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2004年米国大統領選スレ

5651チバQ:2020/03/03(火) 14:47:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000552-san-n_ame

米大統領選 サンダース氏、大票田カリフォルニアで中南米系に浸透


3/3(火) 13:59配信

産経新聞



 【ロサンゼルス=上塚真由】米大統領選に向けた民主党候補指名争いの序盤戦最大のヤマ場となる3日の「スーパーチューズデー」で、注目される州の一つが全米人口最多の大票田、西部カリフォルニア州だ。同州の人口の約4割を占めるヒスパニック(中南米系)から高い支持を得る急進左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、対抗する穏健派候補らがサンダース氏の独走を阻止できるかが焦点となっている。

 民主党の指名獲得には3979人の代議員の過半数を得なければならないが、同州は415人と約1割を占める。2016年の前回同州予備選は終盤の6月に実施。当時はクリントン元国務長官の指名獲得が確実視されており、候補者が資金集めパーティーのためだけに訪れ、「現金自動預払機(ATM)」とも揶揄(やゆ)された。だが、今回は指名獲得の流れをつくる重要州に位置付けられる。

 同州で際立つのは、サンダース陣営の徹底した組織戦術だ。州内20カ所以上に選挙事務所を設置。多様な人種に対応できるよう英語、スペイン語のほか中国語、韓国語など計6カ国語の選挙マニュアルを用意し、これまでに延べ650万人が電話作戦や戸別訪問に参加したという。

 中でも活発なのは中南米系の支持者だ。中南米系の人口が8割を占めるロサンゼルス東部地区にある選挙事務所には2日、大勢のボランティアが訪れ、スマートフォンの専用アプリを活用し、投票先を決めていない有権者のもとに最後のお願いに回った。

 サンダース氏は前回の同州予備選でクリントン氏に7ポイント差で敗北した。その直後から、中南米系の支持者は自主的にサンダース氏の支援組織をつくり、国民皆保険など政策の浸透など草の根運動を続けてきたという。メキシコ移民で陣営の地域責任者のスカーレット・ペラルタさん(27)は「他の候補と違うのは、サンダース氏の運動は4年前から始まっていることだ。前回の予備選は中南米系の関心が低かったが、今回は違う。不法移民にも公的保険を提供する政策はこの地域の住民にとって重要だ」と語った。

 一方、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)や、ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はテレビやラジオの選挙広告を増やし、「トランプ大統領に勝てる候補」とアピール。カリフォルニア州では得票率が15%に満たない場合は代議員を獲得できないため、票の掘り起こしに躍起だ。

 資金、人員不足に悩まされたバイデン陣営は州内に1つしか事務所がない。ただ、陣営幹部のベダント・パテルさんは「地元議員や市長などから非常に多くの支持を受けている」と強調し、2月29日のサウスカロライナ州予備選の勝利で「勢いづいている」と手応えを語った。ブルームバーグ陣営は豊富な資金力を生かし、州内25カ所に事務所を持つ。広報担当のリズ・メンデスさんは「大統領選の候補者がこれまで訪れたことのない田舎にも事務所を構え、幅広い支持を得ている」と話した。

5652チバQ:2020/03/03(火) 19:31:24
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-00050545HDK.html
「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化
2020/03/02 13:55FNN PRIME

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

(FNN PRIME)

スーパーチューズデー目前に「新星」が突然の撤退表明

撤退を表明したブティジェッジ氏

米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、「最大の山場」となるスーパーチューズデーが2日後に迫る中、ブティジェッジ前サウスベンド市長が1日、撤退する方針を発表した。同性婚を公表しているブティジェッジ氏は涙を流す夫とともに登壇し「打倒トランプに向けて、国民を一致団結させる」と呼びかけた。突然の撤退宣言に、会場からは2024年の大統領選出馬を求める声が上がった。

ブティジェッジ氏は初戦のアイオワ州で勝利し、大統領選候補最年少の「新星」として大きな注目を集めた。しかし、2戦目のニューハンプシャー州ではサンダース氏に敗北。ネバダ州やサウスカロライナ州では、黒人や中南米系などの「非白人」の有権者の間で支持が広がらず、今後を戦う上での課題が浮き彫りとなった。また、事前調査では、3月3日に行われるスーパーチューズデーの大票田・カリフォルニア州やテキサス州で上位に食い込めず、苦戦が予想されていた。

【関連記事:ブティジェッジ氏が大統領選から撤退! サウルカロライナ州ではバイデン氏が初勝利 最新情報】

選挙戦への影響は?バイデン氏に追い風の展開

最大の関心事は、ブティジェッジ氏の撤退が、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかということだ。

当初、サウスカロライナ州でバイデン前副大統領が勝利したことで、候補者の乱立状態が続き、さらに混戦となることが見込まれていた。しかし、ブティジェッジ氏の撤退により、「中道派候補」の絞り込みが進むことになる。これまで、この乱立状態はサンダース氏にとって有利とみられていたが、中道派内の絞り込みが進めば「サンダース一強」の勢力図が動くことが見込まれるのだ。特に、2日後の3日に迫るスーパーチューズデーの情勢は大きく変わる可能性がある。

中道派候補は現在、バイデン氏を筆頭に、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クロブシャー上院議員だ。

中道派候補 バイデン氏(左)ブルームバーグ氏(中)クロブシャー(右)

トランプ大統領は1日、早速ツイッターで「スーパーチューズデーではブティジェッジ氏の票がすべて“眠たげなジョー(バイデン氏)”に流れるだろう。すごいタイミングだ。これはサンダース外しの始まりだ」と揶揄した。バイデン氏は事前の調査で「トランプ大統領に勝てる候補」の筆頭格と目されていることから、ライバルへの攻撃を強め、けん制したものとみられる。

また、アメリカのメディアもブティジェッジ氏の撤退は「特に、バイデン氏にとって大きな追い風になる」との見通しを伝えた。

大票田ではサンダース氏が優勢も新たな局面に突入

序盤戦で苦戦が続き、一時は「撤退」の観測まで流れたバイデン氏だが、サウスカロライナで圧勝したことを機に潮目が大きく変わった形だ。再起を遂げた同氏の選挙戦は「まるでローラーコースターだ」とも揶揄される一方、「カムバック・キッド」と称され、今、大きな注目が集まる。「カムバック・キッド」とは、1992年の選挙戦の際、初戦で出遅れたが二戦目で持ち直し、その後の指名獲得につなげたビル・クリントン氏につけられたニックネームだ。

5653チバQ:2020/03/03(火) 19:31:42
最新の世論調査では、大票田・カリフォルニア州ではサンダース氏が大きくリードする。しかし、カリフォルニア州に次ぐ代議員数を擁するテキサス州では、バイデン氏がサンダース氏を猛追。ノースカロライナ州などでは、バイデン氏が優勢の展開となっている。民主党の大統領候補者指名争いは、「バイデン氏の4戦目の圧勝」と「ブティジェッジ氏の撤退」で新たな局面を迎えたことになる。

■カリフォルニア州の最新支持率(リアルクリアポリティクス ※ブティジェッジ氏撤退発表前に行われた調査の平均値)

サンダース 33.7

バイデン 15.3

ウォーレン 14.7

ブルームバーグ 13.3

ブティジェッジ 7.7

■テキサス州の最新支持率

サンダース 29.7

バイデン 20.8

ブルームバーグ 18.0

ウォーレン 12.7

ブティジェッジ 7.5

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】

【関連記事:「アイオワを制するものは大統領選を制す」のはなぜ? アメリカ大統領選挙の仕組みを9カ月かけて学ぶ】

アメリカ大統領選挙
ドナルド・トランプ

5654名無しさん:2020/03/04(水) 11:40:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-35150246-cnn-int

バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


3/4(水) 10:22配信

CNN.co.jp







バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


CNN予想でバイデン氏が3つの州で勝利が確実に


(CNN) 米大統領選に向けた民主党候補選びは3日、最大のヤマ場とされる「スーパーチューズデー」を迎えた。CNNの予想では、予備選が実施された14州のうち、バージニア、ノースカロライナ、アラバマでバイデン前副大統領、バーモントでサンダース上院議員が勝利する見通しとなった。

バーモント州には代議員16人が割り当てられている。2016年の前回大統領選では、民主党の予備選でサンダース氏、共和党予備選でトランプ氏が勝利を収めていた。

代議員99人が割り当てられるバージニア州ではバイデン氏が勢いを見せつけ、CNNは午後7時の投票締め切りと同時に勝利確実の速報を流した。

バイデン氏は同州で、黒人層と65歳以上の高齢層、「本選でトランプ氏に勝てる候補」を望む層を確実に押さえた。

早い段階の出口調査によると、黒人のうちバイデン氏に投票したと答えた人は3分の2近くを占め、後を追うサンダース氏の2割を大きく引き離した。65歳以上では7割がバイデン氏を選んだ。

本選に勝てる候補を望むとした人の中では、6割近くがバイデン氏、2割がサンダース氏に投票していた。

ノースカロライナ州、アラバマ州の代議員数はそれぞれ110人、52人。いずれの州も前回大統領選では民主党予備選でヒラリー・クリントン元国務長官、共和党予備選でトランプ氏が勝っていた。

5655名無しさん:2020/03/04(水) 11:43:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000506-san-n_ame

米大統領選 民主、14州で予備選など投開票 スーパーチューズデー サンダース氏優勢か


3/4(水) 7:58配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州の予備選などが集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。米東部時間3日午後7時(日本時間4日午前9時)以降、各州で順次、投票が締め切られ、開票される。事前の世論調査では、左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、中道派のバイデン前副大統領(77)が追いかけている。

 出馬表明が遅れた中道派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参戦。テレビCMや選挙運動員の展開に巨費を投じて認知度を高めており、得票を伸ばすかが注目される。

 世論調査によると、サンダース氏は西部カリフォルニア(代議員数415人)や南部テキサス(同228人)の大票田でリード。バイデン氏やブルームバーグ氏が追う展開だ。

 中道派で撤退表明した前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)やクロブシャー上院議員(59)がバイデン氏支持を表明し、同氏は追い風としたい構えだ。

 国民皆保険をはじめ、抜本的な制度改革を訴えるサンダース氏に対しては、穏健な民主党員や無党派層の支持を得られないとの意見がある。また、バイデン氏とブルームバーグ氏の中道候補が票を奪い合うことへの懸念も根強い。

 左派のウォーレン上院議員(70)は伸び悩んでいる。

 スーパーチューズデーでは、全米各州に割り当てられた一般代議員の計3979人のうち、約3分の1の1357人が対象となる。指名獲得には一般代議員の過半数を得る必要がある。3日深夜から4日未明(日本時間4日午後)にかけて大勢が判明する見通し。

5656名無しさん:2020/03/04(水) 11:44:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000533-san-n_ame

米大統領選 黒人票どう動く? バイデン氏はなぜ人気?


2/29(土) 14:46配信

産経新聞



 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)=上塚真由】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いの第4戦が行われるサウスカロライナ州は、民主党の支持層の約6割が黒人で、黒人票の行方が勝敗のカギを握る。同州ではバイデン前副大統領(77)が黒人からの支持を幅広く集めて優勢な一方、サンダース上院議員(78)も若者層を中心に浸透している。

 同州で支持率トップのバイデン氏にとって大きな助けとなっているのは、初の黒人大統領のオバマ氏を副大統領として支えた実績だ。コロンビアでビル管理の仕事をするベッキー・ブリムフィールドさん(40)は「オバマ氏と近い存在で他の候補よりも信頼できる。バイデン氏が当選すれば、オバマ時代の続きのようなものだ」と語った。

 バイデン氏は同州選出の議員らと長年、懇意にしており、予備選直前の26日には民主党で黒人の大物下院議員、ジム・クライバーン氏が支持を表明。黒人社会で影響力が大きい同氏の登場で、黒人支持者らの引き締めにかかった。高齢有権者の中には「バイデン氏以外の候補はよく知らない」と語る人も少なくない。

 さらに南部は保守的な土地柄で、民主党支持者も左派ではなく穏健派の主張を好む傾向があり、黒人のメアリー・フィリップスさん(60)は「(国民皆保険で)政府が大きくなるよりも、さまざまな選択肢があったほうがよい」と語り「他の候補はアイデアはあるが、実践する手段が見えない。経験豊富なバイデン氏が一番だ」と話した。

 一方、バイデン氏の懸念材料は黒人の若者層で、格差解消を訴えるサンダース氏が取り込みを狙う。同氏は2016年の民主党候補指名争いで白人票以外の獲得に苦戦したが、今回はバイデン氏に次いで黒人党員からの人気を得る。サンダース氏の28日の集会に参加した黒人の大学生、ダミオン・ドラガンさん(24)は「両親はバイデン氏を支持しているが、サンダース氏に投票する。知名度ではなく、自分の生活のために力を尽くしてくれる人を選ぶ」と語った。

 黒人層は民主党の伝統的な支持基盤で、サウスカロライナ州で黒人に強い候補としてアピールすることは指名争いの行方も左右する。同州のファーマン大学のダニエル・ビンソン教授は「知名度と実績で黒人に人気のバイデン氏がどれだけサンダース氏を引き離すかが焦点だ。10ポイント以上の差であればバイデン氏の真の勝利といえるが、5ポイント以下に肉薄されれば、今後の指名レースに響くだろう」と指摘した。

5657チバQ:2020/03/04(水) 16:51:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000037-mai-n_ame

バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


3/4(水) 13:41配信

毎日新聞







バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


集会会場で支持者の声援に応えるサンダース候補=バーモント州で3月3日、AP


 米大統領選(11月投開票)に向けた野党・民主党の予備選が集中する「スーパーチューズデー」は3日、バイデン前副大統領が、南部諸州に加え中西部ミネソタ州や東部マサチューセッツ州でも勝利を確実にし、ロサンゼルスでの集会で「状況はとても良くなっている。いい夜だ」などと手応えを語った。

 米メディアはバイデン氏が事前の世論調査では苦戦が伝えられていた大票田の南部テキサス州でも勝利する可能性が出てきたと伝えている。一方、サンダース上院議員は大票田の西部カリフォルニア州での勝利が確実となった。この日は14州で予備選があり、バイデン氏は8州、サンダース上院議員は4州で勝利が確実と報じられている。【ロサンゼルス福永方人】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000541-san-n_ame

サンダース氏、代議員数積み上げも大票田で大差つかず スーパーチューズデー


3/4(水) 13:06配信

産経新聞



 【バーリントン(米バーモント州)=大内清】11月の米大統領選に向けた予備選などが集中する3日の「スーパーチューズデー」で、民主党の急進左派、サンダース上院議員(78)は各州で着実に代議員数を積み増している。ただ、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)に大票田の南部テキサス州などで期待されたほどの大差はつけられておらず、バイデン氏を推す党主流派からの反攻にさらされている。

 サンダース氏は3日夜(日本時間4日午後)、地元の東部バーモント州バーリントン郊外にあるイベント会場で演説。現職のトランプ大統領を「もっとも危険な大統領」と呼び、「これに勝つためにすべての世代や人種にまたがる運動が必要だ」と呼び掛けた。

 会場には支持者数百人が詰めかけ、サンダース氏の愛称「バーニー」を連呼。支持者の男性(27)は、「金持ち優遇の政治を変えられるのはサンダース氏しかいない」と興奮気味に話した。

 米主要メディアによると、バイデン氏は7州で勝利を確実にし、サンダース氏は地元の東部バーモント州と西部のコロラド州、ユタ州を制した。

5658チバQ:2020/03/05(木) 13:06:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000019-asahi-int

バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


3/5(木) 10:12配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


米ロサンゼルスで4日、選挙集会で話すバイデン氏(中央)=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、14州が一斉に予備選を行った「スーパーチューズデー」で、CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が北東部メーン州でも勝利を確実にした。バイデン氏は14州のうち10州で勝利し、事前の劣勢をはね返し、大きく躍進した。

 巨額の自己資金をテレビ広告などに投入し、スーパーチューズデーから参戦したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は伸び悩み、4日に選挙戦からの撤退を表明した。ニューヨークでの演説で「トランプを倒すには、最高の候補者のもとに団結する必要がある。それは友人であり、偉大なジョー・バイデン氏であることは明らかだ」と述べ、バイデン氏を支持することを明らかにした。これで、乱立していた中道・穏健派の候補者は完全にバイデン氏に一本化された。

 一方、これまでトップを走ってきた革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)はコロラド州を含む3州で勝利したほか、人口が最大のカリフォルニア州でリードを守っている。

 サンダース氏は4日、地元バーモント州バーリントンで記者会見を開き、同じ革新系で伸び悩むエリザベス・ウォーレン上院議員(70)と電話で話し、支持を要請したことを明かした。

 サンダース氏は「ウォーレン氏は今後の選挙戦について見直していると言った。今の時点でまだ何も決断していないようだ。彼女が必要な決断をするための時間を尊重したい」と述べ、革新系の候補者としてウォーレン氏の撤退を促した上で、自身に一本化させたい意向をにじませた。(ワシントン=土佐茂生)
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朝日新聞社

5659チバQ:2020/03/05(木) 13:07:29
撤退はやっ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-35150316-cnn-int

ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


3/5(木) 10:09配信

CNN.co.jp







ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退し、バイデン氏を支持すると表明した


(CNN) 米大統領選の民主党候補指名を目指していたブルームバーグ前ニューヨーク市長は4日、選挙戦から撤退し、同じ穏健派のバイデン前副大統領を支持すると表明した。

【映像】ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退 バイデン氏支持

ブルームバーグ氏は巨額の私財を投じて選挙運動を展開したものの、初参戦となった3日の「スーパーチューズデー」では米領サモアで1勝を挙げたのみにとどまっていた。

ブルームバーグ氏は、選挙戦参加の目的を「ドナルド・トランプ(大統領)を倒す」ためだったと説明。「同じ理由から撤退する」と述べた。

声明ではさらに「打倒トランプの試みは最有力候補のもとに結集することから始まるとかねてから考えてきた。昨日の投票の結果、その候補とは私の友人で偉大な米国民、ジョー・バイデンであることが明らかになった」としている。

ブルームバーグ氏の側近によると、同氏とバイデン氏はこの日午前、電話でやり取りしたという。支持表明を受け、バイデン氏はブルームバーグ氏に謝意を示し、「銃規制改革から気候変動に至るあらゆる問題への尽力」に感謝すると述べた。

ブルームバーグ氏は民主党候補の中で群を抜く資金力を生かし、テレビやデジタルメディアの広告に巨額を投入するとともに、短期間のうちに2400人以上のスタッフを擁する陣営を築いた。

側近によると、陣営は投じた資金や支持動向を基に、オクラホマ、アーカンソー、ノースカロライナ、テネシーの各州とテキサス州の一部での躍進を見込んでいた。しかし、3日夜の時点で、想定していたほど支持が得られないことが明白になった。

バイデン氏はブルームバーグ氏と同様の穏健派層に訴える戦略を展開しており、同氏の撤退は追い風となる。

5660チバQ:2020/03/05(木) 13:09:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000505-san-n_ame

バイデン氏が10州で勝利 サンダース氏にリード広げる 米大統領選


3/5(木) 9:20配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名を争う予備選・党員集会が全米14州などで一斉に実施された3日の「スーパーチューズデー」で、集計が遅れていた東部メーン州で4日、バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。

 これにより、バイデン氏が勝利した州は南部テキサス州やノースカロライナ州など計10州となり、獲得代議員数でサンダース上院議員(78)とのリードを広げた。サンダース氏は西部カリフォルニア州など4州で勝利した。

 ロイター通信によると、バイデン氏は4日夜までの42時間にインターネットを通じて総額約710万ドル(約7億3630万円)の政治献金を集めた。一方、サンダース氏は3日までの2日間で22万人から計550万ドルを集めたとされ、政治資金の獲得競争でもバイデン氏が息を吹き返しつつあることが鮮明になった。

 一方、スーパーチューズデーから本格参戦したものの惨敗したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は4日、地元のニューヨーク市で支持者らを前に選挙戦からの撤退を正式に表明した。

 ブルームバーグ氏はスーパーチューズデーの結果について「私が候補指名を受ける展望はなくなった」とした上で、「トランプ大統領の打倒に向けた戦いはやめない。バイデン氏を次の大統領にするため共に頑張ろう」と述べ、バイデン氏への支持を呼びかけた。

 一方、トランプ氏は4日、ツイッターに「ミニ・マイク(トランプ氏が背の低いブルームバーグ氏につけたあだ名)が選挙戦をやめた。もっと前に私が『大統領の器ではないよ』と言ってあげれば大金を無駄にしなかったのに」と書き込み、巨額の選挙資金を使いながら敗退した同氏をからかった。

5661チバQ:2020/03/05(木) 13:09:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000503-san-n_ame

ブルームバーグ氏が撤退、バイデン氏支持を表明 民主候補者選び


3/5(木) 7:06配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州などの予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーで、穏健中道派のバイデン前副大統領(77)が南部テキサス州など9州を制して復活した。緒戦で首位を走った急進左派のサンダース上院議員(78)は最大票田の西部カリフォルニア州でリード。同日に参戦したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は振るわず、選挙戦からの撤退とバイデン氏支持を表明した。バイデン、サンダース両氏の対決構図が固まった。

 全米50州などに割り振られた代議員を奪い合う民主党の予備選・党員集会のうち、代議員数トップのカリフォルニア州(415人)、3位のテキサス州(228人)がスーパーチューズデーの舞台となった。

 米メディアによるとバイデン氏はテキサス、バージニア、ノースカロライナを含む南部7州などで勝利。サンダース氏は地元の東部バーモント州や西部のコロラド、ユタ両州で勝利し、カリフォルニア州で着実に代議員数を重ねている。

 出馬が遅れた穏健中道派のブルームバーグ氏は米領サモアを制したが伸び悩み、4日に撤退。左派のウォーレン上院議員(70)は地元の東部マサチューセッツ州でも勝利できず、勢いを欠いた。

 穏健中道派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)とクロブシャー上院議員(59)が撤退し、バイデン氏への支持を表明したことで、11月の本選でトランプ大統領に勝てる候補としてバイデン氏に中道系有権者の支持が集まったとみられる。米紙ワシントン・ポストの出口調査によると、「トランプ氏を打倒できる指名候補」を望んだ有権者の43%がバイデン氏を支持し、サンダース氏は23%だった。

5662チバQ:2020/03/05(木) 13:12:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00050226-yom-int

私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3/4(水) 17:39配信

読売新聞オンライン







私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3日、米フロリダ州で演説を終えてステージを後にするブルームバーグ氏(ロイター)


 【ウエストパームビーチ(米フロリダ州)=村山誠】スーパーチューズデーに照準を合わせ、巨額の私財を広告費に投入する戦略が注目されたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は、自身の初戦を惨敗で終えた。ブルームバーグ氏は4日、声明を発表し、指名候補争いから撤退する意向を表明した。

 ブルームバーグ氏は3日夜、フロリダ州ウエストパームビーチの集会で演説し、「フロリダなど(選挙のたびに勝利政党が変わる)スイング・ステートでトランプ(大統領)を倒せるのは私だ」と訴えた。しかし、各州の情勢が次第に明らかになる中、支持者からは「支持が伸びていない」と失望の声が上がった。

 昨年11月に出馬表明したブルームバーグ氏は、2月の党員集会・予備選には参加せず、広告で認知度を高める作戦を展開した。米非営利団体「責任ある政治センター」によると、陣営が投じた選挙資金は4億901万ドル(約437億円)で、うち99・92%を大富豪で知られるブルームバーグ氏自身が支出した。

 ブルームバーグ氏の資金力にものを言わせた選挙活動は、2月中旬の一部世論調査で支持率がバイデン氏を上回って2位に躍り出るなど一時効果を見せた。しかし、今回の惨敗に、各メディアは「失望の結果」「カネで大統領の座を買うのは難しいことが証明された」などと一様に厳しい評価を下した。

5663チバQ:2020/03/06(金) 13:42:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000001-mai-n_ame

ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


3/6(金) 1:20配信

毎日新聞







ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


ウォーレン上院議員=AP


 米大統領選の野党・民主党の候補指名を目指していた急進左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が、選挙戦から撤退する意向を固めた。5日中に正式表明する。複数の米メディアが伝えた。

 候補指名争いは、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との事実上の一騎打ちとなっており、ウォーレン氏がどちらの候補を支持するか注目される。

 ウォーレン氏は、破産法などを専門とする大学教授などを経て、上院議員に就任。大統領選に向けて数多くの政策を発表し、集会の後、聴衆との写真撮影に長時間応じることでも話題となった。支持率でトップに立った時期もあったが、予備選が集中した3日の「スーパーチューズデー」では、地元の東部マサチューセッツ州でも3位と低迷した。【ワシントン古本陽荘】

5664チバQ:2020/03/09(月) 14:55:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-35150506-cnn-int

撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


3/9(月) 13:29配信

CNN.co.jp







撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


ハリス上院議員。民主党指名争いでバイデン前副大統領への支持を表明した


(CNN) 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の指名争いで、撤退を表明していたハリス上院議員は8日、バイデン前副大統領を支持すると表明した。バイデン氏に対しては、クロブシャー上院議員やブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長、オルーク前下院議員らが支持を表明している。

