20人となっています。

4810チバQ:2020/12/05(土) 15:50:54
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2020120501001547.html

GoToの割引率縮小はGW以降 トラベル、国交相検討
2020/12/05 11:21共同通信

GoToの割引率縮小はGW以降 トラベル、国交相検討

「Go To トラベル」の広告が表示された電光掲示板=1日、福岡市

(共同通信)

 赤羽一嘉国土交通相は5日の民放番組で、観光支援事業「Go To トラベル」に関し、来年4〜5月の大型連休ごろから割引率を縮小する方向で検討する考えを示した。政府は6月末までをめどに延長する方針で、事業の打ち切りに伴う需要の反動減を避ける狙い。

 現時点で、利用者のうち246人の新型コロナウイルス感染が確認されたことも明らかにした。11月26日時点の202人から44人増えた。

 赤羽氏は「6月末までは国の責任で(観光事業者を)応援したい」と改めて強調。「事業者からは大型連休ごろから割引率を下げてソフトランディングできるようにしてほしいという声が強い」と述べた。

4811チバQ:2020/12/06(日) 21:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf1724b5f86870b95a16b746eaa6c6fbbbbefcb5
飲食店や宿泊施設「次々にキャンセル…」師走に冷え込む客足、Go To延長も感染再拡大で失速?
12/6(日) 9:01配信

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京都新聞
座席間の距離を確保して感染防止策を徹底する料亭。師走の飲食業界は忘年会のキャンセルが相次ぎ、再び苦境に立たされている(京都市上京区・畑かく)

 新型コロナウイルスの影響で激減した客足が10月以降に復調した京都、滋賀の飲食店や宿泊施設で、師走の稼働が失速している。国の消費刺激策「Go To キャンペーン」を追い風に急回復した利用は、感染の再拡大とともに減退。年末年始に集中する企業やグループの宴会は吹き飛びかねない状況だ。

【写真】大勢の観光客訪れるも…京都のコロナ感染者、なぜ少ない?

 「11月は前年の8割の水準に回復したが、12月は3割に届くかどうか。忘年会が次々にキャンセルになったのが痛い」。老舗料亭「畑かく」(京都市上京区)の店主新造一夫さん(64)はため息をつく。

 名物のぼたん鍋を個室で楽しめる同店は冬が最も活気づき、例年12月は連日満室となる。外食を促す「Go To イート」の食事券利用が京都で始まった10月下旬以降に来店客も持ち直したが、直近の感染者急増で落ち込んだ。「十分換気した個室で定員も大幅に減らしているが、料理屋も居酒屋も『飲食店』としてひとくくりにされる。安心して利用してもらえるように対策を続けるしかない」と新造さんは考える。

 観光支援の「Go To トラベル」で週末を中心に客室の稼働が急回復したホテルの予約動向からも、人々が自粛に傾く兆候がみられる。京都市内の大手ホテルの担当者は「11月の3連休後に宿泊予約のキャンセルが増えた。週末はすぐ別の予約が入る状況だが、11月時点と比べると勢いが落ちた」と打ち明ける。おごと温泉の「琵琶湖グランドホテル京近江」(大津市)は、12月の宿泊予約キャンセルが約2800人発生。11月は平日でも満室の日があったが、金子博美社長は「もともと大阪からの利用が多いので非常に厳しい。今後どこまで影響が続くのか」と心配する。

 飲食と観光の客足減少は運輸業界も直撃している。タクシー地場最大手の彌榮自動車(京都市下京区)は「12月に入り、特に夜遅い時間の送迎がピタッと止まった」という。

 観光事業者が注視するのが、「Go To トラベル」の期間延長だ。コロナ禍の影響が長期化する中、政府は来年6月ごろまで延長する方針を固め、旅行代金を割り引く支援は当初の打ち切り目安だった1月末から半年程度は維持される公算となった。

 「GoToがなくなれば一気に予約がゼロになる不安があった」。旅館「松井本館」(中京区)の若女将(おかみ)松井もも加さんは政府方針に胸をなで下ろす。

 ゲストハウス「和楽庵」(左京区)を経営する京都簡易宿所連盟副代表のルバキュエール裕紀さんも「延長はありがたい」と話す一方、割引の恩恵が大きい高価格帯ホテルに人気が集まる現行制度の問題を指摘。「割引率を段階的に引き下げる方針のようだが、定額を差し引く方が簡易宿所には有効だ」と訴える。

 「GoTo延長は評価できるが、混乱は避けてほしい」と注文を付けるのは、旅行会社アルファトラベル(中京区)の森野茂社長。「消費者の不安解消のためにも、一定の感染状況になれば事業対象から除外するという明確なルールを示してほしい」と指摘する。

4812チバQ:2020/12/07(月) 22:03:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-lif2012070041.html
「イート」ポイント終了、庶民の店直撃 予約急減「こんなに早く」「12月も続けて」
2020/12/07 20:24産経新聞

「イート」ポイント終了、庶民の店直撃 予約急減「こんなに早く」「12月も続けて」

飲食を楽しむ客=11月27日午後9時27分、大阪市福島区(寺口純平撮影)

(産経新聞)

 新型コロナウイルスで打撃を受けた飲食業を支援する「Go To イート」のインターネット予約によるポイント付与事業が終了したのに伴い、低価格帯の店の予約件数が急減していることが7日、飲食店の予約データで分かった。庶民的な低価格店は原価率が高いため、高級店に比べて売り上げの減少がより経営に響きやすいとされる。新型コロナの感染拡大に歯止めがかからない中、厳しい年の瀬となりそうだ。(荒船清太、本江希望)

 「コロナの影響で売り上げが落ちたのでイートに参加したが、こんなに早く終わるなんて」。新橋駅近くにある焼き鳥店「新橋あかべえ襷(たすき)」(東京都港区)の店長、島村圭さん(47)は、ポイント付与事業が早期に終了したことに戸惑いを隠せない。

 昨年に比べて売り上げは半分以下になり、イートによる集客アップに期待していた。「途中から参加したので1カ月間だけだったが、利用者は15人と思ったより少なかった。12月も続けてほしかった」とこぼした。

 居酒屋「魚と酒 はなたれ 新橋店」(同区)の代表、西野譲(ゆずる)さん(38)も「イートのネット予約利用者が約200人おり、売り上げの10%ほどを占めていた」と打ち明ける。コロナの影響で昨年から6割ほど売り上げが落ちる中、貴重な収入源となっていたが「(ポイント付与事業の終了で)書き入れ時の12月も、コロナの影響で厳しそうだ」と表情を曇らせた。

 予約管理システムを提供する「トレタ」が契約する飲食店約1万店のデータによると、1人当たり予算2千円未満の飲食店の予約件数は、11月の1週目(2〜8日)に前年同期比128%とピークを迎えたが、全国での感染拡大や、イートのネット予約分が相次いで終了したのを受けて急減。4週目(23〜29日)には前年同期比92%と、大幅に落ち込んだ。

 2千〜6千円未満の店も、11月の1週目が前年同期比87%だったが、4週目には64%と急落。これに対し、6千円以上の店は87%から76%と、下げ幅が小さかった。

 緊急事態宣言が発令された4月から、「イート」が始まった10月までの間の予約回復率をみても、6千円以上の店がほぼ一貫して2千〜6千円未満や2千円未満の店を上回っていた。

 一方、全国の飲食店などの会計事務を扱う「ポスタス」によると、予約なしの来店も含めた4月以降の実際の売上高では、1人当たりの予算が2千〜8千円未満の店の回復率は前年同期比55〜60%。2千円未満の店は60〜67%、8千円以上の店は61%で、客足の戻りが鈍い現状がうかがえる。

 外食の仕方、コロナで変化

 多人数より少人数、遅めより早め、酒より食事-。飲食店に関する売り上げや予約件数に関する民間データからは、新型コロナウイルス感染拡大に合わせて人々が外食の仕方を変容させていった様子が見て取れる。

 「トレタ」の飲食店データで目を引くのは、予約人数の変化だ。3月初旬の時点で「10人以下」は前年同期比39〜86%だったのに対し、「11人以上」は20%台にまで減少していた。

 4月の緊急事態宣言後はいずれの規模の予約人数も10%を割り込んだが、その後は少ない予約人数ほど回復が早まった。11月の4週目だと「2人以下」は前年同期比103%だが、11人以上は16%にとどまった。

 予約が好まれる時間帯も傾向が出ている。緊急事態宣言以降、他の時間帯よりも回復率が上回っているのは、午前11時〜午後3時の昼食時と午後3〜5時の時間帯。これに対し、午後5〜9時の夕食時と午後9時〜午前0時の深夜は苦戦が続く。

 一時は前年と比べて7割近くにまで回復していた深夜の予約件数は、営業時間の短縮要請が大都市で相次いだ11月の4週目には5割を割り込んだ。

 業態でも違いが表れている。「ポスタス」のデータによる8〜10月の売上高の前年同期比の回復率をみると、しゃぶしゃぶ店は全体の平均(73%)を大きく下回る59%。鍋を介した感染を避けた可能性がある。これに対し、個別に提供するカレー店は、89%まで回復していた。

4813チバQ:2020/12/08(火) 10:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/da2001be346d9233b1280910ce04f5da679d3793
【独自】GoTo電子クーポン、本人確認強化後も不正続く…「紙」に切り替える動き
12/8(火) 5:02配信
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 政府の観光支援策「Go To トラベル」事業を巡り、地域共通クーポンの「電子クーポン」が各地で不正取得された問題で、観光庁がクーポン取得者の本人確認を強化した先月25日以降も不正が起きていることがわかった。旅行会社からは、電子クーポンから紙のクーポンに切り替える動きが出ている。

 地域共通クーポンは紙と電子の2種類あり、配布が始まった10月以降、ホテルへのチェックイン前に電子クーポンを受け取って宿泊を無断キャンセルする不正が横行。観光庁は先月25日、取得者の携帯電話にショートメッセージサービス(SMS)で認証番号を送り、入力させて本人確認を行う仕組みを導入した。

 しかし、宿泊予約サイト「ゆこゆこ」によると、翌26日にあった兵庫県の宿泊施設への予約で、5泊するはずだった客4人が無断キャンセル。電子クーポン約7万円分が発行され、大阪市内の家電量販店で不正に使用されていた。

 同様の無断キャンセルは12月6日までに他に2件あり、電子クーポン計約5万円分が詐取された。さらに、クーポン発行前に予約者に電話するなどして不正取得を食い止めたケースも32件あった。同サイトは12月中旬から電子クーポンの発行をやめ、紙クーポンのみを発行することにした。

 このほか、電子クーポンのみを発行していた「るるぶトラベル」や「Yahoo!トラベル」も、不正対策として紙クーポンへの切り替えを検討している。観光庁は取材に「不正の有無は答えられないが、今後も随時、不正対策を行っていく」としている。

4814チバQ:2020/12/08(火) 10:14:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0dafdf07a9bdfdc113962cc6575c0709dcbeaa8
国境離島旅行に5000円補助 政府検討 GoToとの併用も
12/7(月) 18:28配信
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特定有人国境離島地域に指定されている主な地域
 主要産業の観光業が新型コロナウイルス禍で打撃を受けている長崎県・対馬など、国が「特定有人国境離島地域」に指定している15地域・71島を目的地とした旅行商品について、政府が一人一泊5千円の支援策を検討していることが7日、分かった。令和2年度第3次補正予算案に盛り込む。15地域への支援には、観光業を後押しすることで離島の無人化を防ぎ、領土保全を強化する意味合いもある。

【アンケート結果】「イート」利用した?

 支援策は旅行商品を企画した事業者を経由し、旅行者が5千円分の割引を受けられる形を想定する。政府は交付金制度を通じて毎年、滞在型の旅行商品などに関して観光支援を実施しているが、ダイビングツアーを盛り込むなどの条件がある。今回の支援策ではそうした条件をなくすほか、政府の観光支援事業「Go To トラベル」と併用できる仕組みにする方針だ。詳細は今後詰める。

 離島の各地域の主要産業であるケースが多い観光業では、新型コロナの感染拡大が広がる中、客足が減少している。政府は離島への旅行を促進することで、地元経済の下支えを図る。離島は医療体制が脆弱なため、感染防止策への目配りも必要になる。

 15地域71島は平成28年4月に国境近くの離島振興を目的に成立した「有人国境離島法」に基づき、特定有人国境離島地域に指定されている。対象地域は中国が一方的な海洋進出を続ける東シナ海に位置する鹿児島県・トカラ列島や韓国との国境に接する長崎県・対馬などが含まれる。

 離島には無人島も多いことに加え、住民のいる島でも無人化が進めば管理がより難しくなることから、政府関係者は「人が島で社会生活を営んでいることは領土・領海保全の意味では、非常に重要だ」と指摘する。政府は29年に創設した交付金制度を通じ、旅行商品の宣伝や販売促進費などの一部を補助している。

4815とはずがたり:2020/12/08(火) 10:59:14

デビデンス出せゆうてた連中,息してるか?エビデンス出てきたで〜。

GoTo利用者は「発症」2倍 トラベルで東大チームが初調査
12/7(月) 20:42配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7d0b4387b2dab685dff1034968ebecbbb658f78
共同通信

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者の方が、利用しなかった人よりも多く新型コロナ感染を疑わせる症状を経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。PCR検査による確定診断とは異なるが、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍もの差があり、利用者ほど感染リスクが高いと結論付けた。

 研究チームによると、GoTo事業と感染リスクの関係を示す調査は国内で初めて。政府は8日に事業延長を盛り込んだ追加経済対策を閣議決定するが、継続の是非が改めて問われそうだ。

 調査は約2万8千人を対象に、8月末から9月末にネット上で実施した。

4816チバQ:2020/12/09(水) 09:47:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e266ce29838bab98354c0d81aa19961e723a0bde
「富士急ハイランド」存続危機の理由 賃料が6倍に変更、山梨県知事「適正な賃料にすべき」
12/9(水) 5:57配信
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代理戦争再び?(右が長崎知事)
 武田信玄さながら「戦わずして勝つ」という孫子の兵法をマネたつもりか。富士急が県有地を格安で借りていることに「待った!」をかけ、巨額賠償までチラつかせる。二階派に所属する長崎幸太郎山梨県知事(52)が仕掛けた軍略に堀内王国の面々は防戦一方なのだ。

【写真】戸惑う堀内家の人々(右が詔子議員)

 ***
 今年で没後50年を迎えた三島由紀夫が山梨県の山中湖にゆかりがあることはあまり知られていない。

『豊饒の海』など、いくつかの作品の中では山中湖が登場しているのに加え、三島自身が自衛隊に体験入隊した際は湖近辺で訓練したという。そうした縁があり、没後、三島由紀夫文学館は湖畔に建てられ、現在に至っている。

 その程近くに「富士急ハイランド」などで知られる富士急行が経営する広大な別荘地が広がっている。豊かな自然があふれ、富士山を見渡せる絶景のそこはまさに「リゾート」といって差し支えないロケーションだ。近辺を三島は、

〈見返る富士の白い肌、この地方のすべての白の源泉は、油を塗ったように光っていた〉(『豊饒の海 暁の寺』)

 と描いているのだが、目下、この別荘地と同じく富士急が経営する隣接のゴルフ場の土地を巡って、戦国時代のような熾烈な争いが繰り広げられている。

 当事者となっているのは河野太郎行革相の「ハンコ廃止」に反対して噛みつき、全国的にも名を馳せた“ハンコ知事”こと長崎幸太郎山梨県知事。そして富士急の堀内光一郎社長(60)、その妻の堀内詔子(のりこ)衆院議員(55)だ。

 堀内家は4代続けて国会議員が輩出し、光一郎社長の父で2016年に鬼籍に入った堀内光雄氏は自民党総務会長や通産大臣を歴任、富士急の会長まで務めた人物。山梨県内では誰もが認める当代きっての名門一家である。

 他方、知事の長崎氏は東大法学部卒で財務省出身。05年に退官後、光雄氏と同じ山梨2区から自民党公認で同年の郵政解散にともなう衆院選に初出馬する。郵政法案で反対票を投じて無所属で出馬せざるを得なかった光雄氏に対する刺客として送り込まれ、小泉旋風が吹き荒れる中、選挙区では惜敗したものの、比例で復活当選した。

 しかし09年に光雄氏との公認争いで自民党を離党。光雄氏の後継となった詔子氏とは12年から3回にわたり、砲煙弾雨、全国でも有数の激しい選挙戦が行われてきた。

「それがピークに達したのは17年の選挙です」

 と自民党所属の山梨県議。

 無所属議員ながら特別会員として二階派に所属していた長崎氏と、岸田派所属の詔子氏が迎えた3度目の対決。先の2回は長崎氏が選挙区で激戦を制すも、この時は、当の二階俊博幹事長が「勝った方を公認する」としたために、詔子氏も無所属で出馬することとなった。二階、岸田両氏の代理戦争ともなったこの選挙では双方が文字通り「背水の陣」となったのだ。

