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2004年米国大統領選スレ

7067OS5:2024/07/16(火) 00:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a839772e6b0e07317124fe38a280fd0da289768aバイデン氏 トランプ氏と近く話す意向 発砲「許すわけにはいかない」と非難
7/14(日) 11:24配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領(民主党)は13日、大統領選に向けたトランプ前大統領(共和党)の集会で発砲事件が起きたことを受けて演説し、このような暴力を「許すわけにはいかない」と強く非難し、トランプ氏と近く話す意向を示した。

バイデン氏は「米国にこのような暴力が許される場所はない」と述べ、国民に事件への非難を呼び掛けた。事件の「徹底的な捜査」を進める考えを示し、トランプ氏の集会が「平和的」に開催される必要性を述べた。

バイデン氏は演説に先立って発表した声明で「われわれは団結し非難しなければならない」と指摘。「トランプ氏や彼の家族、集会に参加していた全ての人々のために祈っている」と安全を気遣った。

また、「シークレットサービス(大統領警護隊)がトランプ氏を退避させてくれたことに感謝している」と述べた。

7068OS5:2024/07/16(火) 07:52:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/70aeec3b8d019220599e6e4db56a47e33ddd01db
トランプ氏、副大統領候補にバンス氏指名 「後継者」最有力候補に
7/16(火) 4:25配信
毎日新聞
米中西部オハイオ州選出のJ・D・バンス連邦上院議員=2024年6月27日、AP

 11月の米大統領選に向けて、共和党候補指名を確実にしているドナルド・トランプ前大統領(78)は15日、中西部オハイオ州選出のJ・D・バンス連邦上院議員(39)を副大統領候補に起用すると発表した。ラストベルト(さびついた工業地帯)の白人労働者の窮状を描いた回想録「ヒルビリー・エレジー」の著者として知られる若手のバンス氏を起用することで、トランプ氏は2016年大統領選での「白人労働者の熱狂」を再現したい考えだ。

 民主党はジョー・バイデン大統領(81)とカマラ・ハリス副大統領(59)のコンビで臨む予定で、副大統領候補の討論会に向けた調整が今後進められるとみられる。2大政党の大統領候補がいずれも高齢のため、職務継続が難しくなった場合に地位を継承する副大統領候補の資質が従来以上に注目されている。

 バンス氏は22年中間選挙で「トランプ派」の象徴的候補として注目され、初当選した。米国の製造業の復興、石油・天然ガス・石炭の掘削推進、国境管理強化など、主要政策はトランプ氏と同様だ。地元オハイオ州にはウクライナからの移民が多いが、「米国第一主義」を掲げ、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続に強硬に反対している。

 バンス氏には、ラストベルトの一角である東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシンの支持拡大への期待もある。ただ、トランプ氏は元々、白人労働者から強い支持を受けている。女性や非白人の起用を見送ったことで、支持基盤の拡大にはつながらないとの見方もある。

 一方、副大統領候補に起用されたことで、バンス氏は「トランプ氏の後継者」の最有力候補に躍り出た。憲法の規定で大統領は原則2期8年までとされ、トランプ氏が勝利しても次回の28年大統領選には立候補できない。若手で政策面も共通するバンス氏は、共和党の「ポスト・トランプ」レースで一歩先んじた形だ。

 トランプ、バンス両氏は、7月15〜18日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる党全国大会で、正式に党の正副大統領候補に指名される見通しだ。【ワシントン秋山信一】

7069OS5:2024/07/16(火) 07:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f1ead6d9960e1606934bf1c72b2d9ce3342ba4
トランプ氏を正式指名 副大統領候補にバンス氏 米共和党大会開幕
7/16(火) 4:18配信

時事通信
 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】米共和党全国大会が中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで15日開幕し、全米各州・地域の代議員の投票によりトランプ前大統領(78)を11月の大統領選の党候補に正式指名した。

 これに先立ち、トランプ氏は副大統領候補にバンス上院議員(39)の起用を発表した。共和党は4年ぶりの政権奪還に向け、両氏の下で結束強化を図る。

 トランプ氏はSNSで、海兵隊勤務やビジネス界での経験などバンス氏の経歴を挙げ「副大統領の地位に最もふさわしい人物と判断した」と指摘。バンス氏には、中西部の「労働者と農家」に重点を置く選挙戦を任せる考えを示した。バンス氏は17日に指名受諾演説を行う方向だ。

 バンス氏は2022年の中間選挙で中西部オハイオ州から出馬し、前大統領の支援を受けて初当選を果たした「トランプ・チルドレン」の代表格。映画化もされた著書「ヒルビリー・エレジー」で、繁栄から取り残された白人貧困家庭の悲哀を描いた。16年大統領選で「米国第一」を掲げ、中西部の白人労働者たちの熱狂的支持を得て勝利したトランプ氏にとって、原点回帰と言える人選だ。

7070OS5:2024/07/16(火) 10:56:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2755f73e9c59ed17e4b33375486183a959c4cff8
副大統領候補バンス氏、共和党きっての「孤立主義者」…日本製鉄のUSスチール買収も強く反対
7/16(火) 10:32配信


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読売新聞オンライン
副大統領候補に正式指名されたJ・D・バンス上院議員=AP

 【ミルウォーキー=田島大志】米共和党のトランプ前大統領が15日、副大統領候補に選んだJ・D・バンス上院議員は、党内きっての「孤立主義者」(米政治専門紙ポリティコ)として知られ、米国のウクライナ支援に反対するなど外交・安全保障政策で「米国第一」を声高に訴えてきた。

 バンス氏は2016年の大統領選前にトランプ氏に批判的だった時期もあるが、トランプ氏の推薦を受けて22年に初当選すると、トランプ路線を一貫して支持し忠誠心を示してきた。

 ウクライナ侵略を巡っては、停戦実現のため領土を巡るウクライナ側の「譲歩」も主張した。2月にミュンヘン安保会議に出席し、メディアの取材に支援が米国の国益にならないとして「米国に東欧の地上戦を無期限に支援する能力はない」などと訴えた。欧州にはバンス氏の外交・安保を巡る発言に懸念が強い。

 同会議では「欧州より東アジアの問題に関心がある」と、対中国を優先させるべきだとも強調し、関税強化を訴えるなど対中強硬論者でもある。かつて鉄鋼業などで栄えた「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置するオハイオ州出身で「米国の安全保障と産業、労働者を守る」として、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収にも早くから反対論を強く唱えた。

7071OS5:2024/07/16(火) 19:53:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/32f492998b420704460bf376c9fdb87dd6f6664d
民主党、バイデン氏の撤退促す非公式の動き続く 内部調査の結果は「壊滅的」
7/16(火) 15:39配信


CNN.co.jp
米国のバイデン大統領。与党・民主党内でバイデン氏の大統領選からの撤退を求める動きが続いている

ミルウォーキー(CNN) 民主党議員らがバイデン米大統領に大統領選から撤退するよう求める公の呼びかけはここ数日静まっている。一方でバイデン氏とその側近に身を引くよう促す非公式の取り組みは続いているという。複数の民主党議員がCNNに明らかにした。

【映像】「縄で縛られたバイデン氏」の図 トランプ氏の投稿が物議

こうした取り組みの中には、ベテランで尊敬を集める民主党の調査員スタンリー・グリーンバーグ氏からの再三にわたるメモがある。同氏はバイデン氏が選挙に負ける見込みで、他の民主党候補者に深刻なダメージを与えるとの見解を伝えている。

ある民主党議員は、グリーンバーグ氏が最近バイデン氏の側近に送った調査メモの内容を「すべてを失う」と表現。別の民主党員は「壊滅的だ」と漏らした。

これらの情報筋によると、グリーンバーグ氏はバイデン氏の惨たんたる討論会以来、この2週間に複数のメモを送っている。同氏は内部調査を分析した結果、国民の圧倒的多数がバイデン氏はあと4年間務められるとは考えていないため、大統領の立場は悪くなり続けていると主張している。

情報筋によると、複数の民主党議員も非公式に活動を続けている。バイデン氏が大統領の座を失うだけでなく、共和党が下院を維持し、上院の過半数を獲得する可能性がある。これらの議員は、こうした場合にバイデン氏の実績が受けるダメージを考慮するよう同氏の上級顧問に促している。

ある民主党議員はCNNに対し、バイデン氏の上級補佐官の一部は「この問題の深刻さ」を理解しているが、事態は好転する可能性があると考えており、いずれにせよ大統領は自分が勝てると固く信じていると述べた。

この議員は、今週の共和党全国大会に対する党の一致した対応が不可欠であること、またバイデン氏が選挙戦の継続を繰り返し公に発言していることから、今すぐバイデン氏に辞任するよう公に呼びかけるのは逆効果だとみている。

一方で、この議員は、共和党全国大会後の世論調査やその他のデータでバイデン氏の立場がさらに悪くなっていることが示された場合、このアプローチは変化すると予測した。

7072OS5:2024/07/17(水) 17:46:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b96fda31e50e9a6b401d17cd5421def701bb2df
米民主党重鎮議員、エジプト政府から現金や金の延べ棒受け取る…NY連邦地裁は収賄などで有罪判決
7/17(水) 17:10配信

読売新聞オンライン
2013年に来日したロバート・メネンデス米上院議員

 【ニューヨーク=山本貴徳】米国のロバート・メネンデス上院議員(民主党)が賄賂を受け取ってエジプト政府などに便宜を図ったとされる事件の裁判で、ニューヨーク連邦地裁の陪審員は16日、収賄などの罪で有罪の評決を下した。量刑は10月29日に言い渡され、11月の大統領選や同時に行われる議会選で民主党に逆風となる可能性がある。

 メネンデス氏はニュージャージー州選出で、上院の外交委員長などを務めた重鎮議員。2018〜22年に米政府の対エジプト軍事支援やカイロの米大使館の職員に関する情報などをエジプト政府の高官に伝え、見返りに現金や金の延べ棒を受け取ったなどとして、計16件の罪に問われていた。陪審員は全てを有罪と判断した。

 無罪を主張していたメネンデス氏は評決後、「深く失望している。外国のスパイだったことは一度もない」と記者団に述べ、控訴する考えを示した。一方、民主党上院トップのチャック・シューマー院内総務は声明で「有権者や上院、国のために正しいことを行い、辞任すべきだ」と議員辞職を求めた。

7073OS5:2024/07/17(水) 19:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/364dab397246bef80fb1eeddd60723c6af73e866
米共和党、政権奪還へ団結誇示 ヘイリー氏「強力に支持」表明
7/17(水) 11:25配信


共同通信
16日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーでの共和党大会で演説するヘイリー元国連大使(ゲッティ=共同)

 【ミルウォーキー共同】米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の共和党大会は2日目の16日、党大統領候補に指名されたトランプ前大統領と指名を争ったヘイリー元国連大使が演説し「強力に支持する」と表明した。デサンティス南部フロリダ州知事も登壇して支持を訴え、和解を演出した。世界に衝撃を与えた暗殺未遂事件を乗り越えたトランプ氏を一丸となって支える姿勢を誇示し、4年ぶりの政権奪還を目指す。

 CNNテレビによると、一方の民主党では81歳のバイデン大統領に撤退を促す動きが水面下で続く。高齢不安の拡大は止まらず、党の内部調査の結果を見た議員からは「壊滅的だ」「全てを失う」と悲観論が出ている。

 ヘイリー氏は演説で、トランプ氏の主義や主張に「100%同意する必要はない」と述べ、支持を決めかねている有権者にトランプ氏への投票を呼びかけた。

 トランプ氏は激戦州の一つ中西部ミシガンで20日に副大統領候補のバンス上院議員と2人そろっての初となる選挙集会を開くと発表した。

7074OS5:2024/07/18(木) 18:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c3518654e8e5e62f21fe4d526b0ebf535afdac2
米共和党バンス氏の「英国は核保有したイスラム主義国家」発言に英与野党が猛反発
7/18(木) 8:10配信


産経新聞
【ロンドン=黒瀬悦成】米共和党全国大会で大統領選の同党副大統領候補に選ばれたバンス上院議員がスターマー英労働党政権を「核兵器を持ったイスラム主義国家」と呼んだことに対し、英政界で反発が広がっている。11月の大統領選でバンス氏とトランプ前大統領が勝利した場合、これまで「テロとの戦い」やロシアに侵略されたウクライナへの支援で緊密に連携してきた米英の「特別な関係」に亀裂が入りかねないとの懸念も出始めた。

バンス氏の発言は、ワシントンで先週開かれた保守派の会合で飛び出した。これに対し、パキスタン移民の子孫である保守党のワルシ上院議員は英紙インディペンデント(電子版)への寄稿で「バンス氏は無知な人種差別発言で英国をおとしめた」と非難した。

労働党のレーナー副首相はテレビ番組でバンス氏の認識を否定し「彼は過去にも多くの低俗な発言をしてきた」と一蹴した。

影の退役軍人相を務める保守党のボウイ下院議員も「労働党の同僚たちに対して極めて侮辱的だ」と強く批判した。

英メディアの間では労働党所属のイスラム教徒のカーン・ロンドン市長(労働党)が過去にトランプ氏を「差別主義者」と批判したことへの意趣返しだとする指摘もある。

一方、トランプ氏の友人として知られる右派政党「リフォームUK」のファラージ議員はバンス氏の発言に同意しないとしつつ「労働党政権の外にイスラム主義者がいるのは事実だ」と主張した。

7075OS5:2024/07/19(金) 12:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f0cab9ec1e5e20bab2646359db649a7fea22e9
バイデン氏は「撤退を決断する寸前」との見通し報道が相次ぐ…オバマ元大統領も発言か
7/19(金) 11:35配信

読売新聞オンライン
せき込むバイデン大統領(16日、ラスベガスで)=AP

 【ワシントン=向井ゆう子】11月の米大統領選を巡り、民主党のジョー・バイデン大統領(81)の撤退に関する報道が相次いでいる。米ニュースサイトのアクシオスは18日、複数の党有力者の話として、バイデン氏が早ければ今週末にも、選挙戦からの撤退を決断する可能性があると報じた。

 米紙ワシントン・ポストも18日、党重鎮のナンシー・ペロシ元下院議長が側近議員にバイデン氏は「撤退を決断する寸前だ」との見通しを示したと報じた。

 同紙は、バイデン氏が副大統領として支えたバラク・オバマ元大統領もバイデン氏が出馬の可否について「真剣に検討する必要がある」と周辺に語ったと伝えた。バイデン氏がトランプ前大統領に勝てる見込みは低いとみているという。バイデン氏は新型コロナウイルス感染が判明し、地元デラウェア州で隔離生活を送っている。

7076OS5:2024/07/21(日) 18:20:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/88fc1a9592aa02613810d0cf806450d22f61456a
米民主党 バイデン氏の撤退論巡る対立長期化 大統領選でトランプ氏利する可能性
7/21(日) 14:22配信
産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)と撤退を求める勢力との攻防が長期化し、党内から大統領選への影響を懸念する声が出始めた。党議員で撤退を求める声は上下両院の1割超に拡大する一方、バイデン氏側は党員投票などで「選ばれた候補だ」と訴えている。党内対立が尾を引けば共和党のトランプ前大統領(78)を利することになる。

【写真】銃撃で犠牲、元消防士のヘルメットにキスするトランプ氏

民主党のタカノ下院議員は20日、バイデン氏に出馬辞退を求める文書を公表した。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、撤退論を掲げる議員は計36人で、上下両院で約260人いる党議員の1割を超える。

これに対し、バイデン陣営は19日にヒスパニック議連の団体から出馬への支持を得たと発表するなど支持固めを継続している。

ABCテレビなどは20日、クリントン元大統領と妻のヒラリー・クリントン元国務長官がバイデン氏の選挙戦継続を支持し、献金者に支援を促していると報じた。

バイデン氏の進退を巡る攻防は3週間近く続いていて、民主党関係者からは「破滅のループに陥っている」との声も出ている。

民主党内の対立はバイデン氏の選挙戦継続、撤退どちらの決断にも関わらず、尾を引く可能性がある。

バイデン氏への撤退圧力が強まる一因には、盟友だったペロシ元下院議長の言動がある。ペロシ氏に近い議員が撤退を公然と求める状況に、バイデン氏はペロシ氏に対して「怒り心頭」だとCNNテレビは報じた。

さらに、バイデン氏が副大統領として支えたオバマ元大統領が周囲にバイデン氏の選挙継続に懸念を示したと報じられたことも、不協和音の引き金になりかねない。

バイデン氏は副大統領時代、クリントン元国務長官が民主党候補となった2016年大統領選への出馬を断念し、のちに「毎日後悔している」と語っている。党内の圧力が強まっても選挙戦継続の意思を変えてこなかったのは、こうした背景やジル夫人、次男ハンター氏の後押しとされる。

撤退論が広がる中、バイデン氏は自身の進退をどう判断するか。民主党は大統領選に向けて岐路を迎えている。

7077OS5:2024/07/21(日) 18:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e481239abffa890b57b04c68bf10fa6a56cd6c67
米自動車労組、トランプ派じわり 執行部はバイデン支持 大統領選激戦州ルポ
7/21(日) 7:13配信
時事通信
米大統領選でトランプ前大統領を支持するクリス・ビターレさん=10日、米中西部ミシガン州

 11月の米大統領選で勝敗を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州は、ラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置する自動車産業の中心地。

【最新情勢】データで見る米大統領選2024

 大手3社「ビッグスリー」の従業員が所属する労組は伝統的に与党・民主党の票田で、執行部はバイデン大統領への支持を表明済みだ。ただ、組合員の間では共和党のトランプ前大統領を推す声もじわりと広がる。

 ◇うそに飽き飽き
 「『何もかもうまく行っている』とうそをつかれるのに飽き飽きした」。ビッグスリーの一角、クライスラーの親会社ステランティスの研究開発部門に勤めるクリス・ビターレさん(51)は、同州デトロイト郊外の自宅で政治への不満を吐露した。過去40年間に自動車製造業の衰退や雇用の国外流出、中心街の空洞化を目の当たりにしてきたからだ。

 民主、共和にかかわらず、これまで政治家から「製造業へのリスペクトを感じてこなかった」。デトロイトはカジノやスポーツ賭博を柱とした「新たな経済」に移行すると説明されてきたが、「こうした産業では富が地元に残らない」とはなから信じていない。

 2016年の大統領選でトランプ氏が掲げた保護主義的な通商政策などに共鳴し、以来2回連続で票を投じた。今回もそうするつもりだ。トランプ氏は他の候補者と異なり「うそをついていない」と感じる。製造業を支えようと「少なくとも挑戦はするはずだ」と変化に期待する。

 ◇組合の敵
 一方、全米自動車労組(UAW)執行部はバイデン氏を推す。フェイン会長は、UAWが昨秋展開した大規模ストライキで、バイデン氏が「現職大統領として初めてピケラインに加わり、連帯を示した」と評価。これに対しトランプ氏は「億万長者」で、「UAWの掲げるすべてのことに敵対している」と突き放す。

 ただ、個別の組合員が追随するとは限らない。16年の大統領選では、UAWは民主党のヒラリー・クリントン氏を支持したが、組合員の3割近くがトランプ氏に流れたとみられている。

 米エマーソン大が先月中旬に実施した世論調査によると、ミシガン州内の組合員やその家族のうち、バイデン氏に投票すると答えたのは50.9%、トランプ氏は41.3%。この時点ではバイデン氏が優勢だったが、先月末のテレビ討論会での精彩を欠いた様子や、今月トランプ氏が演説中に銃撃された事件が投票先の選択に影響するとみられる。選挙戦からの撤退圧力が強まる中、バイデン氏が頼る組合票は盤石ではない。

 ◇スト支援に恩義
 それでも、今月中旬にバイデン氏がデトロイトで行った演説には、多くの組合員が駆け付けた。ステランティスの部品管理部門で働くファビアン・ヒルさん(53)は「バイデン氏はストの時に私の職場に来てくれた」と恩義を感じている。高齢不安に関しては「これまでも彼は乗り越えてきた。周囲が支えればよい」と、応援の意志は固い。

 ゼネラル・モーターズ(GM)で顧客対応を担うダニエル・パターソンさん(62)も、バイデン氏が「トランプ氏のせいでめちゃくちゃになった米国を立て直した」と称賛。「討論会ではうまくいかなかったが、次は大丈夫」と信頼を寄せた。

7078OS5:2024/07/21(日) 18:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/63585051f737109644ecbbeb864d583e3e4fe758
岩盤支持層への依存脱せず トランプ氏、党派色鮮明 「団結」訴えもすぐに変調・米〔深層探訪〕
7/21(日) 7:00配信
時事通信
 トランプ前米大統領は18日、共和党大統領候補の指名受諾演説で、冒頭こそ「全国民の大統領になる」と団結を唱えたものの、その後は普段通りの民主党批判を展開した。13日の暗殺未遂事件後、初めての演壇。死と隣り合わせの体験を経て態度の変化も指摘されていたが、敵味方を分け、岩盤支持層を熱狂させるスタイルは不変だった。

 ◇「魔女狩り」批判再び
 人気プロレスラーやロックミュージシャンの華々しいパフォーマンス。いつもの入場曲「ゴッド・ブレス・ザ・USA」の生演奏とともに舞台の幕が上がると、光り輝く「TRUMP」の文字を背景に、前大統領は姿を現した。銃撃で負傷した右耳は、まだ白いガーゼで覆われている。

 派手な演出とは対照的に、演説は静かな調子で始まった。「私は今夜、ここにいるはずではなかった」。人種や宗教を超えた「新時代」をスタートさせると語り、分断が極まる社会の融和を約束した。

 だが、演説はすぐに変調する。「党派的な魔女狩りを終わりにし、国民にふさわしい選挙を進めるべきだ」。2020年大統領選の敗北を覆そうとした罪などで起訴されたトランプ氏が、米政治史に汚点を残した連邦議会襲撃事件を招いた自身の言動を省みることはなかった。この後は移民を「犯罪者」とあおる「トランプ節」が復活し、聴衆は喝采した。

 ◇生還の「奇跡」、反対派声失う
 事件後、共和党の団結はかつてないほど強まっている。指名レースでトランプ氏に挑戦したヘイリー元国連大使は「強力な支持」を表明。党内の「反トランプ派」は声を失い、トランプ氏を脅かす存在はなくなった。

 大会に参加したウィスコンシン州の広告業マックスさん(22)は、「友人や兄弟が『トランプのために初めて投票に行く』と話している」と明かした。銃撃からの生還という「奇跡」は、政治に関心の薄い若い世代の注目も集めている。

 対する民主党は、高齢不安が高まるバイデン大統領の選挙戦継続を巡って内紛が激化。共和党大会中も、民主党重鎮らが撤退論を唱えているとする報道が相次ぎ、「打倒トランプ」でまとまる機運は生まれていない。

 CBSテレビが銃撃事件後の16〜18日に実施した世論調査では、トランプ氏の全国支持率は52%、バイデン氏は47%となった。トランプ氏のリードは7月調査の2ポイントから5ポイントに広がった。

 ただ、激戦7州に限れば差は3ポイントにとどまる。歴史に残る暗殺未遂事件が大統領選の行方を決定付けたと断じるのは早計だ。(ミルウォーキー=米ウィスコンシン州=時事)

7079OS5:2024/07/22(月) 07:43:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/417317978fb9733a9203129c2f18afba08327ce1
【速報】バイデン大統領が大統領選からの撤退表明 ハリス副大統領を後継指名 トランプ氏「バイデン氏は大統領・大統領候補としてふさわしくなかった」
7/22(月) 3:02配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

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アメリカのバイデン大統領が11月に迫る大統領選挙から撤退する考えを表明し、民主党の大統領候補にはハリス副大統領を支持すると表明しました。トランプ前大統領は、バイデン大統領について「歴史上、最悪の大統領だ」とコメントしています。

バイデン大統領は日本時間の午前3時前、SNSで声明を投稿し、大統領選から撤退する考えを明らかにしました。

声明の中で、バイデン大統領はこれまでの任期中の様々な成果を示した上で、「再選を目指すというのが私の考えだったが、自分が撤退し、残りの任期で大統領としての責任を果たすことに集中することが党と国にとって最善の策だと思う」と述べています。その上で、バイデン大統領は「今週の後半に私の決断の詳細について、国民のみなさんに説明するつもりだ」としています。

バイデン大統領はその後、SNSを更新し、ハリス副大統領を民主党の大統領候補として支持する考えを表明しました。

今回の撤退表明を受けて、共和党の大統領候補・トランプ前大統領はSNSに「いんちきジョー・バイデンは我が国の歴史上、群を抜いて最悪の大統領だ。左派が誰を擁立しても同じことの繰り返しだ」「バイデン氏は大統領としても大統領候補としてもふさわしくなかった」と投稿して、あらためてバイデン氏を非難。

さらに、CNNテレビに対して、「ハリス副大統領の方がバイデン氏よりも簡単に勝てる」との認識を示しました。

81歳と、アメリカの大統領としては史上最高齢のバイデン大統領は、6月下旬に行われたトランプ前大統領とのテレビ討論会で言葉に詰まったり、言い間違いをしたりして精彩を欠き、体力や認知能力の衰えを不安視する見方が広がり、民主党内から撤退を求める声が上がりました。

バイデン大統領は撤退する考えがないことを繰り返し強調していましたが、7月に入ってからは公に撤退を求める議員が相次ぎ、民主党の上下両院のトップがバイデン氏に「撤退を進言した」とも報じられていました。

再選を狙った現職大統領が選挙戦から撤退するのは1968年の当時のジョンソン大統領以来で、きわめて異例です。

TBSテレビ

7080OS5:2024/07/22(月) 07:49:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb03ff5037f32bf7b4925a2220e3319257fddab
新たな民主党候補者選び、混乱続く可能性 指名のプロセスに反発も
7/22(月) 6:29配信

朝日新聞デジタル
ワシントンで2024年6月、拍手するバイデン米大統領(右)とハリス副大統領=ロイター

 バイデン米大統領(81)の撤退により、民主党の大統領候補選びは、近年にない差し迫った事態に直面する。8月19日に開幕する党全国大会まで、混乱が続く可能性もある。

 米大統領選に立つ主要政党の候補は、党大会で代議員による投票を経て、正式に指名される。ただ最近は、各州の予備選などを経て代議員が誰に投票するかがあらかじめ割り当てられており、党大会での指名は「儀式」だ。今回は約4千人の代議員のうち、バイデン氏が約3750人を獲得している。