ハリス氏は「私が大統領選に出馬した時、私は米国が、米国民の品格と良識を反映した大統領、真実を語る大統領、見過ごされたり無視されたりすることがあまりにも多い声の人たちのために戦う大統領を必要としていると述べた。今日までそれを信じている」と述べ、バイデン氏を支持すると明らかにした。

ハリス氏は民主党の指名争いに出たものの、昨年12月に撤退していた。

バイデン氏はハリス氏の支持表明に対して謝意を明らかにした。

情報筋によれば、ハリス氏がバイデン氏支持を最終的に決めたのは7日だが、バイデン氏支持に傾いたのはウォーレン上院議員が撤退を表明した5日だという。ハリス氏は、ウォーレン氏やクロブシャー氏に悪影響を及ぼしたくないとして支持表明を遅らせていたという。

5665チバQ:2020/03/09(月) 19:26:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-35150453-cnn-int

トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


3/7(土) 14:04配信

CNN.co.jp







トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


CNNのインタビューに応じるマーク・メドウズ下院議員(左)=2019年12月


(CNN) トランプ米大統領は6日夜、マルバニー大統領首席補佐官代行が退任し、後任にマーク・メドウズ下院議員を起用すると発表した。

メドウズ氏は、トランプ政権発足から3年あまりで4人目の首席補佐官となる。マルバニー氏の場合、1年2カ月にわたる首席補佐官在任中に「代行」の肩書が取れることはなかったが、トランプ氏のツイートではメドウズ氏に関して「代行」の言葉は使っていない。

トランプ氏はフロリダ州の別荘に到着後、ツイッターでメドウズ氏の起用を発表。「マイクのことは長年知っており、一緒に仕事をしてきた。関係は非常に良好だ」と述べた。

マルバニー氏については、政権への貢献に謝意を示したうえで、北アイルランド問題担当の特別代表に起用する考えを示した。現時点では交代の理由を明かしていない。

突然の発表となったが、交代の観測自体は数週間前から出ていた。1カ月前に弾劾(だんがい)裁判で無罪を言い渡されて以降、トランプ氏は次々とスタッフの入れ替えを進めている。

マルバニー氏は過去3年にわたりトランプ政権の要職を歴任してきた。ただ、性格の不一致に弾劾裁判の対応への不満も重なり、トランプ氏は数カ月前にマルバニー氏への信頼をほぼ失っていた。

最近は米国西部への遊説やインドへの国賓訪問にも帯同せず、これまで解任されてきた前任者と同じパターンをたどっていた。

トランプ氏は幾度もマルバニー氏の解任を検討したものの、弾劾裁判中に指導部の入れ替えを行えば不必要な混乱を招きかねないと側近から説得され、思いとどまっていた。

メドウズ氏は6日夜の声明で、首席補佐官への起用は「名誉」だと述べた。同氏は2016年大統領選を前に他の共和党議員がトランプ氏と距離を取るなか、いち早くトランプ陣営と連携しており、その後は最側近の1人となっている。

同氏は昨年末、次期下院議員選挙には出馬しないと公表していた。

5666チバQ:2020/03/09(月) 19:27:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000015-jij-n_ame

サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


3/8(日) 7:42配信

時事通信







サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


演説するサンダース米上院議員=3日、バーモント州(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、10日に6州の予備選が行われる。

 3日のスーパーチューズデーでバイデン前副大統領(77)に後れを取ったサンダース上院議員(78)は、形勢逆転の試金石となる中西部ミシガン州(代議員数125)に照準を合わせ、巻き返しを狙う。

 サンダース氏は6日、予定していた南部訪問を取りやめ、ミシガン州で集会を開いた。大歓声で迎えた若者の支持者に「われわれはこの重要な選挙で最も危険な大統領を倒すためにここに集結した」と支援を求めた。

 サンダース氏は4年前のミシガン州予備選で、クリントン元国務長官を僅差で破った。ラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置し、大学のキャンパスが多い同州は、労働者と若者を支持基盤とするサンダース氏には強みがある。

 ミシガン州の戦いは、トランプ大統領との本選をにらんでも重要な意味を持つ。4年前、ラストベルトの労働者の支持を得たトランプ氏は同州を制し、クリントン氏への逆転勝利につなげた。サンダース氏陣営幹部は「トランプ氏に『勝てる候補』であることを実証する」と意気込む。

 ただ、バイデン氏の勢いはミシガン州にも及んでいる。同州の地元紙デトロイト・ニュースが2月28日〜3月3日に行った世論調査によると、バイデン氏は支持率29%でサンダース氏を6ポイントリードする。

 10日は他にも西部ワシントン州などで、17日には中西部イリノイ、オハイオなど4州で予備選がある。バイデン氏は南部に強く、サンダース氏は西部に強い。勝負を分けるのは中西部とみられ、選挙情勢を分析するバージニア大政治センターは「サンダース氏にとってはミシガン、イリノイ、オハイオの勝利が必要になる」と指摘する。

5667チバQ:2020/03/10(火) 18:40:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00050261-yom-int

米民主指名争い、撤退のハリス氏・ブッカー氏がバイデン氏支持表明


3/9(月) 19:03配信

読売新聞オンライン



 【デトロイト(米ミシガン州)=海谷道隆】米大統領選の民主党指名候補争いで、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)は8日、中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)を支持すると表明した。

 黒人女性初の大統領を目指したハリス氏はテレビ討論会で脚光を浴び、一時は有力候補と目された。9日に、予備選を10日に控えた中西部ミシガン州でバイデン氏の集会に参加する予定だ。

 黒人の中道派候補だったコーリー・ブッカー上院議員(50)も9日のツイッターで、バイデン氏を支持すると明らかにした。

 バイデン氏を追う展開となっている急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)は8日、公民権運動の代表的な黒人指導者で、1980年代に大統領選の党指名争いに挑んだジェシー・ジャクソン師(78)の支持を取りつけた。

 これまでは、バイデン氏が黒人有権者の圧倒的支持を得ている。サンダース氏は、ジャクソン師からの支持を黒人層浸透への足がかりにしたい考えだ。ジャクソン師は声明で「(経済面などで)大きく後れを取る人々は最も穏健な道筋を選んでいては追いつけない」と訴えた。

 民主党指名争いは10日、ミシガン州(代議員125人)など6州で予備選・党員集会が行われる。

5668チバQ:2020/03/11(水) 15:42:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000518-san-n_ame

バイデン氏、ミシガンでも勝利 3州制し大きく前進 米民主予備選


3/11(水) 11:00配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで10日、中西部ミシガン州や西部ワシントン州など6州で予備選・党員集会が実施された。米主要メディアによると、バイデン前副大統領(77)はミシガン州に加え、中西部ミズーリ州と南部ミシシッピ州で勝利を確実にした。

 バイデン氏は、票田の一般代議員125人を抱えるミシガン州で勝利を確実にしたことで、本選候補指名に大きく前進した。一方、同州での勝利で形勢逆転を狙っていた左派のサンダース上院議員(78)にとっては痛い敗北となった。

 主要メディアの出口調査によると、バイデン氏はミズーリ(一般代議員数68)、ミシシッピ(同36)両州で黒人の圧倒的な支持を得たほか、白人の支持でもサンダース氏を上回った。

 「ミニ・スーパーチューズデー」の第1弾となる10日の予備選・党員集会での一般代議員の総数は352人。本選候補に指名されるには、各州などに割り当てられた一般代議員3979人の過半数(1991人)を獲得する必要がある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると両候補の獲得一般代議員数(10日午後10時現在)は、バイデン氏777人、サンダース氏623人となっている。

5669チバQ:2020/03/11(水) 16:35:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000034-mai-n_ame

バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


3/11(水) 12:24配信

毎日新聞







バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


支持者を前に演説するジョー・バイデン前副大統領=米南部サウスカロライナ州コンウェイで2020年2月27日、古本陽荘撮影


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは10日、6州で予備選・党員集会が実施された。穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との一騎打ちの構図になってから初の対決。米メディアによると、バイデン氏が中西部のミシガンとミズーリ、南部ミシシッピの3州での勝利を確実とした。

 ミシガンは、現職のドナルド・トランプ大統領(73)との本選でも勝敗の行方を左右する激戦州となることが予想されている。2016年の前回予備選ではサンダース氏が制していただけに、代議員獲得数で先行するバイデン氏にとっては、指名獲得へ弾みとなる勝利といえる。

 ミシガンでの選挙戦でバイデン氏は、州の主要産業である自動車関連など製造業に従事する組合員ら白人労働者層に浸透。高所得の郊外有権者からも一定の支持を得たものとみられる。サンダース氏は学生ら若年層から強い支持を得たものの、労働者や高齢者層の共感が広がらなかった。

 指名争いは7月の党大会で候補に投票する代議員の数を競う。代議員は各州の人口に応じて割り当てられていて、選挙の得票率などに応じ各候補に配分される。10日の6州で配分される代議員数は計352人で、このうちミシガンが最多の125人。【クリーブランド(米中西部オハイオ州)高本耕太】

5670チバQ:2020/03/11(水) 19:06:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110032.html
【米大統領選】バイデン氏、民主支持層の「大連合」着々 「危機に強い候補」でも好感
2020/03/11 17:44産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、全米6州で予備選・党員集会が行われた「ミニ・スーパーチューズデー」は、バイデン前副大統領(77)が本選の激戦州であるミシガン州を含む少なくとも4州で勝利し、「本格候補」としての立場を一層強固にした。14州などの予備選・党員集会が集中した3日のスーパーチューズデーに続く敗北を喫したサンダース上院議員(78)に対しては、民主党指導部などからの撤退圧力が一層激しくなるのは確実だ。

 今回の選挙で明らかとなったのは、黒人などの人種的少数派や女性、45歳以上の男性、労組加入者といった、急進左派層を除く民主党支持者の大多数がバイデン氏の下で「大連合」を形成し始めたことだ。

 調査会社「エディソン・リサーチ」が6州で実施した出口調査によると、バイデン氏は黒人に関し、南部ミシシッピ州で86%、中西部ミズーリ州で69%、ミシガン州で66%の支持を得た。ミズーリ州では、サンダース氏の支持層とされる年収5万ドル(約522万円)以下の低所得者層の49%がバイデン氏を支持し、サンダース氏の42%を上回った。それ以上の所得層ではバイデン氏が圧倒的な強さをみせた。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、どちらの候補が危機への対処で信頼できるかとの質問には、ミズーリ州では約6割がバイデン氏と回答。ミシガン州でも約5割が同氏と答え、サンダース氏(約3割)を大きく上回った。

 サンダース氏は9日、FOXニュースの番組で外国から新型コロナウイルスの感染者が多数入国する恐れが強い場合でも「国境を閉鎖しない」と明言し、多くの専門家から危機管理能力を疑問視されていた。

 一方、バイデン氏と候補指名を争って敗退したブティジェッジ前サウスベンド市長、クロブシャー上院議員、ブルームバーグ前ニューヨーク市長ら7人は今月に入り、バイデン氏支持を相次いで表明した。

 バイデン氏は10日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの選対本部で演説し、敗退した7人の名前を挙げて「一緒に民主党をまとめ上げよう」と訴えた。また、サンダース氏や同氏支持者の熱意を称賛した上で「私たちにはトランプ大統領打倒という共通の目標がある」と語り、自陣営への合流を暗に呼びかけた。

5671チバQ:2020/03/11(水) 19:07:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110033.html
【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う
2020/03/11 17:44産経新聞

【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う

10日、米ミシガン州デトロイトの自動車関連工場で従業員に支持を訴えるバイデン前副大統領(中央)(ロイター)

(産経新聞)

 米民主党のバイデン前副大統領は11月の大統領選に向けた10日の指名争いで、共和党のトランプ大統領との本選を制する上で重要な州で勝利した。その一つが自動車産業の集積地、中西部ミシガン州。前回選で同州を含む「ラストベルト(衰退した工業地帯)」でトランプ氏に熱狂した層を取り戻すことが民主党にとり政権奪還への第一歩だ。

 バイデン氏は10日夜の勝利演説で「民主党の支持基盤を再建する」と誓った。その代表に挙げた「高卒の人々」「労働者」らは2016年の大統領選で民主党がトランプ氏に奪われた支持基盤だ。工場労働者が多いミシガン州は民主党の牙城だったが、前回選ではトランプ氏が勝利した。

 「トランプ氏にミシガン州で勝たせてしまったのは、有権者が民主党にウンザリしたからだった」。地域ラジオのDJ、ティム・ブラウンさん(62)は3年半前を振り返る。

 当時、ミシガン州の民主党予備選ではサンダース上院議員が勝利したが、党主流派が後押しするクリントン元国務長官が指名を獲得。ブラウンさんのリスナーには、これに失望し、本選でトランプ氏への投票や棄権を選んだ人が少なくなかった。白人労働者層の一部がトランプ氏になびいたことで、民主党は1988年以来で初めてミシガン州で敗北した。

 この層をつなぎとめたいトランプ氏は「米製造業の復活」を訴え、ミシガン州予備選があった10日にはツイッターで、自らが同州で新たな自動車工場を建設させたとの実績を強調した。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた538人の選挙人を奪い合う本選の激戦州は10州に満たないとみられ、多くが中西部に集中する。ミシガン州の選挙人数は全米8位タイの16人で、民主党にとり「ミシガン奪還」がトランプ氏の再選阻止のカギとなる。

 そのためバイデン氏は2008年の「リーマン・ショック」による世界同時不況の際、副大統領として手掛けた自動車産業救済の実績を強調。ミシガン州での出口調査では中間所得層の多い労組世帯の55%がバイデン氏を支持した。

 ただ、同州での各種世論調査ではバイデン氏とサンダース氏のどちらが指名を受けた場合でも、トランプ氏との支持率はほぼ拮抗(きっこう)している。民主党は十分に信頼を回復できていないのが実情だ。(米ミシガン州デトロイト 大内清)

5672チバQ:2020/03/16(月) 14:17:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-35150829-cnn-int

ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


3/15(日) 11:15配信

CNN.co.jp







ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


ルイジアナ州とジョージア州で大統領選候補指名に向けた予備選が延期される


(CNN) 米南部ルイジアナ、ジョージア両州で、米共和、民主両党の大統領選候補指名に向けた予備選が延期されることになった。新型コロナウイルス感染拡大への懸念が強まっているためだ。

ルイジアナ州は13日、これから予備選が実施される州の中で初めて延期を発表。来月3日の予定を6月20日に延期した。

これに続いてジョージア州のラフェンスパーガー州務長官も14日に声明を出し、今月24日の予備選を5月19日に延期すると発表した。

同氏は声明で、ケンプ知事が14日朝に出した公衆衛生上の緊急事態宣言とトランプ米大統領の国家非常事態宣言を受け、投票所係員やその家族、地域社会全体の健康を第一に考えて延期を決めたと述べた。

ジョージア州当局者がCNNに語ったところによると、投票所に配置される高齢の係員から感染を懸念する声が数多く寄せられていた。「だからといって業務を新人に任せれば混乱が起きる恐れがある」と、同当局者は語る。

ジョージア州民主党本部の責任者によると、すでに郵便投票や期日前投票を済ませた有権者は5月に再び投票することもできるが、再投票しない場合は元の票が算入されるという。

5673チバQ:2020/03/16(月) 16:31:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000020-jij-n_ame

トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


3/14(土) 7:14配信

時事通信







トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


トランプ米大統領=12日、ワシントン(EPA時事)


 【ワシントン時事】好調な株価に支えられてきたトランプ米大統領の再選戦略に狂いが生じている。

【図解】米大統領選・トランプ政権の支持率と株価(2019年11月)

 新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退の懸念から12日の米株式市場は暴落。民主党候補指名争いでは、中道派バイデン前副大統領が優勢となり、「社会主義との戦い」としてきた選挙戦も前提が違ってきた。

 「タフな決断だった。市場がどう動こうと、人の生死ほど重要でない」。トランプ氏は12日、前日表明した欧州からの30日間の入国禁止が株暴落の一因になったとされることについてこう強がった。

 約1カ月前の時点で大統領当選時と比べ約61%上昇したダウ平均株価は12日、18%まで「貯金」を減らした。市場を落ち着かせようと臨んだ11日のテレビ演説は「真実を語らず、専門家を重用しない大統領」への不信を増幅させたという指摘が米メディアで出ている。

 トランプ氏はまた、大統領選を「自由を取るか社会主義を取るかの選択だ」と語り、無党派層を味方に付けようとしてきた。しかし、民主党候補指名争いで、民主社会主義者を自称するサンダース上院議員への支持は広がらず、バイデン氏への穏健・保守層の支持の厚さが目立つ。

 バイデン氏は12日の記者会見で、トランプ氏の入国禁止措置が偏見に基づいており逆効果だと指摘。「私は専門家の意見を聴き、それに従う。米国の指導力を再構築し、各国と脅威に立ち向かう」と違いを強調した。

 今週発表のキニピアック大世論調査では、トランプ氏のコロナウイルス対応を「支持しない」と答えた人は無党派層で50%に上った。この問題でのつまずきが接戦州などで致命傷になるという見方も出ている。

5674チバQ:2020/03/17(火) 19:06:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000024-jij_afp-int

米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


3/17(火) 13:25配信

AFP=時事







米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


米国で投票を終えた有権者に配布されるステッカー(2020年3月3日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米中西部オハイオ州の保健当局は17日に予定している大統領選の予備選投票について、州内の投票所を閉鎖するよう命じた。

【写真】米民主党テレビ討論会、バイデン氏とサンダース氏も肘であいさつ

 これに先立ちオハイオ州では投票の延期を求める訴訟が起こされていたが、地元メディアによると裁判所はこの訴えを退けた。マイク・デワイン(Mike DeWine)州知事はこれに公然と反発し、新型コロナウイルスの感染拡大に関する衛生上の緊急事態を宣言した。

 デワイン知事は16日夜、ツイッター(Twitter)に「明日の投票所は閉鎖されるが、投票を望むすべての有権者に(後日)機会が与えられるよう、フランク・ラローズ(Frank LaRose)州務長官が裁判所を通して投票方法を増やす救済方法を検討する」と投稿。

 また、現在の状況下で選挙を実施することは「投票所の係員と有権者を、新型コロナウイルスと接触するという受け入れ難い健康リスクにさらすことになる」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

5675チバQ:2020/03/18(水) 15:11:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000032-mai-n_ame

バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


3/18(水) 12:26配信

毎日新聞







バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


米大統領選に向けた民主党の候補者テレビ討論会で、新型コロナウイルス感染予防のため握手の代わりに肘をぶつけてあいさつするバイデン前副大統領(左)とサンダース上院議員=ワシントンで15日、AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、大票田の南部フロリダ州など3州で予備選が行われた。米CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)がフロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナのいずれの州でも勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でリードするバイデン氏が、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を大きく広げたことになり、指名獲得にさらに近づいた。

 一方、17日に予定されていた中西部オハイオ州の予備選は新型コロナウイルスの感染拡大を受け前日に延期が決まった。6月にずれ込む見通し。また、米メディアによると、フロリダでは複数の投票所で職員が現れず、投票ができなかった。イリノイでも、予定していた投票所の施設が直前に使用禁止になって混乱するなど、各地で新型ウイルスの影響が出た。【ワシントン古本陽荘】

5676チバQ:2020/03/18(水) 15:32:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000530-san-n_ame

米大統領選 民主党指名へ前進 バイデン氏に「左傾化」の懸念


3/18(水) 14:17配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いは17日、南部フロリダ州など3州で行われた予備選で勝利した中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が指名獲得に大きく前進し、今後は対抗馬である急進左派のサンダース上院議員(78)がいつ撤退を決めるかが注目点になってきた。一方、バイデン氏がサンダース氏の撤退を見越し、同氏の支持層を吸収したい思惑から政治的立場を急速に左傾化させており、今回の選挙を「資本主義対社会主義」の戦いと位置付けるトランプ大統領(73)の術中に自らはまり込む恐れも出てきた。

 バイデン氏は同日夜の結果を受けた「勝利声明」で、「サンダース氏は私とビジョン(将来への展望)を共有している」と述べた上で「私の目標は党を結束させ、米国をまとめ上げることだ」と強調し、同氏の支持勢力である若者層に合流を呼びかけた。

 ロイター通信と調査会社イプソスが12日発表した全米合同世論調査によると、民主党支持者の間で同党の大統領候補に求める要件として49%が「トランプ氏に勝てること」と回答。具体的に誰が勝てるかについては56%がバイデン氏、25%がサンダース氏と答えており、同党支持者の間でバイデン氏待望論が高まっているのは事実だ。

 一方、サンダース氏の支持者のうち、バイデン氏が本選候補に選ばれた場合は同氏に投票すると答えたのは51%にとどまり、党内の中道穏健派対急進左派の亀裂が深刻であることも改めて浮き彫りとなった。

 バイデン氏はこの日の予備選に先立つ15日の候補者討論会で、トランプ政権が進める厳格な移民政策に関連し、「大統領に就任後100日は(不法移民を)一人も国外退去処分にしない」との公約を発表。本国で罪を犯してから米国に不法入国した場合でも米国での犯罪歴がない場合は退去の対象にしないとの立場も示し、トランプ陣営から「米国を危険に陥れる政策だ」と非難された。

 バイデン氏はまた、エネルギー政策に関してもサンダース氏の支持勢力を意識して「化石燃料の廃止」を訴え、「石油・石炭・天然ガス業界への補助金を廃止し、国有地や沖合での掘削を禁止する」と言明。環境破壊が指摘される水圧破砕式のシェールガス開発では、当初は規制強化を唱えるだけだったのが、サンダース氏と同様に「全面廃止」を唱え始めた。

 バイデン氏としては、出身地ペンシルベニア州の石炭業界の票をトランプ氏から奪い返すことは、当選への重要なカギになるとみられている。党内の急進左派に引きずられて過激な環境政策を唱えれば、トランプ陣営からの絶好の攻撃材料になるのは確実だ。

5677チバQ:2020/03/18(水) 15:46:57
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200318/mcb2003181442048-n1.htm
海外情勢
米大統領選 民主党の「女性」副大統領候補は誰に 

2020.3.18 14:42

 【ワシントン=大内清】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いでトップを走るバイデン前副大統領(77)が「ランニング・メート」(副大統領候補)に女性を起用すると明言したことで、誰がその座を射止めるのかに注目が集まっている。当選すれば、米史上初の女性副大統領が誕生する。支持の裾野を広げるためバイデン氏が重視するのは、人種か、政策か、それとも本選で激戦が予想される州への影響力か-。

 取り沙汰される女性らの中には、今回の指名レースでバイデン氏と争った「元ライバル」たちも多い。その一人が、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)。ジャマイカ系の父親とインド系の母親を持ち、女性のみならず非白人層への支持拡大も期待されるとみられる。

 指名争いから今月撤退したばかりのエリザベス・ウォーレン上院議員(70)や、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も候補だ。

 学生ローンの一部免除などを主張する左派のウォーレン氏が指名されれば、バイデン氏の穏健路線に不満を抱く党内左派へのアピールとなる。

 予備選序盤で存在感をみせたクロブシャー氏は、バイデン氏と同じ中道派だ。バイデン氏には、自身が仕えたオバマ前大統領と“二人三脚”で政権運営にあたったとの自負があり、自分のランニング・メートとは政策理念を共有できることが望ましいとの考えを示したこともあることから、政治姿勢が近いクロブシャー氏を有力視する声もある。本選で激戦が予想される中西部ミネソタ州を地元とし、同州への影響力を持つことも有利な材料だ。

 このほか、本選での重要州である中西部ミシガン州の知事で、今年の一般教書演説で反論演説を任されたグレッチェン・ウィットマー氏(48)▽昨年の反論演説を行った南部ジョージア州の黒人指導者、ステイシー・エイブラムス氏(46)▽アジア系のタミー・ダックワース上院議員(52)▽黒人のバル・デミングス下院議員(63)らの名が挙がっている。

 過去の女性副大統領候補には、1984年に民主党のモンデール前副大統領(当時、以下同)から指名されたジェラルディン・フェラーロ下院議員や、2008年に共和党のマケイン上院議員から指名されたアラスカ州のサラ・ペイリン知事らがいるが、いずれも落選している。

5678チバQ:2020/03/18(水) 18:48:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000073-asahi-int

バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


3/18(水) 18:40配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


ジョー・バイデン前副大統領=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、トップを走る穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が17日、フロリダなど3州の予備選で大勝した。革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)に対し、獲得代議員数で圧倒的な差をつけており、指名獲得が濃厚となった。


 候補者指名争いは、各州などに割り当てられた計3979人の代議員の獲得数を競う。ニューヨーク・タイムズによると、バイデン氏は17日にフロリダ、イリノイ、アリゾナの3州で勝利したことで、獲得代議員が少なくとも計1147人となり、サンダース氏の861人に300人近い差をつけた。

 民主党の代議員は予備選などの得票率に応じて配分されるため、サンダース氏が今後の予備選を通じてよほどの大差で勝たない限り、逆転することはできない。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、選挙運動は実質休止状態にあり、民主党内からはサンダース氏の撤退を求める声も高くなっている。

5679チバQ:2020/03/18(水) 18:48:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000051-mai-n_ame

バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


3/18(水) 17:56配信

毎日新聞







バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


バイデン氏=AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、予備選があった南部フロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナの3州すべてで穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でバイデン氏は、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を拡大。残る州の情勢を考慮するとサンダース氏の巻き返しは困難で、バイデン氏が指名を獲得する流れが固まった。

 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東部デラウェア州の自宅からインターネットを通じてメッセージを発信。「公衆衛生と民主主義を守りながら、この危機を乗り切ることが重要だ」と指摘し、「党指名獲得により近づいた。よい夜になった」と語った。

 州ごとに人口比で割り当てられ、予備選の結果に応じて配分される代議員の総数は3979人で、党候補指名には過半数(1991人)の獲得が必要。ニューヨーク・タイムズ紙の推計(18日未明現在)では、バイデン氏が1147人で、サンダース氏の861人を上回る。既に半数以上の代議員が配分されており、選挙結果予測サイト「ファイブ・サーティー・エイト」によると、今後、東部ニューヨーク州やペンシルベニア州などの大票田でもバイデン氏が大差で勝利する見通しだ。【ワシントン古本陽荘、鈴木一生】

5680とはずがたり:2020/03/19(木) 23:58:35

素晴らしいなあ,議会とはかくあるべし。

しかしこれはクソみたいな総理がトップにいると何も出来なくなる本邦と違ってアメリカではCDC局長に可成りの裁量と権限が法律で与えられてクソみたいな国のトップが居る時でも粛々と政治決断出来る所が違う様だ。

https://twitter.com/brutjapan/status/1240548562909495297
Brut Japan
@brutjapan
アメリカ国内で蔓延しつつある新型コロナウイルス。健康保険を持たない国民が多いアメリカでは、高額な医療費を負担できずに病院へ行くことを躊躇う人々が多い。民主党下院議員ケイティ・ポーターは、アメリカ疾病管理予防センター局長への議会質疑応答で全国民へのウイルス検査無料化を勝ち取った。


call pay 出頭費用?>負担金と訳している
out of pocket typical cost 自腹で払う通常の費用
cannot even ** for にゃんのっといーぶんのふぉーと聴こえるけど**が何かわからん 英辞郎には can't even pay for an office in ならあったけど。。〜に耐えられないと字幕では訳されている。
isolation 隔離 受験時代には孤立って覚えた気がする。

5681チバQ:2020/03/22(日) 16:01:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5682チバQ:2020/03/22(日) 16:01:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5683チバQ:2020/03/22(日) 16:02:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000108.html

<米大統領選>民主党バイデン氏 大統領なら… 初の女性副大統領 誰に?