「選挙前から怪文書が乱れ飛んでいましたよ。下馬評では堀内さんより長崎さんが優位だと言われていて、さらに二階さんやその子分の林幹雄(もとお)幹事長代理など党幹部が続々と選挙区入り。しかし、堀内陣営も岸田さんや古賀誠さんが組織固めに奔走し、最後は長崎氏を追い上げ、堀内さんが勝利したのです」(同)

 苦杯をなめた長崎氏は二階氏の差配で「幹事長政策補佐」なる党の役職に就任。

 政治部デスクによれば、

「二階さんが彼のために作った役職でした。岸田派は反発しましたが、二階さんはそうした声があると番記者から聞かされて、激高。“そんなことを言う議員は誰だ、紙に書いてもってこい”と記者を一喝したのです。それほど長崎さんを寵愛していました」

 その後、長崎氏は19年の山梨県知事選に出馬する。この時は二階氏や古賀氏の仲介で双方が和解し、長崎氏は詔子氏の応援も得られることになった。結果、知事に初当選。遺恨にまみれた「15年戦争」は両者の棲み分けで、ようやく終結したかに見えたのだが――。

4817チバQ:2020/12/09(水) 09:48:26
「赤字転落の危機」
 今年の8月になり、その火種が再燃した。きっかけは冒頭で触れた土地問題である。

 県政担当記者が解説する。

「2017年10月、県内在住の男性が県を相手取り、住民訴訟を起こしました。簡単に言えば、富士急が別荘地やゴルフ場を運営するため、県から借りている県有地の賃料が不当に低いのではないかという訴訟です」

 富士急が開発した山中湖畔の別荘地の歴史は古い。富士山一帯を一大観光地にすべく創業した富士急の前身、富士山麓土地株式会社が山梨県から一帯の土地を借り受け、開発に着手したのが1927年。機材もなく工事は難航を極めた末、30年に貸別荘23棟がオープンした。現在では約440ヘクタール、東京ドームにして94個分の県有地を富士急が借りて、別荘やゴルフ場を運営しているのである。

「契約は20年ごとに更新され、最新は平成29年。現在の土地の賃料は年間約3億2500万円です。この賃料は当該の土地を開発前の原野の状態として算定。ただ、実際には開発されている現況をもとにした不動産鑑定をし、賃料をとるべきだ、というのが原告の主張です。先代から歴代3代の知事は賃料水準を見直すべきだったのにそうしなかったとして、3知事に総額約154億円、富士急にも約4億7千万円の賠償を求めています」(同)

 これまで県は原告の主張は不当だとして争ってきた。しかし、長崎知事が当選して風向きが一気に変わった。今年の8月、県が新たに不動産鑑定評価を行い、富士急に貸し付けていた土地の適正な賃料が約20億1千万円だとする評価書を提出したのだ。

「これまでの県の主張を覆す大転換です。実は長崎知事は衆院選で堀内さんと争ってきた時から、“世直し”と称して堀内家と県の癒着を糾弾してきました。いったんは矛を収めたものの、今回の評価書提出はその問題を蒸し返した格好になります。長崎知事は評価書提出前に、県の弁護士を自身に近い考えを持つ人物に変更する力の入れよう。今回の方針変更で原告の主張と被告である県の主張が一致した形となり、長崎知事は原告と和解に持ち込みたいと考えています」(同)

 3億円から20億円へ約6倍の賃料変更。実現すれば、名門とはいえ一民間企業である富士急にとって大打撃になるのは想像に難くない。

 さる公認会計士に分析してもらうと、

「富士急は30社を超える子会社を抱えています。子会社を含めた連結での昨年度の売り上げは約523億円、純利益は16億5千万円。単体で見ると、売り上げは約287億円で純利益は約12億7千万円です。また、セグメント別でも不動産部門は売り上げ30億円で約7億円の利益をあげているにすぎません。賃料が上がれば、単純に17億円の利益が減少することになり、赤字転落の危機に陥ります」

 また将来にわたる影響についてはこう語る。

「貸借対照表で、1年以内に返済しなくてはならない流動負債と1年以内に現金化できる流動資産を比べると、負債175億に対して資産は283億と資産の方が上回っているので、すぐに資金繰りに窮するということはなさそう。しかし、売り上げに対する17億円というインパクトは相当なもの。長期的に利益を押し下げることになり、株価の下落要因にもなる。当該の土地を開発してきた富士急からすれば、到底飲める話ではないと思いますよ」

4818チバQ:2020/12/09(水) 09:49:23
原告は支援者だった
 由緒正しき名士、堀内家を危機に陥れた人物について、先の記者が続ける。

「そもそも、この訴訟の原告は3年前に同じ件で住民監査請求を行った人物でもあります。その請求が却下された後、訴訟となったのですが、原告の素性は会社経営者で長崎知事の後援会の関係者だと言われています。つまり、長崎知事サイドの指示でこの訴訟を提起したのではないか、という疑惑まで浮上しているのです」

 では当事者はどう考えているのか。長崎知事が県庁で取材に応じた。

「地方自治法にはこうした県有地について、『適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けてはならない』とあります。これが適正な対価であるのか、裁判官の前で明らかにすべきなのです。この土地について富士急さんが相当額を投資して開発したことは承知しています。しかし、まずは適正な賃料に戻して、話はそれからです。これで経営が悪化するのであれば、最初から成り立たないビジネスモデルだったのではないでしょうか」

 さらに、別の問題もはらんでいる、と続ける。

「県有地は固定資産税がかかりません。その代わり、県有地が所在する市町村、今回の場合は山中湖村に対して県は固定資産税相当分の交付金を支払うことになっています。これは『固有資産等所在市町村交付金』と言って法律で定められており、その際の不動産価値は“現況”で評価すべきだとされているんです。しかし、これまで山梨県はこの交付金をしっかり払ってきませんでした。開発された後の状態で評価すべきところ、原野の状態で評価していたからです。これは違法状態であり、本来ならもっと多くの交付金を払わなければなりません。この歪みを正したいのです」

 また、堀内家への私怨ではないかと指摘されていることについては、こう反論するのだ。

「個人的な怨恨だとしたら、私はこの裁判を放置すると思いますよ。なぜなら、何もしなければ県側が負けてしまう可能性が高いからです。堀内先生にはお世話になっていますし、だからこそ放置するわけにはいかなかった。確かに原告の男性が私の支援者のひとりであることは認めます。しかし、誰かに指図されてこんな裁判を起こすでしょうか。支援いただいていることは存じ上げていますが、それ以上でもそれ以下でもありません。また、この件は地方自治の問題であり、二階幹事長にも相談していません。国の介入はお断りです」

 被告と原告が一体となった壮大な“プロレス”だったのか。

 前回知事選での二階氏仲介の手打ちを反故にしたことも、

「手打ちの目的とは一体、何でしょうか。私は山梨県を良くしようというのが最優先。それがミッションですし、千昌夫さんの『星影のワルツ』ではないですが、“仕方がないんだ 県のため”という思いです」

4819チバQ:2020/12/09(水) 09:49:46
「甲斐の虎だ」
 窮地に立ったかに見える富士急サイドに聞くべく、光一郎社長の自宅で取材を申し込むも、見解を伺うことは叶わなかった。当の詔子氏もお公家集団と揶揄される岸田派所属ゆえ、喧嘩を嫌っているのか、事務所を通じて、

「回答を差し控えます」

 と言うのみ。代わって同社の担当者が言う。

「別荘管理事業については管理費用で1億円以上を要し、赤字で運営しており、また、ゴルフ場も冬季に4カ月の休業期間もあり、赤字となっています。20億円がそのまま請求されれば、経営は非常に苦しいものになります」

 としてこう憤る。

「20億円というのは、とても恣意的な数字だと思います。山梨県が依頼した不動産鑑定士は原告側の訴訟提起に際し助言をしていた人物で客観性が担保されていません。さらに別荘地は住宅が建っている部分の割合が低い。我々としてはこれまで通り、開発者利益を尊重していただき、原野としてこの土地を評価していただくのが正しいと思っています」

 富士急が行った開発により、観光などで人を呼び込んだ功績を主張してもよかろうに、その反論はどこか遠慮がちに映る。一方、長崎知事サイドは二階派お得意の喧嘩上等の構えだ。さる県庁幹部は賃料裁判の陰に埋もれた問題を指摘する。

「実は富士急が県から借りている440ヘクタールのうち、17ヘクタールは『演習場内別荘敷』という名目で自衛隊の北富士演習場の敷地にあたります。演習場なので別荘は当然なく、富士急はここを格安で県から借りた上で国に又貸しのような形で提供し、これに対する交付金として年間約1800万円弱が県から支払われている。賃料と差し引いてもこれまで累計で1億円以上は利益を得た計算です。事業も何もせず、土地を借りて転貸しただけ。濡れ手で粟の状態ですよ」

 さらに巨額の賠償請求にも言及する。

「今後、県は富士急に対して不当利得の返還請求裁判を起こす可能性があります。すると、時効までの過去10年について返還を求めることになる。これまで、年間17億円の差額を得てきたわけですから、その額は170億円まで達することもありえます」

 どうやら、お家断絶、取り潰しにまで追い込むおつもりのようだ。

 人は城、人は石垣――。

 昨年の県知事選、応援に訪れた小泉進次郎衆院議員は武田信玄の言葉を引き合いに出し、

「県と国をまとめる力を持つ長崎候補は現代の甲斐の虎だ」

 と熱弁していた。

 県政トップは文字通りの虎へと豹変し、お行儀の良い名家を虎視眈々と狙う。無論、歪んだ行政は正さなくてはならないが、果たして県民のためになるや否や。信玄の言葉は「情けは味方、仇は敵なり」と続いている。

「週刊新潮」2020年12月10日号 掲載

4820チバQ:2020/12/10(木) 11:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c7063c263e26d0fc07b50de39494623a9ce94a9
尾身会長、GoToトラベルから東京除外を指摘…「ステージ3地域は人の動き控えるべき時期」
12/9(水) 17:58配信
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衆院厚生労働委員会の閉会中審査で答弁する分科会の尾身会長(9日午前、国会で)=源幸正倫撮影
 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は9日の衆院厚生労働委員会の閉会中審査で、感染拡大を抑えるため、観光支援事業「Go To トラベル」から東京都を除外すべきだとの考えを示した。

 尾身氏は、分科会が掲げた感染状況の段階で2番目に悪い「ステージ3」の地域について、「『Go To』も含めて人の動き、接触を控えるべき時期だ」と述べた。

 分科会は、東京23区はステージ3に相当するとの認識を示している。

 ただ、実際にどのステージに相当するかを決めるのは自治体だ。加藤官房長官は9日の記者会見で「現時点においてステージ3に該当すると判断される都道府県はない」と述べ、事業を継続する考えを示した。「Go To トラベル」の一時停止については、「自治体の判断を踏まえながら政府として最終的な決定をしている」と語った。

4821チバQ:2020/12/10(木) 21:02:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20201210k0000m040147000c.html
京都のホテル、10月の日本人宿泊者が前年上回る 13カ月ぶり GoTo影響
2020/12/10 14:04毎日新聞

京都のホテル、10月の日本人宿泊者が前年上回る 13カ月ぶり GoTo影響

ホテルが建ち並ぶ京都駅八条口周辺=京都市で2020年11月1日、本社ヘリから大西達也撮影

(毎日新聞)

 京都市内の主要ホテルを10月に利用した日本人の延べ宿泊客数が、2019年同月より上回ったことが分かった。宿泊客数が前年同月を上回るのは19年9月以来、13カ月ぶり。コロナ禍が最も深刻だった今春は前年同月比で9割以上も落ち込んだが、旅行需要喚起策「GoToトラベル」の対象に20年10月1日から東京発着分も加わった効果が大きく表れた結果となった。

 市観光協会が発表した10月のデータ月報で明らかになった。市内のホテルの客室数で約4割をカバーする、65ホテル計1万3685室を対象に調査した。

 その結果、10月の日本人延べ宿泊者数は約26万4201人。19年10月の25万8507人を2・2%上回った。20年5月には、前年同月比で94・7%の減まで落ち込んだが「V字回復」していることがうかがえる。

 一方、外国人の延べ宿泊客数は前年同月比で99・8%の減と、7カ月連続でほぼゼロの状態が続いている。日本人と外国人を合わせた総延べ宿泊者数は54・4%減と厳しい状況に変わりはないが、前年同月と比べた減少幅は5カ月連続で改善している。

 客室稼働率は41・0%と9月(33・0%)から8・0ポイント改善し、2月(54・3%)以来の4割超えとなった。調査対象で全休したホテルは3店舗と9月から半減した。

 市観光協会によると、紅葉シーズンを迎えた11月は、後半の3連休に宿泊予約サイトの販売価格が高騰したこともあり、日本人宿泊者数は引き続き回復しているとみられる。

 一方、国内の新型コロナウイルスの感染者数が急増し、一部地域が「GoTo」の対象外となる動きも出ている。大阪市が12月15日まで対象外となり、大阪への需要が京都に流れるのか、旅行控えの傾向が強まり需要回復にブレーキがかかっているのか、注視すべき状況が続くという。【矢倉健次】

4822チバQ:2020/12/10(木) 23:09:31
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASNDB6RQ2NDBULFA03H.html
GoToトラベル停止、再提言へ 感染収まらぬ地域念頭
2020/12/10 20:44朝日新聞

GoToトラベル停止、再提言へ 感染収まらぬ地域念頭

衆院厚労委で答弁する政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長=2020年12月9日午前10時15分、国会内、恵原弘太郎撮影

(朝日新聞)

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が11日の会合で議論する提言案がわかった。感染状況が4段階のうち2番目に深刻な「ステージ3」相当と分科会がみている地域の感染状況の推移を(1)減少(2)高止まり(3)拡大継続に分類し、段階に応じて自粛要請などのレベルを変えるよう政府や都道府県知事に求める。(2)と(3)の地域では、観光支援策「Go To トラベル」の一時停止を検討するよう改めて盛り込む。

 1日当たりの全国の新規感染者数は10日午後9時半時点で2969人となり、9日の2810人を超えて2日連続で過去最多を更新した。東京都は602人と、初めて600人を超え、岐阜県なども過去最多を記録した。

 分科会は11月以降に再び急増した感染者数を抑えるため、感染拡大地域では3週間程度、集中して対策するよう求めてきた。感染者数の高止まりが続けば、「早晩、通常の医療で助けられる命を助けられなくなる事態に陥りかねない」との危機感からだ。対策が遅れるほど、その後の対応が難しくなり、社会経済活動への影響が甚大になるとの考えも示したが、政府側の取り組みは鈍い。

4823チバQ:2020/12/11(金) 01:36:18
https://mainichi.jp/articles/20201209/k00/00m/040/324000c
大阪市除外のGoToトラベル 吉村知事「再開できる状況ではない」
毎日新聞2020年12月9日 20時23分(最終更新 12月9日 23時52分)
 政府の旅行需要喚起策「GoToトラベル」を巡り、大阪府の吉村洋文知事は9日、大阪市発着の旅行が15日まで一時除外や自粛要請の対象になっていることについて、期間の延長が必要との認識を示した。府庁で記者団の取材に答えた。

 府内では8日に重症者用の病床使用率が7割を超え、医療体制が切迫している。吉村知事は全国に看護師の派遣を要請している状況などを挙げ、「大阪は(トラベル事業を)再開できる状況ではない。最後は国に判断いただきたい」と話した。【芝村侑美】

4824チバQ:2020/12/11(金) 10:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d2ca7bba1652ef9e4a5ae01a56d1f520ac8885f
政府“GoToトラベル”一時停止を検討
12/11(金) 3:53配信
政府はGoToトラベルについて、運用を一時停止する検討を始めたことが分かりました。

政府関係者によりますと、政府はGoToトラベルを年末年始含む2か月間一時停止し、その分、期間を延長する案など、運用の一時停止を含め検討を始めました。

ある政府関係者は「いろいろなシナリオを検討している。年末年始の旅行を一時停止してもキャンセル対応は可能だ」と話しています。

先週末にNNNと読売新聞が行った世論調査では、GoToトラベルを「いったん中止する方がよい」と「やめる方がよい」、計8割近くになりました。

ある政府関係者は「世論調査の結果を受けて、菅首相の考え方に変化が出た」と話しています。

政府は、11日開かれる分科会の提言を受け、12日にも対策本部を開いて対応を決定する方針です。

4825チバQ:2020/12/11(金) 10:29:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad47ea3f80efdc50c426d4be1cfec8df04fb0ef
「2021年さっぽろ雪まつり」会場設置は困難…札幌市長"中止"を示唆
12/10(木) 18:49配信
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秋元市長の会見(2020年12月10日午後6時すぎ)
 札幌市の秋元克広市長は12月10日、2021年の「さっぽろ雪まつり」の開催を「会場を設置しての開催は難しい」との認識を示しました。正式には実行委員会が決定しますが、事実上、開催が中止される見通しとなりました。

 秋元市長は10日の会見で、「いま決定をしている規模を縮小しての開催は厳しいのではないか」との認識を示し、「改めてオンライン開催含め会場設置をしないような形を含め再検討するよう実行委員会に伝えている」としました。

