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製紙産業スレッド

906荷主研究者:2018/09/02(日) 21:38:55

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/tokai-news/CK2018052902000112.html
2018年5月29日 中日新聞 朝刊
日本製紙、洋紙事業再編 富士の関係者「寝耳に水」

家庭紙の生産拠点に転換される日本製紙富士工場=28日、富士市蓼原で

 日本製紙グループが二十八日に発表した洋紙事業の再編計画。街の発展と軌を一にしてきた工場はどう変わるのか。雇用への影響は-。突然の一報に、製紙のまち・富士にも動揺が広がった。

 日本製紙本社によると、同社の富士工場は、段ボールなどの生産拠点の「吉永」(富士市比奈)と洋紙などの生産拠点「富士」(同市蓼原)の二拠点を持つ。今回、影響がある富士拠点では、原料のパルプから完成品までを作る巨大な「抄紙機(しょうしき)」三台で年間十二万トンのコピー紙、上質紙などを生産している。同社は、この三台を来年三月から九月にかけて全て停止する。

 富士工場によると、洋紙の製造過程に関わるのは正社員九十人と協力会社などの従業員六十人の計約百五十人。正社員は配置転換などで雇用を継続したい考えで、協力会社とその従業員については、希望を基に調整に応じる方針で、二十九、三十の両日で従業員への説明会を行う予定。工場は今後、都市圏に近い立地を生かし、かさばって輸送費のコストが高いトイレットペーパーなど家庭紙の生産拠点へ転換していくという。

 工場ではこの日午後三時、報道発表と同時に従業員や組合など関係各所への説明を始めた。富士工場勤務の男性は「びっくりした。(洋紙の生産をやめるのは)かなり思い切った形だと思う」と驚きを隠さない。市内在住で、子どものころから工場の風景になじんでいたこともあり「工場が消滅するわけではないし、何とか残るのであれば…」と複雑な心境をのぞかせた。

 一方、新素材セルロースナノファイバー(CNF)の研究支援や工業用水などで同社と関係する富士市は、突然の一報に同日夕方から情報収集に追われた。同社から直接の連絡はなかったといい、産業政策課の担当者は「寝耳に水。製紙産業は裾野が広いため、雇用などもどこまで影響があるかわからない。追って(同社に)確認したい」と話すにとどめた。

(前田朋子)


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