 今後は、バイデン氏が獲得していた代議員が、代わりに誰に投票するのかが焦点となる。まず重要なのは、ハリス副大統領(59)を「後継者」として指名したバイデン氏の意向だ。代議員の多くはバイデン氏に近く、党大会前には、ハリス氏に実質的に決まる可能性がある。

朝日新聞社

7081OS5:2024/07/22(月) 07:53:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/21fcf4fea10356f0ac77f0440dd6665a51325459
米大統領選 過去には涙ながらに断念表明した現職も
7/22(月) 4:50配信


毎日新聞
ジョンソン元米大統領=1964年撮影、1978 Wallace Seawell・ロイター

 11月の米大統領選を巡り、バイデン大統領が再選出馬を取りやめる方針を決めた。現職の米大統領が自ら再選の道を断つのは異例だが、過去にも例はある。


 「我が党の次期大統領候補指名を求めないし、また受けるつもりもない」

 1968年3月31日夜、当時のジョンソン大統領はテレビ・ラジオで演説し、ベトナム戦争で軍事活動を縮小する政策転換を表明した。その最後で突如、涙ながらに次期大統領選への不出馬を明らかにし、世界に衝撃を与えた。

 「いかなる個人的な党派的目的にも、また大統領職に伴う厳粛な責務以外のいかなる責務にも、私の1時間を、私の1日を割くべきではないと確信する」と述べ、ベトナム対策に注力したいと説明した。側近にも事前に伝えていなかったとされる。

 ジョンソン氏は、63年にジョン・F・ケネディ(JFK)大統領が暗殺されたことを受けて、副大統領から昇格。64年の大統領選で当選した。

 内政では社会福祉の充実や貧困対策などで一定の成果を上げていたものの、北ベトナムの爆撃に踏み切りベトナム戦争を本格化させ、多数の犠牲者を出した。米国各地で若者を中心とする大規模な反戦デモや集会が広がり、国民の不満や民主党内の亀裂が深まっていた。

 米CNNは、ジョンソン氏が出馬を断念した背景の一つに、健康上の懸念もあったとの見方を伝えている。68年の大統領選で民主党はハンフリー副大統領を擁立したものの、共和党のニクソン氏に敗れた。

 今年、米国各地の大学ではイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に伴う人道危機に抗議するデモが拡大している。いまだ停戦を実現できていないバイデン氏に対し、リベラルな若者たちの支持離れが起きている。

 政府と、戦争に反対する若者という対立構図は、68年と現在で重なる面がある。【松本紫帆】

7082OS5:2024/07/22(月) 07:56:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3bdbfd0e5c4df601c64582a35e0078929cfc470
CNN「後継候補選びは混乱予想」 バイデン氏、大統領選から撤退表明
7/22(月) 5:06配信
日テレNEWS NNN
11月のアメリカ大統領選挙で再選を目指すバイデン大統領が、選挙戦からの撤退を表明しました。

大統領選までおよそ3ヶ月半。バイデン氏の撤退で選挙戦の構図は大きく変わることになります。民主党は後継候補を決める手続きに入りますが、バイデン氏はハリス副大統領を後継指名しました。

バイデン大統領は日本時間の22日未明、SNSで、選挙戦からの撤退を表明しました。「大統領を務められたことは人生最大の名誉だ。再選を目指す意向だったが、残りの任期は大統領としての職務を全うすることにのみに専念することが、わが党と国にとって最善の利益であると確信する」と述べた上で、「決断の詳細については今週後半に国民の皆さんにお話しする」としています。

また、バイデン氏に代わる候補としてはハリス副大統領を指名した上で、「今こそ団結してトランプ氏を倒す時だ」と訴えました。

NBCによりますと撤退表明に先立ちバイデン氏とハリス氏が会談を行ったということです。

撤退を受けて、トランプ前大統領は自らのSNSで「バイデンは大統領に立候補する資格はなく、 大統領職に就く資格もない。彼の主治医やメディアを含む周囲の人々は皆、彼が大統領になる能力がないことを知っていて、実際にそうだった」と主張しています。

バイデン氏の撤退を受け民主党が誰を後継候補に選ぶかに焦点が移ります。民主党の大統領選候補を選ぶ予備選はすでに終了していてバイデン氏が代議員の大半を獲得して指名が確定していました。再選を目指す現職大統領が撤退するのは1968年のジョンソン大統領以来56年ぶりの異例の事態でCNNは「後継候補選びは混乱が予想される」と指摘しています。

バイデン氏はハリス副大統領を後継指名しましたが候補者が乱立し党内が分裂すれば共和党のトランプ氏を利する結果になりかねません。民主党は党が団結する形で後継候補を決め早急に選挙態勢を立て直す必要があり難しい対応を迫られています。

7083OS5:2024/07/22(月) 12:44:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c85b845e3603ce25468e85fd043faa2e8d2d5a1a
マンチン氏、民主復党し出馬か 無所属の上院議員、76歳
7/22(月) 12:15配信


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共同通信
イベントで話す民主党のマンチン上院議員=1月、米ニューハンプシャー州(AP=共同)

 【ワシントン共同】米CNNテレビは21日、5月に民主党を離れ無所属になった南部ウェストバージニア州選出のジョー・マンチン上院議員(76)が復党して大統領選に出馬することを検討していると報じた。

 共和党に近い立場を取るマンチン氏はバイデン政権の大型歳出法案などに反対して譲歩を引き出し、上院で大きな影響力を行使してきた。

 マンチン氏はバイデン氏の撤退表明前に放送されたテレビ番組で、バイデン氏が「新しい世代にバトンタッチする時が来たと思う」と語っていた。

 マンチン氏は出馬の臆測が一時広がったが、今年2月に見送りを表明していた。

7084OS5:2024/07/22(月) 13:58:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a91ff1af22bd3febd09ba9f01d648c2c8e52c48
米民主、立て直しへ団結課題 ハリス氏が後継最有力 バイデン氏撤退
7/22(月) 13:31配信

時事通信
バイデン米大統領(左)とハリス副大統領=4日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)の大統領選撤退で窮地に陥った民主党にとって、選挙戦の態勢立て直しが喫緊の課題だ。

 党が割れ、対立陣営を利した歴史を繰り返さないためには、新たな候補の下で一致団結できるかが最初の関門となる。バイデン氏が撤退と同時に推薦を表明し「党を結束させる」と決意を示したハリス副大統領(59)が、現時点で最も有力な後継候補とみられている。

 民主党は8月19〜22日、中西部イリノイ州シカゴで全国大会を開催する。各州で大統領候補を選ぶ予備選や党員集会は6月までに終了し、全国大会に参加する代議員約4000人の9割超が、バイデン氏への投票を誓約した。正式指名には過半数の票を得る必要があり、党の結束にはまず、撤退で宙に浮いたバイデン氏の代議員票が新たな候補でまとまるかが焦点となる。

 バイデン氏への撤退圧力が強まる中、黒人、アジア系かつ女性初の大統領になり得るハリス氏への期待は高まった。政権3年半を支え、知名度は十分。「バイデン・ハリス」チームとして集めた選挙資金も引き継げる。バイデン氏は自身の代議員に別の候補への投票を指示する権限はないが、ハリス氏への「全面的な支持」(バイデン氏)を表明したことで、代議員が自発的にハリス氏支持に動く可能性は高い。

 党内にはハリス氏以外にも多くの候補を擁立し、自由で活発な選出手続きを望む声もある。選挙までの期間が限られ混乱が予想される一方、メディアの注目を集め、選挙戦を盛り上げることができるのがメリットだ。

 ただ、現職が選挙戦継続を誓う中で繰り広げられた「バイデン降ろし」はメディアを連日席巻し、党内の亀裂を白日の下にさらした。代議員の投票行動が割れれば、後継者の求心力に早々と疑問符が付く。指名後には野党共和党からの厳しい攻撃も予想され、本選までわずか3カ月余りで幅広い有権者から支持を得るのは至難の業だ。

 民主党では1968年の大統領選でも、現職のジョンソン大統領がベトナム反戦運動のあおりで再選出馬を断念した。やはりシカゴで開かれた同年の党全国大会でハンフリー副大統領が候補に指名されたが、主流派の選出は反戦派の怒りを呼び、デモ隊が警察と衝突。混乱は統治能力の欠如を印象付け、本選では「法と秩序」の回復を約束した共和党のニクソン元副大統領に敗北した。

7085OS5:2024/07/22(月) 22:23:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/34baa21837bb16e1f967fc4778321a245781b9c0
中間層再生、製造業復活は道半ば インフレ足かせに バイデン氏
7/22(月) 13:32配信

時事通信
 【ワシントン時事】再選を断念したバイデン米大統領にとって、最後まで足かせとなったのはインフレだった。

 米経済はコロナ禍から力強い回復を遂げ、雇用の大幅増も実現したが、物価高で「追い風」を生かし切れなかった。掲げた中間所得層の再生や製造業復活は道半ばとなった。

 一時は約40年ぶりの高水準となった米国のインフレ率は大きく低下。大幅利上げで対応していた連邦準備制度理事会(FRB)も、利下げを視野に入れる。

 しかし、価格水準そのものは以前より高く、消費者心理を圧迫している。調査会社ユーガブなどが13〜16日に行った世論調査では、最重要の懸案として「インフレ・物価」を挙げた回答が25%と、最も多かった。

 バイデン氏は「1500万人の雇用を創出した」と成果を誇る一方、物価抑制で「もっとやるべきことがある」と繰り返し語り、国民の懸念に何とか応えようとする姿勢を示してきた。しかし、支持率低迷からの脱却には至らなかった。

 バイデン氏はまた、電気自動車(EV)振興を含めた気候変動対策や半導体支援といった産業政策を推進。「史上最も労働組合寄りの大統領」を自称し、戦略物資の国内生産拡大と雇用創出に取り組んだ。昨秋の全米自動車労組(UAW)による大規模ストライキに際しては、現職大統領として異例の現場訪問を決行、露骨に肩入れしてみせた。

 激戦州のミシガン州やペンシルベニア州など、製造業が盛んな地域では、労組の支持を取り付けたものの、支持率は伸び悩み、トランプ氏に水をあけられた。11日には自動車業界への新たな補助金発表に合わせ、「自動車産業と労働者のための闘いを決してやめない」と訴えたが、民主党内の撤退圧力に抗し切れなかった。

7086OS5:2024/07/22(月) 22:25:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbd7728fe80cbbeceb758099688da1c3393f2d40
後継指名されたハリス米副大統領、女性初・黒人初・アジア系初で脚光…実績乏しく民主党内に不安
7/22(月) 15:00配信

読売新聞オンライン
米ホワイトハウスでハリス副大統領(右)の手を掲げるバイデン大統領(4日)=AP

 【ワシントン=田島大志】11月の米大統領選からバイデン大統領(81)が撤退表明したことを受け、民主党は共和党のトランプ前大統領(78)に対抗できる後任選びに入った。バイデン氏が事実上の後継指名をしたハリス副大統領(59)が本命だが、党内が一枚岩でまとまるかどうかは不透明だ。

【一覧】民主党、今後の日程

 「トランプを打ち負かすため、民主党、我が国を団結させるために全力を尽くす」。ハリス氏は21日の声明で、党の正式指名を得ることに強い決意を示した。

 民主党のビル・クリントン元大統領と妻のヒラリー・クリントン元国務長官は21日、連名の声明でハリス氏の支持を表明した。「今こそハリス氏を支援し、全力を尽くして当選のために闘う時だ」と結集を訴えた。

(写真:読売新聞)

 大統領選まで4か月弱と時間が限られる中、バイデン氏を支えてきた経緯もあり、党所属議員や支持団体の間ではハリス氏での一本化を図る動きが始まっている。バイデン氏が集めた選挙資金もハリス氏への引き継ぎは容易とみられている。

 ハリス氏は、上院議員などを経て21年に女性初、黒人初として副大統領に就任した。母親はインド移民でアジア系としても初めてで、就任当初は脚光を浴びた。ただ、移民問題などを担当したバイデン政権では目立った実績に乏しく、国民的な人気は低迷している。

(写真:読売新聞)

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた、トランプ氏との対決を想定した世論調査の平均支持率は、トランプ氏が43・5%に対し、ハリス氏は38・5%にとどまっている。

 バイデン氏の撤退論が浮上する中、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)やミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)らを推す声も出た。

 21日に声明を出したオバマ元大統領も「党が傑出した候補者選びのプロセスを用意できると自信を持っている」としつつ、ハリス氏には触れなかった。党内ではトランプ氏に「勝てる候補」としてハリス氏に対する不安もくすぶる。

 党大会直前での撤退は前例がないだけに、後継候補の選出も手探りとなる。

 党全国委員会のジェイミー・ハリソン委員長は21日の声明で「団結した党として前進するための透明で秩序あるプロセスに着手する」と表明しつつ、具体的な選出方法は明らかにしなかった。米メディアによると、8月上旬にオンラインで代議員による指名投票を行う案のほか、8月19〜22日の党大会の投票で選出する方法などが検討されている。

7087OS5:2024/07/22(月) 22:25:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd8fb306cac1514e72c564a569c9f82e7966665d
米共和党、候補差し替えの「刷新感」警戒…トランプ前大統領「誰を擁立しても同じことだ」
7/22(月) 15:00配信

読売新聞オンライン
トランプ前大統領(20日)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米共和党は、民主党のバイデン大統領が大統領選から撤退したことで、候補の差し替えに伴う「刷新感」が生まれ、自党の勢いがそがれることを警戒している。

【写真】米ホワイトハウスでハリス副大統領の手を掲げるバイデン大統領

 「左派が誰を擁立しても、同じことだ。米国を再び偉大にしよう」

 共和党の指名候補トランプ前大統領は、21日にSNSでこう訴え、自身への支持を呼びかけた。選挙戦への影響はないことを強調したものだが、米CNNは、「世論調査の結果から、トランプ陣営はこのままバイデン氏と戦うことを望んでいた」と指摘した。

 副大統領候補のJ・D・バンス上院議員(39)は、バイデン氏が後継として支持したハリス副大統領にさっそく攻撃の矛先を向けた。X(旧ツイッター)で不法移民対策などを巡るバイデン氏の「失政」を非難し、「ハリスは常にバイデンとともにあった。彼女はすべての失敗を共有している」と主張した。

 共和党は6月のテレビ討論会で勢いに乗った。今月13日には、トランプ氏が銃撃を受けながらも、奇跡的に右耳を負傷するだけですんだ。トランプ氏が2日後に開幕した党大会で「強い指導者」であることをアピールし、党の結束が強まった。

 共和党は、民主党の候補差し替えによってこうした情勢に陰りが生じることを懸念している。共和党のマイク・ジョンソン下院議長は声明で、「民主党は、(予備選で)バイデンを候補に選んだ国民の投票を無効にした。自称している『民主主義の党』とは正反対だ」と批判した。

7088OS5:2024/07/22(月) 22:54:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4a118e56b085d76b2b8316fec7fea91679e85a6
民主党内の撤退圧力に抵抗続けたバイデン一家と側近 一転の撤退判断は土日の2日間
7/22(月) 20:52配信
産経新聞
バイデン米大統領

米大統領選からの撤退を表明したバイデン大統領(81)を直前まで支えたのは、家族や少数の側近だった。バイデン氏とその周辺は民主党内の撤退圧力に抵抗を続けたが、オバマ元大統領やペロシ元下院議長ら党重鎮の介入で外堀は埋まり、共和党のトランプ前大統領が銃撃事件で求心力を高めたことがダメ押しとなった。撤退の判断は土日のわずか2日間で行われた。

【写真】笑顔のバイデン大統領とジル夫人

6月27日夜の討論会。言い間違いを繰り返すバイデン氏の姿は党内に「パニック」を引き起こし、交代論が一気に高まった。バイデン氏は直後の週末、家族や側近とキャンプデービッド山荘で対応を協議。残留を最も主張したのは次男ハンター氏だった。同氏は薬物依存を申告せず銃を不正購入した罪で有罪評決を受けたものの、ジル夫人とともに「最も頼れる相談相手」になっていた。

世論調査は「認知機能が衰えて大統領が務まらない」との回答が7割を超えた。6月の欧州外遊による「かぜと時差ぼけ」(大統領報道官)と釈明したが、多くの議員は自らの選挙に不利になると危機感を抱いた。大口寄付者らは「自分より国を大事にすべきだ」と進言を試みたが、家族や側近に阻まれた。

信頼回復の機会となるはずの7月9〜11日の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は、ウクライナのゼレンスキー大統領を「プーチン大統領」と紹介するなどして機を逸した。

13日、銃撃を受けたトランプ氏は、血を流しながら拳を突き上げて強い指導者像を演出。対照的にバイデン氏の弱さを浮き上がらせた。トランプ氏を「民主主義の脅威」と位置づける戦略も行き詰まった。

バイデン氏は17日、新型コロナウイルスの感染が判明し隔離に。上下両院選の敗北を懸念するオバマ氏やペロシ氏らの発言が報じられ、外堀は埋まった。だが、19日の声明では「来週には遊説に復帰する」としていた。

米CNNテレビ(電子版)によると、バイデン氏は20日土曜日に側近2人と協議して撤退の意向を示し、その夜に家族とも話し合った上で21日の朝に決意を固めた。バイデン氏はその後、「ごく少数」の側近や有力者に電話で自身の決定を伝えたが、多くの陣営関係者が知ったのは声明文が発表される「数分前」だった。(ワシントン 渡辺浩生)

7089OS5:2024/07/23(火) 10:24:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9efeeaf0197ab4b3ae9b96e59a173092c9430e7
カマラ・ハリス氏、新たな「史上初」目指す 権利擁護の闘士 米大統領選
7/22(月) 20:32配信


時事通信
米公民権運動の中、黒人が襲撃を受けた「血の日曜日事件」から57年を記念する行進に参加するハリス米副大統領(前列中央)=2022年3月、南部アラバマ州セルマ(AFP時事)

 女性や少数派の権利擁護の闘士として知られ、2021年に女性、黒人、アジア系としては米国初の副大統領に就任した。

【写真特集】カマラ・ハリス米副大統領

 バイデン大統領から急きょ、トランプ前大統領の復活を阻止し、女性大統領という新たな「史上初」を成し遂げる使命を託された。

 ジャマイカ系黒人の父とインド系の母を持つ移民2世。両親はともに公民権運動に関わった。カリフォルニア大法科大学院修了後、検事として活動。カリフォルニア州司法長官を経て、上院議員に転じ、副大統領となった。

 検事時代から性的少数者(LGBTなど)の権利拡大に尽力。副大統領としては女性の人工妊娠中絶の権利を訴え、若者世代を中心に支持を広げた。

 しかし、副大統領就任以降、側近の辞任が相次ぎ、人望が薄いとの指摘もある。担当となった不法移民問題でも、十分な対策を取らなかったと批判を浴びている。

 外交・安全保障に関しては、バイデン氏のような豊富な経験はないが、22年には故安倍晋三元首相の国葬参列のために訪日。アジア系という出自もあり、「インド太平洋地域に特に強い関心を持っている」(在米外交筋)とされる。

 
 ◇カマラ・ハリス氏略歴
 カマラ・ハリス氏 64年10月20日、カリフォルニア州オークランド生まれ。ジャマイカ系黒人の父とインド系の母を持つ移民2世。カリフォルニア大法科大学院を修了し、検事として活動。16年に上院議員初当選、21年から副大統領。14年にユダヤ系の弁護士と結婚し、夫と前妻の間の子供2人の母親でもある。59歳。

7090OS5:2024/07/23(火) 16:00:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb9756b1e9398f9573bb08d2cad47067b233965f
義理の息子と娘に「ママラ」と呼ばれるハリス氏…トランプ政権の閣僚ら鋭く追及し頭角、安倍元首相の国葬にも参列
7/23(火) 7:28配信


読売新聞オンライン
集会で演説するカマラ・ハリス米副大統領(11日、米ノースカロライナ州グリーンズボロで)=冨山優介撮影

 【ワシントン=向井ゆう子】米大統領選からの撤退を表明した民主党のジョー・バイデン大統領(81)は、後継候補としてカマラ・ハリス副大統領(59)への支持を宣言した。女性、黒人、アジア系の全てで初めての副大統領を務めるハリス氏は、民主党が掲げる米国の多様性を体現する存在だ。

 ハリス氏は、ジャマイカ出身の経済学者の父、インド出身の生物学者の母のもと、1964年にカリフォルニア州で生まれた移民2世だ。カマラはサンスクリット語でハスの花を意味する。公民権運動に熱心だった両親は、ハリス氏をベビーカーに乗せてデモに連れて行ったという。

 7歳の時に両親が離婚し、妹とともに母に育てられた。12歳から高校卒業までは、カナダのモントリオールで暮らした。

 その後、米ワシントンにある黒人向けの名門、ハワード大学に進学した。大学では、南アフリカの人種差別問題など社会運動に取り組んだ。公職に関心を持つようになったのは、インドの政府高官だった母方の祖父の影響と言われる。ハリス氏は母とインドを何度も訪問し、祖父とも文通を重ねたという。

 ロースクールで学んだ後、2004年にサンフランシスコ地方検事、11年にカリフォルニア州の司法長官に就任した。いずれも黒人女性として初めてだった。16年には黒人女性として史上2人目となる上院議員に当選した。

 議会では、トランプ政権の閣僚らを鋭く追及し、頭角を現した。20年の大統領選に出馬し、ライバルだったバイデン氏を討論会で激しくやり込めたこともある。

 バイデン氏がハリス氏を副大統領候補に選んだのは、トランプ政権下で表面化した人種間対立を背景に、有権者に多様性をアピールするためだったとされる。21年1月に副大統領に就任した後は、不法移民対策や人工妊娠中絶問題などを担当した。

 バイデン氏に代わり、欧州や中南米、東南アジアなどへの外遊をこなすなど、外交経験も積んだ。22年9月には、バイデン氏の「名代」として、安倍晋三・元首相の国葬に参列した。

 私生活では14年に、白人の弁護士、ダグラス・エムホフ氏と結婚した。エムホフ氏は再婚で、ハリス氏には義理の息子と娘がいる。2人とは仲が良く、ハリス氏の名前にかけて、「ママラ」と呼ばれているという。

7091OS5:2024/07/23(火) 17:02:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/34ec456fd4a733e1b5dddab321e4af395a0ad65b
バイデン氏撤退、民主党内は歓迎ムード 出遅れは顕著、資金力など課題に
7/22(月) 19:44配信

産経新聞
バイデン米大統領

【ワシントン=坂本一之】米民主党のバイデン大統領(81)の選挙戦撤退を受け、同党内は歓迎ムードに包まれている。ただ、新候補による共和党大統領候補のトランプ前大統領(78)との選挙戦は厳しいものとなることは間違いない。バイデン氏が「民主党や米国にとって最善」の道として選択した撤退が正しかったのか。その答えは挙党態勢で巻き返しを図れるかにかかっている。

【写真】談笑するバイデン米大統領とオバマ元大統領

「最高の愛国者であることに改めて気付かされた」。バイデン氏が副大統領として支えたオバマ元大統領は21日、バイデン氏撤退の決断を歓迎する意向を示した。

バイデン氏に選挙戦継続への懸念を直接伝えたと報じられたペロシ元下院議長も、X(旧ツイッター)に「バイデン氏はつねに国を第一に考える愛国的米国人だ」と投稿し、決断を称賛した。

民主党の新候補は若返る。最有力と目されるハリス副大統領は59歳。年齢問題は民主党の足かせではなくなり、逆にトランプ氏を「高齢」と攻撃できる立場になる。

だが、民主党の今後の道程は平坦(へいたん)ではない。ハリス氏は現政権メンバーであり、国内で高まる物価高騰などの不満がバイデン氏と同様に向けられる可能性がある。米政治専門家は産経新聞の取材に、産業空洞化でラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる地域や接戦州の「知事の方が新たな候補として支持を広げやすい」と指摘した。

新候補は選挙資金の確保も重要な課題だ。無党派層への訴求に必要なテレビ広告や集会などには莫大(ばくだい)な資金が必要となる。CNNテレビによると、6月末時点で共和党側の資金1億160万ドル(約160億円)に対し、民主党側は7830万ドル(約123億円)。短期間での資金調達力が問われる。

投票日まで4カ月を切り、大統領選を左右する接戦州で選挙集会を開く回数も限られている。選挙戦で先行し、自身への銃撃事件を機に共和党の団結を図るトランプ氏に対抗するのは容易でない。

今回、バイデン氏への撤退圧力が高まった一因は、大統領選と同時に実施される上下両院選挙への悪影響だ。バイデン氏撤退後も、世論調査の結果が上向かなければ、歓迎ムードが一変し、党内の不協和音が強まる恐れがある。

7092OS5:2024/07/23(火) 17:02:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/f063485f0279b1bd089d9b80f562ef3110cefc95
米民主党、ハリス氏が大統領候補争い優勢 ペロシ氏ら有力者が相次ぎ支持
7/23(火) 10:06配信


産経新聞
4日、米ホワイトハウスで、ハリス副大統領(右)の手を持ち上げるバイデン大統領(AP)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選への出馬を辞退した民主党のバイデン大統領の後継を決める同党の候補指名争いで、バイデン氏が推すハリス副大統領(59)が支持を広げている。党重鎮のペロシ元下院議長や指名争いの対立候補と目された知事らがハリス氏支持を表明し、指名獲得に向け地盤を固めつつある。

ハリス氏は22日、東部デラウェア州にあるバイデン陣営の選挙本部を訪れ、自身の選挙本部として活動を本格化させた。スタッフらを前に党候補の指名獲得と、共和党候補のトランプ前大統領(78)の打倒を掲げた。

ハリス氏は、トランプ氏の過去の性的暴行疑惑を巡る民事訴訟で陪審員が法的責任を認めていると指摘。自身が検事だったことから、「トランプのようなタイプを知っている」と述べ、大統領としての資質を問う批判を展開した。

人工妊娠中絶に関し「トランプは機会があれば全ての州で禁止するだろうが、そんなことはさせない」と訴えた。

バイデン氏は電話で行事に参加し「トランプはいまだに米国にとって危険だ」と強調。「われわれは民主主義を救う必要がある」と訴え、ハリス氏への全面的な支援を表明した。

民主党内では、ペロシ氏が22日、自身のX(旧ツイッター)でハリス氏が「(大統領選を)勝利に導いてくれることを確信している」と支持を表明した。バイデン氏が撤退した場合の党候補として名前が取り沙汰されていたミシガン州のウィットマー知事(52)やペンシルベニア州のシャピロ知事(51)らもハリス氏を支持している。

民主党復党による立候補検討が報じられた無所属のマンチン上院議員(76)は22日、CBSテレビで立候補しない考えを明言した。

ハリス陣営は22日、バイデン氏の選挙戦撤退を表明後の約24時間で8100万ドル(約127億円)の資金を集めたと発表した。ハリス氏が党候補となった場合、11月の大統領選に向けて共に戦う副大統領候補選びへの感心も高まりつつある。

7093OS5:2024/07/23(火) 17:03:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/14bb949ed938c0cf07d183d4e009f64aa8a77edd
バイデン氏撤退、どうする民主党 候補者選び、宙に浮く3900人の票
7/22(月) 5:20配信


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毎日新聞
ホワイトハウスで三者会談に出席するハリス副大統領(左)とバイデン大統領=米首都ワシントンで2024年4月11日、AP

 11月の米大統領選に向け、民主党のジョー・バイデン大統領(81)が高齢不安などから撤退を決断した。民主党は、既に共和党の候補に指名されたドナルド・トランプ前大統領(78)との戦いに向け、代わりとなる候補への「差し替え」を急ぐ。

【写真まとめ】バイデン氏が推薦したハリス氏って?

