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東京都議選スレ

5738名無しさん:2016/08/07(日) 21:05:54
>>5737

軍服はスタジオで借りたもの、「全裸」は侍だが衣装が...

記者が後藤さんのことを知ったのは、3年前(2013年)の千代田区長選の際の選挙ポスターだ。

黒を基調に文字はすべて英語、後藤さんのファッションも併せて、まるでヴィジュアル系バンドのジャケットのようなそのデザインは、一部で結構な話題になった。

さらに2015年の千代田区議選では、なんと全裸(一応大切なところは名前で隠れている)に日本刀を携えたポスターで登場。主にネット上で、その名を知らしめた。

そして、今回の軍服である。

「前回(2015年千代田区議選)は、『侍』をイメージしたんですけど、衣装代がかかるので、じゃあ裸で撮ったらどうか。そしたら意外とサマになったので、これでいいじゃん、と(笑)。で、侍と来たら、今度は軍服かなって。名前を載せなかったのは、それによって軍服がチープになるというか、蛇足になるという感じがしたので」

24日、区民館の会議室に現れた後藤輝樹さんは、意外なほど丁寧な、落ち着いた口調で語る。この日の「演説会」に集まったのは、筆者も入れて9人。後藤さんが一方的にしゃべるというものではなく、来場者との一問一答形式で、ゆるい雰囲気の中行われた。

なお、この日のファッションは、黒のTシャツにカジュアルな同色のパンツというもの。軍服は、スタジオでの借り物なのだとか。

仕事は供託金を稼ぐため

育ったのは横浜市。少年時代は、お笑い芸人やサッカー選手に憧れた。だが高校卒業後、20歳で政治家を志す。

28歳で出馬した神奈川県議選以来、過去に6回の選挙を経験。うち4回は、供託金没収の憂き目を見ている。今回の都知事選でも、300万円の供託金を用意した(当人いわく、「区長選(100万円)3回よりコスパがいい」)。

となると、たとえば実家からの資金援助があるとか、パトロンがいるとか、そういう想像をしてしまいがちだが、「家族とは縁を切っているので。友達ともみんなフェードアウトしていて」。

政治家になると決めている以上、いつか辞めるのに「嘘ついて就職する」のも嫌なのだという。だから、生活の糧はアルバイトだ。「何でも屋」の看板も掲げていて、部屋の掃除や草むしり、引っ越しの手伝いなどにも汗を流すが、最近はあまり依頼がないとか。

コツコツと貯めたお金を供託金に回し、選挙に出て、また働いてお金を貯める。その間に、ひたすら政策を考える。政治家になるという目標を中心に、その生活は回っている。「人生なげうって選挙に出てる」という本人の弁は、単なるレトリックとは言えない。

NHKの政見放送は無音の場面が続出

ポスターのみならず、今回の選挙で後藤さんが世間を驚かせたのは、その衝撃的な政見放送だ。

「後藤輝樹の(無音)の時間です! 今から皆さんには(無音)し合ってもらいます!」
「この番組は(無音)の(無音)による(無音)のための番組! (無音)の健全に(無音)している社会を目指して放送しております!」

NHKで25日放映されたこの放送では、後藤さんの発言はところどころ音声を消されており、部分によってはほとんど何を言っているのかわからない。とりあえず、いわゆる「放送禁止」ワードを連発していることはわかる。各地の方言で女性器の名称を叫ぶ、という場面では、20秒近く、地名以外の部分がまるまる消されてしまっている。

ほとんどの人は、後藤さんのことをエキセントリックな人物だと思うだろう。一方、24日の「演説会」では、また別の姿も見せた。

「空調、寒すぎたりしないですか?」
「飲み物とか、大丈夫ですか?」
と来場者をしきりに気遣い、質問に対して話をそらすようなこともない。来場者の中には赤ちゃん連れの女性もあり、途中その赤ちゃんがぐずったのだが、後藤さんがあやすと、不思議と泣き止む、という場面も。後藤さん自身、自分のことをこう評する。

「僕結構気ぃ遣いなので、突っ張っていないとつい、いい子ちゃんになっちゃう。でもそうすると、自分のやりたいこと、言いたいことができなくなってしまうから......」
ツイッターなどでの反応も「怖くて見てない。見たら、一つ一つ返信したくなっちゃうだろうし」。街頭演説も、「文句言われてニコニコできない気がする」から、今までで1度しかしたことがない。

政治に関することは何一ついい加減にできない、とにかく真剣勝負の人なのだな、というのが、2時間の演説会で感じたことだ。

5739名無しさん:2016/08/07(日) 21:06:04
>>5738

高橋尚吾さんと「SHOGO with T」

この日は終盤、思わぬ来場者があった。同じく候補者の、高橋尚吾さんが「応援演説」にやってきたのだ。

「選挙は戦いではない」という理念を説くために、各候補者の元を回っている高橋さんと、後藤さんは同世代ということもあって意気投合、「COMPLEX的な感じで」(後藤さん)、「SHOGO with T」なるユニットを組もう、という話題も盛り上がった。

奇抜なポスターや、政見放送。「やっぱり勇気はいるし、正直受け入れられない、世間的にも非常識だ、というのもあると思うんですけど」――後藤さんも、もちろん理解はしている。しかし、だ。

「いい人ですよ、真面目な人ですよ、と僕はみんなをだましたくないんです。頭おかしい、というか、変わったところのある人なんだな、と最初から認識してもらいたい。当選してからも自分なりの切り口で活動していくつもりなので、最初から自分のスタイルというものを理解してもらった上で、受け入れてほしいんです」

5740名無しさん:2016/08/07(日) 21:15:34
http://news.livedoor.com/article/detail/11859557/
松本人志 東京都知事選落選の後藤輝樹氏が松本ファンと知り愕然
2016年8月7日 13時20分 トピックニュース

7日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、東京都知事選に落選した後藤輝樹氏が、松本人志のファンであることが判明する一幕があった。

番組では、新都知事である小池百合子氏が初登庁した件を話題にあげ、ゲストの総裁こと大川興業代表取締役の大川豊氏が、都知事選時の印象を語った。大川氏は、各候補者の街頭演説を聞きに行っていたのだとか。

そこで司会の東野幸治が候補者で印象に残る人物をたずねると、大川氏は後藤氏の名を挙げたのだった。後藤氏は、NHKでの政見放送の際、音声の大部分をカットされたことや奇抜な言動や行動が話題を呼んだ。松本も後藤氏を知っているようで、「動画で見た。ちょっと凍りついた」とその印象を述べる。

大川氏は、「真面目な政策はある。誰も知らないから、話題になって自分のホームページに来てもらうため」と、後藤氏の不可解な言動理由を説明する。大川氏は実際に後藤氏と会ったことがあり、話しもしたそうだ。そして、後藤氏が松本のファンであることを明かす。

すると、この事実に松本は机に崩れ落ち、愕然とする事態に。ここで東野は「謝ってもらっていいですか?」「松本さんを見て育ったモンスターが…」と、松本に謝罪を促したのだ。

これに松本は「何のことはない。『松本チルドレン』やったんや!」と、「小泉チルドレン」などをもじり、笑いを誘っていた。

5741名無しさん:2016/08/07(日) 21:19:51
https://news.nifty.com/article/technology/techall/12177-08019/
小池百合子氏が大勝した都知事選 「ネット検索数」ではだれが勝った?
2016年08月01日 17時00分 THE PAGE

 小池百合子元防衛相が291万2628票を獲得して勝利した東京都知事選。2位の増田寛也元総務相に110万票以上の差をつけての大勝だった。リアルな選挙戦では、約135万票のジャーナリストの鳥越俊太郎氏が3位に入り、4位以降はケタが一つ減って、約18万票のジャーナリストの上杉隆氏、次いで、11万超を得た在特会前会長の桜井誠氏が続いた。

 これを、インターネット上の関心の高さを表す指標の一つであるネット検索数で見てみると、今回の都知事選の様相は少し変わってくる。

文春報道と政見放送で大きなヤマ?
 1位は鳥越氏、2位が小池氏、3位が桜井氏、4位が後藤輝樹氏、そして5位が増田氏――。

 このランキングは、7月14日から30日までの17日間の選挙戦の期間に、Yahoo!検索で名前が検索された回数だ。期間中にもっとも検索された鳥越氏の検索総数を100とし、それ以外の候補者については割合に応じて指数化した。

 すると、リアル選挙との3つの違いが浮かび上がってくる。まず、ネット上の検索数では、鳥越氏が“トップ”だったこと。そして、実際には約179万票を獲得して2位にはいった増田氏が5位と振るわず、一方で実際にはわずか7000票あまりだった自営業の後藤氏が4位と高い注目を集めていたことだ。

 時系列でみていこう。告示日である14日の検索指数は、鳥越氏が51.4、小池氏が40.3、増田氏が20.6と3候補がトップ3を形成。鳥越氏は1位で序盤は優位に進めた実際の選挙情勢と符号する。初日の桜井氏の指数は17.6で5位、後藤氏に至っては2.8と10位にとどまっている。

 鳥越氏と小池氏は19日に小さめのヤマを迎える。同日午後に放送されたフジテレビの「バイキング」で、鳥越氏が小池氏の「病み上がりの人」発言に対して、「がんサバイバーに対する大変な差別」と反論したことなどが影響したとみられる。

 鳥越氏最大のヤマは21日。鳥越氏の女子大生に対する13年前の「淫行疑惑」を報じた週刊文春が発売された日だ。指数は100と群を抜いて高い。この日を頂点に、鳥越氏の検索数は徐々に失速していき、最終日の30日単日では桜井氏にも抜かれて3位に甘んじた。

 結果的に選挙に大きな影響を与えることはなかったが、26日にも期間中で2番目に高いヤマができている。それが後藤氏だ。放送禁止用語を連発し、多くの部分の音声が削除された政見放送が25日に放送され、翌日ネット上などで話題になった。この日の後藤氏の指数は33.7を叩き出している。

 増田氏は期間中、低位安定ともいえる横ばいが続いた。自民、公明などの推薦を受け、組織選挙で戦った増田陣営だったが、ネット上での関心は呼び起こせないまま終わったといえいる。

 当選した小池氏は、爆発的なヤマこそなかったものの、20前後の指数をキープして徐々に上昇機運に乗り、最終日には小池氏としては最高の26で有終の美を飾った。

5742名無しさん:2016/08/07(日) 21:20:56
http://news.livedoor.com/article/detail/11842063/
太田光 政見放送が話題の都知事選候補・後藤輝樹氏に「芸人になれよ」
2016年8月3日 10時30分 トピックニュース

2日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で、爆笑問題の太田光が、政見放送で不適切発言を連発して話題を呼んだ東京都知事候補の後藤輝樹氏について「芸人になれ」と諭す場面があった。

2016年東京都知事選挙の政見放送において、後藤氏は不適切と思しき発言を繰り返し、音声をたびたび削除される事態にいたっていた。番組冒頭、太田はすぐさま後藤氏の発言を真似して、スタジオの爆笑をさらった。

そんな太田だが、後藤氏の政見放送について最初は「馬鹿だな、こいつは」と思いながら見ていたものの、次第に「俺コイツだなって」「とても他人には思えない」と、親近感を覚えたもよう。後藤氏に対して「お前、芸人になれよって」とまで漏らしていた。

太田は自分たちの番組を省みつつ、「俺たちもあんなことばっかり言ってるんですよ! 毎週」「誰もアイツを馬鹿にできないんだよ! 俺たちは」と反省し、スタジオの笑いを誘っていた。

5743とはずがたり:2016/08/08(月) 15:04:46

「都議会自民のドン」辞任しても“闇将軍”で君臨か “反内田派”が拡大も
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1608060001.html
08月06日 17:05夕刊フジ

 自民党東京都連幹部は5日、都知事選敗北の責任を取って総退陣した。10年以上、都連幹事長として君臨した「都議会のドン」こと内田茂都議(77)も辞任したが、決して小池百合子都知事(64)に屈服したわけではない。都議会自民党(60人)の約半数が「内田派」といわれており、内田氏は今後、「院政」を敷く可能性が高い。「都政刷新」を掲げる小池氏は、これから“闇将軍”に立ち向かうことになる。  

 都連は5日午前11時から、党本部で国会議員や都議、各支部の幹部らが出席する合同会議を開いた。冒頭、石原伸晃会長(経済再生担当相)から、石原、内田両氏に加え、下村博文会長代行と鴨下一郎政調会長、平沢勝栄総務会長の5人の引責辞任が報告され、了承された。

 後任人事は、深谷隆司都連最高顧問(元通産相)をトップに、同日発足した役員選考委員会で検討される。委員会は、国会議員や都議など19人で構成されたが、辞任した5人は除外された。ただ、内田氏の側近中の側近とされるベテラン都議が加わった。

 カギを握るのは、やはり「ドン」こと内田氏だ。

 内田氏は都議でありながら、国会議員も所属する都連の幹事長として、公認権や資金を握り、絶大な権力を保持してきた。国会議員も、選挙の手足となる都議の実力者には強く出られないという。内田氏の後任幹事長も、内田氏側近の有力都議が選出されるとの見方が強い。

 都議会関係者は「内田氏は都連幹事長を退いても、後継者を『傀儡』として操るはずだ。都議会自民党には定数127の半数に近い60人の都議がいるが、このうち半分が『内田派』とみていい。かつての小沢一郎氏(現・生活の党と山本太郎となかまたち代表)のように『闇将軍』として振る舞うだろう。現に、内田氏と小沢氏は親しかった」と語った。

 中央政界には過去、ロッキード事件で逮捕された後も、自民党最大派閥「田中派」を率いて実力者であり続けた田中角栄元首相や、自民党と民主党で隠然たる影響力を行使した小沢氏、政府自民党で強権を振るった野中広務元幹事長など、「闇将軍」と呼ばれた政治家が何人かいる。

 地方政界にも、県会議長や県連会長などを歴任し、「国会議員以上の力を持つ」と言われる重鎮はいる。だが、内田氏が君臨するのは総額約13兆円の予算規模を持ち、約16万人の職員を抱える首都・東京の議会だけに、その影響力は大きい。

 ただ、都議会自民党内にも、現状を変えようという動きがあるという。

 今回の都知事選で、都議会のドン支配に対し、2011年7月に「抗議の死」を選んだという樺山卓司(かばやま・たかし)元都議の存在がクローズアップされたことも、大きいようだ。

 前出の関係者は「小池氏は『都連=ブラックボックス』と表現したが、内田氏が権力を握り続けることに疑問を持つ都議は増えている。現時点で10?15人はいる。小池氏が調査チームで疑惑を追及し、都民に情報公開していけば、来年夏の都議選を見据えて『内田派』は厳しい立場に追い込まれかねない。今後、パワーバランスが変わる可能性はある」と語る。

 290万票を超える圧倒的支持を得て当選した小池氏に対し、政府自民党も歩み寄り始めた。

 安倍晋三首相と二階俊博幹事長は4日、小池氏と個別に会談し、20年東京五輪・パラリンピックの成功に向け、緊密に協力する方針で一致した。

 「犬猿の仲」とされた東京五輪組織委員会の森喜朗会長(元首相)も同日、滞在中のリオデジャネイロから小池氏に電話し、今後、連携していくことで一致した。小池氏は「(東京で)お目にかかることを楽しみにしていると申し上げた」「チームワークでございます」と語った。

 こうしたなか、「ブラックボックス」が存続することは許されない。都民も国民も「闇の排除」を熱望している。

5744チバQ:2016/08/08(月) 23:52:54
>>5690
失礼
いまさら読んでます、この辺の記事

5745チバQ:2016/08/10(水) 20:01:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000265&g=pol
新年会に110回支出も=15年度政務活動費-都議会


 東京都議会は10日、2015年度分の政務活動費の収支報告書と領収書の写しを公開した。支出のうち各種団体との意見交換に充当できる「会費」は2599万円に上り、自民、公明両党では新年会や賀詞交歓会への参加費として支出するケースが目立った。中には1〜2月に110回分の会費を計上した自民都議もいた。

 交付総額は8億9160万円で、95%に当たる8億4895万円が使われていた。各会派が事務職員に支払う給与などの人件費(2億9381万円)、広報紙発行費(2億8396万円)の順に多く、合わせて支出額の7割近くを占めた。
 会費は、意見交換や情報収集を目的に1回1万円、会議での弁当代は1人3000円を上限に支出が認められている。自民党は銀座の老舗すき焼き店の2160円の弁当を56人分購入し、12万960円を支払っていた。 
 都議会は議員1人当たり月60万円の政務活動費を各会派に交付しており、金額は地方議会で最高。全国市民オンブズマン連絡会議の光成卓明弁護士は「議員が会合に参加する主目的は顔見せや自己PR。政務活動費はそのために使うお金ではない」と批判している。(2016/08/10-10:20)

http://www.asahi.com/articles/ASJ8B3GDDJ8BUTIL014.html
自宅敷地内や会派借り上げ 都議政活費、事務所費に疑念
2016年8月10日15時05分
 東京都議会(定数127)は10日、2015年度の政務活動費(政活費)の使途を公開した。交付総額8億9160万円(解散会派分を除く)のうち、95%にあたる8億4896万円が使われ4264万円が返還された。舛添要一・前都知事が自宅に置いた事務所の家賃に政治資金をあてるなどした公私混同問題を批判した都議会でも、事務所費を巡って疑念を持たれかねない例が多数あった。

 都議の報酬は月100万円を超えるが、これと別に都議会各会派に政活費が交付される。都議1人あたりの政活費は全国最高の月60万円。都議会の基準では、都議所有の建物に事務所を置くと通常は家賃が発生しないため、「事務所費」に政活費を充てるのを認めていない。都議が役員の会社や、家族が所有する建物を借りる場合は「慎重な対応が必要」としている。

 公開された領収書などによると、菅野弘一氏(自民)は、自身と妻が代表を務める会社の敷地内に事務所を置き、同社に家賃として月10万8千円の政活費を支払っている。菅野氏は取材に「税理士に相談して家賃を受け取る形にした。都議会のルールに従って処理している」と説明する一方、「舛添氏の問題があり気になっていた。不適切ということなら対応を検討したい」と話した。議長の川井重勇氏(自民)も、事務所と同じ住所にある会社に家賃として月12万5千円を支出。この会社の役員は親族の男性が務めている。

 自宅の敷地内に置いた事務所や、自分が所有する建物を会派に貸すことにより、政活費を受け取れるようになっているケースもあった。高橋信博、古賀俊昭、高椙(たかすぎ)健一、野島善司、高橋和実の5氏(いずれも自民)は、領収書の宛名が「都議会自民党」となっている。自分の建物にそのまま事務所を置けば家賃は認められないが、会派が介在することで家賃が発生している。都議会局も「自己所有の物件ではない」として政活費での支払いを認めている。

 このうち野島氏は、東久留米市…

5746チバQ:2016/08/10(水) 20:02:13
http://news.livedoor.com/article/detail/11873671/
“小池新党”旗揚げか 支援した都議らが新グループ結成 関係者「重大発表ある」

2016年8月10日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
小池都知事は『新党』結成に動くのか
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 東京都知事選で、小池百合子知事(64)を支援した、超党派の都議や区議、市議ら50〜60人が新たなグループを結成する。10日夜、西新宿のホテルで初会合を開き、小池氏も出席するという。「小池新党結成に向けた準備会合では」という見方が出ているうえ、関係者は「重大発表がある」と語った。劇的な勝利から10日、小池氏らの動向が再び注目を集めそうだ。

 新グループの名称は「小池知事とともに新しい都政を前進させる地方議員の会」。

 都議会からは、舛添要一前知事の「政治とカネ」の疑惑を徹底追及した無所属の音喜多駿(おときた・しゅん)都議など、小池氏を全面支援した会派「かがやけTokyo」(3人)が参加する。

 さらに、除名覚悟で、小池陣営に入った自民党の豊島、練馬両区議や、多摩地域の市議会議員らも駆けつける。小池氏の掲げた「東京大改革」「都政刷新」をサポートするのが目的だ。

 小池氏は都知事選で「都政の闇、都議会の利権に切り込む」と訴えたこともあり、政党や組織、団体の支援を得られなかった。

 このため、改革意識の強い地方議員がポスター貼りなどの“実動部隊”として活躍した。関係者によると「小池氏は、自主的に動いてくれた地方議員らに恩義を感じている。会合では、東京大改革を前進させることを再確認する」という。

 小池氏自身が会合に出席するため、都議会内では早くも「『小池新党』に向けた準備会合ではないか」(都庁幹部)との見方が出ている。

 選挙中から騒がれた「小池新党」だが、現実味はある。来年夏に都議選を控えているからだ。

 現在、小池氏を支持する立場を明確にしている都議会の“知事与党”は、かがやけTokyoだけ。小池氏としては「同志」を少しでも増やしたいのが本音といえる。新グループに参加する区議や市議らを「小池新党」の候補として都議選で擁立し、小池氏と対立する自民党などの現職にぶつけることは十分あり得る。

 地方レベルの新党としては、橋下徹元大阪市長が率いた地域政党「大阪維新の会」の成功例もある。

 事務局を務める「かがやけTokyo」の両角穣(もろずみ・みのる)都議は夕刊フジの取材に、「小池都政を強力に支え、前進させたい。与野党問わず、超党派の地方議員が結集する。重大な発表もある」と語った。

5747名無しさん:2016/08/11(木) 11:33:54
http://www.hochi.co.jp/topics/20160810-OHT1T50223.html
小池“新党”へ70人集結!それでも…「選択肢の一つ」結成発表は見送り
2016年8月11日6時0分 スポーツ報知

 東京都の小池百合子知事(64)が、自身を支援する都議、区議らを中心とした「政治塾」の設立を計画していることが10日、関係者への取材で分かった。民間人も参加できる「開かれた塾」を目指すという。この日、知事選で支援を受けた都議らが開催し70人超が集まった会合に出席。都議会に支持政党のない小池知事は、新党結成について「選択肢の一つ」と初めて踏み込んで言及した。政治塾が新党の礎となるのか、「親小池派」議員の輩出先となるのか、来夏の都議選に向け注目される。

 都知事選の圧勝から10日。小池新知事は、都議会掌握へ次の手を打っていた。小池氏に近い関係者によると、小池氏は政治塾の開校に向け動いているという。都議、区議ら政治家だけでなく、民間人も気軽に参加できる形を目指し、選挙中に公約として示した「都政の透明化」「五輪予算・運営の適正化」などの考えを浸透させたい考えだ。

 この日夜、「親小池派」の都議3人らが開催した会合「小池知事とともに新しい都政を前進させる地方議員の会」には、都内近郊から区議、市議ら約40人を含む、70人超が集まった。議員の多くは無所属。遅れて駆け付けた小池氏は感激した様子で「同志と呼ぶにふさわしい方々」と深々と一礼。「東京大改革へ後戻りが許されない」と決意を新たにした。

 会合前、小池氏は報道陣に「会合は新党結成への流れか」と問われると、「(新党は)選択肢の一つだが、都政を前に進めていくうえで判断すること」と述べ、「都知事選では、改革の旗印で(地方議員の方に)集まっていただいた。引き続き、改革について話し合える機会になる」と新党結成の可能性を否定しなかった。関係者によると、会合内で「政治塾設立」に関して触れる予定だったが、直前で取りやめになったという。

刺客を養成か 政治塾設立は「小池新党」結成への布石ともいえる。最初の都議会は9月28日から始まる定例会となるが、291万票以上の支持を得て当選した小池氏でも、支持政党を持たずに、議会で約半数の60議席を占める自民党と選挙中のように対立したままでは、自らの提案を否決されかねない。

 自民党との関係改善というカードも残すが、関係者によると、政治塾で育った「親小池派」を来夏の都議選に「刺客」として出馬させる可能性もあるという。「議会を進めるうえで抵抗勢力が現れれば、取り除くために動くことも考えられる。都民もそれを後押しするのではないか」と語った。

 かつての「政治の師」である小沢一郎衆院議員(74)も、自由党時代から政治塾で人材を発掘。橋下徹元大阪市長(47)は地域政党「大阪維新の会」を率いて、一大ムーブメントを巻き起こした。都議会の運営次第では、「小池新党」結成への動きが加速しそうだ。

5748名無しさん:2016/08/11(木) 11:35:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000126-jij-pol
都政改革で協力=民進代表と会談―小池都知事
時事通信 8月10日(水)12時41分配信

 東京都の小池百合子知事は10日、民進党本部を訪ね、岡田克也代表と会談した。

 小池知事は「都政を進めるため民進党都議に協力いただきたい」と要請。岡田代表は「都政はさまざまな改革が必要なので、われわれも是々非々でサポートしたい」と述べた。

 小池知事は会談後、記者団に「東京五輪・パラリンピックの予算縮減にも協力いただけるということなので、民進党と連携を取りたい」と語った。また、岡田代表から「社会を変える上で女性のトップは非常に意義がある」との発言があったと明らかにした。 

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0808/san_160808_7945205238.html
産経・FNN世論調査 自民党支持層、小池百合子都知事就任「良かった」が平均以上の83% “敵”のはずが高い支持
産経新聞8月8日(月)17時15分

 産経新聞社とFNNの合同世論調査(6、7両日実施)では、東京都の小池百合子知事の就任を「良かった」と回答した人が自民党支持層で83.0%に上り、全体の「良かった」の78.8%をも上回った。自民党は都知事選で増田寛也元総務相を推薦し、小池氏との間で分裂選挙となったが、同党の支持層では、敵対したはずの小池氏への期待が高いことがうかがえる。
 自民党とともに都知事選で増田氏を推薦した公明党の支持層でも、小池氏の就任について「良かった」との回答は71.4%に達した。主要政党で最も高かったのは、都知事選で野党統一候補を擁立して小池氏と争った民進党の支持層で、83.8%だった。おおさか維新の会支持層は73.3%、共産党支持層でも53.7%だった。無党派層は77.3%だった。
 公明党の山口那津男代表は8日、党本部を表敬訪問した小池氏と面会し、国と東京都が連携して都政を前に進めることを確認した。山口氏は「都政のニーズをしっかりとらえ、頑張っていただきたい」とエールを送り、“和解”を演出した。

5749名無しさん:2016/08/11(木) 11:36:53
http://www.hochi.co.jp/topics/20160810-OHT1T50098.html
小池都知事が初めて言及「新党結成も一つの選択肢」
2016年8月10日12時2分 スポーツ報知

 東京都の小池百合子知事(64)が10日、民進党本部を訪れ、岡田克也代表(63)に就任あいさつをした。会談は非公開で約10分間行われた。

 冒頭あいさつで岡田氏は、都知事選で小池氏が圧勝したことに触れ「激戦の末、おめでとうございます」と祝福。野党4党が擁立したジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(79)の惨敗について「こちらは残念でしたが」と苦笑いした。「都政全般において改革は必要。もちろん是々非々ですが、結果は出ましたので、小池知事をサポートしていきたい」と前向きに話した。

 会談後、取材に応じた小池知事は、自身が進める「膨張した東京五輪・パラリンピックの予算縮減」への協力を取り付け、「都議会の民進党との連携についてお願いした」と一定の収穫を得た様子だった。また、一部の都議らが水面下で設立を目指している「小池新党」結成について、「新党は一つの選択肢。都政を前に進める上で判断する」と初めて言及した。

http://www.nikkansports.com/general/news/1692545.html
小池百合子知事が岡田克也氏と会談 エール受ける
[2016年8月10日12時15分]

 東京都の小池百合子知事は10日、民進党本部を訪ね、岡田克也代表や親交がある松原仁衆院議員と会談し、選挙戦の労をねぎらわれた。岡田氏には「いろいろ大変と思うが、途中でくじけず、しっかりやってほしい」とエールを送られた。

 「激戦の選挙でした。こちらは残念でしたが。選挙をやって良かったと思う」と、鳥越俊太郎氏を擁立して敗れた岡田氏に、水を向けられた小池氏。「是々非々ではあるが、我々もサポートできるところはサポートしたい」と激励され、「大変心強いです。都民ファーストの精神で、都議会でもご協力をいただければありがたい」と応じた。

 また20年東京五輪・パラリンピックの関連予算について、「予算が大きくなっている。必要ないものは削減しないといけない。いい五輪にするのが大前提だが、しっかりメスを入れてほしい」と要望も受けた。

 これに対し、小池氏は「まさにその任が私にある。ぜひ進めていきたい」と意欲をみせた。

 会談後、小池氏は報道陣の取材に「岡田さんも松原さんも、ともに改革というキーワードで政治活動をしてきた仲間だ。同窓会みたいだった」と振り返った。

5750名無しさん:2016/08/11(木) 14:57:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900653&g=pol
維新との連携に前向き=月内に改革本部-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は9日、都庁で時事通信のインタビューに応じ、2020年東京五輪・パラリンピックの予算を総点検する「都政改革本部」の初会合を月内に開く方針を明らかにした。おおさか維新の会との連携にも前向きな姿勢を示した。発言の要旨は次の通り。

-東京五輪の開催費が2兆〜3兆円に膨れ上がるとも言われる。
 高いと思う。(中身を)解明するため(五輪開催費の内訳を示した)買い物リストを見ないといけない。
-都政改革本部の初会合は。
 人選や制度設計を行っている。できれば月内には稼働したい。
-「五輪利権」が存在すると言われている。
 都の財政負担分を都民に納得してもらえるよう精査するということ。その結果、そうした事実があるかどうかチェックできる。不信感があると都民が納得しなくなる。
-副知事の人事案を9月議会に出すか。
 総合的に考えるが、人事まで気が回っていない。課題はたくさんあるので、大リーグ3000安打を達成したイチロー選手みたいに、こつこつと塁に出ることを考える。デッドボールにはならないようにしたい。
-「小池新党」が取り沙汰されているが。
 都知事選に当選するという一点突破で進めてきた。今はまだその最中で全面展開までいっていないので、総合的に考えたい。都議会との連携をどうするかが一番大きな課題だ。
-新党説は、都議会の抵抗勢力への抑止力にはなっている。
 「そうだ」と言ってしまえば、抑止力にならなくなる。
-おおさか維新の会との連携は。
 改革志向という点で一致すると思う。(前代表の)橋下徹さんとは特に接点はないが、維新がやってきた大阪府政改革は参考にしたい。大阪の実験を学ぶ意味はある。
-女性活躍の推進は。
 都の女性職員の比率を高める。女性のやる気が出るし、男性もまた頑張ろうと思う。好循環に持っていければいい。(2016/08/09-15:26)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900867&g=pol
特別秘書に元読売記者=小池都知事

 東京都の小池百合子知事は9日、自らの政務担当特別秘書に、元読売新聞記者の宮地美陽子氏(39)を起用する人事を同日付で発令した。(2016/08/09-18:50)

5751名無しさん:2016/08/12(金) 00:46:32
http://www.j-cast.com/2016/08/10275012.html?p=all

