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製紙産業スレッド

227荷主研究者:2008/01/03(木) 01:14:57

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200711230004a.nwc
王子、再編の呼び水!? 三菱製紙と提携 篠田社長、将来統合に含み
FujiSankei Business i. 2007/11/23

 製紙最大手の王子製紙と同5位の三菱製紙が結んだ資本・業務提携が、業界に波紋を広げている。王子が昨夏の北越製紙に対する敵対的TOB(株式公開買い付け)に失敗以来、業界は部分的な資本提携で“反・王子連合”を形成し反発してきた。その一員と見なされてきた三菱製紙への王子の接近。原燃料価格高騰による収益悪化の中、業界再編のきっかけになる可能性は否定できない。

 22日、東京・銀座の王子製紙本社で開かれた経営説明会で、三菱製紙との情報用紙事業提携に関し、証券アナリストから「統合を視野に入れていないのか」との質問がぶつけられた。王子の篠田和久社長は、「考えていない、と答えたら『ばかか』といわれる」とはぐらかし、「将来に関しては全くの白紙」と含みを持たせた。

 三菱製紙の佐藤健社長は20日の提携発表会見で、「相互出資も用途を限定したもの。提携を広げることはない」と断言し、「単独で生きる」と合従連衡を完全否定。提携に関する認識で、王子側との温度差を露呈した。

 ある業界幹部は、「合併による規模拡大を武器にしてきた王子に焦りがある」とも指摘する。業界2位の日本製紙グループ本社は、王子による北越買収を阻止した後、段ボール原紙最大手のレンゴーと資本提携した。両者が統合すれば、連結売上高で王子をしのぐ。

 一方の三菱製紙は、三菱財閥創始者の長男、岩崎久弥氏が1888(明治31)年に設立した「自主独立意識の強い社風」(幹部)。王子と対立して北越の筆頭株主となり、北越再建に取り組む三菱商事とも距離を置く。佐藤社長は「(株主である)三菱商事には説明しただけ」と、王子との提携は独自構想だと強調した。

 業界内での孤立から巻き返しを図る王子の篠田社長。三菱製紙との部分的資本提携が招く資本効率低下リスクをアナリストに指摘され、「それはちょっと感じている」とも答えた。「資本の論理」による次の一手が注目されている。


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