 バイデン氏は後継候補にハリス副大統領を支持すると明らかにしたが、党内からは「徹底的な討論と熟慮のもとに選ぶ」(アリゾナ州のケイティ・ホッブス知事)よう求める声が出ている。

 民主党は2〜6月に予備選・党員集会を実施した。有力な対抗馬はおらず、そのほとんどでバイデン氏が勝利し、各州・地域に割り当てられた代議員らを積み上げた。AP通信によると、バイデン氏は約3900人いる代議員のほとんどを獲得。この代議員らはバイデン氏への投票を「誓約」しており、その投票によってバイデン氏が正式に党の候補に指名されるはずだった。

 ところが、バイデン氏が撤退したことで、こうした代議員らの投票先が宙に浮くことになる。この場合に代議員らがどう投票するかについては、民主党内で明確に定められた規則はない。

 一般的には、撤退した場合は代議員らは自分が選んだ別の候補に投票する自由があると解釈されている。ただし、代議員の選定にはバイデン氏の陣営も関与しているため、バイデン氏やその陣営の意向を全く無視した新たな候補は選ばれにくい。バイデン氏はハリス氏を支持すると明らかにした。

 ただ、いつ、どのような形で選ぶのかは、現時点では不透明だ。元々、民主党は8月19〜22日に中西部イリノイ州シカゴで開く党全国大会で代議員による投票を行い、党の候補指名をする予定だった。

 しかし、中西部オハイオ州が州法で候補指名の期限を8月7日と定めているため、民主党全国委員会(DNC)は5月、それに間に合わせるためにシカゴに集まる前にオンラインでバイデン氏を指名する方針を示していた。

 同州がその後、指名の期限を民主党大会後に変更したため、党大会前に候補指名をしなければならない理由はなくなった。バイデン氏に代わる候補者は、オンラインか党大会かなどの形式は現時点では不明だが、代議員が投票で決めるシナリオが有力だ。

 幅広い党支持層を引きつけ、無党派層にもアピールするためには、できるだけ透明性がある選考過程と投票による選出が出発点になる。

 最終的に党候補指名を獲得するためには、過半数の代議員の支持が必要だ。【ワシントン西田進一郎】

7094OS5:2024/07/23(火) 17:04:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8550bccf5b08d9b2d2eef2be852d8e3a5d78bef
「ガラスの天井」挑戦へ ハリス氏、実績に不安 副大統領候補に白人男性の観測・米大統領選
7/23(火) 0:03配信

時事通信
米ハワード大で講演に臨むハリス副大統領=2023年4月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】ハリス米副大統領は大統領候補の後継指名を受け、これまで誰も突き破ることができなかった「ガラスの天井」である「初の女性大統領」を目指す。

【写真特集】カマラ・ハリス米副大統領

 まずは民主党の候補指名を勝ち取る必要があるが、実績不足に加え、11月の大統領選まで時間は限られており、多難な前途が待ち受ける。

 「トランプ(前米大統領)を打ち負かすため、民主党と国を団結させることに全力を尽くす」。ハリス氏は21日、バイデン氏の撤退表明を受けて声明を出し、「打倒トランプ」を誓った。その後、民主党議員らの支持表明が相次ぎ、同日午後9時時点で約4670万ドル(約73億4000万円)の献金が集まったという。

 ハリス氏は前回大統領選で、民主党候補指名をバイデン氏と争い、人種問題を巡りバイデン氏の立場を厳しく追及。指名争いから脱落した後、バイデン氏の長男ボー氏(2015年に死去)と親交があった経緯から、初の女性副大統領に起用された。就任後は移民問題を任されたが、目立った実績を残せず、共和党からは不法移民の流入を許す「国境問題の権威」などとやゆされた。

 当面は8月下旬の民主党大会での候補指名獲得を通じ、自身の政策や国家観を広くアピールすることが重要になる。態度を明らかにしていないオバマ元大統領やペロシ元下院議長ら民主党重鎮の支持を取り付ける必要もある。

 大統領選を共に戦う副大統領候補選びも焦点だ。自身が黒人、女性、アジア系であることから、白人男性を選ぶとの観測が浮上しており、ノースカロライナ州のクーパー知事、ケンタッキー州のベシア知事、ペンシルベニア州のシャピロ知事らの名前が挙がる。

 一方、共和党のトランプ氏は「米国民にとってハリスはバイデンよりひどいだろう」と早速批判のボルテージを上げた。同党はハリス氏の移民政策に焦点を定め、攻撃を強めていく構えだ。

7095OS5:2024/07/23(火) 17:05:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb7f9af4a8411423ac674dcb5ac66070d3cf84e5
米民主党の大統領候補者選び 8月の党大会までの一本化が焦点
7/22(月) 19:45配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】民主党のバイデン米大統領の大統領選撤退表明を受け、同党は共和党候補のトランプ前大統領と戦う後継候補選出に向けた作業を進める。正式に候補が指名されるのは、8月19〜22日に中西部イリノイ州シカゴで開催する党全国大会。それまでに候補が一本化できるかが焦点だ。

バイデン氏が後継に指名したハリス副大統領が正式に大統領候補となるには、全米各地から選ばれた代議員約4700人の過半数の支持を得る必要がある。

AP通信によると、バイデン氏が予備選や党員集会の勝利を通じて、支持を得た代議員は3896人で、半数を大きく超える。ただ、党規則上、バイデン氏を支持した代議員がハリス氏を推す義務はない。ハリス氏はまず代議員の支持を取り付ける必要がある。

現在、ハリス氏の対抗馬となる可能性があるのは、5月に民主党を離党して無所属となった穏健派のジョー・マンチン上院議員(76)だ。米CNNテレビは21日、マンチン氏が復党し、指名レース参戦を検討していると報じたが、党内での支持基盤は脆弱(ぜいじゃく)で、ハリス氏の優勢は揺るがないとみられている。

だが、党全国大会までに指名候補を一本化できなかった場合、「オープン・コンベンション(開かれた党大会)」と呼ばれる形式に移行する。特定の候補が過半数を得るまで代議員が議論し投票を続ける仕組みで、議事が混乱すれば、党内の不一致が顕在化することとなる。

7096OS5:2024/07/23(火) 18:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce24abd300012463091343582a599eee7fe44ad9
ハリス氏指名確実で、次の焦点は副大統領候補選びに…キーポイントは「白人男性」と「激戦州」
7/23(火) 17:37配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】ハリス米副大統領が民主党の大統領候補指名を確実にしたことを受け、米世論の関心は「ランニングメート(伴走者)」と呼ばれる副大統領候補の人選に移った。黒人、女性初の副大統領であるハリス氏の支持層を補完するためにも、白人男性の中からの選任が有力視されている。

米ホワイトハウスでのイベントに出席するハリス氏(左)とバイデン氏(5月9日)=AP

 ハリス氏は22日にバイデン氏の選挙事務所を訪問し、伴走者から「主役」への交代を宣言したが、副大統領候補には言及しなかった。候補に求める条件なども明かしていない。

 副大統領候補は8月18日開幕の民主党大会で、大統領候補とともに正式指名される。それに先立ち、8月上旬のオンライン投票で選ばれる可能性がある。半年近くかけてトランプ前大統領が候補者を共和党の選び方と異なり、時間は極めて限られている。

 AP通信は22日、候補に浮上している4人の名前を挙げた。ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事、ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事、マーク・ケリー上院議員(アリゾナ州)、ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事だ。

 いずれも白人男性で、うち3人は知事としての行政経験がある。政治経験が2年弱と浅い共和党副大統領候補のJ・D・バンス上院議員との差別化を図る狙いもあるとみられる。

 もう一つ重要な要素が、大統領選の勝敗を左右する七つの激戦州への影響だ。4人のうちベシア氏以外は、激戦州から選出されている。

 ベシア氏は共和党が地盤とするケンタッキー州で当選を重ねたのが強みで、22日には前日にハリス氏から電話を受けたことを明かし、「助言を与えられる信頼関係を築いている」とアピールした。資金力のあるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事や、メリーランド州初の黒人知事ウェス・ムーア氏を推す声もあるが、激戦州でないことがネックだ。

 一時、大統領候補に推されたミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は同じ女性で、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は同じ州出身と特徴が重なる。2人は副大統領レースは回避し、2028年の次回大統領選を目指すとみられている。

7097OS5:2024/07/23(火) 18:59:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e482ad7699228cb9ad3eec29f3ff1444488d1d8
バイデン氏撤退 リベラル派メディアは決断を評価、保守派は酷評
7/22(月) 18:30配信
毎日新聞
米ホワイトハウスで演説するジョー・バイデン大統領(右)。左はカマラ・ハリス副大統領=2024年7月14日、ロイター

 米民主党のジョー・バイデン大統領(81)の大統領選撤退表明を受けて、米メディアは相次いで速報した。リベラル系では、高齢不安を抱えて党内で撤退圧力が高まっていた中でのバイデン氏の決断を評価する論調が目立った。一方、保守系は、民主党には国を率いる力がないと批判を強めている。

【写真でみる】バイデン氏推薦のハリス氏

 リベラル派の有力紙であるニューヨーク・タイムズ(電子版)は、社説で「勇気ある選択をした」と評価した。同紙は、バイデン氏とトランプ氏の戦いだった前回2020年大統領選ではバイデン氏を支持していた。しかし、バイデン氏が精彩を欠いた6月下旬のテレビ討論会以降、選挙戦から撤退するよう社説で提言。民主党内の「バイデン降ろし」の勢いを加速させた。

 同紙は、今回の決断を政治家としてふさわしい幕引きだったとした上で、バイデン氏は大統領として国に尽くしてきたとたたえた。選挙戦にとどまっていれば共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が返り咲く可能性を高めていたと指摘し、「バイデン氏はトランプ氏が決してしないことをした。プライドや野心より国益を優先した」と強調した。

 バイデン氏は21日、選挙戦からの撤退と同時に、後任の候補としてカマラ・ハリス副大統領(59)を推薦した。

 主要紙ワシントン・ポスト(電子版)は社説で、この推薦について、ハリス氏は8月の民主党大会で候補指名を受ける「最有力候補」だが「党は開かれたプロセスを受け入れるべきだ」と提言。予備選をする必要はないが、有力候補同士の討論会は実施可能だと訴え、ハリス氏が「唯一の選択肢ではない」とも主張した。

 ポスト紙はさらに、バイデン氏に対し、いま重要なのは次期大統領のため「国を可能な限り最良な状態にすることだ」と注文を付けた。選挙戦の重荷から解放されたバイデン氏は、パレスチナ自治区ガザ地区で続くイスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘や、米国のインフレ問題などの解決に力を注ぐことができると呼びかけた。

 一方、本選が迫る時期の撤退表明について、保守系のFOXニュースは、もはや一般の有権者は民主党の大統領選指名候補者を選ぶことができないと批判的に論評した。選択の機会があるのは党大会に招集される代議員など「数千人のエリートたちだ」と指摘し、「これは建国の父たちが築き上げた民主国家にふさわしいプロセスではない」とした。

 「年老いた無能な大統領が(後任として)支持したのは、無能な副大統領だ」とも酷評。ハリス氏の資質を疑問視し、民主党には「偉大な米国を率いる人物は誰一人いない」と厳しい言葉を並べた。【ニューヨーク中村聡也】

7098OS5:2024/07/24(水) 07:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8cea474059ca28faa19f7acd0dba9f53b43cb19
米仏軍が撤収、露が勢力圏に取り込み 西アフリカのニジェール、マリ、ブルキナファソ
7/23(火) 19:10配信

産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】西アフリカのニジェール、マリ、ブルキナファソの3カ国で、それぞれクーデターで権力奪取した軍事政権が連携を強めている。7月6日に「首脳会談」を開き、協力関係をアピール。旧宗主国フランスや米国の駐留軍を追放し、ロシアとの関係を深めている。グローバルサウス(南半球を中心とした新興・途上国)で欧米主導の国際秩序が揺らいでいる実態を象徴している。

3カ国の軍政トップ3人が6日、ニジェールの首都ニアメーで、「サヘル諸国同盟(AES)」の第1回首脳会談と称する会合を開き、連邦創設条約に調印した。サヘルとはサハラ砂漠南縁部をさす。

ロイター通信によると、ニジェール軍政トップのチアニ将軍は、会合の開催は「国家主権を取り戻すという私たちの共通の意思の成果だ」と強調した。

親欧米のバスム大統領をクーデターで追放してから7月26日で1年になる。

■クーデター相次ぐ

3カ国では2020年から23年にかけてクーデターが相次いだ。露民間軍事会社「ワグネル」が偽情報を拡散させ、反仏感情を拡散したとも指摘される。ソ連崩壊で国力が落ち、アフリカの親露諸国との関係が衰えたロシアは近年、関係構築を積極的に進めている。

3人は会合で、地域の経済交流や協調を進める「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」からの脱退を確認。共通の投資銀行や安定化基金を設け、鉱物やエネルギーなど戦略的資源の備蓄でも協力する。

経済面で対露協力を強めるとの見方もある。英誌エコノミスト(電子版)によると、ニジェールは原子力発電所で使われるウランの世界屈指の生産国で、欧州のウラン需要の25%を供給していた。しかし、6月には仏国営企業の採掘権を取り消しており、露国営企業に権利を与えることが懸念されているという。

■軍事面でも対露傾斜が鮮明

軍事面でも対露傾斜は鮮明だ。ニアメーの空港近くにある空軍基地では7月7日、軍政の求めに応じて駐留米軍が撤収を完了した。基地は露軍が軍事教練のために使用するという。

米軍はニジェール中部アガデス近郊の空軍基地も使用し、無人機でサヘル地域のイスラム過激派を監視してきたが、8月には撤収に追い込まれる公算だ。3カ国に駐留してきた仏軍は23年までに撤収している。

サヘル地域ではスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカーイダ系の組織が勢力を広げており、米仏の撤収で野放しになることが懸念されている。エコノミストは前出の記事で、イスラム過激派関連の事件で昨年は1万1000人以上が死亡したとし、「サヘルはいまや世界におけるテロ攻撃の中心地だ」と評した。

7099OS5:2024/07/24(水) 09:52:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/84bfd5f6e71900f82d89508f420eec24c3f823d8
ハリス氏、中絶・年齢前面に 米大統領選、異なる戦い方
7/24(水) 7:08配信

時事通信
ハリス米副大統領=22日、東部デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向け、民主党の候補指名を確実にしたハリス副大統領(59)は、人工妊娠中絶の権利や自身の年齢を前面に押し出す姿勢を打ち出した。


 共和党のトランプ前大統領(78)に対し、撤退を表明したバイデン大統領(81)とは異なる戦い方で挑む。

 「政府が女性に自分の身体をどうするかを指図すべきではない」。ハリス氏はバイデン氏から後継指名を受けた最初の選挙演説で、こう力強く訴えた。

 カトリック教徒だったバイデン氏はこれまで女性の中絶の権利擁護を訴えてきたものの、説得力に欠けるきらいがあった。バイデン政権で中絶問題に熱心に取り組んできたのもハリス氏だった。

 ハリス氏は「連邦議会が中絶の自由を回復する法案を可決すれば、私は大統領としてそれに署名する」とも表明。中絶の憲法上の権利を否定した2022年の連邦最高裁判決以降、女性の関心が特に高いこのテーマを選挙戦の主要な争点に持ち込む構えだ。

 また、これまで民主党のアキレス腱(けん)だった候補者の年齢も、一転して強みとなった。ハリス氏は22日の演説で、トランプ氏を過去志向、自らを未来志向と位置付け、対比の構図を作り出した。

 バイデン氏は老化が目立ち、トランプ氏からやゆされてきた。しかし、トランプ氏も共和党の指名を争ったヘイリー元国連大使を民主党のペロシ元下院議長と混同するなど、言い間違いを繰り返してきた経緯がある。ハリス氏はトランプ氏より19歳若く、攻守が逆転した格好だ。

7100OS5:2024/07/24(水) 09:53:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/56350b200802e3e1ec66bb1e657cd65e8e448de4
抵抗の果て、無念の退場 気力そいだ盟友離反 「勝利の道なし」現実に直面・バイデン氏〔深層探訪〕
7/24(水) 7:00配信

時事通信
米大統領への就任宣誓を行うバイデン氏(左)とジル夫人=2021年1月、ワシントン(AFP時事)

 バイデン米大統領(81)が大統領選から撤退した。6月の大統領候補テレビ討論会で失態を演じてからわずか3週間余り。民主党内の「バイデン降ろし」の勢いはすさまじく、信じてきた盟友たちの「裏切り」と相次ぐリークが、戦い続けようとするバイデン氏の心をさいなんだ。最後は狭まる包囲網と、トランプ前大統領(78)を倒せないという厳しい現実の前に屈した。

【写真】米大統領専用機を降りるバイデン大統領

 ◇信じ続けた草の根支援
 小さくかすれた声。要領を得ない回答。6月27日の討論会でバイデン氏の弱々しい姿が全国放送されると、民主党は瞬時にパニックに陥った。「バイデンでは勝てない」。陰に陽に撤退を求める議員や大口献金者が日ごとに増えた。

 「決心が弱まればトランプを利するだけだ」。バイデン氏は7月8日、ぐらつく党を一喝した。激戦州での演説やメディアのインタビュー、単独記者会見など表に出る機会を増やし、認知能力や体力に問題がないと懸命に示そうとした。自分を引きずり降ろそうとしているのは「党エリート」で、草の根の支援は自らの側にあると信じていた。

 バイデン氏が頑として抵抗した背景には、出馬断念を余儀なくされた2016年大統領選の屈辱がある。副大統領として仕えたオバマ元大統領は、クリントン元国務長官の支持に回った。

 しかし、クリントン氏はトランプ氏に敗北。その後、バイデン氏はトランプ氏を破り、22年中間選挙でも事前の予想を上回る結果を残したことで、「自分は間違っていない」との思いを強めた。

 ◇深まる孤独
 だが、逆風はやまない。党重鎮で長年バイデン氏を支えたペロシ元下院議長はテレビで「決断」を迫り、撤退運動の急先鋒(せんぽう)となる。匿名の「周辺」や「陣営幹部」が「撤退は近い」と語ったとする報道も相次ぎ、外堀を埋めていく。状況を制御できなくなったバイデン氏の怒りと疑心暗鬼は深まり、本音を知るのは数人の側近と家族だけになっていた。

 共和党は15〜18日の全国大会で、暗殺未遂に遭ったトランプ氏の下、結束を固めていた。有権者の目がトランプ政権2期目の危険に向けば、挽回の機会はやってくる―。そう期待した折、17日に新型コロナウイルス感染が判明。公の場でトランプ氏を批判することもかなわなくなった。

 この頃、内々の世論調査ではトランプ氏のリードが拡大し、「勝利の道は、ほぼ残されていない状態」(CNNテレビ)になっていたという。支援者は献金を凍結し、選挙資金も先細りしつつあった。

 20日午後、バイデン氏は一握りの最側近を東部デラウェア州リホボスの別荘に呼んだ。「そばにいてほしい」。ジル夫人に寄り添われ、夜にかけて撤退を世に知らせる声明を準備した。

 翌日、バイデン氏はハリス副大統領(59)に電話し、決断を伝達。午後1時45分に陣営幹部とテレビ会議を開いた直後、情報漏えいの恐れのないX(旧ツイッター)への投稿という形で、自らの手で再選に向けた戦いの幕を下ろした。(ワシントン時事)

7101OS5:2024/07/24(水) 09:55:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5226f53b24288659efa96fcf7eefb4acbb41cd7f
米大統領警護隊トップが引責辞任 トランプ氏銃撃事件防げず
7/24(水) 1:03配信


毎日新聞
下院監視・説明責任委員会の公聴会に出席した大統領警護隊のキンバリー・チートル長官=2024年7月22日、ロイター

 米共和党のトランプ前大統領が13日の選挙演説中に銃撃された事件で、大統領警護隊(シークレットサービス)のキンバリー・チートル長官が23日、辞任した。銃撃を防ぐことができなかった責任を取った。バイデン大統領は新たな長官を近く任命する考えを示した。

 米メディアによると、チートル氏は職員に宛てた文書で、最も重要な任務である国の指導者を守るという「使命を果たせなかった」とし、事件を踏まえて辞任するという難しい決断を下したと説明したという。

 辞任を受け、マヨルカス国土安全保障長官は警護隊の長官代行にロナルド・ロウ副長官を指名したと発表。バイデン氏は声明で、チートル氏のこれまでの功績に謝意を示したうえで、「近いうちに新たな長官を任命する」と述べた。

 チートル氏は22日に下院監視・説明責任委員会の公聴会に出席した。銃撃事件を阻止できなかったことについて、過去数十年間で「最も重大な失敗」と述べて、当日の警備態勢の不備を認めた。ただ、共和・民主両党の議員らからの辞任要求に対しては「現時点で警護隊を率いるのに最適な人物は私だ」とし、この時点では拒否していた。

 同委のジェームズ・コマー委員長は23日の声明で、チートル氏の辞任を「説明責任を果たすための第一歩だ」と指摘し、警護隊に対する監視を継続すると表明した。下院は、共和党のジョンソン議長と民主党のジェフリーズ院内総務が超党派のタスクフォースを設立すると発表しており、警備態勢に関する本格的な調査を進める構えだ。

 事件は13日午後、東部ペンシルベニア州バトラーで発生。トーマス・クルックス容疑者(20)が演説台から約120〜130メートル離れた会場外の建物の屋上から半自動小銃でトランプ氏を狙撃したとみられている。トランプ氏は右耳を負傷した。クルックス容疑者は現場で射殺されたが、警備態勢の不備を批判する声が高まっている。【ワシントン西田進一郎】

7102OS5:2024/07/24(水) 09:56:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8ac6625cf8b20683ea13f53e04a955edf9675c1
ハリス氏で後継スピード決着、きっかけは重鎮・ペロシ元下院議長の「熱烈な支持」表明
7/24(水) 0:26配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】米民主党の次期大統領候補選びが、カマラ・ハリス副大統領でスピード決着する見通しとなったのは、党内有力者の支持が集まったことが大きい。「ランニングメート(伴走者)」として撤退したバイデン大統領と共に活動してきただけに、資金面でも圧倒的な強みがあった。

【図表】ハリス氏への支持を表明した民主党の主な有力者

米ホワイトハウスでハリス副大統領(右から2人目)の手を掲げるバイデン大統領(同3人目)(4日)=AP

 バイデン氏が後継指名したハリス氏に、党所属議員が雪崩を打つきっかけを作ったのは重鎮のナンシー・ペロシ元下院議長(84)だった。

 バイデン氏に撤退を促したとされるペロシ氏は22日昼過ぎに声明を出し、「ハリス氏への私の熱烈な支持は公式なもので、個人的かつ政治的なものだ」と表明した。212人の同党下院議員は22日夜までに、187人(米紙ワシントン・ポストまとめ)がハリス氏の推薦に回った。

 代わりの候補として一時名前が挙がっていたカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事らを含め23人の民主党知事全員もハリス氏を支持した。

 資金面を考慮しても民主党にとってハリス氏以外の選択肢は事実上なかった。連邦選挙委員会への団体の届け出も、名称変更だけで済ませた。

 円滑な移行は、バイデン氏の伴走者として共に選挙活動を行ってきたからこそだ。6月時点で約9600万ドル(約150億円)あったバイデン氏の選挙資金の大半は、ハリス氏であれば引き継ぐことが可能となる。

 バイデン氏の撤退後には資金集めも勢いづいている。ハリス氏陣営は22日、24時間で8100万ドル(約127億円)を集めたと発表した。陣営は「大統領選史上、最大の24時間の額だ」とアピールした。

 共和党の副大統領候補に指名されたJ・D・バンス上院議員は22日の演説で「民主党内の有権者の代わりに、オバマ(元大統領)、ペロシが決定を下してハリスを選出しようとしている」と批判した。

7103OS5:2024/07/24(水) 10:46:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cb926ad46049d40761ac52437bb3b02a509a7f5
「子のない惨めな変わり者」 共和・バンス氏の過去の暴言が拡散
7/24(水) 10:22配信

