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鉄鋼・非鉄金属スレッド
2300
:
とはずがたり
:2022/06/05(日) 19:56:03
>>450
>>2299
残念ながら流れてたのが確認。
閉山の国産タングステン鉱山蘇生が幻に-アドバンストが撤退を示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2008-09-04/K6NQ046JIJUO01
竹本能文
2008年9月4日 14:55 JST
かつて良質のタングステン(希少金属)を 産出し、1992年に閉山に追い込まれた喜和田鉱山(山口県岩国市)の再開発計 画が幻(まぼろし)に終わりそうだ。当初から関心を示してきたレアメタル専 業商社のアドバンストマテリアルジャパン(東京都港区)が、埋蔵量の確認や 採掘する人員の確保など課題山積を理由に「事業化は難しい」(中村繁夫社 長)と判断、事実上の撤退を示唆している。
1669年に銅とすずの鉱山として発見された喜和田鉱山は1911年からタン グステン生産を開始。最盛期は年間7000トン程度生産していたが、1980年代 以降、中国製品の流入によりタングステン市況は低迷。鉱石からタングステン を抽出する選鉱作業の委託先であった近隣の鉱山が、坑道を観光施設に転換し、 採掘休止したのに伴い、喜和田鉱山も92年に採掘を中止、事実上の閉山に追 い込まれた。
しかし、世界的なレアメタル価格上昇に伴い、2005年にタングステン価格 が3倍に急騰したことを受けて、鉱山長を務めていた長原正治氏は閉山時に坑 道に放置されたタングステン鉱石の取り扱いについて、管轄の経済産業省を訪 れ、相談した。経産省の仲介もあり、アドバンストが、2007年に計2000トン を運び出し、選鉱技術を持つロシア沿海州のプリモルスク鉱山に輸出すること につながった。同時に、アドバンストは鉱山の再開発の可能性について検討を 開始した。
世界有数の高品位鉱山
喜和田鉱山のタングステン鉱石は含有率が8-10%と、世界の他の鉱山 (0.8-1%)と比べ品位が高い。「タングステン鉱石が土のなかのサツマイ モのように散逸した形で存在するため、掘り尽くしたとは言い切れない。真剣 に探鉱すれば新たな鉱床が見つかる可能性がある」(長原氏)という。
世界のタングステン生産の9割(2005年ベース)を占める中国が輸出の抑 制策を打ち出しており、国際価格の高止まりが続くなかで「国内に鉱山を持っ ている、と言えれば価格交渉力を持てる」(アドバンストの中村社長)との思 惑もあった。
人員不足、埋蔵量不明
中村社長によると、喜和田鉱山の権益保有者である貿易会社、加祥の山口 敦徳社長(滋賀県大津市)は当初、権益譲渡に前向きでなかったという。鉱山 で採掘する人員の確保が難しく、選鉱施設の確保や、環境問題への対応など難 題が山積。アドバンストが採掘するには鉱山権益を山口氏から取得する必要が あるが、採掘し埋蔵量を推定しないと権益価格が決まらないという悪循環のな かで、結果的に「再開発は無理」(中村氏)と判断せざるを得なかったようだ。
いったん閉山した鉱山の再開発について、独立行政法人の石油天然ガス・ 金属鉱物資源機構(JOGMEC)でレアメタルを担当する備蓄部の北良行課 長は「現在の日本では鉱山人夫の確保が難しく、環境汚染への不安などから地 元への理解を得るのも難しいため、国内の鉱山開発はハードルが高い」と指摘 する。
タングステンは電球のフィラメントや超硬工具といった産業用途から砲 弾・戦車など軍需用に不可欠なため戦略的な金属資源だ。経産省は中国やロシ アなどに偏在するレアメタルの安定供給の必要を提唱しているが、国内鉱山に ついては明確な方針を打ち出していないのが実情だ。
「産業のビタミン」で言われるレアメタルを求めて世界的な獲得競争がし 烈さを増すなか、民間ベースの自助努力だけでは限界があり、官民挙げての関 係強化が必要とされている。
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