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法学論集

361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/03(土) 13:02:25
>>359-360
オートマチックに刑事法の仕組みにのっかるから、どうしても司法で解決することに目が行ってしまう。
これは、加害者側とある意味対峙することになる被害者側としてはしょうがないことではある。被害者としては、当該加害者をどうするかって普通は考えるだろう。

しかし、司法、特に刑事のほうだと、被害者が直接報われることもないし、次の事件の予防効果もよくわからない。事実認定をゆるく・刑を厳しくすればうまくいくのかというと疑問。
刑事罰を受けさせたほうが次の被害の抑止になるにしても、事実認定を甘くすることでその効果が得られるなら、障害者に接する仕事に刑事罰リスクが増してしまうマイナス面も出てくる。

それよりも、司法に限らぬ社会政策への提言を中心に働きかけていくべきでは。
このような障害者のケースであれば、支配的な人間関係が生じやすい状況にどう対処するかとか。
被害者側個人としてやっていくには遠回りに感じられる活動だから、強いることはできないが。
むしろ、社会のために役立つことだから、被害者に限らず考えていくべきだろう。

そんな意味では、被害者の立場オンリーで刑事訴訟批判として論じきるのは、どうなんでしょうね。
短い記事だからいいけど、本にしたらアカンよねこれは。


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