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宇宙

1とはずがたり:2005/01/10(月) 11:33
全人類の叡智を以て宇宙開発を推進せよ!

TERの過去レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/?KEYWORD=%B1%A7%C3%E8

スタートレック
http://www.google.com/search?q=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

カウボーイビバップ
http://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8

NASA
http://www.nasa.gov/externalflash/Anniversary_VisMar/index_noaccess.html

487とはずがたり:2013/08/31(土) 11:36:34

ああ、平安時代以来の「千年猛暑」がやって来る!
兼好法師も苦しんだ、身を焦がす熱波再来に備える法
http://diamond.jp/articles/-/39651

これはもう、猛暑なんてもんじゃない。熱波だ――。7月上旬、日本列島を襲った猛暑に人々は悲痛な声を上げた。下旬から「戻り梅雨」のような天気が続いたため、足もとでは一時期の猛暑も落ち着いた観がある。しかし、気象庁の3ヵ月予報によれば、8月は当初の見込みよりさらに暑くなるという。例年のこととはいえ、なぜ日本の夏はこれほどまでに暑くなってしまったのだろうか。気象予報士の森田正光氏は、平安・鎌倉時代以来の「千年猛暑」がやって来たのではないかと分析する。「千年猛暑」とはいったい何なのか。我々が逃れる術はあるのだろうか。この夏、再来するかもしれない暑さの正体と、その対策をリサーチする。(取材・文/横山渉、協力/プレスラボ)

8月は再び見込みよりも暑くなる予想
平安時代以来の「千年猛暑」とは!?

「千年猛暑」がやって来る――。

何やらおどろおどろしい話だが、これは気象予報士の森田正光氏が主張する説である。この夏複数のメディアで紹介され、話題を呼んでいる。

日本の夏は相変わらず暑い。昨年より早い梅雨明けを迎えた関東甲信越地方をはじめ、7月上旬からの数日間に、日本列島各地は気温35度以上の猛暑日となった。8日には山梨県甲州市で、最高気温38.6度を記録している。

総務省消防庁が7月17日に発表した集計によると、7月8〜14日の1週間に熱中症で救急搬送された人は、高齢者を中心に1万913人に上り、そのうち16人が死亡したという。搬送者は、集計が始まった2008年以降で最多だった。

その後、7月中旬から続いたゲリラ豪雨によって、直近では一旦猛暑が落ち着いた観もある。しかし、日が照っているときは言うに及ばず、曇りの日でもアスファルトの地熱にじわじわと身体を温められ、通勤途中に滝のような汗をかくこともしばしばだ。気象庁は3ヵ月予報で、「8月は見込みよりも暑くなる」と上方修正した。これについては「あてにならない」という意見がある一方、専門家の中には「2013年は世界中で記録的な猛暑が訪れる」と唱える者もいる。我々は、再びあの「殺人熱波」に襲われるのだろうか。

そんななか、森田氏は「千年猛暑」という言葉を使い、近年の暑さを「気候の大きな流れの中で、1000年ぶりレベルの猛暑が来たのではないか」と分析する。今から1000年ほど前と言えば、日本の平安時代中期にあたる。今の日本は、それ以来の暑さということなのか。考えるだけで頭の芯が痛くなり、体中から汗が噴き出して来そうだ。今回は、「千年猛暑」をキーワードにして、この夏の暑さの正体と対策をリサーチしよう。

「2010年の記録的な大猛暑のときに初めて使った言葉ですが、1000年前の暑さは色々なことで証明されています」とは、森田氏ご本人。「千年猛暑」という言葉、特に科学的な定義はない。2010年から2012年にかけて、東京では最高気温が30度を超える真夏日が60〜70日以上あるという異常気象が続いた。調べると、平安時代にも真夏日が突出して多い時期があり、それ以来の現象ということで、「千年猛暑」と名付けたという。あくまで「千年猛暑の時代」ということであり、特定の年における猛暑を指し示すものではない。

世界的に見ても、有史以来最も気温が高かったのは、西暦1000年頃(800年〜1300年頃)と言われており、気象学の世界では「中世温暖期」と呼ばれている。北極海は今より海氷が少なく、ヨーロッパではこの時期、バイキングが凍結していない海を渡ってグリーンランドに入植するなど、より北方へ領土を広げたことが知られている。現在は陸氷に覆われているグリーンランドも緑の大地だったと言われ、氷の下からはワインづくりの道具なども発見されているという。

日本でも、平安時代から鎌倉時代にかけて、やはり気温が高かったと思しき記録が残っている。『気候の語る日本の歴史』(山本武夫著)には、宮中(京都)で花見が行われた日時から、気温がかなり高かったのではないかとの論証がある。