2020年3月22日 朝刊


(左上から時計回りに)カマラ・ハリス上院議員=ロイター・共同、ステイシー・エイブラムス氏=ゲッティ・共同、エリザベス・ウォーレン上院議員=ゲッティ・共同、エイミー・クロブシャー上院議員=AP・共同


写真


 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選に向けた民主党候補者選びで指名獲得が濃厚な中道派バイデン前副大統領(77)は、副大統領候補に女性を指名すると確約している。十一月の大統領選で勝利すれば「初の女性副大統領」が誕生するだけでなく、将来の大統領候補とも見なされることになる。現在は十人以上の名前が挙がっている。


 大統領が死亡や辞職などで欠けた場合、副大統領が大統領に昇格する。実際にトルーマン(三十三代)、ジョンソン(三十六代)、フォード(三十八代)の各氏らが副大統領から大統領に昇格。バイデン氏は大統領選で勝利しても任期途中で八十歳を超える。激務が健康に悪影響を及ぼす可能性もあり、副大統領候補選びは重要性を増している。


 真っ先に取り沙汰されるのは党候補者選びでライバルだった上院議員三人だ。


 ハリス上院議員(55)は父がアフリカ系、母がインド系の移民で人種的にも民主党が重視する「多様性」を象徴する。昨年の討論会では人種問題でバイデン氏を激しく攻撃して注目されたが、今月支持を表明した。


 クロブシャー上院議員(59)は三日のスーパーチューズデー前日、候補者選びからの撤退とバイデン氏支持に回ることを明らかにした。低迷していたバイデン氏の劇的な復活を導いた立役者で、地元ミネソタは大統領選のかぎを握る中西部の州でもある。


 左派ウォーレン上院議員(70)は政策面で隔たりがあるものの、バイデン氏は今月電話で協議してウォーレン氏の一部政策を受け入れた。左派票の取り込みのため協力を求める可能性も指摘されている。


 共和党が強い南部ジョージア州の二〇一八年知事選で激戦を演じ脚光を浴びた黒人指導者のエイブラムス氏(46)や、大統領選の重要州の一つ中西部ミシガン州のウィットマー知事(48)、中南米系でネバダ州選出のマスト上院議員(55)、フロリダ州選出でウクライナ疑惑の弾劾裁判で検事役を務めたデミングス下院議員(63)も有力視されている。


 オバマ政権時代のスーザン・ライス元大統領補佐官(55)やイエーツ元司法長官代理(59)など、ほかにも複数の候補が挙がっている。


 民主・共和の米二大政党で女性が副大統領候補になったのは過去二度しかなくいずれも本選で敗退。歴代の副大統領は大統領同様、全員男性が占めてきた。

5684チバQ:2020/03/23(月) 20:27:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003230001.html
【国際情勢分析】現地報告/サンダース氏を失速させた米国の価値観とは 大統領選民主党候補指名争い
2020/03/23 08:04産経新聞

 米大統領選に向けた民主党の候補指名争いは、2月の序盤戦で勢いをみせた急進左派のサンダース上院議員(78)と低迷していたバイデン前副大統領(77)の形勢が逆転した。3月に入り、分散していた中道穏健派の票がバイデン氏の下に集結したためだが、当初から有権者の間で「国民を一律に扱うサンダース氏の政策は社会主義的で、自己決定を尊ぶ米国の価値観を否定する」という警戒心がくすぶっていた。現地取材で聞いた話を基に逆転劇の背景を報告する。(外信部 平田雄介)

 「民主社会主義者」を自称するサンダース氏の公約のうち、代表的な政策が「国民皆保険の導入」だ。

 米国の公的医療保険には65歳以上の高齢者と65歳未満の障害者を対象とした「メディケア」と、低所得者向け「メディケイド」の2種類あるが、これらの対象とならない人は民間の医療保険への加入を検討することになる。ただ、民間の保険は掛け金が高いことも多い。国勢調査局の統計によると2018年の保険未加入者は2750万人、国民の8・5%に上る。

 サンダース氏は「先進国で国民皆保険を導入していないのは米国だけ」と問題視。集会では「破産の理由の第1位は高額な医療費」と指摘した上で、国民皆保険の導入を含む公約の実現に向け「富裕層や大企業への増税を行う」と主張し、喝采を浴びる。ただ、一歩陣営の外に出ると違和感を口にする人の方が多い。

 ニューハンプシャー州予備選(2月11日)の際、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)=撤退し、現在はバイデン氏を支持=の集会で話を聞いた作家のアダム・クーマンさん(38)は「サンダース氏の唱える政府が一元管理する公的医療保険制度の下で民間の保険は廃止されるかもしれない。それはサービスの手厚い民間の保険に入りたいと望む人の選択肢を奪うことを意味する」と話し、自らが加入する医療保険の質が低下することを心配していた。

 また、バイデン氏を支持する元エンジニアのカール・アズモンドさん(73)は、サンダース氏の目指す医療保険改革が実現すれば、「既に加入しているメディケアの内容も変更されるかもしれない。個々の事情を無視した改革には問題がある」と話していた。

 トランプ大統領の支持者になると、批判はさらに厳しい。西部ネバダ州のキリスト教福音派教会の幹部、サンディ・ホールさん(73)は「頑張っても、努力をしなくても、受けられる医療サービスの質が同じになってしまったら、国民は懸命に働くことを止め、堕落する」と切り捨てた。

 米国では、伝統的に、個人の自由と責任を重視し、政府の国民生活への関与は小さくあるべきという考え方が支配的だ。中西部アイオワ州で4代続く農家を営むブライアン・ビアードさん(44)は「移民として米国に来て、独力で農地を切り開いた曾祖父を尊敬している」として、「福祉を重視する民主党より雇用を増やすトランプ氏の考え方が好きだ」と話していた。

 一方、失速したとはいえ、2月の序盤戦でサンダース氏が優勢に立ったことは、移民国家の歴史を背景とした米社会の変容を示す。陣営ボランティアのジュネラ・クレイさん(42)は「マッサージ、高齢者の介護、清掃とパートタイムの仕事を3つ掛け持ちしても生活するのがやっと。医療保険にも入れない。英国から移民した祖母は『米国ではより良い明日を信じて生きられる』と話していたが、私はそんなふうに思えない」と記者に訴えてきた。

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が拡大する米国において、医療格差の問題が深刻化すれば、米社会の変容は一層進むかもしれない。

5685名無しさん:2020/03/23(月) 20:53:06
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35151092.html
共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明
2020/03/19 12:55CNN.co.jp

共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明

ビル・ウェルド氏が米大統領選の候補者指名争いからの撤退を表明した/CNN

(CNN.co.jp)

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選で与党・共和党の候補者指名争いに出馬していたビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事は18日、指名争いからの撤退を表明した。これより前、トランプ大統領は共和党からの指名に必要な代議員を獲得していた。

ウェルド氏は支持者への電子メールで、指名争いからの撤退を決断し、即座に実行すると述べた。

ウェルド氏は昨年4月のCNNのインタビューで、トランプ氏が再選されれば、共和党のことが心配になるなどと述べていた。

ウェルド氏の指名争いについては、ニューハンプシャー州で、共和党の穏健派から支持を得られるかどうかに注目が集まっていた。2月に行われたニューハンプシャー州予備選で、トランプ氏は85.7%の支持を得た。ウェルド氏の得票率は9.2%だった。

5686チバQ:2020/03/24(火) 11:37:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000028-kyodonews-int

在外票はサンダース氏が勝利 米大統領選の民主党候補者選び


3/24(火) 9:01配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党が23日に発表した大統領選の候補指名争いの在外投票結果によると、サンダース上院議員(78)が57.9%を得票して勝利した。バイデン前副大統領(77)は22.7%だった。投票率は前回2016年よりも15ポイント上昇したという。

 民主党候補選びは全体でバイデン氏が大きくリードし、サンダース氏が逆転できる確率は極めて低く、撤退時期が焦点になっている。ただ、サンダース氏は選挙戦継続の意思を示している。

 候補指名を得るには各州などに割り当てられた一般代議員のうち1991人を獲得する必要がある。

5687チバQ:2020/03/24(火) 16:18:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00050147-yom-int

「世界中のアジア系米国人保護が重要」…トランプ氏「彼らの過失ではない」


3/24(火) 11:17配信

読売新聞オンライン



 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は23日、新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、「米国や世界中で、アジア系米国人のコミュニティーを完全に守ることはとても重要だ。ウイルスの拡散は、彼らの過失ではない」とツイッターで呼びかけた。各地でアジア系住民らへの差別的な言動や暴力犯罪が相次いでいることに警鐘を鳴らしたものだ。

 トランプ氏は、新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼び、人種差別を助長するとして批判を浴びていた。そうした批判を意識し、差別の意図を否定する狙いがありそうだ。

 トランプ氏は「アジア系米国人は素晴らしい人々だ。ウイルスを一掃するために我々と緊密に連携している」とも強調した。

5688チバQ:2020/03/24(火) 16:32:03
https://mainichi.jp/articles/20200320/k00/00m/030/195000c?inb=ys

NY、解雇の嵐 営業禁止、消えた観光客… 「生き延びられるか分からない」
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会員限定有料記事 毎日新聞2020年3月21日 09時00分(最終更新 3月21日 20時32分)
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 新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えた米国で解雇の嵐が吹いている。800万人以上の人口を抱え、年間約6500万人が訪れる全米最大の都市ニューヨークは、レストランや劇場、美術館などが軒並み閉鎖。観光客の姿はほとんどない。レストランなどの営業中止で職を失う人が相次ぎ、経済の負の連鎖が広がっている。

 「9・11(米同時多発テロ)より悪い。あの時は世界中がこの街に思いを寄せてくれた。今はどの国でも自分のことを考えるので精いっぱいだ」。市内でメキシコ料理店を共同経営するルイス・アルセモタさん(51)は、店のカウンターでため息をついた。ニューヨーク州では16日夜から持ち帰りや宅配を除いて飲食店の営業が禁止になり、客足は途絶えた。

 約50人のウエーターやコックらには、持ち帰り用の料理を作る1人を除いて解雇を告げた。「あんなにつらいことはなかった。明日の朝はもう来ないのだとぼうぜんとしていた」。従業員の8割は同郷のメキシコやグアテマラなどからの移民。週給制で、母国の家族に送金している。だが、売り上げ減で運転資金が枯渇し、最後の給料だった総額1万6000ドル(約170万円)さえ渡せていない。

 全米レストラン協会は、閉鎖が3カ月続けば、レストラン業界で少なくとも500…

5689チバQ:2020/03/29(日) 04:10:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000140-kyodonews-int

米民主党の指名争い「休戦」 13州・地域で予備選延期


3/28(土) 19:31配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党の大統領候補指名争いで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため計13州・自治領が28日までに相次いで予備選の延期を決めた。重要州の予備選は当面予定がなく「休戦」状態が続く。米国の感染者数が世界最多となる中、候補を正式決定する7月の党大会や11月の本選への影響を危惧する声も出始めている。

 今月3日のスーパーチューズデーを境にバイデン前副大統領が一気に躍進し、指名獲得が濃厚となった。サンダース上院議員は劣勢を認めつつ「前例なき時代に国民は現状を変える考え方を欲している」と語り、国民皆保険といった自らの主張こそが求められていると訴えた。

5690チバQ:2020/03/29(日) 04:12:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000054-asahi-int

残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


3/20(金) 21:32配信

朝日新聞デジタル







残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


大統領選の候補者争いから撤退を表明したトゥルシ・ギャバード下院議員=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで19日、トゥルシ・ギャバード下院議員(38)が撤退を表明し、獲得代議員数でトップに立つジョー・バイデン前副大統領(77)を支持する考えを表明した。20人以上が名乗りを上げた指名争いで残るのは、バイデン氏とバーニー・サンダース上院議員(78)のみとなった。

 ギャバード氏は、ハワイ州選出のヒンドゥー教徒。非介入主義を唱え、中東やアフガニスタンからの米軍撤退などを主張していたが、これまでの党員集会・予備選での獲得代議員数は2人にとどまっていた。19日はツイッターに投稿した動画で撤退を表明し、「バイデン氏はアロハの精神、尊敬、共感を元にこの国をリードし、分断を癒やすと確信している」と述べた。

 AP通信によると、これまでの獲得代議員数はバイデン氏が1181人で、サンダース氏の885人を約300人リードしている。17日に3州であった予備選でもバイデン氏が大差で勝利しており、サンダース氏の陣営は18日、「支持者の意見を聞き、この先の選挙について判断する」という声明を出した。(ワシントン=香取啓介)
.
朝日新聞社

5691チバQ:2020/03/29(日) 04:19:56
https://www.asahi.com/articles/ASN3X2JXTN3XUHBI001.html?iref=com_inttop_namerica_list_n
2兆ドル米経済対策法が成立 雇用危機と景気減速に対処


有料記事 新型肺炎・コロナウイルス

ワシントン=青山直篤
2020年3月28日 8時26分

 米下院は27日、新型コロナウイルスの打撃緩和を図る経済対策の法案を可決し、トランプ大統領が署名して成立した。米国の国内総生産(GDP)の1割に当たる2兆ドル(約220兆円)超に上る史上最大の財政出動で、移動制限や休業で著しく停滞した民間経済を補う。それでも、足元で起きている深刻な雇用危機と景気減速をどれだけ和らげられるかは見通せない。

 下院で野党民主党が多数派を占め、党派対立が激しい米議会だが、約10日で異例のスピード合意に至った。ムニューシン米財務長官は27日朝、米FOXビジネスで「これは戦争だ」と強調した。大規模な経済活動の停止が起こり、感染もさらに広がっている。金融市場の緊張も高まり、政府や中央銀行が家計や企業の資金繰りを一刻も早く支える必要性があった。

 夫婦2人、子ども2人の平均的世帯当たり計3400ドルの直接給付や、雇用支援のための中小企業向け融資(予算規模約3500億ドル)、失業給付の拡充(2500億ドル)、航空産業などの産業支援(5千億ドル)などが柱。雇用を維持する企業には8週間分の給与を返済不要で融資したり、フリーランスも含む労働者に、数カ月間は従来の給与に準じた失業給付を受けられるようにしたりする。

 ただ、21日までの1週間で3…

5692チバQ:2020/03/29(日) 04:25:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00050269-yom-int

米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


3/28(土) 23:54配信

読売新聞オンライン







米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


(写真:読売新聞)


 【ワシントン=船越翔】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米国のコロナウイルスの感染者数は27日、10万人を超えた。26日に中国を上回って世界最多となり、その後も感染拡大に歯止めがかかっていない。

 タイムズ紙の28日朝(日本時間28日夜)時点の集計では、米国内の感染者数は10万2636人、死者数は1646人にのぼっている。東部ニューヨーク州が4万4635人で突出して多く、隣接するニュージャージー州が8825人、西海岸のカリフォルニア州が4914人と続いている。

 患者の急増に伴い、ニューヨーク州の医療機関を中心に、治療に必要な機材の不足が深刻化している。

 トランプ大統領は27日、民間企業に重要物資の優先的な生産を要求できる「国防生産法」に基づき、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、重症患者に必要な人工呼吸器の製造を命じた。

 トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「米政府のすべての力を結集し、ウイルスを打ち破るまで戦い続ける」と語った。規制の緩和などで企業を支援し、今後100日以内に人工呼吸器10万台を準備する意向も明らかにした。

 トランプ氏は記者会見に先立ち、GMとの協議で時間を浪費したとしてツイッターでいら立ちをあらわにし、「工場を直ちに開き、今すぐ人工呼吸器を作れ!」などと書き込んでいた。

 米国内の州知事たちからは、トランプ政権のウイルス対策の不手際を指摘する声が上がっており、そうした批判をかわす狙いがあるとみられる。

 GMは27日、政府の要求に応じ、医療機器メーカーと協力して人工呼吸器の生産に乗り出すと発表した。

5693チバQ:2020/03/29(日) 11:46:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000012-jij-n_ame

戦後最悪危機、突破口見えず 米、最大の景気対策でも 新型コロナ


3/29(日) 7:32配信

時事通信



 【ワシントン時事】トランプ米大統領は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応した2兆2000億ドル(約237兆円)規模の経済対策法案に署名、同法が成立した。

 米史上最大の景気浮揚策となるが、景気後退入りが濃厚な世界経済を底上げするほどの力はなく、市場の不安も拭えないままだ。追加対策なしでは、戦後最悪の危機を乗り切る突破口は開けそうもない。

 「米経済は爆発的に上向く」。トランプ大統領は米国内総生産(GDP)の約10%に相当する大型対策を自賛した。目玉の一つは大企業支援や中小企業融資。2008年のリーマン・ショック当時に比べて金融機関の体力が強化されている一方、民間企業は借り入れに一段と依存しており、破綻リスクは08年より幅広い業種に広がっている。

 GDP、失業率、株価下落幅―。これら米国のデータは今年上半期に「戦後最悪の水準」(エコノミスト)を記録する恐れがある。秋の大統領選を見据えるトランプ氏には、巨額対策を講じたことを口実に、自粛を指示した経済活動を早期に再開させる思惑もありそうだ。拙速な再開は感染者の一層の増加を招きかねず、「選挙対策」(野党民主党のペロシ下院議長)とやゆする声も出ている。

 トランプ政権が内向き志向を強める中、医療物資不足に陥った他国も貿易制限に動いている。1930年代の世界恐慌ではインフラ投資を推進した米国のニューディール政策、リーマン危機後には中国が成長を後押しした。だが、国連貿易開発会議(UNCTAD)は「今回はけん引役が不在」と指摘し、各国の利害を超えた結束を呼び掛けている。

5694チバQ:2020/03/30(月) 16:33:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000003-jij-n_ame

トランプ氏、バイデン氏と支持率拮抗 新型コロナ危機下で 米大統領選


3/30(月) 5:45配信

時事通信







トランプ氏、バイデン氏と支持率拮抗 新型コロナ危機下で 米大統領選


トランプ米大統領=28日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は29日、大統領選の世論調査で、トランプ大統領と民主党最有力候補バイデン前副大統領の支持率が拮抗(きっこう)していると伝えた。

 
 有権者登録した人の間で、49%がバイデン氏を支持したのに対し、トランプ氏支持は47%だった。前回調査でトランプ氏は7ポイント引き離されていたが、差を縮めた。新型コロナウイルス感染が深刻化する中、トランプ氏の支持率が上昇している形だ。

 新型ウイルス対応への信頼性では、トランプ氏がバイデン氏をわずかに上回ったが、ポスト紙は「統計上は有意な差ではない」としている。経済政策の信頼性ではトランプ氏、医療制度改革への取り組みの信頼性ではバイデン氏がそれぞれ相手を上回った。

 調査は、ABCテレビと共同で約1000人を対象に22〜25日に行われた。2月の前回調査ではバイデン氏支持が52%、トランプ氏支持が45%だった。ポスト紙によると、大学を卒業していない白人女性や地方の有権者の間でトランプ氏への支持が伸びた。

5695チバQ:2020/03/30(月) 16:41:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000014-reut-bus_all

米国民の23%が失職か自宅待機、経済活動休止は圧倒的支持=調査


3/30(月) 8:56配信

ロイター







米国民の23%が失職か自宅待機、経済活動休止は圧倒的支持=調査


 3月27日、米国では新型コロナウイルスのために国民の4分の1近くが失職したか、一時的に働けなくなっているが、感染拡大を抑制するために経済活動を休むことに賛成する人が大多数に上っている。写真は米ワシントン州のシアトルの家族(2020年 ロイター/Jason Redmond)


[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国では新型コロナウイルスのために国民の4分の1近くが失職したか、一時的に働けなくなっているが、感染拡大を抑制するために経済活動を休むことに賛成する人が大多数に上っている。27日公表されたロイター/イプソスの世論調査でこうした結果が示された。

【図解】新型コロナ、世界の学校閉鎖状況

調査は26─27日に実施。新型コロナのせいで既に職を失った、あるいは勤め先の休業で働けない状態にあると答えた人の割合は全体の23%に上った。米経済が「適切な方向」にあると回答したのは30%と、2018年2月以降で最低を記録した。

10年余り前の「グレート・リセッション」時代に10%に達した米国の失業率について、多くのエコノミストは今回、それを超えると予想する。セントルイス地区連銀のブラード総裁は最近、失業率が30%になるかもしれないと発言した。

それでも大半の国民は、トランプ大統領が復活祭の4月12日までに経済活動を再開させたいと述べたことに、支持政党の区別なく反対している。

全体の81%は、経済的な悪影響があるとしても、いわゆる「ソーシャル・ディスタンシング(人の動きや社会活動を制限し、接触自体を減らすこと)」の取り組みを続けるべきだと主張した。この割合は野党・民主党支持者が89%、与党・共和党支持者が70%だった。

できるだけ早くソーシャル・ディスタンシングをやめて経済を正常化してほしいと回答したのはわずか19%にとどまった。

新型コロナに関してトランプ氏の助言に従う「可能性が非常に大きい」としたのは31%、一方で専門医師と疾病対策センター(CDC)の助言に従うと答えたのはそれぞれ66%と64%に達した。

5696チバQ:2020/03/30(月) 17:02:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000507-san-n_ame

米大統領選に大きな影 忘れ去られる民主党候補指名争い 新型コロナ


3/30(月) 10:06配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】新型コロナウイルスの感染拡大が米大統領選に大きな影を落としている。民主党候補指名に向けた全米各州の予備選や党員集会は、延期されたり郵便投票に変更されたりする一方、同党の本選候補の座を争うバイデン前副大統領(77)とサンダース上院議員(78)は大勢の聴衆を集めての支持者集会を開くことができないなど、選挙運動を封じられた状況に追い込まれている。

 民主党の指名争いをめぐっては、感染者数が全米で最も多い東部ニューヨーク州が28日、予備選を4月28日から6月23日に延期すると発表した。

 また、4月4日に予備選・党員集会を予定していたルイジアナ、アラスカ、ハワイ、ワイオミングの4州が延期を決定。このうちルイジアナを除く3州は投票を郵送方式に切り替えた。

 延期措置をとった州は28日現在、これらの州を含め計14州およびプエルトリコ準州となった。日程変更の結果、6月2日に重要州の東部ペンシルベニアなど10州および首都ワシントンの予備選が集中することとなった。

 一方、疾病対策センター(CDC)が3月15日に50人以上の集会やイベントの開催を自粛するよう勧告したことなどを受け、バイデン、サンダース両氏は支持者集会を全面的に中止し、自宅からウェブキャストなどを通じた情報発信に切り替えた。

