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宇宙

436荷主研究者:2012/04/22(日) 13:45:26
>>216 >>417
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120326t31002.htm
2012年03月26日月曜日 河北新報
ILC「北上山地 地盤調査結果問題なし」 東北加速器研

 岩手県が県南部の北上山地に誘致を目指す超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、産学官でつくる東北加速器基礎科学研究会が本年度実施した調査の概要が、25日分かった。複数の地下ルートを想定して地盤を調べた結果、いずれも強度などに問題はなかった。今後、建設コストなどの条件を比較し最適ルートを探る。

 調査は、研究会の主要メンバーである東北経済連合会と岩手県、東北大の共同事業。ILCは地下深くに31〜50キロのトンネルを掘る必要がある。北上山地の「千厩・人首花こう岩岩盤体」(一関市、奥州市)は南北に細長く、これに合わせて南北方向に六つの地下ルートを想定した。

 人工的に振動を起こしての調査や電気探査、地上踏査、ボーリング調査などを行った。その結果、いずれのルートでもトンネル本体のほか、電子と陽電子が光の速度で衝突する中間点の大規模な実験ホール(高さ40メートル、幅30メートル、長さ100メートル)などが、岩盤内に建設できることを確認した。約5キロごとに設置する地下へのアクセストンネルの場所についても、ルートごとに検証した。土地の形状によって総延長が異なり、建設コストに影響してくることが分かった。

 今後は(1)アクセストンネルを短くできるか(2)巨大実験ホールを建設しやすいか−などを考慮し、北上山地で最も適したルートを検討。高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)と連携し、さらに調査する。

 建設費約8000億円とされるILCは、国際協力で世界に1カ所だけ設置する。候補地は日米欧などで、国内では北上山地と、福岡と佐賀両県にまたがる脊振山地の2カ所。2012年末にも国際設計チームが工学設計をまとめ、13年には建設地をめぐる各国間協議が始まる見込み。


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