小池都知事「新秘書」に元新聞記者 その狙いとは 2016/8/10 19:49

東京都の小池百合子知事が、政務担当の特別秘書の任命を進めている。政策立案への助言などを行うのが役回りだ。現時点で任命されたのは、大日本帝国憲法の復活を主張する請願に賛成した経歴などで知られる元都議と、元読売新聞記者の2人。

2人は、小池知事とどういう接点がある人物なのか。また、小池知事の狙いとは。

小池知事の「特別秘書」起用の狙いはどこにあるのか
大日本帝国憲法復活を求める請願に賛成

小池氏が初登庁した2016年8月2日、元都議の野田数(かずさ)氏(42)氏を起用する人事を同日付で発令した。野田氏は小池氏の秘書や東村山市議を経て、09年7月の都議選に自民党から出馬し初当選。12年5月に自民党を離党し、新会派「東京維新の会」を立ち上げた。12年12月の衆院選に日本維新の会から出馬したが落選し、「教育評論家」などとして活動を続けてきた。

野田氏が立ち上げた「東京維新の会」は、日本国憲法が無効であることを確認し、戦前の大日本帝国憲法の復活を求める請願に賛成している。当時「東京維新」は、橋下徹大阪市長(当時)が率いていた大阪維新の会との連携を目指していた。請願に賛成したことが問題化すると、野田氏は始末書を「大阪維新」に送ったが、橋下氏は当時、

「誰がどう考えたって、大日本帝国憲法復活なんて、ホントに一部の特定のマニアの中だけでやっておく話だと思いますよ?広く有権者の皆さんの支持を得ながら政治をやっていくということを考えたら、大日本帝国憲法復活っていうのは、それはあり得ないと思いますね〜」
と一蹴した。

こうした経緯がある野田氏の起用理由について、小池氏は就任後の8月5日の定例会見で、

「本人は都議の経験もあり、非常に知己も多い」
「これまでの活動の中で様々な、国会等にも人脈がある。人脈の広がりも政界のみならず、大変豊か」
などと説明した。
猪瀬知事時代には元産経新聞記者が起用された

8月9日には、小池氏は元読売新聞記者の宮地美陽子氏(39)も政務担当特別秘書に任命した。8月8日に読売新聞社を退社したばかりだという。これまでにも、特別秘書に新聞記者出身者が起用されたことはある。猪瀬直樹知事時代の2013年1月には、産経新聞の社会部編集委員だった石元悠生氏が政務担当特別秘書に起用されたとして話題になった。石元氏は、石原慎太郎元知事が初当選した1999年から長く都庁取材を担当したことで知られている。

猪瀬氏は当時の記者会見で、都庁担当の記者は一般的には2〜3年で異動してしまうことを問題視した上で、石元氏は都政を実質10年以上取材し続けてきたことなどを起用の理由として挙げている。

今回の宮地氏については、読売新聞のデータベースを見る限りでは、署名入りで執筆していた記事は甲府支局時代のものが大半。16年8月8日の退社直前に所属していたのは、紙面をレイアウトする部署だった。起用の理由については、今後の小池知事の記者会見で明らかにされる見通し。

5752とはずがたり:2016/08/13(土) 00:15:44

築地市場移転、延期に含み=「総合的に判断」-小池都知事
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081200646&g=soc

 東京都の小池百合子知事は12日の定例記者会見で、築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転をめぐり、「都民が新市場から流通する食を安心して食べられるのか、(使い勝手など)働かれている方々の環境がどうなのか、総合的に判断したい」と述べ、延期する可能性に含みを持たせた。小池氏は16日に新旧市場を視察する予定。
 新市場をめぐっては、国への開場申請が8月中に予定されるなど、11月7日の移転に向け準備が進んでいる。一方、土壌の安全性や利便性の確保に問題があるとして、仲卸業者から移転日変更を求める声が上がっている。小池氏は「こういう流れだから仕方がないというのは、あまり理由にならないと思うことも案件によってはある」とも指摘した。
 小池氏は会見後、移転慎重派、推進派双方の市場関係者からヒアリングを実施。記者団に「(新市場の)空気中の汚染状況がどうなのか、調査を指示した」と述べた。 
 また、小池氏は会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの予算のチェックや情報公開の改善に取り組む「都政改革本部」のメンバーに弁護士や公認会計士ら5人を選定したことも発表。「都政では情報公開を進める。見える化を徹底したい」と強調した。(2016/08/12-18:15)

5753チバQ:2016/08/13(土) 07:50:32
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000081250.html
“区議選で落選”男、新宿路上で強制わいせつか(2016/08/12 23:43)



 東京・新宿区の路上で、女性にわいせつな行為をしたうえ、けがをさせた疑いで31歳の男が逮捕されました。男は去年、東京・北区の区議会議員選挙に立候補していました。

 猪爪陸斗容疑者は12日午前4時ごろ、会社員の20代の女性に馬乗りになってわいせつな行為をしたうえ、けがをさせた疑いが持たれています。猪爪容疑者は去年、北区の区議会議員選挙に立候補し、落選していました。警視庁によりますと、猪爪容疑者は背後から女性に近付き、押し倒したということです。女性が大声を上げ、近くにいた警察官が逃げようとしていた猪爪容疑者を現行犯逮捕しました。取り調べに対して「覚えていない」と容疑を否認しています。

5754チバQ:2016/08/13(土) 08:00:08
http://www.sanspo.com/geino/news/20160812/tro16081216190001-n1.html
2016.8.12 16:19
女性押し倒した疑いで逮捕…男は東京都北区議選に民主党公認で出馬

特集:わいせつ事件簿
 帰宅途中の女性を押し倒してけがをさせたなどとして、警視庁新宿署は12日、強制わいせつ致傷の疑いで、住所不定、職業不詳猪爪陸斗容疑者(31)を現行犯逮捕した。「覚えていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、12日午前3時50分ごろ、新宿区北新宿3丁目の路上で、歩いて帰宅していた20代の女性会社員の後ろから近づき、振り返ったところを転倒させるなどした疑い。

 署によると、近くを別の捜査で警戒中だった署員らが悲鳴を聞いて駆け付け、その場で取り押さえた。同署は詳しい状況を調べている。

 猪爪容疑者は2015年の東京都北区議選に民主党公認で出馬し、落選した。

5755名無しさん:2016/08/13(土) 14:03:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000931&g=pol
新党結成は「選択肢」=支援の都議らと会合-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は10日夜、支援を受ける都議会会派の都議らが都内で開いた会合に出席した。小池氏は会合後、記者団に新党を結成する可能性について、「選択肢ではあるが、まだいろいろな形があると考えている」と述べた。
 会合には都知事選で小池氏を支援した会派「かがやけ」の都議3人のほかに、無所属の区議や市議ら約60人が参加。この中で小池氏は「しっかりとネットワークを築きながら前に進めよう」と述べ、自らが公約に掲げた都政の改革に向け連携を呼び掛けた。
 司会を務めた両角穣都議は「知事の政策が賛同を得られない場合、仲間となる政治勢力をつくるのは大きな選択肢だ」と指摘。9月下旬に始まる都議会での最大会派自民党などの対応次第で、「小池新党」に向けた動きが具体化する可能性があるとの見方を示した。 (2016/08/10-20:13)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000457&g=pol
都政改革で協力=民進代表と会談-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は10日、民進党本部を訪ね、岡田克也代表と会談した。小池知事は「都政を進めるため民進党都議に協力いただきたい」と要請。岡田代表は「都政はさまざまな改革が必要なので、われわれも是々非々でサポートしたい」と述べた。
 小池知事は会談後、記者団に「東京五輪・パラリンピックの予算縮減にも協力いただけるということなので、民進党と連携を取りたい」と語った。また、岡田代表から「社会を変える上で女性のトップは非常に意義がある」との発言があったと明らかにした。 (2016/08/10-12:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081000265&g=pol
新年会に110回支出も=15年度政務活動費-都議会

 東京都議会は10日、2015年度分の政務活動費の収支報告書と領収書の写しを公開した。支出のうち各種団体との意見交換に充当できる「会費」は2599万円に上り、自民、公明両党では新年会や賀詞交歓会への参加費として支出するケースが目立った。中には1〜2月に110回分の会費を計上した自民都議もいた。

 交付総額は8億9160万円で、95%に当たる8億4895万円が使われていた。各会派が事務職員に支払う給与などの人件費(2億9381万円)、広報紙発行費(2億8396万円)の順に多く、合わせて支出額の7割近くを占めた。
 会費は、意見交換や情報収集を目的に1回1万円、会議での弁当代は1人3000円を上限に支出が認められている。自民党は銀座の老舗すき焼き店の2160円の弁当を56人分購入し、12万960円を支払っていた。 
 都議会は議員1人当たり月60万円の政務活動費を各会派に交付しており、金額は地方議会で最高。全国市民オンブズマン連絡会議の光成卓明弁護士は「議員が会合に参加する主目的は顔見せや自己PR。政務活動費はそのために使うお金ではない」と批判している。(2016/08/10-10:20)

5756名無しさん:2016/08/13(土) 21:00:14
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010629841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_026
都議会政務活動費 返還率は他道府県より低い4.7%
8月10日 11時44分
昨年度(27年度)の東京都議会議員の政務活動費の収支報告書が公開され、交付された総額8億9000万円余りのうち使われずに返還されたのは4200万円余りと総額の4.7%ほどとなり、多くの道府県の返還の率に比べ低い率となっています。
都議会議員の政務活動費は都政の課題の調査研究などに必要な経費として全国で最も多い1人当たり月60万円が交付されていて、昨年度の収支報告書などが10日から公開されています。
それによりますと、昨年度、各会派に交付された政務活動費の総額は8億9160万円でした。支出で最も多かったのは人件費で2億9000万円余り、次いで広報紙を発行する費用が2億8000万円余りなどとなっています。
一方、交付された政務活動費のうち使われずに返還されたのはすべての会派の合計で4200万円余りで、総額に占める返還された額の割合=返還率は4.7%ほどとなりました。
地方議員の政務活動費に厳しい目が向けられ、全国各地では昨年度の返還率が30%を超えた県議会もあるほか多くの道府県でも10%前後となっていて、これらに比べると都議会は低い率となっています。
これについて、政務活動費に詳しい日本大学の岩井奉信教授は「3分の1が返還されるところもあるなかで、東京都はむだな使い方をしているのではないかと疑わざるをえない。誰もが納得するような使い方を心がけるべきだ」と話しています。
新年会費に支出集中
東京都議会議員の昨年度の政務活動費の収支報告書では、1月に開かれる「新年会」などを名目とした会合に参加するために議員の支出が集中していることが分かりました。1か月で90回を超える会合に参加した議員もいて、専門家は「政策のための調査など議会の活性化を目的とした使い方を徹底するべきだ」と指摘しています。
東京都議会では業界団体や自治会などが開く会合について飲食を伴う場合でも政務活動としての意見交換や情報収集が目的であれば、1回につき1万円を上限に政務活動費の支出を認めています。ただ、懇談などを主な目的とした会合は認めていません。
10日から公開された昨年度の政務活動費の収支報告書では、ことし1月に「新年会」や「賀詞交歓会」などの名目で開かれた会合に議員の支出が集中していることが分かりました。このうち、自民党の議員は1月の1か月で97回の会合に参加し、合わせて64万4000円の政務活動費を支出しているほか、別の議員も1か月に86回、1日に8回の会合に続けて参加する日もありました。
これについて、短時間での飲食の場で十分な意見交換などはできないという指摘も出ていて、政務活動費に詳しい日本大学の岩井奉信教授は「飲食に使うことに対しては住民からの批判も大きく、政策のための調査など議会の活性化を目的とした使い方を徹底するべきだ」と話しています。
ポイントためる議員も
昨年度の東京都議会議員の政務活動費の収支報告書をNHKが調べたところ、ガソリンなどを購入する際に専用のカードを使ってポイントをためている議員が10人以上に上ることが分かりました。
ポイントカードは政務活動で利用する車のガソリン代を支払う際に利用するケースが多く、ある議員のケースでは1回の給油で2854円支払い21円分のポイントを得るなどして給油のたびにポイントをためています。
また、事務用品やお茶などの購入にも利用されていて、ホームセンターでコピー用紙などを4862円で購入したケースでは110円分のポイントが付与されています。政務活動費の支出でポイントを得ることについては東京都議会の手引きの中で、得られたポイントが商品価格の10%に満たなければ問題はないとする考えを示し、ポイントをどのように使うかについては議員に任されています。
一方で、ポイントが商品価格の10%未満でも支払った代金からポイント分を差し引いた額を政務活動費からの支出として報告する議員もいるなど、対応が分かれています。
これについて日本大学の岩井奉信教授は「政務活動費で得たポイントを私的な買い物に使っているのではないかと疑われかねず、是正が必要だ」と指摘しています。

5757名無しさん:2016/08/13(土) 21:00:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010630021000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_024
都知事と民進代表 五輪費用の縮減で一致
8月10日 13時27分
東京都の小池知事と民進党の岡田代表が民進党本部で会談し、4年後の東京オリンピック・パラリンピックの準備や運営にかかる費用の縮減に協力して取り組むことで一致しました。
この中で小池知事が「都議会でも、民進党の議員に、都政を進めるため協力してほしい」と要請したのに対し、岡田代表は「是々非々だが、都民のためになることであれば大いに改革の後押しをしていきたい」と応じました。
また、岡田氏は、4年後の東京オリンピック・パラリンピックの準備や運営にかかる費用が当初の想定を大幅に上回ることが見込まれていることについて、「国民・都民の税金なので、中身をしっかり見て、必要のないものは削減していかなければならない」と指摘しました。
これに対し、小池氏は「積算根拠や全体像について、きちんと都民に説明がつき、納得してもらい、そして、大会を盛り上げていくことは、私も同じ思いだ」と述べ、大会の準備・運営費の縮減に協力して取り組むことで一致しました。
会談のあと、小池知事は記者団に対し、「予算の縮減に協力してもらうことは、国民や都民にとっても必要なことだ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010630031000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_023
小池都知事 新党結成「選択肢の1つ」
8月10日 13時38分
東京都の小池知事は、来年夏の東京都議会議員選挙を見据えた新党の結成について「その選択肢は1つはあるかと思う」と述べ、都議会で半数近い議席を占める自民党の協力が得られるかなどを見極めたうえで、判断する考えを示しました。
東京都の小池知事は、10日午前、民進党の岡田代表に就任のあいさつをしたあと、記者団の質問に答えました。
この中で小池知事は、来年夏の東京都議会議員選挙を見据えた地域政党などの新党の結成について「都政を前に進めていくうえで判断すべきことだ。その選択肢は1つはあるかと思う」と述べ、都議会で半数近い議席を占める自民党の協力が得られるかや、今回の都知事選挙でみずからを支援した自民党の地方議員に対する党の処分の見通しなどを見極めたうえで判断する考えを示しました。
今回の都知事選挙では、野党系の一部の都議会議員も小池知事を支援していて、小池知事は10日夕方、こうした議員らが開く会合に出席することを明らかにしたうえで「東京を改革するという旗印のもとに、選挙で皆さんにお集まりいただいた。その皆さんと引き続き、都政の改革について話す機会となり、楽しみにしている」と述べました。

5758チバQ:2016/08/14(日) 13:27:25
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/13/kiji/K20160813013159350.html
「週刊リテラシー」降板 上杉隆氏とMXが真っ向対立 都知事選めぐり

 13日に生放送されたTOKYO MX「週刊リテラシー」(土曜後5・00)で、東京都知事選(7月31日)に立候補したジャーナリストの上杉隆氏(48)の番組降板について説明があった。両者の言い分は食い違っている。

 番組冒頭、テロップとテロップを読み上げる男性の声で「『週刊リテラシー』の出演者でありました上杉隆氏の番組降板につきまして、視聴者の皆さまへご報告させていただきます」と切り出し「上杉氏には本番組のメーンMCを約2年間務めていただきましたが、先般、上杉氏より、東京都知事選挙に立候補する旨の報告があったため、当社は本番組から上杉氏に降板いただくという判断をいたしました。法律上、政治的公平性が要求される放送局として、公職へ立候補された上杉氏を本番組のメーンMCとして起用し続けることは、放送基準等に照らして困難と判断し、やむなく降板という判断に至ったものです」と説明した。

 続けて「上杉氏にもその旨をお伝えしており、上杉氏には、降板についてご了承いただいております」とし「本番組につきましては、今後も政治・経済・事件・芸能等の世の中の注目ニュースを、さまざまなアングルから徹底解説をするという姿勢は変えずに、放送を継続してまいります。視聴者の皆さまには、変わらずご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼び掛けた。

 テロップ明け、MCを務める「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(42)は「MXテレビさんと上杉隆さんがおっしゃっていることが真反対の意見。ここは裁判の場所じゃないと僕は判断しました。もう弁護士さんの預かるところになっている。僕たち出演者は今、残された契約期間、まずは視聴者の皆さんのために、上杉隆さんがいなくなった番組を少しでもおもしろくお届けできるように頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と報告した。

 上杉氏は代表取締役社長を務める「NO BORDER」の公式サイトで「今月5日、TOKYO MX社の代理人弁護士から契約終了通知書が届けられ、困惑している」「東京都知事選への関与について、6月下旬、同局に可能性を示唆。当時、番組プロデューサーは理解を示した以外に、都知事選前後の動向を取材したいと申し出をした。それにより、同局は故鳩山邦夫代議士のお別れ会と出馬会見を事前に把握し、独占取材を行うなど、選対の動向を先んじて知ることが可能になった。都知事選立候補については、同局担当者の了承を得て、応援してもらっていた。同局への誠実な説明の上で、立候補を決意した」「局側からの一方的な通告で、出演者・スタッフ・視聴者に申し訳ない気持ちでいっぱい。今回の番組降板の経緯に関しては、既に法的な対応が不可避な段階に達しており、すべての交渉を代理人弁護士に委ねている」などの旨を主張している。

 上杉氏は7月12日に出馬表明。同16日から出演しなくなった。落選したため、8月6日から復帰可能だったが、上杉氏によると、前日5日に契約終了通知書が送られた。
[ 2016年8月13日 17:03 ]

5759名無しさん:2016/08/14(日) 21:08:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160810-00000210-sasahi-pol
田原総一朗「小池百合子大勝を呼び込んだ都民の『激情』」〈週刊朝日〉
dot. 8月12日(金)7時0分配信

 小池百合子氏の圧勝で幕を閉じた都知事選。ジャーナリストの田原総一朗氏は大勝した理由を分析する。

*  *  *
 都知事選挙では自民・公明が推薦した増田寛也氏や、民進・共産・社民など野党が一致して推薦した鳥越俊太郎氏を破り、政党推薦が一切なかった小池百合子氏が当選した。しかも291万2628票も獲得しての大勝だ。保守が増田、小池と分裂し、増田候補の応援には自民・公明などの幹部が連日登場したにもかかわらずである。

 一般的に考えれば、保守が分裂して競えば野党が一致して推薦した鳥越氏に勝ち目があるとも予想されていたのだが、鳥越氏が獲得したのは134万6103票で、小池氏の半分にも至らず第3位に終わった。

 増田氏の出馬には、少なからず疑問があった。増田氏は岩手県知事や総務相を経験し、その力量は誰もが認めていた。だが、増田氏が現在取り組んでいるのは地方活性化である。おしなべて地方は少子化であるうえに人材が大都市に流出し、人口が減って衰退に向かっている。そこで地方活性化が重要な仕事なのだが、それはいわば東京から人材をいかにして地方に移らせるかということで、極端に言えば東京を寂れさせることが役割である。そんな増田氏が都知事になるというのは、多くの都民にとって違和感があった。

 鳥越氏は立候補の理由として、参院選挙で自民党や公明党など、いわゆる「改憲勢力」が3分の2以上の議席を獲得したことに強い危機感を覚えたことを挙げた。憲法改正の発議が可能になるのだから、リベラルのジャーナリストである鳥越氏の危機感はよく理解できる。だが、憲法改正は国政の問題だ。もし国政に危機感を持つのであれば、むしろ参院選に出馬すべきではなかったか。

 それにしても、小池氏がこれほど大勝したのはなぜなのだろうか。

 女性がはじめて都知事になるというのには意義がある。それに自民党都連が、小池氏を支援した自民党議員は、たとえ親族が支援した場合でも処分するという文書を配ったことで「いじめ」のような構図となり、増田氏の票が減り、小池氏の票が伸びたという事情もあるのだろう。

 しかし、保守分裂選挙で、しかもどの政党からも推薦を受けられなかった小池氏が291万票も獲得したのはすさまじい。このすさまじさに、私はある種の怖さを感じている。

5760名無しさん:2016/08/14(日) 21:08:38
>>5759

 例えば、米国の大統領選挙の予備選で、当初は泡沫と見られていたトランプ氏が予想を裏切るかたちでどんどん勝ち進み、ついに共和党の大統領候補になってしまった。共和党の本流の有力者たち、そしてマスメディアもまったく予想していなかった出来事である。

 その原因は、米国民の多くが、共和党、民主党を問わず、政治も経済も含めた現状に強い不満を抱いていることではないか。ともかく現状を変えたいという憤り、その激情がトランプ氏を勝たせたのだ。

 英国が国民投票でEUからの離脱を決めたのも、これに酷似していて、キャメロン首相(当時)など内閣の多く、そして学者やエコノミストたちも、ほとんど離脱などあり得ないと判断していた。ところが米国と同じく、現状に対する国民の激情がプロたちの予想を大きく上回った。

 小池氏の大勝も、与野党を引っくるめて日本の政治・経済の現状に対する都民の強い不満、言葉に表現できない激情があったためだと私はとらえている。だが、今回の内閣改造を見ると、安倍首相にはどうもその危機感が伝わっていないようだ。

※週刊朝日  2016年8月19日号

5761チバQ:2016/08/16(火) 20:13:34
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160815-134-OHT1T50160.html
小池都知事、写真撮影拒否した“因縁”自民党議長と目を合わせず
08月15日 16:54スポーツ報知

小池都知事、写真撮影拒否した“因縁”自民党議長と目を合わせず
自民党都議の川井重勇議長(左)と目を合わせなかった小池百合子都知事 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 東京都の小池百合子知事(64)が15日、東京・文京区の文京シビックホールで行われた東京都戦没者追悼式に参列し、式辞を述べた。730人の遺族らが参列した。

 午前11時45分頃、喪服姿の小池氏に続き、都議会各会派の代表者がホールの壇上に現れた。小池氏が着席すると、隣に座ったのは自民党都議で議長を務める川井重勇(しげお)議長(68)だった。“因縁”のある2人は、よそよそしい様子で、目を合わせなかった。

 “因縁”が生じたのは、小池氏が初登庁した今月2日。都議会各会派へのあいさつ周りの際、小池氏が議長室で自民党の川井氏に右手を差し出し握手を求めたところ、ためらわれた後に「知事と議会は両輪。一輪車にならないように」と釘を刺された。

 さらに、報道陣から小池氏と並んだ写真の撮影を求められると「あなた(報道陣)の要望に応える必要はないから」と拒否し、「どうもご苦労さまでした」と小池氏に退室を促した。直後、小池氏はたまらず「握手、嫌そうにしてたね」とつぶやいた。川井氏の“冷遇”について、インターネット上でも「対応がひどすぎる」「写真拒否の人」などとバッシングが飛びかった。

 公では2度目の対面となったこの日、双方が式辞、追悼の言葉を述べた際は相手側に頭を下げたが、それ以外の式典の間、互いの方を向くことはなく、表情は険しいままだった。献花を終えた小池氏は、足早に会場を後にした。関係者は「式典中に話さないのは当然だが、(2人には)ピリピリしたムードが漂っていた」と話した。

 小池氏は7月、都知事選への出馬会見で「議会の冒頭解散」を公約に掲げ、都出身の議員を中心とする自民党都連を「誰がいつ、何を決めている分からないブラックボックスだ」などと批判したため、都議会自民党とも対立する形となり、溝は埋まっていない。

5762チバQ:2016/08/17(水) 22:28:31
http://www.sankei.com/politics/news/160817/plt1608170012-n1.html
2016.8.17 18:04

東京都、上山信一・慶大教授ら5人を顧問に選任 改革本部と兼任へ

反応 プッシュ通知

反応



 東京都は17日、上山信一慶応大教授ら5人を顧問に選任した。任期は来年3月末まで。都政運営に関し、小池百合子知事に進言や助言を行う。

 小池知事は、都の事業見直しや廃止を含めた抜本策を検討する「都政改革本部」を9月上旬に設置する方針で、上山教授らは改革本部の顧問も兼ねる。

 顧問に選任したのは上山教授のほか、加毛修弁護士、小島敏郎青山学院大教授、坂根義範弁護士、須田徹公認会計士。

5763とはずがたり:2016/08/18(木) 01:23:03
【都知事選】党除名覚悟で小池氏を応援の若狭氏 原動力は「マムシの善三」への対抗心
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-566451.html
07月15日 16:30東スポWeb

【都知事選】党除名覚悟で小池氏を応援の若狭氏 原動力は「マムシの善三」への対抗心
左から若狭勝衆院議員、小池百合子氏
(東スポWeb)
 小池の乱”を起こして東京都知事選(31日投開票)に出馬した小池百合子元防衛相(63)の遊説に、同氏を支えるヒゲ面のオヤジがいた。

 自民党都連は所属する国会議員や地方議員に対し、党が推薦した増田寛也元総務相(64)以外の候補者を応援した場合「除名処分の対象になる」との文書を配布。それも議員本人だけでなく、家族による応援までNGというから、もはや“踏み絵”と言っていい。

 この日、JR池袋駅前で第一声を上げた小池氏は「私を応援すると一族郎党、罰すると言われています」とチクリ。1000人を超える聴衆からは笑いも起きたが、大きなハンディであることに変わりはない。

 そんななか応援に駆けつけたのが、元東京地検特捜部副部長の若狭勝衆院議員(59)だ。同氏は「小池さんのためにやってきた。私の名前には『勝』という字が入っている。若狭が来れば勝つ!」と絶叫。

 若狭氏は自民党議員。踏み絵を無視したことで自身の立場も危うくなりそうだが、「小池さんは舛添問題や都政の利権追及を行うと宣言している。私は東京地検特捜部の副部長をやっていたんですよ。追及チームができれば、間違いなく関与します」と若狭氏は断言した。

 その裏には舛添要一前都知事(67)の政治資金問題でツッコミどころ満載だった“第三者”に名を連ねた「マムシの善三」こと元特捜副部長・佐々木善三弁護士(63)の存在があるという。

「第三者と言いながら舛添氏寄りの調査結果を出した佐々木弁護士に、若狭氏は方々で『ありえない』『特捜OBとして恥ずかしい』と苦言を呈していました。特捜部は出世競争が激しく、ライバルを蹴落としていく世界。佐々木氏は先輩ですが、同じ副部長経験者として黙っていられなかったのでしょう」(テレビ関係者)

 自分ならもっとうまくやる――。“小池都知事”の下で自らの手腕を発揮したくてウズウズしているのかもしれない。

5764とはずがたり:2016/08/18(木) 01:25:32
都知事選 小池百合子流のけんか殺法はどこまで通用するのか?鳥越俊太郎氏の出馬でやや計算に狂いが…
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160716/plt16071608300002-n1.html
2016.7.16 09:00

【政界徒然草】

 「崖から飛び降りる覚悟」と述べて東京都知事選(7月31日投開票)に無所属で立候補した元防衛相の小池百合子氏(64)。元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦=やジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=らによる包囲網を向こうに回し、発信力を武器に正面突破を図る。強大な敵役を作り挑む構図は、小泉純一郎元首相直伝の“けんか殺法”といえる。小池氏は「最も厳しい戦い」を勝ち抜けるのか。

 「私を応援すると一族郎党罰するということだ。それを乗り越えて駆けつけてくれた、その覚悟と信念に感謝する」

 知事選が告示された14日、小池氏は地元の東京・JR池袋駅前で行った第一声で、応援に駆けつけた自民党の若狭勝衆院議員(比例東京)らへの謝意を口にした。

 自民党都連は推薦した増田氏以外の候補者を応援した場合、親族も含めて「除名などの処分対象となる」との文書を所属国会議員や地方議員に配布している。この日の小池氏の演説には若狭氏や一部区議を除き、都連所属の議員の姿はみられなかった。

 小池氏の発言は、露骨な締め付けに対する反発だ。若狭氏は記者団に「例えば小泉純一郎元首相が小池氏の応援に訪れたら、小泉進次郎氏が処分対象になる」と皮肉った。都連幹部も「小池氏は都連の意思決定過程や体質に対する批判票を集めようとしている。こんな文書を出したら、小池氏がジャンヌ・ダルクと重なって同情票を集めてしまう」と危機感を隠さない。

 さらに、小池氏は外国人地方参政権をめぐって増田氏への批判を強めている。14日の第一声では「反対だ。地方だからいいと思っているのは大間違いだ。何らかの意図を持った人が押し寄せてきたらどうなるのか。地方自治だからと外国人参政権をむやみに与えるのは反対だ」と明言した。

 これは、岩手県知事時代に外国人地方参政権付与に前向きな発言をした増田氏と、付与に慎重な自民党とのズレを突いた発言だ。都連内にも増田氏擁立前から「そこは修正させなきゃいかん」との声が強かった。

 増田氏は14日のBSフジ番組で「地域のコミュニティーでの意向を重視していくべきだ。岩手県知事時代、私は県民の意見を聞いて『賛成だ』と言った。都民の意見を聞くと、反対の方が大変多い。そういう意見に従うべきだ」などと釈明に追われた。

5765とはずがたり:2016/08/18(木) 01:25:49
>>5764-5765

 対鳥越氏では、小池氏は「究極の後出しジャンケン」と批判し、政策面での出遅れを指摘している。

 この手法は、党内の反対派を「抵抗勢力」と位置づけ突破力を印象づけることで国民の支持を得た小泉氏の手法に重なる。

 小池氏はまた、14日の第一声で「私は幼いころ、バイオリンを習っていた。下手くそだった。私のバイオリンを、皆さまの力を得てオーケストラにしていきたい」と語り、支持を訴えた。実はこれ、細川護煕元首相が平成4年5月、小池氏も参画した日本新党結党会見で語った「私がソロを弾き始めた。次第にそれが大きなオーケストラになる」という言葉を意識したものだった。

 細川氏ら野党は、5年7月の衆院選で自民党を過半数割れに追い込み、8党・会派による非自民連立政権を誕生させた。細川氏は同年8月、79代首相となる。小池氏は政治活動の集大成として、2人の元首相から得たものを知事選にぶつけているようにも映る。

 情勢はどうか。ある自民党都連幹部は当選ラインを前回都知事選で舛添要一前知事が獲得した約210万票とみて、参院選(10日投開票)の東京選挙区での結果に注目する。

 東京選挙区で自民、公明両党が獲得した比例票は計約284万票。鳥越氏を推す民進、共産、社民、生活4党の比例票は計248万票だった。この都連幹部は東京選挙区で当選した2人の自民党候補のうち組織を総動員した候補と公明党候補を足した計約165万票を増田氏の“基礎票”とみる。そのうえで、こう語った。