 実行委員会ではこれまで大雪像の制作をとりやめるなど規模を縮小した形での開催を検討してきましたが、北海道の集中対策期間が延長され、依然として感染拡大が続いていることを受け、従来通りの開催は困難との見通しを示した形です。

 2020年のさっぽろ雪まつりの来場者は約202万人。新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、中国からの観光客が大幅に減るなどし、前年より71万人以上減少していました。

 秋元市長は、「感染状況を見ると規模を縮小させたとしても、集客させるのは難しい」としたうえで、「来年度以降のことを考えると、オンラインなど何らかの形で開催する方向性も考えられる」とし、存続の方法を検討するよう実行委員会に求めたことを説明しました。

4826とはずがたり:2020/12/11(金) 15:33:06

のし上がって押しも押されもせぬ存在に成り上がったHISだけど250億の赤字ってどんなもんなんやろか,,それなりに厳しそうだ。。

大手旅行会社HIS 最終的な損益250億円の赤字 コロナで需要減
2020年12月11日 15時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201211/k10012758891000.html

大手旅行会社の「エイチ・アイ・エス」は、11日ことし10月までの1年間の決算を発表し、グループ全体の最終的な損益は250億円の赤字となりました。新型コロナウイルスの影響で旅行の需要が大きく減少したためで、年間の決算が最終赤字となるのは2002年に株式を上場して以来、初めてです。合わせて公表した先月から来年1月までの3か月間の業績予想では、最終的な損益が63億円の赤字となる見通しだとしています。

4827チバQ:2020/12/11(金) 17:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ef513158f72b44b791abcce4bf9f245547b7889
GoTo一時停止「まだ考えず」 菅首相
12/11(金) 15:13配信
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 菅義偉首相は11日のインターネット番組で、新型コロナウイルス感染拡大を受けた「Go To トラベル」一時停止について「まだ、そこは考えていない」と否定した。

 
 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の11日の提言に関し、首相は「特にステージ3、非常に感染拡大が多いところについてはしっかりした対応を取るようにと言われている」と指摘。トラベルと飲食店の営業時間短縮の扱いについて「西村康稔経済再生担当相が今、自治体の首長と調整に入っている」と説明した。

4828チバQ:2020/12/12(土) 11:40:47
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20201212-567-OYT1T50100.html
【独自】GoTo大阪・札幌の除外延長へ…首相、全国での停止は「まだ考えていない」
2020/12/12 06:05読売新聞

 国の観光支援策「Go To トラベル」事業で、大阪、札幌両市を目的地とする旅行を除外する措置は15日の期限が延長となる見通しだ。政府関係者が11日、明らかにした。両市で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっておらず、除外措置の解除が難しい情勢となっているためだ。

 延長幅は今後、政府と関係自治体で協議する。政府は14日にも対策本部を開き、事業に関する当面の対応を決定する予定だ。

 菅首相は11日のインターネット番組で、事業について「大阪、北海道で(一部)停止している。これをどれくらい延ばすのか、それぞれの自治体とこれから調整し、政府として対応していきたい」と述べた。

 大阪、札幌両市の除外は11月24日に決まったもので、政府は12月16日以降の旅行については、両市の医療提供体制などが改善すれば事業の補助対象に戻す考えだった。

 大阪、札幌両市の対象除外のほかにも、東京都が都民による旅行や東京を目的地とする旅行について、65歳以上の高齢者らに事業の利用自粛を呼びかけている。加藤官房長官は11日の記者会見で「こうした措置の延長などについて、これから議論していかなければならない」と述べた。

 一方で、政府は全国規模で行われている事業を当面、継続させる構えだ。菅首相は、この日のインターネット番組で、事業の全国での一時停止について「まだ考えていない」と述べた。

 その理由として、首相は「(一時停止で)経済が悪くなると、暮らしや雇用を守ることができなくなる」と語った。そのうえで「(人の)移動では感染はしないという提言も(専門家から)いただいている」として、事業継続に理解を求めた。

4829チバQ:2020/12/14(月) 09:07:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed02acf46f78eeb6bb16f67ee9dfc9d13166ced
路駐に超迷惑する温泉街、「風情が台無し」「人気も冷める」
12/13(日) 22:35配信
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車が停滞する城崎温泉街の「湯の里通り」(兵庫県豊岡市城崎町で)
 下駄(げた)や浴衣姿で車道にはみ出す歩行者も目立つ城崎温泉街(兵庫県豊岡市城崎町)で、その原因となる道路脇の駐停車を減らす取り組みが始まった。風情を台無しにし、事故の危険もある状況を改善しようと、地元の人らが温泉街独自のルールを設定。湯のまちの人気を冷まさぬよう、「安心して土産物店や外湯めぐりを楽しんでもらおう」と連携していく。

【写真】フォトグラファーが捉えた貴重な一瞬

 温泉街を東西に貫く県道は、旅館や土産物店がずらり。道幅は最も広い箇所でも7メートルほどしかない。

 道の端には、チェックインの間に旅館前に止めたマイカーや配送業者のトラックもちらほら。そぞろ歩きのスペースを塞がれた観光客は仕方なく車道にはみ出し、車と人が入り乱れる。

 危険を感じる人もおり、こんな風景がおなじみになっては全国的に有名な城崎の名が廃る、と2016年に官民で設立した「城崎温泉交通環境改善協議会」は実態調査に乗り出した。

 すると、メインの「湯の里通り」(県道豊岡竹野線)で、止まった車や道に広がる歩行者のため対向車同士がすれ違えず、また停滞して……という悪循環が分かってきた。

       ◇

 こうした結果などから昨秋、社会実験で駐停車の抑制を図ったところ、関係者の連携で減らせることを確認。住民や旅館、土産物店など温泉街全体での努力目標として明文化を決めた。

 そうして今回、「そぞろ歩きルール」と題して12月に取り組みを始めた。歩行者と車の通行が増える午後3〜6時に、駐停車しないよう呼びかける。

 対象は北柳通りと南柳通り(ともに約480メートル)、駅通り(約300メートル)、湯の里通り(約440メートル)。短時間の所用でも市営駐車場の利用を促す。

 また、休日は道路通行量のうち約4割が、温泉街の範囲内にとどまる近距離移動という調査結果もあるため、午後3〜6時は車の利用を控えるよう訴える。

 市の広報紙や関連団体のホームページを通じて周知し、交通ルール順守も求めていくという。

       ◇

 協議会は、この取り組みを改善策の第1弾と位置付ける。県が計画する、温泉街を迂回(うかい)する「桃島バイパス」の整備計画と合わせ、安全を守っていく考えだ。

 バイパス完成後は湯の里通りを一方通行とする方向で検討されており、協議会長の西村総一郎さんは「まちの新しい姿とルールを次世代へつなぐ」と交通マナーでも愛される温泉街への第一歩とする意気込みだ。

 土井勉・元京都大教授(交通政策)は「観光客に『城崎には地元で定めたルールがあり、守ることでより楽しめる』と知ってもらうことがトラブル回避につながる」と指摘。「多少の不便をみんなで我慢することが大事」とする。

4830チバQ:2020/12/14(月) 09:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/682cd12f0b892ad41fd5b403627b6628cd186a2休業、出向…師走のホテルを襲うコロナ禍 予約は例年の1割、悲痛な声も
12/13(日) 19:00配信
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新潟市中央区内のシティーホテルでは新型コロナウイルス感染対策を徹底している=同区の新潟東映ホテル(本田賢一撮影)
 新型コロナウイルス感染拡大の第3波が押し寄せる中、新潟市内のホテルから“悲鳴”にも似た声が聞こえてくる。年末年始の書き入れ時を迎え、企業や団体の忘年会や新年会でにぎわうはずが、今年は例年の1割しか予約が入っていないという。国の支援策「Go Toキャンペーン」の効果も限定的なようだ。(本田賢一)

【表】グーグルがAI予測した「危ない自治体」

 ■対策徹底も…

 師走入りすると同時に、新潟市内のホテルの幹部らが市役所で会見を開いた。業界の全国組織、日本ホテル協会が策定した感染拡大予防ガイドラインに沿った対策を徹底しているにもかかわらず、宴会需要は冷え込んだまま。対策を徹底していることをメディアを通じてアピールし、現状を打破したいとの思いから開いた会見だった。

 出席したのは、新潟シティホテル連絡協議会に加盟する新潟東映ホテル、ホテル日航新潟、ANAクラウンプラザホテル新潟、新潟グランドホテル、万代シルバーホテル、ホテルイタリア軒、ホテルオークラ新潟の支配人ら。いずれも同市中央区の新潟駅からほど近いところにあって200〜800人収容の大宴会場を保有。宴会収入が収入全体の5割前後を占める。

 同協議会の会長で新潟東映ホテル支配人の大倉善紀氏は「年末年始は私たちにとって一番の書き入れ時。しかし、予約が例年の1割程度まで落ち込んでいる」と窮状を明かした。

 また、会見出席者の一人は「東京などに本社を置く大企業が忘年会・新年会の全社的な自粛を打ち出し、それが新潟の支社や支店に波及している。仕方ないこととはいえ、これが本当に痛い」と打ち明ける。

 ■休業、出向

 新潟県内では11月以降、複数のクラスター(感染者集団)が発生。県は同月11日、県独自の“注意報”を発令し、県民に感染対策の徹底を呼びかけた。政府の新型コロナ感染症対策分科会も、感染リスクが高まる場面の1つに大人数や長時間におよぶ飲食を挙げ、注意を呼びかけた。

 感染拡大の第3波が忘年会、新年会の予約時期と重なって宴会需要を消失させ、ホテルスタッフの雇用にも影響している。

 「各ホテルでは雇用継続を前提に社員を休業させ、国に雇用調整助成金を申請する措置を講じている。また、いくつかのホテルでは社員をグループ企業などに一時的に出向させている」(大倉氏)という。

 Go Toキャンペーンについては「少しずつ宿泊客が増え、レストラン利用者が以前より増えている」(大倉氏)と一定の効果は認めつつも、焼け石に水のようだ。「各ホテルとも、収入全体の5割前後を大宴会場を使った宴会収入に依存している。宴会需要の低迷により、毎月数千万円の赤字を抱え込んでいる」

 ホテルには、農業経営者や水産業者、酒造会社などが食材や商品を納入しており、宴会需要の低迷は新潟県を代表する他の産業も直撃することになる。

 会見に同席した中原八一市長は「感染が収束に向かっているなら、市民のみなさんに宴会をやりましょうということもできるが…。市としても感染状況の推移を見極めたうえで有効な対策を打ち出したい」というのが精いっぱいだった。

4831チバQ:2020/12/14(月) 10:14:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/59b402d2654d59266518f95fa2de4bb0a463032b
2次会カラオケで感染多し「マスクなし、大声で歌うと危険」…漁師は一緒の食事を見合わせ
12/14(月) 9:55配信
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(写真:読売新聞)
 高知県と高知市は12日、過去最多の27人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。直近1週間の感染者は124人、県内の感染者は339人となった。スナックやバーなどの飲食店での感染が疑われるケースが増えており、県や市が注意を呼びかけている。

 高知市内が15人のほか、福祉保健所管内別では中央東5人、幡多6人、中央西1人。

 感染経路不明は15人。飲食店のオーナーや従業員の感染判明は、高知市4人、中央東が2人の計6人。

 県健康政策部の家保英隆副部長は、2次会で訪れることの多いカラオケを備える店での感染が多いと分析し、「マスクなしで大きな声で歌うとリスクが高まる」と指摘。高知市の岡崎誠也市長は、従業員も含めたマスクの着用を改めて呼びかけた上で、営業時間短縮などの要請については「先週後半頃から多くの店が自主的に閉めている。経済との両立を目指していかなければならず、規制は最終手段。もう少し様子を見ていく」とした。

 このほか、県立高校の教員や三原村職員、高知市と幡多地域では高齢者施設の職員らの陽性が確認された。

 200床確保している病床は同日現在123床が埋まり、占有率は61・5%に達したが、家保副部長は「(軽症・無症状者に)ホテル療養に移ってもらえば、占有率は下がる」と述べた。

     ◇

 高知市中心部では、大学受験を控える県立追手前高3年の男子生徒(18)が「図書館などで勉強したいけれど、親に危ないと言われ、自宅で勉強するようにしている。共通テストを初めて受ける学年で不安なのに、コロナでの休校もあって勉強できたという手応えもなく、落ち着かない」とこぼした。1歳の息子を抱いていた市内の会社員女性は「子どもを保育園に預けられなくなったら困るので、春と同じように家族で相談しなくちゃ。クリスマスプレゼントを買いに行きたいけど、人混みに入るのも怖い」と悩んでいた。

 11月末からの感染拡大は、県東部にも広がった。むろと廃校水族館(室戸市)の若月元樹館長(46)によると、地元漁師たちは仕事後、一緒に食事する習慣をやめているという。客足に変化は見られないが、「市から休業要請が出てもおかしくない。クリスマスイルミネーションを準備中なのに……」と心配そうだった。

 高知市中心部では、商店街は買い物客らでにぎわっているものの、飲食店が並ぶ繁華街では、普段より灯りも少なく、人通りがまばらに。バー経営者の男性(44)は、「12月に入って客足が途絶えた。感染対策を徹底しているのに、漠然と『2次会』とだけやり玉に挙げられるのは納得がいかない。自粛に任せるのではなく、休業要請など一律の対応をしてほしい」と肩を落とした。

4832チバQ:2020/12/14(月) 18:48:44
え?思い切った!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9659818d2109b3e2161de09f208c516f30354e

“GoToトラベル”全国で一斉一時停止へ
12/14(月) 18:14配信
新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、焦点となっている観光支援策「GoToトラベル」の一時停止を巡り、政府は、今月28日から、来年1月11日までの間、全国で利用を一斉停止する方針を固めたことが分かりました。

関係者によりますと、新型コロナの感染拡大を防止するため、政府は、「GoToトラベル」について、今月28日から来年1月11日まで、全国で利用を一時停止させる方針を固めました。

このあとの政府の対策本部会議で正式決定します。

また、感染拡大が深刻な東京都と名古屋市については、全国一斉停止に先行して、全世代を対象に利用の一時停止するということです。

4833とはずがたり:2020/12/14(月) 20:55:30


皆が云ってるけど目的地として除外するけど出発は控えてってほんま意味解らん。ほんまダメなやつやのぉ。動きも遅すぎで決断したリーダーみたいなの押し出してくるかと思ったらそれすら出来てないやん,,五輪の中止を菅に押し付けて退陣させる流れやな。

GoToトラベル、全国一斉停止へ 28日から1月11日 東京・名古屋は先行
12/14(月) 18:46配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec9cf6bcf4e55e6b63a4278d5d5f5a15e3a4b7bc
産経新聞

 菅義偉首相は14日、首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・首相)で、観光支援事業「Go To トラベル」について、今月28日から来年1月11日まで、全国一斉に利用を一時停止すると表明した。従来の札幌、大阪両市に加え東京都と名古屋市を目的地とした旅行については、全国に先立ち今月27日まで事業の対象から除外する。首相は東京と名古屋を出発する分は利用を控えるよう求めた。

 首相は対策本部会合で「現時点で全国の感染者数は高止まりの傾向が続いている。医療機関など最前線で対峙(たいじ)する人の負担が増している」と危機感を示した。その上で「年末年始にかけてこれ以上の感染拡大を食い止め、医療機関の負担を軽減し、皆さんが落ち着いた年明けを迎えることができるよう最大限の対策を講じる」と述べた。

 来年1月12日以降の事業の対応については感染の状況を踏まえて判断する。飲食店などの営業時間短縮については延長せざるを得ないとの認識も示した。年末年始の期間は協力金の単価を倍増し、最大で1カ月当たり120万円とすると語った。医療機関に関し空き病床への収入補償などの支援策を延長し、さらに拡大する考えを強調した。

 政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は記者団に対し、全国一斉停止判断について「踏み込んだ対応だ。決意の表れだ」と評価した。

 厚生労働省に助言する専門家組織「アドバイザリーボード」は10日、感染状況について「新規感染者数は、過去最多の水準が続いており、引き続き最大限の警戒が必要な状況」と分析。これを受け、分科会は11日にステージ3(感染急増)相当の地域では、一時的にトラベル事業を停止するよう再度求める提言を行っていた。

 分科会は11月25日に3週間程度の短期間に感染状況を沈静化させるための提言を行い、政府は「勝負の3週間」として集中的な対策を訴えた。しかし3週間目を迎えても新規感染者数は高止まりが続き、専門家からも「効果が出ていない」などの声が上がっていた。

4834チバQ:2020/12/14(月) 22:00:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201214k0000m040225000c.html
大阪市全域への時短要請拡大を決定 最大5万店 大阪府16日から2週間延長
2020/12/14 19:05毎日新聞

大阪市全域への時短要請拡大を決定 最大5万店 大阪府16日から2週間延長

大阪府の新型コロナウイルス対策本部会議の冒頭、発言する吉村洋文知事=大阪市中央区で2020年12月14日午後6時1分、猪飼健史撮影

(毎日新聞)

