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製紙産業スレッド

1012荷主研究者:2021/01/02(土) 19:09:19

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/495409?rct=n_hokkaido
2020年12/27 14:00 北海道新聞
日本製紙撤退で年100隻以上の入港減 釧路市推計 収入減1千万円超確実

日本製紙の紙・パルプなどを運ぶ船。釧路工場の撤退は釧路の港湾にも大きな影響を及ぼす

 日本製紙(東京)が釧路工場の製紙事業からの撤退表明を受け、製紙業とともに発展してきた釧路の港湾への影響が懸念されている。釧路港の年間取扱貨物量の約1割を同社関連の紙・パルプなどが占めており、市の推計では、年100隻以上の入港がなくなるとみられ、これに伴い、市の収入である入港料や岸壁使用料も1千万円以上減りそうだ。

 釧路市によると、釧路港の2019年の取扱貨物量1510万トンのうち、同社が製造した紙・パルプ、原料の木材チップや燃料の石炭など同社の製紙関連は約1割の170万トンを占める。例年、取扱貨物量の品目別では石油類の約200万トンが最も多いが、これにほぼ匹敵する量だ。

 市は、釧路工場撤退により同社の製紙関連の貨物輸送がなくなった場合、同社向けに石炭やチップを運んでいる船や、各社の製品を混載している船について、年100隻以上の入港がなくなると推計。貨物船は年2700隻ほどが入港しており、少なくとも約4%が失われる計算になる。

 入港料や岸壁使用料、荷役機械使用料など市の収入も減る。各料金は船のトン数や係留時間によって変わるため、減収の総額を算出するのは難しいが、確実に入港しなくなるチップ船5隻だけでも900万円の減収になるといい、総額が1千万円を超えるのは確実だ。

 釧路港は製紙業とともに発展してきた歴史がある。1967年、輸入チップ受け入れのため、釧路港東港区中央埠頭(ふとう)に日本製紙と王子製紙が共同でチップヤードを設置。75年には西港区第1埠頭が供用開始となり、大型の輸入チップ船の入港が可能となり、日本製紙が工場までチップを運ぶコンベヤーを完成させた。2002年には西港区第4埠頭に水深14メートル岸壁ができ、大型の石炭船に対応した。

 市水産港湾空港部の高橋知克次長は「製紙業は釧路の三大基幹産業の一つ。釧路工場撤退は港湾にとっても影響が大きく、何としても残ってほしい」と話す。(五十地隆造)


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