 「現状では保守分裂により鳥越氏がリードしている。浮動票を食われている小池氏は誤算だろう。ただ、鳥越氏は政策面で弱く、失速することもあり得る。浮動票が小池氏に流れていくだろう。ただ、今後の調査で増田氏が小池氏をリードすれば、勝ち馬に乗ろうと増田氏に票が流れるのではないか。増田氏が勝てる戦いだ」

 小池氏は「私はアイスブレーカー(砕氷船)だ」と周囲に述べ、不利とみられる情勢でも真正面からぶつかっていく姿勢を強調している。キャスターから参院議員、そして衆院議員に転身し、17年の郵政選挙では、選挙区を変えて造反組への「刺客」として戦い、当初の下馬評を覆して大勝した。

 防衛相時代の小池氏は、当時「防衛省の天皇」との異名を取った大物事務次官の更迭を打ち出し、省内で激しい対立劇を繰り広げた。小池氏は内閣改造で防衛相を外れる痛み分けとなったが、大物次官はのちに東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された。

 敗北の苦い過去もある。20年の自民党総裁選に出馬したものの麻生太郎副総理兼財務相に敗れた。野党時代の24年の総裁選では、立候補した石破茂地方創成担当相を支持したが、石破氏が安倍晋三首相に敗れ、小池氏が要職から遠ざかるきっかけとなった。

 無所属で突入した戦いは、都民の支持を得るのか、墓穴を掘った形で終わるのか--。(政治部 沢田大典)

5766名無しさん:2016/08/20(土) 22:24:41
http://news.livedoor.com/article/detail/11888559/
小池百合子新知事との握手を拒んだ議員に擁護の声「にこやかな挨拶していた」
2016年8月14日 17時16分 トピックニュース

14日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で、自民党衆議院議員の松本文明氏が、小池百合子新都知事の初登庁時の都議会自民党の冷たい対応を擁護する場面があった。

番組は「小池百合子新都知事はやれんのか!? 都政改革を阻む“障壁”はコレだSP」と題し、課題が山積する都政について特集を組んだ。ゲストには小池氏を応援した若狭勝衆院議員や、都議会議員を4期務め都知事選では増田寛也氏を支持した松本氏らが出演した。

その中で、小池知事のあいさつ回りで川井重勇都議会議長(自民党会派)が握手を拒むなどの「塩対応」をみせたことが話題に。当時、川井氏は「知事と議会は両輪。一輪車にならないように」と釘を刺すと、握手や記念写真を促す報道陣に「あなたの要望に応える必要はないから」と拒否し、小池知事と都議会自民党との溝を印象付けたのだった。阿川佐和子氏はこの光景に「いかにも大人げないオジさんたちの、あの態度に驚いた」と感想を語った。

しかし、松本氏の意見は違うようだ。松本氏は「あれはね、知事が『今日、何時に行くから、誰と会いたい』と先に情報が入ってればいいんだけども、『今日は初登庁だから慣例的に各会派を回りましょう』となった」といい、小池氏側から事前に連絡がなかったのだと明かした。都知事選で敗れた自民党会派は「ガクッときてる」ため、挨拶できる状態ではなかった、というのだ。

だが、阿川が川井議長の対応について「人間と人間の挨拶の場で、あんな感情的に…」と指摘すると、松本氏は被せるようにして「にこやかな挨拶してたじゃないですか」とコメント。この発言にはスタジオからは笑いが起こり、阿川も苦笑いする他なかった。

5767名無しさん:2016/08/20(土) 22:38:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00511470-shincho-pol
小池百合子都知事の「標的」になる人物――内田茂、石原伸晃、森喜朗
デイリー新潮 8月18日(木)16時0分配信

「女性初」を開拓してきた政治家人生である。女性として初めて防衛相となり、自民党総裁選に挑戦、党三役を務め、都知事となった小池百合子女史(64)。分裂選挙の中、300万になんなんとする票を得た女帝は民意という矛を手に、標的を蹴散らす勢いなのだ。

 ***

 小池都知事誕生を受け、8月4日に都連会長の石原伸晃経済再生担当相、そして“都議会のドン”こと内田茂都議が辞任を発表したが、

「小池さんが都知事になってまずやることは、内田さんへの『宣戦布告』。彼女は公約に、『利権追及チームの新設』を掲げていますが、その標的になるのが内田さんということです」

 とは都連関係者。

「彼自身が監査役を務める電気工事会社が、オリンピック関連事業を受注し、売り上げを伸ばしているのが目下、問題視されている。たとえ内田さんが辞任しても、『院政』を敷くだけ。したがって、その他の癒着関係の有無について調査を進めて行くはずです」

 石原氏に関しては、

「与党推薦候補が都知事選で勝てないのは今回が初めてではありません。それよりも、会長の役職は『1期2年』を2期務めれば交代が定石なのに、彼がすでに11年も居座っているのが問題。今回が良いタイミングだったのではないでしょうか」

 と突き放すのが、別の都連関係者。新都知事と会長とは因縁浅からぬ仲らしく、たとえば、

「09年の都議選で第一党の座を明け渡したときでさえ、石原さんが会長に再任されました。“余人をもって代えがたい”と。小池さんはこれに納得できない面々のひとりで、“執行部は総括すべき。再任反対”と主張しました。最終的に、机をどんどん叩いては怒鳴り合いに発展したんです」(同)

 それから7年の月日を隔てた今回、「増田落選」直後、石原氏は事務所で、

「増田さんが、今でも東京都知事に本当にふさわしい人物であるということを再確認させて頂きました」

 と強弁。遺恨をよほど腹に据えかねたのか、歯ぎしりの音が聞こえてくるようだった。

5768名無しさん:2016/08/20(土) 22:38:46
>>5767

■森元首相も
 これに続いてターゲットとなるのが、他ならぬ五輪組織委員会の会長・森喜朗元首相である。

「森さんは引退後も、パーティーや献金でカネを集め、いわば権勢を誇っていますからね」(別の都連関係者)

 事実、元首相の政治団体「春風会」の収支報告書を見ると、13年には1億円余、14年にも6000万円強の収入が計上されているのだ。

「森さんは安倍首相の出身派閥『清和会』の元会長でもあるので、業界団体は党のみならず官邸への発言力も期待してカネを出す。逆に森さんはと言うと、集めたカネで清和会の若手・中堅議員のパーティー券を買ったりして、影響力を保持する。森さんは今もなお秘書を複数雇っているし、閉鎖された砂防会館から虎ノ門ヒルズの近くに事務所を移転しています」(同)

 むろんそれは表のカネであり、違法の「い」の字もない。五輪利権の追及とひと口に言っても、大部の書籍のなかに刻まれた落書きを探し出すような困難がつきまとうが、

「いやいや、雪だるま式に予算が膨らんでいった経緯に注目するだけでもインパクトがあります」

 と、政治部デスクが後を受ける。

「招致時には3000億円だった五輪予算が5000億に、そして今では2兆〜3兆円にも達すると言われている。なぜそういうことになったのか、小池さんは明らかにしようとするでしょう。役人に資料を出させ、説明をさせ、それを矢継ぎ早に情報公開していく。利権を“発掘”できずとも、都民は一定の評価を下すに違いありません」

■“NOと言える小池都政”
 そればかりか、組織委に加え政府も、都に対して“陳情”しなければならない案件がある。

「具体的には、施設整備費の追加負担について。本来、仮設のものは組織委が、閉会後も使用される恒久的な施設は都が負担することになっている。でも、仮設にかかる費用が招致の際には723億円だったのが、3000億円規模にのぼっていて、組織委だけでは賄えなくなった。それで今年3月末から森さんと遠藤さん(利明担当相)、そして舛添さんとで負担割合の話し合いをしてきました」(同)

 この会談に新都知事が参加することになるわけだが、さる都庁幹部に聞くと、

「舛添さんは森さんの意向を踏まえ、予算をひねり出そうと我々に指示していましたね。自民党を除名された自分をもり立ててくれているという意識があり、無下に出来なかった。そこへ行くと、オリンピック予算の透明化を訴える小池さんが、森さんの要望にそう簡単に応じるとは思えません」

 あたかも、“NOと言える小池都政”が睨みを利かす恰好である。

 永田町関係者のひとりはこう語る。

「そもそも、森さんは同じ派閥にいた小池を好ましいと思っていません。小泉政権下の03年9月、彼女が環境相に就任したとき、派閥の会合で、“あなたには(入閣待機組の)先輩を思いやる心がないのか。スタンドプレーするなら出て行ってほしい”となじっていたんです」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5769名無しさん:2016/08/20(土) 22:50:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160819-00511474-shincho-pol
都議会・官邸も「小池都知事」の標的に 9月の都議会、10月の補選
デイリー新潮 8月19日(金)16時0分配信

 小池百合子氏(64)が都知事となったことで、“標的”となる存在たち――都連幹事長の辞任を表明している“都議会のドン”内田茂氏や、同じく会長を辞する石原伸晃経済再生担当相、森喜朗・五輪組織委員会会長らの名が挙がるが、彼らだけではない。

 ***

 選挙時の公約に「利権追及チームの新設」を掲げた小池都知事は、“五輪利権”に切り込むことが予想されるが、都議会もまた標的になる。

「五輪利権追及に加えてもう1つの目玉が、築地市場の移転問題。11月に豊洲へ移ることになっていますが、当の市場業者は大反対しています。というのも、11月が繁忙期であるし、豊洲の土壌汚染調査や液状化問題に決着がついていないから。9月からの都議会でこういった不透明な部分に小池さんが突っ込み、パンドラの箱が開いてしまうかもしれない。メディアがこの『小池劇場』をこぞって取り上げれば、自民党への風当たりはいや増しに強まります」(都連関係者)

 その一方で、差し当たってのポイントは、新都知事らに関する処分問題だが、

「都連は彼女を応援した若狭さん(勝・衆院議員)に区議7人を加えた9人を除名処分にすると強硬論を唱えてきました。ただ、官邸は慎重姿勢。この『小池人気』を前に、対立は得策ではないという考えあってのことです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 この通りに除名されなかったとしても、

「都知事は自民党や官邸と距離を置き続ける。対立構図の演出こそ人気の生命線だから。自ら離党届を提出しないまでも、“私は都民と共に歩む”といったメッセージ発信の場を設ける可能性がある。そのうえ、10月23日投開票の東京10区補欠選挙にも注目が集まります。都知事選同様、『分裂』となった場合には、自民党からは比例東京選出の鈴木隼人代議士の、小池シンパからは若狭さんの出馬が取りざたされています」(政治部デスク)

 官邸ならびに党もまた標的となるのだ。

 かねてより永田町で流布してきた女帝にまつわる「箴言」を最後に披露しておこう。

「いつも党首の傍にいる。そして党首がいなくなる」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5770名無しさん:2016/08/20(土) 22:52:27
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160817-00511467-shincho-pol
小池百合子、女帝の座を射止めた振る舞い術 キャスター時代の異名は「ヒラメ」
デイリー新潮 8月17日(水)16時0分配信

 ここ4年弱で3回目、今回も50億円の税金を投入したバカ騒ぎならぬ都知事選に、小池百合子元防衛相(64)が圧勝。日本新党を皮切りに、新進党、自由党、保守党、自民党と5つの政党を渡り歩き、挙句には女性で初めて党三役の一角を占めた自民党に喧嘩を売り、この選挙戦に打って出たのだった。まず、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏に女帝誕生の要因を分析してもらおう。

「小沢一郎に小泉純一郎。彼女は、その時々の権力者に近づき、政党を転々とする『政界渡り鳥』と揶揄されてきました。しかし、今回の選挙では彼らから盗んだ『技』をちゃんと活かしていましたね」

 去る6月29日の電撃出馬会見は、郵政選挙を仕掛けた小泉流だ。

「その前の週末に自民党が行なった世論調査で、桜井さん(俊・前総務事務次官)がダントツでした。これを受け、都連会長の石原さん(伸晃)が、29日午後に桜井さんに出馬の申し入れをする予定だった。が、小池さんの会見で、桜井さんは“自分が出たら分裂選挙に巻き込まれる。そんな面倒は避けたい”と出馬回避に舵を切ったのです」(同)

 いざ選挙戦が始まれば小沢流だった。

「告示日の翌日に八丈島を訪れたのは、小沢さんが常々言ってきた“選挙は川上から川下へ”の教え通りの動きです。小さな村から大都市へ、選挙区の隅から隅までを歩きなさいという意味。そして、街頭演説では押しなべて、政党の垣根を越えて有権者と直接繋がろうという姿勢がありました。この点は、“自民党をぶっ壊す”と訴えた小泉流の戦い方です」(同)

 小池女史は、1992年の参院選に日本新党から比例区で出馬して当選。翌年の、55年体制を崩壊へ導いた衆院選では、旧兵庫2区に鞍替え出馬し、当選している。

 それから、新進党や自由党で僚友だった西村眞悟元代議士が、

「99年に私が“日本も核武装した方がいい”という発言をして、問題になったことがありました。この後、小池さんと小沢一郎さん、そして私とで食事をしていたときのことですが」

 と当時を振り返って、こう継ぐ。

「彼女が、“小沢さん、西村さんのこと、注意してあげてよ。過激だから、困っちゃうのよ〜”なんて言うのです。その言い方や態度に、嫌な感じはまったく受けませんでした。また、財界の方を交えた席で私を指して、“この人は私の用心棒なのよ〜”と持ち上げてくれたりもしました。その口ぶりは自然で上手。感心しましたよ。だから、都議会のタヌキみたいなおっさんも、見くびったらえらいことになりますよ」

5771名無しさん:2016/08/20(土) 22:53:42
>>5770

■異名がヒラメ
 もう少し、身過ぎ世過ぎに役立ったその振舞い方に触れておかねばなるまい。

 彼女が「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)のキャスターを務めていた時代だから、90年前後のこと。

「当時の社長が声を掛け他社から連れてきたこともあって、小池さんはかわいがられていました。他のキャスターに比べても特にね。そしてそれを十分理解していたから、社長室へ日参しては、“ゴルフや食事に行きたい!”と“アプローチ”していました」

 と、これは元同僚女性の打ち明け話である。

「社長も喜び、色んな席へ連れて行ったんです。それが彼女の人脈づくりに奏功したのは間違いありません。社長だけでなく、報道局長ら上役には猫なで声で近づくのに、同僚や部下とは目線さえ合わさない。だから評判が悪いのなんの」

 社長とのホットラインを気にする余り直属の上司でさえ腫れものを扱うように彼女と接するので、増長するばかり。で、ついた異名がヒラメ。つまり、上しか見ていないというわけだ。

「“ヒラメがまた、社長との飲み会のことを大声で自慢してたよ”などと、陰で言われていました。彼女はそのことを嬉々として話すものだから……。で、92年に出馬した際には、現場にはまともな挨拶もなく辞めて行った。上層部は“自民党から出馬しないなら勝てない”と忠告したようですが……。あのときも今回も、勝負所の勘の良さだけは認めざるを得ません、悔しいけれど」(同)

 どこかで見たような光景である。

 ともあれ、政界入りのきっかけを作り、いみじくも2014年の都知事選で苦杯を嘗めた細川護煕元首相はこんな見方をする。

「日本新党時代以降、小池さんは経験を積んでこられ、政治的な感覚に優れていると思います。が、都議会の与党が正面から向かってくるという状況でどうするのか。開き直り、捨て身になってやっていくしかないのではないでしょうか」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5772チバQ:2016/08/22(月) 19:25:15
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1608220001.html
ドンの側近が後任幹事長に 小池知事を迎え撃つ自民党都連の“院政”新人事
16:45夕刊フジ

ドンの側近が後任幹事長に 小池知事を迎え撃つ自民党都連の“院政”新人事
内田茂都議
(夕刊フジ)
 東京都知事選で敗北し、幹部5人が総退陣した自民党都連の新人事が固まってきた。会長人事は3人に絞られ、「都議会のドン」こと、内田茂都議(77)の後任幹事長には、最側近であるベテラン都議が就任する見通しだという。一方、リオデジャネイロ訪問中の小池百合子都知事は、着物姿で「日本のおもてなし」をアピールしたが、帰国後には、内田氏が“院政”を敷く「都連のおもてなし」を受けることになりそうだ。

 「4年後には、心を込めた最高の『おもてなし』で、皆様をお迎えできるよう、精いっぱい準備を進めたい」

 小池氏は19日、リオ市のパエス市長との共同記者会見に臨み、東京五輪への意気込みを語った。和服姿の狙いについては「日本のおもてなしを最大に象徴するものだ」と強調した。

 東京五輪の成功に向けて、地球の裏側で動く小池氏だが、日本では自民党都連が、小池氏を迎え撃つための新人事を着々と進めている。

 都連の幹部人事をめぐっては、今月5日の合同会議で、石原伸晃会長(経済再生担当相)と内田氏ら幹部5人の引責辞任が報告され、了承された。新人事は役員選考委員会で検討されてきたが、大枠は決まりつつある。

 最大の焦点は、内田氏が落選中も含めて10年以上死守し、「国会議員より影響力がある」といわれた幹事長ポストだが、党関係者によると、都議会議長経験者である高島直樹都議(66)が内定したという。

 高島氏は、自民党都議60人の中でも、特に内田氏と議会活動をともにしてきた人物で、「まさに内田派の重鎮だ。ドンの政治手法や、組織運営術を間近でみてきた後継者」(都庁関係者)と評されている。

 会長ポストについては、駆け引きが続いているという。

 最有力候補は、萩生田光一官房副長官で、下村博文元文科相を推す声も強い。ただ、下村氏は会長代行を引責辞任したばかりのため、「すぐに会長就任はいかがなものか」(都連関係者)との見方もある。

 萩生田氏についても、「都連内では『内田氏との距離が近い』との声も目立つ。官邸サイドが萩生田氏の会長就任を渋っているという噂も聞く」(別の都連関係者)。

 こうしたなか、中川雅治参院議員の会長起用案が浮上している。

 東大法学部卒、大蔵省出身の知性派だが、「中川氏はまだ当選2回。(幹事長に内定した)高島氏が采配を振るいやすくなり、内田氏は隠然たる影響力を行使するだろう」(区議)という。

 早ければ、新人事は来週後半にも開かれる都連幹部会で承認される。小池氏は都知事選で、都連を「ブラックボックス」と批判したが、この様子では「闇将軍」が君臨することになりそうだ。

5773チバQ:2016/08/24(水) 21:01:29
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1608240001.html
小池新党、旗揚げなら20議席獲得と分析…第2会派に匹敵 来夏都議選で
16:35夕刊フジ

小池新党、旗揚げなら20議席獲得と分析…第2会派に匹敵 来夏都議選で
リオ五輪閉会式で都知事外交デビューした小池氏。帰国後も決戦が待ち受ける
(夕刊フジ)
 東京都の小池百合子知事と、都議会自民党が、待機児童対策をめぐって激突する可能性が出てきた。小池氏は来月の定例議会に緊急対策の補正予算案を提出する考えだが、都議会(定数127)最大会派である自民党(60人)の対応がはっきりしないのだ。こうしたなか、小池氏が新党を旗揚げして来年夏の都議選に臨んだ場合、最低20議席程度を獲得することが、有名選挙プランナーの分析で分かった。現在の都議会第2会派に匹敵するが、小池氏は大勝負に打って出るのか。

 「旗自体は重くなかった」「責任は、ズシッとくるものがあった」

 小池氏は21日(日本時間22日午前)、リオデジャネイロ五輪の閉会式で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長から五輪旗を手渡された感想をこう語った。

 2020年東京五輪成功の重責を担った小池氏は24日帰国するが、さまざまな課題に対し、「アスリートファースト」「都民ファースト」で取り組んでいく方針だ。

 こうしたなか、来月下旬招集の定例議会で、小池氏が策定を指示した待機児童対策を盛り込んだ補正予算案の扱いが注目されている。

 小池氏は5日の記者会見で「来年度予算まで待つことなく、早急に取りまとめたい。1日も早く目に見える成果をと考えている」といい、都議会に対して「真摯に説明し、理解をいただきたい」と協力を求めた。

 ところが、自民党の賛否が不透明だという。

 都議会関係者は「この補正予算案が『小池氏vs都議会自民党』の第1ラウンドとなる。自民党が反対すれば都民の批判は高まるが、今の自民党は『小池氏憎し』で凝り固まっている。反対する可能性もある。自民党は『自分たちを敵に回せば、条例や予算は1本も通らない』ということを見せつけようとするかもしれない」と明かす。

 待機児童問題の深刻さを考えると、信じがたい話といえる。万が一、都議会自民党がそんな対応を取るとすれば、独善的思考に反発した都民から「小池新党」への期待が高まりそうだ。

 小池新党が「最低20議席程度を獲得する」という分析は、過去10年間で110の国政、地方選挙に携わり、「勝率7割」を誇る選挙プランナー、松田馨氏(37)が行った。

 都議選は、区部と多摩地域、伊豆、小笠原諸島を含む都内「23区、26市、5町、8村」を41選挙区に割っている。定数は1〜6、8まであり、小選挙区と中選挙区が混在している。

 松田氏は「小池氏が『都政刷新』『都議会の闇に切り込む』と訴え、来年夏まで人気を維持することは十分想定できる。無党派層を中心とした浮動票獲得が見込める」といい、続けた。

 「区部を中心に、定数3以上の選挙区が18ある。これらの選挙区に“刺客”とも言うべき小池新党の候補者を擁立すれば、当選する可能性は高い。16ある2人区にもチャンスがある。地域政党を結成して、自前で都議を誕生させることは、小池氏にとっては有力な選択肢になるだろう」

 現在、都議会の会派は、都議会自民党が第1党で、都議会公明党(23人)、共産党都議団(17人)と続く。松田氏の分析通りに二十数議席を獲得すれば、第2党もあり得るのだ。

 この手法には成功例がある。

 橋下徹・元大阪市長は、改革路線を阻む府議会、市議会を敵に回し、自民党の若手や改革派を取り込んで「大阪維新の会」(当時)を立ち上げ、両議会で多数派を形成することに成功した。

 小池氏は、維新の政治手法も研究しているとされるが、これを採用するのか。

 松田氏は「小池氏が、都議会自民党から候補者を引き抜けば、さらに議席を積み増すかもしれない。自民党都連に不満を持つ、若手の区議や市議をスカウトする手もある。橋下氏の場合、すべての既存政党と対決したが、自民党国会議員だった小池氏がどういう構えでいくのか、不明だ。小池氏と都議会との関係次第だろう」という。

 小池氏の動向から目が離せない。

5774チバQ:2016/08/25(木) 07:18:01
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160825-00511570-shincho-pol
小池百合子都知事、特別秘書に疑問の声 元読売新聞記者
デイリー新潮 8月25日(木)5時50分配信

小池百合子都知事、特別秘書に疑問の声 元読売新聞記者
一体何を期待しているのか
 緑を身に付けて都知事選を勝ち抜いた彼女も、人事まで“オールグリーン”とはいかなかった。

 小池百合子東京都知事(64)が任命した2人の特別秘書の人選に疑問の声が上がっているのである。

 都政担当記者の話。

「知事は今月2日、1人目の特別秘書に元都議の野田数(かずさ)氏を任命すると発表しました。彼は2009年、自民党から都議選に出馬し当選するも、その後離党した人。選挙戦で敵対した都議会自民党との関係修復が知事の大きな課題となる中、野田さんには無理ではと首を傾げる人が多いですね」

 とはいえ彼は以前、小池氏の秘書経験もあったため、この人事はまだ想定内だったという。関係者に真の衝撃が走ったのは、9日に2人目の名前が発表されたときだった。

 大手紙政治部記者が言う。

「元読売新聞記者の宮地美陽子さんです。知事は12日に開かれた定例記者会見で、『彼女は皆様方の同僚で、これから、記者クラブとの接点ともなります』と言っていましたが、元記者といっても彼女は、入社直後から5年間甲府支局で勤めたものの、優秀な記者とはいえず、その後、今月8日に退社するまでの10年間は本社編成部で新聞のレイアウト作りに専念してきた人物です。もちろん、政治部の経験はありません。『いったいなぜ彼女が選ばれたのか』と、同僚の記者たちは不思議がっていますよ」

 無論、都政に関しても全くの素人というわけだ。ますます不可解なこの“サプライズ”人事の理由を小池事務所関係者に訊ねたところ、

「宮地さんの父親は、かつてテレビ朝日の政経部(政治部の当時の名称)の記者で、小池さんとは旧知の仲。加えて宮地さんの夫も産経新聞の記者で、国会議員時代の知事に何度か取材をしており、そうした縁で宮地さんとも顔見知りでした。小池さんは『特別秘書に女性の登用を』と考えていたものの、適任者が見つからず、彼女に声をかけたようです」

 小池都政に早くも黄信号が灯ってしまった――。

「週刊新潮」2016年8月25日秋風月増大号 掲載

5775チバQ:2016/08/25(木) 07:18:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160824-00000159-nksports-pol
“都議会のドン”内田氏が盛大なパーティー開催
日刊スポーツ 8月24日(水)22時50分配信

 自民党東京都連前幹事長の内田茂都議(77)が24日、都内のホテルでパーティーを開いた。「内田茂さん政治活動40周年を祝い励ます会」と題したパーティーには、菅義偉官房長官、内田都議とともに都知事選敗戦の責任を取って都連会長を辞任した石原伸晃経済再生担当相、二階俊博自民党幹事長、菅原一秀衆院議員、平沢勝栄衆院議員、前川恵衆院議員、片山さつき参院議員、中川雅治参院議員をはじめ、1000人以上が参加した。

 この日はくしくも、都知事選で内田都議を「ドン」と呼んで対決姿勢を打ち出し勝利した、小池百合子知事(64)がリオデジャネイロ五輪から帰国した。ただ、約2時間のパーティーの中で、小池知事の名前はほとんど出てこなかったという。ある参加者は「小池さんがリオから帰ってきたこと以外、一切、話は出なかった」と言い、別の関係者も「小池さんの話? 出ないね。そんなの、こういうところで出ないんじゃないの、やっぱり」と苦笑した。

 この日の関係者からのあいさつは、内田都議の功績をたたえる言葉が多かったという。菅原衆院議員は「小池知事が、まさに圧巻のパフォーマンスで4年後の五輪に夢をつないだ。その五輪は、13年のブエノスアイレスで決まった。09年に五輪がダメだった時も、諦めずにリーダーシップを取ったのは、内田さんです」とあいさつしたといい、会場からは「その通りだ」と声が上がったという。

 またパーティーの中で、深谷隆司東京都連最高顧問から「一致団結」という言葉が出たという。ある関係者は「深谷先生一流のジョークだよ。気持ちは、そうだけどさ」と苦笑い。都知事選が分裂選挙となった結果、内田都議が05年から務めてきた都連幹事長の座を降りることになった、自民党都連内部の複雑な心情をのぞかせた。

 パーティーの最中には、内田都議に「あと30年、頑張ってください」という声も多くあったという。都連役員の後任人事について、関係者は「深谷先生もいらっしゃったので(この日に)選考会があるかと思ったら、なかった」と話した。

5776名無しさん:2016/08/25(木) 23:31:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160823-00099592-diamond-soci
小池都知事vs自民党・第二幕の行方、敵対か協調か?
ダイヤモンド・オンライン 8月23日(火)8時0分配信

 約291万票を獲得して、東京都知事選挙で圧勝した小池百合子氏。今後、都議会自民党や自民党本部に対して、対決姿勢を貫いていくのか。それとも、安定的な都政運営のために、妥協をすることになるのか。小池新知事の繰り出す次の一手や今後の自民党との関係について、都政にも精通する政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏に話を聞いた。

● 選挙戦終盤には対自民党発言を 軟化させ始めた小池氏

 7月31日に行われた東京都知事選挙。衆議院議員を辞職し、都議会自民党との対決姿勢を表明した小池百合子氏が圧勝する結果となった。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、小池氏のスタンスは序盤と終盤では大きく変わっていたと分析している。

 「小池さんは、当初、自民党都連を『ブラックボックス』呼ばわりし、都議会の冒頭解散を訴えるなど、自民党への対決姿勢を強く見せて、無党派層の有権者の支持を掘り起こしていました。

 「これはかつて『自民党をぶっ壊す』と叫んで、無党派層の喝采を浴びた小泉純一郎元総理を彷彿とさせるような手法でした」

 「しかし、小池さんは、選挙戦の最終盤に差し掛かると『自民党と戦っているわけじゃなく、自民党都連の一部と戦っている』と発言するなど、徐々にトーンダウンしはじめます。また、それだけでなく、『東京はアベノミクスの牽引役になるべき』とも発言し、自民党本部や安倍官邸を敵視しているわけではない、と軌道修正していったわけです」

 「小池さんは、自分が東京都知事選に出馬するにあたり、自民党の対応や、世論の動向を見据えながら、自らの戦い方や立ち位置をかなり綿密にシミュレーションしていました。都知事選挙が進み、手ごたえを感じ始めると、当選後のことも考えて、発言を抑え始めたのではないでしょうか」

 鈴木氏によると、官邸サイドは、都知事選挙の開票前から小池氏との手打ちを模索し始めていたという。

 「じつは、安倍総理サイドは、小池さんの優勢が伝えられるのにあわせて、推薦する増田陣営の選挙戦に深入りするのを避けるようになっていきました。実際、安倍総理は、増田さんの応援のための街頭演説は一度もおこなっていません。映像による応援メッセージを寄せただけです」

 「わたしの取材によれば、投開票日の3日前の7月28日の段階で、すでに投開票日の翌日に安倍総理と小池新知事の会合をセッティングしようとする動きが水面下であったことがわかっています。この動きは、小池さん側から『会談は初登庁の後にしてほしい』との要望があり、流れたようですが」

 実際に安倍総理と小池都知事の会談は、初登庁の2日後の8月4日に行われている。

5777名無しさん:2016/08/25(木) 23:31:32
>>5776

● 小泉氏、小沢氏…辣腕政治家たちに 学んだ選挙必勝ノウハウを実践

 自らが所属する自民党を向こうにまわしての今回の圧勝劇。その背景には、小池百合子という政治家の歩みが反映されていると、鈴木氏は指摘する。

 「日本新党を振り出しに、新進党、自由党、保守党、そして自民党と多くの政党を渡り歩いた小池さんは、その遍歴から『政界渡り鳥』などと揶揄されています。ですが、様々な政党を渡り歩き、細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎ら、時の権力者と間近で接したことこそが、彼女の政治家としての強みにもなっているのです」

 「その強みは、今回の都知事選でも発揮されました。自民党を仮想敵に見立てて、無党派層の有権者に語り掛ける手法は、小泉純一郎の戦い方そのものですし、選挙戦の公示後2日目に八丈島を訪れたのは、まさに小沢一郎が得意とする“川上戦術”です。聴衆が少ない農村部で演説をすることで、その噂が川下の都市部に伝わり、票になるという田中角栄直伝の選挙戦術です」

 「実際に、小池さんが八丈島で選挙戦をする姿は、聴衆こそ少ないものの、その日のニュースでメディアに大きく取り上げられています。いわば、今回の都知事選挙は、政治家として小池さんが培ってきたノウハウの集大成でもあったわけです」
 
 8月4日、安倍総理との会談を終えた小池氏は、自民党本部で二階俊博幹事長とも会談をおこなった。

 この会談で二階氏は、都知事選をめぐる小池氏らの処分問題について「ぎりぎりとやり合うことは、あまり意味を成さない」と伝えるなど、一気に両者の雪解けムードは進んだかのように見える。

 鈴木氏がその背景を解説する。

 「自民党にもイメージがありますから、多くの都民の支持を集めた小池さんを除名するようなことはしにくいでしょう。むしろこれからは、自民党本部や官邸側が、何とか対立を避けつつ、東京五輪の成功に向けて、共存共栄を模索する時期になっていくはずです」

 「ただポイントは、都議会自民党です。小池さんと今後ずっと対峙して行くことになるわけですから『最初が肝心』と、すぐに握手はせず剣先を突き合わせるようなせめぎ合いが続くと思います。いまだ、小池さんや小池さんを応援した自民党所属の議員への処分を要望する声も根強くあります」

5778名無しさん:2016/08/25(木) 23:31:56
>>5777

● 都政運営の最大のポイントとなるのは 都議会自民党との関係性

 特に都議会自民党の議員たちの処分には注目が集まっている。鈴木氏はこう解説する。

 「今回処分の対象になる可能性がある議員は、9人います。小池さん本人と応援していた若狭勝衆議院議員、小池さんの地元の練馬区や豊島区の7人の地方議員です」

 「小池さんと若狭さんは国会議員ですから、党本部が処分を決めることになりますが、7人の地方議員は、都連が処分を決める可能性が高い。だから7人に対して、処分すべきという意見は都連のなかでは強いのです。その決着をどうするのかは、今後の注目すべき点でしょう」

 8月4日、石原伸晃自民党東京都連会長や、内田茂幹事長ら執行部の5人は、都知事選挙の敗北を受けて、総退陣することを表明した。今後、小池氏と自民党東京都連とは、どのような関係になっていくのか。鈴木氏が語る。

 「新しい都連執行部が都政をめぐって、小池都知事と対決する可能性はあります。ですが、来年の夏に行われる都議選を見据えて、露骨なことはしないと思います。もし、露骨な小池いじめをやれば、自分たちの選挙戦がマイナスになりますから。だから、都議選まではお互いにジャブみたいな感じで、水面下で静かな様子見の戦いが続くのではないでしょうか」

 ただし、小池都知事があまりにも、自民党都連と妥協するような姿勢を見せると、それは小池都知事にとってマイナスにも作用する可能性があると、鈴木氏は指摘する。

● 大阪、名古屋の地域新党とも連携!?  「小池新党」誕生の可能性は? 

