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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

2495チバQ:2012/04/13(金) 21:31:22
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120413/bsd1204130500002-n1.htm
新たな観光・物流拠点に高まる期待 新東名御殿場−三ケ日間 (1/2ページ)2012.4.13 05:00

 新東名高速道路の御殿場ジャンクション(JCT)−三ケ日JCT間(約162キロ)が14日、静岡県内で開通する。中日本高速道路は2013年度に通行料収入で90億円の増収を見込み、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で展開する商業施設でもテナント料などでの収益拡大を狙い、「通過点だったSAやPAを『目的地』に変える」と意気込む。経済効果に対する観光・物流業界の期待も高まっている。

 SA・PAを目的地に

 沼津市の「新東名・駿河湾沼津SA」の新商業施設「NEOPASA(ネオパーサ)駿河湾沼津」で12日、地元住民らを招いて内覧会が開かれた。上り線は、地中海の港町を思わせる外観デザインが目を引く。フランス生まれの人気キャラクター「リサとガスパール」をテーマにしたカフェも入居し、SAとは思えない雰囲気だ。店舗を出す富士急行の担当者は「20〜40代のファンを呼び込みたい」と人気定着を目指す。

 施設は茶畑が広がる山間にあり、一般道からも乗り入れができる。市街地から車で約25分ほどと近く、「鮮魚や野菜など日常の買い物もできる」(地元の主婦)と前評判はいい。

 新しいという意味の「NEO」にPAとSAを組み合わせて名付けたネオパーサは、開通区間の上下線各4カ所に開設。人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界観を取り入れたバンダイの衣料品店や、雑貨も販売する有名ブランド「ビームス」の飲食店といった新業態や地元業者など計121店が入る。

 物流・観光への波及効果も少なくない。中日本高速道路は、東京などからの往復高速料金と静岡県内の高速道での乗り降りがセットになった旅行商品を期間限定で発売。高速道の周遊券は珍しく、この商品を組み合わせた宿泊プランを静岡県内のホテルなどが扱い、新規需要の掘り起こしを図る。

 静岡の地位向上

 新東名は、東名高速道路の渋滞解消に加え、「2つの大動脈」によって災害などに備えるために計画された。東名高速の御殿場−三ケ日間の1日当たりの平均交通量は10年度に7万4000台で、13年度には新東名と東名の合計で8万3000台に増えると予測されている。交通量が分散され、静岡県の富士IC−清水IC間で年間2500回発生していた渋滞は「事故渋滞を除けば、ほぼ解消される」(中日本高速道路)という。

 さらに、山沿いを走る新東名のルートはカーブや坂が緩やかで、走行距離は現行の東名経由よりも約10キロ短くなる。時間短縮効果や燃料費を抑えられるメリットがあり、日本通運は「引っ越しや物流を担うトラック輸送の使い勝手が良くなる」と期待。静岡経済研究所の中島寿志専務理事は「東京と名古屋の間を結ぶ物流拠点として、静岡の地位が高まる」と指摘する。

 もっとも、開通ブームが去った後もSAなどへの客足を維持するには、店舗の入れ替えなども視野に入れる必要もあり、出店業者からは「将来もバラ色というわけではない」との声も聞こえる。新たな試みを成功させるには、サービス面の充実も課題となりそうだ。(鈴木正行)


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