毎日新聞
米共和党の副大統領候補のバンス上院議員=東部バージニア州で7月22日、AP   

 11月の米大統領選へ向けて共和党の副大統領候補に指名されたJ・D・バンス上院議員(39)の過去の発言が波紋を呼んでいる。バンス氏が、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)らを「子どもがいない惨めな変わり者」と呼び、米国に「直接利害関係がない人々」と語る過去のインタビュー映像がソーシャルメディアで拡散し、大きな批判を招いている。

【写真でみる】バイデン氏推薦のハリス氏

 民主党の大統領候補選出が確実視されるハリス氏は、夫で弁護士のダグラス・エムホフ氏の連れ子2人の継母だ。子どもたちからは親しみを込めて「ママラ」と呼ばれているという。

 バンス氏の発言は、2021年に保守系FOXニュースで右派ジャーナリストのタッカー・カールソン氏の番組に出演した際のもの。ハリス氏のほか、同性愛者と公表しているピート・ブティジェッジ運輸長官や、急進左派のアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員を名指しして「民主党の未来は子どもがいない人々に支配されている」と言及。「私たちの国を、直接利害関係がない人々に委ねることに、どのような意味があるのか」と続けた。

 今月22日にX(ツイッター)に投稿されたインタビューの映像は、1日で2150万回以上視聴された。

 AP通信によると、ハリス氏の陣営は「この国の将来にはすべての米国人が利害関係を持つ」と反論し、「醜悪な個人攻撃」だとした。16年の民主党大統領候補だったヒラリー・クリントン元国務長官は、Xの投稿で「(バンス氏は)なんて普通で親近感を持てる男性なんだ」と痛烈に皮肉った。

 バンス氏は、大統領選の争点の一つである人工妊娠中絶を巡り、コンビを組む共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領よりも強硬に反対の姿勢とみられる。一方のハリス氏は、トランプ氏の過去の性加害を認めた民事裁判などに触れ、共和党が政権を奪取すれば、生殖の自由や女性の権利を後退させるとして批判を強めている。【ニューヨーク八田浩輔】

7104OS5:2024/07/24(水) 23:46:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/89fe8485b3c27b6c90a38a5659e62f49915b17cd
ハリス氏の大統領選での発言を注視 政府、インド太平洋重視は「変わらず」の見方
7/24(水) 22:13配信
産経新聞
ハリス副大統領(AP)

米大統領選の民主党候補にハリス副大統領が指名される見通しとなったが、政府関係者はハリス氏がバイデン政権の外交路線を踏襲するとの見方を示す。インド太平洋地域を重視する米政権の方針が「大きく変わることはない」(外務省幹部)として、引き続き日米関係強化を進める立場だ。ただ、ハリス氏がトランプ前大統領と争う選挙戦で、どのような主張を発信するか注視している。

岸田文雄首相はハリス氏と複数回、会談している。4月に国賓待遇で訪米した際、ハリス氏ら主催の昼食会に出席。昨年9月にはジャカルタでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議に合わせ、ハリス氏とフィリピンのマルコス大統領と懇談。中国を念頭に「力による一方的な現状変更の試み」に連携対処することで一致した。

大統領選の決着まで3カ月以上を残す中、岸田首相らと親交を深めたハリス氏と「わざわざ関係づくりを進めることはしない」(外務省幹部)といった落ち着いた受け止めが政府内で大勢だ。一方、ハリス氏は中東情勢でパレスチナ寄りの姿勢を示したことがあるなど対外政策に不透明感もあり、選挙戦での今後の発言を見定めていく展開となりそうだ。(原川貴郎)

7105OS5:2024/07/25(木) 07:17:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/c519915b4714c44f85e7187bce5f3e7490da7392
民主副大統領候補、2氏有力か 元宇宙飛行士と激戦州知事 米報道
7/25(木) 7:05配信

時事通信
ケリー米上院議員=4月13日、アリゾナ州フェニックス(AFP時事)

 【ワシントン時事】ハリス米副大統領(59)がバイデン大統領の後継者として民主党の候補指名に道筋を付けたことを受け、ハリス氏の伴走者となる副大統領候補の人選が本格化している。

 ABCテレビは23日、西部アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)と東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)の2人が現時点で有力視されていると報じた。

 ハリス氏は民主党の牙城である西部カリフォルニア州出身で、黒人、アジア系、女性という属性を持つ。これを補う形で、副大統領候補には白人男性で、11月の大統領選の激戦州選出もしくは超党派の合意形成に取り組んだ経験が豊富な人物を選び、バランスを取るとみられている。

 ケリー氏は元宇宙飛行士、海軍出身などの経歴が評価される半面、行政経験の少なさが指摘される。検事出身でユダヤ教徒のシャピロ氏は、激戦州の中でも最も重要なペンシルベニアで人気が高いのが最大の強みだが、全国的な知名度は低い。

 アリゾナ、ペンシルベニアは大統領選で接戦が予想される重要州。両氏は共に2022年中間選挙で共和党「トランプ派」の対立候補を破った実績がある。

 2氏のほか、行政手腕に定評のある南部ノースカロライナ州のクーパー知事(67)や、若くして共和党地盤の南部ケンタッキー州を制したベシア知事(46)も候補に挙がっている。

 民主党全国委員会は8月1〜7日の間に代議員によるオンライン投票を行い大統領候補を決定する。副大統領候補もこの期間に選出される可能性が高い。

7106OS5:2024/07/26(金) 11:26:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/7886dab5e46428148e6d13d521f2ff50885fcdf0
米メディアは接戦州の知事や議員に注目 ハリス氏の副大統領候補
7/26(金) 11:13配信

産経新聞
ハリス米副大統領=25日、ワシントン(AP)

【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で民主党候補に指名される見通しのハリス副大統領(59)は副大統領候補の人選に入った。米メディアは大統領選の行方を左右する接戦州の知事や議員らの名を挙げている。共和党のトランプ前大統領(78)はオハイオ州選出のバンス上院議員(39)を副大統領候補とし、接戦州で票の掘り起こしを始めている。

ハリス氏は、大統領選で民主党候補が連勝している西部カリフォルニア州の出身。主要政党で初の黒人・アジア系女性の大統領候補となることから、接戦州の白人男性らの名が取り沙汰されている。

ABCテレビは、ともに接戦州の東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)と西部アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)が有力視されていると報じている。

シャピロ氏はペンシルベニアで高い支持率を維持している。同州は、ハリス氏が引き継ぐバイデン氏の選挙本部が接戦州の中で重視してきた地域で、票の上積みが期待できる。ケリー氏は海軍出身で元宇宙飛行士という異色の経歴を持ち、銃規制の強化を掲げる。郊外の白人女性やヒスパニック(中南米)系の若者らに支持を広げている。

米紙ニューヨーク・タイムズはこのほか、接戦州のノースカロライナ州で行政手腕に定評のあるクーパー知事(67)や、共和党が強い南部ケンタッキー州で選挙に勝利したビシア知事(46)、資金力のある中西部イリノイ州のプリツカー知事(59)の名をあげる。ただ、こうした知事や議員の全国的な知名度は高いとはいえない。

トランプ氏の副大統領候補のバンス氏は、産業空洞化のためラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる地域の一角、中西部オハイオ州の労働者階層の出身。ラストベルトに位置する接戦州などで物価高や失業にあえぐ人々の支持を広げる戦略だ。

ハリス氏にとって接戦州の議員や知事を起用することは、トランプ陣営への強力な対抗手段となる。

7107OS5:2024/07/26(金) 17:21:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/84b989d756bbff5241618c244edd388499386286
オバマ氏の後継狙ったが見放され…バイデン氏、9年前の「後悔」と「怒り」がもたらした続投への執着
7/24(水) 5:00配信


読売新聞オンライン
[バイデン撤退]<上>
 「民主党と国を団結させて、この選挙に勝つために全力を尽くす」

【写真】米ロサンゼルスで開かれた資産集めのイベントに参加したバイデン氏とオバマ氏

テキサス州オースティンで、大統領選について意見を交わす民主党地方組織のメンバーら(17日)=池田慶太撮影

 米民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)は22日、訪問したデラウェア州の選挙事務所でこう誓った。建物は前日までジョー・バイデン大統領(81)の再選に向けた運動の中枢となる事務所だったが、バイデン氏の撤退表明を受けて衣替えが進み、看板は「Harris for President(ハリスを大統領に)」に差し替わった。

 党内抗争の末に再選を断念したバイデン氏は、吹っ切れたかのようにハリス氏への「禅譲」に動いている。撤退表明翌日の22日にはスタッフらとの会合に電話で参加し、「私はどこにも行かない」と3回繰り返し、ハリス氏以外は支援しない決意を示した。スタッフの大半はハリス陣営に残留が決まった。

 ハリス氏が事務所で行った演説で「私たちにとってジョーとジル(夫人)は家族のようだ」と語ると、バイデン氏が電話越しに「お互いに」と割り込み、「いつも見守っている」と優しく声をかける場面もあった。

 バイデン氏は2020年大統領選に出馬した際、次世代への「架け橋」になると誓った。その言葉通り、遅ればせながらバトンをハリス氏に手渡した。

 バイデン氏撤退の裏側と構図が一変した米大統領選の動向を報告する。

7108OS5:2024/07/28(日) 15:31:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/785cb0fb2ccdf879803f9568d2512e389958ec12
「対ハリス」戦略転換に苦慮 差別の衝動、失言を警戒 米共和党
7/28(日) 7:03配信


時事通信
選挙集会で演説するトランプ前米大統領=24日、南部ノースカロライナ州シャーロット(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選の民主党候補がバイデン大統領からハリス副大統領に差し替わる方向となったことで、バイデン氏への高齢批判一本やりだった共和党は、戦略の転換に苦慮している。



 党内では黒人女性のハリス氏に差別的な発言も飛び出し、幹部は選挙戦へのダメージに神経をとがらせる。

 「フェイクニュースは1カ月前に『無能』と呼んでいたカマラ(ハリス氏)を救世主のように報じている」。トランプ氏は24日、激戦州ノースカロライナ州の選挙集会でいら立ちをにじませた。

 トランプ氏が銃撃されて奇跡的に難を逃れ、「強い指導者」像を印象付けてからわずか2週間。現職大統領の再選断念と、米史上初の女性大統領誕生の可能性という新たな展開は、瞬く間に国民の注目を奪った。トランプ氏周辺は米紙に「こういう時、彼は自滅的な方法でニュースサイクルに入り込もうとする」と語り、同氏の失言への懸念を漏らした。

 ハリス氏は若者や黒人有権者の間で人気が高く、最新の世論調査ではトランプ氏との支持率の差をバイデン氏より縮めた。新たな脅威に、共和党の一部議員は「(職場の多様性・公平性・包括性を意味する)『DEI枠』で雇われた」などとやゆ。ジョンソン下院議長が「人格ではなく政策に焦点を」と差別的発言を控えるよう党議員団に注意する事態となった。

 共和党はこれまでのところ、移民の急増や記録的インフレに関し、政権ナンバー2のハリス氏の責任を追及している。ただ、「攻め手を定めるのに苦労している」(米メディア)のが実態で、トランプ氏陣営は9月10日に予定していた候補者テレビ討論会の調整を先送りした。

7109OS5:2024/07/28(日) 16:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd7a2f6bf45fc790dbb7d82a51ed2b105204aa97
イスラエル首相訪米 ハリス氏との隔たりが浮き彫りに 国会休会、停戦回避に全力か
7/27(土) 18:26配信


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産経新聞
イスラエルのネタニヤフ首相は26日、トランプ前米大統領との会談で親密な関係を確認し、パレスチナ自治区ガザへの攻撃に公然と懸念を示したハリス副大統領との違いが浮き彫りになった。ネタニヤフ氏はハリス氏の求めるイスラム原理主義組織ハマスとの停戦には後ろ向きとされ、11月の米大統領選本選まで戦闘を続ける思惑もうかがえる。

ネタニヤフ氏は26日、ハマスとの停戦について仲介役の米国やカタールなどと協議するため、近く代表団をローマに派遣するとした。ただ、協議の成否については「時が明らかにする」と述べて言葉を濁した。

イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)は政府高官の話として、代表団の派遣は協議の進展を内外に印象付けるための「偽装」に過ぎないと伝えた。ネタニヤフ氏は訪米中こそ柔軟な姿勢も見せたが、本音は戦闘継続だとの観測が絶えない。

イスラエルではネタニヤフ政権の戦闘指揮が妥当か否かを争点に、早期に国会選を実施すべきだという声が多い。しかし、ハマスによる奇襲を許して支持が低迷するネタニヤフ氏は、選挙となれば首相の座はおろか政治生命さえ絶たれかねないのが実情だ。

そして、事態は選挙を回避したいネタニヤフ氏に有利に傾きつつある。イスラエル国会は7月末から10月末まで休会するため、野党などによる政権の打倒が難しくなる上、首相や内閣の裁量で対処できる事案が増えるからだ。

ネタニヤフ氏がこの期間を利用して、「ハマスの残存勢力が存在する限り、イスラエルの治安は安定しない」などと国民に訴え、戦闘継続の環境整備を進めることも想定される。

ネタニヤフ連立政権に加わる極右政党のスモトリッチ財務相は26日、「ハマスに(組織の)立て直しを許し、拘束された人質を見捨てる。そんな罠(わな)にかかるわけにはいかない」と述べ、ハリス氏が求めた停戦を拒否する姿勢を鮮明にした。ネタニヤフ氏は極右との連携を強化し、停戦協議の結論を先延ばしする可能性がある。

ハリス氏はネタニヤフ氏が強く反対してきた、パレスチナ独立国家の樹立による「2国家解決」を支持する意向も示した。ネタニヤフ氏は今回の訪米をへて、11月の米大統領選でのトランプ氏の勝利を一層強く願っているに違いない。(カイロ 佐藤貴生)

7110OS5:2024/07/28(日) 21:58:08
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024072700294&g=int100日間の短期決戦 「ハリス対トランプ」で再始動―米大統領選、接戦
時事通信 外信部2024年07月28日07時01分配信
【図解】米大統領選 激戦7州
【図解】米大統領選 激戦7州

ハリス米副大統領=25日、ワシントン(EPA時事)
トランプ前米大統領=24日、南部ノースカロライナ州シャーロット(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)が11月の大統領選から撤退を表明して28日で1週間。民主党は後継にハリス副大統領(59)を指名する方向で結束し、ハリス氏は早くも選挙活動を本格化させた。暗殺未遂事件から間もない共和党のトランプ前大統領(78)は対ハリス氏へ態勢立て直しを急ぐ。大統領選の構図は一変し、両陣営は100日間の短期決戦に突入した。

「対ハリス」戦略転換に苦慮 差別の衝動、失言を警戒―米共和党

 「私たちは未来のために戦う」。23日、中西部ウィスコンシン州で遊説を開始したハリス氏は、黒人女性歌手ビヨンセさんの曲「フリーダム」(自由)が流れる中で登壇。トランプ氏が「米国を暗い過去に戻そうとしている」と対比を強調した。

 ハリス氏は現職撤退の衝撃も冷めやらぬ22日、電光石火の勢いで党候補の指名に必要な過半数の代議員の支持を獲得。後継に推薦されてから24時間で8100万ドル(約125億円)の献金を集めた。寄付者の6割は今回の大統領選で初めての献金といい、ハリス氏は「老々対決」で停滞していた選挙戦に新たな熱狂を生んでいる。

 一方、政治専門紙ヒルの集計によると、13日の銃撃後、トランプ氏の好感度は事件前の41.8%から44.9%に上昇した。24日の演説では、ハリス氏を「史上最も無能な極左」「不法移民の流入を許した」と徹底批判。新たな対決相手に照準を切り替えつつある。

 バイデン氏の撤退表明後に実施された六つの主要な世論調査のうち、トランプ氏は四つ、ハリス氏は二つで全米支持率でリードした。ただ、ほとんどが1〜3ポイント差にとどまり、レースは接戦との見方が強い。

 主戦場にも変化が出そうだ。バイデン氏陣営は7月、「激戦州」を伝統的地盤のペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの東・中西部3州に絞り込んだが、ハリス氏陣営はこれを再び7州に拡大。同氏が黒人やヒスパニック系など人種的少数派に人気があることから、こうした層がより影響力を持つジョージア、ノースカロライナ、アリゾナ、ネバダの南・西部4州を加えた。

 ハリス氏は8月1日にも党候補に選ばれ、7日までに副大統領候補を指名する見通し。19〜22日の党大会で独自の政策や国家観を示すかが注目される。

7111OS5:2024/07/29(月) 10:50:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17f16016fccff0918d95e684914f4898035b981
ハリス氏の立候補表明から1週間、草の根支援で307億円の献金…支持率でもトランプ氏を猛追
7/29(月) 10:29配信


読売新聞オンライン
ハリス氏=AP

 【ワシントン=池田慶太】11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得が確実なカマラ・ハリス副大統領(59)の陣営は28日、立候補を表明した21日から1週間足らずで2億ドル(約307億円)の献金が集まったと発表した。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)を追うハリス氏が勢いづいている。

 ハリス氏の陣営によると、献金全体の66%は初めての献金者からだった。選挙活動の支援で17万人以上が新たにボランティア登録したという。陣営の広報担当は「前例のない草の根の支援だ」と強調した。

 ハリス氏は、バイデン大統領の選挙戦撤退に伴う出馬表明後、オバマ元大統領夫妻ら有力者の支持を取り付け、党内の支持をほぼ固めた。対抗馬はなく、代議員による8月1日のオンライン指名投票で正式に党候補になる見通しだ。

 米ABCと民間調査会社イプソスが28日に発表した世論調査では、民主党員の86%がハリス氏に「熱狂している」と回答し、共和党員がトランプ氏に熱狂的と答えた82%を上回った。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた平均支持率によると、ハリス氏はトランプ氏を1・7ポイント差で追う。バイデン氏撤退前の約3ポイント差から縮めた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「トランプ氏のリードを消し去った」と指摘し、互角の戦いと評価している。

7112OS5:2024/07/30(火) 10:04:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2788de41b9a8804e9a14c42d979e4201e075c69
ハリス氏の副大統領候補絞り込み、ミシガン州知事ら外れる
7/30(火) 9:52配信

ロイター
7月29日、米民主党の大統領候補に指名される見通しのハリス副大統領が進める副大統領候補選びから、ノースカロライナ州のクーパー知事(写真)とミシガン州のウィットマー知事が外れたことが明らかになった。ノースカロライナ州ローリーで6月撮影(2024年 ロイター/Elizabeth Frantz)/File Photo

Jarrett Renshaw Stephanie Kelly

[29日 ロイター] - 米民主党の大統領候補に指名される見通しのハリス副大統領が進める副大統領候補選びから、ノースカロライナ州のクーパー知事とミシガン州のウィットマー知事が外れたことが29日明らかになった。

クーパー氏の関係者によると、同氏は副大統領候補選びから身を引いた。理由は不明。

また、ウィットマー氏はCBSの番組で、候補者選考プロセスに参加していないと発言。「2026年末の任期満了まで知事にとどまるつもりだとミシガン州民を含む全ての人に伝えた」と述べた。

ハリス氏の副大統領候補にはこのほかケンタッキー州のベシア知事やアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員、ミネソタ州のワルツ知事らの名前が挙がっている。

7113OS5:2024/08/01(木) 11:38:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b713feaca0a25a03f9832e3e0b95637b7a6a81f3
全米自動車労組がハリス氏支持を表明 大統領選の追い風に
8/1(木) 10:33配信

毎日新聞
米国のハリス副大統領=1月23日、秋山信一撮影

 全米自動車労働組合(UAW)は7月31日、11月の米大統領選挙で民主党の候補指名を確実にしているハリス副大統領への支持を表明した。ハリス氏の陣営は8月7日にUAWの本拠地である中西部ミシガン州で選挙集会を開く。同州は大統領選の行方を左右する「激戦州」の一つで、UAWの支持はハリス氏の追い風になりそうだ。

【写真で見る】ハリス氏ってどんな人?

 UAWのショーン・フェイン委員長は声明で「我々は米国の岐路に立っている。労組の考えに反対する億万長者を再び大統領の座につけるか、貪欲な企業と闘うハリス氏を当選させるかだ」と述べ、ハリス氏への支援を呼び掛けた。

 UAWは、フォード・モーターやゼネラル・モーターズなど米自動車大手3社「ビッグ3」の従業員ら約40万人が加盟する米有数規模の労組。1月にバイデン大統領の支持を表明していたが、バイデン氏が大統領選から撤退を表明したことを受け、ハリス氏支持の手続きを進めていた。【ワシントン大久保渉】

7114OS5:2024/08/01(木) 11:38:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca87d03239a1593ec69a02b863e251955f41a57f
ハリス氏は「インド系から黒人になった」 トランプ氏が言いがかり
8/1(木) 10:06配信


毎日新聞
ドナルド・トランプ前米大統領=2024年7月18日、秋山信一撮影

 11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は7月31日、中西部イリノイ州シカゴで開かれた黒人ジャーナリスト団体のイベントで、民主党候補指名が確実視されるカマラ・ハリス副大統領(59)は「いつからかインド系から黒人になり、今は黒人として知られようとしている」と言いがかりをつけた。イベント後には、ソーシャルメディアへの投稿で「狂ったカマラは人種さえも(選挙に)利用する」と一方的に主張した。

【写真で見る】ハリス氏ってどんな人?

 米メディアによると、ハリス氏は、ジャマイカ系の黒人の父とインド系移民の母の間に生まれた。自身は幼少期から「黒人」として育てられたと説明している。トランプ氏の発言に対し、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は同日の記者会見で「ひどく不快で侮辱的だ」と反発した。

 トランプ氏は31日のイベントで「彼女のことは間接的に古くから知っているが、いつもインド系だと自ら宣伝しており、黒人だと知らなかった。だから彼女がインド系なのか、黒人なのか分からない」と語った。

 ハリス氏は幼少期に両親が離婚し、インド系の母のもと、黒人地区で「黒人の娘」として育てられたという。長年、黒人に教育機会を提供してきたハワード大学を卒業し、法科大学院でも黒人の学生組織のメンバーだった。

 トランプ氏は過去にも政敵の出自に言いがかりをつけ、「ルーツが怪しい」という根拠のない印象づけを図ってきた。黒人のオバマ元大統領について「外国で生まれた」と何度も主張したり、今回の共和党候補指名を争ったインド系のヘイリー元国連大使がインド名を意図的に使っていないと示唆したりしてきた。【ワシントン秋山信一】

7115OS5:2024/08/01(木) 11:39:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/0eaddf7accbd35d6bbe438a0d85b27fedcca1f1e
トランプ氏、大統領選でハリス氏と黒人票の離間狙う アイデンティティーに照準 逆効果も
8/1(木) 9:41配信


産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=大内清】米共和党のトランプ前大統領(78)は7月31日、中西部シカゴで開かれた「全米黒人記者協会」のイベントに出席し、11月の大統領選に向けて民主党の候補者指名を確実にしたハリス副大統領(59)について「ずっとインド系だと言っていたのに何年か前に突然、黒人になった。インド系か黒人か分からない」と主張した。

【写真】「全米黒人記者協会」のイベントに出席したトランプ氏

ハリス氏からの追い上げを受ける中、同氏がアイデンティティーを偽っていると印象付けて黒人有権者との離間を図る狙いがある。

ハリス氏は、黒人でジャマイカ出身の父とインド系の母を持ち、黒人系大学の名門ハワード大の卒業生だと一貫して公表している。

トランプ氏は、過去にもオバマ元大統領やヘイリー元国連大使が米国生まれではないとの偽情報を拡散させるなど、政敵の「出自」をやり玉にあげるのが常套(じょうとう)手段。ホワイトハウスは同日、トランプ氏の主張は「侮辱的だ」と非難した。

イベントは同協会が大統領選の年に有力候補を招いて開催しているもので、協会側を代表する記者たちの質問に答える形式。ハリス氏も正式指名後の9月に出席する方向で調整している。

トランプ氏は、過去の人種差別的な発言や白人至上主義団体代表との交際について質(ただ)したABCテレビの女性記者を「無礼だ」「ABCはフェイクニュースだ」などと罵倒し、質問への直接の回答を避けた。またトランプ氏は、南部国境から流入する不法移民は世界各地の刑務所や精神疾患の療養施設から「米国に送り込まれている」と強弁し、「黒人の仕事を奪っている」と主張した。

トランプ氏は、バイデン大統領(81)が選挙戦から撤退しハリス氏が民主党の候補者指名を受けるのが確実になった7月下旬以降、本選の勝敗を左右する接戦州でのリードを縮められている。トランプ氏には、民主党支持が多い黒人に訴求することでハリス氏の勢いを削(そ)ぐ思惑があるが、黒人の職業能力を蔑視するかのような発言がむしろ黒人票を遠ざけているとの指摘もある。

7116OS5:2024/08/02(金) 18:26:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c4836069e0b3eba7b75587ca05a4e15b8103db8
ハリス氏の伴走者は誰に 副大統領選びが佳境 ユダヤ系知事が最有力
8/2(金) 17:28配信

毎日新聞
東部ペンシルベニア州のシャピロ知事=AP

 11月の米大統領選に向け、民主党の副大統領候補選びが佳境に入っている。副大統領候補は大統領候補に欠けているものを補うという観点や、選挙戦略で選ばれることが多い。党の大統領候補の指名を固めたハリス副大統領(59)は西部カリフォルニア州出身で黒人、アジア系、女性という属性を持つ。ハリス氏の伴走者は誰になるのか。

 米メディアで真っ先に名前が挙がるのが、東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)だ。同州は大統領選の結果を左右するとされる激戦7州の一つで、ラストベルト(さびついた工業地帯)が含まれる。2016年の大統領選では、ラストベルトで支持が高い共和党のトランプ前大統領(78)が制し、20年は民主党のバイデン大統領(81)が取り返した。

 シャピロ氏は22年の知事選で、トランプ氏が推す共和党候補を破り初当選した。州議、州司法長官などを歴任し、現在も高い人気を誇る。ユダヤ系でもあり、仮に副大統領候補になれば、00年の大統領選で民主党の候補者だったゴア氏に指名され、ユダヤ系初の副大統領候補になったリーバーマン元上院議員以来となる。

