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2004年米国大統領選スレ
7167
:
OS5
:2024/10/05(土) 09:03:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d459b7d5caca651c0fc0905f1af821f6ebc4ed02
残り1カ月「歴史的接戦」 ハリス氏、資金力で優位 トランプ氏、移民問題で猛攻・米大統領選
10/5(土) 7:10配信
時事通信
3日、米中西部ウィスコンシン州リポンで演説するハリス副大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】11月5日投開票の米大統領選まで5日で1カ月。
女性初の大統領を目指す民主党のハリス副大統領(59)と、返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領(78)の攻防は、「歴史的接戦」(選挙分析サイト)の様相を呈する。候補者討論会など直接対決の主要行事を終え、両陣営は戸別訪問や電話掛けの「地上戦」でラストスパートに入った。
【最新情勢】データで見るアメリカ大統領選挙2024
「うそつきハリスを倒す」。3日、トランプ氏が中西部ミシガン州の集会で気勢を上げると、ハリス氏は同ウィスコンシン州の演説で「(トランプ氏を)二度と大統領にしてはならない」とやり返した。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の全米平均支持率では、3日現在、ハリス氏が49.1%でトランプ氏の46.9%に2.2ポイント先行。トランプ氏は2020年大統領選の同時期、対立候補のバイデン大統領に7.8ポイント、16年はクリントン元国務長官に3.2ポイント後れを取っており、終盤情勢は過去2回よりも僅差だ。東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナなど、激戦7州での差はいずれも2ポイント未満にとどまる。
ハリス氏陣営はこれまでに6億7800万ドル(約995億円)の選挙資金を集めた。トランプ氏の3億1300万ドル(約459億円)を大きく上回り、広告展開や動員力で優位にある。
ただ、黒人やヒスパニック系など伝統的な民主党の支持層で、ハリス氏の支持率は4年前のバイデン氏の水準に届いていない。ハリス氏は一部共和党を含む超党派の「反トランプ連合」結成に奔走。不法移民対策で厳しい国境管理を打ち出すなど、中道右派の取り込みも意識した発信に努めている。
トランプ氏は28年大統領選への出馬を否定し、「最後の戦いだ」と支持層を鼓舞。移民増を最大の争点に据え、「ハリスが国境を開放した」と攻勢を強める。だが陣営は今回、戸別訪問などに当たる地上戦部隊の指揮を党ではなく外部組織に依頼。「激戦州での活動に勢いが見られない」(政治専門紙ヒル)と指摘される。
10月に入り、イランがイスラエルをミサイル攻撃するなど中東情勢が緊迫化。さらに巨大ハリケーン「ヘリーン」は米南部に甚大な被害をもたらした。いずれも選挙戦に影響を及ぼす可能性があり、最後の1カ月は波乱含みだ。
7168
:
OS5
:2024/10/05(土) 09:21:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/600cc19158252b25f34bf38f9cfae7ccbc5ef599
ハリス、トランプ両陣営の選挙戦最終盤の戦略は 米大統領選まで1カ月
10/4(金) 20:33配信
9
コメント9件
産経新聞
米大統領選まで1カ月 両陣営の戦略
11月5日に投開票日を迎える米大統領選まで1カ月。依然として民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)の支持率が拮抗(きっこう)する中、両氏とも接戦州で集会を開催するなど票の上積みに懸命だ。両陣営は選挙戦最終盤の戦略をどう描いているのか。
【写真】テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後
■ハリス氏-共和党支持層の切り崩し狙う
「トランプは偉大な米国を率いるのにふさわしくない。トランプを倒さなければならない」
接戦州の中西部ウィスコンシン州で3日に開かれたハリス氏の集会でこう訴えたのは、トランプ氏批判の急先鋒(せんぽう)に立ってきた共和党のリズ・チェイニー元下院議員だ。
チェイニー氏は2021年の連邦議会襲撃事件でトランプ氏が暴徒化した支持者を止めなかったことを痛烈に批判。党派を超えた「幅広い連合」をアピールし、ハリス氏への投票を呼び掛けた。
続いて演説したハリス氏は「米国の大統領はイデオロギーや党派性で国を見てはならない」と応じ、チェイニー氏と連携して選挙戦を戦うことを強調した。
ハリス氏は、7月に再選断念を表明したバイデン大統領に代わり民主党大統領候補となり、世論調査で優勢だったトランプ氏に8月に追い付く勢いを見せた。ただ、勢いは加速せず接戦が続く。
ハリス陣営は、小口の献金も呼び掛け、そうした資金を元に選挙広告や集会を接戦州で展開。ボランティアを活用した戸別訪問や電話での支持の訴えにも注力するが、支持率は拮抗したままだ。
こうした状況を打開するため、ハリス氏は無党派層の支持拡大に加え、トランプ氏に不満を持つ共和党支持層の切り崩しを図ろうとしている。共和党の元大物議員であるチェイニー氏と「打倒トランプ」で共闘したのはその戦略の一環だ。
また、NBCニュースによると、一部の州で始まった郵便投票と期日前の投票所での直接投票で、すでに約133万人が投票しており、ハリス・トランプ両陣営は集会や選挙広告などを一層強化している。(ワシントン 坂本一之)
■トランプ氏-経済・移民政策に重点を
「彼女はこの国を壊そうとしている」
トランプ氏は3日の接戦州中西部ミシガン州での集会で、ハリス氏が当選すれば、不法移民に紛れ大量の犯罪者の侵入を許すと指摘。すぐに増税して景気を悪化させるうえに、中東の紛争拡大も抑止できず「第三次大戦」に世界を陥れると警告した。
トランプ氏の最大の強みは、選挙戦の主要争点である経済政策、不法移民対策、外交政策に関する1期目の実績だ。
ニューヨーク・タイムズ紙の最近の世論調査によると、経済、不法移民、ウクライナ戦争でそれぞれ「トランプ氏とハリス氏のどちらがより優れた仕事をすると思うか」との質問に、いずれも5割超がトランプ氏に軍配を上げた。
トランプ氏の盟友のグラム上院議員(共和党)も先月末、米メディアを通じて「国民は経済、国境、外交政策でハリス氏より、かなりトランプ氏を信頼している。これらの課題に集中せよ」と苦言を呈した。トランプ氏がハリス氏の適性を巡り根拠のない個人攻撃を激化させているからだ。
大型減税で好景気に導き、厳格な国境警備で不法移民流入を抑制、海外の大規模紛争も抑止した-という1期目のアピールは、バイデン政権の低支持率が続く中で「なお効果的」と共和党系選挙アナリストも指摘している。この点、トランプ陣営が2回目の討論会を拒んでいることには共和党内にも異論がある。
トランプ陣営としては、個人攻撃に傾斜しがちな選挙戦をいかに政策批判にシフトできるかがカギとなりそうだ。
また、トランプ氏は最近、人工妊娠中絶を禁止する連邦法を支持しないと示唆。メラニア夫人も人工中絶は「女性の根本的権利」とX(旧ツイッター)に投稿した。人工中絶の権利容認で柔軟姿勢を示し、伸び悩む都市近郊女性の支持率挽回を図ったとみられる。(ワシントン 渡辺浩生)
7169
:
OS5
:2024/10/05(土) 17:17:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a67f7e9dd86e00fa515f965c14a193abbdd777d
米大統領選まで1か月、民主・共和両党「10月の波乱」警戒…過去にもヒラリー氏メール問題、トランプ氏のコロナ感染など
10/5(土) 15:24配信
読売新聞オンライン
米ホワイトハウス
5日で投開票まで残り1か月となった米大統領選では、民主、共和両党の陣営が「オクトーバー・サプライズ(10月の波乱)」を警戒している。終盤戦に起きた突発的な出来事は、過去の大統領選でも勝敗に影響してきた。(ワシントン支局 淵上隆悠)
「いつものように、10月に何かが起きるのを心配している」
民主党のヒラリー・クリントン元国務長官は9月末、米公共テレビPBSの公開インタビューでこう述べ、大統領候補のハリス副大統領が選挙戦の終盤になって打撃を受ける事態が起きることに懸念を示した。
2016年大統領選でトランプ氏に敗れたヒラリー氏自身、最終盤に波乱に見舞われた。国務長官在任中に個人メールで機密情報をやりとりしていた問題で、新たなメールが見つかったとして、投票日の12日前に連邦捜査局(FBI)が捜査を再開した。10日間の追加捜査で「訴追見送り」の方針は示されたが、ヒラリー氏の勢いはそがれた。
20年大統領選では、トランプ氏の新型コロナウイルス感染が波乱だったと指摘される。まだワクチンが流通していない時期で、当時74歳で年齢的に重症化リスクが高かったトランプ氏の健康状態に関心が集まった。ウイルスの危険性を軽視する発言を重ねていただけに、支持者にも不安が広がった。
「オクトーバー・サプライズ」は元々、デパートの秋季セールの宣伝文句だった。政治用語となったのは、再選を狙った民主党のカーター氏に共和党のレーガン氏が挑戦した1980年大統領選だ。
CNNによると、選挙戦終盤に劣勢だったカーター氏は、当時、国民の一大関心事だった在イラン米大使館人質事件を解決することで逆転を狙い、レーガン陣営はこれを「オクトーバー・サプライズ」と呼んで警戒した。実際に実現はせず、カーター氏は敗れた。人質はレーガン氏が大統領に就任した翌年1月20日に解放された。レーガン陣営には、イラン側と裏取引し、人質解放を遅らせた疑惑がある。
今回の選挙戦では、トランプ氏に対する暗殺未遂事件や民主党大統領候補の交代劇など、すでに異例の事態が相次いでいる。中東情勢は緊迫の度合いが増しており、大災害も波乱要因となる。大詰めでまた流れを変えるサプライズが起きる可能性は排除できず、両陣営の対応力もカギを握りそうだ。
7170
:
OS5
:2024/10/05(土) 17:26:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/db37b471cb196df1ba813a8a33598a7efbf14dad
米大統領選、民主はオバマ氏投入でハリス氏支援 共和トランプ氏は災害対応を争点化
10/5(土) 14:12配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月5日に投開票日を迎える米大統領選に向け民主、共和両党が勝敗を左右する接戦州のテコ入れで票の掘り起こしを強化している。民主党は党内人気の高いオバマ元大統領が10日から遊説し党候補のハリス副大統領を支援。共和党候補のトランプ前大統領は死者が210人を超えたハリケーン「ヘリーン」の被災地を回り、ハリス氏らの災害対応を批判しながら争点化を図っている。
ワシントン・ポスト紙など主要メディアは4日、オバマ氏がハリス氏支援で10日から接戦州の遊説を開始すると報じた。10日は両陣営がしのぎを削る東部ペンシルベニア州で集会を開く見込みで、知名度を生かした投票の呼びかけで民主党支持層の取りこぼしを抑え、無党派層の支持拡大を狙う。
オバマ氏は、2022年の中間選挙でも応援演説し、共和党の躍進阻止に貢献した。
一方、トランプ氏は4日、ヘリーンの被害が出た南部のジョージア州やノースカロライナ州を訪問。ハリス氏がナンバー2のバイデン政権の被災地支援が「ひどく悪い」などと厳しく非難した。
ヘリーンは9月下旬に南部を直撃し、米メディアによると、安否不明者が数百人に上り、インフラなどにも深刻な被害が出た。トランプ氏は、ハリス氏の政権運営能力を疑問視する世論を喚起して接戦州の票を取り込む戦略だ。
トランプ氏はヘリーン直撃後、素早くジョージア州に入り、宇宙企業「スペースX」を率いるイーロン・マスク氏と衛星通信網「スターリンク」を被災地に提供できないか協議したことを明かすなど、支援の取り組みもアピールしている。
政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(4日時点)で、接戦7州での支持率はトランプ氏が48・4%で、ハリス氏は48・3%と拮抗(きっこう)している。
7171
:
OS5
:2024/10/06(日) 00:49:43
>>7154
このままだとペンシルベニア州次第って感じですね
ハリス氏が225人+32人=257人、トランプ氏が219人+262人
過半数270人
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/
激戦州
■トランプ優勢(43)
西部 アリゾナ州(11)1.4%差
南部 ジョージア州(16)1.5%差
東部 ノースカロライナ州(16)0.6%差
■ハリス優勢(32)
中西部ウイスコンシン州(11)0.8%差
西部 ネバタ州(6)1.1%差
中西部ミシガン州(15)0.7%差
■互角
東部 ペンシルベニア州(19)
7172
:
OS5
:2024/10/06(日) 00:52:39
https://www.asahi.com/articles/ASS9N042VS9NUHBI006M.html
ハリス氏が重要な接戦州でトランプ氏をわずかにリード 米紙世論調査
有料記事アメリカ大統領選挙2024
ワシントン=合田禄2024年9月20日 10時30分
11月の大統領選に向け、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)などは19日、10日のテレビ討論会後に実施した世論調査の結果を発表した。全米では民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)の支持率が同じ、接戦州の一つ、ペンシルベニア州ではハリス氏がわずかにリードしている。
NYTはシエナ大と地元紙フィラデルフィア・インクワイアラーと共同で、11〜16日に電話による世論調査を実施した。対象は全米の有権者2437人で、うち1082人がペンシルベニア州の有権者だった。
全米の有権者でみると、支持率はハリス氏とトランプ氏がともに47%だった。ペンシルベニア州は、大統領選の勝敗を分けるとみられている七つの接戦州のなかでも、最も選挙人の数が多く、特に注目度が高い。同州の有権者だけに絞ると、ハリス氏の支持率は50%、トランプ氏は46%だった。
同州での調査の誤差は3・8ポイントで、両者の差が4ポイントだったことは、統計的にみて「ハリス氏がリードしている」と言える結果だった。
7173
:
OS5
:2024/10/06(日) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3748bcfa54e71a0b4665f7fb6235287f041d8425
ハリス氏、強い雇用生かせず 「経済」ではトランプ氏に劣勢 米大統領選
10/6(日) 7:42配信
時事通信
米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領=4日、ミシガン州(AFP時事)
【ワシントン、ニューヨーク時事】11月の米大統領選まで残り1カ月となる中、米国の労働市場は堅調さを維持している。
【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年
良好な雇用情勢は、バイデン現政権のナンバー2で民主党候補のハリス副大統領にとって追い風のはず。しかしハリス氏は「経済」に関する支持率で、共和党候補のトランプ前大統領の後塵(こうじん)を拝している。
「経済は良い進展を遂げている」。ハリス氏は4日、中西部ミシガン州で演説し、9月の雇用統計で就業者数が前月比25万4000人増と、市場予想(14万人増)を大きく上回ったことをアピールした。失業率は4.1%と、2023年初めの約53年ぶり低水準と比べれば上昇したものの、良好な雇用情勢を示す水準を保っている。
メディアなどの世論調査ではおおむね、ハリス氏の支持率がトランプ氏を僅差でリードしている。ただ、有権者の最大の関心事とされる経済に限ると、トランプ氏がハリス氏を上回るケースが多い。調査会社イプソスが9月末に行った調査では、「経済・インフレ・雇用」に関する政策でトランプ氏を支持する割合は41%だったのに対し、ハリス氏は35%にとどまった。
ハリス氏が労働市場の堅調さを生かし切れない背景については、米社会の格差拡大を指摘する声が多い。数字的には雇用は堅調、インフレ率も低下しているが、日系証券関係者は「食品や住宅価格が(コロナ禍前より)かなり上昇しており、豊かさの実感が伴わない」と指摘。最高値更新を続けるニューヨーク株式相場についても「資産を持たない層は恩恵を受けられず、不満がたまっている」と分析する。
米国勢調査局が9月に発表した23年の貧困率は12.9%と、2年連続で上昇した。コロナ経済対策の終了が響き、苦境に直面する低所得層の実態がうかがえる。
「インフレが経済を壊滅させた」。トランプ氏は4日、南部ジョージア州で行った記者会見で、生活コスト高への不安をあおった。強い内容だった雇用統計に関しては「不法移民が多くの仕事を奪っている。その点からすれば非常に残念だ」と、看板の主張である不法移民対策と絡め、バイデン・ハリス政権の「成果」を攻撃した。
7174
:
OS5
:2024/10/12(土) 22:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d460a61f7322143e8f453cf201271f1ba501936
米南部、増える黒人票 70年代以降「新たな大移動」 民主、投票率アップ狙う・大統領選
10/12(土) 7:12配信
5
コメント5件
時事通信
米エモリー大のギレスピー准教授(同大提供・時事)
米南部ジョージア州(2020年時点の人口約1070万人)は、黒人住民の割合が他の地域より高いとはいえ、長年にわたり白人保守層を基盤とする共和党の牙城だった。
【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年
だが、近年は新たに州内へ移り住む黒人が増え、20年の前回大統領選では、動員に成功したバイデン大統領が28年ぶりに民主党に勝利をもたらした。再現を期すハリス副大統領にとって、増え続ける黒人有権者の足を投票所に向けられるかどうかが重要になる。
◇北部からの回帰
「ニュー・グレート・マイグレーション(新たな大移動)」。シンクタンク、ブルッキングス研究所は22年9月、南部州への黒人の移住が進んでいると指摘する報告書を発表した。南部への回帰とも言えるこうした動きは、南部各州の有権者の構成を変えつつある。
南部の主要産業だったプランテーションで黒人奴隷を労働者として使役していた歴史的経緯から、20世紀初頭には米国の黒人総人口の9割が南部に居住していた。しかし、1900年代前半から500万人ともされる黒人が、職を求めてニューヨークやシカゴなどの大都市がある北部に移住。70年時点で、南部に住む黒人の割合は53%へと落ち込んだ。
ところが70年代以降は、北部で産業空洞化が目立つようになった一方、南部でインフラの整備が進んだことから、人の流れが逆転。2020年には、南部居住の黒人の割合は57%まで「回復」した。
◇増える州外出身者
世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、ジョージア州の黒人有権者数も2000年からの19年間で約92万人増え、同州の有権者全体に占める割合は5ポイント増の33%に達した。19年時点で黒人有権者のうち、州外出身者は43%に上る。この間、同州の白人有権者の割合は11ポイント減の58%にまで落ち込んだ。
ジョージア州では、前回大統領選でバイデン氏が黒人票の9割近くを固め、1万1779票の僅差でトランプ前大統領に競り勝った。アトランタ近郊にあるエモリー大のギレスピー准教授(政治学)は「より多くの黒人が州内に流入し、より多くの票を民主党が獲得したことを示している」と分析する。
◇民主党の不安
黒人票を頼りにしているのはハリス氏も同じだが、ほころびも生じている。
22年11月の州知事選では、バイデン氏の副大統領候補として取り沙汰されたこともある黒人女性ステイシー・エイブラムス氏が、共和党現職のブライアン・ケンプ氏に敗れた。現職の知名度の高さという壁のほか、黒人有権者の投票率が期待されていたほど高くなかったことなどが敗因とされる。
ギレスピー氏は、ジョージア州では依然として共和党支持者の方が民主党支持者より多いと指摘。「黒人以外に差を埋めるだけの票はない」と述べ、黒人有権者の投票率が大統領選の結果を左右するとみている。
7175
:
OS5
:2024/10/14(月) 09:29:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e681250629afa3cc99e117702c4078adcbd97f95
トランプ氏、黒人男性取り込み ハリス氏は穏健共和に秋波 互いの支持層争奪・米大統領選
10/14(月) 7:07配信
時事通信
選挙集会で演説するトランプ前米大統領=12日、西部カリフォルニア州コーチェラ(AFP時事)
【ワシントン時事】米大統領選共和党候補のトランプ前大統領(78)が黒人男性への働き掛けを強めている。
黒人の多くは伝統的に民主党候補を支持してきたが、男性はハリス副大統領(59)への投票をためらう傾向があるとされるためだ。対するハリス氏は共和党穏健派の切り崩しを画策。大統領選まで1カ月を切り接戦が続く中、双方が相手の支持層を奪おうとする構図となっている。
トランプ氏陣営は12日、同氏を支持する「黒人男性諮問委員会」と連名の声明を発表。オバマ元大統領が黒人男性にハリス氏への投票を促したことを取り上げ、「政策でなく肌の色に基づいて支持を呼び掛けたことは非常に侮辱的だ」と非難。「黒人家庭のために米国を再び偉大にできるのはトランプだけだ」と主張した。
オバマ氏は10日、東部ペンシルベニア州で民主党の選対事務所を訪れた際、黒人男性がハリス氏を熱心に支持していないと言及。「女性大統領に違和感があるのか。それは受け入れられない」と運動員を叱咤(しった)していた。
ニューヨーク・タイムズ紙が12日に公表した調査によれば、黒人の民主党支持率は2016年の92%から78%に減少したと推定されている。若年層や男性で「民主離れ」が進んでいるもようだ。
一方、ハリス氏は11日の演説で、大統領に就任すれば超党派の政策助言機関を設置し、共和党の意見を政権運営に反映すると約束。同党の「反トランプ派」に秋波を送った。
7176
:
OS5
:2024/10/16(水) 11:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d34fefae1aaeda4fa32715221978302544441b8
米大統領選を左右する「黒人男性」票めぐり争奪戦 ハリス氏、トランプ氏が取り込み狙う
10/16(水) 10:36配信
8
コメント8件
産経新聞
トランプ前大統領(AP)
【ワシントン=大内清】11月5日の投開票まで3週間を切った米大統領選で、「黒人男性」票が勝敗を左右する要素として注目を集めている。民主党候補のハリス副大統領(59)は、起業を目指す黒人への優遇融資制度の創設などを主張し支持固めに奔走。共和党候補のトランプ前大統領(78)は「黒人男性は大好きだ」と訴え、従来は民主党支持が多い黒人の取り込みを狙っている。
【写真】テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後
ハリス氏は15日、黒人に人気のラジオ番組に出演し、トランプ氏について「適正を欠く」と主張した。14日には、銀行などと連携し黒人の起業資金に最大2万ドル(約300万円)の融資を優遇することや、黒人の就業機会を増やすなどの政策を発表。娯楽用マリフアナ(大麻)合法化にも積極姿勢をみせ、関連容疑で摘発される割合が高い黒人に秋波を送った。
黒人はもともと民主党の支持基盤の一つ。にもかかわらずハリス氏が選挙戦の最終盤にきてアピールを強めているのは、特に男性票の離反が目立っているためだ。「全米黒人地位向上協会」(NAACP)が9月に発表した調査結果では、50歳未満の黒人男性の26%がトランプ氏に投票するつもりだと回答。ハリス氏に投票するとしたのは49%で、黒人全体の平均63%を大きく下回った。
背景として、黒人男性には「男らしさ」や「タフさ」などを重視する傾向が強いことが指摘される。このため、初の黒人系で女性の大統領を目指すハリス氏への共感が薄く、女性蔑視発言や政敵への罵倒を繰り返すトランプ氏に引きつけられる人が多い、との見立てだ。2020年前回選よりも黒人男性の棄権が増えるとの分析もある。
民主党のバイデン大統領は、トランプ氏と争った前回選で黒人票の9割超を固めたことが当選の原動力となった。ハリス氏は、バイデン氏の得票水準に近づけることが勝利に不可欠となる。
ハリス氏を支援するオバマ元大統領は10日、最接戦州の東部ペンシルベニア州ピッツバーグで、黒人男性のボランティアグループに「女性大統領を避ける言い訳はやめよう」とのメッセージを発するべきだと強調。その後の演説では「弱い者いじめを好むトランプ氏の振る舞いを『強さ』だと考える人がいる。しかし、それは本当の強さではない」と語りかけた。
一方のトランプ氏も「不法移民が黒人の仕事を奪っている」などと主張し、黒人票の掘り起こしに躍起だ。同氏は、ナチズムを崇拝する有名黒人ラッパーのイェ(旧名カニエ・ウエスト)氏と親しく、こうした交友関係が一部の黒人男性からの支持を下支えしているとも指摘される。
7177
:
OS5
:2024/10/16(水) 11:55:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/74d30692b8e95f05352fb81defc4cbbccb998876
米大統領選、焦点は依然として「ラストベルト」3州か
10/15(火) 12:30配信
CNN.co.jp
道路沿いに立つ共和党候補のトランプ氏への支持を示す看板=9月6日、米ウィスコンシン州レミントン近郊
(CNN) 11月に行われる米大統領選では、選挙の広告や候補者による訪問、組織的な取り組み、世論調査に神経をとがらせているかどうかにかかわらず、ミシガン州とウィスコンシン州、そして何よりペンシルベニア州がこれまでと同様に両陣営にとっての優先事項のトップに浮上した。最近の大統領選ではほぼ毎回、「ラストベルト(さびついた工業地帯)」とも呼ばれるこの3州が重要な位置を占めている。
今年の大統領選における共和党候補のドナルド・トランプ前大統領は2016年の選挙で民主党候補だったヒラリー・クリントン氏に対して、この3州で全勝して驚きを与えた。3州の票差の合計は8万票にも満たなかった。20年の大統領選ではジョー・バイデン氏が逆に3州全てを奪還したが、票差の合計は約26万票だった。
カマラ・ハリス副大統領は7月に民主党の主要候補者となって以降、どの州よりも多くの広告費をペンシルベニア州につぎ込んでいる。
民主党で長くストラテジストを務め、現在は南カリフォルニア大学のCPFの所長を務めるボブ・シュラム氏は、ラストベルトの激戦州3州が長い間、大統領選において極めて重要な位置を占め続けていると指摘。その理由として、3州は、例えば、都市部と農村部、ホワイトカラーとブルーカラーの有権者など現在の米国政治を定義づけている根深い分断の多くを内包しているからだという。シュラム氏は3州が政治の二極化を反映しているとの見方を示した。
別の専門家らは、この3州が大統領選では同じような投票を行うという歴史的な傾向があるため、他の大票田がどちらかの党にはっきりと傾いているときに、選挙のたびに民主党と共和党の勝利が揺れる「スイング・ステート」として機能すると指摘する。カリフォルニアやニューヨーク、ニュージャージーといった州は民主党寄り、テキサスやフロリダ、オハイオの各州は共和党寄りと見られている。
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OS5
:2024/10/16(水) 11:56:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5f2df0bcfa534848d0990b8588f736df61251ef
オバマ氏がハリス氏支援活動を本格化 大統領選、1カ月切り総力戦
10/12(土) 6:38配信
毎日新聞
米民主党のハリス副大統領への支援を呼びかける演説を行うオバマ元大統領=東部ペンシルベニア州で2024年10月10日、ロイター
米大統領選(11月5日投開票)まで1カ月を切る中、オバマ元大統領が民主党のハリス副大統領を支援する活動を本格化させた。10日に東部ペンシルベニア州で集会を開催したのを皮切りに、今後も複数の接戦州で演説する見通し。共和党のトランプ前大統領と支持率が拮抗(きっこう)しており、ハリス氏陣営は総力戦で支持拡大を図る。
【図表】歴代米大統領、一番人気は?
