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Tohazugatali Medical Review

7505OS5:2025/08/31(日) 13:49:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bce0177539e2d639909440a4f8502f61b208c4e
もう歯医者に通えない!? 7年後、島根の3分の1で受診困難に 中山間地域は「空白」の恐れ
8/31(日) 12:00配信

山陰中央新報

(写真:山陰中央新報社)

 健康に生きる上で、口の中の清潔を保ち歯の疾患を予防することが重要だ。地域住民の治療や口腔(こうくう)ケアを支える歯科診療所は都市部でひしめき、「コンビニよりも多い」と揶揄(やゆ)されることもある。一方、島根県は歯科診療所、歯科医師数ともに減少傾向で、中山間地域では将来的に受診困難になる地域が増える恐れがある。データを基に島根県の歯科医療の現状に迫った。

【マップで可視化】島根の歯科医療「静かな崩壊」迫る 2035年、7.7万人が受療困難に

 「中山間地域の歯科診療所は2017年の107カ所から32年に58%減の44カ所となる」

 歯科医師が偏在し、高齢化が進む島根県の中山間地域。県歯科医師会は県内298地区について住民基本台帳データを用いて将来人口を算出し、受療率を掛け合わせた推計患者数と歯科医療機関の分布を重ね合わせて分析した。

 歯科医師(70歳未満、開業医)の事業承継や新規参入がない場合、歯科診療所への直線距離が4キロを超す「受診困難になる地域」は全体の約3分の1に当たる90〜100地区。広島県境の中山間部で増加する。

 受診困難になる地域の推計人口は約5万5千人、推計患者数は約1万人(月間延べ人数)。厚生労働省の14年度調査では、受診困難地域とほぼ同等の無歯科医地区の人口は9643人なので、5倍以上になる計算だ。県歯科医師会の松浦良二専務理事は「交通手段がない人は受診を我慢するしかなくなる」と語り、口腔内の状態の悪化を危ぶむ。

広範囲をカバー

 歯科医師数の過剰を指摘する声がある。だが、様相は地域によって異なる。

 22年の「医師・歯科医師・薬剤師統計」によると、歯科医師数は全国で約10万5千人。20年調査から2千人以上減った。減少に転じたのは初めて。島根県は16年を境にやや減り気味で、22年は398人だった。

 人口10万人当たりの歯科医師数は全国平均84・2人に対し、島根は60・5人と全国で4番目に少ない。最多の東京(120・3人)とは約2倍の差がある。

 足元の課題は歯科医師や診療所の偏在だ。県の歯科診療所は06年の293施設をピークに減少し、今年4月1日時点で06年比16%減の246施設。市町村別では上から松江80▽出雲59▽益田24▽浜田20-など。

 22年の県内の市町村別歯科医師数は松江133人、出雲111人と2市に集中。一方、町村は美郷、海士、西ノ島各1人▽知夫2人▽吉賀3人▽奥出雲、飯南、邑南、隠岐の島各4人-など少人数で広大な範囲を支えている。

 地区の中心地を起点におおむね半径4キロの区域内に50人以上が居住し、容易に歯科医院を利用することができない「無歯科医地区」(22年10月末時点)は、厚労省の調査で36地区。市町村別の地区数は、大田、浜田各7▽安来、邑南、隠岐の島各5-など。

必要なインフラ

 歯科医師の高齢化も進む。22年の全国平均53・2歳に対し、島根は56・2歳と上回る。島根県の歯科医師の年齢構成は、「医師・歯科医師・薬剤師統計」で02年と22年を比べると、25〜29歳は24人から7人、30〜34歳は34人から17人、35〜39歳は39人から28人と、若手から中堅が大きく減っている。

 松浦専務理事は「(歯科診療所は)地域に必要不可欠なインフラの一つだ」と強調し、日常生活に必要な機能を基幹的な集落に集約する「小さな拠点づくり」に歯科診療所も参画する必要性を指摘する。


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