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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

2871荷主研究者:2013/05/12(日) 14:09:44

http://yamagata-np.jp/news/201304/19/kj_2013041900454.php
2013年04月19日10:38 山形新聞
前進〜日東道・県境区間事業化へ[中] 期待と課題・新潟県境編

日東道の県境事業化で、首都圏からの観光客アップに期待を膨らませるあつみ温泉街=鶴岡市湯温海 (クリックで拡大表示します)

 コンテナを載せたトラックがひっきりなしに行き交う。鶴岡市内の日本海東北自動車道(日東道)を通過する大型車両は1日約1200台。昨年3月末の鶴岡ジャンクション(JCT)―あつみ温泉インターチェンジ(IC)の開通で、市内を走る大型車両は1日300台ほど増え、物流は活発になっている。駐車場で休んでいたトラック運転手(42)は言う。「温海まで延びて助かる。一般道は時間がかかり疲れるから一刻も早く、さらにその先の新潟とつなげてほしい」

 かつて「陸の孤島」とやゆされた庄内地方。あつみ温泉IC―朝日まほろばIC(新潟県)が完成すれば商圏は南に延び、首都圏、さらには関西圏が射程に入る。鶴岡市の鶴岡商店会連合会の三浦新会長は「経済活動が活発になり、小売業者や商店にも波及するのではないか」と声を弾ませる。

 国土交通省酒田河川国道事務所によると、あつみ温泉IC開通後の昨年4〜12月の入り込み客数は27万人を超え、前年同期に比べて約5万人アップ。地元ではさらなる集客への期待が高く、特に東日本大震災以降、回復しない首都圏からの観光客へのPRに意欲を示す。同温泉のホテル経営者は「東京方面からのマイカー、バス利用客の予約が入りやすくなる。所要時間が読めるようになるのでセールスをしやすい」と語る。

 一方で不安の声も。県境の鶴岡市鼠ケ関地区。港などの施設は海沿いの国道7号付近に集まり、新たな高速道路と鼠ケ関IC(仮称)はそこから1キロほど離れた山沿いに整備される。鶴岡JCT―あつみ温泉ICの開通時は、同区間の国道7号沿いの観光客が減ったとされ、道の駅「あつみ」しゃりんは「高速利用者が素通りしてしまうのではないか。地域挙げて対策に取り組まなければならない」と危惧。佐藤真紀子自治会長は「これまでも地元の人たちが新潟に出て行ったように、首都圏に流れてしまうことは避けたい」と心境を吐露する。

 ストロー現象を招く恐れは同地区に限ったことではなく、庄内各地に当てはまる。山形のみちづくり評議会会長の柴田洋雄山形大名誉教授は「高速道路で商業圏がつながれば、中心、へき地といった概念はなくなる。だからこそ地域の魅力が問われ、ドライバーが素通りしてしまわないための個性をどう打ち出していくかが課題となる」と指摘。「そのためには地域がまとまる必要がある。全国向けのPR活動は欠かせず、対全国を見据えると、庄内はまさに一つにならなければならない」と広域連携の重要性を説いた。


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