「私が出馬した時と同じような選挙運動のエネルギーが、地域やコミュニティーでまだ見られていないというのが、報告に基づく私の認識だ」。米メディアによると、現在も民主党支持者の間で人気が高いオバマ氏は10日、集会に先立って立ち寄った同州ピッツバーグの選挙事務所でこう懸念を示した。
念頭にあるのは、黒人の男性有権者だ。従来民主党の支持層とされてきたが、若者を中心に支持離れが指摘されている。オバマ氏はハリス氏について「あなた方と同じように育ち、大学に行き、苦労や痛み、喜びを理解している人物がいる」とする一方、トランプ氏については「あなた方を軽視してきた人物だ」と批判した。
その後の集会では「今回の選挙は接戦になる。新しい時代のリーダーを選ぶ機会があり、そしてより良く、より強く、より公平な米国を築き始めるチャンスがある」とハリス氏への支持を呼びかけた。
さらに経済政策や不法移民対策、人工妊娠中絶の権利擁護などを引き合いに出し、ハリス氏こそがとりわけ労働者や中間層のための候補だと強調。「トランプ氏は78歳の億万長者で陰謀論をまき散らしている。彼が気にかけているのは自身のエゴとカネと地位だけだ」と批判した。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、オバマ氏の活動は主に、期日前投票が既に始まった州や郡に焦点を当てており、すぐに投票に行くよう促す狙いがある。さらに2008年と12年の大統領選でオバマ氏に投票した若者や有色人種の有権者の取り込みに狙いを定めているという。【ワシントン松井聡】
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OS5
:2024/10/17(木) 21:50:14
https://www.sankei.com/article/20241015-MF7U2ZKJRRPIFFP72MRM6PQP3U/
アラブ系が米大統領両候補を支持せず、イスラエル政府支持で 激戦州でハリス氏に痛手
2024/10/15 15:14
アラブ系米国人で組織する「アラブ・アメリカン政治活動委員会(AAPAC)」は14日、11月の大統領選で民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領を支持しないと発表した。中西部の激戦州ミシガンには民主党を支持してきたアラブ系住民が多く、ハリス氏に痛手となる。
AAPACはミシガン州に本部を置く。昨年10月に始まったパレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、民間人被害を顧みずに攻撃を続けるイスラエルを支援するバイデン政権に反発を強めていた。
AAPACは声明で、ハリス、トランプ両氏は「極右の過激派が主導する犯罪的なイスラエル政府を支持している」と糾弾。「現在進行中の大量虐殺に加担している候補者を支持することは拒否する」とした。
一方、投票用紙に名前がある候補には「票を受けるに値する人物」がいるとして、第三の候補への投票を呼びかけた。イスラエルに批判的な「緑の党」候補ジル・スタイン氏が念頭にある。(共同)
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OS5
:2024/10/20(日) 21:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b83ab99fec3210c1f1f5d8afd686a9b2098174
米警察、トランプ氏に傾斜鮮明 治安維持で強硬姿勢を評価
10/20(日) 8:16配信
共同通信
選挙集会のため、米ペンシルベニア州ラトローブの空港に到着したトランプ前米大統領=19日(AP=共同)
米大統領選で、警察官が共和党候補トランプ前大統領を支持する傾向が鮮明になっている。激戦州中西部ミシガンの警察官組合のジム・ティグナネリ会長(73)は「治安維持に向けて強い姿勢を示し、警察官の立場への共感も深い」と評価。民主党候補ハリス副大統領やバイデン政権については不法移民に寛容で、犯罪を助長したと訴えた。
警察官を巡っては、主要組織の全米警察官協会や国際警察組合連合がトランプ氏を推薦。組合員約1万2千人を抱えるミシガン警察官組合も2016年、20年の大統領選に続き、今年4月に支持を表明した。
ハリス氏とトランプ氏は異なる統計を引用し、それぞれが政権を担っている時期に犯罪が減少したと主張している。ティグナネリ氏はミシガン州レッドフォードで取材に対し、治安当局者の実感として「トランプ氏の在任中に治安が改善したのは明白だ」と説明した。
ハリス氏が過剰な実力行使を制限する警察改革法案を訴えるなどしたことが警察に対する冷淡な世論の醸成につながったと批判した。(レッドフォード共同)
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OS5
:2024/10/21(月) 16:56:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c819db2ec02a9666958181f4b89eeff280477f52
「世紀の大接戦」両陣営は総動員 投開票まで2週間、激戦州に全力
10/21(月) 16:33配信
共同通信
20日、米ジョージア州の集会に参加したハリス副大統領(左)とペンシルベニア州の集会に参加したトランプ前大統領(いずれもゲッティ=共同)
【ワシントン共同】11月5日の米大統領選まで22日で2週間。民主党候補ハリス副大統領(60)と共和党候補トランプ前大統領(78)がほぼ互角の「世紀の大接戦」(米メディア)を展開している。民主党はオバマ元大統領ら、共和党は実業家イーロン・マスク氏らが激戦州で続々と応援演説に立ち、両陣営とも総動員態勢で全力を投入している。
政治サイト、リアル・クリア・ポリティクスによると、20日時点の各種世論調査で激戦7州の支持率平均はトランプ氏が1ポイントリードしているが統計の誤差の範囲内だ。
ABCテレビは1876年大統領選で共和党候補ヘイズが民主党候補ティルデンに選挙人獲得数で1人上回り薄氷の勝利を収めて以降、最も実力が伯仲した戦いになる可能性があると報じた。
ハリス氏はトランプ氏を「民主主義の脅威」と批判。だがバイデン大統領と自身の違いを問われて答えに窮する場面もあり、勢いに陰りも。
トランプ氏は民主党急進左派を「内なる敵」と呼び、選挙を妨害するようなことがあれば米軍が対処すべきだと主張している。
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OS5
:2024/10/21(月) 17:20:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101900330&g=int
人気芸能人、続々とハリス氏支持 「若者票」獲得後押しか―トランプ氏に焦燥感・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月19日20時32分配信
米歌手テイラー・スウィフトさん=7日、中西部ミズーリ州カンザスシティー(AFP時事)
米歌手テイラー・スウィフトさん=7日、中西部ミズーリ州カンザスシティー(AFP時事)
米俳優ジョン・ボイトさん=8月20日、カリフォルニア州ハリウッド(AFP時事)
【図解】激戦4州での若者の投票行動
【シリコンバレー時事】11月の米大統領選に向け、歌手のテイラー・スウィフトさん(34)やビリー・アイリッシュさん(22)ら人気芸能人が、続々と民主党候補のハリス副大統領への支持を打ち出している。共和党候補のトランプ前大統領は、ベテラン俳優ジョン・ボイトさん(85)らの応援を受けるが、「若者票」掘り起こしで後れを取り、焦燥感がのぞく。
日用品市場で占うアメリカ大統領選の行方 中国当局の関心はハリス氏の方? ルポライター・安田峰俊【時事時評】
◇「スウィフティー」の行方
「偽情報氾濫の危険性に恐怖を抱き、有権者としての立場を明確にする必要があるとの結論に至った」。スウィフトさんは9月、インスタグラムへの投稿で、ハリス氏に一票を投じると宣言した。トランプ氏がスウィフトさんの支持を受けたと装う偽画像をSNSに投稿したことが、表明を後押しした。
トランプ氏がこうまでしてスウィフトさんの支持を欲したのは、全米シングル・チャートの1〜10位を独占する歴史的快挙をもたらした、若者を中心とする熱狂的なファン層「スウィフティー」を取り込みたかったからだ。実際、支持表明後の24時間で、スウィフトさんの投稿を経由した有権者登録に関する情報サイトへのアクセスが40万件超に達し、その影響力の大きさを見せつけた。
米芸能界は多様性を重視する姿勢で知られ、とりわけ世界規模で活動するアーティストには伝統的に民主党支持者が多い。9月には、こちらも多くの若者をファンに抱えるアイリッシュさんがハリス氏支持を明言し、陣営に追い風を与えた。
◇応援団は「タフさ」前面
スウィフトさんの宣言後、トランプ氏は「テイラー・スウィフトが大嫌いだ!」と投稿。一転して意に介さないそぶりを見せたが、若年層の投票動向は選挙結果を左右する可能性がある。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、2020年大統領選では民主党のバイデン大統領が18〜29歳の票の約6割を獲得。この年齢層の投票率が16年比で11ポイント上昇したことが、激戦州でのバイデン氏勝利を支えたとの研究もある。
トランプ氏に対しては、映画「シャザム!」(19年)に主演したザッカリー・リーバイさん(44)が支持を表明。「帰郷」(1978年)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたボイトさんも、X(旧ツイッター)に投稿した動画で「トランプ氏に投票することで、この国は強さを取り戻し、あなた方は夢を追えるようになる」と呼び掛けた。
このほかトランプ氏には、共和党全国大会に駆け付けた元プロレスラーのハルク・ホーガンさん(71)や人気黒人ラップ歌手の50セントさん(49)らが加勢した。ただ、応援団はトランプ氏の「男らしさ」や「タフさ」を前面に出す傾向が強く、保守層以外への支持拡大につながるかは定かでない。
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OS5
:2024/10/21(月) 17:21:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102000363&g=int
共和党地盤の農村部に葛藤 貿易戦争、移民政策を懸念―激戦州ウィスコンシン・米大統領選
時事通信 外経部2024年10月21日07時05分配信
【図解】ウィスコンシン州
【図解】ウィスコンシン州
会合であいさつするウィスコンシン農業者組合のダリン・ボンルーデン会長=12日
収穫した薬用ニンジンを見せるジョー・ハイルさん=15日、米ウィスコンシン州
子牛の世話をする酪農家マーク・クレイブさん=14日、米ウィスコンシン州
チーズ生産量で全米トップを誇る「酪農王国」の中西部ウィスコンシン州。11月の大統領選で、民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領が接戦を繰り広げる激戦州の一つだ。農村部は共和党の地盤だが、トランプ氏が在任時に始めた対中貿易戦争で農家は打撃を被った。同氏の看板政策の移民規制強化も、労働力を移民に依存する州の農業の行方に影を落とす。それでもトランプ氏支持なのか。葛藤を抱える農村を歩いた。
「米農家は板挟み」 関税懸念も中国不信―作家ライシンガー氏・米大統領選
◇報復関税、農業が打撃
10月半ばの週末、州西部の小都市リバーフォールズで行われた「ウィスコンシン農業者組合」の集会を訪れた。地元農家とその家族ら20〜30人ほどが昼食を共にする傍らで、会長の酪農家ダリン・ボンルーデンさん(57)に農業を巡る最大の懸念を尋ねると、トランプ氏の返り咲きを警戒する答えが返ってきた。「関税をかけ合う『戦争』になってしまわないか」
同州では2016年、トランプ氏が共和党候補として32年ぶりに勝利し、当選につなげた。しかし20年はバイデン氏が奪還。「ホワイトハウスへの道はウィスコンシンを経由している」(ハリス氏)とされるゆえんだ。
トランプ氏は今回の選挙戦で、関税引き上げによる国内製造業保護を打ち出している。ボンルーデンさんは「他の製品に関税がかけられるといつも(報復で)農業が真っ先に苦しむ」と顔をしかめる。ウィスコンシン州にとって、中国は現在、カナダ、メキシコに次ぐ第3位の農産物輸出先。州によると、報復関税の影響で中国向けの農産品輸出は19年、前年比で約3割減少した。
もっとも、他の農業者組合員に聞くと「インフレが本当に広がった。バイデン・ハリス政権は評価しない」(穀物農家、45歳)、「好きではないが、恐らくトランプ氏に投票する」(牧羊農家、42歳)との声も上がった。
州中部マラソン郡は高麗ニンジンに似たアメリカニンジンの大産地だ。約30年間、ニンジンを栽培するジョー・ハイルさんの農場を訪ねると、ちょうど収穫の最盛期だった。
ハイルさんのニンジンは90%が中国向けだ。トランプ氏の貿易戦争の影響よりも、その後バイデン大統領が強硬姿勢を維持したことで「対中貿易が増えていない。バイデン・ハリス政権は農家に何もしていない」とハイルさん。エネルギー価格引き下げなど、経済については「ハリス氏よりもうまくやれる」と、トランプ氏の手腕に期待する。
◇どちらにも「投票できない」
ハイルさんのニンジン農場では、メキシコからの労働者が収穫作業に携わっていた。特に大規模農家では、移民が労働力として欠かせない。こうした中、移民問題は大統領選の重要争点に浮上。「不法移民の強制送還」を主張するトランプ氏だけでなく、ハリス氏も不法移民への対応を厳格化する方針だ。
「われわれの労働力の重要な部分は移民だ」。州南部ウォータールーで3700頭の大規模酪農場を営むマーク・クレイブさん(58)は認める。移民政策に関し「トランプ氏は4年間大統領だったが、何もしなかった。バイデン氏もそうだ。民主、共和どちらも解決策を示しておらず、投票できない」と言い切った。
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OS5
:2024/10/23(水) 11:23:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51ec289d1d46fd0045a0c3a37f7a8852c7f1132
ハリス陣営「どぶ板」徹底 ラストベルトの共和党化に危機感 激戦州ペンシルベニア・米大統領選
10/23(水) 7:08配信
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コメント33件
時事通信
トランプ前米大統領の選挙集会に詰め掛けた支持者=9日、ペンシルベニア州スクラントン
大詰めを迎えた米大統領選の最激戦州、東部ペンシルベニアでは、民主党のハリス副大統領陣営が戸別訪問や小規模集会を繰り返す徹底した「どぶ板選挙」を展開している。
2016年に共和党のトランプ前大統領が勝利する震源地となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一角。共和党支持者の急増に危機感を抱く民主党は、若年層や女性らの支持を追い風に伝統的地盤の死守を目指す。
◇ノルマは1日50軒
「とにかくドアをノックして歩く。有権者に直接会うことが、最も効果的な方法だ」。今月上旬、同州東部ルザーン郡ウィルクスバリの住宅街で、ハリス陣営スタッフのアダム・シャハスキーさん(43)が住宅を1軒ずつ訪ね歩き、票の掘り起こしを進めていた。
この日の「ノルマ」は約50軒。2人1組で3時間近くかけて訪ね歩いた。地元企業で働く労働者世帯が多く、民主党色の濃い地域。投票に行くよう党支持者に念を押すとともに、無党派層も取り込む狙いだ。
よりどころは「反トランプ」感情だ。退職後に小規模事業を手掛けるレン・コーニッシュさん(65)は「人種差別的な発言は受け入れられない」とトランプ氏に嫌悪感を示す。地元企業に勤めていたボブ・ホーデンさん(50)も、トランプ氏は「貧困層や中間層への『共感』がない。富裕層の政治だ」と切り捨てた。
ハリス陣営は9月に入り、戸別訪問などを本格化させた。地元紙によると、8月末時点で州内に50カ所の選挙事務所を構え、5000人以上のボランティアを動員。資金力を生かし、投票を促す「マシン」(米メディア)とも呼ばれる。
◇支持が逆転
だが、民主党を取り巻く情勢は厳しい。ルザーン郡はかつて炭鉱や製造業で栄え、白人が多数派を占める典型的なラストベルト。平均収入は州全体より低く、失業率も高い。1970年代以降は民主党の優勢が続いていたが、金融危機が襲った2009年ごろを境に共和党との差が縮小。16年大統領選でトランプ氏が圧勝すると共和党支持者が急増し、今年8月には民主党を上回った。
民主党地区委員長のトーマス・シュビラさん(40)は、労働者の民主党離れに加え「郡の行政機構で共和党が優勢になったのが大きい。就職も共和党が有利」と「共和党化」の背景を説明する。
トランプ氏は今月上旬、ルザーン郡に近いバイデン大統領の故郷スクラントンで選挙集会を開催。会場に入り切らないほどの支持者が詰め掛けた。幼い子どもと参加したニコル・ポンティロさん(29)は、前回選挙でバイデン氏に一票を投じたが、トランプ氏支持に転向。バイデン政権下では「保育費も卵も何もかも値上がりし、生活は何一つ良くならなかった」と不満をぶつける。
◇カギは無党派層
ニューヨーク・タイムズ紙などが今月上旬に実施した世論調査によると、ペンシルベニアでハリス氏とトランプ氏の支持率は伯仲している。トランプ氏は高齢世代や男性からの支持が厚く、ハリス氏は比較的若い世代や女性で優勢だ。
米ウェストチェスター大のジョン・ケネディ教授は、ハリス氏が「民主党の伝統的支持層である労働者など以外から支持を取り付けた」と指摘。勝敗のカギを握るのは「揺れ動く無党派層」で、投票日の11月5日まで「霧の中を走る選挙戦となる」と予想している。
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OS5
:2024/10/23(水) 22:27:40
https://mainichi.jp/articles/20241014/k00/00m/030/001000c
「ここは地獄。でも抜け出せない」 史上最悪の麻薬にむしばまれた町
中村聡也
国際
速報
北米
毎日新聞
2024/10/15 07:00(最終更新 10/17 12:06)
フェルトペンのキャップほどの小さな容器に、麻薬性鎮痛剤「オピオイド」の一種でケシを原料とする「ヘロイン」と、覚醒剤「メタンフェタミン」の粉末が少量ずつ入っていた。そこに数滴の滅菌水を加え、慣れた手つきで混ぜ合わせると、二つの薬物は液体状に変わった。
米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市にある薬物中毒者のたまり場、ケンジントン地区。
「ヘロインだけでは眠気に襲われるから、目を覚ますためメタンフェタミンを混ぜている」。路上生活者のライアンさん(39)は言った。
陶酔感をもたらす「ダウナー系」のヘロインと、興奮作用を引き起こす「アッパー系」の覚醒剤はともに依存性が強く、混ぜ合わせたものは「スピードボール」とも呼ばれる。
「最も怖いのは摂取するときだ。過剰摂取(オーバードーズ)で死ぬかもしれないから」
注射器で液体を吸い上げるとき、脳裏には毎回「ある物質」の存在がちらつく。これらの薬物に混入しているかもしれないからだ。
その名は「フェンタニル」。オピオイドの一種に分類される合成麻薬だ。
米麻薬取締局(DEA)によると、フェンタニルの効き目はヘロインの50倍、モルヒネの100倍以上。極めて依存性が強いことで知られる。
致死量はたった2ミリグラム。とがった鉛筆の芯の先に乗る程度だ。
薬物中毒者のたまり場を歩いた
記者は今年2〜6月に計5回、現地を訪れた。路上生活者は、二つの鉄道駅を結ぶ高架下の公道約900メートルと、その周辺にたむろする。
列車が通るたびに、「ゴー」という騒音が耳をつんざく。周囲を乗用車やバスが行き交う中、彼らは昼間から堂々と麻薬を打っていた。
フェンタニルを乱用する患者に特徴的な、極端に前かがみな姿勢のまま動けなくなったり、ふらふらしたりしている人も頻繁に見かけた。
記者が通り過ぎても、ちらっと見るだけ。「自分だけの世界」に入り込んでいる。話しかけても、支離滅裂な答えばかりが返ってきた。
もともと医療用に開発されたフェンタニルは、麻酔や鎮痛剤として使われてきた。
米食品医薬品局(FDA)が承認した医薬品だが、規制強化でメキシコからの密造品が急増。DEAは昨年、フェンタニルが混じった偽造品の錠剤8000万錠以上と粉末約5・4トンを押収した。
DEAによれば、フェンタニル1キロで50万人を死に追いやることができるという。安価で効き目も強いことから、ヘロインやコカインなど他の薬物に混ぜられている、と警告する。
だが、ライアンさんは「しらふになると、また欲しくなるんだ」と言って、注射器の先端を首に刺した。そして、おもむろにピストンを押すと、液体が体内へと流れ込んでいった。
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OS5
:2024/10/24(木) 07:27:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee77fc4c3530383e0cf0e012c411cc8da1859e0
両陣営がヒスパニック争奪戦 「経済支援」と「移民排斥」 米大統領選
10/24(木) 7:11配信
時事通信
ハリス米副大統領(左)とトランプ前大統領(ロイター時事)
【ワシントン時事】米大統領選の投開票まで2週間を切る最終盤に入り、民主党のハリス副大統領(60)と共和党のトランプ前大統領(78)がヒスパニック系有権者の争奪戦を繰り広げている。
ヒスパニック系は伝統的に民主党を支持する傾向が強かったが、最近は特に男性の間で共和党支持が高まっており、両陣営はてこ入れに躍起だ。
ハリス氏は22日、ヒスパニック系男性に対象を特化した公約を新たに発表。連邦職員採用での学位要件撤廃などを通じた雇用推進策のほか、起業家への最大2万ドル(約300万円)の融資100万件、住宅購入の頭金補助を盛り込み、経済的機会の拡大を提唱した。
同日のスペイン語放送局テレムンドのインタビューでは「ヒスパニック系男性は、大手銀行から融資を受けるのが困難な場合が多い」として、支援強化を約束した。ウォルズ副大統領候補やハリス氏の夫エムホフ氏も今週、スペイン語メディアに相次ぎ出演する。
一方、トランプ氏は22日、南部フロリダ州マイアミでヒスパニック系指導者との対話集会を開催した。ハリス氏が経済的支援を柱に据えたのに対し、「移民問題が最大の争点だ」と強調。急増する新規移民が人種的少数派(マイノリティー)の職を奪い、犯罪増加をもたらしていると主張し、当選すれば「国境を封鎖する」と述べた。
NBCテレビが9月、ヒスパニック系を対象に実施した世論調査によると、支持率は民主党が54%で共和党が40%。2020年調査の63%対27%よりも差が縮まった。女性の支持はハリス氏が60%、トランプ氏が34%だったのに対し、男性は47%で並び、共和党への傾斜がみられる。
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OS5
:2024/10/25(金) 18:43:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102400690&g=int
移民への不満高まる国境州 トランプ氏、発言過激化―実績問われハリス氏苦戦・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月25日07時05分配信
米西部アリゾナ州プレスコットバレーで開かれた、トランプ前大統領の選挙集会=13日
トランプ前米大統領=8月22日、西部アリゾナ州(EPA時事)
11月の米大統領選で激戦州の一つと位置付けられる西部アリゾナでは、メキシコ国境を経由した中南米からの移民増加に住民の不満が高まっている。最大の目玉公約に移民対策を掲げる共和党のトランプ前大統領は、不法移民を「凶悪犯」呼ばわりするなど発言を過激化。民主党のハリス副大統領は現政権の実績を問われた形で、苦戦を強いられている。
◇「殺人者は死刑」
「米国市民を殺害した移民は死刑だ」。10月13日、同州ヤバパイ郡プレスコットバレーでの集会でトランプ氏が怪気炎を上げると、会場を埋めた聴衆は「国境を守れ」と書かれたカードを掲げ、歓声で応えた。参加した主婦テリ・ベアーさん(65)は「移民は薬物などの犯罪を持ち込んでいる」と憤る。
米当局によると、国境に位置する州南部ツーソンには2023年10月〜24年8月、国境警備隊が確認しただけで約45万人の移民が押し寄せた。移民に比較的寛容だったバイデン政権発足時の2倍以上だ。批判の高まりを受けて政権は規制強化にかじを切り、今年に入って不法入国者は減少。それでもベアーさんは「選挙目当てで焦点をぼかそうとしている」と不信感を隠さない。
「けだもの」「血に飢えた犯罪者」。住民の不満を捉え、トランプ氏は移民に関する過激発言を連発。「コロラド州オーロラで、ベネズエラのギャングがビルを占拠した」と主張するなど、うそも織り交ぜて国民の反移民感情をあおっている。
◇薄い存在感
これに対しハリス氏は、上院で民主、共和両党が今年、超党派の移民対策法案で合意したにもかかわらず、トランプ氏がジョンソン下院議長(共和党)に働き掛けて廃案に追い込んだと非難する。しかし、有権者の理解を得られているかは不明で、逆風をはね返すには至っていない。
トランプ氏の集会には、ハリス氏支持に傾いているものの「話を聞くため」足を運んだというパイロットの男性(25)の姿もあった。「国境警備に関しては、トランプ氏の方がタフなのは間違いない」。両親が東南アジアからの難民といい、合法的に入国した移民との公平性を考えれば、不法移民の規制は必要だと考えている。
アリゾナ州はもともと保守地盤が厚い。20年の大統領選と22年の中間選挙では、州都フェニックスを含むマリコパ郡を押さえた民主党が制したが、オバマ元大統領が当選した08年と12年の選挙では共和党候補が勝利した。男性は集会終了後、人工妊娠中絶の権利を擁護していることを理由に、ハリス氏に一票を投じると決めたが、勝敗のカギを握るフェニックスでも「ハリス氏の存在感は薄い」というのが実感だ。
◇無党派遠ざかる?
