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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道
4583
:
荷主研究者
:2019/09/23(月) 16:00:12
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=568460&comment_sub_id=0&category_id=112
2019/9/7 中国新聞
呉幹線道路網整備へ調査開始
http://tohazugatali.web.fc2.com/road/20190907chugoku01.JPG
国道185号の休山トンネル。前後の区間を含め、国土交通省が機能強化に向けた調査を始めた
http://tohazugatali.web.fc2.com/road/20190907chugoku02.JPG
国土交通省は昨年の西日本豪雨で深刻な渋滞が起きた呉市内で、広島呉道路(クレアライン)呉インターチェンジ(IC)と、東広島呉道路(東呉道)の阿賀IC間を中心に、災害に強く、混雑しにくい幹線道路網の整備に向けた調査を始めた。山陽道を含めた広域的な視点で交通の在り方を考え、両IC間を地域高規格道路でつなぐ必要性も含めて検討する。
国交省広島国道事務所によると、調査対象は両IC間を結ぶ国道185号や市道などの一般道約5キロの区間。区間内にある休山トンネルは以前、暫定2車線だったが今年3月に新トンネルが開通。休山新道全線2・6キロが4車線化した。トンネル付近の渋滞が緩和した一方、しばしば新道の両端周辺で信号待ちの車列が延びている。
同事務所は具体的な渋滞状況や場所を調査する。将来の人口変動や企業の進出状況などを踏まえた交通需要も推計する。2019年度は調査や課題の洗い出しを進め、その上で自治体や関係機関と協議したい考えだ。
阿賀ICと国道185号がつながる先小倉交差点は、呉市中心部方面への立体交差工事が進む。クレアラインの4車線化も決定している。一方、クレアライン呉ICと休山新道西側の1・5キロは現在、具体的な整備計画はない。
西日本豪雨でクレアラインは全線復旧に82日間を要した。JR呉線の不通も重なり、呉市と広島市を結ぶ国道31号、185号などで深刻な渋滞が発生した。仮に道路の高規格化が進めば、東呉道、山陽道へと迂回(うかい)し、広島方面との往来がスムーズになる可能性がある。
クレアライン、東呉道、山陽道を「トライアングルネットワーク」と位置づけ、企業誘致に取り組む呉市産業部も「災害時などのルートの多様性を示せれば、誘致に弾みがつく」と期待する。
同事務所は「まずは自治体などと課題を共有し、今後の需要や住民の希望も踏まえて検討したい」としている。(見田崇志)
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