 「小池さんは、自民党の公認がとれないとわかると、自ら喧嘩を仕掛けて、アンチ自民の姿勢を見せて、無党派層の支持を受けて、自民党へのリベンジを果たしました。今後、そんな彼女が自民党と妥協した姿勢を見せると、彼女に期待して投票した有権者の支持を失い、支持率も低下してしまうかもしれません」

 「いたずらに自民党都連と妥協するのではなく、改革するべきところは、しっかりと改革していかないと、彼女に期待した都民からのリベンジをくらうかもしれません。やり方を少しでも間違ったら、有権者に引きずり降ろされる可能性はありますから」

 8月10日、小池知事は、将来的な新党結成の可能性について「選択肢の1つではある」と言及している。

 「小池さんが東京をベースにした地域政党を立ち上げる可能性は十分にあります。実際、今回の都知事選挙でも、小池さん自身が選挙期間中に『大阪のような身を切る改革をやります』と発言するなど、おおさか維新の会との連携を模索している様子はありました」

 「もう1つ、注目すべき点は、今回の選挙戦中に河村たかし名古屋市長が小池さんの応援に駆け付けたことです。河村市長率いる名古屋の地域政党『減税日本』は、現在『おおさか維新の会』との合流話を進めています。もし、大阪、愛知に続き、東京でも地域政党が結成され、その政党同士が連携を図れば、国政にも影響を与えるような勢力になる可能性もあります。官邸も脅威に感じるはずです」

 都議会自民党と手を結ぶのか、それとも、自ら地域新党を立ち上げ、東京発の改革ののろしを高々と上げるのか。今後も、小池新知事の動きは大いに注目される。

清談社

5779名無しさん:2016/08/25(木) 23:33:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160824-00099579-diamond-bus_all
ゼネコン・不動産業界が内田茂都議にひれ伏す理由
ダイヤモンド・オンライン 8月24日(水)8時0分配信

 6月8日、東京・大手町で開かれた三井物産本社ビルの大規模再開発工事「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の起工祝賀会。来賓として招かれた千代田区長に続いて祝辞のあいさつに立ったのは、千代田区選出の都議会議員、内田茂氏。「都議会のドン」として、7月に初当選した小池百合子・東京都知事から批判を浴びている人物だ。

 「私のライフワークは街づくり。容積率の緩和など規制緩和を国に求めてきた」などと述べた内田氏に対し、出席した三井物産の安永竜夫社長や、共同で再開発に取り組む三井不動産の菰田正信社長、施工者のゼネコン・鹿島の中村満義会長、押味至一社長ら居並ぶ幹部たちは平身低頭だった。

 大型工事の式典で地元の首長が祝辞を述べるのは、珍しいことではない。だが、形式的には一介の地方議員にすぎない人物が「来賓として呼ばれることはあっても、あいさつに立つことはあまりない」(大手ゼネコン)。

 今や報道機関から集中砲火を浴びているこの人物、都議会で多数派を形成する自民党会派を牛耳るだけでなく、ゼネコンや不動産業界にも影響力を持つと報じられている。この事例からも、その一端がうかがえるが、一体、内田氏の力の源泉はどこにあるのか。

● 巨大な利権が蠢く東京

 「まずは、内田先生にあいさつに行ってください」──。

 大型開発プロジェクトを進めるため、国家戦略特区の認定取得を目指していたある大手不動産会社の幹部は、東京都の担当者からこう言われて驚いたと明かす。

 国家戦略特区といえば、容積率が大きく緩和されたり、許認可の事務手続きのスピードが格段に速いため、東京都心の再開発などで数多く活用されている制度だ。

 利用するには計画案を国に申請することになるが、実はその前に、東京都ならば区や都の都市計画審議会で、都市計画の決定を受ける必要がある。その際に、区議会や都議会に計画案を説明し、質疑を受けねばならないのだ。

 議会に議決権はないものの、クレームがつけば当然ながら、計画は滞る。それを防ぐために都の担当者は、とにかく都議会のドンの顔を立てろと言いたかったのだろう。

 地方議会では、主に自民党系の最大会派で当選回数を重ねたボス議員が利権を握り、陰で首長以上に権勢を振るう例は珍しくない。首都東京も、その一例にすぎなかったというわけだ。

 ただ、東京都の予算や民間事業の規模は、他の自治体に比べて巨額に上る。従って利権も大きいが、小池知事の就任によって、パンドラの箱は開かれた。これまで内田氏にひれ伏してきたゼネコンや不動産業界。果たして、どのようにして内田氏と“握り合って”きたのか。追及を受ける日は近いのかもしれない。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 岡田 悟)

週刊ダイヤモンド編集部

5780名無しさん:2016/08/25(木) 23:36:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000078-sph-soci
“都議会のドン”内田氏パーティーに菅官房長官、二階幹事長ら出席
スポーツ報知 8月25日(木)10時34分配信

 東京都の小池百合子知事(64)が「都議会のドン」と呼び、対立している自民党東京都連前幹事長の内田茂都議(77)が24日夜、地元・千代田区のホテルで「内田茂さんの政治活動40年を祝い励ます会」と題した政治資金パーティーを開催した。菅義偉官房長官(67)、自民党の二階俊博幹事長(77)ら国会議員約30人を含む、都連関係者ら約1000人が駆け付けた。

 会場の受付には、内田氏の後援会スタッフの他、都連職員らの姿があった。開催1時間前から区議や各種団体幹部が訪れ、大きな人だかりができた。しばらくして細田博之総務会長(72)、丸川珠代五輪相(45)、石原伸晃経済再生担当相(59)、下村博文総裁特別補佐(62)、萩生田光一官房副長官(52)ら政府、自民党のトップが現れた。一方、7月の都知事選告示日まで都連幹部だった小池氏や、小池氏を選挙中に支援した都連所属の若狭勝衆院議員(59)の姿はなかった。関係者は「案内状を出していないのでは」と話した。

 報道陣をシャットアウトしたパーティー。出席者によると、冒頭約1時間、国会議員8人が祝辞を述べた。10年前の総務大臣時代から親交があるという菅氏は、当時、地方との格差是正するために法人事業税の消費税1%分の約2兆6000億円を地方に再配分する仕組みを作ったが、「東京の税収入が減る」と国会議員に猛反対されたため内田氏に「おそるおそる」相談に行ったことを明かした。「(会ったら)私が聞いていた内田茂という政治家像と全く違った。国の現状を話すと『それは日本全国のことを考えれば当然のことじゃないか』と言っていただいた。今でもその仕組みが続いている。地方創生にどれだけ貢献しているか分からない」と謝意を示した。「内田先生のすごいところは東京だけが発展するのではなく、地方の様々な要望を受け止めて、ウィンウィンの関係を作る。区議会議員から都議会議員になった内田先生らしい発想。私は心底、政治家として尊敬しております」と最大級の敬意を払った。

 続いて登壇した二階氏も「内田先生は群を抜いて、東京都全体のことにお力を発揮していただいた。随所で国の政治と都の政治を密接に結びあわせて、いろいろとご高配いただいた。私が取り組んでいる小笠原(諸島)の空港問題が、内田先生のおかげで解決する見通しがついた」と感謝した。

 下村氏は「自民党は47都道府県連がある。(都連)幹事長代行として党本部から都道府県連を見てきたが、その中でも間違いなく東京都連がピカイチと自負している。その中核的な部分を内田都連幹事長が10年近く、才能を持って対応してきた。まさに余人を持って代え難い」と持ち上げた。

 都知事選で推薦候補が敗戦した引責により都連会長を退いた石原氏は「大きい顔してここには出てきづらいのですが、今日は我らが内田茂都議の40周年。今日はついに五輪のフラッグが来ました。内田先生もみんなの輝き繋げていこう。オリンピック成功させていかなければいけない。そのために、もうひと働き、ふた働きしてもらわなければなりません」と期待を寄せた。

 さながら“内田詣で”となった会では、祝辞の合間に大きな歓声が上がった。内田氏は、こうした光景を満足げな笑みを浮かべて見つめていたという。出席者は「都の副知事や局長級ら幹部職員も出席していた。これは踏み絵。内田さんは、出席者を確認するために会を開いたのではないか。自分と小池知事のどっちを取るのかと踏み絵を踏ませるために」とパーティー開催の狙いを推測した。

 奇しくもこの日、リオディジャネイロ五輪視察から五輪旗を携え帰国した小池氏の歓迎会に出席せず、自民党幹部を従える形で、権勢を誇示した内田氏。会の締めのあいさつで「東京をもっと良い街にしたい」と今後の議員活動に意欲を見せ、「政治の世界はたった一人では何もできない。私はいつも言うのですが、信頼する仲間を増やして一緒に仕事する中で、自民党の議員として頑張ることが皆さんの繁栄につながる。一所懸命、謙虚に東京の祭りごとにいそしみたい」と述べたという。

 週刊誌の利権疑惑報道など意に介さぬそぶりの「ドン」。パーティーの中では小池氏の「こ」の字も出なかったが、9月末開会の都議会に向けて、戦いの幕が静かに開けた。

5781名無しさん:2016/08/25(木) 23:37:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000506-san-pol
「地方議会の宝」自民東京都連の“ドン”内田茂前幹事長パーティーで、幹部らがヨイショ連発 小池百合子東京都知事の名前は出ず
産経新聞 8月25日(木)8時0分配信

 自民党東京都連の“ドン”といわれる内田茂前都連幹事長の政治資金パーティーが24日夜、東京都内のホテルで開かれた。菅義偉官房長官や自民党の二階俊博幹事長、細田博之総務会長ら政府・与党幹部を含む国会議員約15人が出席し、内田氏を礼賛。都議からは「地方議会の宝」との発言も出た。一方、都知事選で争った小池百合子知事の名前は出ず、深い溝が浮き彫りになった。

 パーティーはマスコミをシャットアウトして開かれた。複数の出席者によると、菅氏は総務相時代に「当時、実力者といわれる内田先生のところに恐る恐るお願いにいった」と“陳情”した過去を披露。予想に反して快く要望が受け入れられたとして「心底、政治家として尊敬をしている」と持ち上げた。

 前都連会長の石原伸晃経済再生担当相は、知事選の敗北を踏まえ「大きい顔してここには出てきづらい」と前置きした上で、「2020年東京五輪を成功させるためには、もうひと働きも、ふた働きもやってもらわないと、なかなか成功しない。今日はそんな陳情も兼ねてきた」と話した。

 国会議員では、ほかにも丸川珠代五輪相、萩生田光一官房副長官、石破茂前地方創生担当相、下村博文幹事長代行、片山さつき参院議員らが駆け付けた。

 小池氏が対決姿勢を示している自民党都議らからも内田氏への賛辞が相次いだ。

 川井重勇都議会議長は「われわれにとって、内田先生は東京都の宝、東京都の財産だ。リーダーは間違いなく内田先生だ」と述べ、自民党都議は「内田先生のおかげで地方自治がレベルアップした。内田先生は都政の宝であり、都議会の宝であり、全国地方自治の宝であると信じて疑わない」と語った。

 公明党都議も「二元代表制における都政の中で、都議会の存在感を高めるために、内田氏の指導をお願いしたい」と述べ、暗に小池氏を牽制した。

 都知事選関連で「都連のドン」として週刊誌に盛んに取り上げられた内田氏だが、支援団体関係者はこれを逆手にとって「週刊誌報道はあるが、これからもドンドン、分かりますか? ドン、ドンがんばっていただきたい」と乾杯の音頭を取った。

 ただ、内田氏が都連幹事長を辞任する原因となった都知事選敗北の反省の言葉は出ずじまい。都連が信頼を回復し「ドンドンがんばれる」かは見通せない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160825-00000053-san-l13
小池知事就任には触れず 内田都議が記念パーティー
産経新聞 8月25日(木)7時55分配信

 小池百合子知事が知事選で「都議会のドン」と呼び、対決姿勢を示している都議7期の内田茂都議が24日、千代田区内のホテルで政治活動40年を記念した政治資金パーティーを開いた。菅義偉官房長官や二階俊博幹事長、細田博之総務会長らも登壇し、内田氏の実績をたたえた。

 参加者によると、内田氏は、7月の都知事選で分裂選挙を戦った小池知事の就任には触れず、「2020年東京五輪をバネにしてこそ東京の発展がある。皆さんと一緒に東京の街づくりにいそしんでいきたい」などとあいさつした。

 会場には自民党幹部や地方議員、都幹部ら約1200人が集まった。丸川珠代五輪相も登壇し「内田茂先生のオリンピックにかける思いを核に、大会を成功に導こうではありませんか」などと呼びかけ、「これからも私たちを導いていただいきたい」と連携を強調したという。

5782名無しさん:2016/08/25(木) 23:37:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160824-00006486-sbunshun-pol
都議会のドン 「五輪道路」受注業者から献金
週刊文春 8月24日(水)16時1分配信

 豊洲新市場に移転した後の築地市場を通る道路・環状2号線の関連工事を、“都議会のドン”内田茂都議(77)の献金企業が複数受注していることがわかった。

 環状2号線は、晴海の選手村から新国立競技場を結び、2020年東京五輪のメインストリートとなる予定で、“オリンピック道路”とも言われる。内田氏の地元・千代田区神田から江東区有明まで約14キロの道路だが、約5キロの虎ノ門-豊洲間は長く未開通だった。しかし、東京五輪招致を目指す中、東京都の整備計画を都議会自民党が支援し、虎ノ門-豊洲間の着工が決まった。一昨年には虎ノ門-新橋間が開通し、残るのは新橋-豊洲間の約3.4キロとなった。ただ、この区間は、築地市場の敷地内を通る予定で、移転を急ぐ大きな理由になっている。都庁幹部が解説する。

「内田氏率いる都議会自民党としては、是が非でも2020年の五輪開催までに開通させたい。すでに工事カレンダーはギリギリで、『移転予定日の11月7日は譲れない』と言っていました。虎ノ門-豊洲間の総事業費は約4000億円にのぼり、単純計算で1キロ800億円の超高額道路です。待機児童対策を含む東京都の保育関連予算が年間約970億円ですから、その金額の大きさがわかるでしょう」

 内田氏の側近で知られる高島直樹都議も、2014年2月の豊洲市場建設起工式に際して、<環状2号線の完成なくして6年後のオリンピック・パラリンピックの道路アクセスが完成しません。その意味では大きな前進と言えます>(高島氏ホームページより)と述べ、築地移転、環状2号線工事を高く評価していた。

 週刊文春は、環状2号線関連工事の受注状況を調査し、8月25日発売号で詳報している。

 複数の献金企業が受注していることについて、内田氏は事務所を通じて「政治資金は広く薄く様々な方から浄財を頂き政治活動をしているところであり、その収支は政治資金収支報告書で報告していますのでそちらでご確認ください」とし、寄附が工事の見返りである事実はないと回答した。

 小池百合子東京都知事は、リオ五輪から帰国後に、予定通り11月7日に築地市場を移転するのか、判断するとしており、決断が注目される。


<週刊文春2016年9月1日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

5783名無しさん:2016/08/25(木) 23:37:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00511470-shincho-pol
小池百合子都知事の「標的」になる人物――内田茂、石原伸晃、森喜朗
デイリー新潮 8月18日(木)16時0分配信

「女性初」を開拓してきた政治家人生である。女性として初めて防衛相となり、自民党総裁選に挑戦、党三役を務め、都知事となった小池百合子女史(64)。分裂選挙の中、300万になんなんとする票を得た女帝は民意という矛を手に、標的を蹴散らす勢いなのだ。

 ***

 小池都知事誕生を受け、8月4日に都連会長の石原伸晃経済再生担当相、そして“都議会のドン”こと内田茂都議が辞任を発表したが、

「小池さんが都知事になってまずやることは、内田さんへの『宣戦布告』。彼女は公約に、『利権追及チームの新設』を掲げていますが、その標的になるのが内田さんということです」

 とは都連関係者。

「彼自身が監査役を務める電気工事会社が、オリンピック関連事業を受注し、売り上げを伸ばしているのが目下、問題視されている。たとえ内田さんが辞任しても、『院政』を敷くだけ。したがって、その他の癒着関係の有無について調査を進めて行くはずです」

 石原氏に関しては、

「与党推薦候補が都知事選で勝てないのは今回が初めてではありません。それよりも、会長の役職は『1期2年』を2期務めれば交代が定石なのに、彼がすでに11年も居座っているのが問題。今回が良いタイミングだったのではないでしょうか」

 と突き放すのが、別の都連関係者。新都知事と会長とは因縁浅からぬ仲らしく、たとえば、

「09年の都議選で第一党の座を明け渡したときでさえ、石原さんが会長に再任されました。“余人をもって代えがたい”と。小池さんはこれに納得できない面々のひとりで、“執行部は総括すべき。再任反対”と主張しました。最終的に、机をどんどん叩いては怒鳴り合いに発展したんです」(同)

 それから7年の月日を隔てた今回、「増田落選」直後、石原氏は事務所で、

「増田さんが、今でも東京都知事に本当にふさわしい人物であるということを再確認させて頂きました」

 と強弁。遺恨をよほど腹に据えかねたのか、歯ぎしりの音が聞こえてくるようだった。

5784名無しさん:2016/08/25(木) 23:38:20
>>5783

■森元首相も
 これに続いてターゲットとなるのが、他ならぬ五輪組織委員会の会長・森喜朗元首相である。

「森さんは引退後も、パーティーや献金でカネを集め、いわば権勢を誇っていますからね」(別の都連関係者)

 事実、元首相の政治団体「春風会」の収支報告書を見ると、13年には1億円余、14年にも6000万円強の収入が計上されているのだ。

「森さんは安倍首相の出身派閥『清和会』の元会長でもあるので、業界団体は党のみならず官邸への発言力も期待してカネを出す。逆に森さんはと言うと、集めたカネで清和会の若手・中堅議員のパーティー券を買ったりして、影響力を保持する。森さんは今もなお秘書を複数雇っているし、閉鎖された砂防会館から虎ノ門ヒルズの近くに事務所を移転しています」(同)

 むろんそれは表のカネであり、違法の「い」の字もない。五輪利権の追及とひと口に言っても、大部の書籍のなかに刻まれた落書きを探し出すような困難がつきまとうが、

「いやいや、雪だるま式に予算が膨らんでいった経緯に注目するだけでもインパクトがあります」

 と、政治部デスクが後を受ける。

「招致時には3000億円だった五輪予算が5000億に、そして今では2兆〜3兆円にも達すると言われている。なぜそういうことになったのか、小池さんは明らかにしようとするでしょう。役人に資料を出させ、説明をさせ、それを矢継ぎ早に情報公開していく。利権を“発掘”できずとも、都民は一定の評価を下すに違いありません」

■“NOと言える小池都政”
 そればかりか、組織委に加え政府も、都に対して“陳情”しなければならない案件がある。

「具体的には、施設整備費の追加負担について。本来、仮設のものは組織委が、閉会後も使用される恒久的な施設は都が負担することになっている。でも、仮設にかかる費用が招致の際には723億円だったのが、3000億円規模にのぼっていて、組織委だけでは賄えなくなった。それで今年3月末から森さんと遠藤さん(利明担当相)、そして舛添さんとで負担割合の話し合いをしてきました」(同)

 この会談に新都知事が参加することになるわけだが、さる都庁幹部に聞くと、

「舛添さんは森さんの意向を踏まえ、予算をひねり出そうと我々に指示していましたね。自民党を除名された自分をもり立ててくれているという意識があり、無下に出来なかった。そこへ行くと、オリンピック予算の透明化を訴える小池さんが、森さんの要望にそう簡単に応じるとは思えません」

 あたかも、“NOと言える小池都政”が睨みを利かす恰好である。

 永田町関係者のひとりはこう語る。

「そもそも、森さんは同じ派閥にいた小池を好ましいと思っていません。小泉政権下の03年9月、彼女が環境相に就任したとき、派閥の会合で、“あなたには(入閣待機組の)先輩を思いやる心がないのか。スタンドプレーするなら出て行ってほしい”となじっていたんです」

「特集 女帝誕生! 『小池百合子』都知事が蹴散らす標的1番から5番まで」より

「週刊新潮」2016年8月11・18日夏季特大号 掲載

新潮社

5785名無しさん:2016/08/25(木) 23:38:48
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160809-00000212-sasahi-pol
“官軍”小池百合子新都知事の勝負勘 野心の原点は父親の会社倒産、街金に追われた過去〈週刊朝日〉
dot. 8月10日(水)7時0分配信

 敵を蹴散らし、初登庁を果たした小池百合子新東京都知事(64)、その“勝負強さ”の裏には知られざる“極貧”の過去があった。

 見事、“官軍”となった小池百合子新都知事は8月4日首相官邸に凱旋して安倍晋三首相と会談。

「きつい一本を取られた」(首相)と脱帽させた。

 その足で自民党本部にも乗り込み、小沢一郎氏の側近だったかつての盟友、二階俊博幹事長と30分ほど会談。二階氏は検討されていた小池氏や若狭勝衆院議員らの処分について「やりあうのは意味をなさない」と慎重な姿勢を示した。

 会談後、記者に「これで手打ちですか」と質問された小池氏は「ヤクザじゃないんですから」と余裕の笑顔で立ち去った。この直後、“賊軍”となった自民党東京都連の石原伸晃会長、“都議会のドン”こと内田茂幹事長ら執行部5人は揃って引責辞任を表明した。

 初登庁した2日の会見で、東京五輪・パラリンピックの調査チームを作って無駄を見直すと表明した小池氏だけに、今後、東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相との“因縁の対決”が避けられそうもない。都知事選に立候補した元自民党衆院議員の山口敏夫氏がこう語る。

「安倍首相は都知事選でも増田寛也氏の応援に入らず、今回の内閣改造でも森氏の愛弟子の五輪担当大臣の遠藤利明氏が外れた。森氏は外堀を埋められつつある」

 そして小池氏が特別秘書に任命した野田数(かずさ)元都議も物議をかもしている。

「過去に民族主義的な主張をし、大日本帝国憲法の復活を求める請願を都議会に出したり、自民党を『偽装保守政党』と攻撃した問題児です。選挙期間中は庶民派でしたが、小池さんはもともと、日本会議国会議員懇談会副会長を務めたタカ派。いきなりの極右起用で馬脚を現しました」(都議会関係者)

 万事が小池氏ペースで進みつつあるが、“勝負勘”のよさは、どのようにして培われたものなのか。

「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)の初代キャスターから政治家へ転身し、日本新党→新進党、自由党→保守党→自民党と政界を渡り歩き、環境相、女性初の防衛相、自民党総務会長と華麗なるキャリアを積み重ねてきたが、その飽くなき野望の原点は、知られざる過去にあるという。

5786名無しさん:2016/08/25(木) 23:39:11
>>5785

「父親の会社の倒産で地獄を見たことで度胸がついた。いつか見返してやるとね」

 こう語るのは、小池家と古くから付き合いがあるという朝堂院大覚氏(75、本名は松浦良右)だ。

 朝堂院氏は空調工事会社「ナミレイ」の会長として巨額の財をなし、故・後藤田正晴元官房長官や石原慎太郎氏らの“指南役”としてエジプト、アラブ諸国、フィリピンなどで活動した“政商”。一方、小池氏の父、勇二郎氏(故人)はエジプト政府とパイプを持つ石油の貿易商で、2人は四十数年前に出会ったという。

「勇二郎さんはエジプトの石油公社から石油を買いつけ、関西電力などに売る仕事をしていました。百合子さんは兵庫県芦屋市の邸宅で社長令嬢として何不自由なく育った」(朝堂院氏)

 父の影響もあり、関西の大学を中退後、小池氏はエジプトのカイロ大学に留学。

 一方、無類の政治好きだった父親は、石原氏に誘われ、1969年に兵庫2区から衆院選に出馬するも落選。その後は政治に夢中になり、会社の資金繰りは次第に苦しくなったという。“厚化粧”発言の石原氏と小池氏は、父の代からの因縁があったのだ。朝堂院氏が振り返る。

「勇二郎さんは街金からカネを借りていたから、手形が出回り、ついには会社がつぶれてしまった。たちまち債権者が自宅へ押し寄せ連日、大騒ぎになりました。勇二郎さんに頼まれ、私が債務整理などをしてあげました。家族で地獄の底で苦しんだと思いますよ」

 小池一家は倒産後、東京・六本木のアパートに移り、朝堂院氏の事務所で働いたという。その後、小池家が生計を立てられるようにと朝堂院氏がエジプト・カイロに日本食レストラン「なにわ」を出店する資金を援助したという。

「父親と母親が『なにわ』を経営して、現地の日本人ビジネスマンや外国人の人気店となった。百合子さんも手伝ったことがある。その後、カイロで空手の雑誌を出したいと百合子さんに頼まれ、約400万円を出したこともありました」(同)(本誌・上田耕司、小泉耕平/今西憲之)

※週刊朝日 2016年8月19日号より抜粋

5787名無しさん:2016/08/25(木) 23:40:40
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00049464-gendaibiz-bus_all
東京都政、その「巨大利権」と知られざる歴代のドンたち 小池都知事は本当に切り込めるのか?
現代ビジネス 8月18日(木)7時1分配信

小池新都知事 vs. 東京都の「ドン」の行方

 小池百合子都知事が、都知事選で公約としてきた「都政の利権や闇の追及」が、上山信一慶応大学教授ら「都政改革本部」のメンバー5人によって解明されることになった。当初想定の私的懇談会ではなく、都庁内の正式な組織として立ち上げられ、メンバーは都の顧問となる。

 上山氏は橋下徹元大阪市長の有力ブレーンとして名を馳せた人。他に、都知事選で小池氏を支持した若狭勝代議士(元東京地検特捜部副部長)の側近で元検事の坂根義範氏、債権回収のプロである須田徹公認会計士らも名を連ねており、かねて指摘されてきた内田茂前自民党都連幹事長らが築いてきた利権構造にメスが入れられる。

 東京都利権とは何か。それにはまず、東京都の特殊性を理解する必要がある。

 財源が豊かな東京都は、全国で唯一、地方交付税交付金を受け取っていない自治体である。「ヒモ付きの補助金」に頼らなくて済むということは、「永田町」と「霞が関」に陳情に行く必要がないし、制約を受けることもない。だから都議が強い。

 今回、小池氏の「敵」を仕立て上げる戦略によって内田茂という「ドン」が、突然浮上したが、都政には常に、代議士が束になっても敵わない大物都議がいて、都下の公共工事や大型プロジェクトを仕切ってきた。

 内田氏の前には、藤井富雄氏がいた。都議会では自民党と並ぶ力を持つ公明党の絶対権力者。1955年の練馬区議選に初当選して05年に引退するまで、約50年間も東京都の政治と行政に関与、しかも暴力団とも渡り合う清濁併せ呑む人柄で、「藤井先生に挨拶しなければ、都の事業は一歩も進まない」というのが、都の幹部やゼネコンなど業者の共通認識だった。

 内田氏の浮上は、「藤井引退」を機に都議会の権力構造が変わったためで、そこには都知事はもちろん、東京都選出国会議員の力も及ばなかった。

 99年の初当選以降、実力と人気を誇った石原慎太郎元都知事だが、側近の浜渦武生副知事が公共工事の仕切りに口を挟むようになると、内田氏の怒りを買って百条委員会を立ち上げられ、05年、浜渦氏は失脚した。石原都知事の息子の伸晃氏は、長年、都連会長を務めたが、「神輿に載っているだけの人」というのが都議会関係者の常識だった。

 その源流を遡れば、終戦直後、GHQ(連合国総司令部)から、色街の警護、飲食業界の取りまとめ、興行界の仕切りを委ねられた新田新作氏にぶち当たる。

5788名無しさん:2016/08/25(木) 23:41:28
>>5787

「利権」と「人情」
 「任侠の世界」にいた新田氏は、戦中、日本軍に捕らえられていた米軍捕虜に対して、持ち前の侠気を発揮、食料面などでなにかと面倒を見た。

 戦後、それがGHQに伝わり、任侠界から足を洗い「新田建設」という土建業を立ち上げていた新田氏に、大量のGHQ関連工事がもたらされて繁栄するとともに、一部の秩序維持が新田氏に託された。

