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鉄鋼・非鉄金属スレッド
1398
:
荷主研究者
:2015/05/16(土) 18:28:04
>>1397-1398
続き
■桁違いの競争力
14年の日系自動車メーカーによる1台当たりのハイテン使用率はすでに約6割に達した。980メガパスカル以上と、さらに強度を高めた「超ハイテン」の採用も増えている。西村氏は「海外は4割に満たない地域もある。普及余地は大きい」と世界で攻勢をかける考えだ。
鉄鋼業界には、日系自動車メーカーの海外進出に合わせて整えてきた供給態勢も強みになる。成長市場のアジアでは現在、JFEスチールがタイで、神戸製鋼所が中国の合弁工場で980メガパスカル級の生産準備を進める。新日鉄住金はインドネシアで、国営企業と合弁で1180メガパスカル級の生産も可能な工場を17年に稼働する予定だ。
そして最大の武器は、生産量の大きい鉄鋼の桁違いの価格競争力だ。鉄は一部高級品を除き1キログラム当たり数十円程度だが、アルミは圧延品の国内平均が約460円(1月時点)。炭素繊維は2000〜3000円とみられ、採用は高級車にとどまり、大衆車に普及しにくいのが実情だ。
アルミや炭素繊維は部品の溶接なども難しく、自動車の設計変更や新たな溶接法による設備投資なども負担になる。
鉄鋼業界が優位性を保ち、アルミや炭素繊維の侵攻をとめることができるか。約4000年前から人類を支えてきた鉄鋼のさらなる技術開発の加速や供給態勢の充実が鍵になる。
主要自動車企業が拠点を置く日米欧では、地球温室効果ガスの排出量削減を目指して厳しい基準を課している。
日本は省エネルギー法で、車体重量ごとにガソリン1リットルで走れる距離の下限を燃費基準として決めている。例えば、車体重量が1トンの乗用車は2014年度まで17.9キロメートル以上とされたが、15年度から20.5キロメートル以上に強化された。自動車メーカーは各重量区分の販売車種の出荷台数と燃費から出した平均値が、基準を上回る必要がある。違反すれば勧告や企業名の公表に加え、最大100万円の罰金が科せられる。20年度にはさらに基準が厳しくなる予定だ。
米国は、普通車と小型トラックを対象にした企業別平均燃費(CAFE)規制がある。米国内の販売台数と各車種の燃費から出した平均を企業別に算出し、基準を下回れば罰則がある。欧州連合(EU)は各車種に走行距離当たりの二酸化炭素(CO2)排出量の規制を12年から段階的に導入。15年からは全ての新車に適用されている。
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