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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

3758荷主研究者:2016/03/13(日) 11:25:31

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2016/02/26 建設新聞
東北地方整備局 宮古盛岡横断道の整備
平津戸松草道路・対象区間の延長は約7㎞
T2本を今後発注へ民間生コンプラント今春稼働

 《東北地方整備局が復興支援道路として整備を進めている岩手県宮古市の平津戸松草道路は、2011年の事業化を受けて工事が本格的に始まったところだが、今後もトンネル2本の工事発注を予定している。また、同路線の建設に必要な生コンクリートを供給する民間のプラントも今春から稼働する見通しだ。》

 岩手県宮古市と盛岡市を結ぶ全長約100㎞の国道106号宮古盛岡横断道路において、宮古市域西側の一部を構成する平津戸松草道路は、同市平津戸から同市区界(くざかい)第4地割に至る約7㎞の区間が対象だ。

 現道はJR山田線に沿って急カーブが連続する難所となっていることから、線形改良を伴う幅員13.5〜12mの道路整備を施す。起点側となる東側では、延長3㎞超の平津戸トンネルなどを新たに設けて現道の北側に新ルートを構築し、区間の西側では一部現道を活用しながら線形改良を行う。

 事業の早期進捗を図る事業促進PPPは、東北地域づくり協会・建設技術研究所・竹中土木・奥村組JVが担当。また、2014年度にはトンネルのほか橋梁下部工や道路改良を施工する大ロット工事を2件発注済みで、「平津戸トンネル工事」は清水建設、「岩井地区トンネル工事」は飛島建設がそれぞれ担当している。

 主な構造物の状況を起点側から見ると、与部沢(よべさわ)橋(以下構造物は全て仮称)は橋脚の一部を清水建設が担当するが、残る下部工と上部工は今後発注する。続く与部沢トンネルは内空断面積87.1㎡、延長1039mの規模で、設計はオリエンタルコンサルタンツがまとめており、工事は16年度以降に発注する。この西側に位置する平津戸トンネルは、内空断面積93.9㎡、延長3159mの長大トンネルとなり、避難坑を含めて施工は清水建設が担当。昨年10月から掘削を開始したところで、17年秋ごろの貫通を目指している。

 平津戸トンネルの終点側では現道を活用した後、延長682mの岩井第一トンネル、橋長112mの新栃渕橋、延長143mの岩井第二トンネルをそれぞれ新設する。これら岩井地区のトンネル2本と新栃渕橋の下部工は飛島建設が担当し、現在は準備工を進めている段階だ。

 さらに西側では、橋長50m程度の岩井沢橋、新松草橋、笹平橋を架橋した後、区間終点部にはJR山田線松草駅付近の集落北側に松草トンネルを計画。規模は内空断面積87.6㎡、延長534mとし、設計は国際航業がまとめ、16年度以降の工事発注を予定している。

 なお、平津戸松草道路一帯は冬期にマイナス20度近くまで冷え込むため、コンクリート構造物の品質確保が重要となる。しかし、既存の盛岡市側と宮戸市側にある生コンプラントのどちらからも遠い距離に位置していることから、民間による新たなプラント建設が進んでいる。

 建設場所は、道の駅やまびこ産直館から数㎞盛岡市側の宮古市川井第1地割70番で、設置に当たっては岩手県生コンクリート工業組合が協力し、建設・運営は同組合員のセイアが担当する。18年ごろまで約12万立米の出荷を見込み、ことし3月から本格稼働を予定している。

2016/02/26付一面に掲載


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