 新田氏は、明治座を再建して社長に就き、元関脇の力道山を抱え込んで爆発的なプロレスブームの仕掛け人となった。持っている東京都関連の肩書きは本人にも覚え切れないほどで、その力とカネにすがって区議や都議が日参するようになった。

 しかし、権力のピークを極めた1957年に死去。後を継ぐと同時に、新田氏の支配が及んだ世界を、効率的な圧力団体に変え、自民党都連の最大の集票・集金組織を築き上げたのが、明治座を引き継いだ三田政吉氏だった。料亭「濱田屋」の二代目で、製麺、理容、美容、医療、建設、青果、鮮魚などあらゆる職種に設立された業界団体を束ね、東京都各種団体協議会世話人代表として君臨した。
 
その三田氏も2006年、95歳で死去。その数年前まで現役で、「選挙の際、三田さんの所に挨拶に行くのは自民党議員の常識」とされ、懐に入った政治家は可愛がったが、筋の通らないことが大嫌い。その典型が91年の都知事選で、挨拶なしで元キャスターの磯村尚徳氏を候補者に立てた自民党を許さず、鈴木俊一都知事の4選を実現させた。その過程で、当時の小沢一郎自民党幹事長など、どんな大物が懇請しても、三田氏は鈴木支持を曲げなかった。
 
内田氏は、そんな東京都政と自民党都連に流れる義理と人情と浪花節の世界で生きてきた人である。大切なのは人の縁と、お世話になったら返すという気持ち。それが政治の役回りと心得ている。

 「利権」というと、政治家への請託があり賄賂が発生するイメージだが、実はその前に、長く結ばれた人間関係と、そこから発生する票と政治活動支援のバーターの歴史がある。その集積が利権であり、内田氏は40年以上の区議、都議の政界歴のなかで、都政と業界の双方に太いパイプを築き、特にカネと権力を握る幹事長職に居座った10年で、「ドン」としての器量を備えた。
 
内田氏の頭のなかには、かつて「談合のドン」と呼ばれた男たちと同様の政治家と業者の「貸し借り」が刻まれていて、それは決して表に出せない。

5789名無しさん:2016/08/25(木) 23:42:26
>>5788

本気で切り込めるのか
 秘すれば華――それが「ドン」の「ドン」たる所以であり、情報公開とは最も遠い立ち位置にいる。その片鱗が伺えるのが、週刊文春が何度も指摘している、自らが監査役に就いている東光電気工事の東京都関係の連続受注であり、一部の国会議員を上回る資金力である。

 石原氏以降、猪瀬直樹氏も舛添要一氏も、都知事は内田氏との直接対決を避けてきた。敵に回せばうるさいからで、石原軍団を率いていた石原氏は、「内田利権」には手を出さずに“棲み分け”を狙った。また、今は小池氏の“尻馬”に乗っている猪瀬氏も、現役時代に堂々と反目に回るだけの度胸はなかった。舛添氏に至っては、戦いを最初から放棄、都知事生命の断末魔、延命を内田氏に懇請した。

 内田茂という政治家は、戦後70年以上、日本をリードする東京が、理よりも情、そして義理が複雑に絡み合い、それを表に出せない大いなる田舎であることを知らしめた。本気でめくれば、そこは公職選挙法や政治資金規正法、そして贈収賄絡みの法律違反が陸続と現れる世界である。

 現実主義者でもある小池氏は、そこに本気で切り込んでいくのか。

 「都政改革本部」という舞台は整い、それだけの能力がある人も集められた。後は、小池氏の決断次第である。

伊藤 博敏

5790とはずがたり:2016/08/30(火) 14:08:03
“都議会のドン”内田茂氏が小池都政に不気味予言
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20160826/TokyoSports_585536.html
東スポWeb 2016年8月26日 07時00分 (2016年8月26日 15時11分 更新)

“都議会のドン”こと内田茂東京都議(77)が、小池都政に不気味な発言をしている。24日、小池百合子都知事(64)はブラジル・リオデジャネイロから五輪旗を持って帰国。「都政改革本部で問題点の洗い出しをする」と、これから東京五輪・パラリンピックをめぐる利権追及に着手する。ターゲットになるのが内田氏だ。渦中の内田氏は親しい関係者に小池都政の混乱を予言しているというから穏やかではない。

 羽田空港で飛行機から降り立った小池氏はタラップの上で五輪旗を何度も振った。直後にオリンピックフラッグ到着歓迎式に参加。五輪旗を持ち帰るという大役を果たし、ホッとした表情を見せていた。

 しかし、安堵するのはこの一瞬だけ。これからの小池都政は五輪はもちろん、築地市場移転問題など課題が山積。小池氏は「これから4年間、五輪への機運を持続させるのは難しいが、都政改革本部で問題点の洗い出しをして、そこで機運を高める方向に持っていきたい」と気を引き締めた。

 都政改革本部は小池都政の肝だ。ここで様々な利権を追及することになる。すでに週刊文春などで内田氏の疑惑が取りざたされている。25日発売の同誌は五輪や築地移転に深く関わる環状2号線にまつわるドンの疑惑を報じた。

 渦中のドンは24日夕方、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。菅義偉官房長官(67)や二階俊博自民党幹事長(77)などそうそうたるメンツが都議会議員のために集まった。それだけで内田氏の存在感の大きさが分かる。出席者も1000人を超える大盛況だった。

 疑惑の真っただ中にあるからか、報道陣はシャットアウト。ホテルの外から狙いを定めるテレビカメラを見て、出席者らは「パパラッチがいるな」「今が旬だから」と笑い合っていた。内田氏がどんなにバッシングに遭っても、出席者らは気にも留めていない様子だった。

 内田氏もまた平常心だという。以前、親しい関係者が内田氏バッシングを心配すると、本人は「全然、大丈夫ですよ」と動じる気配はなかったという。小池氏の側近ともいえる若狭勝衆院議員(59)が元東京地検特捜部の知見を生かして内田氏について調べていると聞かされても、「若狭は小池に捨てられるよ。小池はそういう人だから」と不気味な予言までしたと関係者は明かした。

 同関係者は「小池氏はこれまで政党を渡り歩いて、権力者に寄り添っては離れてきた。内田氏が言いたいのは、若狭氏も同じように利用されるということでしょう」と解説した。批判にさらされる内田氏が余裕なのは、これから小池都政に混乱が起きることを想定しているからというわけだ。

 もう1つある。同パーティーに出席した支援者は「小池氏は都政改革本部で内田氏の利権を調べると言っているが、もし何も出てこなかったらどうするのか。責任を取れるのか。内田氏がドンと呼ばれるのには違和感がある。陳情をして見返りを要求されたことは一度もない」と小池氏のやり方を批判する。

 強固な支援者に囲まれていることも、内田氏の余裕につながっている。小池氏と内田氏の間に飛び交う火花は今後、ヒートアップしそうだ。

5791とはずがたり:2016/08/30(火) 14:09:34
小池都知事に注文 よく分からないカタカナ語はやめて
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160829/Postseven_442587.html
NEWSポストセブン 2016年8月29日 07時00分 (2016年8月29日 07時33分 更新)

 女性セブンの名物記者“オバ記者”こと野原広子が、世の中の腹立つトピックをぶった斬る! 今回は、小池百合子都知事に訴えたいこと。
 * * *
「女性初の都知事、バンザーイ」で、11年間、幅をきかせていた都議会のドンが辞めたり、東京五輪組織委員会の森喜朗会長と、目の怖い握手をしたりして、面白いねぇ。小池都知事から目が離せないわ。
 これまで政治にはほとんど関心がなくて、選挙といえば仕方なしなしの白紙投票。または、誰かが圧勝しそうになると、「調子に乗んなよ」と、対抗の候補者に一票。要は、どうでもよかったわけ。
 それが変われば変わるもんだね。鳥越さんが出馬した日に「小池候補推し」を決めた私は、友達と誘い合わせて2か所。ひとりでも3か所、追っかけをしていたんだから。
 なんで? と聞かれれば、「やらかしてくれそうだから」。男同士の上下、前後左右のバランスを、ここいらでひっくり返したほうがいいんじゃないかなって血が騒いだのよ。
 私が見た限り、街頭演説を聞く男女比はほぼ互角。見ず知らずのおっさんと、支持者色の緑色のお茶のペットボトルを振り上げて、「ゆりこ、ゆりこ」と声を張り上げていたら、ジーンときちゃった。
 だけど、家で公約のパンフをしみじみと眺めたら、少し気持ちが冷めたんだよね。なになに、目指すのは、セーフ・シティ、ダイバー・シティ、スマート・シティで、『エコハウス・スマートハウスへの補助を強化する』だって?
 さらに、『フィンテックの活用を含め、東京版グラミン金融(小口無担保融資)を推進する』とか、『東京ブランドを確立し、観光・インバウンド客をさらに増大させる』とか、チンプンカンプン。…

 初登庁日は、白と青の装いを、「291万票のお支えで当選した今、ブルーオーシャンの静かな気持ちで都政に臨んでいく」とか言って、最近では「都民ファースト」が合言葉。「青い海」「都民第一」となぜ言わない?
 小池都知事がカイロ大学を卒業して、アラビア語通訳を務めた経歴はみんなが知っていることだけど、英語が日本語以上に身についているとは思えないし、たとえそうでも行政の長なら、人に伝えたいことは、子供から高齢者にもわかる言葉で語りかけてよ。
 ママチャリで都内をブンブン走りたい私は、公約のひとつ、電柱ゼロ化はとってもいいと思う。ついでに東京の川も透明にしてくれないかな。
 でも言葉もそうだけど、発想がアメリカっぽいのはどうかと思うんだ。次の選挙では、東京ドームで風船と紙ふぶきを降らせそう。また、そこで支持者に手を振っている小池都知事って、ほんと、絵になると思う。
 でもヒラリー・クリントンのマネをして、「あ」の口のまま、会場にいる誰かを指差すあのポーズをしたら、絶対にダメ。小池都知事も当選したとき、すんでのところで手の形を変えたけど、危なかったんだから。お気をつけ遊ばせ。
※女性セブン2016年9月8日号

5792とはずがたり:2016/08/30(火) 14:13:12
森喜朗氏 4年後の都知事選で「小池vs丸川」狙いか
http://www.news-postseven.com/archives/20160808_436644.html
2016.08.08 16:00

 8月3日に行なわれた内閣改造で小池百合子・東京都知事の“噛ませ犬”に抜擢されたのが丸川珠代・五輪担当相だ。

 小池氏が真っ先にメスを入れようとしているのが五輪の開催費用の問題。「不透明な五輪開催経費を検証する。積算根拠を出していただき、都民の負担を明らかにしたい」と小池氏が言えば、東京五輪組織委員会会長の森喜朗・元首相は「もっと勉強してもらいたい」と早くも火花が散っているのだ。

 丸川氏は細田派(旧森派)で森氏の覚えめでたく、都知事選候補にも名前があがったが、今回の人事で環境相から五輪担当相に横滑りさせたのは、小池氏への「刺客」として白羽の矢を立てられたからだという。

 丸川氏は官邸入りの際、白スーツ、青シャツの姿で登場。小池氏が都庁に初登庁したときと全く同じ格好で、小池都知事に露骨に媚びてみせた。だが、その擦り寄りがいつまで続くかはわからない。

「次の都知事選は東京五輪の直前になる。小池が逆らい続けるなら、森さんはじめ五輪村は丸川を対立候補に立てて今度こそ小池を潰す考えだ」(都連幹部)

 4年後の都知事選は早くも「小池vs丸川」で動き出している。

※週刊ポスト2016年8月19・26日号

5793チバQ:2016/08/30(火) 20:58:11
http://news.livedoor.com/article/detail/11945952/
古賀茂明が今だから明かす都知事選の内幕と民進党の情けなさ

2016年8月29日 6時0分 週プレNEWS
「たとえ私が立候補しても都知事選では勝てなかっただろう」と振り返る古賀茂明氏
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小池百合子氏が大勝利を収めた都知事選挙から、1ヵ月が経とうとしている。

一時、都知事選候補として名前が浮上した、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏が、今だから明かす都知事選の内幕とは?

* * *

あの選挙をどう評価するのか? 東京都知事選から1ヵ月近くが経つが、多くの人からいまだこんな問いかけを受ける。私は民進党都連の正式要請を受け、野党の統一知事候補になりかけた。今回は今だから話せる都知事選の内幕をお伝えしたい。

私が民進都連会長の松原仁(じん)衆議院議員から、野党統一候補として出馬要請を受けたのは告示日3日前の7月11日夕方だった。それからわずか数時間後の同日夜、民進の江田憲司代表代行から「岡田(克也)代表が会いたがっている」との連絡が入った。

用件は察していた。私に「降りろ」と言いたいのだ。ある市民連合の幹部によれば、枝野幸男民進党幹事長は私の擁立に一貫して反対していた。そこでほかの候補を探したがうまくいかず、松原氏の説得にイヤイヤ応じたのだ。

しかし、都連の要請直前にジャーナリストの鳥越俊太郎氏が出馬の意向を民進党に伝えた。その情報は私にもほぼ同時に入った。鳥越氏は超有名人だ。旧民主時代から民進に批判的な私の擁立を避けたい民進党本部は、都連の私への要請と同時に鳥越氏擁立を裏で進めたのである。

岡田氏との会談が始まった。だが、彼は一向に“そのこと”を切り出そうとしない。党として出馬を要請したのに、数時間でそれを覆(くつがえ)すとはさすがに口にしにくかったのだろう。

仕方なく、こちらから「鳥越さんでいくなら私は降ります」と伝えた。告示直前で候補擁立をめぐってゴタつけば、野党陣営に勝ち目はない。それだけは避けたかった。私の言葉を聞くと、岡田氏は安堵(あんど)したような表情を浮かべた。

メンツを潰(つぶ)されたのは民進都連だ。特に松原氏は憤懣(ふんまん)やるかたない。彼は私の擁立のため、民進の都議会幹部たちの同意を無理して取りつけた。岡田氏との会談後、電話をかけると「オレはみんな(都議会幹部)になんて説明すればいいんだ」と途方に暮れた声。私を推したある議員も「(党本部には)怒りしかない。あまりに古賀さんに失礼だ」とのメールを送ってきた。

投票日の前日、世論調査で「鳥越不利」の観測が出ると、岡田氏は9月の民進党代表選への不出馬を表明。都連の間でさらに党本部への批判が高まった。なかには裏で小池氏を支援する議員もいたらしい。

開票日は自宅で過ごした。小池氏の圧勝は「当然だろうな」と思った。なんの哲学もなく、知名度優先で候補者をクルクルと差し替える民進が野党第1党なのだ。たとえ統一候補の擁立に成功したとしても、一体感も戦略もないままでは、したたかに無党派層の支持を集める小池百合子新都知事には勝てるはずもなかった。

もし鳥越氏の出馬がなければ、私はそのまま立候補していたと思う。そして、鳥越氏が出演を断ったネットやテレビの政策討論会に出て、小池氏にはない公務員改革や都議会改革の“具体策”を訴えた。

もちろん、出馬を取り下げた弁護士の宇都宮健児氏とキッチリ政策協議をした上でのことだ。それでも、今から考えれば勝てたとは思えない。バックの民進の情けなさを、改めて目の当たりにしたからだ。

野党は惨敗を喫したことへの反省、検証を本気でしているのだろうか。今のところその動きは見えない。民進党代表選も蓮舫代表代行が「人気がある」というだけで勝利しそうだ。このままだと次の衆院選も同じ失敗を繰り返すだろう。

●古賀茂明(こが・しげあき)

1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011 年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。近著に『国家の暴走』(角川oneテーマ21)

(撮影/山形健司)

5794チバQ:2016/08/30(火) 21:09:48
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160830-134-OHT1T50116.html
赤坂区議が傷害容疑で逮捕 マック赤坂氏強い衝撃「同じ『赤坂』としてすごくショック」
17:35スポーツ報知

 乗車していたタクシーの運転手を殴ってけがを負わせたとして、東京都港区議の赤坂大輔容疑者(44)が警視庁赤坂署に傷害容疑で逮捕されていたことが30日、同署への取材で分かった。逮捕は8月29日。赤坂容疑者は「運転手が言う通りに走ってくれなかったので殴りました」などと容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、7月14日午前2時頃、港区赤坂の路上で、タクシー運転手の50代男性の左側頭部や左アゴの辺りなどを右拳で殴打し、擦過傷、打撲などの全治3週間のけがを負わせた疑い。

 同署によると、赤坂容疑者は酒に寄った状態で乗車し、運転手に「右に曲がれ」と指示したが、右折禁止のため運転手は「右には曲がれません」と答えた。同じようなやりとりを数回繰り返し、口論になった末、初乗り運賃分の料金を支払った後にタクシーを蹴った。運転手が車を降りたところを殴りかかったという。

 男性が赤坂容疑者の顔つきなどから氏名や職業を調べ、赤坂署に被害届を提出。7月22日に受理した同署が裏付けを進めていた。

 赤坂容疑者は2007年に初当選。現在3期目で、会派は東京維新の会。14年度には議会運営委員長や予算委員長などを務めた。

 このニュースに強い衝撃を受けたのは、同じ港区赤坂を拠点に政治活動をしている、スマイル党総裁のマック赤坂氏(67)。赤坂容疑者とは区民祭りなどで会い、お互いに面識があるという。今月初旬には赤坂容疑者から「飲みましょうよ」と誘いの電話があったという。

 「同じ『赤坂』としてすごくショックです。逮捕されたのは私ではないか、という誤解もあるかもしれない。それも心配している」。そう話すマック氏からはスマイルが消えていた。

 マック氏の政治活動は、赤坂容疑者が初当選した2007年の港区議選からスタートしている。得票174票で51人中50位で落選。赤坂容疑者は1436票獲得して当選した。「私の政治活動の原点が港区議会選挙だ。港区は東京の中心。つまり日本の中心です。私にとって地元ですし、思い入れがあるんです。3期も務めている彼は港区のヒーローではないですか。そんな男が暴力で逮捕されるなんて、ウソだと思いたい。彼の家族は大丈夫なのか。心配だ」と沈痛な表情で話した。

 このニュースを機にマック氏は、来年の都議会選挙に港区から立候補する決意を固めたという。「まずは『赤坂』の汚名をそそがなくてはならない。私が常々『議員天国』と批判しているのは、こういうことが起きるからだ。上から目線で区民、都民のことなど考えていないから立場が弱い人に暴力を振るうんだ。改革のためには、やはり私が選挙に出るしかない」と語った。

5795とはずがたり:2016/08/31(水) 16:45:44

“ドン”から神へと昇格!? 内田茂のパーティーに集まった政治家の面々
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E2%80%9C%E3%83%89%E3%83%B3%E2%80%9D%E3%81%8B%E3%82%89%E7%A5%9E%E3%81%B8%E3%81%A8%E6%98%87%E6%A0%BC%EF%BC%81%EF%BC%9F-%E5%86%85%E7%94%B0%E8%8C%82%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AB%E9%9B%86%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%9D%A2%E3%80%85/ar-AAigRoE#page=2
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9 時間前

「都政のドン」の力は健在だった。

 8月24日、都内のホテルで内田茂・東京都議(77)の政治活動40年を祝うパーティーが開かれた。都知事選で小池百合子氏に敗れた責任をとり自民党都連幹事長辞任を決めた内田氏。さすがに求心力を失ったかと思いきや、最大1500人収容の大宴会場が人で埋め尽くされる盛況ぶりで、ゲストも超豪華だった。会場内は取材禁止だったが、出席者の証言をもとに当日の様子を再現する。

 まず会場内がどよめいたのが菅義偉官房長官の登場。総務相時代、ある政治案件について「実力者と言われる内田先生のところへ恐る恐るお願いに行った」という過去を明かし「政治家として心底、尊敬しております」と、褒めちぎった。

政治活動40年を祝うパーティー、券は2万円(※イメージ)c Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 政治活動40年を祝うパーティー、券は2万円(※イメージ)
 続いて二階俊博自民党幹事長も登壇。普段、自民党本部ビルの下階にいる内田氏に対し「電話があれば、私が下りていくことのほうが多いんです」と、やはり内田氏の〝大物〟ぶりをアピールした。

 続いて登場した丸川珠代五輪相は「東京都、(五輪)組織委、国、国民全員が一つひとつの力になって、内田先生の東京五輪にかける思いを魂の核として(五輪を)成功に導いていこうではありませんか!」と、何やら全体主義国家風に演説。「内田先生におかれましては、これからもますます生き生きと、私たちを導いていただいて……」と続けた。都連幹事長辞任など関係なしか。

 都連会長を辞任した石原伸晃経済再生相も「大きい顔してちょっと出てきづらいんですが」と苦笑しながら登場。「内田先生にもうひと働きも、もうふた働きもやっていただかないことには、五輪はなかなか成功に導けない。今日はそうした陳情もかねて来たわけでございます」……やはり、退場する気は毛頭ないようだ。高木啓・都議会自民党幹事長にいたっては「地方議会の神様と言っていいのは内田先生を置いてほかにない」。ついにドンは“神様”へと昇格してしまった。

 ほかにも国会議員、都議、区長、各種団体代表などが次々登壇しては内田氏にペコペコ頭を下げ、ようやく内田氏本人があいさつしたときは開場から1時間以上が過ぎていた。パーティー券は2万円。1500人が出席したとすると約3千万円を集めたことになる。自民党元都議がこう語る。

「各種団体の代表が出席するような規模のパーティーは、都議ならば議長、都議会幹事長、都議会政調会長の3ポストへの就任時に開くくらいで、普通はやらない。こうした派手なパーティーも内田氏の虚像を大きくすることに貢献している。今後は一の子分である高島直樹都議あたりを後任幹事長につけ、陰で権力を振るうのではないか」

 天下はいつまで続くのか。

※週刊朝日  2016年9月9日号

5796チバQ:2016/08/31(水) 21:53:00
http://www.sankei.com/politics/news/160831/plt1608310023-n1.html
2016.8.31 13:54
【築地市場問題】
「築地市場の閉鎖、解体工事も延期します」 小池百合子知事、移転延期を正式表明
【築地市場移転問題】
記者会見で築地市場の移転延期を発表する東京都の小池百合子知事=31日午後、東京都庁
記者会見で築地市場の移転延期を発表する東京都の小池百合子知事=31日午後、東京都庁

 11月に予定されていた東京都の築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転について、小池百合子知事は31日、「結論を申し上げます。11月7日予定の移転については延期といたします。11月2日に予定されている築地市場の閉鎖、その後の解体工事も延期します」と表明した。

 築地跡地は2020年東京五輪・パラリンピックの選手村と都心部を結ぶ環状2号線を通す計画で影響が出る可能性があるほか、準備を進めてきた水産関連業者への補償問題も浮上しそうだ。

 小池氏は7月の都知事選で移転について「一歩立ち止まって考えなければならない」と問題提起。今月17日に環境省の元地球環境審議官、小島敏郎氏を都顧問に任命して調査を一任する一方、自らも両市場の視察や都職員からもヒアリングしてきた。

 豊洲市場は東京ガスの工場跡地に建設され、都は約850億円かけて土壌汚染対策を進めてきたが、小池氏は継続して実施してきた地下水のモニタリング調査が終わる前に開場することに「大きな疑問を持っている」と指摘。「(移転は)安全を確認し、きっちりとした形で進めるべきだ」などと発言していた。

 豊洲市場は5884億円をかけて既に施設の整備は完了。移転を延期すれば維持費が1日700万円かかると試算されている。

5797とはずがたり:2016/09/01(木) 14:33:39

橋下氏、小池知事の築地市場問題「アピール延期なら失敗する」「こりゃ、まずい」
http://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20160831045.html
08月31日 14:45デイリースポーツ

 前大阪市長の橋下徹弁護士がツイッターで、東京都の小池百合子知事の東京・築地市場の移転延期判断に対して「改革知事をアピールするためだろうが、政治戦略・戦術としては失敗するだろう」と持論を展開した。

 30日から31日にかけてツイッターに連続投稿した橋下氏は、小池知事の方針に「こりゃ、まずいな。」とツイート。「延期には莫大なコストがかかることも認識しなければならない。それは結局都民の負担になる」と問題提起したうえで「延期した以上、完全白紙撤回を目指さなければならない。いったん立ち止まったことのアピールのために延期し、結局は移転となれば都民の期待が急速に萎み政治的に失敗」と指摘した。

 橋下氏は「完全白紙を狙うなら延期。そうでなければ移転して業者の要望をある程度聞き、過去の検証をする。延期して最終的に移転というのが政治的に最も最悪」と唱え「完全白紙を狙うならいいのですが、そうでないなら延期コストが大き過ぎ」「延期で期待を最大限に膨らませた上で最終的に移転ということであれば政治的ダメージは計り知れない」と警鐘を鳴らした。

 小池知事に向けては「延期判断をするなら延期コストの明示は絶対に必要。それを明示しない延期は都民ファーストではない。それで都民が納得すればいいです」と唱えた。

 一方で「小池都知事が今、力を入れるべきは、築地市場移転問題やオリンピック問題ではない。平成29年度の予算編成だ。築地市場移転問題やオリンピック問題では改革の成果はそれほど出せない」と求め「大ナタを振るうなら今から全力で始動しないと間に合わない」と記した。

5798チバQ:2016/09/01(木) 22:46:12
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1608310037.html
【築地移転延期】「冗談じゃない」方針急転換に関係者の反発も大きい 脱・既定路線の小池流
08月31日 22:19産経新聞

 築地市場の移転延期に踏み切った小池百合子知事は8月31日の会見で「『一度決めたことだから』といって、何も考えない都政は行わない」と改革路線を強調した。都民ファーストを公約に掲げ、既定路線にこだわらない“小池流”の象徴ともいえる決定だが、急ブレーキへの関係者の反発も大きい。2020年東京五輪・パラリンピックまでに環状2号線を完成させられるかなど課題も多く、小池氏の行政手腕が問われる。

 「生鮮食品を扱う以上、消費者の目線、都民ファーストの感覚を大切にしなければいけない」。会見で小池氏は移転延期の意義を強調した。築地跡地を通る環状2号線を五輪までに完成させる現在の計画は11月の移転が前提で、移転延期で工期の遅れも懸念されるが、小池氏は「工事のあり方を検討し、(五輪を)快適な環境で実施できるよう一応は想定している」と、代替案に自信をのぞかせた。

 一方、準備を進めてきた市場関係者の憤りは大きい。同日夕、会見した築地市場協会会長の伊藤裕康氏は「環状2号線の道路工事を間に合わせるという都の都合で移転を11月7日に決め、われわれはそれに向かって走ってきた。冗談じゃない」と声を荒らげた。

 協会は8月31日、延期の撤回を求める小池氏宛ての文書を都側に提出。泉未紀夫副会長は「築地の移転は選挙のたびに争点となり、政局の荒波にさらされてきた。ようやく移転目前までこぎ着けたのに、なぜ方針転換するのか」と訴えた。

 移転に向け業者側が借金などして投じた資金は膨大だ。伊藤氏によると、把握できているだけで、冷蔵庫棟やゴミ処理施設などに200億円超を投資。個々の業者は、それぞれ内装工事などの準備を進めており、「総額はつかみきれない」(伊藤氏)。移転を機に廃業を決めたり、従業員の雇い止めを行ったりしたケースもあり、影響は「計り知れない」とする。

 小池氏は損失補填(ほてん)について明確な姿勢を示していないが、協会では被害額を算定し都に負担を求める方針。移転延期の中止を求める仮処分の申請についても「選択肢の一つ」(伊藤氏)などと述べた。

5799チバQ:2016/09/02(金) 19:48:39
http://www.sankei.com/politics/news/160902/plt1609020002-n1.html
2016.9.2 06:00更新
 小池百合子知事の就任から2日で1カ月。築地市場の移転延期を決断し、公約に掲げた都政刷新の要となる「都政改革本部」も発足するなど、早くも「小池流」改革が始まった。その原動力は外部から登用した都政史上最多となる13人の顧問団だ。ブレーン(頭脳)として政策決定にも携わるが、都幹部からは事前相談なしのトップダウンでの決断に「意思決定の過程が見えずブラックボックス」と不満も漏れる。

 「私たちは戦後のGHQ(連合国軍総司令部)として、都庁に乗り込んでいるわけではありません」。都政改革本部の初会合で小池氏は副知事や局長に呼びかけ、「(改革の)担い手は皆さん」と持ち上げた。

 穏やかなムードながら小池氏が突きつけたのは自ら課題を洗い出し、解決策を構築する「自律改革」。会合後、報道陣に狙いを語る小池氏の言葉は手厳しかった。「これまで東京で『改革』の言葉はなかった。一国に匹敵する予算、豊かな税収で放漫経営に陥っていたのではないか」

 慣例に重きを置きがちな官僚組織で「既定路線」にとらわれない改革を実現するため、小池氏は就任後、大阪府、大阪市の特別顧問として橋下徹前市長の行政改革を支えた上山信一・慶応大教授ら13人を顧問に次々と登用した。

5800チバQ:2016/09/02(金) 20:13:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000234-sph-soci

小池都知事、築地に続き「五輪マネー」精査!ボート、カヌー会場など予算大膨張で

スポーツ報知 9月2日(金)6時5分配信



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小池都知事、築地に続き「五輪マネー」精査!ボート、カヌー会場など予算大膨張で


「海の森水上競技場」建設予定地を視察する小池百合子都知事(右端)


 東京都の小池百合子知事(64)は1日、2020年東京五輪・パラリンピックに向け都が整備する「海の森水上競技場予定地」(江東区)などの競技施設や選手村の予定地4か所を就任後初めて視察した。競技施設を巡っては建設費の大幅な高騰が問題になっており、「きっちりと精査し、大会組織委員会、国、都の分担を明確にする」と述べた。視察に先立ち、「都政の透明化」を目指す知事肝いりの「都政改革本部」が初会合。知事が選挙中から掲げてきた政策が本格的にスタートした。

 2日で都知事就任から1か月を迎える小池都知事が本部長を務める「都政改革本部」がスタートした。上山信一慶応大教授(58)をはじめ、外部から選任した専門家ら14人が特別顧問・参与・調査員として加わり、東京五輪・パラリンピックの費用負担や、情報公開のあり方などについて課題と改善策をまとめる。

 冒頭のあいさつ。都知事選中に出演したテレビ番組で「都知事就任後、1か月以内に何をするか」と問われて書いたというフリップを手に「1番目に『東京大改革の推進体制の整備』と書いた。都政改革本部はまさに、東京大改革の推進体制の整備。1か月以内でギリギリの時点で始められた」と満足げな表情を浮かべた。「有言実行でやる。都民との約束だ」と力を込めた。