 両氏は連日、新型コロナ対策に関し提言などを発信しているものの、言動が主要メディアに取り上げられることが大幅に減少し、一気に影が薄くなった。

 特に、今月3日に14州などの予備選・党員集会が集中した「スーパー・チューズデー」で奇跡の復活を果たして上昇機運にあったバイデン氏は完全に勢いを減殺された。大規模集会による支持層拡大を身上としてきたサンダース氏にとっても痛手は大きい。

 ただ、サンダース氏にとっては民主党主流派からの撤退圧力が一時的に和らいだほか、バイデン氏も息子のハンター・バイデン氏とウクライナ企業をめぐる疑惑を共和党からあまり追及されなくなるなど、コロナ騒動から思わぬ恩恵を受ける形となった。

 一方、再選を目指すトランプ大統領は、新型コロナ対策に関し週末も含め連日ホワイトハウスで記者会見を行って指導力を誇示するなど、現職としての強みを最大限に活用している。

5697チバQ:2020/04/01(水) 09:40:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000002-jij_afp-int

CNNキャスター、コロナ感染を発表 NY州知事の弟


4/1(水) 4:19配信

AFP=時事







CNNキャスター、コロナ感染を発表 NY州知事の弟


米CNNのニュースキャスター、クリス・クオモ氏(2016年1月25日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米CNNのニュースキャスターで、ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事の弟のクリス・クオモ(Chris Cuomo)氏(49)は3月31日、新型コロナウイルスに感染したことを発表した。自身の番組は自宅で自主隔離をしながら放送を続けるという。

【写真】兄のアンドルー・クオモ知事

 クオモ氏はツイッター(Twitter)で、「私は最近、後に陽性の検査結果が出た人と接触しており、熱や悪寒、息切れがあった」と説明。妻子にウイルスをうつさなかったことを願うとし、「もしそうだったら病気より気分が悪くなる」と書き込んだ。

 クオモ氏は、平日夜に自身の名を冠したニュース番組「クオモ・プライムタイム(Cuomo Prime Time)」で司会者を務めている。同番組は、家族から自身を隔離するためにこもっている地下室から放送するという。【翻訳編集】 AFPBB News

5698チバQ:2020/04/02(木) 11:56:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000540-san-n_ame

NY州知事クオモ氏、感染の「震源地」でも支持率急上昇 人間味に共感


4/1(水) 13:22配信

産経新聞



 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増える米東部ニューヨーク州で、対策の指揮を執るアンドリュー・クオモ知事(62)の支持率が急上昇している。記者会見での発言が論理的で人間味があふれると共感を呼び、全米でも注目の的だ。ただ、たった1カ月で7万人超の感染者を出した責任を指摘する声も出始めている。

 米シエナ大が3月22〜26日に同州内で実施した世論調査によると、87%がクオモ氏の新型コロナへの対応を評価すると回答。トランプ米大統領を評価すると答えたのは41%だった。クオモ氏の支持率は71%で、前回調査(2月16〜20日)の44%から大幅にアップした。

 支持率急増の要因はコロナ禍が発生して以来、毎日開いている記者会見。米主要テレビ各局は連日、生中継し、トランプ氏の会見と同様の扱いだ。パワーポイントを用いて、感染者数や検査数、入院患者数、集中治療室(ICU)にいる人数まで詳細なデータを開示し、深刻な状況も率直に説明する。時折、「疲れたときは、医療関係者や食品店などで休みなく働く人のことを考えよう」(3月26日の会見)などと穏やかな口調で語りかける。

 31日には自身の弟で米CNNテレビのキャスター、クリス・クオモ氏(49)が感染したことを公表し、「賢さや裕福さ、年齢に関係なく、このウイルスは誰もが影響をうける」と強調した。外出が制限されている住民には「的確な情報は信用できるし、孤独感が増している中、知事の発言に勇気づけられている」(40代の女性)などと語る人も多い。

 民主党のクオモ氏は州司法長官をへて2011年に州知事に。新型コロナ対策ではトランプ氏への対応も「冷静」(米メディア)と一定の評価を得ており、30日にはトランプ氏が「大統領選に出ていれば、寝ぼけたジョー(民主党候補指名争いで最有力のバイデン前副大統領)よりも良い候補だっただろう」と発言。これに対しても、クオモ氏は「政治問題化している場合ではない」などとかわした。

 ただ、州内では3月1日に初めて感染が確認され、同31日時点の感染者は7万5795人に上る。同州の最初の措置は13日に500人以上の集会禁止を命令したことで、クオモ氏も当初から食い止め策に積極的だったとはいえず、一部の米メディアでは「国際都市としては、1月に中国で感染が始まった時点で何らかの計画を立てるべきだった」と初動の遅さを批判する声も上がっている。

5699チバQ:2020/04/04(土) 22:14:05
<新型コロナ>マスク着用に揺れる各国 欧州二分 米推奨へ






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https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040402000119.html

2020年4月4日 朝刊




◆米・トランプ氏一転、「スカーフの使用を」


 【ワシントン=岩田仲弘、ニューヨーク=赤川肇】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、トランプ政権が近く、感染していない人や、感染しても無症状の人が外出する際にも布マスクなどの着用を促す見通しとなった。マスク着用は症状が出ている感染者に限るべきだというこれまでの方針を見直す。ただ、感染予防の隔離政策がおろそかになることなどを懸念し、トランプ大統領は二日の記者会見で「強制はしない」と述べた。


 米疾病対策センター(CDC)の幹部は先月末、米公共ラジオのインタビューで、感染者の25%が無症状だという調査結果を明らかにし、広く布マスクを着用する必要性に言及。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、CDCは既にホワイトハウスに提言した。CNNテレビによると、米国科学アカデミーの感染症の専門家は一日、「ウイルスは、感染者がせきやくしゃみをするだけでなく、会話や呼吸をするだけでも拡散し得る」との研究結果を伝えた。


 ホワイトハウスはこうした提言を受けて対応を協議。医療用マスクがさらに不足することが懸念されるため、トランプ氏は会見で「スカーフ」の使用を推奨。対策チーム幹部のバークス氏は、隔離政策の徹底をあらためて訴え、マスク着用はあくまでも「追加的な措置」と強調した。


 一方、感染拡大が著しい東部ニューヨーク市のデブラシオ市長は二日、政府に先駆けて、外出時に「顔を覆うもの」を着用するよう訴えた。「マスク」という言葉を避けたのは、医療用や高機能マスクはあくまで「医療従事者や救急隊員らが使用するもの」だからだ。


 実際、市の刑務所職員らでつくる労働組合は二日、マスクや消毒剤の十分な供給がなく「不当に危険な労働環境」に置かれているとして市を提訴した。


 西部ロサンゼルス市も公共の場で「非医療用マスク」の着用を市民に促し、スカーフや余った布きれを用いた自作も呼び掛けている。

◆へシンガポール・「再利用可能」配布


 【シンガポール=共同】シンガポール政府は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国民に出していた「健康ならマスクを着けないで」との勧告を見直すと発表した。再利用可能なマスクを5日から全住民に配布する。同国保健省は1月、地元紙に広告を掲載し、熱やせきなどの症状があるか、病気療養中の人に限ってマスクを使うよう呼び掛けていた。


 一方、リー・シェンロン首相は3日、感染拡大を防ぐために7日から5月4日まで、急を要する場合を除き自宅にとどまるよう国民に求めると発表した。

5700チバQ:2020/04/05(日) 12:43:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000010-jij_afp-int

ケネディ家にまた悲劇、元司法長官の孫らカヌー中に行方不明 死亡か


4/5(日) 11:37配信

AFP=時事







ケネディ家にまた悲劇、元司法長官の孫らカヌー中に行方不明 死亡か


米ニューヨーク市でロバート・F・ケネディ人権賞の式典に出席した、孫娘のメーブ・ケネディ・マキーンさん(中央)、夫デービッドさん(左)、息子のギデオン君(右から2番目、2019年12月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米国のロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元司法長官の孫娘とその息子が、カヌーをしていた際に行方不明となり、生存が絶望視されている。家族が4日、明らかにした。

【関連写真】ジョン・F・ケネディ元大統領とロバート・F・ケネディ元司法長官

 ケネディ一家は、1963年にテキサス州ダラス(Dallas)でジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元米大統領が暗殺されて以来、若くして突然死亡する悲劇に次々と見舞われている。

 今回消息を絶ったのは、ケネディ元大統領の弟、ロバート・F・ケネディ元司法長官の孫に当たるメーブ・ケネディ・マキーン(Maeve Kennedy McKean)さん(40)とその息子のギデオン(Gideon McKean)君(8)。米メリーランド州のラリー・ホーガン(Larry Hogan)知事が3日に明らかにしたところによると、2人は2日、広大なチェサピーク湾(Chesapeake Bay)に近いサウス川(South River)でカヌーをしていた際に行方不明となった。沿岸警備隊や警察、消防隊員らがすぐに捜索を開始したが、2人は発見されなかった。

 メーブさんの夫デービッド・マキーン(David McKean)さんは4日朝、フェイスブック(Facebook)の投稿で「すでに24時間がたち、妻たちが生存している可能性は非常に低い。メーブとギデオンが亡くなったことは明らかだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

5701チバQ:2020/04/05(日) 16:52:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000027-kyodonews-int
民主党のサンダース氏に撤退論 選対幹部が促す、陣営が分裂
4/5(日) 10:54配信共同通信
民主党のサンダース氏に撤退論 選対幹部が促す、陣営が分裂
サンダース米上院議員(左、ゲッティ=共同)、バイデン前米副大統領(右、ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは4日、大統領選の民主党候補指名争いを巡り、左派サンダース上院議員(78)に複数の選対幹部から撤退を検討するよう促す声が出始めたと報じた。一方で依然として選挙戦継続を主張する幹部もおり陣営が分裂、サンダース氏本人は最終決定していないという。

 指名争いは中道バイデン前副大統領(77)の勝利が濃厚な情勢。ただ新型コロナウイルス感染拡大の影響で各州の予備選が相次ぎ延期されており、選挙戦は3月半ば以降、事実上停止している。

 今月7日には、中西部ウィスコンシン州で3週間ぶりとなる予備選が予定されている。

5702チバQ:2020/04/05(日) 20:44:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000036-mai-n_ame
「ひどい仕事。面汚し」トランプ氏、ウクライナ疑惑告発を議会に通知した監察総監を解任へ
4/5(日) 19:48配信毎日新聞
「ひどい仕事。面汚し」トランプ氏、ウクライナ疑惑告発を議会に通知した監察総監を解任へ
アトキンソン氏=AP
 トランプ米大統領は、複数の情報機関を担当するアトキンソン監察総監を解任する意向を議会に通告した。アトキンソン氏は昨年、ウクライナ疑惑を巡る内部告発の内容を議会に通知。トランプ氏の弾劾訴追の発端となった。解任は報復人事とみられるが、トランプ氏は4日のホワイトハウスでの記者会見でアトキンソン氏について「まったくひどい仕事をした。面汚しだ」と批判。解任を正当化した。

 中央情報局(CIA)などを担当する情報監察総監室は2019年8月、トランプ氏が政敵のバイデン前副大統領親子を捜査するようウクライナに圧力をかけた、とする内部告発状を受理。翌月に議会に通知した。これを発端に野党・民主党が過半数を占める下院で弾劾審査が始まった。

 トランプ氏は4月3日、上下両院情報委員会の幹部に宛てた書簡で「(アトキンソン氏に)完全な信頼を置けなくなった」と説明。30日以内に解任する方針を通告した。4日の会見では「フェイクの告発を議会に持ち込んだ。私に確認することもなかった」と非難した。

 トランプ氏は上院の弾劾裁判で無罪となった今年2月以降、弾劾審査の公聴会で証言した陸軍中佐や駐欧州連合(EU)大使らを相次ぎ解任している。4日の会見ではウクライナ疑惑の内部告発者についても「誰か分かっている」とけん制した。【ワシントン高本耕太】

5703チバQ:2020/04/06(月) 21:41:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00129100-fnnprimev-int
「私たちは耐えうる限界を超えました」コロナ対応でNYクオモ知事の支持率急上昇! 人間味あふれる言動と存在感
4/6(月) 18:30配信FNN.jpプライムオンライン
「私たちは耐えうる限界を超えました」コロナ対応でNYクオモ知事の支持率急上昇! 人間味あふれる言動と存在感
FNNプライムオンライン
「クオモ2020担ぎ出し」新型コロナ対応で支持率上昇
「正直に言うと、アンドリュー・クオモ(ニューヨーク州知事)は、ジョー・バイデン(前副大統領)」よりも優れた大統領候補になると思うよ」

これは、他ならぬトランプ大統領の言葉だ。3月27日にフォックス・ニュースのインタビューで、大統領選に向けての見通しを聞かれるとこう言った。

これに対して、クオモ知事は報道陣にこう答えた。

「私は大統領選に出ていないし、将来出るつもりもない。この危機に当たって政治的に行動することもない。大統領はパートナーなのだから、ニューヨーク州に良いことをしてくれれば誰よりも先にサンキューと言うよ」

クオモ知事は、クリントン政権で住宅都市開発長官に任命された後、2011年からニューヨーク州知事を務めているが、やはり同州知事を3期務めた父マリオ・クオモ氏の血を引いて、政界で存在感を発揮している。根っからの民主党員で、弟のクリス・クオモ氏はCNN放送のキャスターで、同局でもトランプ大統領には一際手厳しいことで知られる。

2020年の大統領選でも立候補が噂されていたが、クオモ知事は親しいバイデン前副大統領への支持を表明して出馬を否定してきた。

しかし、その後巻き起こった新型コロナウイルス危機の被害が最も集中したニューヨーク州で、同知事の対応に称賛の声が高まり、シエナ大学が行った世論調査では支持率が87%に上っている。

こうした中、民主党の候補選びで残っているバイデン前副大統領やバーニー・サンダース上院議員は、イベントの自粛から選挙運動もできない状況で半ば忘れ去られた存在になっている。

そこで、民主党支持者の注目はクオモ知事に注がれることになり、大統領候補に推す声が高まって「クオモ2020担ぎ出し」と名付けたツイッター上の勝手連も出現し、賑やかなことになっている。

NYの状況を積極的に訴え勝ち取った信頼
その人気の理由だが、まず、ニューヨーク州民のためなら政治的には正反対のトランプ大統領には頭を下げても援助を乞い、果たしてもらえば最大限謝意を述べることも忘れない、現実的な対応があるだろう。

その結果、連邦政府軍の工兵隊によって数千床の野戦病院を建設させたり、人工呼吸器を他州に優先して配布してもらったり、米国に2隻しかない病院船の1隻をニューヨーク港に回航してもらうなど、目に見えた成果がある。

さらに同知事は、毎日午前11時(現地時間)から記者会見を行い、ニューヨーク州内の状況について詳しく説明すると共に、時にはこう訴える場面もある。

「ニューヨークを助けにきてください。私たちはもう耐えうる限界を越えました。ボランティアの医療関係者が必要です。どうかお願いします」

同知事は言ってみれば、政治家らしからぬ振る舞いと、結果を伴う決断、それに人間味あふれる言動で指導性を発揮して、新型ウイルスの脅威に怯える毎日を送るニューヨーク州民の信頼を勝ち取ったようだ。

米民主党の候補者選びは、すでに2人の候補の支持票の多くが確定しているので、今からクオモ知事が候補者に選ばれる可能性は低いと見られるが、その先、2024年に向けて大きな布石を打ったのではないか。

5704チバQ:2020/04/07(火) 20:55:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000037-jij_afp-int
コロナ流行で露呈、米国の深刻な経済格差
4/7(火) 17:36配信AFP=時事
コロナ流行で露呈、米国の深刻な経済格差
新型コロナウイルスの流行を受け、人けが少なくなった米首都ワシントンのナショナル・モール(2020年3月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】わずか3週間前、米首都ワシントンの郊外、メリーランド州の高級住宅街にあるフレンチ・レストラン「ラ・フェルム(La Ferme)」のウエーターだったミゲル・ロドリゲス(Miguel Rodriguez)さん(55)は人生を楽しんでいた。米経済は好調で、ロドリゲスさんの暮らしぶりも良かった。

 ところが一夜にして、すべては変わってしまった。新型コロナウイルス流行による州規模の封鎖に伴い、ロドリゲスさんが20年勤めてきた店は閉店を余儀なくされ、別のレストランでウエートレスをしていた妻も職を失った。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で米国では瞬く間に数百万人の労働者が収入を失い、貧困に陥った。この危機によって露呈したのは、世界一の経済大国・米国でますます広がる深刻な格差だ。

 真っ先に打撃を受ける中低所得家庭には、貯蓄というものがほとんどない。「2008年の金融危機からようやく立ち直った数百万人の米国人にとって、とてつもない打撃だ」と、米シンクタンク「外交問題評議会(Council on Foreign Relations)」のエドワード・オールデン(Edward Alden)氏は言う。

 同氏によると、実質賃金は経済危機後8年かかって回復したが、低所得労働者の間でも伸びるようになったのはここ2年ほどのことだ。昨年は一部の州が最低賃金を引き上げたことなどで、過去20年間で最も賃上げペースが加速した。だが、「今回の危機によって失業が大幅に増え、賃上げの効果は消えてしまうだろう」とオールデン氏は指摘する。

 3月の非農業部門の就業者数は前月比70万1000人減となり、約10年続いた伸びは突然止まった。失業率は過去45年で最高の4.4%に上った。3月の最後の2週間で1000万人近い労働者が失業保険を申請した。米国は社会的セーフティーネットが乏しく、貯蓄率は約8%と極端に低い。英拠点の民間調査・コンサルタント会社オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)の首席エコノミスト、グレゴリー・ダコ(Gregory Daco)氏は「突然の失業は、サービス部門の低所得層に集中している」と話す。

■貯蓄はほとんどなし
 1983年にエルサルバドルから移住してきたロドリゲスさんは突然、初めて失業保険に頼らざるを得なくなった。だが、失業保険の給付額はロドリゲスさんの収入の大半を支えていたチップを考慮に入れずに決まるため、3人の子どもを養っていけるのか不安だ。「多少の貯金はあるが、数か月しかもたない」とロドリゲスさんはAFPに語った。

 ロドリゲスさんだけではない。オックスフォード・エコノミクスの調査によると米国人の半数は、予期していなかった経済的打撃に対処できる緊急時のための貯蓄を持たない。

 低所得世帯になると状況はさらに深刻で、4分の3はいざというときの蓄えがない。「最も必要な人々こそ、ほとんど何も持っていない」とダコ氏は指摘する。おまけに新型ウイルスの流行による経済の停滞はいつまで続くのか、全く見当もつかない。

 アメリカン大学(American University)のブラッドリー・ハーディー(Bradley Hardy)教授は、「雇用と賃金に対する影響は少なくとも2021年初めまで続くと考えて、備えなければならない」という。そして「米国の多くの家庭は、貯蓄率が低い一方で抱えているローンが多く、今起こりつつある経済的逆風を乗り切るために必要な備えがない」と指摘する。

■特に懸念される黒人中流層
 2008年の世界金融危機のときと同様、「今回も多くの米国人の脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにしている」とオールデン氏は言う。低所得層は痛ましいほど引退に向けた備えがなく、多くの米国人は70代、80代になっても働き続けなければならないだろう。

 セントルイス連邦準備銀行(Federal Reserve Bank of St. Louis)によると、高校を卒業していない人のうち引退後の貯蓄計画を持っている人はわずか22%で、しかも計画があったとしてもその中央値は3万5000ドル(約380万円)程度だという。

 ハーディー氏はさらに「今回の不況は一見、裕福に見える家庭も含めすべての所得層に打撃を与えるだろう」と予測する。「黒人の中流家庭への影響が特に大きいだろう」

 ロドリゲスさんは住宅ローンと自動車ローンを抱えているが、どうにか前向きでいようとしている。「この危機が去れば、経済はもっと良くなると思う」 【翻訳編集】 AFPBB News

5705チバQ:2020/04/07(火) 20:56:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000598-san-n_ame
NYでは非常事態宣言から1カ月 「医療崩壊」は現実に 新型コロナ
4/6(月) 22:01配信産経新聞
NYでは非常事態宣言から1カ月 「医療崩壊」は現実に 新型コロナ
主な国の病床数と新型コロナ感染による死者数
 7日にも新型コロナウイルスの感染拡大に備えて東京や大阪などで緊急事態宣言が発令される日本では、その効力に期待が集まるが、感染が米国で最も深刻ですでに1カ月前に非常事態宣言が出されたニューヨーク州では、「医療崩壊」が現実のものとなりつつある。(ニューヨーク 上塚真由)


 ニューヨーク州で初めて感染が確認されたのは3月1日。非常事態宣言が出された同7日時点では感染者が89人で、死者はゼロだった。それが約1カ月がたった4月5日時点で、同州の感染者は12万人を超え、死者は約4100人に達している。

 感染拡大のスピードに「医療体制は限界を超えている状態」(クオモ知事)。同州の病院には計約5万3000床あったが、ピーク時に必要となる病床は14万床と予測。また、重篤患者の生死を左右する人工呼吸器は約4000台を保有していたが、最大で3万〜4万台が必要と確保を急ぐ。

 臨時病院の設置などで病床不足は解消の見通しが立つが、問題なのは人工呼吸器だ。同州はすでに1万2000台以上を確保し、1万7000台を中国に発注。だが世界的な需要急増で生産が追い付かず、2週間以内で同州が入手できるのは約2500台にとどまるという。

 医療物資の生産、製造は中国に依存してきたのが現状で、これを各州と連邦政府が競って入手を図り、価格競争も招いている。クオモ氏によると、人工呼吸器は通常2万ドル(約218万円)だったが、5万ドルまで価格が高騰。58セントだった医療用マスクは約13倍の7・5ドルとなっているという。

 経済協力開発機構(OECD)によると、米国は人口千人当たりの病床数が2・77と、加盟国平均(4・7)と比べて少なさが際立つ。また、医療スタッフも不足し、全体の17%を移民に頼っているという実態がある。ニューヨーク州では退職者らを対象に医療ボランティアを募っているほか、今春卒業予定の医学生を即座に現場に投入する措置にまで踏み切った。

 欧州ではイタリアに次いでスペインで感染が爆発。両国ではすでに死者が1万人を超え、人工呼吸器が不足し、集中治療室では「患者の選別」が行われるという医療崩壊が起きた。両国とも医療体制の脆弱さは共通しており、OECDによると、千人当たりの病床数はイタリアが3・18床、スペインは2・97床と、他の先進国と比べて少なさが目立っている。

5706チバQ:2020/04/08(水) 21:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2df5e9bfaff005a25ccde228b01439903ab7097
中西部ウィスコンシンン州で予備選 新型コロナで選挙スタッフ集まらず 米大統領選
4/8(水) 13:05配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いで、中西部ウィスコンシン州の予備選が7日、行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて同州でも自宅待機令が出る中での実施となったことから、感染を恐れて投票所を運営するスタッフが集まらず、選挙応援のため州兵部隊が動員されるなど各地で混乱が相次いだ。

 新型コロナの感染拡大で多くの州は予備選・党員集会の実施を延期。この日の予備選は3月17日に南部フロリダ州など3州で行われた予備選以来、3週間ぶりの実施となった。

 ウィスコンシン州の保健当局によると、同州での7日現在の感染者数は2578人、死者数は92人。

 最大都市ミルウォーキーでは、2016年大統領選の予備選で180カ所だった投票所が今回、人員不足で5カ所だけとなった。それでも人手が足らず、州全体で約2500人の州兵が動員され、投票事務に携わった。

 現地からの映像では、マスクを着けた有権者が6フィート(約183センチ)前後の「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」をとって並び、数百メートルの長い列をつくった。並んでから投票を終えるまで数時間かかった人もいたという。

 結果は郵便投票の到着期限の13日以降に発表される。事前の世論調査では、指名獲得が濃厚なバイデン前副大統領(77)が急進左派のサンダース上院議員(78)を大幅にリード。サンダース氏が大敗すれば同氏に対する撤退圧力が一層強まるのは必至だ。

 同州の予備選では、エバーズ知事(民主党)が6日、感染リスクを考慮して実施を6月に延期する知事令を出したが、州最高裁は州議会の共和党勢力からの提訴を受けて知事令は無効との判断を下した。

 トランプ大統領は7日の記者会見で、知事が予備選延期を発表したタイミングは、トランプ氏が予備選と同時実施の州最高裁判事選挙に出馬している共和党系のケリー判事の支持を表明した直後だったと主張。このまま選挙を実施してケリー氏が当選するのを恐れた知事が延期を画策したと強調した。

 トランプ氏はまた、民主党勢力などが11月3日実施の本選を郵便投票で実施すべきだと主張していることに関し「郵便投票は不正の温床だ」と語り、「本選は(通常の投票方式で)行われる」と言明した。

5707チバQ:2020/04/08(水) 21:47:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/83138337a90fc81e4dd00e4849c3b9607df1260e
ケリー・マッケナニー氏、4人目の報道官に就任 米政権
4/8(水) 14:12配信

