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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

3756チバQ:2016/03/06(日) 21:06:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160306-00010000-norimono-bus_all
首都圏高速、新料金の注意点 迂回優遇に矛盾? 逆に高くなることも
乗りものニュース 3月6日(日)10時20分配信

値上げになるが、仕方がない首都高
 来たる2016年4月1日(金)から、首都圏の高速道路料金が改定されるのは、既報の通りです。

 今回の改定の眼目は、「起終点を基本とした継ぎ目のない料金の実現」。つまり、出発点と目的地が同じなら、どのルートを通っても基本的に同料金とすることで、渋滞の激しい首都高を迂回し、圏央道や外環道の利用を促進していることです。

 首都高とNEXCOという高速道路会社の垣根を越えて料金を統一し、迂回のために遠回りしても最短料金を適用する今回の内容は、交通量を平準化して渋滞を緩和する、理想的な料金体系といえます。

 一方、不満も一部から出ています。その多くは「首都高の長距離利用料金が値上がりする」というものです。確かに首都高の料金は、現在の上限930円から1300円に値上げされます。しかしそこを値上げしないと、この統一料金制は実現不可能なのです。

 現状では、首都圏を横断する際、首都高を突っ切るのが最も安く済みます。しかし、首都高の上限料金が930円のまま統一料金制を導入するとなると、その料金水準に合わせる必要が生じるため、結果的にNEXCOの高速道路料金単価を大幅に下げなければなりません。

 そして、首都圏ばかりを優遇するわけにはいきませんから、全国の高速道路料金を引き下げる必要が生じ、結果的に年間1兆円単位で税の投入が必要になります。「その財源はどこから持ってくるのか」という、堂々巡りになってしまうわけです。

 私[清水草一(首都高研究家)]の意見は、「現行の首都高の長距離料金が安すぎる」です。実際、さいたま見沼(さいたま市緑区)から幸浦(横浜市金沢区)まで走行すると、86kmで930円。その単価はNEXCOの大都市近郊料金の約4分の1と、あまりにもバランスを欠いた安さです。それを今回の料金改定で約4割上げて1300円にするのは、様々な条件を勘案すると、バランスのいい妥協点だと考えます。

趣旨に合わない? 残念な部分もある新料金体系
 今回の改定は、基本的には理想的なものですが、細部を見ると、残念な部分もあります。

 その最大のものは、今回の発表で<ご利用上の注意>に小さく書かれている、「外環道の各出入口、首都高速の各出入口を出発地(または目的地)とする場合は、料金は引き下げません。走行経路どおりの料金になります」という一文です。

 首都高や外環道のインターが出発点や目的地の場合は、「起終点同一料金」が適用されず、経路どおりの料金を請求されるのです。これは今回の「起終点同一料金」が、あくまで「都心通過交通の分散化を図るためのものであるため」(首都高速道路株式会社広報室)です。

 例外は、外環の外側の放射高速(常磐道・東北道・首都高S5埼玉大宮線)のインターと、首都高C1都心環状線内のランプとを行き来する場合で、このときに限って、迂回のために外環を“1JCT区間”(例えば三郷JCT〜川口JCT間)利用しても、外環道の料金は全額割引されます。

 ただし、外環を2JCT区間以上使うと対象外。関越道〜外環道〜首都高を行き来する場合も対象外ですが、川口JCTを回って迂回する場合のみ、美女木JCT〜川口JCT間の走行分だけ割引されます。

 またこの外環道割引は、あくまで外環の外側とC1都心環状線のランプを行き来する場合のみで、そのほかはすべて対象外ですから、割引対象になるケースは相当に限定されます。

 つまり、外環の内側に起終点があるドライバーにとっては大半の場合、“迂回は高くつく”ということです。これは「迂回を促進する」という、今回の料金改定の趣旨に合いません。


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