したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Tourist Bureau

4780チバQ:2020/11/25(水) 14:27:38
GoTo見直し「なんとか続けて」「仕方ない」
 一方、連休初日が終わろうとしている夕方になり、「Go To トラベル」事業の見直しが発表された。売り上げの激減から立ち直りつつあった観光業や飲食業の関係者からは「何とか続けられないか」「やむを得ない」との声が交錯した。

 「長いトンネルを抜ける光が見えてきたが、感染リスクも増えている……」。紅葉が見ごろを迎えた京都・嵐山商店街の石川恵介副会長(51)は複雑な気持ちを明かした。

 石川さんによると、「Go To トラベル」などで観光客が徐々に戻り、商店街の売り上げは例年の5〜7割に回復。桜の季節や大型連休に集客できなかった分、紅葉シーズンが最大のかき入れ時だった。「店側は感染対策を徹底している。観光を続けられるようにできないものか」。

 旅行会社「摂陽観光」(大阪市東住吉区)では政府による見直し発表後、すぐに予約のキャンセルが入った。藤原雅彦社長(69)は「この調子で年末年始までいければと思っていたのでつらい。お客の旅行マインドが下がって、キャンセルが増えないか心配だ」。

 関西南部の旅行業者も「年末年始はすでにGo Toの予約でいっぱい。すでに入った予約も取り消すようなことになれば業者の負担は甚大だ」と嘆く。「政府は経済と感染防止は両輪でと言っていただけに残念。また廃業する業者が増えるのではないか」

 「影響は計り知れない」。札幌市南区の観光地、定山渓にあるホテルの担当者は悲痛な声を上げる。11月に入って道内で感染者が200人を超える日が続き、予約のキャンセルが相次いだ。追い打ちをかけるような状況に、「お客さまからGo Toの問い合わせがあっても、私たちでは何も答えられない。政府や道には早く対応を決めてもらいたい」と話した。

 反対に、見直しに理解を示す声も多い。

 金沢市中心部にある近江町市場で店を構える大口水産の荒木優専務(60)は「経済対策はありがたいが、感染予防も大事で仕方ない」。山梨県の民宿で働く原田倫妙さん(64)も「仕事への不安はあるが、感染が落ち着かないと元も子もない」と話した。

 航空業界への影響も懸念される。全日空の広報によると、国内線の予約数は21日が10・1万人、23日が10・4万人。今年9月の4連休では、1日当たりの利用客のピークが9万人で回復基調にあった。担当者は「動向を注視していく。安心安全に利用していただけるよう、感染対策に取り組んでいきたい」と語った。

 日本航空の関係者は「Go Toの恩恵などで、旅客数は9月以降に回復しつつあったが、最近は感染者が増えた影響で伸び悩んでいる。予約停止の地域が出てくれば、回復にさらにブレーキがかかりかねない」と気をもむ。

 大手旅行会社の広報担当者は「きょう、もっと強い措置が出るかと心配していたが、即座に具体的な地域の除外までは決まらず、方向性がまだ見えない。今後の動向を注視していくしかない」と困惑気味に話した。

 「Go To イート」の見直しについても新型コロナウイルスの感染拡大で苦戦が続いた外食業界からは困惑の声が出ている。この制度に参加する回転ずしチェーン「くら寿司」では、10月の既存店売上高が前年より3割近く増えた。イートで付与されるポイントの利用を控えるよう求められることに、広報担当者は「感染予防対策をしながら、国や自治体の要請に従っていく」と話す。

 また、ファミリーレストラン大手の担当者は「イートは集客につながっていた。ポイント付与がなくなり、利用もなくなると売り上げの伸びは期待できず、年末は厳しくなる。こうしたことが続くと、外食を控える人が増え、さらに悪影響が出てこないか心配だ」と不安を隠さない。

 営業への制約がさらに強まることを懸念する声も出ている。外食大手の広報担当者は「ポイント利用による集客への期待があったので残念だ。さらに営業自粛の要請まで出たら、影響は相当大きくなる」と話す。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板