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宇宙

487とはずがたり:2013/08/31(土) 11:36:34

ああ、平安時代以来の「千年猛暑」がやって来る!
兼好法師も苦しんだ、身を焦がす熱波再来に備える法
http://diamond.jp/articles/-/39651

これはもう、猛暑なんてもんじゃない。熱波だ――。7月上旬、日本列島を襲った猛暑に人々は悲痛な声を上げた。下旬から「戻り梅雨」のような天気が続いたため、足もとでは一時期の猛暑も落ち着いた観がある。しかし、気象庁の3ヵ月予報によれば、8月は当初の見込みよりさらに暑くなるという。例年のこととはいえ、なぜ日本の夏はこれほどまでに暑くなってしまったのだろうか。気象予報士の森田正光氏は、平安・鎌倉時代以来の「千年猛暑」がやって来たのではないかと分析する。「千年猛暑」とはいったい何なのか。我々が逃れる術はあるのだろうか。この夏、再来するかもしれない暑さの正体と、その対策をリサーチする。(取材・文/横山渉、協力/プレスラボ)

8月は再び見込みよりも暑くなる予想
平安時代以来の「千年猛暑」とは!?

「千年猛暑」がやって来る――。

何やらおどろおどろしい話だが、これは気象予報士の森田正光氏が主張する説である。この夏複数のメディアで紹介され、話題を呼んでいる。

日本の夏は相変わらず暑い。昨年より早い梅雨明けを迎えた関東甲信越地方をはじめ、7月上旬からの数日間に、日本列島各地は気温35度以上の猛暑日となった。8日には山梨県甲州市で、最高気温38.6度を記録している。

総務省消防庁が7月17日に発表した集計によると、7月8〜14日の1週間に熱中症で救急搬送された人は、高齢者を中心に1万913人に上り、そのうち16人が死亡したという。搬送者は、集計が始まった2008年以降で最多だった。

その後、7月中旬から続いたゲリラ豪雨によって、直近では一旦猛暑が落ち着いた観もある。しかし、日が照っているときは言うに及ばず、曇りの日でもアスファルトの地熱にじわじわと身体を温められ、通勤途中に滝のような汗をかくこともしばしばだ。気象庁は3ヵ月予報で、「8月は見込みよりも暑くなる」と上方修正した。これについては「あてにならない」という意見がある一方、専門家の中には「2013年は世界中で記録的な猛暑が訪れる」と唱える者もいる。我々は、再びあの「殺人熱波」に襲われるのだろうか。

そんななか、森田氏は「千年猛暑」という言葉を使い、近年の暑さを「気候の大きな流れの中で、1000年ぶりレベルの猛暑が来たのではないか」と分析する。今から1000年ほど前と言えば、日本の平安時代中期にあたる。今の日本は、それ以来の暑さということなのか。考えるだけで頭の芯が痛くなり、体中から汗が噴き出して来そうだ。今回は、「千年猛暑」をキーワードにして、この夏の暑さの正体と対策をリサーチしよう。

「2010年の記録的な大猛暑のときに初めて使った言葉ですが、1000年前の暑さは色々なことで証明されています」とは、森田氏ご本人。「千年猛暑」という言葉、特に科学的な定義はない。2010年から2012年にかけて、東京では最高気温が30度を超える真夏日が60〜70日以上あるという異常気象が続いた。調べると、平安時代にも真夏日が突出して多い時期があり、それ以来の現象ということで、「千年猛暑」と名付けたという。あくまで「千年猛暑の時代」ということであり、特定の年における猛暑を指し示すものではない。

世界的に見ても、有史以来最も気温が高かったのは、西暦1000年頃(800年〜1300年頃)と言われており、気象学の世界では「中世温暖期」と呼ばれている。北極海は今より海氷が少なく、ヨーロッパではこの時期、バイキングが凍結していない海を渡ってグリーンランドに入植するなど、より北方へ領土を広げたことが知られている。現在は陸氷に覆われているグリーンランドも緑の大地だったと言われ、氷の下からはワインづくりの道具なども発見されているという。

日本でも、平安時代から鎌倉時代にかけて、やはり気温が高かったと思しき記録が残っている。『気候の語る日本の歴史』(山本武夫著)には、宮中(京都)で花見が行われた日時から、気温がかなり高かったのではないかとの論証がある。


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