 シャピロ氏は、イスラエルのネタニヤフ首相には批判的で、パレスチナとの「2国家共存」を支持する一方、「シオニスト(イスラエル国家の信奉者)」を公言する。パレスチナ自治区ガザ地区で軍事作戦を続けるイスラエルへの抗議活動に対し、苦言を呈したこともあった。

 米NBCニュースによると、民主党関係者は、ハリス氏の夫もユダヤ系であることに触れ、大統領に最も近い2人がユダヤ系だった場合、政府への批判が反ユダヤ主義につながりかねないとの懸念を示したという。

 シャピロ氏のほかには、激戦州の一つである西部アリゾナ州の上院議員で、米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士のケリー氏(60)や、中西部ミネソタ州の知事で元下院議員のワルツ氏(60)、共和党地盤の南部ケンタッキー州で知事を務めるビシア氏(46)らの名前が挙がる。いずれも白人男性で、ハリス氏とのバランスを考慮した人選となる可能性がある。

 米メディアによると、民主党は1日、党の大統領候補を正式に指名するため、代議員によるオンライン投票を始めた。5日午後6時まで実施し、最終集計結果を発表する。立候補しているのはハリス氏のみで、指名は確実な情勢だ。ハリス氏は6日までに副大統領候補を発表すると報じられている。【ワシントン松井聡】

7117OS5:2024/08/05(月) 10:29:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5afcd34eed61f1f117a73f9678d93246e53343
マスク氏に続きIT業界でトランプ支持拡大、民主党政権の施策に反発…献金額は前回選の60倍
8/5(月) 7:00配信



読売新聞オンライン
暗号資産業界のイベントで講演するトランプ氏(7月27日、テネシー州で)=小林泰裕撮影

 【ニューヨーク=小林泰裕】米国のIT業界で、共和党のトランプ前大統領を支持する動きが広がっている。長年、民主党支持者が多数とみられていたが、イーロン・マスク氏ら著名な実業家が相次いでトランプ氏支持を表明した。暗号資産やAI(人工知能)の規制緩和に期待しているとみられ、11月の米大統領選に影響を与える可能性もある。

 「米国を世界の暗号資産の中心地とする」。7月27日、テネシー州で行われた米国最大級の暗号資産業界のイベントでトランプ氏は力強く語った。大統領候補が暗号資産のイベントで講演するのは異例だ。

 著名IT投資家のデビッド・サックス氏は「トランプ氏が大統領選で勝利すれば、米国の暗号資産業界でさらなる技術革新が起こる」とX(旧ツイッター)に投稿した。ネット決済大手ペイパル創業者のピーター・ティール氏やIT投資家のマーク・アンドリーセン氏、ベン・ホロウィッツ氏らもトランプ氏支持を表明した。

 米国のIT業界は、民主党支持者が多いとみられていた。南アフリカ出身のマスク氏のような移民を積極的に受け入れて成長してきた歴史があり、移民や多様性に寛容な民主党と相性が良かったためだ。

 だが、バイデン政権は独占禁止法違反でグーグルやアマゾン・ドット・コムなどを提訴し、投資家保護として暗号資産交換業者も提訴するなどした。民主党政権が続けば、事業基盤が揺らぎかねないとの不安が、IT業界のトランプ氏支持につながっている。マスク氏も元々は民主党支持だったが、バイデン政権の労働組合重視の姿勢に反発し、7月13日の銃撃事件直後にトランプ氏支持を表明した。

 トランプ氏は暗号資産に懐疑的だったが、5月に暗号資産での献金を受け付け始めるなど姿勢を転換した。バイデン政権が昨年発表したAIの安全性に関する大統領令も廃止する方針だ。

 豊富な資金力を持つIT業界を味方につけたいとの思惑がある。マスク氏はトランプ氏の支援団体に毎月約4500万ドル(約66億円)を献金すると報じられている。

 また、米メディアによると、今回の大統領選で暗号資産業界からの献金額は1億2000万ドル(約180億円)超に上る。2020年の前回大統領選では200万ドルにすぎなかった。

 トランプ氏は前回の大統領在任時に、著名投資家のウィルバー・ロス氏らを政権幹部に登用した。IT業界には、トランプ氏が大統領に返り咲いた場合に、自分たちに有利な政策導入を促す狙いもあるとみられる。

 民主党候補のカマラ・ハリス副大統領も暗号資産業界への接近を検討していると報じられている。IT業界の多くは依然として民主党支持だが、その支援が勝敗を左右する可能性もある。

7118OS5:2024/08/05(月) 14:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/8feea934117c76473b4b6c5c3dd9bdc95cf6f922ハリス氏が副大統領候補と次々面談 最有力シャピロ氏には懸念も
8/5(月) 12:57配信


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毎日新聞
米ペンシルベニア州フィラデルフィアの市場を訪れたシャピロ知事(左)とハリス副大統領=7月13日、ロイター

 11月の米大統領選で民主党の候補指名が確定したハリス副大統領(59)が、副大統領候補の最終選考を進めている。米メディアによると、ハリス氏自らが複数の有力候補者と面談し、「能力」「相性」「価値観」の観点から6日までに判断する見通しだ。

【写真で見る】ハリス氏ってどんな人?

 AP通信によると、ハリス氏は4日までに計6人と面談。東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)、西部ミネソタ州のワルツ知事(60)、西部アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)のほか、南部ケンタッキー州のビシア知事(46)とブティジェッジ運輸長官(42)らの起用も検討しているとみられる。

 米メディアで真っ先に名前が挙がってきたシャピロ氏に対しては、ここに来て懸念も生じている。激戦州の一つペンシルベニア州で高い人気を誇る一方、ユダヤ系であり、親パレスチナのグループはシャピロ氏を副大統領候補にすることに反対。さらに米メディア「ポリティコ」によると、同州選出の民主党の上院議員が「シャピロ氏は個人的な野心が強すぎる」と懸念を示しているという。

 一方、最終盤になってワルツ氏の注目度が上がっている。ミネソタ州は民主党が優位の州で激戦州ではないが、激戦州の中西部ウィスコンシン州に隣接しており、白人労働者層への支持拡大につながる可能性がある。全米自動車労働組合(UAW)もワルツ氏やビシア氏を推している。

 ハリス氏は6日からペンシルベニア州を皮切りに副大統領候補と一緒に激戦州を回る予定で、勢いに乗って支持拡大を図りたい考えだ。【ワシントン松井聡】

7119OS5:2024/08/06(火) 19:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fa7301ebd7be513593100b47a17aa61bea47c42
ハリス氏、副大統領候補の人選大詰め 正式指名への民主党の投票終了
8/6(火) 18:25配信

朝日新聞デジタル
2024年7月30日、米アトランタの集会に到着したハリス副大統領=AP

 米大統領選に向けた民主党の候補者を選ぶための、代議員によるオンライン投票が5日、締め切られた。最終的な集計をもって、ハリス副大統領(59)が正式に党の候補者に指名されることが確実となっている。ハリス氏は6日にも副大統領候補を選ぶとみられ、人選に大きな注目が集まっている。

 主要政党で大統領候補に指名されるのは、黒人女性としてもアジア系としても初めてとなる。19〜22日にシカゴで開かれる党全国大会で、ハリス氏は指名受諾演説をする予定だ。11月の本選では共和党のトランプ前大統領(78)と対決する。

 党大会に先立ち、副大統領候補の選考も大詰めを迎えている。

 ロイター通信は関係者の話として、人選はミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)とペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)の2人に絞られたと報じた。

 ハリス氏は4日、この2人に加えてアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員(60)の3人と首都ワシントンの私邸で面談。この週末は選挙集会を開かず、副大統領候補の選考に時間を費やしたという。

 6日からは接戦7州を5日間で回る選挙運動を計画しており、新たに選ばれる副大統領候補も同行するとみられている。

朝日新聞社

7120OS5:2024/08/06(火) 23:08:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbc2d85c87b3f6f135e0e8620f487c0be5afae58
ハリス氏、副大統領候補にミネソタ州のワルツ知事を起用
8/6(火) 22:02配信
CNN.co.jp
ミネソタ州のティム・ワルツ知事。カマラ・ハリス副大統領が、選挙戦を戦う副大統領候補にワルツ氏を起用することを決めた

(CNN) 11月の米大統領選で、民主党からの指名を確実にしているハリス副大統領は、自身の副大統領候補としてミネソタ州のティム・ワルツ知事を選んだことが分かった。事情に詳しい情報筋4人が明らかにした。

ワルツ氏は陸軍州兵として20年以上の経験を持ち、米同時多発テロ後には海外でも従軍している。2006年の下院選では、6期務めた現職の共和党候補を破り周囲を驚かせた。その後も再選を重ねたが、18年にミネソタ州知事選に出馬するため下院議員の職を離れた。6年にわたるミネソタ州知事時代には、新型コロナウイルスの流行や、白人警官による黒人男性のジョージ・フロイドさん殺害などさまざまな政治的、社会的動乱に直面した。

ハリス氏の副大統領候補をめぐってはワルツ氏とともに、ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事とアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員も最終候補に残っていたとみられる。

7121OS5:2024/08/06(火) 23:32:04
最初は名前の出てこなかった、ティム・ワルツ ミネソタ州知事が選ばれた


>>7096 >>7105
 AP通信は22日、候補に浮上している4人の名前を挙げた。
・ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事  共和党が地盤とするケンタッキー州
・ノースカロライナ州のロイ・クーパー知事 行政手腕に定評のある
・マーク・ケリー上院議員(アリゾナ州)、元宇宙飛行士、海軍出身などの経歴が評価される半面、行政経験の少なさ >>7105有力
・ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事だ。 検事出身でユダヤ教徒>>7105有力>>7116最有力

・資金力のあるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事
・リーランド州初の黒人知事ウェス・ムーア氏


大統領候補に推された
・ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は同じ女性で、
・カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は同じ州出身と特徴が重なる。


>>7112で初登場
ミネソタ州のワルツ知事
>>7118
最終盤になってワルツ氏の注目度が上がっている。ミネソタ州は民主党が優位の州で激戦州ではない
>>7119
ロイター通信は関係者の話として、人選はミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)とペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)の2人に絞られた
この2人に加えてアリゾナ州選出のマーク・ケリー上院議員(60)の3人と首都ワシントンの私邸で面談。

7122OS5:2024/08/07(水) 18:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd139c8eeee24f6c0153ea372907ca43cfdf6039
イスラエルに批判的な米下院議員、民主党予備選でまた敗北 2人目に
8/7(水) 18:26配信

朝日新聞デジタル
2024年8月6日、米セントルイスで支持者の前に立つコーリ・ブッシュ下院議員(中央)=AP

 イスラエルへの批判的な発言で知られる米下院のコーリ・ブッシュ議員(ミズーリ州選出)が6日、11月の下院選に向けた民主党内の予備選で敗れることが確実となった。AP通信が報じた。勝利した新顔候補には、親イスラエルロビーからの巨額の広告費による後押しがあったと報じられている。

 イスラエルに批判的な現職議員が党内での争いで敗れるのは、同じく親イスラエルロビーからの反対を受けた6月のジャマール・ボウマン氏(ニューヨーク州)に次いで、今年2人目となった。民主党では「スクワッド」と呼ばれる革新派の議員への逆風が続いている。

 ブッシュ氏は黒人女性候補として、2020年の下院選で初当選。今回は3期目を目指していた。党内ではイスラエル批判の急先鋒(きゅうせんぽう)となり、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を「民族浄化作戦だ」などと糾弾してきた。

 著名なロビー団体「米国・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」の関連政治団体は、ブッシュ氏がイスラム組織ハマスへの非難決議に反対票を投じたことを問題視。予備選では対立候補である郡検察官のウェスリー・ベル氏への支援に回り、900万ドル(約13億円)近くの広告費を投じたと報じられる。これは一つの予備選への広告費としては異例の金額だった。

朝日新聞社

7123OS5:2024/08/07(水) 22:24:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e20bdacecd85db0bf088809d5fbcea47cfd95fc
元州兵、元教師…民主副大統領候補ワルツ氏〝非エリート〟色で共感狙う 米大統領選
8/7(水) 21:22配信


産経新聞
米副大統領候補のプロフィル

米大統領選で民主党の指名を受けたカマラ・ハリス副大統領(59)が副大統領候補に選んだのは、中西部ミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)だった。「元州兵」「元教師」といった庶民的な経歴が、勝敗を左右する中西部やラストベルト(さびた工業地帯)で共感を呼ぶとの期待がある。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)からランニングメート(伴走者)として同様のタスクを課されるJ・D・バンス上院議員(40)との対比に注目が集まりそうだ。

■アメフトで高校を州チャンピオンに

中西部ネブラスカ州出身のワルツ氏は17歳で州兵に入隊。2005年の退役まで24年間を過ごし、その間に欧州派遣なども経験した。軍務のかたわらで大学を卒業して教職に就き、同僚だったグウェンさんとの結婚後に夫人の地元ミネソタ州へ移住。教師として勤務した高校でアメリカンフットボールの監督を務め、州チャンピオンに導く手腕をみせた。長年にわたり中国との学生交流事業にも携わっている。

2006年に民主党から下院選に出馬し、初当選。6期を務めた後、18年に同州知事選で勝利し、現在は2期目だ。

ハリス氏の副大統領候補選びでは、最重要州である東部ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)が最有力とみられてきた。しかしハリス氏は、ワルツ氏の州兵や教員という決して「エリート」とはいえない経歴に加え、国民的スポーツであるアメフトの指導者としての顔が、特に中西部で有権者の信頼を勝ち取るのに最適だと判断したとみられる。

■しのぎ削る「非エリート」同士

ユダヤ系のシャピロ氏は、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの攻撃に抗議する学生運動を反ユダヤ主義的だと批判するなど親イスラエル姿勢を鮮明にさせている。ハリス氏はこれらが接戦州でアラブ票や学生票を取り込む妨げになると考えた可能性がある。

一方、共和党の副大統領候補であるバンス氏も、地元オハイオ州を含む中西部での票の掘り起こしが期待される存在だ。白人労働者層の家庭に生まれ、海兵隊での軍務を経て苦学の末に名門エール大ロースクールを出た「非エリート」的な経歴を前面に押し出す。

ハリス氏とワルツ氏は6日のペンシルベニア州を皮切りに、7日に中西部のウィスコンシンとミシガン、9日に西部アリゾナ、ネバダと接戦の各州を遊説。バンス氏は同じ日程でペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを回り集会や会見を開くと発表。ハリス氏らをマークして存在感を誇示する構えだ。(ワシントン 大内清)

7124OS5:2024/08/07(水) 22:26:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1dba2e095326a8abc817a33923d3c769454f1b
「エール大で学び、資金援助を…」 ワルツ氏、共和党候補を批判
8/7(水) 18:40配信

毎日新聞
米大統領選へ向け、民主党の副大統領候補に起用されたワルツ・ミネソタ州知事(右)と、大統領候補のハリス副大統領=フィラデルフィアで8月6日、ロイター

 米民主党は6日、11月の大統領選の正式な候補にカマラ・ハリス副大統領(59)、選挙を共に戦う党の副大統領候補に中西部ミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)をそれぞれ指名したと発表した。


 2人は6日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで初めて一緒に集会に臨み、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)との対決姿勢を鮮明にした。

 ハリス氏は集会で「ワルツ氏と私はこの国の異なる場所の出身だが、同じ価値観を持つ。人々を打ちのめすのではなく、引き上げるということを信じている」と強調。全米各地で「すべての人に手を差し伸べる」と支持拡大を訴えた。

 ワルツ氏は演説で、小さな町で軍人の家庭に育ち、17歳で州兵に加わり、退役軍人を対象にした学費支援で大学に通ったことなどを紹介した。

 その上で、貧困家庭出身という経歴を強調している共和党副大統領候補のバンス連邦上院議員(40)について「(名門の)エール大で学び、シリコンバレーの億万長者から資金援助を受けてキャリアを積んだ。勘弁してくれよ。これは米国の中間層ではない。討論会が待ち遠しい」と声を張り上げると、会場からは大歓声が沸いた。【フィラデルフィア松井聡】

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a630c657b409321d6397d17bab3cb9a94f8ff8
ハリス氏「ワルツ氏と同じ価値観」 激戦州で遊説開始、浸透が課題に
8/7(水) 11:40配信

毎日新聞
米大統領選へ向け、民主党の副大統領候補に起用されたワルツ・ミネソタ州知事(右)と、大統領候補のハリス副大統領=フィラデルフィアで8月6日、ロイター

 米民主党は6日、11月の大統領選の正式な候補にカマラ・ハリス副大統領(59)、選挙を共に戦う党の副大統領候補に中西部ミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)をそれぞれ指名したと発表した。2人は同日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで初めて一緒に集会に臨み、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)との対決姿勢を鮮明にした。


 ハリス氏は集会で「ワルツ氏と私はこの国の異なる場所の出身だが、同じ価値観を持つ。人々を打ちのめすのではなく、引き上げるということを信じている」と強調。ワルツ氏も「トランプ氏が返り咲けば、4年前にやり残したことをやろうとするだろう。ただし、今度はもっと悪くなる。我々だけでは成し遂げられない。あなた方が必要だ」と有権者に訴えた。

 2人は7日以降も、中西部のウィスコンシン、ミシガン両州、西部アリゾナ州など複数の激戦州を回って遊説する。

 ワルツ氏は中西部ネブラスカ州出身で、州兵や高校の教員、アメリカンフットボールのコーチなどを務めた。連邦下院議員を6期務め、2018年のミネソタ州知事選で初当選し、現在2期目。議員時代は農村部を地盤とし、銃規制に反対する米国屈指のロビー団体「全米ライフル協会」(NRA)からも支持されていた。

 だが、知事になってからは、銃購入時の身元調査の拡充や人工妊娠中絶の権利の州法への明記などリベラルな政策を進めてきた。トランプ氏とその副大統領候補のバンス連邦上院議員(40)を「奇妙な連中」と呼んで、ネット交流サービス(SNS)で話題にもなった。

 ハリス氏が当選を果たすためには、激戦7州の中でも、とりわけ「ラストベルト」(さびついた工業地帯)と呼ばれるペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガン各州での支持拡大が鍵となる。

 ハリス氏は、西部カリフォルニア州出身の女性で、黒人及びアジア系の出自を持ち、リベラル色が強い。一方、コンビを組むワルツ氏は地方出身の白人男性のため、中西部などの白人の労働者や中間層への浸透が期待できる。ただ、ワルツ氏は政治経験を積んでいて安定感もあるが、全国的な知名度は高いとは言えず、今後の浸透が課題となる。【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)松井聡】

7125OS5:2024/08/07(水) 22:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/10b27830bf107d23244c921c6c14ed01951bccbf
民主党の副大統領候補、ワルツ氏起用の裏にある計算 後悔の可能性も
8/7(水) 18:05配信
CNN.co.jp
カマラ・ハリス副大統領(左)とミネソタ州のティム・ワルツ知事。ハリス氏が副大統領候補としてワルツ理事を起用した理由は

(CNN) ミネソタ州のティム・ワルツ知事は、数週間前までカマラ・ハリス氏の有力な副大統領候補ではなかった。しかし同氏が民主党の副大統領候補に起用されたことは、ソーシャルメディアの力と、比較的親しみやすく分裂を招かないことの重要性を浮き彫りにしている。

【映像】「縄で縛られたバイデン氏」の図 トランプ氏の投稿が物議

全国的に見てそれほど有名ではなかったワルツ氏が民主党の副大統領候補になったのはなぜだろう。このこと自体が「奇妙(weird)」と呼べるかもしれない。

民主党が数週間前から共和党のトランプ前米大統領とJ・D・バンス氏を「奇妙」と呼び始めたことを思い出してほしい。この攻撃は高校時代の出来事のように感じられたかもしれないが、おかしなことに効果があったようだ。

「グーグルトレンド」を見ると、「奇妙」という言葉の検索数が最近増加していることがわかる。さらに「奇妙」に関連するトピックは、「米国を再び偉大に(MAGA)」「共和党」「バンス」そして「ワルツ」だった。

なぜワルツ氏なのか。同氏は共和党員を大々的に奇妙と評し始めた最初の人物とみなされている。

そして、ハリス陣営が同氏に注目していたことは、共和党候補に対する「奇妙」攻撃がネット上の会話をけん引していることを示唆する電子メールを陣営が少なくとも1通送ったことからもわかる。

ハリス氏がネット上で支持率が高い候補者を選んだという事実は驚くべきことではない。陣営は「ココナツの木」や「ブラット(悪ガキ)」といったハリス氏にまつわるミームを喜んで受け入れた。同氏はTikTok(ティックトック)でも存在感を放っている。これはバイデン大統領の選挙活動ではできなかったことだ。

一方でワルツ氏を選んだことは、陣営がオンラインに偏りすぎていることの表れだろうか。

ハリス氏がペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事ではなくワルツ氏を起用したことを考えると、それはもっともな疑問だ。長い間副大統領候補の最有力候補と見られていたシャピロ氏はイスラエル人とパレスチナ人に対する同氏の見解をめぐって、ネット上の多数の左派を分断させた。

注目すべきは、ワルツ氏もこの問題に関して多くの同じ見解を共有しているが、ユダヤ人であるシャピロ氏よりはるかに反発が少ないことだ。

ワルツ氏が民主党の主要派閥から実質的に反対されなかったという事実は、間違いなく同氏に有利に働いた。結局のところ、ハリス氏が民主党の指名候補になって以来、ハリス陣営は好意的に受け止められている。

ワルツ氏の大規模な分裂を生まない態度は、自身の周囲でも効果があるようだ。CNNの報道によると、ハリス氏はワルツ氏と個人的に相性がよく、特に同氏の「楽天的」な態度を気に入っているという。

大統領候補とうまくやれて、起用によって党を分裂させる可能性がないことは、その人を選ぶ十分な理由だ。

副大統領候補を選ぶ際の最初のルールの一つは「害がないこと」だ。ハリス氏はこの人選で害を与えなかった可能性が高い。ワルツ氏は下院議員を12年務め、現在は知事として2期目を務めている。共和党のバンス副大統領候補とは異なり、経験不足を理由に攻撃されることはあり得ない。バンス氏は党大会で副大統領候補に選ばれた候補者の中で、記録上最も支持されていない。

7126OS5:2024/08/07(水) 22:27:41
リスクのない選択ではない
今の大きな疑問はハリス氏がシャピロ氏ではなくワルツ氏を選んだことで得点を逃したかどうかだ。

ミネソタ州は今回の大統領選でおそらく激戦にはならないだろう。1972年以降、共和党の大統領候補が同州を制したことはなく、同州での民主党の連勝記録は最長を誇る(首都ワシントンを除く)。ハリス氏の参戦以降に行われた同州の世論調査は、連勝記録が今後も続く可能性が高いことを示している。

一方、ハリス氏が大統領になりたいなら、ペンシルベニア州はほぼ間違いなく必ず勝たなければならない州だ。実際、今回の大統領選で最も重要な激戦州とみられ、世論調査の結果は非常に拮抗(きっこう)している。

シャピロ氏は7月の時点でペンシルベニア州で61%の支持率を獲得しており、2022年にはバイデン氏の20年の支持率を14ポイント上回った。

このことが今回ペンシルベニア州でハリス・シャピロ正副候補を推し進めるのに十分な根拠であったかどうかは疑問だが、政治学の文献はそれが十分であった可能性を示唆している。

ワルツ氏が多くの浮動票に関してハリス氏を手助けする可能性は低いと言える。22年に再選を果たしたミネソタ州での支持率はバイデン氏を1ポイントも上回らなかった。実際、同年の大学の学位を持たない白人有権者からの支持率は、ペンシルベニア州でのシャピロ氏のほうがミネソタ州でのワルツ氏よりも高かったようだ。

そして、たとえワルツ氏が選挙で圧倒的な強さを見せたとしても、同氏が地元州以外でハリス氏を援護できるかどうかは分からない。

ハリス氏がペンシルベニア州を逃し、僅差(きんさ)で選挙に敗北した場合、それは歴史上大きな「もしも」の一つとなるだろう。ハリス氏がシャピロ氏を選ばなかったのはネット左派を恐れたからだろうか。

もちろんハリス氏は選挙がそれほどまでの接戦にならないことを望んでいる。ハリス氏には勢いがあるようだし、ワルツ氏を選んだところでその勢いが失われることはないだろう。



本稿はCNNのハリー・エンテン記者による分析記事です。

7127OS5:2024/08/07(水) 23:37:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/979e5b4f3915d7d498e912b0ff4186b54d20d9bc
「中西部の父」労働者に照準 都市部ハリス氏とバランス 米民主副大統領候補
8/7(水) 20:30配信

時事通信
米大統領選で民主党の副大統領候補に選ばれたワルツ・ミネソタ州知事=6日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(AFP時事)

 【フィラデルフィア時事】11月の米大統領選で民主党の副大統領候補に選ばれたワルツ・ミネソタ州知事(60)が6日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの選挙集会でデビューした。

【最新情勢】データで見る米大統領選2024

 人懐こい笑顔が印象的な「中西部の普通のお父さん」(米メディア)は、ハリス副大統領(59)の弱点とされる非都市部の労働者層への訴求力を期待されている。

 「彼らは気持ち悪いし、すごく奇妙だ」。ワルツ氏は演説で、トランプ前大統領(78)率いる共和党が銃規制に反対し、体外受精など生殖を巡る個人の自由を制限しようとしていると非難した。対立政党の「過激さ」に焦点を当て、多数派の「当たり前」の感覚を反映していないと強調する狙いだ。

 この日の朝、副大統領候補に選ばれたばかりのワルツ氏は、中西部ネブラスカ州の農村に生まれ、軍務や元高校教師の経歴を持つ。ウィスコンシン大マディソン校のバリー・バーデン教授(政治学)は「とりわけ東・中西部の激戦州で労働者の共感を得やすい」と分析する。

 全国的には無名だが、共和党支持の強い選挙区で勝利を重ね、知事として銃規制や人工妊娠中絶の権利保護などリベラル色の濃い政策を実現してきた。並んで演説したハリス氏は「彼は明るい未来に光を当てている」と持ち上げ、「私たちは中西部から沿岸部まで、田舎にも都市にも手を差し伸べる」と訴えた。

