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法学論集

1557名無しさん:2009/11/17(火) 21:50:57
>>1556
http://mainichi.jp/life/health/kokoro/news/20091117ddlk13070247000c.html
香山リカのココロの万華鏡:逃走は「生きる実感」か /東京
 2年7カ月の逃亡を経て逮捕された、市橋容疑者。大阪のフェリー乗り場の待合室で警察官に身柄を確保されるときも、とくに抵抗する様子はなかったという。

 恵まれた家庭に育ち、親と同じ医師になれなかったとはいえ、大学で勉強をし、すぐに定職にはつけなかったが仕送りを受けながら夢を探していたといわれるこの容疑者は、言ってみれば“豊かな社会”を象徴するような青年だ。派遣切りなどの憂き目にあうなど、格差社会の被害を受けている若者たちとはかなり状況が違う。

 それがなぜ、逃走を企て、これほどまでに長期間、これまで知られている限りで誰の助けも借りず、潜伏生活を送ることになったのだろうか。「なんとしても逃げる」というこの執着は、どこから来ていたのだろう。

 もちろん、詳しいことはまだ何もわかっていないが、容疑者が建設現場で語っていたといわれる「これまで引きこもりをしてきた」という言葉は、あながち出まかせではなかったのではないか。親と同じ医療の仕事につこうとしたがつけず、「自分は何をしたいのか、何になりたいのか」と自問自答しながら過ごしていた学生時代は、いくら周りからは楽しげに見えても、本人にとっては心理的な引きこもり状態と同じだったのかもしれない。

 皮肉なことに、逃走という行為は、自分で考え、自分で選択しながら行動しなくてはならない。すべて自分の責任だ、という日々は、ある意味で「生きる実感」を与えてくれるものだったのではないか。

 診察室にも、恵まれた環境にいながら「自分の意思で生きていると思えない」と訴える若者がしばしばやって来る。彼らも、自分が何をしたいのかもわからないまま、とりあえず周りの大人たちが喜んでくれるような道を選択しつつ、手ごたえもないまま毎日を送っている。「誰に頼まれたからでもない、私の意思で生きているんだと実感してみたい」とある若者は言っていたが、そのきっかけをつかむのは難しい。

 とはいえ、中にはボランティア活動や災害救援などを足がかりに、主体的な人生を送れるようになる若者もいる。そうやって十年以上、引きこもりをやってきた人がうって変わって活動的になった姿を、これまで何度も見てきた。どんな若者にも底力があるのだ。

 市橋容疑者も、もっと別の形で「生きる実感」を手にする道はなかったのだろうか。診察室で出会って、そして元気になっていった引きこもりの若者の顔が頭に浮かんだ。

http://www.j-cast.com/tv/2009/11/17054039.html
市橋容疑者が頼んだ 差し入れ品とは
2009/11/17 11:16
<テレビウォッチ>英国人女性(22)の死体を遺棄したとして逮捕された容疑者(30)は依然として黙秘、絶食を続けているようだ。番組が話を聞いた元警視庁捜査1課理事官は、容疑者の狙いについて次のように推測する。

「黙秘の理由は3つ考えられる。1つは自供することによって自分はどうなってしまうのかという不安。2つ目は、両親、家族に迷惑がかかるので喋れない。3つ目は、逮捕によるショック」。そして絶食するのは「権力に対する抵抗ということでハンガーストライキはよくやる。また、病気になって入院すれば罪を免れるんじゃないか、と考える」。


容疑者に毎日、30分〜1時間、接見している弁護士によると、容疑者は、「健康は大丈夫」と言っているらしい。また、スエットの上下、下着、靴下の差し入れを頼んだという。さらに弁護士はこう強調した。「容疑者には、親に頼るという考えはありません。親に連絡はしてほしくない、と述べています」。

千葉大学園芸学部時代の容疑者の恩師は「早く自分の心を取り戻して全部、話してほしい。罪を償ってほしい」と語り、杉尾秀哉(TBS解説委員室長)も「人1人が死んだ状態で見つかっているわけだから、自分の部屋であったことを話すのは当たり前」とコメントする。が、整形手術を受けて961日間も逃走した執念、逮捕後の頑なな態度を見ると、冷えた心を溶かすことは容易ではなさそうだ。

文 アレマ | 似顔絵 池田マコト


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