アメリカン大のエルネスト・カスタニェーダ教授は、過去の選挙では「共和党にとって反移民を掲げるだけでは、勝利に十分だったとは言えない」と分析する。あらゆる問題の原因を移民に帰するトランプ氏の主張は分断を広げ、「(保守)穏健派や無党派層を遠ざける」との見解だ。
トランプ氏の過激発言については「性差別、外国人排斥、白人キリスト教ナショナリズム」に基づく主張だと指摘。「格差拡大などに怒っている層にはアピールできる」と認めつつ、有権者の多くは「調和と秩序、力強い経済を望んでいる」として、幅広い支持獲得に懐疑的な見方を示す。
最近の世論調査では、アリゾナ州でトランプ氏がわずかにリードしているとの結果が多い。投票日まで2週間を切った。「先行するトランプ氏、追うハリス氏」の構図に変化が訪れるのか、予断を許さない戦いが続く。(プレスコットバレー=米アリゾナ州=時事)。
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OS5
:2024/10/27(日) 18:11:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102600401&g=int
撤退ケネディ氏が激戦州左右も 投票用紙に名前残る―本人はトランプ氏支持・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月27日07時54分配信
23日、米南部ジョージア州ダルースで開かれたトランプ前大統領(左)の選挙集会に参加したロバート・ケネディ・ジュニア氏(EPA時事)
23日、米南部ジョージア州ダルースで開かれたトランプ前大統領(左)の選挙集会に参加したロバート・ケネディ・ジュニア氏(EPA時事)
【ワシントン時事】11月5日の米大統領選は、無所属で出馬後に撤退を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)の名前が一部州の投票用紙に記載されたまま、投票日を迎えることになりそうだ。ケネディ氏は撤退後、共和党のトランプ前大統領支持に回ったが、有権者がケネディ氏に投票する可能性は残っており、激戦州での結果を左右しかねない。
10月23日、南部ジョージア州でトランプ氏の選挙集会に参加したケネディ氏は「米国を再び健康にしよう」と訴えた。ケネディ氏はジョン・F・ケネディ元大統領(民主党)のおい。高い知名度を武器に、かつては民主、共和両党に批判的な有権者の受け皿だっただけに、その支持はトランプ氏の追い風になるとみられていた。
米大統領選は日本のように意中の候補者名を空欄に書くのではなく、投票用紙にあらかじめ記載された候補者名に印を付ける仕組み。ケネディ氏は全米で100万人以上の署名を集め、大半の州で候補者としての登録手続きを進めた。
8月23日の撤退表明時には「激戦州で私の名前を候補者リストから外し、私に投票しないよう支持者に呼び掛ける」と語っていた。しかし、投票用紙の印刷が既に始まっていたり、死亡以外の理由で削除できないと州法で定められていたりしたため、多くの州で難航。CBSテレビによると、全米50州のうち32州とワシントンでケネディ氏の名前が投票用紙に記載されたままだ。
32州には激戦州の中西部ミシガン、ウィスコンシン両州が含まれている。ケネディ氏は両州で名前の削除を求める訴訟を起こし、いずれも州最高裁まで争ったものの、最終的に候補者として残ることになった。
政治専門紙ヒルの世論調査では、10月22日時点でケネディ氏の大統領候補としての支持率は、全米で依然2.1%ある。ミシガン、ウィスコンシン両州では、民主党のハリス副大統領とトランプ氏がほぼ互角の情勢。ペンシルベニア州立大のダン・マリンソン准教授(政治学)は、時事通信の取材に「僅差で勝敗が決まる激戦州でケネディ氏が(民主、共和両党への)批判票を集めれば、結果に影響を及ぼす可能性はある」と指摘している。
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OS5
:2024/10/30(水) 19:06:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/202b297d74d95d58d5c9e634a6507d391613e3b9
バイデン氏がトランプ氏支持者を「ごみ」呼ばわり 共和党は反発
10/30(水) 14:24配信
毎日新聞
若者と交流するバイデン米大統領=東部メリーランド州で2024年10月29日、AP
バイデン米大統領(民主党)が29日、中南米系団体との電話会議で、トランプ前大統領(共和党)の支持者を「ごみ」と呼ぶ一幕があった。27日にトランプ氏の集会で登壇したコメディアンが米自治領プエルトリコを「ごみの浮き島」と中傷したことを踏まえた発言だったが、共和党は強く反発。バイデン氏の失言が、11月5日に投票日が迫る大統領選で民主党のハリス副大統領の足を引っ張る形となった。
【図表】歴代の米大統領、一番人気なのは…
バイデン氏は、コメディアンの発言に対して「プエルトリコ系(米国人)は、礼儀正しく高潔な人たちだ」と批判。さらに「そこに浮かんでいるごみは彼(トランプ氏)の支持者たちだけだと私には思える。トランプ氏が中南米系を悪魔化しているのは非良心的で、非米国的だ。我々がやってきたことと正反対だ」と述べた。
バイデン氏は会合後のX(ツイッター)への投稿で「先ほどは、トランプ氏の支持者によって吐き出されたプエルトリコに関する不愉快なレトリックが“ごみ”だと言ったのだ」と弁明した。ホワイトハウスのベーツ副報道官はXに「発言録」を投稿し、「彼の支持者たち」ではなく、「彼の支持者の(レトリック)」と言おうとしたのだと釈明した。
しかし、トランプ陣営の広報担当者は「ハリス氏やバイデン氏は、トランプ氏を支持する国民にファシスト、ナチとのレッテルを貼ってきたが、今度はごみだと呼んだ。トランプ氏を憎むだけでなく、数千万人のトランプ氏の支持者を侮蔑している」と非難した。
トランプ氏の集会でのコメディアンの発言は、プエルトリコ系米国人らの反感を買った。米メディアによると、両陣営が重視する激戦州の東部ペンシルベニア州には約47万人のプエルトリコ系住民がおり、大統領選でハリス陣営を利するとみられていた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/10/30(水) 21:09:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/a63ac4f3e7e6c59d36e57f7645a00bce899c1cf7
トランプ氏支持者のコメディアン、プエルトリコ系侮蔑のジョーク発し反発拡大 再選に逆風
10/30(水) 8:39配信
産経新聞
選挙集会で演説するトランプ前大統領(AP)
【ワシントン=大内清】投票まで1週間を切った米大統領選で、米自治領プエルトリコ出身者の動向がにわかに注目されている。共和党候補のトランプ前大統領(78)が27日に開いた支持者集会で、スピーカーの一人がプエルトリコを「ごみの島」と侮辱したことへの反発が拡大。東部ペンシルベニアなどの接戦州でプエルトリコ系が民主党候補のハリス副大統領(60)への支持に傾けば、勝敗に大きく影響する可能性がある。
【写真】トランプ支持者のコメディアン、トニー・ヒンチクリフ氏
発言の主は、集会で登壇したトランプ支持者のコメディアン、トニー・ヒンチクリフ氏。「文字通り海に浮かぶごみの島があるのを知ってる? プエルトリコっていうんだけど」と述べた。
カリブ海北東部のプエルトリコは、1898年の米西戦争後にスペインから米国に割譲された群島で、住民は米市民権を持つ。州ではないためプエルトリコで大統領選の投票は行われないが、米本土には推計約580万人のプエルトリコ系が暮らす。ヒスパニック(中南米系)としてはメキシコ系に次ぎ2番目の人口規模だ。勝敗を分ける接戦7州では、ペンシルベニアに約48万人が住むなど一定の存在感を持つ。
ヒンチクリフ氏の発言に対し、人気歌手のジェニファー・ロペスさんやリッキー・マーティンさんらプエルトリコ系の著名人が相次いでトランプ氏への反対やハリス氏支持を表明。米メディアによると、プエルトリコ系コミュニティーには、親族や知人らにハリス氏への投票を呼びかける運動が広がっているという。
また集会でヒンチクリフ氏は、ヒスパニック全体や黒人、ユダヤ系などのマイノリティ(少数派)を侮辱する「ジョーク」も飛ばした。
トランプ陣営は「これらのジョークはトランプ氏の考えではない」と釈明に躍起だ。ただ、トランプ氏は、ヒンチクリフ氏の発言後の演説でこの問題に言及しなかったことでもプエルトリコ系から批判を浴びている。
ハリス氏は、トランプ氏の集会と同じ27日、本土に比べて遅れているプエルトリコのインフラ整備や雇用創出に向けた政策を発表。勝敗を左右する層としてプエルトリコ系に照準を合わせた矢先にトランプ氏側から思わぬ〝援護射撃〟を得た格好だ。
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:
OS5
:2024/10/31(木) 10:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/802ccf1ee021b72630e5b3918eb71c911bf28869
ワシントン・ポスト、解約25万件超…大統領選推薦見送り発表で民主党支持者が失望か
10/31(木) 3:54配信
読売新聞オンライン
ジェフ・ベゾス氏=ロイター
【ニューヨーク=山本貴徳】米紙ワシントン・ポストは29日、11月の大統領選でどの候補も推薦しないと発表した後、電子版の解約件数が25万件を超えたと報じた。電子版購読者の約10%に相当する。伝統的に民主党候補を推薦しており、発表後に民主党支持者から失望の声が相次いでいた。
同紙によると、推薦見送りを発表した25日から29日までの数字で、年間契約の購読者などは引き続き有料記事などを読むことが可能だという。
推薦見送りは、同紙オーナーでアマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が判断した。それまで民主党のハリス副大統領を推薦する方向で準備が進められており、反発した編集幹部が辞任した。
ベゾス氏は28日、同紙への寄稿で「推薦は偏向しているという認識を生む。見送りは信念に基づく正しい決断だ」と説明した。
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OS5
:2024/11/02(土) 17:57:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb02aa1c181412ed9974784c83dcd08ae21b872e
「隠れトランプ」か「隠れハリス」か 調査では捕捉不能の有権者たち
11/2(土) 12:30配信
毎日新聞
米大統領選に立候補した民主党のカマラ・ハリス副大統領(左)と共和党のドナルド・トランプ前大統領=ロイター
「隠れトランプ」か、「隠れハリス」か――。米大統領選(5日投開票)の接戦が伝えられる中、世論調査では捕捉しきれない有権者の存在が取り沙汰されている。
【図解でわかる】歴代の米大統領、人気なのは誰?
過去の大統領選では、共和党のトランプ前大統領への支持を公言しない「隠れトランプ」派の存在が指摘されてきた。今回の選挙では、ひそかに民主党のハリス副大統領を支持する「隠れハリス」派の存在を主張する声も上がっている。
「私の周囲ではハリス氏の支持を公言できない共和党員の女性たちがいる。熱狂的なトランプ支持者の家族の中では、自分だけがハリス氏に投票するとは言えない」。こう語るのは、かつての共和党員で現在はハリス氏を支持する南部ジョージア州アトランタ郊外に住む主婦のクリステン・ダドーロドリゲスさん(42)だ。ハリス氏の陣営は、ダドーロドリゲスさんのような穏健な保守層の取り込みを図ってきた。
共和党内の反トランプ派として知られるリズ・チェイニー元連邦下院議員も、ハリス氏への投票の公言を恐れる共和党員が大勢いると述べ、「良心に従って投票し、誰にもそれを言う必要はない」などと訴えている。
米メディア「ポリティコ」によると、世論調査は、共和党の候補指名争いでトランプ氏に敗れたヘイリー元国連大使を支持し、現在はハリス氏を支持する層を捕捉しきれていない可能性もあるという。
一方、トランプ氏は2016年と20年の大統領選で、事前の世論調査よりも本番では支持率を伸ばした実績がある。その要因として、トランプ氏への支持を公言しづらい社会の風潮や、世論調査に回答しない支持者がいることなどが指摘されてきた。
ただ、その後、世論調査はトランプ氏を「過小評価」しないよう改善の試みがなされてきているほか、以前と比べればトランプ氏への支持を表明しやすくなっているとの見方もある。【ワシントン松井聡】
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OS5
:2024/11/03(日) 09:21:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/4359729cf770f3e609c7a60c6f85f124a1e285dc
共和、上院過半数うかがう 下院は接戦 米議会選
11/3(日) 7:05配信
時事通信
【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選が5日、大統領選とともに実施される。
野党共和党は上院(定数100)で4年ぶりの過半数奪取をうかがい、下院(定数435)でも多数派維持を目指す。与党民主党は下院奪還へ攻勢を仕掛けており、接戦が見込まれる。
上院は政府高官や連邦判事らの人事承認権のほか、条約の承認・批准権を有する。下院で多数派から選出される議長は、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職。議会は予算編成権も持つため、上下両院選の結果は新大統領の政権運営を大きく左右する。
任期6年の上院の現勢力は民主51(無所属4を含む)で共和49。2年ごとに約3分の1ずつ改選し、今回は民主23、共和11が対象となる。
選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、民主系無所属議員が引退する南部ウェストバージニア州のほか、西部モンタナ州で共和候補が優勢で、過半数を視野に入れつつある。ただ、中西部ネブラスカ州で無所属候補が共和現職を猛追しているとされ、「事態を一変させる可能性」(米メディア)もある。
任期2年の下院は全議席が改選。米紙ニューヨーク・タイムズによれば、1日時点で、接戦が見込まれる22選挙区のうち、共和が10選挙区を押さえれば多数派を維持する。
5日には全米50州のうち11州で知事選も行われる。
7194
:
OS5
:2024/11/03(日) 10:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd887eb9e70f0482f58c2cd5d49233a633ec916
割れるヒスパニック票 物価高や移民で与党離れ 初の女性大統領に期待も・米ネバダ州
11/3(日) 7:04配信
時事通信
トランプ前米大統領の選挙集会=10月24日、西部ネバダ州ラスベガス
大詰めを迎えた米大統領選で、ヒスパニック票が割れている。
中南米諸国にルーツを持つヒスパニック系市民は米国最大の人種的少数派(マイノリティー)で、伝統的に民主党支持の傾向が強かったが、近年は若年層の男性を中心に共和党支持者が増加。両陣営が支持獲得に奔走している。
【図解】トランプVSハリス〜激戦7州の平均支持率〜
◇質素な食事しか…
激戦州の一つで人口の約3割をヒスパニック系が占める西部ネバダ州。10月下旬、世界有数の歓楽街ラスベガスのホテル群を間近に臨む屋内競技場で、共和党のトランプ前大統領が選挙集会に登壇し、支持者が2階席まであふれた。同僚女性と参加したオルガ・ゴンザレスさん(49)も、その一人だ。
メキシコから移り住んで30年。娘との料理を楽しむ生活を送ってきたが、物価高が直撃し「質素な食事しか作れなくなった。(民主党の)ハリス(副大統領)のせいで貧しくなった」と嘆く。「トランプなら国を変えてくれる」と信じ、既に一票を投じたという。
州兵に所属しながら地元大学に通うガブリエル・ディアスさん(19)は「戦争が怖い。今の世界では前線にいつ送られるか分からない」と不安を吐露。「トランプは北朝鮮の金正恩(朝鮮労働党総書記)に会ったが、バイデン(大統領)は何もしない。トランプなら軍を強くして守ってくれる」。人生初の投票はトランプ氏に入れるつもりだと打ち明けた。
◇「正しい情報を」
ラスベガス郊外の住宅街では、大学生のカルラ・リベラさん(20)が強い日差しに汗をにじませながら、一軒ごとに呼び鈴を鳴らして回っていた。しばらく待って応答がなければ、民主党の政策や投票方法を記したチラシをドアに掛ける。
「女性が大統領になってほしい。そうすれば全ての女性がもっと活躍しやすくなる」。ハリス氏支持の理由をそう語るリベラさんは、ヒスパニック系非営利団体「メーク・ザ・ロード・アクション・ネバダ」の一員だ。約200人の選挙対策チームが州内各地で戸別訪問や電話で民主党への投票を呼び掛けている。
同団体幹部のロバート・ガルシアさん(24)は、両党が支持率で拮抗(きっこう)する中「直接会って少しでも政策を知ってもらうことが違いを生む」と力を込める。メンバーのシェイン・ハッチンズさん(28)も「トランプの時代の方が物が安かったというが、新型コロナ禍で経済が停滞していただけだ」と指摘。「正しい情報を広めることが重要だ」と活動の意義を強調した。
◇期日前は共和先行
ネバダ州では過去4回の大統領選で、民主党候補が勝利した。だが、フロリダ大が運営する「米国選挙プロジェクト」によると、10月末時点の期日前投票では、共和党が民主党を4.8ポイント上回っている。
メキシコから合法的に移住したというトラック運転手フランシスコ・サイエンさん(37)は、ラスベガス郊外の期日前投票所で共和党に票を入れた。「不法移民(への処遇)は不公平だ。われわれの税金が彼らに使われている」と不満をこぼした。
一方、ラゲル・アラナさん(48)は、人工妊娠中絶の権利を擁護する民主党に投じた。「私自身が女性で、娘も孫娘もいる。彼女たちを守りたい」。そう言って投票所を後にした。
7195
:
OS5
:2024/11/04(月) 09:46:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/36bd5c4fd73925aa77de4c9869c0c3e567b75836
協調重視か自国優先か 国際情勢を左右 米大統領選
11/4(月) 7:08配信
時事通信
【ワシントン時事】米大統領選では、外交政策も争点の一つだ。
ハリス副大統領(民主)が同盟関係を重視する「国際協調」を続ける一方、トランプ前大統領(共和)は自国優先の「米国第一」を唱える。欧州や中東で続く紛争への対応でも考えは異なり、選挙結果は国際情勢を大きく左右する。
ロシアが侵攻を続けるウクライナに対し、ハリス氏は軍事支援継続を訴え、地対地ミサイルなどを供与してきたバイデン政権の政策を踏襲する構えだ。トランプ氏は「就任前に決着をつける」と豪語し、ロシアとウクライナに働き掛け、早期の終結を実現したい考え。ハリス氏はウクライナに譲歩を迫ることになると批判している。
次期大統領は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザへの対応も迫られる。両候補共にガザでの早期停戦を訴えるが、パレスチナ国家樹立を認める「2国家共存」による和平を後押しするハリス氏に対し、トランプ氏は「非常に難しいだろう」と述べ、消極的だ。
対中政策では、ハリス氏が競争しつつも不測の事態を避けるための対話を重視。トランプ氏は自国産業の保護を理由に関税を引き上げ、対立を辞さない姿勢だ。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に関しては、金正恩朝鮮労働党総書記との親密な関係を誇示するトランプ氏をハリス氏が批判し、正恩氏に「擦り寄るつもりはない」と明言している。
ハリス氏は「同盟は米国を強くする」との立場で、日本を含む同盟国との関係を強化する方針だ。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防支出の増加を要求しており、同盟国に防衛面での負担を求める意向を鮮明にしている。
7196
:
OS5
:2024/11/04(月) 10:32:35
>>7171
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/
激戦州
■トランプ優勢(68)
西部 アリゾナ州(11)2.6%差
南部 ジョージア州(16)2.3%差
西部 ネバタ州(6)1.0%差 (逆転してる)
東部 ノースカロライナ州(16)1.5%差
東部 ペンシルベニア州(19)0.3%差
■ハリス優勢(26)
中西部ウイスコンシン州(11)0.3%差
中西部ミシガン州(15)0.8%差
過半数270人
このままだと
トランプ氏が219人+68人=287人
ハリス氏が225人+45人=251人
ペンシルベニアをハリスが逆転すると・・・
トランプ氏が219人+49人=268人
ハリス氏が225人+26=270人、
ペンシルベニア州
20年 民バイデン
16年 共トランプ
12年 民オバマ
08年 民オバマ
04年 民ケリー (←結果と違う候補が制してる)
00年 民ゴア (←結果と違う候補が制してる)
7197
:
OS5
:2024/11/04(月) 10:36:16
>アイオワ州の選挙人数は6人と少なく、大統領選全体への影響は限定的だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2edc5fae0f16b1bb3c25a1f2c88ed602ac9b58a
保守層多いアイオワ州でハリス氏が逆転 地元有力紙の世論調査 女性の支持増
11/4(月) 10:03配信
産経新聞
選挙集会で演説する民主党候補のハリス副大統領=3日(AP)
【ワシントン=大内清】米中西部アイオワ州の有力紙デモイン・レジスター(電子版)は2日、大統領選最終盤の州内での同紙世論調査で、民主党候補のハリス副大統領(60)が支持率で共和党候補のトランプ前大統領(78)に逆転したと伝えた。共和党が優勢なアイオワ州ではトランプ氏の勝利が固いとみられてきただけに、調査結果への驚きが広がっている。
アイオワ州の選挙人数は6人と少なく、大統領選全体への影響は限定的だ。ただ、大統領選の候補者選びで最初の党員集会が開催される地であることからも、アイオワ州での調査は世論の全体的動向や近隣の中西部各州の結果を占う上で注目される。
デモイン・レジスターによると、調査は10月28〜31日に実施。ハリス氏の支持率は47%で、トランプ氏の44%を上回った。トランプ氏は9月の調査ではハリス氏を4ポイント上回っていたが、逆転を許した。高齢層や無党派層の女性有権者の間でハリス氏支持が増加した。
保守層が多いアイオワ州ではこれまでトランプ氏が圧倒的に優勢とみられていた。6月時点では、民主党の候補者指名が確実視されていたバイデン大統領(81)に支持率で18ポイント差をつけていた。
7198
:
OS5
:2024/11/04(月) 17:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/913831fc51b3b704fb7d3b7d82e1db2255b765e8
法廷闘争や議会選出にもつれたケースも 米大統領選、こじれた歴史
11/4(月) 9:52配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂を囲むトランプ前大統領の支持者=ワシントンで2021年1月6日、高本耕太撮影
米大統領選(11月5日投開票)は、人口などによって各州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の獲得数を主に民主党と共和党の候補者が競う。大半の州は州内の最多得票者が全ての選挙人を獲得する「総取り方式」を採用し、過半数の270人を獲得した候補が当選となる。ただ、過去には集計の妥当性を巡って法廷闘争にまで発展し、決着が遅れるケースもあった。
【図解でわかる】歴代の米大統領、人気なのは誰?