 新型コロナウイルスの感染状況が高止まりしているとして、大阪府は14日夜の対策本部会議で、居酒屋などへの営業時間の短縮要請について、対象区域を大阪市中心部から市内全域に拡大し、16〜29日の2週間延長することを決定した。要請先は最大で約5万店に上り、協力金は1店舗当たり新たに76万円を支給する方向で調整している。全府民に対する不要不急の外出自粛要請も継続する。

 対象施設は主に、居酒屋やバー、カラオケ店を含む酒類提供の飲食店と接待を伴う飲食店。大阪市北区と中央区に限定した要請と同様、午前5時〜午後9時の時短営業の協力を求める。改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく協力要請で、強制力はない。

 今回の要請に対する協力金は、府市が国と新たに56万円(1日当たり4万円)を支給する一方、市が20万円を上乗せして計76万円とする方向で調整している。2週間の協力が支給条件になる見通し。

 ◇吉村知事「ブレーキ強化」

 吉村洋文知事は会議で、「年末年始を迎えるにあたって医療が逼迫(ひっぱく)している。府民の命と健康を守るため、ブレーキを強化する必要がある」と強調した。

 府は11月27日、西日本最大の繁華街を抱える北区と中央区に絞って飲食店に12月11日までの時短営業を要請。3日には独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す赤信号を点灯させ、期間を15日まで延長していた。

 しかし、府内では感染拡大を抑え込む状況に至っていない。重症病床使用率は14日現在で75・7%まで上昇。12月の死者数は14日間で101人に達し、月別で過去最多になっている。

 府が会議で公表した分析では、人口10万人当たりの新規感染者数について、大阪市内は直近2週間で減少傾向が確認できる一方、市外と比べると約1・5倍で高止まりが続いている。府はこうした状況から、要請の期間延長と対象エリア拡大を迫られる形になった。【芝村侑美、田畠広景】

4835チバQ:2020/12/14(月) 22:01:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2012140016.html
GoToトラベル、全国一斉停止へ 28日から1月11日 東京・名古屋は先行
2020/12/14 18:49産経新聞

GoToトラベル、全国一斉停止へ 28日から1月11日 東京・名古屋は先行

菅義偉首相

(産経新聞)

 菅義偉首相は14日、首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・首相)で、観光支援事業「Go To トラベル」について、今月28日から来年1月11日まで、全国一斉に利用を一時停止すると表明した。従来の札幌、大阪両市に加え東京都と名古屋市を目的地とした旅行については、全国に先立ち今月27日まで事業の対象から除外する。首相は東京と名古屋を出発する分は利用を控えるよう求めた。

 首相は対策本部会合で「現時点で全国の感染者数は高止まりの傾向が続いている。医療機関など最前線で対峙(たいじ)する人の負担が増している」と危機感を示した。その上で「年末年始にかけてこれ以上の感染拡大を食い止め、医療機関の負担を軽減し、皆さんが落ち着いた年明けを迎えることができるよう最大限の対策を講じる」と述べた。

 来年1月12日以降の事業の対応については感染の状況を踏まえて判断する。飲食店などの営業時間短縮については延長せざるを得ないとの認識も示した。年末年始の期間は協力金の単価を倍増し、最大で1カ月当たり120万円とすると語った。医療機関に関し空き病床への収入補償などの支援策を延長し、さらに拡大する考えを強調した。

 政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は記者団に対し、全国一斉停止判断について「踏み込んだ対応だ。決意の表れだ」と評価した。

 厚生労働省に助言する専門家組織「アドバイザリーボード」は10日、感染状況について「新規感染者数は、過去最多の水準が続いており、引き続き最大限の警戒が必要な状況」と分析。これを受け、分科会は11日にステージ3(感染急増)相当の地域では、一時的にトラベル事業を停止するよう再度求める提言を行っていた。

 分科会は11月25日に3週間程度の短期間に感染状況を沈静化させるための提言を行い、政府は「勝負の3週間」として集中的な対策を訴えた。しかし3週間目を迎えても新規感染者数は高止まりが続き、専門家からも「効果が出ていない」などの声が上がっていた。

4836チバQ:2020/12/14(月) 22:44:58
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASNDG6TRMNDGULFA02M.html
GoTo恩恵、先行きに不安 短観、宿泊・飲食が改善
2020/12/14 21:32朝日新聞

GoTo恩恵、先行きに不安 短観、宿泊・飲食が改善

日光東照宮に続く街道では、人だかりができている土産物店などもあった=2020年12月6日午後1時41分、栃木県日光市、高橋尚之撮影

(朝日新聞)

 日本銀行の12月短観は、大企業の製造業・非製造業ともに2四半期連続で業況判断指数(DI)が改善した。だが、政府の「Go Toキャンペーン」による消費下支え効果が大きい非製造業では、感染の再拡大が影を落とす。一方、世界的な需要持ち直しで急回復する製造業では、下請けに恩恵が届いていない。

 栃木県日光市。12月最初の日曜日の6日、首都圏からの玄関口となる東武日光駅は観光客でにぎわっていた。都内の大学生、鳥越健太郎さん(20)は旅費の35%が補助される「Go To トラベル」を使って友人2人と1泊2日の旅行に来た。「割引がなければ、来年の春休みまで旅行しなかったと思う」

 日光東照宮近くの旅館「日光 季(とき)の遊(ゆう)」は、11月の週末がすべて満室に。下旬の3連休は特に観光客が多く、「旅館前の通りが人であふれた」(支配人の荒木正聡さん)ほどだった。

 市観光協会によると、低迷していた市内の宿泊客数は、GoToの東京追加が9月に発表されると潮目が変わった。前年比で、9月は8割、10月は9割ほどにまで回復。紅葉のピークの11月も堅調だった。

 恩恵は旅館やホテル以外にも及ぶ。

 東武日光駅前の土産物店「八汐(やしお)」では、低迷していた売り上げが10、11月、8割以上にまで回復した。店長の加藤亮太さん(40)は「10月になって売り上げがわっと上がり始めた」。旅費の15%分をもらえるクーポン券を使い切るために、もう一品追加する人も多く客単価も上がった。

 トラベルを中心としたGoToによる消費の持ち直し傾向で、12月短観では大企業・非製造業の「宿泊・飲食」「対個人サービス」「運輸・郵便」などのDIが大きく改善した。

 だが、感染再拡大でこの動きが続くかは見通せない。市観光協会によれば、東京発着の旅行で65歳以上の自粛要請が出た2日以降、年末年始の予約キャンセルが目立ち始めた。福田栄仁事務局長は「感染がさらに広がれば、ガクンと落ちかねない」と心配する。

 菅義偉首相は14日、28日から来年1月11日までGo Toトラベルを全国で停止すると表明。事業自体は来年6月末まで続けるものの、巨費をつぎ込むキャンペーン後の消費の冷え込みを懸念する声もあがる。九州のある旅館の若女将は「短期的な回復はありがたいが、GoToはカンフル剤。怖いけどひた走っている感じだ」と話す。(高橋尚之、山下裕志)

4837チバQ:2020/12/14(月) 22:46:01
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20201214-567-OYT1T50156.html
GoToトラベル、全国一斉に一時停止へ…27日まで東京・名古屋も除外対象に
2020/12/14 22:24読売新聞

GoToトラベル、全国一斉に一時停止へ…27日まで東京・名古屋も除外対象に

国の観光支援策「Go To トラベル」事業を、今月28日から来年1月11日まで全国一斉に一時停止することについて記者団の質問に答える菅首相(14日午後7時31分、首相官邸で)=源幸正倫撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 政府は14日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、国の観光支援策「Go To トラベル」事業について、28日から来年1月11日まで全国一斉に停止することを決めた。27日までは、札幌、大阪両市に加え、東京都、名古屋市を目的地とする旅行を事業の対象から外す。

 政府はこれまで、事業の全面停止に否定的な立場を取ってきた。全国で感染が収まらない状況を踏まえ、方針転換した。

 菅首相は対策本部で「年末年始にかけて、これ以上の感染拡大を食い止め、医療機関の負担を軽減し、皆さんが落ち着いた年明けを迎えることができるよう、最大限の対策を講じる」と述べた。

 有識者でつくる政府の新型コロナ対策分科会は11日、感染状況が2番目に深刻な「ステージ3」にあたる地域での事業の一時停止や、帰省の延期を提言していた。今回の政府対応はこれを踏まえたものだ。来年1月12日以降に事業を再開するかどうかは、「その時点での感染状況などを踏まえ、改めて判断する」(首相)。予約済みの旅行のキャンセル料は国が補償する方針だ。

 年末年始に先立ち、政府は27日までの当面の対応として、感染者が急増している東京都と名古屋市を目的地とする旅行を新たに事業から除外する。東京、名古屋を出発する旅行では、事業の利用自粛を呼びかける考えだ。すでに除外・自粛の対象となっている大阪、札幌両市を発着する旅行についても、15日の期限を27日まで延長する。

 赤羽国土交通相は、これら4地域を目的地とする旅行の新規予約を14日から停止する考えを示した。

 東京都発着の旅行は、新型コロナの感染で重症化する可能性が高い65歳以上の高齢者や、糖尿病などの基礎疾患がある人への利用自粛要請にとどまっていた。しかし、都内の新規感染者は12日に621人と過去最多を更新して警戒感が高まっており、一歩踏み込むことにした。

 一方、首相は14日の対策本部で、都道府県が営業時間の短縮に応じた飲食店に協力金を支払う場合、年末年始期間は国の支援額を1か月あたり最大120万円に倍増する考えを表明した。支援額を引き上げることで、店が時間短縮に応じやすくする狙いがある。

 西村経済再生相は記者会見で、倍増する期間は12月16日からとする考えを明らかにした。現在、30日間までとしている補助日数の上限は撤廃する。

 医療体制を守るため、医師や看護師らを感染拡大地域に派遣した医療機関への補助金の上限を倍増する。菅首相は対策本部で「医師は1時間約1万5000円、看護師1時間約5500円を補助する」と明らかにした。都道府県向けの「緊急包括支援交付金」を活用する方向だ。医療機関がクラスター(感染集団)の発生地域に医師らを派遣する場合、交付金を使って補助する。

4838チバQ:2020/12/14(月) 22:47:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2012140025.html
後手の末、ようやく「引き締め」 GoToトラベル全国停止 
2020/12/14 20:39産経新聞

 政府は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、観光支援事業「Go To トラベル」について、今月28日から来年1月11日まで全国で一斉に停止する措置を決めた。これまでは事業の経済効果を重視して小出しで運用見直しを繰り返してきたが、年末年始の人の移動を抑えるため、より強いメッセージを出す必要があると判断した。後手後手に回った対応で内閣支持率も急落しており、菅義偉首相もようやく「引き締め」にかじを切った。

 「特に飲食は基本的な感染対策を徹底し、年末年始の帰省は慎重に検討していただき、落ち着いた年明けを過ごすことができるよう何卒ご協力をお願いいたします」

 首相は14日夜、首相官邸で開いた対策本部の会合でそう語り、会合後には記者団の取材にも応じた。「発信不足」との批判を意識してか、神妙な表情で国民に協力を呼びかけた。

 トラベル事業をめぐっては、札幌・大阪両市を除外(11月24日)▽両市からの出発分に自粛要請(同27日)▽東京都発着分で高齢者らに利用自粛を要請(12月1日)-と、小刻みな見直しが続いてきた。

 首相がトラベル事業の効果に自信を持ち、見直しには一貫して消極的だったことが背景にある。医療崩壊への危機感を強める専門家が見直し要請を繰り返し、政府は渋々、限定的な措置で応じる-という構図だったが、与党内からも「後手後手だ」(中堅)との声があがり、各種世論調査で内閣支持率も急落した。

 首相は11日のインターネット番組で、事業の全面停止については「まだ、そこは考えていない」と否定。政府は当初、新たな措置として、東京都と名古屋市を目的地とする旅行の除外を中心に検討してきた。ただ、首相は14日になり、より強い措置が必要だと最終判断し、同日夜の対策本部で電撃的に表明した。

 とはいえ、今回の措置もスムーズな決定とはいかなかった。都との調整をめぐり、政府高官が小池百合子都知事に「国が決めろという割に、国がやれといっても従わない」と不信感をあらわにするなど、国と自治体はなお一体感を欠く。一方的ともとれる中止表明に対し、地方からの反発も予想される。

 首相は14日、専門家と昼に会食し、ワクチンなどについて意見交換。コロナ対策に一段とギアを入れて取り組む構えだが、第3波収束の兆候はまだ見えない。(千葉倫之)

4839チバQ:2020/12/14(月) 22:50:08
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20201214-567-OYT1T50165.html

GoToイート食事券、上乗せ率を20%に引き下げて追加発行へ
2020/12/14 21:31読売新聞

 農林水産省は14日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で需要が落ち込んだ飲食店を支援する「Go To イート」のプレミアム付き食事券について、購入額の上乗せ率を現状の25%から20%に引き下げて追加発行すると発表した。来年3月中下旬から5月中旬まで販売し、利用期限は6月末とする。

 既存の食事券事業は販売期限を来年1月末としていたが、2月末まで延長する。利用期限も3月末から最長6月末まで可能とし、都道府県ごとに判断する。新型コロナの感染再拡大で、北海道や東京、大阪など13都道府県で食事券の新規発行の一時停止を決定していることに配慮した。

 食事券事業は、購入額の25%が上乗せされたプレミアム付き食事券を客が飲食店で利用できる仕組み。2020年度第3次補正予算案に515億円を計上し、1次補正で残った150億円と合わせて追加分の事業費665億円を確保する。

4840チバQ:2020/12/14(月) 22:51:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-201214X918.html
旅行業界「また書き入れ時に」=GoTo停止に悲鳴―新型コロナ
2020/12/14 21:01時事通信

 政府が年末年始に観光支援策「Go To トラベル」を一斉停止することを決め、旅行業界からはキャンセル拡大などを懸念する声が相次いだ。旅行大手関係者からは「また書き入れ時を直撃した。どれくらい予約が落ちるのか」と悲鳴が上がり、8月のお盆に続く需要期を襲った新型コロナウイルスの感染拡大を嘆いた。

 第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、全国一斉停止によるマイナス効果を830億円程度と試算。「ただでさえ厳しい宿泊業界の傷口に塩を塗るような状況だ」と指摘した。

 JTBが11月に実施したアンケート調査では、年末年始に帰省を含む旅行に行かないと答えた人の割合は85%に上った。トラベル事業の停止で逆風が一段と強まるのは確実だ。

4841チバQ:2020/12/14(月) 22:54:16
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-119568.html
急展開 世論の風を読んだ「政治判断」か…GoToトラベル「全国一斉停止」へ
2020/12/14 20:45FNNプライムオンライン



GoToトラベル全国一斉停止へ
政府は、GoToトラベルについて、東京都など4つの自治体を対象に12月27日まで一時停止した上で、12月28日から1月11日まで全国一斉に一時停止する方針を決定した。

菅首相(午後6時半過ぎ):
札幌、大阪に加えて、東京、名古屋についても一律に今月27日まで到着分は停止し、出発分も利用を控えるよう求めることとします。
さらに年末年始において最大限の対策をとるため今月28日からGoToトラベルを全国一斉に一
時停止することとします。


政府は夕方の対策本部で、GoToトラベルについて、12月27日まで東京と名古屋市を目的とする旅行については一時停止、そして出発する旅行については自粛を求めることを決定した。

すでに一時停止となっている大阪、札幌についても停止期間を27日まで延長。


さらに、12月28日から1月11日までは、全国すべてのGoToトラベルの利用を一時停止する方針も表明した。


その上で年末年始の期間に営業短縮に応じた飲食店への協力金を、最大60万円から最大120万円に倍増させると明らかにした。

街からは「遅い」との声
今回のGoTo全国一斉停止について街の声は。

通行人A:
ちょっと今後のことは心配ですね。旅行大好きなんで、年始は福岡行ってそのあとに宮古島に行くんですけど、それもGoTo使って安くなるんで、もう予約済みです。しょうがないのかなっていうのはありますけど。

通行人B:
コロナがこんないっぱいになっている中ではしょうがない。

通行人C:
遅いと思います。感染が広がった後だと思うのでもうちょっと早くした方がは良かったんじゃないかな。

通行人D:
私は(中止に)賛成ですね。コロナ感染者が増えてるのでちょっと抑えていただけると安心かなと思います。

首相周辺「世論の声をふまえて総理が決断した」
政府高官は、今回の方針転換について「一時停止すべきだ」という世論の声に押された「政治判断」だと語っている。
菅首相は、11日の段階で、「GoToトラベル」の全国での一時停止について、「まだ考えていない」と従来の方針に変わりはないとの考えを強調していた。


しかし、翌12日に、厚労省の幹部らとの会合を開き、世論の動向もふまえて、一時停止も選択肢として浮上した。
さらに13日夕方に関係閣僚と協議をした際には、全国で一律に、一時停止を検討する考えを伝えた。
これについて首相周辺は、「世論の声をふまえて総理が決断した」と語っている。


首相周辺からは、「GoToを全国で一時停止することで感染との因果関係がないことがはっきりするだろう」という声もあがっているが、「判断が遅い」との指摘も根強くあり、引き続き、丁寧な説明が求められる。

世論の風を読んだ政府
加藤綾子キャスター:
柳澤さんはこの決定についていかがでしょうか?