 「ハリス・ワルツ」チームの本格始動となった6日の集会では、1万人収容のアリーナが超満員となり、あふれた支持者が会場外に長蛇の列をなした。集会に参加したエンジニアのノア・ブラウンさん(41)は、「この地域の住民にとってはカリフォルニア出身のハリス氏よりも身近に感じられる」とワルツ氏の人選を評価した。

7128OS5:2024/08/08(木) 17:48:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cda2cb5dbb83c4951a187dfdb0346d4e4d2e4aa
ガザ攻撃批判の進歩派ブッシュ議員、民主予備選で敗北 米ミズーリ州
8/8(木) 15:04配信


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AFP=時事
イスラエル、ハマス間の紛争停止を訴えるコリ・ブッシュ米下院議員。首都ワシントンで(2023年11月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米メディアの集計によると、連邦下院選に向けた民主党のミズーリ州予備選で、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃を厳しく批判しているコリ・ブッシュ(Cori Bush)下院議員が、親イスラエル系ロビー団体「米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」に支援された郡検事ウェズリー・ベル(Wesley Bell)氏に破れた。

動画:ハマス、暗殺された政治指導者の後任にガザ地区トップのシンワル氏

 ブッシュ氏は「プログレッシブ(進歩派)」と呼ばれる急進左派議連に属している。昨年10月7日にガザでの戦闘が始まって数週間後に、停戦を求める決議を議会に提出。

 先月、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が米議会で演説した際には、出席すれば「ジェノサイド(集団殺害)の最前線にいる」戦争犯罪人をたたえることになるとし、ボイコットした。

 ブッシュ氏は6日夜、X(旧ツイッター)に「いかなる代償を払っても正しいことのために立ち上がるつもりだ」と投稿し、敗北を認めた。

 牧師で看護師でもあったブッシュ氏は、2014年にミズーリ州ファーガソン(Ferguson)で黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さんが射殺されたことなどをきっかけに広がった「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」運動に参加し、活動を主導していた。2020年に下院議員に当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

7129OS5:2024/08/08(木) 18:05:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/02a4f14e71a371a332e52d904b173639f5a04534
ハリス氏、接戦2州で労働者・労組重視アピール トランプ陣営と票争奪 米大統領選
8/8(木) 17:21配信


産経新聞
7日、米大統領選に向け中西部ミシガン州デトロイトの選挙集会で演説する民主党のハリス副大統領(坂本一之撮影)

【デトロイト=坂本一之】米民主党のハリス副大統領(59)は7日、11月の大統領選に向けて接戦州の中西部ウィスコンシン州とミシガン州で集会を開き、共和党のトランプ前大統領(78)の打倒を掲げ支持を訴えた。両陣営はこの2州で労働者や労働組合票の奪い合いを繰り広げていて、共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)も同じ州を訪れハリス氏を批判した。

ハリス氏は民主党副大統領候補のワルツ・ミネソタ州知事(60)と一緒に、ウィスコンシン州オークレアと、ミシガン州デトロイトを訪れ演説。デトロイトでは参加した全米自動車労働組合(UAW)のフェイン会長に謝意を示し、「UAWはいつも働く人々のために取り組んでいる」とたたえ、支援を求めた。

ハリス氏は労働者重視を訴え、ワルツ氏も「中産階級」が重要だと強調した。ワルツ氏は「トランプ氏が(大統領時代に)経済をどん底に突き落とした」とも主張し、トランプ氏が返り咲けば経済や労組に悪影響が出るとの認識を述べた。

これに対しバンス氏は、米製造業復活を掲げ、トランプ氏への支持を求めた。

選挙戦では、産業が空洞化してラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる地域の労働者や労組票の行方が注目されている。

7130OS5:2024/08/11(日) 06:30:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c96631b389b5af21e25ed3b332d454e1d661a1d
米国の人気番組ホストがケネディ氏支持を表明 トランプ氏は不快感
8/10(土) 10:28配信

毎日新聞
米大統領選に無所属で出馬を目指すロバート・ケネディ・ジュニア氏=2019年12月、AP

 米国のネット配信サービス「ポッドキャスト」の人気番組ホスト、ジョー・ローガン氏が8日、米大統領選で無所属候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏を支持する考えを表明した。ローガン氏の番組は若者を中心に全米トップ級の人気があり、失速気味だったケネディ氏にとっては朗報となった。

 ローガン氏は8日配信の番組で、民主、共和の2大政党は「人々を惑わせ、操り、ナラティブ(物語)を宣伝する」と批判した。その上で「ケネディ氏が唯一、もっともだと思える候補だ。彼は(他の)人々を攻撃するのではなく、行動や思想を批判する。(他候補より)道理があり、知性がある」と評した。

 ケネディ氏は、トランプ氏と民主党のバイデン大統領との再対決に嫌気が差していた有権者から一定の支持を集めてきた。しかし、民主党がハリス副大統領に候補を差し替えた後、支持率は失速気味だっただけに「(候補者の)中身を優先して判断してくれた」とローガン氏に謝意を示した。

 一方、支持の期待を裏切られたトランプ氏は、自身のソーシャルメディアで「ジョー・ローガンが次に(コメンテーターを務める総合格闘技団体の)UFCのリングに入った時、どれだけブーイングされるか見ものだ」と不快感を表した。

 米メディアによると、民主党内には、ローガン氏の番組の視聴者は保守的な若者が多く、今回の支持表明はハリス氏よりもトランプ氏へのダメージの方が大きいとの見方があるという。

 米メディアによると、ローガン氏は2020年大統領選では、バイデン氏と民主党候補指名を争ったサンダース上院議員を支持した。また、今回の共和党候補指名争いでは、南部フロリダ州のデサンティス知事を支持していた。【ワシントン秋山信一】

7131OS5:2024/08/11(日) 07:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/30a78d23e489d0c328a4c0b6c9484b80faf10b1b
USスチール買収、やまぬ逆風 米大統領選で政治問題化 日鉄、労組との溝埋まらず
8/11(日) 7:04配信

時事通信
米鉄鋼大手USスチールの工場=2020年1月、米ペンシルベニア州(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】11月の米大統領選まで3カ月となる中、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収への逆風がやまない。

 全米鉄鋼労組(USW)の票を狙う民主、共和両陣営が買収に異論を唱えるなど政治問題に発展。USWは日鉄への批判を強めており、両者の溝は埋まらないままだ。

 「最も労働者寄りの政権で重要な役割を担っている」。USWは7月下旬、再選を断念したバイデン大統領の後継として選挙戦に挑む民主党候補のハリス副大統領を評価し、いち早く支持する意向を表明した。ハリス氏は労働者の権利保護に熱心で、日鉄による買収に慎重なバイデン氏の路線を継承するとみられる。

 一方、買収阻止を明言する共和党候補のトランプ前大統領は、副大統領候補にバンス上院議員を指名した。バンス氏は安全保障上の懸念などを理由に、繰り返し買収に反対。4月にはUSスチール経営陣に書簡を送り、「当局の承認を得る上で重大な障害に直面している」と警告した。

 日鉄は反発するUSWの理解を得ることが買収実現の成否を左右するとみて、関係者との対話を重ねる。ただ、日鉄が雇用維持を言明したのに対し、USWは「空約束だ」と非難。日鉄などによる不当に安い鋼材輸出が米産業に悪影響を与えたと主張し、批判をエスカレートさせている。

 日鉄は難航する買収を円滑に進めるため、トランプ前政権で国務長官を務め、政界に太いパイプを持つとされるマイク・ポンペオ氏を助言役に起用した。同氏は今月、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し、「自国の鉄鋼産業を強化できるまたとない機会だ」と買収の意義を説いた。

 米当局による買収審査の結果は、大統領選後に明らかになるもよう。米通商代表部(USTR)元高官のグレン・S・フクシマ氏は、労組が反対を取り下げ、ハリス氏が大統領に就任すれば、「(トランプ氏再選の場合よりは)認められる可能性がある」と予想した。

7132とはずがたり:2024/08/12(月) 11:18:06

ハリス氏の元交際相手を別人と混同か トランプ氏が手痛いミス
https://mainichi.jp/articles/20240810/k00/00m/030/076000c
毎日新聞 2024/8/10 10:32(最終更新 8/10 12:24) 720文字

 11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が8日の記者会見で、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)の元交際相手である政治家を別人と混同していた疑惑が浮上した。

 高齢による認知の衰えが不安視された民主党のジョー・バイデン大統領(81)が7月に出馬を断念した後、トランプ氏に高齢不安の矛先が向けられる状況下で手痛いミスとなった。

7133とはずがたり:2024/08/12(月) 11:20:06
焦点:ハリス氏登場で慌てるトランプ氏陣営、戦略練り直しも難航
By Gram Slattery, Alexandra Ulmer, Nathan Layne
2024年8月9日午後 5:03 GMT+93日前更新
https://jp.reuters.com/world/us/FSKFW7ECGBPDHFJORIXS5IQ76A-2024-08-09/

[ワシントン 8日 ロイター] - ほんの2週間余り前、トランプ前米大統領の陣営は11月の大統領選での地滑り的勝利を見据え、民主党寄りの州まで勝ち取るための壮大な戦略を描いていた。ところが民主党のバイデン大統領が選挙戦から撤退してハリス副大統領が候補に急浮上して以来、共和党側はかつて楽勝を見込んでいた州を死守することに照準を定めざるを得なくなっている。
トランプ大統領の参謀らは一時、ミネソタ州やバージニア州のような民主党寄りの州も狙えると見込んでいた。それが今、勝利への道はペンシルベニア州やジョージア州など伝統的な激戦州を抑える「ナローパス(狭い道)」へと変わった。
トランプ氏の長年の顧問であるコーリー・ルワンドウスキー氏はロイターに対し「戦況は変化した」と認める。「われわれの多くはバイデン氏を相手に積極攻勢をかけたいと望んでいた。非常に良い手応えを感じていた」
トランプ氏とその支持者らは表向き、ハリス氏を現実離れしたリベラルに仕立て上げ、移民やインフレに関するバイデン氏の不人気政策と結びつけようと精力的に動いている。相手がバイデン氏であれハリス氏であれ、ほとんど変わりはないとの立場だ。

しかし情報筋9人がロイターに語ったところによると、トランプ氏陣営の内部では、ハリス氏はバイデン氏よりもはるかに手強い相手だと認識されている。バイデン氏は認知機能の衰えが疑われ、支持率が低下していた。
トランプ氏陣営の1人は、勝負の舞台が「縮小したというほどではない」としながらも、「ニュージャージー州のような場所について話す理由はなくなった」と語り、民主党が非常に強い州はあきらめざるを得ないとの本音を明かした。
ロイターはトランプ氏陣営のスタッフ、アドバイザー、献金者、合わせて12人に取材。バイデン氏よりも若くダイナミックなハリス氏が対抗馬になったことで、陣営が戦略の練り直しを迫られている実態が浮かび上がった。
ハリス氏の登場で民主党側は活気付き、数日で数億ドルの献金が集まるほどの勢いを見せている。
トランプ氏の上級顧問の1人は「彼女が勝つ可能性があるのはだれの目にも明らかだ」と話した。
トランプ氏陣営に取材すると、ハリス氏が民主党候補になってからも戦略は変わっていないと答える。共和党のアナ・ケリー報道官は「チーム・トランプはすべての激戦州で広告を打ち、ミネソタやバージニアなど伝統的な『青い州』(民主党寄りの州)にも戦いの舞台を拡大し、現地にスタッフを配置している」と述べた。

7134とはずがたり:2024/08/12(月) 11:21:05

https://x.com/aravosis/status/1822372238160507323
John Aravosis ??????????????
@aravosis
Trump just announced that he’s not campaigning at all for the next two weeks. There is clearly something wrong with him. Why isn’t the media asking what’s going on?

トランプ氏は、今後2週間は選挙活動を一切行わないと発表した。明らかに彼には何か問題がある。なぜメディアは何が起こっているのか問わないのか?

7135OS5:2024/08/13(火) 09:37:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/52429460a5f20c26afdd6e0f58a7d9c1a6126cd0
トランプ氏銃撃1カ月 「知的」な容疑者、凶行なぜ 当局は連鎖警戒
8/13(火) 8:30配信


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毎日新聞
演説中に銃撃を受けながらも、健在をアピールするトランプ前大統領=米東部ペンシルベニア州バトラーで2024年7月13日、ロイター

 7月13日(日本時間同14日)にトランプ前大統領(78)が東部ペンシルベニア州バトラーの選挙集会で演説中に銃撃されてから1カ月となる。実行犯で現場で射殺されたトーマス・クルックス容疑者(20)は、事前に会場を下見するなど計画的な犯行だったとの見方が強まっている。だが、動機はいまだ判然としない。

【地図】容疑者はどこから銃撃?トランプ氏演説の現場

 ◇発砲5秒後に射殺

 米主要メディアが公開した現場警察官のボディーカメラなどの映像には、事件発生時の緊迫した様子が記録されていた。

 7月13日午後6時10分。地元警察官が同僚の助けを借りてある倉庫の屋根によじ登ると不審な人物に気付いた。慌てて車の方に戻ったが、約40秒後、銃声が鳴り響いた。「頭を下げろ! 彼はそこにいるぞ!」。警察官は慌てて同僚らに警告した。

 当日、地元警察は射撃手らが使う距離計を使用しているクルックス容疑者の姿を確認し、大統領警護隊(シークレットサービス)も不審人物として警戒していたが、一時見失っていた。

 クルックス容疑者は、演説台から約120〜130メートル離れた会場外のこの倉庫の屋上から半自動小銃AR15でトランプ氏を狙撃したとみられている。

 発砲回数は8回だった。トランプ氏は右耳を負傷し、参加者ら3人が死傷した。クルックス容疑者はその場で死亡。大統領警護隊の狙撃手が銃声を聞いてからクルックス容疑者がいる場所を特定し、わずか5秒ほどで反撃した。

 ◇事前に入念に準備か

 クルックス容疑者は会場を事前に複数回下見し、トランプ氏の演説前に会場上空にカメラ付きドローンを飛ばしていたことが分かっている。事件後には運転していた車と自宅から三つの爆発物も見つかった。捜査を指揮する米連邦捜査局(FBI)はトランプ氏に対する暗殺未遂に加え、広範なテロ攻撃の可能性も視野に捜査している。

 さらに、米CNNなどによると、クルックス容疑者は昨年8月以降、ペンシルベニア州の射撃場を計43回訪れ、大半をライフル射撃に充てていた。最後に訪れたのは事件前日だった。

 事件では連邦議会などから当日の警備態勢の不備を指摘する声も上がった。警護隊のチートル長官は引責辞任。後任のロウ長官代行は2日、チートル氏と同じく「警備隊の失敗」を認めた。

 ◇「非常に知的」な容疑者像

 ペンシルベニア州の有権者登録によると、クルックス容疑者は「共和党員」として登録する一方、過去に民主党系の団体に献金していた。動機の解明に向けて、FBIは7月末までにクルックス容疑者の両親を含む450人以上を聴取。米ABCニュースによると、8月1日にはトランプ氏からも話を聞いた。

 捜査当局はトランプ氏に対し、携帯電話の解析からクルックス容疑者が事件前にトランプ氏を含む著名人の画像を検索していたなどと伝えた一方、動機はまだ正確に分からないと説明した。

 また、クルックス容疑者が「SAT」と呼ばれる大学進学適性試験で高得点を記録していたことにも言及。米国の歴代大統領も初代のジョージ・ワシントンから全て言うことができるなど「非常に知的な人物」だったとの分析も伝えた。

 ◇今後の警備に課題

 米大統領選では8月19〜22日、中西部イリノイ州シカゴで民主党全国大会が開かれる。大統領選から撤退したバイデン大統領(81)の後任として立候補したハリス副大統領(59)が指名受諾演説に臨む予定だ。党大会には5万人超の参加が見込まれている。

 CNNによると、FBIや国土安全保障省、イリノイ州警察などは党大会に向けて作成した脅威評価で「(トランプ氏の)暗殺未遂に対する暴力行為をあおる言説がオンライン上で流れていることを踏まえると、暴力の継続や報復の可能性が懸念される」としており、警戒を強めている。【ニューヨーク中村聡也】

7136OS5:2024/08/14(水) 10:23:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06286d81bcf51c4bcd2f950a0b0f8e387efcbf9
トランプ氏、福島原発事故で軽口 マスク氏は反論
8/13(火) 21:54配信


共同通信
トランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は12日、実業家イーロン・マスク氏とX(旧ツイッター)で対談し、エネルギー政策に関して東京電力福島第1原発事故を念頭に「3千年は土地に戻れない」と軽口をたたいた。根拠不明の発言に対し、マスク氏は「そんなにひどくはない」と反論した。


 マスク氏は原発事故後の2011年7月に福島県相馬市を訪れた。オンライン対談では、事故当時に米西部カリフォルニア州で「放射性物質を含んだ雲が日本から来る」との不安の声があったと説明。「常軌を逸している。私は福島へ行き地元産野菜を食べ、危険ではないと証明した」と強調した。

 トランプ氏は「最近、調子悪そうじゃないか」と続け、マスク氏が「そんなことはない」と応じると「冗談だよ」と言い放った。

 トランプ氏は原発の話題に入る前に、米国やロシア、中国などが保有する核戦力の軍拡や拡散が、気候変動よりも「差し迫った問題だ」と指摘し「かつてない破壊のレベルに達している」と危機感を示した。

7137OS5:2024/08/14(水) 15:37:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b658286885d28f0dab9bc391078f2f406c22d46
全米自動車労組がトランプ氏とマスク氏を告発 対談発言を問題視
8/14(水) 10:29配信

毎日新聞
X(ツイッター)のライブ配信で対談したトランプ前米大統領(左)と実業家のイーロン・マスク氏=AP 

 全米自動車労働組合(UAW)は13日、ドナルド・トランプ前大統領と米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者が、法律に違反してストライキに参加する労働者を脅迫したとして、労働当局に告発した。前日の両氏の対談で「ストに加わった労働者は解雇すればいい」との趣旨の発言があったことを問題視した。

 X(ツイッター)で12日にライブ配信された対談で、トランプ氏はマスク氏に「従業員がストに入ったとする。『OK。君らは全員いなくなる』と言えばよい」と述べた。

 トランプ氏は、マスク氏について「素晴らしいカッターだ」とも発言。経営効率化のための人員削減(カット)策を称賛したとみられる。マスク氏は笑ってトランプ氏の発言を聞いていた。

 米労働法では、ストに参加する権利が労働者に認められている。UAWは「スト参加者の解雇は不可能。『解雇する』と脅すのも違法だ」と主張した。

 UAWは11月の大統領選でカマラ・ハリス副大統領を支持すると決定済み。ショーン・フェイン委員長は「トランプ氏は常に労働者が立ち上がるのに反対し、マスク氏のような億万長者の味方をしている」と批判した。

 トランプ氏はフェイン氏を「即刻委員長を解雇されるべきだ」などと非難してきた。マスク氏も組合活動に批判的な立場で、テスラにはいまだ労組が存在しない。

 マスク氏は今春、テスラの販売不振を受け、全世界で10%以上の人員削減をすると従業員に通知。2022年秋にツイッターを買収した際には、全従業員の約半数を解雇し「激務が嫌なら退職を」とのメールを送っている。【ワシントン大久保渉】

7138OS5:2024/08/16(金) 09:11:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d01fa5ce62235d7833577635e685fa7d84d5f38d
バイデン氏、民主党重鎮に不満 オバマ氏らにいら立ちか
8/15(木) 17:01配信


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共同通信
14日、米首都ワシントンの会合に参加したバイデン米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領の大統領選撤退表明を巡り、米ニュースサイト、ポリティコは14日、バイデン氏が民主党重鎮のペロシ元下院議長らにいら立ちを覚えていると報じた。撤退するよう圧力をかけられたと感じており、副大統領として仕えたオバマ元大統領への不満も抱いているという。複数の関係者の話としている。

 バイデン氏やオバマ氏は中西部シカゴで19〜22日に開かれる民主党大会で演説する予定。バイデン氏に代わって候補となったハリス副大統領は、共和党のトランプ前大統領との本選での対決に向けて弾みをつけたい考えだが、民主党内にしこりが残る可能性がある。

 関係者によると、バイデン氏はペロシ氏が「非情だ」と周囲に漏らしている。民主党が力を握り続けるため、2人が長年かけて築いた良好な関係をペロシ氏がないがしろにしたと考えており、撤退表明後、2人は言葉を交わしていないという。

 撤退論は、6月27日の討論会でバイデン氏が精彩を欠いた後に民主党内で噴出した。

7139OS5:2024/08/17(土) 20:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f6a9c23180325359b148a1e70926c216ae0ecdf
トランプ氏が政権移行チーム発表 息子2人が名誉議長、一族主導が鮮明に
8/17(土) 13:47配信


産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=大内清】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領(78)は16日、11月の本選で勝利した場合に来年1月の第2次政権発足を円滑化するための政権移行チームを発表した。副大統領候補のバンス上院議員(40)に加え、トランプ氏の長男ジュニア氏(46)と次男エリック氏(40)も名誉議長として参加し、「トランプ一族主導」の色合いが鮮明となった。

同チームは、選挙戦と並行し、トランプ氏が公約の目玉に掲げる不法移民の大量送還や原油の増産、減税といった政策の立案作業に当たる。トランプ氏が支持者集会などで繰り返し主張している連邦政府職員の大量パージ(追放)や政敵に対する訴追が可能かなども検討するとみられる。

チームの実務上のトップは、第1次トランプ政権で中小企業局長だったリンダ・マクマホン氏と、金融・投資企業を率いる大富豪のハワード・ルトニック氏が務める。

トランプ氏は同日の声明で、「政権発足初日から効果的に(米国を)統治できると絶対的な自信を持っている」と述べ、政権移行チームへの信頼を強調した。

7140OS5:2024/08/18(日) 20:17:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/bff0375b1f62009ddd4404ef7b265132fdff5ced
無所属ケネディ氏が正念場 ハリス氏に支持奪われ 米大統領選
8/18(日) 7:05配信


時事通信
 【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、正念場を迎えている。

 民主党候補がバイデン大統領からハリス副大統領に代わったことで、選挙戦略に狂いが生じているようだ。

 ケネディ氏は故ケネディ大統領のおい。高い知名度を武器に、当初はバイデン氏と共和党のトランプ前大統領の双方に批判的な人々に支持を広げ、両者の票を奪って選挙結果を左右する存在と見られていた。しかし、新たに登場したハリス氏に支持層の一部を奪われている。

 調査会社ピュー・リサーチ・センターによると、7月のバイデン氏撤退前に実施した世論調査の支持率は、バイデン氏の40%、トランプ氏の44%に対し、ケネディ氏は15%を確保していた。ところが、今月14日に公表された8月の調査結果では、ハリス氏の46%、トランプ氏の45%に対し、ケネディ氏は7%に半減した。

 ワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙などは14日、ケネディ氏の陣営関係者の話として、同氏がハリス氏との直接会談を希望したが、実現しなかったと報道。次期政権でのポストと引き換えにハリス氏支持を打ち出し、選挙戦から撤退する構えだったという。ケネディ氏はX(旧ツイッター)に「ハリス氏を支持する計画はない。倒す計画がある」と投稿し、報道を否定している。

 報道の2日前には東部ニューヨーク州の地裁が、ケネディ氏の届け出た住所に居住実態がないとして、同州での出馬資格を認めない判決を下した。支持離れに司法判断が重なり、同氏の苦境を浮き彫りにした形だ。

7141OS5:2024/08/19(月) 17:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e2941e5a402dd7bbc29e6d8915bbc001f2372d5
形勢が変わった大統領選、ハリス・トランプ両陣営に勝利への方策あり CNN予測
8/19(月) 15:56配信


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CNN.co.jp
青系が民主党支持もしくは民主党寄りの州。赤系が共和党支持もしくは共和党寄りの州。CNNの予測では確保した選挙人の数は民主党候補のハリス副大統領が225人、共和党候補のトランプ前大統領が219人となっている

(CNN) ハリス副大統領が民主党の大統領候補に躍り出たことで、2024年の選挙地図は今年初めのものから劇的に様変わりした。

CNNが作成している最新の選挙人獲得予想「ROAD TO 270」でみられる動きはすべてハリス氏にとってプラスの方向であり、バイデン大統領が大統領候補だったときよりも270人の選挙人獲得への方策を多く持っていることを示唆している。現在の見通しでは20年の選挙戦終盤の状況へと戻っており、七つの激戦州(およびネブラスカ州の1選挙区)が勝利のためにほとんどの時間と資金を費やす中心地となる。広告分析企業のアドインパクトによると、バイデン氏が大統領選への出馬を断念してから4週間でこれら7州では合計2億4000万ドル(約350億円)の広告費が投じられた。内訳は民主党と共和党がほぼ半々だ。

以前の選挙見通しでは、トランプ前大統領が明らかに有利だった。しかしハリス氏が選挙戦に参入し、民主党をすばやくまとめ、民主党勝利に欠かせない有色人種や若年層、女性といった重要な支持層からの勢いを取り戻したことで共和党の優位性は消え去った。一方で、流れは変わったものの、この選挙戦は誤差の範囲での争いに戻ったに過ぎず、現時点で明確に先行している候補者はいない。トランプ氏とハリス氏はどちらも270人の選挙人の獲得に向けた実現可能な方法を複数持っている。

この新たな見通しでは、ミシガン州、ジョージア州、ネバダ州、ノースカロライナ州の4州が共和党寄りから接戦の激戦州に変わった。選挙人総数は53人。

トランプ氏は現在、24州(およびメーン州の1選挙区)で確実な支持を得ているか優勢で、選挙人の合計は219人に上る。勝利に必要な270人には51人足りない。

一方、ハリス氏は19州とコロンビア特別区で確実な支持を得ているか優勢で、選挙人の合計は225人。270人には45人足りない。

民主党全国大会と夏の最後の数週間を迎える現在、7州(およびネブラスカ州の1選挙区)はまさに接戦になるとみられる。選挙人の総数は94人だ。

この選挙見通しは、あくまで現時点の選挙人団の状況を示したもので、11月の結果を予測するものではない。

この現在の見通しは、公式および非公式の世論調査のほか、選挙顧問、共和党および民主党の関係者、議会議員などへの取材に基づいて作成している。

「サンベルト(太陽光地帯)」の州(アリゾナ、ネバダ、ジョージア、ノースカロライナ)の一部は競争が激化しているため、ハリス氏が270人を獲得するための最短ルートは、いわゆる「ブルーウォール」として知られる伝統的に民主党が強い3州(ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン)とネブラスカ州オマハ地区の選挙区を押さえることだというのはおそらく真実だ。

