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製紙産業スレッド
949
:
荷主研究者
:2019/04/28(日) 22:02:33
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/297504?rct=n_hokkaido
2019年04/18 11:14 北海道新聞
経営戦略、道内工場のかじ取りは 苫小牧の基幹 変わらず 王子ホールディングス社長・加来正年さん
かく・まさとし 1956年、福岡県生まれ。九州大工学部を卒業後、78年に日本パルプ工業(現王子HD)に入社。王子HDの取締役常務グループ経営委員などを経て、今年4月から現職。2006年6月から3年間、施設部長や工場長代理として苫小牧工場で勤務した。
製紙業界最大手、王子ホールディングス(HD)の新社長に、苫小牧工場長代理を務めた加来(かく)正年氏(63)が今月1日付で就任した。経営戦略や道内工場のかじ取りについて聞いた。(聞き手・拝原稔)
――人口減で国内の売り上げが厳しい中、どのように経営を進めますか。
「グループ全体の売上高(約1兆5千億円)の約70%が国内なのに対し、営業利益(約1千億円)のうち国内は約30%という現状を変えなければいけません。新聞や印刷用紙の需要は減っていますが、ティッシュなどの衛生用紙や、通販での需要増が続く段ボールは堅調です。日本全国にある工場をどう動かせば需要に見合った最適な生産体制になるのか、選択と集中を考えるのが私の仕事です」
――世界最大級の新聞用紙生産拠点の苫小牧工場はどうなりますか。
「苫小牧工場はグループで最も規模が大きく、生産効率が高い。再生可能エネルギーである水力発電所も持っています。基幹工場の位置付けが変わることはあり得ません。現状は新聞用紙の需要減で稼働率が下がり、古紙高騰で収益面も厳しく、需要の動向も見ながら生産品目の転換も検討しなければいけません。人工知能(AI)などのデジタル技術を活用し、生産性を上げる動きも始めています」
――釧路や名寄、江別にも生産拠点があります。
「釧路と名寄は段ボール原紙、江別は食品の包装用紙など特殊紙の生産拠点でそれぞれに特徴があり、今後も道内を中心に製品を供給します。特に特殊紙は脱プラスチックの流れもあって紙ストローや紙容器が脚光を浴びており、しっかり関連業界にPRして、売り上げ増につなげたいです」
――好調な海外事業を、どう展開しますか。
「インドネシアにおむつの工場を新設し、インドやベトナムにも段ボール工場を建設中です。東南アジアにも段ボール原紙から製品までの一貫生産体制をつくろうと、マレーシアの現地工場に約350億円を投資し、2021年から国産と変わらない良質な原紙の生産を始めます。この現地工場を拠点に、さらに海外事業の拡大を図ります」
――紙以外の新事業にも挑戦していますね。
「北大と連携して、木材から衣料用繊維をつくる過程で出る未利用の副産物から製造した『ポリ硫酸ペントサンナトリウム』(PPS)を、ぼうこう炎治療薬などを手掛ける国内外の製薬会社に供給する計画です。パルプを微細化した新素材『セルロースナノファイバー』(CNF)を使った化粧品も実用化しました。CNFは混ぜると軽くて固い素材になるので、自動車などにも活用できないか、研究を続けています」
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