488とはずがたり:2013/08/31(土) 11:36:51
>>487-488
1000年前と比べて今はもっと暑い?
高い海水温がさらに気温を押し上げる

さらに森田氏は、近年の猛暑は気温が高かった1000年前と比べても、さらに暑いのではないかと指摘する。

「昔の猛暑時と同じ気圧配置になれば、今の方が暑いのではないでしょうか。来年以降、もし冷夏の予報があっても、昔の平年並みの暑さかもしれません。地球の自然現象には様々な周期があります。氷河期のような数万年規模のものもその1つ。この100年の温度変化を見ると、気温の上昇が著しい。近代的な気象観測が始まったのも100年ほど前ですが、日本での高温の記録のほとんどが、この十数年の間に集中しています。気象の変化には火山噴火のような自然要因に加えて、人為的な要因があるし、都市化の影響もあります」

昨年掲載した分析記事でも触れたが、確かに近年の日本の猛暑は、地球温暖化のような気候変動よりも、むしろ人為的な要因や都市構造の変化によるところが大きいようだ。都市部の地面は土の地面と違い、アスファルトに覆われているため、水蒸気がすぐに乾いてしまい、ずっと暑い状態が続く。また、エアコンの室外機などにより、そこかしこから人工的な熱が噴出する。海風も高層ビルに遮られ、内陸まで届かない。こうして「ヒートアイランド現象」が年々深刻化していくというわけだ。

さらに先日森田氏は、ラジオの収録で東京大学大気海洋研究所の渡部雅浩准教授に会い、新しい学説を聞いたそうだ。それによると、21世紀に入ってから地表の平均気温の上昇率は20世紀よりもスローダウンしているが、それは海水のお蔭なのだという。

「地表の温度が横ばいになっている反面、海面下700メートルくらいの温度はむしろ上がっているそうです。原因は、大気の温度を海が吸収しているのだとか。渡部先生のグループがそのことを突き止めました」(森田氏)

だが、これは一時的な現象。地球温暖化が止まるわけではなく、海面下の温度上昇を加味すると、むしろ温暖化そのものは進行しており、今後は再び地表の温度が上昇する可能性があるという。海水が大気の温度を吸収してくれていてもこれだけ暑いなら、その効果がなくなればいったいどうなるのだろうか。猛暑の要因は、気候変動や都市化ばかりでなく、こんなところにもあるのだ。

また海水温と言えば、今年はフィリピンの東海上の海水温が高くなるラニーニャ現象の兆候が見られるという。定義となる条件を満たしていないため、気象庁は正式に発表していないが、森田氏は「明らかにラニーニャの傾向にある」と指摘。夏季にラニーニャ現象が起きると、太平洋高気圧が北に張り出し易くなり、北日本を中心に暑い夏をもたらす。6月に2つの台風が日本列島に接近したのは、この前兆と見られる。

「夏の暑さは、太平洋高気圧がどこにあるかで決まります。7月上旬は関東の南にあり、しかも1万メートル上空にはチベット高気圧があり、『ダブル高気圧』の状況でした。それが梅雨明けの激しい猛暑を招いたのです。今はチベット高気圧が後退して、太平洋高気圧が九州のほうに移動しており、沖縄が猛暑になっています」(森田氏)

湿った空気が入り込んでどこかが大雨になり、他の場所が猛暑になるのは、コインの表と裏の関係のようなもの。天候にはそういう「補償性」がある。以前は気象が滑らかに変わっていたが、現在は温暖化の影響で極端な現象が現れ易くなっている。

こうして見て来ると、近年の猛暑には超長期的な気候変動や中長期的な都市化の影響がベースにあり、個々の年についてはそこに他の要因が重なって、さらに暑くなるという傾向があるということだ。

温暖化なのに冬が寒いのはなぜ?
極端な現象が起こり易い理由とは

とはいえ、我々には「夏は暑いが冬は寒い」という印象もある。昨年末から今年にかけて、日本では寒い冬が続いた。「温暖化に夏も冬も関係ないはずなのに、なぜ?」と思った人も少なくないだろう。

最近では、地球温暖化とは反対に「地球寒冷化説」も唱えられているが、これはその説と直接関係はない。北極圏バレンツ海の氷が少ないために、偏西風が蛇行して日本に寒気が降りやすくなったためだ。

「日本では寒いと感じていても、地球全体で見れば、すごく暑いところもあり、日本の冬が寒いのも地球温暖化の影響の一部じゃないかという考え方もあります」(森田氏)。

順番に巡ってくる猛暑からは、もはや逃れようがないということか。ただ森田氏は、「夏が終わっていないのでどうなるかわからない」と前置きしながら、今年は2010年ほどの暑さにはならないのではないかと予測する。


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