トランプ氏が270人を獲得する最短ルートは、20年に勝利した州をすべて維持し、16年に勝利したジョージア州とペンシルベニア州の2州を取り戻すことだ。この考えによれば、トランプ氏にとってはノースカロライナ州を失わないようにすることが重要となる。トランプ氏が同州を数週間で2回訪問し、テレビCMへの投資を増やした理由はそこにあるかもしれない。

7142OS5:2024/08/21(水) 17:10:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/4802129acc0f036964074e621ee50bd9e8065b78
無所属ケネディ氏が撤退検討 トランプ氏、政権で処遇も 米大統領選
8/21(水) 14:06配信


時事通信
米大統領選の「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月26日、カリフォルニア州オークランド(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、撤退を検討していることが明らかになった。

 ケネディ氏の副大統領候補ニコール・シャナハン氏が20日公開されたポッドキャスト番組のインタビューで、選挙戦から撤退し共和党のトランプ前大統領を支持する可能性を示唆した。

 シャナハン氏は「われわれが検討している選択肢は二つある。一つは(選挙戦に)残って新党を結成すること。もう一つは撤退してトランプ氏と手を組むことだ」と説明した。

 これを受けてトランプ氏は、CNNテレビのインタビューで「私は彼(ケネディ氏)が好きだ。支援を歓迎するだろう」と強調。引き換えに次期政権のポストで処遇する考えを示した。

 ケネディ氏も20日、X(旧ツイッター)に「選挙戦での目標を推進するため、どの政党の指導者とも喜んで話をするつもりだ」と投稿。共闘の条件として「政府から企業の影響力を一掃すること」などを挙げた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/32ba69040141001a3a0d0af481a7c6aa9ffe1237
トランプ氏、ケネディ氏を政権要職に起用検討 選挙撤退と支持が条件
8/21(水) 10:35配信

毎日新聞
米大統領選への立候補を表明している無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏=東部ペンシルベニア州で2024年8月20日、AP

 11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は20日、無所属候補で弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が撤退して自身の支持に回れば、次期政権で要職への起用を検討すると明らかにした。


 これに先立ち、ケネディ陣営はトランプ氏支持を検討していると明らかにした。ケネディ氏が撤退すれば、選挙情勢に大きな影響を与える可能性がある。

 ケネディ氏の副大統領候補で弁護士のニコール・シャナハン氏は、この日公開されたポッドキャストの番組で、「我々が検討している選択肢は二つある」と説明した。

 一つは選挙戦に残ることで、その場合はケネディ氏がトランプ氏の支持層からより多くの票を奪うため「ハリス氏が大統領になる危険性がある」と指摘した。もう一つは選挙戦からの離脱で、その場合は「トランプ氏と手を組み、なぜそう決断したかを支持基盤に説明する」と話した。

 ケネディ氏は「第3の候補」として民主党のジョー・バイデン大統領(81)とトランプ氏の再対決に嫌気が差していた有権者らから一定の支持を集めていた。しかし、バイデン氏が7月下旬に撤退を表明して民主党候補がカマラ・ハリス副大統領(59)に差し替わる中、ケネディ氏の支持率は低下傾向にある。

 トランプ氏はCNNテレビのインタビューで、シャナハン氏の発言について問われ、「支持はうれしい」と話した。さらに、大統領選で勝った場合にケネディ氏を政権の要職に任命することを検討するか聞かれると、「おそらくそうするだろう。彼は非常に賢い男だ」などと語った。【ワシントン西田進一郎】

7143OS5:2024/08/23(金) 10:57:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc179efd35729767e7d5dc525b7490b3ddd6cef5
支持者の服装や音楽… 党大会に見る米民主と共和、カラーの違い
8/23(金) 7:30配信


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毎日新聞
米中西部イリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会で、ハリス副大統領の登場に沸く会場=2024年8月19日、秋山信一撮影

 米中西部イリノイ州シカゴで開催中の民主党全国大会は、7月の共和党全国大会とは会場の雰囲気が異なっている。どちらも11月の大統領選に向けた党内の盛り上げには成功しているが、カラーの違いも鮮明だ。

【写真で見る】民主党と共和党、党大会の違い

 民主党大会2日目の20日夜、各州の代議員らによる大統領候補の指名投票の開始が告げられると、軽快な音楽が流れ出した。「皆さん、DJキャシディーです。今からロールコーーール(点呼投票)をやろうぜ」。グラミー賞候補になったこともあるDJキャシディーさんが叫ぶと、会場は歓声に包まれた。

 進行役が州の名前を順番に告げるのに合わせて、キャシディーさんが州にちなんだ曲や州出身者の曲を流す。指名された州の知事や党幹部らが短いスピーチの後、次々とカマラ・ハリス副大統領(59)への支持を表明していった。

 既に8月上旬にオンライン投票で結果は確定しており、今回の投票は形式的だった。しかし本来、指名投票は全米各地から集まった代議員団の最大の見せ場だ。盛り上げに一役買ったキャシディーさんは米メディアに「選曲は自分が提案した。各州に特別な意味を持つ曲を流すのが大切だと思っていた」と語った。

 音楽の演出では共和党大会も負けていなかった。主にイベントの専属バンドとして活動する「シックスワイヤ」が4日間、往年の名曲のカバーを中心に生演奏。ドナルド・トランプ前大統領(78)の支持者であるカントリー歌手リー・グリーンウッドさんと共に「ゴッド・ブレス・ザ・USA」(米国に神の祝福を)を演奏したほか、機材のトラブルで進行が遅れた際に場をつなぐ場面もあった。

 ただ、共和党大会ではあくまで音楽は脇役だ。指名投票の際も会場はいったん静まり、各州の代議員団のスピーチを聞いていた。曲調もポップな民主党に対して、共和党はカントリーやロックが多かった。

 ◇共和党は「トランプグッズ」

 会場の雰囲気で最も異なるのが、集まった支持者らの顔ぶれや服装だ。

 共和党大会は白人が大半で、トランプ氏の支持者が多い内陸部の農村の人種構成に似ていた。帽子やシャツ、ピンバッジなど「トランプグッズ」で身を固めた支持者も目立った。

 対照的に、民主党大会では黒人や中南米系も多く、党の支持基盤がある沿岸部の都市の雰囲気を漂わせている。会場ではハリス氏のグッズも販売されているが、身につけている人はそれほど目立たない。性的少数者(LGBTQなど)に配慮する民主党らしく、誰でも使える「ジェンダーニュートラル」のトイレも用意されていた。

 演説やシュプレヒコールには、党の現状も映し出されている。

 共和党ではトランプ氏の選挙スローガン「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再び偉大に)」を引用する応援演説が多かった。演説に応えるように会場から湧くシュプレヒコールも、大会直前に銃撃された際にトランプ氏が言った「ファイト(戦え)」や定番の「USA」が合言葉となっていた。

 一方、民主党のハリス陣営は、演者の「ホエン・ウィー・ファイト(我々が戦う時)」の呼びかけに対して、聴衆が「ウィー・ウィン(我々は勝つ)」と応えるコールを定着させようとしている。しかし、本格的に選挙運動を始めたばかりで、応援演説で引用されることはあまりない。

 オバマ元大統領が自身の選挙スローガンを応用した「イエス・シー・キャン(彼女ならできる)」、全米自動車労働組合(UAW)のフェイン委員長が使った「トランプ・イズ・ア・スキャブ(トランプ氏はスト破りだ)」などの独自のキャッチフレーズを聴衆が自然発生的に連呼する場面が相次ぎ、シュプレヒコールにも「多様性」が出ている。【シカゴ秋山信一】

7144OS5:2024/08/23(金) 15:24:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/59bdddb87210f0fdc00d1a1b2afa108c2dfff0e4
中西部激戦州の争奪バトル ウォルズ氏VSバンス氏 米副大統領候補
8/23(金) 7:09配信


時事通信
米民主党の副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事(左)と共和党の同バンス上院議員(AFP時事)

 【シカゴ時事】米民主党の副大統領候補、ウォルズ・ミネソタ州知事(60)は21日、同党全国大会での演説で「ネブラスカ州の小さな町で育ち、お互いを大切にすることを学んだ」と切り出した。

【ひと目でわかる】米民主、共和両党の副大統領候補比較

 共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)と同じく、11月の大統領選で激戦が予想される中西部の労働者層の共感を勝ち取る狙いがある。

 元州兵、高校教師、アメフトのコーチ―。ウォルズ氏の最大の武器は、中西部の田舎にいる庶民的な白人男性像を体現する容姿と、その「素朴で実直な人柄」だ。演説では、共和党候補のトランプ前大統領(78)とバンス氏について「彼らの政策は困っている隣人の役には立たない。奇妙だ」と独特な言い回しで批判する。

 労働者階級の出身を強調するウォルズ氏の政策は左派寄りだ。知事として中間層の減税や処方薬のコスト削減、学校給食の無償化に取り組んだ。また、人工妊娠中絶、体外受精など生殖を巡る個人の自由の保護や、銃規制も呼び掛ける。

 中西部のラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置するミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州は特に激戦地と目されている。過去3回の大統領選の勝者はいずれも3州で勝利しており、ハリス、トランプ両陣営のてこ入れが激しさを増す。

 トランプ氏がバンス氏を抜てきしたのも、中西部の労働者の結集を期待してのことだ。バンス氏は、繁栄から取り残された白人の悲哀を描いた回顧録を執筆して一躍有名となった。中西部オハイオ州で育ち、高校を卒業して海兵隊に入隊、イラク戦争に従事した。

 その後、エール大法科大学院に進学し、ベンチャー投資会社の経営者も務めている。歯切れの良い弁舌は、ウォルズ氏と対照的に見える。

 バンス氏はテレビのインタビューで、民主党大会で受けたトランプ陣営に対する批判に対して「トランプ大統領時代、物価は低く、中間層の賃金は上昇していた。国境も安全だった」と反論。「私はとても貧しい家庭で育った。祖母がよく働いて犠牲になってくれたおかげで、アメリカンドリームを生きることができた」と語り、中西部の労働者層に寄り添う姿勢を強調した。

 ウォルズ、バンス両氏は10月1日、互いの勝利を目指してテレビ討論会で議論を戦わせる。

7145とはずがたり:2024/08/23(金) 23:33:28

もがくトランプ氏、陰謀論に引き付けられる 周囲は目を覚ますよう懇願
2024.08.15 Thu posted at 07:55 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35222746.html?ref=rss

(CNN) トランプ前米大統領と、X(旧ツイッター)を所有する億万長者イーロン・マスク氏とのX上での対談が40分以上の技術トラブルの末にようやく始まったとき、マスク氏は証拠もなくトランプ氏の敵対者が同氏を黙らせるためにXへの攻撃を計画したと主張した。

マスク氏は「トランプ大統領の発言を聞くだけの人々に対して多くの妨害がある」と述べた。

しかし最近、最も熱心にトランプ氏を黙らせようとしているのは、同氏が再び大統領になることを望んでいる人々だ。

経験したことのない急速に変化する政治情勢にまごつき、取り乱しているように見えるトランプ氏は、その状況に対処しようと悪意に満ちたメッセージや、人種差別的な侮辱、陰謀めいた攻撃を繰り広げている。こうした行動は同氏に近い支持者や献金者の目にさえ非生産的に映る。トランプ氏が最近、なすべきことに集中できていないために、新たな対立候補であるハリス副大統領の勢いをくじく機会を無駄にしてしまったと非公式に深刻な懸念を表明する人もいる。

トランプ氏に近いある情報筋は、民主党が活気づいており、選挙戦の様相が変わったことに警戒感を示す。ハリス氏は資金調達ができ、首尾一貫した議論でトランプ氏に対抗できると指摘。トランプ氏は経済や移民について議論すべきだと訴える。

トランプ氏はマスク氏との2時間の対談の中で、2020年の選挙についての聞き慣れた不平を吐き出し、タイム誌の最新号の表紙でのハリス氏の美しさについてコメントし、バイデン大統領に執着し、CNNの集計によると少なくとも20個のうそをついた。

トランプ陣営の広報は声明で、トランプ氏が対談でハリス・ウォルズ陣営がいかに弱く、危険なほどリベラルで、米国史上最も過激であるかについて糾弾したと主張。「トランプ大統領はすべての演説で米国第一主義の政策を通じてこの国に対する大胆な展望を示し、急騰するインフレ、制御不能な国境、そして米国地域社会における犯罪の急増というハリス氏の悲惨な実績と対比させている」と述べた。

この対談はバイデン氏が7月21日に撤退して以降のトランプ氏のアプローチを反映したものだった。トランプ氏はハリス氏の人気が高まり、もはや自分に有利ではなくなった政治情勢に対処しようともがいてきた。トランプ氏はジャマイカ系とインド系の移民の子であるハリス氏が人種的アイデンティティーの半分を隠していると非難。自宅である「マール・ア・ラーゴ」に報道陣を集め、原稿なしの虚偽に満ちた記者会見を開き、21年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件前の聴衆の規模は、1963年にワシントンでマーティン・ルーサー・キング・ジュニアのもと雇用と自由を求めて行われた大行進に参加した人の数に匹敵すると主張した。

トランプ氏の選挙活動に再び注目が集まっていることを示す別の兆候がある。人気歌手セリーヌ・ディオンが10日、モンタナ州で行われたトランプ氏の集会で自身の楽曲が「無断使用された」ことを公に非難したのだ。トランプ陣営は23年と24年の集会で、ディオンのヒット曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を繰り返し取り上げてきた。しかしディオンの声明によると、この曲が選挙活動のプレイリストに含まれていることは最近になって初めて知ったという。

共和党は形勢が変わったことに不満を漏らす。共和党議員らはトランプ氏の最近の発言に警戒感を高め、顧問らはトランプ氏に方針転換を促す方法を急ぎ模索している。トランプ氏に近いラリー・クドロー氏とケリーアン・コンウェイ氏はFOXビジネスの番組でトランプ氏に対し、ハリス氏への悪口や侮辱をやめ、洞察や政策の対比をすることが勝利への方程式だと呼び掛けた。

トランプ氏の周囲にいる一部の人々にとって同様に警戒すべきなのは、インターネットの傍流から発生した陰謀論を最近のトランプ氏が支持していることだ。トランプ氏は先週末、先ごろ行われたハリス氏のミシガン州での集会には「誰も」参加していなかったという虚偽の主張をSNSに投稿した。インターネット上の極右の陰謀論者に端を発するこの主張は、参加者やメディアが集会に参加した数千人の支持者を捉えた写真や動画によって簡単に反証された。

トランプ氏を支持する情報筋は、同氏が複数の陰謀論を拡散したことに直接言及しながら「悪循環に陥っている」ように見えると指摘。選挙戦の新たな状況が明らかになった今、トランプ氏が再び焦点を合わせられるようになることを期待していると述べた。

「私たちの多くがトランプ氏を頼りにしている」「だから、彼には早く目を覚ましてほしい」

7146OS5:2024/08/24(土) 09:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b13b99abb0ecdfafe78dfe37897d1b3cc89012
米大統領選「第3の候補」ケネディ氏が撤退表明…支持層の動向、激戦州の情勢に影響可能性
8/24(土) 5:29配


読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米大統領選に無所属で出馬を表明していたロバート・ケネディ・ジュニア氏は23日、アリゾナ州で記者会見し、大統領選から撤退することを表明した。共和党のトランプ前大統領を支持する考えも明らかにした。


 「第3の候補」として最有力だったケネディ氏の支持層の動向は、激戦州の情勢に影響を与える可能性がある。

 ケネディ氏は会見で、トランプ氏との関係について、「我々の政策には違いがあるが、他の重要な点では一致している」と述べた。トランプ氏はケネディ氏が撤退した場合、要職で処遇することを検討する考えを示していた。

 ケネディ氏は、ジョン・F・ケネディ元大統領(民主党)のおいにあたる。

7147OS5:2024/08/24(土) 09:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/87d91a654ed4d5e680a88d4a6d50c62fe5367796
ハリス氏、激戦5州で優勢 米大統領選の世論調査
8/24(土) 7:14配信


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時事通信
ハリス米副大統領(左)とトランプ前大統領(AFP時事)

 【シカゴ時事】11月の米大統領選の結果を左右する激戦州で、民主党のハリス副大統領が共和党のトランプ前大統領に対して優勢となっている。

【図解】米大統領選の激戦州での支持率

 選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートが14日に公表した世論調査では、ハリス氏が激戦7州のうち、5州でリードしている。

 7州はアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの各州。他の州では有権者の投票行動がはっきりしており、民主、共和のどちらかが明らかに優勢だが、7州では両党が伯仲している。過去の大統領選でも、激戦州の勝敗が全体の結果に直結してきた。

 クックの調査では、7州のうち、ハリス氏が5州で先行。トランプ氏はネバダ州で優位だった。ジョージア州では両者が並んだ。

 バイデン大統領の撤退表明前の調査では、トランプ氏が6州で先行し、ウィスコンシン州のみ引き分けだった。バイデン氏からハリス氏に候補者が代わったことで、民主党が勢いを取り戻した。

 一方、クックが22日公表した全国レベルの世論調査では、ハリス氏が47.6%で、46.7%のトランプ氏をわずかに上回った。ハリス氏が大卒の白人、黒人やヒスパニック系、若年層の支持を集め、トランプ氏は非大卒の白人を中心に支持を固めている。

7148OS5:2024/08/24(土) 09:47:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/59bdddb87210f0fdc00d1a1b2afa108c2dfff0e4
中西部激戦州の争奪バトル ウォルズ氏VSバンス氏 米副大統領候補
8/23(金) 7:09配信


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時事通信
米民主党の副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事(左)と共和党の同バンス上院議員(AFP時事)

 【シカゴ時事】米民主党の副大統領候補、ウォルズ・ミネソタ州知事(60)は21日、同党全国大会での演説で「ネブラスカ州の小さな町で育ち、お互いを大切にすることを学んだ」と切り出した。

【ひと目でわかる】米民主、共和両党の副大統領候補比較

 共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)と同じく、11月の大統領選で激戦が予想される中西部の労働者層の共感を勝ち取る狙いがある。

 元州兵、高校教師、アメフトのコーチ―。ウォルズ氏の最大の武器は、中西部の田舎にいる庶民的な白人男性像を体現する容姿と、その「素朴で実直な人柄」だ。演説では、共和党候補のトランプ前大統領(78)とバンス氏について「彼らの政策は困っている隣人の役には立たない。奇妙だ」と独特な言い回しで批判する。

 労働者階級の出身を強調するウォルズ氏の政策は左派寄りだ。知事として中間層の減税や処方薬のコスト削減、学校給食の無償化に取り組んだ。また、人工妊娠中絶、体外受精など生殖を巡る個人の自由の保護や、銃規制も呼び掛ける。

 中西部のラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置するミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州は特に激戦地と目されている。過去3回の大統領選の勝者はいずれも3州で勝利しており、ハリス、トランプ両陣営のてこ入れが激しさを増す。

 トランプ氏がバンス氏を抜てきしたのも、中西部の労働者の結集を期待してのことだ。バンス氏は、繁栄から取り残された白人の悲哀を描いた回顧録を執筆して一躍有名となった。中西部オハイオ州で育ち、高校を卒業して海兵隊に入隊、イラク戦争に従事した。

 その後、エール大法科大学院に進学し、ベンチャー投資会社の経営者も務めている。歯切れの良い弁舌は、ウォルズ氏と対照的に見える。

 バンス氏はテレビのインタビューで、民主党大会で受けたトランプ陣営に対する批判に対して「トランプ大統領時代、物価は低く、中間層の賃金は上昇していた。国境も安全だった」と反論。「私はとても貧しい家庭で育った。祖母がよく働いて犠牲になってくれたおかげで、アメリカンドリームを生きることができた」と語り、中西部の労働者層に寄り添う姿勢を強調した。

 ウォルズ、バンス両氏は10月1日、互いの勝利を目指してテレビ討論会で議論を戦わせる。

7149OS5:2024/08/26(月) 06:25:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/91bdb08fe9bf9576f0f75d13899343569047e159
ハリス氏、党大会後も勢い 資金は潤沢、激戦州で攻勢へ
8/26(月) 5:42配信

共同通信
22日、米シカゴの民主党大会で演説するハリス副大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で、民主党のハリス副大統領陣営は25日、立候補した7月下旬からの約1カ月で約5億4千万ドル(約780億円)の資金を集めたと発表した。今月22日に閉幕した大会後も勢いを維持しており、潤沢な資金を武器に激戦州で攻勢を強める。

 共和党のトランプ前大統領陣営が7月に集めた資金は1億3870万ドルだった。中西部シカゴで開かれた民主党大会では、トランプ氏と決別した共和党のキンジンガー元下院議員なども演説しており、幅広い層へのアピールが奏功した。

 ハリス陣営によると、直近1週間の献金のうち、3分の1は新規の寄付者によるもので、若者や女性が目立った。

7150OS5:2024/08/30(金) 17:47:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce0ac9e5d51f194e2da594bbefe03cb05ab9a02
ハリス氏「共和党員を閣僚に起用」、異なる見解取り入れ中間層強化…党指名獲得後の初インタビュー
8/30(金) 13:24配信


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読売新聞オンライン
 【ワシントン=池田慶太】米民主党大統領候補のカマラ・ハリス副大統領(59)は29日、CNNのインタビューで「政権の最優先事項は中間層の強化だ」と述べ、大統領就任初日から物価上昇対策に取り組む意向を表明した。異なる見解や経験を取り入れる必要があるとして、共和党員を閣僚に起用する方針も明らかにした。

 ハリス氏が今月、党指名を獲得してから報道機関のインタビューに応じるのは初めて。共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領(78)はハリス氏がインタビューから逃げていると批判していた。

 ハリス氏は共和党員の閣僚起用に関し、特定の人物は挙げなかったが、「私はキャリアを通じて意見の多様性を促してきた」と強調し、「共和党員が閣僚に加わることは米国民にとって有益だと思う」と述べた。

 物価上昇対策に関しては「我々は米国の家族に投資する」と述べ、住宅価格の低下に集中的に取り組む意向を示した。メキシコ国境を越えて入国する不法移民について「責任を問われるべきだ。我々には執行すべき法律がある」と述べ、厳格に対処する考えを示した。

 ハリス氏は、「気候変動の危機は現実のものであり、喫緊の課題だ」と述べ、気候変動対策を重視する意向も表明した。一方でシェールガス採掘で環境汚染が指摘される掘削手法については禁止しない考えを示した。

 インタビューには副大統領候補のミネソタ州ティム・ウォルズ知事(60)も同席した。

7151OS5:2024/09/08(日) 21:43:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7d003e628b0aa95b15cbbaae6b664663dbf400
資金集めではハリス氏が優位に 手持ち資金は双方で計1000億円
9/8(日) 15:00配信
毎日新聞
カマラ・ハリス米副大統領=2024年8月22日、秋山信一撮影

 11月の米大統領選で初当選を目指す民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)の陣営は6日、8月に3億6100万ドル(約513億円)の選挙資金を集めたと発表した。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が集めた額の3倍近くに上った。8月末時点で双方の手持ち資金は計約1000億円に上っており、両陣営は残り2カ月で接戦州に集中投下する方針だ。

 ハリス陣営の発表によると、新規の献金者が8月だけで約130万人に上った。献金の95%は200ドル(約2万8400円)未満の少額献金で、献金者には特に教員や看護師が多いという。約20%は共和党員や無党派層からだった。

 8月はハリス氏の党候補指名や中西部ミネソタ州のティム・ウォルズ知事(60)の副大統領候補起用、党全国大会など資金集めにつながるイベントが重なったこともあり、ジョー・バイデン大統領(81)からの候補差し替え後の党の勢いを象徴する結果となった。

 一方、トランプ陣営は8月に1億3000万ドル(約185億円)を集めた。1件当たりの献金額は約56ドル(約8000円)で、陣営は「一般的な米国民から支援を受けているということだ」とアピールした。

 8月末時点の手元資金はハリス陣営が4億400万ドル(約575億円)、トランプ陣営は2億9500万ドル(約420億円)。ハリス陣営は、連邦議会選や州知事選など大統領選と同時に施行される選挙の民主党候補に計1000万ドル(約14億円)を振り分ける余力も見せている。ただ、双方とも陣営本体とは別に、大口献金者らが運営する特別政治活動委員会(スーパーPAC)が選挙運動を支援しており、実際の資金力の差は明確ではない。

 両陣営は接戦7州を中心に戸別訪問の経費、電話での支持呼びかけ、選挙広告費などに多額の選挙資金を投じる方針だ。【ワシントン秋山信一】

7152OS5:2024/09/08(日) 21:55:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9a39cfcd5e62cd5fe6953515f79a886f66c4251
共和党のチェイニー元副大統領、ハリス氏に投票へ 米大統領選
9/7(土) 16:50配信
CNN.co.jp
米国のチェイニー元副大統領(右)と娘のリズ・チェイニー氏

(CNN) チェイニー元米副大統領は6日、11月の大統領選で共和党のトランプ前大統領ではなく、民主党のハリス副大統領に投票する考えを明らかにした。トランプ氏に「二度と権力を委ねるわけにはいかない」と警鐘を鳴らした。

チェイニー氏は声明で「米国の248年の歴史において、トランプ氏ほど我々の共和国にとって大きな脅威となった人物はいない」と指摘。「有権者に拒絶された後も、彼は権力の座にとどまろうと噓(うそ)と暴力を利用して選挙を盗もうとした。二度と彼に権力を委ねるわけにはいかない」と訴えた。