CNN.co.jp
(CNN) 米ホワイトハウスの報道官にケリー・マッケナニー氏が就任したことが7日わかった。トランプ米政権としては4人目の報道官となる。

マッケナニー氏は与党・共和党とつながりがあるほか、テレビでの経験もあり、CNNのコメンテーターを務めたこともある。共和党との関係でいうと、高校生だった2004年の米大統領選で、フロリダ州タンパの選挙事務所でインターンとして働いた。その後、州知事選などにも参加した。

2010年にジョージタウン大学を卒業。ハーバード大学で法律の学位を取得して、FOXニュースでメディアでのキャリアをスタートさせた。2016年の大統領選では当時候補者だったドナルド・トランプ氏からも注目された。

トランプ政権ではこれまで、ステファニー・グリシャム氏、サラ・サンダース氏、ショーン・スパイサー氏が報道官を務めたが、いずれの報道官も従来とは異なった報道戦略を取り入れていた。マッケナニー氏が報道官の役割をどのように果たすのかは明らかではないが、前任者よりも公の場に登場する回数は増えそうだ。前任者のグリシャム氏は在任中に定例会見を一度も行わず、FOXニュースに時折登場するだけだった。

5708チバQ:2020/04/08(水) 23:47:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040800689&g=int
新型コロナ、黒人の感染割合突出 医療水準の低さ背景―米
2020年04月08日20時32分


7日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)
7日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】新型コロナウイルス感染者が世界最多の米国で、黒人の感染者や死者の比率が他の人種と比べ突出していることが問題になっている。日常的に提供される医療水準の低さなどが背景にあるとみられる。米国に根強く残る人種間格差が非常事態下で露呈した形で、トランプ大統領も7日、対応に乗り出す考えを示した。

 7日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が伝えた州レベルの統計によると、中西部イリノイ州で黒人は人口の15%だが、感染者の28%、死者の43%を占める。人口の約3分の1が黒人の南部ルイジアナ州は、新型コロナウイルスによる死者の約7割が黒人だ。人種別の統計を公表していない州も多いが、全米で同様の傾向が出ているもようだ。
 自身も黒人のアダムズ米医務総監は7日、CBSニュースで「黒人には糖尿病や心臓病、呼吸器疾患を患っている人が多い」と指摘。黒人には貧困などの影響で持病を抱える人が多く、感染した場合に重篤化するリスクの高いことが、人口比の割に死者が多い一因だという見方を示した。
 米公衆衛生協会のベンジャミン常任理事は、AFP通信に「黒人にはバス運転手のほか福祉施設や食料品店勤務といった(外出規制下でも仕事を続ける)職種の人が多く、公共交通機関で通勤する人も多い」と説明。他人と接する機会が多い分、感染リスクも高くなると分析している。
 トランプ氏は7日の記者会見で「なぜアフリカ系米国人の(感染者の)比率が、それ以外の人々の何倍もあるのか、調べなければならない」と述べ、全力で対応する意向を表明。会見に同席したファウチ国立アレルギー感染症研究所長は「現状(の医療環境)からみて、感染したアフリカ系米国人が重篤化するパターンは続くと考えられる」と懸念を示した。

5709チバQ:2020/04/08(水) 23:48:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040800703&g=int
市長の妻、飲み会参加で摘発 新型コロナで外出制限の中―米
2020年04月08日15時00分


 【シカゴ時事】捕まったのは市長の妻―。米CNNテレビは7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出が制限されているイリノイ州で、バーでの飲み会に参加していた市長の妻が警察に摘発されたと伝えた。

 摘発されたのは、同州中部オールトン市のウォーカー市長の妻。地元警察が5日午前1時ごろ、州の自宅待機令に反して繁華街のバーで開かれていた集会を取り締まったところ、市長の妻も参加していた。
 同市長はこれに先立つ3日、「今は非常に深刻な時期。どうか自宅にとどまってほしい」と市民に呼び掛けた。ただ、これに従わない市民が相次いだため、市長は警察に逮捕権などを行使するよう命じた。
 妻の摘発を受け、ウォーカー市長は「警察署長には妻を自宅待機令に違反した一般市民として扱い、特別扱いしないよう指示した」と説明。警察は参加者全員を立件する方針で、有罪となった場合、最大364日の禁錮刑や2500ドル(約27万円)の罰金が科される可能性があるという。

5710チバQ:2020/04/09(木) 01:20:46
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200409-567-OYT1T50039.html
サンダース氏、米民主の指名争いから撤退表明…バイデン氏の指名獲得確実に
2020/04/09 00:50読売新聞

 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選の民主党指名候補争いで、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)は8日、選挙戦から撤退すると表明した。これで中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)が指名を獲得することが確実になった。

5711チバQ:2020/04/09(木) 02:53:47
https://www.sankei.com/life/news/200408/lif2004080005-n1.html
【アメリカを読む】新型コロナで「貧富の差」浮き彫り 貧困地区の地下鉄は大混雑 富裕層は別荘地へ
2020.4.8 06:00
 新型コロナウイルスの感染拡大防止に国を挙げて取り組む米国で、貧富の格差が浮き彫りとなっている。ニューヨーク市では別荘地へ退避する富裕層が続出する一方、市内の一部地域の地下鉄車内は、コロナ禍の最中でも出勤せざるを得ない人たちで混雑する状態に。低所得者層の割合が高い中西部ミシガン州デトロイト市の致死率が際立つなど、貧困層を直撃する実態が指摘され始めている。(ニューヨーク支局 上塚真由)

「不平等の象徴」

 ニューヨーク市中心部から30分ほどのブロンクス区。3月末のある日の朝、地下鉄の「170丁目」の駅ホームで電車を待つ人でごった返す様子がソーシャルメディア(SNS)に投稿された。市中心部の駅は閑散とする中、全く違う光景に衝撃が広がった。

 この周辺は、平均世帯収入が約2万2000ドル(約240万円)と州平均の3分の1程度で、所得水準が低いブロンクス区の中でも最も貧しい地域の一つ。コロナ禍の最中でも、生計を維持するため出勤せざるを得ない人たちは感染防止策として奨励されている「ソーシャルディスタンス(他人との距離)」を確保できない状態だ。

 州の自宅待機命令を受けて、ニューヨークの地下鉄を管轄する州都市交通局(MTA)は3月末から、本数を減らして地下鉄を運行している。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、平均世帯収入が約8万ドルのマンハッタン区では利用者が75%減少したものの、約3万8000ドルのブロンクス区は55%に。同紙は「地下鉄は、都市の不平等の象徴となっている」と指摘した。

 ブロンクス区の地下鉄が混雑する一方、ニューヨーク市の富裕層は、州外や市郊外の別荘地に退避する様子が報じられる。夏の別荘地として人気の同州ロングアイランドのハンプトンズには新型コロナを受けて富裕層が殺到し、物件の月額賃貸料が通常の3倍以上となっているという。

5712チバQ:2020/04/09(木) 02:54:10
水道代を払えず…

 また、新型コロナによる死者が急増しているミシガン州のデトロイト市では、貧困問題への対応が感染防止策の焦点となっている。新型コロナへの対策にはせっけんで手を洗うことが効果的だが、デトロイト市の貧困家庭にとってはそれすらままならない実情がある。

 世界的な自動車の町として知られるデトロイト市は産業の衰退や生産の海外移転などに伴い、雇用が失われ、2013年7月に財政破綻した。翌14年には、財政立て直し策として水道料金滞納世帯に断水を敢行。AP通信によると、19年末には累計で12万7500世帯が未納を理由に水道水の供給を絶たれたという。


 コロナ危機を受けて地元の市長は3月9日に、月額25ドルで水道の供給を復活させるプログラムを始めると表明。対象は数千世帯(地元メディア)にも上るとされ、23日には市長は「2週間以内にすべての世帯で復旧させたい」と対応を急ぐ考えを示したが、衛生環境の悪さが新型コロナの感染拡大につながったとする声も上がる。

 人口の約8割が黒人で、3割以上が貧困層とされる同市では健康保険の未加入者も多く、専門家は「デトロイト市の人口の3割は健康状態が悪く、基本的な医療機関を利用できず、交通手段もない」と指摘する。同市は、新型コロナに感染して重篤化するとされる基本疾患である肥満、糖尿病、高血圧の患者の割合が、全米平均と比べて高いことも特徴だ。

 4月3日時点でミシガン州の感染者は全米で3番目となり1万2700人を超え、死者数は479人。うち半数はデトロイト市周辺に集中している。同州の致死率は約3・8%と、全米平均の約2・6%を上回っており、深刻な貧困問題を抱える州が新型コロナの影響を大きく受けている実態が浮かび上がっている。

5713チバQ:2020/04/09(木) 02:55:19
https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20200408-00172210/
新型コロナ、米国の人種問題に飛び火か?
猪瀬聖 | ジャーナリスト
4/8(水) 19:36
新型コロナウイルスの犠牲者数が爆発的に増加している米国で、とりわけ黒人の間に深刻な影響をもたらしている実態が徐々に明らかになり、社会の関心が高まっている。人種間の格差は、一歩間違えば、米社会のアキレス腱である人種問題に火をつけかねないだけに、トランプ大統領も強い懸念を表明した。

犠牲者の72%が黒人
新型コロナによる死者数が100人を突破したシカゴ市のローリ・ライトフット市長は6日、新型コロナの人種別の感染者数と死者数のデータを公表。「(人種間の)平等と統合を実現するため、われわれは今すぐ行動を起こさなければならない」と市民に訴えると同時に、黒人の感染者数の増加を抑えるための対策を強化することを約束した。

同市の発表によると、黒人は市の人口の30%を占めるにすぎないが、市内の全感染者数の半分以上を占め、全死者数に対する割合は72%に達した。人口10万人あたりの感染率や致死率も、白人やヒスパニック系、アジア系に比べて3倍から7倍も高く、黒人の命がより危険にさらされている実態が明らかとなった。

シカゴ市だけではない。ワシントン・ポスト紙のまとめによると、デトロイト市を抱えるミシガン州は死者数がすでに800人を超えているが、その41%が、同州人口の14%にすぎない黒人だ。また、ニューオリンズ市を中心とするルイジアナ州は、全人口に占める黒人の割合が32%と比較的低いにもかかわらず、死者数全体の70%を黒人が占めている。

トランプ大統領も懸念
各自治体は、新型コロナの感染者数や死者数を毎日のように発表しているが、人種別のデータを公表しているところは少ない。各地から報告を受けている米疾病対策センター(CDC)も人種別のデータは出しておらず、マイノリティを支持基盤とする民主党の連邦議員や市民団体などは、人種に関する詳細なデータを公表するよう、要求を強めている。

こうした中、トランプ大統領は7日、会見で、新型コロナの犠牲者に黒人が多いとの認識を示した上で、「この問題に全力で取り組んでいく」と強調。人種別のデータを公開していく方針も明らかにした。

黒人の感染率や致死率が他の人種グループと比較して高いことに関し、米メディアは、基礎疾患の有無や、医療保険の未加入問題、過密な住環境、人との接触を避けるのが難しいサービス業に従事している割合の高さなどを理由として挙げているが、それらの根底にあるのは、貧困問題だ。

5714チバQ:2020/04/09(木) 02:55:30
貧困率は白人の2.4倍
カイザー・ファミリー財団がまとめた人種別貧困率データによると、人口の少ないネイティブ・アメリカン(先住民)を除けば、最も貧困率の高いのは黒人の22%で、最も低い白人の9%に比べ2.4倍も高い。貧困率は地域によっても大きく異なり、ルイジアナ州やミシシッピ州などでは、黒人の貧困率は30%を超えている。

黒人の貧困率が高いのは、親が貧困のため子どもが十分な教育機会を得られず、貧困が次世代に受け継がれる問題や、居住地域が限られているため周囲の社会環境の影響を受けやすい問題など、これも理由は様々だが、貧困は、個人の健康に大きな影響を及ぼしている。

新型コロナは、基礎疾患を持っている人のほうが重症化しやすく死亡リスクも高いことがわかっているが、米国では、糖尿病や慢性腎臓病、高血圧の持病を抱える人のリスクがより高いことが、データから徐々に明らかになってきている。

「私が象徴」
これらの基礎疾患の大きな原因が、米国の国民病と言われている肥満だ。実は、この肥満も、人種別で見ると黒人が一番多い。CDCによると、肥満の中でも最も健康リスクの高い「深刻な肥満」の割合は、黒人の場合、全黒人人口の13.8%。白人の約1.5倍だ。ちなみに、「深刻な肥満」はどれくらい太っているかというと、身長170センチの場合、体重115キロ以上が当てはまる。

貧困層は、日々の食事に十分な注意を払う余裕もなく、安価で高カロリー、高糖質のジャンクフードに頼らざるを得ない。子どものころからこうした食事を続けると、肥満になるリスクが高まる。貧困と肥満は互いに深くかかわっているのだ。

黒人のジェローム・アダムス公衆衛生局長官(45)は7日、出演したテレビ番組で、「私自身も高血圧だし、心臓病で1週間、集中治療室に入ったこともあるし、喘息持ちで、糖尿病予備軍でもある。私そのものが、米国の貧しい黒人社会で育った遺産の象徴だ」と語り、新型コロナを終息させるため、国民に協力を呼び掛けた。

5715チバQ:2020/04/09(木) 15:56:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000012-jij-n_ame

サンダース氏が大統領選撤退 民主、バイデン氏指名へ トランプ氏と対決構図固まる


4/9(木) 7:06配信

時事通信







サンダース氏が大統領選撤退 民主、バイデン氏指名へ トランプ氏と対決構図固まる


サンダース米上院議員(左)とバイデン前副大統領=2月25日、サウスカロライナ州チャールストン(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、急進左派サンダース上院議員(78)が8日、撤退を表明した。

 中道派バイデン前副大統領(77)が8月の民主党大会で指名を受けるのが確実となり、11月の本選で共和党のトランプ大統領(73)と対決する構図が固まった。

 サンダース氏はインターネットに掲載した動画で、逆転が「事実上不可能」になったと表明。新型コロナウイルスの猛威に触れて「この困難な時期に、私たち全員が必要とする重要な仕事を選挙運動で妨害するのは、良心が許さない」と撤退の理由を説明した。

 これを受けてバイデン氏は声明を出し、「国家の利益と打倒トランプを全てに優先してくれた」とサンダース氏の決断に謝意を示した。

 一方、トランプ氏はツイッターで、民主党主流派が「望む通りの結果になった」と同党内の不和をあおり、サンダース支持者に「共和党に来るべきだ」と呼び掛けた。

 サンダース氏は指名争いで、国民皆保険や大学無償化など経済的格差を解消する政策を掲げ、若者から支持を獲得。一時は最有力候補との見方もあった。しかし、3月に入り指名争いから脱落した中道派の候補者が相次いでバイデン氏支持を表明すると、党内の幅広い層の支持が同氏に流れ、大きく引き離された。

 共和党ではトランプ氏が再選に向け既に指名獲得を確実にしている。11月3日の本選に向けて、選挙戦では新型ウイルスや急速に悪化する経済への対応、トランプ政権が貿易などで進めた「米国第一主義」の是非が争点となる見通し。民主党は8月中旬、共和党は同月下旬に全国党大会を開いて候補者を正式決定する。

5716チバQ:2020/04/09(木) 18:06:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000093-jij-n_ame

バイデン氏、トランプ氏と対決 民主党が候補指名へ サンダース氏撤退・米大統領選


4/9(木) 17:52配信

時事通信







バイデン氏、トランプ氏と対決 民主党が候補指名へ サンダース氏撤退・米大統領選


トランプ米大統領(左)とバイデン前副大統領(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いは8日、バイデン前副大統領(77)が指名獲得を確実にした。

 これにより、11月3日の本選でバイデン氏が共和党のトランプ大統領(73)と対決する構図が確定。新型コロナウイルスが猛威を振るうという新たな政治状況の中、民主党がトランプ氏の再選阻止に向け挙党態勢を構築できるかが焦点となる。

 バイデン氏と一騎打ちを展開していたサンダース上院議員(78)は8日、ネット中継で「この困難な時期に、勝てない戦いを続けるのは良心が許さない」と新型ウイルスの危機に触れて撤退を表明した。

 バイデン氏は声明で「私たちは力を合わせればトランプを倒せる。この国を再建するだけでなく変革する」と述べ、サンダース氏に共闘を促した。選挙戦では、新型ウイルスや景気後退への対応、トランプ政権が貿易政策などで掲げる「米国第一主義」の是非が争点になるとみられる。

5717チバQ:2020/04/10(金) 15:09:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000033-jij_afp-int

米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか


4/9(木) 20:37配信

AFP=時事







米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか


米首都ワシントンで、新型コロナウイルスの感染防止のためマスクをする人々(2020年4月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】新型コロナウイルスは誰にでも感染しうるのに、なぜ米国のいくつかの州のデータでは、パンデミック(世界的な大流行)の最大の被害者はアフリカ系米国人であると示されているのだろうか──。

【写真特集】新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た著名人
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 専門家らはその理由について、貧困に関連した基礎疾患からくる過度な影響、医療における差別、さらに黒人の多くが自宅以外で仕事をせざるを得ない点を指摘している。
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 ジェローム・アダムス(Jerome Adams)米公衆衛生局長官は7日、CBSニュース(CBS News)に出演し、「黒人の方が糖尿病、心臓疾患、肺疾患にかかりやすいことはみんな知っている」と語った。
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 これら慢性疾患は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化を引き起こしやすい。
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 アダムス氏自身も黒人で、さらに高血圧やぜんそくがあり、「米国で貧しく育った黒人が引き継ぐものを私自身が表している」「そして、私やほかの多くの黒人は、COVID-19のリスクが高い」と語った。
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■新たな傾向
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 人種別の新型コロナウイルス感染者数を把握できる全国的なデータは今のところないが、感染者数を発表している州や地域では、黒人の感染者の割合が著しく高い傾向が示されている。
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 シカゴではアフリカ系米国人の全市民に対する割合はわずか3割ほどだが、新型コロナウイルスによる死者の68%はアフリカ系米国人が占めている。
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 この傾向はノースカロライナ、ルイジアナ、ミシガン、ウィスコンシン州のほか、首都ワシントンでも同様だ。
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 米公衆衛生協会(American Public Health Association)の理事を務めるジョージス・ベンジャミン(Georges Benjamin)医師はAFPの取材に応じ、この問題が社会的な階級とも関連しており、また黒人の多くが感染の可能性が高い環境に身をさらさねばならない仕事に就いていると指摘した。
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 ベンジャミン氏は黒人に「バス運転手や通勤に公共交通機関を利用する人、また老人ホームで働く人や食料品店で働く人が多い」と述べ、黒人の方が他人と接する機会が多いとの見解を示した。


■構造的偏見
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 この問題をさらに悪化させているのは、アフリカ系米国人が医療システムで直面している、あからさまで、そして潜在的な偏見だ。
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 アフリカ系米国人向けの大学として有名なテネシー州ナッシュビル(Nashville)のメハリー医科大学(Meharry Medical College)の総長、ジェームズ・ヒルドレス(James Hildreth)医師は「住んでいるコミュニティーはどこか、そして保険に入っているかどうかで、診察を受ける機会がずっと少なくなってしまう」と指摘する。
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 また、バージニア大学医療センター(University of Virginia Medical Center)の麻酔専門医であるエボニー・ヒルトン(Ebony Hilton)氏によると、黒人が治療を求めても症状を信じてもらえなかったり、適切な治療を受けさせてもらえなかったりすることが多いのは、論文などでも裏付けられているという。
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 人権団体「法の下の公民権を求める弁護士委員会(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law)」は今週、アレックス・アザー(Alex Azar)厚生長官に書簡を送り、「新型コロナウイルス感染症の検査や疾病負担、治療の結果に関する人種・民族の人口統計学的データを毎日発表する」よう求めた。
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 同委員会は、米疾病対策センター(CDC)はすでにデータを収集しているが、意図的に公表を控えていると主張している。
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 一方、罹患(りかん)率の高い心臓疾患やがんとは違い、新型コロナウイルスのアフリカ系やヒスパニック系への感染拡大は最終的にすべての人に影響を及ぼすことを理由に、先のヒルトン氏は、この問題に取り組むことはすべての米国人に利益になると指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

5718チバQ:2020/04/10(金) 17:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000022-jij_afp-int

民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


4/10(金) 15:35配信

AFP=時事







民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


米デラウェア州ウィルミントンで演説するジョー・バイデン前副大統領(2020年3月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】プライベートでは悲劇の傷痕を抱え、前回米大統領選では出馬に失敗、演説では言葉に詰まることもある77歳のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領。だが、対極に位置する政敵ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に嫌気がさした国民の心をバイデン氏がつかむとすれば、米政界での比類なき経験と一体となった、まさにこうした弱さだ。

【写真】サンダース氏と肘であいさつするバイデン氏
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 トランプ氏がホワイトハウス(White House)に横柄さと大言壮語を持ち込んだとすれば、バイデン氏がもたらすのは安心感だ。
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 白髪に仕立ての良いスーツ、あらゆる点でベテラン上院議員の風格を持つバイデン氏の売りは、神経衰弱の瀬戸際にある米国民を落ち着かせる父親や祖父のような姿だ。
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 トランプ氏に「スリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)」と呼ばれてもバイデン氏は、嵐のような共和党統治の後で国民が少しばかり休息を求めていることを確信しているのだろう。
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■長い道のり
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 73歳のトランプ氏に対し、バイデン氏は11月の大統領選後間もなく78歳になる。選出されれば史上最年長での大統領就任となる。そして上院議員初当選時は、史上最年少から数えられる若手だった。後に米国初の黒人大統領の下で8年間、副大統領を務めたバイデン氏は、生きた歴史のような人物だ。
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 だがそうした成功の一方で、屈辱的な落選にも見舞われている。特に1988年と2008年の大統領選に向けた民主党候補指名争いでは、1州も勝利できなかった。
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 今回の民主党候補指名争いでも、熱弁を振るうバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員にアイオワ、ニューハンプシャー、ネバダの各州で敗北し、惨敗の運命かと思われた。
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 だがバイデン氏は民主党支持者の最重要基盤であるアフリカ系有権者の圧倒的支持を得て、サウスカロライナ州予備選で返り咲いた。そして自分の選挙は「打ちのめされた人々、疎外された人々、取り残された人々のための運動だ」と宣言した。


■人間的側面

 バイデン氏のメッセージの根本に大きくあるのは、今もなお人気の高いバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領とのつながりと、党派分断政治の時代における穏健な政治路線だ。
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 だが、ワシントンのベテラン政治家らの中でバイデン氏が際立っているのは、トランプ氏の、すべてを征服し何の疑いも持たない姿勢とは全く対照的な、痛々しいまでもの人間的側面だ。
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 1972年、バイデン氏の最初の妻、ネイリア・ハンター(Neilia Hunter)さんと当時1歳だった娘ナオミ(Naomi)ちゃんはクリスマスの買い物中に車の衝突事故で死亡した。バイデン氏がデラウェア州で予想を覆し、上院議員初当選を果たしてからわずか数週間後のことだった。
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 その事故で生き残った息子2人、当時4歳のジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph "Beau" Biden III)氏と2歳のロバート・ハンター・バイデン(Robert Hunter Biden)氏はひどい重傷を負い、30歳だったバイデン氏は病院の息子らのベッドの脇で上院議員就任の宣誓を行った。
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 1975年に2番目の妻となるペンシルベニア出身の教師ジル・ジェイコブス(Jill Jacobs)さんと出会い、2年後に結婚。1981年に娘アシュリー(Ashley)さんが生まれた。
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 最初の妻との息子2人のうちボー氏は、父親の後に続いて政治家の道に進んだ。デラウェア州司法長官となり、州知事選へ出馬するものとみられていたが、2015年に脳腫瘍のため46歳で亡くなった。

5719チバQ:2020/04/10(金) 17:22:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000022-jij_afp-int

民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


4/10(金) 15:35配信

AFP=時事







民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


米デラウェア州ウィルミントンで演説するジョー・バイデン前副大統領(2020年3月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】プライベートでは悲劇の傷痕を抱え、前回米大統領選では出馬に失敗、演説では言葉に詰まることもある77歳のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領。だが、対極に位置する政敵ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に嫌気がさした国民の心をバイデン氏がつかむとすれば、米政界での比類なき経験と一体となった、まさにこうした弱さだ。