最も有名なのが、共和党のジョージ・ブッシュ南部テキサス州知事(当時)と民主党のアル・ゴア副大統領(同)が争った2000年の大統領選だ。大票田の一つ、南部フロリダ州(選挙人は当時25人)の結果を巡り、両陣営による法廷闘争が展開され、決着までに36日を要した。
開票日翌日未明に、複数のテレビ局がブッシュ氏が当選確実と報道。ゴア氏もブッシュ氏に敗北を認める電話をかけた。
しかし、フロリダ州では最初の集計で両氏の得票数の差が投票総数の0・5%以下だったため、州法の規定に基づき再集計となった。最終的に同州が発表した結果では、ブッシュ氏が537票(投票総数の約0・01%)上回っただけだった。
記載内容が不明確な「疑問票」を巡って双方が訴訟合戦を展開したが、連邦最高裁は疑問票の手集計を命じた同州最高裁の判決を差し戻し、ブッシュ陣営の事実上の勝訴を言い渡した。ゴア氏はテレビ演説で「次期大統領の下で結束しよう」と敗北を宣言。混乱は幕を閉じた。
民主党のジョー・バイデン大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領による一騎打ちとなった20年の前回大統領選も記憶に新しい。開票日の4日後にバイデン氏が当選を確実にし、勝利宣言したものの、トランプ陣営は「不正があった」と主張。各地で選挙結果の無効化を求める法廷闘争に打って出た。
その後、トランプ氏側の敗訴や訴えの取り下げが相次いだ。しかし21年1月、「不正」を主張するトランプ氏の支持者らが、大統領選の公式集計手続きが行われていた連邦議会議事堂を襲撃。少なくとも5人が死亡し、1000人以上が訴追される事態となった。
一方、いずれの候補も獲得選挙人数が270人に届かなかった場合は、合衆国憲法に基づき、開票日の翌年1月に連邦下院での投票で大統領を選出する。実際、現在の2大政党制が定着する前の1824年にそのケースがあった。
候補者は、ジョン・クインシー・アダムズ国務長官、アンドリュー・ジャクソン上院議員、ウィリアム・クロフォード財務長官、ヘンリー・クレイ下院議長の4人(肩書はいずれも当時)。ジャクソンが選挙人の総数261人(当時)のうち99人を獲得して首位だったが、過半数は下回り、下院での投票に持ち込まれた。下院では州単位(各州1票、当時は24州)で投票が行われ、アダムズが過半数の13票を獲得、第6代大統領となった。
今回も、バイデン政権を継承する民主党のカマラ・ハリス副大統領と、返り咲きを目指すトランプ氏が接戦を繰り広げている。両者とも獲得選挙人が269人となるなど過半数に至らず、200年ぶりに下院での投票にもつれ込む可能性を指摘する専門家もいる。【畠山哲郎】
7199
:
OS5
:2024/11/05(火) 07:19:59
>>7196
訂正
>>7171
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/
激戦州
■トランプ優勢(68)
西部 アリゾナ州(11)2.6%差
南部 ジョージア州(16)2.3%差
西部 ネバタ州(6)1.0%差 (逆転してる)
東部 ノースカロライナ州(16)1.5%差
東部 ペンシルベニア州(19)0.3%差
■ハリス優勢(26)
中西部ウイスコンシン州(11)0.3%差
中西部ミシガン州(15)0.8%差
過半数270人
このままだと
トランプ氏が219人+68人=287人
ハリス氏が225人+26人=251人
ペンシルベニアをハリスが逆転すると・・・
トランプ氏が219人+49人=268人
ハリス氏が225人+45人=270人
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OS5
:2024/11/05(火) 07:22:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade648102a4be567b9c7f68671c1545773f39381
トランプ氏48・5%、ハリス氏48・4%で横一線…あす投開票
11/4(月) 18:29配信
読売新聞オンライン
ハリス副大統領(左)と、トランプ前大統領=AP
【メーコン(米ジョージア州)=淵上隆悠】米大統領選は5日、投開票が行われる。民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が、終盤まで横一線で争っている。選挙戦最後の日曜日の3日、両氏は勝敗のカギを握る激戦州で支持を呼びかけた。
米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」の3日時点の世論調査平均によると、トランプ氏の全米での支持率は48・5%、ハリス氏は48・4%でほぼ並んでいる。
ハリス、トランプ両氏の対決を想定した支持率推移
大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の選挙人の獲得数を争う。激戦となっているペンシルベニアやミシガン、ジョージアなど7州の勝敗が全体の結果を左右する。7州に限ると、RCPまとめでトランプ氏が0・8ポイントの僅差でリードしている。
民主党のハリス氏は、女性、アジア系として初の大統領を目指す。3日にミシガン州で演説し、「常に党と個人より国を優先し、すべての米国人のための大統領になる」と強調した。
共和党のトランプ氏は2020年大統領選でバイデン大統領に敗れ、今回の選挙に雪辱を期す。トランプ氏は3日、ジョージア州メーコンでの演説で国境の警備強化などを主張し、「5日は米国史上最も重要な日だ。ともに米国を再び偉大にしよう」と気勢を上げた。
開票作業は5日に各地で始まるが、郵便投票の確認作業などにより、結果判明までに時間がかかる可能性もある。
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OS5
:2024/11/05(火) 21:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e4a23d851745ba16ea2f4be28bfa14fe4a3e524
米大統領選、開票所など有刺鉄線で囲み州警察も派遣…トランプ氏敗北の場合「暴力心配」が57%
11/5(火) 20:21配信
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読売新聞オンライン
米大統領選の開票所は有刺鉄線のフェンスに囲まれ、敷地前には警察車両が待機していた(4日、ペンシルベニア州フィラデルフィア近郊で)=金子靖志撮影
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=金子靖志、グランドラピッズ(ミシガン州)=阿部真司】5日に投開票される米大統領選を巡り、激戦州を中心に暴動や混乱への警戒が強まっている。2020年の前回大統領選を巡って起きた連邦議会占拠事件を踏まえ、選挙結果に不満を持つ支持者が過激な行動に訴えるのではないかとの懸念が高まっているためだ。
激戦州のペンシルベニア州フィラデルフィアでは4日、投票所や開票所で多くの警官らが警備に当たり、厳戒態勢を敷いていた。州によると、地元警察に加えて約5000人の州警察が各投票所に派遣された。
フィラデルフィア近郊の開票所は出入り口に警察車両が待機し、建物周辺を有刺鉄線を張り巡らせたフェンスで囲うなど物々しい雰囲気に包まれていた。警備担当者は本紙の取材に「登録した人しか出入りできない仕組みで、身元確認を徹底している」と話した。
首都ワシントンでも、ホワイトハウスや連邦議会議事堂、民主党のハリス副大統領の公邸などが鉄柵で覆われている。米メディアによると、ウィスコンシンやノースカロライナなど10州では、州兵が開票所などに派遣された。アリゾナ州では州幹部が襲撃に備え、防弾チョッキを着用している。
バイデン大統領とトランプ前大統領が激突した20年の前回大統領選は、バイデン氏が勝利したが、トランプ氏は「選挙に不正があった」と敗北を受け入れなかった。フィラデルフィアなどでは支持者が開票所や選挙事務所に押しかけた。21年1月には、バイデン氏を正式に大統領に選出する手続きを行っていた連邦議会にトランプ氏の支持者が乱入し、占拠した。
激戦州の有権者を対象にした米紙ワシントン・ポストの世論調査では今回、トランプ氏が敗北した場合の支持者の暴力が「心配」だとする回答が57%に達した。ハリス氏が負けた場合でもその割合は31%に上った。
支持者も懸念を強めている。ミシガン州イーストランシングで3日に行われたハリス氏の集会に参加したトレイシー・メイソンさん(49)は、トランプ氏が負ければ「21年の議会占拠事件と同じようなことが、より組織化されて起きる」と表情を曇らせた。同州グランドラピッズで4日に開かれたトランプ氏の集会に訪れた大学1年のバート・ジムさん(18)は「どちらが勝っても怒りの収まらない人が出てくるだろう」と語り、米国の分断を嘆いた。
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OS5
:2024/11/06(水) 08:46:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cffdea21da3653e1ca1d648e30047b83bdd947f
世紀の接戦、カギ握る7州 天王山はペンシルベニア 米大統領選
11/6(水) 7:13配信
時事通信
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)時事】大接戦が見込まれる5日の米大統領選では、東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナなど7州が激戦州に数えられる。
それぞれの地域性や人口動態から、産業振興や急増する不法移民への対策など争点も多様だ。
7州のうち「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」を抱えるのが、東部ペンシルベニアと中西部ミシガン、ウィスコンシンの3州。とりわけ選挙人の割当数が19人と7州の中で最も多いペンシルベニアは、民主、共和両陣営とも絶対に落とせない最重要州と位置付ける。
3州は人口の7〜8割を白人が占め、製造業が盛ん。労働組合の影響力が強く、長らく民主党の牙城だった。同党のイメージカラーにちなみ「ブルーウォール(青い壁)」とも呼ばれる。
だが、2016年大統領選では、グローバル化に取り残された白人労働者層の不満をくみ取り、トランプ前大統領が3州を制した。20年はバイデン大統領が奪還した。ハリス副大統領は激戦州以外の州の選挙人獲得予測で先行が伝えられ、3州の確保は勝利への最短距離となる。
一方、ノースカロライナとジョージアの南部2州は、7州の中で黒人有権者の割合が比較的高い。キリスト教信仰が厚く、もともと保守的で共和党が強い地域だが、近年の経済成長に伴いリベラルな住民が移住し、接戦州へと変貌した。両州ともこの秋、巨大ハリケーンで甚大な被害を出し、選挙への影響が注目されている。
アリゾナ、ネバダの西部2州は地理的にメキシコに近く、ヒスパニック系人口が3割前後と全米でも多い。中南米からの移民急増が市民生活に影響を及ぼしており、大きな争点となっている。ヒスパニックは民主党の支持基盤だったが、近年は共和党も徐々に支持を拡大している。
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OS5
:2024/11/06(水) 17:19:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/53e7abca4e5b4f5e8a6a10c689d6a3535f1d54d5
共和党は青かったか 「保守=青、リベラル=赤」を覆す米国流 契機は2000年大統領選
11/6(水) 15:07配信
産経新聞
青と赤で色分けされた2020年米大統領選の選挙人獲得状況
米大統領選の投開票が5日、始まった。世界の関心が集まるが、その際使用されるのが「マジックウオール」と呼ばれる全米50州の地図だ。新聞やテレビ放送で全米の地図が青と赤に色分けされるが、民主・共和両党は公式に政党カラーを定めたことはない。両党が競う接戦に伴った誤解回避のため、メディアが作った概念だという。
【画像でみる】共和党のシンボルは「ゾウ」、民主党は「ロバ」…定着も公式には使用せず
■レーガン氏勝利に「米国は青い海」
民主党が勝利した州を「ブルー・ステート」(青い州)、共和党が勝った州は「レッド・ステート」(赤い州)、激戦州は両色を混ぜた「パープル・ステート」(紫の州)と呼ばれるが、この色分けが定着したのは2000年以降のことだ。
「今夜、米国は青い海に見える」。1980年の大統領選で、開票の推移を見た米3大ネットワーク・NBCテレビのキャスターはこう口にした。選挙戦では、米大使館人質事件やソ連によるアフガニスタン侵攻を背景に、「強いアメリカ」を訴えた共和党のレーガン元大統領が大勝した。当時の米メディアは、共和党を赤ではなく青で色分けしていた。
新聞やテレビ放送がモノクロだった時代は濃淡で差を付ければ済んだが、カラー化が進むとともに色彩に関心が集まる。「青=共和党、赤=民主党」の図式は、76年の大統領選でのNBCの放送が皮切りだった。南北戦争時、共和党のリンカーン大統領が率いる北軍が紺の軍服を着ていたことや、英国を始めとした欧州で「保守=青、リベラル=赤」という政治文化があったためとされる。
■「R」繋がりで色が交代、21世紀に定着
続く80年の大統領選で、図式を逆転させるきっかけを作ったのが、同じ3大ネットワークのABCテレビ。共和党を赤とした。共和党(Republican)とレーガン(Reagan)の頭文字を引っ掛け、共和党を赤(Red)にしたという。
その後、まばらだった新聞やテレビ局の色分けが現状と同じになったのは、2000年の大統領選だった。米有力紙ニューヨーク・タイムズとUSA TODAYがフルカラーで全米の地図を掲載した。
共和党のブッシュ氏(子)と民主党のゴア氏の対決は事前から接戦が予想され、結果を確定させるまで36日間を要した。接戦のフロリダ州は郡ごとの詳細な地図を掲載する中、ABCの方式に統一が進んだ。CNNテレビは「視聴者の混乱を避けるため他のメディアと足並みをそろえた」、NBCも「(チャンネルを変える)視聴者に混乱を与えないようにした」としている。
民主党を青、共和党を赤とする図式はそれ以降、現在まで続いている。ブルーステートとレッドステートは辞書にも掲載され、米国の分裂を示す象徴となった青と赤の色分けは市民権を得た。(五十嵐一)
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OS5
:2024/11/06(水) 17:20:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d7e60acb7ea8780a7d3a6d70dbc4d0f8b78860
【米大統領選】トランプ氏、ペンシルベニア州で勝利確実に 激戦州の中で“最重要”
11/6(水) 16:12配信
開票が進むアメリカ大統領選挙で、トランプ前大統領が、激戦州の中で最も重要とされるペンシルベニア州で勝利を確実にしました。
アメリカの主要メディアの共同調査によりますと、トランプ前大統領が、激戦州最多の19人の選挙人を抱えるペンシルベニア州で勝利を確実にしました。
勝敗のカギを握る7つの激戦州のうち、最も重要とされるペンシルベニア州を含め3州をおさえたことで、トランプ氏が獲得した選挙人は、265人となりました。勝敗の分かれ目となる270人に大きく近づいています。
2016年にはトランプ氏が、2020年にはバイデン氏がペンシルベニア州を制して大統領となっていて、ハリス氏としては、崖っぷちに追い込まれた形です。
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OS5
:2024/11/06(水) 17:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/769c873667f05c8b9c5d06d0233f58cb52ce20d4
トランプ氏が演説で「勝利宣言」 「国を癒やすのを助けていく」
11/6(水) 16:43配信
毎日新聞
米大統領選の選挙結果を受け演説するトランプ前米大統領=南部フロリダ州ウェストパームビーチで2024年11月6日、AP
米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は6日未明(日本時間6日午後)、南部フロリダ州の集会で演説し「47代米大統領に選ばれたことを名誉に思う」と「勝利宣言」した。CNNによると、選挙人の獲得数は当選ライン(270人)に届いていないが、激戦7州のうち最激戦州の東部ペンシルベニア州と南部2州で勝利。トランプ氏は「少なくとも315人に届くだろう」との見通しを示した。
トランプ氏は集まった支持者を前に「我々は今夜歴史を作った。あなたがたの投票を誇りに思う」と強調した。また「米国は助けを求めている。我々の運動は、国を癒やすのを助けていく」と述べた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/06(水) 17:22:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6184d05b460ee81f06cbfd7b19a949952a15122
最終盤で「アイオワの衝撃」 米大統領選 世論調査でハリス氏優勢
11/3(日) 12:01配信
毎日新聞
米大統領選で対決する民主党のハリス副大統領(左)と共和党のトランプ前大統領=AP
米中西部アイオワ州の有力地元紙デモイン・レジスターが2日公表した大統領選(5日投開票)の世論調査で、民主党のハリス副大統領の支持率が共和党のトランプ前大統領を3ポイント上回った。「トランプ氏優勢」とされてきた州で最終盤にハリス氏のリードが伝えられたインパクトは大きく、米メディアは「衝撃」と報道。トランプ陣営は「極端な外れ値だ」と火消しに追われた。
同紙が10月28〜31日に実施した調査では、投票予定の有権者のうち47%がハリス氏、44%がトランプ氏を支持した。アイオワ州では、トランプ氏への支持を表明して選挙戦から撤退した弁護士のケネディ氏の名前も投票用紙に残っており、今回の調査で3%が支持。「まだ分からない」(3%)、「言いたくない」(2%)、「他の人」(1%)といった回答もあった。
一方、今月1〜2日にエマーソン大学が同州で行った調査では、53%がトランプ氏、43%がハリス氏を支持した。過去の選挙ではアイオワ州は民主、共和両党の接戦州と評された時期もあったが、今回は一貫してトランプ氏の優勢が伝えられてきた経緯もあり、トランプ陣営は「エマーソン大の調査の方が実態を表している」と強調した。
大統領選はハリス、トランプ両氏の大接戦になっている。激戦7州の攻防が勝敗のカギを握るとみられており、アイオワ州など激戦州以外で「波乱」が起きる可能性は低いとみられている。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/06(水) 17:23:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/71641fa0acee529978ddf3db8ee5dc98589dcecf
「最重要州」ペンシルベニアでトランプ支持者は歓喜の声、ハリス支持者らは不安な表情
11/6(水) 16:20配信
読売新聞オンライン
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア)=金子靖志】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領と民主党候補のハリス副大統領の接戦となっているペンシルベニア州では5日夜から6日未明にかけて、開票状況を見守る集会が各地で開かれた。
「ペンシルベニア州でトランプ氏が逆転し、優勢に」――。5日午後10時過ぎ(日本時間6日正午過ぎ)、保守系メディアの米FOXニュースが速報を流すと、ペンシルベニア州最大都市フィラデルフィアの飲食店に集まったトランプ氏の支持者から歓声が湧き上がった。
同州は激戦州の中で選挙人の数が19人と最も多く、全米の結果に最も影響する可能性があると言われている「最重要州」だ。トランプ氏優勢の一報に、支持者らは拳を突き上げて「USA」を連呼した。
大型スクリーンに映し出された開票速報でペンシルベニア州でのハリス氏の劣勢に不安な表情を浮かべる民主党支持者ら(5日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで)=金子靖志撮影
集会に参加した通信会社に勤めるシモン・ビンゲリスさん(28)は「バイデン政権下では食品やガソリンが高騰し、生活が苦しい状況だ。トランプ氏なら今のインフレ(物価上昇)を変えてくれるはずだ」と期待を寄せた。
一方、約3キロ・メートル離れたイベント会場ではハリス氏支持者の集会が開かれていた。店内に設置された大型スクリーンに米CNNの速報でトランプ氏優勢の報道が流れると、来場者は不安な表情を浮かべて首を振ったり、落胆の声を漏らしたりした。
コンサル会社勤務のコナー・ダフィさん(33)は「トランプ氏は気に入らない人物を攻撃し、憎悪を拡大させる分断の政治を行ってきた。民主主義の根幹も揺らいだ。彼を勝たせてはいけない」と語った。
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OS5
:2024/11/06(水) 20:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/96e4954f14c69dffeaacb2c1ffc05553365cdbb6
トランプ氏の当選確実 132年ぶりの米大統領「返り咲き」へ
11/6(水) 19:32配信
毎日新聞
米大統領選の選挙結果を受け演説するトランプ前米大統領=南部フロリダ州ウェストパームビーチで2024年11月6日、AP
米大統領選(5日投開票)は6日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)の当選が確実になった。米メディアが報じた。大統領経験者が返り咲きを果たすのは132年ぶり。刑事事件の被告が、大統領選で勝利する異例の事態となった。トランプ氏は2025年1月20日に第47代大統領の就任式を迎える。
トランプ氏は選挙戦で「衰退した米国を再び偉大にする」と訴え、過去4年間に進んだインフレ(物価高)、不法移民の増加など、社会や政治の現状への不満に訴えかける戦略を取った。
23年3〜8月には計四つの刑事事件で起訴され、24年5月には不倫関係を主張する女性への口止め料支払いを巡って親族企業の業務記録を改ざんした罪で有罪評決を受けた。しかし、トランプ氏は「政治的な迫害だ」と主張することで、保守層を中心に支持を伸ばした。
民主党は当初、ジョー・バイデン大統領(81)が再選を狙ったが、24年6月の討論会で高齢不安を露呈。党内の圧力を受けて、7月に選挙戦から撤退した。女性初の大統領を目指すカマラ・ハリス副大統領(60)が8月に党候補に指名され、党内の活気は戻ったが、政策の具体化が遅れた。
トランプ氏は内政、外交ともバイデン政権からの政策転換を進める。不法越境対策として「国境の壁」の建設を本格的に再開し、不法移民の国外追放も進める。石油や天然ガスの増産を促し、実業家のイーロン・マスク氏も起用して「連邦政府の効率化」を推進する。
外国製品には10〜20%、中国製品には60%の一律関税を課す。日本には一層の市場開放や防衛費の負担増を求める可能性がある。ロシアのウクライナ侵攻を巡っては、対ウクライナ支援を見直し、早期の和平仲介を目指す姿勢だ。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/06(水) 20:53:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a3875136161e7961a954c655899e9d0812c22c
米共和党、4年ぶりに上院奪還 「トリプルレッド」の可能性
11/6(水) 19:46配信
共同通信
【ワシントン共同】米連邦議会選の投開票が5日、大統領選と同時に実施された。米主要メディアによると、共和党は上院で非改選議席を含めて過半数の51議席を確保し、4年ぶりの多数派奪還を決めた。トランプ前大統領も勝ち、接戦の下院を押さえれば、赤をシンボルカラーとする共和党がホワイトハウスと上下両院を独占する「トリプルレッド」となる。
米国では議会に立法権と予算編成権があり、上院は閣僚や大使、連邦最高裁判事の人事承認権を握る。トリプルレッドが実現すれば、トランプ氏は選挙戦で訴えた国境警備強化や減税を実現しやすくなる。一方、チェック機能は弱まり、同氏による大統領権限強化が進む恐れもある。
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OS5
:2024/11/06(水) 20:53:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf4ab7a0d87e7959133e6b69603933218126ba1
米共和党が上院の多数派奪還、「トリプルレッド」視野 下院は接戦
11/6(水) 18:22配信
毎日新聞
米連邦議会の上院(建物右側)と下院(同左側)=ワシントンで2024年2月14日、秋山信一撮影
米連邦議会の上下両院選が大統領選と同じ5日に投開票された。上院は共和党が4年ぶりに多数派を民主党から奪還。下院は接戦が続いており、両党の勝敗が判明するまで時間がかかる見通しだ。赤をシンボルカラーとする共和党は、ホワイトハウスと上下両院の多数派を独占する「トリプルレッド」も視野に入れている。
上院(定数100)は2年ごとに約3分の1ずつ改選する。現有は民主党(民主系無所属を含む)51議席、共和党49議席。このうち民主23、共和11の計34議席が改選となった。
CNNによると、共和党は南部ウェストバージニア、中西部オハイオ両州で民主党の議席を奪い、現有議席も守って過半数の51議席に達した。西部モンタナ州で優位に立ち、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシンの3州でも接戦に持ち込んでおり、議席差がさらに広がる可能性がある。
上院には政府高官や連邦判事の人事承認権がある。共和党のトランプ前大統領が返り咲いた場合、思い通りに人事を進められる基盤ができた。ただ、上院には大半の法案の可決に60議席を必要とする独特の慣例がある。共和党も60議席には届かない見通しだ。
民主党は接戦州で現職が軒並み苦戦。議席奪取の期待があった南部テキサス州でも敗北した。
全435議席が改選となる下院の改選前議席は、共和党220、民主党212、欠員3だった。CNNによると、共和党は187議席、民主党は160議席の獲得を確実にした。
民主党が勝てば、下院党トップのジェフリーズ院内総務が黒人初の下院議長に就く可能性が高まる。下院議長は、大統領の職務継続が難しくなった場合の継承順位が副大統領に次ぐ地位で、歴史的な勝利となる。
一方、共和党は「トリプルレッド」を実現し、思うように政策を進める展開を狙っている。【ワシントン秋山信一】
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:2024/11/07(木) 07:48:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee40d61eb4ff12f9e01afe9c48094f90ea9f5865
アラブ系多数派の街でトランプ氏が得票上回る イスラエル問題影響か
11/7(木) 0:54配信
毎日新聞
ミシガン州ディアボーンのカフェに集まったトランプ氏の支持者ら=6日、AP
5日投開票された米大統領選で、共和党のトランプ前大統領は、アラブ系住民が多数派の中西部ミシガン州ディアボーン市で、民主党のハリス副大統領の得票を上回った。アラブ系住民の間では、パレスチナ自治区ガザ地区で続く戦闘で人道危機が深刻化していることを受け、イスラエルの後ろ盾となってきた民主党のバイデン政権への批判が高まっていた。
ディアボーン市のアラブ系住民は人口の約55%を占め、全米で最も比率が高い。発表によると、トランプ氏の得票は42・48%で、ハリス氏の36・26%を上回った。2020年の前回選ではバイデン大統領が68・8%を獲得する一方、トランプ氏は29・9%で、トランプ氏は今回の選挙で大幅に得票を増やした。
アラブ系有権者の票は、イスラエルに批判的な緑の党のジル・スタイン氏に流れるとの見方もあったが、スタイン氏の得票は18・37%にとどまった。
ハリス氏はアラブ系住民の離反を防ごうと、イスラエルの自衛権は支持しつつ、「イスラエルは罪のない市民を守るため一層の努力をしなければいけない」などと訴えていたが、効果は限定的だった模様だ。【ワシントン松井聡】
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OS5
