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製紙産業スレッド

10とはずがたり:2003/12/14(日) 03:08
俺んちに山と積まれた新聞紙があるぞ。盗み出して頂戴。

http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=4514
古紙戦争 山形編

「新聞・雑誌・段ボールを無断で持ち去ることは絶対にやめてください!」と書かれた黄色いチラシが張られたゴミ集積所=山形市六日町で
他県から複数の業者参入

  新聞や段ボールなど古紙の争奪戦が山形市内で激化している。一時はただでも引き取ってもらえなかった古紙相場が上昇した結果、複数の業者が県外から新規参入し、買い取り価格が高騰。これを受けてごみ集積所から古紙を無断で持ち去る問題も頻発し、回収を地元業者に委託してきた同市は、「持ち去り禁止」の張り紙を出すなど防戦に躍起だ。

 買い取り価格、倍以上に

  「1キロ10円」の文字が電光掲示板に躍る。

  関東地方から同市内に進出し、10月から操業を始めたある古紙問屋は12日、古新聞と段ボールの引き取り価格をキロあたり8円から値上げした。夕方にもなると、工場には古新聞などを満載したトラックがひっきりなしに入ってくる。

  この価格は、同市内の古紙業界に衝撃を与えた。それまでの相場の倍以上だったからだ。

  古新聞や段ボールなどは、回収業者が家庭などから集めた後、古紙問屋が引き取って製紙会社などに送っている。相場は長く低迷、ある回収業者によると、昨年は問屋にキロあたり2円支払わなければ引き取ってもらえないこともあったという。今年に入ってからはこの状態は解消したが、買い取り価格は4円前後で推移していた。

  ところが今夏以降、他県から同市内に新たに問屋3社が進出し、価格をつり上げた。背景には全国的な相場上昇がある。急成長を続ける中国で段ボールの原料となる古紙の需要が急増、輸出が活発化したためだという。

  市内で以前から営業している既存問屋側も最近、買い取り価格を1キロ7円前後に上げた。これでも関東地方の相場より高く、ある問屋は「採算度外視の過当競争だ」と話す。これに対し、10円を掲げる問屋は「まだまだ競争できる」と強気だ。

     ◇

 持ち去り増え、パトロールも開始

  「古紙類持ち去り禁止……現場を見かけたらご一報願います」

  先月下旬、山形市内の可燃ごみ集積所約4千カ所に、こんなチラシが張り出された。市が回収を委託した業者以外の車が、持ち去る場面がたびたび目撃されたためだ。

  古紙価格の上昇が背景にあるとみられ、今年度に入って古新聞の回収量は前年を下回るようになった。10月は約144トンと前年より4割以上少なく、その分、問屋から市に入るはずだったお金も減ることになった。

  このため市が山形署に相談したところ、「集積所の古紙は市に帰属することを明示する必要がある」と助言を受けたという。同市は早朝のパトロールも試験的に始めた。

  古紙の持ち去りが早くから問題化した東京などでは、条例で持ち去りを禁止している自治体があり、世田谷区は罰則規定も設けた。山形市は「価格が下がれば持ち去りもなくなり、条例が無用となる可能性もある」と、当面は推移を見守る方針だ。

     ◇

  市による古紙回収は01年度から始まったごみの分別収集にあわせてスタート。可燃ごみの日に集積場に出せば、市と年間契約している回収業者が集め、市内の既存問屋3社でつくる協会に引き取ってもらう仕組みだ。

  引き取り価格は市と協会との交渉で決まる。高く引き取ってもらえれば市の収入になるが、昨年度は市がキロあたり0・5円を支払う契約だった。今年度は差し引きゼロで始まり、10月以降は2・5円を市が受け取ることになったという。

  価格改定は実質的にほぼ半年ごとで、市場価格との差額は協会のもうけになる。市場価格との乖離(かいり)が拡大して持ち去りが増えた格好だ。新規参入したある問屋は「行政が業者を保護し、市内の価格が不当に低く抑えられていたつけだ」と皮肉っている。
(12/13)


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