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法学論集
427
:
小説吉田学校読者
:2006/06/18(日) 17:42:32
>>426
この試験問題を見て、あちゃーといった感じですよ、私は。この試験を通った方が、法曹三者が望む新法曹の姿だと思うと絶望しました。2年やって、これか。この問題なら法科大学院作らなくても良かった、市販の問題集で十分対応可能、何のための2年といった感じです。
実務出てから身に着けていたのは、交通に限らんでしょう。で、実務で民事も刑事もみんな戸惑うのが交通事案ですよ。過去の事例と見比べながら相場を出すというのは量刑や過失割合を指すのでしょうか。でも過失割合とか過失の構成とかを過去の事例だけ見て決めているわけありませんな。
独禁法、証取法とか特別法の範疇で指導しているらしいですね。でも、行政・刑事の方では産廃、風営、組織犯罪、道交等々、かなり特別法犯の占める割合が多いんですけれども、全部やれとまでは言いませんが、特別法を読み取る力とか養われているんでしょうか?
法曹を増やすのは、外国からどうこう以前に「裁判の迅速化」のために必須という意識があったと思います。日本の裁判が遅すぎるというのは、海外からだけの批判ではないし。私は法曹を増やすのは賛成ではあります。ただし、弁護士の質の低下や失業弁護士の発生に策を講じていないのと、質も同時に向上させなければいけないという無理な目標設定を掲げているのを批判しております。数を増やせば必ず質は落ちるのであります。どっちかを諦めなければいけないのであります。
新司法試験を落ちる方も出てきますが、そういう人が実務を身に着けてどうなるんでしょうか。2年間無駄じゃないか。ですから、試験に実務偏重は大反対です。学説・判例重視で、法に基づいて考える力がある人を司法として採用したらどうでしょうか。
こういう実験的なやり方も面白いというのはわかるんですが、面白けりゃそれでいいという問題でもないでしょう。必ずガタが来るが、そのときは司法崩壊のカタストロフィーを感じるのであります。
やはり堅実に、司法試験は旧型に戻し合格者は倍増以上に増やす、司法修習の期間を伸ばしそこで実務をやる、法科大学院は大学院に衣替え、というのが法曹育成改革としては良かったんじゃなかったんか。司法修習生の貸与制度導入も止めるべき。裁判迅速化の方は道を歩み始めたんだから。私は大きな危機感を持っております。
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