 都政改革本部で精査の対象となる東京五輪・パラリンピックの費用負担。中でも問題とされているのが、現状、都が負担することになっている新設の恒久施設の工費高騰だ。ボート、カヌーで使用される「海の森水上競技場」は、2013年の招致時から約7倍の491億円に膨れ上がった。水泳で使用される「アクアティクスセンター」(江東区)は約2倍の683億円に。こうした高騰で都の施設に関する負担は計2240億円になる見通しだ。

 小池氏は会合後に早速、施設を訪問。「海の森水上競技場」予定地では、強風の中、10分ほど視察した。10月に本格的工事に着工し、18年3月に完成する予定。その後、「アクアティクスセンター」や「有明アリーナ」(江東区)を見て回った。

 「選手村予定地、ロケーションはつかめた。有明アリーナでは地中熱を有効利用して節約する工夫は確認できた」と収穫を語った小池氏だが、「それがコストにどうはね返るのか。それを精査し、組織委員会、国、都の分担を明確にしたい」と費用負担の再検討を示唆した。

 都政改革本部は東京五輪の開催経費について、9月末には中間報告をまとめる方針。前日31日には、公約に掲げていた築地移転の見直しについて、「延期」という結論を発表した。五輪施設についても、大胆な方針を打ち出す可能性もありそうだ。

5801名無しさん:2016/09/03(土) 11:11:56
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160903-00010003-jisin-pol
都議会のドン「内田茂」が1200人を前に「小池百合子を討て!」
女性自身 9月3日(土)6時1分配信

 小池百合子東京都知事(64)がリオ五輪から帰国した8月24日の夜。皇居近くの高級ホテルでは、1200人が集まった盛大なパーティが開かれていた。

「都議会のドン」こと、内田茂東京都議(77)の「政治活動40年を祝い励ます会」。会場は人であふれ、菅義偉官房長官、二階俊博自民党幹事長、石原伸晃経済再生相、丸川珠代五輪相ら有力国会議員の姿があった。国会議員は確認できただけで17人。一地方議員のパーティでは異例だ。

 パーティに参加した国会議員が、声を潜めて語る。

「毎年1000人規模のパーティを開ける都議は内田氏だけ。地方議員ではトップクラスだ。例年、国会議員を呼んでも1人か2人。それが今年は、内田氏たっての希望で、官房長官と幹事長がいっしょに来た。政治力はいまだに衰えてはいないということだ」

 先にマイクを握ったのは菅官房長官だった。

「10年前、実力者といわれる内田先生のところに(税の分配の件で)恐る恐るお願いに行ったら、『日本全国のことを考えたら、当然じゃないか』と引き受けてくださった。心底、政治家として尊敬をしています」と絶賛。

 マイクを引き継いだ二階幹事長は、小笠原諸島に空港を建設する計画を進めていることを話し、「内田先生のおかげで解決する見通しができた。内田先生には、我々自民党を挙げて感謝申し上げたい」と持ち上げた。小池氏についてふれる者はいない。終始内田氏を手放しで礼賛する者ばかりだ。

 さらに異様さが増したのは都議会議員たちがマイクを握ったときだった。

「地方議会の神様といっていいのは、内田茂先生をおいてほかにいない!」(都議会自民党の高木啓幹事長)

 内田氏が最後に語った「政治の世界、たった一人では何もできません」という言葉は、あたかも「小池を討て」という号令のようだった。

「内田氏の後継といわれる高島直樹前都議会議長、川井重勇現議長は、秘書から区議、都議となった叩き上げだ。都議会を仮想敵にする劇場型選挙を仕掛けた小池氏の手法に、彼らの嫌悪感は根強い。どんなに世論が反発しようと反小池を貫く」(自民党都連関係者)

 対する小池氏は、折れるわけにはいかない。安易に妥協すれば、最大の武器である民意を失うことになる。

 8月26日に小池氏は定例会見で、11月7日に予定されている築地市場移転を延期する可能性を示唆。そして、膨れ上がる東京五輪費用などを調査する「都政改革本部」が9月1日に発足し、9月中旬に中間報告をおこなう。9月28日には、ついに都議会が始まる。

「地方自治の神様」と「政界渡り鳥」の対決が山場を迎える。新ラウンドのゴングは鳴った。
(週刊FLASH 2016年9月13日号)

5802名無しさん:2016/09/03(土) 11:25:29
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160831-00006511-sbunshun-pol
“都議会のドン” 五輪施設受注企業に娘婿を就職させていた
週刊文春 8月31日(水)16時1分配信

“都議会のドン”といわれる内田茂都議(77)が役員を務める電気設備会社に、娘婿の就職を依頼していたことがわかった。

 この会社は、内田氏の地元・千代田区に本社を置く東光電気工事。内田氏は落選中だった2010年から同社の監査役に就任。内田氏の所得等報告書、元役員の証言を総合すると毎年数百万円の役員報酬を受けているとみられる。

 東光電気工事は、大手建設会社とジョイントベンチャー(JV)を組み、今年1月、バレーボール会場の「有明アリーナ」(落札額360億2880万円)、水泳会場の「オリンピックアクアティクスセンター」(469億8000万円)の施設工事を落札している。また、築地市場移転に伴う豊洲新市場、都議会議事堂などの都発注の電気工事も受注。同社の売上高は、内田氏が復活当選する2013年までは700億円前後だったが、2014年には約1000億円へと急成長している。

 さらに、東光関係者は次のように証言した。

「娘さんの夫は、今から10年近く前、内田さんが社長に『面倒を見てくれないか』と相談し、入社することになりました」

 東光電気工事は「(娘婿の勤務については)弊社の役職員の情報は公表しておりませんので、ご了承下さい」とし、内田氏の事務所も「親族に関することは回答しておりません」と回答した。

 神戸学院大の上脇博之教授はこう指摘する。

「内田氏は、娘婿の就職を依頼し、落選中には監査役に就任させてもらった。つまり、東光には“借り”があることになります。一方で、東光は都の工事を次々受注している。内田氏がその借りを返そうとしたのでは、と疑念を持たれても仕方がありません。特に、五輪関係の事業には巨額の税金が投入される。内田氏には説明責任が求められます」

 有明アリーナとオリンピックアクアティクスセンターは、当初の見込みから約600億円整備費が膨らんでおり、小池百合子知事が立ち上げる「都政改革本部」の検査対象になると見られている。「週刊文春」9月1日発売号では、膨らむ五輪予算と内田氏の関係について詳報する。


<週刊文春2016年9月8日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

5803名無しさん:2016/09/03(土) 16:06:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100817&g=pol
「小池劇場」幕開け=築地移転延期、次は五輪予算

 就任から1カ月を迎える小池百合子東京都知事が31日、都政の重要課題をめぐり最初の大きな決断を下した。11月7日に予定されていた築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転延期の表明。都議会や市場関係者らを巻き込み激論が交わされるのは必至で、「小池劇場」が幕開けした。

 小池氏が移転延期に踏み切った最大の理由が新市場の安全性だ。都幹部は「過剰とも言える安全対策を積み重ねてきた」と説明するが、年明けに判明する地下水の水質調査の結果を待たずに、移転日を決めた都に小池氏は不信感をあらわにしてきた。
 一方、移転準備を進めてきた都庁の関係者には戸惑いが広がる。特に懸念されるのが、2020年東京五輪・パラリンピックで選手や観客を輸送するのに必要な幹線道路となる環状2号建設への影響だ。
 環状2号は、築地市場の跡地を通る計画で、移転の遅れで五輪までに開通できない可能性が出てきた。小池氏は先週、事務方に「延期しても五輪に間に合う方法を考えてほしい」と対応を指示したが、現時点で改善策は浮かんでいないという。

 「小池都政では『既定路線でしょ』という考え方はとらない」と述べ、改革への強い決意を示した小池氏。次の改革のターゲットに位置付けるのが、全体で2兆〜3兆円に膨れ上がるとも言われる五輪の予算だ。
 1日に発足する「都政改革本部」を舞台に切り込む方針。28日に開会する都議会の前に中間報告を公表する予定だが、巨額の費用を投じる競技施設の建設をめぐりささやかれる利権の問題などにどこまで踏み込めるのか、都民の関心が集まる。
 ただ、都議会からは早速、今回の移転延期について「大きな混乱を招きかねない。十分な説明責任を果たすべきだ」(公明党の長橋桂一幹事長)と批判の声が上がっている。小池氏と緊張関係にある最大会派自民党は様子見の姿勢だが、議会関係者は「本会議だけでなく、委員会にも知事を呼んでこの問題をただすこともあるのではないか」と指摘。小池氏にとって最初の正念場となりそうだ。(2016/08/31-20:04)

5804名無しさん:2016/09/03(土) 17:47:10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160831/k10010662321000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_068
小池知事 築地市場移転延期を正式表明
8月31日 15時07分
東京都の小池知事は、ことし11月7日に予定されていた築地市場の移転について、当面、延期することを正式に表明しました。延期の期間については、来年1月以降、移転先の豊洲市場で行っている水質調査などの結果が出た段階で判断することにしています。
東京・中央区の築地市場は、ことし11月7日に江東区の豊洲市場に移転する予定でしたが、東京都の小池知事は31日午後、記者会見を開き、当面、移転を延期することを表明しました。
延期の理由について、小池知事は、豊洲市場の敷地内を通る地下水の水質調査の結果が11月7日の移転予定日に間に合わないことを挙げ、「市場は生鮮食料品を扱う。食の安全は生活者の目線を大切にすべきだ」と述べ、安全性の確認を行う必要があるためだとしています。
また、豊洲市場の整備費が去年3月の段階で5800億円余りと、当初の見込みより大幅に膨らんだことについて、「これだけの費用がかかったことに私は驚いている。きちんと精査し、都民に説明する必要がある」と述べ、検証する考えを示しました。
さらに、小池知事は、仲卸業者などから新しい店舗の間隔が狭いといった声が出ていることなどに触れ、「多額の費用をかけながらいまだに不満が出てくるのはなぜなのか。情報公開が足りないということだ」と述べ、現状では情報公開が不十分だという認識を示しました。
そのうえで、小池知事は、延期の期間について、来年1月上旬に出される豊洲市場の水質調査の結果や、市場の安全性や使い勝手などを検証するために立ち上げるプロジェクトチームの調査結果が出た段階で移転時期を判断することを明らかにしました。
築地市場の跡地には、東京オリンピック・パラリンピックの際のアクセス道路が整備される予定で、移転の延期によって完成が間に合わなくなるという指摘も出ていることから、小池知事は新たな移転時期などについて、調査の進展を見極めながら速やかに結論を出したいとしています。

5805名無しさん:2016/09/03(土) 22:11:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083000803&g=pol
築地移転、直前に延期決断=豊洲土壌の安全確認優先-31日に表明・小池都知事

 東京都の小池百合子知事は30日、11月7日の移転まで約2カ月に迫った築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転について、延期する方針を固めた。31日に正式表明する。決定から15年たった移転計画だが、豊洲市場の土壌の安全性確認などが不十分と判断。都政の課題に対し、就任後初めて大きな決断を下した形だ。新たな移転時期は、年末年始の市場の繁忙期を避けた来年2月以降とみられる。

 小池知事は30日午後、移転延期を求める宇都宮健児元日弁連会長と面会。「一番良い方法は何か模索している」と語った。
 小池知事は7月の都知事選で、移転について「いったん立ち止まって考える」と発言。就任後、新旧両市場を視察し、8月26日の記者会見では、豊洲市場の地下水の水質調査結果が出る年明けより前に移転時期が設定されていることに対し、「大きな疑問を持っている」と述べていた。
 ただ、豊洲の施設は既に完成。移転準備を進めている業者への補償や、1日約700万円とされる施設の維持費の負担が生じる恐れもある。移転延期の報道を受け、移転推進派の伊藤淳一東京魚市場卸協同組合理事長は「移転時期は時間をかけて話し合いを積み重ねた結果。組合員が移転に向け、一丸となっている」と、予定通りの移転を求めるコメントを出した。

 また、都心部と2020年東京五輪・パラリンピックの選手村などをつなぐ都道環状2号線の工事計画への影響も避けられない。築地市場跡地を通る予定で、移転延期により五輪開幕に間に合わない可能性があり、対応策の検討を迫られる。 
 築地市場は、関東大震災で各地の水産市場が壊滅したことを受け1935年に開場。以来、80年以上にわたって東京の食卓を支えてきた。一方で、運搬スペースが不足しているほか、柱と屋根が中心の開放型構造で、衛生面の懸念が指摘されていた。都は、88年に築地での建て替えを計画したが、資金面から96年に白紙撤回。01年、豊洲の東京ガスの工場跡地に移転が決まった。しかし、土壌や地下水から有害物質が検出され、850億円を費やし汚染対策工事を実施した。(2016/08/30-21:04)

5806名無しさん:2016/09/04(日) 13:33:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160901-00049600-gendaibiz-pol
小池都知事の前に立ちはだかる「ドンと利権」の深い闇 はたしてメスはどこまで届くのか
現代ビジネス 9月1日(木)7時1分配信

「ドン」の権勢、いまだ衰えず
 「都政刷新」を掲げる小池百合子都知事が、改革の象徴として選んだのは築地だった。8月31日の記者会見で、11月7日に予定していた築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転延期を表明した。

 小池都知事が重視するのは、築地移転や東京オリンピックなど巨額予算が計上されるビッグプロジェクトで、当初予算が2倍、3倍と膨張することだった。

 「お豆腐じゃあるまいし、1兆、2兆と予算が膨らむなんて……」

 これは2兆円を超すといわれる東京オリンピック関連予算への不満だが、築地移転にしても計画額から4割増の5884億円に達している。資材高騰や人手不足など仕方がない面はあるものの、問題はそれが公にされていないこと。

 誰がどのように意思決定し、どのような過程を経て予算増が決まったのか――。それがまったく見えないとして、9月1日、都政の情報公開を進め、東京オリンピックの招致過程まで含めた調査を行うための「都政改革本部」をスタートさせた。

 * * *

 1999年、都と市場の団体が作る「築地市場再整備推進協議会」が、移転整備の結論を出して以降、築地はさまざまな勢力によって翻弄され、方向性もスケジュールも二転三転してきた。最終的に制するのは力が強い者であり、彼らが握っているのが利権である。

 東京都利権の所在を示したのが、8月24日に開かれた「都議会のドン」こと内田茂都議(77)の「政治活動40年を祝い励ます会」である。

 菅義偉官房長官、二階俊博幹事長ら大物政治家、石原伸晃経済産業相、丸川珠代五輪相などの閣僚や国会議員、市長に区長、都議、区議、市町村議、都庁幹部、各種業界団体幹部など約2000名が集まったパーティーは、内田氏の権勢を示すと同時に、利権構造の奥深さも伝えた。

かつての「宿敵」も駆けつけた
 利権は一朝一夕に築けない。人間関係の集積であり、票とカネと仕事のバーターである。

 政治家と官僚と業界が、それぞれに水面下で手を握り、ある時はケンカしながら事業を推進、その信用を築くには時間が必要で、内田氏はドンの座を揺るぎないものにするのに40年の歳月を要した。

 また、都議会の義理人情が支配する古めかしい風土を、私は本コラム(東京都政、その「巨大利権」と知られざる歴代のドンたち)で伝えたが、内田氏のパーティーでもそれが確認できた。

 パーティー会場の正面に、かくしゃくとした姿を見せていたのは92歳の藤井富雄氏。都議会公明党のボスで国会議員が束になっても敵わない実力者だった。内田氏の前の「ドン」で、その姿を目にした内田氏が、真っ先に駆け寄って頭を下げ握手を求めたのが印象的だった。

 さらに話題だったのが、宿敵だった浜渦武生元副知事が、姿を見せて祝ったこと。小池氏とは家族ぐるみのつきあいで、都知事選では小池陣営に姿を見せたことから「内田との怨念対決」とハヤす向きもあったが、両者の“激突”は11年も前のこと。浜渦氏を百条委員会にかけると内田氏が脅して副知事辞職に追い込んだ。

 しかし、以降、関係を修復し利権を分け合う“大人の関係”が続いており、それを証明する出席だった。

5807名無しさん:2016/09/04(日) 13:34:25
>>5806

築地移転問題の経緯
 築地移転は、その浜渦氏から始まっている。

 石原慎太郎氏に心酔、学生時代から石原氏を担いできた浜渦氏は、99年、石原氏が都知事になると副知事として都庁に入って権勢を振るい、ビッグプロジェクトも手がけるようになった。

 その最初が築地移転である。当初、移転候補地の豊洲は、芝浦工大の誘致など街づくりが計画されていたが、01年4月、浜渦氏が持ち主の東京ガスを説得する形で移転用地約37ヘクタールを確保した。

 東京ガスの都市ガス製造工場跡地で、ベンゼンなどの土壌汚染が指摘されていたものの、改良工事を行えば大丈夫という専門家の意見を得て計画を推進。

 市場内反対派の存在、09年に移転反対の旧民主党が都議会で勝利、と曲折はあったものの、石原都知事と内田氏が率いる都議会自民党が、仲卸業者の懐柔、民主党都議の一本釣りなどあの手この手を使って工作、11年度予算に経費を盛り込んで、豊洲移転にこぎ着けた。

 そこには、ビッグプロジェクトを願う業界の思惑もあった。築地移転は東京五輪とセットであり、16年招致活動の際には、移転跡地約23ヘクタールにプレスセンターと国際放送センターの2棟を中心としたメディアセンターを建設することになっていた。

 16年招致に失敗して20年招致に成功。築地のメディアセンター構想はついえたものの、晴海の選手村と新国立競技場を結ぶ環状2号線は、五輪のスムーズな運営には欠かせないとして建設工事に拍車がかかり、11月7日の築地移転は、市場内がルートの一部のため、20年東京五輪から逆算したスケジュールだった。

 それが、都民の目にふれる形で行われたとはいい難い。

突破するのは容易ではないが…
 「政」「官」「業」のトライアングルが、内田、浜渦の両者に代表される大物たちの調整によって機能、予算案が作成され、スケジュールが決定、業界の不満を吸い上げる形で不足があれば上乗せされる。

 内田氏のパーティーは、「築地」に代表される東京都事業に関与する者たちの集合体である。それぞれが汗を流し、票とカネと仕事をバーター。このインナーサークルに入らなければ“恵”は得られない。

 豊洲市場の本体建設工事は、14年2月13日、入札が行われて、青果棟を鹿島JVが約259億円で、水産仲卸売場棟を清水・大林JVが約436億円で、水産卸売場棟を大成JVが約339億円で落札した。

 落札率は99%を超え、限りなく100%に近いから談合が確実視される。それは、スーパーゼネコン4社が、仲良く汗をかき、調整役の内田氏や浜渦氏など石原氏周辺に挨拶を欠かさなかった証明である。

 小池都知事がメスを入れる改革は、こうした世界である。

 右腕となる都政改革本部リーダーの上山信一慶応大学教授は、国交省官僚、米コンサルタントのマッキンゼー共同経営者、米ジョージタウン大学教授などを歴任した再生のプロで、橋下徹前大阪市長のブレーンとしても知られる。

 その上山氏が公言しているのは、徹底した情報開示。会議の様子などはオープンにし、情報や資料は可能な限りネットで公開。「密室での調整や談合」を許さない。

 因習や慣習に反することが多く、都議会や都の役人の反発は必至。自分たちの権益が犯されるからで、そこを突破するのは容易ではないが、小池都知事は、「築地から始める」と宣言したのである。

伊藤 博敏

5808名無しさん:2016/09/04(日) 13:35:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00000171-sasahi-pol
“ドン”から神へと昇格!? 内田茂のパーティーに集まった政治家の面々〈週刊朝日〉
dot. 8月31日(水)7時0分配信

「都政のドン」の力は健在だった。

 8月24日、都内のホテルで内田茂・東京都議(77)の政治活動40年を祝うパーティーが開かれた。都知事選で小池百合子氏に敗れた責任をとり自民党都連幹事長辞任を決めた内田氏。さすがに求心力を失ったかと思いきや、最大1500人収容の大宴会場が人で埋め尽くされる盛況ぶりで、ゲストも超豪華だった。会場内は取材禁止だったが、出席者の証言をもとに当日の様子を再現する。

 まず会場内がどよめいたのが菅義偉官房長官の登場。総務相時代、ある政治案件について「実力者と言われる内田先生のところへ恐る恐るお願いに行った」という過去を明かし「政治家として心底、尊敬しております」と、褒めちぎった。

 続いて二階俊博自民党幹事長も登壇。普段、自民党本部ビルの下階にいる内田氏に対し「電話があれば、私が下りていくことのほうが多いんです」と、やはり内田氏の〝大物〟ぶりをアピールした。

 続いて登場した丸川珠代五輪相は「東京都、(五輪)組織委、国、国民全員が一つひとつの力になって、内田先生の東京五輪にかける思いを魂の核として(五輪を)成功に導いていこうではありませんか!」と、何やら全体主義国家風に演説。「内田先生におかれましては、これからもますます生き生きと、私たちを導いていただいて……」と続けた。都連幹事長辞任など関係なしか。

 都連会長を辞任した石原伸晃経済再生相も「大きい顔してちょっと出てきづらいんですが」と苦笑しながら登場。「内田先生にもうひと働きも、もうふた働きもやっていただかないことには、五輪はなかなか成功に導けない。今日はそうした陳情もかねて来たわけでございます」……やはり、退場する気は毛頭ないようだ。高木啓・都議会自民党幹事長にいたっては「地方議会の神様と言っていいのは内田先生を置いてほかにない」。ついにドンは“神様”へと昇格してしまった。

 ほかにも国会議員、都議、区長、各種団体代表などが次々登壇しては内田氏にペコペコ頭を下げ、ようやく内田氏本人があいさつしたときは開場から1時間以上が過ぎていた。パーティー券は2万円。1500人が出席したとすると約3千万円を集めたことになる。自民党元都議がこう語る。

「各種団体の代表が出席するような規模のパーティーは、都議ならば議長、都議会幹事長、都議会政調会長の3ポストへの就任時に開くくらいで、普通はやらない。こうした派手なパーティーも内田氏の虚像を大きくすることに貢献している。今後は一の子分である高島直樹都議あたりを後任幹事長につけ、陰で権力を振るうのではないか」

 天下はいつまで続くのか。

※週刊朝日  2016年9月9日号

5809名無しさん:2016/09/04(日) 13:35:25
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00000007-pseven-soci
都議会のドンのパーティで都庁幹部が迫られた「踏み絵」
NEWS ポストセブン 8月30日(火)7時0分配信

「先生は地方自治の神様です!」──8月24日の夕刻、都内のホテルで開かれたパーティで“都議会のドン”こと内田茂・都議(77)は熱い礼賛を浴びていた。

 奇しくも7月の都知事選で内田氏ら自民党都連執行部を「ブラックボックス」と批判した小池百合子・東京都知事が、五輪旗を手にリオから帰国した日だった。

「パーティは内田氏の政治活動40年を祝うもので、1000人以上が集まりました。菅義偉・官房長官、二階俊博・自民党幹事長など政府・与党の重鎮が顔を揃えました。注目を集めていたのは、公明党の最高顧問の藤井富雄さんが来ていて、内田氏や都議関係者が揃って挨拶に寄っていったことです。

 小池氏がどう騒ごうと、自民・公明一体となって『都政はこれからも内田氏が仕切る』と周りに示したかったのでしょう。小池氏の批判はあちこちで聞こえていました。『小池さんのいっていることはしょせんきれい事』『足下すくってやる』とか、すごかったですよ」(出席者)

 さながら“反小池派の決起集会”となった会場にひと際表情を強張らせて入っていく一群があった。都の副知事を筆頭とする30人近い都庁幹部たちである。“異様な緊張”の裏側を都庁OBが解説する。

「各局の局長・次長には揃って招待状が届いていました。議会で予算を通してもらう立場の局幹部は出席するのが慣例で、内田氏に従うかの“踏み絵”になっている。ところがリオへの出国前にそれを察した小池知事から、『まさか幹部全員が(パーティに)ズラっと並ぶなんてことはないわよね』と釘を刺されてしまった。どちらに睨まれても大ごとになる、と『各局一律、局長1人だけが出席』で揃えることになった」

 都庁官僚たちは小池vs内田の構図の中で右往左往している状況だ。

「小池氏は五輪調査チームによるヒアリングを行なう際に、職員に『黙秘したらクビ』と圧力をかけているとか」(前出・OB)

 役人の囲い込み合戦に終わらない、都民のための対決になってもらいたい。

※週刊ポスト2016年9月9日号

5810名無しさん:2016/09/04(日) 14:45:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160822-00000001-pseven-soci
安倍、森氏と手打ちの小池知事 変わり身の早さはさすが
NEWS ポストセブン 8月22日(月)7時0分配信

 東京に女性初となる小池百合子・知事が誕生し、内閣改造では稲田朋美氏が防衛大臣に抜擢された。野党を見れば蓮舫氏が女性初の民進党代表最有力候補。

 女性議員の比率が世界最低水準という問題がかねてから指摘されてきた日本で、彼女たちの存在感が増しているのは、本来、喜ぶべきことなのだろう。

 世界に目を向ければ、英国ではサッチャー以来26年ぶりの女性首相であるテリーザ・メイ首相が誕生し、米国でもヒラリー・クリントン氏が初の女性大統領を目前にしている。評論家の小沢遼子氏は、女性の指導者が求められている理由をこう見ている。

「各国とも少子化など男性政治家だけでは解決できない課題が山積し、経済活動でも女性の社会進出が不可欠になっている。世界の女性指導者を見ると、『ドイツのお母さん』と呼ばれるメルケル首相は包容力のある手堅い実務家、メイ首相は内務大臣時代に大胆な警察改革で犯罪を減らし、ヒラリー氏は類い希なディベート力の持ち主。意外かもしれませんが、男性より女性の政治家の方が事に及んでリスクを恐れず、“大胆な決断”ができる人が多い」

 わが日本の有力女性政治家たちの「資質」はどうか。「女は度胸」という点ではやはり小池氏が際立つ。

「崖から飛び降りる覚悟」と宣言して都知事選に出馬し、選挙戦では〈都議会の冒頭解散〉と〈利権追及〉を掲げて自民党東京都連に真っ向からケンカを売った。有権者に「孤立無援の戦いです」と訴えて見事当選と相成った。

 ただ、その真骨頂は当選後に発揮された。“大胆な決断”による変わり身の早さで周囲を驚かせたのだ。

 就任直後の議会への挨拶回りで自民党の都議会議長に握手をしながらの写真撮影を拒まれると、“じゃあもっと上の人と直接話します”とばかりにすかさず安倍首相と二階俊博・幹事長に相次いで面会して握手を交わした。選挙で敵対した東京都連の頭越しに自民党のトップと手打ちをして見せたのだ。

 それだけではない。小池氏は続いて“天敵”ともいえる五輪村のドン、森喜朗・元首相(東京五輪組織委員会会長)にも会談を申し入れ、「五輪費用削減で連携していきたい。森会長にも理解してもらった」とガッチリ握手した。

「これから自民党都議団との戦いが始まる。同時に官邸や森さんを敵に回せばそれこそ都政はストップする。そんなバカなやり方はしない。まずは遠くの敵と手を結んで都議団を孤立させる。遠交近攻は兵法の基本だ」(小池側近)

 戦略的にはそうかも知れないが、感情むきだしで対立してきた相手と平気で握手などなかなかできる芸当ではない。細川護熙、小沢一郎、小泉純一郎といった時の政界の実力者の傍を渡り歩くなかで磨きをかけてきたこの変わり身の早さは流石というほかない。

※週刊ポスト2016年9月2日号

5811チバQ:2016/09/05(月) 00:32:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1609040006.html
【小池都知事始動】小池百合子知事の公約「給与半減」に都議困惑 報酬逆転による都民感情恐れ「削減条例案否決の選択肢も」
09月04日 09:39産経新聞

【小池都知事始動】小池百合子知事の公約「給与半減」に都議困惑 報酬逆転による都民感情恐れ「削減条例案否決の選択肢も」
海の森水上競技場予定地(ボート・カヌー競技)を視察する小池百合子都知事=1日午後、東京都江東区青海3丁目先(宮川浩和撮影)
(産経新聞)
 築地市場の豊洲移転延期や都政改革本部の立ち上げなど、就任から矢継ぎ早に政策を打ち出している東京都の小池百合子知事(64)。その小池氏が選挙期間中に公約に掲げた知事給与の削減をめぐり、蜜月関係とはいえない都議会に困惑が広がっている。ボーナスなどを含めた全額を半減させれば、知事の年収は約1450万円となり、都議1人あたりの年収約1700万円より少なくなる。来年に都議選も控え、たった1人の知事の給与を、127人もいる都議が上回れば「都民感情が許さないのでは」という懸念があるからだ。

 都によると、知事の給料月額は145万6千円。これに地域手当(20%)を上乗せし、ボーナスにあたる年2回の期末手当を加えると、年収は2896万3480円になる。

 小池氏は知事選の公約に「知事報酬の削減」などを掲げて、都議会自民党が擁立した元総務相の増田寛也氏(64)と分裂選挙を戦い圧勝した。8月2日の就任会見でも給与削減は「身を切る改革の象徴」と強調し、「事務方にどのような形で行うのがいいのか、制度面を含めて検討していただいている」と述べた。

 削減額については、月額のみを半減させる(年収約2022万円)▽各種手当も含めて総額を半減させる(同約1450万円)-など、「いくつかのパターンがある」(都人事課)といい、それぞれを示した上で小池知事に決めてもらう方針という。

 一方、議会局によると、都議の年収は全国トップの1708万175円。小池氏の選択によっては、都議の報酬が知事の収入を上回る“逆転現象”が発生する。また、都議にはこれに加え、本会議などに出席するだけで1日最低1万円をもらえる「費用弁償」や、1人あたり月60万円の「政務活動費」が会派に支給されるなどの特権は多い。

 議員報酬額や費用弁償の削減などについては、超党派でつくる「都議会のあり方検討会」で協議し、年度内に結論をまとめる予定だったが、参院選、知事選の影響もあり、議論が進んでいない。

 ある与党都議は「知事より収入が上だとなれば、都議会に批判が集まりかねない」と懸念を示し、「議員は数が多く、コンセンサス(同意)が得られにくい。場合によっては、知事の出した給与削減条例案の否決という選択肢も出てくるのではないか」と述べた。

5812チバQ:2016/09/06(火) 00:05:59
http://www.sankei.com/politics/news/160905/plt1609050031-n1.html
2016.9.5 18:49

新会長に下村氏選出へ 自民党東京都連

 自民党東京都連会長に下村博文党幹事長代行が就任する見通しになったことが5日、都連関係者への取材で分かった。6日の役員選考委員会で選出し、国会議員や都議、各支部の幹部らが出席する合同会議で正式に決める。

