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製紙産業スレッド
101
:
荷主研究者
:2006/02/26(日) 23:25:10
【東京加工紙筑波工場】
http://www.ibaraki-np.co.jp/serialization/06/page03.htm
2005/10/07(金)茨城新聞
<114> 東京加工紙筑波工場 歩留まり率の向上図る
■悩みは原油の高騰
パラフィン紙(ろう紙)製造の個人商店として一九二三年創業、三五年設立の東京加工紙(東京)の主力工場が筑波工場(富樫誠取締役工場長)。港区浜松町にある本社併設の工場を業況拡大に伴い移設した。昨年、横浜工場(横浜市)の印刷部門を筑波工場に統合している。
たばこの包装紙やパンの包装用フィルム、医療用紙など、紙や各種フィルムのグラビア印刷を手掛けている。
■紙印刷が8割
印刷はグラビア印刷のほか、凸版印刷、平板印刷の一種で折り込みチラシなどに幅広く使われるオフセット印刷、凸版の一種で欧米で主流のフレキソの四種類ある。
グラビア印刷は凹版の一種。回転する円柱形のシリンダーロールの面に印刷する文字や絵柄が彫ってあり、そこにインクを埋め込んでおいて、紙やフィルムに転写する。用途の九割強はフィルム印刷、残りが紙印刷となっている。
しかし、同社は売り上げの八割が紙印刷、二割がフィルム印刷と、紙印刷が主流。紙、フィルムともシリンダーロールを通して印刷した後、目的の幅に裁断するスリッター加工を施し、巻き取って出荷される。
■多様な製造品目たばこ用シェア6割
たばこの一カートン(十個入り)用の包装紙を「国内の六割は納入している」(富樫工場長)のが特徴。背景には、パラフィン紙製造でスタートした同社が、たばこの包装紙(当時は二カートン用)がパラフィン紙だった時代から長く製造してきた歴史がある。
ほかにも、パン包装用フィルムやカップラーメンのふた、食用油のボトルをくるむラベル、キャラメルを一個ずつくるんでいるパラフィン紙も同社が製造している。
変わったところでは、百万円や一千万円単位で紙幣をまとめる帯封や、ベニヤ板のつなぎ目を覆う木目のついた建材用ヒートテープ、電車の乗車券など自動券売機の用紙なども製造している。
■衛生管理も徹底
食品関係の仕事が増えており、衛生管理は厳しい。八九年には軟包装衛生協議会の認定を受けたほか、二〇〇一年に品質管理の国際規格ISO9001を取得した。
悩みの種は原油高騰。原料のフィルム、インクが値上がりしているが、競争が激しく一部製品を除き価格転嫁は難しいという。
また、同社でもシリンダーロール二千本、総合印刷メーカーでは一万本という、多品種少量生産にいかに対応するかが課題だ。例えば、たばこの包装紙は一万㍍の紙から三十巻分印刷、一カ月で四千三百二十万カートン分製造する。一巻分の印刷は五−十分程度で終了する半面、印刷前の準備には約一時間かかる。
「競争が激しく値段が下がりつつある。準備時間をいかに早くするかが勝負の分かれ目」(同)と、歩留まり率の向上を図る。
・所在地 牛久市桂町
・操業開始 一九八九年
・敷地面積 約二・五㌶
・生産品目 たばこ用包装材料、パン包装用フィルム、建材用ヒートテープなど
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