【写真】サンダース氏と肘であいさつするバイデン氏
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 トランプ氏がホワイトハウス(White House)に横柄さと大言壮語を持ち込んだとすれば、バイデン氏がもたらすのは安心感だ。
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 白髪に仕立ての良いスーツ、あらゆる点でベテラン上院議員の風格を持つバイデン氏の売りは、神経衰弱の瀬戸際にある米国民を落ち着かせる父親や祖父のような姿だ。
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 トランプ氏に「スリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)」と呼ばれてもバイデン氏は、嵐のような共和党統治の後で国民が少しばかり休息を求めていることを確信しているのだろう。
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■長い道のり
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 73歳のトランプ氏に対し、バイデン氏は11月の大統領選後間もなく78歳になる。選出されれば史上最年長での大統領就任となる。そして上院議員初当選時は、史上最年少から数えられる若手だった。後に米国初の黒人大統領の下で8年間、副大統領を務めたバイデン氏は、生きた歴史のような人物だ。
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 だがそうした成功の一方で、屈辱的な落選にも見舞われている。特に1988年と2008年の大統領選に向けた民主党候補指名争いでは、1州も勝利できなかった。
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 今回の民主党候補指名争いでも、熱弁を振るうバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員にアイオワ、ニューハンプシャー、ネバダの各州で敗北し、惨敗の運命かと思われた。
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 だがバイデン氏は民主党支持者の最重要基盤であるアフリカ系有権者の圧倒的支持を得て、サウスカロライナ州予備選で返り咲いた。そして自分の選挙は「打ちのめされた人々、疎外された人々、取り残された人々のための運動だ」と宣言した。


■人間的側面

 バイデン氏のメッセージの根本に大きくあるのは、今もなお人気の高いバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領とのつながりと、党派分断政治の時代における穏健な政治路線だ。
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 だが、ワシントンのベテラン政治家らの中でバイデン氏が際立っているのは、トランプ氏の、すべてを征服し何の疑いも持たない姿勢とは全く対照的な、痛々しいまでもの人間的側面だ。
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 1972年、バイデン氏の最初の妻、ネイリア・ハンター(Neilia Hunter)さんと当時1歳だった娘ナオミ(Naomi)ちゃんはクリスマスの買い物中に車の衝突事故で死亡した。バイデン氏がデラウェア州で予想を覆し、上院議員初当選を果たしてからわずか数週間後のことだった。
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 その事故で生き残った息子2人、当時4歳のジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph "Beau" Biden III)氏と2歳のロバート・ハンター・バイデン(Robert Hunter Biden)氏はひどい重傷を負い、30歳だったバイデン氏は病院の息子らのベッドの脇で上院議員就任の宣誓を行った。
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 1975年に2番目の妻となるペンシルベニア出身の教師ジル・ジェイコブス(Jill Jacobs)さんと出会い、2年後に結婚。1981年に娘アシュリー(Ashley)さんが生まれた。
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 最初の妻との息子2人のうちボー氏は、父親の後に続いて政治家の道に進んだ。デラウェア州司法長官となり、州知事選へ出馬するものとみられていたが、2015年に脳腫瘍のため46歳で亡くなった。

5720チバQ:2020/04/10(金) 17:22:19

■次男

 バイデン氏の悲しみの深さは誰が見ても明らかだが、家族の悲劇はこれまで繰り返し語られてきたため、同氏の政治ブランドの一部にもなっている。
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 だが、次男のハンター氏については別だ。
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 弁護士でロビー活動家のハンター氏のキャリアは波乱に満ち、ウクライナのガス企業の取締役として多額の報酬を得ていた。だが、同社はバイデン氏が副大統領だった時期に汚職疑惑が浮上した。


 またハンター氏は自らのアルコールおよび薬物依存を認めているが、刑罰の対象となったことはない。
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 だがトランプ氏は米大統領選の投票日まであらゆる機会を捉えて、ハンター氏の問題を武器とするに違いない。
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 人間的な温かさと庶民的な振る舞いで「アンクル・ジョー(ジョーおじさん)」とも親しまれるバイデン氏だが、公の場で失態を演じがちでもある。
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 数十年の長期にわたるバイデン氏のキャリアの中から過失や失態、とりわけ今となっては非常に評判の悪いイラク戦争支持などを強調することは、トランプ氏にとっては容易だろう。
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 だがこの長さがまたバイデン氏を有利にもしている。隠された秘密などほぼ残っていないという点だ。そして今のような混迷の時には、バイデン氏がアピールする経験の豊かさは魅力となるかもしれない。【翻訳編集】 AFPBB News

5721チバQ:2020/04/12(日) 15:17:28
https://mainichi.jp/articles/20200408/k00/00m/030/208000c?inb=ys
3日違いの「外出禁止令」で明暗 3月19日の全米初の加州と22日のNY州
会員限定有料記事 毎日新聞2020年4月8日 17時19分(最終更新 4月10日 21時39分)
 新型コロナウイルスの感染者が世界最多の米国では、他州に先駆けて「外出禁止令」を出した西部カリフォルニア州が感染拡大を比較的鈍化させた一方で、数日遅れた東部ニューヨーク州では感染爆発状態が続く。外出禁止令の発令時期の違いが明暗を分けており、日本でも外出自粛の強化を議論する際の参考になりそうだ。

 カリフォルニア州のニューサム知事は6日、人工呼吸器が不足するニューヨーク州などに対し、500台を貸与すると発表した。自州の重症感染者が最悪の想定を下回り、州の所有台数に余裕が出たためだ。ニューサム氏は州民に向け「多くの人が外出禁止令を守り、他人との距離を取ってくれていることに感謝する。(感染者数増加の)曲線が急にならないよう、この状態を続けてほしい」と語った。

 全米最多の人口4000万人を抱えるカリフォルニア州では2月下旬、国内で初めて感染経路不明の「市中感染」が確認された。3月初めまでは西部ワシントン州に次いで感染者数が多かったが、4月9日現在の感染者は全米4番目の約2万人、死者は5番目の約500人だ。これに対し、ニューヨーク州では感染者約16万人、死者約7000人といずれも全米最多で、死者はカリフォルニアの14倍に達した。

5722チバQ:2020/04/12(日) 16:29:41
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040902000126.html
<新型コロナ>米感染者、にじむ経済格差 黒人の割合突出

2020年4月9日 朝刊
【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルス感染者数が世界最多の米国で、黒人の感染率や死亡率の高さが明らかになってきた。背景に挙げられているのは、重症化につながりやすいとされる基礎疾患がある人の割合や、貧困率の高さ。新型ウイルスの世界的大流行は、経済格差などを生じさせる人種差別的な社会構造を浮き彫りにしている。

 「息をのむ数字だ」。中西部イリノイ州シカゴのライトフット市長は六日の記者会見で、市内人口の三割にすぎない黒人が新型ウイルスによる死者数の72%を占める現状を発表。「医療や仕事、地域投資の不平等を物語っている」と述べ、黒人集住地域への支援に乗り出す方針を示した。

 シカゴだけではない。イリノイ州全体で黒人比率は全人口の15%だが、州政府によると少なくとも感染者の28%、死者の43%を占める。南部ルイジアナ州では人口比33%の黒人が死者の70%に上る。黒人のほか、人口過密地域に住む中南米系移民の感染率の高さを指摘する報道もある。

 一方、最も感染者が多い東部ニューヨーク州や連邦機関の米疾病対策センター(CDC)は現時点で、新型ウイルスに関する人種別の統計を公表していないため、全米の状況は不明。ただ、アダムス米公衆衛生局長官は七日、CBSテレビで「米国の黒人は低い社会経済的地位に置かれやすい」と述べたほか、心疾患や糖尿病の罹患(りかん)率も挙げ、黒人の高リスクを指摘した。

 トランプ大統領は七日の記者会見で、黒人の新型ウイルス感染率の高さを「明白」と認め、数日中に全米の状況を公表すると表明。「良くないことだ」と述べたものの、対策の必要性には言及しなかった。

 CDCによると、米国の平均寿命(二〇一七年)は男性七六・一歳、女性八一・一歳。黒人は男性が四・二歳、女性が二・六歳それぞれ短い。

5723チバQ:2020/04/12(日) 16:30:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041202000125.html
<米大統領選>政治経験40年超 強みと弱みに 民主候補確実 バイデン氏

2020年4月12日 朝刊


写真
 【ワシントン=金杉貴雄】十一月の米大統領選に向け、再選を目指す共和党のトランプ大統領に挑戦する野党民主党の候補者に、ジョー・バイデン前副大統領(77)=写真、AP・共同=が指名されることが確実になった。上院議員や副大統領として四十年超の豊富な政治経験が強みだが、このキャリアが半面で攻撃や批判の材料にもなっている。

 「このパンデミック(世界的大流行)のあらゆる面で指導力を発揮する大統領が必要だ」。バイデン氏は十日のツイッターで、自らの経験がこの危機で必要だと強調した。

 バイデン氏は父親が中古車セールスマンの家庭で育ち、弁護士などを経て一九七二年に上院議員に当選。外交委員長や司法委員長を歴任し、オバマ政権では八年間副大統領だった。

 親しみやすい人柄で知られ、人脈は共和党を含め幅広く、党候補者選びで復活の原動力となった黒人有権者の人気は高い。

 だが、新鮮さには欠ける。当選すれば史上最高齢の大統領。民主党で大統領となったカーター、クリントン、オバマ各氏のような支援者拡大の勢いはなく、若者の支持をどこまで得られるか不安が残る。イラク戦争への賛成など、批判される過去の政治判断も多い。

 家族関係ではつらい思いをしている。上院初当選の直後、自動車事故で最初の妻と幼い長女を失った。

 この事故で大けがを負った二人の息子のうち、長男は五年前に病死。次男ハンター氏は、ウクライナの企業から多額の報酬を得ていた問題が指摘され、トランプ氏が同国に圧力をかけて捜査を求めたウクライナ疑惑の発端となった。

 米政治の中心に長年いたことは「国民を置き去りにしてきた政治エリート」を批判し、支持を拡大するトランプ氏にとって格好の標的だ。今後、批判をどうはね返すかが問われる。

■バイデン氏の経歴

年齢 1942年11月20日生まれ、77歳

出身 東部ペンシルベニア州

職歴 弁護士、上院議員6期、オバマ政権で副大統領

宗教 キリスト教カトリック

家族 交通事故で妻と長女死亡。ジル夫人と再婚

5724チバQ:2020/04/12(日) 21:40:48
https://digital.asahi.com/articles/ASN497FQ6N49UHBI01N.html?pn=13
4年前と違ったサンダース氏 「信念の人」屈したマスク
ワシントン=園田耕司、ニューヨーク=藤原学思

2020年4月10日 5時00分
 11月の米大統領選に向け、バーニー・サンダース上院議員(78)が民主党の候補者指名争いから撤退表明し、ジョー・バイデン前副大統領(77)がドナルド・トランプ米大統領(73)に挑戦する構図が固まった。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、異例ずくめの選挙となりそうだ。(ワシントン=園田耕司、ニューヨーク=藤原学思)

弱さにつながった「強み」
 「良いニュースを皆さんに届けたいが、皆さんは本当のことを知っていると思う。(我々の)勝利への道は事実上閉ざされた」。8日午前、サンダース氏はネット中継で、大統領選からの撤退を表明した。

 公的な国民皆保険の実現、公立大学の無償化、学生ローンの免除――。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は「バーニー旋風」を巻き起こした2016年の大統領選に続き、格差是正に焦点を当てた革新的な政策を打ち出し、若者らに絶大な人気を誇った。小口献金に支えられた草の根の選挙戦を展開し、2月下旬までの予備選ではバイデン氏に先行した。

 だが、熱烈な支持層という「強み」は、「弱さ」にもつながった。サンダース氏は候補者争いでリードしても民主党執行部を「エスタブリッシュメント(既得権益層)」だとして批判し続け、党内での支持を広げようとしなかった。

 民主党内でも、「サンダース氏の政策では無党派層や共和党穏健派が敬遠し、トランプ氏に勝てない」という懸念が強かった。2月末にあったサウスカロライナ州の予備選でバイデン氏が勝利すると、穏健派の候補は相次いで選挙戦からの撤退とバイデン氏への支持を打ち出し、サンダース氏への包囲網を作りあげた。

 3月3日の「スーパーチューズデー」を境に、サンダース氏は獲得代議員数でバイデン氏に逆転され、10日と17日にあった予備選の大半でも大差で敗れた。

 4年前の民主党の候補者争いでサンダース氏は、ヒラリー・クリントン元国務長官を逆転できる見通しがなくなった後も選挙戦を続け、「信念の政治家」をアピールした。米メディアによると陣営内には「今回もそうすべきだ」という意見もあったというが、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の危機がサンダース氏の行動を変えた。

バイデン氏、関係改善急務
 決定的になったとみられるのは、7日に中西部ウィスコンシン州であった予備選だ。民主党の州知事の延期要請を、州議会で多数を占める共和党が受け入れなかった結果、民主党支持者らはマスク姿で投票所に長蛇の列を作らざるを得なかった。この姿が繰り返し報じられた翌朝、サンダース氏は撤退を表明した。

 予備選がまだ終わっていない段階の撤退でもあり、サンダース氏の支持者には「民主党執行部によって追い込まれた」という感情的なしこりが残っている可能性がある。バイデン氏としては、関係改善が急務だ。

 サンダース氏は8日の撤退表明で「我々の選挙戦は終わるが、我々のムーブメントは終わらない」と述べ、引き続き政策の実現を目指す考えを強調した。バイデン氏も、サンダース氏の支持者に「皆さんが必要です。一緒にトランプ氏を打倒しよう」と呼びかけた。米メディアによると、両氏は近日中に政策合意を出すことを検討しているという。

5725チバQ:2020/04/12(日) 21:41:15
トランプ氏の「バーチャル選挙集会」
 大統領選が今後も、新型コロナウイルスによって大きな影響を受けるのは必至だ。感染拡大を防ぐため、選挙集会などはすべて自粛されており、再開できる見通しはまだない。そんななか、現職として再選を目指すトランプ氏と、挑戦する立場のバイデン氏は対照的な状況にある。

 トランプ氏は3月13日に国家非常事態宣言をして以来ほぼ連日、ホワイトハウスで記者会見を開催し、「戦時大統領」だとアピールしている。日によっては会見で2時間近く話し、民主党批判も展開するなど、「バーチャル選挙集会」に近い内容だが、テレビは中継を続けている。

 8日もさっそく、会見でサンダース氏の撤退について問われると「前回大統領選では、ものすごい割合のバーニー支持者が私に投票した。バーニーと私は通商政策で一致している」とサンダース氏支持者に揺さぶりをかけた。今後も、自らのリーダーシップを強調しながら、民主党支持者の分断を狙うとみられる。

バイデン氏、存在感発揮できず
 一方、バイデン氏はデラウェア州の自宅からインターネットを使って演説したり、メディアのインタビューに答えたりしている。ただ、新型コロナをめぐるトランプ氏の対応などを批判しても、その内容を伝えるメディアは少なく、存在感を発揮できていない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による全米の世論調査の8日現在の平均ではバイデン氏の支持率が49・7%、トランプ氏が43・4%で、バイデン氏が優位だ。しかし、調査によっては新型コロナの感染が深刻になってから、トランプ氏の支持率が上昇している。今回の大統領選は元々、トランプ氏の「信任投票」の性格が強いが、新型コロナによってその傾向はさらに強まりそうだ。

 選挙のあり方も変わる。民主党全国委員会は既に、7月に予定されていた全国党大会を8月に延期することを決めたが、例年通りに何万人も集まって実施することは極めて困難だ。バイデン氏は「バーチャル党大会」を提案しているが、具体的にどのように運営されるのかは不明だ。

 有権者や、投票所を運営するスタッフの安全確保も課題となる。予備選などは各州が相次いで延期をしているが、11月3日にある本選の日程は法律で決まっており、動かすことが難しい。過去も、戦中を含めて延期されたり、中止になったりしたことはない。

 一つの案として出ているのは、郵便投票の導入だ。既に一部の州が実施しており、民主党のペロシ下院議長らは「自宅待機が求められている現在、郵便投票で人々は投票できる」として拡大すべきだと主張している。ただし、郵便投票によって投票率が上がると民主党に有利とされ、共和党側は否定的だ。トランプ氏も8日、「不正の危険性があり、認めるべきではない!」とツイートした。

5726チバQ:2020/04/12(日) 21:42:13
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14436652.html?pn=2
(2020米大統領選)バイデン氏、華麗な経歴の陰に 3度目の挑戦、妻子は事故・病で他界
2020年4月10日 5時00分
 11月の米大統領選で、ジョー・バイデン前副大統領(77)が民主党候補になることが確実になった。上院議員を36年、副大統領を8年務めた華麗なキャリアを持つが、人生は苦労と悲劇の連続だった。▼1面参照
 ペンシルベニア州生まれのバイデン氏は幼いころ吃音(きつおん)に悩み、鏡の前で詩を朗読する練習をして克服した。弁護士を経て、1972年に29歳の若さで上院議員に当選した直後、悲劇に見舞われた。クリスマスの買い物のため、妻が3人の子どもを車に乗せて出かけたところ、交差点でトレーラーと衝突。妻と生後13カ月の娘が死亡し、長男と次男も重傷を負った。

 バイデン氏は息子たちが入院する病院で宣誓式を実施。それからも息子たちの面倒を見ながら、デラウェア州の自宅からワシントンの連邦議会まで片道約2時間をかけ、電車で通い続けた。上院議員としては中道・穏健派で、次第に司法委員長や外交委員長などの要職を務めた。88年と08年には大統領選に挑戦したが、支持を集められずに撤退をした。

 08年の大統領選で民主党の候補者に内定したバラク・オバマ氏が副大統領候補としてバイデン氏を指名したことで、知名度は一段と上がる。オバマ氏の後継として16年の大統領選に出ることを期待する声もあったが、長男が脳腫瘍(しゅよう)を患い、15年に46歳で死去。バイデン氏は「家族が悲しむなか、選挙に出る自信がない」と立候補を見送った。

 今回、改めて立候補をしたのは、トランプ政権への危機感からだ。立候補表明ではトランプ氏の差別的な発言などを批判し、「この国の魂をかけた戦いの最中にある」と訴えた。

 ただ、バイデン氏も弱みがある。庶民派で温厚な人柄で知られる一方、失言は多い。昨年には複数の女性が「選挙運動などで体を触られ、不快だった」などと訴え出て、釈明に追い込まれた。大統領に就任した場合、過去最高となる78歳の高齢もネックだ。世論調査では若者からの支持率が低く、選挙戦に向けたエネルギーをどれだけ巻き起こせるかも問われる。(土佐茂生)

 ■ジョー・バイデン氏の歩み

 <1942年> 東部ペンシルベニア州スクラントン生まれ

 <72年> 上院選で初当選

 <72年> 妻と長女が交通事故で死亡

 <87年> 大統領選に立候補も撤退

 <88年> 脳動脈瘤(りゅう)の破裂で危篤状態に。2度の手術を受ける

 <2008年> 大統領選に2回目の挑戦をするも撤退

 <2008年> オバマ氏から副大統領候補の指名を受ける

 <09年> 副大統領に就任

 <15年> 長男が脳腫瘍(しゅよう)で死亡。16年の大統領選への立候補を断念

 <20年> 3度目の挑戦で、大統領候補の指名を確実にする

5727チバQ:2020/04/12(日) 22:33:54
https://digital.asahi.com/articles/ASN496SC1N49UHBI018.html?pn=4
コロナ死者数、人種・民族に差 NY市長「不平等だ」
ニューヨーク=藤原学思

2020年4月9日 21時36分
 米ニューヨーク市は8日、新型コロナウイルスによる人種・民族別の死者数を初めて公表した。人口10万人当たりの死者数では、ヒスパニックと黒人(アフリカ系)が、白人とアジア系よりも2倍ほど多くなった。デブラシオ市長は「明らかな不平等だ」とし、対策に乗り出す方針を示した。

 市によると、6日までに死亡が確認され、人種・民族が判明したのは計1555人。ヒスパニックが521人、黒人428人、白人424人、アジア系112人だった。年齢を考慮した上で市内の人口比と照らし合わせて10万人当たりの死者を算出すると、ヒスパニックが22・8人、黒人19・8人、白人10・2人、アジア系8・4人となり、顕著な差が出た。

 市保健当局は「ヒスパニックや黒人は(重篤になりやすい)基礎疾患を抱えている率が高い」と指摘。デブラシオ市長は「医療格差や貧困と関係している。受け入れられない」と語り、公立病院の態勢の整備や、情報提供の徹底を進める考えを明らかにした。

ここから続き
 860万人の人口を抱えるニューヨーク市では、8日夕までに約8万人の感染が確認され、そのうち4260人が死亡。地区ごとに感染率の差が出ており、貧困層が多いブロンクス、クイーンズ地区の10万人当たりの感染数者は、富裕層が多いマンハッタン地区の2倍近くに上る。

 人種・民族や経済格差による「感染格差」は、他の都市や州でも報告されている。イリノイ州シカゴの黒人は全住民の3割ほどだが、新型コロナの死者の割合では7割に上る。ミシガン州では感染者の35%、死者の40%が黒人だが、黒人の住民に占める割合は15%に満たない。

 国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は8日の会見で「マイノリティー、特にアフリカ系のコミュニティーは、一般の人々よりもはるかに高いリスクにさらされている。今月、来月では解決できず、何年もかけて取り組むべき問題だ」と指摘した。(ニューヨーク=藤原学思)

5728チバQ:2020/04/12(日) 22:54:15
まぁ、人口比は考慮してあげる必要はあるかと
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041200056&g=int
米死者2万人超、イタリア抜き最多 世界の感染者178万人―新型コロナ
2020年04月12日18時21分


米ニューヨーク市ブロンクスの病院の外で、電話連絡を受けて取り乱す家族=9日(EPA時事)
米ニューヨーク市ブロンクスの病院の外で、電話連絡を受けて取り乱す家族=9日(EPA時事)

 【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大システム科学工学センター(CSSE)が12日公表した集計によると、新型コロナウイルス感染による米国の死者が2万人を超え、約2万600人に達した。約1万9500人のイタリアを上回って国別で世界最多となり、感染拡大に歯止めがかからない状態が続く。

 全世界の死者は約10万9000人。国別ではスペインが約1万6600人、フランスが約1万3800人で米伊両国に続いている。
 全世界の感染者は178万人を超えた。うち米国が最多の約53万人で、16万人超のスペイン、15万人超のイタリアが続く。
 米国の死者はここ数日、1日に約2000人のペースで増加。米政府と各州当局は集会の禁止をはじめ他人と距離を保つ「社会的距離」の徹底、休校や企業の出勤停止で感染拡大阻止を目指しているが、米政府は死者が最終的に20万人に上る可能性があると警告している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041100268&g=int
「ここは米国だった」 NY野営病院の現場―ICUの看護師語る
2020年04月12日07時18分


ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークに設けられた野営病院(慈善団体サマリタンズ・パース提供・時事)
ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークに設けられた野営病院(慈善団体サマリタンズ・パース提供・時事)

 【ニューヨーク時事】「周囲を見回したら、ここは米国だった」。高層ビルが立ち並ぶニューヨークのマンハッタンで「市民の憩いの場」となってきたセントラルパークに3月末、68の病床を持つ野営病院が開設された。発展途上国での活動経験がある看護師クリステン・ダークさんは、多忙を極める新型コロナウイルスの治療現場が米国にあるという現実にぼうぜんとなる。

 時事通信の電話取材に9日、語った。野営病院を地元の病院と協力して運営するのは、キリスト教系慈善団体サマリタンズ・パース。紛争地や感染症や災害に見舞われた発展途上国などで活動している。
 南部テキサス州を活動拠点とするダークさんは、バングラデシュでコレラ患者の対応に当たった経験がある。テントの中の緊張感は変わらない。しかし「最大の違いはテントの外に出て、周囲を見回すとここは米国で、それは今まで直面したことがない現実だ」と強調した。
 野営病院とはいえ、集中治療室(ICU)もある。ダークさんはICU担当だ。9日時点で52人が入院し、うち9人がICUにいる。最も若い患者は26歳だ。9日までに3人が死亡した。
 感染防止のため患者の見舞いは禁止され「大変なのは患者の家族とのやりとり」と話す。「患者自身で電話できる人もいるが(重症で)できない人もいる」と語る。深刻な患者の家族には早くから、病状が深刻で回復する可能性が低いことを伝えるようにしているという。
 日本に対しても「この病気の深刻さを見て言いたいのは、深刻に捉えてほしいということだ。あなたにリスクがなくても、隣にいる人の死につながるかもしれない」と強調した。十分な医療従事者を確保し、感染から身を守る個人防護具(PPE)を準備しておく必要性も訴えた。

5729チバQ:2020/04/13(月) 22:16:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2004130006.html
ブロードウェー閉鎖1カ月 再開のメドは…外出制限下でもオンライン公演 新型コロナ
2020/04/13 13:34産経新聞

ブロードウェー閉鎖1カ月 再開のメドは…外出制限下でもオンライン公演 新型コロナ

4月12日、新型コロナウイルスの影響で劇場が閉鎖され1カ月がたった米ニューヨークの繁華街・タイムズスクエア(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの影響でニューヨーク市の劇場街、ブロードウェーが興行を中止してから12日で1カ月がたった。劇場などでつくる業界団体はすでに6月7日までの閉鎖を発表。感染が爆発的に広がるニューヨークの中でも、観光客が中心の劇場街の再開は一層厳しい道のりとなっている。

 ブロードウェーは先月12日、ニューヨーク州による500人以上の集会の禁止措置を受けて41の劇場の全興行を中止。業界団体は当時、1カ月後の再開を目指すとしていたが、今月8日に「最優先事項は観客や、演劇業界で働くすべての人の健康だ」として6月7日までの閉鎖を発表した。

