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Tohazugatali Medical Review

4401名無しさん:2015/07/12(日) 12:15:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150707-00000004-nallabout-hlth
医師に聞いた! なぜ人は、しょうゆ1リットルを飲み干したら死んでしまうの?
All About 7月7日(火)10時45分配信

■しょうゆを1リットル飲み干した人が実在した!?

 実際に「しょうゆを1リットルも飲んだ人がいた」という報告が2013年になされています。

 「米国でしょうゆ約1リットルを飲んだ19歳の少年が、ナトリウムの取り過ぎで瀕死の昏睡状態となった。その後、医師たちが工夫した治療法のかいがあって、後遺症もなく回復したとJournal of Emergency Medicine誌に報告された」

幸いにも医師たちの懸命な治療により一命をとりとめ、1カ月後には少年は大学に復帰したそうです。このように、急速に血液中の塩分(ナトリウム)濃度が上昇すると致命的な状態になりかねません。

 「のどが渇いても海水を飲んではいけない」ということを聞いたことがありませんか? 塩分が濃いものを飲み過ぎてはいけない理由を説明します。

■「のどが渇いても海水を飲んではいけない」理由

 海水の濃度は約3%。体液中の塩分(ナトリウム)濃度は約0.9%です。「海水のナトリウム濃度」の方が「体液中のナトリウム濃度」より濃い(高い)ので、当然のことながら海水を飲むと体内のナトリウム濃度が上昇します。ナトリウム濃度が上昇すると、体内のセンサーが働いて、脳から「のどが渇いた」という指令が出されます。

 そこで水を飲むことができれば問題ないのですが、体内のナトリウム濃度より濃い海水を飲んでしまうことで、

 「のどが渇く」→「海水を飲む」→「ナトリウム濃度が上昇」→「さらにのどが渇く」→「海水を飲む」→「さらにナトリウム濃度が上昇」→……

 という負のスパイラルが働いて、本来は下げないといけないナトリウム濃度が、海水を飲めば飲むほど上昇してしまうことになります。

 ちなみに、塩の致死量は体重1kgあたり約3〜3.5gとされています。体重60kgだと180〜210gです。しょうゆの塩分濃度は濃い口で16〜17%、薄口で17〜18%。しょうゆ1リットルには約160〜180gの塩分が含まれており、かなり危険なことがわかります。

■人間の身体は水でできている

 人間の体は水を必要としています。水があって始めて臓器は正常に働きます。汗や尿にも塩分(ナトリウム)は含まれていますが、体液のナトリウム濃度よりも薄い(低い)ので、汗や尿で水分が体外へ出ると、水分不足により体内のナトリウム濃度は相対的に上昇します。

 体内のナトリウム濃度の上昇を抑えるには、体内に水分を入れて薄めてあげないといけないのです。もしも、体液中のナトリウム濃度が高い状態が続くと、浸透圧により細胞内の水分が体液中に移動してしまうことになります。

 身近な例として漬物で考えてみましょう。漬物を作るときには塩づけにします。野菜の細胞と塩水が触れると野菜の細胞の膜が半透膜の役割をします。塩水のほうが野菜に比べ濃度が高いので、野菜の中から水分が出て行ってしまい、野菜はしぼんでシワシワの脱水状態になります。

 私たちの体で考えると、「野菜」が「私たちの細胞」、「塩水」が「体液」にあたります。私たちの細胞を覆っている体液の濃度が高いと、浸透圧により「細胞内の水分」が「細胞外の体液」へ出て行ってしまいます。そうなると私たちの細胞内はシワシワの脱水状態に陥るマズい状態になってしまうのです。


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