柳澤秀夫 ジャーナリスト:
師走の風ならぬ世論の風を政府が読んだと思います。
感染拡大は重症者がどんどん増えているところで、これまで通りの対応ではどうしようもない。国民向けに強くわかりやすいメッセージを出さないと感染抑止にはならないということが背景にあったと思うんです。ただやはり遅かったという指摘は拭えないと思うんですよね。

加藤綾子キャスター:
全国一斉目的地の旅行を一時停止、全国一斉ということなので、出発地も?

柳澤秀夫 ジャーナリスト:
自ずと全国一斉に目的地のGoToが止まるということは、当然出も止まるということですよね。
でもそれははっきりと発着両方とも止めるって明確に言っても構わないと思うんですけど、その辺がまだまだなんとなく後ろ髪引かれるような格好で政府の方針を出しているのかなという感じが否めないですね。

協力金は最大120万、そこは評価できるけど、まだまだでもそれでも足りないかもしれません。


榎並大二郎キャスター:
4つの都市からというところに注目されていましたけどそれが全国に一気に傾いた。

柳澤秀夫 ジャーナリスト:
これまでと違った国民への強いメッセージが一歩踏み込んだなという感じがします。

「イット!」12月14日放送

4842チバQ:2020/12/15(火) 08:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7fe282e42968aa3ea59569e15a5bcc925c2ea3b
失われる稼ぎ時「厳しい」 GoTo休止に店悲鳴 「決断遅い」・新型コロナ
12/15(火) 7:10配信
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、普段の平日より人通りが少ない東京・浅草の仲見世商店街=14日午後、東京都台東区
 拡大が止まらない新型コロナウイルスの「第3波」に押され、観光支援策「Go To トラベル」が年末年始、全国で一時休止されることになった。

【グラフ】新型コロナウイルス 都道府県別感染者数・死者数

 先行して除外となる東京都と名古屋市の飲食店やホテルでは14日、「年末年始の繁忙期なのに」「正直痛い」と嘆きが漏れた。観光客は理解を示す一方、「決断が遅い」と政府を批判した。

 名古屋城のそばで「名古屋めし」が楽しめる「金シャチ横丁」。鳥料理店「鳥開総本家」の菊川大樹副店長(25)は「うちは観光客がメイン。休止は正直痛い」と吐露する。少しずつ戻り始めていた客足も、感染者増で12月は既に減少に転じており、休止は追い打ちに。土産店の女性店員も「感染の怖さはあるが、店の存続の方が大事だ」と話し、先行きを案じた。

 東京・浅草は観光客の姿もまばら。浅草寺近くにある「雷門旅館」の取締役(30)は「回復した予約もキャンセルになるだろう」と嘆き、「年末年始を逃すのはあまりにも厳しい」と暗い声で話した。大衆居酒屋が並ぶ「浅草ホッピー通り」にある飲食店の社長(50)は、「今年最後の稼ぎ時と準備していたのに」と不満顔。都内は年明けまで時短営業要請も延長されたが、「年末年始は要請に従えない。ここで稼がないとつぶれる」と訴えた。

 不安の声は観光客からも。東京タワーを家族で訪れていた静岡県西伊豆町の会社員芹沢喜市さん(65)は「用事があったので上京したが、本当は気が進まなかった。(トラベル事業は)取りやめて様子を見た方がいい」と話し、「もっと早く決めるべきだ。人の命より経済優先でやめたくない政府の姿勢が透けて見える」と対応の遅れを批判した。

4843チバQ:2020/12/15(火) 08:41:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e73a8a491c3cbbb5d23eb584fbf93f1749f66fc5
GoTo全面停止、与党は賛否交錯 野党「判断の遅れ」批判
12/15(火) 7:09配信
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 菅義偉首相が観光支援策「Go To トラベル」の全国一斉停止を打ち出したことについて、与党からは14日、新型コロナウイルスの感染急増を踏まえ、「仕方ない」と擁護する声の一方、経済への打撃を懸念する意見も相次いだ。

 野党は、首相の「判断の遅れ」を一斉に批判した。

 自民党の下村博文政調会長は、取材に対して「適切な判断だ」と評価。公明党中堅は「やむを得ない。苦渋の決断だろう」と語った。

 政府の新型コロナ対策への不満などを背景に、内閣支持率は急落している。1年以内に迫る次期衆院選への危機感が強まる中、自民党ベテランは「こういう状況だから仕方ない」と理解を示した。

 その一方で、自民党内には「飲食店がバタバタつぶれる」(中堅)との懸念も漏れる。閣僚経験者の一人は「正直どうかと思う」と首相の決断を疑問視。観光業との関係が深い党幹部は「勝手なことをした」と怒りをあらわにした。

 岸田文雄前政調会長はBS―TBS番組で「なぜこの期間なのか、丁寧に国民に説明しないと、疑問が出てくる」と指摘した。

 これに対し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に「トラベルにこだわったため感染が広がったと政府が認めたことになる」と断じた上で、「菅政権による人災だ」と批判。共産党の小池晃書記局長は記者会見で「あまりに決断が遅すぎる」と糾弾した。

4844チバQ:2020/12/15(火) 08:42:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/9784f9718fbcb408e8d32157fc0f4ee859ea59c9
祈るしかない・死活問題だ・悔しい…GoTo「停止」、北海道の観光業界に衝撃
12/15(火) 6:48配信
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 政府の観光支援策「Go To トラベル」は、札幌市の対象除外の延長に加え、年末からの全国一斉の事業停止が決まり、北海道内の観光業界にも衝撃が走った。頼みの綱だった年末年始の集客が望めなくなり、事業者らは「なすすべがない」と肩を落とした。

 例年の年末年始は、家族連れなどでにぎわいを見せる札幌市南区の定山渓温泉。札幌市を目的地とした旅行が除外された11月24日以降、6軒の温泉旅館やホテルがすでに臨時休館に追い込まれており、定山渓観光協会の長谷川信之事務局長は「(当初の除外期間の)15日までの我慢だと思っていたのに……。今は感染の収束を祈るしかない」と絞り出した。

 札幌の観光名所・札幌市時計台では、事業の対象から札幌市が外れて以降の客足が、それ以前の3割ほどまで落ち込んでいる。下村康成館長は「市内の感染状況からすると(除外の)延長は仕方がない」とこぼした。

 一方、28日から一時停止となる他の観光地にも不安が広がっている。

 函館市の観光スポット「函館朝市」では10月以降、事業を利用し、買い物に訪れる観光客が増えていた。函館朝市協同組合連合会の藤田公人理事長は「年末年始の繁盛期の売り上げは間違いなく激減するだろう」と懸念。ただ、「全国の感染者は日を追うごとに増加している。一斉停止は仕方がない」と政府の決定に理解も示した。

 「年末年始のキャンセルは死活問題だ」。同市の「函館元町ホテル」の遠藤浩司代表は、そう危機感をあらわにした。年末年始の予約の約9割が事業の利用者といい、遠藤代表は「同業者でも不安を訴える人が続出している」と明かした。小樽市のある大手ホテルの担当者は「政府は観光業界への新たな支援を考えてほしい」と訴えた。

 札幌市中央区の旅行会社「アーバントラベル札幌」では年末年始、定山渓や洞爺湖などへのツアーの予約が30件ほど入っていた。松本和英社長は「本来の仕事ではなく、キャンセル手続きで年末年始が忙しくなるなんて悔しい」と吐露した。

4845チバQ:2020/12/15(火) 08:44:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b2bddddfea55de381055830f24bafcd5a44d532
GoTo恩恵、先行きに不安 短観、宿泊・飲食が改善
12/14(月) 21:32配信
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日光東照宮に続く街道では、人だかりができている土産物店などもあった=2020年12月6日午後1時41分、栃木県日光市、高橋尚之撮影
 日本銀行の12月短観は、大企業の製造業・非製造業ともに2四半期連続で業況判断指数(DI)が改善した。だが、政府の「Go Toキャンペーン」による消費下支え効果が大きい非製造業では、感染の再拡大が影を落とす。一方、世界的な需要持ち直しで急回復する製造業では、下請けに恩恵が届いていない。

【写真】土産物店の店頭に貼られた「GoToトラベル」の案内のポスター=2020年12月7日午後4時32分、栃木県日光市、高橋尚之撮影


 栃木県日光市。12月最初の日曜日の6日、首都圏からの玄関口となる東武日光駅は観光客でにぎわっていた。都内の大学生、鳥越健太郎さん(20)は旅費の35%が補助される「Go To トラベル」を使って友人2人と1泊2日の旅行に来た。「割引がなければ、来年の春休みまで旅行しなかったと思う」

 日光東照宮近くの旅館「日光 季(とき)の遊(ゆう)」は、11月の週末がすべて満室に。下旬の3連休は特に観光客が多く、「旅館前の通りが人であふれた」(支配人の荒木正聡さん)ほどだった。

 市観光協会によると、低迷していた市内の宿泊客数は、GoToの東京追加が9月に発表されると潮目が変わった。前年比で、9月は8割、10月は9割ほどにまで回復。紅葉のピークの11月も堅調だった。

 恩恵は旅館やホテル以外にも及ぶ。

 東武日光駅前の土産物店「八汐(やしお)」では、低迷していた売り上げが10、11月、8割以上にまで回復した。店長の加藤亮太さん(40)は「10月になって売り上げがわっと上がり始めた」。旅費の15%分をもらえるクーポン券を使い切るために、もう一品追加する人も多く客単価も上がった。

 トラベルを中心としたGoToによる消費の持ち直し傾向で、12月短観では大企業・非製造業の「宿泊・飲食」「対個人サービス」「運輸・郵便」などのDIが大きく改善した。

 だが、感染再拡大でこの動きが続くかは見通せない。市観光協会によれば、東京発着の旅行で65歳以上の自粛要請が出た2日以降、年末年始の予約キャンセルが目立ち始めた。福田栄仁事務局長は「感染がさらに広がれば、ガクンと落ちかねない」と心配する。

 菅義偉首相は14日、28日から来年1月11日までGo Toトラベルを全国で停止すると表明。事業自体は来年6月末まで続けるものの、巨費をつぎ込むキャンペーン後の消費の冷え込みを懸念する声もあがる。九州のある旅館の若女将は「短期的な回復はありがたいが、GoToはカンフル剤。怖いけどひた走っている感じだ」と話す。(高橋尚之、山下裕志)
朝日新聞社

4846チバQ:2020/12/15(火) 10:43:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbafd8fed2b7f935c4de28f3eaab6592d8feb05b
「遅すぎ」GoTo全国一時停止 支持率続落で外堀埋まった首相
12/15(火) 9:46配信




菅義偉首相
 14日、政府は観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止に追い込まれた。社会経済活動の回復を重視する菅義偉首相が「政治生命を懸ける」と固執し継続を目指したものの、新型コロナウイルスの止まらない感染拡大と内閣支持率の大幅な続落でついに外堀を埋められた。ただ、感染の大波がこれで収束に向かう保証はない。「遅すぎた」「後手後手」との批判から首相が逃れるのは難しそうだ。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「最大限の対策を講じることにした」。この日夜、官邸で開かれたコロナ対策本部の会合で、首相は「最大限の対策」を2度繰り返し、28日から来年1月11日までのトラベル事業の全国停止を表明した。11日に生出演したインターネット番組で「トラベルの停止は考えていない」と即答して、わずか3日。顔はこわばり、余裕は消えていた。

 風向きが変わったのは12日だ。国内の新規感染者数が初めて3千人を突破し、重症者数も最多を更新し、医療逼迫(ひっぱく)、崩壊の懸念がにわかに現実味を帯びた。

 加えて毎日新聞の12日の世論調査で、内閣支持40%、不支持49%となり、支持率が前週の共同通信などの世論調査からさらに下落している情報も午後、官邸にもたらされた。「不支持が支持を上回ったことが、特に衝撃だった」。首相周辺は打ち明ける。

 土曜日の12日、首相は議員会館の自室に厚生労働省の樽見英樹事務次官らを呼んで状況を分析。翌13日午後も官邸に入り、加藤勝信官房長官、田村憲久厚労相、西村康稔経済再生担当相と対応を協議した。

 「世論が納得する対策を取らなければならない」-。

 政府関係者によると、首相は随行の官僚を部屋から退出させた後、3閣僚を見据え明確に指示を伝えたという。「『世論』とは支持率のこと。支持率挽回に向け、政治家だけで対策を練ったのだろう」と関係者。政権は180度、転回した。

 首相は、トラベル事業が感染「第3波」の主要な原因であるとのエビデンス(証拠)は存在しない、との立場は堅持している。影響を最小限にとどめようと、官邸内では東京、愛知といった感染拡大地域に限り、25日までの停止で着地させる案も一時検討された。結局、年末年始の帰省時期にウイルス感染がさらに悪化し、支持率が危険水域に入ることを恐れた首相が、コロナ対策本部の直前に「全国一律」を自ら決断した。

 政府の分科会など、専門家が再三訴えた末のトラベル停止。野党は「感染拡大は提言を顧みなかった人災だ」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)と一斉に批判のトーンを上げた。

 首相は、対策本部後の記者団の取材に「トラベルは、地方の経済下支えに大きな役割を果たした」となお強調。「国民の危機感が、首相に正確に伝わっていないのでは…」。自民党の中堅議員は危ぶんだ。 (東京支社取材班)

4847チバQ:2020/12/15(火) 10:44:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e49ba81126ea8f5d1d8de192513f511282fcc0b
「廃業出る」「決断遅い」GoTo急転停止、戸惑う宿と客
12/15(火) 9:53配信




観光やビジネス客が戻りつつあった、11月下旬の福岡空港
 年末年始の書き入れ時を前に突然発表された観光支援策「Go To トラベル」の全国一時停止。九州の旅行、運輸業界からは「キャンセルが続出する」「倒産が増える」と悲痛な声が上がった。先行きが見通せない新型コロナウイルス禍。菅義偉首相の方針転換には理解を示す声もある一方、後手に回った判断に不満も漏れた。

【グラフ】九州の感染者数の推移

 正月三が日で毎年200万人超の参拝客が訪れる太宰府天満宮(福岡県太宰府市)の参道関係者からは、新年直前の急展開に戸惑いの声が相次いだ。

 太宰府観光協会の不老安正会長は「年末から帰省客も含めた県外客でにぎわうのが例年だが、今春のようにまた人の動きが止まるだろう」と不安げ。天満宮近くで和雑貨店を営む斉藤風子さんは「もっと早く決断して、正月に合わせて解除してほしかった。政府の対応は遅かったと思う」と不満を漏らした。

 「大変なインパクトだ。廃業する人が出てもおかしくない」。福岡県旅館ホテル生活衛生同業組合の井上善博理事長は落胆する。年末年始用に食材の納入業者などと契約を進めている宿泊施設もあり、関連業者への余波も大きいという。

 大手旅行会社の福岡市の営業拠点関係者は、年末年始の海外旅行者がGoToで国内旅行に切り替えているため影響を心配。政府方針の急転換は混乱を招きかねず「もっと早くても良かったのでは」と指摘した。

 羽田-北九州線を主力とする航空会社のスターフライヤー(北九州市)は「年末年始を見込んで増便の対応をしていたが、状況次第で運休も検討せねばならないだろう」と当惑する。

 正月休みに観光や帰省を計画していた人たちからは、賛否の声が。1月10、11日に友人と熊本旅行を予定している福岡県須恵町の大学3年佐々木歌音さん(21)は「久しぶりの遠出で楽しみだったのにどうしよう。キャンセルするか、このまま行くか、急すぎてまだ分からない」と困惑気味。

 同県久留米市の男性会社員(60)は「GoToを活用するためにPCR検査で陰性の人だけが使えるようにするなど、やり方があるのでは。国は考えるべきだ」と注文を付けた。

 一方、理解を示す声も。年末年始は自宅で過ごす予定の福岡市の松尾求実子さん(72)は「一斉にストップしないと意味がないので、良いことだと思う。九州でも最近、感染者数が増えてきて心配だった」。関東への帰省を取りやめたという同市の会社員市川航太さん(25)は「旅行者がたくさん来て感染が広がるのも困る。今は旅行という時期じゃない」と受け止めていた。 (川口史帆、小川勝也、上野洋光、向井大豪)

4848チバQ:2020/12/15(火) 10:58:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1384b005e8538164382ac6328cb4f0addd3cc83
GoTo全国停止 「書き入れ時」大打撃 宿泊や旅行、悲痛の声 茨城県内
12/15(火) 7:00配信
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政府の観光支援事業「Go To トラベル」が28日〜来年1月11日まで全国で一時停止されることになり、茨城県内の宿泊事業者や旅行業関係者らは厳しい現状に悲痛な声を上げた。宿泊客の多くはGoTo事業を利用していることもあって、「書き入れ時」に当たる年末年始の経済的なブレーキは事業者に大きな打撃を与えそうだ。