 また、ニューヨーク市内で6月7日に行われる予定だった米演劇界最高の栄誉とされるトニー賞授賞式の無期限延期も決まった。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、業界関係者の話として「閉鎖期間はさらに長引く可能性がある」と指摘。早くても独立記念日の7月4日の週や、もしくは9月7日のレイバーデー(労働者の日)まで再開されない可能性がささやかれているという。

 密閉空間での大規模なイベントは、感染防止の観点から最も避けなければならない。さらにブロードウェーの観客には国内外からの観光客が多く、新型コロナの収束後もニューヨークの観光産業が回復するには時間がかかるとの見方があるためだ。クオモ知事は8日の会見で、ブロードウェーの再開見通しについて「人々は劇場に行く前に、いつ職場復帰できるのか、またいつ学校が再開されるのかと聞くだろう」と述べた。

 「キンキ・ブーツ」などを手掛けたブロードウェープロデューサーの川名康浩さんによると、2001年の米中枢同時テロの際は「ブロードウェーのあかりを消してはならない」と3日後に再開。組合のストライキで数週間、上演が中断されたこともあったが、前代未聞の事態という。

 劇場の閉鎖が続く中、オンラインで作品を発表する動きも出ている。4月11日にはユダヤ教のペサハ(過ぎ越し祭)を題材にした作品が公開された。有名女優のベット・ミドラーら数十人の出演者がそれぞれ自宅で撮影した動画を、製作陣が編集し、外出制限下でも公演を続ける取り組みが話題を呼んだ。

 また、全米で約5万1千人の俳優らが所属する労働組合は3月24日、生活が苦しくなった俳優やスタッフのためにファンドを設立し、一般からも募金を呼びかけている。

 川名さんは「長期間の閉鎖は厳しい状況だが、ニューヨークの象徴であるブロードウェーの復活が米国、世界の復活につながるように再開に向けて万全の準備をしたい」と語った。

5730チバQ:2020/04/14(火) 11:52:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000025-mai-n_ame

米アラスカ予備選もバイデン氏勝利 新型コロナ感染拡大で郵便投票に切り替え


4/13(月) 14:41配信

毎日新聞







米アラスカ予備選もバイデン氏勝利 新型コロナ感染拡大で郵便投票に切り替え


アラスカ州の予備選で勝利したジョー・バイデン前副大統領=米東部デラウェア州で3月12日、AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いで、同党アラスカ州本部は11日、同州予備選でジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今月4日の投開票を延期し、直接投票から郵便投票に切り替えて実施した。

 指名レースは8日にバーニー・サンダース上院議員(78)が撤退を表明し、バイデン氏の勝利が決まっているが、バイデン氏は正式指名に必要な獲得代議員数1991人に達しておらず、依然24州・自治領で予備選が残っている。

 アラスカ州本部では投票所での直接投票を取りやめ、同党に登録した有権者7万1000人超に郵便での投票を求めた。州本部は11日に開票結果を発表。投票総数約1万9800票のうち、得票率はバイデン氏55%、サンダース氏45%だったが、撤退表明後の候補への配分を減らす党規則が適用され、バイデン氏の獲得代議員は11人、サンダース氏は4人となる見通し。バイデン氏の獲得総数は現時点で1228人。

 州本部は声明で「有権者とスタッフの安全のため、すべてを郵便投票に切り替え成功した」と表明した。米国内では、残る予備選や11月本選で郵便投票を活用すべきだとの意見が強まっている。だが共和党のドナルド・トランプ大統領(73)は「投票不正が横行する」として強硬に反対している。【ワシントン高本耕太】

5731チバQ:2020/04/14(火) 17:30:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000004-asahi-sctch

「世界最強」CDC、コロナ封じ失敗 背景に米国第一


4/14(火) 5:00配信

朝日新聞デジタル







「世界最強」CDC、コロナ封じ失敗 背景に米国第一


3月6日、米ジョージア州アトランタにある米疾病対策センター(CDC)の本部を訪問したトランプ米大統領(中央)。選挙用の「Keep America Great(米国を偉大なままに)」の文字が入った赤い帽子をかぶっていた=ロイター


 新型コロナウイルスの被害で、米国は感染者、死者の数で世界最悪になった。疾病対策センター(CDC)による封じ込めは失敗し、収束の兆しは見えない。「世界最強」と言われたCDCに何が起きたのか。


 「へき地の村から始まったアウトブレーク(疾病の発生)が、36時間であらゆる大陸の大都市に届いて、世界危機を引き起こすことだってある。国境を越えなくても米国の経済に打撃を与える」

 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。

 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。

■専門家軽視の行動

 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。

 その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。

 ウイルスに国境はない。CDCは「国境到達前の闘い」を実践するため、世界60カ国以上に職員を派遣し、各国の専門家とも交流を重ねながら世界の牽引(けんいん)役となってきた。02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施し、中国が開発したワクチンが米国側に提供された。

 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。

 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。彼らは敵だ』ということだ」と語る。同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。ワシントン・ポストによると、米政府は武漢ウイルス学研究所と関係の深いテキサス大ガルベストン校経由で直接ウイルスの試料を入手しようともしたが、中国政府の介入で頓挫したという。世界保健機関(WHO)の調査団の一員として米国の専門家が中国入りしたのは2月半ばだった。

 SARSの流行期に北京の米国大使館で保健担当参事官だったデボラ・セリグソン・ビラノバ大学准教授は「医師同士、科学者同士の関係は今も良好だ。しかし、政府が互いを尊敬しあっているか、疑っているかで大きく変わる」と話す。「CDCの予算削減と米中関係(の悪化)のせいで、世界保健分野での協力は明らかに減っている」。ランド研究所のジェニファー・ブーイ氏は議会下院に提出した書面でこう指摘した。

 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。

 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。(ワシントン=香取啓介)
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朝日新聞社

5732チバQ:2020/04/15(水) 10:57:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000025-mai-n_ame

オバマ氏、バイデン氏を支持「副大統領指名は最良の選択」 資金集め後押し


4/15(水) 10:52配信

毎日新聞







オバマ氏、バイデン氏を支持「副大統領指名は最良の選択」 資金集め後押し


オバマ前米大統領=米中西部オハイオ州で2018年9月、高本耕太撮影


 オバマ前米大統領は14日、インターネットに公表した動画で、11月の大統領選に向け野党・民主党の候補指名獲得を確実にしている穏健派、ジョー・バイデン前副大統領(77)への支持を表明した。共和党のドナルド・トランプ大統領(73)からの政権奪還を目指す民主党コアリション(連合)の中核的存在として、オバマ氏の態度表明のタイミングが注目されていた。

 オバマ氏は2017年の退任以来、公の場での政治的発信は避けているが、依然として民主党内で最も人気のある一人だ。集金力も突出している同氏の支持表明は、バイデン陣営にとり後押しとなる。

 オバマ氏は動画で2009〜17年の前政権で副大統領を務めたバイデン氏について「大統領に求められる全ての資質を備えている」と述べた。

 また「彼を副大統領に指名したことは最良の選択だった」と振り返り、バイデン氏がリーマン・ショック後の経済再建や新型インフルエンザ流行への対応で大きな役割を果たしたと指摘。新型コロナウイルス危機にもふれ「暗黒の日々の中でも我々を導き傷を癒やす、人格と経験を持っている」と語った。

 オバマ氏は8日に指名争いを撤退した急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)にも言及。自身とサンダース氏の政策観の違いを認めつつ「より公平で公正な社会の実現を目指す信念を我々は共有している」と述べ、11月の本選に「オール民主党」で臨む重要性を強調した。

 オバマ氏は予備選開始前から、主要候補と個別に会談するなど各陣営と接触する一方、指名争いへの影響を避け、表向きは沈黙を保ってきた。

 サンダース氏の撤退表明で指名争いが事実上決着したことに加え、ウイルス感染拡大の影響で候補指名の党大会が8月に延期され、バイデン陣営の資金集めが難航していることなどを受け、このタイミングでの支持表明となった模様だ。

 オバマ氏は動画で、コロナ危機が終息したあかつきにはバイデン氏と共に遊説に回る考えを表明。当面は、ネットを介したバーチャル選挙資金集めや選挙広告でバイデン氏に協力するものとみられる。【ワシントン高本耕太】

5733チバQ:2020/04/15(水) 17:11:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000000-jij_afp-int

NY州「最悪脱した」と知事 コロナ死者、1万人超える


4/14(火) 1:59配信

AFP=時事







NY州「最悪脱した」と知事 コロナ死者、1万人超える


米ニューヨーク市で、マスクとイースター(復活祭)の飾りを着けて市内を歩く人(2020年4月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米国での新型コロナウイルス流行の中心地となっているニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は13日、州内のウイルスによる死者が1万人を超えたと発表した一方で、同州での状況は「最悪の状況を脱した」と述べた。
 同州では過去24時間で671人が死亡し、累計死者数は1万56人に増加。1日の死者数は今月5日以降で最低となった。

 クオモ氏は記者会見で、感染患者の入院と人工呼吸器装着の件数がいずれも下がっていることから、流行状況が変動の少ない時期に達したことが示唆されると説明。「正常化への道を進み始められる状況になった」とし、経済活動の段階的再開に向けた計画の策定を進めていることを明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-35152409-cnn-int

新型コロナ死者、1日で2129人と過去最多 米


4/15(水) 12:25配信

CNN.co.jp







新型コロナ死者、1日で2129人と過去最多 米


米国で新型コロナによる死者が1日の数として過去最多の2129人となった


(CNN) 新型コロナウイルスの感染が拡大している米国で14日、新型コロナウイルスによる死者は2129人となり、1日の死者数としては過去最多となった。これまで最も死者数が多かったのは4月10日で2074人だった。米ジョンズ・ホプキンス大学が集計した。

米国の感染者数は60万人を超え、死者数は2万5000人以上。

ニューヨーク市の保健当局は、新型コロナウイルスによって死亡した可能性がある死者についても報告を行うと明らかにした。新型コロナウイルスの検査を行ってはいないものの陽性だと推定される死者だという。

新しい追加のデータは3月11日から4月13日にわたって反映され、ニューヨーク市で確認された死者とは別にリスト化される。ニューヨーク市のウェブサイトによれば、4月13日までに新型コロナウイルスと確認された死者は6589人で、可能性のある死者は3778人だという。合計した死者数は1万367人。

5734チバQ:2020/04/15(水) 22:27:03
ホントは対立する概念じゃないんだけどなあ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041500776&g=int
「経済再開」か「健康と安全」か 新型コロナで、大統領vs州知事―米
2020年04月15日20時33分


14日、ホワイトハウスの庭で記者会見するトランプ米大統領(中央奥)(AFP時事)
14日、ホワイトハウスの庭で記者会見するトランプ米大統領(中央奥)(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領が、新型コロナウイルス対策として各州で規制されている経済活動の再開に前のめりになっている。だが、感染の収束が見えない中、現場をあずかる一部の州知事は「州民の健康と安全」を優先すると反発。トランプ氏が主張する経済再開の判断をめぐる「全面的な権限」を無視する構えだ。
 トランプ政権は感染防止策として、4月末まで国民に外食や集会の自粛を求める「行動指針」を出している。トランプ氏は、14日の記者会見で「一部の州知事は期限より早く(経済を)再開するのではないか」と述べ、規制の早期緩和に強い期待を示した。
 大統領選を控えるトランプ氏には、政治的な打撃となる景気悪化を最小限に食い止めたいという切実な事情がある。13日の会見で「大統領には全面的な権限がある」と断言し、自身の指導力で経済再開の是非を判断するという姿勢をアピールしていた。
 これに対し、米国内で最多の死者・感染者を抱えるニューヨーク州のクオモ知事は14日、CNNテレビのインタビューで「われわれには憲法はあるが、(絶対的権力を持つ)王様はいない」と反発。「州民の健康を危険にさらすなら、経済再開を命じられても従わない」と言い切った。
 中西部イリノイ州のプリツカー知事も、同日の記者会見で「大統領が何と言おうと、私は州民の健康と安全を守るため最善を尽くす」と主張。西部カリフォルニア州のニューサム知事は、経済再開について「政治ではなく科学と公衆衛生(の観点)から決めるべきだ」と注文を付けた。
 連邦制を採用する米国では、経済再開の権限は知事が持つという憲法解釈が一般的だ。トランプ氏も14日の会見で「店を開くかどうかを決めるのは知事や市長だ」と発言をやや後退させたが、「私が個別の知事に再開を認める」とも述べ、あくまでも自らに主導権があることを強調した。

5735チバQ:2020/04/15(水) 22:28:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041400882&g=int
米大統領、感染症権威にいら立つ 経済優先?解任の臆測も
2020年04月15日07時12分


記者会見に臨むファウチ米国立アレルギー感染症研究所長(右)とトランプ大統領=3月17日、ワシントン(AFP時事)
記者会見に臨むファウチ米国立アレルギー感染症研究所長(右)とトランプ大統領=3月17日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が、新型コロナウイルスへの政権の対応策を指南する国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長(79)に対し、いら立ちを隠せないでいる。感染症の権威であるファウチ氏が科学の知見に基づき直言する姿勢が、11月の大統領選を念頭に一刻も早い経済活動の再開を目指すトランプ氏にとって障害になっているためだ。

 「ファウチを解任する時だ」。トランプ氏が12日夕、こう訴える共和党関係者の投稿をツイッターで転載したことが波紋を呼んだ。ファウチ氏はこの日、テレビ番組で「より早く対策を進めていれば、もっと命を救えただろう」などと発言。トランプ氏は解任権をちらつかせ、政権の非を認めるようなファウチ氏をけん制したとみられる。
 レーガン政権から政府の感染症対策を助言してきたファウチ氏と、トランプ氏の関係は特異だ。気候変動などのテーマでは専門家を遠ざけるトランプ氏も、ほぼ毎日の記者会見にファウチ氏を同席させている。ファウチ氏は最近の世論調査で「支持率」が8割に上るなど国民の信頼が厚く、会見に欠かせない存在になっている。
 新型ウイルスの感染拡大が深刻なニューヨーク州で死者数がピークを迎える見通しが立ち、徐々に経済活動再開の局面に入っていくことも両者の関係に緊張をもたらしているようだ。5月の「経済再開」を視野に入れていると言われるトランプ氏に対し、ファウチ氏は「機が熟さないうちに慌てて事を起こしてはならない」と慎重だ。
 ファウチ氏は今月13日の記者会見で、前日の発言について「仮定の質問に答えた」と釈明。トランプ氏も「彼が好きだ。彼は素晴らしい」と、何事もなかったように解任観測を打ち消した。

5736チバQ:2020/04/15(水) 22:57:28
https://digital.asahi.com/articles/ASN4F6FWSN4FUHBI004.html?pn=9
「ご無事で」があいさつ 一変した日常、僕が暮らすNY

2020年4月15日 20時00分
 「なにもかもが変わりましたね」。僕が窓の外を見ながら言うと、「うん、それもすごい早さで」とタクシー運転手のフィル(33)。1カ月前までのにぎわいは、見る影もない。米ニューヨーク(NY)市で新型コロナウイルスの感染者が10万人を超えた12日、まちを歩いた。

ボタン押すのも服の上から
 市内の地下鉄やバスが乗り放題になる「30日券」が手元にある。3月11日、127ドル(約1万4千円)で買った。地下鉄の料金は定額で1回2.75ドルだから、47回乗れば元が取れる。通勤にも使うため、「それぐらいは乗るだろう」と思っていた。

 NY市で新型コロナの感染者が初めて確認されたのは3月1日。「30日券」を買った11日も、まだ100人以下だった。朝、バスに乗って国連本部に行き、昼は近くの飲食店で食べる。夕方にまたバスでタイムズスクエアの近くにあるニューヨーク支局に行き、夜は地下鉄で自宅に帰る。そんな日常は不変だと信じていた。

 だが結果的に、「30日券」は10回も使わないまま、期限が切れた。地下鉄やバスの利用は「必要不可欠」な業務の従事者に限られ、乗車率は1割まで落ち込んだ。国連の会合も取材もオンラインに切り替わり、飲食店は持ち帰りと配達のみになった。

 自宅アパートのエレベーターには、2人以上で乗り込むことはなくなった。金属製のボタンに手が直接触れないよう、服の上から押す。住民同士のあいさつは「ステイセーフ(ご無事で)」に変わり、すれ違う人と距離を置くようになった。

憩いの場が野戦病院に
 NY市の人口は860万人。一方、市内で確認された感染者は4月12日朝の時点で10万人を超えた。NY市の面積は、東京都の3分の1程度しかない。そんな人口密集地に暮らす人たちの、1%以上が感染している。そして、その数はまだ、増え続けている。

ここから続き
 NY州では3月22日以降、知事令によって原則としてすべての就業者に、在宅勤務が義務づけられた。報道は「必要不可欠な職種」として例外扱いだが、テレビ局もコメンテーターを自宅から出演させるなど、十分に注意している。僕たちもそうだ。インタビューは電話でする。

 一方、軽い運動や食料品の買い出しで、外に出ることは許されている。ただ、他人との距離は1・8メートル以上保たなければならない。守らなければ、最大1千ドル(1万700円)の罰金が科される。

 「うつされたくない。うつしていけない」。一歩外に出れば、過剰とも思えるほどのそんな危機感が、広く共有されていることがわかる。

 感染者が10万人を超えた12日は、昼すぎから空に晴れ間が広がっていた。メガネをぐっと鼻に押し込み、マスクを着け、外に出た。いつしか、コートのいらない季節になっていたことに気づく。しばらく歩き、市民の憩いの場、セントラルパークに着いた。

5737チバQ:2020/04/15(水) 22:58:56
静寂の街で捧げる祈り
 日光浴をする市民でにぎわうはずの芝生の広場が、三重に柵で囲われている。従来の医療機関だけでは患者に対応できず、ここは3月末に「野外病院」となった。

 現在は芝生の上に、大きな白いテントが14個設置されている。その一つの入り口に、ガウンを着た医療従事者らしき女性の姿が見えた。女性は頭を抱え、天を仰いでいる。

 マスク姿の家族連れ、ゴーグルに手袋も着けたジョガー。市民らは次々と僕の目の前を通り過ぎる。耳には救急車のサイレンがひっきりなしに響く。

 野外病院のすぐ横に、子ども向けの遊び場がある。だが、だれもいない。今月に入り、市内全ての遊び場にカギがかけられるようになった。学校も、子ども向けの施設も閉鎖され、行き場の減った児童たちが、一部でこれまで以上に集まってしまったからだ。

 様変わりした光景におののく。セントラルパークに野外病院ができるのは、1860年代の南北戦争以来だ。近くに住んでいるというルーは「これは歴史の教科書に載るだろうね」と言った。

「NYは逆境を乗り越える」
 セントラルパークからイエローキャブ(タクシー)を捕まえると、ドライバーのフィルは何度も、「乗ってくれてありがとう」と言った。

 「家にいなくていいの」と問うと、「家にいて、いくら稼げるんだよ」と笑う。「誰も乗ってくれないから、週5から週2に減らした。それでも、食わないといけないからさ」と。

 ふだんの日曜なら観光客や買い物客でごったがえす「五番街」。ティ.ファニーにカ.ルティエ、シャ.ネルにヴ.ィトンと世界の高級ブランドが並ぶ。ただ、今は全て閉まっていて、歩く市民はほぼいない。近くの路上にはパトカーが止まり、警官が見守る。

 この日はイースター(復活祭)で、キリスト教徒にとって特別な日曜日だった。だけど、五番街にそびえる全米最大級の教会、セント・パトリック大聖堂の前も、閑散としていた。

 だれかが花を供えた入り口の前で、5分ほど目をつぶり、両手を握り、祈りを捧げている男性がいた。グリエ・プロタシオ(54)。話しかけると、泣いていた。

 何を祈ったんですか。「とにかく、とにかくこのパンデミックがおさまるように、と」。声を震わせるグリエ。「9・11(同時多発テロ)みたいだ。無実の人が攻撃されて、こんなにも多く殺された」。12日朝までに亡くなった市民は5789人。「9・11」のテロの犠牲者のおよそ2倍に及ぶ。

     ◇

 このまま家に帰ると、落ち込んでしまいそうだった。だから、日系スーパーに食料品を買いに行こうと言い聞かせ、歩を進めた。

 すると、「ヘイ、ステイホーム」と笑って話しかけられた。その男性はレイチェルと名乗った。56歳で、ホームレスだという。マスクがないのか、口元はマフラーで覆っていた。

 タワーマンションの宣伝看板を背に、大きなポリ袋がいくつも入ったカゴを手前に、レイチェルはただただ、立っていた。段ボールにはこんなメッセージが書かれている。

 「NY市は逆境や困難を乗り越える。だからNY市なんだ。うちにいてくれ。これは命にかかわるほど、シリアスな状況だ」

 レイチェルは「お金が欲しくてここに立ってるんじゃないさ」と言う。「ただみんなに無事で過ごしてほしいから、そう訴えかけようと思ったんだ」

 未曽有の事態を乗り切るのは、行政としての「NY市」ではない。連邦政府でも、NY州でもない。フィルやグリエやレイチェルのような、名前と顔を持つニューヨーカー一人ひとりだ。そのはしくれとして、僕にできることはなんだろうか。

 「ステイセーフ」。レイチェルにそう告げ、僕はその場をあとにした。家を出てから1時間ちょっと。なまっていた体は、そろそろほぐれただろう。

 うちに帰ろう。うちで過ごそう。いまできることは、それしかないのだから。=敬称略(ニューヨーク=藤原学思)

     ◇

 新型コロナウイルスの脅威に、いま世界が直面しています。感染の状況や向き合い方が異なる各国の様子は、日本に住む私たちにとっても、危機を乗り越えるためのヒントとなるはずです。各地で暮らす特派員が、自らの体験を通して世界の現状を伝えます。

5738チバQ:2020/04/16(木) 19:40:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041501257&g=int
ウォーレン氏もバイデン氏支持 民主「挙党態勢」構築―米大統領選
2020年04月15日23時22分


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争った左派ウォーレン上院議員(70)は15日、指名獲得を確実にしたバイデン前副大統領(77)への支持を表明した。ウォーレン氏は、同じく左派のサンダース上院議員(78)とバイデン氏の一騎打ちとなった後も支持候補を明言してこなかった。
 ウォーレン氏はツイッターで「この危機的状況で、次期大統領が善良な政府への信頼を取り戻すことはこれまで以上に重要だ。私はバイデン氏が国の再建を支援するのを見てきた」と指摘。共和党のトランプ大統領打倒に向け、挙党態勢を構築する必要性を訴えた。

5739チバQ:2020/04/17(金) 10:31:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000034-jij-n_ame

バイデン氏、左派懐柔強める 主要全候補から支持 米大統領選


4/17(金) 7:24配信

時事通信







バイデン氏、左派懐柔強める 主要全候補から支持 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(左)とウォーレン上院議員=2月7日撮影(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にした中道派バイデン前副大統領は15日、左派ウォーレン上院議員の支持を獲得した。

 これで指名を争った主要候補全てから支持を取り付け、形式上「オール民主」の態勢を整えた。ただトランプ大統領と戦う11月の本選で、相乗効果を発揮できる保証はなく、バイデン氏は左派の支持者を懐柔する動きを強めている。

 「バイデン氏は新しい事実や良い議論を受け入れることを恐れない人物だ」。ウォーレン氏は15日に投稿した支持表明の動画でこうバイデン氏を評価し、立場に隔たりのある医療保険制度改革などの争点で歩み寄りに期待を示した。

 バイデン氏は、サンダース上院議員やウォーレン氏が主張する国民皆保険案を「非現実的」と批判し、距離を置いてきた。ただ、7カ月後に迫るトランプ氏との戦いに勝つには、路線の違いを超えた支持の広がりは欠かせない。

 中道色の強いオバマ前大統領でさえ、挙党態勢構築へ左派取り込みをバイデン氏に促す。バイデン氏支持を正式表明した14日の動画で、自身が大統領に当選した2008年とは「世界が違う」と語り、大胆な構造改革が必要だと主張。サンダース氏支持者の「エネルギー」を称賛してみせた。

 バイデン氏自身、指名争いから撤退したサンダース氏の支持者に「あなた方をただ歓迎するのでなく、必要としている」とラブコールを送る。

 既に、高齢者向け公的医療保険(メディケア)の拡充や、中低所得世帯の大学ローン返済を免除する新たな政策を発表。サンダース氏とは六つの「タスクフォース」で政策を擦り合わせることで合意しており、11月に向け「鋭く左旋回」(保守系経済紙)するという見方がくすぶっている。

5740チバQ:2020/04/17(金) 21:00:57
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14440470.html?pn=2
(コロナ危機と世界)リーダーの不在:上 米国第一、感染拡大防げず 中国敵視、保健分野は冷遇


2020年4月14日 5時00分
「へき地の村から始まったアウトブレーク(疾病の発生)が、36時間であらゆる大陸の大都市に届いて、世界危機を引き起こすことだってある。国境を越えなくても米国の経済に打撃を与える」

