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Tohazugatali Tourist Bureau

1982チバQ:2012/09/26(水) 19:31:59
>>1946
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/37112.html
福井のニュース 論説

芝政ワールド再生 誘客増へ地域連携不可欠

(2012年9月26日午前7時11分)
 レジャー施設「芝政ワールド」を運営する芝政観光開発(福井県坂井市三国町)が、衣料品企画製造販売などのエル・ローズ(福井市)に10月1日付をめどに買収されることになった。企業再生支援機構の支援を受けて再建中だったが、1年半で再生にめどがつき、再スタートを切る。芝政ワールドはこれまで、観光誘客で県内施設の中でも大きな役割を果たしてきた。観光ニーズに対応しながら、経営を本格的な軌道に乗せていけるかが鍵になる。

 1973年に設立した同開発が運営する芝政ワールドは「緑の広場 芝政」の名称で県民に親しまれ、ジャンボプールやウオータースライダーなど次々と施設を導入。毎年30万人以上が訪れ、関西や中京方面からの来場者も多い。北陸でも有数のレジャー施設といえるだろう。ただ設備投資などが経営を圧迫し、バブル崩壊も重なって経営は厳しい状況が続いていた。

 同開発とメーンバンクである福井銀行の要請を受け、企業再生支援機構が支援に乗り出したのは昨年3月。集客力のある施設が閉鎖になれば地域経済へ多大な影響があると判断。同機構が株式を買い取り経営に乗り出すとともに、福井銀行は120億円余の債権を放棄する形で再建を進めてきた。

 同機構によれば、株式を買い取って同機構が経営に参画し再生したのは全国3例目で、再生に要した期間は最短。多大な債権放棄はあったものの、当初計画(3年)の半分の期間で支援を終えることができたのは、徹底的なコスト管理など地道な経営改善があったからにほかならない。

 昨夏の来場者アンケートに基づき、客層や目的を分析。関西や中京で効果的な時期にテレビCMを流すなどPR方法も変えた。旅行会社と提携し直通バスサービスを行うといった利便性向上にも努めた。今夏(7〜8月)の来場客数は約27万人と過去19年間で最多を記録。販売促進活動の見直しが来場者増につながった要因の一つであるのは間違いない。

 経営を引き継ぐエル・ローズは、県内を中心にスポーツジムなども含め多角的に展開し、異業種への参入に積極的だ。社会福祉法人も同社グループで運営し、知的・精神障害者の雇用も積極的に行いながら地域貢献を果たしていく考えだという。

 夏場に大勢の観光客を呼べる力は十分にあるが、1年を通して安定した経営ができるかなど課題はある。芦原温泉をはじめ地域の宿泊施設とタイアップし、オフシーズンの誘客で補完し合うなど地域との連携戦略が欠かせない。

 エル・ローズの前川長慶社長が「県外客に偏りすぎるのではなく、地元で愛される施設に」と見据える理由はそこにあるのだろう。本県にとっても重要な観光資源であり、引き継いだ施設の経営をどう切り盛りしていくのか見守りたい。


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