 経済再生担当相の石原伸晃会長や都議の内田茂幹事長ら執行部5人は、都知事選に擁立した元総務相増田寛也氏が敗れた責任を取り、辞任を表明。都連会長代行だった下村氏も執行部の一員として辞任したが、都議会などから新会長に推す声が上がっていた。

5813チバQ:2016/09/07(水) 20:23:42
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1609070019.html
【小池都知事始動】小池百合子都知事、給与半減条例案提出へ 「年収1450万円」都議を下回る額に
13:04産経新聞

【小池都知事始動】小池百合子都知事、給与半減条例案提出へ 「年収1450万円」都議を下回る額に
小池百合子都知事
(産経新聞)
 東京都の小池百合子知事は7日、ボーナスなどを含めた知事給与を半減するための条例案を、28日開会予定の都議会定例会に提出する意向を示した。自らが身を切る姿勢を示し、都政改革を進める狙い。9日の定例会見で正式に表明する。

 都によると、現在の知事の給料月額は145万6千円。これに地域手当(20%)を上乗せし、ボーナスにあたる年2回の期末手当を加えると、年収は2896万3480円になる。

 小池氏は知事選の公約に「知事報酬の削減」などを掲げて支持を集めた。削減額については、月額のみを半減(年収約2022万円)させるなどの選択肢もあったが、小池氏は改革への強い決意を見せるため、今年度、ボーナスなどを含めた総額を半減させ、年収約1450万円とする方針を固めたもようだ。

 一方、都知事の支給額が半減された場合、年1708万175円が支給される都議の給与を約260万円下回ることになる。127人の都議の報酬が知事を上回ることに、都民の厳しい視線が注がれるのは必至で、都議会の今後の対応に注目が集まりそうだ。

 都議会では議員報酬の削減などについて、超党派でつくる「都議会のあり方検討会」で協議し、年度内に結論をまとめる予定だったが参院選、知事選の影響もあり、議論は現在先送りにされている。

5814チバQ:2016/09/08(木) 22:23:32
http://mainichi.jp/articles/20160907/k00/00e/010/253000c
自民党都連
幹事長候補に高島直樹都議など新役員選出

毎日新聞2016年9月7日 12時58分(最終更新 9月7日 12時58分)
 自民党東京都連は7日、党本部で新役員の選考委員会を開き、幹事長候補に高島直樹都議▽政調会長候補に井上信治党副幹事長▽総務会長候補に萩生田光一内閣官房副長官--をそれぞれ選んだ。来週開かれる都連幹部らの合同会議で正式に選任される見通し。会長代行候補の選出は持ち越しになった。

 会長だった石原伸晃経済再生担当相ら執行部5人は、7月の都知事選で同党が推薦した元総務相の増田寛也氏が落選した責任を取り、8月に辞任した。新会長候補は6日の選考委員会で、下村博文党幹事長代行が選出されている。

 都連幹事長は2005年以降、内田茂都議が務めてきた経緯があり、都議会自民党からは引き続き都議から選出するよう意見が出ていた。【川畑さおり】

5815チバQ:2016/09/08(木) 22:27:07
http://www.sankei.com/politics/news/160907/plt1609070030-n1.html
2016.9.8 07:00

“都議会のドン”側近が就任 自民都連幹事長に高島直樹都議「小池百合子知事との対立構造、考えていない」

 自民党東京都連は7日、都内で新執行部を決める役員選考委員会を開き、幹事長に高島直樹都議を選出した。高島氏は小池百合子知事が「都議会のドン」と称した前執行部幹事長の内田茂都議の側近とされるが、高島氏は報道陣に、「知事と友好関係を築く必要がある。『対立構造』なんて考えていない」と語った。

 高島氏は内田氏の助言などがあったかを問われ、「内田先生は尊敬する政治家の一人でご指導いただいているが、あれやれ、これやれ、という人ではない」と強調。一方で、幹事長選出前には「仏(ほとけ)の高島で一生懸命がんばればいいじゃないか」と言われたことを明かした。

 都連の前執行部は7月の知事選で小池氏の推薦を認めず、元総務相の増田寛也氏を擁立。小池氏はその意思決定の過程を「ブラックボックス」と表現し、内田氏について「都議会のドン」と批判していた。

 選考委員会では、総務会長に萩生田光一官房副長官、政調会長に井上信治党副幹事長も選出。国会議員や都議、各支部の幹部らが出席する合同会議を来週にも開き、6日に会長に選出した下村博文党幹事長代行と併せて正式決定する。

5816とはずがたり:2016/09/09(金) 19:37:40
小池百合子を支える「キーマン5人衆」時給7300円の実力
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160908-00010003-jisin-pol
女性自身 9月8日(木)6時1分配信

「私たちは戦後のGHQ(連合国軍総司令部)として都庁に乗り込んでいるわけではありません」

 9月1日、小池百合子東京都知事(64)は居並ぶ都庁幹部に呼びかけた。

 この日始動した「都政改革本部」は、「情報公開の徹底」や「東京五輪費用の見直し」などについて議論し、方針を策定する小池都政の司令塔だ。

 最大の目玉は、外部の専門家集団で構成する「特別顧問」たち。時給は7300円とけっして安くはない。彼らは、都政にどう“メス”を入れるのか。

 特別顧問は10人だが、最初に発表された5人の人物像を見てみよう。まず、特別顧問を束ねる「統括」に就任したのは、元運輸官僚で大手経営コンサルタント会社マッキンゼー出身の上山信一・慶應義塾大教授。大阪市の特別顧問として橋下徹・前大阪市長のブレーンも勤めた。

「マッキンゼー時代に培った経営コンサルタントの視点で、大阪の市政を経営に見立てた行政改革を進めました。予算案の費用対効果にうるさく、『民間企業では考えられない』が口癖。当時は職員など担当者を会議で吊るし上げる、さながら『公開処刑』の手法が有名でした。同じやり方で、利権に斬り込んでいくはずです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 豊洲市場への移転問題を担うのが、小島敏郎・青山学院大教授だ。小池氏が環境相時代に、環境省地球環境審議官として支え、クールビズや省エネを推進した人物。民進党の阿部知子衆院議員が小島氏の実力を評価する。

「私も助力を仰いでいた信頼できる政策マンです。小島さんのイデオロギーは環境主義。東京を環境都市にするための政策を次々に打ち出すと思います」

 小島氏起用の段階で、土壌汚染が問題視される、豊洲市場への移転延期の肚(はら)は決まっていたと言えそうだ。

 加毛修弁護士は国立競技場の解体工事をめぐり、公正さに欠けるとして入札のやり直しを求めた、内閣府の政府調達苦情検討委員会の委員長だ。

「『五輪関連の不正は見逃さない』という小池氏の合図だろう。加毛氏は第一東京弁護士会会長も務めた法曹界の重鎮だ」と都内の弁護士は評する。

 坂根義範弁護士は、元名古屋地検特捜部検事で小池氏の「軍師」若狭勝衆院議員と同じ弁護士事務所に所属した。「証拠品分析能力が高い」(司法担当記者)と評判で、都の入札プロセスなどを精査する。

 公認会計士の須田徹氏は、大手税理士法人トーマツの理事長を務めた。

「実務派の有名な会計士で、会計資料の分析に力を振るうでしょう」(鈴木氏)

 小池氏に近い元国会議員は言う。

「2011年度には3926億円にすぎなかった豊洲新市場の総事業費が、今年2月時点で5884億円まで膨れ上がっている。小池氏は都政改革本部で、膨大な事業費が適正に計上されたかどうかを徹底精査するつもりだ」

都政史上初の大顧問団による小池流改革の成否はいかに。
(週刊FLASH 2016年9月20日号)

5817名無しさん:2016/09/10(土) 14:39:10
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090700608&g=pol
小池知事と協力=自民・下村氏

 自民党東京都連の次期会長に決定した下村博文幹事長代行は7日、来月の衆院東京10区補選勝利に全力を挙げる考えを示した上で、先の都知事選で争った小池百合子都知事との関係について「いらぬ対立をすべきではない。都政の発展のために協力できるところは全面的に協力していきたい」と語った。党本部で記者団の質問に答えた。 
 これに先立ち、都連は役員選考委員会を開催。辞任した内田茂氏の後任幹事長に高島直樹都議、会長代行に菅原一秀衆院議員、総務会長に萩生田光一官房副長官、政調会長に井上信治副幹事長を選出した。(2016/09/07-16:27)

5818名無しさん:2016/09/10(土) 18:29:58
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160906/k10010672261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_088
自民 東京都連会長に下村元文部科学相が就任へ
9月6日 15時04分
先の東京都知事選挙の敗北を受けて、自民党東京都連の新しい会長に、党の幹事長代行を務めている、衆議院東京11区選出の下村元文部科学大臣が、来週就任する見通しとなりました。
7月に行われた東京都知事選挙で、自民党の推薦した候補が、党の推薦を受けなかった小池知事に敗れたことから、東京都連の会長を務めている石原経済再生担当大臣ら幹部が辞任を表明し、これを受けて都連は6日に会合を開いて、後任人事を協議しました。

その結果、「閣僚を務めるなど政治経験が豊富だ」として、党の幹事長代行で、衆議院東京11区選出の下村元文部科学大臣がふさわしいという認識で一致し、下村氏は来週開かれる都連の常任総務会を経て、正式に就任する見通しとなりました。

会合のあと、都連の最高顧問を務める深谷隆司元通産大臣は、記者団に対し、「下村氏は衆議院東京10区の補欠選挙への対応も含め、相当苦労することになると思うが、都知事選挙の結果をいつまでも引っ張るのではなく、都民の目線で何をするかを考える会長であってほしい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160906/k10010672461000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_085
小池知事 来年夏の都議選に向けた対応を検討
9月6日 20時08分
東京都の小池知事は日本記者クラブ主催の記者会見で、来年夏の都議会議員選挙に向け、「今回の都知事選挙で政治を身近に感じた有権者もいたので、その受け皿として、ある種の塾やワークショップを開いていいかと考えている」と述べ、対応を検討する考えを示しました。
小池知事は6日、東京・千代田区で日本記者クラブ主催の記者会見に出席しました。
この中で、小池氏は記者団から、「来年夏の都議会議員選挙で推薦や支持を出す考えはあるか」と質問されたのに対し、「初めての都議会が今月下旬から始まるが、補正予算案や知事報酬を半減させる条例案といった私の政策に対して、議会側がどのような対応をするのか、よく見たうえで判断したい」と述べました。
さらに小池氏は「候補者を養成するというほどではないが、今回の都知事選挙で政治を身近に感じた有権者もけっこういたので、その受け皿としてある種の塾やワークショップを開いていいかと考えている」と述べ、都議会議員選挙に向けた対応を検討する考えを示しました。

5819名無しさん:2016/09/10(土) 18:30:08
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160907/k10010673081000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_078
小池知事 給与など半減の条例改正案 都議会に提出へ
9月7日 4時28分
東京都の小池知事は就任後初めてとなる今月末からの都議会に、給与などを半減するための条例の改正案を提出することを決めました。小池知事は身を切る姿勢を示して都政改革を進める観点から、給与などの半減を任期中は続けたい意向です。
小池知事は、ことし7月の都知事選挙で、知事報酬の削減を公約に掲げたことから、具体的な減額幅や期間について検討を進めてきました。
その結果、就任後初めてとなる今月28日からの都議会に、今年度は月額145万円余りとなっている給与に加え、ボーナスにあたる期末手当などを含めた年間2896万円の支給額を半減するための条例の改正案を提出することを決めました。可決されれば、都知事への年間の支給額は1448万円となる見通しです。
小池知事は身を切る姿勢を示して都政改革を進める観点から、給与などの半減を任期中は続けたい意向です。
一方、都知事の支給額が半減された場合、今年度をベースにすると、都議会議員の報酬を260万円下回ることになり、今後、議員報酬の削減などについての議論につながるかどうか注目されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010678501000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_014
都知事 自身の給与半減する条例案の提出表明
9月9日 17時49分
東京都の小池知事は就任後初めてとなる今月末からの都議会に、みずからの給与などを半減するための条例案を提出し、任期中は半減を続ける考えを示しました。
小池知事は9日の記者会見で「東京大改革の実現を本格的に進めているが、みずから身を切る姿勢を示す観点から毎月の給与とボーナスをすぱっと半額、50%減額する。議会にご理解をいただきたい」と述べ、就任後初めてとなる今月28日からの都議会に自身の給与などを半減するための条例案を提出する考えを示しました。
また、小池知事は期間について、「基本的に4年間だ」と述べ、自身の任期中は半減を続けるとともに、政治姿勢に基づく判断だとして職員の給与のカットは行わない考えを示しました。

都によりますと、今年度、都知事への年間支給額は、給与とボーナスに当たる期末手当などを含め2896万円となっていて、半減すると1448万円になり、都議会議員の報酬を260万円下回ることになります。
今回の給与などの半減が、今後、議員報酬の削減などの議論につながるかどうか注目されます。

5820とはずがたり:2016/09/10(土) 19:15:25
こいつも都知事として怪しかったからな。

小池百合子を援護するも見返りなし、猪瀬直樹元知事が「俺のポストは…」と落胆!?
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20160910/Asagei_65823.html
アサ芸プラス 2016年9月10日 09時59分 (2016年9月10日 19時01分 更新)

 築地市場移転に都議の高額給与、そして東京五輪利権、次々と改革のナタを振るう東京都の小池百合子知事。そんな姿に喝采を送らなくてはいけないはずなのに、人知れずブーイングをしている男がいた。
 元東京都知事の猪瀬直樹氏だ。金銭スキャンダルで都知事を辞職して以降、メディアから姿を消していたが、先の都知事選で復帰。都議会のドン、自民党都連前幹事長の内田茂氏が都政を牛耳っている実態を暴露したのだ。自民党から推薦を得られずに立候補した小池知事にとっては強敵の手の内を知る心強い応援団となった。実際に当選直後、選挙速報番組で小池知事はこう話していた。
「猪瀬さんには経験者として指南していただきたい」
 ところが、なぜか最近の猪瀬氏は不機嫌だという。政治部記者が話す。
「猪瀬氏は小池知事が当選したあかつきには、選挙戦での援護射撃の見返りに東京都参与のポストをもらえると思っていたんです。それが、いつまでたっても声がかからないものだから、『俺のポストはどうなっているんだ』と荒れているらしいです」
 9月7日のテレビ番組で東国原英夫氏の発言に突然、猪瀬氏はブチ切れたというが‥‥。まさか、新都知事の不義理が影響しているのか。

5821名無しさん:2016/09/10(土) 21:47:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000050-sph-soci
小池都知事「朝鮮学校に都民の税金使えない」
スポーツ報知 9月9日(金)11時33分配信

 東京都の小池百合子知事(64)が8日、都内のホテルで「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」に、知事就任後初めて出席した。

 2002年に5人の拉致被害者が帰国してから、進展しない日本人拉致問題に対して「一日も一刻も早く、ご家族の元に被害者を取り戻す」と強い姿勢で臨む決意を示した。

 衆院議員時代に拉致議連副会長を務めた小池氏は、冒頭、拉致問題について「我が国の国家の主権侵害であり、重大な人権侵害でもある」とし、都知事として最善策を取ることを約束した。

 続けて、朝鮮学校が朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)の強い影響下にあると結論づけた13年の都調査報告書をホームページに再掲載することを報告。報告書は、都内で朝鮮学校11校を運営する東京朝鮮学園の教育環境や経営状況を調査したもの。小池氏によると、朝鮮総連と朝鮮学校の「緊密で不可分な」関係を明かしたもので、都のHPに掲載されていたが、いつの間にか削除されていたという。「朝鮮学校の教科書には、指導者を礼賛するような記述があった。こういう事が抜本的に改善されない限り、都民の税金を支出することはない」と断言した。都は2010年から、朝鮮学校に対する補助金支給を停止している。

 集会には加藤勝信拉致問題担当相(60)、石原宏高内閣府副大臣(52)をはじめ拉致被害者家族ら約270人が出席した。

5822とはずがたり:2016/09/10(土) 22:18:43

小池都知事「朝鮮学校に都民の税金使えない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000050-sph-soci
スポーツ報知 9月9日(金)11時33分配信

 東京都の小池百合子知事(64)が8日、都内のホテルで「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」に、知事就任後初めて出席した。

 2002年に5人の拉致被害者が帰国してから、進展しない日本人拉致問題に対して「一日も一刻も早く、ご家族の元に被害者を取り戻す」と強い姿勢で臨む決意を示した。

 衆院議員時代に拉致議連副会長を務めた小池氏は、冒頭、拉致問題について「我が国の国家の主権侵害であり、重大な人権侵害でもある」とし、都知事として最善策を取ることを約束した。

 続けて、朝鮮学校が朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)の強い影響下にあると結論づけた13年の都調査報告書をホームページに再掲載することを報告。報告書は、都内で朝鮮学校11校を運営する東京朝鮮学園の教育環境や経営状況を調査したもの。小池氏によると、朝鮮総連と朝鮮学校の「緊密で不可分な」関係を明かしたもので、都のHPに掲載されていたが、いつの間にか削除されていたという。「朝鮮学校の教科書には、指導者を礼賛するような記述があった。こういう事が抜本的に改善されない限り、都民の税金を支出することはない」と断言した。都は2010年から、朝鮮学校に対する補助金支給を停止している。

 集会には加藤勝信拉致問題担当相(60)、石原宏高内閣府副大臣(52)をはじめ拉致被害者家族ら約270人が出席した。

5823名無しさん:2016/09/11(日) 10:40:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090600586&g=pol
「都政、ギアチェンジ」=改革へ強い決意-小池知事

 東京都の小池百合子知事は6日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見し、築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転延期などを決めた就任後の1カ月を振り返り、「私が知事に選ばれたということは、都政がギアチェンジできるチャンスだ」と述べ、都政の改革へ改めて強い決意を示した。
 小池氏は「(都政は)冷水か熱湯を浴びせ掛けられた状況になっていると思う」と指摘。その上で「波紋を呼ばないと改革ではない。崖から飛び降りる覚悟でやっているので、見たことのない都政が繰り広げられるのではないか」と述べた。 
 また、来夏の都議会議員選挙で特定の候補者を支持するかどうかを問われ、「私にとって初めての議会が9月下旬から始まる。都民ファーストの私の政策にどのような対応をされるかよく見ていきたい」と強調。2016年度補正予算案や知事報酬半減のための条例案など、自らの政策に対する議会側の対応を見極め判断する考えを示した。(2016/09/06-16:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090600585&g=pol
民主的な都連目指す=「小池新党」をけん制-自民・下村氏

 自民党東京都連の次期会長に決まった下村博文幹事長代行は6日、党本部で記者団に「衆院東京10区補選や来年の都議選もあり、大変難しいかじ取りだ。『ブラックボックス』と批判されないような民主的な都連を作っていきたい」と語った。

 小池百合子都知事による新党構想が取り沙汰されていることについては、「2020年東京五輪の成功に向け、東京都は安倍内閣や自民党とも力を合わせなければいけない。『小池新党』を選択することはあり得ない」と述べ、小池氏をけん制した。 
 下村氏は先の都知事選敗北を受け都連会長代行を引責辞任したが、同日の役員選考委員会で「閣僚経験者がふさわしい」などとして石原伸晃氏の後継会長に選出された。(2016/09/06-16:54)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090500555&g=pol
都連会長に下村氏起用へ=自民

 自民党東京都連は5日、新会長に下村博文党幹事長代行を充てる人事を内定した。6日にも役員選考委員会で決定する。党関係者が明らかにした。
 先の東京都知事選で党の推薦候補が敗北し、前会長の石原伸晃経済再生担当相ら都連執行部が総退陣。都連会長代行だった下村氏も含まれていたが、「都知事選を主導する立場になかった」(都選出議員)として、問題ないと判断したとみられる。
 下村氏は新会長に就任後、都知事に転じた小池百合子氏の衆院議員失職に伴う衆院東京10区補選への対応に当たる。(2016/09/05-16:30)

5824名無しさん:2016/09/11(日) 11:35:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000011-ykf-soci
小池知事、知事給料半減で都議の高給に切り込む ドン側近が幹事長で「院政」へ
夕刊フジ 9月9日(金)16時56分配信

 東京都の小池百合子知事が、次の一手を打ってきた。知事給料を半減する条例案を、28日開会の都議会に提出する方針を固めたのだ。実現すれば、都議が都知事よりも給料が高い異常状態となり、削減努力を求められるのは必至だ。「踏み絵」のような条例案に、「都議会のドン」こと内田茂都議(77)率いる最大会派・都議会自民党は、どう対峙するのか。一方、都知事選で敗北した自民党都連は7日、新しい幹事長に、ドン・内田氏の側近を指名した。ドンの「院政」が確立した。

 現在、都知事の給料月額は145万6000円。地域手当(20%)を上乗せし、ボーナスにあたる年2回の期末手当を加えれば、年収は何と約2900万円に上る。

 小池氏は都知事選で「給料半減」を訴えて当選した。実現すれば、年収は約1450万円となり、都議1人あたりの年収約1700万円(全国1位)より約250万円も少なくなる。

 都民から「激務の都知事が、都議より給料が少ないのはおかしい」といった声が噴出するのは確実だ。都議会の野党系会派からは「小池氏が給料を半減するなら、都議も減らすべきだ」という声が出始めている。

 加えて、都議には、本会議などに出席するだけで1日最低1万円を受給する「費用弁償」や、1人あたり月60万円の「政務活動費」が会派に支給される。

 小池氏の条例案には、将来、こうした“議員特権”に切り込もうとする狙いも見え隠れする。

 ここで注目されるのは、ドン・内田氏が君臨する都議会自民党の動向だ。定数127のうち60議席を占める都議会自民党が反対すれば、条例案は成立しない。

 都知事には、議会の同意を得ずに案件を処理できる「専決処分」という方法もあるが、地方自治法では、議会を開く時間的余裕がない場合などに限られている。

 小池氏周辺は「条例案として都議会に問うのが王道だ。小池氏は不退転の決意で『身を切る改革』を進めようとしている。都議会は厳しい判断を迫られるだろう。特に、都議会自民党がどう出てくるかが見ものだ」と語った。

 こうしたなか、都議会自民党が強い発言力を持つ自民党都連の新人事が7日、決まった。

 注目の都連幹事長ポストには、ドン・内田氏の側近中の側近、高島直樹都議(66)が就任した。これで、ドン・内田氏が「院政」を敷く環境が名実ともに整ったといえる。

 都連幹事長は、ドン・内田氏が約11年にわたって務めてきた最重要ポストで、公認権や都連の資金を一手に握ることができる。「国会議員より影響力がある」といわれてきた。

 「よかったねえ」

 党本部に姿を見せたドン・内田氏は7日午後、テレビカメラの前で高島氏の幹事長就任をこう喜んだ。高島氏は長年、内田氏と政治活動をともにし、政治手法や組織運営術を学んできた「一番弟子」だけに、思わず本音が出た格好だ。

 高島氏は同日、「(小池)知事と友好関係を築く必要がある。『対立構造』なんて考えていない」「知事とともに歩むつもり」「仲良く知事とやっていく」と記者団に語った。都民から高い支持を得ている小池氏に刃向かうのは得策でないと考えているのか。

 記者団の「内田氏から助言があったか?」との問いには、「内田先生は尊敬する政治家の1人で、ご指導いただいているが、『あれやれ、これやれ』という人ではない」といいながら、「『仏の高島』で、一生懸命頑張ればいいじゃないか」と言われたことを明かした。

 終始ご機嫌の高島氏だったが、それもそのはず、高島氏の幹事長就任は難しいとの声もあったからだ。

 都連内では「高島氏では『内田カラー』が強すぎる」(都連幹部)との意見が目立ち、穏健派のベテラン都議を幹事長に充てる人事案も急浮上していた。

 側近の幹事長就任は、やはりドン・内田氏の意向が働いたのか。

 「小池vsドン」の攻防は始まったばかりだ。

5825名無しさん:2016/09/11(日) 11:36:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160908-00000013-ykf-soci
「小池政治塾」立ち上げか 都連側に揺さぶり 都知事選応援した若狭氏お咎めなし
夕刊フジ 9月8日(木)16時56分配信

 東京五輪の膨大な経費と築地市場移転問題など都政の暗部にメスを入れるため動き出した小池百合子知事。君臨する「都議会のドン」こと内田茂都議との「小池vs.ドン」「小池vs.都連」との抗争が注目されるなか、小池氏が来年夏の都議会議員選挙に向け、「政治塾」の立ち上げを検討するとぶち上げた。機先を制する小池氏にドン・内田氏はどう出るか。

 小池氏は6日、日本記者クラブで開かれた会見で、来年夏に行われる都議会議員選挙に関し、政治に関心のある人々を対象に「塾、ワークショップというのは開いてもいいのかな」と、政治塾をつくる思惑を明かした。

 小池氏をめぐっては、これまで新党結成の可能性について「選択肢の1つ」と明かしているだけに、政治塾は新党に直結する。何より会見で、その前段階ともいえる政治塾について発言した背景には、ドン・内田氏が院政を敷く都議会に揺さぶりをかける意味合いがあるとみられている。

 一方、小池氏の辞職に伴う衆院東京10区補選(10月11日告示、同23日投開票)で、自民党の若狭勝衆院議員(比例東京)が党の公募に応じて立候補する意向を固めた。

 都知事選で党方針に従わず小池氏を支援した若狭氏に対し、二階俊博幹事長は口頭注意の「温情処分」にとどめた。

 「知事選での行動について自民党都連から大変厳しい声が寄せられていたが、大変立派な人だと思っている」

 二階氏は6日、記者団に対し若狭氏をこう評し、自民党系の分裂選挙を回避した格好だ。ただ、その裏には「小池新党」結成を警戒し、融和を優先した打算が透ける。二階氏は、自民党系が分裂した7月の都知事選で、小池氏が都連との対立構図を利用して無党派層を引き寄せた経緯があることから、同じ轍を踏む事態を懸念したとみられる。

 若狭氏が自民党石破派に所属している点も「結束優先」の二階氏の裁定に影響した可能性がある。若狭氏に厳しいペナルティーを科せば、「ポスト安倍」をにらむ石破茂前地方創生担当相が、安倍政権と一層、距離を置くこともあり得るからだ。

 ドン・内田氏封じは強まるのか。

5826名無しさん:2016/09/11(日) 14:41:25
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090800670&g=pol
報告書再掲載を指示=朝鮮学校実態調査で-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は8日、朝鮮学校の実態について都がまとめた調査報告書をホームページ(HP)に再掲載するよう指示していたことを明らかにした。都内で開かれた北朝鮮による拉致問題に関する集会で、「いつの間にか(HPから)消えているとの報告を受けた。貴重な資料なので復活させた」と述べた。

 報告書は都が2013年に作成。都内の朝鮮学校について「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)と密接な関係にあり、教育内容や学校運営で強い影響を受ける状況にある」などと指摘している。
 都はHPに報告書を掲載していたが、アクセス数の減少などを受け今年2月に削除。小池氏の指示を受け今月2日に再掲載した。(2016/09/08-17:29)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090900668&g=pol
給与半減条例案、提出へ=9月議会に-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は9日の記者会見で、自らの給与を半減させる条例案を、28日から始まる都議会に提出する意向を表明した。小池氏は7月の都知事選で「知事報酬の半減」を公約に掲げていた。
 半減させるのは約145万円の月給と、夏と冬の年2回支給される期末手当(ボーナス)。条例案が議会で可決されると、年間の給与は約2896万円から約1448万円となる。任期中の4年間、続けるという。
 小池氏は「身を切る改革の姿勢を示す。選挙中に約束したことなので守りたい」と強調。一方で「職員の給与カットは考えていない」と述べた。 (2016/09/09-15:53)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091000349&g=pol
「都庁全職員を粛正」=豊洲市場の土壌問題-小池知事

 東京都の築地市場(中央区)の移転先とされながら、土壌汚染が懸念されてきた豊洲新市場(江東区)で、新たな問題が表面化した。食品を取り扱う建物の床下で汚染対策の盛り土が実施されておらず、都がこれまで議会やホームページなどで「敷地全体で実施」としてきた説明と大きく食い違う状況となっている。小池百合子都知事は10日の記者会見で「間違った情報を与えることは、都政の信頼回復に逆行する。全都庁の職員を粛正したい」と強い口調で述べた。

 なぜ、食い違いが生まれたのか。都の市場担当幹部によると、盛り土などの汚染対策は、2008年に専門家会議が実施を提言。しかし、この際は建物の地下に配管などを入れる空間を設置することは検討されなかった。その後、建物設計時に地下空間を設けることが決まり、その部分には盛り土は行わないことになったが、対外的な説明は以前と同じまま放置された。
 こうした状況は、外部からの指摘を受け今月初めに判明した。幹部は「分かっていたら説明を変更していた」と弁明。地下部分はコンクリートの壁や床で囲まれているため安全性には影響ないとしつつ「専門家会議に説明していなかったのは問題だった」と話した。
 小池知事は、外部識者による調査を行う方針だが、「あくまでも当局が責任を持ってこの問題をクリア(解決)しないと、また同じようなことが起こる」と職員にくぎを刺した。(2016/09/10-21:57)

5827名無しさん:2016/09/11(日) 17:22:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160907-00000007-sph-soci
小池氏支援の区議7人には「除名相当」処分
スポーツ報知 9月7日(水)6時4分配信

 都知事選で小池百合子氏(64)を応援した自民党の若狭勝衆院議員(59)=比例東京=への“大甘裁定”に対して、小池氏を支援した豊島・練馬区議7人には厳しい「除名相当」の処分が下った。6日、下村博文党幹事長代行(62)は区議の処分について、石原伸晃前都連会長(59)ら旧都連執行役員が決めたものとし、「(若狭氏への)党の処分に合わせながら今後、新執行部として再検討する」と処分緩和も示唆した。都連では7日に新幹事長が内定し、来週の都連幹部らによる合同会議で正式に選任される見通しだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160906-00000157-nksports-soci
宇都宮氏が都議と意見交換 築地市場問題にもハッパ
日刊スポーツ 9月6日(火)23時10分配信

 元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が6日、都庁を訪れ、都議会各会派に自身の政策要望書を渡し、一部の都議と会合を持った。その中で、東京維新の会の柳ケ瀬裕文都議(41)と意見交換し、築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転延期について話が及んだ。

 柳ケ瀬氏は民進党の前身・民主党出身で、同党時代は築地市場の移転に反対し、再整備プランを作った。具体的には築地市場を晴海に一時移転し、築地を再整備した上で市場を戻すという計画だったが、都議会民主党内で急きょ、移転賛成に方向が変わり、柳ケ瀬氏ら若手11人は公約破りだからと造反したという。「最前線で議論して、豊洲移転に反対していたら、急に上から賛成という話になり、すごくショックだった。ちょっと、おかしかったですね。今、開場すると禍根を残すと思う。(地下水の)モニタリングが残っている。だから、小池知事の意向は賛成していきたいと思っています」と当時を振り返りつつ話した。