つくば市の「つくばグランドホテル」は満室だった年末年始の客室に1週間ほど前からキャンセルが出始めた。追い打ちを掛ける形となった一時停止に、小林剛支配人は「キャンセルの動きはこれから間違いなく加速するだろう」と危機感を募らせる。

同ホテルでは、ほぼ全ての宿泊客がGoToを活用しているため、全国一律の停止の影響は大きい。検温や消毒、マスク着用の徹底など感染対策は講じているものの、客足減は避けられそうになく、小林支配人は「年が明けても収束が見通せない状況が続くのかと思うと不安」と肩を落とす。

県内の中小業者で構成する県旅行業協会(木村進会長)では、加盟する173社のうち5社が来年3月の廃業を決めた。木村会長は「GoToで何とかしのいでいる状況だった。停止は非常に厳しい」と悲痛な声を上げる。

同協会によると、団体旅行は依然として需要が回復していないものの、個人旅行やバスによる日帰り旅行が回復し始めていた。最も売り上げのある年末年始への期待が大きかっただけに一時停止の落胆も大きい。木村会長は「不特定多数の接触を避けたチャーター便による遊覧飛行など、工夫した旅行企画で乗り切っていくしかない」と話した。

直営店などで地域共通クーポンを扱う菓子メーカー、亀印製菓(水戸市)の担当者は「感染状況を考えれば仕方がないが、急に全国で一律停止とは思っていなかった」と驚きを隠さなかった。GoToトラベルの効果もあり、売り上げは回復しつつあった。年末年始は帰省客の需要を見込んでいたが、一転して見通せなくなった。担当者は「帰省が控えられ、来店客が少なくなればかなりの影響を被るのは間違いない」と話す。

神栖市の女性(37)は来年の正月に計画していたGoTo利用のスノーボード旅行を断念。一時停止の決定に「感染が落ち着けば行けると思っていた。残念」と肩を落とした。
茨城新聞社

4849チバQ:2020/12/15(火) 13:20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf587c372150f8a1f51102d4d7e9cf4797c82e8a
「水差された」「解約は覚悟」 東北の観光関係者落胆 GoToトラベル全国停止
12/15(火) 13:02配信
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GoToの利用客も多かった観光地。全国一時停止の影響は大きそうだ=10月3日、松島町
 政府が年末年始、観光支援事業「Go To トラベル」を全国で一時停止すると決めた。東北の観光関係者は新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況に理解を示しながらも、長引く苦境下の数少ない好材料だった目玉政策ストップに落胆の声を漏らした。

【写真】仙台市人事委が採用セミナーの個別面談をオンラインに切り替え

 「『年末年始は客がいっぱいだ』と宿泊施設が張り切っている中、水を差された」

 日本三景松島で知られる宮城県松島町。突如舞い込んだGoTo停止の報に、松島観光協会の志賀寧(やすし)会長はため息をついた。

 11月の宿泊者数は約5万人で、前年同月比93・9%まで回復していた。志賀会長は「割引で価格の高い部屋やプランが埋まっていたため、キャンセルが相次ぐと経営に与える影響は大きい。月内に予定する高校生の修学旅行への影響も心配だ」と、再び客足が落ち込むことを懸念する。

 土湯温泉観光協会(福島市)の池田和也事務局長によると、GoTo効果で年末年始の各旅館は予約でほぼ満室という盛況ぶりだった。とはいえ、全国で感染者数が増加する中「いつかは停止になるのではと思っていた。キャンセルは覚悟している」と理解を示す。

 志戸平温泉(花巻市)も、予約で埋まった年末年始を待ち構えていた。岩城修平社長は「停止は困ったことだが、感染防止のためにはやむを得ない」と受け止めつつ、「キャンセル料の扱いやGoTo期間の延長があるのかなど、情報が欲しい」と訴えた。

 「国難の中、思い通りにならないことは覚悟している。キャンペーンを長期的に続ける上で必要なブレーキであれば仕方がない」と冷静に受け止めるのは、南三陸ホテル観洋(宮城県南三陸町)の阿部憲子おかみ。みやぎおかみ会会長として「旅行にネガティブなイメージを持たれないよう一層の努力が必要になる」と気を引き締めた。

 東北観光推進機構の紺野純一専務理事は「観光に関わる者にとってGoToはありがたい制度。成果も出ていただけに非常に残念だ」と嘆く。

 東北では来年4〜9月、6県やJR東日本などによる大型観光事業「東北デスティネーションキャンペーン」を控える。「感染拡大をしっかり食い止め、次のステップにつなげるためには、ここで仕切り直すことがベストなのだろう」と言葉を絞り出した。
河北新報

4850チバQ:2020/12/15(火) 15:22:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5061d7a2725047e1f7c17aa0fa40ef7df94b581
「GoToトラベル全国停止」の衝撃、オフシーズンに突入する冬の観光業界に二重苦
12/15(火) 12:01配信
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コロナの感染が拡大する中、ついにGoToトラベルの停止が決まった(記者撮影)
 「今はGoToの割引があるから客が来ているが……」「予約も多いが、キャンセル数も多い」――。

 ホテル業界関係者から口々に懸念の声が聞こえていた中、恐れていた最悪の事態は突如やってきた。

 菅義偉首相は12月14日、GoToトラベルキャンペーンを全国で一斉に一時停止すると発表した。停止する期間は12月28日から2021年1月11日まで。冬場に入ってからコロナの新規感染者数は日を追うごとに増加し、感染拡大に歯止めが効かない。
■大きかったGoToの恩恵

 「年末年始において、最大限の対策をとるため」(菅首相)一時停止せざるをえなかったようだ。年末年始の書き入れ時を目前にしての全国規模での停止となり、ホテル業界には大きな打撃となりそうだ。

 GoToトラベルは緊急事態宣言が解除されて以降、壊滅的となった旅行需要を大幅に底上げしてきた。特に都市部から比較的近い高価格帯のリゾートホテルが活況に沸いた。軽井沢や箱根地域の多くのリゾートホテルが夏場から急速に回復し、前年実績を上回った。稼働率が9割超と過去最高を記録したホテルもあったほどだ。
 多くのホテル・旅館で露天風呂付き・部屋食のプランが人気となり、他人との接触を避けて楽しめるグランピング施設にも家族連れが集中した。テレワークの定着なども背景に、平日の稼働率が上昇したホテルも多かった。

 7月のキャンペーン当初は「東京外し」で利用客、ホテルともに困惑も広がったものの、10月に東京が対象に加わるとムードは一変。「旅行に行ってもいいんだ」と利用者が大幅に増加し、11月までに4000万人超が利用する一大ブームになった。
 しかし、11月下旬にはコロナ感染が拡大している大阪市と札幌市の一時除外が決定するなど、その勢いにも陰りが見えつつあった。今回の全国停止は「12月の予約のキャンセルが出始めている」と業界が警戒していた矢先の出来事だった。

■旅行会社も国内旅行に注力していたが…

 ホテル業界と同様に、旅行会社も先の見えない状況に追い込まれる。業界大手のエイチ・アイ・エスは主力である海外旅行の復活が見えない中、国内旅行を成長領域として取り込む方針を明らかにしている。

4851チバQ:2020/12/15(火) 15:22:56
 そのほかの大手旅行会社も、ネット専業の旅行会社も国内の需要取り込みを進めており、その原動力となるのがGoToトラベルだったわけだ。 

 今後懸念されるのは急速な観光マインドの後退だ。利用者は「第2波」が到来した7月頃のように、日々の感染の動向を見つつ、より慎重に旅行を計画することになるだろう。1月11日にGoToが再開されても、旅行者数が大幅に減少するのではないだろうか。年始から春休み頃まで、業界は基本的にオフシーズンとなるため、厳しい状況に追い込まれることになる。
 35%もの割引があったからこそ、多くの利用者がGoToトラベルを活用して旅行を楽しんだ。強烈な割引が消え去り、コロナの感染リスクが高まる中で、需要を喚起する術はあるのか。業界は再び正念場を迎えることになる。
田邉 佳介 :東洋経済 記者

4852チバQ:2020/12/15(火) 15:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b24ac971cde3f781aa9df159e6941dc7437064a
菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止 〈週刊朝日〉
12/15(火) 14:43配信
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Go To中止で自民党内の株が下った菅首相(C)朝日新聞社
「なんで急に中止なんだ。どうなっているんだ!」

 こう声を荒げたのは、二階派の幹部だ。菅義偉首相は12月14日、官房長官時代から推進してきた新型コロナの経済対策「GoToトラベル」の一時停止を突如、表明した。新型コロナウイルスの感染拡大が急増。専門家の意見を尊重した結果の判断だという。

【アンケート結果】テレビを見ていて信用できないと思う人1位は?
「菅首相は、12、13日まではまったくGoToトラベルを止める意思はなかった。菅首相は頑固なところがあり、自分が旗振り役の政策を突然、止めるなんて考えは持っていなかった。だが、毎日新聞の世論調査で、支持40%、不支持49%と不支持が上回った。支持が17%も前月から急落し、昨日発表されたNHKの世論調査でも支持が42.2ポイントと、前月から14ポイントも激減。不支持が36ポイントで前月から17ポイントも急増し、決断せざるを得なかった」

 自民党幹部は、GoToトラベル一時停止の内幕を語る。

「菅首相は、コロナ急増でもさほど世論調査の数字は変わらないとみていた。それがNHKでも急落し、毎日新聞に至っては、不支持が支持を9%も上回った。コロナ対策については、毎日新聞では評価しないが、3倍以上も評価するより多かった。GoToトラベルの中止を求める数字も高かった。まだ就任して3か月の菅首相は安倍前首相の時に、ここまで乱高下したことはなかった。『大変厳しい世論調査になっているな』『手を打たねば』といい、すぐに決断。頑固さを突き通せなかった。ただ、決断があまりに急だったので、各方面への十分な根回しができなかった。それが党の不満につながっている」

  党内への根回しの不十分さが、冒頭に記述した二階派幹部の不満を招いたというのだ。二階俊博幹事長はGoToトラベルで恩恵が多い、旅行業界の業界団体、全国旅行業協会の会長を務めている。菅首相ともに、GoToトラベルの旗振り役だった。

「GoToトラベルがどれだけ旅行業界に寄与していたのが、菅首相はわかっているのか。救われた旅行業界、ホテル、お土産店、交通関連の会社などがどれだけあるのか知っているのか。それも一番の稼ぎ時、年末年始には全国で停止。どれだけ多くの人が頭を抱えているのかわかっているのか。中止なら、業界への金銭的支援策とセットでやるべきだ。なんのバックアップも発表せずに、中止だなんて、二階幹事長の顔に泥を塗るようなものだ。『誰のおかげで総理になれたんだ』『もう次はないぞ』と派閥から強硬意見も飛び出した」(前出の二階派幹部)

 一方、菅首相と“すきま風”もささやかれる、麻生派の衆院議員は冷ややかに党内の状況をこう話す。

「自衛隊まで出動してコロナは災害になっている。そんなときにGoToトラベルで税金投入して、旅行してくれというのもおかしなこと。菅首相が二階幹事長の意向を気にしすぎて、ズルズルと先延ばしした結果、コロナ感染拡大、医療体制ひっ迫でしょう。おまけに菅首相は、記者会見も十分に開かず、説明も不十分だから、支持率激減は当然のことですよ。この状態があと1、2か月続けば、来年秋の自民党総裁選、衆院解散の期限まで菅首相は持たない。コロナ退陣となりかねない。『ポスト菅は誰か』などと模索する動きもあります。『やはり安倍さんがよかった』との声が聞かれますね」

 菅首相誕生の最大の功労者、二階派だけでなく、支援した麻生派からも厳しい声が相次ぐ。コロナ禍で解散総選挙は極めて難しい情勢で四面楚歌に陥りつつある、菅首相。難局を切り抜けられるのか?

(本誌取材班)

4853チバQ:2020/12/15(火) 15:52:30
https://digital.asahi.com/articles/ASNDG5Q0NNDGUTIL035.html?pn=4
東京都、消えた「午後8時閉店」案 感染拡大で意見二分
会員記事 新型コロナウイルス
軽部理人、長野佑介
2020年12月14日 17時43分
 酒類を提供する飲食店やカラオケ店に要請している営業時間の午後10時までの短縮について、東京都が、17日までだった期限を延長する方針を固めた。「短期集中」とうたった対策は年末年始に差しかかることになった。一方、政府の分科会が求めた「午後8時」への前倒し案を都は採用しなかった。背景に何があったのか。
 「結果的には感染が収まらなかったので、飲食店やカラオケ店には年明けまで苦労をかけてしまう。その点は申し訳なく思う」
 時短要請の延長方針について、ある都幹部はそう声を落とした。
 小池百合子知事が、「感染対策 短期集中」と記したフリップを掲げて営業時間の短縮を要請したのは11月25日。夏の「第2波」以来となる都の時短要請を受け、この都幹部は当時、「(期限の17日までの)3週間の間に感染を何とか抑え込みたい」と意気込んでいた。
 だが、思惑とは裏腹に、都内の新型コロナの感染は拡大の一途をたどった。12日には過去最多の621人の感染者を確認し、1週間平均の感染者は13日時点で503人となり、初めて500人を超えた。医療提供体制の悪化に直結すると、都が重視してきた重症者数も11月25日の54人から今月14日には73人に増えた。
 都の関係者によると、17日までの時短要請の期限が近づく中、都庁内の議論は「延長ありき」で進んだ。ある都幹部は「感染が拡大している状況で時短要請をやめることはできない。庁内は延長不可避の雰囲気一色だった」と明かす。
 延長の幅とともに、焦点はもう一つあった。午後10時までとする営業時間の短縮を前倒しするか否かだ。
 時短要請をめぐっては、政府の新型コロナ感染症対策分科会は11日の提言で、感染状況が高止まり、もしくは拡大継続している地域は、「午後8時まで」に強化するよう検討を求めていた。都幹部によると、週末の12日にあった都の打ち合わせでは、午後8時か9時に前倒し▽午後10時の現状維持の2案が議論されたという。
 意見は割れた。感染防止策を重視する観点から、午後8時案を推す声もあったが、かき入れ時の年の瀬を控える飲食店にとって、時短の延長は死活問題になりかねない。都の経済施策を担当する部署は現行の午後10時案の維持を強硬に主張した。
 午後8時案を採用するには別の懸念もあった。売り上げの大幅減を嫌い、時短要請に応じない店舗がさらに増える恐れがあるからだ。そもそも、コロナ禍で経済が疲弊していく中、4月の緊急事態宣言時に比べて、都の時短要請に応じる店が減少することも予想された。最後は午後10時案とする方針でまとまった。
 ある都幹部はこう話す。「午後8時に閉めてもらった方が、感染拡大防止には効果的だろう。だが対策には実効性を伴わせる必要がある。悩ましいが現状維持だ」(軽部理人、長野佑介)

4854チバQ:2020/12/16(水) 09:27:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc26c32477d42f63d332ab4729254e17adeba015
GoTo停止、宿泊取り消し続出 100件以上キャンセルも かき入れ時、観光業界は悲鳴
12/16(水) 6:14配信
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「Go To トラベル」の一時停止で予約客からの問い合わせに追われる職員ら=15日、那覇市古波蔵の中央ツーリスト本店
 菅義偉首相が観光支援事業「GoToトラベル」を28日から来年1月11日まで、全国で停止すると発表したことを受け、発表から一夜明けた15日、県内の宿泊施設には予約のキャンセルや問い合わせが相次ぎ、従業員らが電話対応などに追われた。この日だけで100件以上のキャンセルが出たリゾートホテルもあった。政府の突然の停止決定による混乱に、県内観光業界には先行きを案じる声が広がっている。

 那覇市内のシティーホテルは15日午前からキャンセルの電話が相次ぎ、年末年始の客室稼働率が2割近く落ち込んだ。通常よりも客室単価を高く設定していたため、打撃は大きい。

 ホテルの総支配人は「急な発表で手の打ちようがない。今更、単価を下げたところでお客は来ない。もう少し早く発表してくれれば、客室単価の設定などで戦略を考えられた」と困惑した様子で語った。

 旅行業の中央ツーリスト(那覇市)は年末年始に合わせ、「GoToトラベル」と「おきなわ彩発見バスツアー促進事業」を組み合わせて、割安な県内旅行商品を売り出している最中だった。

 Go To停止を受け、出発日の変更やキャンセルを申し出る電話に従業員総出で対応した。

 平瀬早透全店統括企画部長は「ただでさえ繁忙期なのに、事業停止も報道で知った。GoTo事務局から、どう対応するかの指示もきちんと降りていない」と述べた。
琉球新報社

4855チバQ:2020/12/16(水) 09:29:17
ふぁっくすwww
https://news.yahoo.co.jp/articles/79932fa375608887ba29d2073979420093606a7d
GoTo停止、旅館にキャンセル連絡ファクスの山…憤る業者「現場は振り回されている」
12/16(水) 6:53配信
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 年末年始の帰省や観光シーズンを前に、政府の観光支援策「Go To トラベル」事業の全国一斉停止が決まって一夜明けた15日、埼玉県内の宿泊施設や旅行会社にはキャンセルの連絡が相次いだ。国は事業者に補償を支給する方針を表明したが、かき入れ時に相次ぐキャンセルに、各事業者からは悲鳴が上がっている。