そのうえで「市民として、我々には党派よりも国を優先して憲法を守る責務がある。私がハリス副大統領に1票を投じるのはそのためだ」と結んだ。

ハリス陣営のオマリーディロン選対本部長の声明によると、ハリス氏はチェイニー氏の支持を誇りに思っており、「党よりも国を優先する彼の勇気を深く尊敬している」という。

チェイニー氏の娘リズ・チェイニー元下院議員はこれに先立ち、テキサス州オースティンの催しで、父親はハリス氏に投票する意向だと明らかにしていた。リズ・チェイニー氏自身、以前に「トランプ氏の突き付ける危険」を理由にハリス氏に投票する考えを表明していた。

リズ・チェイニー氏はこの日、共和党の正副大統領候補に猛烈な批判を浴びせ、トランプ氏を「下劣な人間」と形容。伴走する副大統領候補のJ・D・バンス上院議員ともども、「女性嫌いのブタ」と痛罵した。

一方、トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに「ディック・チェイニーも娘も重要度の低いRINO(名ばかりの共和党員)だ」と書き込んだ。

チェイニー氏はジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領を務めた筋金入りの保守派で、下院共和党の幹部職を歴任した。ハリス氏への支持は驚くべき動きと言える。

チェイニー氏は2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃後、共和党とトランプ氏に批判的な姿勢を示した。22年に再選を目指した娘の選挙戦の広告では、トランプ氏を「我々の共和国にとっての脅威」「卑劣な人間」と呼んでいた。

7153OS5:2024/09/11(水) 12:55:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f6d7d7f790680eb629a252e4cc0014ab824bb2
即興、所作、間合い…イメージ戦が勝敗を左右 米大統領選討論会
9/11(水) 9:11配信


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毎日新聞
民主党のハリス副大統領(左)と共和党のトランプ前大統領=ロイター

 11月の米大統領選に向けた主要候補のテレビ討論会が10日夜(日本時間11日午前)、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで始まる。世論調査では接戦が続く民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が初の直接対決に臨む。態度を決めていない接戦州の有権者や無党派層を意識し、経済や移民、人工妊娠中絶など主要テーマを巡って論戦を繰り広げる。

【図解でまるわかり】米大統領選 候補の横顔から仕組みまで

 ハリス氏は、7月に選挙戦から撤退したジョー・バイデン大統領(81)の主要政策を引き継ぎながら、候補の若返りを生かして「未来への新たな道」を訴えている。中間層重視の方針を維持し、低・中所得者層や子育て世帯への税制優遇策を拡充する一方で、大企業や富裕層への増税を提唱。人工妊娠中絶を選ぶ権利を擁護する姿勢も強調する。トランプ氏を「米国ではなく、自分のために大統領の権力を使おうとしている」と批判する構えだ。

 トランプ氏は「米国は衰退している」と危機感をあおり、「偉大な米国」の復活を掲げている。1期目に実現した法人減税をさらに進め、規制緩和を推進し、企業活動の活性化によって経済成長を図る政策だ。メキシコとの国境で不法越境を阻止するための「国境の壁」建設や、石油・天然ガスの掘削推進を掲げ、バイデン政権からの「変化」をアピールする方針だ。

 討論会には論戦だけでなく、イメージ戦の側面もあり、候補者は即興での対応力や討論中の所作も問われる。ハリス氏は原稿がない場合の説明力不足、トランプ氏は不規則発言や誇張が問題視される傾向があり、90分間に及ぶ長丁場の対応が注目される。

 今回の選挙戦は当初、2020年大統領選に続くバイデン、トランプ両氏の再対決の構図だった。しかし、バイデン氏が6月の討論会で高齢不安を露呈し、党内からの圧力を受けて7月に出馬断念を表明。8月にハリス氏が党候補指名を受け、約3カ月間の異例の短期決戦に突入した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(10日時点)によると、「1対1」を想定した場合の支持率はハリス氏48・4%、トランプ氏47・3%と伯仲している。候補差し替えによって民主党内の熱気が高まり、ハリス氏が8月上旬にトランプ氏を逆転したが、8月下旬以降は僅差の状況が続いている。【ワシントン秋山信一】

7154OS5:2024/09/11(水) 17:39:41
https://www.nhk.jp/p/catchsekai/ts/KQ2GPZPJWM/blog/bl/pK4Agvr4d1/bp/pJKWxWYMWJ/
【解説・アメリカ大統領選】激戦州“勝利の方程式”は
公開:
2024年
8月30日(金)
午後4:02
更新:
2024年
8月30日(金)
午後4:02
NHK
激戦州を精力的に飛び回り支持を訴える民主党ハリス氏と共和党トランプ氏。なぜ激戦州が重要なのか、そして、両候補の“勝利の方程式”を、望月麻美キャスターが解説します。

(「キャッチ!世界のトップニュース」で2024年8月30日に放送した内容です)


・7つの激戦州 現在の状況は

アメリカ大統領選挙では、有権者は大統領にふさわしいと思う人に投票します。しかし、得票数で勝敗が決まるのではありません。投票結果によってそれぞれの候補が獲得する「選挙人」の数で決まります。

「選挙人」はあわせて538人。過半数の270人を獲得した時点で勝者が決まります。その「選挙人」は各州と首都ワシントンに人口などに応じて割り当てられています。そして、ほとんどの州で「勝者総取り方式」、つまり、1票でも上回った候補が、州の選挙人すべてを獲得する方式を採用しています。そのため、全体の得票数で上回るよりも、激戦州で勝利し選挙人の数を積み上げることが重要になってくるのです。



では、勝利への方程式をシミュレーションしてみます。この図は、CNNテレビの世論調査結果に基づく現在の予想です。数字が選挙人の数です。

赤、またはピンクはトランプ氏が。青、または水色はハリス氏が、現時点では勝利すると予想され、黄色の7州が、現時点でも予想がつかない激戦州となっています。これに基づき、ハリス氏が225人、トランプ氏が219人の選挙人を獲得することを前提に考えてみます。

7155OS5:2024/09/11(水) 17:42:17
まず、ハリス氏です。ハリス氏が遊説した南部ジョージア州は、前々回はトランプ氏、前回はバイデン氏が勝利しました。人口の3割を占める黒人層は伝統的な民主党の支持基盤ですがバイデン氏の経済政策などで支持離れが指摘されていました。しかし、ハリス氏の登場で、黒人層の民主党支持が盛り返しています。そこで、ジョージア州で16人を獲得するとします。

続いて、トランプ氏が訪れている中西部ウイスコンシン州とミシガン州は、各種世論調査の平均ではハリス氏がリードしています。この2州であわせて25人獲得したとします。それでも、過半数に必要な選挙人は4人残りもう1州、制さなければなりません。しかし、現時点では、僅差ではありますがどの州もトランプ氏がリードしています。

支持率の差が最も小さいのが東部ペンシルベニア州です。ここは、選挙のたびに有権者の動向が揺れる「スイング・ステート」です。また、製造業が衰退した地域、「ラストベルト」の一帯に位置します。

ハリス氏もトランプ氏も、ここで白人労働者層の支持を得ようと、副大統領候補にはそれぞれラストベルトにゆかりの深い人物を据え、激しい戦いを繰り広げています。

7156OS5:2024/09/11(水) 17:42:53
続いて、トランプ氏です。現時点の各種世論調査結果のまま激戦州のうち5州を制すれば、勝利します。

一方、ジョージア州でハリス氏が追い上げているほか、伝統的な共和党の地盤だった西部アリゾナ州も、カリフォルニア州からの移住者が増えてリベラルな人が増えていることなどを背景に、接戦となっています。この2つの州を落とすと270人に届かなくなるため、トランプ氏はジョージア州とアリゾナ州で勝利した上で、僅差のペンシルベニア州でも勝利することが重要になります。


一方、ウイスコンシン州とミシガン州は、前々回はトランプ氏が勝利しています。支持基盤である白人労働者層に訴えてハリス氏支持の切り崩しを図っています。両陣営は情勢を踏まえてこうしたパズルを繰り返し、選挙活動を続けていくことになります。

ただ、世論調査結果は必ずしも正しく世論を反映しているわけではありません。また、今後、注目のテレビ討論会などを受けて状況が大きく動き、激戦州以外の州でも情勢が変わることもありえます。

大統領選挙の投票日までまもなく2か月。あすから私はアメリカに取材に向かいます。注目のテレビ討論会も控える現地の表情を取材し、現地から中継で放送にも参加します。番組でしっかりとお伝えしていきます。

7157OS5:2024/09/11(水) 17:44:57

西部 アリゾナ州(11)
西部 ネバタ州(6)
中西部ウイスコンシン州(11)
中西部ミシガン州(15)
南部 ジョージア州(16)
東部 ペンシルベニア州(19)
東部 ノースカロライナ州(16)

7158OS5:2024/09/13(金) 08:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/855bec310f6369c302a4841d742b7c4be8b911fd
トランプ氏側近、準備した攻撃材料使わず愕然 テレビ討論会
9/12(木) 11:30配信


CNN.co.jp
大統領討論会の後、会場内の取材エリアでメディアの質問に答えるトランプ前大統領

(CNN) 11月の米大統領選に向けて10日夜に行われたABCニュース主催のテレビ討論会をめぐり、共和党候補のトランプ前大統領の側近の一部からは、民主党候補のハリス副大統領の実績や政策転換など準備してきた論点に対する攻撃をうまく行えなかったトランプ氏に対し、愕然(がくぜん)としたとの声が上がった。


トランプ氏は討論会の舞台を降りるとすぐ、視聴室で待機していた人々に対して、討論会がどうだったか質問を始めた。面と向かって「素晴らしい仕事をした」と称賛する人もいたが、多くは内心、そう思ってはいなかったようだ。

トランプ氏の周辺からは討論会について、よく言って引き分け、悪く言えば敗北との声が出ている。

情報筋によれば、トランプ氏はハリス氏との初の討論会に向けて、今夏にバイデン大統領と行った討論会のときよりも、準備を重ねてきたという。それでも、トランプ氏は最後の締めくくりとなる発言まで、ハリス氏に対する主要な攻撃材料のひとつである、現在掲げる公約をなぜ副大統領として過ごした3年半の間に実現できていないのかという点について言及をしなかった。非公開の場や選挙集会でこの指摘を耳にしていた側近の多くが驚いたという。

側近のひとりは、トランプ氏が、ハリス氏がまいた餌にことごとく食いついてしまったと認めた。

トランプ氏の側近からはテレビ討論会について「チャンスを逃した」との声も上がるが、討論会の全体的な重要性については重視しておらず、ペンシルベニア州などの激戦州での支持に影響はないとみている。

トランプ氏自身は11日午前の段階で、2回目の討論会について言及していないものの、CNNの取材を受けた関係者はほぼ全員、トランプ氏が最終的には2回目の討論会に応じるとみていると明らかにした。

7159OS5:2024/09/23(月) 09:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a541a6f648ba101663b701c0eb26e6f6d51512b
トランプ氏が推す知事候補、ポルノサイトに問題投稿か 激戦州で痛手
9/21(土) 12:30配信

朝日新聞デジタル
2024年8月14日、米ノースカロライナ州での選挙集会で、トランプ前大統領に先立って演説をする同州のマーク・ロビンソン副知事=AP

 米南部ノースカロライナ州で、トランプ前大統領の支持を受けた共和党の知事選候補が、過去にポルノサイトの掲示板に「私は黒人のナチスだ」などと問題投稿を連発していた、と米CNNが報じた。同州は知事選と同時に実施される大統領選でも激戦州で、トランプ氏自身にとっても痛手となる可能性がある。

 スキャンダルが報じられたのは、11月の知事選に共和党から立候補しているマーク・ロビンソン副知事。CNNが19日に調査報道として、ロビンソン氏が2008〜12年にポルノサイトの掲示板などに人種や性的嗜好(しこう)をめぐる投稿を繰り返してきたことを詳報した。

 CNNによると、掲示板には「奴隷制は悪くない。復活されることを望む」といった投稿や、当時のオバマ政権について「いまワシントンにいるやつらよりも、ヒトラーの方がいい」といった投稿があった。またロビンソン氏は表向きにはトランスジェンダーへの批判を公言していたが、掲示板では「トランスジェンダーのポルノを見るのが好きだ」と投稿していたという。

朝日新聞社

7160OS5:2024/09/23(月) 09:25:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85a3dd85a67796d0a3d8aeaeeafb285b909a0f4
マスク氏、またも問題発言 トランプ氏暗殺未遂巡り
9/16(月) 19:42配信

時事通信
米実業家イーロン・マスク氏=5月6日、ビバリーヒルズ(AFP時事)

 【ロサンゼルス時事】米実業家イーロン・マスク氏は15日、トランプ前大統領の暗殺未遂を巡り、自身がオーナーのX(旧ツイッター)に「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとすらしない」と投稿した。

【写真】発砲があった米南部フロリダ州ウエストパームビーチのゴルフ場周辺に集まった捜査車両

 11月の大統領選では共和党候補のトランプ氏への支持を表明済み。対抗馬である民主党のハリス氏らの暗殺を望むかのような発言に批判が殺到し、間もなく削除した。

 マスク氏は4日に、ナチス・ドイツ擁護者が出演したポッドキャスト番組を「見る価値がある」と投稿したばかり。7月には、ハリス氏の偽動画も広めた。Xの規約に抵触し得る問題発言が絶えないが、アカウント停止などの措置は取られていない。

 マスク氏は、フォロワーの「何で彼らはトランプ氏を殺したがるのか」との書き込みに反応する形で問題の投稿を行った。利用者からは「危険で不穏な挑発行為」「これは扇動だ」などとマスク氏を非難する声が上がった。

 マスク氏は削除後、「ジョークは、人々が文脈を理解しない場合、それほど笑えないことが判明した」と改めて投稿。謝罪の言葉はなく、読み手の受け取り方に責任を転嫁した。

7161OS5:2024/09/25(水) 20:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b1a2effbc8612ddb64e141aef0d028948e6ca3f
トランプ氏要求の「勝者総取り」方式への変更断念、ネブラスカ州知事「議員を説得しきれず」
9/25(水) 17:51配信

読売新聞オンライン
テレビ討論会に臨むトランプ氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選を巡り、ネブラスカ州のジム・ピレン知事(共和党)は24日、同州に割り当てられた選挙人5人の配分を「勝者総取り」に変更する計画を断念すると明らかにした。共和党のトランプ前大統領から要求されていたが、州議会で法案を採決しても必要な賛成票に届かないと判断した。

【写真】トランプ氏「これで最後だろう」…大統領選で負けた場合、2028年は出馬せず

 ピレン氏は声明で、「実現に向けて全力を尽くしたが、議員を説得しきれなかった」と述べた。方式変更は、州議会(定数49)の共和党系議員33人全員が賛成すれば実現するが、4月に民主党からくら替えした議員が23日、賛成しないことを明確にしていた。

 米大統領選はほとんどの州で1票でも多い候補が全選挙人を得る総取り方式だが、ネブラスカ州は一部を下院選挙区ごとに割り当てる。州全体では共和党が優勢だが、民主党も選挙人1人を獲得する可能性がある。

7162OS5:2024/09/27(金) 21:27:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/51322ea2fe905a6685e06eab88a704f099005d7c
NY市長を収賄罪などで起訴 航空券などの見返りにトルコへ便宜供与
9/27(金) 4:08配信

朝日新聞デジタル
2024年9月26日、収賄罪などで起訴された後、公邸の外で記者会見する米ニューヨーク市のエリック・アダムス市長=ロイター

 米連邦検察は26日、ニューヨーク(NY)市のエリック・アダムス市長(64)が収賄罪などで大陪審から起訴された、と発表した。トルコ政府高官から航空券など旅行費用を支払ってもらい、見返りとして同国に便宜をはかったという。また、市長に就任する前からトルコ関係者から違法な献金をもらっていたとされる。アダムス氏は無罪だと主張し、争う姿勢を取った。

 NY市は人口が800万人超で米国の最大都市であるうえ、世界の金融機関や国連もあり、市長は注目を集める。トルコの関係者も、アダムス氏が将来の大統領になると期待し、献金などをしていたという。

 警察官出身のアダムス氏は民主党に所属し、穏健派とされる。2021年に初当選し、来年の市長選で再選を目指している。今後も市長として職務を続ける方針だが、辞任を求める声が民主党内からも相次いでいる。

朝日新聞社

7163OS5:2024/10/03(木) 08:45:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a21f906d05f1130c645c4a9c2f51e47725da3ec7
最後の陣営直接対決は「互角」 米副大統領候補が討論会 応酬も決定打欠く
10/2(水) 20:31配信
時事通信
1日、ニューヨークで、米副大統領候補のテレビ討論会を前に握手する共和党のバンス上院議員(左)と民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】11月5日の米大統領選を控え、民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(60)、共和党のバンス上院議員(40)の両副大統領候補によるテレビ討論会が1日夜(日本時間2日午前)、ニューヨークで行われた。


 両陣営による最後の直接対決で、両氏はともに失言を回避し、手堅い議論に終始した。討論会終了後の世論調査では「ほぼ互角」の結果だった。

 勝者を尋ねたCBSテレビの世論調査では、42%がバンス氏、41%がウォルズ氏と回答した。CNNテレビの調査でも、バンス氏が51%、ウォルズ氏は49%と伯仲した結果となった。

 両氏は外交や移民対策、経済などで応酬を繰り広げつつ、それぞれの大統領候補である民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の擁護に努めた。人格攻撃などはなかった一方で、互いに決定打を欠く展開となった。

 イランのイスラエル攻撃に関し、ウォルズ氏は「ハリス氏は自国と同盟国を守る」と強調。「トランプ氏の気まぐれのせいでイランは核兵器(保有)に以前より近づいている」とトランプ前政権のイラン核合意離脱を批判した。これに対しバンス氏は、「トランプ氏が世界を安全にした」と反論した。

 移民問題ではバンス氏が、「ハリス氏が国境を開放したせいで(不法移民で)学校や病院はあふれかえり、市民生活は破壊された」と攻勢を強めた。ウォルズ氏は経済政策で「トランプ氏の減税は圧倒的に富裕層のためだ。ハリス氏は富裕層に公平な負担を求める」と訴えた。

 ウォルズ、バンス両氏はともに中西部を地盤とする白人男性だが、対照的な性格で知られる。素朴な人柄で人気を集めるウォルズ氏に対し、各種世論調査で支持率が低迷するバンス氏が挽回できるかが焦点だった。バンス氏は討論会でこれまでの過激な言動を封印し、終了後にはウォルズ氏と握手して健闘をたたえ合うなど、理性的な振る舞いを見せた。

 討論会はCBSが主催した。選挙戦は残り1カ月余りで、両陣営は激戦州を中心に激しく競り合っている。ハリス氏とトランプ氏の討論会は9月10日に行われただけで、次回の開催予定はない。

7164OS5:2024/10/03(木) 23:23:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1a4791cf8a3e6079cd75bf4784fe2c780975d52
天災や中東情勢、新たな火種 トランプ氏、現政権の対応非難 米大統領選
10/3(木) 20:34配信
時事通信
ハリケーンの被災地を訪れたトランプ前米大統領(中央)=9月30日、ジョージア州バルドスタ(EPA時事)

 【ワシントン時事】投開票を約1カ月後に控えた米大統領選で、南部州を襲ったハリケーンの被害や、緊迫の度を増す中東情勢が新たな火種に浮上しつつある。

 返り咲きを目指すトランプ前大統領(78)は現政権の対応を非難。バイデン大統領と二人三脚で対処に当たるハリス副大統領(59)は、緊張を強いられている。

 ハリケーン「ヘリーン」は、激戦区に数えられる南部のジョージア州とノースカロライナ州を直撃。死者は190人を超え、被災地では生活インフラが大きな打撃を受けた。投票所となる学校やコミュニティーセンターは損壊し、期日前投票の手続きも停止。11月5日の投開票日までに選挙実務がどこまで復旧するかは不透明だ。

 バイデン、ハリス両氏に先立ち現地入りしたトランプ氏は早速、「(現政権は)共和党支持の強い地域を助けようとしない」などと政治利用。ハリス氏は2日に被災地を訪れ、「私たちは長きにわたってここにいる」と全面支援を約束した。

 一方、中東ではイランによる1日の弾道ミサイル攻撃を受け、イスラエルがイランの石油施設などに報復攻撃を仕掛ける可能性が報じられている。大統領選でインフレが重要争点となる中、中東の危機が拡大し原油価格を押し上げれば、ハリス氏には逆風となりかねない。

 折しも、米東海岸とメキシコ湾岸では、賃金を巡る労使交渉の決裂を受けて港湾労働者が一斉ストライキに入り、物流の混乱も懸念されている。トランプ氏は「(バイデン政権下の)インフレが原因」と、ここでも追及を強めている。

7165OS5:2024/10/04(金) 21:17:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/815928667a7e666ede789dee17f222a648143a50
米大統領選残り1カ月、大接戦で最終盤に突入 「オクトーバー・サプライズ」にも注目
10/4(金) 20:08配信
産経新聞
米国のハリス副大統領

【ワシントン=坂本一之】米大統領選の投開票日(11月5日)まで残り1カ月となり、民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)が大接戦を繰り広げている。両候補は勝敗を左右する7つの接戦州を1つでも多く制するため訪問を繰り返し、支持を訴える。

ハリス氏は3日、接戦州の中西部ウィスコンシン州で、反トランプ派の大物議員として知られた共和党のリズ・チェイニー元下院議員とともに演説。ハリス氏は「共和党、民主党を問わない大統領になる」と、トランプ氏不支持の共和党員らに投票を呼び掛けた。

一方、トランプ氏は同日、接戦州の中西部ミシガン州で演説し、ハリス氏がナンバー2を務めるバイデン政権を批判。物価高問題に関し「私の新政権でインフレを終わらせる」と述べ、電気代などエネルギー負担を半分にすると訴えた。

大統領選は全米50州と首都ワシントンに計538人配分された選挙人の過半数を獲得した候補が当選する。NBCニュースの情勢分析ではハリス氏が226人、トランプ氏が219人を獲得する勢いで、残る接戦7州の93人を奪い合っている。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(3日時点)によると、接戦7州での支持率はトランプ氏が48・4%で、ハリス氏は48・3%。トランプ氏が西部アリゾナ州など3州、ハリス氏もミシガン州など3州でそれぞれリード。東部ペンシルベニア州は同率だ。

こうした接戦の状況から、投開票直前の突発的な出来事で選挙の流れが変わる「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)」が起こるかどうかも注目されている。

7166OS5:2024/10/05(土) 09:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/c962c917768682788b3d7cc6dd447310c3280185
「多様性」VS「異端児」 熱狂生むハリス氏とトランプ氏 背景の違い大きく・米大統領選
10/5(土) 7:11配信

時事通信
トランプ前米大統領(左)とハリス副大統領(AFP時事)

 11月の米大統領選まで1カ月。

 民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領は、勝敗を左右する激戦州で攻防を繰り広げ、各地の選挙集会は支持者の熱気に包まれている。「多様性のハリス氏VS異端児のトランプ氏」。2人が生み出す熱狂の背景を探った。

【最新情勢】データで見るアメリカ大統領選挙2024

 ◇挑む「ガラスの天井」―ハリス氏
 「本当ですか?」。現職のバイデン大統領から選挙戦を撤退し自分を支援すると電話で告げられた時、ハリス氏はこう聞き返した。投票日まで4カ月を切った7月下旬の時点での候補者差し替えは、極めて異例の事態だった。

 ハリス氏陣営の打つ手は素早かった。8月の民主党全国大会前に電子投票で候補指名を確保。黒人女性でアジア系という「多様性」を前面に出し、米政界で長く女性の進出を阻んできた「ガラスの天井」に挑む候補者像をつくり上げた。

 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、バイデン氏の撤退直前の世論調査でハリス氏は「好ましくない」が50%強と「好ましい」より約15ポイント多かった。だが、リベラル系メディアの好意的な報道やSNSを駆使し、各地の選挙集会を転戦した結果、10月3日時点では「好ましい」が1.1ポイント上回った。

 サンフランシスコ州立大のジェイソン・マクダニエル准教授(政治学)は、支持者がハリス氏に熱狂するのは「彼女のアイデンティティーが出身地のカリフォルニアにあるからだ」と指摘。「この地は社会や経済・技術の変化の前線であり、最初にそれらに対処する。つまり『未来』を示している」と分析する。

 ただ、ハリス氏は候補になってから正式な記者会見を開いたことがなく、具体的な政策の説明を求める声は少なくない。全米で展開される党予備選などを経ていないことから、指導者としての資質をどこまでアピールできるかが勝負となる。

 ◇戦い続ける「ボクサー」―トランプ氏
 「重要な大統領だけが狙われる」。トランプ氏は9月17日、2度目の暗殺未遂事件後の選挙集会で、自らの存在感をこう誇示した。米史上、大統領経験者として初めて刑事裁判で有罪評決を下されたが、「バイデン政権による政治的迫害」だとして屈する様子はない。そもそも、2020年大統領選の敗北をいまだに認めていない。

 不動産業の経営者出身で人気テレビ番組の司会を務め、公職経験のないまま大統領を目指した異端児。「ディープステート(闇の政府)」を解体すると陰謀論をぶち上げ、ホワイトハウスに乗り込んだ。

 トランプ氏の人気の秘密について、ノースウェスタン大のダン・マクアダムス教授(心理学)は「彼は非常に攻撃的で、常に戦っている。人々はそういう人を好む」と解説。「ただ、ボクサーのように勝利することだけが目的で、過去も未来も考えていない」とも言う。実際、トランプ氏は大統領在任中、新たな政治・経済のビジョンを具体的に示していない。

 各種世論調査によると、トランプ氏は国民の半数以上から嫌われている。だが、大統領選では得票総数で敗れても、中西部など複数の激戦州を制すれば、最終的に獲得選挙人の数でハリス氏を上回って勝利する可能性は十分にある。

 マクアダムス氏は「トランプ氏は敗北したとしても絶対に受け入れないし、人々は彼を『大義のための殉教者』と見るかもしれない。彼は常に注目を集める存在でいるだろう」と予想した。


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