:2024/11/07(木) 12:01:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb03f81f6b1c35420d70c16c629d9b55da7e6a12
ハリス氏の敗因探る民主党 理念先行型の争点設定が不発、バイデン氏を糾弾の声も
11/7(木) 8:57配信
産経新聞
米大統領選での敗北表明の演説を終え、引き揚げるハリス副大統領(左)=6日、ワシントン(AP)
【ワシントン=大内清】5日の米大統領選で、共和党候補のトランプ前大統領(78)が選挙人の獲得数だけでなく総得票数でも民主党候補のハリス副大統領(60)を大きく上回ったことに同党では衝撃が広がった。争点設定やメッセージの発信手段などさまざまな角度からの敗因分析が始まる一方、米メディアによれば、選挙戦から撤退した7月まで再選にこだわったバイデン大統領(81)の責任を問う声も高まりつつある。
■マイノリティーの支持揺らぐ
各種出口調査によると、ハリス氏は女性票では2020年前回選のバイデン氏をやや上回るか同程度を獲得したものの、男性票は数ポイント下落。黒人やヒスパニック(中南米系)、アジア系の得票は軒並み低下した。
もともと民主党は高学歴でリベラルな白人や、人種的マイノリティー(少数派)を支持基盤としてきた。しかし今回はそれが盤石ではないことが露呈した格好だ。
たとえば長年、民主党の地盤とされてきた東部ニュージャージー州の場合、前回選ではバイデン氏がトランプ氏に得票率で約16ポイント差をつけて勝利したが、今回はわずか約5ポイント差に縮んだ。民主党の大票田である西部カリフォルニア州でも、前回選では約29ポイント差あったリードが今回は開票率58%時点で約17ポイント差にとどまっている。
■「勇気ある決断」一転
ハリス氏は今回の選挙で、民主主義の価値を守ることや、トランプ1期目政権で進んだ司法の保守化で脅かされる人工妊娠中絶の権利を保護することを主要争点に据えた。出口調査では「民主主義」を最も重視するとした人が「経済」を上回り、一定の成果もみられた。
ただ、選挙戦ではトランプ氏も「不法移民による不正投票で選挙の信頼性が損なわれている」などと主張しており、「民主主義」を最重要争点に挙げた人の中にはトランプ氏支持者も多かったと考えられる。ハリス陣営による理念先行型の争点設定は、全体としては不発に終わったといえる。
こうした中、CNNテレビによると、ハリス氏の陣営関係者には「バイデン氏が早期に選挙戦から撤退していれば、ハリス氏の政策や人柄をもっと有権者に浸透させられた」との恨み節があるという。これまでバイデン氏の撤退表明は民主党内で「勇気ある決断」と称賛されてきたが、現在は火種となっている。
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OS5
:2024/11/07(木) 20:37:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/983f33beb091aac4d64afddc4f7f31e94ff63cfd
完敗の民主、放心 都市型偏重、労働者に背 「青い壁」総崩れ・米大統領選
11/7(木) 20:34配信
時事通信
6日、ワシントンのハワード大で演説するハリス米副大統領(AFP時事)
【ワシントン時事】5日投開票の米大統領選で民主党のハリス副大統領(60)は「ブルーウォール(青い壁)」と呼ばれる地盤の東・中西部3州を含め、激戦7州を全て失う完敗を喫する見通しとなった。
都市型化を進めた同党が「労働者階級の人々を見捨てた」(民主系無所属のサンダース上院議員)ツケは大きく、解党的出直しは必至だ。
「望んだ結果ではなかった」。ハリス氏は選挙から一夜明けた6日、母校ハワード大の演説で率直に認めた。支持者たちは涙を流し、会場には重い空気が漂った。副大統領候補のウォルズ・ミネソタ州知事は記者団に今後の予定を問われ、「ミネソタに帰る」と短く答えた。
かつての製造業の中心地で衰退が目立つ「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置し、死守しなければならなかったミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア3州の「壁」は、軒並み崩壊。黒人やヒスパニック系を含め、幅広い有権者層で2020年の前回選挙から票を減らした。
ウィスコンシン州リポン大のヘンリク・シャツィンガー教授(政治学)は、「労働者階級の関心が分からなかったこと」が最大の敗因だと分析する。多くの国民がインフレに悩まされる中、民主党は出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーの権利など文化的政策に比重を置き、「常識を欠いた」と指摘。結果的に、農村部や非大卒の有権者らに背を向けられたと解説した。
民主党がハリス氏を担ぐまでの拙速で不透明な手続きも、陣営の足を引っ張った。就任前、再選を目指さないと表明していたバイデン大統領(81)は、前言を翻し2期目を目指し立候補。高齢不安の果てに撤退に追い込まれた。
慌ただしく後を継いだハリス氏は、通常の手順を飛ばして候補に指名された。党内の対立候補との討論会やメディアの厳しいインタビュー、予備選で一般党員の審判を仰ぐといった試練を経ないまま、3回目の選挙に臨むトランプ前大統領(78)と相まみえることになった。
ビヨンセさんらセレブを大量動員した「バイブス(雰囲気)」頼みの選挙は、日々の生活に苦しむ中間層の心に響かなかった。シャツィンガー氏は民主党の今後について「トランプ氏を非難するだけでなく、内省し、どの有権者の支持をまとめたいのか考え直す必要がある」と語った。
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OS5
:2024/11/07(木) 20:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4048004071beb9e7d1a0f745d59ce29ff73c1f93
有力上院議員の落選相次ぐ 米民主、農村部で弱体化
11/7(木) 20:33配信
時事通信
5日、米中西部オハイオ州コロンバスで上院選の敗北を認める演説を行うシェロッド・ブラウン氏(中央)(AFP時事)
【ワシントン時事】米大統領選と同時に5日に投開票された上院選では、民主党の農業州選出の有力議員が相次いで落選し、同党の農村部での弱体化が浮き彫りとなった。
共和党は、トランプ前大統領が勝利を確実にした大統領選の勢いに乗り、高官人事の承認など権限の大きい上院で過半数を奪還した。
中西部オハイオ州では、上院の銀行委員長を務め、連邦準備制度理事会(FRB)の人事などで影響力を示してきたシェロッド・ブラウン氏が、トランプ氏に近い実業家出身の共和党候補に敗れ、3期18年間守ってきた議席を失った。
ブラウン氏は5日夜に報道で敗北が伝えられると、支持者を前に「失望しているが、失敗ではない」と表明。ハリス副大統領が大統領選で争点に据えた人工妊娠中絶の権利擁護などは「決して間違いではない」と述べた。
西部モンタナ州は強固な共和党の地盤だが、農家出身のジョン・テスター上院議員が3期18年にわたり民主党の議席を維持してきた。同党穏健派の代表格であるテスター氏は、8月の民主党全国大会への出席を見送るなど、バイデン・ハリス政権から距離を置いたが、勝利をつかめなかった。
一方、中西部ウィスコンシン州では、3期目を目指したタミー・ボールドウィン議員が僅差で逃げ切って議席を死守。性的少数者であることを公表しているボールドウィン氏はリベラルだが、「州ビジネス界と近い」(地元ジャーナリスト)とされ、選挙では保守系の農業団体から支持を得た。
民主党が圧倒的に強い東部ニュージャージー州では、アンドルー・キム氏が韓国系として初めて当選を確実にした。
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OS5
:2024/11/07(木) 22:01:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/401f2d305067de0dfd3bfa0f3c352c5d79087da8
トランプ政権の陣容は 対中シフト濃厚 国務長官にハガティ氏、国防長官はポンペオ氏有力
11/7(木) 20:33配信
産経新聞
6日、米大統領選で勝利宣言する共和党候補のトランプ前大統領=米南部フロリダ州(AP)
【ワシントン=渡辺浩生】5日の大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が勝利を収め、次期政権の陣容が早くも注目されている。トランプ氏とパイプを維持してきた元閣僚・補佐官、副大統領候補に挙がった議員らが外交・安全保障などの主要ポストを占めるとみられる。米国第一主義を再び旗印に最大の脅威とみなす中国の抑止に軍事力や経済力の重心を移す布陣となりそうだ。
国務長官には、1期目で駐日大使を務めたウィリアム・ハガティ上院議員や、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたロバート・オブライエン氏らの名前が挙がっている。ハガティ氏は日米関係強化や米外交のインド太平洋へのシフトを主導した。
国防長官候補は、1期目で中央情報局(CIA)長官や国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏が筆頭。陸軍将校としてイラク・アフガニスタンに従軍したトム・コットン上院議員、上院外交委員会の主要メンバーのマルコ・ルビオ上院議員らも有力だ。コットン、ルビオ両氏は一時、副大統領候補として名前が挙がるなどトランプ氏の信頼も厚い。
財務長官には1期目の通商代表で、対中関税など貿易不均衡是正策を指揮したロバート・ライトハイザー氏が最有力。自由貿易より「公正貿易」を主張。経済面で対中封じ込めを主導しそうだ。
大統領補佐官(国家安全保障問題担当)には、トランプ前政権で国防次官補代理を務めた対中強硬派の論客のエルブリッジ・コルビー氏のほか、ペンス前副大統領補佐官だったキース・ケロッグ退役陸軍中将らの名前が挙がる。コルビー氏は国防総省高官としての復帰もありうる。
大統領候補指名争いから撤退した後、トランプ氏の支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏も産業政策の担当閣僚に起用されるとの観測もある。最後までトランプ氏と指名を争ったニッキー・ヘイリー元国連大使は次期大統領選を狙い距離を置きそうだ。
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OS5
:2024/11/07(木) 22:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0aab48ec3f211b3a4f8819c087160874a4b3c92
上院選は共和党が過半数、新政権に追い風…トランプ氏「我々に前例のない強力な権限与えてくれた」
11/7(木) 19:04配信
読売新聞オンライン
【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選と同時に行われた米連邦議会の上院選は、共和党が非改選を含めて6年ぶりに過半数を獲得することが確実となった。復権を決めた共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)にとって、政権運営の追い風となりそうだ。
トランプ氏は6日未明の勝利演説で、「米国は我々に前例のない強力な権限を与えてくれた」と述べ、上院選での躍進に胸を張った。
(写真:読売新聞)
定数100で任期6年の上院は、2年ごとに約3分の1ずつが改選される。現在の勢力は民主党系51議席、共和党49議席。今回はこのうち民主党系23議席、共和党11議席の計34議席が改選対象だった。
5日、米テキサス州ヒューストンで、上院での再選を確実にし、演説する共和党のテッド・クルーズ氏=ロイター
AP通信の6日午前10時(日本時間7日午前0時)時点の集計によると、共和党は14議席、民主党は14議席を固めた。非改選を含めた議席数は共和党52、民主党系42となった。まだ6議席の行方が判明していないが、共和党が主導権を握ることが決定的となった。
共和党は、オハイオ、モンタナ両州で民主党の現職を破り、民主党系のジョー・マンチン氏の引退で空席となるウェストバージニア州でも勝利した。2016年大統領選でトランプ氏と党の候補指名を争ったテキサス州のテッド・クルーズ氏は接戦になる可能性が指摘されていたが、得票率で約10ポイントの差をつけて民主党候補を退けた。
上院は政府高官人事や条約の承認権を握るため、多数派と政権が異なる「ねじれ」が生じればトランプ氏の足かせになる可能性があった。14年の中間選挙で上院の主導権を失った民主党のオバマ政権は、上院の承認を得られず、連邦最高裁判事の人事でつまずいた。
一方、定数435の下院は任期2年で、全議席が改選対象だ。現有勢力は共和党220議席、民主党212議席、欠員3。AP通信の集計によると、共和党が198議席、民主党が180議席を固め、残り57議席を争っている。
共和党が大統領職と上院の多数派を取ったため、次の焦点は共和党が下院の主導権を維持できるかどうかに移っている。実現すれば、共和党は大統領と上下両院を握る「トリプル・レッド」の政治環境を手にする。赤は共和党のイメージカラーだ。
ただし、下院の過半数維持に失敗すれば、政権との間に「ねじれ」が起き、予算案や法案を巡って民主党と折衝が必要となる。トランプ氏は前政権時代、18年中間選挙で下院の主導権を奪われ、目玉政策だったメキシコ国境の壁建設が思うように進められなかった。
5日は、11州で知事選も行われた。AP通信の集計では、共和党が8州、民主党が3州で勝利を確実にした。
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OS5
:2024/11/07(木) 22:11:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/40dc49d3194a3a03a87c3beb53df4d3d36dc98ca
ハリス氏敗北の米民主党、反省から非難合戦へ
11/7(木) 16:36配信
CNN.co.jp
6日、米首都ワシントンのハワード大学で演説するハリス副大統領
(CNN) 米大統領選でのハリス副大統領の敗北後、民主党内では当初の反省から一転して非難合戦の色が強まっている。ハリス氏に近い関係者や顧問の間では、かたくなに再選出馬をめざし、撤退に消極的だったバイデン大統領の責任を指摘する声が多い。
【映像】ハリス氏、大統領選当確のトランプ氏に祝意
バイデン氏は7日、ホワイトハウスのローズガーデンで国民向けに演説を行う予定。ただ、激戦州の複数の民主党顧問はCNNに対し、ハリス氏は単純に経済や移民、「変化へのあらがえない欲求」(側近の一人)を巡りバイデン政権と一線を画すことができなかったとの見方を示した。
他の顧問は、人工妊娠中絶を巡る情報発信に依存しすぎた点、選挙戦終盤でセレブに脚光が当たっていた点も指摘した。
民主党の戦略家からは既に、2012年のオバマ大統領再選後に共和党が行ったような党を挙げた選挙結果分析を実施し、民主党が米国の大部分からこれほど乖離(かいり)してしまった理由を調べるよう求める声が出ている。
民主党はかねてトランプ氏を軽蔑する姿勢で団結してきた。だが、ハリス氏が107日間の選挙戦で打ち出したトランプ氏に関するメッセージは、最初はトランプ氏を小ばかにしておきながら突然、民主主義への差し迫った危険として重大視するというもので、こうした変遷が今後議論の的になりそうだ。
民主党の上級顧問はCNNの取材に、「我々はトランプ氏への反対票ではなく、ハリス氏への一票を投じる十分な理由を国民に示していただろうか」と自答した。
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OS5
:2024/11/08(金) 16:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ee68ec9aa8d769f9646a03bbaa858f5c2fc344
全米各地で支持離れ、民主が惨敗に衝撃…「戦犯」探し活発化で泥仕合
11/8(金) 6:57配信
【ワシントン=池田慶太】米民主党のハリス副大統領は6日に首都ワシントンで行った敗戦の弁で、結果を受け入れ、再起を目指すよう支持者に促した。ただ民主党内には惨敗の衝撃が広がっており、責任をなすりつけ合う泥仕合が始まっている。
【表】米国の主な歴代副大統領
ハリス氏「感謝でいっぱい」
「きょうの私の心は、信頼を寄せてくれたあなた方への感謝や国への愛でいっぱいだ」。ハリス氏が謝意を示すと、集まった支持者や陣営関係者らは歓声で応えた。
高齢不安を抱えるバイデン大統領が再選断念を表明した7月下旬、ハリス氏は後継に名乗りを上げた。以降107日間、ハリス氏は現代の米大統領選では最短とされる異例の選挙戦を戦い抜いた。共和党のトランプ前大統領に大幅リードを許していた支持率を五分に戻し、巨額の献金も集めた。多様な人種で構成される党支持層をにわかに活気づけた。
ハリス氏は演説で「自由や機会、公平、人々の尊厳のための戦い」だったと選挙戦を振り返り、自らを支えた若者世代に向けて「諦めないで。絶望しないで」とメッセージを送った。
しかし、予想以上に厳しい選挙結果となった。米紙ニューヨーク・タイムズによると、2020年大統領選と比較し、全50州と首都ワシントンのうち少なくとも44州でトランプ氏が支持を伸ばした。民主党の牙城だったニューヨーク州やカリフォルニア州でも民主党のリードが大幅に縮まり、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤へのシフト」(米メディア)が全米各地で起きた。
敗因については様々な臆測が飛び交っている。ハリス氏が20年大統領選の党指名候補争いで早々に敗れたにもかかわらず、競争を経ず大統領候補に選ばれた今回の手続きへの批判もある。
民主党系無所属で急進左派のバーニー・サンダース上院議員は6日、「労働者階級の人々を見捨ててきた民主党が労働者階級から見捨てられたと気付いても、さほど驚くことではない」とする声明を発表した。富の不平等や生活水準の低下などの問題に取り組んでこなかった党指導部をサンダース氏は痛烈に批判した。
一方、人種や民族、ジェンダーといった問題でより過激な政策の実現を求める急進左派の責任を問う声もある。党の左派色が強まり、ハリス氏から無党派の有権者を遠ざけた可能性が指摘される。中道派も一定程度抱える民主党は近年、支持層の宗教や人種の多様化が進み、一枚岩になるのが難しくなっている。
ロイター通信によると、党全国委員会トップのジェイミー・ハリソン氏は周囲に辞意を伝えた。惨敗の責任を巡る「戦犯」探しは水面下で活発化しており、党の混乱は続くと予想される。
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OS5
:2024/11/09(土) 06:32:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b7f53f832bf5d98e2be73194cbf96826200e36
「労働者階級を見捨てた民主党」 サンダース氏が批判、党内に波紋
11/8(金) 22:07配信
毎日新聞
バーニー・サンダース米上院議員=AP
米連邦議会で民主党会派に所属するバーニー・サンダース上院議員(無所属)が、大統領選で敗れた民主党について「労働者階級の人々を見捨てた」などと厳しく批判し、波紋を呼んでいる。サンダース氏は民主党左派やリベラル層などの若者に根強い人気がある。党全国委員会は「でたらめだ」と反論したが、党内の混乱は続きそうだ。
サンダース氏は6日にX(ツイッター)に投稿した声明で、「労働者階級の人々を見捨てた民主党が労働者階級から見捨てられても、さほど大きな驚きではない」と痛烈に批判。既に白人の労働者層の支持を失っていたが、現在では中南米系と黒人の労働者層の支持も失ったと指摘した。
さらに、米国民が「怒り、変化を求めている」一方で、民主党指導部は「現状を守っている」と訴えた。所得格差の拡大や医療が保障されていないこと、パレスチナ自治区ガザ地区に対する米政府の対応などの問題を列挙した。
「民主党を支配しているのは富裕層や大企業、高給取りのコンサルタントたちだ」と主張し、「多くの米国人が感じている痛みや政治的な疎外感を理解できるだろうか」と疑問を呈した。
サンダース氏は急進左派のベテラン議員で、大統領選と同時に行われた上院選で4選を決めた。2016年と20年の大統領選では民主党の候補指名獲得を目指して立候補し、若者旋風を巻き起こした。
「身内」からの批判に対し、党全国委員会のジェイミー・ハリソン委員長はサンダース氏の投稿を引用する形で、Xに「全くのでたらめだ」と投稿。バイデン大統領について「私の生涯で最も労働者寄りの大統領だ」と強調した。
ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官も7日、記者団の質問に対し、「(サンダース)上院議員には謹んで同意しない。労働組合に話を聞き、我々が創出した雇用を見れば、それを否定できる」と語った。【ワシントン西田進一郎】
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OS5
:2024/11/09(土) 08:42:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d3abc4b1149a83ad6c666701dfd56f59e5022d
トランプ氏、総得票も優勢 共和候補20年ぶりか
11/9(土) 5:53配信
共同通信
トランプ次期大統領
【ワシントン共同】米大統領選で勝利した共和党のトランプ次期大統領は、選挙人獲得数だけでなく総得票数でも民主党候補のハリス副大統領をリードしている。全米で支持を広げており、共和党候補が総得票数で民主党候補を超えれば20年ぶりになる。開票は8日も続き、米主要メディアによると、トランプ氏は西部ネバダも押さえて激戦7州で六つを制した。
5日の大統領選と同時実施の連邦議会選で、共和党は上院を4年ぶりに奪還。下院多数派を維持できるかどうかが焦点だ。両院を支配すれば、トランプ次期政権には大きな追い風になる。定数435の下院は、AP通信によると共和党が211、民主党が199の議席を確保した。
APによると、8日午後1時(日本時間9日午前3時)の時点でトランプ氏が約7351万票、ハリス氏が約6918万票を獲得。430万票以上の差がある。
米大統領選は全米の総得票数ではなく、州ごとに選挙人の獲得を競う。2016年は、民主党候補のクリントン元国務長官が280万以上多く得票したが、選挙人の数で及ばなかった。
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OS5
:2024/11/09(土) 14:22:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/23490a4dfc8c39f001f04ff4167009a50afc9aca
トランプ氏、総得票数も勝利なら20年ぶり 強硬派ライトハイザー氏に通商代表打診と報道
11/9(土) 13:28配信
産経新聞
6日、米南部フロリダ州ウエストパームビーチで勝利演説に臨むトランプ前大統領(AP)
【ワシントン=坂本一之】開票作業が続く米大統領選で、勝利を決めた共和党のトランプ前大統領(78)は8日、西部ネバダ州も制し、接戦7州のうち6つを押さえた。トランプ氏は全米の総得票数でも民主党候補のハリス副大統領に差を付けており、共和党候補が総得票数で民主党候補を上回れば20年ぶりとなる。
トランプ氏の閣僚人事を巡っては、1期目の政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(77)に復帰を打診したと報じられた。
接戦州で結果が出ていないのは西部アリゾナ州のみで、同州でもトランプ氏がリードしている。
全米の総得票数は米CNNテレビの集計で、8日午後10時(日本時間9日正午)現在、トランプ氏が約7414万票、ハリス氏が約7023万票を得た。トランプ氏は約391万票の差を付けている。
2004年の大統領選で共和党のブッシュ氏(子)が勝利して以来、20年ぶりに共和党候補が民主党候補の総得票数を上回る見通しだ。トランプ氏の完勝の様相を呈している。
大統領選と同時実施された連邦議会の上下両院選では、共和党が上院の多数派を4年ぶりに奪還。定数435の下院は8日午後10時現在で共和党が213議席、民主党が204議席を確保し、過半数の218議席を巡る戦いが続いている。
閣僚人事を巡り、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は8日、トランプ氏が対外強硬派で知られるライトハイザー氏にUSTR代表への復帰を要請したと報じた。
また、複数の米メディアによると、トランプ氏がウクライナのゼレンスキー大統領と6日に電話会談した際、実業家のイーロン・マスク氏も参加していた。マスク氏は大統領選でトランプ氏を強く支援した経緯があり、次期政権で要職に起用されるとみられている。
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OS5
:2024/11/09(土) 17:12:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3c2f3557d6bb59b71461891d0275af93448765
米民主党、“お家芸”身内批判 ペロシ氏がバイデン氏に責任押しつけ
11/9(土) 7:07配信
毎日新聞
ペロシ元連邦下院議長=6日、AP
米民主党のペロシ元連邦下院議長は7日の米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、大統領選(5日投開票)での民主党のハリス副大統領の敗北について、バイデン大統領の選挙戦からの撤退が遅かったことと党候補指名争いを仕切り直さなかったことが原因だと指摘した。
党勢が陰ると身内を批判し出すのは民主党の“お家芸”だが、ペロシ氏も自身が当初はバイデン氏を擁護していたことを棚に上げて、責任を押しつけた形だ。
ペロシ氏は「バイデン大統領がもっと早期に選挙戦から撤退していれば、(ハリス氏以外の)他の候補が党候補争いに参戦していたかもしれない。しかし、バイデン氏が撤退時にハリス氏を後継に推したことで、党候補争いをやり直すことがほぼ不可能になった。もっと早い時期なら状況は違っただろう」と語った。
一方、民主党系無所属のサンダース連邦上院議員が「民主党は労働者階級の人々を見捨てた」と批判したことに対して、「サンダース氏は(過去の大統領選の党候補指名争いで)勝っていない。彼のことを尊重するが、民主党が労働者階級の家族を見捨てたというのは受け入れがたい」と語った。
ペロシ氏は今回の大統領選で、当初はバイデン氏の再選を支持。党候補争いでは相手が現職大統領でも立候補は可能だが、ペロシ氏ら党有力者が「党内の内紛」を封じ込めたことで、高齢不安を抱えるバイデン氏に有力な対抗馬が現れなかった。ところが、6月の討論会後にバイデン氏への高齢批判が高まると、水面下で撤退圧力を加えた。
ペロシ氏は当時、党候補争いをやり直すべきだとの考えだった。しかし、ペロシ氏に反発するバイデン氏は、ハリス氏を後継に推すと明言し、そうした動きを逆に封じた。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/09(土) 17:24:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b67e37e979d499469abb4b1dbd2bdfbd7188cc9
トランプ氏、首席補佐官に初の女性を指名 選対本部長のワイルズ氏
11/8(金) 9:53配信
朝日新聞デジタル
スーザン・ワイルズ氏。2024年7月撮影=AP
トランプ米次期大統領は7日、新政権の大統領首席補佐官に、大統領選で選対本部長を務めたスーザン・ワイルズ氏を起用すると発表した。新政権の人事が注目されるなか、主要ポストで1人目の指名となった。就任すれば、女性として初めての首席補佐官となる。
トランプ氏は声明で「ワイルズ氏は、米史上最大の政治的勝利の一つを達成するのを手助けしてくれた」と称賛した。「タフで賢く、革新的で、広く尊敬を集めている人物だ。米国を再び偉大にするためにたゆまぬ努力を続けるだろう」とも述べた。
大統領首席補佐官はホワイトハウスのスタッフを束ねる要職で、大統領に最も近い存在とされる。ワイルズ氏は2016年と20年の選挙戦でもトランプ陣営を支えた人物で、首席補佐官に最有力視されていた。米メディアは「忠誠心を重視した人選だ」と報じている。
朝日新聞社
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OS5
:2024/11/10(日) 17:03:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40a8528eff7e8926c08774cec438c6211039cc1