 「GoTo事業の一斉停止は想定していなかった。朝からキャンセルの対応に追われている」。秩父市で旅館を経営する男性(68)は落胆した。

 男性の旅館では、予約の9割以上がGoTo事業の利用者。28日から正月三が日にかけては、予約だけでほぼ満室となっていた。だが、一斉停止の方針が発表された14日夜からキャンセルが入り始め、15日朝には「把握しきれないほど」の数になったという。

 国土交通省は、キャンセルに応じた旅行代金の50%相当を事業者に支給する方針を発表したが、男性は「いくら補償が出るといっても、経営への影響は大きい」と話した。

 飯能市の名栗温泉「大松閣(たいしょうかく)」でも、年末年始は予約で埋まっていたが、柏木宏泰社長が15日朝、旅館に顔を出すと「キャンセルの連絡ファクスがどっさり届いていた」。キャンセルは約50件に上ったという。「感染拡大を防ぐには仕方がないと思うが、まさかこんなに急に、全国一斉で停止となるとは」と困惑した様子だった。

 県旅行業協会会長で朝霞市の旅行会社「藤邦旅行」の浅子和世社長(67)は「やるならもっと早めにやってほしかった。観光業者への支援事業のはずなのに正直現場は振り回されている」と不満を口にした。同社でも、家族旅行を中心に年末年始の予約の約半数がキャンセルされたという。「感染が収束しない限り中途半端なことをやってもだめ。いっそのこと終了してほしい」と憤った。

 一方、大野知事は15日、GoTo事業の一斉停止を受けて、記者団に「県としても適切な支援を行っていきたい」と述べ、県独自の支援策を検討する考えも示した。

■宿泊料割引一時停止…さいたま市

 政府が観光支援策「Go To トラベル」事業の全国一斉停止の方針を示したことを受け、さいたま市は15日、市内宿泊施設での宿泊料を3000円まで割引する「市宿泊促進キャンペーン」を一時停止すると発表した。

 28日から来年1月11日までの間に予約していた宿泊について、予約通り宿泊した場合は割引されないが、キャンセルした場合にはキャンセル料を無料にする。

4856チバQ:2020/12/16(水) 10:44:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/95498890e28ace0dcd4f785857a72345016a954f
「ぶれすぎ」首相、急転直下のGoTo停止…“腹心”不在に不安の声
12/16(水) 9:51配信




菅義偉首相
 菅義偉首相が観光支援事業「Go To トラベル」の「全国一斉停止」を表明したことを受け、与党内から「ぶれすぎだ」と急な政策転換に批判の声が上がる。内閣支持率の急落に背中を押されるように「急転直下」(政権幹部)の方針転換だった。政権発足から16日で3カ月。首相はトップダウンで政策を前に進める一方、軌道修正を促す腹心不在を不安視する向きもある。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「年末年始にかけて、これ以上の感染を食い止めることに全力を挙げたい」。首相は15日の自民党役員会で新型コロナウイルス感染対策に力を込めたという。

 だが、首相の方針転換について、自民ベテランは「右往左往している印象を与え、国民が混乱する」。公明中堅も「科学的根拠もなく、後手後手批判をかわすための急転換なら、国民をばかにしている」と手厳しい。
 感染拡大に歯止めがかからず、専門家からトラベル事業の停止要請を受けても、経済重視の姿勢を掲げる首相は「続行」に固執。小出しの対応を重ねた結果、世論の批判を浴び、内閣支持率は急落した。首相の「こだわり」が招いたとの批判がくすぶる。

 75歳以上の医療費窓口負担の2割に引き上げる制度改革を巡っても、公明党の山口那津男代表とのトップ会談で突然合意。自民党との調整がないままの決断は同じ構図だ。

 もともと首相は官房長官時代から多くの民間人に会って意見を吸い上げるスタイルだ。スピード感と突破力が“売り”で、不妊治療助成拡充や携帯電話の料金引き下げなど成果も上げている。
 だが、トップダウンの意思決定の弊害を指摘する声も出ている。安倍晋三前政権では首相補佐官だった今井尚哉氏が「腹心」として存在していたが、菅政権には「首相に軌道修正を進言する側近がいない」(政府関係者)。もっとも、首相は政権の政策に反対する官僚は「異動してもらう」と公言。政府関係者は「『進言』すらできない雰囲気もある」と声を潜める。

 とはいえ、民意と懸け離れれば、政権運営に大きなリスクとなる。

 「ガースー(名字の逆さ読み)です」。首相は11日に出演したインターネット番組で笑みを浮かべてあいさつ。「無神経の極みだ」とネット上で炎上。閣僚経験者は心配そうにつぶやく。「庶民の感覚から、どこかずれている。どうしちゃったんだろうか」

 (一ノ宮史成)

4857チバQ:2020/12/16(水) 15:03:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/e800f7fbe78b890d3a491c54f6ab6a90bfff308b

大混乱の「GoTo トラベル」は本当に旅行業界を救う施策か
12/16(水) 10:02配信
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一旦停止、でも、来年6月まで延期方針。“副作用”続々明るみに

新型コロナ感染症の国内感染者数は増え続けている。GoTo トラベルも延期される方針だ(画像:アフロ)
国による観光支援事業「GoTo トラベル」キャンペーン(以下、GoTo)が延長される見込みだ。新型コロナウイルス感染症が拡大した影響で落ち込んだ景気の回復、旅行業界を救済するためのカンフル剤として、政府の肝いりで2020年7月23日から開始。当初の来年1月末から6月末まで延長されるとなると、始まってから約1年も続くことになる。

【画像】二階幹事長が80人の満員集会で「コロナ傲慢・仰天発言」連発!

一般的に、カンフル剤は一瞬において効果を発揮するものであり、もし長期にわたるとなると“副作用”が出てくる。GoToにおいても例外ではなく、開始から4ヵ月余り経ち、すでにさまざまな綻びが明るみとなり、そのたびに物議を醸している。しかも先日、年末年始を含む期間の、全国一斉での一時停止も発表された。今回、旅行ジャーナリストの観点から「GoTo トラベル」の現状をリポートし、今後を考察する。

◆延べ人数で国民の半数近く利用、ただリピーター大半か

まず、「GoTo トラベル」はこれまでどれだけの人々が利用したのか。観光庁が2020年12月3日に発表した利用実績によると、以下の通り(すべて速報値)

■利用人泊数:少なくとも約5260万人泊(7/22〜11/15)
■割引支援額:少なくとも約3080億円(同上)
■宿泊・旅行代金の割引:少なくとも約2509億円(同上)
■地域共通クーポンの付与:少なくとも約571億円(10/1〜12/1)

あくまで延べ人数だが、日本の人口1億2581人(2020年9月1日現在、総務省統計局発表)の40%以上が利用した計算になる。ただ、GoToに対する世論の批判が依然高いこと、医療機関をはじめとした職場における出張やプライベートな旅行の禁止・自粛などが通達されているともよく聞くことなどから、GoToを利用した複数泊やリピーターが相当多いと推測する。

また、「GoTo トラベル」の予算は約1.4兆円。つまり、約4ヶ月で消化された金額はまだ4分の1弱に過ぎない。ただ、来年6月までの延長分としてさらに1兆円が、今年度の第3次補正予算案で計上される方針だ。

◆旅行業界の現場から「ずっと振り回されている」との声多く

先に述べた通り、GoToに対する世論の批判が、当初から止まらない。

その最たる原因の1つが、二転三転する政府の対応にある。キャンペーン開始直前に感染者が多い東京発着を対象外として“見切り発車”したのを皮切りに、再び感染が広がった11月に大阪市と札幌市の発着、東京発着では65歳以上と基礎疾患がある人へ利用自粛の要請を行った。さらに、全国一斉での一時停止。その都度、キャンセルにかかる手数料が、国民の税金から補てんされている。

最も大変な目に遭っているのが、旅行会社やホテル・旅館などの“現場”だ。政府から追加で発表されるたび、キャンセルや変更の対応に追われている。キャンペーン開始当初からずっと「振り回されている」という声が後を絶たない。

また、宿泊施設でのチェックイン時、利用客に対しての検温や居住地の確認など通常よりも時間がかかることに加え、宿泊施設に直接予約した際、GoToでの割引の事前手続きをせずに訪れた利用客に一から説明する手間や、利用客が地域共通クーポンの利用方法もよく知らないとなるとまた説明となり、スタッフの負担は確実に増えている。

人気の宿ともなれば、チェックインで長蛇の列、待ち時間も相当長くなり、クレームも出かねない。どんどん疲弊する現場、しかも先の見越せない業界とのことで、離職者がさらに増えることも懸念される。

キャンペーン当初の個人事後還付申請分の振込も、当初2ヶ月以内の予定が「全国より大変多くの申請をいただき、還付金のお振込みに時間を要しております」と、まだ完了していない。

4858チバQ:2020/12/16(水) 15:03:54
◆高級宿がGoToで様変わり、常連客が敬遠するワケ

GoToによる恩恵を最も受けたのが、高級なホテルや旅館と言われる。普段はなかなか手の届かない価格帯が、宿泊代金35%+地域クーポン共通15%付与となれば、とてもお得。海外旅行へ気軽に行けない今、国内旅行にお金をかける人々も一定数おり、売り上げは前年以上、連休時は早々に満室という宿泊施設も多い。

その一方で、従来から高級なホテルや旅館を好んで利用してきた常連客が今、敬遠しているという。最たる理由が「客層」で、例えば、本来は大人の空間であるロビーで子どもが叫び走り回ってそれを大人が注意しない、駐車場に軽自動車やワンボックスカーといった大衆車が並ぶなど、「長年ずっと気持ちよく利用してきたのに」という常連客にとって逆に利用しづらい状況となっている。

宿泊施設の側からも、これまでお得意様だった常連客が離れていくのも耐え難く、GoTo客は常連客ではあり得なかったほんの些細なことですぐクレームをつけるといった懸念の声も聞かれる。あえてGoToに参加しない宿泊施設もある。

また、一時期はキャンセルの嵐で、閑古鳥が鳴いていた頃と比べると、キャンペーンでの利用回復に「大変ありがたい」という気持ちはあるものの、「今後どうなるか不安が消えない」とも聞く。

特に、キャンペーン終了後に元の宿泊代金でも果たして利用してくれるのかなど、いまだ収束のめどが立たない新型コロナの感染拡大も合わせ、割安感の反動に先行きを不安視する宿泊施設も少なくない。

◆GoToの行方いかに? イギリスでは再ロックダウンの要因に

「GoTo トラベル」は今後どうなるのか。

新型コロナの感染状況次第で一時的に中断や部分的な対象外がこれまで何度も行われてきた。それでもいずれ一部再開もしくは全面再開して、旅行業界を支援し続けるのは間違いないだろう。「GoToがないとつぶれる(倒産する)、持ちこたえられない」という旅行会社やホテル・旅館が非常に多いからだ。すでに旅行業界では、感染症対策のマニュアルを作成し、万全を期して徹底している。

利用者が減ることも考えにくい。実際、利用する人と利用しない人で、はっきり二分されている。

今の状況では、ごく一部の業界関係者や利用客がその恩恵を受けるのみで、感染者が増え続けて医療機関がひっ迫する状況でもキャンペーンを続け、多額の税金が投入されている事態に、世論の賛同はそう簡単に得られない。しかも、感染拡大に伴う対象エリアの除外などで政府の判断で遅れが目立ち、対応が完全に後手に回っている。

結局、キャンペーンを強引に推し進め、感染拡大にも歯止めがかからないと、GoTo の恩恵よりもさらなる経済損失にも繋がりかねない。実際、イギリスでは、政府が外食費を半額補助するキャンペーンを開始して1週間でクラスターが急増して第2波となり、遅れて2度目のロックダウンに入って経済が再び減退。キャンペーンが裏目に出たと、政府の対応が批判を浴びた。

一方で、オーストラリアやニュージーランド、中国、ベトナム、台湾など、感染を抑え込んでいる国・地域を見ると、国のトップが率先して早期対応し、世論の賛同も得ている。はるか先をも見越した危機対応は本来不可欠なのだが、日本ではGoToにおいても、その気配は見えないどころか、対応を小出しにし続けた先の一斉停止と、後手後手さばかり目立ち、国民の不安と不満も一層広がっている。

本来ならキャンペーンを積極的にアピールすべき立場であっても「本当に今、旅行を勧めても良いものだろうか」という心のモヤモヤが、ずっと消えない。もはや、旅行業界全体がGoTo に振り回され続けている。

■記事中の情報、データは2020年12月15日現在のものです。

文・写真:Aki Shikama / シカマアキ
旅行ジャーナリスト&フォトグラファー。飛行機・空港を中心に旅行関連の取材、執筆、撮影などを行う。国内全都道府県、海外約40ヶ国・地域を歴訪。ニコンカレッジ講師。元全国紙記者。

4859チバQ:2020/12/16(水) 15:08:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2da95bd3c9e7f76e401585761f31e48eb126ffb0
宮城県、GoTo独自割引を停止 青森も中断、東北で見直し相次ぐ
12/16(水) 9:59配信
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 政府が28日から来年1月11日まで観光支援事業「Go To トラベル」を全国で一時停止するのを受け、宮城県は15日、割引額を上乗せする独自の観光支援事業も同じ期間に一時停止すると発表した。仙台市も宿泊促進事業を一時停止する方針を決めた。東北では、青森県が独自支援策を中断し、福島県も対象を県民限定に縮小した。

 宮城県がストップするのは、東北6県と新潟県の観光客向けの「せんだい・みやぎ絆の宿キャンペーン」と、20室未満の民宿や旅館で使える「仙台・宮城すずめのお宿キャンペーン」。いずれも1人1泊最大5000円安くなり、GoToと併用できるため、「相乗効果があった」(宮城県観光課)という。

 村井嘉浩知事は県庁で報道陣の取材に応じ、一時停止を表明。「感染拡大を食い止めるための苦渋の決断。中途半端に事業を継続するより、危機意識を県民と共有したい」と説明した。

 仙台市は、東北在住者が1人1泊最大5000円引きとなる「Travel仙台 選べるトク旅キャンペーン」を実施中。県が一時停止を即断したことも考慮し、同じ期間に、同様の対応を取ることにした。

 県内の宿泊施設利用料を1泊5500円割り引くキャンペーンを展開する青森県。16日には対象を北東北3県から全国の観光客に拡大するが、政府と歩調を合わせ、年末年始は割引の適用を外す。

 福島県は割引範囲を狭める。1人1泊7000円以上の宿泊で一律5000円安くなる独自事業は、東北と新潟の観光客が利用可能だったが、16日からは福島県民だけとなる。11月の実績は県外客の利用が1割で、県観光交流課は「大きい影響はないのではないか」と予想した。

4860チバQ:2020/12/16(水) 15:11:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b2d035b042d48a963ae36f5b571881fa70cf360
鳴り続くキャンセル電話 「年末年始はGoToの客ばかり…」 観光業者、停止に動揺
12/16(水) 11:03配信
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特別見学通路から復旧工事が進む熊本城を楽しむ観光客ら=15日、熊本市中央区
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止決定から一夜明けた15日、熊本県内の観光業者らは「繁忙期に大きな打撃」と悲鳴を上げ、利用客は新型コロナウイルス感染防止のためには「やむを得ない」と諦め顔。年末年始の書き入れ時を前に観光地には動揺が広がった。

 旅行会社の九州産交ツーリズム(熊本市)は、朝から予約キャンセルの電話が鳴り響き、対応に追われた。停止期間(28日〜来年1月11日)の予約は約400件。担当者は「多くの客が旅行を取りやめるのではないか。書き入れ時の全国一律停止は、経営的にもかなり厳しい」とショックを隠せない。

 菊池市の観光バス会社の男性社長は「団体客主体の観光バス業界に『Go To』の恩恵は少ないが、旅館・ホテルや土産物販売などは大きな影響を受けるのでは」と懸念する。

 187室あるANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ(熊本市)もキャンセルが始まった。「年末年始はほぼ満室で、ほとんどが『Go To』利用者なので非常に厳しい。キャンセル料への対処など政府の支援を切にお願いしたい」

修学旅行生など多くの観光客が訪れた阿蘇火山博物館=15日、阿蘇市赤水の草千里駐車場
 熊本地震で被災し、特別見学通路での公開が続く熊本城。県内のリスクは最上位のレベル5(厳戒警報)に引き上げられたばかり。北九州市の男性会社員(57)は「人が少なくて寂しいが、感染を防ぐには仕方ない」。全国の城巡りが趣味という埼玉県鶴ケ島市の女性手技療法士(43)は「旅先より地元のスーパーの方がよっぽど密なのに…」と複雑な表情。

 「Go To」利用で高千穂や湯布院を回るバスツアーで、阿蘇の草千里を訪れた京都市の元会社員、下林正夫さん(79)は「一時停止は仕方ないが、阿蘇のように密でなく、開放的な地域まで制限する必要があるのか」と首をかしげた。

