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製紙産業スレッド
508
:
荷主研究者
:2012/08/12(日) 21:47:33
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120708/bsc1207080700000-n1.htm
2012.7.8 07:00 Fuji Sankei Business i.
【底流】大王製紙のお家騒動に終止符 恩義の北越紀州製紙が救世主に 第3極で業界再編も加速へ
大王製紙の主力工場、三島工場(愛媛県四国中央市)の全景写真
グループが分裂状態にあった大王製紙の経営が、ようやく正常化に向かおうとしている。救世主となったのは北越紀州製紙。対立していた経営陣と創業家の間を取り持ち、経営を一本化する役割を果たした。仲介の“報酬”として北越紀州が手に入れたのが、大王の筆頭株主という立場。王子製紙、日本製紙グループ本社に次ぐ第3位連合として、「大王−北越紀州」が業界再編の台風の目となる可能性が強まっている。
経営正常化に道筋
「創業家がグループに強固な支配力を及ぼす構造が解消される」
6月28日、大王の創業の地である愛媛県四国中央市で開かれた定時株主総会。佐光正義社長は194人の出席株主を前に、ほおを紅潮させてこう説明した。創業家3代目の井川意高(もとたか)元会長による巨額借り入れが発覚して9カ月余り。株主から元会長の事件を追及する質問はなく、所要時間も前年よりやや長い程度。拍子抜けするほど、あっけなく幕を閉じた。
株主総会が平穏に終わったのは、その2日前に北越紀州との間で資本提携強化に合意、経営正常化の道筋が見えたからだった。北越紀州が大王の株式を創業家から取得して大王の発行済み株式数の19・6%(議決権ベースで22・1%)を保有する筆頭株主となり、創業家が過半数を握る大王の関連会社18社の株式も取得し大王に売却する。
大王は、今月後半にも北越紀州との提携強化を踏まえた中長期の事業計画をまとめる方針だ。お家騒動に終止符を打った佐光社長は総会終了後の記者会見で「事件を機にリスタート(再出発)を切る」と反転攻勢を宣言した。
恩義を感じて仲介の労
元会長の巨額借り入れが発覚したのは昨年9月。これを機に経営陣は「脱創業家」の動きを強め、創業家との対立は激化。元会長の実父である井川高雄元顧問は今年2月以降、関連会社の一部で臨時株主総会を開いて取締役を入れ替え、3月には経営陣が求めていた関連会社株式の買い取りを拒否するなど大王の経営は混乱の極みにあった。
だが、水面下では創業家、経営陣ともある人物に接触、事態の打開を図ろうとしていた。それが北越紀州の岸本晢夫(せきお)社長だった。
両者が岸本社長を頼ったのは“貸し”があったからだ。平成18年、王子製紙が北越紀州の前身である北越製紙に敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けた際、大王は北越の株式を取得してTOB阻止に一役買った。
「大王には恩義を感じている。今回は私たちが応えるべきときだ」。北越紀州の岸本社長は大王の佐光社長にこう語り、創業家との仲介役を買って出た。
岸本社長の仲介は、強気一辺倒だった高雄元顧問にとっても渡りに船だった。大王グループの分裂状態が長引けば製紙業界での競争力が弱まり、企業価値のさらなる低下は不可避。それは大王の「中興の祖」とされる高雄元顧問にとって、耐え難いことだった。株式売却に合意した日、高雄元顧問は「将来的に大王製紙の成長をいかに図るべきかを考えざるを得なくなった」とコメントし、経営陣と和解せざるを得なかった心情を正直に吐露した。
一方、創業家の懐事情を指摘する向きもある。元会長の借入金は総額約107億円に上ったが、53億円余りが未返済。完済には保有株式を売却せざるを得なかったとみられている。
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