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Tohazugatali Medical Review

929荷主研究者:2009/05/27(水) 00:30:10

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/04/20090414t13023.htm
2009年04月14日火曜日 河北新報
乳房専用PET開発 東北大グループ、国内初
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開発された乳房専用PETの試作品

 東北大サイクロトロン・ラジオアイソトープセンターの馬場護教授(放射線理工学)と伊藤正敏特任教授(核医学)らのグループは13日までに、国内初となる乳房専用の陽電子放射断層撮影装置(PET)の開発に成功した。従来のPETやマンモグラフィー(乳房エックス線検査装置)より解像度が格段に向上した。

 グループは(1)ガンマ線検出器の小型化(2)データ解析ソフトの開発(3)がん細胞を白く表示するカラー画像化―を実現。3ミリ程度の乳がんやリンパ節への転移も検出できるという。

 グループは試作品を完成させており、今後は治験データの収集や厚生労働省の薬事承認を経て、数年以内に製品化できる見通し。

 全身を撮影する従来のPETは、がんが1センチ以上でないと発見が難しかった。マンモグラフィーも、乳腺組織が厚いと画像が白く映る難点があった。

 乳房専用PETは、対向した2つのガンマ線検出器で乳房などを挟んで撮影する。がん細胞がブドウ糖を大量に吸収する性質を応用。微量放射線を出すブドウ糖を体内に取り入れ、濃淡でがん細胞を突き止める。

 PET診断の第一人者でもある伊藤特任教授は「3ミリ程度の段階で乳がんが発見できれば、周辺の乳腺を切り取る軽い手術で済み、患者の負担は大幅に軽減される」と話している。


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