ここから続き
 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。

 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。

 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。

 ウイルスに国境はない。CDCは世界60カ国以上に職員を派遣し、世界の牽引(けんいん)役となってきた。02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施した。

 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。

 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。彼らは敵だ』ということだ」と語る。同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。

 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。

 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。(ワシントン=香取啓介)

 (2面に続く)

5741とはずがたり:2020/04/17(金) 22:08:44
「血まみれの計画だ」中国メディアがトランプ氏批判
https://news.livedoor.com/article/detail/18129310/
2020年4月16日 13時43分 テレ朝news

 アメリカのトランプ大統領がWHO(世界保健機関)への資金拠出を停止したことについて、中国メディアは「無数の命を政治闘争に利用する血まみれの計画だ」と批判しました。

 中国共産党系の環球時報は社説で、「『中国中心』で不公平だ」とWHOへの批判を強めるトランプ大統領について「WHOに矛先を向け、選挙に利用するのは非常にモラルに欠ける」と指摘しました。さらに、WHOへの資金拠出の停止について「無数の命をアメリカの政治闘争に利用する血まみれの計画だ」と痛烈に批判しました。また、国営中央テレビは「トランプの矛盾」と題して当初、ウイルスの脅威を軽視したトランプ大統領の言動が国民を混乱に陥れたと報じています。

トランプ氏「感染ピークを過ぎた」 経済活動再開に布石
https://news.livedoor.com/article/detail/18128214/
2020年4月16日 10時20分 朝日新聞デジタル

 トランプ米大統領は15日の記者会見で、世界最多となっている新型コロナウイルスの米国内での感染について「データは全国的にピークを過ぎたことを示している」と述べた。

 経済活動を再開するためのガイドラインを16日に発表するとしている。

 米ジョンズ・ホプキンス大によると、米東部時間15日夜時点で米国の感染者は63万人超。死者数は3万人を超えた。

 トランプ氏は、ニューヨーク都市圏で新規の感染者数が減り、デトロイトやデンバーで横ばい、首都ワシントンやフィラデルフィアで感染速度が遅くなっていると指摘。「まだ警戒しなければならないが、我々の積極的な戦略は機能している」と述べた。

5742チバQ:2020/04/18(土) 11:18:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/db87daf9a2d87cabba52db07e0dd9c4b5d7a621a
米各地で外出制限に抗議デモ、ミシガンではトランプ氏支持の右派集結
4/17(金) 16:31配信

AFP=時事
米ミシガン州の州都ランシングの州議事堂周辺で行われたロックダウン(都市封鎖)に対する抗議デモ(2020年4月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】新型コロナウイルスの感染拡大を受け全米各州で施行されている外出禁止令をめぐり、一部の市民がいら立ちを示し、抗議デモが相次いでいる。一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は16日、経済活動の再開へ向けた外出制限の緩和指針を発表した。

【関連写真】武器を持った外出制限抗議デモの参加者ら

 複数の州では今週、ロックダウン(都市封鎖)措置に対する抗議デモが各所で行われた。

 ミシガン州の州都ランシング(Lansing)には、民主党のグレッチェン・ホイットマー(Gretchen Whitmer)州知事が発令した厳しい外出制限に反発する約3000人が集結した。デモの参加者の一部は武器を携帯していた。

「グリッドロック作戦(Operation Gridlock)」と名付けられたこの抗議デモを主催したのは、「過度な隔離措置に反対するミシガン市民(Michiganers Against Excessive Quarantine)」と名乗る、複数の右派組織からなるグループ。デモ隊は「私たちは働きたい」「ロックダウンを解除しろ」といった標語を掲げ、ホイットマー氏をナチス・ドイツ(Nazis)の独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)になぞらえた参加者もいた。

 また多くの参加者がトランプ氏への支持を示すために、「アメリカを再び偉大に(Make America Great Again)」という前回大統領選での同氏のスローガンが書かれた共和党カラーの赤い帽子をかぶり、今年行われる次期大統領選のための「トランプ2020(Trump 2020)」と書かれた旗を振っていた。この抗議行動によって、ミシガン州議事堂の周囲では大規模な渋滞が起こった。

 ホイットマー州知事は先月24日に外出禁止令を施行し、その後、それを4月30日まで延長した。州知事はこれまでに、外出禁止令は憲法で定められた権利を侵害するものだとして、少なくとも2件の訴訟を起こされている。

 一方、大方の市民らはホイットマー州知事の新型ウイルス対策を好意的に評価している。【翻訳編集】 AFPBB News

5743チバQ:2020/04/19(日) 15:31:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041800314&g=int
「女性副大統領」人選が本格化 トランプ氏攻略にも直結―米民主バイデン氏
2020年04月19日07時24分


米国のハリス上院議員(上段左)、ウォーレン上院議員(同右)、エイブラムス氏(下段左)、クロブシャー上院議員(同右)(AFP時事)
米国のハリス上院議員(上段左)、ウォーレン上院議員(同右)、エイブラムス氏(下段左)、クロブシャー上院議員(同右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)の副大統領候補選びが本格化している。女性の起用を明言し、既に人種や思想の異なる多くの候補が意欲を表明。新型コロナウイルスの影響で運動がままならないバイデン氏にとって誰を選ぶかは有権者への重要なメッセージとなり、トランプ大統領との戦いに影響しそうだ。

 「可能なら米国(の今)を映すような政権にしたい」。バイデン氏は16日のテレビ番組でこう述べ、人選で多様性を重視する考えを示した。近く委員会を立ち上げ、経歴審査を正式に始める。
 有力視されるのが、指名を争ったハリス上院議員(55)だ。黒人の父とインド系の母を持ち、州司法長官などを務めた経歴から、バイデン氏も「いつか大統領になる」と太鼓判を押す。ただ、指名争いで医療保険など重要政策のスタンスが定まらず、「日和見」との批判を浴びた。
 前回大統領選では黒人の9割近くが民主党のクリントン元国務長官に投票しており、非白人の投票率増加が勝敗に与える影響は大きい。2年前のジョージア州知事選で初の黒人女性知事を目指したエイブラムス氏(46)が「私なら素晴らしい副大統領になる」と自薦するほか、ラテン系のコルテズマスト上院議員(56)もバイデン氏が候補に挙げている。
 イデオロギー的な多様性を求めるなら、筆頭は左派ウォーレン上院議員(70)だ。同氏は15日、副大統領候補の要請があれば「受ける」と明言。女性に人気が高く、リベラル層の支持拡大が期待できる。ただ、指名争いでは同じ左派のサンダース上院議員と衝突し、自らの撤退後も支持しなかったことから、「サンダース派」の受けは必ずしも良くない。
 大統領選のかぎを握る中西部では、穏健な民主党支持者や無党派層へのアピールが重要になる。このため中道派のクロブシャー上院議員(59)も有力候補の一人。新型ウイルスへの対応で注目が集まるウィットマー・ミシガン州知事(48)も名前が挙がる。

5744 チバQ:2020/04/20(月) 00:20:44
3499 チバQ 2020/04/18(土) 11:27:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/856d3468a62b885a5372cd085b31d2efa3cdb78a
「州を解放せよ!」 トランプ氏がツイート、野党系知事に揺さぶり
4/18(土) 9:19配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は17日、中西部ミシガン州とミネソタ州、南部バージニア州で新型コロナウイルス感染の拡大防止策である自宅待機令の緩和と早期の経済再開を求める抗議デモが起きていることに関し、これらの州を「解放せよ!」とツイッターに書き込み、抗議デモを支持する立場を示した。

 3州は知事が野党・民主党系であるほか、11月の大統領選の行方を左右する激戦州に位置付けられている。特に、ミシガン州のホイットマー知事は民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領の副大統領候補にも取り沙汰されており、トランプ氏の発言には大統領選に向けて民主党勢力を揺さぶる思惑も込められているとみられる。

 ミシガン州では「感染者数がピークに達していない」として、5月24日まで自宅待機令などの措置を維持する考え。これに対し16日、州都ランシングの州議事堂前に、トランプ氏の名前入りの旗などを掲げた数千人が押し寄せ、経済再開などに加え「知事の拘束」を要求した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、デモはデボス教育長官の一族の政治顧問が設立した活動団体が企画したとされ、一連のデモはトランプ氏を支持する保守勢力が中心となっているのは間違いない。

 ただ、同州では就業人口の21%にあたる約100万人が失業保険を申請するなど「1930年代の世界恐慌並み」の景気悪化が懸念されており、経済再開は多くの州民にとって死活問題であるのも事実だ。

 一方、ミネソタ州では17日、デモ隊の要求を一部受け入れ、禁止されていたゴルフや釣りなどの野外活動を解禁すると表明した。

 抗議デモは、中西部ウィスコンシン州や東部ペンシルベニア州、西部アイダホ州でも予定されるなど、トランプ氏が16日に経済再開に関する新指針を発表したのを受けて多くの州で実施される公算が大きい。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが16日発表した世論調査では「州政府が外出制限を性急に解除することを懸念する」との回答が66%に上った。また、73%が「最悪の事態はこれから訪れる」と答えるなど、米世論の大勢は自宅待機令などで「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」を維持することを支持する立場を示している。

5745チバQ:2020/04/22(水) 22:04:41
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200421/for2004210002-n1.html
米大統領選、バイデン前副大統領が予想外の求心力! 副大統領候補にはミシガン州知事が急浮上 (1/2ページ)
永田町・霞が関インサイド
2020.4.21
 外務省(秋葉剛男事務次官・1982年入省)に、在米日本大使館(杉山晋輔駐米大使・77年)から「米大統領選に関する最新情勢分析」が届いている。

 ワシントンの日本大使館政務班(班長・市川恵一駐米公使=政務担当・89年)が作成したものだ。

 もちろん、この報告書は「厳秘」であり、そのコピーが筆者の手元にあるわけではない。ただ、その概要については掌握している。

 結論を先に言えば、ドナルド・トランプ大統領再選は確定的とまで言えないというものだ。

 その理由は、民主党大統領候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領(77)が予想外の求心力を掌中にしたことである。

 最後まで熾烈(しれつ)な指名争いをしたバーニー・サンダース上院議員が「再選阻止のため、バイデン氏とともに戦う」と表明、さらにバラク・オバマ前大統領もバイデン氏支持を明らかにした。

 中道派・バイデン氏支持と、急進左派・サンダース氏支持の股裂き状態にあった民主党の挙党体制が見えてきたのだ。

 そうしたなかで、日本大使館政務班が注目しているのが、バイデン氏のランニング・メイト(副大統領候補)である。

 バイデン氏が大統領選で勝利するには(1)女性票(2)若年票(3)中西部の接戦州票-の3つが死活的なカギを握る。

 とりわけ、2016年の大統領選の勝敗を分けた「ラストベルト」の激戦4州(ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、オハイオ)を勝ち取らなければ勝算はない。

 こうしたなか、副大統領候補に急浮上したのはグレッチェン・ホイットマー=ミシガン州知事(48)だ。

 ホイットマー女史は18年知事選で州内83の全郡を制し、選挙戦で「完全試合」という偉業を成し遂げた。若年・女性票を総なめにしたのである。

 美人で頭脳明晰(めいせき)で雄弁であることは、今年2月に米議会上下院合同委員会での、大統領一般教書演説後に野党が行う「反論演説」を一任されたことでも分かる。

 11月3日の大統領選で激戦となるミシガン州の知事が副大統領候補というのは有力なカードとなる。隣のウィスコンシン州はミシガン州と波長が似ており、民主党ミシガン優勢となればドミノ化する可能性がある。

 つまり、トランプ=マイク・ペンス(副大統領)コンビは、バイデン=ホイットマーチームに苦戦するというのだ。トランプ氏が再選を果たすには「コロナ制圧」と「経済活動再開」に懸かっている。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

5746チバQ:2020/04/23(木) 09:19:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000011-jij-n_ame

NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく 自宅待機令から1カ月


4/23(木) 7:09配信

時事通信







NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく 自宅待機令から1カ月


米ニューヨーク市ブルックリンで、食料類の配布に並ぶ人々=20日(AFP時事)


 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州で新型コロナウイルス拡散防止のため自宅待機令が発令されてから22日で1カ月。

 外出規制や社会的距離を確保する政策が奏功し、感染拡大の「ピークは越えた」(クオモ知事)と推定されている。しかし、依然1000人以上が毎日新たに入院しており、経済活動の再開は見通せていない。急増する失業者が困窮する中、州内では再開を求める声も出始めている。

 ◇死者1万5000人に
 ニューヨーク州の感染者は25万1000人を超え、死者は1万4828人になった。感染者や死者の半数超が集中するニューヨーク市は外出規制を受けて風景が一変した。高級店が並ぶマンハッタンの五番街は店が閉まり、人や車両がほとんど通らなくなった。一方で外出規制の対象外であるスーパーへの買い物や運動で出歩く人は少なくなく、混雑防止へ入場規制をしているスーパー前の行列は今や日常的な光景になった。今ではほとんどの人がマスクやバンダナで口や鼻を覆い、ジョギングをする人もマスク着用者が増えてきた。

 コロナ感染による入院患者は当初、最大11万人になると予想されたが、外出規制を受け、約1万9000人をピークに減少に転じ、クオモ氏は「医療体制は安定してきた」とみる。ただ、多くの市民は「第2波」を警戒し、規制を守り続けているようだ。

 ◇食べ物求め2時間半
 「失業保険の申請が多すぎて、ウェブサイトや電話のシステムが崩壊した」。クオモ氏は21日の記者会見で、急増する申請に当局が圧倒されていると説明した。州では3月22日から必要不可欠ではない事業がすべて閉鎖になり、米メディアによると、州の失業保険申請者は約120万人に上る。州は1000人が電話対応に当たっているが追い付いていない。

 職を失い、食べるのに困る人も急増している。ニューヨーク市クイーンズで炊き出しや食料提供を行っている非営利団体の前には4月19日、長蛇の列ができていた。並んでいるのは英語を話せない移民とみられる人が多い。家政婦の仕事を失った女性(49)は「このままでは(家賃や光熱費などが)払えなくなる。政府は支払いは待ってもらえると言うけれど、請求は来る。食べ物とお金が必要だ」と訴えた。列の前方にいた人は2時間半以上並んでいると話していた。

 ◇州内でも抗議デモ
 州の感染者のほとんどはニューヨーク市のある南部に集中している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、州内の別の地域ではクオモ知事に経済再開を求める声が強まっており、州西部バファローでは20日、約150人が抗議デモを行った。クオモ氏はこれまで州全体として再開を判断する方針だったが、21日の記者会見では「一つの州として行動するが、違いも理解する必要がある。経済をできるだけ早期に再開したい地域で、州内の別の地域と根本的に状況が異なるなら、それも考慮する」と述べ、地域別に判断する姿勢に転じた。

 とはいえ、経済を再開するには大量の検査が不可欠だ。州は検査実施数を1日4万件に倍増させることを目指すが、態勢強化には「数週間」(知事)かかるという。

5747チバQ:2020/04/23(木) 21:29:13
https://digital.asahi.com/articles/ASN4R52PBN4QUHBI00H.html?pn=4
「犬食うのやめろ」 NYのアジア系差別、コロナで急増
ニューヨーク=藤原学思

2020年4月23日 17時00分
 新型コロナウイルスの感染が広がる米ニューヨーク(NY)市で、アジア系市民への差別的な行動が急増している。背景には、新型コロナが「アジアから持ち込まれた」との偏見があるとみられ、市は対策チームを立ち上げて対応に当たっている。

 NY市マンハッタンで韓国レストラン「済州ヌードルバー」を営むダグラス・キムさん(41)は4月10日、客から1枚の写真をネット上で受け取った。

 「犬を食うのはやめろ」

ここから続き
 店の入り口に、黒のペンでこう落書きされていた。米国では以前から、アジア系の人に対してこうした言動が差別的に用いられてきた。ただ、新型コロナが中国・武漢の海鮮市場から広がったという指摘が出てから、さらに増えているとも言われる。

 キムさんは10代半ばで米国にやってきた移民。20年以上NY市で働き、2017年にレストランを開店。翌年には、ミシュランガイドで一つ星を獲得した。「差別はこれまでもあったが、これほどむき出しのものは初めて」と残念がる。

 NY市は860万人の人口の3分の1以上が外国生まれ。近年はアジア系の市民が増加しており、人口の約14%を占める。こうした人口構成もあり、米国内でも厳しい差別禁止条例があることで知られる。

 だが、新型コロナの感染拡大は、アジア系市民への差別を浮き彫りにした。NY市人権委員会によると、2月1日から4月16日までに、248件の差別の申し立てがあり、約4割の105件がアジア系市民に対する内容だった。前年同期のアジア系市民への差別はわずか5件で、21倍にも膨れあがったことになる。

 また、NY市警によると、19年に3件だったアジア系市民へのヘイトクライム(憎悪犯罪)は、20年3月7日から4月2日だけで11件を記録。バスに乗っていた51歳の女性がマスクを着けていないことをとがめられ、10代の少女4人から傘で殴られるなどの事例があったという。

 NY市はこうした事態を重く受け止め、アジア系市民への差別を専門に扱う対策チームの設置を4月19日に発表。「パンデミックのただ中であろうと、差別やハラスメントは許されない」としている。

ヘイトクライム増加の可能性も
 こうした傾向は、NY市だけの問題ではない。米国でアジア系市民への差別の報告を受け付けている民間プロジェクトによると、3月19日からの2週間で1135件の報告が寄せられたといい、差別は全米に広がっている。

 捜査当局も状況を注視している。CNNによると、連邦捜査局(FBI)のレイ長官は20日、司法関係者に「マイノリティーにウイルスの拡散に責任があると信じる個々人やグループが、ヘイトクライムを起こす可能性がある」との書簡を送り、懸念を示した。

 また、ABCが入手したFBIの内部資料によると、テキサス州では3月14日、2歳と6歳の児童を含むアジア系家族3人が「新型コロナをうつす中国人だと思ったから」との理由で刺された。資料には「アジア系米国人コミュニティーを危険にさらすようなヘイトクライムが、全米で増加するとみられる」との記載があったという。(ニューヨーク=藤原学思)

5748とはずがたり:2020/04/25(土) 01:04:38

アメリカ広いからな。。カジノの街になるって事はこういうことかもしれんがね。

米ラスベガス市長、経済再開の根拠は「市民全員が無症状の保菌者だから」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200423-00033702-rolling-int
4/23(木) 6:15配信Rolling Stone Japan

米ラスベガスのキャロリン・グッドマン市長は、州全域を封鎖したネバダ州の新型コロナウイルス感染症対策を「正気の沙汰ではない」と呼んで話題になったばかりだ。だが、現地時間21日のケーブルTV局のニュース番組とのインタビューを見た後では、市長の正気こそ疑いたくなる。

MSNBCのケイティ・トゥール氏とのインタビューで、無党派の市長はラスベガス市の経済再開を主張するとともに、驚愕の衛生論をぶちまけた。「私は、全員がコロナウイルスの保菌者だと――100%の市民が無症状の保菌者だと想定しています」。グッドマン市長はさらにこう続けた。「私の意見はただひとつ、市民を職場に戻すべきです」

市は封鎖を解除すると同時に、市民の健康を守らねばならない、と市長は述べ、さらにこう付け加えた。「もっとも重要なのは高齢者へのケアです。一番感染しやすい人々ですし、恐ろしいこと、ひょっとすると死に至ることもありますから。ラスベガスは高齢者を大切にしています。私も高齢者ですしね!」

具体的にどのような保護対策があるか、とトゥール氏が尋ねた。ベガスの街が開放されて経済的に潤うということは、カジノに喫煙者があふれ、大勢の人々がスロットマシンに触れ、よどんだ空気の中で呼吸することになる。どう見てもコロナウイルスにかかりやすくなるのは必須だ。

「どのように市民の安全を維持するおつもりですか? 可能だとお思いですか?」とトゥール氏。

「ええ、もちろんです」とグッドマン市長は答え、さらに何の脈絡もなく、コロナウイルスの極めて高い感染力と比較する理由も説明せずに、市の封鎖に至らなかった過去の感染症をずらずら並べた。

「我々は西ナイル熱、SARS、鳥インフルエンザ、大腸菌、豚インフルエンザ、ジカ熱を乗り越えてきました」と市長。

トゥール氏が口を挟み、「これらの感染症は、感染力も感染規模も、今我々が目にしているこの病気ほどではありませんよ」

これに対し、グッドマン市長は驚いたようすでこう答えた。「まあ、事実は後からわかるでしょうね。残念ですが、結果で判断するしかありません」

「ですが、これがまさに事実なんです。死者の数が証明しています」とトゥール氏は応戦した。

5749とはずがたり:2020/04/25(土) 01:04:50
>>5748
トゥール氏が反撃を続ける中、グッドマン市長はネバダ州の感染者数を軽くあしらい、300万人以上の市民に対して「151人の方々が残念ながら命を落とされましたが、ほとんどは持病をお持ちの方です」と言った。

その後グッドマン市長は、ソーシャル・ディスタンシングのおかげで州の感染者数はこの程度に抑えられているのではないか、というトゥール氏の指摘に食ってかかった。にわか保健専門家の市長は、アンソニー・ファウチ博士を引き合いに出した。博士は市長の意見とは正反対の提言をしてきたが、「博士のご意見には従います」と市長は言った。

だがグッドマン市長は、コロナウイルスが来年まで猛威をふるう可能性があるとファウチ博士が主張している、と述べ、これを理由に経済再開を擁護した。「ウイルスとの戦いで手一杯だからといって、人々をずっと職場から遠ざけて、市民の生活や、次の世代の子供たちの生活までだめにしろというのですか?」とグッドマン市長。

ここでトゥール氏は一歩退き、そのすきにグッドマン市長は今後ラスベガスが取るべき対策について(そもそも、市長にはそんな権限はないのだが)非情かつバカげた解釈を延々と語った。

「全員が保菌者だと仮定してお話ししているんです。前に進みましょう、街を開放して、誰でも自由に、ただし責任をもって、慎重に再開していきましょう」とグッドマン市長。

市長はその後、高齢者と児童の保護について改めて語ったが、具体的な施策については触れていない。だが、それには理由がある。彼女の理屈がより陰険な方向に向かったのだ。

「全員が保菌者だと仮定しましょう。全員が同じ土俵からスタートすることになりますね。ああしましょう、こうしましょう、と指示を出して、いざ企業活動を再開させます。仮に企業に感染者がいることが明らかになれば、競争原理でその企業は廃業です。いたってシンプルでしょう」

トゥール氏はもはや呆れた口調で、インタビューを締めくくった。「以上が、市長がラスベガスで展開しようとしている現代の適者生存原理です」

「全員が保菌者」というグッドマン市長の推測は、もし全員が保菌者ならば誰も感染しようがないのだから、全く意味をなさない。だがそれ以上にもっと重要なのは、彼女が文字通り――さながら大規模な人体実験のように――死亡率が成功の物差しになることを前提として、企業活動の再開を支持している点だ。グッドマン市長にはそうした改革を施行する権限はないものの、これだけは言える。彼女がこうした考えを抵抗もなく口にできるとは、なんと恐ろしいことだろう。

Translated by Akiko Kato

5750チバQ:2020/04/26(日) 18:32:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042500326&g=int
猛反発の中、経済再開 米ジョージア州、企業は慎重―新型コロナ
2020年04月26日07時11分


24日、営業を再開した米ジョージア州アトランタの美容院(AFP時事)
24日、営業を再開した米ジョージア州アトランタの美容院(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、南部ジョージア州が24日、制約していた経済活動の一部を再開させた。科学軽視との強い批判を押し切る形で、感染拡大を防ぎつつ経済の痛みを和らげるという「実験」に動きだした。
NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく―自宅待機令から1カ月

 米メディアによると、州都アトランタ近郊のボウリング場ではこの日、開店を待つ人の列ができた。ある男性は感染リスクについて「外出するしないは自由だ」と自己責任を強調した。美容院では、従業員がマスクと手袋を着け、来店した客には検温が行われた。
 経済再開に動いた各州の中で、ジョージアは最も再開の幅が広い。27日からは映画館やレストランの営業も可能になる。
 同州では5日連続で死者が20人を超え、連邦政府が求める「感染者数の2週間に及ぶ低下傾向」という基準を満たさないまま、経済活動再開に踏み切った。
 「安全な職場へ戻ろう」と訴えるケンプ知事(共和党)は、人と人との距離を保つことや、健康状態の確認により「リスクを最小化」すると主張する。
 ただ、営業再開が可能となる業種にはマッサージ店なども含まれ、無症状の感染者を通じた感染拡大リスクが残る。「数週間後には感染者が急増する」(アトランタ市長)という懸念は根強い。
 企業や商店も慎重だ。米メディアの取材に応じた理髪店主は不安を感じながらも「従業員の生活のため」と営業再開を決めた。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、百貨店大手メーシーズなど、州内での営業再開を控える企業が目立つ。安全性のリスクに加え、入場制限で十分な利益が見込めない事情も影響しているという。
 経済活動再開の旗を振ってきたトランプ大統領も及び腰だ。24日のツイッターでは「彼(ケンプ知事)にはOKだとは一言も言っていない」と距離を置く姿勢を示した。


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