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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

897とはずがたり:2008/06/03(火) 23:09:29

質問本文情報
平成十九年十一月七日提出
質問第二〇〇号
東海環状自動車道西回りルート・岐阜市御望山周辺計画に関する質問主意書
提出者  佐々木憲昭
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a168200.htm

 東海環状自動車道御望山(ごもやま)ルートの建設計画をめぐり、国土交通省・中部地方整備局・岐阜国道事務所は、一九九六(平成八)年十月に都市計画決定が行われたルートに加え、新たにA案、B案、C案の三つの比較ルート帯を提示している。この提示を受け、関係地域で「地元住民説明会」が開かれてきたところである。しかし、説明会の内容、あり方はもとより、①六年間にわたる御望山調査検討会で「御望山の安全性は確認されない」との明確な結論を得ている当初の都市計画ルートがなぜ排除されないのか、②同ルートに最も近く、専門家の中からも危険性が指摘されるBルート案がなぜ含まれているのか、③三つの比較ルートのそれぞれの根拠など、広範な住民から不安と疑問の声が絶えない。
 地域住民の命と安全を守ることこそ国や行政にたずさわるものの重大な使命である。
 以下、質問する。
一 御望山調査検討会の役割と御望山ルートの安全性について
 ① 二〇〇四(平成十六)年三月一日の予算委員会で、私は、「高速道路あるいは高規格道路のような大型の公共事業を進める場合に、地域住民の命と安全を守り環境保全に努める」ことの重要性について政府の基本的な見解をただした。当時の石原伸晃国土交通大臣は、「今後とも、国民生活の安全性を確保する観点、そして…生活に…負担のかからないような形で道路整備を進めていくということは重要な視点であると認識しております」(同委員会第八分科会)と答弁をしている。政府においては、今日、このような認識に変わりはないか。基本的見解を聞く。
 ② 二〇〇〇(平成十二)年六月に設置された御望山調査検討会(委員長・志岐常正京都大学名誉教授、以下「検討会」)は、国土交通省など行政と専門家、地元住民代表の三者で構成する、日本で初めて経験する画期的なものであると考える。政府は、この「検討会」がどのような意義を持つと考えているか、その果たしてきた役割等について示されたい。
 ③ 「検討会」は、六年近い歳月をかけて昨年三月、最終報告書をまとめた。それは、「異例とも言えるほどの多角的で長期の調査をしての結論である」(同・報告書)。そのなかで、「この調査検討会における結論は、『御望山の安全性は確認されない』ということにつきる」と明言している。
  先述の予算委員会で政府は、「御望山検討会がどのような結論を出すのか見守る。もちろん、見守る中で重要な要素としては安全性。地質学上、そこに坑口を開くことに危険があるという結論になれば、その意見は十分に参考にさせていただく」と答弁を行っている(石原国土交通大臣=当時)。
  以後、三年余を経た今日、「重要な要素としては安全性」という政府の基本的立場に変わりはないか。認識に変更があれば具体的に示されたい。


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