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スーフィズムに関するHP

1783チバQ:2016/12/10(土) 19:32:33
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161210X040.html
深まる分断、「IS協力者かも」と疑心暗鬼=イラク北部―避難民支援の邦人が報告会
06:01時事通信

 イラク政府軍などが同国北部の過激派組織「イスラム国」(IS)支配地域の奪還を進める中、ISの支配から逃れた人々の間に分断が生まれている。現地で避難民を支援してきた日本人女性が東京都内で報告会を開き、共に暮らしてきた隣人を信じられなくなり、日常生活に支障を来している避難民の現状を明かした。

 この女性はNPO法人JENの広瀬美紀さん(35)=大分県佐伯市出身=。渡航中止勧告が出ていない北部ドホークのキャンプで、10月中旬まで上下水道整備などに携わった。

 広瀬さんによると、キャンプにIS支配地域からの避難民が増えるのに伴い、ISに虐げられ、キャンプに逃れていた少数派のヤジディ教徒がキャンプ外へ移住するようになった。後から来たイスラム教徒とトラブルを起こすと、ISに連絡され、「IS支配地域に残った親族を殺されるかもしれない」と恐れるからだ。

 説得を試みても「彼ら(イスラム教徒)がキャンプを出て行くか、自分たちが出て行くかだ」とかたくなに拒まれたという。

 イスラム教徒とヤジディ教徒は、イラク北部で共存してきた。だが、ヤジディ教徒は、IS支配地に2年以上も住んでいたイスラム教徒がISの協力者かもしれないと疑心暗鬼になり、かつての隣人におびえるようになっている。

 分断は宗教の違いによるものにとどまらない。あるクルド人女性は、アラブ人男性と結婚して北部モスルで暮らしていたが、IS侵攻で市外へ避難した。夫は仕事があるため、IS支配下のモスルに残った。その後、顔を合わせられないまま2年以上が過ぎ、夫婦は離婚を決断したという。

 もともとコミュニティーの違いを超えて共存してきた人々が、ISの台頭をきっかけに、他人を「どこまで信じていいのか」(広瀬さん)と疑うようになる状況は、二つのケースに共通する。支配地域を脱出してなお、ISは人々の生活に暗い影を落としている。

 イラク軍などは10月中旬、モスル奪還作戦を開始した。イラク第2の都市でISの重要拠点であるモスルには、なお最大150万人が残っているとされ、JENなどは解放後の避難民支援に向け準備を進めている。


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