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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

4669荷主研究者:2020/03/29(日) 13:25:13

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/398673?rct=n_hokkaido
2020年03/03 11:14 北海道新聞
帯広・広尾自動車道延伸 20年度事業化見送り 道開発予算

十勝港までの延伸に向けた2020年度の事業化が見送られた帯広・広尾自動車道=昨年7月(本社ヘリから)

 【広尾】帯広・広尾自動車道の十勝港への延伸に向けた事業化が、2020年度は見送られたことが分かった。周辺に生息する猛禽(もうきん)類の保全対策の検討にさらに時間がかかるため。十勝港への延伸は災害時の避難路に加え、生産地と結ぶ「物流の大動脈」としての役割への期待が大きい。地元関係者は今回の決定に落胆しつつ、引き続き要望を続けるとしている。

 国土交通省は2月28日、20年度予算に向けて「新規事業採択時評価」の手続きに着手する事業を発表したが、帯広・広尾道の延伸事業が盛り込まれなかった。国交省道路局は「営巣からどの程度ルートを離すのかなど、保全対策をしっかりと検討する必要がある」と見送りの理由を説明した。

 帯広・広尾道は現在、大樹町の忠類大樹インターチェンジ(IC)まで開通しており、16年度に忠類大樹IC―豊似IC(仮称、広尾町)間15・1キロの事業化が決定。しかし、豊似IC―十勝港の13キロは、環境調査で希少な猛禽類が営巣していることが判明。事業化は正式決定しておらず、十勝の行政・経済界が一丸となって、十勝港への延伸を国に要望し続けてきた。

 広尾町の村瀬優町長は「マチの物流、人の流れに大きく影響する。事業化の感触があっただけに見送りは残念だ」と話した。本年度計4回の中央要望を行った早期建設促進期成会の会長を務める米沢則寿帯広市長は「来年こそ事業化されるよう、熱意を伝えていく」と前を見る。

 町のまとめによると、十勝港の18年の取扱総量は145万トンで、10年前より3割増加。さらに30年度末の北海道新幹線の札幌延伸時を控え、貨物列車の見直しの議論も加速する中、海上輸送の強化を求める声もある。広尾町商工会の斉藤政明会長は「十勝で乳牛などの飼養頭数が増える中、アグリポート(農業港)としての十勝港の整備は必要だ」と強調した。

 十勝港への延伸については昨年6月、自民党の二階俊博幹事長が広尾町を視察し、「今年中に事業化を」と発言し、管内の期待が一気に高まっていた。(広田まさの、大能伸悟)


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