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Tohazugatali Medical Review
4848
:
とはずがたり
:2017/03/22(水) 19:31:58
>>4846-4848
なので、若い人は、自分で乳房を触って、気になるしこりがあったときだけ、専門医を受診し、エコーを受けるといいだろう。たまたま見つけた人より、毎月一回意識的に触っていた人のほうが、小さいうちに見つかるという研究データもあるそうだ。まずは自分の乳房の健康に関心を持つことが大切だ。
■子宮頸がん
この病気はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因だ。HPVには百種類以上のタイプがあり、その中に発がんリスクの高いタイプが十三種類ある。したがって、まずは自分が高リスクのHPVに感染しているかどうかを知ることが重要だろう。
現在、国は子宮頸がん検診として、子宮の出口(子宮頸部)から組織をこすり取って、細胞の状態を顕微鏡で調べる「細胞診」を推奨しているが、実は高リスクHPVに感染しているかを調べるHPV検査も、すでに実用化されている。
現在、このHPV検査は、がん検診などで「ASC-US=意義不明な異型扁平上皮細胞」と診断された一部の人だけに保険適用とされているが、産婦人科などに行けば、誰でも自費で四〜五千円で受けることができる。
この検査を検診に全面採用すべきと主張する医師が少なくない。HPVに詳しい金沢医科大学産婦人科主任教授の笹川寿之医師もその一人だ。
「HPV検査を検診で実施すると偽陽性(がんではないのに、異常ありと診断されること)が増えて、女性に不安を与えるという理由で反対する医師がいます。しかし、感染が事前にわかれば、細胞診も丁寧にしますから、逆に見逃しが少なくなるはずです。実際にそのような論文も一流雑誌から出ています。また、HPV検査で感染していないことがわかれば、五年間は細胞診を受ける必要がないとされています。そうしたことから、米国ではすでに、細胞診との併用で、HPV検査を先にしようという流れになっています」
二十五歳以上の女性は一度受けて、陽性の場合は産婦人科医に相談するといいだろう。また、子宮頸がんは喫煙によってHPV感染後の発がんリスクが上がるという研究もある。
「命に関わらないがん」も多い
■肺がん
タバコと言えば、喫煙で肺がんリスクが高まることは言うまでもない。国立がん研究センターの疫学研究によると、喫煙者は非喫煙者に比べ、男性で四・四倍、女性で二・八倍高くなる。
三月三日号の記事でも書いたとおり、国は胸部X線検診(喫煙者など高危険群は喀痰細胞診併用)を推奨しているが、欧米の研究では有効性が証明できなかった。そこで、より小さな肺がんを見つけることができるCT検診が国内外で試みられてきた。
米国では、喫煙者を対象にCT検診の効果を調べる臨床試験が実施され、胸部X線検診に比べ、肺がん死亡率が約二〇%減るという結果も出ている。肺がんCT検診認定機構代表理事・(公財)東京都予防医学協会 保健会館クリニック所長の金子昌弘医師はそのメリットを強調する。
「国内でも、CT検診で肺がん死亡率が減ったとする研究があります。それに、CTを撮れば肺がんだけでなく、肺の健康状態がわかり、それをきっかけに禁煙する人が少なくありません。タバコをやめれば、心筋梗塞や肺気腫で苦しむ人が減ります。したがってCT検診にはがん検診だけでなく、総合的な健康診断的価値があると考えています」
ただし、CT検診には注意点もある。それは、「すりガラス状陰影」という淡い影のように映る病変がたくさん見つかることだ。以前は「早期がん」とみなされ、積極的に手術される傾向があった。ところが、あまり大きくならず、転移もしない「命に関わらないがん」が多いこともわかった。そのため最近では、小さくて影の淡いものは、経過観察する場合も増えている。
とくに手術の合併症が起こりやすい高齢者は、あわてて治療しないほうがいい。肺のCT検診にもメリットばかりでなく、治療の不必要ながんを多く見つける過剰診断があることを知っておくべきだろう。
従来のがん検診では、十分な科学的評価を怠ってきた結果、無益などころか害さえある検査法が漫然と採用されてきた。リスク検診についても、関係者は利益ばかりを強調するのではなく、有効性を科学的に検証して、その結果を率直に国民に伝えるべきだろう。
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