トランプ氏勝利31州と選挙人312人、初当選2016年と酷似 違いは激戦ネバダ州のみ
11/10(日) 14:55配信
産経新聞
米大統領選で9日(日本時間10日)、共和党のトランプ氏が最後まで勝敗が確定していなかった西部アリゾナ州でも勝利を確実にしたことで、勝利した州は31州、獲得する選挙人は312人となった。これはトランプ氏が初当選した8年前の2016年の大統領選の30州306人を1州6人上回った。16年に民主党のクリントン氏が勝利した西部ネバダ州(割り当て選挙人6人)で今回、トランプ氏が勝利したためだ。
米CNNなどの集計によると9日、不法移民の「国境の壁」の建設が進み「激戦7州」の一つでもあるアリゾナ州でトランプ氏が勝利。これにより、選挙人が「総取り方式」ではない州の内訳などを除き、トランプ氏が全米50州のうち31州で勝利することが確実となった。
今回の結果を16年大統領選と比べると、勝利州とそれに伴う獲得選挙人数の違いは、激戦7州の一つであるネバダ州だけだった。16年はクリントン氏が同州で得票率47.9%、トランプ氏が45.5%だったのに対し、今回はAP通信によるとトランプ氏50.6%、民主党のハリス氏47.5%と逆転した。
また、同通信によると、10日時点でトランプ氏の総得票数は約7464万票(得票率50.5%)、ハリス氏は約7091万票(同48.0%)と、トランプ氏が得票数で約373万票、得票率でも2.5ポイント上回っている。
16年大統領選では、クリントン氏が得票数で約286万票上回りながら、選挙人獲得数の多かったトランプ氏が勝利したが、今回は得票数でもトランプ氏がハリス氏を圧倒した。
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OS5
:2024/11/12(火) 07:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a70e7604f62d875160756dc6cf1c2e9d0ff9595b
トランプ政権、国連大使に“熱心なトランプ派”ステファニク氏起用へ
11/12(火) 6:08配信
米国のドナルド・トランプ次期大統領は11日、共和党のエリス・ステファニク下院議員(40)を次期政権の国連大使に起用する意向を明らかにした。米メディアが報じた。現職のリンダ・トーマスグリーンフィールド大使は閣僚級。
トランプ氏は声明でステファニク氏について「強く、タフで、賢い『米国第一』の闘士だ」と強調した。
ステファニク氏は東部ニューヨーク州の選挙区から2014年に当時女性として最年少の30歳で初当選した。熱心な「トランプ派」として知られ、今回の大統領選でも副大統領候補の一人に挙げられた。
穏健派としてトランプ氏が主導した減税法案などに反対した時期もあったが、弾劾訴追につながった「ウクライナ疑惑」などでトランプ氏を擁護する中で台頭。21年に党内反トランプ派の急先鋒で党下院ナンバー3の議員総会議長だったリズ・チェイニー氏追放の立役者となり、後任として同職に就いた。
ステファニク氏は昨年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘をめぐり、イスラエル批判を強める国連への資金拠出見直しを求めている。また大学内における反戦デモなど「反ユダヤ主義」への対応を下院公聴会で追求し、ハーバード大など複数の学長の辞任につながった。【ニューヨーク八田浩輔】
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OS5
:2024/11/13(水) 19:39:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/1630026a7b85956cd3c7757be52de1d53aab0a88
ハリス氏、テレビ出演前に司会者側に7700万円寄付 好意的インタビューとの関係は不明
11/13(水) 12:59配信
産経新聞
米ワシントンのホワイトハウスに到着後、集まった政権スタッフの声援に応えるハリス副大統領=12日(AP)
米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領がMSNBCテレビのインタビュー番組に出演する前に、ハリス陣営が司会者の公民権活動家アル・シャープトン氏の団体に50万ドル(約7700万円)寄付していたことが分かった。保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」が報じ、一部メディアが後追い報道した。
英紙デーリー・メールが確認した選挙資金報告によると、ハリス陣営は9月5日と10月1日に、シャープトン氏が創設し代表を務める黒人運動団体「ナショナル・アクション・ネットワーク」に25万ドルずつ寄付した。
番組は同月20日に放送された。シャープトン氏は「トランプ氏は敵対的で不安定なメッセージで選挙戦を終えようとしている」とした上でハリス氏を称賛。黒人女性初の下院議員で、1972年大統領選に向けた民主党予備選で敗退したシャーリー・チザム氏と比較するなど、好意的なインタビューとなった。
MSNBCとナショナル・アクション・ネットワークはメディアのコメント要請に応じておらず、寄付と番組内容の関係は不明だ。
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OS5
:2024/11/14(木) 09:38:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/25b22d31118ec3ad66c8bafe70b552b06fe1caa3
米共和党「トリプルレッド」達成 大統領職と上下両院握る
11/14(木) 6:21配信
【ワシントン共同】米大統領選と同時実施された5日の連邦下院選(定数435)で、CNNテレビは13日、共和党が多数派を維持したと報じた。赤をシンボルカラーとする共和党が大統領職と上下両院を独占する「トリプルレッド」を達成した。トランプ次期大統領が忠臣で周囲を固める中、ホワイトハウスに対する議会のチェック機能が弱まる恐れがある。
米国では議会に立法権と予算編成権があり、上院は閣僚や大使、連邦最高裁判事の人事承認権限を握る。トランプ氏は選挙戦で訴えた不法移民の強制送還や国境警備強化、減税など米国第一の政策実現にまい進する。
保守派が多数を占める最高裁判事を巡っては、高齢の保守派判事を入れ替え、保守優勢を長期間維持しようと画策するとの指摘もある。
下院は2年ごとに全議席改選。CNNによると、共和党が過半数の218議席に達した。民主党は208議席。
上院(定数100)は共和党が4年ぶりに多数派を奪還。AP通信によると、非改選を含め、共和党が53議席、民主党が47議席になった。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:16:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb5abb7cb36d2b5cebb995e211699804a137b4e
トランプ氏、国家情報長官に元民主党下院議員ギャバード氏指名へ
11/14(木) 7:58配信
11月13日、トランプ次期米大統領は、国家情報長官に元民主党下院議員のトゥルシ・ギャバード氏(43)を指名すると発表した。ペンシルベニア州ピッツバーグで4日撮影(2024年 ロイター/Jeenah Moon)
David Brunnstrom Matt Spetalnick
[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ次期米大統領は13日、国家情報長官に元民主党下院議員のトゥルシ・ギャバード氏(43)を指名すると発表した。2022年に民主党を離党した同氏は、バイデン現政権のウクライナ支援など外交政策を厳しく批判してきた。
トランプ氏は声明で「トゥルシは、その輝かしいキャリアを象徴する勇敢な精神をわれわれの情報機関にもたらし、われわれの憲法上の権利を守り、力による平和を確保してくれるだろう」と述べた。
ギャバード氏が20年以上にわたり「米国の自由、全ての米国人の自由のために戦ってきた」と称えた。
同氏は情報収集活動の直接的経験がほとんどないため国家情報長官への起用はあまり予想されていなかった。
同氏はハワイ州兵の少佐として2004─05年にイラクに派遣された経歴があり、現在は米陸軍予備役の中佐。
20年大統領選でバイデン氏と民主党の候補指名を争って敗れ、その後バイデン氏の支持に転じた。しかし、離党後はバイデン氏や政権の批判を強め、保守派層から注目を集めるようになり、テレビやラジオで孤立主義的政策を支持し、人種差別など社会的不公正に高い意識を持つ「ウォークネス」に嫌悪感を示すコメントを発してきた。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:18:12
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident/20241113-OYT1T50096/
イーロン・マスク氏、トランプ新政権で「政府効率化省」トップに…CIA長官はラトクリフ氏
2024/11/13 11:49
【ワシントン=淵上隆悠、阿部真司】米国のトランプ次期大統領は12日、保守系のFOXニュースで司会者を務めるピート・ヘグセス氏を国防長官に、実業家のイーロン・マスク氏を新設する「政府効率化省」のトップにそれぞれ起用すると発表した。トランプ氏は政権の骨格を自身に近い人物や信奉者で固める姿勢を鮮明にしている。
イーロン・マスク氏=ロイター
FOXによると、ヘグセス氏は元陸軍州兵で、アフガニスタンやイラクなどに駐留した経験がある。2014年にコメンテーターとしてFOXに加わり、現在は週末の番組でホスト役を務めている。トランプ氏は声明で「勇気と愛国心を持って『力による平和』を推進するだろう」とヘグセス氏に期待を示した。
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FOXは、トランプ氏の番組出演を通じてヘグセス氏とトランプ氏は親交を深めたと報じた。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、トランプ氏が第1次政権で北朝鮮の 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記と直接会談したことや、海外の駐留米軍の削減を訴えた点をヘグセス氏は評価してきた。
ヘグセス氏は、米メディアでも事前に国防長官候補として名前が挙がっておらず、同紙は今回の指名を「型破りだ」と伝えた。政府高官人事は上院の承認を得る必要がある。大統領選と同時に行われた上院選で共和党が多数派の奪還を確実にしたが、民主党議員からは「資格がない」といった声が上がっている。
一方、トランプ氏は「政府効率化省」を新設し、自身の選挙戦を支えたマスク氏と実業家のビベック・ラマスワミ氏の2人に運営を任せると表明した。ラマスワミ氏は今回の大統領選で共和党指名候補争いから撤退し、トランプ氏支持を明言していた。トランプ氏は声明で「2人は官僚主義を解体し、過剰な規制と無駄な支出を削減する」と強調した。
マスク氏は電気自動車(EV)大手テスラの最高経営責任者(CEO)で、X(旧ツイッター)のオーナーでもある。自身が経営する企業との利益相反や、偽情報の生成などに悪用されるAI(人工知能)に対する規制の停滞が懸念されている。
トランプ氏は12日、国境管理を担当する国土安全保障長官にサウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事を起用し、中央情報局(CIA)長官にジョン・ラトクリフ元国家情報長官を充てる人事も発表した。いずれも「親トランプ」の立場を示していた。
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OS5
:2024/11/14(木) 21:18:55
https://www.yomiuri.co.jp/world/20241114-OYT1T50159/
司法長官指名のゲイツ氏、造反や性的人身売買の疑いなどの「トラブルメーカー」…承認手続き難航か
2024/11/14 20:55
【ワシントン=淵上隆悠】米共和党のトランプ次期大統領が司法長官に指名したマット・ゲイツ氏(42)、情報機関を統括する国家情報長官に指名されたトゥルシー・ギャバード元下院議員(43)は様々な問題が指摘されてきた人物で、上院での承認手続きが難航する可能性が高い。
ゲイツ氏(左、ロイター)とギャバード氏(AP)
フロリダ州出身のゲイツ氏は、2016年の下院選で初当選した。トランプ氏に心酔する保守強硬派で、23年1月の下院議長選でウクライナ支援に前向きだったケビン・マッカーシー氏を選出する党の方針に反発した。造反を繰り返し、決定まで15回の投票を行う要因を作った。
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10月には、マッカーシー氏が民主党と協力して暫定予算を成立させたことを受け、解任動議を提出した。民主党も賛成に回り史上初の議長解任となったが、共和党は後任選びで混乱し、党内対立が露呈した。
ゲイツ氏は、性的人身売買容疑で司法省の捜査対象になったことがある。共和党のリサ・マコウスキー上院議員は13日、米メディアに「真剣な起用だとは思えない」と述べ、資質に疑問を投げかけた。
国家情報長官指名のギャバード氏は「親露的」
一方、ギャバード氏はハワイ州選出の民主党元下院議員で、20年大統領選の党指名候補争いに出馬したことがある。21年に下院議員を退任した後、トランプ氏支持を打ち出した。米メディアによると、州兵としてイラクに派遣された経験があるが、情報機関の知見は乏しい。
ギャバード氏はロシアによるウクライナ侵略について、SNSで「米国と北大西洋条約機構(NATO)がロシアの正当な安全保障上の懸念を認めていれば、この戦争は回避できた」と投稿したことがある。上院情報委員会のマーク・ワーナー委員長(民主党)は米紙ワシントン・ポストに対し、「親露的かどうか厳しく調べる必要がある」と語った。
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:
OS5
:2024/11/14(木) 21:20:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024111300734&g=int
保守派のニュース司会者 米国防長官指名のピート・ヘグセス氏―次期米政権・横顔
時事通信 外信部2024年11月13日20時32分配信
保守系のFOXニュースで司会者を8年間務めてきた退役軍人。民主党や左派を痛烈に批判する論客として知られる。トランプ次期大統領が掲げる「力による平和」の実現を託されるが、安全保障政策の手腕は未知数だ。
1980年6月、中西部ミネソタ州で生まれた。プリンストン大卒、ハーバード大大学院修了。陸軍ではイラクやアフガニスタンに従軍した。
トランプ氏とは長く親しい関係で、何度もインタビューをしてきた。政権1期目では非公式に補佐役を務め、民間人殺害で戦争犯罪に問われた米兵に恩赦を与えるよう助言したとされる。
近著では、人種や性別の多様性を推進する米軍を批判し、「能力主義」を取り戻すよう主張した。トランプ氏は意に沿わない軍幹部の粛清を検討しているとされ、その実行を任される可能性がある。
政府・軍での要職経験はなく、事前の下馬評にも挙がらなかった。今月公開のポッドキャスト番組で「中国は米国を打ち負かすために軍備を増強している」と警戒を呼び掛けたが、安保政策に関する具体的な考えはまだ見えていない。
3回の結婚歴があり、2019年に結婚した現在の妻ジェニファーさんはFOXの同僚。式を挙げたのはトランプ氏が所有するゴルフクラブだった。子供は計7人。44歳。
7232
:
OS5
:2024/11/14(木) 21:21:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024111400184&g=int
米国務長官にルビオ氏 対中強硬派の外交通―トランプ次期政権
時事通信 外信部2024年11月14日11時04分配信
ルビオ米上院議員=6月14日、南部フロリダ州ウェストパームビーチ(AFP時事)
ルビオ米上院議員=6月14日、南部フロリダ州ウェストパームビーチ(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は13日、中国やイランに対する強硬派で知られるマルコ・ルビオ上院議員(53)を国務長官に指名すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻や中東での紛争終結に加え、覇権主義的な動きを強める中国への対応など、政権2期目の外交の司令塔を担う。「
南部フロリダ州マイアミ出身。キューバ移民の両親の下に生まれた。米メディアによると、就任すれば、初のヒスパニック系の国務長官となる。
トランプ氏は声明で、「ルビオ氏はわが国の強力な擁護者で、同盟国の真の友人であり、敵対者には決して引き下がらない恐れを知らぬ戦士だ」と評価した。東アジアの国際関係に精通し、訪日経験もある。
ルビオ氏は2010年に上院議員に初当選した。上院外交委員会や情報委などに所属。中国・新疆ウイグル自治区で行われている強制労働に関係した製品の輸入を認めないウイグル強制労働防止法の成立を主導した。
16年の大統領選では、共和党主流派としてトランプ氏と指名を争って敗れた。24年の大統領選では同氏の副大統領候補として取り沙汰されたこともある。
トランプ氏はまた、マット・ゲーツ下院議員(42)を司法長官に指名すると表明した。自らを捜査してきた司法当局のトップに側近を送り込む狙いがあるとみられる。ゲーツ氏は発表直後に議員を辞職した。
米メディアによると、ゲーツ氏を巡っては、未成年との性行為など複数の疑惑に関する下院倫理委員会の報告書が近く公表される見通しだった。議員辞職を受け、公表は見送られる可能性が高いという。
トランプ氏はこのほか、民主党から共和党にくら替えしたギャバード元下院議員(43)を国家情報長官に充てる人事も発表した。
7233
:
OS5
:2024/11/14(木) 21:24:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024111300737&g=int
対中タカ派の元グリーンベレー 次期米安保補佐官のマイク・ウォルツ氏―次期米政権・横顔
時事通信 外信部2024年11月13日20時32分配信
マイク・ウォルツ氏=7月17日、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
マイク・ウォルツ氏=7月17日、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員で、対中タカ派の急先鋒(せんぽう)。トップダウンで政権を運営するトランプ次期大統領の「忠臣」として、ホワイトハウスの外交・安全保障政策を統括する。
1974年、南部フロリダ州生まれ。バージニア州立軍事学校卒業後、陸軍入りした。精鋭のグリーンベレーに選抜され、アフガニスタンや中東などに派遣された経験がある。軍務は27年間に及んだ。
2018年の下院議員選で初当選。重要鉱物の中国依存低減や、米大学での中国の影響排除に向けた法案作成にも携わった。22年北京冬季五輪のボイコットも呼び掛けた。
外交姿勢はトランプ氏と共鳴している。ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援に当初は賛成したが、次第に「(米議会は)白紙の小切手は切らない」と慎重姿勢に転向。北大西洋条約機構(NATO)との関係でも、国内総生産(GDP)比2%の国防支出を「最低限だ」と訴え、同盟国の負担増を求めた。
妻のジュリア・ネシェワット氏は日本の東京工業大(現東京科学大)に留学経験があり、トランプ政権1期目で大統領補佐官(国土安保担当)を務めた。2人の子供がいる。50歳。
7234
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OS5
:2024/11/15(金) 07:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/18049f40654ad9ab723fce03741874058049972c
次期米政権、対中タカ派が勢ぞろい 外交・安保の陣容固まる 国防長官候補に懸念も
11/15(金) 7:10配信
時事通信
ピート・ヘグセス氏=2021年12月、米南部テネシー州ナッシュビル(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は13日、国務長官にマルコ・ルビオ上院議員(53)を指名すると発表し、次期政権で外交・安全保障を担う陣容がほぼ固まった。
対中タカ派が勢ぞろいしたが、国防長官候補は手腕が未知数で、懸念も広がっている。
ルビオ氏は2016年の大統領選で共和党の候補指名をトランプ氏と争って敗れ、今回の大統領選ではトランプ氏の副大統領候補に名前の挙がった有力者。対中強硬派として知られ、トランプ氏は「同盟国の真の友人であり、敵対者に決して引き下がらない、恐れを知らぬ戦士だ」と称賛した。
トランプ氏は12日に、大統領補佐官(国家安保担当)にマイク・ウォルツ下院議員(50)、国防長官に退役軍人でFOXニュース司会者のピート・ヘグセス氏(44)を指名すると発表。ウォルツ氏は米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」出身で、22年北京冬季五輪のボイコットを呼び掛けたこともある。
トランプ氏は選挙公約に中国製品への関税引き上げを掲げるなど、対決姿勢を強めている。ただ、ルビオ、ウォルツ両氏が外交・安保分野で実績を持つ一方、政治的に無名の存在だったヘグセス氏の抜てきには驚きが広がった。米メディアは、国防総省関係者や安保政策に精通する共和党議員らが「いったい何者なんだ」と困惑する様子を相次いで伝えた。
ヘグセス氏は最近のポッドキャスト番組のインタビューで、米軍における人種や性別の多様性を批判。軍制服組トップで黒人のブラウン統合参謀本部議長の解任を要求したほか、「女性を戦闘任務に就かせるべきではない」と主張した。
中国の覇権主義的な動きに加え、ロシアのウクライナ侵攻、緊迫する中東情勢など課題が山積する中、要職経験のないヘグセス氏を国防総省トップに据えることを疑問視する声もある。米メディアによると、上院軍事委員会所属の民主党議員らは「深刻な懸念がある」などと懐疑的な姿勢を強めており、上院での人事承認手続きが難航するとの見方も出ている。
7235
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OS5
:2024/11/15(金) 07:53:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb6879931fa8b1695c441a4840044c20019bbb88
トランプ新政権、厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア氏を指名と発表…ワクチンに懐疑的な言動も
11/15(金) 6:34配信
読売新聞オンライン
選挙イベントであいさつを交わすロバート・ケネディ・ジュニア氏(右)とトランプ氏(10月23日、米ジョージア州で)=ロイター
【ワシントン=冨山優介】米国のトランプ次期大統領は14日、新政権の厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)を指名すると発表した。ケネディ氏はワクチンに懐疑的な言動で知られ、保健行政のトップに就くことで混乱が生じると懸念されている。
ケネディ氏は、ジョン・F・ケネディ元大統領のおい。昨年10月に大統領選への出馬を表明し、民主、共和のどちらの党にも属さない「第3の候補」として注目を集めたが、今年8月、選挙戦から事実上撤退し、トランプ氏を支持すると明らかにしていた。
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OS5
:2024/11/15(金) 08:39:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/00725f63e0072c45c256cbda28d5153ed2c64716
米共和上院トップにスーン氏 穏健派、トランプ氏と連携
11/14(木) 8:01配信
13日、ワシントンで、米共和党上院トップの院内総務に選出されたスーン上院議員(AFP時事)
【ワシントン時事】米共和党は13日、上院トップの院内総務にスーン上院議員(63)を選出した。
共和党は大統領選に合わせて実施された上院選で過半数を制しており、スーン氏はトランプ次期大統領と連携して政策を進める役割を担う。
スーン氏はこれまで院内総務を約18年間務めてきたミッチ・マコネル氏の後任となる。中西部サウスダコタ州選出の穏健派で、トランプ氏と良好な関係を築いてきた。
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OS5
:2024/11/17(日) 21:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb72c9a7871e7d62002ee9b96ec35de8721f7d25
マスク氏、米財務長官人選に「口出し」 投稿に陣営内部から不満も
11/17(日) 16:32配信
毎日新聞
米実業家のイーロン・マスク氏(右)=米南部フロリダ州で2024年11月14日、AP
米実業家のイーロン・マスク氏は16日、トランプ次期政権の重要閣僚ポストである財務長官の人選を巡り、自らが適任者と考える人物を実名で「X(ツイッター)」に投稿した。マスク氏はトランプ氏の大統領選勝利に貢献して新政権への影響力を強めているが、重要閣僚人事への「口出し」はトランプ氏陣営内部で反発を招く可能性がある。
財務長官候補は、トランプ氏陣営で経済政策のアドバイザーを務めた米投資会社トップのスコット・ベッセント氏か、トランプ氏の政権移行チームを主導する米金融会社トップのハワード・ラトニック氏の2氏が有力とされている。
マスク氏は16日、Xへの投稿で「私の見解では、ベッセント氏は通常通りの選択だが、ラトニック氏は実際に変革を実現するだろう」と主張。続けて「通常通りの手法が米国を破産に追いやったわけで、何らかの形での変革が必要だ」とし、ラトニック氏が適任との見方を公言した。
マスク氏は大統領選でトランプ氏陣営に巨額の献金をし、選挙集会で応援演説を重ねた。トランプ氏と蜜月関係を築き、来年1月に発足する新政権では新設する「政府効率化委員会」トップへの起用が決まっている。
米紙ワシントン・ポストは16日、マスク氏の発言について「皆が不満を感じている」とのトランプ氏陣営関係者のコメントを引用し、「マスク氏の影響力の増大が、一部のトランプ支持者をいら立たせている」と報じた。【ワシントン大久保渉】
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OS5
:2024/11/17(日) 21:26:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c53167ad3abf0e1c92164dfd8f18f077adc688b1
米大統領報道官に27歳のキャロライン・レビット氏
11/16(土) 14:49配信
【AFP=時事】ドナルド・トランプ次期米大統領は15日、大統領報道官にキャロライン・レビット氏(27)を起用すると発表した。
トランプ氏は声明でレビット氏について、「賢く、タフで、非常に有能なコミュニケーターであることも分かっている。私は全幅の信頼を置いている。会見で優れた働きを見せ、われわれのメッセージを米国民に伝えるのを助けてくれるだろう」と述べた。
レビット氏は、大統領報道官という重要なポジションの歴代担当者の中で最年少の一人となる。
大統領選の際、トランプ氏陣営で報道担当を務めた。トランプ政権1期目では、大統領報道官の補佐を務め、2022年の中間選挙では、地元ニューハンプシャー州から下院選に出馬したが落選していた。
15日にオンラインで公開されたFOXニュースのポッドキャストでは、今年7月に第1子を出産したと明らかにしている。【翻訳編集】 AFPBB News
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OS5
:2024/11/18(月) 14:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/675ce1aef541851c0a4320b689459024eef434e8
「効率化省」SNS開始 マスク氏トップも詳細不明 トランプ次期米政権
11/18(月) 7:03配信
時事通信
