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製紙産業スレッド

903 荷主研究者 :2018/08/11(土) 11:40:24

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/211599?rct=n_hokkaido
2018年07/24 05:00 北海道新聞
<北海道でつくる>赤平製紙(上) 少量多品種で質を追求

「エリエール」ブランドの道内供給を担う赤平製紙の工場。多品種生産が強みだ

 赤平市の中心部から5キロほど離れた工業団地の一角。赤平製紙の工場に足を踏み入れると、せっけんのような香りに包まれた。「香り付きトイレットペーパーの芯に配合する香料です」と、山崎将人社長。道内で販売される「エリエール」ブランドのティッシュやトイレットペーパーは、全てここで生産されたものだ。

 1980年代後半、地域の核だった炭鉱の合理化が進み、赤平市は雇用確保や経済振興を図ろうと大王製紙に進出を要望。89年に同社と市、道、地元企業が出資する第三セクターとして赤平製紙が設立された。労働省(当時)の大規模雇用開発モデルプロジェクトにも選ばれ、当時は社員の大半が炭鉱離職者だった。

■物流コスト軽減
 大王製紙が進出を決めた背景には、地元の熱意に加えて家庭紙特有の事情があった。ティッシュ類は軽いのにかさばるため、例えば10トントラックでも5、6トン分しか積めず、メーカーにとって物流費の負担が大きい。同社は従来、道内で販売する商品を岐阜県の工場から運んでいたが、赤平に製造拠点を持つことで道内向けの物流コストを抑えることができたのだ。

 現在の工場の設備は、開業当時とほぼ同じ。原紙を作る抄紙機が1台と、製品ごとに紙を巻いたり包装したりする加工機が3台で、生産量は月約1300トン。1日当たりで5箱入りのティッシュペーパー3万6千パック、12ロール入りのトイレットペーパー2万1千パックを作る計算だ。

■保湿タイプ好調
 赤平製紙は道内への商品供給を一手に担うため、大王製紙グループの家庭紙工場の中でも「少量多品種」が特徴。原料の配合や乾燥方法を切り替えて紙の厚さや柔らかさを変えるなどして、原紙24種類、製品51種類を作る。近年好調なのが、グリセリンやヒアルロン酸などを配合し、肌触りがしっとりした保湿タイプのティッシュ。花粉症の人などに喜ばれているという。

 赤平市は2016年度から、同社の製品をふるさと納税の返礼品に採用。市への寄付総額は昨年度初めて2億円を超えたが、その半分以上がエリエールのティッシュやトイレットペーパーを返礼品に選んで寄付されているという。市の担当者は「今後も新商品を取り入れたり製品の組み合わせを変えたりしていきたい」と話す。

 人口減少やペーパーレス化で紙の生産量は減り続けているが、家庭紙の需要は堅調だ。大王製紙は20年度までの3年間で、国内外の家庭紙や紙おむつなどの事業に520億円の設備投資を計画。紙・板紙事業の1・4倍だ。山崎社長も「大王製紙と連携して使い心地の良い新商品を開発し、道内でのシェアをさらに伸ばしたい」と意気込む。

 操業開始から28年。社内に元炭鉱マンはいなくなり、次第に人材確保が難しくなりつつある。「品質にこだわりながら自動化できる工程は自動化し、働く環境がより良くなるよう工夫したい」と山崎社長。今後も地域とともに歩む経営を続けていく考えだ。(権藤泉)

 ◇

▽所在地 赤平市共和町199の5
▽社長 山崎将人
▽事業内容 ティッシュペーパー、トイレットペーパー、キッチンタオルの製造・加工
▽従業員 97人
▽沿革 1989年に大王製紙(愛媛県)と赤平市などが出資する第三セクター方式で設立され、90年に操業開始。三セク方式は2003年に解消し、現在は大王製紙の100%子会社。ティッシュペーパーとトイレットペーパーの道内シェアは約3割でトップ。ポケットティッシュは全国に供給している。


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