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製紙産業スレッド
401
:
荷主研究者
:2010/12/30(木) 20:01:55
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101221/bsc1012210505013-n1.htm
2010.12.21 05:00 Fuji Sankei Business i.
王子製紙など、環境に光明 市場低迷で新たな収益源模索
ペーパースラッジなどの燃焼灰に薬品を混ぜた造粒物は、雑草の成長に必要な水分を吸収し、繁殖を抑える効果がある(日本製紙提供)
製紙各社が環境事業を強化している。王子製紙はバイオマス(生物由来の有機資源)を原料にした再生可能燃料であるバイオエタノールの実用化を目指すほか、日本製紙も石炭などの燃焼灰を活用した雑草抑制剤を来秋にも発売する方針。レンゴーは薄くて軽く、二酸化炭素(CO2)排出削減につながる段ボールを展開している。国内製紙業界が人口減少などで低迷する中、環境志向の高まりを追い風に、新たな収益源を模索する。
王子製紙は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受け、新日鉄エンジニアリングなどと木材からバイオエタノールを生産する技術の研究を進めている。来年度には呉工場(広島県呉市)の敷地内で実証プラントが稼働する予定で、早期の実用化を目指す。
ユーカリなどを紙の原料に加工する際に残った枝や葉などを活用するという。王子製紙は国内外に植林地を保有し、「原料を安定的に調達できるほか、資源の有効利用にもつながる」としている。
日本製紙は、紙の製造工程で生じる繊維のかすであるペーパースラッジや石炭などの燃焼灰を使った雑草抑制剤の開発に乗り出している。
燃焼灰に薬品を混ぜた造粒物は吸水力が強く、雑草の成長に必要な水分を吸収するという。すでに雑草の繁殖を抑える効果についてテストを行っており、来年秋の発売を目指す。
これまで同社では燃焼灰をセメント原料や道路工事など向けの路盤剤に活用していた。しかしセメント需要が落ち込む一方で、古紙利用が進み灰の発生量は増加しており、新たな活用法が求められていた。
レンゴーは5月、軽くて薄い「Cフルート段ボール」を主に生産する福島矢吹工場(福島県矢吹町)を稼働させた。この段ボールは生産や物流の段階でCO2の発生量が少ないのが特長だ。
同社が進めるCO2削減活動「軽薄炭少」を象徴する工場で、太陽光発電なども採用している。「環境を考えたエコ段ボールでニーズをとらえる」としている。
国内製紙業界は景気低迷や人口減少で頭打ちの状況。日本製紙連合会によると、今年の紙・板紙の内需は、前年比約1%減の2762万トンと、微減の見通し。このため、各社とも「環境という付加価値で新しい需要を開拓したい」(製紙大手幹部)考えで、事業強化の動きは今後も相次ぎそうだ。(中村智隆)
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