左からイーロン・マスク氏、トランプ次期米大統領、ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米政権の「目玉」人事として、実業家のイーロン・マスク氏がトップに就任する新組織「政府効率化省」が17日までに、X(旧ツイッター)のアカウントを開設した。
【ひと目でわかる】ドナルド・トランプ氏ってこんな人
行政の無駄を省き、歳出削減を目指すが、役割や位置付け、権限などは曖昧だ。「かえって無駄をもたらす」と厳しい声も上がっている。
「極めて知能指数(IQ)の高い、小さな政府を志向する革命家を必要としている」。「効率化省」のアカウントは早速、人材募集を始めた。ダイレクトメールで履歴書の送付を呼び掛け、共同で同省トップを務めるマスク氏と実業家のビベク・ラマスワミ氏は、選考に残った上位1%の応募者の審査に加わる。
ただ、新組織は「省」と名乗っても、「政府外から助言する」(トランプ氏声明)とされている。公的機関なのか、民間組織なのか「多くの詳細が不明なまま」(米シンクタンク)だ。
ウォーレン上院議員(民主党)はXで、マスク氏とラマスワミ氏が共同トップに就くことを「2人が1人分の仕事をする。本当に効率的なようだ」と皮肉り、マスク氏は「あなたと違って、われわれには報酬が支払われない」と応酬した。
新組織は、選挙戦を通じてトランプ氏と急接近したマスク氏の個人的な権勢をよりどころにしている面は否めない。シンクタンク「サードウェイ」のザック・モラー氏は「無駄と不正を増やし、権力の乱用を招く可能性がある」と警告している。
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OS5
:2024/11/19(火) 19:22:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb6f6c210c5e6c9c37bc0cb6e690668946169bf1
財務長官人事が混迷 側近対立、元FRB理事の名も 次期米政権
11/19(火) 13:33配信
時事通信
米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ元理事(EPA時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米政権の要となる財務長官人事が混迷している。
有力視されていた投資ファンド経営者のスコット・ベッセント氏と、米投資銀行トップのハワード・ラトニック氏の2候補を巡って、トランプ氏の「側近」同士の対立が表面化。米メディアは18日、トランプ陣営は連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ元理事らも候補として検討し始めたと報じた。
当初は、トランプ氏が経済的な知見を高く評価していたベッセント氏がレースをリードしていると思われていた。しかし、政権移行チーム共同議長を務めるラトニック氏が巻き返しを図り、影響力を強めている実業家のイーロン・マスク氏や、厚生長官に指名されたロバート・ケネディ・ジュニア氏がSNSへの投稿でラトニック氏支持の意向を示した。
内輪もめが公になる中、陣営は他の候補も物色し始めた。ブルームバーグ通信によると、トランプ氏の政権移行チームはウォーシュ氏を財務長官、ベッセント氏をホワイトハウスで経済政策のかじ取り役を担う国家経済会議(NEC)委員長とする案を検討している。ただ、ベッセント氏は同委員長ポストの提案に対し、誰が財務長官か分かるまでは受けないとトランプ氏に伝えたという。
ブルームバーグは、ウォーシュ氏が数日以内に、トランプ氏の南部フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で同氏と面談すると報じた。このほか米メディアは財務長官候補として、米有力投資ファンド、アポロ・グローバル・マネジメントのマーク・ローワン氏や、トランプ氏の1期目に駐日大使を務めたハガティ上院議員(共和党)らの名前を挙げている。
7241
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OS5
:2024/11/19(火) 19:24:23
>>7230
https://news.yahoo.co.jp/articles/bca1337c2501d6698e87858d6734bbfe07f266de
ゲーツ氏、未成年と性交か 司法長官候補、人事承認難航も
11/19(火) 15:50配信
共同通信
米司法長官候補のゲーツ元下院議員=14日、フロリダ州(AP=共同)
【ワシントン共同】米主要メディアは18日、トランプ次期政権の司法長官候補のゲーツ元下院議員(42)が、2017年のパーティーで17歳の女性との性交を目撃されていたと報じた。ゲーツ氏は、未成年女性の買春や薬物使用の疑惑で下院の調査を受けていた。就任に必要な上院での人事承認が難航する可能性が高まった。
ゲーツ氏は女性が未成年だとは認識していなかったという。女性と目撃者の弁護士が取材に応じた。弁護士によると、ゲーツ氏は南部フロリダ州で開かれたパーティーで17歳の女性と、目撃した女性に金銭を渡していた。参加者の多くは麻薬を使用していた疑いがあり、両女性はゲーツ氏を調査した下院倫理委員会に、当時ゲーツ氏も薬物を使用していた兆候があったと証言した。
ゲーツ氏はトランプ次期大統領に忠誠を誓う議員の代表格。トランプ氏は四つの事件での自身に対する起訴を取り下げさせるとの見方がある。
倫理委は調査報告書を近く公表するとの見方が出ていたが、ゲーツ氏は司法長官の指名発表を受けて下院議員を辞職、報告書は公表されていない。
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OS5
:2024/11/20(水) 13:51:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/654d6bc8b317dbe918d2eab7650222bb4254955b
米議会でもトランスジェンダーのトイレ巡る論争 公言の候補が初当選
11/20(水) 13:15配信
毎日新聞
米東部デラウェア州で、トランスジェンダーを公言する候補として初めて連邦議会下院選で当選したサラ・マクブライド氏=2024年11月5日、AP
米連邦議会のナンシー・メイス下院議員(共和党)は18日、出生時に男性として生まれ、女性を自認するトランスジェンダーが、下院の女性用のトイレや更衣室を利用するのを禁止する決議案を提出した。
5日の連邦下院選で、トランスジェンダーを公言する候補として初めてサラ・マクブライド氏(民主党)が当選。規則変更の決議案はマクブライド氏に対する「いじめだ」との批判が出ているが、メイス氏は「女性の権利のために闘っている」と主張している。
決議案は、下院の議員や職員らが特定の性別に割り当てられた設備を利用する際、「生物学上の性」に沿って使うよう求めている。利用状況は、議会の守衛官が監視するとしている。
メイス氏はX(ツイッター)への投稿で「生物学上の男性は、女性のプライベートな空間の一員にふさわしくない」と主張した。
一方、マクブライド氏はXに「一般の米国民は、自分とは異なる人生の旅路を歩む人たちとともに働き、敬意を持って接している。連邦議会の議員にも同様の思いやりを持ってほしい」と投稿。メイス氏を「極右の過激派」と批判した。
米メディアによると、他の民主党議員からも「単なるいじめだ」「痛ましい」と反発の声が相次いでいる。しかし、メイス氏は「女性の権利のために闘うフェミニストを極左が過激派と呼ぶなら、それでも構わない」と反論した。
議会によると、下院の議員会館には性別不問の個室トイレが3カ所にある。ただ、個室トイレが設置されていない建物もあり、増設を求める声が上がる。
米国では近年、トランスジェンダーのトイレ利用を巡る論争が続く。NPO「運動前進プロジェクト」によると、13州が公立学校などで自認する性に割り当てられたトイレの使用を禁止。こうした制限は、いずれも共和党が主導している。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/11/20(水) 15:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea85113c85266001ec22db39c42d77b67ae9c92
教育長官に元プロレス団体トップ エンタメ業界、異例の存在感 米次期政権
11/20(水) 14:47配信
時事通信
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は19日、教育長官に第1次政権で中小企業局長官を務めたリンダ・マクマホン氏(76)を起用すると発表した。
同氏はプロレス団体WWEの共同創業者で元最高経営責任者(CEO)。トランプ氏はテレビ司会者も相次いで高官に指名しており、エンターテインメント業界との関係の深さが人事に色濃く反映されている。
トランプ氏は「教育省の廃止」を大統領選公約に掲げ、連邦予算の削減や、教育政策における各州の裁量拡大を目指してきた。この日の声明で「われわれは教育を州に戻す。リンダはその先頭に立つ」と述べた。
マクマホン氏は現在、保守系シンクタンク「米国第一政策研究所」(AFPI)の理事長。商務長官に指名された実業家ラトニック氏と共に、政権移行チームの共同議長を任されている重要人物だ。トランプ氏との付き合いは、WWEがトランプ氏所有のホテルで大規模イベントを開催した1980年代後半にさかのぼる。
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OS5
:2024/11/21(木) 07:45:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/70fecddd232334547668f6bf25549da960a9d263
「誰も逆らえない」 ニューヨークの不法移民に漂うあきらめ
11/21(木) 7:00配信
毎日新聞
トランプ次期米大統領=ワシントンで2024年11月13日、代表撮影・AP
来年1月20日のトランプ米次期大統領の就任で注目されているのが、選挙戦で掲げていた不法移民に対する「米国史上最大の強制送還プログラム」だ。
就任初日に大統領令を発令し、メキシコとの国境を封鎖した上、数百万人規模の強制送還を宣言するという。トランプ氏は米国が移民らに「侵略」されていると主張し、国境管理の厳格化により「街を救い出す」とほえる。
米東部ニューヨークで暮らす移民には、「従うほかない」とのあきらめムードも漂う。
妻(38)と6〜15歳の5人の子どもを抱え、メキシコとの国境を不法越境した中米パナマ出身のアンヘル・マッサさん(39)は1月にニューヨークに来た。自分のように亡命申請した移民らは強制送還の対象にならないと信じているが、「確信はない」と話す。
「もしチャンスがあれば、ここで人生をやり直したい」。たばこの煙を吐き出しながら穏やかな口調で米国に残る理由を語った。そして、こう言葉をつないだ。
「でも自分の力ではどうすることもできない。国の決定には誰も逆らえない」【ニューヨーク中村聡也】
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OS5
:2024/11/22(金) 11:56:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ab6906eef0a118ff8795c4ca1cf21c53cc4093f
トランプ氏、大統領報道官に27歳の広報担当を指名…FBI長官には「FBI解体」主張のパテル氏か
11/16(土) 11:44配信
読売新聞オンライン
リービット氏(左)とパテル氏=ロイター
【ワシントン=阿部真司】米国のトランプ次期大統領は15日、新政権の大統領報道官にカロライン・リービット氏(27)を指名すると発表した。ニューヨーク・タイムズ紙など米メディアによると、大統領報道官としては史上最年少での起用となる。
リービット氏は女性で、大統領選ではトランプ陣営の広報担当を務めた。トランプ氏は声明で「賢くタフで、非常に高いコミュニケーション能力が証明されている」と述べた。
一方、米CNNは15日、トランプ氏が連邦捜査局(FBI)の長官に、元国防長官首席補佐官のカシュ・パテル氏の起用を検討していると報じた。現職のクリストファー・レイ長官は2027年までの任期を残し、解任される方向だ。
FBI長官は政治的中立性を保つため、任期は大統領より長い10年間となっている。パテル氏はトランプ氏の熱烈な支持者で、トランプ氏を捜査してきたFBIの解体を訴えている
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OS5
:2024/11/22(金) 11:57:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/478e17909c3148bcf16537f4bad70a7dc1a6bb69
トランプ氏、司法長官にボンディ氏を新たに指名 前フロリダ州司法長官
11/22(金) 9:58配信
CNN.co.jp
トランプ次期米大統領は司法長官にボンディ氏を新たに指名した
(CNN) トランプ次期米大統領は21日、フロリダ州の司法長官を務めたパム・ボンディ氏を政権の司法長官に指名した。マット・ゲーツ元下院議員による同日の司法長官指名辞退を受け、新たな人材に白羽の矢を立てた。
トランプ氏は自身のSNS、「トゥルース・ソーシャル」での声明で、「パムは検事として20年近いキャリアを持つ。その間、暴力的な犯罪に対しては非常に厳しい姿勢で臨んだ。街の安全を守り、フロリダで暮らす各家庭のために働いてきた。そして同州初の女性司法長官として命を奪う薬物の密輸阻止に尽力し、フェンタニルの過剰摂取(オーバードーズ)が招く死の悲劇を低減した。この悲劇により、我が国では多くの家庭が破壊されてきた。彼女の非常に素晴らしい実績を念頭に、政権1期目ではオピオイド(医療用の麻薬性鎮痛薬)及び薬物乱用問題ための委員会に携わってもらった。我々は多くの命を救った!」と述べた。
その上で、「極めて長い間、党派的な司法省は私や他の共和党議員に対する武器として機能してきた。これからは違う」「パムは司法省を本来の目的に再び注力させるだろう。すなわち犯罪と戦い、米国を再び安全にすることだ。私はパムを長年知っている。彼女は聡明(そうめい)にしてタフな人物であり、米国第一主義の戦士だ。司法長官として素晴らしい仕事をするだろう」と強調した。
当初司法長官に指名されていたゲーツ氏は21日、指名を辞退すると発表した。同氏に関しては、下院の倫理委員会が違法な性的行為や薬物使用などの疑いを調査していた。
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OS5
:2024/11/22(金) 18:09:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/85f7212da9b585153ae801b476038bdaa9eb9436
米上院選、共和党53議席・民主党系47議席で確定…大統領職・上下両院と主導権独占
11/22(金) 17:20配信
読売新聞オンライン
米連邦議会議事堂
【ワシントン=池田慶太】5日の米大統領選と同時に行われた連邦議会上院選(定数100)は21日、票の再集計が行われていたペンシルベニア州で民主党候補が敗北を認め、共和党候補が勝利した。これにより、来年1月招集の上院の勢力は、非改選を含めて共和党53議席、民主党系47議席で確定した。
共和党は定数435の下院でも多数派を占めることが確定しており、大統領職と上下両院の主導権を独占することになる。
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OS5
:2024/11/24(日) 23:42:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a08d92f0dd29168a28a1a04e8e95c23d80293601
トランプ氏、農務長官に保守系シンクタンク所長を起用 次期米政権の主要閣僚顔ぶれ固まる
11/24(日) 18:52配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】トランプ次期米大統領は23日、農務長官に保守系シンクタンク「米国第一政策研究所(AFPI)」のブルック・ロリンズ所長を起用すると発表した。来年1月に発足する政権の人事を巡っては通商代表部(USTR)代表の調整を続けているが、主要閣僚の顔触れが出そろった。トランプ氏が掲げる「米国第一」主義や国境対策、関税政策などを強く支持する人材を登用している。
トランプ氏は23日の声明で、ロリンズ氏が第1次政権で内政全般を指揮する国内政策会議を率いた経歴などを振り返り「素晴らしい仕事をした」と述べ、農政に詳しいことも強調した。
重要閣僚では国務長官にマルコ・ルビオ上院議員、財務長官に投資ファンド経営者のスコット・ベセント氏、国防長官に保守系テレビ司会者のピート・ヘグセス氏を充てる。閣僚は上院の承認を経て就任する。
上院は11月5日に大統領選と同時実施された選挙で共和党が多数派を奪還し、トランプ氏の意向が基本的に反映される形だ。ただ、ヘグセス氏が過去の性的暴行疑惑が報じられるなどしており、全ての人事を承認するか上院共和党の対応も注目を集めている。
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OS5
:2024/11/25(月) 11:13:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/90cd8dc2c4690d3bc747f88424c4b5a8a4a5d2a5
米財務長官に実業家ベッセント氏 課題は「トランプ減税」の延長
11/23(土) 9:51配信
朝日新聞デジタル
米ノースカロライナ州で8月、経済について演説する投資家のスコット・ベッセント氏=AP
トランプ次期米大統領は22日、財務長官に実業家のスコット・ベッセント氏を指名すると発表した。当選を確実にして以降、トランプ氏は政権の骨格となる人事を矢継ぎ早に決めてきた。調整が遅れていた財務長官が固まり、主要閣僚が出そろった。
トランプ氏はこれまで、外交を担う国務長官や国防長官などの重要閣僚を次々に決めてきた。一方で、経済政策の司令塔となる財務長官は候補者が乱立。トランプ氏に近い実業家イーロン・マスク氏が別の候補者を推したこともあり、調整に時間がかかっていた。
そんななか、ベッセント氏が重職に指名された背景には、トランプ氏が一連の人事で最も重視した自身への「忠誠心」がありそうだ。
ベッセント氏は、トランプ氏の経済政策への懐疑論が根強い金融業界に身を置く。それでも、選挙戦中はトランプ氏に経済政策の助言をし続けた。そうした功績が今回の人選につながった可能性がある。株価に敏感なトランプ氏が、自らの経済政策の理解をウォール街に求めるうえで、「パイプ役」を期待した面もありそうだ。
トランプ氏は同日の声明で、ベッセント氏について、「米国第一主義を長年にわたって強く訴えてきた」と指摘。自らの信条に一致する人物だと強調した。連邦議会上院で承認されれば正式に就任が決まる。
ベッセント氏は投資ファンドのキー・スクエア・グループ経営の富豪。著名投資家ジョージ・ソロス氏のファンドで経験を積んだことで知られる。
就任すれば、2025年末に期限が切れる個人所得税の減税(トランプ減税)の延長が課題となる。トランプ氏の最重要公約だが、専門家からは、連邦政府の財政を今後10年間で5兆ドル(約770兆円)以上悪化させると批判される難題だ。
朝日新聞社
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OS5
:2024/11/27(水) 13:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/062ff4dad57cc54db4e990c466ee74bb8c545a01
米通商代表にグリア氏を起用 トランプ氏、経済司令塔NEC委員長にはハセット氏
11/27(水) 13:29配信
産経新聞
【ワシントン=塩原永久】トランプ次期米大統領は26日、米通商代表部(USTR)代表にジェミソン・グリア氏を起用すると発表した。グリア氏はトランプ前政権のUSTRで首席補佐官を務め、対日貿易交渉や強硬な対中政策を主導した当時のライトハイザーUSTR代表を支えた。グリア氏の起用は関税発動を辞さないトランプ次期政権の通商政策を示すものとなる。
トランプ氏は声明で、グリア氏が「不公正な貿易慣行と闘うため中国やそのほかの国々に関税を課した」前政権下で、重要な役割を担ったと指摘。米国の膨大な貿易赤字削減や、製造業の保護、海外市場の開放にグリア氏が注力することになると説明した。
グリア氏は通商弁護士。2020年1月発効の日米貿易協定の交渉にも深くかかわった。
また、トランプ氏は26日の声明で、ホワイトハウスの経済政策の司令塔となる国家経済会議(NEC)の委員長に、エコノミストのケビン・ハセット氏を指名することも明らかにした。
ハセット氏はトランプ前政権で大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長を務め、大型税制改正の実現に手腕を発揮した。次期政権下でも減税に意欲を示すトランプ氏の経済政策運営で中心的な役割を担う公算が大きい。
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OS5
:2024/11/28(木) 14:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e97df751b0561c09d6e88dc730decd0e3ef3b05d
対中強硬の実務家起用 通商代表、看板政策担う 次期米政権
11/27(水) 20:32配信
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時事通信
トランプ次期米大統領=13日、ワシントン(EPA時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米政権で通商代表部(USTR)代表に指名されるジェミソン・グリア氏は、中国との「戦略的デカップリング(分断)」にも言及した強硬派の実務家だ。
第1次トランプ政権では、ライトハイザー元USTR代表の首席補佐官として、関税の掛け合いとなった中国との「貿易戦争」や対日貿易交渉などの最前線で活躍した。
トランプ次期大統領は、商務長官に指名する米投資銀行トップ、ラトニック氏が「USTRに直接責任を負う」と説明した。ラトニック、グリア両氏が、対中追加関税や輸入品への一律関税といった看板政策を担う。
「中国の不公正な貿易慣行から守り、軍事的、技術的支配を妨げることを重視するべきだ」。今年5月、米議会諮問委員会の公聴会に出席したグリア氏は、中国脅威論を展開した。
優遇関税を適用する「最恵国待遇」撤回、投資規制、半導体など重要分野の輸出規制強化といった対中政策を提言。「製造業の強固な基盤は、米国と同盟国にとって大変重要だ」と産業を保護する必要性も訴えており、多くがトランプ氏の主張と重なる。
メキシコ、カナダとの交渉も課題となる。トランプ氏は25日、不法移民や麻薬の流入が止まるまで、両国に25%の関税を課すと表明。選挙戦では、自動車生産拠点のメキシコへの移転を問題視し、同国製自動車への高関税も主張した。
グリア氏は第1次政権で、貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の交渉にも当たった。2026年には、USMCAの見直しも予定しており、再び両国と対峙(たいじ)することになる。
グリア氏は西部カリフォルニア州出身。かつて米空軍に所属し、イラクに派遣された経験もある。主に通商弁護士として歩み、現在は弁護士事務所に所属している。妻と5人の子どもを持つ。
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OS5
:2024/12/04(水) 14:30:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba46e229a48d2de376f6526d458766bfdb25e8e
「カナダを米国の51番目の州に」 トランプ氏、トルドー首相に提案
12/4(水) 11:39配信
毎日新聞
米国で会談したトランプ次期米大統領とカナダのトルドー首相=トルドー氏のX(ツイッター)より
米国のトランプ次期大統領が先月末にカナダのトルドー首相と会談した際、カナダが関税を回避したければ「米国の51番目の州」になるよう提案したと米保守系FOXニュースが報じた。会談に同席したカナダのルブラン公安相は3日、2人の指導者の「温かく親しい関係」を示す「冗談」だと強調した。
【写真まとめ】トランプ次期政権の人事 主な顔ぶれ(2024年11月現在)
トルドー氏とトランプ氏は先月29日に米南部フロリダ州で夕食をとりながら3時間会談した。FOXは2日、会談ではトランプ氏の「51番目の州」発言の後に、カナダ側から「緊張した笑い」が起きたとする関係者の話を伝えた。カナダ放送協会(CBC)によると、記者団から発言について問われたルブラン氏は、両国の良好な関係を示す「楽しくおかしい」冗談だったと述べた。
トランプ氏は、カナダとメキシコの不法移民や違法薬物の流入対策が不十分として、来年1月の就任直後に両国から輸入する全製品に25%の関税を課す考えを示している。
カナダにとって米国は最大の貿易相手で、輸出の4分の3が米国向けだ。カナダ側は会談後、トランプ氏の懸念に対処するため、無人航空機(ドローン)やヘリコプター、国境警備隊を追加配備して両国の国境管理を強化する方針を示した。
一方、トランプ氏は3日、自身のソーシャルメディアでトランプ氏とカナダ国旗が並ぶ生成人工知能(AI)で作製されたとみられる画像を投稿。「カナダよ」と短い文章を添えたが、意図は不明だ。【ニューヨーク八田浩輔】
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OS5
:2024/12/05(木) 08:36:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/00a1e7ee17374b82a6aa0e6398415a3b15716699
米下院の議席確定 共和、多数派維持も薄氷
12/5(木) 5:51配信
時事通信
【ワシントン時事】開票作業が続いていた米連邦議会下院選(定数435)は4日、最終議席が確定し、共和党が220議席を押さえ多数派を維持した。
民主党は215議席。上下両院選は大統領選と同じ11月5日に実施され、郵便投票の利用が多い西部カリフォルニア州で開票に時間を要した。米主要メディアが伝えた。
共和党は上院(定数100)で53議席を確保し、多数派を奪還。大統領職と両院を、赤がシンボルカラーの共和党が支配する「トリプルレッド」が実現した。
トランプ次期大統領が下院議員3人を新政権の高官に起用したことなどで、下院共和党は当面、欠員3となる。多数派といえども議席数の差はわずかで、同党のジョンソン下院議長は引き続き難しい議会運営を迫られそうだ。
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OS5
:2024/12/05(木) 10:53:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/92e6094380ea0d6f3351356a762f2d3ce48eaab2
米下院の全議席が確定 共和党が僅差で多数派に 投票日から1カ月
12/5(木) 10:16配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月、西田進一郎撮影
米連邦議会下院選(定数435)で勝敗が決していなかった西部カリフォルニア州第13選挙区で民主党候補の勝利が確実になった。米主要メディアが4日報じた。11月5日の投票日から約1カ月かかって、ようやく全議席が確定。獲得議席数は共和党220、民主党215で、共和党が僅差で多数派となった。
カリフォルニア州では、投票日までに投函(とうかん)した郵便投票が有効で、開票作業に時間がかかる。州第13選挙区は3日時点で約21万票が開票されたが、民主、共和両党の候補の得票差は200票弱の大接戦となっていた。
トランプ次期大統領は大統領補佐官(国家安全保障問題担当)にウォルツ氏、国連大使にステファニク氏を起用する方針で、司法長官指名を辞退したゲーツ氏も含めて今回当選した共和党議員3人が、2025年1月に始まる新会期の序盤に下院を離れる見通しだ。その3議席を差し引くと民主党とは2議席差という状況で、共和党指導部は党内で不協和音を起こさないように慎重な議会運営を求められる。
下院選は、大統領選や上院選(定数100)と同時に実施された。共和党は約3分の1が改選された上院では、53議席に勢力を拡大。上下両院の多数派を取ったことで、トランプ政権が政策を推進する裁量は大きくなった。民主党は上院で議事妨害(フィリバスター)を行う余地はあるが、26年の中間選挙までは予算案や法案の審議で弱い立場になる。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/12/05(木) 19:49:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ec80984d8720cc281dce54c49c52ad31ade361d