 「この時期に集客できないのは痛い」と頭を抱えるのは、阿蘇温泉観光旅館協同組合の稲吉淳一理事長(51)。「Go Toがあったから何とか経営を続けられた。地域活性化のために必ず再開を」と切望する。

 阿蘇市の約400事業者が商品を卸し、地域経済の軸となっている「道の駅阿蘇」。指定管理者のNPO法人ASO田園空間博物館の山本章夫理事長(72)は「一時停止は受け入れるしかない。今は辛抱の時期」。国道57号の復旧と「Go To」が追い風となり、10〜11月の来館客数は前年同期比3割増。「上り調子の阿蘇観光への悪影響が最小限で収まってほしい」と祈る。(中原功一朗、東誉晃、臼杵大介)

4861チバQ:2020/12/17(木) 10:59:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a25c9c6ebdbcc02c0b8792825a0fd1c31fd3ebf
GoToイートやイベント・商店街 新規販売停止へ トラベル広島着も先行で
12/16(水) 20:25配信
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「勝負の3週間」が経過したことや、自民党の二階俊博幹事長との会食について記者団の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2020年12月16日午後6時38分、竹内幹撮影
 政府は16日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、旅行需要喚起策「GoToトラベル」事業について、28日からの全国一斉停止に先行して、広島市を目的地とする旅行への割引適用を27日まで一時停止することを決めた。既に予約している分は23日までは対象とし、広島市からの出発分は利用自粛を求める。いずれも26日まではキャンセル料を無料とする。

【図解でおさらい】家族が自宅待機になったら

 菅義偉首相は16日、政府が11月25日に打ち出した「勝負の3週間」が経過しても感染拡大が続く現状について「新型コロナ対策分科会の提言を踏まえてさまざまな対策を講じてきたが、先週末に3000人を超える感染者があり、高止まりの状況だ。そうした状況を真摯(しんし)に受け止めている。いずれにしろ、国民の命と暮らしを守るために全力で取り組む」と述べた。首相官邸で記者団に語った。

 首相はこれに先立ち、官邸で西村康稔経済再生担当相、赤羽一嘉国土交通相らと協議。広島市除外に加え、飲食業界の支援策「GoToイート」について、28日から来月11日まで、プレミアム付き食事券の新規販売停止と食事券、ポイント利用の自粛呼びかけを都道府県に要請することを決めた。GoToイベント・商店街の両事業も、28日〜来月11日開催のイベントなどに関する新規販売を停止する。

 西村氏は16日の衆院内閣委員会の閉会中審査で、GoToトラベルの全国一斉停止について「医療が逼迫(ひっぱく)している状況で苦渋の選択として、何としても感染を抑える、命を守るという観点からこうした措置をとった」と説明。一時停止に当たり、全国知事会長の飯泉嘉門徳島県知事と新型コロナ対策分科会メンバーの平井伸治鳥取県知事に事前に連絡していたことを明らかにした。【竹地広憲、花澤葵】

4862チバQ:2020/12/17(木) 11:14:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/db82cda7b383b5e450139034ed30b330d05024df
山梨県がGoTo代替事業 県民限定で宿泊最大5割引
12/17(木) 7:49配信
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GoToトラベルの停止は宿泊業者や地域共通クーポン加盟店にとって打撃になる=16日、甲府市内(渡辺浩撮影)
 政府の観光支援事業「Go To トラベル」の一時停止決定で旅館やホテルなどが受ける打撃を和らげる代替事業として、山梨県が県民限定で県内の宿泊料金を割り引く制度を設けることが分かった。17日に発表する。宿泊の対象期間は28日から来年1月11日までで、宿泊業者への支援金も上積みする。

【表】グーグルがAI予測した「危ない自治体」

 県は既に、感染防止策を徹底していると県が認めた「グリーン・ゾーン認証」を受けた宿泊施設の料金が割引になる「やまなしグリーン・ゾーン宿泊割り」を実施。GoToトラベルとの併用も可能だ。

 現行の宿泊割りの割引額は1人1泊当たりの宿泊料金が5千〜9999円で2500円、1万円以上で5千円。今回のGoToトラベル停止を受け、2万円以上で1万円の割引も新たに設ける。県外からの旅行は対象外とし、県民の県内旅行に限定して適用する。

 また、宿泊割りに参加した宿泊施設に支給している支援金の上限45万円を、30万円程度増額する方向で最終調整している。

 GoToトラベルに関し、長崎幸太郎知事は「感染防止策さえ守られていれば(観光客が)何十万人、何百万人来ても大きな問題はない」などと、これまで一貫して賛成の立場を取り、感染防止と経済活動の両立を目指している。

 一時停止について、長崎知事は「停止の理由を聞かないと評価できない」と記者団に述べ、政府の決定に懐疑的ともみられるが、県外からの観光客を割引対象にすることは見送った。

 県民限定の割引に関し、県の専門家会議のメンバーは「県民が県内の宿泊施設を適正に利用すれば問題ない」とした上で、多数での会食は避けるべきだとの見解を示したという。

 県は感染対策を講じた上での県内旅行を呼び掛け、県内で感染者が急増すれば制度を停止する考えだ。

4863チバQ:2020/12/17(木) 11:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c3647a9c0b42885dd56330739f8e8869c2c95ad
ガチで「Go To路頭」になりかねない年末 これからが地獄の始まりなのかもしれない
12/17(木) 6:12配信
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国立国際医療研究センターの視察を終え、記者の質問に答える菅義偉首相 ©時事通信社
 Go Toトラベルがすったもんだの末、年末12月28日から来年1月11日まで中止になる運びとなりました。

【写真】この記事の写真を見る(4枚)

 いわゆる「経済を回しながら感染症対策をやる」という話は、あたかも二律背反のように見えて、実際には感染症が広がってしまうと経済どころではないという意味で、ちゃんとコロナウイルスが収束されるまで経済振興策は打つべきではなかったのかもしれません。しかも、Go Toとりやめと言っても、あくまで割引分のポイントがつかなくなるだけで、旅行自体はできますし、交通機関も(一応は)動いています。新幹線も飛行機も動いているのに旅行はするなというのは、どういう理屈なのかは分かりません。
スローガン的に「勝負の3週間」と言われても……
 一方で、経済対策をやるにせよ、やめるにせよ、政府が専門家の集まりである分科会にきちんと諮問しながら「どのくらいの感染者数が出て、どういう増え方をしたらGo Toを止める」という分かりやすい線引きが必要だったと思うんですよね。

 仕方のないことなのかもしれませんが、スローガン的に「勝負の3週間」と言われ、その勝負とは何だったのかが曖昧なまま、外出を控えましょう、三密は避けましょう、手洗いうがいを励行しましょうという国民の行動に寄りかかって、整合性のある政策面での対策が後手に回ってしまった印象があります。手洗い選手権でもオリンピック種目にするとかどうでしょうか。うがいできる秒数を競う競技を国民の間に定着させるとか。

 確かに諸外国から見れば、我が国のコロナ対策は比較的成功の部類ではあるんですけれども(これは単に日本人がマスク着用に抵抗感がなかったり、諸外国のコロナの状況があまりにも酷いので相対的に日本が良く見えているだけかもしれませんが)、今の感染者の状況から見ると「緊急事態宣言が出て、みんな自宅でゆっくりしていた4月、5月のころよりも感染者数が多い現在、本当にこれでいいのか」という疑念は誰もが持つところだと思うんですよ。

なかなかの下り最速ぶりを見せる「スガーリン」の支持率
 その結果として、政府のコロナ対策がまずいんじゃないかという議論になるのも致し方のないところで、一時期は「ガースー」の愛称で親しまれた総理大臣の菅義偉さんもいまでは「スガーリン」呼ばわりされてしまい、支持率もなかなかの下り最速ぶりを見せて、一部調査では不支持が支持を上回り、いきなり4割ぐらいの支持率になってしまいました。

 さて、これで本当に解散総選挙があるのか、さらには東京オリンピックが開催できるのかという話になるわけですけれども、我らがかんべえ先生ことエコノミストの吉崎達彦先生が「 溜池通信 」12月11日号の中でこのあたりの事象を先読み的に占っておられます。

4864チバQ:2020/12/17(木) 11:16:22
実に我が国伝統の大本営な雰囲気が致します
 日本人として手出しはできないアメリカ大統領選挙や中東情勢はともかく、我が国の国内事情として、東京オリンピック、国政選挙に大阪万博へと繋がる予定表の中で、国民の経済や生活にダイレクトに影響のある新型コロナウイルス対策が忖度なく猛威を振るっている年末というのは大変です。

 Go Toが日本の経済を底支えしていたのかどうかは議論が分かれるところでしょうが、それでも12月28日から1月11日という年末年始にかけてGo Toやめるという話は「あれ? 感染が増えているのは『いま』なんじゃないの」と思うわけですよ。医療崩壊だ危機的状況だと叫ばれていて、対策は待ったなしのはずなのに、政府の政策の都合でコロナさんを年末まで待たせる感じになっていて、実に我が国伝統の大本営な雰囲気が致します。そりゃ支持率も下がるのも仕方がないよなあと。
Go Toで感染が拡大したのは科学的な事実なのに……
 そうかと思えば、全国一斉のGo To中止が良いのかどうかという話まで出てきてしまいました。Go ToトラベルやGo Toイートがコロナ感染拡大の原因のひとつになったことは遺伝子追跡でも確認され、科学的には事実であるのは明白だけれども、政府からすると「Go Toにしがみついたので、北海道や東京大阪愛知福岡沖縄で感染拡大させてしまいましたサーセン」とは言えないので、政治的に「Go Toは感染拡大の原因ではない」「Go Toは正しい、必要だ」と強弁せざるを得なくなった。こうなると、科学側も医療側もキツいわけですよ。

 結局は、ワイドショーが垂れ流す無責任な話に国民が動揺して、世論が右に左に流れているのを見て、支持率を気にしているガースー官邸が腰砕けになってしまいました。科学的に正しい政策を政治が責任もって実現する、というあるべき議論が、有権者の「お気持ち」を尊重せざるを得なくなったのです。芸能人や専門外の人がワイドショーに出てコロナ対策についてコメントをしているのを有権者が毎朝見ていれば、そりゃあ政府も専門家も医療者も落ち着いてコロナ対策などしづらいし、批判する側も言いっぱなしで対案など出てくるはずもないのです。

世界中で財政赤字との戦いが幕を開けます
 ネットでも岩田健太郎さんが出てきて「Go Toはインパール作戦」と過激な見出しで世論を煽り、ダイヤモンドプリンセス号で与太話をし、マスクは必要ないと言っていたことへの反省もないわけですね。もう、無茶苦茶でしょ。

 そして、コロナがどうなろうが、日本だけでなく世界中が景気後退とそれへの対策としての財政出動を派手にやることで財政赤字との戦いが幕を開けます。日本でも単なるケインジアン的な政策であるはずのMMT理論が装いを新たに登場したことで「どんどんカネをばら撒けばいいのだ」という反緊縮路線に乗っかって議論が進んでいますが、カネをばら撒いたところで肝心の経済が成長していないので市中で資金需要がなく、あるとしてもすでに倒れそうなゾンビが輸血を待っているか犯罪組織が一攫千金を狙っている雰囲気でしかありません。結果として、ジャブジャブに溢れ返ったお金は概ね証券市場や不動産方面に流れ、資産バブルを作り上げてしまいます。

 現場で経済を回している皆さんはGo Toの取りやめも含めて失業が増えたり減俸にボーナス減の憂き目に遭ってより貧乏になり、証券投資に積極的だった人たちはなんと2万6,000円を超えて3万円も目指そうかという状況で空前の活況に沸いています。これはもう、貧富の格差が拡大することが大前提の、2021年なのにもう世紀末な感じのwithコロナになってますよね。
ガチでGo To路頭になりかねない人たちのための対案を
 おそらくは、これからが本番、地獄の始まりなんじゃないかと思うのです。感染症は収まらず、東京オリンピックは強行しようとし、国政選挙もある中で本当の貧困、食べられない人たちが続出する状況が出て。それも、日本だけじゃなく、世界中で政治に対する不信が渦巻いたり、喰えない人たちが怨嗟の声を高らかに上げることもあると思うんですよ。そして、それらは正当な抗議であるのに、今度は政府が失政を隠したり、声を押しつぶしたりすることのないように見続けていかなければなりません。

 ガチでGo To路頭になりかねない人たちのために、対案も含めて何ができるのか真面目に考えていくフェイズに入ったんだと思うんですが、こういう危機感ってガースーにちゃんと届いたりするものなのでしょうか。ちょっと心配なんですけど。
山本 一郎

4865チバQ:2020/12/17(木) 11:28:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/89b47c98da58f25bfb1b83144ac06fa1064f0322
旅もグルメも台なし!? GoTo利用で本当にあったモヤモヤ体験談5選
12/13(日) 10:01配信
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 未曾有のパンデミックのなか、「GoTo Eat」や「GoToトラベル」など国が打ち出したキャンペーンを使って、旅やグルメを楽しむ人が増えているのは周知のとおり。しかし、某焼き鳥チェーンでポイント錬金を繰り返すようなお客さんを見てもわかるように、店にとってもお客にとっても、楽しいことばかりではないのもまた事実。

 そう、便利でお得どころか、このキャンペーンに乗っかったばかりに、旅行先や飲食店などで、まさかの事態にイライラ&モヤモヤさせられる機会もまた増えているんです。今回は、そんなコロナ禍の中でのGo Toキャンペーンにまつわる、悲喜こもごもの「モヤモヤ体験談」を集めてみました。
モヤモヤ1.“GoTo Eat”客をバカにする焼肉店(東京・女性31歳・銀行員)

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 久しぶりに彼氏と外食をしたときのことです。その日は彼の誕生日。毎年、お互いの誕生日にご馳走し合うのですが、今回の彼の希望は焼肉。そこで、評判のよさそうな地元の駅前の焼肉店をネットで予約。10月に始まった「GoTo Eat」も適用され、ちょっぴりおトクな気分でした。

 当日、予約した18時に2人で入店すると、お店の人に案内されたのは狭いカウンター席。2席ごとに飛沫飛散防止のアクリル板が置いてありましたが、座ってみると体が大きい彼はぎゅうぎゅうで、座るのがやっと。落ち着いて肉を焼けるような状態ではありません。そこで、店の人に事情を説明してテーブル席への移動をお願いしてみたところ、「テーブル席は3名様以上でのご案内となりますので」とピシャリ。

 言い方キツいなぁ、と一瞬思いましたが、まあ仕方ないか、と諦めてドリンクや焼肉を注文していると、後からまた予約客らしきカップルが「予約していないんですが、いいですか?」と入店してきました。そして驚いたことに、その2人はテーブル席にご案内。

「え、なんで?」と彼と顔を見合わせます。そこで店員さんに「さっき3人以上がテーブルっておっしゃってましたよね?」と言ってみると、「カウンターが予約で満席になってしまったので」と早口で答えてさっさと戻って行ってしまいました。

 文句ばかり言って彼の誕生日を台無しにしたくなかったこともあり、窮屈すぎるカウンターでなんとか肉を口に押し込んで店を後にしたのですが、どうにもモヤモヤが止まりませんでした。後日、地元の友人にこの話をしてみたところ、「ああ、あの店、GoToで予約して行くとカウンターに座らせて、絶対にテーブルは使わせないらしいよ」と言うではありませんか。

 少なくとも私たちはポイント乞食でもなければ冷やかしの客でもありません。純粋に焼肉を楽しみに行っただけ。本当にGo To Eat差別をされたのかどうか、真偽のほどはわかりませんが、もうあんなお店、二度と行きたくないと思いました。

モヤモヤ2.紙と電子のクーポンが面倒くさい!(東京・女性26歳・商社勤務)

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 今秋、「GoToトラベル」キャンペーンを利用して、いつも海外に行く旅友と2人でJ T Bの国内ツアーで新潟に行ってきました。通常の「新幹線+宿」の料金が1万3000円も安くなり、さらに特典として地域共通クーポンが1万円分付いてきます。はっきり言って、めちゃくちゃおトク。その上、日本の秋の景色や味覚を存分に楽しむことができて、最高の旅行ができました。

 しかし、少し不便だなと思ったのは、特典の地域共通クーポンです。これにはご存知のように電子クーポンと紙クーポンの2種類がありますが、私たちが申し込んだツアーは電子クーポンタイプの付与。スマホでログインして店に提示して使います。しかし、現地に行くと、地元の個人経営の飲食店やお土産屋さんでは紙クーポンしか使えず、電子クーポンが使用不可のお店がほとんど。

 結局、私たちは、最終日までほぼ地域共通クーポンが使えず、とは言え「残すのはもったいない」と、帰りの駅ビルで電子クーポンが使える店で慌てて使用するハメに。1万円近くのお土産をゼロ円で購入できたのはいいのですが、無理して使った感が残って、なんだかモヤモヤ。

 クーポンはクーポンなんだから、使う側からしてみれば、電子とか紙とかどうでもいいこと。設備の問題ですべての店が電子クーポンを使えないんなら、すべて紙クーポンでよくないですか? 次回からは紙クーポンが使える旅行会社のツアーを予約しようと思います。


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