 宇都宮氏は、都が東京ガスから土壌汚染が深刻な工場跡地を購入したことが、民法の瑕疵(かし)担保責任に当たるのでは、と指摘しつつ、当時の都議会に疑問を呈した。

 「弁護士として変だなと思うのは、土地を購入して途中で土壌汚染の問題が出てきた。都は“欠陥商品”を買ったわけで、売った当時は分からない瑕疵(かし)が発見された場合は、売り主が全額、責任を持つのが契約の原則として一般的。ところが850億円くらい土壌汚染の対策をやって、売り主の東京ガスは1割くらいしか負担していなくて、9割を都が税金で負担している。当時、議会で問題になったのか?」

 柳ケ瀬氏はそれを受け、以下のように説明した。

 「僕たちは問題にして、そこを追及しましたが、何ら回答はない。向こう側(東京ガス)からすれば市場に売る必要はない。850億円かけたのは、市場だからと都が多重防御のために必要だからやったわけで、売り主としては関係ない。一般的に土地として売り出す際の安全対策は、盛り土するだけでできる…そこまで、する必要はないということだと思う。ですが、隠れた瑕疵(かし)が見つかったのに、なぜ、その(東京ガスが負担した金)額で妥協したんだと追及したんですが、明らかにならないんです。その時、一番大事だったのは、コストがどれくらい安く、期間(工期)がどれくらいでできるか。我々の晴海移転は、豊洲移転より期間がかかり説得力がなかった」

 宇都宮氏は「だいぶ報道されて、都民の多くも関心を持っていますから、議員さんも頑張ってください」とエールを送った。柳ケ瀬氏は「7年前に終わった議論だと思っていたのが…ビックリしました」と笑った。宇都宮氏が「そのあたりの議論が、都民に伝わっていない」と指摘すると、柳ケ瀬氏は「すごい議論したんです。丁々発止、やりましたが、都民は知らないんですよね。あれだけ、やったのに…。その時の造反した11人は、ほとんど落選した。宇都宮さん、都議会から改革するというのもあるんじゃないですか?」と宇都宮氏に“逆提案”した。

5828とはずがたり:2016/09/14(水) 02:41:49
ふけたなぁ。

石原慎太郎氏、築地移転問題に「僕はだまされたんですね」…BSフジ番組で語る
http://news.livedoor.com/article/detail/12015116/
2016年9月13日 22時40分 スポーツ報知

 元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(83)が13日、BSフジの番組「プライムニュース」に生出演し、築地市場の移転問題について「(知事時代の)僕はだまされたんですね。結局、してない仕事をしたことにして予算を出したわけですから。その金、どこ行ったんですかね?」と都を批判した。小池百合子都知事(64)の就任以降、石原氏が移転問題について言及したのは初めて。

 築地市場の豊洲移転は石原氏が現職だった2001年に正式決定。その後も自ら移転を推進した立場として、土壌汚染対策の盛り土が行われていなかったことなどが発覚した一連の問題に関し「どうしてやってないことをやったとするのか。現場の人間しか分からないのに。手を抜いたわけでしょ」と不快感をあらわに。「あってはならないこと。(知事時代は)自分なりに自分の発想で新しいことを強引にやらせましたよ。でも、やってないことを『やってない』とは知らされなかった」とも述べた。

 さらに「豊洲移転問題では(新たな)スキャンダルが出そうなんですよ。(盛り土問題と)2つ合わせて、都の役人は腐敗していると思った」と、さらなる問題の発覚を予言。「いろんな問題の根は深い。五輪(関連)でも、下手すると、いろんな問題が出てくるかもしれません」とも語った。

 改革に着手した小池都知事については「徹底してやるべき。やってもらいたい」と今後の手腕に期待を寄せた。

5829とはずがたり:2016/09/16(金) 19:56:40
都議会自民“崖っぷち” 豊洲移転の延期追及から一転…世論は小池氏支持
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160915/plt16091520050043-n1.html
2016.9.15 20:05

 「都議会のドン」こと内田茂都議率いる、都議会自民党が窮地に陥っている。土壌汚染対策の決め手となる「盛り土」が一部実施されていなかった豊洲新市場(東京都江東区)について、都側の主張に沿って「安全対策は万全」として、築地市場(中央区)からの移転推進の先頭に立ってきたからだ。会派幹部らは、都職員らの「独断」「隠蔽」「虚偽説明」を責め立てているが、最大会派のチェック機能に問題はなかったのか。

 28日開会の定例議会を控え、都議会が慌ただしくなっている。

 各会派は続々と豊洲新市場の視察を行っており、14日は公明党都議団が現地入りする。職員の都議会への出入りも、これまでにないほど激しくなっており、都庁内には、災害や非常事態のような緊張感もみられる。

 そんななか、都議会自民党は14日午後、緊急の勉強会を開催し、土壌汚染対策の最新状況について、都側から報告を受ける予定だ。移転を強力に推進してきただけに、自民党都議が職員を厳しく糾弾する可能性もある。

 実際、フジテレビは13日、担当部署の現在の幹部らが「盛り土」が行われていないことを把握しながら、伝達をしていなかったと報じている。職員に対する恨み節は当然といえる。

 だが、豊洲新市場への移転は、都議会自民党が石原慎太郎知事時代から推進してきた目玉プロジェクトだ。職員だけを責め立てて、「俺たちは知らなかった」ですむ話ではない。

 都政の重要政策は、ドン・内田氏率いる都議会自民党の意向を無視して進められることはなかった。幹部職員は、真っ先に都議会自民党に“おうかがい”を立てるのが常識だからだ。

 都政事情通は「築地市場の豊洲新市場への移転延期は、都民の評価が真っ二つに割れていた。都議会自民党は、移転推進派の業者と一体となって『小池百合子知事の移転無期限延期は暴挙だ。業者への補償はどうなるのか』と反転攻勢に転じる計画だった。それが今回の盛り土の問題で、世論は『小池氏はよくやった!』と拍手喝采を送っている。自民党は厳しい立場にある」と指摘した。

 都議会自民党関係者は「今回の件は、まったく知らされていなかった。移転が完全にストップすれば、業者や自治体への影響は甚大だ。都議会自民党のダメージも計り知れない。議会のチェック機能も問われる…」と絶句している。

5830名無しさん:2016/09/17(土) 10:00:21
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160915-00010002-jisin-pol
小池百合子と敵対「都議会のドン」内田茂の暴力団人脈
女性自身 9月15日(木)6時0分配信

「内田さんは尊敬する政治家です。『(これからは)仏の高島が頑張ればいい』と言われましたよ!」

 9月7日、新しい自民党東京都連幹事長に選出された高島直樹前都議会議長(66)は、内田茂都議(77)をこう持ち上げた。

内田氏の「親分気質」は、政治の世界にとどまらない。ある土木関係者は「内田さんに悪い印象はありません」と絶賛する。

「数年前、都内の道路拡幅工事に内田さんの関係者が関与していると聞き、我々も参入させてもらおうと連絡しました。『今回は遅かった』と断わられましたが、内田さんの名を聞くと仕事をもらえるのでは、と思ってしまうんです」

 内田氏の性格は、どのようにして培われたものなのだろうか。

 千代田区神田淡路町に生まれた内田氏は、区立一橋中学校(現・神田一橋中学校)を卒業後、当時から難関校といわれた都立九段高校に進学する。一橋中の同級生が当時を振り返る。

「茂くんは柔道部に所属していた。でも、体が小さくてレギュラーではなかったね。九段高校に進学できたのは学年で10人前後。勉強はできたんだよ」

 ところが、内田氏は1956年に高校を中退。その後、1975年に千代田区議に当選するが、その間の経歴には不明な点が多い。同級生が続ける。

「テキヤの手伝いをしているということだった。その後、政治家を目指したのは、初代都知事・安井誠一郎の弟で後の参議院議長・謙氏が立候補するとき、選挙を手伝ったからだと聞いている。安井都知事は元警察官僚で、テキヤという仕事柄、支持するメリットが大きかったからね」

 テキヤとして活動しながら、内田氏はある世界に人脈を広げていく。

「内田氏はテキヤ稼業を通じ、東京の指定暴力団の傘下にあった親睦団体に出入りするようになった。その団体には、現在ではトップクラスといわれるような大物ヤクザたちが所属していた」

 そう語るのは、ある暴力団関係者。内田氏が区議になった1970年代当時、暴力団に出入りする人間が地方議会の議員になるのは、けっして珍しいことではなかったという。

 暴力団との関係について内田氏の事務所に問い合わせたところ、「ご質問のような事実はございません」と、いっさいの関係を否定した。政(まつりごと)に関わり40年。自身の晩節を汚さずに、政治人生を全(まっと)うできるか。瀬戸際である。
(週刊FLASH 2016年9月27日、10月4日号)

5831名無しさん:2016/09/17(土) 10:08:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160916-00049736-gendaibiz-pol
小池都知事に告ぐ。本気で改革したければ「会議の席順」から改めよ 官僚の習性をご存知か?
現代ビジネス 9月16日(金)7時1分配信

この問題、小池知事では無理かもしれない
 東京都の築地市場移転問題が大荒れだ。移転先の豊洲市場で土壌汚染対策だったはずの盛り土がなく、原因不明の濁った水が溜まっている。小池百合子知事の手腕が問われるが、どうも期待できそうにない。

 青果棟など主要施設の地下にあるはずの盛り土がなく、水が溜まっている実態は連日、テレビや新聞が報じているので、詳しい説明は省くが、要は「地下に盛り土をした」という都の説明がまったくの偽りだった。

 建物には地下に降りるドアと階段があって、共産党都議団が水産卸売場棟の地下に降りてみたら、深さ1センチほどの水が溜まっていた。公明党都議団が入った青果棟の地下は水の深さが15センチもあったという。もっと深くなることもあるようだ。

 だれが、なぜ、いつどのように盛り土を提言した専門家会議の提言を無視したのか。事態を解明し責任を問い、打開策をまとめ、都民の納得を得るには相当の時間がかかる。11月の移転はとうてい無理だろう。

 都の役人のデタラメぶりは舛添要一・前知事の外遊が問題になったあたりからにじみ出ていた。昨年のロンドン・パリ5泊7日の視察旅行にかかった経費は5042万円だ。問題は金額の大きさだけではない。

 6月17日公開コラム『新聞・テレビが逆立ちしても「週刊文春」に勝てないカンタンな理由』(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48927)で指摘したが、19人もの官僚が知事に同行した点がそもそも異常なのだ。いまどき大臣だって、そんなに多くの官僚は同行しない。都の役人たちはここぞとばかり大名旅行のお相伴にあずかっていたのだ。

 公開された旅行費用の内訳は当初、黒塗り部分が多かったが、その後、たとえばコピー機代が実際は5万円だったのに、100万円近い予算を計上していた実態もあきらかになっている。こんないい加減な見積もりは霞が関でもありえないだろう。

 それだけではない。舛添騒動が燃え盛っていた6月、都は副知事の増員を図った。

 それまでは副知事3人体制だったが、世間の目が舛添問題に奪われているスキに1人増員を都議会に提案したのだ。舛添知事は辞任当日の6月21日付でオリンピック・パラリンピック担当という名目で認めてしまった(http://www.tokyoto-koho.metro.tokyo.jp/pdfdata/9122/2016_50.pdf)

 副知事は4人全員が都の役人出身である。官僚の高笑いが聞こえてきそうだ。認めた都議会も都議会だ。こういうところに与党と役人の癒着がうかがえる。

 今回の豊洲市場問題で小池知事は事実関係の調査を命じたが、はたしてどうなるのか。手腕には期待したいが、どうも心許ないと言わざるをえない。

 というのは、小池知事は都政改革を掲げながら、都の官僚機構に本格的なメスを入れるようには見えないからだ。

5832名無しさん:2016/09/17(土) 10:08:35
>>5831

官僚の習性を全く理解できていない
 具体的に指摘しよう。

 知事は9月1日に都政改革会議を立ち上げた。都のホームページには第1回都政改革会議の動画や資料がアップされている(http://www.metro.tokyo.jp/tosei/governor/governor/toseikaikaku/01/document.html)

 一見して驚いたのは出席者の座席表だ(http://www.metro.tokyo.jp/tosei/governor/governor/toseikaikaku/01/documents/toseikaikaku_0831_03.pdf)

 改革をテーマに掲げる会議なら、トップが任命した民間有識者の委員たちがメインテーブルに座って議論するのが普通である。官僚たちは必要に応じて呼び出され、民間委員の質問を受ける。民間の目で行政をチェックして無駄や非効率があぶりだされていくのだ。

 政府の会議では当たり前のフォーマットである。私はいま安倍晋三首相から規制改革推進会議の委員を拝命しているが、私たち民間委員が座るのももちろんメインテーブルだ。

 ところが、都政改革会議でメインテーブルに座っていたのは副知事はじめ各局の局長たちだった。肝心の有識者委員(特別顧問や特別参与)たちはといえば、奥のバックベンチに押し込められていた。

 座席表が示しているのは、改革のテーマと段取りを決めるのは副知事や局長たちであり、有識者委員ではないという実態である。これで「改革本部」とはあきれてしまう。官僚任せにしていて、真の改革などできるわけがない。

 都民ファーストどころか「官僚ファースト」ではないか。

 そもそも何を改革するのかもはっきりしない。無駄や非効率を改めるというなら、真っ先に挙がるテーマは天下りの整理縮小だ。たとえば、天下り先には都営地下鉄とか首都高速道路、水道、港湾関係など、あまたあるだろう。

 そんな天下りの実態を役人任せの会議であぶり出せるわけがない。せいぜい適当にお茶を濁して、形ばかり改めたフリをするのが関の山だ。

 小池知事の挨拶を動画でみたら「みなさんはいろんな仕事の経験があるから、こうすれば良かったという考えもあるだろう。現職の仕事にかかわらずぜひ、そういうアイデアを出してほしい」という趣旨の発言もあった。

 これは「よその仕事にはけっして口を出さない」という官僚の掟を理解していない発言だ。

 自分が所管しない他人の仕事にあれこれ口を挟んだら、官僚ムラでたちまち村八分にされてしまう。それでも口を出すケースがあるなら、それは「出来レース」という話である。私には知事が「上手に出来レースをやってね」と言っているように聞こえた。

 ただ1人、メインテーブルに座っていた上山信一特別顧問(慶応義塾大学教授)も「職員にヒアリングしたが、みなさん改革意欲が十分で」などと話していた。最初から役人におべんちゃらを言っているようでは、とてもじゃないが、天下り縮減どころではない。

 私は橋下徹前大阪市長に頼まれて、大阪市の公務員制度改革に関わった経験がある。担当した人事監察委員会では天下り先をすべて調べあげ、天下り一件ごとに妥当か否かを審査した。最終的に成果は提言の形にまとめて、橋下市長に提出した(http://www.city.osaka.lg.jp/jinji/cmsfiles/contents/0000175/175481/1.pdf)

 第三者が天下りを全部チェックしたことで透明性が増し、役人の側も「市民に見えないところで自分たちの勝手にはできない」と覚悟したはずだ。これが可能になったのは、トップである市長の姿勢がまず第一、それに徹底した情報公開である。

 大阪のような改革を小池知事の都政改革本部に期待できるか。「自律改革」などといって事実上、官僚に丸投げしている限り、とうてい無理だろう。

 豊洲市場問題は都の役人がいかにデタラメな仕事をしていたかを如実に示している。そこにどんなメスを入れるのか。小池都政はいきなり正念場を迎えた。

長谷川 幸洋

5833名無しさん:2016/09/18(日) 23:59:21
http://news.infoseek.co.jp/article/20160918hochi167/
小池都知事の参謀・若狭氏「都連の体質は異常」
スポーツ報知 / 2016年9月18日 19時19分

 小池百合子東京都知事(64)の議員辞職に伴う衆院東京10区補選(10月11日告示、23日投開票)に出馬する意向を表明している若狭勝衆院議員(59)=比例東京=が18日、自民党東京都連を痛烈に批判した。

 若狭氏は自らのブログで「私を事実上除名し続ける東京都連の異常性」のタイトルで、「自民党東京都連はホームページから私の名前と顔写真を削除し続けています」と指摘。16日に行われた都連の会議の連絡もなかったとした。

 党本部では、都知事選で小池氏を応援したことを受け、厳重注意処分を受けており、「けじめがついた」としている。若狭氏は「制度的には、あくまで衆議院東京比例区選出の自民党東京都連所属の議員。私を支持する東京都の有権者も、少なからず、いらっしゃると思います。私(ないし私の考え)を排除し続ける都連の態度に違和感を抱かれるのではないでしょうか」と疑問を呈した。

 また、都連の体質について、「都民目線に立っていない姿勢として『一事が万事』と言われないように、組織の健全性に向けて、都連は大きく変わっていかなければならない」と批判。「有権者から、都連の一部責任者に対する事実上の除名勧告がなされる可能性が出てくるのではないか」と、都連の幹部らが次回選挙で落選する可能性についても触れた。

 若狭氏は小池氏を都知事選で応援した参謀。2020年の東京五輪パラリンピック大会組織委員会が入る虎ノ門ヒルズの高額家賃問題や、大会運営費の膨張問題などをいち早く指摘している。

 一方、都連は16日に小池氏を応援した地元区議(豊島区議5人と練馬区議2人)の計7人について離党勧告処分を決定。10月30日までに離党届を提出しなければ除名するとしている。

5834名無しさん:2016/09/19(月) 11:09:40
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091400856&g=pol
地下水漏れか=豊洲市場の主要施設-共産都議団が現地調査

 東京都が築地市場(中央区)からの移転を延期した豊洲市場(江東区)で、主要施設の地下空間の底面に水がたまっている問題をめぐり、共産党都議団は14日、現地調査を行った。水質を簡易検査したところ、有害物質を含む地下水と同じ「強アルカリ性」だったことから、地下水が漏れ出している可能性が高いとの見解を明らかにした。

 都庁で同日夜、記者会見した曽根肇都議らによると、この日午後に青果棟を訪れ、最大で約20センチの深さに達していた地下空間の水を採取。その場で酸性やアルカリ性の度合いを測ることができるペーハー試験紙を浸すと青色に変わり、強アルカリ性であることを示した。
 採取した水は持ち帰り、検査機関に提出。その結果は16日ごろに出るという。曽根都議は「何らかの化学物質が影響しないと、これだけの強アルカリ性にはならない」と主張した。
 これに関連し、豊洲市場の土壌問題を調べてきた畑明郎元日本環境学会長も、地下水が漏れ出ている可能性を指摘。「地下水に含まれる有害物質のベンゼンなどが揮発し、建物内に浸入する恐れがある」と懸念する。
 都によると、水たまりが確認されたのは、土壌汚染対策の盛り土を行わずに地下空間を設けた5棟のうち、青果と水産卸売場、水産仲卸売場の3棟。担当者は「外構工事がまだ終わっていない部分があり、そこから浸水したのではないか」として、雨水と推測する。ただ、都は水質を分析するとともに浸入経路を調べる方針だ。

 地下空間の底面は設計通りなら、砕石層がむき出しのままになっているはずだが、水産卸売場と水産仲卸売場の両棟は全面に、青果棟は一部にコンクリートが敷かれている。これは「工事業者から『作業上、足場を平面にしたい』との申し出があった」(担当者)からだという。
 小池百合子知事は14日、都庁で記者団に「たまった水がどういう由来のものか、これまでの経緯がどうだったのか、(リオデジャネイロ出張の)留守中にまとめるよう指示を出しておく」と語った。小池氏はリオ・パラリンピックの閉会式に出席するため、15日にブラジルに向け出発し、21日に帰国する予定。 (2016/09/15-00:27)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091500332&g=pol
政治塾立ち上げ表明=新党結成、都議選へ布石-小池都知事

 東京都の小池百合子知事は15日、政治塾を立ち上げる意向を明らかにした。羽田空港で記者団に「(7月の)都知事選で政治について大変関心が高まった。これまで政治に興味はなかったが、政治に対して興味が増した、いろいろ学びたいという方々の声を受け、政治塾を立ち上げようと考えている」と語った。

 立ち上げの時期については「検討中」と述べるにとどめたが、新党結成や来年7月の任期満了に伴う都議選へ布石を打った形だ。都議選などに擁立する候補者を確保する狙いがあるとみられる。
 小池氏は知事選で、自民、公明両党などが推した候補や、民進党をはじめとする野党4党の推薦候補らを大差で破った。当選直後は新党結成の可能性について「現時点で、ない」としたが、支援を受ける都議らが8月に開いた会合に出席した際には、「選択肢ではある」と発言していた。 (2016/09/15-12:36)

5835名無しさん:2016/09/19(月) 11:10:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091500858&g=pol
豊洲市場、基本設計時に空洞=盛り土提言、都が無視-石原元知事「コンクリ箱」案

 東京都の築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の主要建物の下に盛り土がなかった問題で、2011年の豊洲市場の基本設計時に既に建物の地下に空洞が設けられていたことが15日、分かった。土壌汚染対策をめぐる専門家会議が08年7月に敷地全体で盛り土を行うよう提言しており、都はこれを無視したことになる。
 一方、石原慎太郎元都知事が在任中の08年、コストを抑えられるとして、盛り土ではなく、建物の地下に「コンクリートの箱」を埋め込む案に言及していたことも判明した。
 都によると、11年3月に業者と基本設計の契約を結んだ。同6月に完成した基本設計書には、4メートル程の地下空間が設けられていた。設備などを盛り込んだ実施設計書にも同様の記載があったという。都はセキュリティーなどを理由に、両設計書を公開していない。
 これに先立ち、07年5月に開かれた専門家会議の初会合で、都は建物の地下に空間を設け、「ターレー」と呼ばれる小型運搬車の駐車場を設置することを提案。しかし、委員からは「(有害物質などの)ガスや揮発性のものは、ちょっとでも隙間や亀裂があれば上がってくる」「地下の構造物はあまりたくさん造らないこと」などと否定的な意見が出され、敷地全体での盛り土を提言した。
 しかし都は08年11月、工法を検討する別の専門家による「技術会議」でも地下空間の設置を含む案を提示。十分に議論せず、基本設計に配管などを通す地下空間を盛り込んでいたことになる。
 石原氏は、同年5月の定例記者会見で、海洋工学の専門家の案として「(建物地下に)コンクリートの箱を埋め込み、その上に市場のインフラを支える」との工法を紹介。費用を抑えられ、工期を短縮できるとして「担当の局長に言った」と話していた。都はこうした当時のトップの発言などを含め経緯を調査している。 (2016/09/15-20:06)

5836名無しさん:2016/09/19(月) 13:14:38
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091200303&g=pol
小池都知事がイクボス宣言=全管理職に目標設定求める

 東京都の小池百合子知事は12日、育児や介護のしやすい職場を目指す「イクボス宣言」を行った。都庁内の大会議場に集まった管理職約400人を前に、小池知事は「働き方を変えることで、部下に安心して子育てを楽しむ時間を与えてもらいたい」などと強調。全管理職に目標を定めて宣言するよう求めた。

 イクボス宣言をするのは、行政職の課長級以上約3200人。自身の職場について、「育児・介護休業を取得しやすい環境づくり」「超過勤務の縮減」といった目標を用紙に書き込み署名する。
 小池知事は「都庁の残業の多さにびっくりした。皆さんが夜中まで仕事をすると部下は帰れない」と指摘。「イクボス宣言は各自治体でもやっていることだ。意識改革し実践していただきたい」と呼び掛けた。 (2016/09/12-11:46)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091200026&g=pol
豊洲市場問題、幹部に調査指示=「都政の重大局面」-小池都知事

 東京都の築地市場(中央区)の移転先に予定されている豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策をめぐり、都が事実と異なる説明をしていた問題で、小池百合子知事は12日午前、副知事ら幹部を集め、施設の安全性確認や一連の経緯の調査に早急に着手するよう指示した。2008年7月に土壌汚染対策に関する報告書をまとめた専門家会議を再開させる方針も示した。

 小池氏は「都庁、都政にとって重大な局面であるということに鑑み、緊張感、責任感を持って当たってもらいたい」と強調。土壌汚染対策にこれまで858億円を投じてきたことを指摘した上で、「都民のお金だ。これだけ対応してきたのに一体何なんだという声も聞かれる」と述べ、これまでの対応を批判した。
 豊洲新市場の敷地は東京ガスの工場跡地。有害物質が検出されたため、都は敷地全域で4.5メートルの盛り土を行うとこれまでホームページ(HP)などで説明してきたが、主要施設の下では実施されていなかったことが発覚した。
 小池氏は「(間違った情報を)ずっとそのまま訂正することなく載せていたのは、情報公開の観点では大変大きな瑕疵(かし)だった」と指摘。情報公開の見直しに取り組むよう求めた。 (2016/09/12-12:30)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091200751&g=pol
揺らぐ「安全な新市場」=地下水漏れの可能性-築地移転延期、長期化も・東京都

 東京都の豊洲新市場(江東区)の安全性が揺らいでいる。土壌汚染対策工事の核となる盛り土を主要施設の地下で行っていなかった問題が発覚したためだ。さらに、配管などを通した地下空間に水がたまっていたことが判明、地下水が漏れ出た可能性も指摘される。問題の拡大で、移転延期が長期化する恐れも出てきた。
 「安全性の評価を確認するのが第一」。小池知事は12日午前、副知事や局長らを集め檄(げき)を飛ばした。「敷地全体で盛り土を実施」と誤った説明をしてきたことについても「一連の経緯をきっちりと精査し、検証する」と強調。近く再開する汚染対策の専門家会議などで安全性の確認と原因究明をするよう求めた。
 豊洲の問題点を調査してきた共産党都議団は同日午後、記者会見を開き、水産卸売場棟の地下空間の床一面に高さ1センチほど水がたまっていたことを明らかにした。地下空間を視察した尾崎あや子都議は「都は都民と議会にうそをついてきた。第三者による汚染物質の調査が必要だ」と批判した。

 築地市場(中央区)からの移転は当初、11月7日に予定していた。小池知事は安全性への懸念などを理由に、来年2月以降への延期を表明。市場関係者の間では、引っ越し作業がしやすい5月の大型連休が移転日になるのではないかとの観測が浮上したが、盛り土問題により見通しは不透明になった。
 移転延期で生じる経費について、都が「1日当たり700万円」と説明してきたことにも、知事は「(金額が)勝手に独り歩きしている」と疑念を示す。一方、延期により、築地市場の跡地に整備予定の都道環状2号が東京五輪・パラリンピックに間に合わないとの指摘があり、知事は難しいかじ取りを迫られる。(2016/09/12-20:05)

5837名無しさん:2016/09/19(月) 13:28:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091300451&g=pol
ケネディ米大使と初会談=小池都知事

 東京都の小池百合子知事は13日、表敬訪問したケネディ駐日米大使と都庁で会談した。小池氏は「日米関係を大変スムーズにしていただき感謝する。熊本地震でも現地で被災者を励ましていただいた」と伝えた。ケネディ氏は「都と米国大使館との連携を強化する機会を持ててうれしい」と応じた。

 小池氏が知事就任後、ケネディ氏と会談するのは初めて。ケネディ氏は小池氏が女性で初めて都知事になったことを自身のツイッターで「歴史をつくった」と祝福しており、女性初の都知事と、女性初の駐日米大使との顔合わせとなった。
 これに先立ち、小池氏は、フランスのマリソル・トゥーレーヌ社会問題相とも会談、少子高齢化の問題などについて意見交換した。トゥーレーヌ氏は「高齢化社会への対応は共通課題」と指摘。小池氏は介護ロボット技術など日本の取り組みを紹介した。(2016/09/13-13:10)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091300482&g=pol
「安全の感覚鈍い」と都批判=豊洲市場問題で業界団体

 東京都の築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の主要施設の地下で土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった問題で、仲卸業者らでつくる築地市場協会の伊藤裕康会長は13日、「工事変更に対して何も説明はなかった。都の職員は安心や安全への感覚がまるで鈍い」と批判した。その上で、都に対して「早く安全を確認し、職員の意識を徹底的に改めてほしい」と求めた。都の卸売市場審議会後、記者団に答えた。 
 同審議会では、豊洲市場を含む2020年度までの都全体の卸売市場の整備基本方針案が検討された。冒頭、岸本良一中央卸売市場長が豊洲市場の移転延期の経緯を説明し、「厳しい道だとは思うが、信頼を回復できるよう精いっぱい努める」と陳謝した。
 方針案の採決では、伊藤会長らが挙手しなかったものの過半数の委員が賛成し、小池百合子知事に原案通り答申することが決まった。これに基づき都は、各市場の整備計画を作るが、豊洲市場については安全性をめぐる調査などの結果を踏まえ対応を決める。(2016/09/13-13:30)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091400583&g=pol
豊洲市場問題、「議論の焦点」=28日から都議会-自民幹部

 東京都議会は14日の議会運営委員会で、次の定例議会の日程を28日から10月13日までの16日間とすることなどを正式に決めた。高木啓委員長(都議会自民党幹事長)は終了後の記者会見で、築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策をめぐる問題に関し、「一つの議論の焦点になる」と述べた。
 豊洲市場については、小池百合子知事が11月7日に予定していた築地市場からの移転延期を表明。その後、豊洲市場の主要施設の下で土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった問題も発覚し、小池氏が調査を指示した。共産党などはこの問題を厳しく追及する構えで、自民党も現地視察を行う方向で調整している。 
 定例議会には、都が待機児童対策を盛り込んだ総額126億円の今年度補正予算案や、小池氏の知事給与を半減する条例案などを提出。初日の28日は小池氏が本会議で所信表明を行い、これに対する各会派の代表質問が10月4日に、一般質問が翌5日に行われる予定だ。(2016/09/14-15:11)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091400812&g=pol
仕事は夜8時まで=残業ゼロへ全職員に号令-小池都知事

 東京都は14日、働き方改革の一環として、10月中旬から全職員を夜8時までに退庁させる取り組みを始めると発表した。小池百合子知事は庁内放送で「夜8時には完全退庁。このことを都庁の新しいルールにしたい」と述べ、「残業ゼロ」に向けた意識改革を職員に呼び掛けた。
 都によると、職員1人当たりの平均残業時間(2015年度)は月23.5時間。超過勤務縮減へ「定時退庁日」を設けたりしたが、成果は乏しいという。
 このため、10月中旬からは、原則として事前申請がない限り、全職員が遅くとも夜8時までに退庁するようにする。退庁時間を知らせる放送や一斉消灯を実施。夜8時以降に退庁する職員は、庁舎出口で所属や氏名のチェックを受ける。
 「残業削減マラソン」と位置付け、各局が残業を減らす目標を立てて超勤縮減を競い合う取り組みも開始。前年度からの縮減率が上位の部署を公表する。小池氏は「仕事の仕方そのものを考え直してほしい。一種のショック療法だ」と述べた。 (2016/09/14-19:17)


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