米国防長官候補に交代論浮上 醜聞続くヘグセス氏、上院の承認不透明
12/5(木) 19:00配信
朝日新聞デジタル
2024年12月4日、米連邦議会議事堂を訪れた国防長官候補のピート・ヘグセス氏(右)=AP
トランプ次期米大統領が国防長官候補に指名したピート・ヘグセス氏に交代論が浮上している。ヘグセス氏の資質を疑問視する声が相次ぎ、上院での承認が得られるか見通せないためだ。フロリダ州のデサンティス知事らが新たな候補だとも報じられるなか、ヘグセス氏は自身が抱える醜聞の釈明に追われている。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは3日、関係者の話として、トランプ氏がヘグセス氏の指名を取りやめ、デサンティス氏の国防長官への起用を検討していると報じた。デサンティス氏は2024年大統領選の共和党指名候補争いから撤退した後、トランプ氏への支持を表明していた。ほかに駐日大使を務めたハガティ上院議員や、アーンスト上院議員も新たな候補として米メディアで取りざたされている。
朝日新聞社
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OS5
:2024/12/09(月) 21:57:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4cc0609b02d5aafbe11c1ddb3b195ee72c1f34e
トランプ次期米大統領、各国首脳と相次ぎ会談 断念の石破首相は「リストの相当下の方」か
12/9(月) 15:09配信
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コメント68件
産経新聞
トランプ前米大統領
トランプ次期米大統領がフランスのマクロン大統領ら外国首脳と相次いで会談していることを受け、11月にトランプ氏との会談を断念した石破茂首相は、トランプ氏側に「体よく断られた」との見方が与野党から出ている。
【写真】親指、中指、人差し指、「Vサイン」も…答弁求め方も個性的な石破茂首相
首相は11月中旬に南米で国際会議に出席した後、帰国途中で米南部フロリダ州に立ち寄り、トランプ氏と会談することを模索していた。安倍晋三元首相が2016年の大統領選後、各国首脳に先んじてトランプ氏と面会して親密な関係を築いた成功例にならおうとしたが、実現しなかった。
トランプ氏側が大統領就任前に外国要人との会談は行わない方針を示したためだ。日本政府は、民間人が米政府の外交問題で外国政府と交渉することを禁じた米ローガン法を踏まえた判断だとの説明も受けた。
しかし、トランプ氏は11月29日にフロリダ州の私邸でカナダのトルドー首相と夕食をとりながら会談。今月7日には訪問先のパリでマクロン氏と会談し、その後、ウクライナのゼレンスキー大統領も交えて3者で会談した。
自民党の閣僚経験者は米国内法も理由とした説明と異なるトランプ氏の動きについて、「トランプ氏がルールを守ると思うか?(基盤が脆弱な)石破政権がどこまで持つかわからないから、トランプ氏は首相と距離をとっている」と話す。
トランプ次期政権の関係者とのパイプを有する日本保守党の島田洋一衆院議員も、産経新聞の取材に「トランプ氏が優先して会う人物のリストで、石破氏は相当下にある。石破氏レベルと会うと相当数の首脳と会わなければいけなくなる」との見方を示した。
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OS5
:2024/12/12(木) 07:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d38263db5d442f3aaaf5503bfa3a4d9d97f46e0c
日鉄、法廷闘争も覚悟 バイデン氏「阻止」で USスチール買収
12/12(木) 7:03配信
時事通信
日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画が、米バイデン政権に認められない可能性が高まった。
瀬戸際に追い込まれた日鉄は「公正な結論を得るために、あらゆる手段を検討し、講じていく」との談話を発表。訴訟も辞さず、あくまで買収を目指す構えだが、実現への道は一段と狭まってきた。
米ブルームバーグ通信は10日、バイデン大統領が安全保障上の懸念から買収を阻止する方針を固めたと報じた。計画は米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)が安保上の観点から審査中で、月内に期限を迎える。
懸念があると判断されれば、日鉄とUSスチールは異議を唱え、法的措置に踏み切るしかないとみられる。しかし、「買収が米国の経済と国家安全保障を強化する」という日鉄の主張が裁判で認められる保証はない。
法廷闘争となった場合、結論が出るまで一定の時間が確保できる可能性はある。だが、トランプ次期大統領も買収計画に「完全に反対する」と明言しており、情勢が変化するとは考えにくい。
日鉄はこれまで、総額27億ドル以上の追加投資や雇用維持を約束。買収が完了すればUSスチール従業員に1人5000ドル(約76万円)のボーナスを出す方針も表明した。だが、全米鉄鋼労組(USW)は「合理的な判断ではなくメンツや勢力維持に力点を置いている」(SMBC日興証券の山口敦シニアアナリスト)とみられ、買収反対の姿勢を崩していない。
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OS5
:2024/12/13(金) 10:11:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a4b93d96175d4b44491b3549149c06286907d22
大統領選・議会選全敗の民主党 内輪もめで離れる有権者 立て直しへの機運盛り上がらず ポトマック通信
12/13(金) 7:38配信
産経新聞
ポトマック通信
米国で11月5日に実施された大統領選、上院選、下院選の全てで民主党は共和党に敗北した。バイデン大統領の政権与党だった民主党にとって、食品や居住費の高騰などに苦しむ有権者の不満で厳しい戦いだったことは間違いない。
ただ、党の有力議員や執行部が総括すべきことがある。一般党員らの予備選などで党の大統領候補に選んだバイデン氏を議員が引きずり降ろしたことだ。
バイデン氏が6月のテレビ討論会で精彩を欠くと、議員から大統領選で共和党のトランプ前大統領に敗れるとして撤退圧力がかかった。ただ、米政府関係者の一人は「上下両院選で落選や多数派を失うことを避けたい議員の思惑だ」と指摘する。日本でも、首相の不人気で落選することを嫌う議員が首相降ろしに走る。
バイデン氏が撤退を決断するまでの党内対立は連日のように報道され、「醜態をさらす民主党から無党派層が離れるのは当然だ」と振り返る人もいる。
バイデン降ろしの中心的存在だったペロシ元下院議長は選挙後、バイデン氏が「早く撤退していれば」と不満を漏らし、内輪もめのイメージをさらに強めてしまった。一方で、惨敗から党を立て直そうという機運は盛り上がっていない。
トランプ氏に敗れたハリス副大統領の演説を涙ながらに聞く支持者と議員の間にある溝を感じた。(坂本一之)
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OS5
:2024/12/13(金) 14:35:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0c84005068efaff03a7bb59bb3ad0c04de838ab
トランプ氏、不法移民追放に米軍投入も 「侵略行為」とみなすと主張
12/13(金) 13:29配信
毎日新聞
米東部ニューヨークの証券取引所で、米誌「タイム」の「今年の人」に選ばれたことを受けて演説するトランプ次期大統領=2024年12月12日、AP
トランプ次期米大統領は、12日公開された米誌「タイム」とのインタビューで、不法移民の国外追放に米軍を投入する可能性を示唆した。不法移民を受け入れない国に対して、米国市場へのアクセスを規制する考えも示した。
報道によると、トランプ氏は2025年1月の就任後、複数の法執行機関に対して、不法移民の国外追放に着手するよう命じると説明した。米国には国内の法執行に米軍を使うことを禁止する法律があるが、不法入国を「侵略行為」とみなして「米国への侵略に対して、米軍の使用は妨げられない」とも主張。「法律で許される最大限のレベルで執行する」と述べた。
また、不法移民を出身国や第三国に追放する手続きに協力しない国に対して、「そうした国々とはビジネスをしない」と述べた。懲罰的に関税引き上げなどの措置をちらつかせることで、協力を求める方針だとみられる。トランプ氏は既にカナダやメキシコに対して、25%の追加関税を示唆し、不法移民対策への協力を求めている。
ロイター通信によると、トランプ氏の政権移行チームは、不法移民の出身国が受け入れを拒否した場合、第三国に移送することも検討しており、既にパナマなど中南米諸国に受け入れを打診しているという。こうした交渉でも、関税引き上げを交渉材料に使う可能性がある。
トランプ氏の側近は同誌に対して、南部のメキシコとの国境での「国境の壁」建設の本格再開や、不法移民の亡命申請中に米国内への仮放免を認める「キャッチ・アンド・リリース」方式の廃止も進めることも明らかにした。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/12/14(土) 19:24:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/02626db87b3455c1507cea8d7d4a1d7711cdcd17
米、ティックトック「禁止」に現実味 規制新法の発効停止は却下、議会も包囲網
12/14(土) 11:35配信
産経新聞
スマホに表示されるTikTok(ティックトック)の画面
【ワシントン=塩原永久】米国で中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に対する包囲網が狭まってきた。来年1月19日にティックトック規制新法が発効するのを控え、アプリ運営企業が求めた新法発効の一時停止命令を裁判所が13日に却下した。約1億7千万人が使う米国で「利用禁止」となる事態が現実味を帯びる。
ティックトックを巡っては、首都ワシントンの連邦高裁が6日、米国での利用禁止につながる規制を盛り込んだ新法を合憲と判断した。これを受け、アプリを運営する中国企業「字節跳動(バイトダンス)」側が9日、新法発効を一時停止する命令を出すよう裁判所に申し立てていた。
新法を合憲とした連邦高裁の判断は、ティックトックの利用に伴う「安全保障上の懸念」を訴えた米政府側の主張を支持した。米政府は利用者のデータが運営企業を通じて、中国側に流出するリスクがあるとみている。
議会でも警戒感が根強い。下院中国共産党特別委員会は13日、ティックトックを米国のアプリストアから削除するよう米アップルとグーグルに求めた。同委員会の共和、民主両党幹部がアップルなどに宛てた書簡は「新法の順守に必要な措置を(アップルなどが)実施しなければならない」と迫った。
ティックトック規制新法は今年4月、バイデン大統領が署名して成立。バイトダンスがティックトック米国事業を分割をして手放すか、さもなくば米国内でアプリ配信を禁じるとの内容だ。
今後、バイトダンス側が事業分割に応じ、米国企業などが買収してティックトックのサービスを続ける可能性がある。バイトダンス側は最高裁に上訴する方針で、法廷闘争次第では利用禁止を免れられる。
また新法は来年1月19日から90日間、猶予する特例を設けており、1月20日に就任するトランプ次期大統領が利用禁止を覆すこともできる。ただ米政界での厳しい対中姿勢を背景に、ティックトックが現行のサービスを維持できる道は狭まっている。
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OS5
:2024/12/15(日) 20:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9cfdbbd1287ccbda0948a329687a32e28598071
トランプ氏、駐日大使にグラス氏の指名を検討 実業家出身で大口資金支援者
12/15(日) 19:43配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米CBSテレビ(電子版)は14日、トランプ次期米大統領が駐日大使に実業家出身のジョージ・グラス氏の指名を検討していると報じた。グラス氏は大口献金者としてトランプ氏を支え、11月の大統領選での返り咲きにも貢献した。
グラス氏は第1次トランプ政権で駐ポルトガル大使を務めた。西部オレゴン州出身でオレゴン大卒。1990年に投資銀行を設立し、2015年には不動産業にも進出した。指名されれば上院の承認を経て就任する。
トランプ氏は14日、北朝鮮やベネズエラなどに関して特別任務を担当する大統領特使にリチャード・グレネル元国家情報長官代行を起用すると発表した。声明で「世界の最もホットな現場で働いてもらう」と述べた。
また、トランプ氏は同日、過去の性的暴行疑惑などが報じられた国防長官候補のヘグセス氏らと東部メリーランド州でアメリカンフットボールの試合を観戦。ヘグセス氏は上院の承認手続きが難航する可能性も指摘されているが、トランプ陣営は擁護している。
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OS5
:2024/12/19(木) 15:34:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c6fe1d6afd8ebf996486c8e134f5dd823ff5c14
トランプ氏、落選候補を相次ぎ要職に 元アメフト選手はバハマ大使
12/19(木) 11:23配信
毎日新聞
米国のトランプ次期大統領=2024年7月18日、秋山信一撮影
トランプ次期米大統領は17日、アメリカンフットボールの元スター選手のハーシェル・ウォーカー氏を駐バハマ大使に起用する意向を発表した。ウォーカー氏は2022年の上院選ジョージア州選挙区で落選していた。トランプ氏は22年中間選挙の注目区で敗れたトランプ派候補を相次いで要職に起用し、落選候補の「救済措置」をとっている。
トランプ氏は大使人事などで、親族や大口献金者も優遇しており、「コネ重視」が前面に出ている。
ウォーカー氏はジョージア大学のスター選手で、大学フットボールの最優秀選手に輝いた。トランプ氏が1980年代に一時保有していたプロチームでプレーした経験もある。22年上院選では知名度を生かして善戦したが、女性スキャンダルなどもあって落選していた。
トランプ氏は次期政権の高官人事で、22年アリゾナ州知事選や24年上院選アリゾナ州選挙区の候補だった元テレビキャスターのカリ・レーク氏を政府系放送局「ボイス・オブ・アメリカ」のトップ、22年上院選ペンシルベニア州選挙区の候補だった医師のメフメット・オズ氏を公的医療保険制度を管轄する政府機関のトップに起用する方針を発表している。
22年上院選ではトランプ氏が推す候補が共和党予備選を次々と勝ち抜き、21年の大統領退任後も影響力を維持していることを実証したが、本選ではトランプ派は苦戦していた。「トランプ氏は党内の争いでは強いが、民主党相手には弱い」との評価もあったが、今回の大統領選でこうした見方を覆した。【ワシントン秋山信一】
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OS5
:2024/12/31(火) 11:34:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8458e5d1867a787b155003a69693b112b6fbfe11
米下院議長選で現職支持 トランプ氏表明、くすぶる造反
12/31(火) 6:55配信
時事通信
ジョンソン米下院議長=20日、ワシントン(AFP時事)
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は30日、1月3日に行われる下院議長選で、現職のジョンソン議長を「全面的に支持する」とSNSに投稿した。
ジョンソン氏の再選には与党共和党の一部に反対や懐疑論があり、投票の行方は不透明だ。
野党民主党は一致して同党下院トップのジェフリーズ院内総務に投票する方針。共和党は新議会で下院(定数435)の多数派を維持したが、優位はわずかで、党内から2人が反対すればジョンソン氏は当選できない。
共和党の内部対立が近年顕著になっており、造反が相次いだ2023年1月の議長選では、マッカーシー議長(当時)の選出に15回もの投票を要した。トランプ氏は「素晴らしい機会を無駄にするのはやめよう。ジョンソン議長は善良で勤勉で信心深く、正しいことをするだろう」と述べ、共和党議員に結束を呼び掛けた。
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OS5
:2025/01/02(木) 13:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb4c5cab43360227f2ea868b8b8873f0da1f6da
「政商」マスク氏、異例の権力を手中に トランプ次期政権の決定に再三介入
1/2(木) 10:00配信
時事通信
大統領選の集会に参加し、トランプ氏と握手するマスク氏(右)=2024年10月、米ペンシルベニア(AFP時事)
2024年11月の米大統領選でトランプ前大統領の返り咲きを支えた実業家イーロン・マスク氏が、民間人として異例なレベルの「権力」を手にしつつある。行政の無駄と歳出カットを図る新組織「政府効率化省」のトップに起用されただけでなく、事実上の最側近と言えるほどの存在感を発揮して次期政権の意思決定に介入している。経営する電気自動車(EV)大手テスラや宇宙起業スペースXは、この権力から恩恵を受けるとみられ、現代の「政商」として成功しつつある。(時事通信社ニューヨーク総局 武司智美)
【写真】トランプ氏の専用機内でマクドナルドのハンバーガーを食べるマスク氏ら
邸宅入り浸り、いつも隣席
大統領選が投開票された11月5日以降、マスク氏は南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅に入り浸り、ほとんどそばを離れていない。米国で家族が集まる祝日とされる感謝祭のパーティーでも、あるいはトランプ氏の専用機内でマクドナルドのハンバーガーを食べる際にも隣席を確保。スペースXの宇宙船打ち上げ現場をトランプ氏に案内し、蜜月ぶりを見せつけた。
「ここまでトランプ氏の近くにずっといて、嫌がられていない人は見たことがない」。米テレビの政治担当記者は、マスク氏が発揮しているコミュニケーション力に目を見張る。良好な関係は長続きしないと見る向きもあるが、今のところは保たれているようだ。
異例の存在感はまず外交分野に表れた。米メディアによると、トランプ氏が当選後、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した際にマスク氏が参加した。マスク氏はスペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を活用し、戦場での通信などでウクライナをバックアップしている。ゼレンスキー氏には支援を継続する考えを示したという。
要人との会談では、トルコのエルドアン大統領がトランプ氏に電話した際も同席していたとの報道がある。マスク氏がイランのイラバニ国連大使と秘密裏に会談したとの情報や、ロシアのプーチン大統領と定期的に連絡を取っているとの情報も駆け巡っている。
ライバルとの電話にも同席
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、マスク氏がトランプ氏の耳元にさまざまな助言をささやける地位を手にしたことで、「民間人として前例のない力を得ている」と指摘。マスク氏は、生成AI(人工知能)「チャットGPT」を手掛けるオープンAIやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムといったハイテク企業のトップとそれぞれに確執を抱えており、マスク氏の強力な立場が各社の脅威となっていると報じた。
グーグルのピチャイCEO=2023年11月、米サンフランシスコ(EPA時事)
この懸念は実体として現れつつある。グーグルのピチャイ最高経営責任者(CEO)がトランプ氏に当選祝いの電話をした際に、マスク氏が参加したと報じられた。生成AIの新興企業を率いるマスク氏は、グーグルと競合関係にある上、グーグルの生成AIや検索サービスが左派に偏った内容を表示していると批判してきた。マスク氏がトランプ氏の腹心さながらに会話に入ってきたことで、ピチャイ氏の心中は穏やかではなかっただろう。
トランプ次期政権人事への「介入」もみられた。財務長官の選考課程で、最終的に指名された投資家とは別の人物を選ぶよう、マスク氏は公然と働き掛けた。トランプ氏が検討している最中に口を出した格好で、そうした自由な振る舞いが許されているという特別な立場を誇示するようだ。通信や放送を規制する連邦通信委員会(FCC)のトップなど他の人事でも、マスク氏に有利となる人材が選ばれているとの見方が出ている。
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OS5
:2025/01/02(木) 13:45:02
「悪ふざけ」が正式採用に
左からイーロン・マスク氏、トランプ氏、ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)
マスク氏はトランプ氏のそばに控えているだけでなく、次期政権で役割も与えられた。新組織「政府効率化省」を、実業家のビベク・ラマスワミ氏と共同で率いることになったが、この組織自体がそもそも、マスク氏の提案により生まれたものだ。
マスク氏は、24年7月にトランプ氏が銃撃を受けた直後、大統領選で同氏を支持すると正式に表明。X(旧ツイッター)上でトランプ氏と対談した8月には、「インフレは政府の過剰支出によってもたらされる。『政府効率化委員会』のようものが必要だ」と水を向けた。トランプ氏は当初、関心を示さなかったが、マスク氏は繰り返しこの話を持ち出し、運営に自ら協力するとアピール。トランプ氏は最終的に「ぜひそうしてほしい」と返答した。
この時点では「委員会」と呼ばれていたが、マスク氏は9月になると、Xに「『政府効率化省』は素晴らしいものになる」と書き込むようになり、次期政権も名称を採用した。英語名「Department of Government Efficiency」の頭文字を取った略称「DOGE(ドージ)」は、マスク氏が推奨している暗号資産(仮想通貨)「ドージコイン」と一致しており、これが「委員会」から「省」に変遷した理由とみられる。マスク氏の「悪ふざけ」が正式なものとして認められた形だ。
トランプ氏の発表によれば、「効率化省」は、次期政権が「官僚主義を打破して過度な規制を減らし、無駄な歳出を削減し、連邦政府機関を再編するために道を開く」役割を担う。「省」と名付けられているが、政府外から助言を行う組織という位置付けだ。
政府機関を4分の1に削減?
息子を肩車するマスク氏=2024年12月、米ワシントン(AFP時事)
「効率化省」によって政府の人員や予算をどれだけ削るのか。マスク氏は10月初旬に公開されたインタビューで「すべての連邦機関を見ていく。本当に428も必要だろうか。人々が聞いたことがないようなものもたくさんある」と指摘。約4分の1に相当する「99まで減らしてもやっていけるはずだ」と豪語した。
10月末にトランプ氏の選挙集会で登壇した際には、連邦予算を「少なくとも2兆ドル(約315兆円)」削減できるとの見方を披露した。連邦政府の2024年度の支出が6兆7500億ドル(約1060兆円)だったので、年間2兆ドル規模の削減という意味であれば、政府支出を約3割も減らすことになる。
ただ、これらはまだトランプ氏が当選する前のアイデアだ。11月下旬にマスク氏とラマスワミ氏はWSJに寄稿し、「効率化省」が進める取り組みについて説明した。政府支出の削減規模については、「議会で承認されていないか、議会が意図していなかった方法で使用されている年間5000億ドルに狙いを定める」と表明。これには、非営利法人の公共放送機構(CPB)や国際機関への資金供与が含まれるとした。
もっとも、削減目標が2兆ドルと5000億ドル(約80兆円)のいずれであったとしても、こうした大幅カットは難しいとの見方が強い。というのも、日本と同様に米国でも、政府支出の大半は社会保障や医療保険関連が占める。これらの分野に切り込もうとすれば、国民からの反発は必至だ。
「テスラだけ優遇」警戒
トランプ氏(中央)に宇宙船打ち上げ現場を案内するマスク氏(左)=2024年11月19日、米テキサス州(AFP時事)
マスク氏がトランプ氏に接近した理由については、さまざまな観測が出回っている。「効率化省」も活用しながら、自身が率いる企業に対する当局の監視を弱めたり、規制を有利なものに変えたりすることが狙いの一つではないかとみられている。バイデン政権下では、運輸省道路交通安全局(NHTSA)がテスラに、連邦航空局(FAA)がスペースXにそれぞれ厳しい目を向けてきたためだ。
トランプ次期政権は、自動運転に関する連邦規制の整備を計画していると報じられている。テスラで自動運転タクシーへの参入を目指すマスク氏は以前から、州ごとに自動運転車を走行させるための承認を受けなければならない現状の仕組みに不満を持っていた。
日系自動車メーカーの関係者は、自動運転だけでなく排ガスなどに関する規制でも「マスク氏がテスラに有利な変更を働き掛ける可能性は十分考えられる」と警戒。トランプ氏がメキシコやカナダに対する関税引き上げを宣言し、両国に工場を持つ自動車各社は身構えているが、テスラがメキシコに新工場の整備を計画していることから、「テスラだけ関税が免除されることもあり得る」と日系メーカー関係者は注視している。
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OS5
:2025/01/04(土) 10:46:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/47d310a02235e31d835584998b00c1ca67e0a336
米議会の新会期始まる 下院議長選出も、議席差小さく波乱含み
1/4(土) 9:44配信
毎日新聞
米連邦議会のマイク・ジョンソン下院議長=2024年7月16日、秋山信一撮影
米連邦議会は3日、2年間の新会期が始まった。下院ではトランプ次期大統領が推す共和党のマイク・ジョンソン氏が議長に選出された。党内から造反する議員が出たため、当初は選出に必要な票数に届かなかったが、反対派を説得して翻意させた。ジョンソン氏は何とか面目を保ったが、民主党との議席差が小さいため、今後の議会運営は波乱含みだ。
下院(定数435、欠員1)は2年ごとに全議席が改選され、会期当初に各議員が口頭で支持候補を表明する「点呼投票」によって議長を選ぶ。
過半数の219議席を有する共和党はジョンソン氏を議長候補に決めていたが、当初の投票では前会期のジョンソン氏の議会運営に不満を抱く3人が造反した。その後、票の集計過程で2人が翻意し、ジョンソン氏は当選ラインの218票にぎりぎり届いた。民主党は215人全員が党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務に投票した。
ジョンソン氏は選出後の演説で、トランプ氏の米国第一主義を意識し「我々は再び米国民の利益を最優先していく」と強調。国境管理の強化、天然ガスや原油の増産、減税などトランプ氏が重視する政策の実現に協力していくと述べた。トランプ氏は自身のソーシャルメディアへの投稿で「マイクは偉大な議長になり、米国に利益を与えるだろう」と祝意を表した。
共和党には、議会運営で民主党との妥協を嫌ったり、予算縮減が不十分だと不満を抱いたりする強硬派がいる。次期政権が20日に発足し、高官に起用された下院議員2人が抜けると、民主党とは2議席差となり、党内を結束させられなければ法案審議が滞るリスクが常にある。ジョンソン氏は今後もトランプ氏や強硬派に配慮しながら、薄氷を踏むような議会運営を強いられることになる。
一方、2年ごとに議席の約3分の1が改選される上院(定数100)は、共和党53議席、民主党(民主系無所属を含む)47議席となった。共和党は法案審議の主導権を握るが、上院では規則上、多くの議案の可決に60票が必要なため、民主党との一定の妥協は欠かせない。【ワシントン秋山信一】
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