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1591チバQ:2016/08/03(水) 23:32:40
http://mainichi.jp/articles/20160804/k00/00m/030/064000c
イラン
「経済再生」道半ば…ロウハニ大統領、就任3年

毎日新聞2016年8月3日 20時50分(最終更新 8月3日 22時56分

 【テヘラン田中龍士】イランの保守穏健派ロウハニ大統領が3日、就任3年を迎えた。来年5月19日実施の大統領選で2期目に挑むとみられるが、公約の「経済再生」は道半ば。保守強硬派との攻防は激しさを増すとみられ、核合意の効果を示せるかが再選の鍵となりそうだ。

 「石油輸出も投資も増えた」。ロウハニ師は2日、就任3年に際して国営放送に出演し、核合意の成果を強調した。「米国が合意を完全に履行すれば地域問題などでも交渉可能だ」とも述べた。

 同師は2013年8月に就任後、「対話外交」を実践。昨年7月に核問題で欧米などと最終合意し、制裁は今年1月に解除された。景気回復の期待を追い風に今春の国会議員選で支持勢力の改革、穏健両派が躍進し、事実上2期目の信任を得たと見られていた。

 だが、核問題とは別の米金融制裁の影響で、経済効果は今のところ限定的だ。世論調査団体「IranPoll.com」(本部カナダ)の6月の調査では、経済情勢を約6割が「悪い」と評価。「核合意への支持」は昨年8月の76%から約13ポイント減った。

 政権に逆風が吹くなか、欧米との協調に消極的な強硬派は「核開発を大幅に抑制した割に効果が乏しい」と批判を強める。大統領選に向けて巻き返しを図るとみられ、対外強硬路線への揺り戻しが懸念されている。

 国際社会との摩擦を招いたアフマディネジャド前大統領にも復帰説が出る。地元記者によれば、政権当時の閣僚らが1年間会合を重ね、今春の国会議員選対策を協議。改選290議席のうち11議席を獲得するなど影響力保持に努めている。

 「IranPoll.com」によると、大統領選を仮定した投票先はロウハニ師45%、アフマディネジャド氏37%。昨年5月時点の53%、27%から差は縮まっている。

 アフマディネジャド氏は7月下旬、「復帰を望む声は多い。私はどこへでも行く」と出馬を示唆した。ただ、強硬派内も一枚岩ではなく別候補の擁立も模索されている。

 アザド大のファヤズ・ザヘド教授(改革派)は「アフマディネジャド氏は政権当時の補助金政策により、収入源が限られた農村地方で人気がある。強硬派内で国民受けする人物がいない中、支援者は『次期大統領選で負ければ強硬派の復権はない。彼こそが救世主』だと宣伝する。だが、核合意で多くの希望をもたらしたロウハニ師に勝てる者はいない」と話している。

■ロウハニ政権の歩み

2013年6月 保守穏健派ロウハニ師が大統領選当選

     8月 ロウハニ大統領就任

     9月 ロウハニ師がオバマ米大統領と電話協議

     11月 イランと欧米など6カ国が核協議で暫定合意

2014年6月 イラン、米両政府当局者がイラク情勢を協議

2015年4月 6カ国との核協議で枠組み合意

     7月 6カ国との核協議で最終合意

2016年1月 サウジアラビアと断交

        経済制裁解除

   2〜4月 国会議員選で政権支持の改革、穏健両派が躍進


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